JP2016034659A - レーザー加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】適正な加工条件でレーザー加工を施すことができるレーザー加工装置を提供する。
【解決手段】レーザー光線照射手段5は、レーザー光線発振手段51と、レーザー光線の出力を調整する出力調整手段52と、集光器53とを具備し、被加工物Wの加工すべき上面の材質を検出する材質検出手段7を備えている。材質検出手段は、集光器に対してX軸方向に所定の間隔を持って配設され被加工物の加工すべき上面に検出光を照射する検出光照射手段71と、受光した検出光の反射光の光量に対応する受光信号を制御手段8に出力する検出光受光手段77とを具備しており、制御手段は、検出光受光手段からの受光信号に基づいて加工条件制御マップから材質および加工条件を求め、検出光照射手段と集光器との間隔から照射するレーザー光線のタイミングを求め、加工条件制御マップから求めた加工条件になるようにレーザー光線照射手段を制御する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体ウエーハ等の被加工物にレーザー加工を施すためのレーザー加工装置に関する。
当業者には周知の如く、半導体デバイス製造工程においては、シリコン等の基板の表面に絶縁膜と機能膜が積層された機能層によって複数のIC、LSI等のデバイスをマトリックス状に形成した半導体ウエーハが形成される。このように形成された半導体ウエーハは上記デバイスが分割予定ラインによって区画されており、この分割予定ラインに沿って分割することによって個々の半導体デバイスを製造している。
近時においては、IC、LSI等の半導体チップの処理能力を向上するために、シリコン等の基板の表面にSiOF、BSG(SiOB)等の無機物系の膜やポリイミド系、パリレン系等のポリマー膜である有機物系の膜からなる低誘電率絶縁体被膜(Low−k膜)が積層された機能層によって半導体デバイスを形成せしめた形態の半導体ウエーハが実用化されている。
このような半導体ウエーハのストリートに沿った分割は、通常、ダイサーと呼ばれている切削装置によって行われている。この切削装置は、被加工物である半導体ウエーハを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された半導体ウエーハを切削するための切削手段と、チャックテーブルと切削手段とを相対的に移動せしめる移動手段とを具備している。切削手段は、高速回転せしめられる回転スピンドルと該スピンドルに装着された切削ブレードを含んでいる。切削ブレードは円盤状の基台と該基台の側面外周部に装着された環状の切れ刃からなっており、切れ刃は例えば粒径3μm程度のダイヤモンド砥粒を電鋳によって固定して形成されている。
しかるに、上述したLow−k膜は、切削ブレードによってに切削することが困難である。即ち、Low−k膜は雲母のように非常に脆いことから、切削ブレードにより分割予定ラインに沿って切削すると、Low−k膜が剥離し、この剥離がデバイスにまで達しデバイスに致命的な損傷を与えるという問題がある。
上記問題を解消するために、半導体ウエーハに形成された分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射し、分割予定ラインに沿ってレーザー加工溝を形成することにより機能層を除去して分断し、レーザー加工溝に切削ブレードを位置付けて切削ブレードと半導体ウエーハを相対移動することにより、半導体ウエーハを分割予定ラインに沿って切断するウエーハの分割方法が提案されている。
しかるに、分割予定ライン上の機能層にデバイスの機能をテストするためのテスト エレメント グループ(TEG)と称するテスト用の金属膜が配設されている半導体ウエーハにおいては、機能層を除去するためにレーザー光線を照射しても銅やアルミニウム等からなる金属膜がレーザー光線を妨げ機能層を円滑に除去することができないという問題がある。そこで、金属膜を除去できる程度にレーザー光線の出力を高めて分割予定ラインに沿ってレーザー光線を照射すると、機能層のみが形成されている分割予定ライン領域における半導体基板が破損するという問題がある。
上述した問題を解消するために、TEG等の金属膜が配設されている領域の位置座標を作成し、この位置座標に基づいて金属膜が配設されている領域と機能層のみの領域に、それぞれ異なる加工条件でレーザー光線を照射するようにした加工方法が下記特許文献1に記載されている。
特開2005−118832号公報
而して、半導体ウエーハに形成された全ての分割予定ラインに沿ってTEG等の金属膜が配設されている領域の位置座標を作成するには相当の時間を要し、生産性が悪いという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、特定部材が配設されている領域の位置座標を作成することなく適正な加工条件でレーザー加工を施すことができるレーザー加工装置を提供することである。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を保持する被加工物保持手段と、該被加工物保持手段に保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、該被加工物保持手段と該レーザー光線照射手段を加工送り方向(X軸方向)に相対的に移動せしめる加工送り手段と、該被加工物保持手段と該レーザー光線照射手段を加工送り方向(X軸方向)と直交する割り出し送り方法(Y軸方向)に相対的に移動せしめる割り出し送り手段と、該レーザー光線照射手段を制御する制御手段と、を具備するレーザー加工装置であって、
該レーザー光線照射手段は、レーザー光線を発振するレーザー光線発振手段と、該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線の出力を調整する出力調整手段と、該出力調整手段によって出力が調整されたレーザー光線を集光して該被加工物保持手段に保持された被加工物に照射する集光器とを具備し、
該集光器に対してX軸方向における被加工物の加工すべき上面の材質を検出する材質検出手段を備え、
該材質検出手段は、該集光器に対してX軸方向に所定の間隔を持って配設され被加工物の加工すべき上面に検出光を照射する検出光照射手段と、被加工物の加工すべき上面で反射した検出光の反射光を受光し、受光した検出光の反射光の光量に対応する受光信号を該制御手段に出力する検出光受光手段とを具備しており、
該制御手段は、光量と材質および加工条件との関係を設定した加工条件制御マップを格納したメモリを備え、該検出光受光手段からの受光信号に基づいて該加工条件制御マップから材質および加工条件を求め、該検出光照射手段と該集光器との間隔から照射するレーザー光線のタイミングを求め、該加工条件制御マップから求めた加工条件になるように該レーザー光線照射手段を制御する、
ことを特徴とするレーザー加工装置が提供される。
上記材質検出手段を構成する検出光照射手段は、集光器をX軸方向に挟んでそれぞれ配設された第1の検出光照射手段と第2の検出光照射手段を備え、被加工物保持手段の往路と復路において集光器に先行する第1の検出光照射手段または第2の検出光照射手段が選択的に作動せしめられる。
本発明によるレーザー加工装置は、集光器に対してX軸方向における被加工物の加工すべき上面の材質を検出する材質検出手段を備え、該材質検出手段は、集光器に対してX軸方向に所定の間隔を持って配設され被加工物の加工すべき上面に検出光を照射する検出光照射手段と、被加工物の加工すべき上面で反射した検出光の反射光を受光し、受光した検出光の反射光の光量に対応する受光信号を該制御手段に出力する検出光受光手段とを具備しており、該制御手段は、光量と材質および加工条件との関係を設定した加工条件制御マップを格納したメモリを備え、検出光受光手段からの受光信号に基づいて加工条件制御マップから材質および加工条件を求め、検出光照射手段と集光器との間隔から照射するレーザー光線のタイミングを求め、加工条件制御マップから求めた加工条件になるように該レーザー光線照射手段を制御するので、複数の材質からなる材料が混在している場合でも、各材質の座標データを作成することなく複数の材質に適した加工条件でレーザー加工を施すことができる。
本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図。 図1に示すレーザー加工装置に装備されるレーザー光線照射手段および材質検出手段のブロック構成図。 図1に示すレーザー加工装置に装備される制御手段のブロック構成図。 検出光受光手段によって受光された検出光の反射光の光量と材質および材質に対応した加工条件としてのレーザー光線の出力、パルス幅、繰り返し周波数の関係を設定した加工条件制御マップ。 被加工物としての半導体ウエーハの斜視図。 図5に示す半導体ウエーハの一部を拡大して示す断面図。 図5に示す半導体ウエーハを環状のフレームに装着されたダイシングテープの表面に貼着した状態を示す斜視図。 図1に示すレーザー加工装置によって実施するレーザー加工溝形成工程の往路説明図。 図1に示すレーザー加工装置によって実施するレーザー加工溝形成工程の復路説明図。
以下、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図が示されている。図1に示すレーザー加工装置は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示す加工送り方向(X軸方向)に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、基台2上に配設されたレーザー光線照射手段としてのレーザー光線照射ユニット4とを具備している。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上にX軸方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上にX軸方向に移動可能に配設された第1の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上に加工送り方向(X軸方向)と直交する矢印Yで示す割り出し送り方向(Y軸方向)に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持された支持テーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成された吸着チャック361を具備しており、吸着チャック361の上面である保持面上に被加工物である例えば円形形状の半導体ウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。このように構成されたチャックテーブル36は、円筒部材34内に配設された図示しないパルスモータによって回転せしめられる。なお、チャックテーブル36には、半導体ウエーハ等の被加工物を保護テープを介して支持する環状のフレームを固定するためのクランプ362が配設されている。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面にY軸方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動させるための加工送り手段37を具備している。加工送り手段37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第1の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、上記チャックテーブル36のX軸方向位置を検出するためのX軸方向位置検出手段374を備えている。X軸方向位置検出手段374は、案内レール31に沿って配設されたリニアスケール374aと、第1の滑動ブロック32に配設され第1の滑動ブロック32とともにリニアスケール374aに沿って移動する読み取りヘッド374bとからなっている。このX軸方向位置検出手段374の読み取りヘッド374bは、図示の実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36のX軸方向位置を検出する。なお、上記加工送り手段37の駆動源としてパルスモータ372を用いた場合には、パルスモータ372に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、チャックテーブル36のX軸方向位置を検出することもできる。また、上記加工送り手段37の駆動源としてサーボモータを用いた場合には、サーボモータの回転数を検出するロータリーエンコーダが出力するパルス信号を後述する制御手段に送り、制御手段が入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36のX軸方向位置を検出することもできる。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、Y軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動させるための割り出し送り手段38を具備している。割り出し送り手段38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、上記第2の滑動ブロック33のY軸方向位置を検出するためのY軸方向位置検出手段384を備えている。Y軸方向位置検出手段384は、案内レール322に沿って配設されたリニアスケール384aと、第2の滑動ブロック33に配設され第2の滑動ブロック33とともにリニアスケール384aに沿って移動する読み取りヘッド384bとからなっている。このY軸方向位置検出手段384の読み取りヘッド384bは、図示の実施形態においては1μm毎に1パルスのパルス信号を後述する制御手段に送る。そして後述する制御手段は、入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36のY軸方向位置を検出する。なお、上記割り出し送り手段38の駆動源としてパルスモータ382を用いた場合には、パルスモータ382に駆動信号を出力する後述する制御手段の駆動パルスをカウントすることにより、チャックテーブル36のY軸方向位置を検出することもできる。また、上記第1の割り出し送り手段38の駆動源としてサーボモータを用いた場合には、サーボモータの回転数を検出するロータリーエンコーダが出力するパルス信号を後述する制御手段に送り、制御手段が入力したパルス信号をカウントすることにより、チャックテーブル36のY軸方向位置を検出することもできる。
上記レーザー光線照射ユニット4は、上記基台2上に配設された支持部材41と、該支持部材41によって支持され実質上水平に延出するケーシング42と、該ケーシング42に配設されたレーザー光線照射手段5と、ケーシング42の前端部に配設されレーザー加工すべき加工領域を検出する撮像手段6を具備している。この撮像手段6は、被加工物を照明する照明手段と、該照明手段によって照明された領域を捕らえる光学系と、該光学系によって捕らえられた像を撮像する撮像素子(CCD)等を備え、撮像した画像信号を後述する制御手段に送る。また、ケーシング42の前端部には、被加工物の加工すべき上面の材質を検出する材質検出手段7が配設されている。
上記レーザー光線照射手段5について、図2を参照して説明する。
レーザー光線照射手段5は、パルスレーザー光線発振手段51と、該パルスレーザー光線発振手段51から発振されたパルスレーザー光線の出力を調整する出力調整手段52と、該出力調整手段52によって出力が調整されたパルスレーザー光線を集光してチャックテーブル36に保持された被加工物に照射する集光器53を具備している。パルスレーザー光線発振手段51は、パルスレーザー光線発振器511と、これに付設された繰り返し周波数設定手段512とから構成されている。上記集光器53は、上記パルスレーザー光線発振手段51から発振され出力調整手段52によって出力が調整されたパルスレーザー光線を図2において下方に向けて方向変換する方向変換ミラー531と、該方向変換ミラー531によって方向変換されたパルスレーザー光線を集光してチャックテーブル36に保持された被加工物Wに照射する集光レンズ532とからなっている。この集光器53は、図1に示すようにケーシング42の先端部に装着される。このように構成されたレーザー光線照射手段5のパルスレーザー光線発振手段51および出力調整手段52は、後述する制御手段によって制御される。
次に、材質検出手段7について図2を参照して説明する。
材質検出手段7は、検出光を発する発光源71と、該発光源71からの検出光をチャックテーブルに保持された被加工物に照射する第1の検出光照射手段72aと第2の検出光照射手段72bを具備している。上記発光源71は、例えば波長が632nm領域のHe−Neレーザー光を発する。この発光源71から発する検出光の出力は例えば0.5Wに設定されており、光ファイバー710aと710bを介して第1の検出光照射手段72aと第2の検出光照射手段72bに導かれる。
図2を参照して説明を続けると、上記第1の検出光照射手段72aおよび第2の検出光照射手段72bは、集光器53をX軸方向に挟んでそれぞれ所定の間隔(L)を設けて配設されている。このようにして配設された第1の検出光照射手段72aおよび第2の検出光照射手段72bは、それぞれ上記発光源71が発光した検出光を第1の経路73aおよび73bに分岐するとともに検出光の後述する反射光を第2の経路74aおよび74bに分岐する光分岐手段721aおよび721bと、第1の経路73aおよび73bに導かれた検出光を集光してチャックテーブルに保持された被加工物Wに照射する対物レンズ722aおよび722bを具備している。対物レンズ722aおよび722bを介して被加工物Wに照射された検出光は、被加工物Wで反射し破線で示すように光分岐手段721aおよび721bによって分岐されて第2の経路74aおよび74bに導かれる。
上記第2の経路74aおよび74bに導かれた反射光は、光スイッチ75および第3の経路76を介して検出光受光手段77に導かれる。光スイッチ75は、第2の経路74aに導かれた反射光と第2の経路74bに導かれた反射光を切り替えて、いずれか一方を第3の経路76に導く機能を有し、後述する制御手段によって制御される。検出光受光手段77はホトデテクターからなり、光スイッチ75および第3の経路76を介して導かれた検出光の反射光を受光し、受光した検出光の反射光の光量に対応する受光信号を後述する制御手段に出力する。なお、上述した第1の経路73aおよび73bと第2の経路74a、74bおよび第3の経路76は、光ファイバーによって構成される。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、図3に示す制御手段8を具備している。この制御手段8はコンピュータによって構成されており、制御プログラムに従って演算処理する中央処理装置(CPU)81と、制御プログラム等を格納するリードオンリメモリ(ROM)82と、演算結果等を格納する読み書き可能なランダムアクセスメモリ(RAM)83と、入力インターフェース84および出力インターフェース85とを備えている。制御手段8の入力インターフェース84には、上記X軸方向位置検出手段374、Y軸方向位置検出手段384、撮像手段6、検出光受光手段77等からの検出信号が入力される。そして、制御手段8の出力インターフェース85からは、上記加工送り手段37、割り出し送り手段38、レーザー光線照射手段5のパルスレーザー光線発振手段51および出力調整手段52、光スイッチ75等に制御信号を出力する。なお、ランダムアクセスメモリ(RAM)83には、検出光受光手段77によって受光された検出光の反射光の光量と材質および材質に対応した加工条件としてのレーザー光線の出力、パルス幅、繰り返し周波数の関係を設定した図4に示す加工条件制御マップが格納されている。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
図5には半導体ウエーハの斜視図が示されており、図6には図5に示す半導体ウエーハの分割予定ラインにおける拡大断面図が示されている。図5および図6に示す半導体ウエーハ10は、厚みが例えば150μmのシリコン等の基板11の表面11aに絶縁膜と回路を形成する機能膜が積層された機能層12(積層体)によって複数のIC、LSI等のデバイス121がマトリックス状に形成されている。そして、各デバイス121は、格子状に形成された分割予定ライン122によって区画されている。なお、図示の実施形態においては、機能層12を形成する絶縁膜は、SiO2膜または、SiOF、BSG(SiOB)等の無機物系の膜やポリイミド系、パリレン系等のポリマー膜である有機物系の膜からなる低誘電率絶縁体被膜(Low−k膜)からなっており、厚みが10μmに設定されている。なお、分割予定ライン122にはデバイス121の機能をテストするためのテスト エレメント グループ(TEG)と呼ばれる銅(Cu)からなるテスト用の金属膜124が部分的に複数配設されている。
以下、上述したレーザー加工装置を用い、上記半導体ウエーハ10に分割予定ライン122に沿ってレーザー光線を照射することによってレーザー加工溝を形成し、Low−k膜からなる機能層12およびテスト用の金属膜124を除去する方法について説明する。
上記半導体ウエーハ10は、図7に示すように環状のフレームFに装着されたポリオレフィン等の合成樹脂シートからなるダイシングテープTに裏面を貼着する。従って、半導体ウエーハ10は、表面が上側となる。このようにして環状のフレームFにダイシングテープTを介して支持された半導体ウエーハ10は、図1に示すレーザー加工装置のチャックテーブル36上にダイシングテープT側を載置する。そして、図示しない吸引手段を作動することにより半導体ウエーハ10は、ダイシングテープTを介してチャックテーブル36上に吸引保持される(ウエーハ保持工程)。従って、半導体ウエーハ10は、表面を上側にして保持される。また、環状のフレームFは、クランプ362によって固定される。
上述したようにウエーハ保持工程を実施したならば、制御手段8は加工送り手段37を作動して半導体ウエーハ10を保持したチャックテーブル36を撮像手段6の直下に位置付ける。チャックテーブル36を撮像手段6の直下に位置付けたならば、制御手段8は撮像手段6を作動して半導体ウエーハ10のレーザー加工すべき加工領域を検出するアライメント作業を実行する。即ち、撮像手段6および制御手段8は、半導体ウエーハ10の所定方向に形成されている分割予定ライン122と、レーザー光線照射手段5の集光器53との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、アライメントを遂行する(アライメント工程)。また、半導体ウエーハ10に形成されている所定方向と直交する方向に形成されている分割予定ライン122に対しても、同様にアライメント工程を実行する。
以上のようにしてチャックテーブル36の保持面に保持された半導体ウエーハ10に形成されている分割予定ライン122を検出し、レーザー光線照射位置のアライメントが行われたならば、制御手段8は加工送り手段37および第1の割り出し送り手段38を作動して図8の(a)で示すようにチャックテーブル36をレーザー光線照射手段5の集光器53が位置するレーザー光線照射領域に移動し、所定の分割予定ライン122の一端(図8の(a)において左端)を材質検出手段7を構成する第1の検出光照射手段72aの直下に位置付ける。次に、制御手段8は材質検出手段7を作動するとともに加工送り手段37を作動してチャックテーブル36を図8の(a)において矢印X1(往路)で示す加工送り方向に所定の加工送り速度(例えば100mm/秒)で移動せしめる。なお、チャックテーブル36を図8の(a)において矢印X1で示す加工送り方向に加工送りする際には、制御手段8は第1の検出光照射手段72aの検出光の反射光を第3の経路76に導くように光スイッチ75を切り替える。このようにして材質検出手段7を作動することにより、第1の検出光照射手段72aから半導体ウエーハ10の上面(表面)における所定の分割予定ライン122に沿って照射された検出光の反射光が第2の経路74a、光スイッチ75および第3の経路76を介して検出光受光手段77に導かれる。そして、検出光受光手段77が受光した検出光の反射光の光量に対応する受光信号を制御手段8に出力する。一方、制御手段8にはチャックテーブル36のX軸方向位置を検出するためのX軸方向位置検出手段374からの検出信号が入力されている。材質検出手段7の検出光受光手段77およびX軸方向位置検出手段374からの信号に基づいて、制御手段8はチャックテーブル36のX軸方向位置に対応してランダムアクセスメモリ(RAM)83に格納されている図4に示す制御マップから光量に対応する材質を求めるとともに、レーザー光線の出力、パルス幅、繰り返し周波数を求め、このようにして求めた加工条件をランダムアクセスメモリ(RAM)83に格納する(加工条件検出工程)。この加工条件検出工程は継続して実施される。
次に、制御手段8は、加工送り量検出手段374から送られる検出信号に基づいてチャックテーブル36のX1で示す方向への移動距離を求める。そして、この移動距離が図8の(b)に示すように第1の検出光照射手段72aと集光器53の中心間距離Lに達したら、制御手段8は半導体ウエーハ10の所定の分割予定ライン122の一端(図8の(b)において左端)が集光器53の直下に達したと判断し、レーザー光線照射手段5を作動し集光器53からパルスレーザー光線を照射する。このとき、制御手段8は、メモリに格納された分割予定ライン122の一端(図8の(b)において左端)の材質に対応する加工条件(レーザー光線の出力、パルス幅、繰り返し周波数)に基づいて、レーザー光線照射手段5のパルスレーザー光線発振手段51および出力調整手段52を制御する。以後、制御手段8は、上述したようにランダムアクセスメモリ(RAM)83に格納されているチャックテーブル36のX軸方向位置に対応して求められた材質に対応する加工条件(レーザー光線の出力、パルス幅、繰り返し周波数)に基づいて、第1の検出光照射手段72aと集光器53の中心間距離Lだけ遅らせて集光器53から照射するようにレーザー光線照射手段5のパルスレーザー光線発振手段51および出力調整手段52を制御する(レーザー加工溝形成工程)。このレーザー加工溝形成工程においては、レーザー光線照射手段5の集光器53から照射されるパルスレーザー光線の集光点を分割予定ライン122の表面(上面)付近に位置付ける。この結果、低誘電率絶縁体被膜(Low−k膜)からなる機能層12と銅(Cu)からなるテスト用の金属膜124が混在している場合でも、Low−k膜からなる機能層12と銅(Cu)からなるテスト用の金属膜124の座標データを作成することなくLow−k膜からなる機能層12と銅(Cu)やアルミニウム(Al)等からなるテスト用の金属膜124に適した加工条件でレーザー加工を施すことができる。そして、図8の(c)で示すように集光器53の照射位置が分割予定ライン122の他端(図8の(c)において右端)に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止する。この結果、図8の(c)で示すように半導体ウエーハ10には所定の分割予定ライン122に沿って半導体基板11に達するレーザー加工溝120が形成され低誘電率絶縁体被膜(Low−k膜)からなる機能層12および銅(Cu)からなるテスト用の金属膜124が除去される。
以上のようにして、半導体ウエーハ10の所定の分割予定ライン122に沿って上記レーザー加工溝形成工程を実行したならば、制御手段8は第1の割り出し送り手段38を作動してチャックテーブル36を割り出し送り方向に分割予定ライン122の間隔だけ割り出し送りするとともに加工送り手段37を作動して、図9の(a)に示すように分割予定ライン122の他端(図9の(a)において右端)を材質検出手段7を構成する第2の検出光照射手段72bの直下に位置付ける。次に、制御手段8は材質検出手段7を作動するとともに加工送り手段37を作動してチャックテーブル36を図9の(a)において矢印X2(復路)で示す加工送り方向に所定の加工送り速度(例えば100mm/秒)で移動せしめる。なお、チャックテーブル36を図9の(a)において矢印X2で示す加工送り方向に加工送りする際には、制御手段8は第2の検出光照射手段72bの検出光の反射光を第3の経路76に導くように光スイッチ75を切り替える。このようにして材質検出手段7を作動することにより、第2の検出光照射手段72bから半導体ウエーハ10の上面(表面)における所定の分割予定ライン122に沿って照射された検出光の反射光が第2の経路74b、光スイッチ75および第3の経路76を介して検出光受光手段77に導かれる。そして、検出光受光手段77が受光した検出光の反射光の光量に対応する受光信号を制御手段8に出力する。一方、制御手段8にはチャックテーブル36のX軸方向位置を検出するためのX軸方向位置検出手段374からの検出信号が入力されている。材質検出手段7の検出光受光手段77およびX軸方向位置検出手段374からの信号に基づいて、制御手段8はチャックテーブル36のX軸方向位置に対応してランダムアクセスメモリ(RAM)83に格納されている図4に示す制御マップから光量に対応する材質を求めるとともに、レーザー光線の出力、パルス幅、繰り返し周波数を求め、このようにして求めた加工条件をランダムアクセスメモリ(RAM)83に格納する(加工条件検出工程)。この加工条件検出工程は継続して実施される。
次に、制御手段8は、加工送り量検出手段374から送られる検出信号に基づいてチャックテーブル36のX2で示す方向への移動距離を求める。そして、この移動距離が図9の(b)に示すように第2の検出光照射手段72bと集光器53の中心間距離Lに達したら、制御手段8は半導体ウエーハ10の所定の分割予定ライン122の他端(図9の(b)において右端)が集光器53の直下に達したと判断し、レーザー光線照射手段5を作動し集光器53からパルスレーザー光線を照射する。このとき、制御手段8は、メモリに格納された分割予定ライン122の他端(図9の(b)において右端)の材質に対応する加工条件(レーザー光線の出力、パルス幅、繰り返し周波数)に基づいて、レーザー光線照射手段5のパルスレーザー光線発振手段51および出力調整手段52を制御する。以後、制御手段8は、上述したようにランダムアクセスメモリ(RAM)83に格納されているチャックテーブル36のX軸方向位置に対応して求められた材質に対応する加工条件(レーザー光線の出力、パルス幅、繰り返し周波数)に基づいて、第1の検出光照射手段72aと集光器53の中心間距離Lだけ遅らせて集光器53から照射するようにレーザー光線照射手段5のパルスレーザー光線発振手段51および出力調整手段52を制御する(レーザー加工溝形成工程)。このレーザー加工溝形成工程においては、レーザー光線照射手段5の集光器53から照射されるパルスレーザー光線の集光点を分割予定ライン122の表面(上面)付近に位置付ける。この結果、低誘電率絶縁体被膜(Low−k膜)からなる機能層12と銅(Cu)等からなるテスト用の金属膜124が混在している場合でも、Low−k膜からなる機能層12と銅(Cu)からなるテスト用の金属膜124の座標データを作成することなくLow−k膜からなる機能層12と銅(Cu)からなるテスト用の金属膜124に適した加工条件でレーザー加工を施すことができる。そして、図9の(c)で示すように集光器53の照射位置が分割予定ライン122の一端(図9の(c)において左端)に達したら、パルスレーザー光線の照射を停止する。この結果、図9の(c)で示すように半導体ウエーハ10には所定の分割予定ライン122に沿って半導体基板11に達するレーザー加工溝120が形成され低誘電率絶縁体被膜(Low−k膜)からなる機能層12および銅(Cu)からなるテスト用の金属膜124が除去される。
上述した実施形態においては、分割予定ライン122に低誘電率絶縁体被膜(Low−k膜)からなる機能層12と銅(Cu)からなるテスト用の金属膜124が露出して形成されている被加工物のレーザー加工について説明したが、分割予定ラインにシリコン(Si)やアルミニウム(Al)が露出して形成されている場合でも、同様にレーザー光線の出力を制御することができる。
また、上述した実施形態においては、チャックテーブル36のX軸方向位置を検出するためのX軸方向位置検出手段374を備え、第1の検出光照射手段72aまたは第2の検出光照射手段72bと集光器53の中心間距離Lだけ遅らせて第1の検出光照射手段72aまたは第2の検出光照射手段72bによって検出した検査光の反射光に基づいて求めた加工条件によってレーザー光線照射手段5を制御する例を示したが、次のような方法を用いてもよい。即ち、加工送り手段37によるチャックテーブル36の加工送り速度(Vmm/秒)と第1の検出光照射手段72aおよび第2の検出光照射手段72bと集光器53の中心間距離Lとから遅れ時間(t秒=L/V)を求め、t秒だけ遅らせて第1の検出光照射手段72aまたは第2の検出光照射手段72bによって検出した検査光の反射光に基づいて求めた加工条件によってレーザー光線照射手段5を制御するようにしてもよい。
2:静止基台
3:チャックテーブル機構
36:チャックテーブル
37:加工送り手段
374:X軸方向位置検出手段
38:割り出し送り手段
384:Y軸方向位置検出手段
4:レーザー光線照射ユニット
5:レーザー光線照射手段
51:パルスレーザー光線発振手段
52:出力調整手段
53:集光器
6:撮像手段
7:材質検出手段
71:発光源
72a:第1の検出光照射手段
72b:第2の検出光照射手段
75:光スイッチ
77:検出光受光手段
8:制御手段
10:半導体ウエーハ
F:環状のフレーム
T:ダイシングテープ

Claims (2)

  1. 被加工物を保持する被加工物保持手段と、該被加工物保持手段に保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、該被加工物保持手段と該レーザー光線照射手段を加工送り方向(X軸方向)に相対的に移動せしめる加工送り手段と、該被加工物保持手段と該レーザー光線照射手段を加工送り方向(X軸方向)と直交する割り出し送り方法(Y軸方向)に相対的に移動せしめる割り出し送り手段と、該レーザー光線照射手段を制御する制御手段と、を具備するレーザー加工装置であって、
    該レーザー光線照射手段は、レーザー光線を発振するレーザー光線発振手段と、該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線の出力を調整する出力調整手段と、該出力調整手段によって出力が調整されたレーザー光線を集光して該被加工物保持手段に保持された被加工物に照射する集光器とを具備し、
    該集光器に対してX軸方向における被加工物の加工すべき上面の材質を検出する材質検出手段を備え、
    該材質検出手段は、該集光器に対してX軸方向に所定の間隔を持って配設され被加工物の加工すべき上面に検出光を照射する検出光照射手段と、被加工物の加工すべき上面で反射した検出光の反射光を受光し、受光した検出光の反射光の光量に対応する受光信号を該制御手段に出力する検出光受光手段とを具備しており、
    該制御手段は、光量と材質および加工条件との関係を設定した加工条件制御マップを格納したメモリを備え、該検出光受光手段からの受光信号に基づいて該加工条件制御マップから材質および加工条件を求め、該検出光照射手段と該集光器との間隔から照射するレーザー光線のタイミングを求め、該加工条件制御マップから求めた加工条件になるように該レーザー光線照射手段を制御する、
    ことを特徴とするレーザー加工装置。
  2. 該材質検出手段を構成する検出光照射手段は、該集光器をX軸方向に挟んでそれぞれ配設された第1の検出光照射手段と第2の検出光照射手段を備え、該被加工物保持手段の往路と復路において集光器に先行する第1の検出光照射手段または第2の検出光照射手段が選択的に作動せしめられる、請求項1記載のレーザー加工装置。
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