JP2016003781A - スターリング型冷凍機 - Google Patents

スターリング型冷凍機 Download PDF

Info

Publication number
JP2016003781A
JP2016003781A JP2014122637A JP2014122637A JP2016003781A JP 2016003781 A JP2016003781 A JP 2016003781A JP 2014122637 A JP2014122637 A JP 2014122637A JP 2014122637 A JP2014122637 A JP 2014122637A JP 2016003781 A JP2016003781 A JP 2016003781A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
space
expansion
compression
bellows
space portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014122637A
Other languages
English (en)
Inventor
大谷 安見
Yasumi Otani
安見 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2014122637A priority Critical patent/JP2016003781A/ja
Publication of JP2016003781A publication Critical patent/JP2016003781A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

【課題】実施の形態は、効率向上を図ることができるスターリング型冷凍機を提供することである。【解決手段】スターリング型冷凍機の圧縮機構Aの背面に配置され、ベローズ21cにより容積が可変な第1空間部21dと、膨張機構Bの背面に配置され、ベローズ22cにより容積が可変な第2空間部22dとを有する。前記第1空間部21dと前記第2空間部22dの各々の空間にはガスが充填される。前記第1空間部21dは前記圧縮機構A、前記第2空間部22dは前記膨張機構Bにそれぞれ連結されている。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、スターリング型冷凍機に関する。
スターリング型冷凍機は、熱力学的にカルノー効率と同じ冷凍効率が得られるため、高い冷凍効率が得られることを特徴としている。そのため、窒素ガスの液化等、キロワット(kW)クラスの高い冷凍能力が必要な大型冷凍機や、あるいは宇宙用等で小型軽量が必要な、ワット(W)クラスの小型冷凍機として開発が進んでいる。一方で、数ワットから数百ワットクラスの冷凍機は、エアコンのコンプレッサの流用により安価に製造が可能なGM型冷凍機が普及している。
図6は、スターリング型冷凍機の構成例を示す。スターリング型冷凍機は、圧縮機構A、膨張機構B、およびその間にある蓄冷材10が充填された蓄冷器9で構成される。蓄冷器9の両端には、外部の熱源と熱のやり取り(放熱、吸熱)を行う熱交換器7、11が配置されている。なお、図6中で、蓄冷器9の左側に高温側熱交換器7、蓄冷器9の右側に低温側熱交換器11がそれぞれ配置されている。高温側熱交換器7には、放熱板8、低温側熱交換器11には、吸熱板12がそれぞれ連結されている。冷凍機の内部には冷媒のガスが封入されている。図6で示した冷凍機は、圧縮機構A、膨張機構Bとしてベローズ18を用いた可変空間を採用している。
さらに、圧縮機構A、膨張機構Bは、永久磁石6と電磁石(コイル)5とで構成されるリニアモータ4を駆動源とし、冷媒の圧力変動を制御する。そして、リニアモータ4の電磁石5を所定の交流電流で励磁すると、電磁石5および永久磁石6間に発生する磁気吸引力または磁気反発力によって、永久磁石6は電磁石5の内部空間部を図示左右に周期的に往復動する。このとき、永久磁石6に連結されたピストン駆動シャフト17の往復動により、圧縮機構A、膨張機構Bの各々のベローズ18の圧縮および伸長を行なうことで、各ベローズ18の内部の圧縮、膨張空間の容積を周期的に変化させる。
圧縮機構Aと膨張機構Bは同じ周波数で位相をずらして駆動させることで高温側熱交換器7の放熱板8で放熱、低温側熱交換器11の吸熱板12で吸熱が行われる。通常、高温側熱交換器7は、室温熱源に設置されて、室温部に放熱し、低温熱交換器11は冷却したい物を熱的に接触させて、そこから吸熱することで冷却したいものの温度を下げる。
この構成により、従来のピストンで必要な摺動シールが不要となり、封入されたガスの封止状態は長期的に維持され、かつ、板ばねを用いた直進性の高いピストン駆動によるシールレス(クリアランスシール構成の)冷凍機に比較し、板ばねが不要である理由で、小型、簡素構成となるメリットを有している。
ただし、ベローズ構成の冷凍機は、ベローズの凹凸空間が圧縮、膨張仕事に寄与せず、圧縮比を低下させてしまう要因となる無効容積となり、効率が低く、これまでに実用化されるには至っていないのが実情である。
特開2001−241795号公報 特許2943030号公報
上記背景技術で記したように、スターリング型冷凍機の普及を妨げている要因の一つは、複雑な構成と精密な加工、組立精度が必要な構成であった。具体的には、耐久性に課題のあるピストンの摺動シールをなくすために、ピストンとシリンダとの間のギャップをミクロンオーダーで管理するための直進性の高い板バネ構造が必要である。このような構成を避けるために、ベローズを用いた簡易構成の摺動シールレス冷凍機が提案されているが、ベローズの凹凸空間が圧縮、膨張仕事に寄与せず、圧縮比を低下させてしまう要因となる無効容積となり、効率が低いため、実用化には至っていない。
スターリング型冷凍機の効率を高める手段として、膨張機の膨張仕事を何らかの機構で回収する方法が考えられている。クランク式の機械的なピストン機構では、膨張仕事を、同じ回転軸に取り付けてある圧縮機クランクに回収させて圧縮仕事量を減らす構成となっている。ベローズを用いた構成でも膨張仕事を回収することで冷凍機の効率があがれば、効率と信頼性(耐久性)を兼ね備えた冷凍機とすることができる。
そこで、実施の形態は、ベローズ構成による膨張仕事の回収機構を設けて効率向上を図ることができるスターリング型冷凍機を提供することが課題である。
実施形態によれば、スターリング型冷凍機の圧縮機構の背面に配置され、ベローズにより容積が可変な第1空間部と、膨張機構の背面に配置され、ベローズにより容積が可変な第2空間部とを有する。前記第1空間部と前記第2空間部の各々の空間にはガスが充填される。前記第1空間部は前記圧縮機構、前記第2空間部は前記膨張機構にそれぞれ連結されている。
第1の実施の形態のスターリング型冷凍機の全体の概略構成を示す側面図。 第2の実施の形態のスターリング型冷凍機の全体の概略構成を示す側面図。 第3の実施の形態のスターリング型冷凍機の全体の概略構成を示す側面図。 第4の実施の形態のスターリング型冷凍機の全体の概略構成を示す側面図。 第5の実施の形態のスターリング型冷凍機の全体の概略構成を示す側面図。 スターリング型冷凍機の構成例を示す側面図。
[第1の実施の形態]
(構成)
図1は、第1の実施の形態のスターリング型冷凍機の構成例を示す。なお、以下の説明中で、図6と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。本実施の形態のスターリング型冷凍機は、圧縮機構Aのリニアモータ4の背面に配置された圧縮側バックアップ容器21と、膨張機構Bのリニアモータ4の背面に配置された膨張側バックアップ容器22とを有する。
圧縮側バックアップ容器21は、2つの端板21a、21b間に伸縮可能なほぼ円筒の蛇腹形状のベローズ21cが配置される構成になっている。
圧縮側バックアップ容器21の一方の端板21aには、第2の駆動シャフト31が固定されている。この第2の駆動シャフト31は、永久磁石6におけるピストン駆動シャフト17との連結部とは反対側の端部に固定されている。圧縮側バックアップ容器21の他方の端板21bは、例えばスターリング型冷凍機の図示しない固定フレームなどに固定されている。これにより、リニアモータ4の永久磁石6の往復動により第2の駆動シャフト31を介してベローズ21c自体の圧縮および伸長を行なう。この動作によって圧縮側バックアップ容器21の容積は、圧縮と、膨張とを周期的に繰り返し、圧力変動が周期的に行なわれる。これにより、圧縮側バックアップ容器21の内部には、ベローズ21cにより容積が可変な第1空間部21dが形成されている。
膨張側バックアップ容器22は、圧縮側バックアップ容器21と同様に構成されている。すなわち、膨張側バックアップ容器22は、2つの端板22a、22b間に伸縮可能なほぼ円筒の蛇腹形状のベローズ22cが配置される構成になっている。
膨張側バックアップ容器22の一方の端板22aには、第2の駆動シャフト31が固定されている。この第2の駆動シャフト31は、永久磁石6におけるピストン駆動シャフト17との連結部とは反対側の端部に固定されている。膨張側バックアップ容器22の他方の端板22bは、例えばスターリング型冷凍機の図示しない固定フレームなどに固定されている。これにより、リニアモータ4の永久磁石6の往復動により第2の駆動シャフト31を介してベローズ22c自体の圧縮および伸長を行なう。この動作によって膨張側バックアップ容器22の容積は、圧縮と、膨張とを周期的に繰り返し、圧力変動が周期的に行なわれる。これにより、膨張側バックアップ容器22の内部には、ベローズ22cにより容積が可変な第2空間部22dが形成されている。
さらに、これら2つの新たに設置した圧縮側バックアップ容器21の第1空間部21dと、膨張側バックアップ容器22の第2空間部22d内には、気体が封入され、容積変動時には圧力も同時に変動するようになっている。すなわち、第1空間部21dおよび第2空間部22dは、ベローズ21c、22cによる容積可変空間の容積が圧縮機構A、膨張機構Bと各々同じ周波数で変動している。したがって、第2の駆動シャフト31に対し、圧縮されれば反発し、伸張すればより戻そうとするばね的な力を作っている。
(作用・効果)
上記構成の本実施の形態のスターリング型冷凍機では、圧縮機構Aと、膨張機構Bの背面に配した閉じたベローズ空間である圧縮側バックアップ容器21と、膨張側バックアップ容器22がガスばねとして機能する。そのため、冷凍機側の冷媒の圧力に対抗してピストン駆動シャフト17の位置を所定の位置にバランスさせるための他の機械的なばね機構の補助ばねとして機能させることができる。あるいは、他の機械的なばねが不要となる。
圧縮側バックアップ容器21のベローズ21cと膨張側バックアップ容器22のベローズ22cは、所定の振幅以内に収まる設計とすることで、長期的に優れた性能を維持させることができる。ベローズ21c、22cは耐圧の設計範囲内で薄肉にすることができるため、従来の機械ばねに比較し、小型で耐久性に優れた構成とすることが可能となる。したがって、本実施の形態によれば、ベローズ構成による膨張仕事の回収機構を設けて効率向上を図ることができるスターリング型冷凍機を提供することができる。
[第2の実施の形態]
(構成)
図2は、第2の実施の形態を示す。本実施の形態は、第1の実施の形態(図1参照)のスターリング型冷凍機の構成を次の通り変更した変形例である。なお、図2中で、図1と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
すなわち、本実施の形態のスターリング型冷凍機は、新たに増設した圧縮側バックアップ容器21と、膨張側バックアップ容器22との間が第1の配管(第1の連結管路)23で連結されている。ここで、第1の配管23の一端部は、圧縮側バックアップ容器21の端板21bに連結され、第1の配管23の他端部は、膨張側バックアップ容器22の端板22bに連結されている。この第1の配管23によって圧縮側バックアップ容器21の第1空間部21dと、膨張側バックアップ容器22の第2空間部22dとの間を連結し、内部ガスが両空間を行き来できるようにしている。
(作用・効果)
上記構成の本実施の形態のスターリング型冷凍機では、第1実施形態の効果に加え、次の効果が得られる。すなわち、第1の配管23を介して2つの背面空間(圧縮側バックアップ容器21の第1空間部21dと、膨張側バックアップ容器22の第2空間部21d)を連結させることで、ばね機構としてのベローズ空間内のガス圧の調整を1箇所で行うことができる。
さらに、膨張機構Bのピストン駆動シャフト17で冷凍機内部から受けた膨張仕事を、散逸させることなく、圧縮機構Aのピストン駆動シャフト17の駆動に必要な圧縮仕事として回収できる。本実施の形態の上記構成によれば、膨張側のピストン駆動シャフト17で受けた仕事を、第1の配管23を通して圧縮機構A側で必要な仕事の補助として回収できる。そのため、膨張機構B側は冷凍機のガスが膨張側のピストン駆動シャフト17に対し仕事をなし、圧縮機構Aのピストン駆動シャフト17側は仕事を受け取ることができる。この第1の配管23がない場合は、膨張機構Bのピストン駆動シャフト17で冷凍機内部から受けた膨張仕事はどこかで摩擦等で外部に散逸されている。さらに、本実施の形態では、圧縮側バックアップ容器21の第1空間部21dと、膨張側バックアップ容器22の第2空間部21dをベローズ21c、22cを用いて形成していることで、回収機構を小型化、簡素化できるメリットを有する。
[第3の実施の形態]
(構成)
図3は、第3の実施の形態を示す。本実施の形態は第2の実施の形態(図2参照)のスターリング型冷凍機1の変形例である。なお、図3中で、図2と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。本実施の形態では、図2(第2の実施の形態)の構成に対し、設置した第1の配管23の途中に流量を調整する流量調整バルブ(流量調整部)24を設置した構成となっている。この流量調整バルブ24は、第1の配管23内のガスの変位と圧力の位相差を調整する機能も有しており、1サイクル内で膨張機構Bが仕事を受けるタイミングと、圧縮機構Aが仕事をするタイミングを合わせるように位相を調整することができる。
(作用・効果)
本実施の形態では第1、2の実施形態の効果に加え、次の効果が得られる。すなわち、本実施の形態では新たに設置した流量調整バルブ24の流量調整により、圧縮側バックアップ容器21の第1空間部21dと、膨張側バックアップ容器22の第2空間部22dの圧力変化の状態を調整できる。
また、この流量調整バルブ24は、第1の配管23内のガスの変位と圧力の位相差を調整する機能も有している。そして、1サイクル内で膨張機構Bが仕事を受けるタイミングと、圧縮機構Aが仕事をするタイミングを合わせるように位相を調整することができる。この方法により、仕事の回収効率が向上し、冷凍機の特性向上を図ることが可能となる。
[第4の実施の形態]
(構成)
図4は、第4の実施の形態を示す。本実施の形態は第2の実施の形態(図2参照)のスターリング型冷凍機のさらに別の変形例である。なお、図4中で、図2と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。本実施の形態では、図2(第2の実施の形態)の構成に対し、第1の配管23の途中に図3で導入した流量調整バルブ24の変わりに、流量調整用の細管25が設置されている。この細管25は、第1の配管23よりも内径が小さく、適度な長さに設定されている。これにより、この細管25による適切な流量調整と、細管25内のガスの慣性力による位相の遅れによる位相制御を行うことができる。
(作用・効果)
本実施の形態の上記構成のスターリング型冷凍機では、第3実施形態の効果に加え、次の効果が得られる。すなわち、本実施の形態では、第1の配管23の途中の細管25によって第1の配管23の内部を流れるガスの適切な流量調整と、配管25内のガスの慣性力による位相の遅れによる位相制御により、圧縮側バックアップ容器21の第1空間部21dと、膨張側バックアップ容器22の第2空間部22dの圧力変動の振幅、位相を調整することができる。この方法により、仕事の回収効率が向上し、冷凍機の特性向上を図ることが可能となる。
[第5の実施の形態]
(構成)
図5は、第4の実施の形態を示す。本実施の形態は第3の実施の形態(図3参照)のスターリング型冷凍機の変形例である。なお、図5中で、図3と同一部分には同一の符号を付してその説明を省略する。本実施の形態では、圧縮側バックアップ容器21の第1空間部21dと、膨張側バックアップ容器22の第2空間部22dとには、冷凍機の冷媒と同じガスが充填されている。さらに、第1の配管23と、冷凍機の冷媒が充填されている空間、例えば、高温側熱交換器7の内部空間との間を連結させる均圧配管(第2の連結管路)26とを有する。ここで、均圧配管の一端は、第1の配管23における流量調整バルブ24と圧縮側バックアップ容器21との間の連結部に連結されている。さらに、均圧配管26の他端は、高温側熱交換器7の外周壁部に形成された連通穴7aに連結されている。また、均圧配管26に適度な圧損を、細管、あるいは配管途中の流量調整バルブによりつけて、冷凍機の圧縮比の低下を抑える構成としてもよい。
(作用・効果)
本実施の形態の上記構成のスターリング型冷凍機では、図3、4で示した第3、第4の実施の形態で得られる効果とともに、次の効果が得られる。すなわち、本実施の形態では圧縮側バックアップ容器21の第1空間部21dと、膨張側バックアップ容器22の第2空間部22d内の冷媒の平均圧力が均一化される。そのため、例えば冷凍機が駆動し、内部が冷却されることで凝集により内圧が低下し、ピストン駆動シャフト17のつりあいの平均位置にずれが生じたり、あるいはピストン駆動シャフト17の位置を一定とするための電力が、内圧低下に伴うずれをなくすようにするための電力分増加してしまうことを防止することができる。すなわち、内圧低下とともに、圧縮機構Aのリニアモータ4の背面に連結された圧縮側バックアップ容器21の第1空間部21dと、膨張機構Bのリニアモータ4の背面に連結された膨張側バックアップ容器22の第2空間部22dも内圧が同時に低下するため、ピストン駆動シャフト17のつりあう平均位置に変化が生じない。したがって、どんな運転条件でも、安定した駆動が可能となる。
なお、上記第1〜5の実施の形態では、すべて圧縮機構Aと、膨張機構Bの可変容積空間の隔壁にもベローズ18を用いた構成として説明したが、圧縮機構A、膨張機構Bの構成は従来のピストン機構としてもよい。ただし、圧縮機構Aと、膨張機構Bの可変容積空間の隔壁にもベローズ18を用いた構成とすることで、装置全体の大きさを小さくでき、かつ信頼性を向上させることができる効果がある。
これらの実施形態によれば、ベローズ構成による膨張仕事の回収機構を設けて効率向上を図ることができるスターリング型冷凍機を提供することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
A…圧縮機構、B…膨張機構、4…リニアモータ、5…電磁石、6…永久磁石、7…高温側熱交換器、8…放熱板、9…蓄冷器、10…蓄冷材、11…低温側熱交換器、12…吸熱板、17…ピストン駆動シャフト、18…ベローズ、21…圧縮側バックアップ容器、22…膨張側バックアップ容器、21c、22c…ベローズ、21d…第1空間部、22d…第2空間部。

Claims (7)

  1. 冷媒ガスが充填された圧縮機構と、膨張機構との間に蓄冷材が充填された蓄冷器が配設され、前記蓄冷器における前記圧縮機構との連結部側に放熱用の高温側熱交換器、前記蓄冷器における前記膨張機構との連結部側に吸熱用の低温側熱交換器がそれぞれ配設され、前記圧縮機構側の圧力変動と前記膨張機構側の圧力変動とに所定の位相差を設けることで前記膨張機構に寒冷を発生させるスターリング型冷凍機において、
    前記圧縮機構の背面に配置され、ベローズにより容積が可変な第1空間部と、
    前記膨張機構の背面に配置され、ベローズにより容積が可変な第2空間部とを有し、
    前記第1空間部と前記第2空間部の各々の空間にはガスが充填され、
    前記第1空間部は前記圧縮機構、前記第2空間部は前記膨張機構にそれぞれ連結されていることを特徴とするスターリング型冷凍機。
  2. 前記第1空間部および前記第2空間部は、前記ベローズによる容積可変空間の容積が前記圧縮機構、前記膨張機構と各々同じ周波数で変動していることを特徴とする請求項1に記載のスターリング型冷凍機
  3. 前記第1空間部と前記第2空間部とが第1の連結管路で連結されていることを特徴とする請求項2に記載のスターリング型冷凍機。
  4. 前記第1の連結管路は、流量を調整する流量調整部が設置されていることを特徴とする請求項3に記載のスターリング型冷凍機。
  5. 前記流量調整部は、流量調整弁または流量調整用の細管のいずれか一方であることを特徴とする請求項4に記載のスターリング型冷凍機。
  6. 前記第1空間部と前記第2空間部は、冷凍機の冷媒と同じガスが充填され、
    前記冷凍機の冷媒が充填されている空間と、前記第1の連結管路との間を連結させる第2の連結管路を有することを特徴とする請求項3に記載のスターリング型冷凍機。
  7. 前記圧縮機構の圧縮空間、前記膨張機構の膨張空間は、各々にベローズによる可変容積空間が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスターリング型冷凍機。
JP2014122637A 2014-06-13 2014-06-13 スターリング型冷凍機 Pending JP2016003781A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014122637A JP2016003781A (ja) 2014-06-13 2014-06-13 スターリング型冷凍機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014122637A JP2016003781A (ja) 2014-06-13 2014-06-13 スターリング型冷凍機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016003781A true JP2016003781A (ja) 2016-01-12

Family

ID=55223186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014122637A Pending JP2016003781A (ja) 2014-06-13 2014-06-13 スターリング型冷凍機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016003781A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106321281A (zh) * 2016-11-22 2017-01-11 肖炀 一种带有弹性势能储能器的斯特林发动机的柔性活塞
CN106321280A (zh) * 2016-11-22 2017-01-11 肖炀 一种斯特林发动机的柔性活塞
CN110966790A (zh) * 2018-09-30 2020-04-07 中国科学院理化技术研究所 热驱动斯特林制冷机

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62217063A (ja) * 1985-10-29 1987-09-24 コルゲイト サ−モダイナミツクス コムパニ− スタ−リングサイクル装置
JPH06101916A (ja) * 1992-09-18 1994-04-12 Toshiba Corp パルスチューブ冷凍機
JPH09236343A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Aisin Seiki Co Ltd 極低温冷却装置
JP2943030B2 (ja) * 1991-10-24 1999-08-30 エクテイー株式会社 パルス管式スターリング冷凍機
US6021643A (en) * 1996-07-01 2000-02-08 The Regents Of The University Of California Pulse tube refrigerator with variable phase shift
JP2001241795A (ja) * 2000-02-24 2001-09-07 Ekuteii Kk パルス管式スターリング冷凍機のガス作動空間の構造およびそれを使用したパルス管式スターリング冷凍機。
JP2012233672A (ja) * 2011-05-05 2012-11-29 正心 ▲高▼野 循環進行波形スターリングシステム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62217063A (ja) * 1985-10-29 1987-09-24 コルゲイト サ−モダイナミツクス コムパニ− スタ−リングサイクル装置
JP2943030B2 (ja) * 1991-10-24 1999-08-30 エクテイー株式会社 パルス管式スターリング冷凍機
JPH06101916A (ja) * 1992-09-18 1994-04-12 Toshiba Corp パルスチューブ冷凍機
JPH09236343A (ja) * 1996-02-29 1997-09-09 Aisin Seiki Co Ltd 極低温冷却装置
US6021643A (en) * 1996-07-01 2000-02-08 The Regents Of The University Of California Pulse tube refrigerator with variable phase shift
JP2001241795A (ja) * 2000-02-24 2001-09-07 Ekuteii Kk パルス管式スターリング冷凍機のガス作動空間の構造およびそれを使用したパルス管式スターリング冷凍機。
JP2012233672A (ja) * 2011-05-05 2012-11-29 正心 ▲高▼野 循環進行波形スターリングシステム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106321281A (zh) * 2016-11-22 2017-01-11 肖炀 一种带有弹性势能储能器的斯特林发动机的柔性活塞
CN106321280A (zh) * 2016-11-22 2017-01-11 肖炀 一种斯特林发动机的柔性活塞
CN110966790A (zh) * 2018-09-30 2020-04-07 中国科学院理化技术研究所 热驱动斯特林制冷机
CN110966790B (zh) * 2018-09-30 2021-07-20 中国科学院理化技术研究所 热驱动斯特林制冷机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3949135B2 (ja) 圧電ポンプおよびスターリング冷却庫
JP2009236456A (ja) パルス管型蓄熱機関
JP2016003781A (ja) スターリング型冷凍機
JP2007040647A (ja) パルス管型蓄熱機関
JP5882110B2 (ja) 蓄冷器式冷凍機、蓄冷器
US9127864B2 (en) Regenerative refrigerator
CN104654649A (zh) 一种预冷式多级脉管制冷机
JP2006275352A (ja) パルス管型蓄熱機関
JP2008261520A (ja) スターリング機関およびスターリング機関搭載機器
JP5908324B2 (ja) 蓄冷式冷凍機
JP2009062909A (ja) スターリング機関およびスターリング機関搭載機器
JP6071917B2 (ja) スターリング冷凍機
JP6117309B2 (ja) 極低温冷凍機
JP2008292084A (ja) スターリング冷凍機
JP2014020719A (ja) スターリング型冷凍機
JP6275524B2 (ja) スターリング冷凍機
KR100284427B1 (ko) 맥동관냉동기의구동모터방열장치
JP2004353967A (ja) パルス管冷凍機
JP6266477B2 (ja) 冷凍機
JPH06137697A (ja) 熱駆動式冷凍機
JP2007192443A (ja) パルス管型蓄熱機関
US20130220111A1 (en) Cryogenic refrigerator
JPH1194382A (ja) パルスチューブ冷凍機
CN219199535U (zh) 斯特林制冷机
JP2006144690A (ja) 圧電ポンプおよびスターリング冷却庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170217

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20170904

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20170905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171122

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180522