JP2016024548A - 電子マガジン作成装置、電子マガジン作成システム、電子マガジン作成方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

電子マガジン作成装置、電子マガジン作成システム、電子マガジン作成方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】異なる時機に検索されたコンテンツの保存管理を容易に行うことを図る。
【解決手段】所定の時機に所定の検索条件で通信ネットワークを介してコンテンツの検索を行う検索実行部4と、前記検索の結果に基づいて、通信ネットワークを介してコンテンツを取得し、取得したコンテンツを次回発行マガジンコンテンツとして保存するコンテンツ取得部5と、前記保存された次回発行マガジンコンテンツを使用して、画面表示されるマガジンデータを作成するマガジン作成部7と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子マガジン作成装置、電子マガジン作成システム、電子マガジン作成方法およびコンピュータプログラムに関する。
従来、ニュース等の複数の掲載用コンテンツを新聞や雑誌の形式で掲載したディジタルコンテンツを利用者の端末へ配信する技術として、例えば特許文献1が知られている。特許文献1の従来技術では、コンテンツ配信端末が、利用者から指定された配信日時になると、当該利用者から指定されたキーワードに基づいてコンテンツ登録データベースを検索し、この検索の結果として得られた掲載用コンテンツを使用してディジタルコンテンツを作成する。そして、コンテンツ配信端末が、該作成したディジタルコンテンツを当該利用者の端末へ配信する。
特開2002−140364
しかし、上述した従来の技術では、以下に示すような課題がある。
例えば日刊で、コンテンツ配信端末から利用者端末へディジタルコンテンツを配信する場合を考える。ある日(説明の便宜上、5月1日とする)、利用者から指定されたキーワードXに基づいて検索された掲載用コンテンツを使用して作成されたディジタルコンテンツ(ディジタルコンテンツ5月1日号)が、コンテンツ配信端末から利用者端末へ配信される。次いで、次の日(5月2日)に、同様に、キーワードXに基づいて検索された掲載用コンテンツを使用して作成されたディジタルコンテンツ5月2日号が、コンテンツ配信端末から利用者端末へ配信される。このとき、ディジタルコンテンツ5月1日号は、所謂、バックナンバーとなる。ここで、コンテンツ配信端末がディジタルコンテンツ5月1日号の配信データをバックナンバーとして保存しておけば、利用者からの要求に応じて、該配信データを利用者端末へ送信することにより、バックナンバーとしてのディジタルコンテンツ5月1日号を利用者端末へ配信することはできる。しかしながら、利用者端末へ配信済みの配信データをバックナンバーとして保存することでは、各発行号に使用されている掲載用コンテンツを最新号のディジタルコンテンツに再利用することはできない。このため、コンテンツ自体の保存管理を行うことが要求される。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、異なる時機に検索されたコンテンツの保存管理を容易に行うことができる、電子マガジン作成装置、電子マガジン作成システム、電子マガジン作成方法およびコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
(1)本発明の一態様は、所定の時機に所定の検索条件で通信ネットワークを介してコンテンツの検索を行う検索実行部と、前記検索の結果に基づいて、通信ネットワークを介してコンテンツを取得し、取得したコンテンツを次回発行マガジンコンテンツとして保存するコンテンツ取得部と、前記保存された次回発行マガジンコンテンツを使用して、画面表示されるマガジンデータを作成するマガジン作成部と、を備えた電子マガジン作成装置である。
(2)本発明の一態様は、上記(1)の電子マガジン作成装置において、前記コンテンツ取得部は、前記検索の結果のコンテンツが既取得コンテンツとタイトルタグが一致するとき、当該検索の結果のコンテンツを保存しない電子マガジン作成装置である。
(3)本発明の一態様は、上記(1)又は(2)のいずれかの電子マガジン作成装置において、前記コンテンツ取得部は、前記検索の結果のコンテンツが動画の場合、前記動画についての静止画を取得し、当該検索の結果のコンテンツの動画再生データを取得しない電子マガジン作成装置である。
(4)本発明の一態様は、上記(1)から(3)のいずれかの電子マガジン作成装置において、前記所定の時機または前記検索の結果のコンテンツを取得する時機は、所定の期間内における時刻として乱数により決定する電子マガジン作成装置である。
(5)本発明の一態様は、上記(1)から(4)のいずれかの電子マガジン作成装置において、キーワードを入力するキーワード入力部を更に備え、前記所定の検索条件は、入力されたキーワードを使用して、コンテンツの検索を行う電子マガジン作成装置である。
(6)本発明の一態様は、上記(1)から(5)のいずれかの電子マガジン作成装置において、前記マガジンデータの作成から所定期間継続して、当該電子マガジンの閲覧がなかった場合に、前記コンテンツの取得を停止する電子マガジン作成装置である。
(7)本発明の一態様は、上記(1)から(6)のいずれかの電子マガジン作成装置において、前記検索実行部は、前記検索の結果数に応じて、前記検索条件である検索範囲を狭い範囲から広い範囲へと変更する電子マガジン作成装置である。
(8)本発明の一態様は、上記(1)から(7)の電子マガジン作成装置と、コンテンツ提供元の装置とが通信ネットワークを介して接続される電子マガジン作成システムであり、前記コンテンツ提供元の装置は、前記電子マガジン作成装置による前記検索の結果に基づいて、前記通信ネットワークを介して前記コンテンツを提供する、電子マガジン作成システムである。
(9)本発明の一態様は、電子マガジン作成装置が、所定の時機に所定の検索条件で通信ネットワークを介してコンテンツの検索を行い、前記電子マガジン作成装置が、前記検索の結果に基づいて、通信ネットワークを介してコンテンツを取得し、取得したコンテンツを次回発行マガジンコンテンツとして保存し、前記電子マガジン作成装置が、前記保存された次回発行マガジンコンテンツを使用して、画面表示されるマガジンデータを作成する、電子マガジン作成方法である。
(10)本発明の一態様は、コンピュータに、所定の時機に所定の検索条件で通信ネットワークを介してコンテンツの検索を行う検索実行機能と、前記検索の結果に基づいて、通信ネットワークを介してコンテンツを取得し、取得したコンテンツを次回発行マガジンコンテンツとして保存するコンテンツ取得機能と、前記保存された次回発行マガジンコンテンツを使用して、画面表示されるマガジンデータを作成するマガジン作成機能と、を実現させるためのコンピュータプログラムである。
本発明によれば、異なる時機に検索されたコンテンツの保存管理を容易に行うことができるという効果が得られる。
本発明の一実施形態に係る電子マガジン作成装置1の構成を示すブロック図である。 図1に示す電子マガジン作成装置1を実現するハードウェアの構成例を示すブロック図である。 図1に示す電子マガジン作成装置1を使用した電子マガジン作成システムの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る電子マガジン作成方法の全体の手順を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る電子マガジン作成方法の具体例を示すシーケンスチャートである。 本発明の一実施形態に係るコンテンツデータ記憶部6の構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るコンテンツ保存管理方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る既読管理データの構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るコンテンツの既読判定方法の手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子マガジン作成装置1の構成を示すブロック図である。図1において、電子マガジン作成装置1は、入力部2と検索時機条件データ記憶部3と検索実行部4とコンテンツ取得部5とコンテンツデータ記憶部6とマガジン作成部7とマガジンデータ記憶部8と既読管理部9と既読管理データ記憶部10と出力部11を備える。
入力部2は、電子マガジン作成装置1で使用されるデータの入力を行う。検索時機条件データ記憶部3は、検索時機や検索条件を示すデータを記憶する。検索実行部4は、所定の時機に所定の検索条件で通信ネットワークを介してコンテンツの検索を行う。その所定の時機や所定の検索条件は、検索時機条件データ記憶部3に記憶されているデータに基づいている。コンテンツ取得部5は、検索実行部4による検索の結果に基づいて、通信ネットワークを介してコンテンツを取得する。コンテンツデータ記憶部6は、コンテンツ取得部5によって取得されたコンテンツのデータを記憶する。マガジン作成部7は、コンテンツ取得部5によって取得されたコンテンツを使用して、画面表示されるマガジンデータを作成する。マガジンデータ記憶部8は、マガジン作成部7によって作成されたマガジンデータを記憶する。既読管理部9は、マガジンデータに関するコンテンツの既読を管理する。既読管理データ記憶部10は、マガジンデータに関するコンテンツの既読の管理についてのデータを記憶する。出力部11は、マガジンデータ等のデータの出力を行う。
図2は、図1に示す電子マガジン作成装置1を実現するハードウェアの構成例を示すブロック図である。図2において、電子マガジン作成装置1は、CPU部21と記憶部22と通信部23と操作部24と表示部25を備える。これら各部はデータを交換できるように構成されている。
CPU部21は電子マガジン作成装置1の制御を行う。この制御機能は、CPU部21がコンピュータプログラムを実行することにより実現される。記憶部22は、CPU部21で実行されるコンピュータプログラムや各種のデータを記憶する。記憶部22は、電子マガジン作成プログラム31を記憶している。図1に示される電子マガジン作成装置1の各部の機能は、図2に示されるCPU部21が記憶部22に記憶される電子マガジン作成プログラム31を実行することにより実現される。また、図1に示される電子マガジン作成装置1の各記憶部は、図2に示される記憶部22内に設けられる。
通信部23は、通信ネットワークを介して他の装置と通信する。操作部24は、キーボード、テンキー、マウス等の入力デバイスから構成され、利用者の操作に応じたデータ入力を行う。表示部25は、液晶表示装置等の表示デバイスから構成され、データ表示を行う。また、データ入力とデータ表示の両方が可能なタッチパネルを備えてもよい。
なお、電子マガジン作成装置1として、汎用のコンピュータ装置を使用して構成してもよく、又は、専用のハードウェア装置として構成してもよい。また、電子マガジン作成装置1として、スマートフォン等の携帯通信端末装置、タブレット型のコンピュータ装置、据置き型のパーソナルコンピュータ装置などを利用してもよい。
図3は、本実施形態に係る電子マガジン作成装置1を使用した電子マガジン作成システムの構成例を示す図である。電子マガジン作成装置1は、通信ネットワーク50を介して、コンテンツ検索配信システム40、ニュース配信サーバ41、電子商取引サーバ42、SNS(Social Networking Service)サーバ43、動画共有サーバ44などのコンテンツ提供元と通信する。電子マガジン作成装置1は、コンテンツ提供元に対して所定の検索条件でコンテンツの検索を行い、該検索の結果に基づいてコンテンツ提供元からコンテンツを取得する。
図4は、本実施形態に係る電子マガジン作成方法の全体の手順を示すフローチャートである。図4を参照して、本実施形態の電子マガジン作成装置1が行う電子マガジン作成に係る動作の全体の概要を説明する。
(ステップS1)まず検索時機および検索条件の設定を行う。検索時機および検索条件として、利用者が指定したもの、デフォルトとして予め設定されているものなどがある。利用者が指定した検索時機や検索条件を示すデータは、入力部2から入力されたデータが検索時機条件データ記憶部3に記憶される。デフォルトの検索時機や検索条件を示すデータは、予め検索時機条件データ記憶部3に記憶される。
(ステップS2)検索実行部4が、所定の時機に所定の検索条件で通信ネットワークを介してコンテンツの検索を行う。該所定の時機および所定の検索条件は、検索時機条件データ記憶部3に記憶されているデータに基づいている。
(ステップS3)コンテンツ取得部5が、検索実行部4による検索の結果に基づいて、通信ネットワークを介してコンテンツを取得する。この取得されたコンテンツのデータは、コンテンツデータ記憶部6に記憶される。
(ステップS4)マガジン作成部7が、コンテンツ取得部5によって取得されたコンテンツを使用して、画面表示されるマガジンデータを作成する。この作成されたマガジンデータは、マガジンデータ記憶部8に記憶される。
(ステップS5)既読管理部9が、マガジンデータに関するコンテンツの既読を管理する。この既読の管理についてのデータは、既読管理データ記憶部10に記憶される。
図5は、本実施形態に係る電子マガジン作成方法の具体例を示すシーケンスチャートである。この図5の例は、図3の電子マガジン作成システムに対応している。図5を参照して、本実施形態の電子マガジン作成装置1が行う電子マガジン作成に係る動作の具体例を説明する。
(ステップS11)まず利用者がキーワードを入力する。このキーワードの入力は、例えば操作部24(図2参照)を操作することにより行われる。入力部2は、該入力されたキーワードを検索時機条件データ記憶部3に記憶させる。図5の例では、3個のキーワードX,Y,Zが入力されて検索時機条件データ記憶部3に記憶される。
(ステップS12)検索実行部4は、所定の時機に、キーワードX,Y,Zを使用して、コンテンツの検索を行う。該所定の時機として、例えば、毎日午前5時にコンテンツの検索を行う。このコンテンツの検索は、キーワードX,Y,Z毎に行われる。具体的には、検索実行部4は、通信ネットワーク50を介して、コンテンツ検索配信システム40、ニュース配信サーバ41、電子商取引サーバ42、SNSサーバ43、動画共有サーバ44のそれぞれに対し、キーワードX,Y,Zを送信し、キーワードX,Y,Z毎に検索を要求する。検索実行部4は、その検索の要求の応答として、コンテンツ検索配信システム40、ニュース配信サーバ41、電子商取引サーバ42、SNSサーバ43、動画共有サーバ44のそれぞれから、キーワードX,Y,Z毎に、検索結果を受信する。
インターネット52に接続されているニュース配信サーバ41、電子商取引サーバ42、SNSサーバ43及び動画共有サーバ44は、各キーワードX,Y,Zに該当する自己のコンテンツを示す情報を、各キーワードX,Y,Zの検索結果として応答する。コンテンツ検索配信システム40では、検索サーバ61が、コンテンツ検索配信システム40に備わるコンテンツデータベース62に格納されているコンテンツに対してキーワードX,Y,Z毎に検索を行い、該検索の結果であるコンテンツを示す情報を各キーワードX,Y,Zの検索結果として応答する。
(ステップS13)コンテンツ取得部5は、ステップS12で受信された検索結果で示されるコンテンツの中から、例えば所定の個数だけ、コンテンツをダウンロード(受信)する。コンテンツ取得部5は、そのダウンロードにより取得したコンテンツのデータをコンテンツデータ記憶部6に記憶させる。該コンテンツのデータは、当該コンテンツの見出しのデータと、当該コンテンツの詳細のデータとを含む。なお、動画共有サーバ44からは、動画の見出しのデータと、該動画のデータの所在を示すURL(Uniform Resource Locator)をダウンロードし、動画の詳細データについてはダウンロードしない。
(ステップS14)マガジン作成部7は、ステップS13で取得されたコンテンツを使用して、画面表示されるマガジンデータを作成する。このマガジンデータは、キーワードX,Y,Z毎に作成される。マガジン作成部7は、キーワードXによる検索の結果に基づいて取得されたコンテンツを使用して、キーワードXについてのマガジンデータを作成する。また、マガジン作成部7は、キーワードYによる検索の結果に基づいて取得されたコンテンツを使用して、キーワードYについてのマガジンデータを作成する。また、マガジン作成部7は、キーワードZによる検索の結果に基づいて取得されたコンテンツを使用して、キーワードZについてのマガジンデータを作成する。
マガジン作成部7は、その作成したマガジンデータをマガジンデータ記憶部8に記憶させる。出力部11は、その作成されたマガジンデータを出力する。この出力されたマガジンデータは、例えば表示部25(図2参照)の表示画面上に表示される。このマガジンデータの表示では、例えば最初に当該マガジンの表紙が表示される。なお、マガジンデータの表示は、電子マガジン作成装置1の表示部25で表示してもよく、又は、電子マガジン作成装置1の外部の表示装置へマガジンデータを出力することにより該外部の表示装置で表示してもよい。
(ステップS15)利用者が画面表示されたマガジンデータについての閲覧の操作を行うことにより、マガジンデータに含まれるコンテンツの見出しや詳細が画面表示される。該マガジンデータについての閲覧の操作は、例えば、マガジンデータが表示されているタッチパネル上で行われる。該利用者の操作によって画面表示されたコンテンツの見出しや詳細についての情報は、入力部2によって入力される。既読管理部9は、該入力された情報に基づいて、コンテンツの既読の管理を行う。
(ステップS16、S17、S18)利用者は、動画共有サーバ44から取得されたコンテンツで示される動画を再生する際には、画面表示されている動画の再生ボタンを操作する(ステップS16)。この操作の情報は、入力部2によって入力される。コンテンツ取得部5は、その入力された操作の情報に応じて、該当する動画のURLへアクセスし、動画のストリーミング再生を要求する(ステップS17)。これにより、動画のストリーミング再生が行われる(ステップS18)。
[コンテンツの保存管理]
次に、本実施形態に係るコンテンツの保存管理方法を説明する。ここでは、説明の便宜上、日刊で電子マガジンを発行するとする。図6は、本実施形態に係るコンテンツデータ記憶部6の構成例を示す図である。図6の例では、コンテンツデータ記憶部6は、7日分の発行号(説明の便宜上、5月1日号から5月7日号までとする)のコンテンツデータを保存している。図6において、コンテンツデータ記憶部6は、発行号ごとにコンテンツデータを記憶する。
上述した図4のステップS2において、検索実行部4が、所定の時機(説明の便宜上、毎日午前5時とし、ここでは5月7日の午前5時とする)に所定の検索条件で通信ネットワークを介してコンテンツの検索を行う。次いで、図4のステップS3において、コンテンツ取得部5が、検索実行部4による5月7日の午前5時の検索の結果に基づいて、通信ネットワークを介してコンテンツを取得する。このとき、コンテンツ取得部5は、該取得したコンテンツを次回発行マガジンコンテンツとして、コンテンツデータ記憶部6に保存する。ここでは、該次回発行マガジンは、5月7日号である。したがって、上記ステップS2において、5月7日の午前5時に検索された結果に基づいて取得されたコンテンツは、次回発行マガジンである5月7日号のコンテンツとして、図6に示されるように、コンテンツデータ記憶部6に記憶される。
次いで、図4のステップS4において、マガジン作成部7は、コンテンツデータ記憶部6に記憶される5月7日号のコンテンツを使用して、画面表示されるマガジンデータ_5月7日号を作成する。この作成されたマガジンデータ_5月7日号は、マガジンデータ記憶部8に記憶される。また、マガジンデータ_5月7日号は、出力部11により出力されて、例えば表示部25(図2参照)の表示画面上に、電子マガジン5月7日号として表示される。
本実施形態によれば、異なる時機に検索されたコンテンツを、電子マガジンの発行号ごとに保存管理できる。これにより、電子マガジンの発行号ごとのコンテンツの管理が容易にできる。このため、例えば、各発行号に使用されているコンテンツを最新号の電子マガジンに再利用することが容易にできる。
例えば、最新号(説明の便宜上、5月8日号とする)のマガジンデータを作成する場合に、5月8日の午前5時に検索された結果のコンテンツ数が少ない(所定数に満たない)とする。このとき、バックナンバーに掲載されたコンテンツを再利用することを考える。本実施形態によれば、図6に示されるように、電子マガジンの発行号ごとにコンテンツが保存管理されている。これにより、どのコンテンツがどの発行号に掲載されたものであるかを容易に判別できる。このため、例えば、最新号(5月8日号)に対して、前日号(5月7日号)とこどもの日の発行号(5月5日号)とにそれぞれ掲載されたコンテンツを再利用したい場合に、5月7日号に掲載されたコンテンツと5月5日号に掲載されたコンテンツとを、図6のコンテンツデータ記憶部6から容易に取得することができる。
なお、コンテンツ取得部5は、検索実行部4による検索の結果のコンテンツが既取得コンテンツとタイトルタグが一致するとき、当該検索の結果のコンテンツをコンテンツデータ記憶部6に保存しないようにしてもよい。図7は、本実施形態に係るコンテンツ保存管理方法の一例を示すフローチャートである。図7を参照して、本実施形態に係るコンテンツ保存管理方法の一例を説明する。
(ステップS201)コンテンツ取得部5は、検索実行部4による例えば5月7日の午前5時の検索の結果に基づいて、通信ネットワークを介してコンテンツ(説明の便宜上、ニュースAとする)を取得する。
(ステップS202)コンテンツ取得部5は、5月7日の午前5時の検索の結果に基づいて既に取得されてコンテンツデータ記憶部6に保存されている5月7日号のコンテンツについてのタイトルタグと、該ニュースAのタイトルタグとが一致するかを調べる。
(ステップS203)その結果、一致した場合にはステップS204へ進み、不一致した場合にはステップS205へ進む。
(ステップS204)コンテンツ取得部5は、該ニュースAを廃棄し、該ニュースAをコンテンツデータ記憶部6に保存しない。
(ステップS205)コンテンツ取得部5は、該ニュースAを、5月7日号のコンテンツとしてコンテンツデータ記憶部6に保存する。
上述した図7に係るコンテンツ保存管理方法によれば、同じ内容のコンテンツが重複してコンテンツデータ記憶部6に保存されることを防止することができる。
また、コンテンツ取得部5は、検索実行部4による検索の結果のコンテンツが動画の場合、該動画についての静止画を取得し、当該検索の結果のコンテンツの動画再生データを取得しないようにしてもよい。具体的には、コンテンツ取得部5は、検索実行部4による例えば5月7日の午前5時の検索の結果に基づいて、通信ネットワークを介して動画共有サーバ44から、該検索の結果の動画(説明の便宜上、動画Aとする)についての静止画(説明の便宜上、静止画Aとする)を取得する。このとき、コンテンツ取得部5は、動画Aについての動画再生データを取得しない。該動画Aについての動画再生データは、上述した図5のステップS16、S17、S18で説明したように、実際に利用者が動画Aの再生を指示した時に、ストリーミング再生される。なお、静止画Aは、動画共有サーバ44に予め準備されているものであり、例えば当該動画Aに含まれる代表的な一シーンの画像である。静止画Aは、動画Aの見出しの一つとして画面表示される。
[コンテンツの検索時機、取得時機]
コンテンツの検索時機は、検索時機条件データ記憶部3に記憶されているデータに基づいている。該検索時機を、検索時機条件データ記憶部3に記憶されているデータに基づいて、所定の期間内における時刻として乱数により決定してもよい。例えば、検索時機条件データ記憶部3に記憶されているデータに基づいた所定の期間が午前3時から午前5時までであるとする。このとき、検索実行部4は、午前3時から午前5時までの間で検索を実行する検索時刻を、乱数に基づいて決定する。これにより、電子マガジン作成装置1の各々において、午前3時から午前5時までの間で、実際に検索が行われる時刻を分散させることができる。この結果として、各コンテンツ提供元への通信の集中や通信ネットワークへのトラフィックの負荷の集中などを防ぎ、通信時間の短縮を図ることができる。
なお、コンテンツ取得部5によるコンテンツの取得時機についても、該検索時機と同様に、所定の期間内における時刻として乱数により決定してもよい。該所定の期間としては、例えば、検索時機から一定の期間が挙げられる。
[コンテンツの取得停止]
あるマガジンデータの作成から所定期間継続して、当該電子マガジンの閲覧がなかった場合に、当該電子マガジンについてのコンテンツの取得を停止するようにしてもよい。具体的には、例えばキーワードXについてのマガジンデータを作成してから、一週間継続してキーワードXについての電子マガジンの閲覧がなかった場合に、コンテンツ取得部5は、キーワードXについてのコンテンツの取得を停止する。
なお、電子マガジンアプリケーションの起動がない等により電子マガジンの閲覧操作自体がなかった場合には、全ての電子マガジンについてのコンテンツの取得を停止するようにしてもよい。また、コンテンツの取得を停止する場合には、コンテンツの検索実行も停止することが好ましい。
上述したようにコンテンツの取得や検索実行を停止することにより、利用者によって電子マガジンの閲覧がされない場合にはコンテンツの取得や検索実行を停止して通信量の削減や処理負荷の軽減を図ることができる。
[コンテンツの検索条件の変更]
検索実行部4は、コンテンツの検索の結果数に応じて、コンテンツの検索条件である検索範囲を狭い範囲から広い範囲へと変更するようにしてもよい。例えば、コンテンツの検索条件として検索結果数の目標値(検索結果目標数)が設定されているとする。そして、一回目の検索範囲が特に優良なニュース配信サーバ(説明の便宜上、ニュース配信サーバAとする)のみであったとする。このとき、該ニュース配信サーバAでの検索結果数が検索結果目標数に未達であった場合には、検索範囲をニュース配信サーバA以外の他の優良なニュース配信サーバ(説明の便宜上、ニュース配信サーバBとする)にも拡げて二回目の検索を行う。そして、この二回目の検索でも検索結果数が検索結果目標数に未達であった場合には、さらに検索範囲をニュース配信サーバA,B以外の他の一般のニュース配信サーバにも拡げて三回目の検索を行う。このように、検索範囲を特定の狭い範囲から広い範囲へと変更していくことにより、コンテンツの質を維持しながら、一定量のコンテンツを確保することができる。
なお、SNSサーバからコンテンツを取得する場合には、検索範囲としてユーザ識別子(ユーザID)を指定することが挙げられる。例えば、最初の検索では、特定の優良なユーザIDのみに限定して検索を行い、この検索結果数が検索結果目標数に未達であった場合には、検索対象のユーザIDを段階的に増やしていくことが挙げられる。
次に、本実施形態に係るコンテンツの既読管理方法の一例を説明する。
[コンテンツの既読管理:コンテンツIDについて]
既読管理部9は、コンテンツ取得部5によって取得されたコンテンツの種類に応じたコンテンツ識別子(コンテンツID)を使用して、マガジンデータに関するコンテンツの既読を管理する。具体的には、コンテンツ提供元に固有のコンテンツIDが有るコンテンツについては、該コンテンツ提供元に固有のコンテンツIDを使用する。一方、コンテンツ提供元に固有のコンテンツIDが無いコンテンツについては、該コンテンツに固有の情報をコンテンツIDに使用する。
例えば、図3に例示されるニュース配信サーバ41、電子商取引サーバ42、動画共有サーバ44、コンテンツ検索配信システム40のそれぞれでは、各コンテンツに固有のコンテンツIDが付与されているとする。この場合、ニュース配信サーバ41から取得されたコンテンツに対しては、該ニュース配信サーバ41で該コンテンツに付与されている該ニュース配信サーバ41に固有のコンテンツIDを使用する。また、電子商取引サーバ42から取得されたコンテンツに対しては、該電子商取引サーバ42で該コンテンツに付与されている該電子商取引サーバ42に固有のコンテンツIDを使用する。また、動画共有サーバ44から取得されたコンテンツに対しては、該動画共有サーバ44で該コンテンツに付与されている該動画共有サーバ44に固有のコンテンツIDを使用する。また、コンテンツ検索配信システム40から取得されたコンテンツに対しては、該コンテンツ検索配信システム40で該コンテンツに付与されている該コンテンツ検索配信システム40に固有のコンテンツIDを使用する。それらコンテンツ提供元に固有のコンテンツIDは、例えば、コンテンツ提供元へ送信する検索要求のAPI(Application Programming Interface)に対する応答メッセージ中のコンテンツIDフィールドに含まれるものである。
一方、図3に例示されるSNSサーバ43のそれぞれでは、各コンテンツに固有のコンテンツIDが付与されていないとする。この場合、SNSサーバ43から取得されたコンテンツに対しては、該コンテンツに固有の情報をコンテンツIDに使用する。例えば、SNSサーバ43から取得されたコンテンツの所在を示すURL(コンテンツの位置情報)を当該コンテンツのコンテンツIDに使用する。
既読管理部9は、コンテンツIDによってコンテンツの識別を行い、個々のコンテンツについての既読を管理する。図8は、本実施形態に係る既読管理データの構成例を示す図である。既読管理データは、マガジンデータに使用されたコンテンツについての既読を管理するためのデータであり、既読管理データ記憶部10に記憶される。図8の例では、コンテンツ取得部5がコンテンツを取得したコンテンツ提供元ごとに、各コンテンツIDに対して、該当するコンテンツが既読であるか否かが示されている。図8中のコンテンツIDに対応する欄に「既読」が示されている場合は該コンテンツIDのコンテンツが既読であることを示し、該欄が空白である場合は該コンテンツIDのコンテンツが既読ではない(つまり、未読である)ことを示す。
図8において、ニュース配信サーバAから取得されたコンテンツについては、ニュース配信サーバ41に固有のコンテンツIDが付与されており、該コンテンツIDに対して、該当するコンテンツが既読であるか否かが示されている。例えば、ニュース配信サーバAから取得されたコンテンツのうち、コンテンツID_1のコンテンツは「既読」であり、コンテンツID_2のコンテンツは「未読」であることが示されている。同様に、電子商取引サーバB、動画共有サーバC、動画共有サーバD、コンテンツ検索配信システムEのそれぞれから取得されたコンテンツについては、各コンテンツ提供元に固有のコンテンツIDが付与されており、コンテンツ提供元毎に、該コンテンツIDに対して、該当するコンテンツが既読であるか否かが示されている。
また、図8において、SNSサーバFから取得されたコンテンツについては、当該コンテンツの位置情報であるURLが当該コンテンツのコンテンツIDに使用されており、該コンテンツIDに対して、該当するコンテンツが既読であるか否かが示されている。例えば、SNSサーバFから取得されたコンテンツのうち、URL_F1のコンテンツは「既読」であり、URL_F2のコンテンツは「未読」であることが示されている。同様に、SNSサーバGから取得されたコンテンツについては、当該コンテンツの位置情報であるURLが当該コンテンツのコンテンツIDに使用されており、該コンテンツIDに対して、該当するコンテンツが既読であるか否かが示されている。
[コンテンツの既読管理:コンテンツの既読の付与契機について]
既読管理部9は、マガジンデータの見出しが表示された場合に該表示された見出しのコンテンツを既読にする。マガジンデータには、コンテンツの見出しのデータと該コンテンツの詳細のデータが含まれるが、その見出しのデータが画面表示された場合に、既読管理部9は、既読管理データにおいて、該画面表示された見出しのコンテンツのコンテンツIDに対応する欄に「既読」を示す。画面表示された見出しについての情報は、入力部2によって入力される。既読管理部9は、該入力された見出しについての情報に基づいて、既読管理データの更新を行う。
なお、マガジンデータの見出しは、ジャンル又は日時別に表示される。該ジャンルとして、コンテンツ提供元の種類が挙げられる。図3の例では、コンテンツ提供元の種類として、ニュース(ニュース配信サーバ)、ショッピング(電子商取引サーバ)、SNS(SNSサーバ)、エンターテインメント(動画共有サーバ)の4種類がある。例えば、ニュース配信サーバ41から取得されたコンテンツのジャンルはニュースであり、マガジンデータに含まれるニュースについてのコンテンツの見出しのデータは、ニュースについての見出しとして分類されて表示される。コンテンツ検索配信システム40については、コンテンツ検索配信システム40に備わる各コンテンツデータベース62がジャンル別である場合に、該コンテンツデータベース62のジャンルを使用する。日時別に見出しを表示する場合には、同じ日付の同じ時間帯に作成されたコンテンツの見出しのデータが同じ日時として分類されて表示される。また、ジャンル別かつ日時別に、コンテンツの見出しのデータが分類されて表示されてもよい。
[コンテンツの既読管理:コンテンツの既読判定について]
既読管理部9は、既読管理データ記憶部10に記憶される既読管理データに基づいて、マガジンデータの新規発行時にコンテンツ取得部5によって取得されたコンテンツ(新規取得コンテンツ)についての既読を判定する。この判定の結果が既読である新規取得コンテンツについては破棄する。これにより、マガジン作成部7は、新規取得コンテンツの中から、既読の判定の結果として未読のコンテンツのみを新規発行のマガジンデータの作成に使用する。
図9は、本実施形態に係るコンテンツの既読判定方法の手順を示すフローチャートである。図9を参照して、本実施形態の既読管理部9が行うコンテンツの既読判定に係る動作を説明する。
(ステップS101)既読管理部9は、新規取得コンテンツのコンテンツIDと同じコンテンツIDが既読管理データ中に有るかを調べる。この調査では、既読管理データにおいて、新規取得コンテンツのコンテンツ提供元についてのコンテンツIDだけを対象にして、当該新規取得コンテンツのコンテンツIDと一致するかを調べる。例えば、図8の既読管理データにおいて、新規取得コンテンツのコンテンツ提供元がニュース配信サーバAである場合には、既読管理データ中のニュース配信サーバAについてのコンテンツIDのみを対象にして、当該新規取得コンテンツのコンテンツIDと一致するかを調べる。
(ステップS102)ステップS101の調査の結果、新規取得コンテンツのコンテンツIDと一致するコンテンツIDが既読管理データ中に有る場合にはステップS103へ進む。一方、該一致するコンテンツIDが既読管理データ中に無い場合には図9の処理を終了する。
(ステップS103)既読管理部9は、既読管理データにおいて、ステップS101で発見されたコンテンツID毎に、既読であるかを調べる。
(ステップS104)ステップS103の調査の結果、既読であるコンテンツIDについてはステップS105の処理を行う。一方、既読ではないコンテンツIDについては何も処理を行わない。
(ステップS105)既読管理部9は、ステップS103の調査の結果、既読のコンテンツIDである新規取得コンテンツを破棄する。この後、図9の処理を終了する。
なお、上述した図9のコンテンツの既読判定は、所定の期間だけ行うようにしてもよい。例えば、既読管理部9は、マガジンデータの作成時点から所定期間経過後に、当該マガジンデータに使用されたコンテンツの既読判定を停止する。マガジンデータの作成日時と、該マガジンデータに使用されたコンテンツのコンテンツIDとは、別途、記録しておく。既読判定を停止するコンテンツのコンテンツIDについては、既読管理データから削除することにより、既読判定が停止される。所定期間として例えば1週間で該当するコンテンツの既読判定を停止することが挙げられる。既読判定が停止されたコンテンツIDのコンテンツについては、新規取得コンテンツとして新たなマガジンデータの作成に使用される可能性がある。しかしながら、例えば最新ニュースとしてマガジンデータに掲載されてから、例えば1週間後に再び最新ニュースとして検索される可能性は低いと考えられる。このため、コンテンツがマガジンデータに使用されてから1週間などの所定期間だけで当該コンテンツの既読判定を停止しても、そのデメリットが許容できるならば、その既読判定を停止した分だけの負荷軽減の効果が得られる。
上述したコンテンツの既読管理方法によれば、電子マガジン作成装置1が異なる時機に検索されたコンテンツについての既読の管理を行う。これにより、コンテンツ提供元は、コンテンツ提供先ごとに、配信したコンテンツの既読の管理を行う必要はない。
また、上述したコンテンツの既読管理方法によれば、電子マガジン作成装置1が保持する既読管理データ中で既読か否かが付されたコンテンツIDと、新規取得コンテンツのコンテンツIDとの突合せによって、新規取得コンテンツの既読の判定を行うことができる。これは、新規取得コンテンツの既読の判定にかかる負荷の軽減に大きく寄与する。この点を説明する。既に発行されたマガジンデータに使用されたコンテンツ(使用コンテンツ)と、新規取得コンテンツとが同じであるか否かは、使用コンテンツと新規取得コンテンツとを一つ一つ照合することによっても判定することができる。しかしながら、使用コンテンツと新規取得コンテンツとを一つ一つ照合することは負荷が大きく、また、時間もかかる。このため、同じコンテンツに対して同じコンテンツIDを付与できれば、コンテンツIDによって使用コンテンツと新規取得コンテンツとの一致を簡単に判定できる。但し、ここで、同じコンテンツであっても異なる時機に検索されたコンテンツのそれぞれに対して、どのようにして同じコンテンツIDを付与するのかが課題となる。この課題の解決手段として、上述したコンテンツの既読管理方法では、コンテンツ取得部5によって取得されたコンテンツの種類に応じたコンテンツIDを使用する。これにより、異なる時機にそれぞれ検索された同じコンテンツに対して、同じコンテンツIDを付与できるようにしている。
また、上述したコンテンツの既読管理方法によれば、以下に示す効果が得られる。
上述したコンテンツの既読管理方法によれば、電子マガジン作成装置1において、新規取得コンテンツの中から未読のコンテンツを選択し、該選択した未読のコンテンツのみを新規発行のマガジンデータの作成に使用する。このため、コンテンツ提供元では、電子マガジン作成装置1から受信したキーワードによる検索の結果の中から、未読のコンテンツについての結果のみを抽出しなくてよい。つまり、コンテンツ提供元では、該検索の結果をそのまま電子マガジン作成装置1へ送信すればよい。これは、コンテンツ提供元に対する制約を減らすことに寄与することから、電子マガジン作成システムを構成する際に有用となる。
例えば、電子マガジン作成システムとして、検索条件A「直近1週間以内に作成されたコンテンツのみ」と検索条件B「未読のコンテンツのみ」の両方を満たすコンテンツを、コンテンツ提供元Xとコンテンツ提供元Yのそれぞれから取得するものを開発したいとする。ここで、コンテンツ提供元Xは開発元に属するため、コンテンツ提供元Xについて、検索条件A,Bのそれぞれを指定するAPIを新規に作成することができる。一方、コンテンツ提供元Yは開発元に属さないため、コンテンツ提供元Yについては新規にAPIを作成することは難しく、例えば検索条件Aは既存のAPIを利用できるが、検索条件Bは該当するAPIがなく、検索条件Bの指定ができないという不都合が生じる。このような状況下においても、上述したコンテンツの既読管理方法によれば、検索条件Bの処理については、電子マガジン作成装置1で行うので、検索条件Aのみをコンテンツ提供元X,Yに要求すればよい。このように、上述したコンテンツの既読管理方法によれば、電子マガジン作成システムの開発における自由度が大きくなるという効果が得られる。
また、コンテンツ提供元Xに対して検索条件A,BのAPIを使用すると、検索条件A,Bについての処理をコンテンツ提供元Xで行うので、コンテンツ提供元Xにかかる負荷が増大する。これに対して上述したコンテンツの既読管理方法によれば、電子マガジン作成装置1が検索条件A,Bの処理を行うことにより、コンテンツ提供元Xでは検索条件A,Bの処理を行う必要がない。このように、上述したコンテンツの既読管理方法により、電子マガジン作成装置1とコンテンツ提供元との間で負荷の分散を行うことができるという効果が得られる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、上述した電子マガジン作成装置1の機能を実現するためのコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行するようにしてもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…電子マガジン作成装置、2…入力部、3…検索時機条件データ記憶部、4…検索実行部、5…コンテンツ取得部、6…コンテンツデータ記憶部、7…マガジン作成部、8…マガジンデータ記憶部、9…既読管理部、10…既読管理データ記憶部、11…出力部

Claims (10)

  1. 所定の時機に所定の検索条件で通信ネットワークを介してコンテンツの検索を行う検索実行部と、
    前記検索の結果に基づいて、通信ネットワークを介してコンテンツを取得し、取得したコンテンツを次回発行マガジンコンテンツとして保存するコンテンツ取得部と、
    前記保存された次回発行マガジンコンテンツを使用して、画面表示されるマガジンデータを作成するマガジン作成部と、
    を備えた電子マガジン作成装置。
  2. 前記コンテンツ取得部は、前記検索の結果のコンテンツが既取得コンテンツとタイトルタグが一致するとき、当該検索の結果のコンテンツを保存しない請求項1に記載の電子マガジン作成装置。
  3. 前記コンテンツ取得部は、前記検索の結果のコンテンツが動画の場合、前記動画についての静止画を取得し、当該検索の結果のコンテンツの動画再生データを取得しない請求項1又は2のいずれか1項に記載の電子マガジン作成装置。
  4. 前記所定の時機または前記検索の結果のコンテンツを取得する時機は、所定の期間内における時刻として乱数により決定する請求項1から3のいずれか1項に記載の電子マガジン作成装置。
  5. キーワードを入力するキーワード入力部を更に備え、前記所定の検索条件は、入力されたキーワードを使用して、コンテンツの検索を行う請求項1から4のいずれか1項に記載の電子マガジン作成装置。
  6. 前記マガジンデータの作成から所定期間継続して、当該電子マガジンの閲覧がなかった場合に、前記コンテンツの取得を停止する請求項1から5のいずれか1項に記載の電子マガジン作成装置。
  7. 前記検索実行部は、前記検索の結果数に応じて、前記検索条件である検索範囲を狭い範囲から広い範囲へと変更する請求項1から6のいずれか1項に記載の電子マガジン作成装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の電子マガジン作成装置と、コンテンツ提供元の装置とが通信ネットワークを介して接続される電子マガジン作成システムであり、
    前記コンテンツ提供元の装置は、前記電子マガジン作成装置による前記検索の結果に基づいて、前記通信ネットワークを介して前記コンテンツを提供する、
    電子マガジン作成システム。
  9. 電子マガジン作成装置が、所定の時機に所定の検索条件で通信ネットワークを介してコンテンツの検索を行い、
    前記電子マガジン作成装置が、前記検索の結果に基づいて、通信ネットワークを介してコンテンツを取得し、取得したコンテンツを次回発行マガジンコンテンツとして保存し、
    前記電子マガジン作成装置が、前記保存された次回発行マガジンコンテンツを使用して、画面表示されるマガジンデータを作成する、
    電子マガジン作成方法。
  10. コンピュータに、
    所定の時機に所定の検索条件で通信ネットワークを介してコンテンツの検索を行う検索実行機能と、
    前記検索の結果に基づいて、通信ネットワークを介してコンテンツを取得し、取得したコンテンツを次回発行マガジンコンテンツとして保存するコンテンツ取得機能と、
    前記保存された次回発行マガジンコンテンツを使用して、画面表示されるマガジンデータを作成するマガジン作成機能と、
    を実現させるためのコンピュータプログラム。
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