JP2016020182A - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】車幅の増加を抑制しつつ、ライダーの脚に向かって飛散する水を減少させること。【解決手段】鞍乗型車両のサイドカバー部25は、第1カバー26および第2カバー27を含む。第1カバー26は、第1内端縁85Iと第1外端縁81Oとを有するガイド部80を含む。第2カバー27は、側面視でガイド部80の第1内端縁85Iに重なるようにガイド部80の車幅方向外方に配置されている。第2カバー27の第2内端縁95Iは、正面視でガイド部80の第1内端縁85Iよりも車幅方向外方に配置されている。第2カバー27の第2外端縁90Oは、側面視で第2内端縁95Iとガイド部80の第1外端縁81Oとの間に配置され、正面視で第2内端縁95Iよりも車幅方向外方に配置されている。【選択図】図5

Description

本発明は、鞍乗型車両に関する。
特許文献1には、鞍乗型車両が開示されている。この鞍乗型車両は、フレームと、フレームを覆う外装カバーと、収容ボックスを介してフレームに支持されたシートとを含む。
前記鞍乗型車両のフレームは、前フレームと、後フレームとを含む。前フレームは、ヘッドパイプと、ヘッドパイプから下方に延びるダウンフレームとを含む。
前記鞍乗型車両の外装カバーは、前フレームの周囲を覆う前フレームカバーを含む。メインライダーの脚は、シートと前フレームカバーとの間に設けられたスペースに配置される。前フレームカバーは、ヘッドパイプの前方に配置されたフロントカバー部と、フロントカバー部に接続され、ダウンフレームの後方に配置されたバックカバー部と、バックカバー部の側端部に接続され、側面視で前輪の上方から前輪の後端の後方まで下方に向けて延びるサイドカバー部とを含む。
特開2009−40395号公報
雨天時や路面が濡れているときに鞍乗型車両を走行させると、サイドカバー部に沿って後方に流れる水が、サイドカバー部からライダー(運転者)に向かって飛散する。特許文献1に記載のサイドカバー部は、このような水を車幅方向外方に案内するガイド部を含む。ガイド部は、側面視で前輪の上方から前輪の後端の後方に延びる第1内端縁と、側面視で第1内端縁の上方から第1内端縁の後方に延びる第1外端縁とを含む。ガイド部は、ガイド部の第1内端縁からガイド部の第1外端縁に向けて水を案内し、ライダーの脚から車幅方向外方に遠ざかった位置で水を後方に排出する。ガイド部の第1外端縁は、後方かつ下方に延びた後に前方かつ下方に延びた第1屈曲部を含む。ガイド部に沿って流れる水の一部は、第1屈曲部から後方に飛散する。第1屈曲部は、ライダーの脚の車幅方向外方に位置するように、比較的に後方に配置される。したがって、第1屈曲部が形成される場合、第1屈曲部を形成されずに第1外端縁が前方に位置する場合に比べて、ライダーの脚の側方で後方に向けて水が排出されるので、排出された水がライダーの脚に向かい難い。
ライダーの脚に向かう水をさらに減少させるために、サイドカバー部のガイド部に沿って流れる水を減少させることが望ましい。サイドカバー部のガイド部に沿って流れる水には、前輪から車幅方向外方かつ後方に飛散して、サイドカバー部に到達した水が含まれる。このような水を減少させるために、サイドカバー部のガイド部の第1内端縁を車幅方向外方に位置させて前輪から離間させることが考えられる。
しかしながら、ガイド部の第1内端縁を車幅方向外方に位置させると、ガイド部の第1内端縁からガイド部の第1外端縁までの車幅方向の寸法が減少するので、水を排出しやすい形状にサイドカバー部を形成し難くなってしまう。特に、特許文献1に記載の鞍乗型車両のように第1屈曲部を形成して、上下方向におけるガイド部の中央部分が後方に位置していると、水を車幅方向外方に排出しやすい形状が作りにくい。サイドカバー部から車幅方向外方に水を排出し難くなると、ライダーの脚に水が向かい易くなってしまう。
一方、ガイド部の第1内端縁からガイド部の第1外端縁までの車幅方向の寸法を増加させると共に、車両中心からガイド部の第1内端縁までの車幅方向の距離を増加させると、車両中心からガイド部の第1外端縁までの車幅方向の距離も増加してしまうので、鞍乗型車両の車幅が増加してしまう。
そこで、本発明の目的の一つは、車幅の増加を抑制しつつ、ライダーの脚に向かって飛散する水を減少させることができる鞍乗型車両を提供することである。
本発明の一実施形態は、ヘッドパイプを含む前フレームと、前記前フレームから後方に延びる後フレームとを含むフレームと、前記ヘッドパイプに支持されるステアリング装置と、前記ステアリング装置に支持される前輪と、前記前フレームの周囲を覆う前フレームカバーを含む外装カバーと、前記ステアリング装置よりも後方に位置するように前記後フレームに支持されたシートとを備え、前記前フレームカバーは、前記ヘッドパイプの前方に配置されたフロントカバー部と、前記フロントカバー部に接続され、前記ヘッドパイプの後方に配置されたバックカバー部と、前記バックカバー部に接続され、前記前フレームの車幅方向外方に配置され、側面視で前記前輪の上方から前記前輪の後方に向けて延びるサイドカバー部とを含み、前記サイドカバー部は、側面視で前記前輪の上方から前記前輪の後方まで延びる第1内端縁と正面視で前記第1内端縁よりも車幅方向外方に配置された第1外端縁とを有するガイド部、を含む第1カバーと、側面視で前記ガイド部の前記第1内端縁に重なるように前記ガイド部の車幅方向外方に配置された第2カバーとを含み、前記ガイド部の前記第1外端縁は、側面視で前記ガイド部の前記第1内端縁の上方から後方に延びる第1上縁部と、前記第1上縁部の後端に接続されると共に下方に向けて屈曲した第1屈曲部と、前記第1屈曲部の下端に接続されると共に側面視で前記ガイド部の前記第1内端縁の後方まで下方に延びる第1下縁部とを含み、前記第2カバーは、側面視で前記前輪の上方から前記前輪の後方まで延び、正面視で前記ガイド部の前記第1内端縁よりも車幅方向外方に位置する第2内端縁と、側面視で前記第2内端縁と前記ガイド部の前記第1外端縁との間に配置され、正面視で前記第2内端縁よりも車幅方向外方に配置された第2外端縁とを含む、鞍乗型車両を提供する。
この構成によれば、第2カバーが側面視において第1カバーのガイド部の第1内端縁に重なるように設けられ、第2カバーの第2内端縁がガイド部の第1内端縁よりも車幅方向外方に位置する。このため、前輪から車幅方向外方且つ後方に飛散する水が、第2カバーによって捕捉される。これにより、サイドカバー部のガイド部に到達する水を減少させることができる。
また、第2カバーで水を捕捉できるので、前輪から車幅方向外方かつ後方に飛散する水をより多く捕捉するために、ガイド部の第1内端縁を車幅方向外方に位置させる必要がない。このため、ガイド部の第1内端縁からガイド部の第1外端縁までの車幅方向の寸法を比較的に大きく確保することができるので、水を排出しやすい形状に第1カバーを形成できる。
このように、サイドカバー部の第1カバーのガイド部に到達する水を減少させることができ、水を排出しやすい形状にサイドカバー部の第1カバーを形成できるので、ライダーの脚に向かう水を減少させることができる。
また、第2カバーの第2外端縁が、側面視でガイド部の第1外端縁と第2カバーの第2内端縁との間に位置しており、ガイド部の第1外端縁が、側面視で第2カバーに覆われていない。これにより、第2カバーを設けたとしても、鞍乗型車両が車幅方向に大型化し難い。よって、ライダーの脚に向かう水を減少させることができると共に、鞍乗型車両を車幅方向にコンパクト化できる。
本発明の一実施形態において、正面視で前記第2カバーの前記第2外端縁が前記ガイド部の前記第1外端縁よりも車幅方向内方に位置していてもよい。この構成によれば、鞍乗型車両を車幅方向にコンパクト化できる。
本発明の一実施形態において、前記ガイド部の前記第1外端縁の前記第1屈曲部は、側面視で前記バックカバー部の後端縁よりも後方に配置されていてもよい。
この構成によれば、ガイド部の第1外端縁が側面視でバックカバー部の後端縁に交差する程度に第1屈曲部が後方に配置されているので、第1屈曲部は、ライダーの脚の車幅方向外方に配置される。したがって、第1屈曲部がライダーの脚の前方に配置される場合と比べて、サイドカバー部に沿って後方に流れる水がライダーの脚に向かい難い。また、第1屈曲部を後方に位置させ、さらに、ガイド部の第1内端縁を車幅方向外方に位置させた場合、水を排出しやすい形状に第1カバーを形成することが特に難しい。しかしながら、ガイド部の第1内端縁を比較的に車幅方向内方に位置させることができるので、水を排出しやすい形状に第1カバーを形成できる。
本発明の一実施形態において、前記第1屈曲部は、側面視で後方に延びる上部と、側面視で下方かつ前方に延びる下部とを含んでいてもよい。
この構成によれば、ガイド部の第1外端縁の第1屈曲部を後方に位置させても、ガイド部の第1外端縁の第1下縁部をより前方に位置させることができる。これにより、第1カバーの下部を前輪に近づけることができ、車体のレイアウト性を向上させることができる。すなわち、例えばライダーのフットスペースへの脚の乗り降りがし易くなる。そして、このようにレイアウト性を向上させたとしても、第2カバーを備えるので、ガイド部に水が到達することを抑制することができる。さらに、第1屈曲部が後方に位置するので、ライダーに水が掛かり難い。
本発明の一実施形態において、前記第2カバーの前記第2内端縁は、側面視で前記前輪の上方から後方に延びる第2上縁部と、前記第2上縁部の後端に接続されると共に下方に向けて屈曲した第2屈曲部と、前記第2内端縁の下端に近づくにしたがって前記前輪に近づくように側面視で前記第2屈曲部から前記前輪の後方で下方に延びる第2下縁部とを含んでいてもよい。
前輪によって跳ね上げられた水は、重力によって落下しながら、後方に飛散する。第2カバーの第2内端縁の第2下縁部は、第2内端縁の下端に近づくにしたがって前輪に近づいている。したがって、前輪から後方に飛散する水を第2カバーで効率的に捕捉でき、第1カバーのガイド部に到達する水を少なくすることができる。
本発明の一実施形態において、前記ガイド部の前記第1外端縁の前記第1上縁部は、前記第2カバーの下端よりも車幅方向外方に位置していてもよい。
第1カバーのガイド部に沿って流れる水の一部は、ガイド部の第1上縁部からライダーの膝より上方に向かって飛散する。この構成では、ガイド部の第1外端縁の第1上縁部が比較的に外方に配置されているので、ガイド部の第1外端縁の第1上縁部からライダーの膝より上方に向かう水を車幅方向外方に向けて排出し易くなる。したがって、ライダーの膝より上方に向かって飛散する水を減少させることができる。
本発明の一実施形態において、前記第1カバーが前記第2カバーから露出している面積は、前記第1カバーの下部よりも前記第1カバーの上部で大きくなっていてもよい。
この構成によれば、第2カバーが第1カバーの上部を覆わなくてもよいので、第2カバーをコンパクト化できる。その一方で、第1カバーの上部から流れ落ちる水が集まり易い第1カバーの下部を第2カバーが覆っているので、ライダーの脚に向かって飛散する水を効果的に減少させることができる。
本発明の一実施形態において、前記ガイド部は、前記車両中心から離れる方向に後方に延びる第1傾斜部と、前記車両中心から離れる方向に前記第1傾斜部から前記ガイド部の前記第1外端縁まで後方に延びる第2傾斜部とを含んでいてもよい。この場合、前記車両中心に対する前記第2傾斜部の傾斜角度は、前記車両中心に対する前記第1傾斜部の傾斜角度よりも大きくてもよい。
この構成によれば、ガイド部に沿って後方に流れる水が、ガイド部の第1傾斜部および第2傾斜部をこの順番で流れ、ガイド部の第1外端縁から後方に排出される。車両中心に対する第2傾斜部の傾斜角度が大きいので、ガイド部に沿って後方に流れる水は、ライダーの脚からさらに遠ざかる方向に第2傾斜部によって案内される。したがって、ライダーの脚に向かう水をさらに減少させることができる。
本発明の一実施形態に係る鞍乗型車両の左側面図である。 鞍乗型車両の前部の左側面図である。 鞍乗型車両の正面図である。 鞍乗型車両の前部の平面図である。 サイドカバー部の左側面図である。 サイドカバー部の正面図である。 サイドカバー部の平面図である。 サイドカバー部の第1カバーの左側面図である。 サイドカバー部の第1カバーの正面図である。 サイドカバー部の第1カバーの平面図である。 サイドカバー部の第2カバーの左側面図である。 サイドカバー部の第2カバーの正面図である。 サイドカバー部の第2カバーの平面図である。 鞍乗型車両の前部の左側面図である。 図14に示すXV−XV線に沿う断面図である。 図14に示すXVI−XVI線に沿う断面図である。 図14に示すXVII−XVII線に沿う断面図である。 図14に示すXVIII−XVIII線に沿う断面図である。 図14に示すXIX−XIX線に沿う断面図である。 図14に示すXX−XX線に沿う断面図である。 前輪の後方に向かって前輪から車幅方向外方に飛散した水がサイドカバー部の第1カバーおよび第2カバーによって案内される様子を示す模式図である。
以下では、本発明の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
以下の説明における前後、上下および左右の各方向は、鞍乗型車両1が水平面を直進走行している状態(ステアリングハンドル7が直進位置にある状態)に相当する基準姿勢にあり、かつ運転者が前方を向いているときの当該運転者の視点を基準とする。左右方向は、車幅方向に相当する。車両中心WOは、ヘッドパイプ3の中心線を通り、後輪Wrの回転中心に直交する鉛直面に相当する。以下では、特に断りがない限り、基準姿勢の鞍乗型車両1について説明する。
図1に示すように、鞍乗型車両1は、フレーム2を含む。図1では、理解を容易にするために、フレーム2を太い実線で示している。フレーム2は、前フレーム2fと、前フレーム2fの後方に配置された後フレーム2rとを含む。前フレーム2fは、後方かつ上方に延びるヘッドパイプ3と、ヘッドパイプ3から後方かつ下方に延びるメインフレーム4とを含む。後フレーム2rは、メインフレーム4から後方かつ上方に延びる左右一対のシートフレーム5を含む。一対のシートフレーム5は、それぞれ、車両中心WOの右方および左方に配置されている。
図1に示すように、鞍乗型車両1は、フレーム2に支持されたステアリング装置6と、ステアリング装置6に回転可能に支持された前輪Wfとを含む。ステアリング装置6は、運転者によって操作されるハンドル7と、前輪Wfを回転可能に支持するフロントフォーク8とを含む。ハンドル7は、ヘッドパイプ3よりも上方に配置されたハンドルバー7aと、ハンドルバー7aの右端部および左端部にそれぞれ取り付けられた2つのグリップ7bとを含む。ハンドル7およびフロントフォーク8は、ヘッドパイプ3に支持されている。ハンドル7およびフロントフォーク8は、ヘッドパイプ3の中心線まわりに回動可能である。ハンドル7が操舵されると、前輪Wfはハンドル7に共に左右に回動する。これにより、鞍乗型車両1が操舵される。
図1に示すように、鞍乗型車両1は、鞍乗型車両1を走行させる動力を発生するスイングユニット9と、スイングユニット9に回転可能に支持された後輪Wrとを含む。スイングユニット9は、動力源10(内燃機関または電動モータ)と、動力源10の動力を後輪Wrに伝達する駆動機構11とを含む。スイングユニット9は、車幅方向に延びるピボットシャフトを介してフレーム2に取り付けられており、フレーム2に対してピボット軸線(ピボットシャフトの中心線)まわりに上下方向に揺動可能である。リアサスペンション12の上端部は、フレーム2に取り付けられており、リアサスペンション12の下端部は、スイングユニット9の後端部に取り付けられている。後輪Wrは、スイングユニット9の後端部(駆動機構11の一部)よって回転可能に支持されている。後輪Wrは、ピボットシャフトおよびスイングユニット9を介してフレーム2に取り付けられている。後輪Wrは、フレーム2に対して、スイングユニット9と共にピボット軸線まわりに上下方向に揺動可能である。
図1に示すように、鞍乗型車両1は、一対のシートフレーム5の間に配置された収容ボックス(不図示)を介して、一対のシートフレーム5の上方に配置された鞍型のシート13を含む。シート13は、ヘッドパイプ3の後方に配置されている。シート13は、一対のシートフレーム5によって支持されている。シート13は、一人乗り用であってもよいし、二人乗り用であってもよい。図1は、運転者が座る運転者の座面13aと同乗者が座る同乗者の座面13bとが、シート13に設けられている例を示している。なお、シート13は、フレーム2に直接支持されていてもよいし、収容ボックス以外の他の部材を介してフレーム2に支持されていてもよい。
図3および図4に示すように、鞍乗型車両1は、車両中心WOに重なるヘッドランプ15と、ヘッドランプ15の右方および左方にそれぞれ配置された2つの第2サイドランプ(ポジションランプ)17と、2つの第2サイドランプ17の右方および左方にそれぞれ配置された2つの第1サイドランプ(フラッシャーランプ)16とを含む。図1に示すように、鞍乗型車両1は、さらに、車両中心WOに重なるテールランプ18と、テールランプ18の右方および左方にそれぞれ配置された2つのリアフラッシャー19とを含む。ヘッドランプ15、第1サイドランプ16、および第2サイドランプ17は、前輪Wfよりも上方に配置されている。テールランプ18およびリアフラッシャー19は、後輪Wrよりも上方に配置されている。
図1に示すように、鞍乗型車両1は、フレーム2を覆う外装カバー21を含む。外装カバー21は、ハンドル7を覆うハンドルカバー22と、前輪Wfの上方に配置されたフロントフェンダー29と、前フレーム2fを覆う前フレームカバー21fと、後フレーム2rを覆う後フレームカバー21rと、後輪Wrの上方および後方に配置されたリアフェンダー34とを含む。フロントフェンダー29は、フロントフォーク8に接続されており、前フレームカバー21f、後フレームカバー21r、およびリアフェンダー34は、フレーム2に接続されている。
図1に示すように、後フレームカバー21rは、前フレームカバー21f(具体的には、後述するバックカバー部24)から後方に延びるフートボード30と、フートボード30およびシートフレーム5の下方に配置されたアンダーカバー31と、フートボード30からシート13に向かって上方に延びるアンダーパネル32と、一対のシートフレーム5の右方および左方に配置されたリアカバー33とを含む。バックカバー部24およびアンダーパネル32は、前後方向に離れている。外装カバー21は、運転者の足(foot)および脚(leg)が配置されるフートスペースFSをバックカバー部24およびアンダーパネル32の間に形成している。図4に示すように、フートボード30は、シート13に着座している運転者の足が置かれる左右一対の足置き部30aを含む。
図3に示すように、前フレームカバー21fは、ヘッドパイプ3よりも車幅方向外方に位置する左右の側端23a,23bを含み正面視でヘッドパイプ3に重なるフロントカバー部23を含む。図1に示すように、前フレームカバー21fは、さらに、フロントカバー部23に接続され、一部がヘッドパイプ3の後方に位置するバックカバー部24と、ステアリング装置6の右方および左方にそれぞれ配置された2つのサイドカバー部25と、前後方向における前輪Wfとバックカバー部24との間に配置されたインナーカバー28(図3も併せて参照)とを含む。サイドカバー部25は、ステアリング装置6の車幅方向外方に位置する。サイドカバー部25は、フロントカバー部23の下縁とバックカバー部24の側縁に接続されている。サイドカバー部25は、サイドカバー部25の下端が前輪Wfの後端の下方かつ後方に位置するように側面視で前輪Wfの上方から下方に向けて延びている。サイドカバー部25は、前フレーム2fの右方および左方にそれぞれ配置された2つの第1カバー26と、2つの第1カバー26の車幅方向外方にそれぞれ配置された2つの第2カバー27とを含む。
図2に示すように、フロントカバー部23、バックカバー部24、およびインナーカバー28は、2つのサイドカバー部25の間に配置されている。フロントカバー部23は、フロントフェンダー29の上方に配置されている。フロントカバー部23は、バックカバー部24の前方に配置されている。バックカバー部24は、フートボード30からハンドルカバー22まで上方に延びている。インナーカバー28の側端部28L(右端部または左端部)は、側面視でサイドカバー部25とバックカバー部24との間に配置されている。
図2に示すように、サイドカバー部25は、側面視で、前輪Wfの上方から下方かつ後方に向けて延びた後に、前輪Wfの後方で下方に向けて延びている。サイドカバー部25の第1カバー26は、側面視で第2カバー27に部分的に覆われている。第1カバー26および第2カバー27は、いずれも、側面視で前輪Wfの上方かつ後方を通って前輪Wfの上方から前輪Wfの後方に延びている。第1カバー26の前端部26fは、前輪Wfの上方に配置されており、第1カバー26の下端部26dは、前輪Wfの後端の下方かつ後方に配置されている。第2カバー27の前端部27fは、前輪Wfの上方に配置されており、第2カバー27の下端部27dは、前輪Wfの後端の下方かつ後方に配置されている。
図2に示すように、サイドカバー部25の第1カバー26は、側面視でフロントカバー部23から後方かつ下方に延びている。第1カバー26の前端部26fは、フロントカバー部23の車幅方向外方に配置されており、側面視でフロントカバー部23に重なっている。第1カバー26の前端部26fは、側面視で前輪Wfの上端の上方に配置されている。第2カバー27の前端部27fは、第1カバー26の前端部26fの車幅方向外方に配置されており、側面視で第1カバー26の前端部26fに重なっている。
次に、サイドカバー部25について詳細に説明する。
図8および図9に示すように、第1カバー26は、フロントカバー部23とバックカバー部24に接続された後端縁75Rを含む。第1カバー26の外側面は、車両中心WOから離れる方向に後方かつ上方に延びるガイド部80を含む。ガイド部80は、側面視で前輪Wfの上方から前輪Wfの後方まで延びると共に前輪Wfの後方で下方に延びる第1内端縁85Iと、正面視で第1内端縁85Iよりも車幅方向外方に配置された第1外端縁81Oとを含む。図8〜図10では、第1カバー26の後端縁75Rと、ガイド部80の第1内端縁85Iおよび第1外端縁81Oとを太線で示している。ガイド部80の第1内端縁85Iは、第1カバー26の前端縁に相当する部分である。ガイド部80の第1外端縁81Oは、第1カバー26の外端縁に相当する部分である。
図8に示すように、第1カバー26の後端縁75Rは、側面視で前輪Wfの後方かつ上方を通って前輪Wfの上方から前輪Wfの後端の下方かつ後方まで延びている。同様に、ガイド部80の第1内端縁85Iおよび第1外端縁81Oは、側面視で前輪Wfの後方かつ上方を通って前輪Wfの上方から前輪Wfの後端の下方かつ後方まで延びている。ガイド部80の第1外端縁81Oの各部は、側面視で第1カバー26の後端縁75Rよりも回転中心Rcに近い位置に配置されている。ガイド部80の第1内端縁85Iの各部は、側面視でガイド部80の第1外端縁81Oよりも回転中心Rcに近い位置に配置されている。
図8に示すように、第1カバー26の後端縁75Rは、側面視で前輪Wfの上方から後方に延びる上縁部76と、側面視で前方かつ下方に開いた屈曲部77と、側面視で屈曲部77から前輪Wfの後端の下方かつ後方まで延びる下縁部78とを含む。
第1カバー26の後端縁75Rの上縁部76は、側面視で前輪Wfの上方から後方かつ上方に延びる前部76fと、前部76fの後端から後方かつ下方に延びる後部76rとを含む。第1カバー26の後端縁75Rの屈曲部77は、側面視で前方かつ下方に開いた円弧状の曲線部77cと、側面視で曲線部77cの前端から前方かつ上方に延びる上部77uと、側面視で曲線部77cの下端から下方かつ前方に延びる下部77dとを含む。第1カバー26の後端縁75Rの下縁部78は、側面視で屈曲部77から下方かつ前方に延びる上部78uと、側面視で上部78uの下端から下方かつ前方に延びる中間部78iと、側面視で中間部78iの下端から下方かつ前方に延びる下部78dとを含む。下縁部78の下端、つまり、第1カバー26の下端26deは、前輪Wfの回転中心RC及び前輪Wfの後端よりも下方に配置されている。
図8に示すように、ガイド部80の第1外端縁81Oは、側面視で前輪Wfの上方から後方に延びる第1上縁部82と、側面視で前方かつ下方に開いた第1屈曲部83と、側面視で第1屈曲部83から前輪Wfの後端の後方かつ下方まで、下方かつ前方に延びる第1下縁部84とを含む。
ガイド部80の第1外端縁81Oの第1上縁部82は、側面視で前輪Wfの上方から後方かつ上方に延びる前部82fと、側面視で前部82fの後端から後方かつ下方に延びる後部82rとを含む。ガイド部80の第1外端縁81Oの第1屈曲部83は、側面視で前方かつ下方に開いた円弧状の第1曲線部83cと、第1曲線部83cの前端から前方かつ上方に延びる第1上部83uと、第1曲線部83cの下端から下方かつ前方に延びる第1下部83dとを含む。
図8に示すように、ガイド部80の第1内端縁85Iは、側面視で前輪Wfの上方から後方かつ下方に延びる第1上縁部86と、側面視で前方かつ下方に開いた第1屈曲部87と、側面視で第1屈曲部87から前輪Wfの後端の下方かつ後方まで延びる第1下縁部88とを含む。第1内端縁85Iの第1上縁部86は、側面視でガイド部80の第1外端縁81Oの第1上縁部82の下方に配置されている。第1内端縁85Iの第1下縁部88は、側面視でガイド部80の第1外端縁81Oの第1下縁部84の前方に配置されている。
図17は、図14に示すXVII−XVII線に沿う断面図である。図17に示すように、ガイド部80は、車両中心WOから離れる方向に後方に延びる第1傾斜部89aと、車両中心WOから離れる方向に第1傾斜部89aからガイド部80の第1外端縁81Oまで後方に延びる第2傾斜部89bとを含む。車両中心WOに対する第2傾斜部89bの傾斜角度θ2は、車両中心WOに対する第1傾斜部89aの傾斜角度θ1よりも大きい。図8に示すように、第2傾斜部89bは、ガイド部80の第1外端縁81Oの第1屈曲部83よりも上方に配置されている。第2傾斜部89bは、ガイド部80の第1外端縁81Oの第1上縁部82に沿って延びている。したがって、車両中心WOに対するガイド部80の傾斜角度は、ガイド部80の第1外端縁81Oの第1上縁部82で増加している。
図9に示すように、第1カバー26の後端縁75Rの上縁部76の前部76fは、車両中心WOから離れる方向に上方に延びている。第1カバー26の後端縁75Rの上縁部76は、ガイド部80の第1外端縁81Oの第1上縁部82の車幅方向内方に配置されている。その一方で、第1カバー26の後端縁75Rの下縁部78は、正面視においてガイド部80で隠れている。下縁部78は、同じ高さにおいて後部82rと第1下縁部84よりも車幅方向内方に位置している。
図10に示すように、第1カバー26の後端縁75Rの上縁部76の前部76fは、平面視で車両中心WOから離れる方向に後方に延びている。同様に、第1カバー26の後端縁75Rの上縁部76の後部76rは、平面視で車両中心WOから離れる方向に後方に延びている。ガイド部80の第1外端縁81Oの第1上縁部82の前部82fは、平面視で第1カバー26の後端縁75Rの上縁部76の前部76fの車幅方向外方に配置されており、平面視で車両中心WOから離れる方向に後方に延びている。同様に、ガイド部80の第1外端縁81Oの第1上縁部82の後部82rは、平面視で第1カバー26の後端縁75Rの上縁部76の後部76rの車幅方向外方に配置されており、平面視で車両中心WOから離れる方向に後方に延びている。
図10に示すように、車両中心WOに対する第1カバー26の後端縁75Rの上縁部76の前部76fの傾斜角度は、車両中心WOに対するガイド部80の第1外端縁81Oの第1上縁部82の前部82fの傾斜角度よりも大きい。第1カバー26の外側面は、第1カバー26の後端縁75Rとガイド部80の第1外端縁81Oとの間に配置された周縁部79を含む。周縁部79は、第1カバー26の後端に近づくにしたがって幅が減少する前部79fと、前部79fから後方に延びる後部79rとを含む。周縁部79の前部79fは、第1カバー26の前部76fとガイド部80の前部82fとの間に位置する部分である。周縁部79の後部79rは、第1カバー26の後部76rとガイド部80の後部82rとの間に位置する部分である。
図11および図12に示すように、第2カバー27は、前輪Wfの上方から前輪Wfの後方まで延びると共に前輪Wfの後方で下方に延びる第2内端縁95Iと、正面視で第2内端縁95Iよりも車幅方向外方に配置された第2外端縁90Oとを含む。図11〜図13では、第2カバー27の第2外端縁90Oおよび第2内端縁95Iを太線で示している。
図11に示すように、第2カバー27の第2外端縁90Oは、側面視で前輪Wfの後方かつ上方を通って前輪Wfの上方から前輪Wfの後端の下方かつ後方まで延びている。同様に、第2カバー27の第2内端縁95Iは、側面視で前輪Wfの後方かつ上方を通って前輪Wfの上方から前輪Wfの後端の下方かつ後方まで延びている。第2カバー27の第2内端縁95Iの各部は、側面視で第2カバー27の第2外端縁90Oよりも回転中心Rcに近い位置に配置されている。
図11に示すように、第2カバー27の第2外端縁90Oは、側面視で前輪Wfの上方から後方に延びる第2上縁部91と、側面視で前方かつ下方に開いた第2屈曲部92と、側面視で第2屈曲部92から前輪Wfの後端の下方かつ後方まで延びる第2下縁部93とを含む。
第2カバー27の第2外端縁90Oの第2上縁部91は、側面視で前輪Wfの上方から後方かつ上方に延びる前部91fと、側面視で前部91fの後端から後方かつ下方に延びる後部91rとを含む。第2カバー27の第2外端縁90Oの第2屈曲部92は、側面視で前方かつ下方に開いた円弧状の曲線部92cと、側面視で曲線部92cの前端から前方かつ上方に延びる上部92uと、側面視で曲線部92cの下端から下方かつ前方に延びる下部92dとを含む。第2カバー27の第2外端縁90Oの第2下縁部93の下端、つまり、第2カバー27の下端27deは、前輪Wfの回転中心RC及び前輪Wfの後端よりも下方に配置されている。
図11に示すように、第2カバー27の第2内端縁95Iは、側面視で前輪Wfの上方から後方に延びる第2上縁部96と、側面視で前方かつ下方に開いた第2屈曲部97と、側面視で第2屈曲部97から前輪Wfの後方まで延びる第2下縁部98とを含む。
第2カバー27の第2内端縁95Iの第2屈曲部97は、側面視で前方かつ下方に開いた円弧状の曲線部97cと、側面視で曲線部97cの前端から前方かつ上方に延びる上部97uと、側面視で曲線部97cの下端から下方かつ前方に延びる下部97dとを含む。第2カバー27の第2内端縁95Iの第2下縁部98は、第2カバー27の第2内端縁95Iの下端に近づくにしたがって前輪Wfに近づくように、側面視で第2カバー27の第2内端縁95Iの第2屈曲部97から前輪Wfの後端の後方かつ下方まで延びている。
図15〜図17に示すように、第2カバー27の内側面は、第2カバー27の内側面の前端から車両中心WOから離れる方向に後方に延びる外方傾斜部99aと、外方傾斜部99aから第2カバー27の内側面の後端まで車両中心WOに近づく方向に後方に延びる内方傾斜部99bとを含む。外方傾斜部99aおよび内方傾斜部99bは、車両中心WOに対して互いに反対の方向に傾いている。内方傾斜部99bは、外方傾斜部99aよりも前後方向に短い。
次に、第1カバー26および第2カバー27の取付方法について説明する。
第1カバー26は、フロントカバー部23またはインナーカバー28に固定される複数の内方取付部を含む。図9に示すように、複数の内方取付部は、締結部材の一例であるボルトBLによってフロントカバー部23に固定される第1取付部101と、ボルトBLによってインナーカバー28に固定される第2取付部102と、ボルトBLによってインナーカバー28に固定される第3取付部103とを含む。第1取付部101、第2取付部102、および第3取付部103は、いずれも、ガイド部80の第1内端縁85Iから車幅方向内方に突出している。第1取付部101は、第2取付部102よりも上方に配置されており、第2取付部102は、第3取付部103よりも上方に配置されている。
第1カバー26は、さらに、第2カバー27が固定される複数の外方取付部を含む。図8に示すように、複数の外方取付部は、ガイド部80から凹んだ複数(たとえば、4つ)の凹部104と、ガイド部80の厚み方向にガイド部80を貫通する差込穴105とを含む。4つの凹部104は、それぞれ異なる高さに配置されている。差込穴105は、4つの凹部104よりも下方に配置されている。凹部104は、ガイド部80の厚み方向にガイド部80を貫通するボルト挿入孔が配置された底面を含む。
図8に示すように、第1カバー26は、さらに、ガイド部80から突出する複数(たとえば、3つ)の山形プレート106を含む。3つの山形プレート106は、一番上の凹部104を除く3つの凹部104にそれぞれ対応している。山形プレート106は、側面視で凹部104の上方から後方に延びる上プレート107と、側面視で上プレート107の後端縁から下方かつ前方に延びる下プレート108とを含む。上プレート107部および下プレート108部は、V字状に配置されている。
図13に示すように、第2カバー27は、4つボルトによって第1カバー26の4つの凹部104に固定される4つの突出部(1つの円柱状突出部109と、3つの角柱状突出部110)と、第1カバー26の差込穴105に差し込まれる差込部112とを含む。4つの突出部は、それぞれ異なる高さに配置されている。差込部112は、4つの突出部よりも下方に配置されている。4つの突出部は、円柱状突出部109と、3つの角柱状突出部110とを含む。円柱状突出部109は、3つの角柱状突出部110よりも上方に配置されている。円柱状突出部109は、雌ねじ109aが設けられた内周面を含む。角柱状突出部110は、U字状に配置された3つの周壁110aと、各周壁110aの先端部に結合された上壁110bとを含む。
図18は、図14に示すXVIII−XVIII線に沿う断面図である。図18に示すように、一番上の突出部(円柱状突出部109)は、一番上の凹部104に差し込まれている。ボルトBLの軸部は、車幅方向内方から凹部104のボルト挿入孔に挿入されている。ボルトBLの頭部は、第1カバー26の車幅方向内方に配置されている。ボルトBLの軸部は、円柱状突出部109に設けられた雌ねじ109aに挿入されている。これにより、第1カバー26および第2カバー27が締結されている。
図19は、図14に示すXIX−XIX線に沿う断面図である。図19に示すように、残りの3つの突出部(角柱状突出部110)は、それぞれ、残りの3つの凹部104に差し込まれている。角柱状突出部110の上壁110bは、ねじ穴111aが設けられたU字状の固定部材111を介して、凹部104の底面の上に配置されている。ボルトBLの軸部は、車幅方向内方から凹部104のボルト挿入孔に挿入されている。ボルトBLの頭部は、第1カバー26の車幅方向内方に配置されている。ボルトBLの軸部は、角柱状突出部110の上壁110bと固定部材111とをボルトBLの軸方向に貫通している。ボルトBLの軸部は、固定部材111に設けられたねじ穴111aに挿入されている。これにより、第1カバー26および第2カバー27が締結されている。
図20は、図14に示すXX−XX線に沿う断面図である。図20に示すように、第2カバー27の差込部112は、第1カバー26の差込穴105に差し込まれている。差込部112は、凹部112a(図12も併せて参照)を含む。差込穴105の内周面の一部は、差込穴105の中心に向かって突出する突起105a(図8も併せて参照)を形成している。差込穴105の突起105aは、差込部112の凹部112a内に配置されている。さらに、差込部112と差込穴105との間には板バネ113が介在している。板バネ113は、弾性変形した状態で差込部112と差込穴105との間に配置されている。差込部112は、板バネ113の復元力によって、差込穴105内に保持されている。これにより、第1カバー26に対する第2カバー27の移動が規制されている。
図15〜図17に示すように、第2カバー27は、第2カバー27の内側面の全体が第1カバー26のガイド部80から離れた状態で、第1カバー26に固定されている。第1カバー26および第2カバー27は、第1カバー26のガイド部80と第2カバー27の内側面との間に通路114を形成している。通路114は、車両中心WOから離れる方向に後方に延びており、車両中心WOに対して傾いている。通路114の前端の幅W1(車幅方向における通路114の前端の長さ)は、通路114の後端の幅W2(車幅方向における通路114の後端の長さ)よりも大きい。
次に、第1カバー26および第2カバー27の位置について説明する。
図5に示すように、第2カバー27は、側面視でガイド部80の第1内端縁85Iに重なるようにガイド部80の車幅方向外方に配置されている。第2カバー27の第2内端縁95Iの少なくとも一部は、側面視でガイド部80の第1内端縁85Iの前方に配置されている。前輪Wfの後方の位置であり、かつ高さが同じであれば、第2カバー27の第2内端縁95Iは、第1カバー26の第1内端縁85Iの前方に配置されている。また、第2カバー27の第2内端縁95Iは、第1カバー26の第1内端縁85Iと比較して、回転中心Rcに近い位置で前輪Wfの上方から前輪Wfの後端の後方かつ下方に延びている。第2カバー27の第2外端縁90Oは、ガイド部80の第1内端縁85Iと比較して、側面視で回転中心Rcから遠い位置で前輪Wfの上方から前輪Wfの後端の後方かつ下方に延びており、前輪Wfの後端よりも下方の位置において第1内端縁85Iと交差している。第2カバー27の第2外端縁90Oは、ガイド部80の第1外端縁81Oと比較して、側面視で回転中心Rcから近い位置で前輪Wfの上方から前輪Wfの後端の後方かつ下方に延びている。第2カバー27の第2外端縁90Oの各部は、ガイド部80の第1外端縁81Oと比較して、側面視で回転中心Rcから近い位置に配置されている。第2カバー27の下端27deは、第1カバー26の下端26deよりも前方に配置されている。
図6に示すように、第2カバー27の第2内端縁95Iの少なくとも一部は、正面視でガイド部80の第1内端縁85Iの車幅方向外方に配置されている。第2カバー27の第2外端縁90Oの少なくとも一部は、正面視でガイド部80の後部82rと第1下縁部84の車幅方向内方に配置されている。ガイド部80の第1外端縁81Oの第1上縁部82は、第2カバー27の下端27deよりも車幅方向外方に位置している。図7に示すように、第2カバー27の前部91fは、平面視でガイド部80の前部82fの車幅方向外方に配置されている。第2カバー27の前部91fは、平面視でガイド部80の第1外端縁81Oの前端よりも後方に配置されている。
図5に示すように、ガイド部80は、第2カバー27の第2屈曲部92よりも上方の上部80uと、第2カバー27の第2屈曲部92よりも下方の下部80dとを含む。ガイド部80の上部80uおよび下部80dは、いずれも、側面視で第2カバー27に部分的に覆われている。ガイド部80の上部80uは、側面視で第2カバー27に覆われた上被覆部と、側面視で第2カバー27に覆われていない上露出部とを含む。同様に、ガイド部80の下部80dは、側面視で第2カバー27に覆われた下被覆部と、側面視で第2カバー27に覆われていない下露出部とを含む。上露出部は、下露出部よりも大きい。したがって、側面視におけるガイド部80の上部80uの露出面積は、側面視におけるガイド部80の下部80dの露出面積よりも大きい。
図15および図16に示すように、バックカバー部24は、メインフレーム4の後方に位置する中央部24cと、中央部24cの右方および左方にそれぞれ配置された2つの側方部24Lとを含む。中央部24cは、メインフレーム4よりも後方に配置された後壁部24bと、メインフレーム4の右方および左方にそれぞれ配置された2つの側壁部24sとを含む。側方部24Lは、側壁部24sの外端から車幅方向外方に延びている。運転者の脚は、側方部24Lの後方に配置される。図14に示すように、第1カバー26の後端縁75Rとガイド部80の第1外端縁81Oとは、側面視でバックカバー部24の中央部24cの後端縁24Rに交差している。第1カバー26の後端縁75Rの屈曲部77は、バックカバー部24の後端縁24Rよりも後方に配置されている。同様に、ガイド部80の第1外端縁81Oの第1屈曲部83は、バックカバー部24の後端縁24Rよりも後方に配置されている。
以上のように本実施形態では、第2カバー27が側面視において第1カバー26のガイド部80の第1内端縁85Iに重なるように設けられ、第2カバー27の第2内端縁95Iがガイド部80の第1内端縁85Iよりも車幅方向外方に位置する。このため、図21において模式的に示すように、前輪Wfから車幅方向外方かつ後方に飛散する水が、第2カバー27の内側面によって捕捉される。これにより、サイドカバー部25のガイド部80に到達する水を減少させることができる。
また、第2カバー27でも水を捕捉できるので、前輪Wfから車幅方向外方かつ後方に飛散する水をより多く捕捉するために、ガイド部80の第1内端縁85Iを車幅方向外方に位置させる必要がない。このため、ガイド部80の第1内端縁85Iからガイド部80の第1外端縁81Oまでの車幅方向の寸法L(図21参照)を比較的に大きく確保することができるので、水を排出しやすい形状(例えば、前後方向に対するガイド部80の角度θが大きい形状)に第1カバー26を形成できる。
このように、サイドカバー部25の第1カバー26のガイド部80に到達する水を減少させることができ、水を排出しやすい形状にサイドカバー部25の第1カバー26を形成できるので、ライダーの脚に向かう水を減少させることができる。
また、第2カバー27の第2外端縁90Oが、側面視でガイド部80の第1外端縁81Oと第2カバー27の第2内端縁95Iとの間に位置しており、ガイド部80の第1外端縁81Oが、側面視で第2カバー27に覆われていない。これにより、第2カバー27を設けたとしても、鞍乗型車両1が車幅方向に大型化し難い。よって、ライダーの脚に向かう水を減少させることができると共に、鞍乗型車両1を車幅方向にコンパクト化できる。
また本実施形態では、ガイド部80の第1外端縁81Oが側面視でバックカバー部24の後端縁24Rに交差する程度に第1屈曲部83が後方に配置されているので、第1屈曲部83は、ライダーの脚の車幅方向外方に配置される。したがって、第1屈曲部83がライダーの脚の前方に配置される場合と比べて、サイドカバー部25に沿って後方に流れる水がライダーの脚に向かい難い。また、第1屈曲部83を後方に位置させ、さらに、ガイド部80の第1内端縁85Iを車幅方向外方に位置させた場合、水を排出しやすい形状に第1カバー26を形成することが特に難しい。例えば、車両中心WOに対するガイド部80の傾斜角度θが減少するからである。しかしながら、ガイド部80の第1内端縁85Iを比較的に車幅方向内方に位置させることができるので、水を排出しやすい形状に第1カバー26を形成できる。
また本実施形態では、ガイド部80の第1外端縁81Oの第1下縁部84は、ガイド部80の第1外端縁81Oの第1屈曲部83から下方に延びている。第1屈曲部83の第1下部83dは、側面視で下方かつ前方に延びている。したがって、ガイド部80の第1外端縁81Oの第1屈曲部83を後方に位置させても、ガイド部80の第1外端縁81Oの第1下縁部84を前方に位置させることができる。これにより、第1カバー26の下部を前輪に近づけることができ、車体のレイアウト性を向上させることができる。すなわち、ライダーのフットスペースへの脚の乗り降りがし易くなる。そして、このようにレイアウト性を向上させたとしても、第2カバー27を備えるので、ガイド部80に水が到達することを抑制することができる。さらに、第1屈曲部83が後方に位置するので、ライダーに水が掛かり難い。
また本実施形態では、第2カバー27の第2内端縁95Iの第2下縁部98は、第2内端縁95Iの下端に近づくにしたがって前輪Wfに近づいている。前輪Wfによって跳ね上げられた水は、重力によって落下しながら、後方に飛散する。したがって、前輪Wfから後方に飛散する水を第2カバー27で効率的に捕捉でき、第1カバー26のガイド部80に到達する水を少なくすることができる。
また本実施形態では、ガイド部80の第1外端縁81Oの第1上縁部82が、第2カバー27の下端27deよりも車幅方向外方に配置されている。第1カバー26のガイド部80に沿って流れる水の一部は、ガイド部80の第1外端縁81Oの第1上縁部82からライダーの膝より上方に向かって飛散する。本実施形態では、ガイド部80の第1外端縁81Oの第1上縁部82が比較的に外方に配置されているので、ガイド部80の第1外端縁81Oの第1上縁部82からライダーの膝より上方に向かう水を車幅方向外方に向けて排出し易くなる。したがって、ライダーの膝より上方に向かって飛散する水を減少させることができる。
また本実施形態では、側面視におけるガイド部80の上部80uの露出面積が、側面視におけるガイド部80の下部80dの露出面積よりも大きい。言い換えると、第2カバー27が第1カバー26の上部を覆わなくてもよいので、第2カバー27をコンパクト化できる。その一方で、第1カバー26の上部から流れ落ちる水が集まり易い第1カバー26の下部を第2カバー27が覆っているので、ライダーの脚に向かって飛散する水を効果的に減少させることができる。
また本実施形態では、ガイド部80に沿って後方に流れる水が、ガイド部80の第1傾斜部89aおよび第2傾斜部89bをこの順番で流れ、ガイド部80の第1外端縁81Oから後方に排出される。車両中心WOに対する第2傾斜部89bの傾斜角度が大きいので、ガイド部80に沿って後方に流れる水は、ライダーの脚からさらに遠ざかる方向に第2傾斜部89bによって案内される。したがって、ライダーの脚に向かう水をさらに減少させることができる。
本発明の実施形態の説明は以上であるが、本発明は、前述の実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、前述の実施形態では、ヘッドランプ15、第1サイドランプ16、および第2サイドランプ17が一体化されている例について説明した。しかし、ヘッドランプ15、第1サイドランプ16、および第2サイドランプ17が分離されていてもよいし、ヘッドランプ15、第1サイドランプ16、および第2サイドランプ17の2つだけが一体化されていてもよい。
また、鞍乗型車両1がスイングユニット9を備えるスクータ型の自動二輪車であり、動力源10がフレーム2に対して揺動可能である例について説明した。しかし、鞍乗型車両1は、動力源10がフレーム2に固定されたアンダーボーン型の自動二輪車であってもよい。
サイドカバー部25は、前輪Wfの後方かつ下方まで延びている例について説明した。しかし、サイドカバー部25は、少なくとも一部が側面視で前輪Wfの後方に位置するように側面視で前輪Wfの上方から下方に延びていればよい。例えば、サイドカバー部25は、側面視で前輪Wfに部分的に重なっていてもよい。側面視で第1カバー26の下端部26dおよび第2カバー27の下端部27dの少なくとも一方が前輪Wfに重なっていてもよい。また、サイドカバー部25は、前輪Wfの後端よりも下方に延びていなくてもよい。つまり、側面視におけるサイドカバー部25の下端は、前輪Wfの後端と等しい高さ、または前輪Wfの後端よりも上方の高さに配置されていてもよい。
第1カバー26と第2カバー27との取付方法は、上記に限定されず、種々選択可能である。
第2内端縁は、第1内端縁よりも前輪Wfの回転中心Rcに近い位置に配置したが、第2内端縁が第1内端縁に重なる位置に配置されてもよい。すなわち、第2内端縁が第1内端縁に重なる位置に配置されても第2カバーの内側面で水を捕捉することができるから、ガイド部に到達する水を少なくできる一方、サイドカバー部を車幅方向にコンパクトにすることができる。
後端縁75Rは、必ずしも設ける必要はない。
第2カバー27は、第1内端縁の全部を覆っている必要はなく、一部だけを覆うようにしてもよい。
サイドカバー部25は、フロントカバー部23の下縁とバックカバー部24の側縁に接続されている例を説明した。しかし、サイドカバー部25は、フロントカバー部23とバックカバー部24の他の部位に接続されていてもよいし、フロントカバー部23とバックカバー部24の一方に接続されていてもよい。
フロントカバー部23とバックカバー部24とサイドカバー部25とがそれぞれ別体である構成について説明した。しかし、フロントカバー部23とバックカバー部24とサイドカバー部25の2つ以上が一体に形成されていてもよい。また、フロントカバー部23とバックカバー部24とサイドカバー部25のそれぞれが複数に分割されていてもよい。
また、前述の全ての実施形態のうちの二つ以上が組み合わされてもよい。
1 :鞍乗型車両
2 :フレーム
2f :前フレーム
2r :後フレーム
3 :ヘッドパイプ
6 :ステアリング装置
7 :ハンドル
13 :シート
21 :外装カバー
21f :前フレームカバー
23 :フロントカバー部
24 :バックカバー部
24R :バックカバー部の中央部の後端縁
24c :バックカバー部の中央部
25 :サイドカバー部
26 :第1カバー
26de :第1カバーの下端
27 :第2カバー
27de :第2カバーの下端
75R :第1カバーの後端縁
76 :第1カバーの後端縁の上縁部
77 :第1カバーの後端縁の屈曲部
78 :第1カバーの後端縁の下縁部
80 :第1カバーのガイド部
80d :ガイド部の下部
80u :ガイド部の上部
81O :ガイド部の第1外端縁
82 :ガイド部の第1外端縁の第1上縁部
83 :ガイド部の第1外端縁の第1屈曲部
84 :ガイド部の第1外端縁の第1下縁部
85I :ガイド部の第1内端縁
86 :ガイド部の第1内端縁の上縁部
87 :ガイド部の第1内端縁の第1屈曲部
88 :ガイド部の第1内端縁の第1下縁部
90O :第2カバーの第2外端縁
91 :第2カバーの第2外端縁の第2上縁部
92 :第2カバーの第2外端縁の第2屈曲部
93 :第2カバーの第2外端縁の第2下縁部
95I :第2カバーの第2内端縁
96 :第2カバーの第2内端縁の第2上縁部
97 :第2カバーの第2内端縁の第2屈曲部
98 :第2カバーの第2内端縁の第2下縁部
114 :通路
RC :回転中心
WO :車両中心
Wf :前輪

Claims (7)

  1. ヘッドパイプを含む前フレームと、前記前フレームから後方に延びる後フレームとを含むフレームと、
    前記ヘッドパイプに支持されるステアリング装置と、
    前記ステアリング装置に支持される前輪と、
    前記前フレームの周囲を覆う前フレームカバーを含む外装カバーと、
    前記ステアリング装置よりも後方に位置するように前記後フレームに支持されたシートとを備え、
    前記前フレームカバーは、
    前記ヘッドパイプよりも車幅方向外方に位置する側端を含み、正面視で前記ヘッドパイプに重なるフロントカバー部と、
    前記フロントカバー部に接続され、少なくとも一部が前記ヘッドパイプの後方に位置するバックカバー部と、
    前記ステアリング装置の車幅方向外方に位置すると共に前記フロントカバー部と前記バックカバー部の少なくとも一方に接続され、少なくとも一部が側面視で前記前輪の後方に位置するように側面視で前記前輪の上方から下方に向けて延びるサイドカバー部とを含み、
    前記サイドカバー部は、
    側面視で前記前輪の上方から前記前輪の後方まで延びると共に前記前輪の後方で下方に延びる第1内端縁と正面視で前記第1内端縁よりも車幅方向外方に配置された第1外端縁とを有するガイド部、を含む第1カバーと、
    側面視で前記ガイド部の前記第1内端縁に重なるように前記ガイド部の車幅方向外方に配置された第2カバーとを含み、
    前記ガイド部の前記第1外端縁は、側面視で前記ガイド部の前記第1内端縁の上方から後方に延びる第1上縁部と、前記第1上縁部の後端に接続されると共に下方に向けて屈曲した第1屈曲部と、前記第1屈曲部の下端に接続されると共に側面視で前記ガイド部の前記第1内端縁の後方まで下方に延びる第1下縁部とを含み、
    前記第2カバーは、
    側面視で前記前輪の上方から前記前輪の後方まで延びると共に前記前輪の後方で下方に延び、正面視で前記ガイド部の前記第1内端縁よりも車幅方向外方に位置する第2内端縁と、
    側面視で前記第2内端縁と前記ガイド部の前記第1外端縁との間に配置され、正面視で前記第2内端縁よりも車幅方向外方に配置された第2外端縁とを含む、鞍乗型車両。
  2. 正面視で前記第2カバーの前記第2外端縁が前記ガイド部の前記第1外端縁よりも車幅方向内方に位置している、請求項1に記載の鞍乗型車両。
  3. 前記ガイド部の前記第1外端縁の前記第1屈曲部は、側面視で前記バックカバー部の後端縁よりも後方に配置されている、請求項1または2に記載の鞍乗型車両。
  4. 前記ガイド部の前記第1外端縁の前記第1屈曲部は、側面視で後方に延びる上部と、側面視で下方かつ前方に延びる下部とを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  5. 前記第2カバーの前記第2内端縁は、側面視で前記前輪の上方から後方に延びる第2上縁部と、前記第2上縁部の後端に接続されると共に下方に向けて屈曲した第2屈曲部と、前記第2内端縁の下端に近づくにしたがって前記前輪に近づくように側面視で前記第2屈曲部から前記前輪の後方で下方に延びる第2下縁部とを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  6. 前記ガイド部の前記第1外端縁の前記第1上縁部は、前記第2カバーの下端よりも車幅方向外方に位置している、請求項1〜5のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
  7. 前記第1カバーが前記第2カバーから露出している面積は、前記第1カバーの下部よりも前記第1カバーの上部で大きくなっている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の鞍乗型車両。
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