JP2016033723A - 情報処理方法、情報処理装置、および情報処理媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】機能が異なる複数種類のプリンタを制御可能なユニバーサルプリンタドライバでは、デバイスの設定で該当モデルを選ぶことでそのモデルに適した印刷設定画面を提供可能である。しかし将来発売される未知の仕様のプリンタに対しては詳細機能のサポートはできない。これは個々のプリンタには構成情報取得では設定しきれない細かな動作の差異があり、またその動作の差異を画面上で設定可能にしたとしてもユーザによる設定は困難なためである。【解決手段】通常デバイスの設定では設定しきれない個々のプリンタが持つ細かな動作の差異(モデル固有能力)をデバイスの設定で変更可能とし、デバイスの設定を基に印刷設定画面を提供する。また、このモデル固有能力を含むデバイスの設定全体を一括変更する手段を提供する。また、デバイスの設定全体をファイルとして保存する手段と、そのファイルを読み込み・編集・保存するツールを提供する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びコンピュータプログラムに関し、特に、相互に機能が異なる複数種類の画像形成装置を制御するために用いて好適なものである。
機能が異なる複数種類の画像形成装置を制御するためのプリンタドライバ(制御コマンド生成プログラム)としてユニバーサルプリンタドライバと称されるプリンタドライバがある。このようなプリンタドライバに関する技術として特許文献1に記載の技術がある。特許文献1には、プリンタの機種名と、その機種で利用できる印刷機能とを相互に対応付けて記憶しておき、情報処理装置に接続されるプリンタの機種に応じて、利用できる印刷機能を選択可能とする設定画面を提供する技術が開示されている。
特開2011−243067号公報
しかしながら、特許文献1に記載のプリンタドライバでは、次の課題があった。すなわち、特許文献1に記載のプリンタドライバは、既知の機種のプリンタの印刷機能を保持しているが、将来発売される未知の仕様のプリンタについての印刷機能を保持していない。したがって、特許文献1に記載の技術では、将来発売される未知の仕様のプリンタについては、一般的なプリンタが有する印刷機能の提供しかできない。
一方で様々なプリンタすべての印刷機能をもった構成でプリンタドライバを作成してしまうと、あるプリンタでは必要のない印刷機能までもがユーザに目に見えるようになってしまい、その場合はユーザビリティが落ちてしまう。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、インストール済みのユニバーサルプリンタドライバにより、道の仕様の画像形成装置の機能をすみやかにサポートすることを目的とする。また同様に不要な機能を非サポートにすることを目的とする。
本発明に係る情報処理装置の構成は、
複数種類の画像形成装置(2000)を制御可能な情報処理装置(1000)にインストールされるプリンタドライバ(301)であって、
少なくとも画像形成装置から構成情報取得出来ない画像形成装置固有の動作能力を含んだデバイスの設定(400、500)の設定値を組み合わせ、
その設定情報を複数種類保持することが可能な保持手段と前記保持手段が持つ前記設定情報の中から一つを選択する選択手段と(602)、
前記選択手段により、選択した設定情報を用いてデバイスの設定を更新する際に前記画像形成装置の動作能力を変更する能力設定手段(S904)と、を有することを特徴とする
また、前記プリンタドライバにおいてデバイスの設定の設定値をファイルとして保存する保存手段(402、502)と、
前記デバイスの設定の設定値のファイルを読み込み、設定情報として保持する読み込み手段(605)と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、インストール済みのユニバーサルデバイスドライバにより、未知の仕様の画像形成装置の機能を可及的にサポートすることができる。また、不要な機能を非サポートにすることができる。
プリントシステムの全体構成を示す図である。 ホストコンピュータとプリンタのハードウェア構成を示す図である。 ホストコンピュータのソフトウェア構成を示す図である。 デバイスの設定画面を示す図である。 デバイスの設定画面を示す図である。 構成プロファイル選択画面を示す図である。 印刷設定画面を示す図である。 印刷設定画面を示す図である。 デバイスの設定を一括して変換する処理を示すフローチャートである。 構成プロファイル編集ツールの画面を示す図である。 構成プロファイル編集ツールの画面を示す図である。 構成プロファイル編集ツールの画面を示す図である。 構成プロファイル編集ツールの画面を示す図である。 構成プロファイル編集ツールの画面を示す図である。 構成プロファイル編集ツールの画面を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。以下に説明する実施形態では、ユニバーサルプリンタドライバ(デバイスドライバ)により、機能が異なる複数種類のプリンタ(画像形成装置)を制御する。そのために、ユニバーサルプリンタドライバは、モデル(型式)毎の能力をデータベースに内包するのではなく、モデルに固有の能力を含む全ての能力をデバイスの設定に基づき設定する。すなわち、一般的なプリンタが有する能力に加えて、モデル固有の能力もデバイスの設定の対象とする。また、印刷設定画面は、内部のデータベースに格納されているプリンタの機能の情報を基にするのではなく、デバイスの設定で設定された情報を基に構築される。本実施形態では、以上の構成により、未知の仕様のプリンタに対しても当該プリンタの機能を可及的にサポートすることが可能となるユニバーサルプリンタドライバを実現する。
まず、本発明の実施形態で使用される用語について定義する。「能力」とは、情報処理装置に通信可能に接続されたプリンタで利用することが可能な機能、または、デバイスの設定画面における当該機能の設定項目を指す。例えば、情報処理装置に通信可能に接続されたプリンタに両面ユニット等が搭載されていて、当該プリンタが<両面印刷>を行うことが可能な場合、当該プリンタは、<両面印刷>の能力があるという。また、この場合、後述するデバイスの設定画面に、<両面印刷>の能力の設定項目が存在することになる。
「デバイスの設定」とは、情報処理装置に通信可能に接続されたプリンタで利用可能な機能の設定を指す。具体的に「デバイスの設定」とは、例えば、両面印刷の利用可否、ホチキスの利用可否等の設定を指す。デバイスの設定によって利用することを可能とした機能は、印刷ジョブ毎に行う「印刷設定」において指定することが可能となる。例えば、デバイスの設定で<両面印刷>を利用することが可能であるとされれば(すなわち、デバイスの設定画面で<両面印刷>の能力がOn(有効)とされれば)、印刷設定画面では、<片面印刷>に加えて<両面印刷>の指定が可能となる。
「最大能力」とは、情報処理装置に通信可能に接続されたプリンタが、オプション装置等を装着することによりサポートすることが可能となる全ての能力を指す。
「カレント能力」とは、情報処理装置に通信可能に接続されたプリンタが、実際に装着されているオプション装置等により、現在、利用することが可能な能力を指す。印刷ジョブ毎に行う印刷設定は、このカレント能力の範囲内で行うことができることになり、印刷設定画面もこのカレント能力に基づいて生成される。カレント能力を基に印刷設定画面が構築されるフローは後述する。
「基本能力」とは、両面印刷やホチキス等の一般的なプリンタの能力を指す。オプション装置の装着により基本能力の利用が可能となるモデルのプリンタでは、デバイスの設定で基本能力を手動で設定するか、または、プリンタからの構成情報の取得により、基本能力の設定が行われる。「固有能力」とは、モデル固有の能力を指す。なお、「固有能力」は、プリンタからの構成情報の取得によって設定されないケースも多い。
「固有能力」の別の例として、「用紙サイズの処理能力」がある。用紙サイズの処理能力とは、「どの用紙サイズが利用可能であるか」、「それぞれの用紙サイズは両面印刷が可能であるか」、「どの位置にホチキス可能であるか」等を示すモデル毎の処理能力である。これらの処理能力は、モデル毎に異なり、プリンタからの構成情報では取得できないケースも多い。また、デバイスの設定画面での固有能力の設定も基本能力等の設定に比べて困難である。前述したように、「固有能力」には、構成情報の取得では設定しきれない個々のプリンタの細かな動作の差異が含まれており、また、ユーザによる設定が困難な能力が多い。以上の用語の意味を前提として、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態を説明する。図1は、プリントシステムの全体構成の一例を示す図である。プリントシステムには、少なくとも、ホストコンピュータ1000とプリンタ2000とが含まれる。尚、図1に示す例では、ホストコンピュータ1000とプリンタ2000が、LAN、WAN等のネットワーク3000を介して相互に通信可能に接続される場合を例に挙げて示す。しかしながら、ホストコンピュータ1000とプリンタ2000の接続形態はこれに限定されず、ローカル接続であってもよい。また、ホストコンピュータ1000とプリンタ2000は、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであってもよい。
図2は、ホストコンピュータ1000とプリンタ2000のハードウェアの構成の一例を示す図である。図2において、ホストコンピュータ1000は、ROM3のプログラム用ROMあるいは外部メモリ11に記憶された文書処理プログラム等に基づいて文書や画像の処理を行うCPU1を備える。また、システムバス4に接続される各プリンタ2000をCPU1が総括的に制御する。
また、ROM3のプログラム用ROMあるいは外部メモリ11には、CPU1の制御プログラムであるオペレーティングシステム等が記憶される。ROM3のフォント用ROMあるいは外部メモリ11には、文書の処理の際に使用するフォントデータ等が記憶される。ROM3のデータ用ROMあるいは外部メモリ11には、文書や画像の処理等を行う際に使用する各種データが記憶される。RAM2は、CPU1の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
キーボードコントローラ(KBC)5は、キーボード9や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)6は、CRTディスプレイ(CRT)10の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)7は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、プリンタドライバ等を記憶するハードディスク(HDD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御する。プリンタコントローラ(PRTC)8は、双方向性インターフェース30を介してプリンタ2000に接続され、プリンタ2000との通信制御処理を実行する。
尚、CPU1は、例えば、RAM2上に設定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのWYSIWYGを可能としている。また、CPU1は、CRT10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。ユーザは、印刷を実行する際、印刷の設定に関するウインドウを開き、プリンタの設定や、印刷モードの選択を含むプリンタドライバに対する印刷処理方法の設定を行える。
プリンタ2000は、CPU12により制御される。CPU12は、ROM13のプログラム用ROMあるいは外部メモリ14に記憶された制御プログラム等に基づいて動作する。CPU12は、印刷部I/F16を介してシステムバス15に接続される印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信号を出力する。また、ROM13のプログラムROMには、CPU12の制御プログラム等が記憶される。ROM13のフォント用ROMには、前述した出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等が記憶される。プリンタ2000がハードディスク等の外部メモリ14がないプリンタである場合、ROM13のデータ用ROMには、ホストコンピュータ1000で利用される情報等が記憶される。
CPU12は、入力部18を介して、ホストコンピュータ1000との通信処理が可能となっており、プリンタ2000内の情報等をホストコンピュータ1000に通知できる。入力部18は、操作パネル21をユーザが操作のためのスイッチおよびLED表示器等を有する。
RAM19は、CPU12の主メモリや、ワークエリア等として機能する。また、RAM19は、前述した出力情報の展開領域や、環境データの格納領域等としても用いられる。
外部メモリ14は、オプションとしてプリンタ2000に接続される。外部メモリ14は、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラム、操作パネル21から入力されたプリンタモード設定情報等を記憶する。外部メモリ14のアクセスはメモリコントローラ(MC)20により制御される。外部メモリ14は1個に限らず、複数個であってもよい。
図3は、ホストコンピュータ1000のソフトウェアの構成の一例を示す図である。プリンタドライバ301はホストコンピュータ1000にインストールされたプリンタドライバであって、機能が異なる複数種類のプリンタを制御するユニバーサルプリンタドライバである。また、プリンタドライバ301は、モデル毎の機能をデータベースに内包するのではなく、固有能力を含む全ての能力を構成プロファイル303の変更で設定することが可能なものであるとする。構成プロファイル303とは、ユニバーサルプリンタドライバのデバイスの設定の設定すべてを規定するデータである。構成プロファイルの変更についての詳細は後述する。
構成プロファイル303はプリセットとして、プリンタドライバ301に内包している。また、構成プロファイルファイル304は構成プロファイルを外部ファイルとしてファイル化したものである。プリンタドライバ301はデバイスの設定を構成プロファイルファイルとしてエクスポートすることが可能である。また、プリンタドライバ301は、構成プロファイルファイルを新たな構成プロファイルとしてインポートすることも可能である。構成プロファイル編集ツール302は構成プロファイルファイル304を読み込み・編集・保存が可能なツールである。
次に、プリンタドライバが、モデル毎の機能をデータベースとして持たなくても、デバイスの設定によって印刷設定画面を一意に構築するための処理方法の一例を説明する。なお、デバイスの設定画面を用いて処理を行う前に、ユーザは、オペレーティングシステムにより提供される選択画面を使って、デバイスの設定の設定対象となるプリンタを選択する。
図4および図5は、デバイスの設定画面の一例を示す図である。具体的に、図4は「SFP」、図5は「MFP」の構成プロファイルが選択されたデバイスの設定画面を示す図である。
図6はボタン401またはボタン501を押下することで開く構成プロファイルの変更画面である。この画面において、自動もしくは手動で構成プロファイルを変更することができる。自動選択は、図6の601で「デバイスに適した構成プロファイルを自動で選択」を選択して、画面600のOKボタン押下で行われる。プリンタから構成情報取得を行い、選択メニュー602に表示されている構成プロファイルから適当なものが選択される。
手動選択は、601で「手動選択」を選択して、選択メニュー602に表示されている任意の構成プロファイルを選択し、画面600のOKボタン押下することで行われる。
任意の構成プロファイルを選択することで、新たなプリンタ2000に対するデバイスの設定の設定を一括して行う。一括設定の処理フロー詳細は後述する。
すなわち、ユーザは、構成プロファイル選択用ダイアログ600から当該プリンタ2000に対応する構成プロファイルを選択する。これにより、選択された構成プロファイルの設定情報がデバイスの設定として当該プリンタ2000に対して一括で適用される。402および502は構成プロファイルのエクスポートボタンである。デバイスの設定の設定情報を構成プロファイルとして、エクスポート(ファイルとして保存)するためのボタンである。
構成プロファイルのインポートボタン605は、デバイスの設定の一括設定に使用する構成プロファイルをインポートするためのボタンである。前記エクスポートした構成プロファイルのファイルをインポートすることが可能である。インポートした構成プロファイルは502に表示する。
次に図4と図5のデバイスの設定画面400および500の詳細について説明する。図4においては、基本能力は以下で示される403〜409で表示および設定が行われる。プルダウンメニュー403と404はデバイスの種類の選択肢が表示される。例えば、A3機なのかA4機なのか、またカラープリンタなのか白黒プリンタなのかである。さらに両面印刷選択用チェックボックス405、給紙方法と用紙の割り当て選択用のダイアログの表示ボタン406、用紙サイズの設定表示ボタン407、給紙部の設定表示ボタン408、詳細設定表示ボタン409が表示される。
これらは印刷時にそれぞれの機能が利用可能であるか否かを示す役割と、利用可能な機能を利用するか否かを指定するための役割とを有する。これらのうち、画面600により選択された構成プロファイルにおいて、利用可能でないものについては非表示にされ、利用するか否かの選択をすることができないようになる。画面600により選択された構成プロファイルで利用可能なものについては(非表示にならず)、チェックボックスをチェックすることにより設定が可能になる。図4に示す例では、構成プロファイルとして「SFP」が選択されている。また、両面印刷が表示されている。ただし、図4では、チェックボックス405にチェックが入っていないため、両面印刷を印刷時に使うことはできない。
図5における基本能力も前記図4のケースと同等である。基本能力はデバイスの設定画面500で示される503〜518で表示および設定が行われる。図5では、シフト選択用チェックボックス506、ホチキス選択用チェックボックス507、中とじ選択用チェックボックス508、パンチ穴選択用チェックボックス509、折り選択用チェックボックス511、断裁選択用チェックボックス513も表示される。またパンチ穴数選択肢510、折り対応方法選択肢512も表示される。これらは「MFP」の構成プロファイルが選択されたことにより表示されたものであり、チェックボックスをチェックすることにより印刷時に使うことができる。図5の例では505〜513のすべてのチェックボックスにチェックが入っている。
次に、固有能力は通常プリンタドライバのデバイスの設定上には表示しない。固有能力とは例えば「用紙サイズの処理能力」がある。用紙サイズの処理能力とは、「どの用紙サイズが利用可能であるか」、「それぞれの用紙サイズは両面印刷が可能であるか」、「どの位置にホチキス可能であるか」等を示すモデル毎の処理能力である。これら固有能力を設定するためには該当モデルに対する詳細な知識が必須であり、一般ユーザが設定するのは困難である。また、一般ユーザが誤って該当モデルが処理不可能な設定を行う可能性もあるため、表示しない。
用紙サイズの処理能力は、プリンタ2000でサポートする用紙サイズと、プリンタ2000でサポートするそれぞれの用紙サイズにおける両面印刷の可否・ホチキス可能な位置と、を制御するための情報を持つ。
以下表Aおよび表Bは、用紙サイズの処理能力の一例を示す図である。表Aは構成プロファイルが「SFP」、表Bは「MFP」であるプリンタ2000の用紙サイズの処理能力を示す表の一例である。
表Aに示す例においては、<A3>、<A4>、<A5>、<B4>、<B5>、<はがき>、<封筒>の用紙サイズをサポートし、<A4>、<A5>、<B5>、<はがき>の用紙サイズで両面印刷が可であることを示している。またホチキスはすべての用紙サイズで不可能であることを示す。なおサポートする用紙サイズの増減の設定は、用紙サイズの設定表示ボタン407や515を押下して表示される用紙サイズの設定ダイアログにて設定が可能である。各用紙サイズの両面可否の設定と、各用紙サイズのホチキス可能位置の設定は、デバイスの設定では設定を行うことができず、後述する構成プロファイルの編集ツールの編集画面を操作することで編集することが可能となる。
以上のように本実施形態では、デバイスの設定画面400や500の表示により機能設定表示が行われ、デバイスの設定画面が、プリンタ2000の機能情報を設定するための機能設定画面としての役割を有する。
図7は、印刷設定画面700の一例を示す図である。具体的に図7は図4に示した内容のデバイスの設定に基づく印刷設定画面の一例を示す図である。図7の印刷設定画面700を用いて、印刷設定画面700の内容と、図4に示したデバイスの設定を基に印刷設定画面を構築するための処理方法の一例を説明する。
用紙サイズ選択用プルダウンメニュー701は、印刷実行時の用紙サイズを選択するためのものである。ここには、表Aに示す用紙サイズの処理能力の一覧情報に従い、<A3>、<A4>、<A5>、<B4>、<B5>、<はがき>、<封筒>が用紙サイズ選択用プルダウンメニュー701に列挙される。部数選択欄706、用紙の向き選択欄707、倍率選択欄708は、それぞれ、印刷部数、用紙の向き、倍率を選択するためのものである。
印刷方法選択用プルダウンメニュー703は、<片面印刷>、<両面印刷>等の印刷方法の選択を行うためのものである。印刷方法選択用プルダウンメニュー703における選択肢はデバイスの設定に依存する。図4の両面印刷選択用チェックボックス405にチェックされていると、<片面印刷>に加えて印刷方法選択用プルダウンメニュー703に<両面印刷>が列挙される。図4に示すデバイスの設定400では、いずれのチェックボックスもチェックされていない(Offである)。このため、図7において、印刷方法選択用プルダウンメニュー703では、<片面印刷>のみが表示されている。
また、図5にあるようなホチキス選択用チェックボックスや中とじ選択用チェックボックスは図4では非表示になっている。そのため、印刷設定画面700においても、ホチキスや中綴じの設定値は表示しない。
図8は、印刷設定画面800の一例を示す図である。具体的に図8は図5に示した内容のデバイスの設定に基づく印刷設定画面の一例を示す図である。前記図4と図7を用いて示したように、図5に示したデバイスの設定を基に図8の印刷設定画面を構築することが可能である。以下にその一例を示す。
排紙方法選択用プルダウンメニュー805は、排紙方法すなわちソートやグループソート、ホチキスの処理を選択するものである。排紙方法選択用プルダウンメニュー805の表示はデバイスの設定(ホチキス選択用チェックボックス507)に依存する。ホチキス選択用チェックボックス507をチェックすれば(Onにすれば)、排紙方法選択用プルダウンメニュー805にて、ホチキスが選択可能となる。また、ホチキス選択用チェックボックス507をチェックすれば、ホチキス位置指定画面表示ボタン811は有効になる。ボタン811を押下することでホチキス位置指定画面を表示することが可能である。ホチキス位置指定画面には、表Bに示す用紙サイズの処理能力で利用可能としているホチキス可能位置が列挙される。
次に、図7の印刷設定画面700を参照しながら、図4に示したデバイスの設定を基に印刷設定画面を構築するための処理方法の一例を説明する。図4に示す例では、デバイスの種類選択用プルダウンメニュー403、404において<A4>、<白黒>が選択されている。また、両面印刷選択用チェックボックス405がチェックされている。用紙サイズの処理能力は前記表Aに示すテーブル内容であるとする。
このコンフィグ設定に基づいて図7に示す印刷設定画面700が生成される。
用紙サイズ選択用プルダウンメニュー701の選択肢は、表Aに示す用紙サイズの処理能力に従う。図4において、両面印刷選択用チェックボックス405がチェックオフされている。また、図7において、用紙サイズ選択用プルダウンメニュー701で<A4>が選択されている。また、表Aに示す用紙サイズの処理能力において「A4」の用紙の両面印刷が可能であることが設定されている。この場合は、デバイスの設定画面の両面印刷選択用チェックボックス405の設定が優先されるため、703には<片面印刷>のみが表示される。
以上のように本実施形態では、印刷設定画面700の表示により、指示設定表示が行われ、印刷設定画面700が、プリンタ2000に対する制御コマンドを生成するための指示設定画面としての役割を有する。つまり、印刷設定画面700にて設定された印刷設定情報に基づいて、プリンタに送信されるべき制御コマンドが生成される。尚、前述したデバイスの設定画面400および印刷設定画面700に係る処理は、例えば、プリンタドライバ301により実行することができる。
また、デバイスの設定画面400を用いて、デバイスの設定情報(どの基本能力を使用するか否かの設定と、固有能力の設定)を設定することで、印刷設定画面700を一意に構築できる。したがって、任意のプリンタ2000をサポートする印刷設定画面700を提供することができる。つまり、デバイスの設定で適切に能力を設定すれば、将来発売される未知の仕様のプリンタ2000に対しても、好適な印刷設定環境を提供することができる。これはデバイスの設定画面500と印刷設定画面800でも同様のことが言える。
個々のプリンタ2000の能力、特に、固有能力の設定を手動で行うのは、ユーザにとって必ずしも容易ではない。そこで、本実施形態では、デバイスの設定を一括して変更することができるようにしている。
まず、デバイスの設定を一括して変更する場合の処理方法について説明する。デバイスの設定画面400を操作してデバイスの設定の一括変更を行う場合には、図6の構成プロファイル選択用プルダウンメニュー600で、構成プロファイルを変更する。
次に、デバイスの設定の一括変更時の設定値について説明する。表Cは、構成プロファイルの設定情報の一例を示すテーブルである。
表C一列目の「能力番号」は、各能力を識別するための番号である。表C二列目の「能
は、能力の名称であり、図4、図5に示すデバイスの設定画面400、500に表示される各能力と対応している。
表C三列目の「SFP」、また表C四列目の「MFP」は、構成プロファイル選択用画面600に列挙される選択肢を示す。また、SFPとMFPの欄に、それぞれが持つ設定情報が格納される。設定情報には、基本能力と固有能力の最大能力・カレント能力が含まれる。例えば、該当能力が使用可能な能力の場合は「On」であり、使用不可能な場合は「Off」となる。On/Offでなく複数の選択肢を有する能力についてその選択肢が設定値となる。また、デバイスの設定画面上で非表示の能力については「Hide」となる。
次に、図9のフローチャートを参照しながら、デバイスの設定を一括して変更する際の処理の一例を説明する。図9のフローチャートは、例えば、プリンタドライバ301をインストールするときには、ドライバインストーラ302で実行され、プリンタドライバ301がインストールされた後は、プリンタドライバ301で実行される。ここでは、プリンタドライバ301が図9のフローチャートを実行するものとして説明を行う。また、ここでは、図4に示すデバイスの設定画面400に対し、表Cの「SFP」欄に格納されている設定情報を適用させているものとして説明を行う。この場合、図6に示す構成プロファイル選択用画面600の選択メニュー602で列挙されている選択肢が変更されると、図9のフローチャートによる処理が開始する。
まず、ステップS901において、プリンタドライバ301は、構成プロファイル選択用メニュー602で選択された構成プロファイルに対応する設定情報の読み込みを行う(表Cおよび表Aを参照)。ここでは、能力番号も併せて読み込むものとする。尚、前述したように、設定情報のインポートは、構成プロファイルのインポートボタン605の押下により実行される。
次に、ステップS902において、プリンタドライバ301は、ステップS901で読み込んだ設定情報の能力番号を参照のための変数nに「1」を設定する。
次に、ステップS903において、プリンタドライバ301は、能力番号nの能力が非表示化(Hide)すべきものであるか否かを判定する。例えば、ステップS901で読み込んだ構成プロファイルの設定情報の中から、能力番号nの能力の設定情報の内容を参照し、参照した内容が、<Hide>ならば、能力番号nの能力は非表示化すべきものであると判定することができる。一方、参照した内容が、<Hide>以外であれば、能力番号nの能力は非表示化(Hide)すべきものでないと判定することができる。
この判定の結果、能力番号nの能力が非表示化すべきものでない場合には、ステップS904に進む。ステップS904に進むと、プリンタドライバ301は、能力番号nの設定情報の現在の内容を、ステップS901で読み込んだ(能力番号nの能力)の設定情報の内容に変更する。例えば、構成プロファイルとして「SFP」が選択された場合、用紙サイズの処理能力の設定値(ドライバ内部の設定値)が、表A記載の設定に変更される。そして、後述するステップS906に進む。
一方、能力番号nの能力が非表示化すべきものである場合には、ステップS905に進む。ステップS905に進むと、プリンタドライバ301は、デバイスの設定画面400における能力番号nに対応する項目を非表示にする。そして、ステップS906に進む。
以上のようにしてステップS906に進むと、プリンタドライバ301は、ステップS901で読み込んだ設定情報(能力番号)を全て選択したか否かを判定する。この判定の結果、全ての能力番号を選択していない場合には、ステップS907に進む。ステップS907に進むと、プリンタドライバ301は、変数nに「1」を加算し、ステップS903に戻って次の能力番号nの能力についても同様の処理を行う。
そして、全ての能力番号を選択したと判定すると、ステップS901で読み込んだ設定情報(能力番号)の全てをデバイスの設定に反映させる処理を行ったことになるので、図9のフローチャートによる処理を終了する。
次に、図4の状態のデバイスの設定画面400の状態から、構成プロファイル選択用メニュー602で「MFP」が選択されて、デバイスの設定画面が図5で示すものに変更される場合の処理の例を説明する。
まず、ステップS901では、表Cの設定情報のうち、「MFP」の設定情報が読み込まれる。個々の能力の処理に関し、例えば、能力番号4の能力である「ホチキス」は、非表示化されるものでないので、ステップS903ではnoと判定される。したがって、ステップS904において、デバイスの設定画面の「ホチキス」の設定情報は<On>がセットされる(ホチキス選択用チェックボックス507がチェックオンで有効表示となる)。
また、能力番号6の能力である「パンチ穴」も、非表示化されるものではない。ステップS903でnoと判定される。またステップS904において、デバイスの設定画面の「パンチ穴」の設定情報は<2穴>がセットされる(パンチ穴選択用チェックボックス509がチェックオンとなり、パンチ穴選択用メニューに<2穴>が選択される)。
その他の能力に関しても、それぞれ同様に処理がなされる。また、<用紙サイズの処理能力>の詳細は、表Aに示すものから表Bに示す内容に変更され、最終的に図5に図示するようにデバイスの設定画面の設定が完了する。
また、本実施形態では、プリンタドライバ301は構成プロファイルのインポート機能を持つ。この機能は、前述したように、例えば、構成プロファイルのインポートボタン605の押下により、外部ファイルを選択して、外部で作成された構成プロファイルの設定情報を取り込むことで実現できる。インポートした構成プロファイルは、構成プロファイル選択用メニュー602に追加で列挙される。したがって、新規のプリンタに対するデバイスの設定を外部ファイルとして提供することが可能となる。また、特定のオプションを装備してプリンタを購入したユーザに対し、そのオプションに適した構成プロファイルを追加で提供することで、そのユーザは、外部で作成された構成プロファイルを取り込んで選ぶだけで最適なデバイスの設定を行うことができる。尚、デバイスの設定画面での設定を、外部ファイルとして出力するエクスポート機能(ボタン402、502)も備えている。
外部ファイルとして出力された構成プロファイルファイルは、構成プロファイル編集ツール302で読み込み・編集・保存が可能である。
図10、図11、図12(a)、図12(b)、図13(a)および図13(b)はその構成プロファイル編集ツールの画面例である。これら画面例を用いて、構成プロファイル編集ツール302の動作を説明する。
外部ファイルとして出力された構成プロファイルファイルには、それぞれの能力が設定されている。構成プロファイル編集ツール302は、構成プロファイルファイルを読み込み、画面にその設定状態を表示することが可能である。
図10は、前記表Cの「SFP」欄の設定の構成プロファイルファイルを、1001のメニューから読み込んだ状態の画面である。構成プロファイルの情報1002は、構成プロファイルのメタ情報を示している。例えば、「表示名」には構成プロファイル選択用メニュー602に表示する構成プロファイル名を示す。またコメント603に表示する説明は、「説明」に示される。次にデバイスの設定1003、仕上げ設定1004、給紙設定1005、排紙設定1006について、説明する。これら設定は、表Cの「SFP」欄の各設定が画面上に示される。例えば、デバイスの設定1003には、「A4」「白黒」が設定され、画面上に表示される。また仕上げ設定1004には「両面印刷」がチェックオフで表示され、他の仕上げ設定(シフト、ホチキス、中とじ、パンチ穴、折り、断裁)が非表示となる。給紙設定1005は設定が無く、排紙設定1006は非表示になる。用紙サイズの設定ボタン1012押下で表示する画面で設定が行われる(不図示)。
同様に図11は、表Cの「MFP」欄の設定の構成プロファイルファイルを、読み込んだ状態の画面である。表Cの「MFP」欄の設定がツール画面上で設定される。詳細については、図10と同様のため割愛する。
次に構成プロファイル編集ツール302での、設定値の編集について説明する。構成プロファイル編集ツールでは、設定値のOn/Offもしくは選択肢、設定項目の表示/非表示を設定することが可能である。設定値のOn/Offは構成プロファイル編集ツールの画面のチェックボックスのOn/Offで設定することができる。例えば、図11の両面印刷1113をOffにすることで、設定もOffになる。また、設定値の選択は同じくツール画面の選択肢から変更が可能である。例えば、図11のデバイスの種類1111には、「A3」が設定されている。これをリストされる他の値(例えば「A4」)に変更することで、設定することができる。
次に、設定項目の表示/非表示について、図12(a)、図12(b)、図13(a)、図13(b)を用いて説明する。図12(a)の表示設定メニュー1202は、ツール画面上の設定項目上でマウスの右クリックした際に表示するメニューである。表示設定メニュー1202で「表示設定」を選ぶと、右クリックした項目を表示する(表示設定メニュー1203)。この表示設定メニュー1203をクリックすることで、右クリックしたツール画面上の項目を非表示にすることができる。1204は、両面印刷1201を右クリックして表示した表示設定メニュー1203をクリックした結果の構成プロファイル編集ツールの画面を示した図であり、両面印刷1201が非表示になっていることが分かる。
図13(a)の表示設定メニュー1301は、ツール画面上でマウスの右クリックした際に表示するメニューである。表示設定メニュー1301で「隠された項目を表示」を選ぶことで、現在非表示の項目がリスト表示される(1302)。このリスト1302で表示したい項目をクリックすることで、非表示だった項目をツール画面上で表示させる。例えば、図13(b)は「デバイスの種類(3)」をクリックした後の画面である。上記説明した方法で、設定値の変更と、項目の表示/非表示の変更が可能となる。
次に構成プロファイル編集ツール302での、構成プロファイルとしてのファイル保存機能について説明する。ツール画面上の保存ボタンを押下することで画面上の設定を、構成プロファイルファイルとして保存することが可能である。各設定の設定値と項目の表示/非表示も含めた設定情報をファイルとして保存する。保存ボタンとは、例えば、図10のボタン1009、ボタン1010である。ボタン1009は読み込んだファイルと同じファイルに上書き保存する。ボタン1010は別ファイルとして保存する。
外部ファイルとして保存した構成プロファイルファイルは、前述したようにプリンタドライバ301でインポートが可能である(構成プロファイルのインポートボタン605の押下により、外部ファイルを選択して、外部で作成された構成プロファイルの設定情報を取り込む)。インポートした構成プロファイルは、構成プロファイル選択用メニュー602に追加で列挙される。したがって、新規のプリンタに対するデバイスの設定を外部ファイルとして提供することが可能となる。また、特定のオプションを装備してプリンタを購入したユーザに対し、そのオプションに適した構成プロファイルを追加で提供することで、そのユーザは、外部で作成された構成プロファイルを取り込んで選ぶだけで最適なデバイスの設定を行うことができる。同時に、不要な能力を非表示にすることも可能であり、ユーザの使用用途に合致した最適なデバイスの設定を行うことができる。
ここで、以上のような本実施形態のデバイスの設定による利点をまとめて示す。まず、デバイスの設定画面に、個々のプリンタが持つ細かな能力の差異も含めた全ての能力情報をデバイスタイプごとに表示し、且つ、デバイスの設定画面に対する操作によりデバイスの設定の内容を構成プロファイルごとに変更できるようにした。したがって、デバイスの設定として適切な設定を行うことで、任意の機能や動作仕様を持つ印刷設定画面(画面700や画面800)を構成プロファイルごとに構築することができる。そして、将来発売される未知の仕様のプリンタに対しても、当該プリンタを何れかの構成プロファイルに対応させることにより、プリンタドライバ301が当該プリンタを好適にサポートすることが可能となる。
また、ユーザが固有能力を正しく設定することは必ずしも容易ではない。そこで、プリンタに対応した構成プロファイルの選択によって固有能力を含むデバイスの設定を一括で変更できるようにした。これにより、未知の仕様のプリンタに対しても当該プリンタの能力に近い設定を容易に行うことができる。つまり、将来発売されるプリンタに対しても半自動でデバイスの設定を行うことができ、ユーザビリティを向上させることができる。
尚、前述したように本実施形態では、プリンタ名と基本能力とによって構成プロファイルが定められるものとした。しかしながら、モデル毎に分類したもの、各モデルのシリーズ毎・カテゴリ毎に汎用的に分類したもの、特定のユースケースやシナリオに応じて分類したもの等を、構成プロファイルとして提供することが可能である。すなわち、構成プロファイルは、プリンタの種別に応じて分類されるものであればよい。
また、構成プロファイルの選択によるデバイスの設定の一括変換に際して読み込む構成プロファイルの設定情報が、能力毎に設定値を有するようにした(表Cを参照)。よって、ホチキスや両面印刷機能が標準装備のプリンタでは、初期値としてホチキスや両面印刷をOnとしておくことも可能である。また、商談などで特定のオプション構成でプリンタを販売する場合においても、あらかじめ必要な機能を設定した構成プロファイルを準備すればよい。構成プロファイル編集ツール302を使用することで、そのような構成プロファイルをファイルとして提供することが可能である。したがって、プリンタドライバ301自体のカスタマイズと比べて、当該プリンタをサポートする印刷設定画面を容易に提供することが可能となる。
また、構成プロファイル選択によるデバイスの設定の一括変換に際して読み込む構成プロファイルの設定情報の能力毎の設定値として<Hide>を設定することができるようにした。よって、例えば、一般に小型機であるSFPでは、オプションの構成の存在しない「製本印刷」を非表示にし、印刷設定画面700においてこれらの能力の設定の変更ができないようにすることができる。このように、プリンタに応じて最大能力を設定することで、ユーザが間違った設定をしないようにサポートすることができるため、ユーザビリティが向上する。
尚、本実施形態では、構成プロファイル選択用メニュー602で構成プロファイルを変更する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、公開I/Fを用いて外部プログラムから構成プロファイルを指示することも可能とする。これにより、デバイスの設定のUI画面を開かなくとも、構成プロファイルによるデバイスの設定の一括変換が可能となる。
(その他の実施例)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、まず、以上の実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)が当該コンピュータプログラムを読み出して実行する。
1000 ホストコンピュータ、2000 プリンタ、3000 ネットワーク

Claims (3)

  1. 複数種類の画像形成装置(2000)を制御可能な情報処理装置(1000)にインストールされるプリンタドライバ(301)であって、
    少なくとも画像形成装置から構成情報取得出来ない画像形成装置固有の動作能力を含んだデバイスの設定(400、500)の設定値を組み合わせ、
    その設定情報を複数種類保持することが可能な保持手段と前記保持手段が持つ前記設定情報の中から一つを選択する選択手段と(602)、
    前記選択手段により、選択した設定情報を用いてデバイスの設定を更新する際に前記画像形成装置の動作能力を変更する能力設定手段(S904)と、を有することを特徴とする情報処理装置。
    また、前記プリンタドライバにおいてデバイスの設定の設定値をファイルとして保存する保存手段(402、502)と、
    前記デバイスの設定の設定値のファイルを読み込み、設定情報として保持する読み込み手段(605)と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記デバイスの設定手段によるデバイスの設定に基づいて、画像形成の設定のために構築される設定画面が一意に決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記デバイスの設定の設定値を示したファイルを読み込むためのファイル読み込み手段(1001)と、前記設定値に対して設定の変更や項目の表示/非表示を設定できる変更手段(1201、1202、1301)と、変更した設定値をデバイスの設定の設定値を示すファイルとして保存する保存手段(1009、1010)と、を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113396385A (zh) * 2019-02-01 2021-09-14 兄弟工业株式会社 支持程序、信息处理装置、以及印刷方法

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