JP2016001847A - 伝送装置および伝送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝送装置において、任意の入出力ユニット間でBDI/BEI情報を容易に共有化する。
【解決手段】実施形態の伝送装置は、現用系の第1入出力ユニットと、予備系の第2入出力ユニットと、第1および第2入出力ユニットの伝送方向の前方に対応する第3入出力ユニットと、第1、第2および第3入出力ユニットが接続されるスイッチユニットとを有する。第1入出力ユニットは、障害を検出した場合、伝送方向の後方への障害の通知を、スイッチユニットを介して第3入出力ユニットへ依頼する。第3入出力ユニットは、第1入出力ユニットより障害の通知の依頼があった場合、障害を示す障害情報を、スイッチユニットを介して第1および第2入出力ユニットへ送信する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、伝送装置および伝送方法に関する。
従来、大容量長距離伝送ネットワークにおいては、OTN(Optical Transport Network)が広く採用されている。このOTNは、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)で標準化されている技術である。
OTNでの主信号であるOTU(Optical Transport Unit)信号は、レイヤの入れ子構造となっている。この入れ子構造は、ITU−T G.709に示されているように、一番外側がOTUkレイヤ、次にODUk−TCM(TCM:Tandem Connection Monitoring)レイヤ、ODUk−PM(PM:Path Monitoring)と続く構造である。また、channelized構成の場合には、ODUj−TCMレイヤ、ODUj−PMレイヤと続く構造である。
OTNでは、装置もしくは伝送路での障害等(光ファイバ断など)に備えて、冗長構成が組まれる。この冗長構成の組み方は、ITU−T G.873.1(07/2011)において、SNC protection(SNC:Subnetwork connection)として規定されている。
図5、図6は、ITU−Tで標準化されているOTNを説明する説明図である。図5は、ITU−T G.798.1(01/2013)Figure II−3に示された図であり、左側には機能的モデルが示されており、右側には実装モデルが示されている。また、図6は、ITU−T G.798.1(01/2013)Figure II−4に示された図であり、左側には機能的モデルが示されており、右側には実装モデルが示されている。
図5、図6に示すように、SNC protectionのうち、HO ODUk SNC/S(図5参照)、HO ODUk SNC/I(図6参照)と呼ばれているものは、入れ子構造の上位レイヤを終端して障害を検出した場合に、冗長構成の下位レイヤを切り替える構成である。
OTNの伝送装置は、他の装置とOTNの信号(光信号)が接続される複数の入出力ポートユニット(以下、入出力ユニットとも呼ぶ)と、OTNの信号をクロスコネクト処理または冗長処理(プロテクション処理)を行うスイッチユニットとを有している。また、伝送装置において、複数の入出力ユニットと、スイッチユニットとは、バックボード(BWB、バックワイヤードボード)上の物理線によって、例えば電気信号で接続される。
OTNでは、一般に警報転送と呼ばれる処理が規定されている。この警報転送では、あるレイヤで伝送路の障害が検出された場合、そのレイヤの前方(Forward)方向の入出力ユニットに対してはAIS(Alarm Indication Signal)とBIP(Bit Interleaved Parity)をオーバーヘッド情報などを使って送信する必要がある。また、後方(Backward)方向の入出力ユニットに対しては、BDI(Backward Defect Indication)/BEI(Backward Error Indication)をオーバーヘッド情報を使って送信する必要がある。
図6の左側には、機能的モデルが示されているが、図示の下方向から来た回線に対して、一番下の三角形のところではOTUkを終端している。この終端しているところでは、回線障害情報を切替のトリガとしてODUkレベルでSNC protectionの切替を行う。次には、ODUkTの三角形のところで、ODUk−TCMレイヤの終端(ここで、TCM−BDI要因の回線障害があれば後方へODUk TCM−BDIを送信する)を行う。次には、ODUk−PMレイヤの終端(ここで、ODUk−BDI要因の回線障害があれば後方へODUk−BDIを送信する)を行う。次には、ODUjTの三角形のところで、ODUjTCMレイヤの終端(ここで、ODUjTCM−BDI要因の回線障害があれば後方へODUjTCM−BDIを送信する)を行う。残ったODUjの信号は、一番上の円形部分において、スイッチユニットでクロスコネクトされる。
しかしながら、一般的な装置構成である実際の実装モデルは、図6の右側のようになる。すなわち、ODUk SNC protectionとODUjクロスコネクトの機能部分をスイッチユニットで一括して行う。そして、OTUk、ODUk−TCM、ODUk−PM、更にODUj−TCMの全レイヤの終端を冗長構成(ACT(アクト、現用系)側、STBY(スタンバイ、予備系)側)両方の入出力ユニットでそれぞれ行う。
本来、論理的(機能的)には、ODUk−TCM、ODUk−PM、ODUj−TCMレイヤは、図6の左側のように、SNC protectionによって選ばれるため、ACT側しか存在しないはずである。ところが、図3の右側のように、一般的な装置構成の場合、ACT側とSTBY側の両方が存在することになる。よって、ACT側とSTBY側の両方にODUk−TCM、ODUk−PM、ODUj−TCMレイヤの終端ができ、それぞれの終端でBDIについての警報転送を行うことになる。
本来では、ACT側の前方方向のODUk−TCM、ODUk−PM、ODUj−TCMレイヤでの回線障害要因によるBDIをACT側とSTBY側両方の後方方向の回線へ送信(転送)すべきである。しかしながら、実際の実装モデルでは、ACT側、STBY側それぞれで後方方向の転送を行っている。よって、Unidirectional(片方向) Line Protectionにおいて、前方方向にはAISアラームを出すが後方方向にBDIアラームを出さないケースや、その逆のような不整合なケースが生じることになる。
図7は、障害時のBDI送信を説明する説明図である。図7において、「A」、「D」は1GE(Giga bit Ethernet(登録商標))からOTU0への変換またはその逆変換を行うトランスポンダである。また、「B」、「C」は、SNC/I区間(OTU2)を接続するクロスコネクト装置である。図7に示すように、ケースC1では、SNC/I区間(OTU2)の断発生(回線障害)に対して、前方のCからDに向かってODU1−AISアラームを出すが、後方のBからAへはBDI−ODU1Tを出さない。逆に、ケースC2では、SNC/I区間(OTU2)の断発生(回線障害)に対して、前方にはODU1−AISを出さずに、後方にはBDI−ODU1Tを出している。
この不整合なケースC1、C2を回避する方法として、2つの入出力ユニットを物理線で接続し、BDI/BEI(以下、BEIは省略する場合がある)情報をやり取りする構成がある。
図8、図9は入出力ポートユニットの物理線での接続を説明する説明図である。具体的には、図8は、ITU−T G.798(01/2013) Appendix IIで示されている図であり、上段および下段に示した2つの入出力ユニットの物理的な接続を例示している。図9は、ITU−T G.798(01/2013) Appendix IIで示されている構成を実施した伝送装置200を例示している。
図8の例では、Protectionを構成している隣り合う2つの入出力ユニットを物理線(BDI/BEI cross−coupling to mate card)で接続している。具体的には、図9に示すように、伝送装置200は、バックボード230を介して接続する入出力ユニット210A、210B、210Cおよびスイッチユニット220を有している。そして、隣り合う2つの入出力ユニット210A、210Bのパス終端211は、物理線231により接続されている。この物理線231により、隣り合う2つの入出力ユニット210A、210Bは、ODUk−TCM、ODUk−PM、ODUj−TCMレイヤで検出されたBDI/BEI情報をやり取りする。
ITU−T G.798(01/2013) Appendix II
しかしながら、上述した従来技術では、バックボードに設けられた任意の入出力ユニット間でBDI/BEI情報をやり取りする場合には、その任意のユニット間に新たな物理線を設ける必要があった。例えば、隣り合う2つの入出力ユニット以外の、任意の入出力ユニットの組み合わせでLine Protectionをする場合には、その入出力ユニット間を接続する物理線が必要となる。このため、任意の入出力ユニット間でBDI/BEI情報をやり取りして共有化することは容易に行うことができなかった。例えば、入出力ユニット間を接続する物理線がバックボードに事前に用意していない場合には、物理線を新たに設けたバックボードに交換する必要があり、手間のかかる交換作業を要していた。
一つの側面では、伝送装置において、任意の入出力ユニット間でBDI/BEI情報を容易に共有化できることにある。
一つの態様では、伝送装置は、現用系の第1入出力ユニットと、予備系の第2入出力ユニットと、第1および第2入出力ユニットの伝送方向の前方に対応する第3入出力ユニットと、第1、第2および第3入出力ユニットが接続されるスイッチユニットとを有する。第1入出力ユニットは、障害を検出した場合、伝送方向の後方への障害の通知を、スイッチユニットを介して第3入出力ユニットへ依頼する。第3入出力ユニットは、第1入出力ユニットより障害の通知の依頼があった場合、障害を示す障害情報を、スイッチユニットを介して第1および第2入出力ユニットへ送信する。
一つの側面として、伝送装置において、任意の入出力ユニット間でBDI/BEI情報を容易に共有化できる。
図1は、実施形態にかかる伝送装置の装置構成を説明する説明図である。 図2は、実施形態にかかる伝送装置の機能構成を例示するブロック図である。 図3は、実施形態にかかる伝送装置の動作を説明する説明図である。 図4は、OTNフレームの構成を説明する説明図である。 図5は、ITU−Tで標準化されているOTNを説明する説明図である。 図6は、ITU−Tで標準化されているOTNを説明する説明図である。 図7は、障害時のBDI送信を説明する説明図である。 図8は、入出力ポートユニットの物理線での接続を説明する説明図である。 図9は、入出力ポートユニットの物理線での接続を説明する説明図である。
以下、図面を参照して、実施形態にかかる伝送装置および伝送方法を説明する。実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、以下の実施形態で説明する伝送装置および伝送方法は、一例を示すに過ぎず、実施形態を限定するものではない。また、以下の各実施形態は、矛盾しない範囲内で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施形態にかかる伝送装置1の装置構成を説明する説明図である。図1に示すように、伝送装置1は、バックボード30の複数のスロットに入出力ユニット10、スイッチユニット20等を搭載する、例えばシェルフ型の装置である。バックボード30に搭載された入出力ユニット10およびスイッチユニット20は、バックボード30上のケーブル(物理線)を介して互いに接続される。
入出力ユニット10は、複数のポートを有するインターフェースユニットである。各ポートは、ネットワーク網を構成する光ファイバケーブル又はイーサネット(登録商標)のケーブル等の伝送路が接続される。入出力ユニット10は、各ポートに接続される伝送路を介して、信号の送受信を行う。また、入出力ユニット10には、装置もしくは伝送路での障害等(光ファイバ断など)に備え、通常時に用いられる現用系のユニットと、障害時に切り替えられる待機系のユニットとがあってよい。
スイッチユニット20は、入出力ユニット10の各ポートより入力された信号を、その信号の宛先となる各ポートに振り分けるクロスコネクト処理を行う。また、スイッチユニット20は、現用系の入出力ユニット10に障害が生じた際に、待機系の入出力ユニット10へ切り替えるプロテクション処理を行う。
シェルフ型の伝送装置1では、必要とされる性能や機能に応じて、バックボード30のスロットに実装する入出力ユニット10、スイッチユニット20の構成を変更することで、目的に適した構成を柔軟に実現できる。
図2は、実施形態にかかる伝送装置1の機能構成を例示するブロック図である。なお、図2の例では、伝送路2A、2B、2Cを介したネットワーク網の伝送方向について、右側を伝送方向に対する前方(Forward)方向としている。逆に、左側は伝送方向に対する後方(Backward)方向としている。
図2に示すように、スイッチユニット20には、バックボード30を介して、入出力ユニット10A、10B、10Cと、上位装置40とが接続されている。上位装置40は、例えばMCU(Micro Controller Unit)等であり、スイッチユニット20におけるクロスコネクト処理およびプロテクション処理を制御する。
入出力ユニット10A、10B、10Cはそれぞれ伝送路2A、2B、2Cを接続する。ここで、入出力ユニット10A、10Bは、一方を現用系とし、他方を待機系とする冗長構成としている。なお、本実施形態では、入出力ユニット10Aを現用系、入出力ユニット10Bを待機系として用いるものとする。入出力ユニット10Cは、入出力ユニット10A、10Bを介する経路の前方に対応するユニットである。
入出力ユニット10A、10Bは、伝送路2A、2Bにおける障害を検出した場合に警報を転送するための処理を行う警報転送部11を有する。警報転送部11は、例えば、ハードウエア回路またはソフトウェアプログラムを実行するプロセッサにより実現される。
警報転送部11は、BDI警報判定部110、リクエスト送信部111およびBDI送信部112を有する。BDI警報判定部110は、伝送路から入力される信号をもとに、BDI送信の要因となるアラーム(警報)を検出する。BDI警報判定部110は、この検出結果をリクエスト送信部111へ出力する。
リクエスト送信部111は、BDI送信の要因となるアラームが検出された場合、その検出されたアラームに対応したBDI送信を依頼するBDI送信リクエストI1を、スイッチユニット20を介して前方の入出力ユニット10Cへ通知する。具体的には、リクエスト送信部111は、スイッチユニット20を介して送信する主信号である、OTU信号のオーバーヘッドにBDI送信リクエストI1を含めて通知する。
ここで、BDI送信リクエストI1は、OTU信号のオーバーヘッドの中で拡張使用として予約されているReserve領域を用いて通知してもよい。また、OTU信号のオーバーヘッドのうち、前方方向の各レイヤのBDI/BEI領域を用いて通知してもよい。前方方向におけるBDI/BEIは入力側の入出力ユニット10Aで終端される。このため、入出力ユニット10Aからスイッチユニット20を介して入出力ユニット10Cに至る間では、OTU信号のオーバーヘッドのうち、前方方向の各レイヤのBDI/BEI領域について規格上の規定がない。よって、BDI/BEI領域を用いたBDI送信リクエストI1の通知が可能である。
上述したBDI警報判定部110、リクエスト送信部111により、入出力ユニット10Aの警報転送部11は、伝送路2Aでの障害を検出した場合、伝送方向の後方へ障害を通知するためのBDI送信を、スイッチユニット20を介して入出力ユニット10Cに依頼する。BDI送信部112は、入出力ユニット10Cよりスイッチユニット20を介して伝送されたBDI情報I2をもとに、伝送方向の後方方向へBDIを送信する。
入出力ユニット10Cは、入出力ユニット10AからのBDI送信リクエストI1があった場合に、BDI情報I2を入出力ユニット10A、10Bへ転送するための処理を行う警報転送部12を有する。警報転送部12は、例えば、ハードウエア回路またはソフトウェアプログラムを実行するプロセッサにより実現される。
警報転送部12は、BDIリクエスト受信部120およびBDI情報送信部121を有する。BDIリクエスト受信部120は、入出力ユニット10Aからスイッチユニット20を介したOTU信号より送信されるBDI送信リクエストI1を受信する。また、BDIリクエスト受信部120は、受信したBDI送信リクエストI1をBDI情報送信部121へ通知し、前方方向におけるBDI送信リクエストI1の伝送を終端する。
BDI情報送信部121は、BDI送信リクエストI1の通知があった場合、入出力ユニット10A、10CよりBDIを送信するためのBDI情報I2を後方方向へ送信する。具体的には、BDI情報送信部121は、スイッチユニット20を介して送信する主信号である、OTU信号のオーバーヘッドにBDI情報I2を含めて送信する。このOTU信号は、スイッチユニット20のブリッジ22によって、冗長構成を行っている入出力ユニット10A、10Bに送信される。
ここで、BDI情報I2は、BDI送信リクエストI1と同様に、OTU信号のオーバーヘッドの中で拡張使用として予約されているReserve領域を用いて通知してもよい。また、OTU信号のオーバーヘッドのうち、後方方向の各レイヤのBDI/BEI領域を用いて通知してもよい。
スイッチユニット20は、セレクタ21、ブリッジ22を有する。セレクタ21は、上位装置40の制御のもと、現用系である入出力ユニット10Aまたは待機系である入出力ユニット10Bからの信号を選択して入出力ユニット10Cへ伝送する。例えば、現用系に障害が生じている場合、セレクタ21は、待機系である入出力ユニット10Bからの信号を選択して入出力ユニット10Cへ伝送する。ブリッジ22は、上位装置40の制御のもと、入出力ユニット10からの信号を、冗長構成を行っている入出力ユニット10A、10Bへ伝送する。
図3は、実施形態にかかる伝送装置1の動作を説明する説明図である。図3に示すように、入力側にある入出力ユニット10Aでは、BDI警報判定部110が伝送路2Aから入力される信号をもとに、BDIの送信要因のアラームを確認して、BDI警報の送信判定を行う(S1)。アラームがある場合、リクエスト送信部111は、アラームに対応したBDI送信を依頼するBDI送信リクエストI1を、OTU信号のオーバーヘッドに含めて前方(出力側)の入出力ユニット10Cへ通知する(S2)。
図4は、OTNフレームの構成を説明する説明図である。図4に示すように、S2では、入出力ユニット10Aで終端されるODUkオーバヘッド(overhead)のBDI/BEI領域R1にBDI送信リクエストI1を含めて通知してもよい。このように、スイッチユニット20を介して伝送されるOTU信号に含めてBDI送信リクエストI1を通知することで、装置構成を変更することなく、BDI送信リクエストI1の通知を行うことができる。
出力側の入出力ユニット10Cでは、BDIリクエスト受信部120がBDI送信リクエストI1を受信する(S3)。BDI情報送信部121は、BDI送信リクエストI1の受信を確認して、BDI情報I2の送信判定を行う(S4)。入出力ユニット10AからのBDI送信リクエストI1の受信がある場合、BDI情報送信部121は、BDI情報I2をOTU信号のオーバーヘッドに含めて後方(入力側)の入出力ユニット10A、10Bへ送信する(S5)。
例えば、図4に示すように、S5では、ODUkオーバヘッド(overhead)のBDI/BEI領域R1にBDI情報I2を含めて送信してもよい。このように、スイッチユニット20を介して伝送されるOTU信号に含めてBDI情報I2を送信することで、装置構成を変更することなく、BDI送信リクエストI1の送信を行うことができる。
入力側の入出力ユニット10A、10Bでは、BDI送信部112がBDI情報I2を受信する(S6)。次いで、BDI送信部112は、BDI情報I2の受信がある場合、伝送方向の後方方向(入出力ユニット10A、10Bにおける伝送路2A、2B)へBDIを送信する。
以上のように、伝送装置1では、現用系の入出力ユニット10Aが伝送路2Aの障害を検出した場合、BDI送信リクエストI1をスイッチユニット20を介して入出力ユニット10Cへ通知する。入出力ユニット10Cでは、入出力ユニット10AからBDI送信リクエストI1が通知された場合、入出力ユニット10Aでの障害に対応したBDI情報I2をスイッチユニット20を介して入出力ユニット10A、10Bへ送信する。これにより、入出力ユニット10A、10Cでは、スイッチユニット20に新たな物理線を用意することなく、BDI/BEI情報を容易に共有化できる。
また、BDI/BEI情報を共有化するために新たな物理線をスイッチユニット20に用意する場合、その物理線の増加によって消費電力量が増える場合がある。また、BDI/BEIで1パスあたり5bit必要である。ODU1個あたりでは6TCM+PMの7レイヤである。OTU4(100G)の場合のODU0では、80TS(Tributary Slot)ある。ODU0のフレーム周期を1.168usとすると、伝送速度は次のとおりに高速なものとなる。
5bit×7レイヤ×80TS/1.168us=2.4Gbps
また、終端しているODUxPM、TCMの後方方向の警報転送が必要であるが、ODUxでは伝送速度が異なる。このため、物理線で接続する場合には、調停を考慮する必要がある。しかしながら、本実施形態では、上述した制約のある物理線を用いないことから、BDI/BEI情報を容易に共有化できる。
なお、本実施形態では、入出力ユニット10Aを現用系、入出力ユニット10Bを待機系としたが、装置のレイアウトについては上述した構成に限定しない。例えば、入出力ユニット10Bを現用系、入出力ユニット10Aを待機系として用いてもよい。この場合は、入出力ユニット10Bのリクエスト送信部111よりBDI送信リクエストI1が入出力ユニット10Cに送信されることとなる。
また、BDI情報送信部121のBDI情報I2の送信は、待機系の入出力ユニット10Bにのみ行ってもよい。現用系の入出力ユニット10Aでは、自らが障害を検出していることから、入出力ユニット10CからBDI情報I2を受信するまでもなく、BDI/BEI情報を共有でき、BDIを送信できる。
1…伝送装置
2A、2B、2C…伝送路
10、10A、10B、10C…入出力ユニット
11、12…警報転送部
20…スイッチユニット
30…バックボード
40…上位装置
110…BDI警報判定部
111…リクエスト送信部
112…BDI送信部
120…BDIリクエスト受信部
121…BDI情報送信部
I1…BDI送信リクエスト
I2…BDI情報送信
R1…BDI/BEI領域

Claims (4)

  1. 現用系の第1入出力ユニットと、
    予備系の第2入出力ユニットと、
    前記第1および第2入出力ユニットの伝送方向の前方に対応する第3入出力ユニットと、
    前記第1、第2および第3入出力ユニットが接続されるスイッチユニットと、を有し、
    前記第1入出力ユニットは、障害を検出した場合、前記伝送方向の後方への前記障害の通知を、前記スイッチユニットを介して前記第3入出力ユニットへ依頼し、
    前記第3入出力ユニットは、前記第1入出力ユニットより前記障害の通知の依頼があった場合、前記障害を示す障害情報を、前記スイッチユニットを介して前記第1および第2入出力ユニットへ送信する
    ことを特徴とする伝送装置。
  2. 前記第1入出力ユニットは、前記スイッチユニットを介して伝送する信号のオーバーヘッド領域の所定位置に前記障害の通知を含めて前記第3入出力ユニットへの依頼を行う
    請求項1に記載の伝送装置。
  3. 前記第3入出力ユニットは、前記スイッチユニットを介して伝送する信号のオーバーヘッド領域の所定位置に前記障害情報を含めて前記第1および第2入出力ユニットへ送信し、
    前記第1および第2入出力ユニットは、前記オーバーヘッド領域の所定位置に含まれる前記障害情報に基づいて、前記伝送方向の後方へのBDI(Backward Defect Indication)送信を行う
    請求項1又は2に記載の伝送装置。
  4. 現用系の第1入出力ユニットと、予備系の第2入出力ユニットと、前記第1および第2入出力ユニットの伝送方向の前方に対応する第3入出力ユニットと、前記第1、第2および第3入出力ユニットが接続されるスイッチユニットとを有する伝送装置の伝送方法であって、
    前記第1入出力ユニットは、障害を検出した場合、前記伝送方向の後方への前記障害の通知を、前記スイッチユニットを介して前記第3入出力ユニットへ依頼し、
    前記第3入出力ユニットは、前記第1入出力ユニットより前記障害の通知の依頼があった場合、前記障害を示す障害情報を、前記スイッチユニットを介して前記第1および第2入出力ユニットへ送信する
    ことを特徴とする伝送方法。
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