JP2016036958A - 筆記具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】軸筒本体1の後方側内部に、先端が開口している筒状の尾冠2を装着し、この尾冠内部に後方側からカートリッジ取付部材3を差し込んで組み立てるようにした構造からなり、前記カートリッジ取付部材3の先端は各種ペンのカートリッジ4が着脱自在となっていて、このカートリッジ取付部材3に装着されたカートリッジ4が前記尾冠2の開口を通過して軸筒本体1内へ差し込まれているものとした。
【選択図】図1
Description
図1は、本発明を示す正面断面図である。図において、1は合成樹脂や金属等からなる軸筒本体であり、図示のものでは軸方向に垂直な断面形状が三角形のものである。その他、断面形状が丸形状や楕円形状や四角形以上の多角形状等のいずれであってもよい。
図中、2は軸筒本体1の後方側内部に装着される合成樹脂の筒状の尾冠である。この尾冠2は、後端だけでなく先端も開口した筒形状であり、尾冠内部に後方側からカートリッジ取付部材3を差し込んで組み立てる構造となっている。1aは、キャップである。
前記各種ペンとは、シャープペン、ボールペンの意味であり、シャープペンの場合は芯出し機構が必要なため、前記カートリッジ取付部材3にそれを組み込んだ構造とする必要がある。また、フェルトペン、蛍光マーカーペン、サインペン等の場合は軸筒本体1のみを兼用することができ、この場合は前記尾冠2を尾栓(図示せず)に替えて気密嵌合する構造となる。
また、軸筒本体1のデザインが統一化されるため、シャープペン及びボールペン及びフェルトペン等を一組のセット物として販売することができ、しかもセット商品としての生産コストも安価なものとすることができる。
図2〜図11は、第1の実施形態を示す。更に、図2〜図5は尾冠2を示し、図6〜図8はカートリッジ取付部材3を示し、図9〜図11は尾冠2とカートリッジ取付部材3を組み立てた状態をそれぞれ示している。
前記尾冠2は、軸筒本体1の断面形状が三角形であるため、それに対応して外形状が三角形となっている(図4を参照)。この尾冠2は、中心に円形の孔通路5が形成された筒状のものであり、後端だけでなく先端も開口している。2aは開口部の周壁端部であり、この周壁端部2aから3本のガイド用脚部2bが等間隔に延設されている。また、前記孔通路5には案内溝5aが三角形状の頂点に対応して等間隔に形成されている。
ただし、尾冠2の先端が開口しているのでカートリッジ取付部材3のペン先側への移動は可能であり、シャープペンのカートリッジの場合は芯繰り出しのノック動作は正常に行うことができる。
図10は図9におけるB−B断面図であるが、尾冠2の内周には第1凹部6が等間隔に3個設けられており、一方、カートリッジ取付部材3の挿入筒部の外周には第2係止突起7が等間隔に3個設けられている。また、6aは第1凹部6の手前に設けられた凸部である。なお、図10の状態は、カートリッジ取付部材3を尾冠2に差し込んだだけの状態であり、まだ回転防止機能は発揮されていない。
一方、前記カートリッジ取付部材3を反時計方向に回転すれば、両者の係止関係を解除してカートリッジ取付部材3を尾冠2の外へ取り出すことができる。
なお、前記第2係止突起7と凸部6aは、反時計方向の回転のみをロックする構造であって、時計方向へ更に回転した場合の停止位置を規制するものではない。停止位置の規制手段としては、例えば、第1凹部6の側壁としてもよいし、第1係止突起3bと突設する箇所を周壁端部2aに隣接して設けてもよい。
カートリッジ取付部材3の挿入筒部の外周には、第3係止突起8が等間隔に3個設けられている。この第3係止突起8は、前述した第1の実施形態の第1係止突起3bと同じであり、抜け防止機能は、カートリッジ取付部材3の挿入筒部の外周に設けた第3係止突起8と、この第3係止突起8を尾冠の開口を通過するまで差し込んだ後、カートリッジ取付部材3を軸筒本体1の軸を中心として回転した場合に、尾冠2の開口部の周壁端部との係止により発揮されるものである。
第3の実施形態では、抜け防止機能および回転防止機能は、1組の係止突起と凹部の係止により発揮される構造である。
即ち、カートリッジ取付部材3の挿入筒部の外周には第4係止突起10が等間隔に3個設けられており、一方、この第4係止突起10に対向する位置で尾冠2の内周には第2凹部11が等間隔に3個設けられている。また、この第2凹部11の手前側には凸条12が設けられている。
次いで、前記カートリッジ取付部材3を反時計方向に回転すると、図19に示すように、第4係止突起10が凸条12を乗り越えて第2凹部11内に入り込む。この第4係止突起10と第2凹部11とはぴったりと嵌合する関係にある。従って、前記第4係止突起10は上方向と左右方向には動かないため、前記カートリッジ取付部材3の抜け防止機能および回転防止機能が発揮されることとなる。
一方、前記カートリッジ取付部材3を時計方向に回転すれば、両者の嵌合関係を解除してカートリッジ取付部材3を尾冠2の外へ取り出すことができる。
なお、第2の実施形態及び第3の実施形態においても、尾冠2の先端が開口しているのでカートリッジ取付部材3のペン先側(下方向)への移動は可能であり、シャープペンのカートリッジの場合は芯繰り出しのノック動作は正常に行うことができる点は第1の実施形態と同様である。
ここまでは、別々に成形した軸筒本体1の内部に尾冠2が装着された構造について説明したが、尾冠が軸筒本体に一体的に成形されてた構造としてもよく、この場合は更に部品点数を少なくすることが可能となる。
1a キャップ
2 尾冠
2a 周壁端部
2b ガイド用脚部
2c 脚部基部
3 カートリッジ取付部材
3a 嵌合保持部
3b 第1係止突起
3c 後端側段差部
4 カートリッジ
4a ペン先
5 孔通路
5a 案内溝
6 第1凹部
6a 凸部
7 第2係止突起
8 第3係止突起
9 突片部
10 第4係止突起
11 第2凹部
12 凸条
13 傾斜面
Claims (6)
- 軸筒本体の後方側内部に、先端が開口している筒状の尾冠を装着し、この尾冠内部に後方側からカートリッジ取付部材を差し込んで組み立てるようにした構造からなり、前記カートリッジ取付部材の先端は各種ペンのカートリッジが着脱自在となっていて、このカートリッジ取付部材に装着されたカートリッジが前記尾冠の開口を通過して軸筒本体内へ差し込まれていることを特徴とする筆記具。
- 尾冠からカートリッジ取付部材の抜けを防止する抜け防止機能と、尾冠に対するカートリッジ取付部材の回転を防止する回転防止機能の双方を備えている請求項1に記載の筆記具。
- 抜け防止機能は、カートリッジ取付部材の挿入筒部の外周に設けた第1係止突起と、この第1係止突起を尾冠の開口を通過するまで差し込んだ後、カートリッジ取付部材を軸筒本体の軸を中心として回転した場合に、前記第1係止突起が尾冠の開口部の周壁端部と係止することにより発揮されるものであり、一方、回転防止機能は、前記カートリッジ取付部材を回転した場合に、尾冠の後部内周に設けた凸部と、この凸部に対向する位置でカートリッジ取付部材の挿入筒部の外周に設けた第2係止突起との係止により発揮されるものである請求項2に記載の筆記具。
- 抜け防止機能は、カートリッジ取付部材の挿入筒部の外周に設けた第3係止突起と、この第3係止突起を尾冠の開口を通過するまで差し込んだ後、カートリッジ取付部材を軸筒本体の軸を中心として回転した場合に、尾冠の開口部の周壁端部との係止により発揮されるものであり、一方、回転防止機能は、前記カートリッジ取付部材を回転した場合に、前記第3係止突起と、前記周壁端部に延設した突片部との係止により発揮されるものである請求項2に記載の筆記具。
- 抜け防止機能および回転防止機能は、カートリッジ取付部材の挿入筒部の外周に設けた第4係止突起と、この第4係止突起を尾冠に差し込んだ後、カートリッジ取付部材を軸筒本体の軸を中心として回転した場合に、前記第4係止突起に対向する位置で尾冠の内周に設けた第2凹部との係止により発揮されるものであり、また、前記第2凹部の端に設けた凸条に向けて緩やかな傾斜面が形成されており、前記第4係止突起と凸条との係止の衝撃が緩和される構造となっている請求項2に記載の筆記具。
- 尾冠が軸筒本体に一体的に成形されている請求項1〜5のいずれかに記載の筆記具。
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