JP2015524916A - 取り外し可能なアクセサリーを備える座標測定マシン - Google Patents

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Abstract

可搬型の関節アーム座標測定機が提供される。座標測定機は、アーム部分を備えるベース部を含む。プローブ端部は、ベース部から遠位にあるアーム部分の端部に連結されている。デバイスは、対象物の上にコード化されたストラクチャードライトを放出し、対象物の上のポイントの三次元座標を決定するように構成されている。

Description

本開示は、座標測定機に関し、より詳細には、座標測定機のプローブ端部にコネクターを有する可搬型の関節アーム座標測定機に関し、それは、非接触式三次元測定のためにストラクチャードライトを使用するアクセサリーデバイスが座標測定機に取り外し可能に接続されることを可能にする。
可搬型の関節アーム座標測定機(AACMM)は、部品の製造または生産のさまざまな段階(例えば、機械加工)の間に部品の寸法を迅速におよび正確に確認する要求が存在する部品の製造または生産において幅広く使用されている。可搬型のAACMMは、とりわけ、比較的に複雑な部品の寸法測定を実施するのにかかる時間量の中で、既知の定置式のまたは固定式の、コストが高く、使用するのが比較的に困難である測定設備と比べて大きな改善を示す。典型的に、可搬型のAACMMのユーザーは、単純に、測定されることとなる部品または対象物の表面に沿ってプローブを誘導する。次いで、測定データが記録され、ユーザーに提供される。場合によっては、データは、視覚的な形態、例えば、コンピュータースクリーンの上の三次元(3D)の形態でユーザーに提供される。他の場合では、データは、数字の形態でユーザーに提供され、例えば、穴の直径を測定するときに、テキスト「直径=1.0034」がコンピュータースクリーンの上に表示される。
先行技術の可搬型の関節アームCMMの例が、同一出願人による特許文献1に開示されている。特許文献1は、一方の端部にサポートベース部を有し、他方の端部に測定プローブを有する手動操作式の関節アームCMMから構成される3D測定システムを開示している。同一出願人による特許文献2は、同様の関節アームCMMを開示している。特許文献2では、関節アームCMMは、プローブ端部において追加的な回転軸を含む複数の特徴を含み、それによって、2−2−2軸構成、または、2−2−3軸構成のいずれか(後者は7軸アームである)を有するアームを提供している。
また、三次元の表面は、非接触技法を使用して測定することが可能である。レーザーラインプローブまたはレーザーラインスキャナーと称されることもある、非接触デバイスのうちの1つのタイプは、スポットの上に、または、ラインに沿ってのいずれかにレーザー光を放出する。例えば、電荷結合素子(CCD)などのようなイメージングデバイスが、レーザーに隣接して位置付けされている。レーザーが、光のラインを放出するように配置され、光のラインは表面で反射される。測定されている対象物の表面は、拡散反射を引き起こし、それは、イメージングデバイスによってキャプチャーされる。センサーと表面との間の距離が変化するときに、センサーの上の反射ラインの画像が変化することとなる。イメージングセンサーとレーザーとの間の関係、および、センサーの上のレーザー画像の位置を知ることによって、三角測量法が使用され、表面の上のポイントの三次元座標を測定することが可能である。レーザーラインプローブを用いて起こる1つの問題は、レーザーラインプローブが対象物の表面を横切って移動させられる速度に応じて、測定されるポイントの密度が変化し得るということである。レーザーラインプローブが速く移動されればされるほど、ポイント同士の間の距離が大きくなり、ポイント密度が低くなる。ストラクチャードライトスキャナーによって、ポイント間隔は、典型的に、2つの寸法のそれぞれにおいて均一となり、それによって、一般的に、ワークピース表面のポイントの均一な測定を提供する。
米国特許第5,402,582号明細書 米国特許第5,611,147号明細書
既存のCMMは、その意図される目的に適切であるが、必要とされるのは、本発明の実施形態の特定の特徴を有する可搬型のAACMMである。
本発明の一実施形態によれば、空間の中の対象物の三次元座標を測定するための可搬型の関節アーム座標測定機(AACMM)が提供される。AACMMは、ベース部を含む。手動で位置決め可能なアーム部分が提供され、対向する第1の端部および第2の端部を有しており、アーム部分は、ベース部に回転可能に連結されており、アーム部分は、複数の接続されたアームセグメントを含み、それぞれのアームセグメントは、位置信号を作り出すための少なくとも1つの位置トランスデューサーを含む。電子回路が提供され、電子回路は、それぞれのアームセグメントの中の少なくとも1つの位置トランスデューサーから位置信号を受信する。プローブ端部は、第1の端部に連結されている。非接触式三次元測定デバイスは、プローブ端部に連結されており、非接触式三次元測定デバイスは、プロジェクターおよび画像センサーを有しており、プロジェクターは、光源平面を有しており、プロジェクターは、対象物の上にストラクチャードライトを放出するように構成されており、ストラクチャードライトは、光源平面の上に位置付けされ、少なくとも3つの同一線上にないパターン要素を含み、画像センサーは、対象物から反射されるストラクチャードライトを受信するように配置されている。プロセッサーは、電子回路に電気的に連結されており、プロセッサーは、位置トランスデューサーから位置信号を受信することに応答して、および、画像センサーによってストラクチャードライトを受信することに応答して、対象物の上のポイントの三次元座標を決定するように構成されている。
本発明の一実施形態によれば、空間の中の対象物の座標を測定するための可搬型の関節アーム座標測定機を動作させる方法が提供される。方法は、対向する第1の端部および第2の端部を有する手動で位置決め可能なアーム部分を提供するステップであって、複数の接続されたアームセグメントを含み、それぞれのアームセグメントは、位置信号を作り出すための少なくとも1つの位置トランスデューサーを含む、ステップを含む。プローブ端部は、対象物を測定するために提供されており、プローブ端部は、第1の端部に連結されている。電子回路は、トランスデューサーから位置信号を受信する。三次元の非接触式測定デバイスは、コントローラーを有するように提供され、三次元の非接触式測定デバイスは、センサーおよびプロジェクターを有しており、プロジェクターは、対象物の上にストラクチャードライトを放出するように構成されており、プロジェクターは、光源平面を有しており、ストラクチャードライトは、光源平面の上に位置付けされ、少なくとも3つの同一線上にないパターン要素を含む。ストラクチャードライトは、対象物の上に三次元測定デバイスから投影される。
ここで図面を参照して、例示的な実施形態が示され、例示的な実施形態は、本開示の範囲全体に関して限定するものと解釈されるべきではなく、要素は、いくつかの図において同様に付番されている。
図1Aおよび図1Bを含む、本発明のさまざまな態様の実施形態を中に有する可搬型の関節アーム座標測定機(AACMM)の斜視図である。 図1Aおよび図1Bを含む、本発明のさまざまな態様の実施形態を中に有する可搬型の関節アーム座標測定機(AACMM)の斜視図である。 一緒に作られた図2A〜図2Dを含む、一実施形態による、図1のAACMMの一部として利用される電子機器のブロック図である。 一緒に作られた図2A〜図2Dを含む、一実施形態による、図1のAACMMの一部として利用される電子機器のブロック図である。 一緒に作られた図2A〜図2Dを含む、一実施形態による、図1のAACMMの一部として利用される電子機器のブロック図である。 一緒に作られた図2A〜図2Dを含む、一実施形態による、図1のAACMMの一部として利用される電子機器のブロック図である。 一緒に作られた図2A〜図2Dを含む、一実施形態による、図1のAACMMの一部として利用される電子機器のブロック図である。 一緒に作られた図3Aおよび図3Bを含む、一実施形態による、図2の電子データ処理システムの詳細な特徴を説明するブロック図である。 一緒に作られた図3Aおよび図3Bを含む、一実施形態による、図2の電子データ処理システムの詳細な特徴を説明するブロック図である。 一緒に作られた図3Aおよび図3Bを含む、一実施形態による、図2の電子データ処理システムの詳細な特徴を説明するブロック図である。 図1のAACMMのプローブ端部の等角図である。 ハンドルが連結されている状態の図4のプローブ端部の側面図である。 ハンドル取り付けられた状態の図4のプローブ端部の側面図である。 図6のプローブ端部のインターフェース部分の拡大された部分的な側面図である。 図5のプローブ端部のインターフェース部分の別の拡大された部分的な側面図である。 部分的に断面である図4のハンドルの等角図である。 単一のカメラが取り付けられているストラクチャードライトデバイスを備える図1のAACMMのプローブ端部の等角図である。 部分的に断面である図10のデバイスの等角図である。 二重のカメラが取り付けられている別のストラクチャードライトデバイスを備える図1のAACMMのプローブ端部の等角図である。 図1のAACMMのプローブ端部に取り付けられているときの図10のデバイスの動作を図示する概略図である。 図1のAACMMのプローブ端部に取り付けられているときの図10のデバイスの動作を図示する概略図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、コード化されていないバイナリーパターンを有する逐次的投影を示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、コード化されていないバイナリーパターンを有する逐次的投影を示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、コード化されていないバイナリーパターンを有する逐次的投影を示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、コード化されていないバイナリーパターンを有する逐次的投影を示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、コード化されていないバイナリーパターンを有する逐次的投影を示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、コード化されていないバイナリーパターンを有する逐次的投影を示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、コード化されていないバイナリーパターンを有する逐次的投影を示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、空間的に変化するカラーコード化されたパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、空間的に変化するカラーコード化されたパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、ストリップインデックスコード化されたパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、ストリップインデックスコード化されたパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、ストリップインデックスコード化されたパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、ストリップインデックスコード化されたパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、二次元のグリッドパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、二次元のグリッドパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、二次元のグリッドパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、二次元のグリッドパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、二次元のグリッドパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、二次元のグリッドパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、二次元のグリッドパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、二次元のグリッドパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、二次元のグリッドパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、二次元のグリッドパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、二次元のグリッドパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、二次元のグリッドパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、二次元のグリッドパターンを示す図である。 本発明の一実施形態による、図10または図12のストラクチャードライトデバイスによって放出され得る、二次元のグリッドパターンを示す図である。 複数の照明条件の下でのストラクチャードライトのパターンを獲得するための測光技法の概略説明図である。 本発明の別の実施形態によるAACMMから独立して動作可能なストラクチャードライトスキャナーデバイスの説明図である。
可搬型の関節アーム座標測定機(「AACMM」)は、対象物の測定値を得るためにさまざまな用途で使用されている。本発明の実施形態は、三次元の対象物の非接触式測定を提供するためにストラクチャードライトを使用するAACMMのプローブ端部に、オペレーターがアクセサリーデバイスを容易におよび迅速に連結することを可能にするという点で利点を提供する。本発明の実施形態は、AACMMの中のストラクチャードライトデバイスによって測定されるポイントクラウドを表す通信データを提供するという点でさらに利点を提供する。本発明の実施形態は、向上した精度を提供し得る、測定されるポイントの分布のより良好な均一性の点で利点を提供する。本発明の実施形態は、外部接続または配線を有することなく、パワーおよびデータ通信を取り外し可能なアクセサリーに提供するという点で一層さらなる利点を提供する。
本明細書で使用されているように、「ストラクチャードライト」の用語は、対象物の連続的なおよび囲まれた領域の上に投影される光の二次元パターンを参照しており、それは、対象物の上のポイントの座標を決定するために使用され得る情報を伝達する。ストラクチャードライトパターンは、近接するおよび囲まれた領域の中に配設されている少なくとも3つの同一線上にないパターン要素を含有することとなる。3つの同一線上にないパターン要素のそれぞれは、ポイント座標を決定するために使用され得る情報を伝達する。
一般に、2つのタイプのストラクチャードライト(コード化されたライトパターン、および、コード化されていないライトパターン)が存在している。本明細書で使用されているように、コード化されたライトパターンは、対象物の照射表面の三次元座標が単一の画像の獲得によって確認され得るというものである。場合によっては、投影デバイスは、対象物に対して移動していることが可能である。換言すれば、コード化されたライトパターンに関して、投影されるパターンと獲得される画像との間に有意差のない時間的関係が存在することとなる。典型的に、コード化されたライトパターンは、要素のうちの少なくとも3つが同一線上にないように配置されている要素(例えば、幾何学的形状)のセットを含有することとなる。場合によっては、要素のセットは、ラインの集合の中へ配置され得る。要素のうちの少なくとも3つを同一線上にないようにさせることは、例えば、レーザーラインスキャナーによって投影されることとなるように、パターンが単純なラインパターンではないということを確実にする。結果として、パターン要素は、要素の配置に起因して認識可能である。
それとは対照的に、本明細書で使用されているようなコード化されていないストラクチャードライトパターンは、プロジェクターが対象物に対して移動しているときに、単一のパターンによる測定を可能にしないパターンである。コード化されていないライトパターンの例は、一連の逐次的パターンを必要とするものであり、したがって、一連の逐次的画像の獲得を必要とするものである。投影パターンおよび画像の獲得の時間的性質に起因して、プロジェクターと対象物との間に相対移動が存在するべきではない。
ストラクチャードライトは、光のラインを発生させるレーザーラインプローブまたはレーザーラインスキャナータイプのデバイスによって投影される光とは異なるということが認識されるべきである。今日の関節アームとともに使用されるレーザーラインプローブが、不規則性、または、発生ラインの中の特徴としてみなされ得る他の態様を有する限りにおいて、これらの特徴は、同一線上の配置で配設される。結果的に、単一の発生ラインの中のそのような特徴は、投影される光をストラクチャードライトにするようには考えられない。
図1Aおよび図1Bは、本発明のさまざまな実施形態によるAACMM100を斜視的に図示しており、関節アームは、座標測定機の1つのタイプである。図1Aおよび図1Bに示されているように、例示的なAACMM100は、プローブ端部401を有する6軸または7軸の関節測定デバイスを含むことが可能であり、プローブ端部401は、一方の端部においてAACMM100のアーム部分104に連結されている測定プローブハウジング102を含む。アーム部分104は、第1のアームセグメント106を含み、第1のアームセグメント106は、第1のグループの軸受カートリッジ110(例えば、2つの軸受カートリッジ)によって第2のアームセグメント108に連結されている。第2のグループの軸受カートリッジ112(例えば、2つの軸受カートリッジ)は、第2のアームセグメント108を測定プローブハウジング102に連結している。第3のグループの軸受カートリッジ114(例えば、3つの軸受カートリッジ)は、第1のアームセグメント106をベース部116に連結しており、ベース部116は、AACMM100のアーム部分104の他方の端部に位置付けされている。それぞれのグループの軸受カートリッジ110、112、114は、関節運動の複数の軸を提供する。また、プローブ端部401は、AACMM100の第7の軸線部分のシャフトを含む測定プローブハウジング102を含むことが可能である(例えば、カートリッジが、AACMM100の第7の軸線方向の測定デバイス(例えば、プローブ118)の運動を決定するエンコーダーシステムを含有している)。この実施形態では、プローブ端部401は、測定プローブハウジング102の中心を通って延在している軸線の周りに回転することが可能である。AACMM100の使用時には、ベース部116は、典型的に、作業台に装着される。
それぞれの軸受カートリッジグループ110、112、114の中のそれぞれの軸受カートリッジは、典型的に、エンコーダーシステム(例えば、光学式の角度エンコーダーシステム)を含有している。エンコーダーシステム(すなわち、トランスデューサー)は、各アームセグメント106、108、および、対応する軸受カートリッジグループ110、112、114の位置の指示を提供し、それは、一緒になって、ベース部116に対するプローブ118の位置(ひいては、特定の規準系(例えば、ローカル規準系またはグローバル規準系)における、AACMM100によって測定されている対象物の位置)の指示を提供する。アームセグメント106、108は、それに限定されないが、例えば、炭素複合材料などのような、適切な剛体材料から作製することが可能である。6軸または7軸の関節運動(すなわち、自由度)を備える可搬型のAACMM100は、オペレーターによって容易に扱われ得るアーム部分104を提供しながら、オペレーターが、ベース部116の周りの360°の領域の中の所望の場所にプローブ118を位置決めすることを可能にするという点で利点を提供する。しかし、2つのアームセグメント106、108を有するアーム部分104の説明図は、例示的な目的のためのものであり、特許請求されている発明は、そのように限定されるべきでないということが認識されるべきである。AACMM100は、軸受カートリッジによって一緒に連結されている任意の数のアームセグメント(および、したがって、6軸または7軸よりも多いかまたは少ない関節運動または自由度)を有することが可能である。
プローブ118は、測定プローブハウジング102に切り離し可能に装着されており、測定プローブハウジング102は、軸受カートリッジグループ112に接続されている。ハンドル126は、例えば、クイックコネクトインターフェースによって、測定プローブハウジング102に対して取り外し可能である。より詳細に以下に議論されることとなるように、ハンドル126は、三次元の対象物の非接触式測定を提供するためにストラクチャードライトを放出するように構成されている別のデバイスと交換することが可能であり、それによって、オペレーターが、同じAACMM100を用いて、接触式測定および非接触式測定の両方を行うことを可能にするという点で利点を提供する。例示的な実施形態では、プローブハウジング102は、取り外し可能なプローブ118を収容しており、取り外し可能なプローブ118は、接触式測定デバイスであり、測定されることとなる対象物に物理的に接触する異なる先端部118(ボールタイプのプローブ、タッチセンサータイプのプローブ、湾曲したタイプのプローブ、およびエクステンションタイプのプローブを含むが、それに限定されない)を有することが可能である。他の実施形態では、測定は、例えば、コード化されたストラクチャードライトスキャナーデバイスなどのような非接触式デバイスによって実施される。一実施形態では、ハンドル126は、クイックコネクトインターフェースを使用して、コード化されたストラクチャードライトスキャナーデバイスと交換される。他のタイプの測定デバイスは、取り外し可能なハンドル126を交換し、追加的な機能性を提供することが可能である。そのような測定デバイスの例は、例えば、1つ以上の照明ライト、温度センサー、サーマルスキャナー、バーコードスキャナー、プロジェクター、ペイントスプレイヤー、カメラなどを含むが、それに限定されない。
図1Aおよび図1Bに示されているように、AACMM100は、取り外し可能なハンドル126を含み、取り外し可能なハンドル126は、軸受カートリッジグループ112から測定プローブハウジング102を取り外すことなく、アクセサリーまたは機能性が変化されるという点で利点を提供する。図2Dに関して以下により詳細に議論されているように、取り外し可能なハンドル126は、電気コネクターも含むことが可能であり、電気コネクターは、プローブ端部401に位置付けされているハンドル126および対応する電子機器と電力およびデータがやりとりされることを可能にする。
さまざまな実施形態では、それぞれのグループの軸受カートリッジ110、112、114は、AACMM100のアーム部分104が、複数の回転軸線の周りで運動することを可能にする。述べられているように、それぞれの軸受カートリッジグループ110、112、114は、例えば、光学式の角度エンコーダーなどのような、対応するエンコーダーシステムを含み、それは、例えば、アームセグメント106、108の対応する回転軸線と同軸にそれぞれ配置されている。光学的なエンコーダーシステムは、対応する軸線の周りで、例えば、アームセグメント106、108のうちのそれぞれ1つの回転(旋回)運動または横(ヒンジ)運動を検出し、本明細書で以下により詳細に説明されているように、AACMM100の中の電子データ処理システムに信号を送信する。それぞれの個々の処理されていないエンコーダーのカウントが、信号として電子データ処理システムに別々に送られ、電子データ処理システムにおいて、そのカウントは、測定データへとさらに処理される。同一出願人による特許文献1に開示されているような、AACMM100自体から分離した位置計算機(例えば、シリアルボックス)は必要とされない。
ベース部116は、取り付けデバイスまたは装着デバイス120を含むことが可能である。装着デバイス120は、AACMM100が、例えば、検査台、マシニングセンター、壁、または床などのような、所望の場所に取り外し可能に装着されることを可能にする。一実施形態では、ベース部116は、ハンドル部分122を含み、ハンドル部分122は、AACMM100が移動されているときに、オペレーターがベース部116を持つのに都合の良い場所を提供する。一実施形態では、ベース部116は、可動式のカバー部分124をさらに含み、カバー部分124は、折り畳まれて、ディスプレイスクリーンなどのようなユーザーインターフェースを見えるようにする。
一実施形態によれば、可搬型のAACMM100のベース部116は、電子データ処理システムを有する電子回路を含有または収容しており、電子データ処理システムは、2つの主要なコンポーネント、すなわち、AACMM100の中のさまざまなエンコーダーシステムからのデータ、および、三次元(3D)の位置計算をサポートするために他のアームパラメーターを表すデータを処理するベース部処理システムと、比較的に完全な計測機能が外部コンピューターへの接続を必要とせずにAACMM100の中で実施されることを可能にする、搭載オペレーティングシステム、タッチスクリーンディスプレイ、および常駐アプリケーションソフトウェアを含むユーザーインターフェース処理システムとを含む。
ベース部116の中の電子データ処理システムは、ベース部116から離れて位置付けされているエンコーダーシステム、センサー、および他の周辺ハードウェア(例えば、AACMM100の上の取り外し可能なハンドル126に装着することが可能なストラクチャードライトデバイス)と通信することが可能である。これらの周辺ハードウェアデバイスまたは特徴をサポートする電子機器は、可搬型のAACMM100の中に位置付けされている軸受カートリッジグループ110、112、114のそれぞれの中に位置付けすることが可能である。
図2は、一実施形態による、AACMM100の中で利用される電子機器のブロック図である。図2Aに示されている実施形態は、電子データ処理システム210を含み、電子データ処理システム210は、ベース部処理システムを実装するためのベース部プロセッサー基板204と、ユーザーインターフェース基板202と、電力を提供するためのベース部電源基板206と、Bluetoothモジュール232と、ベース部傾斜基板208とを含む。ユーザーインターフェース基板202は、ユーザーインターフェース、ディスプレイ、および、本明細書で説明されている他の機能を実施するためにアプリケーションソフトウェアを実行するためのコンピュータープロセッサーを含む。
図2Aおよび図2Bに示されているように、電子データ処理システム210は、1つ以上のアームバス218を介して上述の複数のエンコーダーシステムと通信している。図2Bおよび図2Cに示されている実施形態では、それぞれのエンコーダーシステムは、エンコーダーデータを発生させ、エンコーダーアームバスインターフェース214と、エンコーダーデジタル信号プロセッサー(DSP)216と、エンコーダー読み取りヘッドインターフェース234と、温度センサー212とを含む。歪みセンサーなどのような他のデバイスは、アームバス218に取り付けることが可能である。
また、図2Dに示されているのは、アームバス218と通信しているプローブ端部電子機器230である。プローブ端部電子機器230は、プローブ端部DSP228と、温度センサー212と、一実施形態ではクイックコネクトインターフェースを介してハンドル126またはコード化されたストラクチャードライトスキャナーデバイス242と接続するハンドル/デバイスインターフェースバス240と、プローブインターフェース226とを含む。クイックコネクトインターフェースは、コード化されたストラクチャードライトスキャナーデバイス242および他のアクセサリーによって使用されるデータバス、制御ライン、および電力バスへの、ハンドル126によるアクセスを可能にする。一実施形態では、プローブ端部電子機器230は、AACMM100の上の測定プローブハウジング102の中に位置付けされている。一実施形態では、ハンドル126は、クイックコネクトインターフェースから取り外すことが可能であり、測定は、インターフェースバス240を介してAACMM100のプローブ端部電子機器230と通信するストラクチャードライトデバイス242によって実施することが可能である。一実施形態では、電子データ処理システム210は、AACMM100のベース部116の中に位置付けされており、プローブ端部電子機器230は、AACMM100の測定プローブハウジング102の中に位置付けされており、エンコーダーシステムは、軸受カートリッジグループ110、112、114の中に位置付けされている。プローブインターフェース226は、1−wire(登録商標)通信プロトコル236を具現化するMaxim Integrated Products、Inc.から市販されている製品を含む、任意の適切な通信プロトコルによってプローブ端部DSP228に接続することが可能である。
図3は、一実施形態による、AACMM100の電子データ処理システムの210の詳細な特徴を説明するブロック図である。一実施形態では、電子データ処理システム210は、AACMM100のベース部116の中に位置付けされており、ベース部プロセッサー基板204と、ユーザーインターフェース基板202と、ベース部電源基板206と、Bluetoothモジュール232と、ベース部傾斜モジュール208とを含む。
図3Aに示されている一実施形態では、ベース部プロセッサー基板204は、図中に図示されているさまざまな機能ブロックを含む。例えば、ベース部プロセッサー機能302は、AACMM100からの測定データの収集をサポートするために利用され、アームバス218およびバス制御モジュール機能308を介して、処理されていないアームデータ(例えば、エンコーダーシステムデータ)を受信する。メモリー機能304は、プログラムおよび静的なアーム構成データを記憶する。また、ベース部プロセッサー基板204は、コード化されたストラクチャードライトスキャナーデバイス242などのような任意の外部ハードウェアデバイスまたはアクセサリーと通信するための外部ハードウェアオプションポート機能310も含む。また、リアルタイムクロック(RTC)およびログ306と、バッテリーパックインターフェース(IF)316と、診断ポート318とが、図3Aに示されているベース部プロセッサー基板204の実施形態の機能性の中に含まれる。
また、ベース部プロセッサー基板204は、外部(ホストコンピューター)および内部(ディスプレイプロセッサー202)デバイスとのすべての有線および無線データ通信を管理する。ベース部プロセッサー基板204は、(例えば、米国電気電子学会(IEEE)1588などのようなクロック同期規格を使用して)イーサネット機能320を介してイーサネットネットワークと通信し、LAN機能322を介して無線ローカル領域ネットワーク(WLAN)と通信し、パラレルシリアル通信(PSC)機能314を介してBluetoothモジュール232と通信する能力を有している。また、ベース部プロセッサー基板204は、ユニバーサルシリアルバス(USB)デバイス312への接続も含む。
ベース部プロセッサー基板204は、上述の特許文献1のシリアルボックスで開示されているような任意の前処理を必要とせずに測定データへと処理するために、処理されていない測定データ(例えば、エンコーダーシステムのカウント、温度読み取り値)を送信および収集する。ベース部プロセッサー204は、RS485インターフェース(IF)326を介してユーザーインターフェース基板202の上のディスプレイプロセッサー328に処理されたデータを送る。また、一実施形態では、ベース部プロセッサー204は、処理されていない測定データを外部コンピューターに送る。
ここで図3Bのユーザーインターフェース基板202を見てみると、ベース部プロセッサーによって受信された角度および位置データが、AACMM100の中の自律的な計測システムを提供するためにディスプレイプロセッサー328の上で実行されるアプリケーションによって利用される。アプリケーションは、ディスプレイプロセッサー328の上で実行され、それに限定されないが、特徴の測定、ガイダンスおよびトレーニングのグラフィックス、遠隔診断、温度補正、さまざまな動作の特徴の制御、さまざまなネットワークへの接続、ならびに、測定された対象物の表示などの機能をサポートすることが可能である。ディスプレイプロセッサー328および液晶ディスプレイ(LCD)338(例えば、タッチスクリーンLCD)ユーザーインターフェースとともに、ユーザーインターフェース基板202は、セキュアデジタル(SD)カードインターフェース330と、メモリー332と、USBホストインターフェース334と、診断ポート336と、カメラポート340と、音声/映像インターフェース342と、ダイアルアップ/セルモデム344と、全地球測位システム(GPS)ポート346とを含むいくつかのインターフェースオプションを含む。
また、図3Aに示されている電子データ処理システム210は、環境データを記録するための環境レコーダー362を備えるベース部電源基板206も含む。また、ベース部電源基板206は、AC/DCコンバーター358およびバッテリー充電器制御360を使用して、電子データ処理システム210に電力を提供する。ベース部電源基板206は、集積回路間(inter−integrated circuit)(I2C)シリアルシングルエンドバス354を使用して、および、DMAシリアル周辺インターフェース(DSPI)357を介して、ベース部プロセッサー基板204と通信する。ベース部電源基板206は、ベース部電源基板206の中に実装された入力/出力(I/O)拡張機能364を介して、傾斜センサーおよび無線周波数識別(RFID)モジュール208に接続されている。
別々のコンポーネントとして示されているが、他の実施形態では、コンポーネントのすべてまたは一部は、異なる場所に物理的に位置付けされ、ならびに/または、図3Aおよび図3Bに示されている位置とは異なる様式で組み合わせられた機能とすることが可能である。例えば、一実施形態では、ベース部プロセッサー基板204およびユーザーインターフェース基板202は、1つの物理的な基板へと組み合わせられる。
ここで図4〜図9を参照すると、プローブ端部401の例示的な実施形態が図示されており、それは、取り外し可能で交換可能なデバイス400がAACMM100に連結することを可能にするクイックコネクトの機械的および電気的なインターフェースを備える測定プローブハウジング102有している。例示的な実施形態では、デバイス400は、エンクロージャー402を含み、エンクロージャー402は、ハンドル部分404を含み、ハンドル部分404は、例えば、ピストルグリップの中にあるように、オペレーターの手で握られるようにサイズ決めおよび形状決めされている。エンクロージャー402は、キャビティー406を有する薄壁構造体である(図9)。キャビティー406は、コントローラー408を受け入れるようにサイズ決めおよび構成されている。コントローラー408は、例えばマイクロプロセッサーを有するデジタル回路とするか、または、アナログ回路とすることが可能である。一実施形態では、コントローラー408は、電子データ処理システム210(図2および図3)と非同期双方向通信をしている。コントローラー408と電子データ処理システム210との間の通信接続は、(例えば、コントローラー420を介した)有線とすることが可能であるか、または、直接的もしくは間接的な無線接続(例えば、Bluetooth(登録商標)もしくはIEEE802.11)、または、有線接続および無線接続の組み合わせとすることが可能である。例示的な実施形態では、エンクロージャー402は、例えば、射出成形されたプラスチック材料などから、2つの半割部410、412で形成されている。半割部410、412は、例えば、スクリュー414などのような締結具によって、一緒に固定することが可能である。他の実施形態では、エンクロージャー半割部410、412は、例えば、接着剤または超音波溶接によって、一緒に固定することが可能である。
また、ハンドル部分404は、オペレーターによって手動で作動され得るボタンまたはアクチュエーター416、418も含む。アクチュエーター416、418は、コントローラー408に連結されており、コントローラー408は、プローブハウジング102の中のコントローラー420に信号を送信する。例示的な実施形態では、アクチュエーター416、418は、プローブハウジング102の上においてデバイス400の反対側に位置付けされているアクチュエーター422、424の機能を実施する。デバイス400は、デバイス400、AACMM100を制御するために使用され得る追加的なスイッチ、ボタン、または他のアクチュエーターを有することが可能であり、またはその逆の可能性もあるということが認識されるべきである。また、デバイス400は、例えば、発光ダイオード(LED)、音源、メーター、ディスプレイ、または計器などのようなインジケーターを含むことが可能である。一実施形態では、デバイス400は、デジタルボイスレコーダーを含むことが可能であり、デジタルボイスレコーダーは、口頭のコメントを、測定されるポイントと同時に残すことを可能にする。さらなる別の実施形態では、デバイス400は、マイクロホンを含み、マイクロホンは、オペレーターが、音声による作動コマンドを電子データ処理システム210に送信することを可能にする。
一実施形態では、ハンドル部分404は、オペレーターの両手で使用されるように、または、特定の手(例えば、左利きもしくは右利き)のためのものとするように構成することが可能である。また、ハンドル部分404は、障害を持つオペレーター(例えば、指の欠けたオペレーター、または、義肢を着けたオペレーター)を手助けするように構成することも可能である。さらに、空間的ゆとりが限られるときには、ハンドル部分404は取り外され、プローブハウジング102が単体で使用され得る。また、上記に議論されているように、プローブ端部401は、AACMM100の第7の軸線のシャフトを含むことも可能である。この実施形態では、デバイス400は、AACMMの第7の軸線の周りで回転するように配置することが可能である。
プローブ端部401は、プローブハウジング102の上の第2のコネクター428と協働するデバイス400の上の第1のコネクター429(図8)を有する機械的および電気的なインターフェース426を含む。コネクター428、429は、プローブハウジング102へのデバイス400の連結を可能にする電気的および機械的な特徴を含むことが可能である。一実施形態では、インターフェース426は、第1の表面430を含み、第1の表面430は、その上に機械的連結器432および電気コネクター434を有している。また、エンクロージャー402は、第2の表面436を含み、第2の表面436は、第1の表面430に隣接して位置付けされ、第1の表面430からオフセットされている。例示的な実施形態では、第2の表面436は、第1の表面430からおおよそ0.5インチの距離だけオフセットされている平面的な表面である。このオフセットは、カラー438などのような締結具を締めるか、または緩めるときに、オペレーターの指のためのクリアランスを提供する。インターフェース426は、コネクターピンを整合させることを必要とせずに、および、別々のケーブルまたはコネクターを必要とせずに、デバイス400とプローブハウジング102との間で比較的に迅速で安定した電子的な接続を提供する。
電気コネクター434は、第1の表面430から延在し、1つ以上のコネクターピン440を含み、コネクターピン440は、例えば、1つ以上のアームバス218などを介して、電子データ処理システム210(図2および図3)と非同期双方向通信するように電気的に連結される。双方向通信接続は、(例えば、アームバス218を介した)有線、無線(例えば、Bluetooth(登録商標)またはIEEE802.11)、または、有線接続および無線接続の組み合わせとすることが可能である。一実施形態では、電気コネクター434は、コントローラー420に電気的に連結される。コントローラー420は、例えば、1つ以上のアームバス218などを介して、電子データ処理システム210と非同期双方向通信することが可能である。電気コネクター434は、プローブハウジング102の上の電気コネクター442との比較的に迅速で安定した電子的な接続を提供するように位置付けされている。電気コネクター434、442は、デバイス400がプローブハウジング102に取り付けられるときに互いに接続する。電気コネクター434、442は、金属で覆われたコネクターハウジングをそれぞれ含むことが可能であり、コネクターハウジングは、デバイス400をプローブハウジング102に取り付けるプロセスの間に、電磁干渉からの遮蔽、ならびに、コネクターピンの保護、および、ピンアライメントの補助を提供する。
機械的連結器432は、デバイス400とプローブハウジング102との間に、比較的に強固な機械的連結を提供し、AACMM100のアーム部分104の端部の上のデバイス400の場所がシフトまたは移動しないことが好ましい比較的に正確な用途をサポートする。任意のそのような移動は、典型的に、測定結果の精度の望ましくない低下を引き起こす可能性がある。これらの所望の結果は、本発明の実施形態のクイックコネクトの機械的および電子的インターフェースの機械的な取り付け構成部分のさまざまな構造的特徴を使用して実現される。
一実施形態では、機械的連結器432は、一方の端部448(デバイス400の前縁部または「最前部」)に位置付けされている第1の突出部444を含む。第1の突出部444は、キーを付けられた、切り欠きを入れられた、または傾斜を付けられたインターフェースを含むことが可能であり、それは、第1の突出部444から延在するリップ部446を形成する。リップ部446は、プローブハウジング102から延在する突出部452によって画定されるスロット450の中に受け入れられるようにサイズ決めされている(図8)。第1の突出部444およびスロット450は、カラー438とともに連結器配置を形成し、リップ部446がスロット450の中に位置付けされるときに、スロット450が、プローブハウジング102に取り付けられるときのデバイス400の長手方向および横方向の両方の移動を制限するために使用され得るようになっているということが認識されるべきである。より詳細に以下に議論されることとなるように、カラー438の回転は、スロット450の中にリップ部446を固定するために使用することが可能である。
第1の突出部444の反対側に、機械的連結器432は、第2の突出部454を含むことが可能である。第2の突出部454は、キーを付けられ、切り欠きを入れられたリップ部、または、傾斜を付けられたインターフェース表面456を有することが可能である(図5)。第2の突出部454は、例えば、カラー438などのような、プローブハウジング102に関連する締結具を係合するように位置付けされている。より詳細に以下に議論されることとなるように、機械的連結器432は、表面430から突出する***した表面を含み、それは、電気コネクター434に隣接し、または、電気コネクター434の周りに配設されており、それは、インターフェース426のための枢動点を提供する(図7および図8)。これは、デバイス400がプローブハウジング102に取り付けられるときに、デバイス400とプローブハウジング102との間の3つの機械的接点のうちの第3の接点としての役割を果たす。
プローブハウジング102は、一方の端部において、同軸に配置されているカラー438を含む。カラー438は、第1の位置(図5)と第2の位置(図7)との間で移動することができる可動式のねじ部分を含む。カラー438を回転させることによって、カラー438は、外部ツールを必要とすることなくデバイス400を固定するか、または取り外すために使用することが可能である。カラー438の回転は、比較的に間隔の広い角ねじ山の切られたシリンダー474に沿ってカラー438を移動させる。そのような比較的に大きいサイズの角ねじ、および、輪郭表面の使用は、最小限の回転トルクによって非常に大きなクランプ力を可能にする。さらに、シリンダー474のねじ山の間隔の広いピッチは、カラー438が最小限の回転によって締められるか、または緩められることを可能にする。
デバイス400をプローブハウジング102に連結するために、リップ部446が、スロット450の中へ挿入され、デバイスが、矢印464によって示されているように、第2の突出部454を表面458に向かって回転させるように枢動させられる(図5)。カラー438は回転させられ、カラー438が矢印462によって示されている方向に移動または並進し、表面456と係合することを引き起こす。角度の付いた表面456に対するカラー438の移動は、***した表面460に対して機械的連結器432を駆動する。これは、プローブハウジング102へのデバイス400の強固な着座を妨げる可能性があるインターフェースの変形、または、インターフェースの表面の上の異物に伴って起こり得る問題を克服することを支援する。カラー438によって第2の突出部454に力を加えることは、機械的連結器432を前方に移動させ、プローブハウジング102のシート部の中へリップ部446を押す。カラー438が締められ続けるにつれて、第2の突出部454は、プローブハウジング102に向かって上向きに押され、枢動点に圧力を加える。これは、シーソータイプの配置を提供し、第2の突出部454、リップ部446、および中心枢動点に圧力を加え、デバイス400のずれまたは揺れを低減させるか、または排除する。枢動点は、プローブハウジング102の底部を直接的に押し、一方、リップ部446は、プローブハウジング102の端部に下向きの力を加える。図5は、矢印462、464を含み、デバイス400およびカラー438の移動の方向を示している。図7は、矢印466、468、470を含み、カラー438が締められるときに、インターフェース426の中で加えられる圧力の方向を示している。デバイス400の表面436のオフセット距離は、カラー438と表面436との間にギャップ472を提供するということが認識されるべきである(図6)。ギャップ472は、カラー438が回転されるときに指を挟むリスクを低減させながら、オペレーターがカラー438をよりしっかりと握ることを可能にする。一実施形態では、プローブハウジング102は、カラー438が締められるときの変形を低減させるか、または防止するのに十分な剛性のものである。
インターフェース426の実施形態は、機械的連結器432および電気コネクター434の適正なアライメントを可能にし、また、加えられる応力から電子機器インターフェースを保護し、そうでなければ、応力が、カラー438、リップ部446、および表面456のクランピング作用に起因して生じる可能性がある。これは、回路基板476に装着された電気コネクター434、442(それは、はんだ付けされた端子を有することが可能である)に対する応力損傷を低減または排除するという点で利点を提供する。また、実施形態は、ユーザーがデバイス400をプローブハウジング102に接続するか、または、プローブハウジング102から切り離すためにツールが必要とされないという点で、既知のアプローチに勝る利点を提供する。これは、オペレーターが手動で比較的簡単にデバイス400をプローブハウジング102に接続し、およびプローブハウジング102から切り離すことを可能にする。
インターフェース426によって可能な比較的に多数の遮蔽された電気接続に起因して、比較的に多数の機能が、AACMM100とデバイス400との間で共有され得る。例えば、AACMM100の上に位置付けされているスイッチ、ボタン、または他のアクチュエーターは、デバイス400を制御するために使用することが可能であり、または、その逆も同様である。さらに、コマンドおよびデータを電子データ処理システム210からデバイス400へ送信することが可能である。一実施形態では、デバイス400は、ベース部プロセッサー204の上のメモリーの中に記憶されることとなるか、または、ディスプレイ328の上に表示されることとなる記録された画像のデータを送信するビデオカメラである。別の実施形態では、デバイス400は、電子データ処理システム210からデータを受信する画像プロジェクターである。加えて、AACMM100またはデバイス400のいずれかに位置付けされている温度センサーは、他方によって共有され得る。本発明の実施形態は、多種多様なアクセサリーデバイス400がAACMM100に迅速に、容易に、および確実に連結されることを可能にする柔軟なインターフェースを提供するという点で利点を提供するということが認識されるべきである。さらに、AACMM100とデバイス400との間で機能を共有する能力は、重複を排除することによって、AACMM100のサイズ、電力消費、および複雑さを低減することを可能にし得る。
一実施形態では、コントローラー408は、AACMM100のプローブ端部401の動作または機能性を変更することが可能である。例えば、コントローラー408は、デバイス400が取り付けられているときと、プローブハウジング102が単体で使用されるときとの異なるときにおいて、異なる色の光、異なる強さの光を放出するか、または、点灯/消灯するかのいずれかを行うように、プローブハウジング102の上のインジケーターライトを変更することが可能である。一実施形態では、デバイス400は、対象物までの距離を測定する距離測定センサー(図示せず)を含む。この実施形態では、コントローラー408は、対象物がプローブ先端部118からどのぐらい離れているかについてオペレーターに指示を提供するために、プローブハウジング102の上のインジケーターライトを変化させることが可能である。別の実施形態では、コントローラー408は、コード化されたストラクチャードライトスキャナーデバイスによって獲得された画像の品質に基づいて、インジケーターライトの色を変化させることが可能である。これは、コントローラー420の要件を簡単化するという点で利点を提供し、アクセサリーデバイスの追加による機能性のアップグレードまたは向上を可能にする。
図10〜図13を参照すると、本発明の実施形態は、非接触式三次元測定デバイス500に関して、プロジェクター、カメラ、信号処理、制御、およびインジケーターインターフェースに利点を提供する。デバイス500は、一対の光学式デバイス(例えば、ライトプロジェクター508およびカメラ510など)を含み、光学式デバイスは、ストラクチャードライトパターンを投影し、対象物501から反射された二次元パターンを受信する。デバイス500は、既知の放出されたパターンおよび獲得された画像に基づいて三角測量ベースの方法を使用し、受信された画像のそれぞれの画素に関して、対象物501のX、Y、Z座標データを表すポイントクラウドを決定する。一実施形態では、ストラクチャードライトパターンは、単一の画像が対象物ポイントの三次元座標を決定するのに十分となるようにコード化されている。また、そのようなコード化されたストラクチャードライトパターンは、単一のショットで三次元座標を測定すると言うことも可能である。
例示的な実施形態では、プロジェクター508は、パターンジェネレーターを照射する可視光光源を使用する。可視光光源は、レーザー、高輝度発光ダイオード、白熱灯、発光ダイオード(LED)、または、他の光放出デバイスとすることが可能である。例示的な実施形態では、パターンジェネレーターは、ストラクチャードライトパターンがその上にエッチング加工されたクロム−オン−ガラス(chrome−on−glass)スライドである。スライドは、必要とされる位置の内外へ移動する単一のパターンまたは複数のパターンを有することが可能である。スライドは、手動でまたは自動的に動作位置に搭載することが可能である。他の実施形態では、光源パターンは、Texas Instruments Corporationによって製造されているデジタルライトプロジェクター(DLP)などのようなデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)、液晶デバイス(LCD)、液晶−オン−シリコン(LCOS)デバイス、または、反射モードよりも透過モードで使用される同様のデバイスによって、反射または透過される光とすることが可能である。プロジェクター508は、レンズシステム515をさらに含むことが可能であり、レンズシステム515は、出ていく光を所望の焦点特性を有するように変更させる。
デバイス500は、ハンドル部分504を備えるエンクロージャー502をさらに含む。一実施形態では、デバイス500は、一方の端部にインターフェース426をさらに含むことが可能であり、インターフェース426は、本明細書で上記に説明されているように、デバイス500をプローブハウジング102に機械的におよび電気的に連結する。他の実施形態では、デバイス500は、プローブハウジング102の中に一体化され得る。インターフェース426は、デバイス500が、追加的なツールを必要とすることなく、迅速におよび容易にAACMM100に連結され、および、AACMM100から取り外されることを可能にするという点で利点を提供する。
カメラ510は、感光性センサーを含み、感光性センサーは、センサーの視野の中の領域のデジタル画像/表示を発生させる。センサーは、画素の配列を有する、例えば、電荷結合素子(CCD)タイプのセンサーまたは相補型金属酸化膜半導体(CMOS)タイプのセンサーとすることが可能である。カメラ510は、それに限定されないが、例えば、レンズ503および他の光学式デバイスなどのような、他のコンポーネントをさらに含むことが可能である。例示的な実施形態では、プロジェクター508およびカメラ510は、所定の角度で配置されており、センサーが対象物501の表面から反射される光を受信することが可能であるようになっている。一実施形態では、プロジェクター508およびカメラ510は、デバイス500がプローブ先端部118を適当な位置に置いた状態で動作され得るように位置付けされる。さらに、デバイス500は、プローブ先端部118に対して実質的に固定され、ハンドル部分504にかかる力は、プローブ先端部118に対するデバイス500のアライメントに影響を及ぼし得ないということが認識されるべきである。一実施形態では、デバイス500は、デバイス500からとプローブ先端部118からとの間でオペレーターがデータを獲得することを切り替えることを可能にする追加的なアクチュエーター(図示せず)を有することが可能である。
プロジェクター508およびカメラ510は、エンクロージャー502の中に配設されているコントローラー512に電気的に連結されている。コントローラー512は、1つ以上のマイクロプロセッサー、デジタル信号プロセッサー、メモリー、および信号調整回路を含むことが可能である。デバイス500によって発生させられるデジタル信号処理および大きなデータ量に起因して、コントローラー512は、ハンドル部分504の中に配置することが可能である。コントローラー512は、電気コネクター434を介してアームバス218に電気的に連結されている。デバイス500は、アクチュエーター514、516をさらに含むことが可能であり、アクチュエーター514、516は、オペレーターによって手動で作動させられ、デバイス500による動作およびデータ収集を開始させることが可能である。一実施形態では、対象物501を表すポイントクラウドのX、Y、Z座標データを決定するための画像処理が、コントローラー512によって実施され、座標データが、バス240を介して電子データ処理システム210に送信される。別の実施形態では、画像が、電子データ処理システム210に送信され、座標の計算が、電子データ処理システム210によって実施される。
一実施形態では、コントローラー512は、電子データ処理システム210と通信し、電子データ処理システム210からストラクチャードライトパターン画像を受信するように構成されている。さらに別の実施形態では、対象物の上に放出されるパターンは、自動的に、または、オペレーターからの入力に応答してのいずれかにより、電子データ処理システム210によって変化させられ得る。これは、条件が正当であるときにデコードするのがより簡単なパターンの使用を可能にすることによって、および、所望のレベルの精度または分解能を実現することが望まれる場所でより複雑なパターンの使用を可能にすることによって、より少ない処理時間でより高い精度測定を得るという点で利点を提供することが可能である。
本発明の他の実施形態では、デバイス520(図12)は、一対のカメラ510を含む。カメラ510は、プロジェクター508に対して所定の角度で配置され、対象物501から反射された光を受信する。複数のカメラ510の使用は、いくつかの用途において、重複する画像を提供し、測定の精度を向上させることによって、利点を提供することが可能である。さらに他の実施形態では、重複する画像は、カメラ510を交互に動作させることにより画像の獲得速度を増加させることによって、逐次的パターンがデバイス500によって迅速に獲得されることを可能にする。
ここで図13Aおよび図13Bを参照して、ストラクチャードライトデバイス500の動作を説明する。デバイス500は、第一に、プロジェクター508によって、対象物501の表面524の上にストラクチャードライトパターン522を放出する。ストラクチャードライトパターン522は、Jason GengによってSPIE会報第7932巻で公開された学術論文「DLP−Based Structured Light 3D Imaging Technologies and Applications」に開示されているパターンを含むことが可能である。ストラクチャードライトパターン522は、図14〜図32に示されているパターンのうちの1つをさらに含むことが可能であるが、それに限定されない。プロジェクター508からの光509は、表面524から反射され、反射された光511は、カメラ510によって受信される。例えば、突出部526などのような表面524の変化は、パターンの画像がカメラ510によってキャプチャーされるときに、ストラクチャードパターンの中に変形を生成させるということが認識されるべきである。パターンはストラクチャードライトによって形成されるので、いくつかの場合では、コントローラー512または電子データ処理システム210が、放出されたパターンの中の画素(例えば、画素513など)と、画像化されるパターンの中の画素(例えば、画素515など)との間の1対1の対応を決定することが可能である。これは、画像化されるパターンの中のそれぞれの画素の座標を決定するために三角測量原理が使用されることを可能にする。表面524の三次元座標の収集は、ポイントクラウドと称される場合がある。表面524の上方でデバイス500を移動させることによって、対象物501全体のポイントクラウドを生成させることが可能である。いくつかの実施形態では、デバイス500の位置および配向が、電子データ処理システム210によって知られ、AACMM100に対する対象物501の場所が確認され得るようになっているという点において、プローブ端部へのデバイス500の連結が利点を提供するということが認識されるべきである。
画素の座標を決定するために、ポイント527において対象物522に交差するそれぞれの投影光線509の角度は、投影角度ファイ(Φ)に対応することが知られており、Φ情報が、放出されるパターンの中へコード化されるようになっている。一実施形態では、システムは、画像化されるパターンの中のそれぞれの画素に対応するΦ値が確認されることを可能にするように構成されている。さらに、プロジェクター508とカメラとの間のベースライン距離「D」が知られているので、カメラの中のそれぞれの画素に関する角度オメガ(Ω)が知られる。したがって、カメラ510から画素が画像化される場所への距離「Z」は、以下の等式を使用する。
したがって、三次元座標は、獲得される画像の中のそれぞれの画素について計算することが可能である。
一般に、2つのカテゴリーのストラクチャードライト、すなわち、コード化されたストラクチャードライト、および、コード化されていないストラクチャードライトが存在している。図14〜図17および図28〜図30に示されているものなどのような、コード化されていないストラクチャードライトの共通の形態は、1つの寸法に沿って周期的な様式で変化する縞模様のパターンに依存している。これらのタイプのパターンは、通常、所定のシーケンスで適用され、対象物への近似距離を提供する。いくつかのコード化されていないパターンの実施形態(例えば、正弦波パターンなど)は、比較的に高度に正確な測定を提供することが可能である。しかし、これらのタイプのパターンを効果的にするために、通常、スキャナーデバイスおよび対象物が互いに対して静止して保持されることが必要である。スキャナーデバイスまたは対象物が(他方に対して)移動している場合には、図18〜図27に示されているものなどのようなコード化されたパターンが好ましい可能性がある。コード化されたパターンは、単一の獲得される画像を使用して画像が分析されることを可能にする。いくつかのコード化されたパターンは、プロジェクターパターンの上の特定の配向(例えば、プロジェクター平面の上のエピポーララインに対して垂直である)に設置され、それによって、単一の画像に基づいて三次元の表面座標の分析を簡単化することが可能である。
エピポーララインは、図13Bのエピポーラ平面と、光源平面517または画像平面521(カメラセンサーの平面)との間の交差によって形成される数学的なラインである。エピポーラ平面は、プロジェクター透視中心519およびカメラ透視中心を通過する任意の平面とすることが可能である。光源平面517および画像平面521の上のエピポーララインは、場合によっては平行となり得るが、一般に平行ではない。エピポーララインの態様は、プロジェクター平面517の上に与えられたエピポーララインが、対応するエピポーララインを画像平面521の上に有するというものである。したがって、プロジェクター平面517の中のエピポーララインの上で既知の任意の特定のパターンが、画像平面521の中に即座に観察および評価され得る。例えば、コード化されたパターンがプロジェクター平面517の中のエピポーララインに沿って設置されている場合には、画像平面521の中のコード化された要素同士の間の間隔は、カメラセンサー510の画素から読み取られた値を使用して決定することが可能である。この情報は、対象物501の上のポイント527の三次元座標を決定するために使用することが可能である。さらに、コード化されたパターンをエピポーララインに対して既知の角度で傾斜させ、対象物表面座標を効率的に抽出することが可能である。コード化されたパターンの例は、図20〜図29に示されている。
正弦波状に繰り返すパターンなどのような周期的なパターンを有する実施形態では、正弦波の周期が、複数のパターン要素を表している。二次元における周期的なパターンの多様性が存在しているので、パターン要素は、同一線上にない。場合によっては、変化する幅のストライプを有する縞模様のパターンは、コード化されたパターンを表すことが可能である。
ここで図14〜図17を参照すると、コード化されていないストラクチャードライトパターンの実施形態が示されている。パターンのうちのいくつかは、単純なオンオフ(または、1、0)タイプのパターンを使用し、バイナリーパターンと称される。場合によっては、バイナリーパターンは、グレイコードシーケンスと称される特定のシーケンスを有するものとして知られているものである。ストラクチャードライトに基づく三次元計測の分野で使用されるグレイコードの用語は、電気的なエンジニアリングの分野(電気的なエンジニアリングの分野では、グレイコードの用語は、1度に単一のビットの逐次的変化を一般に意味している)で使用されるような用語とはいくらか異なっている。本出願は、三次元計測の分野(三次元計測の分野では、グレイコードは、バイナリー白黒値のシーケンスを典型的に表している)で慣習的であるようなグレイコードの用語の使用にしたがう。図14Aは、複数の逐次的画像530、532、534を含むバイナリーパターンの例を示しており、それぞれが、その上に異なる縞模様のパターンを有している。通常、ストライプは、明るい(照射されている)縞模様の領域と暗い(照射されていない)縞模様の領域との間で交互になっている。白および黒の用語は、照射されていることおよび照射されていないことをそれぞれ意味するために使用されている場合がある。したがって、画像530、532、534が、図14Bに示されているように表面524の上に逐次的に投影されるとき、それは、合成画像536を示す。図14Bの底部の2つのパターン535、537は、明確化のために、図14Aには図示されていないということが留意されるべきである。対象物501の上のそれぞれのポイント(画像の中のカメラ画素によって表されている)に関して、合成パターン536は、パターン530、532、534、535、537の逐次的投影を通して得られる固有のバイナリー値を有しており、それは、可能性のある投影角度Φの比較的に小さい範囲に対応している。与えられた画素に関する既知の画素角度Ω、および、既知のベースライン距離Dとともに、これらの投影角度を使用することによって、等式(1)は、カメラから対象物ポイントまでの距離Zを見出すために使用することが可能である。二次元の角度は、それぞれのカメラ画素に関して知られている。二次元の角度は、概して、一次元の角度オメガに対応しており、一次元の角度オメガは、等式(1)による距離Zの計算において使用される。しかし、それぞれのカメラ画素からカメラ透視中心を通して引かれ、所定のポイントにおいて対象物に交差するラインは、空間において二次元の角度を画定する。計算された値Zと組み合わせられると、2つの画素角度は、対象物表面の上のポイントに対応する三次元座標を提供する。
同様に、バイナリーパターンというよりも、変化するグレイスケール値を備えるストライプを有する逐次的シリーズのグレイパターンを使用することが可能である。この文脈で使用されるときには、グレイスケールの用語は、通常、白(最大光)から、さまざまなレベルのグレイ(少ない光)まで、また、黒(最小光)まで、対象物の上の所定のポイントにおける放射の量を参照している。投影されている光が赤などのような色を有しているとしても、および、グレイスケール値が赤い照射のレベルに対応しているとしても、この同じ命名法が使用される。一実施形態では、パターン(図15)は、対象物501の上に放出されたパターンを作り出すために使用される、変化する光パワーレベル(例えば、黒、グレイ、および白など)を有するストライプを備える複数の画像538、540、542を有している。グレイスケール値が使用され、比較的に小さい可能値の範囲の中で可能投影角度Φを決定することが可能である。以上に議論されているように、次いで、等式(1)が使用され、距離Zを決定することが可能である。
別の実施形態では、対象物ポイントまでの距離Zは、複数の画像の中で観察される位相シフトを測定することによって見出すことが可能である。例えば、図16に示されている一実施形態では、プロジェクターパターン552のグレイスケール強度546、548、550は、正弦波の様式で変化するが、投影パターン同士の間の位相シフトを有している。例えば、第1のプロジェクターパターンでは、正弦曲線のグレイスケール強さ546(単位面積当たりの光学的なパワーを表している)は、特定のポイントにおいて、ゼロ度の位相を有することが可能である。第2のプロジェクターパターンでは、正弦曲線の強さ548は、同じポイントにおいて、120度の位相を有している。第3のプロジェクターパターンでは、正弦曲線の強さ550は、同じポイントにおいて、240度の位相を有することが可能である。これは、正弦波パターンがそれぞれのステップの周期の3分の1だけ左(または、右)へシフトされているというように言うのと同じことである。位相シフト方法が使用され、それぞれのカメラ画素において、投影される光の位相を決定し、それは、コード化されたパターンの単一ショットの場合にあるような、隣接する画素からの情報を考慮する必要を排除する。多くの方法が使用され、カメラ画素の位相を決定することが可能である。1つの方法は、乗累算手順を実施し、次いで、商(quotient)の逆正接をとることを含む。この方法は、当業者によく知られており、さらに議論はされない。加えて、位相シフト方法を用いて、背景光は、位相の計算において打ち消される。これらの理由によって、所与の画素に関して計算される値Zは、通常、コード化されたパターンの単一ショット方法を使用して計算される値Zよりも正確である。しかし、図16に示されているものなどのような正弦波パターンの単一の集合によって、計算される位相のすべてが、0度から360度まで変化する。特定のストラクチャードライト三角測量システムに関して、それぞれの投影されるストライプに関する角度が事前に知られているので、テスト中の対象物の「厚さ」がそれほど変化しないならば、これらの計算される位相は十分である可能性がある。しかし、対象物が厚過ぎる場合には、特定の画素に関して計算される位相の中の間に、曖昧さが生じる可能性があり、その理由は、その画素は、第1の位置において対象物に衝突する第1の投影光線、または、第2の位置において対象物に衝突する第2の投影光線から得られた可能性があるからである。換言すれば、カメラ配列の中の任意の画素に関して、位相が2πラジアンよりも大きく変化し得る可能性が存在する場合には、位相は、適正にデコードされず、所望の1対1の対応が実現されない可能性がある。
図17Aは、一方法にしたがって、投影されるグレイコード強度554のシーケンス1〜4を示しており、その一方法によって、計算される位相に基づく距離Zについての曖昧さが排除され得る。グレイコードパターンの集合は、対象物の上に逐次的に投影される。示されている例では、図17Aの554の左側へ、1、2、3、4によって示されている4つの逐次的パターンが存在している。逐次的パターン1は、パターンの左半分(要素0〜15)において暗く(黒く)なっており、パターンの右半分(要素16〜31)において明るく(白く)なっている。逐次的パターン2は、中心に向かって暗いバンドを有しており(要素8〜23)、縁部に向かって明るいバンドを有している(要素2〜7、24〜31)。逐次的パターン3は、中心の近くに2つの分離された明るいバンドを有しており(要素4〜11、20〜27)、3つの明るいバンドを有している(要素0〜3、12〜19、28〜31)。逐次的パターン4は、4つの分離された暗いバンド(要素2〜5、10〜13、18〜21、26〜29)、および、5つの分離された明るいバンド(要素0〜1、6〜9、14〜17、22〜25、30〜31)を有している。カメラの中の任意の所与の画素に関して、このパターンのシーケンスは、対象物の「対象物厚さ領域」が、すべての要素0〜31に対応する初期の対象物厚さ領域と比較して、16の倍数で改善されることを可能にする。
図17Cに図示されている別の方法556では、図16の方法と同様に、位相シフト方法が実施される。図17Cに示されている実施形態では、パターン556Aの4つの正弦波の周期が、対象物の上に投影される。以上に議論されている理由のために、図17Cのパターンを使用すると、対象物までの距離Zの曖昧さが存在し得る。曖昧さを低減または排除するための1つの方式は、1つ以上の追加的な正弦波パターン556B、556C(それぞれのパターンは、異なるフリンジ周期(ピッチ)を有している)を投影することである。したがって、例えば、図17Bにおいて、4つのフリンジ周期よりもむしろ3つのフリンジ周期を有する第2の正弦波パターン555が、対象物の上に投影される。一実施形態では、2つのパターン555、556に関する位相の差が使用され、目標までの距離Zの曖昧さを排除することを助けることが可能である。
曖昧さを排除するための別の方法は、例えば、図17Aのグレイコード方法などのような異なるタイプの方法を使用し、正弦波の位相シフト方法を使用して計算される距離Zの曖昧さを排除することである。
対象物およびデバイス500が相対運動している用途では、単一のパターンを使用することが望ましい可能性があり、それは、カメラ510が、逐次的画像を投影する必要なく、対象物501の三次元特性を測定するために十分な情報を提供する画像をキャプチャーすることを可能にする。ここで図18および図19を参照すると、パターン558、566は、色の分布を有しており、色の分布は、場合によっては、対象物の測定が単一の(コード化された)画像に基づくことを可能にし得る。図18の実施形態では、パターン558が、逐次的に空間的に変化する光の波長を有する光を使用し、例えば、青から緑、黄色、赤、赤紫へ逐次的に色が変化するパターンを生成させる。したがって、それぞれの特定のスペクトル波長に関して、1対1の対応が、放出された画像と画像化されるパターンとの間でなされ得る。確立された対応によって、対象物501の三次元座標を単一の画像化されるパターンから決定することが可能である。一実施形態では、パターン558のストライプが、プロジェクター平面の上のエピポーララインに対して垂直に配向される。プロジェクター平面の上のエピポーララインは、カメラ画像平面の上のエピポーララインの中へマッピングされるので、カメラ画像平面の中のエピポーララインの方向に沿って移動することによって、および、それぞれの場合におけるラインの色に留意することによって、プロジェクターポイントとカメラポイントとの間の関連性を得ることが可能である。カメラ画像平面の中のそれぞれの画素は、二次元の角度に対応するということが認識されるべきである。色は、特定の投影角度と特定のカメラ角度との間の1対1の対応の決定を可能にする。この対応情報は、カメラとプロジェクターとの間の距離(ベースライン距離D)、および、ベースラインに対するカメラおよびプロジェクターの角度と組み合わせられ、カメラから対象物までの距離Zの決定を可能にするのに十分である。
カラーパターンを使用する別の実施形態は、図19に示されている。この実施形態では、変化する強度560、562、564を有する複数の色付けされたパターンが、カラーパターン566を生成させるように組み合わせられる。一実施形態では、複数の色付けされたパターン強度560、562、564は、主要な色であり、パターン560が赤色の強さを変化させ、パターン562が緑色の強さを変化させ、パターン564が青色の強さを変化させるようになっている。色の比率は知られているので、結果として生じる放出される画像は、画像化されるパターンの中でデコードされ得る既知の関係を有している。図18の実施形態と同様に、対応が確立されると、対象物501の三次元座標を決定することが可能である。図18のパターンとは異なり(図18では、固有の色の単一のサイクルが投影されている)、図19のパターンは、ほとんど同一の色の3つの完全なサイクルを投影している。図18のパターンによって、(少なくとも、投影ラインがエピポーララインに対して垂直である場合に関して、)測定される距離Zの曖昧さの可能性がほとんど存在しないが、その理由は、それぞれのカメラ画素は、特定の投影方向に固有に対応する特定の色を認識するからである。カメラ角度および投影角度は知られているので、三角測量が使用され、単一のカメラ画像だけを使用して、それぞれの画素位置において三次元の対象物座標を決定することが可能である。したがって、図18の方法は、コード化された単一ショット方法であると考えることが可能である。それとは対照的に、図19では、対象物ポイントまでの距離Zの曖昧さの可能性は存在していない。例えば、カメラが紫色を見る場合には、プロジェクターは、3つの異なる角度のいずれかを投影していた可能性がある。三角測量幾何学形状に基づいて、3つの異なる距離Zの可能性がある。対象物の厚さが比較的に小さい値の範囲の中にあるということを事前に知られている場合には、値のうちの2つを排除し、それによって、単一のショットで三次元座標を得ることが可能であり得る。しかし、一般的な場合には、追加的な投影パターンを使用し、曖昧さを排除することが必要になることとなる。例えば、色付けされたパターンの空間的な周期が、変化させられ、次いで、二度目に対象物を照射するために使用され得る。この場合には、投影されるストラクチャードライトのこの方法は、コード化された単一ショット方法というよりも逐次的方法であると考えられる。
ここで図20〜図23を参照すると、単一の画像獲得のためのコード化されたストラクチャードライトパターンは、ストライプインデキシング技法に基づいて示されている。図20および図21の実施形態では、カラーストライプ568、570を有するパターンが、プロジェクター508によって放出される。この技法は、画像センサーの特性を利用し、ここで、センサーは、例えば、赤、緑、青またはシアン、黄色、マゼンタなどのような、3つの独立したカラーチャネルを有している。これらのセンサーチャネルによって発生させられる値の組み合わせは、多数の色付けされたパターンを作り出すことが可能である。図19の実施形態と同様に、色分布の比率が知られており、したがって、放出されるパターンと画像化されるパターンとの間の関係を決定することが可能であり、三次元座標を計算することが可能である。De Bruijnシーケンスに基づくパターンなどのような、色付けされたパターンのさらなる他のタイプを使用することが可能である。ストライプインデキシング技法、および、De Bruijnシーケンスは、当業者によく知られており、したがって、さらに議論はされない。
図22および図23の実施形態では、色なしストライプインデキシング技法が使用されている。図22の実施形態では、パターン572は、複数の強さ(グレイスケール)レベルおよび異なる幅を有するストライプのグループを提供している。結果として、全体画像の中の特定のグループのストライプは、固有のグレイスケールパターンを有している。グループの独自性に起因して、1対1の対応が、放出されるパターンと画像化されるパターンとの間で決定され、対象物501の座標を計算することが可能である。図23の実施形態では、パターン574は、セグメント化されたパターンを有する一連のストライプを提供する。それぞれのラインは固有のセグメント設計を有しているので、対応が、放出されるパターンと画像化されるパターンとの間で決定され、対象物501の座標を計算することが可能である。図20〜図23では、エピポーララインに対して垂直な投影ライン572、574をカメラ平面の中になるように配向させることによって、追加的な利点を得ることが可能であるが、その理由は、これが、カメラとプロジェクターパターンとの間の1対1の対応を見出す際の第2の寸法の決定を簡単化するからである。
ここで図24〜図27を参照すると、二次元の空間的なグリッドパターン技法を使用する、コード化されたストラクチャードライトパターンが示されている。これらのタイプのパターンは、サブウィンドウ(例えば、パターン578の上のウィンドウ576など)がパターンの中の他のサブウィンドウに対して固有となるように配置されている。図24の実施形態では、擬似ランダムバイナリー配列パターン578が使用されている。パターン578は、コード化されたパターンを形成する要素(例えば、円形579など)を備えるグリッドを使用している。他の幾何学的形状を有する要素(例えば、それに限定されないが、正方形、矩形、および三角形など)を使用することも可能であるということが認識されるべきである。図25の実施形態では、パターン580は、多値擬似ランダム配列のものとして示されており、ここで、数値のそれぞれは、割り当てられた形状582を有している。これらの形状582は、固有のサブウィンドウ584を形成し、それは、放出されるパターンと画像化されるパターンとの間の対応を可能にし、対象物501の座標を計算する。図26の実施形態では、グリッド586は、プロジェクター平面に対して垂直なストライプによってコード化された色である。図26のパターンは、単一のショットでデコードされ得るパターンを必ずしも提供することとはならないが、色情報は、分析を簡単化するのを助けることが可能である。図27の実施形態では、色付けされた形状の配列588(例えば、正方形または円形など)が、パターンを形成させるために使用される。
ここで図28A〜図28Bを参照すると、例示的な正弦波パターン720が示されている。一実施形態では、ライン734は、プロジェクター平面の上のエピポーララインに対して垂直である。正弦波パターン720は、60本の合計数のライン722与えるために一度繰り返されている30本のライン722によって構成されている。それぞれのライン722は、上方のラインおよび下方のラインと位相がおおよそ180度ずれている正弦波の特徴723を有している。これは、ライン722が可能な限り近づくことを可能にし、また、より大きい被写界深度も可能にするが、その理由は、ラインは、投影される表面または獲得される画像の上で不鮮明なる可能性があるが、依然として認識されるからである。それぞれの単一のライン722は、単に、そのラインの位相を使用して固有にデコードすることが可能であり、ここで、ライン長さは、正弦波の少なくとも1つの波長でなければならない。
パターン720が繰り返されるので、それは、一般的に、ライン識別の曖昧さを引き起こすこととなる。しかし、この問題は、カメラの視野の幾何学形状および被写界深度によって、このシステムの中で解決される。ラインが光学的に解像され得る被写界深度の中のカメラの単一の視点(すなわち、画素の列)に関して、同じ位相を有する2つのラインを画像化することはできない。例えば、カメラの上の画素の第1の列は、パターンのライン1〜30から反射された光だけを受信することが可能である。一方で、カメラセンサーのさらに下へ行くと、別の列は、パターンのライン2〜31から反射された光だけを受信することとなるなどである。図28Bでは、パターン720の拡大部分が、3つのラインのものとして示されており、ここで、連続したライン722の間の位相は、おおよそ180度である。また、ラインを固有にデコードするために、それぞれの単一のラインの位相がどのように十分であるかということを示している。
ここで図29A〜図29Bを参照すると、正方形パターン要素を有する別のパターン730が示されている。一実施形態では、ライン732は、プロジェクター平面の上のエピポーララインに対して垂直である。正方形パターン730は、パターン730が繰り返される前に27本のライン732を含有しており、59本のライン合計数を有している。パターン730のコード要素734は、図29Bの左から右へ矩形波の位相によって区別されている。パターン730は、逐次的ライン732のグループがそのメンバーの相対位相によって区別されるようにコード化される。画像の中で、逐次的ラインは、ラインに関して垂直方向にスキャンすることによって見出される。一実施形態では、垂直方向にスキャンすることは、カメラ画像平面の中のエピポーララインに沿ってスキャンすることを意味している。カメラ垂直方向画素カラムの中の逐次的ラインは、一緒に対にされ、それらの相対位相が決定される。4つの逐次的に対にされたラインは、ラインのグループをデコードし、それらをパターン730の中に位置付けすることを必要とされる。また、繰り返しに起因してこのパターン730の中に曖昧さが存在するが、これも、正弦波パターン720に関して上記に議論されているのと同じ様式で解決される。図29Bは、正方形パターンの4つのライン732の拡大図を示している。この実施形態は、第1および第3のラインが同じ絶対位相を有しているので、単一のライン732の位相が、単独で、ラインを固有にデコードすることが可能であるということを示している。
相対位相と絶対位相とをコード化するこのアプローチは、位相の位置に関してより高い許容差が存在するという点において、利点を提供する。プロジェクターの構成の中の僅かな誤差(それは、ラインの位相をカメラの被写界深度を通してシフトさせることとなる)、ならびに、プロジェクターおよびカメラレンズに起因する誤差は、絶対位相を決定することをより困難にする。これは、位相を決定する際の誤差を克服するのに十分に大きくなるように周期を増加させることによって、絶対位相方法において克服することが可能である。
コード化された光のパターンを投影する二次元パターンに関して、3つの同一線上にないパターン要素がそれらのコードに起因して認識可能であり、それらは、二次元に投影されるので、少なくとも3つのパターン要素は同一線上にないということが認識されるべきである。正弦波状に繰り返すパターンなどのような周期的なパターンの場合に関して、それぞれの正弦波の周期は、複数のパターン要素を表している。二次元の周期的なパターンの多様性が存在しているので、パターン要素は同一線上にない。それとは対照的に、光のラインを放出するレーザーラインスキャナーの場合に関して、パターン要素のすべてが直線ラインの上に存在している。ラインは幅を有し、ライン断面のテール(tail)は、信号のピークよりも小さい光学的なパワーを有する可能性があるが、ラインのこれらの態様は、対象物の表面座標を見出す際に別々に評価されず、したがって、別々のパターン要素を表さない。ラインは、複数のパターン要素を含有することが可能であるが、これらのパターン要素は、同一線上にある。
さらに、さまざまなパターン技法が、図30〜図31に示されているように組み合わせられ、バイナリー(図30)格子縞模様のコード化されていないパターン590、または、色付けされた(図31)格子縞模様のコード化されていないパターン592のいずれかを形成させることが可能である。図32に示されているさらに別の実施形態では、照度差ステレオ技法を使用することが可能であり、ここでは、複数の画像594が対象物501の上で撮られ、光源596が複数の場所に移動させられる。
ここで図33を参照すると、対象物702の三次元座標を獲得するためのシステム700の別の実施形態が示されている。この実施形態では、デバイス704は、AACMM100から切り離されたときに独立して動作可能である。デバイス704は、コントローラー706および随意的なディスプレイ708を含む。ディスプレイ708は、デバイス704のハウジングの中に一体化することが可能であるか、または、AACMM100から独立して使用されるときにデバイス704に連結される別々のコンポーネントとすることが可能である。ディスプレイ708がデバイス704から分離可能である実施形態では、ディスプレイ708は、デバイス704の独立した動作を容易にするために追加的な機能性を提供するコントローラー(図示せず)を含むことが可能である。一実施形態では、コントローラー706は、分離可能なディスプレイの中に配設されている。
コントローラー706は、通信回路を含み、通信回路は、データ(例えば、画像または座標データなど)を、通信リンク712を介して、AACMM100へ、別々のコンピューティングデバイス710へ、または、その両方の組み合わせへ、無線で送信するように構成されている。コンピューティングデバイス710は、例えば、コンピューター、ラップトップコンピューター、タブレットコンピューター、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、または携帯電話とすることが可能であるが、それに限定されない。ディスプレイ708は、オペレーターが、獲得された画像、または、対象物702の獲得された座標のポイントクラウドを見ることを可能にし得る。一実施形態では、コントローラー706は、獲得された画像の中のパターンをデコードし、対象物の三次元座標を決定する。別の実施形態では、画像は、デバイス704によって獲得され、AACMM100、コンピューティングデバイス710、または、その両方の組み合わせのいずれかに送信される。
デバイス704は、ロケーションデバイスアッセンブリ714をさらに含むことが可能である。ロケーションデバイスアッセンブリは、全地球測位システム(GPS)センサー、ジャイロセンサー、加速度計センサーなどのような、慣性航行センサーのうちの1つ以上を含むことが可能である。そのようなセンサーは、コントローラー706に電気的に連結することが可能である。ジャイロセンサーおよび加速度計センサーは、単軸または多軸デバイスとすることが可能である。ロケーションデバイスアッセンブリ714は、コントローラー706がAACMM100から切り離されるときにデバイス704の配向を測定または維持することを可能にするように構成されている。ロケーションデバイスアッセンブリ714の中のジャイロスコープは、MEMSジャイロデバイス、ソリッドステートリングレーザーデバイス、光ファイバーデバイスジャイロスコープ、または他のタイプとすることが可能である。
デバイス704が関節アームCMM100から取り外されると、方法が、複数のスキャンから得られた画像を組み合わせるために使用される。一実施形態では、画像は、それぞれ、コード化されたパターンを使用することによって得られ、単一の画像だけが、デバイス704の特定の位置および配向に関連付けされる三次元座標を得るために必要とされるようになっている。デバイス704によってキャプチャーされた複数の画像を組み合わせる1つの方式は、ポイントクラウド特徴がマッチし得るように、隣接する画像同士の間に少なくともいくらかの重ね合わせ部を提供することである。このマッチング機能は、上記に説明されている慣性航行デバイスによって支援され得る。
デバイス704によって収集された画像の正確な登録を支援するために使用され得る別の方法は、規準マーカーを使用することである。一実施形態では、規準マーカーは、接着性または粘着性の裏張りを有する小さいマーカー(例えば、測定されている1つまたは複数の対象物の上に設置されている円形マーカーなど)である。特に、測定されている対象物が、登録に関して使用するために、比較的に少数の特徴を有している場合に、比較的に少数のそのようなマーカーでも、複数の画像を登録する際に有用であることが可能である。一実施形態では、規準マーカーは、検査中の1つまたは複数の対象物の上の光のスポットとして投影することが可能である。例えば、複数の小さいドットを放出することができる小さい可搬型のプロジェクターは、測定されることとなる1つまたは複数の対象物の前に設置することが可能である。粘着性のドットに勝る投影されたドットの利点は、ドットが取り付けられて、後で取り外される必要がないということである。
一実施形態では、デバイスは、近接する囲まれた領域716の上方にストラクチャードライトを投影し、35ミクロンの精度で、100mm〜300mmの範囲で、領域716にわたって画像を獲得することが可能である。一実施形態では、投影部の垂直方向領域716は、おおよそ150〜200mm2である。1つまたは複数のカメラ510は、1.2〜5.0メガピクセルのCMOSまたはCCDセンサーを有するデジタルカメラとすることが可能である。
図28および図29を参照して、コード化されたパターンをデコードするプロセスを説明する。パターンの画像をデコードするときの第1のステップは、Y方向の投影パターン720の特徴の重心(cog)724(図28C)を抽出することである。これは、画素グレイスケール値の移動平均を計算することによって、および、Y方向処理において、単一のカラムを一度に下向きに移動させることによって、実施される。画像の中のピクセル値が移動平均値の上方にあるときに、特徴部のための開始ポイントが見出さる。開始ポイントが見出された後に、特徴部の幅は、ピクセル値が移動平均値の下方となるまで増加し続ける。次いで、重量平均が、開始ポイントと終了ポインとの間のピクセル値およびそれらのY位置を使用して計算され、画像の中のパターン特徴723のcog724を与える。また、開始ポイントと終了ポイントとの間の距離が、後で使用するために記録される。
結果として生じるcog724は、次にパターンライン722を見出すために使用される。これは、画像の第1のカラムから開始して、(図に示されている方向から見たときに)左から右の方向に移動することによって行われる。このカラムのそれぞれのcog724に関して、すぐ右の隣のカラムは、特定の距離の中にあるcog724に関して探される。2つのマッチングcog724が見出されると、次いで、ポテンシャルラインが決定される。プロセスが画像を横切って移動すると、より新しいラインが決定され、以前に決定された他のラインが、追加的なcog724が許容差内に検出されるような長さに拡張される。画像全体が処理されると、フィルターが抽出されたラインに適用され、所望の長さのライン(それは、パターンの波長である)だけが、残りのステップにおいて使用されることを確実にする。また、図28Cは、検出されるラインを示しており、それらは、パターンの単一の波長よりも長い。一実施形態では、隣のカラムのcog同士の間のデルタは存在しないか、または、小さいデルタが存在する。
デコードするプロセスの中の次のステップは、ブロック中心の形態のX方向のラインに沿って投影されるパターン特徴を抽出することである。それぞれのパターンは、幅の広いブロックおよび幅の狭いブロックの両方を含有する。正弦波パターン720において、これは、波のピーク部および谷部を参照しており、正方形パターン730において、これは、幅の広い正方形および幅の狭い正方形を参照している。このプロセスは、Y方向に特徴を抽出するのと同様のやり方で進めるが、しかし、移動平均は、第1の段階で見出された幅を使用して計算され、移動の方向は、ラインに沿っている。上記に説明されているように、特徴は、幅が移動平均値の上方にある領域において抽出されるが、このプロセスにおいて、また、特徴は、幅が移動平均の下方にある領域においても抽出される。幅およびX位置が使用され、重量平均を計算し、X方向にブロック726の中心を見出す。また、移動平均の交差部の間のcog724のY位置が使用され、Y方向にブロック726の中心を計算する。これは、cogのY座標の平均をとることによって実施される。また、それぞれのラインの開始ポイントおよび終了ポイントは、このステップにおいて抽出される特徴に基づいて修正され、両方のポイントが、移動平均の交差が発生する場所にあるということを確実にする。一実施形態では、完全なブロックだけが、後の処理ステップにおいて使用される。
次いで、ラインおよびブロックが処理され、それぞれのラインの上のブロック中心726同士の間の距離が所定の許容差内にあることをさらに確実にする。これは、ラインの上の2つの隣のブロック同士の間のX中心位置同士の間のデルタをとることによって、および、デルタが許容差以下であることをチェックすることによって達成される。デルタが許容差以上である場合には、ラインは、より小さいラインへ分割される。ラインの上の最後の2つのブロックの間で分割が必要とされる場合には、最後のブロックは除去され、追加的なラインは生成されない。ラインの上の第1のブロックと第2のブロックとの間で、または第2のブロックと第3のブロックとの間で分割が必要とされる場合には、また、分割の左へのブロックは廃棄され、追加的なラインは生成されない。ラインに沿う任意の他の場所において分割が起こる状況に関して、ラインは2つに分割され、新しいラインが生成され、適当なブロックがそれに変換される。処理のこの段階の後に、2つのパターンは、デコードすることを終了させるために異なるステップを必要とする。
ここで、正弦波パターン720は、ラインの上のブロック中心を使用する1つの追加的な処理のステップによってデコードすることが可能である。それぞれのブロックX中心に関する係数、および、ライン722の上のパターン720の波長が計算され、これらの値の平均が、ライン722の位相を与える。次いで、ライン722の位相が使用され、パターン720の中のラインをデコードすることが可能であり、そして、それは、そのライン722の上のすべてのcog724に関して、X、Y、Z座標位置の決定を可能にする。
正方形パターン730がデコードされる前に、第1のライン732は、任意のデコードが起こり得る前に、垂直方向に接続されるべきである。これは、ラインのグループが、特定されるということ、および、正弦波パターンのような単一のラインでなないということを可能にする。接続736が、ブロック734、および、処理の第1の段階において計算されるブロックの中に含有されるcogを使用して、ライン732同士の間に見出される。ライン732の上のそれぞれのブロックの中の第1のcogは、同じカラムの中でその真下に別のcogが存在するかどうかについてテストされる。下にcogが存在しない場合には、このポイントにおいて別のラインとの接続は存在せず、したがって、処理が継続する。下にcogが存在する場合には、2つのcogの間のY距離が決定され、ライン同士の間の所望の最大間隔と比較される。この値よりも距離が小さい場合には、2つのラインが、そのポイントにおいて接続されていると考えられ、接続736が記憶され、処理が次のブロックに続く。一実施形態では、ライン接続736は固有のものであり、2つのラインがそれらの間に2つ以上の接続736を有することとならないようになっている。
正方形パターン730のための処理の次のステップは、接続ライン同士の間の位相計算である。それぞれの一対のライン732は、第一に、それらの間の重ね合わせ部の長さを決定するように処理される。一実施形態では、相対位相の計算を可能にするために、一対のラインの間の重ね合わせ部の少なくとも1つの波長が存在している。ラインが所望の重ね合わせ部を有している場合には、重ね合わせ部の領域の中心におけるcogが見出される。中心cogを含有するブロック738、および、真下にあるcogが決定され、ブロックX中心同士の間の相対位相が、そのライン接続に関して計算される。このプロセスは、ライン同士の間のすべての接続に関して繰り返される。一実施形態では、プロセスは、Y軸線において、下向きの方向にだけ繰り返される。これは、コードがラインより下方の接続に基づいているから、および、逆にはなっていないから、または、その両方になっているからである。図29Cは、このセットのラインに関する相対位相を計算するために使用され得るブロック738を示している。図29Cの実施形態の相対位相は、3、1、および2であり、これらの位相は、最上ラインをデコードするための最終段階において使用されることとなる。
正方形パターン730をデコードする際の次のステップは、以前のステップの中で計算された相対位相を使用して、探し出しを実施することである。それぞれのライン732は、4つの接続深さが到達されるまで、ライン接続736を見つけ出すことによって処理される。この深さが使用されるが、その理由は、これが、ラインをデコードするための位相の数であるからである。接続のそれぞれのレベルにおいて、ハッシュ(hash)が、ライン732同士の間の相対位相を使用して決定される。要求される接続深さに到達すると、ハッシュが、ラインコードを探し出すために使用される。ハッシュが有効なコードを返す場合には、これは、投票システムの中に記録および記憶される。すべてのライン732がこのように処理され、所望の深さにあるすべての接続が使用され、それらが有効な位相の組み合わせである場合には投票を発生させる。次いで、最終ステップは、どのコードが、それぞれのライン732の上で最も多い投票を受信し、ライン732のコードをこの値に割り当てたかということを見出すことである。最も多い投票を受信した固有のコードが存在する場合には、ラインは、コードを割り当てられない。ライン732は、コードが割り当てられると特定され、ここで、そのライン732の上のすべてのcogに関するX、Y、Z座標位置を見出すことが可能である。
上記に与えられている説明は、3つ以上のパターン要素が同一線上にあるかどうかということに基づいて、ラインスキャナーと領域(ストラクチャードライト)スキャナーとの間を区別しているが、この規準の意図は、領域として投影されるパターンと、ラインとして投影されるパターンとを区別することであるということが留意されるべきである。結果的に、一次元のパターンは湾曲している可能性があるとしても、単一の経路に沿った情報だけを有する直線的に投影されるパターンは、依然としてラインパターンである。
本発明は例示的な実施形態を参照して説明されてきたが、本発明の範囲を逸脱することなく、さまざまな変更を行うことが可能であり、均等物がその要素の代わりにされ得るということが当業者によって理解されることとなる。加えて、本発明の本質的な範囲から逸脱することなく、特定の状況または材料を本発明の教示に適合させるために、多くの修正を行うことが可能である。したがって、本発明は、本発明を実施するために考慮されるベストモードとして開示されている特定の実施形態に限定されるべきでないが、本発明は、添付の特許請求の範囲に入るすべて実施形態を含むこととなるということが意図されている。そのうえ、第1、第2などの用語の使用は、任意の順序または重要性を示しておらず、むしろ、第1、第2などの用語は、1つの要素を別の要素から区別するために使用されている。そのうえ、1つの(a、an)などの用語の使用は、量の限定を示しておらず、むしろ、参照される項目のうちの少なくとも1つが存在することを示している。

Claims (46)

  1. 空間の中の対象物の三次元座標を測定するための可搬型の関節アーム座標測定機(AACMM)であって、
    ベース部と、
    対向する第1の端部および第2の端部を有する手動で位置決め可能なアーム部分であって、前記アーム部分は、前記ベース部に回転可能に連結されており、前記アーム部分は、複数の接続されたアームセグメントを含み、それぞれのアームセグメントは、位置信号を作り出すための少なくとも1つの位置トランスデューサーを含む、アーム部分と、
    それぞれのアームセグメントの中の前記少なくとも1つの位置トランスデューサーから前記位置信号を受信する電子回路と、
    前記第1の端部に連結されているプローブ端部と、
    前記プローブ端部に連結されている非接触式三次元測定デバイスであって、前記非接触式三次元測定デバイスは、プロジェクターおよび画像センサーを有しており、前記プロジェクターは、光源平面を有しており、前記プロジェクターは、前記対象物の上にストラクチャードライトを放出するように構成されており、前記ストラクチャードライトは、前記光源平面から放出され、少なくとも3つの同一線上にないパターン要素を含み、前記画像センサーは、前記対象物から反射される前記ストラクチャードライトを受信するように配置されている、非接触式三次元測定デバイスと、
    前記電子回路に電気的に連結されているプロセッサーであって、前記プロセッサーは、前記位置トランスデューサーから前記位置信号を受信することに応答して、および、前記画像センサーによって前記ストラクチャードライトを受信することに応答して、前記対象物の上のポイントの前記三次元座標を決定するように構成されている、プロセッサーと
    を含むことを特徴とする可搬型の関節アーム座標測定機(AACMM)。
  2. 請求項1に記載のAACMMであって、前記非接触式三次元測定デバイスが、前記プローブ端部に取り外し可能に連結されていることを特徴とするAACMM。
  3. 請求項1に記載のAACMMであって、前記ストラクチャードライトが、コード化されたストラクチャードライトパターンであることを特徴とするAACMM。
  4. 請求項3に記載のAACMMであって、前記非接触式三次元測定デバイスが、前記プローブ端部から切り離されたときに独立して動作可能であることを特徴とするAACMM。
  5. 請求項3に記載のAACMMであって、前記コード化されたストラクチャードライトパターンが、正方形、矩形、および三角形のうちの少なくとも1つを含むグラフィカル要素を含むことを特徴とするAACMM。
  6. 請求項5に記載のAACMMであって、前記コード化されたライトパターンが、30本のラインを含む正弦波パターンであり、それぞれのラインが、隣接するラインに対して位相が180度ずれていることを特徴とするAACMM。
  7. 請求項5に記載のAACMMであって、前記コード化されたストラクチャードライトパターンが、27本のラインを含み、前記グラフィカル要素が正方形であることを特徴とするAACMM。
  8. 請求項3に記載のAACMMであって、前記コード化されたストラクチャードライトが、複数の波長を有するパターンを含み、少なくとも1つの波長は、他の波長とは異なる空間的な配置を有していることを特徴とするAACMM。
  9. 請求項3に記載のAACMMであって、前記コード化されたストラクチャードライトが、複数の区別可能な色を有するパターンを含むことを特徴とするAACMM。
  10. 請求項3に記載のAACMMであって、前記コード化されたストラクチャードライトが、セグメント化されたラインパターンを含むことを特徴とするAACMM。
  11. 請求項3に記載のAACMMであって、前記コード化されたストラクチャードライトが、二次元の空間的なグリッドパターンを含むことを特徴とするAACMM。
  12. 請求項11に記載のAACMMであって、前記二次元の空間的なグリッドパターンが、擬似ランダムバイナリー配列を含むことを特徴とするAACMM。
  13. 請求項11に記載のAACMMであって、前記二次元の空間的なグリッドパターンが、カラーコード化されたグリッドを含むことを特徴とするAACMM。
  14. 請求項11に記載のAACMMであって、前記二次元の空間的なグリッドパターンが、多値擬似ランダム配列を含むことを特徴とするAACMM。
  15. 請求項11に記載のAACMMであって、前記二次元の空間的なグリッドパターンが、カラーコード化された幾何学的形状の二次元の配列を含むことを特徴とするAACMM。
  16. 請求項1に記載のAACMMであって、前記ストラクチャードライトパターンが、コード化されていないストラクチャードライトパターンであることを特徴とするAACMM。
  17. 請求項16に記載のAACMMであって、前記コード化されていないストラクチャードライトパターンが、逐次的投影画像を含むことを特徴とするAACMM。
  18. 請求項17に記載のAACMMであって、前記逐次的投影画像が、バイナリーパターンのセットであることを特徴とするAACMM。
  19. 請求項17に記載のAACMMであって、前記逐次的投影画像が、少なくとも2つの強さのレベルを有するストライプを含むパターンのセットであることを特徴とするAACMM。
  20. 請求項17に記載のAACMMであって、前記逐次的投影画像が、少なくとも3つの正弦波パターンのセットであることを特徴とするAACMM。
  21. 請求項17に記載のAACMMであって、前記逐次的投影画像が、少なくとも3つの正弦波パターンを含む少なくとも2つの強さのレベルを有するストライプを含むパターンのセットであることを特徴とするAACMM。
  22. 請求項16に記載のAACMMであって、前記コード化されていないストラクチャードライトパターンが、異なる照射パターンのシーケンスを投影し、異なる照射パターンの前記シーケンスのそれぞれが、前記対象物に対して異なる場所から投影されることを特徴とするAACMM。
  23. 請求項16に記載のAACMMであって、前記コード化されていないストラクチャードライトパターンが、繰り返されるグレイスケールパターンを含むことを特徴とするAACMM。
  24. 請求項1に記載のAACMMであって、前記プローブ端部に連結される接触式測定デバイスをさらに含むことを特徴とするAACMM。
  25. 請求項1に記載のAACMMであって、前記プロセッサーが、前記非接触式三次元測定デバイスの中に位置付けされていることを特徴とするAACMM。
  26. 空間の中の対象物の座標を測定するための可搬型の関節アーム座標測定機を動作させる方法であって、
    対向する第1の端部および第2の端部を有する手動で位置決め可能なアーム部分を提供するステップであって、複数の接続されたアームセグメントを含み、それぞれのアームセグメントは、位置信号を作り出すための少なくとも1つの位置トランスデューサーを含む、ステップと、
    前記対象物を測定するプローブ端部を提供するステップであって、前記プローブ端部は、前記第1の端部に連結されている、ステップと、
    電子回路において、前記トランスデューサーから前記位置信号を受信するステップと、
    コントローラーを有する三次元の非接触式測定デバイスを提供するステップであって、前記三次元の非接触式測定デバイスは、センサーおよびプロジェクターを有しており、前記プロジェクターは、前記対象物の上にストラクチャードライトを放出するように構成されており、前記プロジェクターは、光源平面を有しており、前記ストラクチャードライトは、前記光源平面から放出され、少なくとも3つの同一線上にないパターン要素を含む、ステップと、
    前記三次元測定デバイスからのストラクチャードライトを前記対象物の上に投影するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  27. 請求項26に記載の方法であって、前記三次元測定デバイスを用いて、前記対象物から前記ストラクチャードライトの反射を受信するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  28. 請求項27に記載の方法であって、前記反射されたストラクチャードライトから、前記対象物の上のポイントの三次元座標を決定するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  29. 請求項28に記載の方法であって、前記ストラクチャードライトが、コード化されたストラクチャードライトであることを特徴とする方法。
  30. 請求項29に記載の方法であって、前記対象物の上に投影される前記コード化されたストラクチャードライトパターンが、正方形、矩形、および三角形のうちの少なくとも1つを含むグラフィカル要素を含むことを特徴とする方法。
  31. 請求項29に記載の方法であって、前記コード化されたライトパターンが、30本のラインを含む正弦波パターンであり、それぞれのラインが、隣接するラインに対して位相が180度ずれていることを特徴とする方法。
  32. 請求項29に記載の方法であって、前記コード化されたストラクチャードライトパターンが、27本のラインを含み、前記グラフィカル要素が正方形であることを特徴とする方法。
  33. 請求項29に記載の方法であって、前記コード化されたストラクチャードライトが、複数の波長を有するパターンを含み、少なくとも1つの波長は、他の波長とは異なる空間的な配置を有していることを特徴とする方法。
  34. 請求項33に記載の方法であって、複数の波長を有する前記パターンが、前記光源平面に対して実質的に垂直に配向されるラインの中へ配置されていることを特徴とする方法。
  35. 請求項29に記載の方法であって、前記コード化されたストラクチャードライトが、複数の区別可能な色を有する単一のパターンを含むことを特徴とする方法。
  36. 請求項29に記載の方法であって、前記コード化されたストラクチャードライトが、セグメント化されたラインパターンを含むことを特徴とする方法。
  37. 請求項29に記載の方法であって、前記コード化されたストラクチャードライトが、二次元の空間的なグリッドパターンを含むことを特徴とする方法。
  38. 請求項37に記載の方法であって、前記二次元の空間的なグリッドパターンが、擬似ランダムバイナリー配列を含むことを特徴とする方法。
  39. 請求項37に記載の方法であって、前記二次元の空間的なグリッドパターンが、カラーコード化されたグリッドを含むことを特徴とする方法。
  40. 請求項37に記載の方法であって、前記二次元の空間的なグリッドパターンが、多値擬似ランダム配列を含むことを特徴とする方法。
  41. 請求項37に記載の方法であって、前記二次元の空間的なグリッドパターンが、カラーコード化された幾何学的形状の二次元の配列を含むことを特徴とする方法。
  42. 請求項29に記載の方法であって、前記電子回路によって、前記コード化されたストラクチャードライトを第1のパターンから第2のパターンへ変化させるステップをさらに含むことを特徴とする方法。
  43. 請求項42に記載の方法であって、前記コード化されたストラクチャードライトが、オペレーター入力に応答して変化させられることを特徴とする方法。
  44. 請求項42に記載の方法であって、前記コード化されたストラクチャードライトが、前記対象物の条件の変化に応答して、前記電子回路によって自動的に変化させられることを特徴とする方法。
  45. 請求項28に記載の方法であって、
    前記プローブ端部から前記三次元測定デバイスを分離するステップと、
    前記プローブ端部から離れて、前記三次元測定デバイスを動作させるステップと
    をさらに含むことを特徴とする方法。
  46. 請求項45に記載の方法であって、前記プローブ端部から離れて動作している前記三次元測定デバイスからデータを送信するステップをさらに含むことを特徴とする方法。
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