JP2015531104A - 電子商取引記録配信システム - Google Patents

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Abstract

販売時点(POS)レシート管理システムは、非一時的な物理的媒体から第1のソフトウェア(SW)を実行するPOSにおけるコンピュータ化機器と、コンピュータ化機器に結合されるとともに、周辺機器の近くに隣接する、消費者が所有している携帯通信装置に対して、無線でデータを送信することができる周辺機器とを有する。消費者がPOSにおける取引を終えるに際して、POSコンピュータ化機器は、周辺機器に対して、したがって消費者が所有している携帯通信装置に対して無線で送信される取引データを準備する。

Description

本出願は、2011年2月8日に出願された先の同時係争中の米国特許出願第13/022,867号および2011年01月18日に出願された米国仮出願第61/433,820号の開示を、少なくとも参照によって、すべて援用するとともに、新規事項を追加する。その出願の全体の開示によって有効にされたあらゆる特許請求の範囲に関する第13/022,867号の出願日、およびその仮出願の全体によって有効にされたあらゆる特許請求の範囲に関する第61/433,820号の出願日に対して、優先権が主張される。
本発明は、商業の分野にあり、特に、電子的な販売時点情報管理(POS(point of sale))システムから取引記録を取得する方法および装置に関する。
eコマースを含む商業の技術分野において、レシートは、金銭的取引の重要な記録である。多くのレシートが、販売時点情報管理(POS)システム、自動販売機、チケット発行機、または金銭的取引若しくは商品取引の成立を容易にする他のシステムまたは機械によって、紙に物理的に印刷される。紙レシートを維持し、整理し、取り出すことは、時間のかかるものになり得るし、退屈にもなり得る。納税申告または他の財務監査の目的ために集められる前に、物理的なレシートは、失われる、一時的に誤って与えられる、または処分されるかもしれない。
多くのレシートが電子形式である。このような電子レシートは、金銭的取引または商品取引がインターネットを通じて若しくは電話を介して達成される電子商取引で用いられる。電子レシートは、紙レシートと本質的に同様のデータを含むファイルである。電子レシートは、受領者に対して、遠隔的にまたは遠隔地から供給される。そのため、記録の受信者は、送り手に対して連絡先情報を、最も一般的には電子メールアドレスを、送信しなければならない。しかしながら、電子メールアドレスまたは他の個人的連絡先情報をレシート送信者と共有することは、レシートを受信するエンティティをプライバシーリスクや危険リスクにさらす。
最近になって、物理店舗に対して電子レシートを利用する取り組みがなされている。ファイルに対してレシート情報を出力するPOSシステムに統合化するために開発されたソフトウェアプロダクトがある。電子記録またはレシートは、サーバから受信装置に対して送信される、または受信装置に対して直接送信され得る場所から、中央サーバに対してアップロードされる。このアプローチに関する問題は、コンシューマが、POSまたは第三者のサービスプロバイダに対して、識別情報および連絡先情報を提供しなければならないということである。第三者サービスの場合、提供された連絡先データおよび識別子データは、もっぱら第三者サービスにおいて用いられるかもしれない。
記録が特定の第三者システムまたは装置に対して配信され得る前にPOSと第三者システムとの間で統合化が遂行されなければならないという技術における問題も、明らかである。このタイプのシステムは、多くの場合、単なるレシート情報よりもエンティティを送信するレシートに関するさらなる情報を格納し、このようなシステムに対する統合化は、このような電子記録配信システムの導入拡大を遅らせるまたは妨げる影響があるかもしれない、セキュリティおよびプライバシーに対する懸念を高めるかもしれない。
そのため、明らかに必要とするものは、ローカルにまたはユーザによって制御されたリモートリポジトリに対して、直接的なレシート配信を提供するPOSコンピューティングシステムのための記録配信システムである。
以上に述べた問題は、消費者向け電子商取引(B2C)取引シナリオにおいて環境にやさしく効率的な記録生成およびレシートが、企業および得意客の消費者ために望ましいが、印刷(物理的レシート)またはリモート送信(電子レシート)などによってレシートの記録を取得するための多くの従来の手段は、また、不必要な書類事務(物理的印刷)および潜在的な危険リスク(リモート送信)も生じる、ということである。そのため、発明者は、レシート提示および取得を提供するために場合によっては利用することができる統合化能力を示す構成要素を、但しセキュリティチャレンジまたはさらなる書類事務を生じない方式で、探しながら、販売時点情報管理(POS)コンピューティングシステムの機能コンポーネントを検討した。
製品またはサービスを市場に出すあらゆる事業は、消費者の愛顧(consumer patronage)によって推進され、その1つの副産物は、発生して、明細を明らかにしなければならない大量の取引である。このような事業のほとんどは、企業の日常業務を行うためにネットワーク接続されたPOSコンピューティングシステムを用い、POSコンピューティング端末および同様の消費者インタフェースアプリケーションおよびマシンは、典型的には、このような装置の一部である。
本発明者は、取引を行うという点において、POSコンピューティング機器から安全なパーソナル装置または消費者の他の安全な格納場所に、関連データを含む取引の記録を効率的且つ安全に送信することができるならば、効率および取引の周囲のセキュリティにおいて著しい改善をもたらし得ることを、発明時に気がついた。そのため、発明者は、効率的な高度なセキュリティ設定において取得するために、近接する無線プロトコルを用いて、消費者がPOSコンピューティングシステムから自らのレシートを直接取得することを可能にした、記録を送信するための独自のシステムを構成した。効率の著しい改善および取引実績のコストの低減は、作業またはサービス品質(QoS)に対する障害を伴わずに、もたらされた。
したがって、本発明の実施形態において提供される販売時点(POS)レシート管理システムは、非一時的な物理的媒体から第1のソフトウェア(SW)を実行するPOSにおいてコンピュータ化機器と、コンピュータ化機器に結合された周辺機器とを備え、周辺機器は、周辺機器に近接する、消費者が所有している携帯通信装置に対して、無線でデータを送信することができる。消費者がPOSにおける取引を終えると、POSコンピュータ化機器は、周辺機器に対して、したがって消費者が所有している携帯通信装置に対して無線で送信される取引データを準備する。
本発明の1つの実施形態において、周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器と消費者の携帯通信装置との両方で使用可能な近距離無線通信(NFC(near−field communication))による。別の実施形態において、周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器と消費者の携帯通信装置との両方で使用可能なブルートゥース(TM)技術による。さらに別の実施形態において、周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器と消費者の携帯通信装置との両方で使用可能な、NFC技術とブルートゥース(TM)技術との組み合わせによる。さらなる別の実施形態において、周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器のディスプレイ上に表示され、消費者のモバイル通信装置のカメラによって取り込まれ、その後復号される画像ベースのコードとして、取引データを符号化することによる。画像ベースのコードは、QRコード(登録商標)であってもよい。本発明のさらなる別の実施形態において、周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器と消費者の携帯通信装置との両方で使用可能な超音波技術による。
1つの実施形態において、POS機器は、インターネット接続され、取引情報は、インターネット内の第三者サーバに対して送信され、取引IDは、消費者が第三者サーバから取引情報をダウンロードすることを可能にする消費者の携帯通信装置に対して周辺機器を介して送信される。いくつかのケースにおいて、取引データは、消費者によって選択されたインターネット接続機器に対して、第三者サーバによってプッシュされてもよい。
本発明の別の態様が提供する販売時点(POS)レシート管理方法は、(a)消費者により完了された取引に関する販売時点コンピュータ化機器における取引情報を構成するステップと、(b)コンピュータ化機器に結合された周辺機器に対して取引情報を送信するステップと、(c)近接ワイヤレス技術を用いて、消費者に関連する携帯通信装置に対して周辺機器により取引情報を送信するステップとを備える。
ステップ(c)における方法の1つの実施形態において、周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器と消費者の携帯通信装置との両方で使用可能な近距離無線通信(NFC)による。ステップ(c)における別の実施形態において、周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器と消費者の携帯通信装置との両方で使用可能なブルートゥース(TM)技術による。ステップ(c)におけるさらに別の実施形態において、周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器と消費者の携帯通信装置との両方で使用可能な、NFC技術とブルートゥース(TM)技術との組み合わせによる。
ステップ(c)における本発明の方法の1つの実施形態において、周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器のディスプレイ上に表示され、消費者のモバイル通信装置のカメラによって取り込まれ、その後復号される画像ベースのコードとして、取引データを符号化することによる。画像ベースのコードは、QRコードであってもよい。さらに別の実施形態において、周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器と消費者の携帯通信装置との両方で使用可能な超音波技術による。
方法の別の実施形態において、POS機器は、インターネット接続され、取引情報は、インターネット内の第三者サーバに対して送信され、取引IDは、消費者が第三者サーバから取引情報をダウンロードすることを可能にする消費者の携帯通信装置に対して周辺機器を介して送信される。いくつかのケースにおいて、取引データは、消費者によって選択されたインターネット接続機器に対して、第三者サーバによってプッシュされる。
本発明の実施形態による取引記録の直接転送を支援する取引ネットワークのアーキテクチャ概要である。 本発明の実施形態による図1のドングル装置の平面図である。 本発明の実施形態による図1のドングル装置の基本コンポーネントおよびオプションコンポーネントを図示するブロック図である。 本発明の態様によるPOSコンピューティング装置から取引記録を伝送するためのステップを図示する処理フローチャートである。 本発明の別の態様によるPOSコンピューティング装置から取引記録を伝送するためのステップを図示する処理フローチャートである。 本発明のさらに別の態様によるPOSコンピューティング装置から取引記録を伝送するためのステップを図示する処理フローチャートである。
本発明者は、POSのエンティティに対して個人的連絡先情報を消費者が提供することを必要とせずに、行われた取引または他のビジネスの記録を消費者が受信することを可能にする物理的な販売時点(POS)システムにおいて用いられるデータ伝送システムを提供する。本発明は、本発明の範囲内にある1つ以上の関連する実施形態を記載してもよい、以下の例を用いることが可能になる詳細な記述に記載される。
図1は、本発明の実施形態による取引記録の直接転送を支援する取引ネットワークのアーキテクチャ概要100である。取引ネットワーク100は、小売販売拠点101を含む。拠点101は、物理的レシートが消費者のために印刷され得る店舗拠点、切符販売機、ATM拠点、または他の拠点を含む取引の記録を消費者が取得することができる、あらゆる物理的位置を表現する。小売拠点101は、ローカルエリアネットワーク(LAN)125を含む。LAN125は、本発明の精神および範囲から逸脱せずに、自動取引ネットワーク(ATM)またはインターネット網に接続されてもよい。
LAN125は、販売時点(POS)コンピューティング機器107を支援する。POS機器107は、この例において販売端末である。1つの態様において、LAN125は、インストールされ、且つそこから実行可能なPOS SWを有するサーバに接続される端末を支援する。この実施形態におけるPOS機器107は、入力のためのキーボードと、表示のためのモニターとを含む。他の入力の方法も、また、タッチスクリーン入力などを備えてもよい。機器107は、この例において、コンピュータペリフェラル用ケーブル108によって、機器107に接続している周辺機器109を有する。1つの実施形態において、装置109は、近距離無線通信(NFC)、ブルートゥース(TM)、または双方の機能などの無線通信機能を装備したドングル装置である。ドングル装置109は、この例において、コンピューティング機器107にケーブル接続される。1つの実施形態において、ドングル装置は、ユニバーサルシリアルバス(USB)ケーブルを介して接続されるUSBドングルである。別の実施形態において、ドングルは、シリアルまたはパラレルポートケーブルを介して、機器107に接続されてもよい。別の実施形態において、ドングル装置109は、赤外線、無線USB、または他のいくつかのワイヤレス接続プロトコルなどのコンピューティング機器107に対するワイヤレス接続を利用する。
この例におけるコンピューティング機器107は、標準的印刷ケーブルを介してコンピューティング機器107に接続されたプリンタ106を有する。1つ以上の物理プリンタは、本発明の精神および範囲から逸脱せずに、コンピューティング機器107に接続されてもよい。1つの実施形態において、プリンタ106は、デフォルトプリンタすなわちワイヤレス接続機能を有し、POSコンピューティング装置107に無線で構成される。プリンタ106は、拠点から製品またはサービスを購入した消費者のための取引記録またはレシートを印刷するために用いられるプリンタである。他の実施形態において、POSとの接続を有するプリンタは、ネットワークプリンタすなわちPOSと同一のネットワークに接続されたプリンタであってもよい。
本発明の実施形態において、SW112を活用するドングル装置109は、デフォルト印刷先として、プリンタ106をエミュレートする。ドングル109がPOSコンピューティング装置107に対して適切にインストールされて移植される場合、ドングルは、主として取引レシートとして特徴づけられる消費者の取引記録のためのデフォルト印刷先として直ちに認識される。モバイル通信装置110を操作する消費者は、拠点101において買物をしてもよい。取引記録は、ドングル装置109に対して送信され、装置上に表示されてもよいか、または表示されなくてもよい。レシートは、NFCプロトコルを介してモバイル通信装置110に対して直接送信される電子ファイルである。消費者は、ドングルから直接モバイル機器に対するデータ伝送を起動するためにドングルに対するNFC範囲内(10センチメートル以下)にモバイル機器110を持ち込まなければならない。
1つの実施形態において、ドングル装置は、プリンタをエミュレートするように特別に要求されない。本発明の1つの態様において、用紙プリンタのセットアップ処理が変更若しくは修正されてもよい、または、システムが通常の印刷処理に介入してもよい。例えば、1つは、印刷処理の間にオペレーティングシステムによって提供されるスプーラステップを修正してもよいし、または介入してもよい。単にプリンタに対して印刷する代わりに、スプールSWは、プリンタドライバに対してデータを送信する前に、メモリまたはコンピューティングハードウェア内に一時的に印刷データを格納するように構成されてもよい。したがって、スプーラは、ドングル装置、用紙プリンタを含む複数の送信先に対して、または取引端末に対して直接、印刷データを送信してもよい。本発明の別の実施形態によれば、印刷データの複製は、スプーラがプリントデータを受信した直後に、但しスプーラSWによって制御される一時的メモリから消される前に、その目的のために構成されたSWによって作成される。
本発明のさらに別の可能的な実施形態において、ドングルコンポーネントは、POSコンピューティング装置および用紙プリンタに接続する。この場合、オペレーティングシステム(OS)上で動作するコンピュータプロトコル(図示せず)は、印刷データを受信し、ドングルのSWに対して複製を送信する。このアルゴリズムは、また、用紙プリンタに対して複製を送信する。この代替の実施形態がプリンタドライバから下流で動作することは、本明細書において注目される。但し、最初の2つの代替の実施形態は、プリンタドライバから上流に実装される。この事実により、ドングル装置が受信する印刷データのフォーマットにおいて、何らかの違いが生じることになる。ドングルによって受信されたデータが用紙プリンタ規格によって既に符号化されるように、用紙プリンタドライバの下流で動作する場合、プリンタドライバは、固有のコーディング標準を有するように構成することができ得る。直近に言及された代替の実施形態のこの点において、受信されたデータは、典型的には、用紙プリンタ規格によって復号されなければならない。これは、第3の実施形態をそれほど望ましくない実施形態にする、ある程度の複雑性をインプリメンテーションに対して加えるかもしれない。
ドングル装置109は、モバイル通信装置110と通信するように、この例において図示される。通信装置110は、スマートフォン、アンドロイド装置、携帯情報端末、iPad装置、または他の何らかのモバイルプラットフォームコンピューティング機器であってもよい。この実施形態において、携帯電話110は、ドングル装置109から無線で送信された取引の記録を受理するために用いられる。この実施形態において、POSコンピューティング装置は、ドングル装置109の動作および機能を支援するために提供されるSW112(ドングルドライバ)を有する。POSコンピュータ107上にインストールされたドライバSW(SW 112)は、ドングル装置がレシートプリンタと直ちに認識されることを可能にする。
装置109は、1つのタイプまたは複数のタイプのレシートプリンタのいずれかをソフトウェアにおいてエミュレートすることができ、装置がその拠点において使われる実際のレシートプリンタ(106)と同一のタイプのプリンタであるように見なされるように、装置がどの特定のプリンタをエミュレートすべきかを、構成するユーザ(POSホスト)が選択することを可能にすることができる。ドングルが機器107のようなPOSコンピューティング装置にプラグ接続され、ドライバがインストールされて動作している場合、POSコンピューティング装置は、ドングルをレシートプリンタと直ちに認識し、プリンタタイプオプションのリスト中からドングルにエミュレートさせたいプリンタのタイプを選択するように販売主に要求するポップアップウィンドウがPOSディスプレイに現われてもよい。販売主は、販売主が現在使用しているものと同一のタイプのプリンタをレシートプリンタとして選択する。SW112は、POSコンピュータがプリント要求を送信する場合にドングルがレシート情報を取得することを可能にする。印刷フォーマットで取得されるレシート情報(取引記録)は、必要であれば、より優れた読みやすさのためにドングル装置上の他のフォーマットに復号され、再フォーマットされることができる。ドングルは、また、印刷フォーマットを標準的PDFまたはHTMLフォーマットに変換するように構成されることができる。
インストールの間に、ドライバ/インストールソフトウェア(112)は、POSコンピュータが接続されるすべての既存のプリンタを認識する。これは、販売主が指定することができる名前を有するマスタプリンタを生成するオプションを、販売主に提示する。これによって、販売主は、彼らの既存の用紙、レシートプリンタ、およびドングル上に、同時に印刷することができる。技術的には、これは、印刷コマンド/メッセージが実際の紙レシートプリンタを通過することを可能にする、ドライバソフトウェア内のプリンタフィルタ機能を実行することによって達成される。
取引記録は、販売主名、住所、部門、取引の日時、使用される決済方法、保証情報、リベート情報などの、いくつかのデータカテゴリを含むことができる。データは、購入された品の名前、価格、および量、総支払価格、税の総額、チップ、および他の類似の情報などに、ドングル装置上で項目化され得る。1つの実施形態において、ドングル装置は、そして、決算、納税申告、または他の目的のために、自動的に整理、管理、分析され得る一部のデータを抽出するためにデータを解析するためのSWを含む。別の実施形態において、機能は、第1のSWを使用して、POSシステム上で実行されてもよい。
モバイル通信装置110は、そこに設けられ、且つ、近距離無線通信(NFC)、ブルートゥース(TM)、または他の何らかの近接無線プロトコルなどの近接無線プロトコルを介して、取引記録の無線レシートをドングル装置109上に保持可能にするように構成されたSW113を有する。1つの実施形態において、NFCは、ブルートゥース(TM)通信のための携帯電話110およびドングル装置109をペアリングするために使用される。この実施形態において、携帯電話110を操作する消費者は、ブルートゥース(TM)のペアリングを起動し、後続のブルートゥース(TM)セッションを確立するために、NFC範囲(10センチメートル以下)内に装置を持ち込む。そして、ブルートゥース(TM)セッションがアクティブになり、レシートがドングルからモバイル機器に対して送信されるときに、消費者は、取引記録を取得することができる。
LAN125は、インターネットアクセスサーバ114を支援する。インターネットアクセスサーバ114は、POSコンピューティングステーションがインターネットアクセスサービスを受信することを可能にする。サーバ114は、インターネット網102内のネットワークバックボーン115に接続される。バックボーン155は、全体として、インターネット網を作成するライン、設備、およびアクセスポイントのすべてを表す。そのため、本発明の実施に対する地域的制限はない。本発明は何らかのネットワークに対してログオンするための要件をもたずにローカルに実施されてもよい、ということは注目される。但し、1つの実施形態において、携帯電話110を操作する消費者は、第三者サービス(オンライン管理サービス105)によってオンライン状態を維持されたリポジトリに対して転送された取引記録を有することを所望してもよい。
1つの実施形態において、消費者は、装置110のようなNFC対応の通信装置がない場合に、ドングル装置109との通信範囲内に、NFC対応または無線自動識別(RFID)タグ111を持ち込んでもよい。この動作は、個人識別番号(PIN)または個人用アクセスコード(PAC)などの消費者識別(ID)パラメータを、NFCまたはRFIDタグから送信させてもよい(読み取らせてもよい)。IDは、また、オンラインリポジトリ送信先に対するユニバーサルリソースロケータ(URL)のようなネットワーク送信先アドレスを含んでもよい。管理サービス105は、インターネット接続データサーバ127を支援するLAN126を含む。データサーバ127は、データサーバ機能性を使用可能にするのに必要なSWおよびデータをすべて保持するように構成された、データサーバ127に結合する物理的なデジタル媒体を含む。
サーバ127は、インターネットバックボーン115に対する接続を有する。POS107は、ローカルの記録を印刷する代わりに、アクセスライン124およびネットワークバックボーン115を介して、サーバ127に対して記録を転送してもよい。サーバ127は、記録を受信し、識別され検証された消費者のための他の記録と一緒に記録を格納する。そして、第三者SWの支援のもと、必要とされた場合、消費者は、レシートをアクセスしてもよい。例えば、SWのアプリケーション122によって支援されたデスクトップコンピュータ116を操作する消費者は、公衆交換電話網(PSTN)104を通じて、サーバ127、インターネットサービスプロバイダ(ISP)121、およびネットワークバックボーン115にアクセスする。登録を達成し、且つ領収証データとラベルづけされたリポジトリ128内に格納されたデータに対するアクセスを調整するために、SWのアプリケーション122は、ダウンロードされインストールされたアプリケーションとして、第三者サービスによって提供されてもよい。
SWのアプリケーション123によって支援された無線携帯電話117を操作する消費者は、無線通信事業者ネットワーク(WCN)103、携帯電話基地局119、無線インターネットサービスプロバイダ(WISP)120およびネットワークバックボーン115を通じて、サーバ127にアクセスしてもよい。SW124によって支援されたラップトップコンピュータ118を操作する消費者は、WCN103、携帯電話基地局119、およびWISP120を通じて、サーバ127にアクセスしてもよい。別の実施形態において、SW113によって支援された携帯電話110を操作する消費者は、ドングル109からレシートを一時的に取り出し、その後、後々までリポジトリ128内に格納するためにサーバ127に対してアップロードしてもよい。多くの可能性がある。SW113は、また、サーバ127からデータを受信してもよい。SWのアプリケーション122、123、および124は、記録をオンラインに格納するために加入者サービスと対話するための第三者アプリケーションを表すが、本発明を実施するためには明示的には必要とされない。
消費者が自身のすなわちモバイル機器に取引記録を格納した後、消費者は、自身のパーソナルコンピュータ、サーバ、または他の電子装置に集積されたレシート情報を「同期」するようにモバイルのSWのアプリケーションを設定してもよい。顧客が返却、製品交換、若しくは他の目的のためにレシートを必要とするときに、顧客は、自身のモバイル機器上に特定のレシートを引き上げるか、またはサーバからモバイル機器に対してそれをダウンロードする必要があるだけである。販売主がリクエストされた取引の処理のためにレシート中のバーコードをスキャンすることができるように、デジタルレシートがモバイル機器上に表示されてもよい。あるいは、デジタルレシートを、ユーザのモバイル機器から若しくはサーバに対してアップロードし、その後、ウェブ上でそれにアクセスすることにより、ユーザは、必要なときに、用紙上にデジタルレシートを印刷することができる。
消費者が、返却、製品交換、または同種のもののためにレシートを必要とするときに、消費者は、ホストモバイル機器上に特定のレシートを呼び出すか、または第三者サービスからモバイル機器に対してレシートをダウンロードすることができる。POS販売主がリクエストされた取引の処理のためにレシート中のバーコードをスキャンすることができるように、デジタルレシートがモバイル機器のディスプレイ画面上に表示されてもよい。あるいは、デジタルレシートを、ユーザのモバイル機器から若しくはサーバに対してアップロードし、その後、ウェブ上でそれにアクセスして印刷することにより、ユーザは、必要なときはいつでも、用紙上にデジタルレシートを印刷することができる。
図2は、本発明の実施形態による図1のドングル装置109の平面図である。ドングル装置109は、本発明の精神および範囲から逸脱しないで、無線装置または有線装置であってもよい。この例において、装置109は、物理的なクレジットカードおよびデビットカード読み取り装置として付加的に構成され、取引を行う間にデビットカードまたはクレジットカードをスワイプするためのカード読み取りスロット201を含んでもよい。この例において、ドングル109は、ディスプレイ204を有する。ディスプレイ204は、取引項目を表示するために、および電子レシートのような取引記録を表示するために、取引を行う間に使用されてもよい。
ドングルがプリント指令を受信すると、ドングルはディスプレイウィンドウ204内にレシートデータを表示する。ドングル109は、いつ取引記録が装置からオフロードされる準備ができるのかを明らかにするようにプログラミングすることができる少なくとも1つのインジケーターライトまたはボタンの202を有する。1つの実施形態において、ボタン203は、第三者ホスト型ストレージおよび管理サービスに対する固有の取引記録に加えて、NFCまたはRFIDタグからドングルに対して送信された消費者PINまたはPACを提示するための提示ボタンを備える。1つの実施形態において、年末までに所得控除できるレシートがすべて税レポートプロトコル(tax reporting protocols)によって明細を明らかにされて整理されるように、消費者は、税務アカウント(tax service account)に対して一部の所得控除できるレシートを直接アップロードしてもよい。1つの実施形態において、SWプログラムは、既存の税関連機能にデータをアルゴリズム的に移植することができる。ドングル装置109は、本発明を実施するのにディスプレイを必要としない。
1つの実施形態において、ユーザは、支払を開始するためにクレジットまたはデビットカードをスライドすることを含むPOS端末としてドングル装置と対話する。SW122を援用するドングルは、異なる取引のステージでの装置110のような携帯電話に対してデータを送信することができる。消費者が送信されたファイルではなく印刷されたレシートを望む実施形態において、ドングル装置は、POSコンピューティング装置に接続されたデフォルト物理プリンタに対して取引記録データ(プリントリクエスト)を送信するパススルーインライン装置(pass through inline device)として機能できる。あるいは、ユーザが紙レシートを望まなければ、ドングル装置は、デフォルトプリンタに対してレシートを送信しないようにできる。1つの実施形態において、この機能性は、消費者インタフェースとして構成された入力制御およびディスプレイを使用して、ドングル装置を介して管理することができる。1つの実施形態において、特定の機能を選択するための消費者インタフェースは、SW12の一部としてPOSの上に、ドングル装置に直接ではなく、提供される。
代替的に、消費者は、自身のブルートゥース(TM)対応装置上にNFC機能を得るために無線NFCの付属品を使用することができる。より具体的には、このような無線NFCの付属品は、ブルートゥース(TM)とNFCコンポーネントとの両方から構成されてもよい。このような付属品は、2つの異なる通信コンポーネントの中間にデータをパスするためのプロセッサおよび回路を有するだろう。付属品の機能の1つは、携帯電話に対して移植されたハードウェア付属品上のブルートゥース(TM)とドングル装置上のブルートゥース(TM)をペアし、ドングル装置からNFCを通じてデータを得て、付属品内のデータを自身のNFCから自身のブルートゥース(TM)へパスすることであろう。消費者装置がブルートゥース(TM)で既にペアになったので、レシートデータは、その後、ブルートゥース(TM)接続を通じてドングルから消費者装置に対して伝送されることができる。
但し、この実施形態は、ユーザの付属品と販売主のドングル装置との間でレシートデータを送信する方法としてNFCを使用し、ユーザの付属品(NFCハードウェア拡張機能)とユーザのメイン装置(モバイル通信装置)との間でデータを送信する方法としてブルートゥース(TM)を使用する。開示される1つの実施形態は、ユーザ装置および販売主ドングルをペアにするためのブリッジ接続としてNFCを使用し、レシートデータを送信するためにブルートゥース(TM)または他の接続方法を使用する。
システムによって既に認識されていた標準的印刷プロトコルを通じてインタフェースを確立するので、ドングル装置およびSW機能性がPOSコンピューティングプラットフォームまたは他のレシート生成システムとの統合化を必要としない、ということは本明細書において注目される。この事実は、用いられるPOSプロトコルの種類に関わらず、販売主およびビジネスによってドングル装置を採用することを非常に単純で簡単にする。
図3は、本発明の実施形態による図1のドングル装置109の基本コンポーネントおよびオプションコンポーネントを図示するブロック図である。ドングル装置109は、POSコンピューティング装置上のポート内に装置を移植またはプラグ接続するためのPCインタフェース309を含む。この例において、電力ライン入力端子、データ入力ライン、およびデータ出力ライン(I/O)が図示される。この例において、ドングル装置は、装置上のデータを処理し、始動またはリクエストに際してデータを送信するように構成されたマイクロプロセッサ300を含む。BUS構造は、動作のための各種装置コンポーネントを接続する装置上で利用可能である。ドングル装置109は、図1のスマートフォン110のように、装置とモバイル通信機器との間の双方向方式でデータの近距離伝送を使用可能にするNFCモジュール302を含む。NFCモジュール302は、また、NFCまたはRFIDタグを通信するように構成されてもよい。
この例において、ドングル装置は、カードからデータを読み取り、カードに対してデータを記述するために構成された読み書きモジュール301を含む。NFCモジュールが、ドングルとモバイル通信装置または無線対応NFCまたはRFIDタグとの間のデータのある形式のデータおよびレシートの伝送を使用可能にする、ということは、本明細書において想定される。
ドングル装置109は、データの表示を可能にするように構成されたディスプレイ回路308を含んでもよい。ドングル装置109は、消費者がPOS端末の消費者インタフェースとしてドングルと対話することを可能にするように構成された消費者入力回路305を含む。1つの実施形態において、ディスプレイは、タッチスクリーンディスプレイであり、消費者は、タッチスクリーンを使用して装置と対話してもよい。別の実施形態において、物理的なキーパッド、一連のアクションボタン、または他の入力インディシア(input indicia)が提供されるかもしれない。フラッシュメモリモジュール309は、他の装置に対して送信するためのデータを格納する目的のために提供される。ランダムアクセスメモリ(RAM)および読み取り専用メモリ(ROM)の小量は、ブートSWロード(boot SW load)および他の目的のために提供されてもよい。1つの実施形態において、メモリは、迅速なアップロードまたはデータ転送のための高速キャッシュとして構成される。
ドングル装置109は、データ送信回路(TX)307を含む。TX回路307はドングル装置がNFCまたはブルートゥース(TM)を使用して、データを送信することを可能にするように構成される。他の実施形態において、他の無線プロトコルが採用されてもよい。ドングル装置109は、状態表示器回路306を含む。状態表示器回路306は、点滅するアイコン、発光ダイオード(LED)、イルミネーションボタン、または同種のイルミネーションを可能にするように構成され、それによって、データ送信の準備完了のような状態を示す。本発明の精神および範囲から逸脱せずに、ドングル装置109上にインストールされたこのような1つ以上の表示器があってもよい。表示器は、ディスプレイ画面またはタッチスクリーン内のディスプレイ上で点滅するアイコンであってもよい。表示器は、装置に一体化された発光ダイオード(LED)または他の何らかの光源であってもよい。
本発明の1つの実施形態において、ドングル109は、ブルートゥース(TM)モジュール303を介するブルートゥース(TM)のために構成される。ブルートゥース(TM)モジュール303は、NFCの代わりに、通信用に用いられてもよい。1つの実施形態において、NFCは、一方の装置から他の装置に対するデータ伝送のための別のブルートゥース(TM)装置と装置をペアにする装置上で使用されてもよい。ドングル装置109は、電源セル304を含む。電源セル304は、充電式電池であってもよい。装置が移植されるホストコンピュータから電力が入力されてもよいので、電源セル304は、本発明を実施するためには特別に必須ではない。本発明のドングル装置が、ここで図示されるよりも少ない若しくは多いコンポーネントを含んでもよいことは、当業者にとって明らかだろう。装置およびその機能の複雑性は、デザインおよびインテントに応じて変更してもよい。例えば、装置は、ディスプレイまたはユーザ入力手段を含まなくてもよい。別の実施形態において、装置は、ディスプレイおよびユーザ入力手段の両方を含んでもよい。好適な実施形態における装置の主要な機能は、プリンタエミュレーション、ファイル形式確認および必要に応じて変換、および別の装置に対して印刷情報を通信する機能、および別の装置から命令、PIN、またはPACのようなデータをピックアップすることである。
いくつかのPOS端末は、コンピューティングシステムが付帯されていないが、その代わりに、取引をホスティングすることができ、レシートを印刷することができる自動化された付帯マシン(automated attendant machines)である、ということは本明細書において注目される。これらのタイプのインタフェースは、とりわけ、自動預金受払機(ATM)およびガソリンスタンド付帯マシン(gas station attendant machines)を含む。このようなマシンにおいて、ドングル装置109の機能は、SW内に提供され、NFCまたはブルートゥース(TM)通信機能のための無線インタフェースのインストールによって、マシンのそれらのタイプのための標準的なパブリックインタフェースウィンドウに統合されてもよい。別の実施形態において、データの伝送は、カードをスワイプすること(読み取りおよび書き込み)を通じて達成されてもよい。例えば、ユーザは、取引完了後に、カードに記述された電子レシートを受理するために、再び自身のカードをスワイプしてもよく、そのカードは、ホストコンピューティング機器に接続された周辺装置のカード読み取り装置などのカードを読み込むことができる別の装置に伝送することができる。
図4は、本発明の態様によるPOSコンピューティング装置から取引記録を伝送するためのステップを図示する処理フローチャート400である。この例において、消費者が本発明のSWを自身の個人用モバイル機器上にインストールしたと想定される。ステップ401において、消費者は、POS拠点において、品物の会計取引を終了し、クレジット/デビットカード、ギフトカード、または何らかの他の形式の支払手段を用いて支払をする。1つの態様において、処理は、人間の係員(human attendant)またはPOSコンピューティング装置がプリンタに対して取引の記録を送信するステップ402に直接移動する。ステップ403において、消費者は、消費者が紙レシートを望むか否かを促されるかもしれない。紙レシートを受領することは要件ではなく、紙レシートを受領しないことは環境にやさしい。但し、ステップ403において、消費者は、紙または紙不要の選択肢を与えられる。
ステップ403において、消費者が、自身が紙レシートを望むと決定すれば、それは記録され、消費者は、その後、自身がオンライン記録を望むかどうか決定するように、ステップ411にて、促される。消費者が紙を望むが、オンライン記録や電子レシートを望まないならば、処理は、単に、印刷されたレシートを消費者に渡し、ステップ412にて終了してもよい。この場合、情報は、ドングル装置に対して送信されない。但し、ステップ403において、消費者が紙レシートを受領するのを断わるか若しくは見合わせれば、処理は、ステップ404に移動し、印刷のメッセージ若しくはコマンドおよびデータが、ドングル装置に対して転送される。ステップ411において、消費者が紙レシートを受理したが、さらに電子記録若しくはオンライン記録を望めむのであれば、消費者は、さらに電子記録を受信するオプションを有する。この場合、処理は、ステップ404に移動し、印刷メッセージは、物理プリンタをエミュレートするドングル装置に対して送信される。処理の1つの態様において、印刷メッセージは、並行して、物理プリンタおよびエミュレートされたプリンタの送信先(ドングル)に対して同時に送信される。
ステップ405において、取引記録データを含む印刷メッセージは、ドングル装置に対して送信される。取引記録データは、販売主名、項目一覧表、価格、税、合計価格、割引情報、連絡先データ、およびウェブサイトデータなどの通常の項目をすべて含んでもよい。1つの実施形態において、物理的レシート内の必ずしも印刷されない付加的な販売促進データは、電子的に伝送されてもよい。これは、試供品または割引日の予告、別価格、調査データ、または他の販売促進材料を含んでもよい。1つの実施形態において、消費者は、取引記録に加えて、何らかの情報を受信することを見合わせてもよい。
ステップ406において、消費者は、無線接続を通じて利用可能なモバイル機器に対してデータを送信するべきか、第三者サイトに対してデータを送信するべきであるか、という決定を下すように促されてもよい。消費者がモバイル機器に対してデータを送信しないことをステップ406において決定すれば、消費者は、ステップ413において、ストレージのための指定されるサービスサイトに対して電子記録をアップロードするように促されてもよい。もし消費者がステップ406においてモバイル機器に対してデータを送信せず、ステップ413において電子記録をアップロードしたくないならば、処理は、恐らくデフォルトで紙レシートを印刷して、ステップ412にて終了するだろう。
ステップ406において、消費者がモバイル機器に対して電子記録を送信することを決定したならば、次に、ステップ407において、消費者は、ドングルからモバイル機器に対してデータの伝送を開始するために、ドングル装置の無線通信範囲内に、モバイル機器を持ち込む。1つの態様において、伝送プロトコルは、NFCまたはブルートゥース(TM)である。1つの態様において、NFCは、ドングル装置と、ブルートゥース(TM)技術を使用する通信のためのスマートフォンのようなモバイル機器を可能にするブルートゥース(TM)をペアにするために使用される。ステップ408において、ドングル装置は、いつ記録が装置からオフロードされる準備ができるのかを示してもよい。データのオフロードが販売主の取引のコピーを消してしまわない、ということは本明細書において注目される。
ステップ409において、記録データは、ドングル装置からモバイル機器に対して送信される。処理は、その後、記録も第三者送信先に対して送信されなかった場合にステップ415をバイパスしてステップ412において終了してもよい。ステップ406において、消費者がモバイル機器に対して記録を送信しないと決定し、消費者が、第三者サービスの送信先オンラインに対して消費者がデータをアップロードしたいとステップ413において判定すれば、消費者は、ステップ414において、第三者サービスの送信先とともに消費者を検証するために消費者識別情報を入力する。これは、ドングル装置の無線通信範囲内に、消費者IDを有するNFCまたはRFIDタグを持ち込むことによって達成されてもよい。ドングルは、インターネットを通じて、例えば第三者サービスに対して記録の転送を開始するために、必要とするデータをタグから取得するだろう。
処理は、その後、データを送信する準備ができていることをドングル装置が示すステップ408に移動する。このような表示は、データ伝送のための最終の承認として機能するために、ユーザによる確認ステップに先行してもよい。例えば、転送の実行のために、ユーザは、装置上でボタンを押圧するか、タッチスクリーン上に表示されたアイコンと対話する必要がある場合がある。1つの実施形態において、消費者がオンラインストレージに対して記録を送信することに決定したときに、ドングル装置は、ステップ408をスキップする。ステップ409において、ドングル装置は、処理を検証し、且つリポジトリサーバにアクセスするために消費者IDを使用して、第三者ストレージサービスに対してデータを送信する。ステップ415において、ドングル装置は、点滅するアイコン、LED、または他の何らかの視覚的若しくは聴覚的指示によってタスクの完了の確認を示してもよい。ビープ音または一連のトーンは、データの送信が成功したことを示すために使用されてもよい。処理は、その後、ステップ412において終了する。
処理の1つの態様において、消費者が取引記録の携帯電話コピーを望み、記録情報管理サービスに対してコピーをアップロードすることも望むかもしれない、という可能性がある。ステップ406およびステップ413は、電子記録をローカルに受信し、サービスに対して記録をアップロードする選択肢を消費者に与えるために統合されてもよい。いずれのケースも、消費者は、販売主または第三者サービスに対して、電子メール連絡先情報または他の個人的情報を渡す必要はない。第三者サービスを伴う消費者が有するPINまたはPACは、消費者を検証するのに十分である。暗号化および他のセキュリティレジメンが存在し、使われていると仮定され得ることは、本発明のこの態様若しくは他の態様で注目される。
図5は、本発明の別の態様によるPOSコンピューティング装置から取引記録を伝送するためのステップを図示する処理フローチャート500である。ステップ501において、消費者は、POS拠点において品物の会計を終了する。ステップ502において、POS端末またはコンピューティング機器のオペレータはドングル装置に対して印刷コマンドまたはメッセージを送信する。このケースは、消費者がNFC対応のスマートフォンや同様の装置を有していないが、消費者がNFCタグまたはRFIDタグを有する、と想定する。
ステップ503において、ドングル装置は、取引記録を送信する準備完了を示す。消費者が取引記録の受理するためのローカル装置を有しないので、ステップ504において、消費者は、その代わりに、ドングル装置との通信範囲内に、NFCタグまたはRFIDタグを持ち込む。この処理変更は、第三者サービスに対して取引記録を保存することを決定する消費者の態様に対処する。消費者は、本発明のSWによって支援されたドングル装置によって読み込まれるかもしれないこのようなタグについての情報を有するだろう。情報は、消費者を検証し、且つ消費者が加入者である第三者サービスにアクセスするように要求されるだろう。
ステップ506において、ドングル装置は、消費者に代わってサービスに対するアクセスを可能にするPIN、PAC、または他の何らかのキーであってもよい消費者IDを取得する。507において、ドングル装置は、データレコードストレージおよび管理サービスを表してよい第三者サービスに対して取引記録を送信する。
図6は、本発明のさらに別の態様によるPOSコンピューティング装置から取引記録を伝送するためのステップを図示する処理フローチャート600である。処理のこの態様変更は、消費者がNFCおよびブルートゥース(TM)の両方が使用可能な、モバイルのスマートフォンまたは同様の装置を有する、と想定する。ステップ601において、消費者は、NFCのためのドングル範囲内にNFC対応のモバイル機器を持ち込む。このステップの目的は、ブルートゥース(TM)通信のためにドングル装置に対するモバイル機器のペアリングを開始することである。ステップ602において、NFCモバイル機器は、ブルートゥース(TM)通信のための2つの装置をペアにするためのブルートゥース(TM)ペアリングパスワードを送信する。
その後、消費者は、ブルートゥース(TM)の範囲内に戻ってもよく、装置は、ステップ603において成功裡にペアになる。装置のペアリングは、1つのモバイル機器当たり1回遂行しなければならないだけである。消費者が将来の取引を行う上で、同一のPOSコンピューティング端末の愛顧を繰り返すのであれば、消費者はこのペアリングを保持してもよい。ステップ604において、消費者は、POSコンピューティング端末において品物の会計を終了する。ステップ605において、POSコンピューティング装置のオペレータは、ドングル装置に対して印刷コマンドを送信する。ドングル装置は、ステップ606において、記録を送信する準備完了を示してもよく、ドングルとペアになった最後のモバイル機器とのブルートゥース(TM)セッションを確立する。
ステップ607において、セッションが確立されている一方で、ドングル装置は、消費者IDを受信し検証する。このステップは、厳密にセキュリティ目的のためのものであり、適正なレシートが適正なモバイルの機器に対して送信されることを保証するものである。ステップ608において、ドングル装置は、確立されたブルートゥース(TM)セッション上のモバイル機器に対して取引記録を送信する。セッションは、その後、終了し、処理は、ステップ609において終了する。本発明の1つの実施形態において、携帯電話は、それにNFC機能を与えるために、スマートフォンにプラグ接続することができ得るハードウェア拡張機能カードを生成することによって、NFC向けに使用可能にすることができる。
1つの実施形態において、本発明のシステムは、飲食産業に適用可能である。例えば、レストラン支払処理は、POS小売動作と異なる。レストランにおいて、レシートは、支払の前に生成される。チップが施される場合、消費者は、レシート上でチップの量を指定し、ウェイターに対してコピーを戻しながら、コピーを維持する。ウェイターは、POSコンピューティング装置、またはクレジットカード処理装置に直接、チップ量を入力する。
レストラン処理に関しては、システムの最も便利なインプリメンテーションは、POSコンピューティング装置と無線で通信するハードウェアユニットを有することである。このように、ウェイターは、顧客に対して直接、装置を持ち込んでもよい。支払情報を提示し、且つデジタルレシートをピックアップするために、消費者は単一のタップ動作をする。消費者がレシートとともにチップ情報が記録されることを望めば、処理は、消費者の入力を得るために利用可能な機能を有することができる。その場合、消費者は「ドングル」内にチップ量をタイプ入力してもよい。装置上のSWは入力を受理し、チップ情報を含む更新された記録を生成する。
1つの実施形態において、NFC/ブルートゥース(TM)は、NFCがブリッジ通信に用いられる場合に処理する。例えば、ウェイターが消費者に対して支払レシート読み取り装置(ドングル)を持ち込むときに、消費者は、レシートアプリケーションが動作している間に、モバイル機器で装置をタップする。この動作は、消費者のモバイル機器とウェイターによって持ち込まれたレシートインタフェース若しくはドングルとの間でブルートゥース(TM)接続が確立されることを可能にする。支払情報および消費者IDは、必要に応じて、ブルートゥース(TM)を始動するためにタップ動作が始まった後、同一のタップ動作の間に、モバイル機器からNFCを通じてまたはブルートゥース(TM)を通じて、ドングル装置の均等物に送信される。
ウェイターは、また、顧客からのチップ量を取得し、ドングル均等物にチップ量を入力する。POSコンピューティング装置は、ブルートゥース(TM)接続を介して、チップ情報を含めて、ドングル均等装置および消費者モバイル機器上に最終レシートを返送する。
さらに本発明の別の実施形態において、レシート情報は、NFC、ブルートゥース(TM)、または他の近距離無線通信技術を必要とせずに、POSにおいて消費者に対して転送されてもよい。このような1つの実施形態において、取引のためのレシートを生成したPOS側SWは、レシートのための固有のIDを生成し、オンライン管理サービス105におけるサーバ127のような第三者サーバに対してインターネット102を通じて、ID、レシートデータ、および他の情報を送信する。同時に、SW112は、固有のバーコード、QRコード若しくは他の画像ベースのコード、直ちに消費者に渡されるレシートID情報および他の何らかの情報を符号化する画像ベースのコード(例えば、総量、店のID、および得られた報酬のポイントなど)を生成し、ドングルのディスプレイ上に表示されてもよい、その画像ベースのコードをドングル109に送信する。ドングルは、NFCおよび/またはブルートゥース(TM)通信のために以上に記載された機能を有する。画像ベースのコードが消費者のために表示されることのみが必要である。
この実施形態において、画像ベースのコードを介して取引に関する情報をすべて送信する必要はない。IDは、第三者サービスに対して送信され、IDに関連づけられた、さらなる情報の取り出しにとって重要である。
消費者は、コード内の店舗情報を収集するためにバーコード、QRコード、または他の画像ベースのコードをスキャンするために、NFC対応の電話を有しなければならない代わりに、自身のスマートフォン上のカメラを使用する。その後、消費者の携帯電話上で実行するSW113は、情報を復号することができる。それは、上記載のように、固有のIDと一緒に、買物客に対して、取引に関するある量の直近の情報を配信する。消費者は、ここで、その固有のレシートIDを使用して、第三者サーバからすべてのレシート情報を取り出すことができる。
1つの実施形態において、全体の情報は、QRコードなどの画像ベースのコードに、またはコードの最大能力が許容できるのと同じ量で符号化されてもよい。容量性能が増加するにつれて、さらなるデータが直接送信されてもよい。
さらに本発明の別の実施形態において、超音波通信技術が、NFC、ブルートゥース(TM)、またはQRコードのようなものではなく、POSにおいて消費者に対して取引情報(レシート情報)を送信するために使用されてもよい。この実施形態において、SW112は、コンピュータ107に関連するスピーカおよびマイクロホン、または109などのドングルを操作するための機能性を提供し、消費者の装置上で実行するSW113は、その装置上でスピーカおよびマイクロホンを操作する。情報は、各々の末端上で超音波符号化/復号することによって交換される。1つの実施形態において、POS側上のスピーカ装置がPOS装置から消費者に対して一方向で情報を送信するために消費者の装置上でマイクロホンとともに使用されることのみが必要である。それにより送信された情報は、以上に記載されたように、単に、取引に関連する固有のコード、および多分やや複雑な情報であってもよく、完全な情報は、固有のコードに関連する第三者サービスにまで進み、消費者は、その後、第三者サービスから必要される場合に、ダウンロードしてもよい。NFCおよびブルートゥース(TM)に比べて、現在の超音波はかなり低速であるので、これは望ましいかもしれない。
超音波技術は、その後、第三者サービスに対してアップロードされた情報とペアになってもよいPOS販売装置に対して固有の買物客IDを送信するために使用されてもよく、第三者サービスは、消費者のモバイル機器、または消費者によって好ましい他のネットワーク接続装置に対して、完全な情報パッケージを順々にプッシュしてもよい。
別の変更において、クレジットカード情報またはロイヤルティカード情報、または一意的に買物客を表すあらゆるトークンの使用によって、適任者に対して適当な情報を供給することができるように、取引記録は、消費者IDと整合されてもよく、販売主は(例えば、支払端末、顔認識、指紋スキャニング、または他の方法から)既にそれを取り込んでいる。この実施形態において、消費者側モバイルアプリケーション(ソフトウェア113)は、e−レシートシステムとともに自身のアカウントに対してこのような個人用識別情報をペアにすることを買物客に要求する必要がある。
画像ベースのコード(例えばQR)が消費者に対して固有の取引IDを送信するために使用される場合に、以上に記載された実施形態において、POS側は、消費者が実際にその固有の取引IDに関するサーバと対話したことを第三者サーバがPOSに対して確認するまでおよび確認しない限り、消費者が実際にコードをスキャンしたことを確認する方法を有しない。1つの実施形態において、QRコード方法は、超音波方法またはNFCまたはRF通信により結合されてもよく、超音波方法またはNFCまたはRF方法は、消費者が符号化をスキャンしたことをPOS側が直ちに知るように、POS側に対して買物客idを送信するために使用されてもよい。その後、POS側は、もはや、そのディスプレイ上にコードを表示しなくてもよい。セカンダリ通信は、また、ある電磁気署名に基づいてもよく、販売主側に買物客IDを返送しなくてもよく、むしろ単純に別のモバイル機器が近くであると識別する。
いくつかの実施形態において、以上に記載された実施形態のいずれか1つ若しくはその組み合わせのレシートシステムは、決済方法、ロイヤルティシステム、または顧客情報管理システムに統合されてもよい。
本発明の取引記録配信システムが、本発明の精神および範囲から逸脱せずに、上述の特徴および構成部品のいくつか若しくはすべてを使用して提供されてもよいことは、当業者に対して明らかだろう。以上に記載された実施形態が、教示した個々の記述のいずれかよりも大きな範囲を有してもよい、単一の広い範囲の発明の具体例であることも、当業者に対して明らかだろう。本発明の精神および範囲から逸脱せずに、明細書について多くの変更がなされてもよい。

Claims (18)

  1. 非一時的な物理的媒体から第1のソフトウェア(SW)を実行するPOSにおけるコンピュータ化機器と、
    コンピュータ化機器に結合されるとともに、周辺機器の近くに隣接する、消費者が所有している携帯通信装置に対して無線でデータを送信することができる周辺機器と
    を備え、
    消費者がPOSにおける取引を終えるに際して、POSコンピュータ化機器は、周辺機器に対して、したがって消費者が所有している携帯通信装置に対して無線で送信される取引データを準備する販売時点(POS)レシート管理システム。
  2. 周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器と消費者の携帯通信装置との両方で使用可能な近距離無線通信(NFC)による請求項1に記載のPOSレシート管理システム。
  3. 周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器と消費者の携帯通信装置との両方で使用可能なブルートゥース(TM)技術による請求項1に記載のPOSレシート管理システム。
  4. 周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器と消費者の携帯通信装置との両方で使用可能な、NFC技術とブルートゥース(TM)技術との組み合わせによる請求項1に記載のPOSレシート管理システム。
  5. 周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器のディスプレイ上に表示され、消費者のモバイル通信装置のカメラによって取り込まれ、その後復号される画像ベースのコードとして、取引データを符号化することによる請求項1に記載のPOSレシート管理システム。
  6. 画像ベースのコードは、QRコードである請求項5に記載のPOSレシート管理システム。
  7. 周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器と消費者の携帯通信装置との両方で使用可能な超音波技術による請求項1に記載のPOSレシート管理システム。
  8. POS機器は、インターネット接続され、取引情報は、インターネット内の第三者サーバに対して送信され、取引IDは、消費者が第三者サーバから取引情報をダウンロードすることを可能にする消費者の携帯通信装置に対して周辺機器を介して送信される請求項1に記載のPOSレシート管理システム。
  9. 取引データは、消費者によって選択されたインターネット接続機器に対して、第三者サーバによってプッシュされる請求項8に記載のPOSレシート管理システム。
  10. (a)消費者により完了された取引に関する販売時点コンピュータ化機器における取引情報を構成するステップと、
    (b)コンピュータ化機器に結合された周辺機器に対して取引情報を送信するステップと、
    (c)近接ワイヤレス技術を用いて、消費者に関連する携帯通信装置に対して周辺機器により取引情報を送信するステップと
    を備える販売時点(POS)レシート管理方法。
  11. ステップ(c)において、周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器と消費者の携帯通信装置との両方で使用可能な近距離無線通信(NFC)による請求項10に記載のPOSレシート管理方法。
  12. ステップ(c)において、周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器と消費者の携帯通信装置との両方で使用可能なブルートゥース(TM)技術による請求項10に記載のPOSレシート管理方法。
  13. ステップ(c)において、周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器と消費者の携帯通信装置との両方で使用可能な、NFC技術とブルートゥース(TM)技術との組み合わせによる請求項10に記載のPOSレシート管理方法。
  14. ステップ(c)において、周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器のディスプレイ上に表示され、消費者のモバイル通信装置のカメラによって取り込まれ、その後復号される画像ベースのコードとして、取引データを符号化することによる請求項10に記載のPOSレシート管理方法。
  15. ステップ(c)において、画像ベースのコードは、QRコードである請求項14に記載のPOSレシート管理方法。
  16. ステップ(c)において、周辺機器から消費者の携帯通信装置に対する無線通信は、周辺機器と消費者の携帯通信装置との両方で使用可能な超音波技術による請求項10に記載のPOSレシート管理方法。
  17. POS機器は、インターネット接続され、取引情報は、インターネット内の第三者サーバに対して送信され、取引IDは、消費者が第三者サーバから取引情報をダウンロードすることを可能にする消費者の携帯通信装置に対して周辺機器を介して送信される請求項10に記載のPOSレシート管理方法。
  18. 取引データは、消費者によって選択されたインターネット接続機器に対して、第三者サーバによってプッシュされる請求項17に記載のPOSレシート管理方法。
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