JP2016011864A - 集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】一次導体が設けられていない状態で磁気特性を検査可能な集積回路を提供する。【解決手段】作用磁場に応じた差動電圧を生じる磁気検出回路13と、電流が流れると電流に応じた磁場を生じるキャンセルコイルCOILa、COILb、COILc、COILdと、被測定電流により生じた磁場が作用した磁気検出回路13に差動電圧が生じることでキャンセルコイルCOILa、COILb、COILc、COILdに流れた電流を測定する測定部u1と、キャンセルコイルCOILa、COILb、COILc、COILdに検査電流を流して検査磁場を発生させたときに、検査磁場が作用した磁気検出回路13に生じた差動電圧を測定する検査部u2と、磁気検出回路13と測定部u1とを接続する第1モード、又は、磁気検出回路13と検査部u2とを接続する第2モードに設定する回路設定部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、例えば磁気平衡式電流センサー等に用いられる集積回路に関する。
磁気平衡式電流センサーは、被測定電流に起因する誘導磁場を用いて、当該被測定電流を測定する(例えば特許文献1参照)。磁気平衡式電流センサーは、一般的に、バスバーと称される一次導体と、該一次導体に流れる被検出電流を検出する集積回路と、を備える。被測定電流を良好な精度で測定するためには、集積回路に対して一次導体を良好な精度で位置決めして設けなければならない。
特開2013−047610号公報
ところで、磁気平衡式電流センサーに用いられる集積回路は、磁気特性に基づいて不良品の判別が行われることが好ましい。しかしながら、一次導体が設けられていない状態では、当該集積回路に対して所望の外部磁場を与えることができないため、当該集積回路の磁気特性を検査することができない。このため、製品として組み立てた後、集積回路の磁気特性を検査することになるが、その時点で不良品が発見されると、当該不良品に組み込まれた一次導体が無駄になるといった問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、一次導体が設けられていない状態で(例えばウェハーから切り出される前の状態で)、磁気特性を検査可能な集積回路を提供することを解決課題の一つとする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る集積回路は、一次導体に流れる被測定電流を測定する磁気平衡式電流センサーに用いられる集積回路であって、磁場が作用すると当該磁場に応じた検出電圧を生じる磁気検出ブリッジ回路と、電流が流れると当該電流に応じた磁場を生じるインダクターと、前記被測定電流により生じた磁場が作用して前記磁気検出ブリッジ回路に前記検出電圧が生じることで前記インダクターに流れた電流を測定する測定回路と、前記インダクターに検査電流を流して検査磁場を発生させ、該検査磁場が作用して前記磁気検出ブリッジ回路に生じた前記検出電圧を測定する検査回路と、前記磁気検出ブリッジ回路と前記測定回路とを接続する第1モード、又は、前記磁気検出ブリッジ回路と前記検査回路とを接続する第2モードに設定する回路設定部と、を備えることを特徴とする。
この態様によれば、集積回路は、当該集積回路が備えるインダクターに検査電流を流して検査磁場を発生させたときに、この検査磁場が作用した磁気検出ブリッジ回路に生じた電圧(検出電圧)を測定し、この検出電圧に基づいて、当該磁気検出ブリッジ回路の磁気特性を検査することが可能となる。
従来、一次導体が設けられていない状態の集積回路については、磁気特性を検査することができなかったため、検査精度が劣るものの、磁気特性以外の特性を検査することで不良品の判別が行われていた。
しかしながら、本態様によれば、一次導体を設ける前の状態(例えばウェハーから切り出される前の状態)の集積回路であっても、より高精度で不良品を判別可能な磁気特性を検査することが可能となる。
本発明の他の態様に係る集積回路は、前記態様に係る集積回路であって、前記回路設定部は、前記測定回路及び前記検査回路のいずれか一方を、前記磁気検出ブリッジ回路と接続するスイッチ素子を含む、ことを特徴とする。
この態様によれば、当該集積回路を第1モード又は第2モードに設定する回路設定部は、スイッチ素子によって構成される。これにより、単にスイッチ素子に対して所定の制御信号を供給するだけで、当該集積回路を第1モード又は第2モードに設定することが可能となる。
本発明の他の態様に係る集積回路は、前記態様に係る集積回路であって、前記測定回路は、前記磁気検出ブリッジ回路に生じた前記検出電圧が入力される演算増幅器と、該演算増幅器の出力端子に接続され、前記インダクターに流れた電流を電圧に変換する測定用抵抗素子と、を備え、前記回路設定部は、前記第2モードにおいては、前記測定回路における前記演算増幅器の出力インピーダンスをハイインピーダンスに設定する、ことを特徴とする。
この態様によれば、測定回路は、磁気検出ブリッジ回路に生じた検出電圧が入力される演算増幅器と、この演算増幅器の出力端子に接続され、インダクターに流れた電流を電圧に変換する測定用抵抗素子と、を備える。そして、回路設定部は、第2モードにおいては、測定回路における演算増幅器の出力インピーダンスをハイインピーダンスに設定することで、磁気検出ブリッジ回路に対して測定回路を接続させずに、検査回路のみを磁気検出ブリッジ回路に接続させる。つまり、本態様によれば、測定回路の演算増幅器の出力インピーダンスをハイインピーダンスに設定する制御信号を演算増幅器に供給するだけで、当該集積回路を第1モード又は第2モードに設定することが可能となる。
本発明の他の態様に係る集積回路は、前記態様に係る集積回路であって、前記測定回路と前記検査回路とは、前記磁気検出ブリッジ回路に生じた前記検出電圧が入力される演算増幅器と、前記インダクターに流れた電流を電圧に変換する測定用抵抗素子と、前記演算増幅器への入力電圧を所定の増幅率で増幅して前記演算増幅器から出力させるための検査用抵抗素子と、を備える単一の回路であって、前記回路設定部は、前記第1モードにおいては、前記演算増幅器の出力端子と前記測定用抵抗素子とを接続し、前記第2モードにおいては、前記演算増幅器の入力端子と出力端子との間に前記検査用抵抗素子を接続するスイッチ素子を含む、ことを特徴とする。
この態様によれば、測定回路と検査回路とを単一の回路として設けることができるため、回路構成の更なる簡略化が実現する。
本発明の第1実施形態に係る集積回路を備える磁気平衡式電流センサの一構成例を示す図。 本発明の第1実施形態に係る集積回路の一構成例(通常モード時)を示す図。 本発明の第1実施形態に係る集積回路の一構成例(検査モード時)を示す図。 本発明の第2実施形態に係る集積回路の一構成例(通常モード時)を示す図。 本発明の第2実施形態に係る集積回路の一構成例(検査モード時)を示す図。 本発明の第3実施形態に係る集積回路の一構成例(通常モード時)を示す図。 本発明の第3実施形態に係る集積回路の一構成例(検査モード時)を示す図。
[第1実施形態]
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る集積回路を備える磁気平衡式電流センサーの一構成例を示す図である。同図に示すように、磁気平衡式電流センサー1は、例えばIC(Integrated Circuit)チップと称される集積回路10と、バスバー(BUS BAR)と称される一次導体50と、を備える。
集積回路10は、磁気検出回路13と、測定・検査回路15と、電源端子T1と、検査電流入力端子T2と、出力端子T3と、第1制御信号入力端子T4と、接地端子T5と、を備える。
電源端子T1は電源電圧VDDが入力される端子である。検査電流入力端子T2は、集積回路10の磁気特性を検査する際に用いる検査電流Itestが入力される端子である。出力端子T3は、後述する差動電圧Vsubに応じた電圧が出力される端子である。第1制御信号入力端子T4は、後述する第1制御信号CTL1が入力される端子である。接地端子T5は、当該集積回路10の各部へ供給する接地電位が入力される端子である。
なお、集積回路10の磁気特性とは、例えば磁気検出回路13の磁気特性を意味する。
磁気検出回路13は、測定・検査回路15に接続されたキャンセルコイル(インダクター)COILa,COILb,COILc,COILdと、電源端子T1と接地端子T5との間に接続(介挿)されてブリッジ回路を構成する磁気抵抗素子GMRa,GMRb,GMRc,GMRdと、を備える。
磁気抵抗素子GMRa,GMRb,GMRc,GMRdは、自身に作用する磁場に応じて電気的特性(電気抵抗)が変化するセンサ素子であり、磁場を検出するために用いられる。本例では、磁気抵抗素子GMRa,GMRb,GMRc,GMRdとして、例えば巨大磁気抵抗効果(GMR: Giant Magneto-Resistance Effect)素子が用いられる。
なお、磁気抵抗素子GMRa,GMRb,GMRc,GMRdによって構成されるブリッジ回路(磁気検出ブリッジ回路)は、磁場が作用すると当該磁場に応じた電圧(後述する差動電圧Vsub)がノードn1とノードn2との間に生じる。
ところで、集積回路10は、例えば図1に示すように平面視したときに略矩形状を呈するところ、その一辺に沿って磁気抵抗素子GMRa,GMRbが設けられ、且つ、該一辺に対向する他辺に沿って磁気抵抗素子GMRc,GMRdが設けられている。
ここで磁気抵抗素子GMRa,GMRb,GMRc,GMRdは、それぞれ次のように接続されている。すなわち、磁気抵抗素子GMRaと磁気抵抗素子GMRdとが直列に接続され、磁気抵抗素子GMRbと磁気抵抗素子GMRcとが直列に接続されている。また、磁気抵抗素子GMRa,GMRdと、磁気抵抗素子GMRb,GMRcとは、電源端子T1と接地端子T5とに対して並列に接続(介挿)されている。
そして、一次導体50は、当該磁気平衡式電流センサー1によって測定される被測定電流Ibが流される平面視略U字状の導電体である。図1に示す例では、被測定電流Ibは、一次導体50のプラス端I+からマイナス端I−へ向かって流れる。
従って、被測定電流Ibは、図1に示す例では磁気抵抗素子GMRa,bの左側を一方向に流れ、且つ、該一方向とは逆方向に、磁気抵抗素子GMRc,dの右側を流れる。よって、被測定電流Ibに起因して生じる磁場Hbは、磁気抵抗素子GMRa,bと、磁気抵抗素子GMRc,dとで、互いに逆向きに作用する。
すなわち、磁気抵抗素子GMRa,GMRbに作用する磁場Hbの方向を第1方向とすると、磁気抵抗素子GMRc,GMRdに作用する磁場Hbの方向は、第1方向とは逆方向の第2方向である。
ここで、磁気抵抗素子GMRa,GMRb,GMRc,GMRdは、第1方向の外部磁場が作用すると電気抵抗(インピーダンス)の値が増加し、第2方向の外部磁場が作用すると電気抵抗(インピーダンス)の値が減少する素子である。
従って、図1に示す例では、ノードn1の電位は上昇し、ノードn2の電位は下降するため、ノードn1の電位とノードn2の電位との差分として表される差動電圧Vsubは上昇する。
つまり、一次導体50のプラス端I+からマイナス端I−へ向かって被測定電流Ibが流れると、被測定電流Ibの大きさに応じて差動電圧Vsubが発生し、キャンセルコイルCOILa,COILb,COILc,COILdに電流が流れる。詳細は後述するが、この差動電圧Vsubの発生により流れた電流は、測定・検査回路15によって電圧に変換されて、出力端子T3から出力される。この出力端子T3から出力された値に基づいて、被測定電流Ibが測定される。
ところで、キャンセルコイルCOILa,COILb,COILc,COILdは、電流が流れたときに、各々対応する磁気抵抗素子GMRa,GMRb,GMRc,GMRdに作用する外部磁場(磁場Hb)と逆方向の磁場Hcを発生する態様で設けられている。なお、本実施形態では、図1に示すように、キャンセルコイルCOILaは磁気抵抗素子GMRaに対応し、キャンセルコイルCOILbは磁気抵抗素子GMRbに対応し、キャンセルコイルCOILcは磁気抵抗素子GMRcに対応し、キャンセルコイルCOILdは磁気抵抗素子GMRdに対応する。
従って、上述した差動電圧Vsubが発生すると、磁気抵抗素子GMRa,GMRb,GMRc,GMRdに作用する外部磁場(磁場Hb)が、キャンセルコイルCOILa,COILb,COILc,COILdによる磁場Hcによってキャンセル(相殺)されるまで、キャンセルコイルCOILa,COILb,COILc,COILdに電流(キャンセル電流Icanと称する)が流れる。
このように被測定電流Ibによる磁場Hbが、キャンセルコイルCOILa,COILb,COILc,COILdによる磁場Hcによってキャンセルされるようなキャンセル電流Icanが、キャンセルコイルCOILa,COILb,COILc,COILdに流れると、当該磁気検出回路13及び測定・検査回路15に流れる電流は差動電圧Vsubが略零になったところで安定する。このときのキャンセル電流Icanは、測定・検査回路15で電圧に変換され、当該キャンセル電流Icanに応じた電圧(出力電圧Vout)が出力端子T3に出力される。
ここで、出力電圧Voutと被測定電流Ibとの間には下記(式1)の関係がある。従って、出力端子T3に出力された出力電圧Voutの値を(式1)に代入することで、被測定電流Ibを求めることができる。
Figure 2016011864

ここで(式1)中の「SENS」は当該磁気平衡式電流センサー1の感度である。
図2は、本発明の第1実施形態に係る集積回路10の一構成例を示す図である。以下、図2を参照して、「通常モード(第1モード)」のときの測定・検査回路15の回路構成について詳細に説明する。「通常モード」とは、上述した被測定電流Ibを測定するモードである。
測定・検査回路15は、測定用演算増幅器OP1と電圧変換抵抗(測定用抵抗素子)RCOILとを含む通常測定部(測定回路)u1と、検査用演算増幅器OP2と抵抗R3,R4,R5,R6とを含む検査部(検査回路)u2と、定電圧供給用演算増幅器OP3によるボルテージフォロワ回路である定電圧供給部u3と、電源電位VDDから中間電位(VDD/2)を生成する中間電位生成部u4と、出力端子T3と通常測定部u1又は検査部u2とを接続するスイッチSW1と、磁気検出回路13と通常測定部u1又は検査電流入力端子T2とを接続するスイッチSW2と、を備える。
ここで、検査電流入力端子T2は検査部u2の機能に関わる端子であるので検査部u2の一部とみなすと、スイッチSW1とスイッチSW2とは、図2に示すように、通常測定部u1及び検査部u2のいずれか一方を、磁気検出回路13と接続するスイッチを構成しているといえる。
図2に示すように、通常モードにおいて、スイッチSW1は出力端子T3と通常測定部u1とを接続するように設定され、且つ、スイッチSW2は磁気検出回路13と通常測定部u1とを接続するように設定される。
なお、後述する「検査モード(第2モード)」においては、スイッチSW1は出力端子T3と検査部u2とを接続するように設定され、且つ、スイッチSW2は磁気検出回路13と検査電流入力端子T2とを接続するように設定される。検査モードとは、磁気検出回路13(磁気抵抗素子GMRa,GMRb,GMRc,GMRd)の磁気特性を測定(検査)するモードである。
このようにスイッチSW1,SW2は、通常モード(第1モード)、又は、検査モード(第2モード)に設定する回路設定部として機能する。
これらスイッチSW1及びスイッチSW2の設定の切り替えは、第1制御信号入力端子T4から入力される第1制御信号CTL1により行われる。例えばハイレベルの第1制御信号CTL1がスイッチSW1,SW2に供給されると、当該スイッチSW1,SW2は図2に示す設定に切り替えられ、当該集積回路10が通常モードに設定される。
通常測定部u1では、上述した磁気検出回路13のノードn1の電位が測定用演算増幅器OP1の非反転入力端子に入力されると共に、ノードn2の電位が測定用演算増幅器OP1の反転入力端子に入力される。つまり、測定用演算増幅器OP1には、上述した差動電圧Vsubが入力される。そして、測定用演算増幅器OP1の出力端子から磁気検出回路13に向かって流れるキャンセル電流Icanは、電圧変換抵抗RCOILによって電圧(出力電圧Vout)に変換され、出力端子T3に出力される。この出力電圧Voutは、被測定電流Ibの大きさに応じた値であり、出力電圧Voutの値を上述した(式1)に代入することで被測定電流Ibの値を求めることができる。
検査部u2は、通常モードにおいては閉回路を構成せず、当該検査部u2には電流が流れない。検査部u2の構成については、「検査モード」のときの回路構成を示す図3を参照して後に詳述する。
定電圧供給部u3では、中間電位生成部u4によって生成された中間電位(VDD/2)が定電圧供給用演算増幅器OP3の非反転入力端子に入力され、定電圧供給用演算増幅器OP3の出力端子側のノードn3の電位が(VDD/2)となり、磁気検出回路13のキャンセルコイルCOILbの一端に中間電位(VDD/2)が供給される。すなわち、定電圧供給部u3と中間電位生成部u4とを組み合わせた構成が、キャンセルコイルCOILbの一端に中間電位(VDD/2)を出力する定電圧源となる。
中間電位生成部u4は、略同一の抵抗値の抵抗R1と抵抗R2とによって電源電位VDDを分圧し、中間電位(VDD/2)を生成する。ノードn4の電位が中間電位(VDD/2)となる。
図3は、検査モードのときの集積回路10の一構成例を示す図である。以下、図3を参照して、検査モードのときの測定・検査回路15の回路構成について詳細に説明する。
図3に示すように、検査モードにおいて、スイッチSW1は出力端子T3と検査部u2とを接続するように設定され、且つ、スイッチSW2は検査電流入力端子T2と磁気検出回路13とを接続するように設定される。
これらスイッチSW1及びスイッチSW2の設定の切り替えは、第1制御信号入力端子T4から入力される第1制御信号CTL1により行われる。例えばローレベルの第1制御信号CTL1がスイッチSW1,SW2に供給されると、当該スイッチSW1,SW2は図3に示す設定に切り替えられ、当該集積回路10が検査モードに設定される。
なお、通常測定部u1は、検査モードにおいては閉回路を構成せず、当該通常測定部u1には電流が流れない。
検査部u2は、検査用演算増幅器OP2と、検査用演算増幅器OP2の反転入力端子とノードn2との間に接続された抵抗R3と、検査用演算増幅器OP2の非反転入力端子とノードn1との間に接続された抵抗R4と、検査用演算増幅器OP2の出力端子と反転入力端子との間に接続された抵抗R5と、検査用演算増幅器OP2の非反転入力端子とノードn5との間に接続された抵抗R6と、を備える。このように構成することで、検査部u2は増幅回路として機能し、その増幅率(利得)は(R5/R3)倍である。
検査モードにおいては、検査用演算増幅器OP2の出力端子は、図3に示すように当該集積回路10の出力端子T3と接続されている。また、ノードn5は、定電圧供給部u3のノードn3と接続されており、その電位は、ノードn3と同様、中間電位(VDD/2)である。
また、抵抗R3の抵抗値と抵抗R4の抵抗値とは等しく、且つ、抵抗R5の抵抗値と抵抗R6の抵抗値とは等しい。
検査モードにおいては、検査電流入力端子T2から検査電流Itestが磁気検出回路13に入力されてキャンセルコイルCOILa,COILb,COILc,COILdに流れ、当該キャンセルコイルCOILa,COILb,COILc,COILdは磁場Hc´を発生する。
ここで、キャンセルコイルCOILa,COILb,COILc,COILdは、磁気抵抗素子GMRa,GMRbに対して作用する磁場Hc´の向きと、磁気抵抗GMRc,GMRdに作用する磁場Hc´とが互いに逆向きとなる態様で設けられている。
上述したように磁気抵抗素子GMRa,GMRb,GMRc,GMRdは、第1方向の外部磁場が作用すると電気抵抗(インピーダンス)の値が増加し、第2方向の外部磁場が作用すると電気抵抗(インピーダンス)の値が減少する素子である。従って、磁気抵抗素子GMRa,GMRb,GMRc,GMRdに磁場Hc´が作用すると、ノードn1の電位とノードn2の電位とに差が生じ、差動電圧Vsub´が上昇する。
このとき、検査用演算増幅器OP2には、反転入力端子には抵抗R3を介してノードn2の電位が入力され、且つ、非反転入力端子には抵抗R4を介してノードn1の電位が入力され、検査用演算増幅器OP2の出力端子には差動電圧Vsub´に応じた電位が出力される。この差動電圧Vsub´に応じた出力電圧Vout´は出力端子T3に出力される。具体的には、検査モードにおける出力電圧Vout´は下記の(式2)で表される。
Figure 2016011864
ここで、当該集積回路10の製造者には、磁場Hc´と差動電圧Vsub´との関係は既知である。換言すれば、検査電流Itestと出力電圧Vout´との関係は既知である。従って、出力端子T3から出力された出力電圧Vout´の値が、検査電流入力端子T2から磁気検出回路13に流した検査電流Itestに対応する値であるか否かを判定することで、集積回路10の磁気特性(例えば磁気抵抗素子GMRa,GMRb,GMRc,GMRdの磁気特性)の良/不良を判定することができる。
以上説明したように、本発明の第1実施形態によれば、一次導体(図1に示す一次導体50)が設けられていない状態で(例えばウェハーから切り出される前の状態で)、磁気特性を検査可能な集積回路10を提供することができる。
従来、一次導体が設けられていない状態の集積回路については、磁気特性を検査することができなかったため、検査精度が劣るものの、磁気特性以外の特性を検査することで不良品の判別が行われていた。
しかしながら、本態様によれば、一次導体を設ける前の状態(例えばウェハーから切り出される前の状態)の集積回路であっても、磁気特性を検査することで高精度で不良品を判別可能となる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態に係る集積回路について説明する。図4は、第2実施形態に係る集積回路の一構成例(通常モード時)を示す図である。図5は、第2実施形態に係る集積回路の一構成例(検査モード時)を示す図である。
第1実施形態に係る集積回路10と第2実施形態に係る集積回路10−1との主な相違点は、第2実施形態では測定・検査回路15の代わりに測定・検査回路15−1を用いる点である。なお、重複説明を避けるため、第1実施形態に係る集積回路10と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
第2実施形態の測定・検査回路15−1には、第1実施形態のスイッチSW1,SW2が設けられておらず、且つ、通常測定部u1の代わりに通常測定部u1−1が設けられている。通常測定部u1−1は、差動電圧Vsubが入力される第1演算増幅器OP1と、第1演算増幅器OP1の出力端子に接続された電圧変換抵抗RCOILとを備えると共に、第1演算増幅器OP1には、その出力インピーダンスをハイインピーダンスに設定する第2制御信号CTL2が入力可能に構成されている。
そして、集積回路10−1には、上述の第2制御信号CTL2が入力される第2制御信号入力端子T6と、検査モードでの出力電圧Vout´が出力される検査出力端子T7と、が設けられている。
ここで、第2制御信号入力端子T6を介して、例えばローレベルに設定された第2制御信号CTL2が第1演算増幅器OP1に供給されると、当該第1演算増幅器OP1の出力インピーダンスはローインピーダンスに設定され、当該第1演算増幅器OP1は入力された信号を増幅して出力する。また、ハイレベルに設定された第2制御信号CTL2が第1演算増幅器OP1に供給されると、当該第1演算増幅器OP1の出力インピーダンスはハイインピーダンスに設定され、当該第1演算増幅器OP1は入力された信号の増幅を停止する。
本第2実施形態に係る集積回路10−1では、第1演算増幅器OP1の出力インピーダンスがローインピーダンスのとき、測定・検査回路15−1は図4に示す回路構成となり、第1実施形態における通常モードと同様、出力端子T3に出力電圧Voutが出力される。
他方、第1演算増幅器OP1の出力インピーダンスがハイインピーダンスのとき、測定・検査回路15−1は、図5に示す回路構成となる。すなわち、通常測定部u1−1は閉回路を構成しなくなり、出力端子T3から検査電流Itestを流すことで、第1実施形態における検査モードと同様、検査部u2から出力電圧Vout´が出力される回路構成となる。
但し、本第2実施形態では、出力電圧Vout´は、検査出力端子T7に出力される。この点は、出力電圧Vout´が出力端子T3に出力される第1実施形態とは異なる。
以上説明したように、本発明の第2実施形態によれば、第1実施形態に係る集積回路10と同様の効果を奏する上に、第1実施形態におけるスイッチSW1,SW2を設ける必要がなくなるため、回路構成の簡略化が実現する。
なお、上述したように第2実施形態に係る集積回路10−1では、第2制御信号入力端子T6と、ハイレベルに設定された第2制御信号CTL2が供給されると出力インピーダンスがハイインピーダンスに切り替わる第1演算増幅器OP1とが、当該集積回路10−1を通常モード(第1モード)、又は、検査モード(第2モード)に設定する回路設定部として機能する。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態に係る集積回路について説明する。図6は、第3実施形態に係る集積回路の一構成例(通常モード時)を示す図である。図7は、第3実施形態に係る集積回路の一構成例(検査モード時)を示す図である。
第1実施形態に係る集積回路10と第3実施形態に係る集積回路10−2との主な相違点は、測定・検査回路15の代わりに測定・検査回路15−2を用いる点である。なお、重複説明を避けるため、第1実施形態に係る集積回路10と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
測定・検査回路15−2は、第1実施形態における通常測定部u1及び検査部u2の代わりに、通常測定・検査部u5が設けられており、第1実施形態のスイッチSW1,SW2の代わりにスイッチSW3,SW4,SW5が設けられている。
通常測定・検査部u5は、差動電圧Vsubが入力される通常測定・検査用演算増幅器OP4と、通常測定・検査用演算増幅器OP4の出力端に接続された電圧変換抵抗RCOILと、スイッチSW3,SW4,SW5と、抵抗R3,R4,R5,R6とを備える。また、集積回路10−2は、スイッチSW3,SW4,SW5の切り替えを制御する第3制御信号CTL3が入力される第3制御信号入力端子T8を備える。
抵抗R3は、通常測定・検査用演算増幅器OP4の反転入力端子とノードn2との間に接続されている。抵抗R4は、通常測定・検査用演算増幅器OP4の非反転入力端子とノードn1との間に接続されている。抵抗(検査用抵抗素子)R5は、通常測定・検査用演算増幅器OP4の出力端子と反転入力端子との間に接続されている。抵抗(検査用抵抗素子)R6は、通常測定・検査用演算増幅器OP4の非反転入力端子とノードn5との間に接続されている。
スイッチSW3は、電圧変換抵抗RCOILと、通常測定・検査用演算増幅器OP4の出力端子又は検査電流入力端子T2とを接続するスイッチである。スイッチSW4は、通常測定・検査用演算増幅器OP4の出力端子と抵抗R5との接続/非接続を切り替えるスイッチである。スイッチSW5は、抵抗R6とノードn5との接続/非接続を切り替えるスイッチである。
通常モードにおいては、図6に示すように、通常測定・検査用演算増幅器OP4の出力端子は、スイッチSW3によって電圧変換抵抗RCOILに接続され、当該電圧変換抵抗RCOILを介して磁気検出回路13と接続されている。他方、スイッチSW4はオフされて抵抗R5は非接続となり、且つ、スイッチS5もオフされて抵抗R6も非接続となっている。また、通常測定・検査用演算増幅器OP4には、差動電圧Vsubが入力される。
つまり、通常モードにおいては、通常測定・検査部u5は、第1実施形態における通常測定部u1に相当する構成となる。
他方、検査モードにおいては、図7に示すように、スイッチSW3によって、検査電流入力端子T2と電圧変換抵抗RCOILとが接続されるため、当該電圧変換抵抗RCOILを介して検査電流入力端子T2と磁気検出回路13とが接続される。また、スイッチSW4がオンされ、通常測定・検査用演算増幅器OP4の出力端子は、図7に示すように抵抗R5に接続され、当該抵抗R5を介して、通常測定・検査用演算増幅器OP4の出力端子と反転入力端子とが接続される。また、スイッチSW5がオンされ、抵抗R6を介して通常測定・検査用演算増幅器OP4の非反転入力端子とノードn5とが接続される。
つまり、検査モードにおいては、通常測定・検査部u5は、第1実施形態において増幅器として機能する検査部u2に相当する構成となる。
このようにスイッチSW3,SW4,SW5は、通常モード(第1モード)、又は、検査モード(第2モード)に設定する回路設定部として機能する。
これらスイッチSW3,SW4,SW5の設定の切り替えは、第3制御信号入力端子T8から入力される第3制御信号CTL3により行われる。
例えばハイレベルの第3制御信号CTL3がスイッチSW3,SW4,SW5に供給されると、当該スイッチSW3,SW4,SW5は図6に示す設定に切り替えられ、当該集積回路10−2が通常モードに設定される。他方、ローレベルの第3制御信号CTL3がスイッチSW3,SW4,SW5に供給されると、当該スイッチSW3,SW4,SW5は図7に示す設定に切り替えられ、当該集積回路10−2が検査モードに設定される。
なお、第3実施形態に係る集積回路10−2では、通常モード及び検査モードの両モードにおいて、通常測定・検査用演算増幅器OP4の出力端子は、当該集積回路10−2の出力端子T3に対して接続されている。従って、通常モードにおいては出力電圧Voutが出力端子T3に出力され、検査モードにおいては出力電圧Vout´が出力端子T3に出力される。
以上説明したように、本第3実施形態によれば、第1実施形態に係る集積回路10と同様の効果を奏する上に、演算増幅器の配設個数を減らすことができるため、回路構成の更なる簡略化が実現する。
1…磁気平衡式電流センサー、10,10−1,10−2…集積回路、13…磁気検出回路、15,15−1,15−2…測定・検査回路、50…一次導体、COILa,COILb,COILc,COILd…キャンセルコイル、GMRa,GMRb,GMRc,GMRd…磁気抵抗素子、Hb,Hc,Hc´…磁場、OP1…測定用演算増幅器、OP2…検査用演算増幅器、OP3…定電圧供給用演算増幅器、OP4…通常測定・検査用演算増幅器、T1…電源端子、T2…検査電流入力端子、T3…出力端子、T4…第1制御信号入力端子、T5…接地端子、T6…第2制御信号入力端子、T7…検査出力端子、T8…第3制御信号入力端子、u1,u1−1…通常測定部、u2…検査部、u3…定電圧供給部、u4…中間電位生成部、u5…通常測定・検査部。

Claims (4)

  1. 一次導体に流れる被測定電流を測定する磁気平衡式電流センサーに用いられる集積回路であって、
    磁場が作用すると当該磁場に応じた検出電圧を生じる磁気検出ブリッジ回路と、
    電流が流れると当該電流に応じた磁場を生じるインダクターと、
    前記被測定電流により生じた磁場が作用した前記磁気検出ブリッジ回路に前記検出電圧が生じることで前記インダクターに流れた電流を測定する測定回路と、
    前記インダクターに検査電流を流して検査磁場を発生させたときに、前記検査磁場が作用した前記磁気検出ブリッジ回路に生じた前記検出電圧を測定する検査回路と、
    前記磁気検出ブリッジ回路と前記測定回路とを接続する第1モード、又は、前記磁気検出ブリッジ回路と前記検査回路とを接続する第2モードに設定する回路設定部と、
    を備えることを特徴とする集積回路。
  2. 前記回路設定部は、前記測定回路及び前記検査回路のいずれか一方を、前記磁気検出ブリッジ回路と接続するスイッチ素子を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の集積回路。
  3. 前記測定回路は、
    前記磁気検出ブリッジ回路に生じた前記検出電圧が入力される演算増幅器と、
    該演算増幅器の出力端子に接続され、前記インダクターに流れる電流を電圧に変換する測定用抵抗素子と、を備え、
    前記回路設定部は、前記第2モードにおいては、前記測定回路における前記演算増幅器の出力インピーダンスをハイインピーダンスに設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の集積回路。
  4. 前記測定回路と前記検査回路とは、
    前記磁気検出ブリッジ回路に生じた前記検出電圧が入力される演算増幅器と、
    前記インダクターに流れる電流を電圧に変換する測定用抵抗素子と、
    前記演算増幅器への入力電圧を所定の増幅率で増幅して前記演算増幅器から出力させるための検査用抵抗素子と、
    を備える単一の回路であって、
    前記回路設定部は、前記第1モードにおいては、前記演算増幅器の出力端子と前記測定用抵抗素子とを接続し、前記第2モードにおいては、前記演算増幅器の入力端子と出力端子との間に前記検査用抵抗素子を接続するスイッチ素子を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の集積回路。
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