JP2016040432A - 防振型防音ドア - Google Patents

防振型防音ドア Download PDF

Info

Publication number
JP2016040432A
JP2016040432A JP2014164151A JP2014164151A JP2016040432A JP 2016040432 A JP2016040432 A JP 2016040432A JP 2014164151 A JP2014164151 A JP 2014164151A JP 2014164151 A JP2014164151 A JP 2014164151A JP 2016040432 A JP2016040432 A JP 2016040432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
door
sound insulation
panel
proof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014164151A
Other languages
English (en)
Inventor
道昭 松田
Michiaki Matsuda
道昭 松田
昌史 竹村
Masashi Takemura
昌史 竹村
和之 川原
Kazuyuki Kawahara
和之 川原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP2014164151A priority Critical patent/JP2016040432A/ja
Publication of JP2016040432A publication Critical patent/JP2016040432A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Special Wing (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

【課題】遮音性の高い重量ドアにおいて、空気伝搬音を遮音するとともに、ドア以外の、例えば室内の機械から構造物を介してドアに伝わる振動を低減して、ドア経由で空中に放射される固体伝搬音を低減したドアを提供する。
【解決手段】防振型防音ドア20は、ドア枠22に取り付けられるパネル枠24と、パネル枠24に防振材26を介して取り付けられる遮音パネル28とを有する。防振材26は、遮音パネル28の4辺に配置され、遮音パネル28が、パネル枠24に防振材26を介して取り付けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、高い遮音性と防振機能を併せ持った防振型防音ドアに関する。
機械室などに防音ドアを設置する場合、2種類の音の伝わり方を考慮する必要がある。すなわち、空気を振動させて空中を伝わる空気伝搬音と、床や壁を振動として伝わる固体伝搬音を遮断する必要がある。固体伝搬音は、機械などの運転に伴う振動が、壁から防音ドアの蝶番などのドア支持部を介して防音ドアに伝わり、振動がドアパネルにおいて音に変化して、空中に放射されることがある。例えば、清水、汚水、その他の液体を移送、排水、或いは加圧するポンプ機場や、その他の機械設備の運転に伴って発生する騒音が外部に空気伝搬音及び固体伝搬音として伝搬する。
このような場合、所定の防音性能を得るためには、空気伝搬音の遮音と、振動の防振による固体伝搬音の低減という二つの機能が必要になる。また、防音ドアを防振支持する場合、一般のドアとは異なる地震対策が必要になり、そのための機構を有することが求められる場合もある。
従来の防音ドアは、空気伝搬音の遮音を目的としており、ドアパネルを厚くしたり、ドアパネル内に吸音材を充填したりして、遮音性を高めている。
空気伝搬音の遮音のみを目的とした一般的な従来の防音ドアを、図15に示す。図15(a)は正面図、図15(b)は、図15(a)のAA方向に見た縦断面図、図15(c)は、図15(a)のBB方向に見た横断面図である。ドアパネル10が蝶番12によりドア枠14に取り付けられている。ドアパネル10内には遮音のために、グラスウールなどの充填材16が詰められている。すなわち、ドアパネル10は2枚の鋼板の間にグラスウールなどの吸音材を挟んで、遮音性を高めている。ドアパネル10とドア枠14とが当たる部分には、音漏れ防止用に弾性体を使用したドアパッキン18が具備されている。すなわち、ドアパネル10とドア枠14の隙間から音波が漏れるのを防ぐために、ゴムなどの弾性体を用いたドアパッキン18を具備している。
このような防音ドアは、空気伝搬音に対しては、所定の遮音性を発揮することができるが、機器の振動がドアに伝搬している場合、そこから発生する固体伝搬音を防止することはできない。そのため、空気伝搬音が十分に遮音されていたとしても、固体伝搬音の発生により、目的とする騒音値まで騒音を低減することができないことがある。
一方、ドアを設置する場所によっては、より遮音性を高めたり、ドアパネルを透過する騒音を抑制するだけではなく、ドアの開閉によって発生する騒音(「固体伝搬音」の一種)を抑制することが必要な場合もある。そのため、以下の文献のような工夫を行っている。
特許文献1では、ドア枠の取付金具に防振材を貼り着けて防振する構造を開示する。この発明は、ドアの開閉による振動および衝撃音の発生を防止することを目的とする。すなわち、ドア自体から発生した騒音が、ドアの外部に(例えば隣室等に)拡散することを防止することが目的である。
特許文献1では、取付金具が取り付けられている場所で、ドア枠は壁体と防振材を介して接触するが、この場所以外で、ドア枠が壁体と接触する箇所については、ドア枠は、弾性材よりなる防水材を介して壁体と接触することで、振動伝播を回避している。但し、こ
の構造では、弾性材に対する摩擦力と、弾性材をせん断する方向の力が働くように、ドアの荷重を弾性材は受けており、弾性材がせん断される又は劣化する可能性が高い。従って、重いドアを取付けることはできない。
特許文献2では、ドア枠と開口部の間に、ドア枠全周にわたって防振材を設けたことを特徴とする間仕切りパネル用のドア枠取付け構造が考案されている。比較的軽量な間仕切パネル用のドアを対象としている。目的も効果も特許文献1と同じである。
特許文献3では、文献2と同様に、ドア枠と、建物の開口部との間に、ドア枠全周にわたって緩衝材を設けたことを特徴とするドア枠の取付け構造が開示されている。目的も効果も文献1と同じである。隣室や、上下階への騒音伝搬の防止を目的としており、建物に設置するドアに関するものである。
特許文献1〜3は、いずれも、ドア自体から発生した騒音(ドア開閉音等)が、ドアの外部に(例えば隣室等に)拡散することを防止することが目的であり、ドア自体は通常のドアである。そのため、ドアの内部(室内)にある騒音源から、ドア自体を通過して外部(室外)に伝搬する騒音に対する対策はとられていない。
特許文献4では、1つの防音ドアを2枚のドアパネルで構成し、2枚のドアパネルのうち、1枚について、防振材でドアパネルの周縁を包囲するように支持することで固体伝搬音を除去する防音ドアが開示されている。防振材がドア表面に露出しないようになっているため、耐火性にも優れているとしている。この発明の目的は、スタジオ等で外部からの騒音を遮断するための構造を提供することにあり、ドアパネルに外部から進入してきた音によって当該ドアパネルに発生する振動を当該構造によって抑制して、室内側へ騒音が伝達されることを防止している。特許文献4では、外部から室内に入る騒音の防止を目的としており、固体伝搬音が外部へ放射される場合の防音対策については考慮されていない。
特許文献5では、ドアの蝶番が取付けられる支柱を、当該支柱に続く支柱の上下2箇所を防振ゴムで構成することで、ドアで発生する振動を減衰させる構造が開示されている。防振ゴムにより、ドアの開閉に伴う音と振動を断ち切るとしている。但し、この構造では防振ゴムに対して、鉛直に(重力方向に)荷重が掛からず、曲げ方向の力が掛かることがあるため、重いドアを取付けることは困難である。また、適正な防振性能を発揮させるためには、上下の防振ゴムの圧縮量を調整する必要があるが、特許文献5の構造では、困難である。
特開平8−218737 特開平5−263567 特開平7−305568 実開昭61−56488 実開昭63−10111
上記の従来技術に係わるドアの防振技術は、比較的軽量なドアを対象としている。一方、重量ドアは、その自重が大きく、その結果、空中を伝搬する音波(空気伝搬音)に対して大きな透過損失を有する。従来技術に係わるドアの防振技術は、比較的軽量なドアを対象としているため、重量ドアの防振には適さない。
本発明は、遮音性の高い重量ドアにおいて、空気伝搬音を遮音するとともに、ドア以外の、例えば室内の機械から構造物を介してドアに伝わる振動を低減して、ドア経由で空中に放射される固体伝搬音を低減したドアを提供するものである。本発明は、例えば、騒音を発生する機械室の屋外に面したドアに適用することが好ましい。
上記目的を達成するために、本発明では、ドア枠に取り付けられる防振型防音ドアにおいて、少なくとも1枚の遮音パネルと、前記防振型防音ドアのドアパネル枠部に配置された防振材とを前記防振型防音ドアは有し、前記防振材は、前記枠部の4辺に配置され、すべての枚数の前記遮音パネルについて、前記枠部と前記遮音パネルとの間に前記防振材が配置されている。
ここで、枠部とは、ドアパネルの構成要素として独立しているパネル枠を指す場合と、ドアパネルが例えば1枚の金属製のドアである場合のドアパネルの枠部(周辺部)を指す場合がある。
前記防振材は、前記遮音パネルの4辺のそれぞれをコの字型に囲むことができる。
また、前記防振材は、前記遮音パネルの、下辺を除く3辺のそれぞれをコの字型に囲み、前記遮音パネルの下辺に配置される前記防振材は、複数個の独立した防振材としてもよい。
なお、前記防振材は、前記遮音パネルの、下辺を除く3辺のそれぞれをコの字型に囲み、前記遮音パネルの下辺に配置される前記防振材は、前記遮音パネルの対向する表面及び裏面、及び前記遮音パネルの下面に配置され、前記表面及び裏面に配置される前記防振材を圧縮する圧縮手段を有するようにしてもよい。
前記防振材は、前記遮音パネルの、下辺を除く3辺のそれぞれをコの字型に囲み、前記遮音パネルの下辺に配置される前記防振材は、前記遮音パネルの対向する表面及び裏面、及び前記遮音パネルの下面に配置され、前記表面及び裏面に配置される前記防振材と、前記パネル枠と、前記遮音パネルとを貫通するとともに、前記防振材と前記パネル枠と前記遮音パネルとを互いに固定する固定部材を有するように構成することもできる。
ところで、遮音パネルには、騒音を低減するための遮蔽板が取り付けられ、前記枠部と前記遮蔽板との間に弾性シーリング材を配置することも可能である。
本発明の防振型防音ドアは、通常のドアパネルを含み、前記枠部は、前記通常のドアパネルの枠部であり、防振部材を介して前記通常のドアパネルに前記遮音パネルを取り付けてもよい。
この際に、防振部材は、前記通常のドアパネルの内部に取り付けると全体が薄くなり、好ましい。
さらに、本発明に、以下のような機能や、特徴的な構造を付加することができる。
・ドアパネルをセメント板として、高い遮音性を持たせることができる。セメント板は、建物外壁に類似した材質で、建物と外観を合わせることが可能である。
・ドアパネルの材料や構成の変更等によるドアパネルの軽量化を図る。これによりドアが設置される構造体や場所、及び、蝶番への荷重負荷が軽減できる。
・ドア枠に補強材(ターンバックルや筋交い)を設けることにより、ドア質量が大きい場合に、ドア枠を補強することができる。
・ドアにキャスタを設ける。これにより蝶番に掛かる荷重を低減できる。キャスタの車輪がゴムタイヤ製とした場合、防振性もあり、凸凹した箇所でも、重いドアを使用することが可能になる。
・ドアパッキンを二重化することにより、遮音性、防塵性、雨水シール性の向上が図れる。
・ドアの下部に位置するドア枠に、雨水用逃げ穴を設けることにより、ドア枠に進入した雨水を排水できる。
・抜き差し可能な蝶番とした場合、ドアが離脱可能となり、機械の搬入出などで広い開口が必要な場合に便利である。
・ドアに、カギや、地面に設けた穴に挿入するロッド棒を取り付けることにより戸締り機能をドアに付加できる。この結果、防犯性が向上する。
図1は、この発明の一実施形態に係る防振型防音ドアの概略構成を示す。 図2は、本発明の別の実施形態に係る防振型防音ドアの概略構成を示す。 防振ゴム34の具体的な取り付け方法を示す。 防振ゴム34の具体的な取り付け方法の他の例を示す。 図5は、本発明の他の実施形態に係る防振型防音ドアの概略構成を示す。 図6は、図5の実施例において、圧縮手段をさらに設けたものを示す。 図7は、本発明の他の実施形態に係る防振型防音ドアの概略構成を示す。 図8は、ドアパッキン18を設けた本発明の他の実施形態に係る防振型防音ドアの概略構成を示す。 図9は、本発明の他の実施形態に係る防振型防音ドア220の概略構成を示す。 図10は、本発明の他の実施形態に係る防振型防音ドア320の概略構成を示す。 図11は、本発明に係るドアパネルの種々の構成例を示す。 図12は、本発明に係るドアパネルのさらに別の種々の構成例を示す。 図13は、本発明の他の実施形態に係る防振型防音ドアの概略構成を示す。 図14は、本発明の他の実施形態に係る防振型防音ドアの概略構成を示す。 図15は、空気伝搬音の遮音のみを目的とした従来の防音ドアを示す。
次に添付図面を参照して、本発明による防振型防音ドアの実施例を詳細に説明する。以下では、同一の部材に対しては、同一の参照符号を付す。
図1は、本発明の一実施形態に係る防振型防音ドア20の概略構成を示す図である。図1(a)は正面図、図1(b)は、図1(a)のAA方向に見た縦断面図である。防振型防音ドア20は、枠部であるドア枠22に蝶番30を介して取り付けられるパネル枠24と、パネル枠24に防振材26を介して取り付けられる1枚の遮音パネル28とを有する。パネル枠24は、遮音パネル28の外周を囲み、断面はコの字型である。防振材26は、遮音パネル28の4辺に配置される。パネル枠24のコの字型部分に防振材26を配している。防振材26は、遮音パネル28の4辺のそれぞれをコの字型に囲み、遮音パネル24の下部は当該防振材26で遮音パネル28の荷重を受けながら防振支持されている。
図1では、防振材26の内側端部26aが、パネル枠24の内側端部24aと同じ位置になるように、防振材26のサイズが設定されている。図1(a)では、防振材26の内側端部26aと、パネル枠24の内側端部24aが、一致して示されている。なお、図1(a)では、遮音パネル28の外周28aの4辺が点線で示されている。
防振材26は、振動絶縁を目的とするものであり、その材料は、防振ゴムやグラスウール、ロックウール等の弾性材料である。
遮音パネル28は、遮音性を有するものであればよい。例えば、セメント板(「スレートボード」とも呼ばれる。)を利用できる。セメント板は、セメントおよび繊維質原料から構成される。パネル枠24は、鋼板等の金属や高強度のプラスチック等からなる。
防振型防音ドア20は、ドア枠22の中に嵌め込まれ、かつ防音ドア20は、通常のドアのように蝶番30でドア枠22に支持されている。パネル枠24に、防音ドア20を開閉するためのハンドルが取り付けられている。ドア枠22は、図示しない壁の開口に嵌め込まれ、かつ固定されている。
以上の構造により、機械の運転などにより室内で発生した振動が、ドア支持部(蝶番30)から遮音パネル28に伝搬することを抑制し、遮音パネル28から室外に向けて発生する固体伝搬音を低減できる。
図2に、本発明の別の実施形態に係る防振型防音ドア120の概略構成を示す。図2(a)は正面図、図2(b)は、図2(a)のAA方向に見た縦断面図である。本実施例の防振型防音ドア120では、防振材126は、遮音パネル28の、下辺を除く3辺のそれぞれをコの字型に囲み、遮音パネル28の下辺に配置される防振材は、複数個の独立した防振ゴム34であることを特徴とする。
パネル枠24の下辺を除く3辺において、そのコの字型部分に防振材126を配している。遮音パネル24の下部は防振ゴム34で防振支持されている。防振材126は、遮音パネル28の下辺を除く3辺のそれぞれをコの字型に囲む。
パネル枠24下部の防振装置である防振ゴム34については、防振ゴム34が支持する遮音パネル28の質量と、防振したい振動の周波数を考慮して、設置後に適切な固有振動数を防振ゴム34が有するように、防振ゴム34のバネ定数を選定する。
防振ゴム34の固有振動数(共振周波数)は、防振ゴム34のバネ定数とその個数と、支持する遮音パネル28の質量から決まる。すなわち、固有振動数は、防振ゴム34の圧縮量から決まる。この固有振動数が、防振したい振動の周波数と異なるように、防振ゴム34の圧縮量を設定する。この結果、振動がパネル枠24から遮音パネル28に伝達されることが防止できる。
本実施例では、防振したい振動の周波数に合わせて、防振装置の設計が可能なため、例えば、近くに設置された機械から発生する振動の周波数が既知であれば、効率よく防振することができる。
防振ゴム34の具体的な取り付け方法の一例を図3,4に示す。図3(a)、図4(a)は、取り付ける前の防振ゴム部品34a、34bを示し、図3(b)、図4(b)は、取り付け後の防振ゴム部品34a、34bを示す。図3の防振ゴム部品34aは、防振ゴム34が底板36に取り付けられており、底板36には、2つのボルト用貫通孔38がある。防振ゴム34の上部には、ボルト40が取り付けられた板42が取り付けられている。取付手順としては、防振ゴム部品34aの底板36を、ボルトを用いてナット44で、パネル枠24に固定する。次に、遮音パネル28を防振ゴム部品34a上に位置合わせをして配置し、ボルト40を用いてナット46で、遮音パネル28に固定する。遮音パネル28には、ナット46を回転できるようなアクセス用のスペースが設けてある。
図4の防振ゴム部品34bは、防振ゴム34が底板36aに取り付けられており、底板36aには、ボルト48が取り付けられている。防振ゴム34の上部には、ボルト40が取り付けられた板42が取り付けられている。取付手順としては、ボルト48を、パネル
枠24の下部50に設けられた貫通孔に通す。次に防振ゴム部品34bの底板36aを、ボルト48を用いてナット44で、パネル枠24に固定する。遮音パネル28を防振ゴム34b上に位置合わせをして配置し、ボルト40を用いてナット46で、遮音パネル28に固定する。遮音パネル28には、ナット46を回転できるようなアクセス用のスペースが設けてある。
なお、図3,4に示すように、遮音パネル28の側面と、当該側面に対向するパネル枠24の側面との間には、荷重を受けずに、隙間を塞ぐための目的で、かつ、振動も伝えない防振材の一種である弾性シーリング材51を挿入することができる。
弾性シーリング材は、シリコン系シーリング材やポリサルファイド系シーリング材である。
図5、6に、本発明の他の実施形態に係る防振型防音ドアの概略構成を示す。図5は防音ドアの下部の縦断面図である。本実施例の防振型防音ドアでは、防振材は図2と同様に、遮音パネル28の、下辺を除く3辺をコの字型に囲む。遮音パネル28の下辺に配置される防振材52,54,56は、コの字型であるが、一体化はされておらず、3個の部品に分かれている。防振材52,54,56は、遮音パネル28の対向する表面58及び裏面60、及び遮音パネル28の下面62に配置される。
図6は、図5の実施例において、表面58及び裏面60に配置される防振材52,54を圧縮する圧縮手段をさらに設けたものを示す。防振材52,54を圧縮する目的は、図2において、防振ゴム34が防振性能を発揮するように選定した理由と同一である。すなわち、防振材52,54の固有振動数が、防振したい振動の周波数と異なるように、防振材52,54の圧縮量を設定する。図2においては、遮音パネル28の荷重により防振ゴム34が圧縮されたが、図6では、圧縮手段により防振材52,54が圧縮される。
圧縮手段は、防振材54を押す板64と、板64を押す押しボルト68と、固定用ナット70とを含む。固定用ナット70は、パネル枠24に溶接等により固定されている。防振材52、54への圧縮力は、押しボルト68のヘッドと固定用ナット70との間の距離を設定することにより、設定される。
図7に、本発明の他の実施形態に係る防振型防音ドアの概略構成を示す。図7は防音ドアの下部の縦断面図である。この実施例は、図5の実施例と同様に、防振材は、遮音パネル28の、下辺を除く3辺をコの字型に囲み、遮音パネル28の下辺に配置される防振材52,54,56は、遮音パネルの対向する表面58及び裏面60、及び前記遮音パネルの下面62に配置される。表面58及び裏面60に配置される防振材52,54と、パネル枠24と、遮音パネル28とを貫通するとともに、防振材52,54とパネル枠24と遮音パネル28とを互いに固定する固定部材を有する。固定部材は、防振材52,54及び遮音パネル28の脱落防止、地震対策、防振材52,54への圧縮力の設定という効果の少なくとも1つを有する。
固定部材は、防振材52,54とパネル枠24と遮音パネル28とを貫通するボルト72と、ナット74と、ワッシャ76,78と、防振材80,82とを含む。ボルト72とナット74による締め付け量の調整により、防振材52,54、及び防振材80,82の圧縮量を変化させて、防振材52,54、及び防振材80,82の固有周波数を変化させる。この結果、効率よく防振できる。この場合、パネル枠24はボルト72とナット74の締めつけによって防振材52、54を圧縮する程度の変形を生じる剛性とする。
また、風荷重がドアパネルに作用し、ドアパネルが水平方向に押されたり、引かれたりした場合、防振材52,54、及び防振材80,82をボルトとナットで予め圧縮してお
くことにより、風圧で多少ドアの位置が移動しても、防振材52と防振材54は、どちらかが圧縮量が増え、もう片方の圧縮量が減るが、予め与えた圧縮量の範囲内であれば、双方とも圧縮を保ったままとなる。
一般に防振材は、その製品ごとに決められた長さだけ圧縮していないと、防振性能を発揮することができない。予め圧縮しない場合、風圧によって、防振材52と防振材54のどちらかの圧縮量がなくなるか小さくなり過ぎるかすると、必要な防振性能が発揮できなくなり、ドアパネルに振動が伝搬して、固体伝搬音が発生する可能性がある。図7の場合、そのような問題を防ぐことができる。
なお、図8に示すように、パネル枠24とドア枠22とが当たる部分には、音漏れ防止用に弾性体を使用したドアパッキン18を設けてもよい。また、パネル枠24が背面パネル84を有してもよい。防振材86は、遮音パネル28の外周のみではなく、背面パネル84と遮音パネル28との間の、遮音パネル28の全面に配置される。遮音性を高めるためである。
図9に、本発明の他の実施形態に係る防振型防音ドア220の概略構成を示す。図9は防音ドア220の縦断面図である。防音ドア220は、防振部を有しない通常のドア88と一体化されている。具体的には、ドア88のパネル枠224が延長枠部225を有する。防振部を有しない通常のドア88の室外側に、防振材286を介して遮音パネル28が配置される。この実施例では、防振材286は、延長枠部225に配置された防振材286aと、ドア88と遮音パネル28との間に配置された防振材286bから構成されている。防振材286aと防振材286bは、一体化されている。なお、防振材286aと防振材286bは別部品でもよい。
図10に、本発明の他の実施形態に係る防振型防音ドア320の概略構成を示す。図10(a)は、ドアを閉めたときにドア枠からドアの開閉部がはみ出す実施例であり、図10(b)は、ドアの開閉部が収まる実施例である。なお、通常、防音ドアには、ドアパッキンはつけるが、つけなくてもよい。図10は防音ドア320,320aの縦断面図である。図10(a)では、遮音パネル28がドア枠22の外に飛び出している。図10(b)では、防音ドア320aの全体がドア枠22の内部にあり、遮音パネル28がドア枠22の外に飛び出していない。
遮音パネル(セメント板)28には、騒音を低減するための遮蔽板324がビス108により取り付けられ、通常のドアのドアパネル90の枠部と遮蔽板324との間に、防振材の機能を有する弾性シーリング材326が配置されている。
防振型防音ドア320,320aは、通常のドアパネル90を含み、防振型防音ドア320,320aの枠部は、通常のドアパネル90の枠部である。防振部材である防振ゴム92を介して通常のドアパネル90に遮音パネル28が取り付けられている。防振ゴム92は、通常のドアパネル90の外部、すなわち外表面に取り付けられている。
防音ドア320,320aは、防振性を有しない通常のドア90に防振ゴム92を介して、取り付けられているが、具体的には、防振ゴム92は、支持部材94とボルトナット96により通常のドア90に取り付けられている。通常のドア90に、遮音パネル28が、防振ゴム92と弾性シーリング材326を介して取り付けられている。従って、通常のドア90に対して、固体伝搬音が発生することが防止される。
以上のように、図10の実施例では、通常のドアパネルのパネル枠に防振材を介して、遮音パネル28を取り付けている。遮蔽板は、遮音パネル28に取り付けられており、ド
アパネルから振動が伝わらないように、ドアパネルとの間には隙間をあけているが、ここから音が漏れないように(防水も兼ねて)弾性シーリング材を充填している。
遮蔽板は、遮音パネル側に取り付けるが、場合によっては、ドアパネルに取り付けることもある。遮音パネルとドアパネルは振動絶縁されている必要があるので、どこかに隙間をあける。その際に、音漏れ防止に、弾性シーリング材などを充填する。そのため遮蔽板は、遮音パネルを支持していない。パネル枠は、パネルを支持するものであり、本実施例では、遮蔽板は各種隙間からの音漏れを防止するのが目的で、何かを支持するものではない。
製造上は、パネル枠と遮蔽板を一体で作ることは可能であるが、それらの目的が異なることと、基本的にパネル枠はドア枠に、遮蔽板は遮音板(セメント板)に取り付けるものであるため、本実施例では一体にしてはいない。
遮蔽板は、色々な取付方法があるが、この実施例では、遮音パネルに取り付けて、ドアパネル等との隙間を弾性シーリング材で埋める構造にしている。
なお、本発明の防振型防音ドアは、建物のドアとして使用することもできるし、建物の外部に設置された遮音壁の一部にも、防音ドアとして嵌め込んで使用できる。従って、建物のドアだけについて固体伝搬音を防止して防音性能を向上させることが可能であり、遮音壁の一部に防音ドアとして嵌め込んだ場合は、遮音壁に設置されたドアの固体伝搬音を防止して防音性能を向上させることが可能である。
次に、ドアパネルの種々の構成例について説明する。図11は、本発明に係る遮音パネルの種々の構成例を示す。
図11(a)に示すものは、図1に示すものである。本図及び図1に示すドアは、鋼板製のパネル枠24の中に、セメント板97をはめ込んだものであり、遮音パネル28は鋼板製のパネル枠24に取付けられている。本図のように、遮音パネル28には、密度の大きいセメント板97を用いて遮音性を高めることができる。
図11(b)に示す別の例のように、防音ドアの遮音パネル128は、外側全体を覆っている鋼板98と、鋼板98内に充填されている充填材100から構成されている。充填材には、比較的密度の高いグラスウール(32kg/m3程度)やロックウール(80kg/m3程度)を使用する。
図11(c)に示すさらに別の例では、遮音パネル128aは、外側全体を覆っている鋼板98の内部にセメント板97を配置している。
なお、遮音パネルの表面は、建物の外壁に合わせたり、一般のドアに近い仕上がりにしたりするなど、意匠上適したものとすることができる。
図12は、本発明に係る遮音パネルのさらに別の種々の構成例を示す。図12は、遮音パネル128の外側全体を、制振鋼板102と遮音シート104で構成された複層パネルにしたものである。これらは、最外層に制振鋼板102を配置し、その内側に遮音シート104を配置したものであり、遮音性能は若干落ちるが、ドアをできるだけ軽くするための方法として、遮音パネルの表側にある鋼板の部分を、より薄い制振鋼板102にして、遮音性能の低下を補うために複層パネルとした。
遮音シートの材料としては、硬いプラスチックや硬いゴム板等が使用できる。
図12(a)は、遮音シート104の内部にセメント板97を設置することで、質量を減らしつつ、遮音性が低下しない。図12(b)は、遮音シート104の内部にグラスウールなどの充填材106を詰めたものである。
図12(c)は、図12(a)と同様な遮音シート104の内部に、図12(a)で示すよりも薄いセメント板97aを内包し、セメント板97aの周囲に充填材106を配置することで、質量を減らしつつ、遮音性が低下しない。
図13は、本発明の他の実施形態に係る防振型防音ドアの概略構成を示す。セメント板を用いた場合、ドアパネルは重くなるため、ドアの開閉時に蝶番に掛かる負荷も大きい。そこで、ドアの開く側のドアパネル面に、キャスタが固定されたキャスタ取付脚を取付ける。
例えば、図9に示す防音ドア220に、図13に示すように、ゴムタイヤ110付きのキャスタ112を、キャスタ取付脚114を介してパネル枠224に取付ける。この場合、ドア220の荷重を床116で受けながら、ドア220を開閉することができるとともに、ゴムタイヤ110で振動が減衰するため、床面からドア220に振動が伝搬して固体伝搬音が発生することもない。また、ゴムタイヤ110を用いることで、床面に多少の凸凹があってもドア220の開閉に支障はない。また、蝶番への荷重が減るため、耐久性の低下や、スムーズな開閉ができなくなるなどの不具合を防止できる。
図14に、本発明の他の実施形態に係る防振型防音ドア420の概略構成を示す。図14(a)は、図14(b)のAA断面図であり、図14(b)は、正面図である。本実施例は図10(a)の実施例と似ているが、本実施例では、ドアパネル190の内側に防振ゴム92を取り付けて、遮音パネル(セメント板)28を支持している点が、図10(a)の実施例と異なる。ドア枠の奥行きを増やすことなく遮音パネル28が、ドア枠からはみ出すことが、図10(a)の実施例より少なくなる。ドア枠422の奥行きが、図14(a)に示すドア枠422よりもさらに大きくすることが可能である場合は、ドア枠内に遮音パネル28を収納することもできる。
遮音パネル28には、騒音を低減するための遮蔽板424が取り付けられ、通常のドアのドアパネル190の枠部と遮蔽板424との間に、防振材の機能を有する弾性シーリング材424が配置されている。
防振型防音ドア420は、通常のドアパネル190を含み、防振型防音ドア420の枠部は、通常のドアパネル190の枠部である。防振部材である防振ゴム92を介して通常のドアパネル190に遮音パネル28が取り付けられている。防振ゴム92は、通常のドアパネル190の内部、すなわち内表面に取り付けられている。特に、室内側のパネル190aの内表面に取り付けられている。
防音ドア420は、遮音性を有しない通常のドア190に防振ゴム92を介して、取り付けられているが、具体的には、防振ゴム92は、支持部材94とボルトナット96により通常のドア190に取り付けられている。通常のドア190に、遮音パネル28が、防振ゴム92と弾性シーリング材426を介して取り付けられている。従って、通常のドア90に対して、固体伝搬音が発生することが防止される。
ドアパネル190の内部は、中空、中実のいずれも可能であり、中実の場合は、防振ゴム92を取り付ける部分のみ、空間を設ける。
以上のように、図14の実施例では、通常のドアパネルのパネル枠に防振材を介して、遮蔽板を取り付けている。遮蔽板424は、遮音パネル28に取り付けられており、ドアパネルから振動が伝わらないように、ドアパネルとの間には隙間をあけているが、ここから音が漏れないように(防水も兼ねて)弾性シーリング材426を充填している。
ところで、本発明では、以下のような付加的な構成を防音ドアに施してもよい。図2等
の遮音パネルにターンバックルや斜交いなどの補強材を取付けることで、セメント板を使用した重い遮音パネルでも変形しない十分な強度を持たせることができる。
また、ドアパッキンを二重化することで、遮音性、防塵性、雨水シール性(防滴性)を高めることができる。
また、パネル枠の最下部の構造体に、雨水等の逃げ穴をあけることで、パネル枠の周囲から雨水等が浸入した場合にも、これを排水することができる。
また、蝶番を軸の部分で抜差しができる抜差し蝶番とすることで、ドアを取り外せる構造とすることもできる。機械室などで、ドアを通して大型機器を搬入出する場合に、作業が容易になる。
また、ドアにカギを取付けて防犯性を向上させることや、ハンドルに連動してドアを床面に固定するロッド棒を、ドアに取付けることもできる。ロッド棒は、床面に設けた穴に固定されることにより、ドアの閉鎖状態がより強固になり、遮音性が高まる。

Claims (8)

  1. ドア枠に取り付けられる防振型防音ドアであって、
    少なくとも1枚の遮音パネルと、前記防振型防音ドアのドアパネル枠部に配置された防振材とを前記防振型防音ドアは有し、
    前記防振材は、前記枠部の4辺に配置され、すべての枚数の前記遮音パネルについて、前記枠部と前記遮音パネルとの間に前記防振材が配置されていることを特徴とする防振型防音ドア。
  2. 前記防振材は、前記遮音パネルの4辺のそれぞれをコの字型に囲むことを特徴とする請求項1に記載の防振型防音ドア。
  3. 前記防振材は、前記遮音パネルの、下辺を除く3辺のそれぞれをコの字型に囲み、前記遮音パネルの下辺に配置される前記防振材は、複数個の独立した防振材であることを特徴とする請求項1に記載の防振型防音ドア。
  4. 前記防振材は、前記遮音パネルの、下辺を除く3辺のそれぞれをコの字型に囲み、前記遮音パネルの下辺に配置される前記防振材は、前記遮音パネルの対向する表面及び裏面、及び前記遮音パネルの下面に配置され、
    前記表面及び裏面に配置される前記防振材を圧縮する圧縮手段を有することを特徴とする請求項1に記載の防振型防音ドア。
  5. 前記防振材は、前記遮音パネルの、下辺を除く3辺のそれぞれをコの字型に囲み、前記遮音パネルの下辺に配置される前記防振材は、前記遮音パネルの対向する表面及び裏面、及び前記遮音パネルの下面に配置され、
    前記表面及び裏面に配置される前記防振材と、前記パネル枠と、前記遮音パネルとを貫通するとともに、前記防振材と前記パネル枠と前記遮音パネルとを互いに固定する固定部材を有することを特徴とする請求項1に記載の防振型防音ドア。
  6. 前記遮音パネルには、騒音を低減するための遮蔽板が取り付けられ、前記枠部と前記遮蔽板との間に前記防振材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の防振型防音ドア。
  7. 防振型防音ドアは、通常のドアパネルを含み、前記枠部は、前記通常のドアパネルの枠部であり、防振部材を介して前記通常のドアパネルに前記遮音パネルが取り付けられることを特徴とする請求項6に記載の防振型防音ドア。
  8. 前記防振部材は、前記通常のドアパネルの内部に取り付けられることを特徴とする請求項7に記載の防振型防音ドア。
JP2014164151A 2014-08-12 2014-08-12 防振型防音ドア Pending JP2016040432A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014164151A JP2016040432A (ja) 2014-08-12 2014-08-12 防振型防音ドア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014164151A JP2016040432A (ja) 2014-08-12 2014-08-12 防振型防音ドア

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018205164A Division JP6686102B2 (ja) 2018-10-31 2018-10-31 防振型防音ドア

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016040432A true JP2016040432A (ja) 2016-03-24

Family

ID=55540823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014164151A Pending JP2016040432A (ja) 2014-08-12 2014-08-12 防振型防音ドア

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016040432A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108005555A (zh) * 2017-12-28 2018-05-08 南京方易日辰电子科技有限公司 一种音乐教室用隔音板
CN109356487A (zh) * 2018-11-22 2019-02-19 中国人民解放军92578部队 一种重型隔声电动推拉门
JP2019055876A (ja) * 2017-08-10 2019-04-11 サノヤス建機株式会社 工事用扉
CN109653659A (zh) * 2018-12-28 2019-04-19 南宁市钢之泰轻钢彩板有限公司 一种用于活动板房的可拆卸门
AU2020230241B2 (en) * 2019-09-09 2022-06-02 Tacam Steel Pte Ltd Composite panel and method for manufacturing the same

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5158508U (ja) * 1974-11-01 1976-05-08
JPS52110057U (ja) * 1976-02-16 1977-08-22
JPS6156488U (ja) * 1984-09-19 1986-04-16
JPS6231687U (ja) * 1985-08-09 1987-02-25
JPH08218511A (ja) * 1995-02-08 1996-08-27 Yasaka Dentaru Syst:Kk 防音装置
US20100269450A1 (en) * 2009-04-27 2010-10-28 Speyer Door And Window, Inc. Door panel with thermal break

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5158508U (ja) * 1974-11-01 1976-05-08
JPS52110057U (ja) * 1976-02-16 1977-08-22
JPS6156488U (ja) * 1984-09-19 1986-04-16
JPS6231687U (ja) * 1985-08-09 1987-02-25
JPH08218511A (ja) * 1995-02-08 1996-08-27 Yasaka Dentaru Syst:Kk 防音装置
US20100269450A1 (en) * 2009-04-27 2010-10-28 Speyer Door And Window, Inc. Door panel with thermal break

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019055876A (ja) * 2017-08-10 2019-04-11 サノヤス建機株式会社 工事用扉
CN108005555A (zh) * 2017-12-28 2018-05-08 南京方易日辰电子科技有限公司 一种音乐教室用隔音板
CN109356487A (zh) * 2018-11-22 2019-02-19 中国人民解放军92578部队 一种重型隔声电动推拉门
CN109653659A (zh) * 2018-12-28 2019-04-19 南宁市钢之泰轻钢彩板有限公司 一种用于活动板房的可拆卸门
AU2020230241B2 (en) * 2019-09-09 2022-06-02 Tacam Steel Pte Ltd Composite panel and method for manufacturing the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016040432A (ja) 防振型防音ドア
JP6538319B2 (ja) ドア枠の取付構造及び取付方法
KR101121076B1 (ko) 충격완충구조를 갖는 철골구조물
JP6149270B2 (ja) 遮音材付仮設足場
JP2010265645A (ja) 間仕切壁構造
RU2439253C1 (ru) Акустически комфортное помещение с шумозащитным оборудованием
KR101727501B1 (ko) 케이블을 활용한 슬래브 진동 저감 시스템 및 방법
RU2530437C1 (ru) Акустическая конструкция цеха кочетова
KR100803349B1 (ko) 건축물의 방진 방음 패널
KR20200054597A (ko) 방화문의 결로 방지 구조
KR100803350B1 (ko) 층간 소음방지용 패널
JP6686102B2 (ja) 防振型防音ドア
KR20170136303A (ko) 층간 소음 방지 구조
RU2440467C1 (ru) Акустически комфортное помещение
RU2440468C1 (ru) Акустическая конструкция
KR102001927B1 (ko) 창틀 설치용 마감 조립체
RU2490401C1 (ru) Производственное помещение с низким уровнем шума
JP2009270286A (ja) 天井構造及びその施工方法
EP3339524A1 (en) A building
KR101838656B1 (ko) 구조체에서 전달되는 진동소음과 비내력벽 이음부를 통한 공기전달음을 저감시키는 벽체의 시공방법
RU2648733C2 (ru) Устройство для акустической защиты оператора
RU2425931C1 (ru) Производственное помещение с низким уровнем шума
RU2543827C2 (ru) Акустическая конструкция цеха
KR100883058B1 (ko) 건축용 패널
KR100844044B1 (ko) 건축물의 방진 방음 패널

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180704

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180824

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190115