JP2016016987A - 給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Yukihiko Natsui
及川直記
Naoki Oikawa
友部卓也
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平山尚
Takashi Hirayama
奥山一彦
Kazuhiko Okuyama
櫻井洋介
Yosuke Sakurai
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Abstract

【課題】 給紙トレイの操作性を維持しつつ、着脱自在な取手を備える給紙装置を提供する。
【解決手段】 複数枚の用紙を収納する給紙トレイと、給紙トレイを挿抜自在に収容する収容部と、給紙トレイに備わり、給紙トレイの挿抜を操作する取手と、給紙トレイを、収容部の収容位置に、ロック及びロック解除をするロック手段と、を有する給紙装置において、ロック手段は、給紙トレイに備わったロック部が収容部に備わった被ロック部に引っ掛かることで、給紙トレイを収容位置にロックし、ロック手段は、ロック部が取手の動作に連動する連動手段を介して移動し、被ロック部から外れることで、給紙トレイのロック解除をし、取手は、給紙トレイから着脱自在であり、給紙トレイを、給紙トレイの抜出方向に付勢する付勢手段を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファックス又はインクジェット記録装置等に備わる給紙装置及び給紙装置を備える画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファックス又はインクジェット記録装置等に備わる給紙装置においては、給紙トレイへの用紙の補給に伴い、給紙トレイの挿抜動作を行っている。この給紙トレイの挿抜動作は、給紙トレイに備えられた取手を操作することにより行う。
給紙トレイには、用紙が積載され、この積載された用紙が画像形成のために装置内に搬送されるところ、給紙トレイと給紙コロ、搬送ローラ等と位置の精度が要求される。このような要求のため、給紙トレイと筐体との位置規制として、給紙トレイの挿抜方向(前後方向)の位置規制及び給紙トレイの挿抜方向に直交した方向の位置規制が設けられている。
このような給紙トレイの挿抜方向(前後方向)の位置規制には、給紙トレイの挿入方向において、給紙トレイの下流側(奥側)にロックレバーを設けたものが知られている。
具体的には、給紙トレイが画像形成装置本体に挿入される際、給紙トレイに備えられた回動するロックレバーが、筐体に設けられたガイド形状によりガイドされる。
ガイド形状の端部には、ストッパ部材が備えられており、給紙トレイが画像形成装置本体に所定の位置まで挿入されると、ロックレバーが、ストッパ部材と係合し、給紙トレイが画像形成装置の筐体に対してロックされる。この際、給紙トレイの奥側面は、画像形成装置本体の筐体に設けられた圧縮スプリング等によって、手前側に付勢される。そのため、給紙トレイの前後方向のガタツキは生じないようになっている。
給紙トレイを抜き出す(引き出す)際には、給紙トレイの外面に備わる取手を水平に引き出す操作を行う。そして、この操作に連動してリンク部材を介してロックレバーが回動し、ロックレバーはストッパから外れ、圧縮スプリングの付勢力により、給紙トレイが手前に押し出される。このようにして、給紙トレイを抜き出すようになっている。
ところで、取手は、位置精度が要求される給紙トレイに一体となって形成されているところ、取手にはデザイン性が要求されることから、給紙トレイに備えられたロックレバーやリンク部材等は、異機種ごとに設計されることになる。そのため、ロックレバーやリンク部材等の部品を異機種間で共通化できず、コストが嵩む。
また、取手を給紙トレイから取り外す際には、給紙トレイの前カバーや、スライドガイド部材を取外す必要があり、多くの手間がかかり、作業性が良くない。
一方、取手を着脱可能な別部品にした給紙装置も知られている(例えば、特許文献1参照)。取っ手を取り外すことで給紙トレイを引き出しできないようにする構成となる。このような構成の給紙装置の給紙トレイの装着位置の位置規制は、固定式取っ手であるため、引き出し方向に対して逆方向、つまり、奥側方向に規制する必要がある。
給紙装置の奥側へ規制した場合は、固定式取っ手であるため、取手の動作と、ロック機構が連動しロックを解除する機構ではなく、給紙トレイの引き出し方向に対して逆方向、つまり、奥側方向に引き込む規制機構が必要となる。この場合の引き込み力は、給紙トレイと給紙トレイに積載された用紙の重量による引き込み方向へ給紙トレイを移動規制する際に発生する摩擦力を超える設定とする必要がある。そうすると、給紙トレイを引き出す際には、給紙トレイと給紙トレイに積載された用紙の重量による摩擦力とトレイを装着位置に規制する引き込み力の負荷がかかることから、大きな操作力が必要となり、操作性に問題がある。
本発明は、給紙トレイの操作性を維持しつつ、着脱自在な取手を備える給紙装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の給紙装置は、
複数枚の用紙を収納する給紙トレイと、
前記給紙トレイを挿抜自在に収容する収容部と、
前記給紙トレイに備わり、該給紙トレイの挿抜を操作する取手と、
前記給紙トレイを、前記収容部の収容位置に、ロック及びロック解除をするロック手段と、を有する給紙装置において、
前記ロック手段は、前記給紙トレイに備わったロック部が前記収容部に備わった被ロック部に引っ掛かることで、前記給紙トレイを前記収容位置にロックし、
前記ロック手段は、前記ロック部が前記取手の動作に連動する連動手段を介して移動し、前記被ロック部から外れることで、前記給紙トレイのロック解除をし、
前記取手は、前記給紙トレイから着脱自在であり、
前記給紙トレイを、該給紙トレイの抜出方向に付勢する付勢手段を有すること特徴としている。
本発明によると、給紙トレイの操作性を維持しつつ、着脱自在な取手を備える給紙装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の全体の構成を概略的に示す構成図である。 図1に示した画像形成装置の給紙装置の筐体を示す斜視図である。 図1に示した画像形成装置の給紙装置の給紙トレイを示す斜視図である。 図1に示した画像形成装置の給紙装置の給紙トレイを示す背面図である。 図1に示した画像形成装置の連動手段を概略的に示す斜視図である。 図1に示した画像形成装置の連動手段を概略的に示す斜視図である。 図1に示した画像形成装置の連動手段を説明する側面図である。 図1に示した画像形成装置の連動手段を説明する側面図である。 図1に示した画像形成装置の取手の着脱を説明する斜視図である。 図1に示した画像形成装置の取手の着脱を説明する斜視図である。 図1に示した画像形成装置の取手の着脱を説明する斜視図である。 図1に示した画像形成装置の取手の着脱を説明する斜視図である。 図1に示した画像形成装置の取手の着脱を説明する斜視図である。 図1に示した画像形成装置の取手の着脱を説明する斜視図である。
次に、本発明を適用した画像形成装置の一実施形態を図面に従って説明する。なお、本実施形態を説明するための各図面において、同一の機能若しくは形状を有する部材又は構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
図1は、カラープリンタより成るダンデム方式の画像形成装置の一例を示す概略垂直断面図であり、図1に示した画像形成装置は、ほぼ中央に画像形成部1を、画像形成部1の下部に給紙部2を、有する。
画像形成部1には、像担持体として構成された複数のドラム状の感光体3a,3b,3c,3dを有し、その各感光体には、互いに異なった色のトナー像がそれぞれ形成される。図示した例では、感光体3a〜3dの表面に、イエロートナー像、シアントナー像、マゼンタトナー像及び黒トナー像がそれぞれ形成される。各感光体3a〜3dは、所定の間隔をあけて互いに平行に配置され、この感光体3a〜3dの下部に、対向して中間転写体として構成された中間転写ベルト4が配置されている。中間転写体としては、ドラムを用いることもできるが、図示した例では複数の支持ローラ5,6に巻き掛けられて矢印方向に駆動される無端ベルトが用いられている。
感光体3の周囲には、感光体の表面に帯電処理を行う帯電装置7、画像情報を感光体表面にレーザ光で照射する露光装置8、露光により感光体3の表面に形成された静電潜像を可視像化する現像装置9、中間転写ベルト4を介して感光体3と対向配置された転写装置10、中間転写ベルト4に転写後の感光体3表面に残留するトナーを除去回収するクリーニング装置11が設けられている。
画像形成装置において画像形成が開始されると、感光体3が図における時計方向に回転駆動され、このとき帯電装置7によって感光体3の表面が所定の極性に帯電される。次いで、その帯電面に、露光装置8から画像情報に基づくレーザ光が照射され、これによって感光体3に静電潜像が形成される。そして、感光体3の表面に形成された静電潜像は、現像装置9によってトナー像として可視像化され、トナー像は転写装置10によって中間転写ベルト4上に転写される。
上記した画像形成動作は、全ての感光体3で行われ、これによって各感光体3a〜3dにそれぞれ形成されたイエロートナー像、シアントナー像、マゼンタトナー像及び黒トナー像が中間転写ベルト4上に順次重ねて転写される。また、画像形成装置においては、中間転写ベルト4を挟んで、支持ローラ6に対向して二次転写ローラ12が配置されている。
一方、画像形成部1の下部に配置された給紙部2の給紙カセット13から、転写紙又は樹脂フィルムなどから成る記録媒体Pが送り出される。給紙カセット13から送り出された記録媒体Pは、レジストローラ対(位置合わせローラ対)14の回転によって所定のタイミングで、二次転写ローラ12と中間転写ベルト4との間に送り込まれる。このようにして、記録媒体Pが二次転写ローラ12を通過するとき、この転写装置の作用によって、中間転写ベルト4上の重ねトナー像が記録媒体P上に一括して転写される。そして、定着装置15によってトナー像が記録媒体Pに定着された後、排紙部16に排紙される。また、トナー像転写後の中間転写ベルト4の表面に付着する転写残トナーは次ぎに説明するベルト用のクリーナー17によって除去される。なお、本プリンタには中間転写ベルト4と給紙カセット13の間にクリーニング装置11及びクリーナー17によって除去されたトナーを貯留する廃トナータンク18が設けられている。
なお、本発明の実施形態に係る画像形成装置は、レーザプリンタについて記載しているが、この態様に限定されず、複写機、ファクシミリ、プリンタ、印刷機、及びインクジェット記録装置の何れか一つ、又はこれらの少なくとも2つ以上を組み合わせた画像形成装置でも本発明は適用可能である。
次に、本実施形態に係る画像形成装置の給紙装置の構成を説明する。
給紙装置20は、図2に示す収容部としての筐体21と、図3に示す給紙トレイ30から構成されている。給紙トレイ30は、筐体内に装着されており、筐体21から抜き出し(引き出し)て、用紙を補給するようになっている。
筺体21には、給紙トレイ30の挿抜方向に直交する方向に給紙トレイ30を規制する筐体側位置規制部22と、給紙トレイ30の挿抜方向に給紙トレイ30を規制するロック手段としての被ロック部23と、給紙トレイ30の抜き出し方向に付勢力を与える付勢手段としての圧縮スプリング(押出しスプリング)24と、レール(図示せず)等を有している。
筐体側位置規制部22は、給紙トレイ30の挿入方向で下流側に筐体側後側規制部22aと、給紙トレイ30の挿入方向で上流側に筐体側前側規制部22bと、を有する。筐体側後側規制部22aは、凸形状で形成される。一方、筐体側前側規制部22bは、凹形状で形成される。
被ロック部23は、給紙トレイ30の挿入方向で上流側に、凹形状で形成される。
圧縮スプリング24は、給紙トレイ30の挿入方向で下流側の筐体21の側壁に、給紙トレイ30を抜き出す方向に付勢するように設置される。なお、本実施形態では、圧縮スプリングを1つ設けているが、この態様に限定されず、圧縮スプリングを複数設けても良い。また、圧縮スプリングの態様に限定されず、給紙トレイ30を抜き出す方向に付勢するものであれば良い。
レール(図示せず)は、給紙トレイ30を、給紙トレイ30の挿抜方向に、案内するように、設けられる。
給紙トレイ30には、図3と図4に示すように、用紙を載置する載置部31と、給紙トレイ30の挿抜の操作を行う取手41と、給紙トレイ30の挿入方向で上流側(給紙トレイ前側)に配置される前カバー33と、給紙トレイ30の挿抜方向に直交する方向に給紙トレイ30を規制する給紙トレイ側位置規制部32と、給紙トレイ30の挿抜方向に給紙トレイ30を規制するロック手段としてのロック部44と、載置部31に載置された用紙を給紙する分離給紙部(図示せず)等、を有する。
載置部31は、複数枚のシートを収容可能に構成される。
前カバー33は、給紙トレイ30が筐体内に収容された際に、給紙装置20の給紙トレイ30の挿入方向で上流側をカバーする役割を担う。
給紙トレイ側位置規制部32は、給紙トレイ30の挿入方向で下流側に給紙トレイ側後側規制部32aと、給紙トレイ30の挿入方向で上流側に給紙トレイ側前側規制部32bと、を有する。給紙トレイ側後側規制部32aは、凹形状で形成される。一方、給紙トレイ側前側規制部32bは、凸形状で形成される。
ロック部44は、給紙トレイ30の挿入方向で上流側に、レバー形状で形成される。
分離給紙部(図示せず)は、給紙トレイ30の給紙方向先端側に設けられ、給紙ローラと、パッドとから構成され、給紙トレイ30に収容されたシートを一枚ずつ分離して、搬送方向下流側へ給送するようになっている。
取手41は、前カバー33の前面(外側)に設けられ、この取手41を操作することで、給紙トレイ30を挿抜できるようになっている。
次に、本実施形態に係る画像形成装置の給紙トレイ30の挿抜動作を図2、図3、図4を参照して説明する。
給紙トレイ30を給紙装置20の筐体21に収容すると、給紙トレイ30は、圧縮スプリング24によって、給紙トレイ30の抜き出し方向に付勢される。給紙トレイ30が付勢されると、ロック部44のレバー形状が被ロック部23の凹形状に引っ掛かり、給紙トレイ30の抜き出し方向に、給紙トレイ30がロックされる。
また、給紙トレイ30を給紙装置20の筐体21に収容すると、給紙トレイ側後側規制部32aの凹形状が筐体側後側規制部22aの凸形状と係合し、給紙トレイ側前側規制部32bの凸形状が筐体側前側規制部22bの凹形状と係合する。そして、給紙トレイ30の挿抜方向に垂直な方向に、給紙トレイ30が位置規制される。
一方、給紙トレイ30を給紙装置20の筐体21から抜き出す際は、作業者が抜き出し方向に、取手41を引っ張る操作をする。取手41が引っ張られると、ロック部44は、連動手段50を介して、そのレバー形状が回転する。レバー形状が回転することで、ロック部44が被ロック部23の凹形状から外れる。ロック部44が被ロック部23の凹形状から外れると、給紙トレイ30の挿抜方向の規制がなくなることから、作業者は、給紙トレイ30を筐体21から抜き出し可能となる。
次に、連動手段50について図5、図6を参照して説明する。
連動手段50は、ロック部44に連結されたリンク部43と、リンク部43に固定され、取手41と連動する連動軸42と、を有する。
リンク部43は、載置部31の側壁31aに軸支されたリンク回転軸43aと、リンク回転軸43aの一部にアーム部43bを有する。
リンク回転軸43aの一方端には、ロック部44が備わり、リンク回転軸43aの回転に伴って、ロック部44が回転する。リンク回転軸43aとロック部44とは、回転しない嵌合、例えば凸四角形状と凹四角形状による勘合を施す。リンク回転軸43aを軸支する側壁31aには、リンク回転軸43aの両端を支持する支持孔(図示せず)が形成される。
アーム部43bは、リンク回転軸43aの軸方向と直交する方向に、リンク回転軸43aから突出して形成される。アーム部43bがリンク回転軸43aと接続する反対側端部、即ち自由端には、リンク回転軸43aに平行して、断面円形状の筒部43cを有する。筒部43cには、側壁31aに両端を支持された連動軸42が挿通される。連動軸42を支持する側壁31aには、連動軸42が、リンク回転軸43aを軸として、回動できるように、孔部31bを有する。
取手41は、連動軸42に当接する当接部41aを有する。
そして、作業者が、給紙トレイ30の抜き出し方向に、取手41を操作すると、取手41は、前カバー(図示せず)に形成されたガイド形状(図示せず)に案内(ガイド)され、水平に引き出される。即ち、取手41は、給紙トレイ30に対して相対移動する。取手41が引き出されるのに連動して、連動軸42は、その両端が支持されている孔部31bに案内され、移動する。
連動軸42が移動するのに連動して、リンク部43がリンク回転軸43aを軸として回転する。リンク部43が回転するのに連動して、ロック部44がリンク回転軸43aを軸として回転する。
次に、給紙トレイ30の抜き出しの動作について図7、図8を参照して説明する。
作業者が取手41を図7の矢印の方向に操作すると、連動手段50を介して、ロック部44は、図8に示すように、リンク回転軸43aを軸にして回転する。
ロック部44が回転することで、被ロック部23から外れると、給紙トレイ30は、圧縮スプリング24の付勢力により、抜き出し操作がアシスト(補助)される。また、ロック部44が被ロック部23から外れると、給紙トレイ30は、筐体21に設けたコロ(図示せず)が給紙トレイ30の平面部を転がる。そのため、多くの用紙が載置部31に載置されたとしても、用紙が載置部31に載置されていない状態と比較して、作業者は、同様の力で、給紙トレイ30の抜き出し動作を操作できる。
なお、取手41には、図5、図6に示すように、給紙トレイ30を抜き出す際に引っ張る方向と反対の方向に付勢する、引っ張りスプリング45を有しても良い。取手41が引っ張りスプリング45を有することで、取手41を操作して、ロック部44を被ロック部23から外した後は、取手41は、初期位置に戻る。
次に、取手41の脱着について図9、図10を参照して説明する。
ところで、連動手段50は、異物の混入等を防ぐ目的から、図9に示すように、側壁31aと、カバー31cと、前カバー33により覆われる。そのため、連動手段50の交換作業が困難となる問題がある。
このような問題を解決するために、当接部41aが連動軸42に当接しない状態にして、取手41を取外しできるようにしても良い。例えば、連動軸42は、円柱形状からなる首部42aと、首部42aの一方の端部には、首部42aの外径より大きな円柱形状からなる頭部42bを、有する。そして、連動軸42は、頭部42bを有しない側の首部42aの端部から一方の孔部31bに向けて差し込まれる。
孔部31bに向けて差し込まれた連動軸42の頭部42bを有しない側の首部42aの端部は、アーム部43bの筒部43cを挿通し、他方の孔部31bを貫通する。他方の孔部31bを貫通した首部42aには、着脱自在なストッパ部品46が装着される。
ストッパ部品46は、断面L字状で、一方の面には、連動軸42を挟持する挟持部(図示せず)を有し、連動軸42の軸方向に垂直な方向から取付できるようになっている。ストッパ部品46が装着された連動軸42は、ストッパ部品46及び連動軸42の頭部42bが側壁31aに当接することから、その軸線方向に移動できなくなる。そして、ストッパ部品46のL字状の面のうち、挟持部を有さない面を、図9の矢印方向に、押しつけることで、ストッパ部品46を連動軸42から取外すことができる。
ストッパ部品46が連動軸42から取外されると、連動軸42は、その軸方向のうちの一方向に移動可能となることから、連動軸42を、図10の矢印方向に、引っ張ることで、連動軸42を連動手段50から取外せる。
連動軸42を連動手段50から取外した場合、取手41を給紙トレイ30の抜き出し方向に引っ張ると、当接部41aが連動軸42に当接することがないことから、取手41を給紙装置20から取外すことができる。
このように、工具を使用しないで取手41を交換可能な構成とすることで、同一の機械において、異なるデザインの部品への交換や、破損時の交換も可能となる。
なお、当接部41aが連動軸に当接しない状態は、上記態様に限定されない。例えば取手41を、給紙トレイ30の挿抜方向であって、連動軸42と垂直な方向を軸として、回転させる構成としても良い。当接部41aは、取手41の軸から軸に垂直な一方向に突出して形成されているところ、取手41を回転させると、当接部41aは、連動軸42と当接しなくなることから、取手41を給紙装置20から取外すことが可能となる。
ところで、取手の持ち手部分は、デザイン性が要求されることから、異なる機種間において、形状変更される。本実施形態では、取手41が容易に交換可能であることから、異なる機種間で、連動手段50を共通化し、コスト削減を図れる。
なお、本実施形態では、共通化する部分として、ロック部44と、連動軸42と、リンク部43と、引っ張りスプリング45としているが、この態様に限定されず、これらのうちの一部を共通化しても、他の部品を更に共通化しても良い。
また、当接部41a又は取手41は、射出成型によって成型される樹脂製とすることが望ましい。異なる機種間では、製品の外形サイズの違い等が考えられるところ、金型は、型の加工や駒の交換が可能であることから、取手41の当接部41aの形状を変更するだけで、取手の位置を変更することができる。そのため、製品の外形サイズの違いにも対応することもできる。
ところで、装置を運搬する際には、図14に示すように、作業者が誤って取手を掴んでしまい、給紙トレイ30のロックが解除されて、給紙トレイ30が飛び出してしまう虞がある。
本実施形態では、取手41は、給紙トレイ30に着脱自在であることから、上記問題を解決できる。詳細には、給紙トレイ30のロックは、ロック部44と、被ロック部23によって行われるところ、このトレイロック機構は、図11,図12に示すように、給紙トレイ30の取手41の有無に関わらず、給紙トレイ30が挿入されると給紙トレイ30をロックする。
給紙トレイ30のロック解除を行うためには、ロック部44を回転させる必要があるところ、取手41の操作により、連動手段50を介して、ロック部44が回転する。
取手41を給紙トレイ30から取り外すと、図13に示すように、連動軸42を移動させる当接部41aがなくなるところ、連動軸42が動かなくなることから、給紙トレイ30のロック解除の操作ができない。また、そもそも取手が取外されていることから、給紙トレイ30を挿抜操作ができない。
そのため、装置を運搬する際には、給紙トレイ30の取手を取り外しておくことで、給紙トレイ30のロック解除がされて予期せぬ給紙トレイ30の飛び出しを回避できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。また、ロック手段の構成は、本実施形態の態様に限定されず、連動手段を介して、給紙トレイ30を筐体21にロックできる態様であれば良い。また、本発明の実施形態に係る画像形成装置は、レーザプリンタについて記載しているが、この形態に限定されず、複写機、ファクシミリ、プリンタ、印刷機、及びインクジェット記録装置の何れか一つ、又はこれらの少なくとも2つ以上を組み合わせた画像形成装置でも本発明は適用可能である。
なお、上述の実施形態で紹介した各構成の材質、寸法はあくまで一例であり、本発明の作用を発揮し得る範囲内で様々な材質や寸法を選択可能であることは言うまでもない。
21 筐体(収容部の一例)
23 被ロック部(ロック手段)
24 圧縮スプリング(付勢手段の一例)
30 給紙トレイ
41a 当接部
42 連動軸(構成部品)
44 ロック部(ロック手段)
50 連動手段
特開2008−224735号公報

Claims (7)

  1. 複数枚の用紙を収納する給紙トレイと、
    前記給紙トレイを挿抜自在に収容する収容部と、
    前記給紙トレイに備わり、該給紙トレイの挿抜を操作する取手と、
    前記給紙トレイを、前記収容部の収容位置に、ロック及びロック解除をするロック手段と、を有する給紙装置において、
    前記ロック手段は、前記給紙トレイに備わったロック部が前記収容部に備わった被ロック部に引っ掛かることで、前記給紙トレイを前記収容位置にロックし、
    前記ロック手段は、前記ロック部が前記取手の動作に連動する連動手段を介して移動し、前記被ロック部から外れることで、前記給紙トレイのロック解除をし、
    前記取手は、前記給紙トレイから着脱自在であり、
    前記給紙トレイを、該給紙トレイの抜出方向に付勢する付勢手段を有すること特徴とする、給紙装置。
  2. 前記取手は、前記連動手段に当接可能な当接部を有し、
    前記取手が前記給紙トレイに対して相対移動することで、前記当接部が、前記連動手段を移動させ、
    前記連動手段の移動に伴って、前記ロック部が前記被ロック部から外れることを特徴とする、請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記当接部を前記連動手段に当接しない状態にすることで、前記取手を前記給紙トレイから取外せることを特徴とする、請求項2に記載の給紙装置。
  4. 前記当接しない状態は、前記当接部が当接する前記連動手段の構成部品を取外した状態であることを特徴とする、請求項3に記載の給紙装置。
  5. 前記当接部は、樹脂製であることを特徴とする、請求項2〜4の何れか一項に記載の給紙装置。
  6. 前記取手を前記給紙トレイから取外した状態では、前記ロック部が、前記被ロック部から外れないことを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の給紙装置。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の給紙装置を備えたことを特徴とする、画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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