JP2016032169A - クロック位相調整回路 - Google Patents

クロック位相調整回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2016032169A
JP2016032169A JP2014153096A JP2014153096A JP2016032169A JP 2016032169 A JP2016032169 A JP 2016032169A JP 2014153096 A JP2014153096 A JP 2014153096A JP 2014153096 A JP2014153096 A JP 2014153096A JP 2016032169 A JP2016032169 A JP 2016032169A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slave
clock
circuit
master
flag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014153096A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6401533B2 (ja
Inventor
知典 鴨下
Tomonori Kamoshita
知典 鴨下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MegaChips Corp
Original Assignee
MegaChips Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MegaChips Corp filed Critical MegaChips Corp
Priority to JP2014153096A priority Critical patent/JP6401533B2/ja
Publication of JP2016032169A publication Critical patent/JP2016032169A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6401533B2 publication Critical patent/JP6401533B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Pulse Circuits (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

【課題】マルチチップ構成の半導体装置において、チップ間のクロックを、一定の位相関係にすることができるクロック位相調整回路を提供する。
【解決手段】クロック位相調整回路は、マルチチップ構成の半導体装置で用いられるものである。マスタチップは、マスタクロックの位相を表すタイミングで、非アクティブ状態からアクティブ状態へ1回だけ変化するマスタフラグを生成するマスタフラグ生成回路を備える。スレーブチップは、マスタチップから供給されたマスタフラグ、および、スレーブクロックの位相を表すタイミングで、非アクティブ状態からアクティブ状態へ1回だけ変化するスレーブフラグに基づいて、マスタクロックとスレーブクロックとの間のスキューを検出してスキュー設定値を出力するスキュー検出回路と、スキュー設定値に応じて、スレーブクロックの位相を調整する位相調整回路とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の半導体チップを搭載するマルチチップ構成の半導体装置において、各々の半導体チップで使用されるクロックが、あらかじめ設定された一定の位相関係となるように調整するクロック位相調整回路に関するものである。
図8は、従来のクロック位相調整回路の構成を表す一例のブロック図である。同図に示すクロック位相調整回路90は、マスタチップ92およびスレーブチップ94を搭載するマルチチップ構成の半導体装置で用いられ、各々、PLL回路18,28と分周回路20,30を用いて生成された、マスタチップ92のマスタクロックCLKMと、スレーブチップ94のスレーブクロックCLKSとが、あらかじめ設定された一定の位相関係となるように調整するものである。
マスタチップ92では、外部から入力された、例えば、70〜100MHz相当の外部クロックが、分周回路16により分周されて低速クロックsync_clkが生成される。低速クロックsync_clkは、マスタチップ92およびスレーブチップ94の各々対応する外部接続端子(入出力(IO)端子)58を介して、マスタチップ92からスレーブチップ94へ供給される。
デジタルIO端子は、その特性から高速なクロックを十分スウィングさせることができないため、マスタチップ92の内部回路22へ供給される、例えば、70〜100MHz相当のマスタクロックCLKMそのものをマスタチップ92からスレーブチップ94へ受け渡すことができない。そこで、低速クロックsync_clkは、分周回路16により、デジタルIO端子で十分スウィングさせることができる周波数まで落として、マスタチップ92からスレーブチップ94へ供給される。
続いて、PLL(Phase Locked Loop:位相同期ループ)回路18により、低速クロックsync_clkが逓倍されて逓倍クロックが生成され、分周回路20により、逓倍クロックが分周されて70〜100MHz相当のマスタクロックCLKMが生成される。
マスタチップ92の内部回路22、例えば、mini-LVDS(Low voltage differential signaling:低電圧差動シグナリング)の規格で規定された機能を実現するマクロセルは、マスタクロックCLKMに同期して動作する。
一方、スレーブチップ94では、PLL回路28により、マスタチップ92から供給された低速クロックsync_clkが逓倍されて逓倍クロックが生成され、分周回路30により、PLL回路28から供給された逓倍クロックが分周されてスレーブクロックCLKSが生成される。
スレーブチップ94の内部回路32、同様に、mini-LVDSの規格で規定された機能を実現するマクロセルは、スレーブクロックCLKSに同期して動作する。
従来のクロック位相調整回路90は、低速クロックsync_clkが、マスタチップ92からスレーブチップ94へ供給されるだけで、マスタチップ92およびスレーブチップ94のPLL回路18,28に入力される低速クロックsync_clkの位相は、特に同期がとれるような構成にはなっていない。つまり、マスタチップ92の逓倍クロックとスレーブチップ94の逓倍クロックとの間や、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSとの間で位相の同期をとる構成になっていない。
そのため、低速クロックsync_clk以降の逓倍クロックや、マスタクロックCLKMおよびスレーブクロックCLKSにおいて、チップ間のクロックの位相が同期化できていないことが原因で、半導体装置のサンプル毎にチップ間のクロックの位相がばらつく場合があった。
また、電源のオン/オフやリセットにより、チップ間のクロックの位相関係にばらつきが生じ、チップ間でクロックエッジが重なり合う場合、EMI(電磁妨害)の観点からも悪影響をもたらす構成となっている。
ここで、本発明に関連性のある先行技術文献としては、PLL回路に関する特許文献1,5や、同期の取れていない複数の同期クロック間の位相調整に関する特許文献2、クロックツリーシンセシス(CTS)によるクロックツリーを有する半導体集積回路に関する特許文献3、クロック信号に同期して動作する同期型半導体記憶装置に関する特許文献4などがある。
特開2012−49659号公報 特開2008−92359号公報 特開2004−23376号公報 特開平10−21684号公報 特開平9−191246号公報
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解消し、マルチチップ構成の半導体装置において、チップ間のクロックを、一定の位相関係にすることができるクロック位相調整回路を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、マスタチップと、1つ以上のスレーブチップとを搭載するマルチチップ構成の半導体装置で用いられるクロック位相調整回路であって、
前記マスタチップは、
低速クロックを逓倍して第1逓倍クロックを生成する第1PLL回路と、
前記第1逓倍クロックを分周してマスタクロックを生成する第1分周回路と、
リセットが解除された後、前記マスタクロックの位相を表すタイミングで、非アクティブ状態からアクティブ状態へ1回だけ変化するマスタフラグを生成するマスタフラグ生成回路とを備え、
1つ以上の前記スレーブチップの各々は、
前記マスタチップから供給された低速クロックを逓倍して第2逓倍クロックを生成する第2PLL回路と、
前記第2逓倍クロックを分周してスレーブクロックを生成する第2分周回路と、
前記マスタチップから供給されたマスタフラグ、および、前記リセットが解除された後、前記スレーブクロックの位相を表すタイミングで、非アクティブ状態からアクティブ状態へ1回だけ変化するスレーブフラグに基づいて、前記マスタクロックと前記スレーブクロックとの間のスキューを検出してスキュー設定値を出力するスキュー検出回路と、
前記スキュー設定値に応じて、前記マスタクロックと前記スレーブクロックとが、あらかじめ設定された位相関係となるように、前記スレーブクロックの位相を調整する位相調整回路とを備えることを特徴とするクロック位相調整回路を提供するものである。
ここで、前記マスタフラグ生成回路は、
前記リセットが解除された後、前記第1PLL回路のロックタイムに相当する期間、前記マスタクロックをマスクする第1マスク回路と、
前記リセットにより非アクティブ状態の前記マスタフラグを出力し、前記リセットが解除され、前記第1マスク回路によりマスクされた後に出力された1サイクル目の前記マスタクロックに同期してアクティブ状態の前記マスタフラグを出力し、その後、アクティブ状態の前記マスタフラグを出力し続けるマスタフラグ出力回路とを備えることが好ましい。
また、前記スキュー検出回路は、
前記リセットにより非アクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し、前記リセットが解除された後に、前記マスタフラグがアクティブ状態となった次のサイクルの前記スレーブクロックに同期してアクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し、その後、アクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し続けるスレーブフラグ生成回路と、
前記マスタフラグを各々異なる時間遅延し、2以上の遅延マスタフラグを出力する第1遅延回路と、
2以上の前記遅延マスタフラグの各々を、前記スレーブフラグがアクティブ状態へ遷移するタイミングに同期して保持し、2以上の保持マスタフラグを出力する第1保持回路と、
2以上の前記保持マスタフラグの状態に応じて、前記マスタクロックと前記スレーブクロックとの間のスキューを算出し、前記スキュー設定値を出力する第1スキュー算出回路とを備えることが好ましい。
また、前記スキュー検出回路は、
前記リセットにより非アクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し、前記リセットが解除され、前記第2PLL回路のロックタイムに相当する期間、マスクされた後に出力された1サイクル目の前記スレーブクロックに同期してアクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し、その後、アクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し続けるスレーブフラグ生成回路と、
前記マスタフラグを各々異なる時間遅延し、2以上の遅延マスタフラグを出力する第1遅延回路と、
2以上の前記遅延マスタフラグの各々を、前記スレーブフラグがアクティブ状態へ遷移するタイミングに同期して保持し、2以上の保持マスタフラグを出力する第1保持回路と、
2以上の前記保持マスタフラグの状態に応じて、前記マスタクロックと前記スレーブクロックとの間のスキューを算出し、前記スキュー設定値を出力する第1スキュー算出回路と、
前記スレーブフラグを各々異なる時間遅延し、2以上の遅延スレーブフラグを出力する第2遅延回路と、
2以上の前記遅延スレーブフラグの各々を、前記マスタフラグがアクティブ状態へ遷移するタイミングに同期して保持し、2以上の保持スレーブフラグを出力する第2保持回路と、
2以上の前記保持スレーブフラグの状態に応じて、前記マスタクロックと前記スレーブクロックとの間のスキューを算出し、前記スキュー設定値を出力する第2スキュー算出回路と、
前記マスタフラグおよび前記スレーブフラグに基づいて、前記マスタクロックと前記スレーブクロックとの間の位相関係を判定し、位相判定信号を出力する位相判定回路と、
前記位相判定信号に基づいて、前記スレーブクロックが前記マスタクロックよりも遅いと判定された場合に、前記第1スキュー算出回路から出力されたスキュー設定値を出力し、前記マスタクロックが前記スレーブクロックよりも遅いと判定された場合に、前記第2スキュー算出回路から出力されたスキュー設定値を出力するように切り替える切替回路とを備えることが好ましい。
また、前記スレーブフラグ生成回路は、
前記リセットが解除された後、前記第2PLL回路のロックタイムに相当する期間、前記スレーブクロックをマスクする第2マスク回路と、
前記リセットにより非アクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し、前記リセットが解除され、前記第2マスク回路によりマスクされた後に出力された1サイクル目の前記スレーブクロックに同期してアクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し、その後、アクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し続けるスレーブフラグ出力回路とを備えることが好ましい。
また、前記第1遅延回路は、前記位相調整回路が調整するスレーブクロックの位相の範囲内の時間で、前記マスタフラグを各々異なる時間遅延し、2以上の前記遅延マスタフラグを出力するものであることが好ましい。
また、前記第2遅延回路は、前記位相調整回路が調整するスレーブクロックの位相の範囲内の時間で、前記スレーブフラグを各々異なる時間遅延し、2以上の前記遅延スレーブフラグを出力するものであることが好ましい。
また、前記位相調整回路は、前記スレーブチップの内部回路の内部に備えられたものであり、
前記スレーブクロック、および、前記スキュー設定値が、前記スレーブチップの内部回路に供給され、
前記スレーブチップの内部回路は、前記位相調整回路により、前記スキュー設定値に応じて位相が調整されたスレーブクロックに同期して動作するものであることが好ましい。
また、前記位相調整回路は、前記スレーブチップの内部回路の外部に備えられたものであり、
前記スレーブクロック、および、前記スキュー設定値が、前記位相調整回路に供給され、
前記位相調整回路により、前記スキュー設定値に応じて位相が調整されたスレーブクロックが、前記スレーブチップの内部回路に供給されることが好ましい。
本発明では、マスタクロックそのものではなく、マスタフラグを、マスタチップからスレーブチップへ供給し、スレーブチップにおいて、マスタチップから供給されたマスタフラグ、および、スレーブチップで生成されたスレーブフラグに基づいて、マスタクロックとスレーブクロックとの間のスキューを検出し、このスキューに基づいて、スレーブクロックの位相を調整する。
これにより、本発明によれば、マスタクロックとスレーブクロックとが、常に、あらかじめ設定された一定の位相関係となるように調整することができる。
また、本発明によれば、マスタクロックとスレーブクロックとの位相関係が常に一定に保たれるため、チップ間でクロックエッジが重なり合うことを防止し、EMI対策としての効果を得ることができる。
本発明のクロック位相調整回路の構成を表す一実施形態のブロック図である。 図1に示すマスタフラグ生成回路の構成を表す一実施形態の回路図である。 図2に示すマスタフラグ生成回路の動作を表す一例のタイミングチャートである。 図1に示すスキュー検出回路の構成を表す一実施形態の回路図である。 図4に示すスレーブフラグ生成回路の動作を表す一例のタイミングチャートである。 クロック位相調整回路の動作を表す一例のタイミングチャートである。 スキュー検出回路の構成を表す別の実施形態の回路図である。 従来のクロック位相調整回路の構成を表す一例のブロック図である。
以下に、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて、本発明のクロック位相調整回路を詳細に説明する。
図1は、本発明のクロック位相調整回路の構成を表す一実施形態のブロック図である。同図に示すクロック位相調整回路10は、マスタチップ12と、スレーブチップ14とを搭載するマルチチップ構成の半導体装置で用いられ、各々、PLL回路18,28と分周回路20,30を用いて生成された、マスタチップ12のマスタクロックCLKMと、スレーブチップ14のスレーブクロックCLKSとが、あらかじめ設定された一定の位相関係となるように、スレーブクロックCLKSの位相を調整するものである。
マスタチップ12は、分周回路16と、PLL回路18と、分周回路20と、内部回路22と、マスタフラグ生成回路24とを備えている。
分周回路16は、外部から供給された外部クロックを分周して、低速クロックsync_clkを生成するものである。
低速クロックsync_clkは、マスタチップ12のPLL回路18へ入力されるクロックと、後述するスレーブチップ14のPLL回路28へ入力されるクロックとを同期化するために、PLL回路18へ供給されるとともに、マスタチップ12およびスレーブチップ14の各々対応する外部接続端子58を介して、マスタチップ12からスレーブチップ14のPLL回路28へ供給される。
PLL回路(第1PLL回路)18は、分周回路16から出力された低速クロックsync_clkを逓倍して逓倍クロック(第1逓倍クロック)を生成するものである。
PLL回路18により生成された逓倍クロックは、分周回路20へ供給される。
分周回路(第1分周回路)20は、PLL回路18から出力された逓倍クロックを分周してマスタクロックCLKMを生成するものである。
マスタクロックCLKMは、マスタチップ12の内部回路22、および、マスタフラグ生成回路24へ供給される。
内部回路22は、マスタクロックCLKMに同期して動作するマスタチップ12の内部回路を表したものである。内部回路22には何ら制限はないが、mini-LVDSの規格で規定された機能を実現するマクロセルを例示することができる。
マスタフラグ生成回路24は、リセットが解除された後、マスタクロックCLKMの位相を表すタイミングで、非アクティブ状態からアクティブ状態へ1回だけ変化するマスタフラグsyncMを生成するものである。
マスタフラグsyncMは、リセットにより非アクティブ状態となる。そして、リセットが解除された後、PLL回路18のロックタイムに相当する期間、マスクされた後に出力される安定した1サイクル目のマスタクロックCLKMに同期して、マスタフラグsyncMは、非アクティブ状態からアクティブ状態となり、その後、アクティブ状態を維持する。
マスタフラグsyncMは、マスタチップ12およびスレーブチップ14の各々対応する外部接続端子60を介して、マスタチップ12からスレーブチップ14へ供給される。
ここで、PLL回路18のロックタイムは、PLL回路18の特性に応じて、あらかじめ決定されている。
続いて、スレーブチップ14は、マスタチップ12が備えるPLL回路18、分周回路20、内部回路22の各々に相当するPLL回路28、分周回路30、内部回路32を備え、さらに、スキュー検出回路34と、位相調整回路36とを備えている。
PLL回路(第2PLL回路)28は、マスタチップ12から供給された低速クロックsync_clkを逓倍して逓倍クロック(第2逓倍クロック)を生成するものである。
PLL回路28により生成された逓倍クロックは、分周回路30へ供給される。
分周回路(第2分周回路)30は、PLL回路28から出力された逓倍クロックを分周してスレーブクロックCLKSを生成するものである。
スレーブクロックCLKSは、スレーブチップ14の内部回路32、および、スキュー検出回路34へ供給される。
内部回路32は、スレーブクロックCLKSに同期して動作するスレーブチップ14の内部回路を表したものである。内部回路32には何ら制限はないが、同様に、mini-LVDSの規格で規定された機能を実現するマクロセルを例示することができる。
本実施形態の場合、マスタチップ12が備えるPLL回路18、分周回路20および内部回路22と、スレーブチップ14が備えるPLL回路28、分周回路30および内部回路32とは同じ構成のものである。つまり、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSの周波数は同じである。ただし、本発明は、これに限定されず、両者の周波数が異なっていてもよい。
スキュー検出回路34は、マスタチップ12から供給されたマスタフラグsyncM、および、リセットが解除された後、スレーブクロックCLKSの位相を表すタイミングで、非アクティブ状態からアクティブ状態へ1回だけ変化するスレーブフラグsyncSに基づいて、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSとの間のスキューを検出し、スレーブクロックCLKSの位相を調整するためのスキュー設定値を出力するものである。
スキュー設定値は、内部回路32へ供給される。
位相調整回路36は、本実施形態の場合、スレーブチップ14の内部回路32の内部(mini-LVDSのマクロセル内)に備えられている。つまり、スレーブクロックCLKS、および、スキュー設定値が、スレーブチップ14の内部回路32に供給される。
位相調整回路36は、スキュー検出回路34から出力されたスキュー設定値に応じて、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSとが、あらかじめ設定された一定の位相関係となるように、スレーブクロックCLKSの位相を調整するものである。
つまり、スレーブチップ14の内部回路32は、位相調整回路36により、スキュー設定値に応じて位相が調整されたスレーブクロックCLKSに同期して動作する。
なお、位相調整回路36は、スレーブチップ14の内部回路32の外部に備えられていてもよい。この場合、スレーブクロックCLKS、および、スキュー設定値が、位相調整回路36に供給され、位相調整回路36により、スキュー設定値に応じて位相が調整されたスレーブクロックCLKSが、スレーブチップ14の内部回路32に供給される。
また、図示を省略しているが、マスタチップ12の内部回路22の内部にも、スレーブチップ14の内部回路32の内部に備えられている位相調整回路36と同様の位相調整回路が備えられている。
マスタチップ12の内部回路22の内部に備えられている位相調整回路には、スキュー設定値として、デフォルト値が設定されている。
本発明は、1つ以上のスレーブチップ14を搭載するものに適用可能である。2以上のスレーブチップ14を搭載する場合、各々のスレーブチップ14の内部回路32は、同じ構成のものでもよいし、異なる構成のものでもよい。
次に、マスタフラグ生成回路24について具体例を挙げて説明する。
図2は、図1に示すマスタフラグ生成回路の構成を表す一実施形態の回路図である。同図に示すマスタフラグ生成回路24は、ロックタイムマスクカウンタ38と、フリップフロップ(FF)40とを備えている。
ロックタイムマスクカウンタ(第1マスク回路)38は、リセットが解除された後、PLL回路18のロックタイムに相当する期間、マスタクロックCLKMをマスクするものである。
ロックタイムマスクカウンタ38から出力される、マスクされたマスタクロックCLKMは、FF40へ供給される。
ロックタイムマスクカウンタ38は、リセットにより、そのカウント値が初期化され、リセットが解除された後、マスタチップ12の内蔵クロックに同期してカウントを開始する。そして、図3に示すように、そのカウント値が、初期化されてから、PLL回路18のロックタイムに相当する値になるまでの期間、マスタクロックCLKMをマスクして、この例では、ローレベルにする。
つまり、ロックタイムマスクカウンタ38から出力されるマスクされたマスタクロックCLKMは、リセットが解除された後、PLL回路18のロックタイムに相当する期間が経過して、逓倍クロックが安定した後に動作(発振)を開始する。
続いて、FF(マスタフラグ出力回路)40は、リセットにより非アクティブ状態のマスタフラグsyncMを出力し、リセットが解除され、ロックタイムマスクカウンタ38によりマスクされた後に出力された1サイクル目のマスタクロックCLKMに同期してアクティブ状態のマスタフラグsyncMを出力し、その後、アクティブ状態のマスタフラグsyncMを出力し続けるものである。
FF40のデータ入力端子Dは電源(ハイレベル)に接続されている。FF40のクロック入力端子CKには、ロックタイムマスクカウンタ38から、マスクされたマスタクロックCLKMが入力され、リセット入力端子RBにはリセット信号(図示省略)が入力される。FF40のデータ出力端子Qからは、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSとを同期させるための同期化信号となるマスタフラグsyncMが出力される。
FF40は、リセットにより初期化される。これにより、FF40からは、この例の場合、非アクティブ状態であるローレベルのマスタフラグsyncMが出力される。
リセットが解除された後、FF40には、図3に示すように、ロックタイムマスクカウンタ38によりマスクされた後に出力された1サイクル目のマスタクロックCLKMに同期してデータ入力端子Dのハイレベルが保持される。これにより、FF40からは、アクティブ状態であるハイレベルのマスタフラグsyncMが出力される。
その後、再びリセットされるまで、FF40からは、アクティブ状態であるハイレベルのマスタフラグsyncMが出力し続けられる。
マスタクロックCLKMは、PLL回路18の逓倍クロックに基づいて生成されるため、リセットが解除された後、PLL回路18のロックタイムに相当する期間が経過するまでの間、不安定な状態となる。
そこで、マスタフラグ生成回路24は、マスタクロックCLKMが不安定な期間中に、マスタフラグsyncMが遷移することのないよう、PLL回路18のロックタイムに相当する期間、ロックタイムマスクカウンタ38によりマスタクロックCLKMをマスクし、リセットが解除されてから、FF40により、十分な時間が経過した後に出力される1サイクル目のマスタクロックCLKMに同期してマスタフラグsyncMを生成する。
そのため、マスタフラグsyncMは、リスタートの際も、必ず安定した状態のマスタクロックCLKMに同期して生成される。
次に、スキュー検出回路34について具体例を挙げて説明する。
図4は、図1に示すスキュー検出回路の構成を表す一実施形態の回路図である。同図に示すスキュー検出回路34は、スレーブフラグ生成回路42と、遅延回路44と、保持回路46と、スキュー算出回路48とを備えている。
スレーブフラグ生成回路42は、リセットにより非アクティブ状態のスレーブフラグsyncSを出力し、リセットが解除された後に、マスタフラグsyncMがアクティブ状態となった次のサイクルのスレーブクロックCLKSに同期してアクティブ状態のスレーブフラグsyncSを出力し、その後、アクティブ状態のスレーブフラグsyncSを出力し続けるものである。
スレーブフラグ生成回路42は、OR回路50と、FF52とを備えている。
OR回路50には、マスタフラグsyncM、および、FF52の出力信号であるスレーブフラグsyncSが入力される。
FF52のデータ入力端子DにはOR回路50の出力信号が入力され、クロック入力端子CKにはスレーブクロックCLKSが入力され、リセット入力端子RBにはリセット信号(図示省略)が入力される。FF52のデータ出力端子Qからは、同期化信号であるスレーブフラグsyncSが出力される。
FF52は、リセットにより初期化される。これにより、FF52からは、この例の場合、非アクティブ状態であるローレベルのスレーブフラグsyncSが出力される。
リセットが解除された後、マスタフラグsyncMがアクティブ状態であるハイレベルになると、OR回路50の出力信号、つまり、FF52のデータ入力端子Dがハイレベルになる。図5に示すように、FF52には、マスタフラグsyncM、つまり、OR回路50の出力信号がハイレベルとなった次のサイクルのスレーブクロックCLKSに同期してデータ入力端子Dのハイレベルが保持される。これにより、FF52からは、アクティブ状態であるハイレベルのスレーブフラグsyncSが出力される。つまり、スレーブフラグ生成回路42により生成されたスレーブフラグsyncSは、スレーブクロックCLKSの1T(1周期)の範囲内で、必ずマスタフラグsyncMよりもハイレベルへ遷移するタイミングが遅くなる。
その後、スレーブフラグsyncSのハイレベルはOR回路50にフィードバックされ、OR回路50の出力信号がハイレベルに固定される。これにより、FF52からは、ハイレベルのスレーブフラグsyncSが出力し続けられる。
続いて、遅延回路(第1遅延回路)44は、ハードニングにより、マスタフラグsyncMを各々異なる時間遅延し、4本の遅延マスタフラグDLYM1,DLYM2,DLYM3,DLYM4を出力するものである。
遅延回路44は、マスタフラグsyncMを、各々異なる時間遅延する4つの遅延素子54a、54b、54c、54dを備えている。
マスタフラグsyncMは、4つの遅延素子54a、54b、54c、54dにより、各々異なる時間遅延される。同図に示す例では、遅延素子54a、54b、54c、54dの順序で遅延時間が次第に大きくなる。4つの遅延素子54a、54b、54c、54dからは、各々対応する遅延マスタフラグDLYM1,DLYM2,DLYM3,DLYM4が出力され、保持回路46へ供給される。
なお、遅延マスタフラグの本数は2以上であればよく、各々の遅延マスタフラグの遅延時間は何ら制限されない。遅延マスタフラグの本数を多くし、かつ、各々の遅延マスタフラグの遅延時間を細かく調整すればするほど、スキュー検出回路34は、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSとの間のスキューをより正確に検出することができる。
また、遅延回路44は、位相調整回路36が調整するスレーブクロックCLKSの位相の範囲内の時間で、マスタフラグsyncMを各々異なる時間遅延することが望ましい。例えば、位相調整回路36が調整するスレーブクロックCLKSの位相の範囲が1Tの範囲内の場合、マスタフラグsyncMを各々遅延する時間を1T以内とすることが望ましい。
続いて、保持回路(第1保持回路)46は、4本の遅延マスタフラグDLYM1,DLYM2,DLYM3,DLYM4の各々を、スレーブフラグsyncSがアクティブ状態へ遷移するタイミングに同期して保持し、4本の遅延マスタフラグDLYM1,DLYM2,DLYM3,DLYM4に各々対応する4本の保持マスタフラグOUTM1,OUTM2,OUTM3,OUTM4を出力するものである。
保持回路46は、4つのFF56a、56b、56c、56dを備えている。
FF56a、56b、56c、56dのデータ入力端子Dには、各々対応する遅延マスタフラグDLYM1,DLYM2,DLYM3,DLYM4が入力され、クロック入力端子CKにはスレーブフラグsyncSが入力され、リセット入力端子RBにはリセット信号(図示省略)が入力される。FF56a、56b、56c、56dのデータ出力端子Qからは、各々対応する保持マスタフラグOUTM1,OUTM2,OUTM3,OUTM4が出力され、スキュー算出回路48へ供給される。
FF56a、56b、56c、56dは、リセットにより初期化される。これにより、FF56a、56b、56c、56dからは、この例の場合、ローレベルの保持マスタフラグOUTM1,OUTM2,OUTM3,OUTM4が各々出力される。
リセットが解除された後、FF56a、56b、56c、56dには、スレーブフラグsyncSがアクティブ状態であるハイレベルへ遷移するタイミングに同期して遅延マスタフラグDLYM1,DLYM2,DLYM3,DLYM4が各々保持される。
ここで、遅延マスタフラグDLYM1がハイレベルへ遷移するタイミングが、スレーブフラグsyncSがハイレベルへ遷移するタイミングよりも早い場合、保持マスタフラグOUTM1はハイレベルとなる。一方、遅延マスタフラグDLYM1がハイレベルへ遷移するタイミングが、スレーブフラグsyncSがハイレベルへ遷移するタイミングよりも遅い場合、保持マスタフラグOUTM1はローレベルを維持する。他の遅延マスタフラグDLYM2,DLYM3,DLYM4についても同様である。
なお、保持マスタフラグの本数は、遅延マスタフラグの本数に対応する2以上であればよい。
続いて、スキュー算出回路(第1スキュー算出回路)48は、保持回路46から出力された4本の保持マスタフラグOUTM1,OUTM2,OUTM3,OUTM4の状態に応じて、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSとの間のスキューを算出し、スキュー設定値を出力するものである。
スキュー算出回路48は、表1に示すように、4本の保持マスタフラグOUTM1,OUTM2,OUTM3,OUTM4の値(ハイレベルまたはローレベル)をデーコードするデコーダにより構成することができる。
この例では、位相調整回路36によるスレーブクロックCLKSの位相の調整範囲が、スレーブクロックCLKSの1Tであり、これに応じて、マスタフラグsyncMから、各々の遅延マスタフラグDLYM1,DLYM2,DLYM3,DLYM4の遅延時間が、マスタフラグsyncMがハイレベルへ遷移するタイミングから、各々、スレーブクロックCLKSの(1/4)Tの時間ずつ遅延されたタイミングであるとする。
表1に示すように、全ての保持マスタフラグOUTM1,OUTM2,OUTM3,OUTM4がL(ローレベル)の場合、スレーブフラグsyncSがハイレベルへ遷移するタイミングは、マスタフラグsyncMがハイレベルへ遷移するタイミングと、遅延マスタフラグDLYM1がハイレベルへ遷移するタイミングとの間にある。
この場合、スキュー算出回路48は、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSとの間にスキューはないと判断し、スキュー設定値を、マスタチップ12と同じデフォルト値とする。
保持マスタフラグOUTM1,OUTM2,OUTM3,OUTM4がH(ハイレベル)、L,L,Lの場合、スレーブフラグsyncSがハイレベルへ遷移するタイミングは、遅延マスタフラグDLYM1がハイレベルへ遷移するタイミングと、遅延マスタフラグDLYM2がハイレベルへ遷移するタイミングとの間にある。
この場合、スキュー算出回路48は、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSとの間のスキューが(1/4)Tであると判断し、スキュー設定値を、デフォルト値+(1/4)Tとする。
保持マスタフラグOUTM1,OUTM2,OUTM3,OUTM4がH,H,L,Lの場合、スレーブフラグsyncSがハイレベルへ遷移するタイミングは、遅延マスタフラグDLYM2がハイレベルへ遷移するタイミングと、遅延マスタフラグDLYM3がハイレベルへ遷移するタイミングとの間にある。
この場合、スキュー算出回路48は、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSとの間のスキューが(2/4)Tであると判断し、スキュー設定値を、デフォルト値+(2/4)Tとする。
保持マスタフラグOUTM1,OUTM2,OUTM3,OUTM4がH,H,H,Lの場合、スレーブフラグsyncSがハイレベルへ遷移するタイミングは、遅延マスタフラグDLYM3がハイレベルへ遷移するタイミングと、遅延マスタフラグDLYM4がハイレベルへ遷移するタイミングとの間にある。
この場合、スキュー算出回路48は、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSとの間のスキューが(3/4)Tであると判断し、スキュー設定値を、デフォルト値+(3/4)Tとする。
全ての保持マスタフラグOUTM1,OUTM2,OUTM3,OUTM4がHの場合、スレーブフラグsyncSがハイレベルへ遷移するタイミングは、遅延マスタフラグDLYM4がハイレベルへ遷移するタイミングよりも後ろにある。
この場合、スキュー算出回路48は、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSとの間のスキューが(4/4)Tであると判断し、スキュー設定値を、デフォルト値+(4/4)Tとする。
次に、図6に示すタイミングチャートを参照しながら、クロック位相調整回路10の動作を説明する。
図6のタイミングチャートに示すように、低速クロックsync_clkは、一定の周期で発振するものとする。
リセット信号がローレベルとなり、リセットされると、マスタチップ12およびスレーブチップ14のPLL回路18,28、および、分周回路20,30は初期化される。PLL回路18,28の逓倍クロック、つまり、マスタクロックCLKMおよびスレーブクロックCLKSは、リセットが解除された後、各々対応するPLL回路18,28のロックタイムに相当する期間が経過するまでの間、不安定な状態となり、その後、安定した状態で動作(発振)を開始する。
また、リセットにより、マスタフラグ生成回路24のFF40、および、スレーブフラグ生成回路42のFF52が初期化され、マスタフラグsyncM、および、スレーブフラグsyncSが非アクティブ状態であるローレベルとなる。マスタフラグsyncMがローレベルになると、遅延マスタフラグDLYM1,DLYM2,DLYM3,DLYM4もローレベルとなる。
また、リセットにより、保持回路46のFF56a、56b、56c、56dが初期化され、保持マスタフラグOUTM1,OUTM2,OUTM3,OUTM4もローレベルとなる。全ての保持マスタフラグOUTM1,OUTM2,OUTM3,OUTM4がローレベルになると、スキュー算出回路48から出力されるスキュー設定値は、マスタチップ12と同じデフォルト値となる。
続いて、リセット信号がハイレベルとなり、リセットが解除された後、マスタクロックCLKMは、マスタフラグ生成回路24のロックタイムマスクカウンタ38により、PLL回路18のロックタイムに相当する期間、マスクされる。マスクされたマスタクロックCLKMの取りうる位相は、リセットが解除された後のPLL回路18の逓倍クロックの位相の状態に応じて、マスタクロックCLKMの1Tの範囲内で変動する。
同様に、リセットが解除された後、スレーブクロックCLKSの取りうる位相は、リセットが解除された後のPLL回路28の逓倍クロックの位相の状態に応じて、スレーブクロックCLKSの1Tの範囲内で変動する。
図6の例では、マスタクロックCLKMが、取りうる位相の中で最も早いタイミングで変化し、スレーブクロックCLKSは、取りうる位相の中で最も遅いタイミングで変化するものとする。
従って、この例の場合、マスタフラグ生成回路24により、マスタクロックCLKMの取りうる位相の中で最も早いタイミングで、ローレベルからハイレベルとなるマスタフラグsyncMが生成される。
一方、スレーブフラグ生成回路42により、スレーブクロックCLKSの取りうる位相の中で最も遅いタイミングで、ローレベルからハイレベルとなるスレーブフラグsyncSが生成される。
続いて、マスタフラグsyncMは、遅延回路44の遅延素子54a、54b、54c、54dにより、各々異なる時間遅延されて、各々対応する遅延マスタフラグDLYM1,DLYM2,DLYM3,DLYM4が出力される。
続いて、遅延マスタフラグDLYM1,DLYM2,DLYM3,DLYM4は、スレーブフラグsyncSがハイレベルへ遷移するタイミングに同期して、各々対応する保持回路46のFF56a、56b、56c、56dに保持される。
この例では、スレーブフラグsyncSがハイレベルへ遷移するタイミングは、遅延マスタフラグDLTM3がハイレベルへ遷移するタイミングと、遅延マスタフラグDLYM4がハイレベルへ遷移するタイミングとの間にあるものとする。
その結果、保持回路46のFF56a、56b、56c、56dから出力される保持マスタフラグOUTM1,OUTM2,OUTM3,OUTM4は、各々、H,H,H,Lとなる。
続いて、スキュー算出回路48により、保持マスタフラグOUTM1,OUTM2,OUTM3,OUTM4のH,H,H,Lの状態に応じて、前述の表1に示すように、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSとの間のスキューは(3/4)Tであると判断される。従って、スキュー算出回路48からは、スキュー設定値として、デフォルト値+(3/4)Tが算出される。
続いて、スレーブチップ14の内部回路32が備える位相調整回路36により、スキュー設定値に応じて、スレーブクロックCLKSの位相が、デフォルト値から、デフォルト値+(3/4)Tに調整される。これにより、マスタクロックCLKMと、位相が調整された後のスレーブクロックCLKSとは、あらかじめ設定された一定の位相関係となる。そして、位相が調整された後のスレーブクロックCLKSに同期して、スレーブチップ14の内部回路32は動作する。
なお、リセットが解除された後、位相調整回路36により、スレーブクロックCLKSの位相が調整されるまでの間、位相が調整された後のスレーブクロックCLKSは、内部回路32が誤動作しないようにマスクされている。
このように、クロック位相調整回路10では、マスタクロックCLKMそのものではなく、マスタフラグsyncMを、マスタチップ12からスレーブチップ14へ供給し、スレーブチップ14において、マスタチップ12から供給されたマスタフラグsyncM、および、スレーブチップ14で生成されたスレーブフラグsyncSに基づいて、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSとの間のスキューを検出し、このスキューに基づいて、スレーブクロックCLKSの位相を調整する。
そのため、クロック位相調整回路10では、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSとが、常に、あらかじめ設定された一定の位相関係となるように調整することができる。
また、クロック位相調整回路10では、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSとの位相関係が常に一定に保たれるため、チップ間でクロックエッジが重なり合うことを防止し、EMI対策としての効果を得ることができる。
なお、マスタチップ12とスレーブチップ14と間の距離が遠く、マスタチップ12からスレーブチップ14に供給されたマスタフラグsyncMがなまり、仮に、マスタフラグsyncMがハイレベルへ遷移するタイミングが、スレーブフラグsyncSがハイレベルへ遷移するタイミングよりも遅くなるような懸念がある場合、図7に示すスキュー検出回路34を用いることができる。
図7は、図1に示すスキュー検出回路の構成を表す別の実施形態の回路図である。同図に示すスキュー検出回路34は、スレーブフラグ生成回路62と、遅延回路44と、保持回路46と、スキュー算出回路48と、遅延回路64と、保持回路66と、スキュー算出回路68と、位相判定回路70と、切替回路72とを備えている。
スレーブフラグ生成回路62は、リセットにより非アクティブ状態のスレーブフラグsyncSを出力し、リセットが解除され、PLL回路28のロックタイムに相当する期間、マスクされた後に出力された1サイクル目のスレーブクロックCLKSに同期してアクティブ状態のスレーブフラグsyncSを出力し、その後、アクティブ状態のスレーブフラグsyncSを出力し続けるものである。
スレーブフラグ生成回路62は、ロックタイムマスクカウンタ78と、FF80とを備えている。
スレーブフラグ生成回路62は、図2に示すマスタフラグ生成回路24において、ロックタイムマスクカウンタ38に入力されるマスタクロックCLKMが、ロックタイムマスクカウンタ78に入力されるスレーブクロックCLKSとなり、FF40から出力されるマスタフラグsyncMが、FF80から出力されるスレーブフラグsyncSとなることを除いて、マスタフラグ生成回路24同じ構成のものである。
つまり、ロックタイムマスクカウンタ(第2マスク回路)78は、リセットが解除された後、PLL回路28のロックタイムに相当する期間、スレーブクロックCLKSをマスクするものである。
FF(スレーブフラグ出力回路)80は、リセットにより非アクティブ状態のスレーブフラグsyncSを出力し、リセットが解除され、ロックタイムマスクカウンタ78によりマスクされた後に出力された1サイクル目のスレーブクロックCLKSに同期してアクティブ状態のスレーブフラグsyncSを出力し、その後、アクティブ状態のスレーブフラグsyncSを出力し続けるものである。
スレーブフラグ生成回路62により生成されたスレーブフラグsyncSは、マスタフラグ生成回路24により生成されたマスタフラグsyncMに対して、スレーブクロックCLKSの1Tの範囲内でスキューが生じる場合がある。
続いて、遅延回路44、保持回路46およびスキュー算出回路48は、スレーブフラグsyncSがアクティブ状態へ遷移するタイミングが、マスタフラグsyncMがアクティブ状態へ遷移するタイミングよりも遅い場合に使用されるものである。
遅延回路44およびスキュー算出回路48は、図4に示す遅延回路44およびスキュー算出回路48と同じ構成のものである。
保持回路46は、図4に示すスレーブフラグ生成回路42により生成されたスレーブフラグsyncSの代わりに、図7に示すスレーブフラグ生成回路62により生成されたスレーブフラグsyncSが、クロック入力端子CKに入力されることを除いて、図4に示す保持回路46と同じ構成のものである。
続いて、遅延回路64、保持回路66およびスキュー算出回路68は、マスタフラグsyncMがアクティブ状態へ遷移するタイミングが、スレーブフラグsyncSがアクティブ状態へ遷移するタイミングよりも遅い場合に使用されるものである。
遅延回路(第2遅延回路)64は、マスタフラグsyncMの代わりに、図7に示すスレーブフラグ生成回路62により生成されたスレーブフラグsyncSが入力されることを除いて、図4に示す遅延回路44と同じ構成のものである。
つまり、遅延回路64は、4つの遅延素子74a、74b、74c、74dにより、スレーブフラグsyncSを各々異なる時間遅延し、4本の遅延スレーブフラグDLYS1,DLYS2,DLYS3,DLYS4を出力する。
また、遅延回路64は、遅延回路44の場合と同様に、位相調整回路36が調整するスレーブクロックCLKSの位相の範囲内の時間で、スレーブフラグsyncSを各々異なる時間遅延することが望ましい。
保持回路(第2保持回路)66は、クロック入力端子CKに入力されるスレーブフラグsyncSの代わりに、マスタフラグsyncMが入力されることを除いて、図4に示す保持回路46と同じ構成のものである。
つまり、保持回路66は、4つのFF76a、76b、76c、76dにより、4本の遅延スレーブフラグDLYS1,DLYS2,DLYS3,DLYS4の各々を、マスタフラグsyncMがアクティブ状態へ遷移するタイミングに同期して保持し、4本の遅延スレーブフラグDLYS1,DLYS2,DLYS3,DLYS4に各々対応する4本の保持スレーブフラグOUTS1,OUTS2,OUTS3,OUTS4を出力する。
スキュー算出回路(第2スキュー算出回路)68は、保持マスタフラグOUTM1,OUTM2,OUTM3,OUTM4の代わりに、保持スレーブフラグOUTS1,OUTS2,OUTS3,OUTS4が入力されることを除いて、図4に示すスキュー算出回路48と同じ構成のものである。
つまり、スキュー算出回路68は、表2に示すように、保持回路66から出力された4本の保持スレーブフラグOUTS1,OUTS2,OUTS3,OUTS4の状態に応じて、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSとの間のスキューを算出し、スキュー設定値を出力する。
位相判定回路70は、マスタフラグsyncMおよびスレーブフラグsyncSに基づいて、つまり、マスタフラグsyncMがアクティブ状態へ遷移するタイミングが、スレーブフラグsyncSがアクティブ状態へ遷移するタイミングよりも早いのか遅いのかに基づいて、マスタクロックCLKMとスレーブクロックCLKSとの間の位相関係を判定し、位相判定信号を出力するものである。
位相判定回路70は、FF82によって構成されている。
FF82のデータ入力端子DにはマスタフラグsyncMが入力され、クロック入力端子CKにはスレーブフラグsyncSが入力され、リセット入力端子RBにはリセット信号が入力される。FF82のデータ出力端子Qからは位相判定信号が出力される。
FF82は、リセットにより初期化される。これにより、FF82からは、この例の場合、ローレベルの位相判定信号が出力される。
リセットが解除された後、FF82には、スレーブフラグsyncSがアクティブ状態であるハイレベルへ遷移するタイミングに同期してマスタフラグsyncMが保持される。
ここで、スレーブフラグsyncSがハイレベルへ遷移するタイミングが、マスタフラグsyncMがハイレベルへ遷移するタイミングよりも遅い場合、位相判定信号はハイレベルとなる。一方、マスタフラグsyncMがハイレベルへ遷移するタイミングが、スレーブフラグsyncSがハイレベルへ遷移するタイミングよりも遅い場合、位相判定信号はローレベルとなる。
切替回路72は、FF82から出力された位相判定信号に基づいて、スレーブクロックCLKSがマスタクロックCLKMよりも遅いと判定された場合に、この例では、位相判定信号がハイレベルの場合に、スキュー算出回路48から出力されたスキュー設定値を出力し、位相判定信号により、マスタクロックCLKMがスレーブクロックCLKSよりも遅いと判定された場合に、この例では、位相判定信号がローレベルの場合に、スキュー算出回路68から出力されたスキュー設定値を出力するように切り替えるものである。
切替回路72は、マルチプレクサ84によって構成されている。
マルチプレクサ84のデータ入力端子A0,A1には、各々、スキュー算出回路68,48から出力されるスキュー設定値が入力され、選択入力端子Sには、位相判定回路70から出力される位相判定信号が入力される。マルチプレクサ84の出力端子Yからは、位相判定信号に応じて、スキュー算出回路68,48から出力されるスキュー設定値のうちの一方のスキュー設定値が出力される。
位相判定信号がハイレベルの場合、マルチプレクサ84からは、スキュー算出回路48から出力されたスキュー設定値が出力され、ローレベルの場合、スキュー算出回路68から出力されたスキュー設定値が出力される。
つまり、図7に示すスキュー検出回路34であれば、スレーブフラグsyncSがアクティブ状態へ遷移するタイミングが、マスタフラグsyncMがアクティブ状態へ遷移するタイミングよりも遅い場合も、逆に、マスタフラグsyncMがアクティブ状態へ遷移するタイミングが、スレーブフラグsyncSがアクティブ状態へ遷移するタイミングよりも遅い場合も、スレーブクロックCLKSの位相を調整することができる。
なお、マスタフラグ生成回路24、スレーブフラグ生成回路42,62、遅延回路44,64、保持回路46,66、スキュー算出回路48,68、位相判定回路70、切替回路72等の具体的な回路構成は何ら限定されない。
本発明は、基本的に以上のようなものである。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
10、90 クロック位相調整回路
12、92 マスタチップ
14、94 スレーブチップ
16、20、30 分周回路
18、28 PLL回路
22、32 内部回路
24 マスタフラグ生成回路
34 スキュー検出回路
36 位相調整回路
38、78 ロックタイムマスクカウンタ
40、52、56a、56b、56c、56d、76a、76b、76c、76d、80、82 フリップフロップ(FF)
42、62 スレーブフラグ生成回路
44、64 遅延回路
46、66 保持回路
48、68 スキュー検出回路
50 OR回路
54a、54b、54c、54d、74a、74b、74c、74 遅延素子
58、60 外部接続端子
70 位相判定回路
72 切替回路
84 マルチプレクサ

Claims (9)

  1. マスタチップと、1つ以上のスレーブチップとを搭載するマルチチップ構成の半導体装置で用いられるクロック位相調整回路であって、
    前記マスタチップは、
    低速クロックを逓倍して第1逓倍クロックを生成する第1PLL回路と、
    前記第1逓倍クロックを分周してマスタクロックを生成する第1分周回路と、
    リセットが解除された後、前記マスタクロックの位相を表すタイミングで、非アクティブ状態からアクティブ状態へ1回だけ変化するマスタフラグを生成するマスタフラグ生成回路とを備え、
    1つ以上の前記スレーブチップの各々は、
    前記マスタチップから供給された低速クロックを逓倍して第2逓倍クロックを生成する第2PLL回路と、
    前記第2逓倍クロックを分周してスレーブクロックを生成する第2分周回路と、
    前記マスタチップから供給されたマスタフラグ、および、前記リセットが解除された後、前記スレーブクロックの位相を表すタイミングで、非アクティブ状態からアクティブ状態へ1回だけ変化するスレーブフラグに基づいて、前記マスタクロックと前記スレーブクロックとの間のスキューを検出してスキュー設定値を出力するスキュー検出回路と、
    前記スキュー設定値に応じて、前記マスタクロックと前記スレーブクロックとが、あらかじめ設定された位相関係となるように、前記スレーブクロックの位相を調整する位相調整回路とを備えることを特徴とするクロック位相調整回路。
  2. 前記マスタフラグ生成回路は、
    前記リセットが解除された後、前記第1PLL回路のロックタイムに相当する期間、前記マスタクロックをマスクする第1マスク回路と、
    前記リセットにより非アクティブ状態の前記マスタフラグを出力し、前記リセットが解除され、前記第1マスク回路によりマスクされた後に出力された1サイクル目の前記マスタクロックに同期してアクティブ状態の前記マスタフラグを出力し、その後、アクティブ状態の前記マスタフラグを出力し続けるマスタフラグ出力回路とを備える請求項1に記載のクロック位相調整回路。
  3. 前記スキュー検出回路は、
    前記リセットにより非アクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し、前記リセットが解除された後に、前記マスタフラグがアクティブ状態となった次のサイクルの前記スレーブクロックに同期してアクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し、その後、アクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し続けるスレーブフラグ生成回路と、
    前記マスタフラグを各々異なる時間遅延し、2以上の遅延マスタフラグを出力する第1遅延回路と、
    2以上の前記遅延マスタフラグの各々を、前記スレーブフラグがアクティブ状態へ遷移するタイミングに同期して保持し、2以上の保持マスタフラグを出力する第1保持回路と、
    2以上の前記保持マスタフラグの状態に応じて、前記マスタクロックと前記スレーブクロックとの間のスキューを算出し、前記スキュー設定値を出力する第1スキュー算出回路とを備える請求項1または2に記載のクロック位相調整回路。
  4. 前記スキュー検出回路は、
    前記リセットにより非アクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し、前記リセットが解除され、前記第2PLL回路のロックタイムに相当する期間、マスクされた後に出力された1サイクル目の前記スレーブクロックに同期してアクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し、その後、アクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し続けるスレーブフラグ生成回路と、
    前記マスタフラグを各々異なる時間遅延し、2以上の遅延マスタフラグを出力する第1遅延回路と、
    2以上の前記遅延マスタフラグの各々を、前記スレーブフラグがアクティブ状態へ遷移するタイミングに同期して保持し、2以上の保持マスタフラグを出力する第1保持回路と、
    2以上の前記保持マスタフラグの状態に応じて、前記マスタクロックと前記スレーブクロックとの間のスキューを算出し、前記スキュー設定値を出力する第1スキュー算出回路と、
    前記スレーブフラグを各々異なる時間遅延し、2以上の遅延スレーブフラグを出力する第2遅延回路と、
    2以上の前記遅延スレーブフラグの各々を、前記マスタフラグがアクティブ状態へ遷移するタイミングに同期して保持し、2以上の保持スレーブフラグを出力する第2保持回路と、
    2以上の前記保持スレーブフラグの状態に応じて、前記マスタクロックと前記スレーブクロックとの間のスキューを算出し、前記スキュー設定値を出力する第2スキュー算出回路と、
    前記マスタフラグおよび前記スレーブフラグに基づいて、前記マスタクロックと前記スレーブクロックとの間の位相関係を判定し、位相判定信号を出力する位相判定回路と、
    前記位相判定信号に基づいて、前記スレーブクロックが前記マスタクロックよりも遅いと判定された場合に、前記第1スキュー算出回路から出力されたスキュー設定値を出力し、前記マスタクロックが前記スレーブクロックよりも遅いと判定された場合に、前記第2スキュー算出回路から出力されたスキュー設定値を出力するように切り替える切替回路とを備える請求項1または2に記載のクロック位相調整回路。
  5. 前記スレーブフラグ生成回路は、
    前記リセットが解除された後、前記第2PLL回路のロックタイムに相当する期間、前記スレーブクロックをマスクする第2マスク回路と、
    前記リセットにより非アクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し、前記リセットが解除され、前記第2マスク回路によりマスクされた後に出力された1サイクル目の前記スレーブクロックに同期してアクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し、その後、アクティブ状態の前記スレーブフラグを出力し続けるスレーブフラグ出力回路とを備える請求項4に記載のクロック位相調整回路。
  6. 前記第1遅延回路は、前記位相調整回路が調整するスレーブクロックの位相の範囲内の時間で、前記マスタフラグを各々異なる時間遅延し、2以上の前記遅延マスタフラグを出力するものである請求項3〜5のいずれか1項に記載のクロック位相調整回路。
  7. 前記第2遅延回路は、前記位相調整回路が調整するスレーブクロックの位相の範囲内の時間で、前記スレーブフラグを各々異なる時間遅延し、2以上の前記遅延スレーブフラグを出力するものである請求項4〜6のいずれか1項に記載のクロック位相調整回路。
  8. 前記位相調整回路は、前記スレーブチップの内部回路の内部に備えられたものであり、
    前記スレーブクロック、および、前記スキュー設定値が、前記スレーブチップの内部回路に供給され、
    前記スレーブチップの内部回路は、前記位相調整回路により、前記スキュー設定値に応じて位相が調整されたスレーブクロックに同期して動作するものである請求項3〜7のいずれか1項に記載のクロック位相調整回路。
  9. 前記位相調整回路は、前記スレーブチップの内部回路の外部に備えられたものであり、
    前記スレーブクロック、および、前記スキュー設定値が、前記位相調整回路に供給され、
    前記位相調整回路により、前記スキュー設定値に応じて位相が調整されたスレーブクロックが、前記スレーブチップの内部回路に供給される請求項3〜7のいずれか1項に記載のクロック位相調整回路。
JP2014153096A 2014-07-28 2014-07-28 クロック位相調整回路 Expired - Fee Related JP6401533B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014153096A JP6401533B2 (ja) 2014-07-28 2014-07-28 クロック位相調整回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014153096A JP6401533B2 (ja) 2014-07-28 2014-07-28 クロック位相調整回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016032169A true JP2016032169A (ja) 2016-03-07
JP6401533B2 JP6401533B2 (ja) 2018-10-10

Family

ID=55442321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014153096A Expired - Fee Related JP6401533B2 (ja) 2014-07-28 2014-07-28 クロック位相調整回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6401533B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7488104B2 (ja) 2020-05-13 2024-05-21 旭化成エレクトロニクス株式会社 タイミング同期回路

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6429019A (en) * 1987-07-23 1989-01-31 Nec Corp Mutual synchronizing signal generator
JP2008092359A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複数クロック間位相調整装置
JP2011061573A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Renesas Electronics Corp 半導体装置
US20140167825A1 (en) * 2012-12-13 2014-06-19 Coherent Logix, Incorporated Multi-frequency clock skew control for inter-chip communication in synchronous digital systems

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6429019A (en) * 1987-07-23 1989-01-31 Nec Corp Mutual synchronizing signal generator
JP2008092359A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複数クロック間位相調整装置
JP2011061573A (ja) * 2009-09-11 2011-03-24 Renesas Electronics Corp 半導体装置
US20140167825A1 (en) * 2012-12-13 2014-06-19 Coherent Logix, Incorporated Multi-frequency clock skew control for inter-chip communication in synchronous digital systems

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7488104B2 (ja) 2020-05-13 2024-05-21 旭化成エレクトロニクス株式会社 タイミング同期回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP6401533B2 (ja) 2018-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9035684B2 (en) Delay locked loop and method of generating clock
US7777534B2 (en) Fraction-N frequency divider and method thereof
JP2007221750A (ja) パワーダウンモードの間、周期的にロッキング動作を実行する機能を有するdll及びそのロッキング動作方法
JP2012049754A (ja) クロック発生回路
JP2001298362A (ja) Dll回路、それを使用する半導体装置及び遅延制御方法
JP2008178017A (ja) クロック同期システム及び半導体集積回路
US20160142066A1 (en) Frequency division clock alignment
JP6990313B2 (ja) 半導体集積回路
JP2006238007A (ja) データ発生装置
JP6401533B2 (ja) クロック位相調整回路
TW201703439A (zh) 無突波之數位控制振盪器碼更新技術
US9455710B2 (en) Clock enabling circuit
JP2013046268A (ja) クロック分周装置
JP2007537675A (ja) クロック発生器及びその方法
JP2005236549A (ja) クロック信号切替回路
JP2013115529A (ja) クロック分周装置
JP2011061573A (ja) 半導体装置
JP2003188719A (ja) 分周回路
JP2010283816A (ja) クロックを並列データに整列させるための回路
CN111446960A (zh) 一种时钟输出电路
TW200921322A (en) Clock synchronization device, clock synchronization method and clock generation device using the same
JP2004258888A (ja) 半導体集積回路
JP6158012B2 (ja) クロック位相シフト回路
JP2015015540A (ja) Emi対策回路
US20240201730A1 (en) Processor synchronization systems and methods

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180724

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180801

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180821

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6401533

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees