JP2016001838A - 制御システム、制御装置、家電、家電制御方法、およびプログラム - Google Patents

制御システム、制御装置、家電、家電制御方法、およびプログラム Download PDF

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孝之 永松
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善久 脇
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Abstract

【課題】健康状態のチェック結果を家電を用いて有効に利用可能な制御システムを提供する。【解決手段】制御システムは、トイレユニット100と、サーバ装置200と、家電300とで構成される。トイレユニット100から健康状態の測定を行なう。サーバ装置200は、トイレユニット100から受信した測定値に基づき、個人の健康状態のチェックを行なう。サーバ装置200は、チェック結果に応じた処理を家電300に実行させる。【選択図】図2

Description

本発明は、制御システム、制御システムを構成する制御装置、制御システムを構成する家電、家電制御方法、および家電を制御するプログラムに関する。
従来、個人宅の便器と病院の端末装置とが通信可能に接続された健康管理システムが知られている。特許文献1には、このような健康管理システムとして、日常生活を営んでいるだけで医者の診断に近い健康診断を自動的に受けられる構成が開示されている。
具体的には、特許文献1の便器は、お年寄り宅のトイレが使用される度に尿分析項目についての判定(陰性、陽性、または中性)を自動的に行なう機能と、当該尿成分の結果データを病院の端末に送信する機能と、表示機能とを有する。病院の端末装置は、お年寄り宅の便器から結果データを受信すると、健康状態を自動的に解析する機能と、解析により異常が認められた場合にはその症状を当該お年寄り宅の便器に送信して表示させる機能とを有する。
特開2004−166985号公報
しかしながら、特許文献1の健康管理システムでは、病院の端末装置で解析された結果は便器で表示されるため、当該結果をトイレ使用時しか知ることができない。このため、当該結果が有効に利用されているとは言い難い。
本願発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、健康状態のチェック結果を家電を用いて有効に利用可能な制御システム、当該制御システムを構成する制御装置、当該制御システムを構成する家電、家電制御方法、および家電を制御するプログラムを提供することにある。
本発明のある局面に従うと、制御システムは、個人の健康状態に応じた処理を家電に実行させる。
好ましくは、制御システムは、個人の健康状態のチェックを行ない、個人の健康状態に応じた処理として、チェック結果を家電から出力させる。
好ましくは、制御システムは、個人の健康状態のチェックを行ない、個人の健康状態に応じた処理として、健康状態を維持または向上させるための通知を家電に行わせる。
好ましくは、制御システムは、個人の健康状態のチェックを行ない、個人の健康状態に応じた処理として、健康状態を維持または向上させるための動作を家電に実行させる。
好ましくは、制御システムは、健康状態を取得するための取得手段と、取得された健康状態に基づいて健康状態のチェックを行ない、家電を制御するために、家電に対してチェック結果に基づいた制御命令を送信する制御装置とを備える。
好ましくは、制御装置は、健康状態を複数の区分に分けて管理しており、予め定められたデータを各区分に対応付けて複数記憶しており、チェック結果に応じた区分を特定する。制御命令は、特定された区分に応じたデータに基づいて生成される。
好ましくは、制御システムは、複数の家電を備える。制御装置は、複数のデータの各々に対して、家電を識別するための識別情報を対応付けて記憶しており、特定された制御命令に対応付けられた識別情報を有する家電に対して、特定された制御命令を送信する。
好ましくは、制御装置は、取得された健康状態に基づいて個人認証を行なう。データは各個人に対応付けて複数記憶されている。
好ましくは、制御システムは、健康状態を維持または向上させるための通知を家電に行わせるか、あるいは健康状態を維持または向上させるための動作を家電に実行させるものであり、健康状態のチェックと、チェック結果に応じた家電の制御とをこの順で繰り返す。制御装置は、健康状態のチェックを行なう度に、当該チェック結果を、当該チェックよりも以前に行われた家電の制御のうちの少なくとも1つの制御に関するデータに関連付けて、予め定められた出力装置に出力させる。
好ましくは、制御装置は、健康状態のチェックを行なう度に、当該チェック結果を、当該チェックよりも以前に行われた家電の制御のうちの最後に行った制御に関するデータに関連付けて、出力装置に出力させる。
好ましくは、制御装置は、複数のデータの各々に対して、健康状態を維持または向上させることができたか否かを判定するための指標を対応付けて記憶している。制御装置は、健康状態が向上したと判定された際に用いた指標に対応付けられたデータに関連付けて、チェック結果を出力装置に出力させる。
好ましくは、複数のデータの各々に対して、複数の指標が対応付けられている。複数の指標の各々には、データ毎に重み付けがされている。制御装置は、健康状態が向上したと判定された際に用いた指標に対応付けられたデータが複数存在する場合、少なくとも重み付けによる値が最も大きいデータに関連付けて、チェック結果を出力装置に出力させる。
好ましくは、制御装置は、重み付けによる値が閾値以上のデータに関連付けて、チェック結果を出力装置に出力させる。
好ましくは、健康状態の取得はトイレにて行われる。
好ましくは、家電は個人認証機能を有する。制御システムは、予め定められた人が家電を操作したことを条件に、チェック結果を家電に出力させる。
好ましくは、制御システムは、健康状態のチェックと、チェック結果に応じた家電の制御とをこの順で繰り返し、家電の制御に対する個人の当該家電の過去の操作履歴と操作の後の健康状態のチェック結果とに基づいた通知を家電に行わせる。
好ましくは、制御システムは、健康状態のチェックと、チェック結果に応じた家電の制御とをこの順で繰り返し、家電の制御に対する個人の当該家電の過去の操作履歴と操作の後の健康状態のチェック結果とに基づいた動作を家電に実行させる。
好ましくは、制御システムは、他人に対して通知することにより当該他人の健康状態が向上した通知を、家電に行なわせる。
好ましくは、制御システムは、他人に対して通知することにより当該他人の健康状態が向上した動作を、家電に実行させる。
本発明の他の局面に従うと、制御装置は、個人の健康状態のチェックを行なうとともにチェック結果に応じた処理を家電に実行させる制御システムにおける当該家電を制御する。
本発明のさらに他の局面に従うと、家電は、個人の健康状態に応じた処理を家電に実行させる制御システムに含まれる。
本発明のさらに他の局面に従うと、家電制御方法は、個人の健康状態に応じた処理を家電に実行させる。
本発明のさらに他の局面に従うと、プログラムは、個人の健康状態に応じた処理を家電に実行させる。
本発明によれば、健康状態のチェック結果を家電を用いて有効に利用可能となる。
本実施の形態に係る制御システム1の概略構成を説明するための図である。 制御システム1の処理の流れを説明するためのシーケンスチャートである。 サーバ装置200の処理の流れを説明するためのフローチャートである。 サーバ装置200が記憶しているデータテーブルD11の概略構成を説明するための図である。 サーバ装置200の機能的構成を説明するための機能ブロック図である。 サーバ装置200のハードウェア構成の典型例を表した図である。 サーバ装置200Aの処理の流れを説明するためのフローチャートである。 サーバ装置200Aが記憶しているデータテーブルD21の概略構成を説明するための図である。 サーバ装置200Aが記憶しているデータテーブルD22の概略構成を説明するための図である。 サーバ装置200Aの機能的構成を説明するための機能ブロック図である。 サーバ装置200Bの処理の流れを説明するためのフローチャートである。 サーバ装置200Bが記憶しているデータテーブルD31の概略構成を説明するための図である。 サーバ装置200Bが記憶しているデータテーブルD32の概略構成を説明するための図である。 サーバ装置200Bの機能的構成を説明するための機能ブロック図である。 サーバ装置200Cが記憶しているデータテーブルD41の概略構成を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態に係る制御システムについて説明する。また、以下の説明では、同一の部材には同一の参照符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
以下の各実施の形態では、個人の健康状態に応じた処理を家電に実行させる制御システムについて説明する。詳しくは、個人の健康状態のチェックを行ない、当該チェック結果に応じた処理を家電に実行させる制御システムについて説明する。特に、複数人(たとえば家族)の健康状態のチェックを行ない、各人のチェック結果に応じて、複数の家電のうちの少なくとも1つの家電の動作を制御する制御システムについて説明する。なお、以下の実施の形態1〜6においては、説明を簡略化する観点から、各人のチェック結果に応じて、1つの家電の動作を制御する制御システムについて説明する。典型的には、トイレの利用に基づき、健康状態を取得する構成について説明する。
[実施の形態1]
本実施の形態では、個人の健康状態に応じた処理として、チェック結果を家電から出力させる構成について説明する。
<A.システム構成>
図1は、本実施の形態に係る制御システム1の概略構成を説明するための図である。図1を参照して、制御システム1は、トイレユニット100と、制御装置としてのサーバ装置200と、複数の家電とを備える。図1においては、典型的な家電の例として、エアーコンディショナ301と、照明器具302と、テレビ303と、電子レンジ304と、冷蔵庫305と、洗濯機306とを記載している。なお、以下では、エアーコンディショナ301、照明器具302、テレビ303、電子レンジ304、冷蔵庫305、および洗濯機306のいずれか1つを区別せずに指す場合には、「家電300」と称する。
トイレユニット100は、健康状態を取得するための手段として機能する。つまり、健康状態の取得はトイレユニット100内にて行われる。トイレユニット100は、便器101と、操作パネル102と、体重計103と、図示しない血圧計とを備える。便器101は、採尿器を備える。採尿器によって、尿糖値と、体温(深部体温)とを測定する。なお、採尿器は、尿蛋白、尿潜血等を測定する機能を有していてもよい。採尿器は、測定値(尿糖値および体温)をサーバ装置200に送信する。
体重計103は、体重および体脂肪を測定する。体重計103は、測定値(体重および体脂肪)をサーバ装置200に送信する。
操作パネル102は、ユーザの操作(たとえば、ウォシュレット(登録商標)操作)を受け付けるとともに、各種の情報を表示可能である。また、操作パネルは、スピーカを備え、音声が出力できるように構成されている。
サーバ装置200は、便器101の採尿器と、操作パネル102と、体重計103と、血圧計と通信可能に接続されている。サーバ装置200は、体重計103からの出力に基づき、トイレユニット100の使用者を特定する。すなわち、サーバ装置200は、測定された体重と予め記憶されている各人の体重とを比較することにより、個人認証を行なう。また、サーバ装置200は、採尿器、体重計103、血圧計から出力される測定値に基づき、認証(識別)された個人の健康状態をチェックする。なお、個人認証を行なう方法はこれには限定されない。また、健康状態をチェックする方法はこれには限定されない。さらに、測定する項目はこれには限定されない。
さらに、サーバ装置200は、チェック結果に基づき、複数の家電300のうちの1つの家電300を制御する。具体的には、サーバ装置200は、1つの家電300に対して制御命令を送信することによって、チェック結果を当該家電に出力させる。一例として、父親の尿糖値が上昇していることが検出された場合、サーバ装置200は、父親の尿糖値が上昇していること(チェック結果)を冷蔵庫305に報知させる制御を行なう。詳しくは、冷蔵庫は、冷蔵庫305の扉が開いたことをトリガとして、当該報知を行なう。
なお、サーバ装置200は、1つの装置として記載しているが、複数の装置で構成されていてもよい。また、当該複数の装置の一部は、宅内に備えられていなくてもよい。一例として、サーバ装置200を、宅内サーバと、宅内サーバに通信可能に接続された外部サーバと、HEMSコントローラとで構成してもよい。
<B.制御構造>
図2は、制御システム1の処理の流れを説明するためのシーケンスチャートである。図2を参照して、シーケンスSQ2において、トイレユニット100は、健康状態の測定を行なう。シーケンスSQ4において、トイレユニット100は、測定値をサーバ装置200に送信する。シーケンスSQ6において、サーバ装置200は、測定値に基づき、個人認証および個人の健康状態のチェックを行なう。シーケンスSQ8において、サーバ装置200は、チェック結果および予め記憶しているデータテーブルD11(図4参照)に基づき、制御する家電300および制御内容を決定する。本実施の形態では、報知させる家電300および報知内容を決定する。
シーケンスSQ10において、サーバ装置200は、決定した報知内容を報知させるための制御命令を、決定した家電300(たとえば、冷蔵庫305)に対して送信する。シーケンスSQ12において、当該家電300は、制御命令に従い動作する。具体的には、当該家電300は、サーバ装置200から受信した報知内容を、予め定められたタイミングで内蔵スピーカから出力する。
上記の構成によれば、トイレユニット100を利用した者の健康状態を、たとえば家族が家電300を介して知ることが可能となる。それゆえ、制御システム1によれば、家族の健康管理(健康の維持および向上)を促進させることが可能となる。
図3は、サーバ装置200の処理の流れを説明するためのフローチャートである。図3を参照して、ステップS102において、サーバ装置200は、健康状態の測定値をトイレユニット100から受信する。ステップS104において、サーバ装置200は、予め格納している閾値(上限値、下限値等)に基づき、健康状態をチェックする。なお、「健康状態のチェック」とは、典型的には、測定値が予め定められた条件を満たすか否かに基づき、健康状態の区分(図4の区分α,β,γ,…)を判定することである。
ステップS106において、サーバ装置200は、測定された体重から個人を特定可能か否かを判断する。サーバ装置200は、特定可能であると判断された場合(ステップS106においてYES)、ステップS108,S110において、チェック結果と、データテーブルD11とに基づき、報知内容と、報知させる家電300(制御対象)とを決定する。ステップS112において、サーバ装置200は、当該決定された家電300に対して、決定された報知内容を報知させるための制御命令を送信する。なお、サーバ装置200は、特定不能であると判断された場合(ステップS106においてNO)、一連の処理を終了する。
<C.データ構造>
図4は、サーバ装置200が記憶しているデータテーブルD11の概略構成を説明するための図である。図4を参照して、データテーブルD11は、健康状態の区分α,β,γ,…の各々に対して、人と、制御対象(正確には、家電の識別情報)と、予め定められたデータとしての報知内容とが対応付けられている。
健康状態の区分とは、たとえば、尿糖値が基準値(閾値)以上である場合、体温が基準値以上である場合、血圧が基準値以上である場合等が挙げられる。人の欄には、家族の各々が記載されている。制御対象の欄には、複数の家電300のいずれかが記載されている。
報知内容は、健康状態および人に応じて個別に設定されている。具体的には、各報知内容は、健康状態の各区分に応じて設定されている。一例として、健康状態の区分αが尿糖値が高いことを表している場合、報知内容C1−1,C1−2,C1−3,C1−4は、典型的には、それぞれ、「お父さんの尿糖値が上昇しています。」,「お母さんの尿糖値が上昇しています。」,「息子の尿糖値が上昇しています。」,「娘の尿糖値が上昇しています。」である。
サーバ装置200は、データテーブルD11を参照して、たとえば以下の処理を行なう。サーバ装置200は、トイレユニット100から受信した測定値(体重、尿糖値等)によって、トイレユニット100を利用している個人を認証するとともに、健康状態をチェック(具体的には、健康状態の区分を特定)する。健康状態が区分αであって、かつトイレユニット100の利用者が父親と認証された場合、サーバ装置200は、データテーブルD11を参照して、冷蔵庫305に内容C1−1を報知させるための制御命令を冷蔵庫305に送信する。これにより、冷蔵庫305は、チェック結果として内容C1−1を報知することができる。
このことから明らかなように、サーバ装置200は、以下の構成を有するといえる。サーバ装置200は、健康状態を複数の区分に分けて管理している。報知内容は各個人に対応付けて複数記憶されている。また、サーバ装置200は、複数の報知内容(複数の予め定められたデータ)の各々に対して、家電300を識別するための識別情報を対応付けて記憶している。さらに、サーバ装置200は、報知内容(予め定められたデータ)を各区分に対応付けて複数記憶している。サーバ装置200は、チェック結果に応じた区分を特定する。サーバ装置200は、特定された区分に応じた報知内容に基づいて制御命令を生成し、対応する家電300に対して生成した制御命令を送信する。
<D.機能的構成>
図5は、サーバ装置200の機能的構成を説明するための機能ブロック図である。図5を参照して、サーバ装置200は、記憶部201と、受信部202と、個人認証部203と、健康状態チェック部204と、制御命令生成部205と、送信部206とを備える。
記憶部201は、少なくとも家族の各人の体重を表す体重情報と、健康状態の判定に用いる上述した閾値と、データテーブルD11(図4参照)とを記憶している。
受信部202は、トイレユニット100から測定値(体重、尿糖値等)を受信する。個人認証部203は、受信した体重の値と記憶部201に予め記憶(登録)されている体重情報とを用いて、個人認証を行なう。すなわち、個人認証部203は、測定値が誰のデータかを体重情報に基づいて特定する。なお、上述したように、個人認証を行なう方法はこれには限定されない。また、受信する測定値の項目はこれには限定されない。
健康状態チェック部204は、測定値と、記憶部201に記憶さている閾値とを用いて、特定された人の健康状態をチェックする。具体的には、健康状態チェック部204は、測定値に基づき、健康状態がデータテーブルD11におけるどの区分に該当するかを判定する。なお、健康状態をチェックする方法はこれには限定されない。健康状態チェック部204は、チェック結果(具体的には、区分名)を、個人認証部203による認証結果とともに、制御命令生成部205に送る。
制御命令生成部205は、データテーブルD11を参照し、健康状態チェック部204から受け付けた認証結果および健康状態の区分に対応する制御対象および報知内容を特定する。たとえば、健康状態が区分αであって、父親と認証された場合には、制御対象として冷蔵庫305を特定し、報知内容として内容C1−1を特定する。
制御命令生成部205は、特定された制御対象である家電300に特定された報知内容を報知させるための制御命令を生成する。制御命令生成部205は、生成された制御命令を送信部206に送る。
送信部206は、制御命令生成部205から制御命令を受けとり、制御対象として特定された家電300に対して制御命令を送信する。これにより、特定された家電300は、指示された内容を報知する。
上記の構成によれば、上述したように、家族の健康管理(健康の維持および向上)を促進させることが可能となる。
<E.ハードウェア構成>
図6は、サーバ装置200のハードウェア構成の典型例を表した図である。図6を参照して、サーバ装置200は、主たる構成要素として、プログラムを実行するCPU251と、データを不揮発的に格納するROM252と、CPU251によるプログラムの実行により生成されたデータ、又は入力装置を介して入力されたデータを揮発的に格納するRAM253と、データを不揮発的に格納するHDD254と、LED255と、スイッチ256と、通信IF(Interface)257と、電源回路258と、ディスプレイ259と、操作キー260とを含む。各構成要素は、相互にデータバスによって接続されている。
電源回路258は、コンセントを介して受信した商用電源の電圧を降圧し、サーバ装置200の各部に電源供給を行なう回路である。スイッチ256は、電源回路258に給電を行なうか否かを切替えるための主電源用のスイッチ、およびその他の各種の押しボタンスイッチである。ディスプレイ259は、各種のデータを表示するためのデバイスである。
通信IF257は、トイレユニット100から送信されたデータの受信処理、および家電300に対するデータの送信処理を行なう。
LED255は、サーバ装置200の動作状態を表す各種の表示ランプである。たとえば、LED255は、サーバ装置200の主電源のオンまたはオフ状態、およびHDD254への読み出しまたは書き込み状態等を表す。操作キー260は、サーバ装置200のユーザがサーバ装置200へデータを入力するための用いるキー(キーボード)である。
サーバ装置200における処理は、各ハードウェアおよびCPU251により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、HDD254に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、その他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信IF257等を介してダウンロードされた後、HDD254に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU251によってHDD254から読み出され、RAM253に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU251は、そのプログラムを実行する。
同図に示されるサーバ装置200を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、RAM253、HDD254、記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、サーバ装置200の各ハードウェアの動作は周知であるので、詳細な説明は繰り返さない。
なお、記録媒体としては、DVD−RAMに限られず、DVD-ROM、CD−ROM、FD、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。また、ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
[実施の形態2]
本実施の形態では、個人の健康状態に応じた処理として、健康状態を維持または向上させるための通知を家電に行わせる構成について説明する。
本実施の形態に係る制御システムは、実施の形態1において説明した制御システム1(図1参照)と同様のネットワーク構成を有する。ただし、本実施の形態に係るサーバ装置は、実施の形態1のサーバ装置200とは機能的構成が異なる。
以下では、実施の形態1の制御システム1およびサーバ装置200と区別するために、本実施の形態に係る制御システムおよびサーバ装置を、それぞれ、「制御システム1A」、「サーバ装置200A」と称する。
制御システム1Aは、実施の形態1に係る制御システム1と同様、図2に示した処理を実行する。以下では、制御システム1と異なる点に着目して、制御システム1Aの詳細を説明する。
<F.制御構造>
図7は、サーバ装置200Aの処理の流れを説明するためのフローチャートである。図7を参照して、ステップS202において、サーバ装置200Aは、健康状態の測定値をトイレユニット100から受信する。ステップS204において、サーバ装置200Aは、予め格納している閾値(上限値、下限値等)に基づき、健康状態をチェックする。ステップS206において、サーバ装置200Aは、測定された体重から個人を特定可能か否かを判断する。
サーバ装置200Aは、特定可能であると判断された場合(ステップS206においてYES)、ステップS208において、前回提案した内容が受け入れられたか否かを判断する。具体的には、サーバ装置200Aは、どのような処理がユーザ操作によって行われたかを表す情報(処理内容)を各家電300から受信する。サーバ装置200Aは、提案した内容と、受信した処理内容とを比較することにより、提案された内容が受け入れられたか否かを判断する。たとえば、サーバ装置200Aからの制御命令に基づき電子レンジ304が或るヘルシーメニュを提案した場合、サーバ装置200Aは、当該提案されたヘルシーメニュを作るための処理が実行されたか否かを判断する。
サーバ装置200Aは、提案内容が受け入れられたと判断された場合(ステップS208においてYES)、ステップS210において、提案内容を実行済みとして予め定められてデータテーブルD22(図9参照)に記憶する。サーバ装置200Aは、提案内容が受け入れられなかったと判断された場合(ステップS208においてNO)、ステップS222において、提案内容を未実行として予め定められてデータテーブルD22(図9参照)に記憶する。
ステップS212において、サーバ装置200Aは、特定された個人の健康状態は向上したか否かを判断する。サーバ装置200Aは、向上したと判断された場合(ステップS212においてYES)、ステップS214において、提案内容で効果があったことをデータテーブルD22に記憶する。サーバ装置200Aは、向上していないと判断された場合(ステップS212においてNO)、ステップS224において、提案内容では効果がなかったことをデータテーブルD22に記憶する。
サーバ装置200Aは、ステップS216,S218において、チェック結果と、データテーブルD21(図8参照)とに基づき、提案内容と、制御する家電300(制御対象)とを決定する。ステップS220において、サーバ装置200Aは、当該決定された家電300に対して、決定された提案内容を報知させるための制御命令を送信する。なお、サーバ装置200Aは、特定不能であると判断された場合(ステップS206においてNO)、一連の処理を終了する。
上記の構成によれば、トイレユニット100を利用した者の健康状態に応じた提案であって、当該利用者の健康の維持および向上させるための情報を家電300から出力させることが可能となる。それゆえ、制御システム1Aによれば、家族の健康管理(健康の維持および向上)を促進させることが可能となる。
<G.データ構造>
図8は、サーバ装置200Aが記憶しているデータテーブルD21の概略構成を説明するための図である。図8を参照して、データテーブルD21は、健康状態の区分α,β,γ,…の各々に対して、人毎の優先順位と、予め定められたデータとしての提案内容と、制御対象と、効果判定指標とが対応付けられている。
優先順位の欄には、家族の各々について、健康状態の区分毎に優先順位が記載されている。優先順位は、可変である。サーバ装置200Aは、後述するデータテーブルD22(図9参照)を用いて優先順位を更新する。
提案内容は、各健康状態の区分において、優先順位が対応付けられた状態で設定されている。具体的には、各報知内容は、健康状態の各区分に応じて設定されている。一例として、健康状態の区分βが熱(体温)が高いことを表している場合、一例として、提案E2−1は、「冷房の設定温度を上げた方がよい」であり、提案E2−2は、「冷房を停止させた方がよい」であり、提案H2−1は、「体温を下げるためにはXXX料理がよい」であり、提案H2−2は、「YYY料理が消化に良い」である。
また、提案内容には、上述したように、人毎に優先順位が対応付けられている。たとえば、健康状態の区分βに着目すると、父親に対しては、提案E2−2,E2−1,E2−3,H2−2,H2−1の順に優先順位が低く設定されている。
制御対象の欄には、複数の家電300のいずれかが記載されている。
効果判定指標の欄には、提案内容についての効果の有無を判断するための指標(値)が記載されている。典型的には、提案内容をユーザが1回実行したときに得られる効果として想定される数値範囲の下限値が記載されている。
サーバ装置200Aは、データテーブルD21を参照して、たとえば以下の処理を行なう。サーバ装置200Aは、トイレユニット100から受信した測定値(体重、尿糖値等)によって、トイレユニット100を利用している個人を認証するとともに、健康状態をチェック(具体的には、健康状態の区分を特定)する。健康状態が区分βであって、かつトイレユニット100の利用者が父親と認証された場合、サーバ装置200Aは、データテーブルD21を参照して、父親にとって優先順位の一番高い提案内容E2−2をエアーコンディショナ301に報知させるための制御命令をエアーコンディショナ301に送信する。これにより、エアーコンディショナ301は、チェック結果に応じた、健康状態を維持または向上させるための情報を出力(典型的には、報知)することができる。
このことから明らかなように、サーバ装置200Aは、以下の構成を有するといえる。サーバ装置200Aは、健康状態を複数の区分に分けて管理している。提案内容は各個人に対応付けて複数記憶されている。また、サーバ装置200Aは、複数の提案内容(複数の予め定められたデータ)の各々に対して、家電300を識別するための識別情報を対応付けて記憶している。さらに、サーバ装置200Aは、提案内容(予め定められたデータ)を各区分に対応付けて複数記憶している。サーバ装置200Aは、チェック結果に応じた区分を特定する。サーバ装置200Aは、特定された区分に応じた提案内容に基づいて制御命令を生成し、対応する家電300に対して生成した制御命令を送信する。
図9は、サーバ装置200Aが記憶しているデータテーブルD22の概略構成を説明するための図である。図9を参照して、データテーブルD22は、日付と、サーバ装置200Aが実際に提案した提案内容と、提案内容の実行の有無と、提案内容による効果の有無とが対応付けて記憶されている。なお、データテーブルD22は、各人毎にサーバ装置200Aに記憶されている。
サーバ装置200Aは、提案内容が実行されて、効果がなかったと判断した場合には当該提案内容の優先順位を下げ、当該効果があったと判断された場合には当該提案内容の優先順位を維持(一位に維持)する。
このことから明らかとおり、制御システム1Aは、健康状態のチェックと、チェック結果に応じた家電の制御とをこの順で繰り返し、家電300の制御に対する個人の当該家電の過去の操作履歴と、当該操作の後の健康状態のチェック結果とに基づいた通知を、家電300に行わせる構成といえる。
<H.機能的構成>
図10は、サーバ装置200Aの機能的構成を説明するための機能ブロック図である。図10を参照して、サーバ装置200Aは、記憶部201Aと、受信部202と、個人認証部203と、健康状態チェック部204Aと、制御命令生成部205Aと、送信部206と、データテーブル更新部207と、受付部208と、優先順位更新部209とを備える。
記憶部201Aは、少なくとも家族の各人の体重を表す体重情報と、健康状態の判定に用いる上述した閾値と、各人の履歴としての測定値と、データテーブルD21(図8参照)と、データテーブルD22(図9参照)とを記憶している。
健康状態チェック部204Aは、実施の形態1に係る健康状態チェック部204の機能に加えて、以下の機能を有する。すなわち、健康状態チェック部204Aは、今回の測定値と、記憶部201Aに記憶させた測定値(過去の履歴)と、データテーブルD21の効果判定指標とを参照して、提案した内容に効果があったか否かを判断するとともに、効果の有無をデータテーブル更新部207に通知する。
制御命令生成部205Aは、実施の形態1に係る制御命令生成部205の機能に加えて、以下の機能を有する。すなわち、制御命令生成部205Aは、生成した制御命令に含ませた提案内容の情報と、当該制御命令を生成した日付の情報とを、データテーブル更新部207に送る。
データテーブル更新部207は、健康状態チェック部204Aから受け付けた効果の有無を表した情報と、制御命令生成部205Aから受け付けた提案内容および日付の情報とを用いて、データテーブルD22を更新する。データテーブル更新部207は、データテーブルD22を更新したことに基づき、予め定められた指令を優先順位更新部209に送る。
受付部208は、家電300から、ユーザ操作に基づく操作履歴を受け付ける。受付部208は、操作履歴に基づき、実際に提案された提案内容の実行の有無を判断し、当該判断結果に基づきデータテーブルD22を更新する。
優先順位更新部209は、データテーブル更新部207から上述した指令を受け付けると、更新されたデータテーブルD22を参照して、データテーブルD21の優先順位を更新する。
上記の構成によれば、上述したように、家族の健康管理(健康の維持および向上)を促進させることが可能となる。
<I.適用例>
上記においては、提案内容として、エアーコンディショナ301および電子レンジ304に関するものを例に挙げたが、これ以外にも、お風呂の湯の温度設定の提案、LED照明の明るさまたは発光色の提案等の各種の提案が挙げられる。
<J.変形例>
(1)上記においては、サーバ装置200Aは、優先順位の最も高い提案内容を、対応する家電300から出力(報知)させたが、これに限定されるものではない。たとえば、優先順位の最も高いものから順に所定の数の提案内容を、対応する1または複数の家電300から報知させるように、サーバ装置200Aを構成してもよい。
(2)上記においては、優先順位を用いた例を挙げて説明したが、これに限定されるものではない。サーバ装置200Aが、提案内容をランダムに選択する構成であってもよい。
(3)ユーザが、サーバ装置200Aが実際に提案した提案内容(たとえば、提案E2−2)以外の提案内容(たとえば、提案H2−1)に基づく操作をいずれかの家電300に行なった場合、サーバ装置200Aは、当該提案されなかった提案内容(提案H2−1)の優先順位を上げる処理を行なってもよい。
(4)たとえば、制御対象が冷蔵庫305の場合、ヘルシーメニュを作成するための食材であって、冷蔵庫305に存在する食材を教えてくれるように、制御システム1Aを構成できる。また、インターネットを介することにより、当該食材を安売りしている店舗名を冷蔵庫305から報知するように、制御システム1Aを構成することもできる。
[実施の形態3]
本実施の形態では、個人の健康状態に応じた処理として、健康状態を維持または向上させるための動作を家電に実行させる構成について説明する。
本実施の形態に係る制御システムは、実施の形態1において説明した制御システム1(図1参照)と同様のネットワーク構成を有する。ただし、本実施の形態に係るサーバ装置は、実施の形態1,2のサーバ装置200,200Aとは機能的構成が異なる。以下では、実施の形態1,2の制御システム1,1Aおよびサーバ装置200,200Aと区別するために、本実施の形態に係る制御システムおよびサーバ装置を、それぞれ、「制御システム1B」、「サーバ装置200B」と称する。
制御システム1Bは、実施の形態1に係る制御システム1と同様、図2に示した処理を実行する。以下では、制御システム1と異なる点に着目して、制御システム1Bの詳細を説明する。
<K.制御構造>
図11は、サーバ装置200Bの処理の流れを説明するためのフローチャートである。図11を参照して、ステップS302において、サーバ装置200Bは、健康状態の測定値を、トイレユニット100から受信する。ステップS304において、サーバ装置200Bは、予め格納している閾値(上限値、下限値等)に基づき、健康状態をチェックする。ステップS306において、サーバ装置200Bは、測定された体重から個人を特定可能か否かを判断する。
ステップS308において、サーバ装置200Bは、特定された個人の健康状態は向上したか否かを判断する。サーバ装置200Bは、向上したと判断された場合(ステップS308においてYES)、ステップS310において、実行した制御内容で効果があったことを後述するデータテーブルD32(図12参照)に記憶する。サーバ装置200Bは、向上していないと判断された場合(ステップS308においてNO)、ステップS318において、制御内容では効果がなかったことをデータテーブルD32に記憶する。
サーバ装置200Bは、ステップS312,S314において、チェック結果と、データテーブルD21(図8参照)とに基づき、制御内容と、制御する家電300(制御対象)とを決定する。ステップS320において、サーバ装置200Bは、当該決定された家電300に対して、決定された制御内容を実行させるための制御命令を送信する。なお、サーバ装置200Bは、特定不能であると判断された場合(ステップS306においてNO)、一連の処理を終了する。
上記の構成によれば、トイレユニット100を利用した者の健康状態に応じた制御であって、当該利用者の健康の維持および向上させるための制御を家電300に実行させることが可能となる。それゆえ、制御システム1Bによれば、家族の健康管理(健康の維持および向上)を促進させることが可能となる。
<L.データ構造>
図12は、サーバ装置200Bが記憶しているデータテーブルD31の概略構成を説明するための図である。図12を参照して、データテーブルD31は、健康状態の区分α,β,γ,…の各々に対して、人毎の優先順位と、予め定められたデータとしての制御内容と、制御対象と、効果判定指標とが対応付けられている。
データテーブルD31は、制御内容の欄を備える点において、提案内容の欄を備えるデータテーブルD21(図8)と異なる。データテーブルD31における制御内容以外の項目は、データテーブルD21の項目と同じであるため、ここでは説明を繰り返し行わない。
制御内容の欄には、制御対象の欄に記載された家電300に実行させる処理が記載されている。制御内容として、エアーコンディショナ301については、たとえば、「動作を停止させる」、「設定温度を1度上げる」、「設定温度の1度下げる」等が挙げられる。
このことから明らかなように、サーバ装置200Bは、以下の構成を有するといえる。サーバ装置200Bは、健康状態を複数の区分に分けて管理している。制御内容は各個人に対応付けて複数記憶されている。また、サーバ装置200Bは、複数の制御内容(複数の予め定められたデータ)の各々に対して、家電300を識別するための識別情報を対応付けて記憶している。さらに、サーバ装置200Bは、制御内容(予め定められたデータ)を各区分に対応付けて複数記憶している。サーバ装置200Bは、チェック結果に応じた区分を特定する。サーバ装置200Bは、特定された区分に応じた制御内容に基づいて制御命令を生成し、対応する家電300に対して生成した制御命令を送信する。
図13は、サーバ装置200Bが記憶しているデータテーブルD32の概略構成を説明するための図である。図13を参照して、データテーブルD32は、日付と、サーバ装置200Aが実際に家電300に実行させた制御内容と、当該制御内容による効果の有無とが対応付けて記憶されている。なお、データテーブルD32は、各人毎にサーバ装置200Bに記憶されている。
サーバ装置200Bは、制御内容による効果がなかったと判断した場合には当該制御内容の優先順位を下げ、当該効果があったと判断された場合には当該提案内容の優先順位を維持(一位に維持)する。
このことから明らかとおり、制御システム1Bは、健康状態のチェックと、チェック結果に応じた家電の制御とをこの順で繰り返し、家電300の制御に対する個人の当該家電の過去の操作履歴と当該操作の後の健康状態のチェック結果とに基づいた動作を家電300に実行させる構成といえる。
<M.機能的構成>
図14は、サーバ装置200Bの機能的構成を説明するための機能ブロック図である。図14を参照して、サーバ装置200Bは、記憶部201Bと、受信部202と、個人認証部203と、健康状態チェック部204Aと、制御命令生成部205Aと、送信部206と、データテーブル更新部207Bと、優先順位更新部209Bとを備える。
サーバ装置200Bは、記憶部201Bとデータテーブル更新部207Bと優先順位更新部209Bとを備える点において、記憶部201Aとデータテーブル更新部207と、優先順位更新部209とを備えるサーバ装置200Aとは異なる。また、サーバ装置200Bは、受付部208を備えていない点においてサーバ装置200Aとは異なる。以下、サーバ装置200Bについて、サーバ装置200Aと異なる点について説明する。
記憶部201Bは、少なくとも家族の各人の体重を表す体重情報と、健康状態の判定に用いる上述した閾値と、各人の履歴としての測定値と、データテーブルD31(図12参照)と、データテーブルD32(図13参照)とを記憶している。
データテーブル更新部207Bは、データテーブルD32を更新する点において、データテーブルD22を更新するデータテーブル更新部207と異なる。データテーブル更新部207Bの他の処理は、データテーブル更新部207と同じであるため、ここでは繰り返し説明はしない。
優先順位更新部209Bは、データテーブル更新部207Bから上述した指令を受け付けると、更新されたデータテーブルD32を参照して、データテーブルD31の優先順位を更新する。つまり、優先順位更新部209Bは、データテーブルD31の優先順位を更新する点において、データテーブルD21の優先順位を更新する優先順位更新部209とは異なる。優先順位更新部209Bの他の処理は、優先順位更新部209と同じであるため、ここでは繰り返さない。
上記の構成によれば、上述したように、家族の健康管理(健康の維持および向上)を促進させることが可能となる。
<N.適用例>
上記においては、制御内容としてエアーコンディショナ301の温度設定について例を挙げたが、これ以外の制御内容として、お風呂の湯の温度設定、LED照明の明るさまたは発光色の設定等の各種の設定が挙げられる。
[実施の形態4]
実施の形態1では、健康状態のチェック結果に応じた処理として、当該チェック結果を家電に報知させる構成について説明した。また、たとえば報知させる家電が冷蔵庫305である場合、冷蔵庫305の扉が開いたことをトリガとして当該報知を行なう構成を例に挙げて説明した。このような場合には、冷蔵庫305の扉を開ける人が誰であろうと報知が行われることになる。そこで、本実施の形態では、家電300が操作対象者を認証する個人認証機能(たとえば、扉に指紋認証機能または顔認証機能))を有することを前提に、家電300の操作者に応じて報知の有無を区分けする構成について説明する。
本実施の形態に係る制御システムは、実施の形態1において説明した制御システム1(図1参照)と同様のネットワーク構成を有する。ただし、本実施の形態に係るサーバ装置は、実施の形態1のサーバ装置200,200A,200Bとは機能的構成が異なる。以下では、実施の形態1〜3の制御システム1,1A,1Bおよびサーバ装置200,200A,200Bと区別するために、本実施の形態に係る制御システムおよびサーバ装置を、それぞれ、「制御システム1C」、「サーバ装置200C」と称する。
制御システム1Cは、実施の形態1に係る制御システム1と同様、図2に示した処理を実行する。以下では、制御システム1と異なる点に着目して、制御システム1Cを説明する。
図15は、サーバ装置200Cが記憶しているデータテーブルD41の概略構成を説明するための図である。図15を参照して、データテーブルD41は、被測定者(つまり、認証された者)と、報知すべき者を規定した報知対象者とが対応付けられている。
サーバ装置200Cは、データテーブルD41を記憶している点において、実施の形態1のサーバ装置200とは異なる。サーバ装置200Cは、データテーブルD41を利用して、データテーブルD41に含まれる情報(詳しくは、通知対象者情報)を家電300に通知する点を除けば、実施の形態1のサーバ装置200と同様の処理を実行する。
サーバ装置200Cは、一例として、個人認証の結果、被測定者(つまり、トイレユニット100の利用者)が父親であると判断した場合、データテーブルD41を参照して、制御対象となる家電300を父親本人および母親の各々が利用した場合に、チェック結果を報知する。つまり、サーバ装置200Cは、予め定められた人が家電300を操作したことを条件に、チェック結果を当該家電300に出力させる。
このような構成により、チェック結果の報知が必要でない人に報知がなさることを避けることが可能となる。
[実施の形態5]
サーバ装置200A,200Bは、健康状態のチェックを行なう度に、当該チェック結果を、当該チェックよりも以前に行われた家電300の制御のうちの最後に行った制御に関するデータ(実施の形態1における報知内容、実施の形態2における提案内容、実施の形態3における制御内容)に関連付けて、予め定められた出力装置であるトイレユニット100の操作パネル102に出力させる構成であってもよい。
たとえば、サーバ装置200A,200Bは、測定者の健康状態が向上していると判断すれば、操作パネル102に「昨晩の“ZZZ”の食事が良かったのかな?」との報知をさせる。なお、「“ZZZ”」はサーバ装置200A,200Bが家電300を介して提案した食事である。
[実施の形態6]
実施の形態5においては、サーバ装置200A,200Bは、健康状態のチェックを行なう度に、当該チェック結果を、当該チェックよりも以前に行われた家電300の制御のうちの最後に行った制御に関するデータに関連付けて操作パネル102に出力させる構成を説明したが、これに限定されるものではない。
サーバ装置200A,200Bは、健康状態のチェックを行なう度に、当該チェック結果を、当該チェックよりも以前に行われた家電300の制御のうちの少なくとも1つの制御に関するデータに関連付けて操作パネル102に出力させる構成であればよい。以下、具体的に説明する。
(1)サーバ装置200A,200Bは、複数のデータ(実施の形態2における提案内容、実施の形態3における制御内容)の各々に対して、健康状態を維持または向上させることができたか否かを判定するための指標を対応付けて記憶している(図8,図12参照)。サーバ装置200A,200Bは、健康状態が向上したと判定された際に用いた指標に対応付けられたデータに関連付けて、チェック結果を操作パネル102に出力させる。
上記の構成によれば、サーバ装置200A,200Bは、健康状態の向上に効果があったと思われるデータ(提案内容,制御内容)と関連付けて操作パネル102にチェック結果を出力させることができる。
(2)また、以下のように、サーバ装置200A,200Bを構成してもよい。サーバ装置200A,200Bにおいて、複数のデータ(実施の形態2における提案内容、実施の形態3における制御内容)の各々に対して、複数の指標を対応付ける。たとえば、図8における制御内容E1−1,E1−2に着目すれば、制御内容E1−1に対して指標X1−1−A,指標X1−1−B,指標X1−1−Cが対応付けられ、制御内容E1−2に対して指標X1−2−A,指標X1−2−Bが対応付けられている。
また、複数の指標の各々には、データ毎に重み付けがされている。たとえば、指標X1−1−A,指標X1−1−B,指標X1−1−Cには、一例として、それぞれ、“0.3”、“0.1”、“0.6”の重み付けがなされている。また、指標X1−2−A,指標X1−2−Bには、一例として、それぞれ、“0.3”、“0.7”の重み付けがなされている。
サーバ装置200A,200Bは、健康状態が向上したと判定された際に用いた指標に対応付けられたデータが複数存在する場合、少なくとも重み付けによる値が最も大きいデータに関連付けて、チェック結果を操作パネル102に出力させる。
たとえば、指標X1−1−Aが「尿糖値が値Pだけ下がった」、指標X1−1−Bが「血圧が値Qだけ下がった」、指標X1−1−Cが「体重が値Rだけ下がった」、指標X1−2−Aが「体脂肪率が値Sだけ下がった」,指標X1−2−Bが「体重が値Rだけ下がった」であったとする。つまり、指標X1−1−Cと指標X1−2−Bとが同じであったとする。
ここで、健康状態のチェック結果が体重が値T(>R)下がっていた場合、指標X1−1−Cに対応する制御E1−1と指標X1−2−Bに対応する制御E1−2とが、認証された個人に対して効果のある制御であるといえる。
この場合、指標X1−1−Cの重みづけの値は、上述したとおり“0.6”であり、指標X1−2−Bの重み付けの値は“0.7”である。それゆえ、サーバ装置200A,200Bは、健康状態が向上したと判定された際に用いた指標(指標X1−1−C,指標X1−2−B)に対応付けられたデータが複数存在するため(制御E1−1,制御E1−2)、少なくとも重み付けによる値が最も大きいデータ(値が“0.7”の制御E1−1)に関連付けて、チェック結果を操作パネル102に出力させる。
上記の構成によれば、各提案内容および各制御内容に複数の指標が設定されている場合であっても、サーバ装置200A,200Bは、健康状態の向上に特に効果があったと思われるデータ(提案内容,制御内容)と関連付けて操作パネル102にチェック結果を出力させることができる。
(3)また、重み付けによる値が閾値以上のデータ(実施の形態2における提案内容、実施の形態3における制御内容)に関連付けて、チェック結果を操作パネル102に出力させるように、サーバ装置200A,200Bを構成してもよい。
たとえば、閾値を“0.5”とした場合には、サーバ装置200A,200Bは、重み付けによる値が“0.5”以上の大きいデータ(値が“0.7”の制御E1−1および値が“0.6”の制御E1−2)に関連付けて、チェック結果を操作パネル102に出力させる。
上記の構成によれば、各提案内容および各制御内容に複数の指標が設定されている場合であっても、サーバ装置200A,200Bは、健康状態の向上に特に効果があったと思われる複数のデータ(提案内容,制御内容)と関連付けて操作パネル102にチェック結果を出力させることができる。
[実施の形態7]
サーバ装置200Aを、他人宅で他人に効果があった提案内容を家電300から報知させる構成としてもよい。また、サーバ装置200Bを、他人宅で他人に効果があった制御内容を家電300に実行させる構成としてもよい。この場合には、サーバ装置が200A,200Bは、他人宅で他人に効果があった提案内容および制御内容をネットワークを通じて取得し、データテーブルD21,D31における当該提案内容および制御内容の優先順位を一位にする処理を行なえばよい。
このような構成によれば、健康状態を向上させる可能性の高い提案内容の通知を家電300に行わせることが可能、あるいは健康状態を向上する可能性の高い動作を家電300に実行させることが可能となる。
[実施の形態8]
上記においては、チェック結果に応じて、複数の家電300のうちの1つの家電の動作を制御する制御システム1,1A,1B,1Cについて説明したが、これに限定されるものではない。複数の家電300のうち、優先順位が高いものから予め定められた数の家電300を制御するように、制御システムを構成してもよい。また、健康状態の取得はトイレユニット100で行われるものに限定されるものではない。
<まとめ>
(1)制御システム1,1A,1B,1Cは、個人の健康状態に応じた処理を家電に実行させる。詳しくは、個人の健康状態のチェックを行ない、チェック結果に応じた処理を家電300に実行させる。上記の構成によれば、個人健康状態のチェック結果を家電を用いて有効に利用可能となる。
(2)制御システム1は、個人の健康状態のチェックを行ない、個人の健康状態に応じた処理として、チェック結果を家電300から出力させる。上記の構成によれば、個人の健康状態を、たとえば個人を含めた家族が家電300を介して知ることが可能となる。それゆえ、制御システム1によれば、個人の健康管理(健康の維持および向上)を促進させることが可能となる。
(3)制御システム1Aは、個人の健康状態のチェックを行ない、個人の健康状態に応じた処理として、健康状態を維持または向上させるための通知を家電300に行わせる。上記の構成によれば、個人の健康状態に応じた提案であって、当該個人の健康の維持および向上させるための情報を家電300から出力させることが可能となる。それゆえ、制御システム1Aによれば、個人の健康管理(健康の維持および向上)を促進させることが可能となる。
(4)制御システム1Bは、個人の健康状態のチェックを行ない、個人の健康状態に応じた処理として、健康状態を維持または向上させるための動作を家電300に実行させる。上記の構成によれば、個人の健康状態に応じた制御であって、当該個人の健康の維持および向上させるための制御を家電300に実行させることが可能となる。それゆえ、制御システム1Bによれば、個人の健康管理(健康の維持および向上)を促進させることが可能となる。
(5)制御システム1,1A,1B,1Cは、制御システムは、健康状態を取得するためのトイレユニット100と、取得された健康状態に基づいて健康状態のチェックを行ない、家電300を制御するために、家電300に対してチェック結果に基づいた制御命令を送信するサーバ装置200,200A,200B,200Cとを備える。上記の構成によれば、トイレユニット100を利用した者の健康管理(健康の維持および向上)を促進させることが可能となる。
(6)サーバ装置200,200A,200B,200Cは、健康状態を複数の区分に分けて管理しており、予め定められたデータ(報知内容、提案内容、制御内容)を各区分に対応付けて複数記憶している。サーバ装置200,200A,200B,200Cは、チェック結果に応じた区分を特定する。制御命令は、特定された区分に応じたデータに基づいて生成される。上記の構成によれば、健康状態に応じた制御命令を家電300に送信することができる。
(7)制御システム1,1A,1B,1Cは、複数の家電300を備える。サーバ装置200,200A,200B,200Cは、複数のデータの各々に対して、家電300を識別するための識別情報を対応付けて記憶しており、特定された制御命令に対応付けられた識別情報を有する家電300に対して、特定された制御命令を送信する。上記の構成によれば、制御命令を送信する家電300を特定することができる。
(8)サーバ装置200,200A,200B,200Cは、取得された健康状態に基づいて個人認証を行ない、上述したデータ(報知内容、提案内容、制御内容)は各個人に対応付けて複数記憶されている。上記の構成によれば、各人に応じた報知、提案、制御を行なうことが可能となる。
(9)制御システム1A,1Bは、健康状態を維持または向上させるための通知を家電300に行わせるか、あるいは健康状態を維持または向上させるための動作を家電300に実行させるものであり、健康状態のチェックと、チェック結果に応じた家電の制御とをこの順で繰り返す。サーバ装置200A,200Bは、健康状態のチェックを行なう度に、当該チェック結果を、当該チェックよりも以前に行われた家電の制御のうちの少なくとも1つの制御に関するデータに関連付けて、トイレユニット100の操作パネル102に出力させる。上記の構成によれば、健康状態のチェックを受けた者(被測定者)は、トイレでチェック結果を提案内容または制御内容と関連付けて知ることができる。
(10)サーバ装置200A,200Bは、健康状態のチェックを行なう度に、当該チェック結果を、当該チェックよりも以前に行われた家電の制御のうちの最後に行った制御に関するデータに関連付けて、トイレユニット100の操作パネル102に出力させる。上記の構成によれば、健康状態のチェックを受けた者(被測定者)は、トイレでチェック結果を直近の提案内容または制御内容と関連付けて知ることができる。
(11)サーバ装置200A,200Bは、複数のデータ(実施の形態2における提案内容、実施の形態3における制御内容)の各々に対して、健康状態を維持または向上させることができたか否かを判定するための指標を対応付けて記憶している。サーバ装置200A,200Bは、健康状態が向上したと判定された際に用いた指標に対応付けられたデータに関連付けて、チェック結果を操作パネル102に出力させる。
上記の構成によれば、サーバ装置200A,200Bは、健康状態の向上に効果があったと思われるデータ(提案内容,制御内容)と関連付けて操作パネル102にチェック結果を出力させることができる。
(12)サーバ装置200A,200Bにおいて、複数のデータ(実施の形態2における提案内容、実施の形態3における制御内容)の各々に対して、複数の指標を対応付ける。また、複数の指標の各々には、データ毎に重み付けがされている。サーバ装置200A,200Bは、健康状態が向上したと判定された際に用いた指標に対応付けられたデータが複数存在する場合、少なくとも重み付けによる値が最も大きいデータに関連付けて、チェック結果を操作パネル102に出力させる。
上記の構成によれば、各提案内容および各制御内容に複数の指標が設定されている場合であっても、サーバ装置200A,200Bは、健康状態の向上に特に効果があったと思われるデータ(提案内容,制御内容)と関連付けて操作パネル102にチェック結果を出力させることができる。
(13)サーバ装置200A,200Bは、重み付けによる値が閾値以上のデータ(実施の形態2における提案内容、実施の形態3における制御内容)に関連付けて、チェック結果を操作パネル102に出力させる。
上記の構成によれば、各提案内容および各制御内容に複数の指標が設定されている場合であっても、サーバ装置200A,200Bは、健康状態の向上に特に効果があったと思われる複数のデータ(提案内容,制御内容)と関連付けて操作パネル102にチェック結果を出力させることができる。
(14)健康状態の取得はトイレユニット100にて行われる。したがって、健康状態の取得を利用者に意識させないで、健康状態を取得することができる。
(15)制御システム1Cにおいては、家電300は個人認証機能を有する。制御システム1Cは、予め定められた人が家電を操作したことを条件に、チェック結果を家電に出力させる。上記の構成によれば、チェック結果を知らせる必要でない人にチェック結果を知られてしまうことを避けることが可能となる。
(16)制御システム1Aは、健康状態のチェックと、チェック結果に応じた家電の制御とをこの順で繰り返し、家電300の制御に対する個人の当該家電の過去の操作履歴と操作の後の健康状態のチェック結果とに基づいた通知を当該家電300に行わせる。上記の構成によれば、被測定者に適した通知を行なうことが可能となる。
(17)制御システム1Bは、健康状態のチェックと、チェック結果に応じた家電の制御とをこの順で繰り返し、家電300の制御に対する個人の当該家電の過去の操作履歴と操作の後の健康状態のチェック結果とに基づいた動作を当該家電に実行させる。上記の構成によれば、被測定者に適した動作を家電300に実行させることが可能となる。
(18)制御システム1Aは、他人に対して通知することにより当該他人の健康状態が向上した通知を、家電300に行なわせる。当該構成によれば、他人の結果を有効利用することができる。
(19)制御システム1Bは、他人に対して通知することにより当該他人の健康状態が向上した動作を、家電300に実行させる。当該構成によれば、他人の結果を有効利用することができる。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A,1B,1C 制御システム、100 トイレユニット、101 便器、102 操作パネル、103 体重計、200,200A,200B,200C サーバ装置、201,201A,201B 記憶部、202 受信部、203 個人認証部、204,204A 健康状態チェック部、205,205A 制御命令生成部、206 送信部、207,207B データテーブル更新部、208 受付部、209,209B 優先順位更新部、251 CPU、254 HDD、301 エアーコンディショナ、302 照明器具、303 テレビ、304 電子レンジ、305 冷蔵庫、306 洗濯機、D11,D21,D22,D31,D32,D41 データテーブル。

Claims (23)

  1. 個人の健康状態に応じた処理を家電に実行させる制御システム。
  2. 前記個人の健康状態のチェックを行ない、前記個人の健康状態に応じた処理として、前記チェック結果を前記家電から出力させる、請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記個人の健康状態のチェックを行ない、前記個人の健康状態に応じた処理として、前記健康状態を維持または向上させるための通知を前記家電に行わせる、請求項1に記載の制御システム。
  4. 前記個人の健康状態のチェックを行ない、前記個人の健康状態に応じた処理として、前記健康状態を維持または向上させるための動作を前記家電に実行させる、請求項1に記載の制御システム。
  5. 前記制御システムは、
    前記健康状態を取得するための取得手段と、
    前記取得された健康状態に基づいて前記健康状態のチェックを行ない、前記家電を制御するために、前記家電に対して前記チェック結果に基づいた制御命令を送信する制御装置とを備える、請求項2から4のいずれか1項に記載の制御システム。
  6. 前記制御装置は、
    前記健康状態を複数の区分に分けて管理しており、
    予め定められたデータを各前記区分に対応付けて複数記憶しており、
    前記チェック結果に応じた前記区分を特定し、
    前記制御命令は、前記特定された区分に応じた前記データに基づいて生成される、請求項5に記載の制御システム。
  7. 前記制御システムは、複数の前記家電を備え、
    前記制御装置は、
    前記複数のデータの各々に対して、前記家電を識別するための識別情報を対応付けて記憶しており、
    前記特定された制御命令に対応付けられた前記識別情報を有する家電に対して、前記特定された制御命令を送信する、請求項6に記載の制御システム。
  8. 前記制御装置は、前記取得された健康状態に基づいて個人認証を行ない、
    前記データは各前記個人に対応付けて複数記憶されている、請求項6または7に記載の制御システム。
  9. 前記制御システムは、
    前記健康状態を維持または向上させるための通知を前記家電に行わせるか、あるいは前記健康状態を維持または向上させるための動作を前記家電に実行させるものであり、
    前記健康状態のチェックと、前記チェック結果に応じた家電の制御とをこの順で繰り返し、
    前記制御装置は、前記健康状態のチェックを行なう度に、当該チェック結果を、当該チェックよりも以前に行われた前記家電の制御のうちの少なくとも1つの制御に関する前記データに関連付けて、予め定められた出力装置に出力させものである、請求項6から8のいずれか1項に記載の制御システム。
  10. 前記制御装置は、前記健康状態のチェックを行なう度に、当該チェック結果を、当該チェックよりも以前に行われた前記家電の制御のうちの最後に行った制御に関する前記データに関連付けて、前記出力装置に出力させる、請求項9に記載の制御システム。
  11. 前記制御装置は、
    前記複数のデータの各々に対して、前記健康状態を維持または向上させることができたか否かを判定するための指標を対応付けて記憶しており、
    前記健康状態が向上したと判定された際に用いた前記指標に対応付けられた前記データに関連付けて、前記チェック結果を前記出力装置に出力させる、請求項9に記載の制御システム。
  12. 前記複数のデータの各々に対して、複数の前記指標が対応付けられており、
    前記複数の指標の各々には、前記データ毎に重み付けがされており、
    前記制御装置は、前記健康状態が向上したと判定された際に用いた前記指標に対応付けられた前記データが複数存在する場合、少なくとも前記重み付けによる値が最も大きい前記データに関連付けて、前記チェック結果を前記出力装置に出力させる、請求項11に記載の制御システム。
  13. 前記制御装置は、前記重み付けによる値が閾値以上の前記データに関連付けて、前記チェック結果を前記出力装置に出力させる、請求項12に記載の制御システム。
  14. 前記健康状態の取得はトイレにて行われる、請求項5から13のいずれか1項に記載の制御システム。
  15. 前記家電は個人認証機能を有し、
    前記制御システムは、予め定められた人が前記家電を操作したことを条件に、前記チェック結果を前記家電に出力させる、請求項2または3に記載の制御システム。
  16. 前記制御システムは、
    前記健康状態のチェックと、前記チェック結果に応じた家電の制御とをこの順で繰り返し、
    前記家電の制御に対する前記個人の当該家電の過去の操作履歴と前記操作の後の前記健康状態のチェック結果とに基づいた前記通知を前記家電に行わせる、請求項3に記載の制御システム。
  17. 前記制御システムは、前記健康状態のチェックと、前記チェック結果に応じた家電の制御とをこの順で繰り返し、
    前記家電の制御に対する前記個人の当該家電の過去の操作履歴と前記操作の後の前記健康状態のチェック結果とに基づいた前記動作を前記家電に実行させる、請求項4に記載の制御システム。
  18. 他人に対して通知することにより当該他人の健康状態が向上した通知を、前記家電に行なわせる、請求項3に記載の制御システム。
  19. 他人に対して通知することにより当該他人の健康状態が向上した動作を、前記家電に実行させる、請求項4に記載の制御システム。
  20. 個人の健康状態に応じた処理を家電に実行させる制御システムにおける、前記家電を制御するための制御装置。
  21. 個人の健康状態に応じた処理を家電に実行させる制御システムにおける家電。
  22. 個人の健康状態に応じた処理を家電に実行させる家電制御方法。
  23. 個人の健康状態に応じた処理を家電に実行させるプログラム。
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