JP2016038486A - 光モジュール - Google Patents

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Kensaku Shimada
健作 島田
寿久 横地
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Abstract

【課題】薄型化が可能な光モジュールを提供する。
【解決手段】光モジュール1は、受発光素子21、光結合部25、電子部品19を搭載する回路基板13と、回路基板13の一端に接続された電気コネクタ40と、光結合部25に接続された光ファイバ6を含む光ケーブル2と、回路基板13を収容するハウジング12と、を備える。回路基板13は、電気コネクタ40が接続された第1の基板13aと、光結合部25を搭載する第2の基板13bと、第1の基板13aと第2の基板13bとを連結する連結部13cと、を有する。第2の基板13bは、第1の基板13aに対し、光結合部25が配置された第1面M3と反対の方向へオフセットするように配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、光モジュールに関する。
大容量データを送受信する光ケーブルとして、アクティブオプティカルケーブル(AOC:Active Optical Cables)がある。AOCは、伝送中に生じる信号波形のひずみを補正する機能を有する。
特許文献1には、AOCに利用できる光モジュールが記載されている。この光モジュールでは、電気コネクタから電気信号が入力され、回路基板に実装された光電変換部において光信号に変換される。そして、光電変換部に光学的に接続された光ファイバを介して光信号が伝送される。
特開2013−137479号公報
上述した光モジュールは、パーソナルコンピュータや携帯情報端末といった電子機器に接続される。近年、電子機器は薄型化が進んでいる。従って、これら電子機器に接続される光モジュールについても一層の薄型化が望まれている。
そこで、本発明は、薄型化が可能な光モジュールを提供することを目的とする。
本発明の一形態は、光素子、光結合部、電子部品を搭載する回路基板と、回路基板の一端に接続された電気コネクタと、光結合部に接続された光ファイバを含む光ケーブルと、回路基板を収容するハウジングと、を備える光モジュールであって、回路基板は、電気コネクタが接続された第1の基板と、光結合部を搭載する第2の基板と、第1の基板と第2の基板とを連結する連結部と、を有し、第2の基板は、第1の基板に対し、光結合部が配置された第1面と反対の方向へオフセットするように配置されている。
本発明によれば、薄型化が可能な光モジュールが提供される。
本発明の第1実施形態に係る光モジュールの斜視図である。 光ケーブルの断面図である。 光モジュールの分解斜視図である。 光モジュールの断面図である。 電気コネクタの断面図である。 光モジュールの要部を示す断面図である。 本発明の変形例に係る光モジュールの断面図である。 本発明の別の変形例に係る光モジュールの要部を示す断面図である。 本発明の更に別の変形例に係る光モジュールの断面図である。 図9に示された光モジュールの平面図である。
[本願発明の実施形態の説明]
最初に本願発明の実施態様を列記して説明する。
本発明の一形態は、光素子、光結合部、電子部品を搭載する回路基板と、回路基板の一端に接続された電気コネクタと、光結合部に接続された光ファイバを含む光ケーブルと、回路基板を収容するハウジングと、を備える光モジュールであって、回路基板は、電気コネクタが接続された第1の基板と、光結合部を搭載する第2の基板と、第1の基板と第2の基板とを連結する連結部と、を有し、第2の基板は、第1の基板に対し、光結合部が配置された第1面と反対の方向へオフセットするように配置されている。
この光モジュールによれば、比較的嵩高い部品である光結合部をハウジング内に効率よく収容できるので、光モジュールを薄型化できる。
また、第1面は、第1面の法線方向の高さが最も大きい電子部品を搭載することとしてもよい。これにより、最も嵩高い電子部品をもハウジング内に配置できる。
第1面の裏側の表面である第2面に、回路基板とハウジングとを熱的に接続する放熱部が搭載されていても良い。また、第2面とハウジングとの間の第2の隙間の、第2面の法線方向における高さは、第1面と前記ハウジングとの間の第1の隙間の、第1面の法線方向における高さより小さいことが好ましい。これにより、放熱部を薄くできる。従って、光結合部や電子部品で生じた熱を、回路基板を介して効率よく放熱することができる。
第1面とハウジングとの間の第1の隙間には、第1面と平行な面に沿って光ファイバが曲げられた部分が配置されていることとしてもよい。これにより、光ファイバの先端の向く方向を変える際に、光ファイバが曲げられた部分を収容するスペースを確保できる。
電子部品は波形整形器を含み、第1の基板は波形整形器を搭載する。また、第1の基板とハウジングは、第1面の法線方向において、互いに熱的に接続されており、第2の基板とハウジングは、第2面の法線方向において、互いに熱的に接続されていることが好ましい。これにより、発熱量の大きい部品である光結合部と波形整形器を熱的に分離できる。
連結部は、電子部品を搭載することとしてもよい。これにより、電子部品の実装密度が向上し、回路基板を小型化できる。
光結合部は、光ファイバを保持する穴を備えるフェルールを含み、ハウジングは、後端から光ファイバを導入する導入部を含み、第1面から穴までの高さは、第1面から導入部までの高さと略一致していてもよい。これにより、ハウジング内に導入された光ファイバは高さ方向に曲げられることなく光結合部に保持される。従って、光ファイバの損傷を防止することができる。
[本願発明の実施形態の詳細]
本発明に係る光モジュールの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1に示されるように、第1実施形態に係る光モジュール1は、光ケーブル2と、コネクタモジュール3を含む。光ケーブル2は、光信号を双方向に伝送する。コネクタモジュール3は、パーソナルコンピュータ等の電子機器に接続され、光ケーブル2を伝わる光信号を電気信号に変換して電子機器に出力する。また、コネクタモジュール3は、電子機器から出力された電気信号を光信号に変換して光ケーブル2に出力する。
図2に示されるように、光ケーブル2は、光ファイバテープ4と、インナーチューブ7と、介在層8と、金属層9とを有している。光ファイバテープ4は、複数の光ファイバ6を並列させ、被覆樹脂でテープ状に一体化したものである。光ファイバテープ4は、インナーチューブ7内に収容されている。更に、インナーチューブ7は、抗張力繊維である介在層8に覆われている。介在層8は、複数本の金属繊維からなる金属層9に覆われている。金属層9は、絶縁樹脂からなる外被11に覆われている。
光ファイバ6は、細径のHPCF(HPCF:Hard Plastic Clad Fiber)である。光ファイバ6は、ガラス製のコアと、硬質プラスチック製のクラッドとを有している。コアの直径は、一例として80μmである。このような光ファイバ6によれば、光ファイバ6が小径に曲げられた場合でも破断し難くなる。また、光ファイバ6によれば、曲げによる光損失の増大を抑制することができる。なお、光ファイバ6としては、ガラス製のコアと、ガラス製のクラッドとを有するAGF(AGF:All Glass Fiber)を用いても良い。
インナーチューブ7は、絶縁性樹脂により形成されている。この絶縁性樹脂としては、例えば、ノンハロゲン難燃性樹脂であるPVC(Polyvinylchloride)が挙げられる。介在層8は、極細径のアラミド繊維といった抗張力繊維である。金属層9は、複数本の錫めっき導線を編組した金属編組である。外被11は、絶縁樹脂により形成されている。この絶縁樹脂としては、例えば、ポリオレフィンが挙げられる。
図1に示されるように、コネクタモジュール3は、ハウジング12と、電気コネクタ40と、回路基板13(図3参照)とを備えている。電気コネクタ40は、ハウジング12の前端に設けられている。回路基板13は、ハウジング12に収容されている。なお、以下の説明において、説明の便宜上、電気コネクタ40側を「前」と呼び、光ケーブル2側を「後」と呼ぶ。そして、図1に示されるように、この前後方向D1に直交する方向を幅方向D2と称する。そして、これら前後方向D1及び幅方向D2のそれぞれに直交する方向を高さ方向D3と称する。
図3に示されるように、ハウジング12は、金属ハウジング14と、樹脂ハウジング16とを有している。金属ハウジング14は、回路基板13などから発生する熱を外部に放熱させる。金属ハウジング14は、断面が略U字形状をなすカバー14aと、断面が略U字形状をなすベースプレート14bとを有し、回路基板13などを収容する内部空間を定義する。金属ハウジング14の前端には電気コネクタ40が配置されている。金属ハウジング14の後端には、光ケーブル保持部17が取り付けられている。光ケーブル保持部17は、板状の基部17aを有している。金属ハウジング14は、熱伝導率の高い金属材料により形成されている。金属材料の熱伝導率は、好ましくは100W/m・K以上である。例えば、金属ハウジング14は、鋼(Fe系)、ブリキ(錫めっき銅)、ステンレス、銅、真鍮、アルミなどにより形成されている。
図4に示されるように、ハウジング12は、導入部14cを有している。導入部14cは、後端から光ファイバ6を収容空間K内に導入する。この導入部14cは、その高さ方向D3における中心軸A1が、後述する電気コネクタ40の高さ方向D3における中心軸AXと一致している。なお、導入部14cを含む金属ハウジング14の後方の壁は、カバー14aおよびベースプレート14bと別体に構成しても良い。
樹脂ハウジング16は、金属ハウジング14を覆い、ポリカーボネートといった樹脂材料により形成されている。ブーツ15は、樹脂ハウジング16の後端に取り付けられ、光ケーブル保持部17を覆っている。ブーツ15の後端は、光ケーブル2の外被11に対して接着されている。
回路基板13は、収容空間Kに収容されている。回路基板13は、絶縁基板と、パターン配線Pとを有している。絶縁基板は、例えばガラスエポキシ基板、セラミック基板である。パターン配線Pは、絶縁基板の表面又は内部に形成されている。パターン配線Pは、例えば金(Au)、アルミ(Al)又は銅(Cu)である。
回路基板13は、前後方向D1に沿って前方から第1の基板13aと、連結部13cと、第2の基板13bを含む。回路基板13は、第1の基板13aと連結部13cとの間で曲がり、更に、連結部13cと第2の基板13bとの間で曲がっている。
回路基板13の第1面M3は、波形整形器19a、受発光素子21、受発光素子21を制御する図示しないIC、及びレンズモジュール22を搭載する。また、回路基板13の前端には、電気コネクタ40が取り付けられている。また、連結部13cの両面には、種々の電子部品19cが取り付けられている。
図5に示されるように、電気コネクタ40は、本体41と、一対の端子42とを有している。本体41は、一対の端子42を所定の隙間をもって保持する。本体41は、接続ポート差込部41aと、基板差込部41bとを有している。接続ポート差込部41aは、本体41の前方に形成されている。基板差込部41bは、本体41の後方に形成されている。
端子42は、光モジュール1と電子機器との間の電気的接続を確保する。端子42は、端子接触部42aを有し、電子機器の接続ポートの接触端子を挟み込むことにより、電気的接続を確保する。
また、端子42は、基板差込部41bに形成された基板接触部42bを有している。基板接触部42bは、回路基板13のパターン配線Pを挟み込むことにより、電気的接続を確保する。
回路基板13には、複数の電子部品19が搭載されている。電子部品19は、第1の基板13a、第2の基板13b及び連結部13cに搭載されている。電子部品19は、電源回路や波形整形器19aであるCDR(Clock Data Recovery)装置を含む。
光結合部25は、受発光素子21と、受発光素子を制御する図示しないICと、レンズモジュール22とフェルール23を含む。光結合部25は、光ケーブル2を伝わる光信号を電気信号に変換する。また、光結合部25は、電子機器から出力された電気信号を光信号に変換して光ケーブル2に出力する。
受発光素子21は、発光素子と、受光素子とを含む。発光素子は、例えばレーザダイオード(LD:Laser Diode)、面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting LASER)である。受光素子は、例えばフォトダイオード(PD:Photo Diode)である。
受発光素子(光素子)21は、光ファイバ6と光学的に接続されている。図4に示されるように、回路基板13には、レンズモジュール22が配置されている。レンズモジュール22は、受発光素子21を覆う。レンズモジュール22は、反射部、レンズを含む。反射部は、発光素子から出射された光を光ファイバ6に結合されるように偏向する。また、反射部は、光ファイバ6から出射された光を受光素子に結合されるように偏向する。レンズは、発光素子から出射された光を光ファイバ6に結合されるように集光する。また、レンズは、光ファイバ6から出射された光を受光素子に結合されるように集光する。
光ファイバ6の末端にはフェルール23が取り付けられている。フェルール23は、レンズモジュール22と結合することにより、光ファイバ6と受発光素子21とが光学的に接続される。
放熱シート(放熱部)43は、回路基板13と金属ハウジング14との間に配置されている。放熱シート43は、回路基板13と金属ハウジング14とを熱的に接続し、電子部品19及び受発光素子21などから発生する熱を金属ハウジング14へ伝達する機能を有する。放熱シート43は、熱伝導性及び柔軟性を有する材料から形成される。
なお、ここで言う熱的に接続されているとは、物理的な接続によって熱を伝達可能な経路が確立されていることをいう。従って、本実施形態では、空気などの媒体を介して熱が伝達することは、熱的に接続されていることに該当しない。
電子部品19bで発生した熱は、放熱シート43を介してベースプレート14bに伝えられる。次に、熱は、金属ハウジング14に連結された電気コネクタ40や光ケーブル保持部17に伝わる。電気コネクタ40に伝わった熱は、電気コネクタ40が接続される外部機器に放出される。また、光ケーブル保持部17に伝わった熱は、光ケーブル2の金属層9に伝えられる。そして、金属層9に伝わった熱は、外被11を介して外部に放出される。
以下、コネクタモジュール3内における構成部品の位置関係について詳細に説明する。
回路基板13について説明する。図6に示されるように、第1の基板13aは、回路基板13の前端を含む部分であり、収容空間K内における前方側に配置される。第1の基板13aの前端には、電気コネクタ40が取り付けられている。第1の基板13aは、上面M1と、裏面M2とを有し、上面M1及び裏面M2には、電子部品19dが取り付けられている。
また、第1の基板13aは、高さ方向D3におけるカバー14aとベースプレート14bとの間の略中央に配置され、中心軸AX上に配置されている。上面M1とカバー14aとの間には隙間S1が形成されている。裏面M2とベースプレート14bとの間には隙間S2が形成されている。上面M1の法線方向(高さ方向D3)における隙間S1の高さは、裏面M2の法線方向(高さ方向D3)における隙間S2の高さとほぼ等しい。
第2の基板13bは、回路基板13の後端を含む部分であり、収容空間K内における後方側に配置される。第2の基板13bは、上面(第1面)M3と、下面(第2面)M4とを有する。上面M3には、法線方向(高さ方向D3)における高さが最も大きい波形整形器19aが搭載されている。下面M4には、電子部品19が搭載されている。
また、第2の基板13bは、第1の基板13aに対し、下面M4側の方向へオフセットするように配置され、下面M4がベースプレート14bに近接するようにされている。即ち、第2の基板13bは、中心軸AXに対してベースプレート14b側へオフセットするように配置されている。上面M3とカバー14aとの間には第1の隙間S3が形成されている。下面M4とベースプレート14bとの間には第2の隙間S4が形成されている。第2の隙間S4の高さは、第1の隙間S3の高さより小さい。即ち、第2の基板13bをオフセットさせた高さだけ、第2の隙間S4が小さくなり、第1の隙間S3の高さは大きくなる。また、隙間S3は、電気コネクタ40とレンズモジュール22との間である隙間S5を含む。また、隙間S4は、電気コネクタ40と電子部品19bとの間である隙間S6を含む。
下面M4上には、放熱シート43が搭載されている。放熱シート43の上面は、下面M4上の電子部品19bに物理的且つ熱的に接続されている。また、放熱シート43の下面は、ベースプレート14bに物理的且つ熱的に接続されている。このようにして、回路基板13とベースプレート14bは、放熱シート43を介して熱的に接続される。
フェルール23について説明する。フェルール23は、上面M3の後端側において、中心軸AX上に配置される。フェルール23は、光ファイバ6を保持する穴23aを有する。穴23aは、前後方向D1に沿って延在し、中心軸AX上に配置される。即ち、穴23aは、導入部14cの中心軸A1上に配置される。このような位置に穴23aを配置するために、第2の基板13bのオフセット長さは、上面M3から中心軸A1までの高さSFと略同じにされている。
電気コネクタ40について説明する。電気コネクタ40の中心軸AXには、第1の基板13a及び導入部14cが重複している。従って、電気コネクタ40と第1の基板13aとは略同軸上に配置されている。また、電気コネクタ40と導入部14cとは略同軸上に配置されている。図5に示されるように、電気コネクタ40では、一対の端子42が高さ方向D3に沿って互いに離間して配置される。端子接触部42aの間には隙間S7が形成される。基板接触部42bの間には隙間S8が形成される。これら隙間S7,S8の高さ方向D3における中心点によって、電気コネクタ40の中心軸AXが定義される。
この光モジュール1では、回路基板13が、電気コネクタ40が接続された第1の基板13aと、光結合部25を搭載する第2の基板13bと、第1の基板13aと第2の基板13bとを連結する連結部13cと、を有している。従って、第1の基板13aの位置に対して、第2の基板13bの位置を異ならせることが可能になる。そして、第2の基板13bは、第1の基板13aに対し、光結合部25が配置された上面M3と反対の方向へオフセットするように配置されている。従って、この光モジュール1によれば、比較的嵩高い部品である光結合部25をハウジング12内に効率よく収容できるので、光モジュール1を薄型化できる。
回路基板13では、第1の基板13aと第2の基板13bとが連結部13cによって連結されている。従って、別部品を用いることなく、第1の基板13aと第2の基板13bとの相対的な位置を維持することができる。従って、光モジュール1の構成を簡易にすることができる。
また、第1の基板13aは、電気コネクタ40の中心軸AX上に配置されている。より詳細には、第1の基板13aにおける高さ方向D3の中央を通る基準軸は、中心軸AXに一致している。これにより、一対の端子42は、高さ方向D3において基準軸に対して線対称である。従って、回路基板13に対して電気コネクタ40を安定した形態で取り付けることができる。
また、第2の基板13bの配置によれば、導入部14cと穴23bとを同軸上に配置することが可能になる。従って、導入部14cから穴23aまで光ファイバ6を略直線状に配置することができる。このような光ファイバ6の配置によれば、導入部14cから穴23aの間において、光ファイバ6が回路基板13と物理的に干渉しない。従って、光ファイバ6を保護することができる。更に、光ファイバ6と回路基板13との干渉を避けるために、回路基板13の後端に凹部や切欠きを設ける必要がない。従って、回路基板13の強度低下を防止することができる。また、レンズモジュール22等を容易に配置することができる。
また、上面M3は、上面M3の法線方向の高さが最も大きい波形整形器19aを搭載している。これにより、最も嵩高い波形整形器19aをもハウジング12内に配置できる。
光モジュール1では、上面M3の裏側の表面である下面M4に、回路基板13とハウジング12とを熱的に接続する放熱シート43が搭載されている。また、下面M4の法線方向における下面M4とハウジング12との間の第2の隙間S4の高さは、上面M3の法線方向における上面M3とハウジング12との間の第1の隙間S3の高さより小さい。これにより、放熱シート43を薄くできる。従って、回路基板13と金属ハウジング14との間の熱抵抗が低減する。熱抵抗の低減によれば、回路基板13から金属ハウジング14へ熱が効率よく伝わる。従って、光結合部25や電子部品19で生じた熱を、回路基板13を介して効率よく放熱することができる。
また、光モジュール1では、高さが大きい電子部品19を第1の隙間S3に配置し、高さが低い電子部品19を第2の隙間S4に配置することが可能になる。従って、光モジュール1の収容空間Kにおける収容効率を高めることができる。従って、光モジュール1を小型化することができる。
光結合部25は、光ファイバ6を保持する穴23aを含むフェルール23を有する。ハウジング12は、後端から光ファイバ6を導入する導入部14cを含む。上面M3から穴23cまでの高さは、上面M3から導入部14cまでの高さと略一致している。これにより、ハウジング12内に導入された光ファイバ6は高さ方向D3に曲げられることなく光結合部25に保持される。従って、光ファイバ6の損傷を防止することができる。
連結部13cは、電子部品19を搭載している。これにより、電子部品19の実装密度が向上し、回路基板13を小型化できる。
本発明は、前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
図7に、変形例に係る光モジュール1Aを示す。光モジュール1Aは、第1の基板13aが波形整形器19aを搭載している点において、光モジュール1と相違する。また、光モジュール1Aでは、第1の基板13aと金属ハウジング14が、上面M3の法線方向において、互いに熱的に接続されている。具体的には、波形整形器19aとカバー14aとの間には、放熱シート44が配置されている。波形整形器19aで生じた熱は、放熱シート44を介してカバー14aに伝わる。
また、光モジュール1Aでは、第2の基板13bと金属ハウジング14が、下面M4の法線方向において、互いに熱的に接続されている。光結合部25で生じた熱は、放熱シート43を介してベースプレート14bに伝わる。これにより、発熱量の大きい部品である光結合部25と波形整形器19aを熱的に分離できる。
図8に、別の変形例に係る光モジュール1Bを示す。光モジュール1Bは、連結部13dが柔軟性を有するフレキシブルプリント基板である点において、光モジュール1と相違する。連結部13dによれば、高さ方向D3における第2の基板13bのオフセット高さを容易に調整できる。
また、図9、図10に、更に別の変形例に係る光モジュール1Cを示す。光モジュール1Cは、光ファイバ6が曲げ部6bを有している点において、光モジュール1と相違する。曲げ部6bは、上面M3と平行な面に沿って光ファイバ6が曲げられた部分であり、第1の隙間S3に配置されている。曲げ部6bによれば、高さ方向D3への光ファイバ6の曲げを抑制することが可能になる。従って、光モジュール1Cをより薄型化し且つ前後方向D1において短尺化することができる。また、光ファイバ6の先端の向く方向を変える際に、曲げ部6bを収容するスペースを確保できる。
1,1A,1B,1C…光モジュール、2…光ケーブル、3…コネクタモジュール、4…光ファイバテープ、6…光ファイバ、6b…曲げ部、7…インナーチューブ、8…介在層、9…金属層、11…外被、12…ハウジング、13…回路基板、13a…第1の基板、13b…第2の基板、13c,13d…連結部、14…金属ハウジング、14a…カバー、14b…ベースプレート、14c…導入部、15…ブーツ、16…樹脂ハウジング、17…光ケーブル保持部、19…電子部品、19a…波形整形器、19d…電子部品、21…受発光素子(光素子)、22…レンズモジュール、23…フェルール、23a…穴、25…光結合部、40…電気コネクタ、41…本体、41a…接続ポート差込部、41b…基板差込部、42…端子、42a…端子接触部、42b…基板接触部、43,44…放熱シート、A1,AX…中心軸、D1…前後方向、D2…幅方向、D3…高さ方向、K…収容空間、M1…上面、M2…裏面、M3…上面(第1面)、M4…下面(第2面)、P…パターン配線、S1,S2,S5,S6,S7…隙間、S3…第1の隙間、S4…第2の隙間。

Claims (9)

  1. 光素子、光結合部、電子部品を搭載する回路基板と、前記回路基板の一端に接続された電気コネクタと、前記光結合部に接続された光ファイバを含む光ケーブルと、前記回路基板を収容するハウジングと、を備える光モジュールであって、
    前記回路基板は、
    前記電気コネクタが接続された第1の基板と、
    前記光結合部を搭載する第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板とを連結する連結部と、を有し、
    前記第2の基板は、前記第1の基板に対し、前記光結合部が配置された第1面と反対の方向へオフセットするように配置されている光モジュール。
  2. 前記第1面は、前記第1面の法線方向の高さが最も大きい電子部品を搭載する、請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記第1面の裏側の表面である第2面に、前記回路基板と前記ハウジングとを熱的に接続する放熱部が搭載されている、請求項1又は2に記載の光モジュール。
  4. 前記第2面と前記ハウジングとの間の第2の隙間の、前記第2面の法線方向における高さは、前記第1面と前記ハウジングとの間の第1の隙間の、前記第1面の法線方向における高さより小さい、請求項3に記載の光モジュール。
  5. 前記第1面と前記ハウジングとの間の第1の隙間には、前記第1面と平行な面に沿って前記光ファイバが曲げられた部分が配置されている、請求項1〜4の何れか一項に記載の光モジュール。
  6. 前記電子部品は、波形整形器を含み、
    前記第1の基板は、前記波形整形器を搭載する、請求項1に記載の光モジュール。
  7. 前記第1の基板と前記ハウジングは、前記第1面の法線方向において、互いに熱的に接続されており、
    前記第2の基板と前記ハウジングは、前記第1面の裏側の表面である第2面の法線方向において、互いに熱的に接続されている、請求項6に記載の光モジュール。
  8. 前記連結部は、前記電子部品を搭載する、請求項1〜7の何れか一項に記載の光モジュール。
  9. 前記光結合部は、前記光ファイバを保持する穴を備えるフェルールを含み、
    前記ハウジングは、後端から前記光ファイバを導入する導入部を含み、
    前記第1面から前記穴までの高さは、前記第1面から前記導入部までの高さと略一致している、請求項1〜8の何れか一項に記載の光モジュール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017219600A (ja) * 2016-06-06 2017-12-14 住友電気工業株式会社 光モジュール、及び光モジュールの製造方法

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