JP2016027288A - 熱伝導率が高く再利用可能な熱防護システム - Google Patents

熱伝導率が高く再利用可能な熱防護システム Download PDF

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Abstract

【課題】加熱効果及び高温に耐えることができる輸送手段の外板を保護する手段を提供する。【解決手段】熱伝導率が高く再利用可能な熱防護システム100及び方法が提示されている。多孔金属外板110は露出面154と非露出面156とを備え、冷却液容器146は非露出面156に結合したパーホレーション118と円錐形の流れ制御ポペット弁116を備える。円錐形の流れ制御ポペット弁116は、多孔金属外板110の温度に応じて冷却液容器146から多孔金属外板110までの冷却液126の流れを調整する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、概して熱防護に関する。さらに具体的には、本発明の実施形態は熱伝導率が高い熱防護システムに関するものである。
大気中を移動する輸送手段は、摩擦等の加熱効果の影響を受ける。輸送手段の外板は概して、これらの加熱効果とこの効果による高温に耐える高温材料を含む。高温材料は概して、変則性に弱く、保守サービスに多大な時間がかかる耐荷重性の高温構造物である。
熱伝導率が高く再利用可能な熱防護システム及び方法が提示されている。多孔外板は、露出外面と非露出面とを備え、冷却液容器は、非露出面と結合したパーホレーション、及び弁を備える。この弁は、多孔外板の温度に応じて、冷却液容器から多孔外板までの冷却液の冷却流を調整する。
このように、本発明の実施形態は、加熱効果及び高温に耐えることができる輸送手段の外板を保護する手段を提供する。
ある実施形態では、熱拡散及び熱防護システムは、多孔外板、冷却液容器、及び弁を備える。多孔外板は、露出外面を備え、冷却液容器は、多孔外板の非露出面と結合したパーホレーションと弁を備える。この弁は、多孔外板の温度に応じて、冷却液容器からパーホレーションを通って多孔外板まで流れる冷却液の冷却流を調整する。
別の実施形態では、熱拡散及び熱防護システムを形成する方法は、パーホレーションを備える冷却液容器を、露出外面を備える多孔外板の非露出面に結合させる。この方法はさらに、弁を、多孔外板の温度に応じて、冷却液容器から多孔外板までの冷却液の流れを調整するように構成する。
さらなる実施形態では、熱拡散及び熱防護システムの操作方法では、多孔外板と結合しているパーホレーションを備える冷却液容器を冷却液で満たす。この方法ではさらに、多孔外板の温度に応じて、弁を用いて、冷却液容器からパーホレーションを通って多孔外板まで流れる冷却液の流れを調整する。
本発明の一態様によれば、熱拡散及び熱防護システムが提供されており、このシステムは、露出外面と非露出面を備える多孔外板と、非露出面と結合する複数のパーホレーションを備える冷却液容器と、多孔外板の温度に応じて、冷却液容器から多孔外板までの冷却液の冷却流を調整するように動作可能な複数の弁を備える。
露出外面から冷却液が排出されるため、有利である。
容器が、非露出面に隣接する容器外壁と、容器外壁に対向する容器内壁を備えるため、有利である。各弁は、複数のパーホレーションの中の一つのパーホレーション内部で移動してパーホレーションを通る冷却液の冷却流を調整するように動作可能な制御ポペットと、冷却流の温度に応じて、制御ポペットを移動させるように動作可能な弁アクチュエータと、容器外壁と容器内壁のうちの一つに一端部において固定されている弁アクチュエータとを備えるのが好ましい。弁アクチュエータは、複数の弁の内の一つの弁を温度に基づいてパーホレーション内部で移動させることにより、冷却流を部分的に遮断するように動作可能であることが好ましい。冷却流は、温度が高いときに増加し、温度が低い時に減少することが好ましい。弁アクチュエータは、柔軟なバイメタルストリップと、形状記憶合金のうちの一つを含むことが好ましい。
多孔外板は、再利用可能であり縮小しないため有利である。多孔外板は、熱防護構造物と結合して、熱防護構造物の熱拡散及び熱防護を可能にすることが好ましい。
本発明のさらなる態様によれば、熱拡散及び熱防護システムを形成する方法が提供されており、この方法は、複数のパーホレーションを備える冷却容器を、露出外面を備える多孔外板の非露出面に結合させることと、複数の弁を、多孔外板の温度に応じて、冷却液容器からパーホレーションを通って多孔外板までの冷却液の冷却流を調整するように構成することとを含む。
この方法はさらに、冷却液を排出するように露出外面を構成することを含むため、有利である。
この方法はさらに、容器外壁を非露出面に隣接するように、そして容器内壁を容器外壁に対向するように構成することを含むため、有利である。この方法はさらに、各弁を、容器外壁と容器内壁のうちの一つに位置決めされる一端部に固定結合された弁アクチュエータを有するように構成することを含むことが好ましい。この方法はさらに、弁アクチュエータを、温度に基づいて複数の弁の内の移動した弁をパーホレーション内で移動させることにより、冷却流を部分的に遮断するように構成することを含むことが好ましい。
本発明のさらに別の態様によれば、熱を拡散させ熱防護を可能にする方法が提供されており、この方法は、多孔外板と結合する複数のパーホレーションを備える冷却液容器を冷却液で満たすことと、多孔外板の温度に応じて、冷却容器からパーホレーションを介して多孔外板まで流れる冷却液の冷却流を複数の弁で調整することとを含む。
この方法はさらに、多孔外板の露出外面から冷却液を排出させることを含むため、有利である。
この方法はさらに、温度に基づいて駆動される複数の弁アクチュエータを駆動させることと、駆動された弁アクチュエータによって、パーホレーション内部で弁を移動させることと、弁によって冷却液を部分的に遮断することとを含むため、有利である。
この方法はさらに、温度が高い時に弁を介して冷却流を増加させることと、温度が低い時に弁を介して冷却流を減らすこととを含むため、有利である。
この方法はさらに、多孔外板を熱防護構造物に結合させて、熱防護構造物の熱拡散及び熱防護を可能にすることを含むため、有利である。この方法はさらに、航空宇宙輸送手段が大気圏再突入する際に、熱を拡散させて熱防護構造物の熱防護を可能にすることによって、熱防護構造物を備える航空宇宙輸送手段を熱防護することを含むことが好ましい。
この「発明の概要」は、以下の「発明を実施するための形態」で詳細に記載される概念を選択し、単純な形態で紹介するために提供されている。この概要は、主張する主題の重要な特色、又は基本的特徴を識別するためのものではなく、主張する主題の範囲を決定しやすくするのに使用するためのものでもない。
本発明の実施形態に対する理解は、添付図面と併せて後述の詳細な説明及び特許請求の範囲を参照することにより深めることができる。添付図面全体を通して、同様の参照番号は類似の要素を指している。図面は、本開示の広さ、範囲、規模、又は適用性を限定することなく、本開示の理解を促すために提供される。図面は必ずしも原寸に比例していない。
本発明の一実施形態による、熱伝導率が高く再利用可能な例示の熱防護システムの断面図である。 本発明の実施形態による、交互の流れを調整する弁を示す、図1の熱伝導率が高く再利用可能な例示の熱防護システムの一部の断面図である。 本発明の一実施形態による、アレイパターンに分散した流れ調整弁を示す、熱伝導率が高く再利用可能な熱防護システムの断面図及び上面図である。 本発明の一実施形態による熱伝導率が高く再利用可能な熱防護システムの例示の操作プロセスを示す図である。 本発明の一実施形態による熱伝導率が高く再利用可能な熱防護システムの形成プロセスを示す図である。
以下の詳細な説明は本来的に実施例であり、開示内容又は開示内容の実施形態の応用並びに使用を限定するものではない。特定の装置、技術、及び応用の説明は実施例としてのみ提供されている。本明細書に記載された実施例への修正は当業者には容易に明らかとなるものであり、本明細書に規定された一般的原理を本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、その他の実施例及び用途に適用することができる。本発明の範囲は請求項と一致するものであり、本明細書に記載され示された実施例に限定されない。
本発明の実施形態は、本明細書において、機能的及び/又は論理的ブロック構成要素及び様々な処理ステップの観点から記載される。当然ながら、上記ブロック構成要素を特定の機能を実施するように構成された任意の数のハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェア構成要素によって実現することが可能である。説明を簡潔にするために、熱伝導、熱駆動、及び本明細書に記載されるシステムの他の機能的態様(並びにシステムの個々の動作構成要素)に関する従来技術及び構成要素については、本明細書では詳細に記載しない。加えて、当業者であれば、本発明の実施形態が、様々なハードウェア及びソフトウェアと併せて実施されること、並びに、本明細書に記載される実施形態が本発明の例示的実施形態にすぎないことを理解するであろう。
本開示の実施形態は、非限定的な用途、すなわち、輸送手段の熱防護との関連で本明細書に記載されている。本発明の実施形態はしかしながら、上記の輸送手段の熱防護の用途に限定されるものではなく、本明細書に記載された技術をその他の用途に用いることもできる。例えば非限定的に、実施形態を科学システム、兵器システム、炉、窯、オートクレーブ、又はその他の用途に適用することができる。輸送手段は、例えば非限定的に、有人輸送手段、無人輸送手段、宇宙機、惑星突入プローブ用途、打上げ機、及び高温環境において操作されるその他の輸送手段を含む。
本明細書を読んだ当業者には明らかであるように、後述は、本発明の実施例及び実施形態であり、これらの実施例における動作に限定されない。他の実施形態が利用可能であり、本発明の例示的実施形態の範囲から逸脱することなく構造的変更を加えることができる。
本発明の実施形態は、頑丈で(変則性に対して耐性がある)、最小限の修理で再利用可能な、軽量及び柔軟性のある熱防護システムを提供する。さらに、本発明の実施形態は、突入飛行中の、また輸送手段の機体上の位置から位置への、加熱率の変化に対して可変であり、追随するものである。さらに、実施形態は、下側及び横面(例:加熱率がさらに低下したウェーク領域の上面)等の加熱率の低い領域に適用することができる。加えて、実施形態は、高い揚抗比(L/D)と、軌道周回のためのエアブリージング用途の両方に要求される曲率半径が小さい(尖った)形状を含む前縁及び淀み点領域等の前縁及び淀み点領域に適用可能でありうる。
図1は、本発明の実施形態による例示の熱伝導率が高く再利用可能な熱防護システム100の断面図である。システム100は、冷却液マニホルド134及び/又は冷却液フィードライン136によって互いに結合した複数の外板構造物108を備える。冷却液126の冷却流138を、冷却液フィードライン136に、そして外板構造物108に導入する。外板構造物108は、冷却流138を冷却液マニホルド134を介して互いに対して分配する。冷却流138を次に、冷却液の蒸気130を介して外板構造物108を通して排出させて、外板構造物108を冷却し、輸送手段102を保護する。冷却液126は例えば非限定的に、水、空気、フッ化炭素、炭化水素、液体窒素、液体水素、液体酸素、液体空気、又はその他の冷却液を含む。
外板構造物108は、多孔金属外板110(多孔外板)、冷却液容器146、及び複数の流れ調整弁112を備える。例えば輸送手段の軌道からの再突入中、超音波飛行中、又は極超音速飛行中に遭遇する気流104等の高速気流により、外板構造物108に対する空力加熱効果が起こる。上記の外板構造物108に対する空力加熱は例えば、最高摂氏1000度を超える温度を含む。外板構造物108はしたがって、上記の空力及びその他の加熱効果、及び結果的な高温に耐える必要がある。
外板構造物108は、組み立て中等にシール152を介して別の外板構造物108と結合する。シール152は、気流104の熱から輸送手段102の内部106を保護する。第2シール158を使用して、気流104の熱から輸送手段102の内部106をさらに保護することができる。シール152と第2シール158はそれぞれ、例えば非限定的に、スナップ式シール、ガスケット、シーラント、接着材、Oリング、又はその他の好適なシールを含む。スナップ式シールは、例えば非限定的に、外板構造物108等の2つの物体間で接線方向に圧縮されるシール、又はその他のシールを含む。外板構造物108はさらに、フランジ162を介して別の外板構造物108と結合される。フランジ162はさらに、気流104の熱から輸送手段102の内部106を保護する。
多孔金属外板110(多孔外板)は、非限定的に、高温合金の金属粒子の集塊、焼結/多孔金属パウダー、オープンセル金属フォーム、多孔非金属、多孔セラミック、多孔複合物、又はその他の多孔構造物等の多孔構造物及び/又は材料を含む。多孔金属外板110は、輸送手段102等の熱防護構造物を覆うことができる。多孔金属外板110は、非露出面156と、輸送手段102の外側の気流104にさらされる露出面154を備える。非露出面156は、冷却液容器146の容器外壁142と結合している。多孔金属外板110は、加熱により冷却液の蒸気130を介して蒸発し、露出面154を通って排出される冷却液126で充填される。
冷却液容器146は、冷却液126を含む。冷却液容器146は、容器外壁142、容器内壁144、容器外壁142上の複数のパーホレーション118、及びパーホレーション118を通って多孔金属外板110まで流れる冷却液126の冷却流138を制御する流れ調整弁112を備える。冷却液容器146はさらに、容器外壁142と容器内壁144との間を構造的に支持する一又は複数の支持構造物160を備える。
流れ調整弁112は、冷却液容器146の冷却液126の温度に応じて受動的に作動し、パーホレーション118を通って多孔金属外板110へ流れる冷却液126の冷却流138を制御する。流れ調整弁112近辺の冷却液126は、流れ調整弁112近辺の容器外壁142を加熱する多孔金属外板110によって加熱される。流れ調整弁112は、流体流速度128において冷却液126の冷却流138を制御する自力制御弁を含む。流れ調整弁112は、冷却流138を多孔金属外板110の高温領域に高い流体流速度128で供給し、冷却流138を多孔金属外板110の低温領域に低い流体流速度128で供給する。冷却流138は、冷却液126の温度が高い時に増加し、冷却液126の温度が低い時に減少する。複数の流れ調整弁112の各流れ調整弁112により、流れ調整弁112を囲む冷却液126の温度に基づいて、冷却液126の冷却流138がパーホレーション118を通って多孔金属外板110へ流れることが可能になる。
各流れ調整弁112は、弁アクチュエータ114及び円錐形の流れ制御ポペット116を備える。円錐形の流れ制御ポペット116は、複数のパーホレーション118の内のパーホレーション118内部で移動して、パーホレーション118を通る冷却液126の冷却流138を調整する。冷却流138の圧力は、気流104の圧力を超えるように構成される。パーホレーション118は、例えば非限定的に、円筒形の座部、又は円錐形の流れ制御ポペット116と合わせて冷却液126の流れを調整するように動作可能なその他の構成を備える。閉位置において、円錐形の流れ制御ポペット116はパーホレーション118と結合して、冷却液126の流れを遮断する。
弁アクチュエータ114は、冷却液126の温度に応じて、円錐形の流れ制御ポペット116を移動させるように動作可能である。弁アクチュエータ114による円錐形の流れ制御ポペット116の移動120は、冷却液126の温度の関数である。この関数は、例えば非限定的に、温度の比率、温度の非線形関数、又は冷却液126の温度のその他の関数を含む。弁アクチュエータ114は、例えば非限定的に、柔軟なバイメタルストリップ、形状記憶合金、又はその他のアクチュエータを含む。
工程において、弁アクチュエータ114は、パーホレーション118内部で、及び多孔金属外板110の流体通路150へ円錐形の流れ制御ポペット116を移動させて、冷却流138を部分的に遮断し、冷却液126の温度に基づいて冷却流138を制御する。冷却液126の温度が高いと、弁アクチュエータ114は冷却流138を増加させ、冷却液126の温度が低いと、弁アクチュエータ114は冷却流138を減少させる。システム100は、流れ調整弁112で冷却流138が効率的に分配されることによって排出冷却システムを実行可能にし、これにより冷却流138の流体流速度128は多孔金属外板110の局所領域の温度に比例するようになる。弁アクチュエータ114は、冷却液容器146の容器外壁142(図2参照)、又は容器内壁144(図1参照)のうちの一つの一端において固定される。
流れ調整弁112は、例えば非限定的に、約1.27cm(0.5インチ)〜約1.52cm(0.6インチ)の長さ、及び約0.64cm(0.25インチ)〜約0.76cm(0.3インチ)の幅、又は好適な寸法を有する。円錐形の流れ制御ポペット116は、例えば非限定的に、約0.25cm(0.1インチ)〜約0.38cm(0.15インチ)の長さ、及び約0.64cm(0.25インチ)の直径、又は流れ調整弁112の作動に好適な他の寸法を有する。流れ調整弁112は、自動製造工程において、冷却液容器146の中に接着される。
冷却流138は、多孔金属外板110を通って流れ、多孔金属外板110の露出面154の冷却液の蒸気130で示すように蒸発し、空力的に誘導された熱を取り去って、熱伝導に対する下流バリアを形成する。流れ調整弁112は、冷却液容器146と多孔金属外板110との間の流体輸送を制御するように構成される。流れ調整弁112は、多孔金属外板110の下でアレイパターン306(図3)に分散している。このように、流れ調整弁112は高熱領域においては冷却流138の流れ速度を高く、低温領域では流れ速度を低く制御する。
冷却流138は、多孔金属外板110を通って輸送手段102等の熱防護構造物から離れる方向に移動し、多孔金属外板110の露出面154に向かって温度が上がると蒸発し、加熱された多孔金属外板110を冷却し、結果的に生じた冷却液の蒸気130により、多孔金属外板110の露出面154上に追加の熱分離層が形成される。このように、熱防護構造物102の熱拡散及び熱防護が可能になる。
冷却液容器146は、冷却液フィードライン136から冷却液126を受け、冷却流138を介して冷却液126を分配し、冷却液容器146の容器外壁142と容器内壁144との間に冷却液ジャケット容積132を形成する。容器外壁142と容器内壁144は、互いに対向して(冷却液容器146の対向する側に)位置決めされる。容器外壁142は多孔金属外板110と結合し、容器内壁144は輸送手段102の内部106に隣接して位置決めされる及び/又は結合する。
冷却液マニホルド134を使用して一又は複数の冷却液容器146を結合させて、一又は複数の冷却液容器146間の冷却液126の冷却流138を流す。冷却液マニホルド134は、結合部164/166を介して冷却液容器146のうちの一つと結合する。
図2は、本発明の一実施形態による、交互の流れを調整する弁202(制御装置弁)を示す、熱伝導率が高く再利用可能な例示の熱防護システム200(システム200)の一部の断面図である。システム200は、システム100と類似の機能、材料、及び構造物を有する。したがって、共通の特性、機能、及び要素は本明細書に重複して記載していない。
冷却流138の効率的な分配は、外板構造物108の下の冷却液容器146によって行われる。流れ調整弁202は、弁アクチュエータ114と、円錐形の流れ制御ポペット116を備える。弁アクチュエータ114は、冷却液容器146の容器外壁142と結合する。
図3は、本発明の一実施形態による、アレイパターン306で分散している流れ調整弁112を示す、熱伝導率が高く再利用可能な熱防護システム100の断面図302及び上面図304である。
図4は、本開示の一実施形態による熱伝導率が高く再利用可能な熱防護システムを操作するための例示的なプロセス400の図解である。プロセス400に関連して行われる様々なタスクは、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、コンピュータ可読ソフトウェア、コンピュータ可読記憶媒体、プロセス方法を若しくは機械的に若しくはこれらを組み合わせて実施するためのコンピュータ実行可能命令を有するコンピュータ可読媒体、又はこれらの任意の組み合わせによって実施されうる。プロセス400は、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスクなどのコンピュータ可読媒体に記録されてもよく、例えば、コンピュータ可読媒体が保存されているプロセッサモジュールなどのハードウェア及びソフトウェアを備えるコンピュータCPUによってアクセス及び実行可能である。
図示の方法に関して、プロセス400の以下の説明が、図1〜2に関連して上述した要素に言及する場合がある。いくつかの実施形態では、プロセス400の一部は、外板構造物108、流れ調整弁112/202、冷却液容器146等のシステム100〜200の異なる要素によって行われる。流れ調整弁112は、流れ調節弁112が図1の容器内壁144に固定されている実施形態のことであり、流れ調整弁202は、流れ調整弁202が図2の容器外壁142に固定されている実施形態のことである。当然ながら、プロセス400は任意の数の追加的な又は代替のタスクを含むことができ、図4に示すタスクは図示した順番で行う必要はなく、プロセス400を本明細書に詳しく記載していない追加の機能性を有する、より包括的な手順又はプロセスに組み込むことが可能である。プロセス400は、図1〜3に示す実施形態と同様の機能、材料、及び構造物を有しうる。したがって、共通の機構、機能、及び要素は本明細書に重複して記載していない。
プロセス400は、複数のパーホレーションを備える冷却液容器を、露出外面を備える多孔外板の非露出面に結合させることによって開始される(タスク402)。
プロセス400は、多孔外板の温度に応じて、冷却液容器からパーホレーションを通って多孔外板までの冷却液の冷却流を調整するように複数の弁を構成することによって継続される(タスク404)。
プロセス400は、冷却液を排出するように露出外面を構成することによって継続される(タスク406)。
プロセス400は、容器外壁142が非露出面に隣接し、容器内壁144が容器外壁142と対向するように構成することによって継続される(タスク408)。容器外壁は、容器外壁142に対向する冷却液容器146の側部を含む。
プロセス400は、容器外壁142、及び容器内壁144のうちの一つに位置決めされる一端において固定された弁アクチュエータを有するように各弁を構成することによって継続される(タスク410)。
プロセス400は、温度に応じてパーホレーション内部で複数の弁のうちの移動される弁を移動させて冷却流を部分的に遮断するように弁アクチュエータを構成することによって継続される(タスク412)。
図5は、本発明の一実施形態による熱伝導率が高く再利用可能な熱防護システムを形成する例示のプロセスを示す図である。プロセス500に関連して実行される種々のタスクは、機械的に、或いはソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、コンピュータで読込可能なソフトウェア、コンピュータで読込可能な記憶媒体、又はそれらのなんらかの組み合わせにより実行される。プロセス500は、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスクなどのコンピュータ可読媒体に記録されてもよく、例えば、コンピュータ可読媒体が保存されているプロセッサモジュールなどのコンピュータCPUによってアクセス及び実行可能である。
図示の方法に関して、プロセス500の以下の説明が、図1〜3に関連して上述した要素に言及する場合がある。いくつかの実施形態において、プロセス500の一部は、外板構造物108、流れ調整弁112/202、冷却液容器146等のシステム100〜200の異なる要素によって実行される。当然ながら、プロセス500は、任意の数の追加の又は代替のタスクを含み、図5に示されるタスクは必ずしも図示の順序で実行されなくともよく、プロセス500は、本明細書に詳細に記載しない追加の機能性を有するもっと包括的な手順又はプロセスに包含されてもよい。
プロセス500は、多孔外板と結合した複数のパーホレーションを備える冷却液容器を冷却液で満たすことによって開始される(タスク502)。
プロセス500は、多孔外板の温度に応じて、冷却液容器からパーホレーションを通って多孔外板へ流れる冷却液の冷却流を、複数の弁で調整することによって継続される(タスク504)。
プロセス500は、多孔外板の露出外面から冷却液を排出させることによって継続される(タスク506)。
プロセス500は、温度に基づいて駆動される弁アクチュエータを駆動させることによって継続される(タスク508)。
プロセス500は、駆動される弁アクチュエータによってパーホレーション内部で弁を移動させることによって継続される(タスク510)。
プロセス500は、弁で冷却流を部分的に遮断することによって継続される(タスク512)。
プロセス500は、温度が高いときに弁を介して冷却流を増加させ、温度が低いときは、弁を介して冷却流を減少させることによって継続される(タスク514)。
プロセス500は、多孔外板を熱防護構造物と結合させて、熱防護構造物の熱拡散及び熱防護を可能にすることによって継続される(タスク516)。
プロセス500は、航空宇宙輸送手段の大気圏突入中に、熱を拡散させ、熱防護構造物の熱防護を可能にすることによって、熱防護構造物を備える航空宇宙輸送手段を熱防護することによって継続される(タスク518)。
このように、本発明の実施形態は、加熱効果及び高温に耐えることができる輸送手段の外板を保護する手段を提供する。
本明細書で使用される用語及び表現、並びにそれらの変化形は、別途明確な記載がない限り、限定的なものではなく、変更可能なものとして解釈すべきである。その例として、「含む」という表現は、「限定せずに含む」などを意味するものと理解するべきであり、「例」は、議論されるアイテムを説明する事例を提供するために使用されているのであり、その包括的又は限定的なリストではない。「従来の」、「常套的な」、「通常の」、「標準の」、「既知の」、及び同様の意味を有する形容詞は、記載されているアイテムを、所定の時期に限定しているわけでも、ある時期に入手可能であるアイテムに限定しているわけでもなく、利用可能な又は現在既知の又は未来のいずれかの時期における従来技術、常套的技術、通常の技術、又は標準的技術と理解すべきである。
同様に、「及び」でつながったアイテムのグループは、グループ分けにおいてそれらのアイテムの各々、また全てが存在することが要求されると理解すべきではなく、特に明記しない限り、「及び/又は」でつながったものとして理解すべきである。同様に、「又は」でつながったアイテムのグループは、グループ内で相互排他性が要求されると理解すべきではなく、特に明記しない限り、「及び/又は」でもつながったものとして理解すべきである。さらに、本発明のアイテム、要素又は構成要素は単一のものとして記載され主張されているが、単一に限定されることが明記されていない限り、複数のものもそれらの範囲内にあるとして考慮される。一部の事例における「一又は複数の」、「少なくとも」、「限定されないが」などの広義的な用語及び同様の表現の使用は、そのような広義的な表現がない場合に範囲を狭めることを意図している又は範囲を狭めることが必要であるという意味で使用されているのではない。
上述では、互いに「接続」又は「連結」されている要素、ノード、又はフィーチャに言及している。本明細書で使用される「接続された」とは、特に明記しない限り、一つの要素/ノード/機構が別の要素/ノード/機構に必ずしも機械的にではなく、直接結合されている(又は直接連通している)ことを意味する。同様に、特に明記しない限り、「連結した」とは、一つの要素/ノード/機構が別の要素/ノード/機構に、必ずしも機械的にではなく、直接あるいは間接的に連結している(又は直接あるいは間接的に連通している)ことを意味する。このため、図1〜3は要素の例示的な配置構成を示しているが、本発明の実施形態において追加の介在要素、デバイス、機構、又は構成要素が存在しうる。
本明細書で使用される場合、別途明確な記載がない限り、「動作可能」とは、使用又はサービスに使用可能、適用可能、又は準備可能であり、特定用途に使用可能であり、且つ本明細に記載の機能又は所望の機能を実行できることを意味する。システム及びデバイスに関して、「動作可能」という表現は、システム及び/又はデバイスが完全に機能的且つ較正済みであって、起動されると記載の機能を実行するための、適用可能な実施可能要件のための要素を含み、そのような実施可能要件を満たすことを意味する。システム及び回路に関して、「動作可能」という表現は、システム及び/又は回路が完全に機能的且つ較正済みであって、起動されると記載の機能を実行するための、適用可能な実施可能要件のロジックを含み、そのような実施可能要件を満たすことを意味する。
102 輸送手段
104 気流
106 輸送手段内部
108 外板構造物
110 多孔金属外板
112 流れ調整弁
114 弁アクチュエータ
116 円錐形の流れ制御ポペット弁
118 パーホレーション
120 円錐形の流れ制御ホポペット弁の移動
126 冷却液
130 冷却液の蒸気
132 冷却ジャケット容積
134 冷却マニホルド
136 冷却フィードライン
138 冷却流
142 容器外壁
144 容器内壁
146 冷却液容器
150 流体通路
152 シール
154 露出面
156 非露出面
158 第2シール
160 支持構造物
162 フランジ
164 結合部
166 結合部
302 熱防護システムの断面図
304 熱防護システムの上面図
306 アレイパターン
400 プロセス
500 プロセス

Claims (10)

  1. 熱拡散及び熱防護システム(100)であって、
    露出外面(154)と非露出面(156)を備える多孔外板(110)と、
    前記非露出面に結合した複数のパーホレーション(118)を備える冷却液容器(146)と、
    前記多孔外板の温度に応じて、前記冷却液容器から前記多孔外板までの冷却液(126)の冷却流(138)を調整するように動作可能な複数の弁(112)と
    を備えるシステム。
  2. 前記露出外面(154)は前記冷却液(126)を排出する、請求項1に記載のシステム(100)。
  3. 前記冷却液容器(146)は、前記非露出面(156)に隣接する容器外壁(142)と、前記容器外壁に対向する容器内壁(144)とを備える、請求項1又は2に記載のシステム(100)。
  4. 前記弁(112)がそれぞれ、
    複数の前記パーホレーション(118)のうちの一つのパーホレーション(118)内部で移動して、前記パーホレーションを通る前記冷却液(126)の前記冷却流(138)を調整するように動作可能な制御ポペット(116)と、
    前記冷却流の温度に応じて前記制御ポペットを移動させるように動作可能な弁アクチュエータ(114)と
    を備え、前記弁アクチュエータは、前記容器外壁(142)と前記容器内壁(144)とのうちの一つに一端において固定されている、請求項3に記載のシステム(100)。
  5. 前記弁アクチュエータ(114)は、前記温度に応じて、前記パーホレーション(118)内部で複数の前記弁(112)のうちの一つの弁(112)を移動させることにより、前記温度が高い時に前記冷却流(138)が増加し、前記温度が低い時に前記冷却流が減少するように前記冷却流を部分的に遮断するように動作可能である、請求項4に記載のシステム(100)。
  6. 前記多孔外板(110)が熱防護構造物に結合され、これにより前記熱防護構造物の熱拡散及び熱防護が可能になる、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  7. 熱拡散及び熱防護システム(100)を形成するプロセス(400)であって、
    複数のパーホレーション(118)を備える冷却液容器(146)を、露出外面(154)と非露出面を備える多孔外板(110)の非露出面(145)に結合させる(402)ことと、
    前記多孔外板の温度に応じて、前記冷却液容器から前記パーホレーションを通って前記多孔外板までの冷却液(126)の冷却流(138)を調整するように、複数の弁(112)を構成する(404)ことと
    を含む方法。
  8. 前記冷却液(126)を排出するように前記露出外面(154)を構成する(406)ことをさらに含む、請求項7に記載のプロセス(400)。
  9. 容器外壁(142)が前記非露出面(156)に隣接し、容器内壁(144)が前記容器外壁に対向するように構成する(408)ことをさらに含む、請求項7又は8に記載のプロセス(400)。
  10. 前記弁(112)をそれぞれ、前記容器外壁(142)と前記容器内壁(144)のうちの一つに位置決めされた一端に固定結合された弁アクチュエータ(114)を有するように構成する(410)ことをさらに含む、請求項9に記載のプロセス(400)。
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