JP2015523824A - ユーザ機器コンテキストの識別方法、ユーザ機器及び基地局 - Google Patents

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Abstract

本発明の実施例はユーザ機器コンテキストの識別方法、ユーザ機器及び基地局を提供する。識別方法は、第1の基地局が、接続に失敗したユーザ機器によりネットワーク側に送信された、ユーザ機器の第1の端末識別子を取得するステップと、第1の端末識別子に基づいて、ユーザ機器のコンテキストから第2の基地局に対応する第2の端末識別子を検索するステップと、第2の基地局に第2の端末識別子に基づいてユーザ機器のコンテキストを検索させるように、第2の基地局に第2の端末識別子を含むハンドオーバ報告を送信するステップとを含む。本発明の実施例によれば、基地局がユーザ機器のコンテキストを識別できることを確保できる。【選択図】図1

Description

本発明は、通信分野に関し、特にユーザ機器コンテキストの識別方法、ユーザ機器及び基地局に関する。
LTE−Aシステムでは、基地局に移動性能の最適化を行わせるために、自己最適化の機能が定義されている。この最適化の精度をさらに確保するために、現在、基地局がユーザ機器の移動性能を最適化する際にユーザ機器のコンテキストを識別できることは、3GPPで検討されている。このため、現在、ユーザ機器は、例えば無線リンク障害(RLF:Radio Link Failure)報告などのメッセージにおいてユーザ機器の端末識別情報を持っており、基地局にこの情報に基づいてユーザ機器のコンテキストを取得させる。
しかし、従来の方式では、ユーザ機器がRLF報告において持つのは常に最後のサービングセル内の識別情報であるため、基地局がユーザ機器のコンテキストを認識できない場合がある。
なお、背景技術に関する上記の説明は、単なる本発明の技術案をより明確、完全に説明するためのものであり、当業者を理解させるために説明するものであり。これら技術案が本発明の背景技術の部分に説明されているから当業者にとって周知の技術であると解釈してはならない。
本発明の実施例は、基地局の動作又はユーザ機器の動作を強化して、基地局が常にユーザ機器のコンテキストを識別できることを確保できるユーザ機器コンテキストの識別方法、ユーザ機器及び基地局を提供することを目的とする。
本発明の実施例の一の態様では、第2の基地局から第1の基地局へハンドオーバを行うユーザ機器のコンテキストの識別方法であって、前記第1の基地局は、接続に失敗した前記ユーザ機器によりネットワーク側に送信された、前記ユーザ機器の第1の端末識別子を取得するステップと、前記第1の基地局は、前記第1の端末識別子に基づいて、前記ユーザ機器のコンテキストから前記第2の基地局に対応する第2の端末識別子を検索するステップと、前記第1の基地局は、前記第2の基地局に前記第2の端末識別子に基づいて前記ユーザ機器のコンテキストを検索させるように、前記第2の基地局に前記第2の端末識別子を含むハンドオーバ報告を送信するステップと、を含む、ユーザ機器コンテキストの識別方法を提供する。
本発明の実施例の他の態様では、第2の基地局から第1の基地局へハンドオーバを行うユーザ機器のコンテキストの識別方法であって、前記第2の基地局は、ハンドオーバ要求承認(Handover Request Acknowledge)メッセージを読み取って、前記第1の基地局に対応する第1の端末識別子を取得するステップと、前記第2の基地局は、前記第1の端末識別子を含むハンドオーバ報告を受信した場合、前記第1の端末識別子に基づいて前記ユーザ機器のコンテキストを検索するステップと、を含む、ユーザ機器コンテキストの識別方法を提供する。
本発明の実施例の他の態様では、ユーザ機器のコンテキストの識別方法であって、前記ユーザ機器は、前記ユーザ機器がハンドオーバコマンド(Handover Command)を受信した後で生成された第2の端末識別子を記憶するステップと、前記ユーザ機器は、無線リンク障害(RLF:Radio Link Failure)報告を受信した基地局に前記ユーザ機器のコンテキストを検索させるように、前記無線リンク障害報告を送信するステップと、を含む、ユーザ機器コンテキストの識別方法を提供する。
本発明の実施例の他の態様では、ユーザ機器に第2の基地局からハンドオーバさせる基地局であって、接続に失敗した前記ユーザ機器によりネットワーク側に送信された、前記ユーザ機器の第1の端末識別子を取得する識別子取得手段と、前記第1の端末識別子に基づいて、前記ユーザ機器のコンテキストから前記第2の基地局に対応する第2の端末識別子を検索する識別子検索手段と、前記第2の基地局に前記第2の端末識別子に基づいて前記ユーザ機器のコンテキストを検索させるように、前記第2の基地局に前記第2の端末識別子を含むハンドオーバ報告を送信する報告送信手段と、を含む、基地局を提供する。
本発明の実施例の他の態様では、ユーザ機器に第1の基地局へハンドオーバさせる基地局であって、ハンドオーバ要求承認(Handover Request Acknowledge)メッセージを読み取って、前記第1の基地局に対応する第1の端末識別子を取得するメッセージ読取手段と、前記第1の端末識別子を含むハンドオーバ報告を受信した場合、前記第1の端末識別子に基づいて前記ユーザ機器のコンテキストを検索するコンテキスト検索手段と、を含む、基地局を提供する。
本発明の実施例の他の態様では、ユーザ機器であって、ハンドオーバコマンド(Handover Command)を受信した後で生成された第2の端末識別子を記憶する識別子記憶手段と、無線リンク障害(RLF:Radio Link Failure)報告を受信した基地局に前記ユーザ機器のコンテキストを検索させるように、前記無線リンク障害報告を送信する情報送信手段と、を含む、ユーザ機器を提供する。
本発明の実施例の他の態様では、上記の基地局又は上記のユーザ機器を含む、通信システムを提供する。
本発明の実施例の他の態様では、基地局においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、上記のユーザ機器コンテキストの識別方法を前記基地局において実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムを提供する。
本発明の実施例の他の態様では、コンピュータに、上記のユーザ機器コンテキストの識別方法を基地局において実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記録する、記録媒体を提供する。
本発明の実施例の他の態様では、ユーザ機器においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、上記のユーザ機器コンテキストの識別方法を前記ユーザ機器において実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムを提供する。
本発明の実施例の他の態様では、コンピュータに、上記のユーザ機器コンテキストの識別方法をユーザ機器において実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記録する、記録媒体を提供する。
本発明の実施例の有益な効果としては、基地局側の動作又はユーザ機器側の動作を強化することで、基地局がユーザ機器のコンテキストを識別できることを確保できる。
下記の説明及び図面に示すように、本発明の特定の実施形態が詳細に開示され、本発明の原理を採用できる方式が示される。なお、本発明の実施形態の範囲はこれらに限定されない。本発明の実施形態は、添付される特許請求の範囲の要旨及び項目の範囲内において、変更されたもの、修正されたもの及び均等的なものを含む。
1つの実施形態に記載された特徴及び/又は示された特徴は、同一又は類似の方式で1つ又はさらに多くの他の実施形態で用いられてもよいし、他の実施形態における特徴と組み合わせてもよいし、他の実施形態における特徴に代わってもよい。
なお、本文では、用語「包括/含む」は、特徴、部材、ステップ又はコンポーネントが存在することを指し、一つ又は複数の他の特徴、部材、ステップ又はコンポーネントの存在又は付加を排除しない。
本発明の多くの態様は、以下の図面を参照しながら理解できる。図面における素子は比例に応じて記載されたものではなく、本発明の原理を示すためのものである。本発明の一部分を示す又は記載するため、図面における対応部分は拡大或いは縮小される可能性がある。
本発明の1つの図面及び1つの実施形態に記載された要素及び特徴は、1つ又はさらに多くの図面又は実施形態に示された要素及び特徴と組み合わせてもよい。また、図面において、類似の符号は複数の図面における対応する素子を示し、1つ以上の実施形態に用いられる対応素子を示してもよい。
本発明の実施例1に係る識別方法のフローチャートである。 本発明の実施例2に係る識別方法のフローチャートである。 本発明の実施例3に係る識別方法のフローチャートである。 本発明の実施例3に係る識別方法の他のフローチャートである。 本発明の実施例3に係る識別方法の他のフローチャートである。 本発明の実施例4に係る基地局の構成を示す図である。 本発明の実施例5に係る基地局の構成を示す図である。 本発明の実施例6に係るユーザ機器の構成を示す図である。 本発明の実施例7に係るユーザ機器の他の構成を示す図である。
図面を参照しながら、本発明の上記及び他の特徴を説明する。下記の説明及び図面に示すように、本発明の特定の実施形態が詳細に開示され、本発明の原理を採用できる実施形態の一部が示される。なお、本発明の実施形態の範囲はこれらに限定されない。本発明の実施形態は、添付される特許請求の範囲の要旨及び項目の範囲内において、変更されたもの、修正されたもの及び均等的なものを含む。
<実施例1>
本発明の実施例は、ユーザ機器コンテキストの識別方法を提供し、該ユーザ機器は第2の基地局から第1の基地局へハンドオーバを行い、本実施例は第1の基地局側に適用する。
図1は、本発明の実施例1に係る識別方法のフローチャートである。図1に示すように、該識別方法は以下のステップを含む。
ステップ101:第1の基地局は、ユーザ機器の第1の端末識別子(識別情報)を取得する。該第1の端末識別子は、接続に失敗した前記ユーザ機器によりネットワーク側に送信される。
ステップ102:第1の基地局は、第1の端末識別子に基づいて、該ユーザ機器のコンテキストから第2の基地局に対応する第2の端末識別子を検索する。
ステップ103:第1の基地局は、第2の基地局に第2の端末識別子に基づいて該ユーザ機器のコンテキストを検索させるように、第2の基地局に第2の端末識別子を含むハンドオーバ報告を送信する。
本実施例では、第1の基地局は、ハンドオーバのターゲット基地局であり、ハンドオーバ報告(Handover Report。具体的な内容は[TS36.423]を参照してもよい)の送信側であってもよい。第2の基地局は、ハンドオーバのソース基地局であり、ハンドオーバ報告の受信側である。ユーザ機器は、第2の基地局から第1の基地局へハンドオーバし、例えば無線リンク障害(RLF)又はハンドオーバ失敗(HOF:Handover
Failure)などの接続失敗が生じた。
本実施例では、例えばハンドオーバ報告の種類がハンドオーバ早すぎ(too early)若しくは間違ったセルへのハンドオーバである、接続失敗の種類が無線リンク障害である、又は接続失敗後の無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)接続再確立(connection re-establishment)が成功していない場合は、ステップ102及びステップ103を実行してもよい。なお、本発明はこれに限定されず、実際の状況に応じて実行条件を決定してもよい。
本実施例では、ユーザ機器は、接続失敗が発生した後で、ネットワーク側に第1の端末識別子を送信してもよく、例えばRLF報告を送信する際にUE_identity_1情報を持ってもよい。ここで、第1の端末識別子は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)、短い媒体アクセス制御識別子(shortMAC-I)(具体的な内容は[TS36.331]を参照してもよい)、又はC−RNTI及びshortMAC−Iであってもよい。なお、本発明はこれに限定されず、実際の状況に応じて具体的な情報を決定してもよい。
本実施例では、第1の基地局は、ユーザ機器の第1の端末識別子を取得してもよい。ユーザ機器により送信された無線リンク障害(RLF:Radio Link Failure)報告を直接に受信することで該ユーザ機器の第1の端末識別子を取得してもよいし、ネットワーク側の他の基地局により送信されたメッセージから該ユーザ機器の第1の端末識別子を取得してもよい。
本実施例では、第1の基地局は、該第1の端末識別子を取得した後で、該第1の端末識別子が自分で該ユーザ機器に割り当てられたC−RNTI−1であるか否か、又は該第1の基地局に対応するshortMAC−I_1であるか否かを判断してもよい。YESの場合は、該第1の基地局は第1の端末識別子に基づいて該ユーザ機器のコンテキストにおいて検索し、第2の基地局に対応する第2の端末識別子を検索してもよい。
ここで、第2の端末識別子は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)、短い媒体アクセス制御識別子(shortMAC-I)、又はC−RNTI及びshortMAC−Iであってもよい。なお、本発明はこれに限定されず、実際の状況に応じて具体的な情報を決定してもよい。
本実施例では、第1の基地局は、見つかった第2の端末識別子(例えば第2の基地局により該ユーザ機器に割り当てられたC−RNTI_2、又はユーザ機器が第2の基地局から第1の基地局へハンドオーバした時に生成されたshortMAC−I_2)をハンドオーバ報告に追加してもよい。第1の基地局は、他の基地局からRLF指示(RLF Indication。具体的な内容は[TS36.423]を参照してもよい)を受信した後で、該ハンドオーバ報告を第2の基地局に送信してもよい。
本実施例では、第2の基地局は、ハンドオーバ報告を受信した後で、第2の端末識別子に基づいてユーザ機器のコンテキストを検索してもよい。
上記の実施例から分かるように、ターゲット基地局がソース基地局に対応する端末識別子をソース基地局に送信することで、ソース基地局に、対応する端末識別子に基づいて該ユーザ機器のコンテキストを検索させることができる。
<実施例2>
本発明の実施例は、ユーザ機器コンテキストの識別方法を提供し、該ユーザ機器は第2の基地局から第1の基地局へハンドオーバを行い、本実施例は第2の基地局側に適用する。
図2は、本発明の実施例2に係る識別方法の他のフローチャートである。図2に示すように、該識別方法は、以下のステップを含む。
ステップ201:第2の基地局は、ハンドオーバ要求承認(Handover Request Acknowledge)メッセージを読み取って、第1の基地局に対応する第1の端末識別子を取得する。
ステップ202:第2の基地局は、第1の端末識別子を含むハンドオーバ報告を受信した場合、第1の端末識別子に基づいて該ユーザ機器のコンテキストを検索する。
本実施例では、第1の基地局は、ハンドオーバのターゲット基地局であり、ハンドオーバ報告の送信側であってもよい。第2の基地局は、ハンドオーバのソース基地局であり、ハンドオーバ報告の受信側である。ユーザ機器は、第2の基地局から第1の基地局へハンドオーバし、例えば無線リンク障害(RLF)又はハンドオーバ失敗(HOF)などの接続失敗が生じた。
本実施例では、ユーザ機器が第2の基地局から第1の基地局へハンドオーバする際に、第2の基地局は、ハンドオーバの準備プロセスにおいて、ハンドオーバ要求承認(Handover Request Acknowledge)メッセージ(具体的な内容は[TS36.423]を参照してもよい)を受信してもよい。第2の基地局は、該ハンドオーバ要求承認メッセージを読み取って、第1の基地局に対応する第1の端末識別子を取得してもよい。
ここで、第1の端末識別子は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)、短い媒体アクセス制御識別子(shortMAC-I)、又はC−RNTI及びshortMAC−Iであってもよい。なお、本発明はこれに限定されず、実際の状況に応じて具体的な情報を決定してもよい。
本実施例では、第2の基地局は、該第1の端末識別子(例えばC−RNTI_1又はshortMAC−I_1)を記憶して、該第1の端末識別子と該ユーザ機器とを対応付けてもよい。例えば、該第1の端末識別子と該ユーザ機器とのマッピング関係を確立してもよく、該第1の端末識別子と、該ユーザ機器の該第2の基地局に対応する第2の端末識別子(例えばC−RNTI_2又はshortMAC−I_2)とを対応付けてもよい。
本実施例では、第2の基地局は、第1の端末識別子を含むハンドオーバ報告を受信した場合、第1の端末識別子に基づいて該ユーザ機器のコンテキストを検索してもよい。
上記の実施例から分かるように、ソース基地局がハンドオーバ要求承認メッセージからターゲット基地局に対応する端末識別子を取得することで、ソース基地局は該ユーザ機器と、ターゲット基地局に対応する端末識別子とを対応付けることができる。これによって、ソース基地局は、ハンドオーバ報告を受信した場合、該端末識別子に基づいて該ユーザ機器のコンテキストを検索できる。
<実施例3>
本発明の実施例は、ユーザ機器コンテキストの識別方法を提供し、ユーザ機器側に適用する。
図3は、本発明の実施例3に係る識別方法の他のフローチャートである。図3に示すように、該識別方法は以下のステップを含む。
ステップ301:ユーザ機器は、ユーザ機器がハンドオーバコマンド(Handover Command)を受信した後で生成された第2の端末識別子を記憶する。
ステップ302:ユーザ機器は、無線リンク障害報告を受信した基地局にユーザ機器のコンテキストを検索させるように、無線リンク障害報告を送信する。
本実施例では、従来技術との相違点として、ユーザ機器は、ハンドオーバコマンド(Handover Command。具体的な内容は[TS36.331]を参照してもよい)を受信した後で、第2の端末識別子を生成してもよい。該第2の端末識別子は、ユーザ機器が該ハンドオーバコマンドを受信した後で、所属する基地局により該ユーザ機器に割り当てられたC−RNTIであってもよいし、ユーザ機器がソースセルからターゲットセルへハンドオーバする際に生成されたshortMAC−Iであってもよいし、C−RNTI及びshortMAC−Iであってもよい。
本実施例では、ユーザ機器は、接続失敗(例えば無線リンク障害(RLF)又はハンドオーバ失敗(HOF))の後、無線リンク障害報告を送信してもよい。具体的な内容は従来技術を参照してもよい。
1つの例では、ユーザ機器は、接続失敗(例えばRLF又はHOF)が発生した後で、第2の端末識別子をRLF報告に追加し、該RLF報告をネットワーク側に送信してもよい。該RLF報告を受信した基地局は、該第2の端末識別子に基づいて該ユーザ機器のコンテキストを検索し、移動性能のパラメータを最適化してもよい。
図4は、本発明の実施例に係る識別方法の他のフローチャートである。図4に示すように、該識別方法は以下のステップを含む。
ステップ401:ユーザ機器は、ユーザ機器がハンドオーバコマンドを受信した後で生成された第2の端末識別子を記憶する。
ステップ402:ユーザ機器は、無線リンク障害報告を受信した基地局に該第2の端末識別子に基づいて該ユーザ機器のコンテキストを検索させるように、第2の端末識別子を含む無線リンク障害報告を送信する。
もう1つの例では、ユーザ機器はタイマを有してもよい。該タイマはハンドオーバコマンドに基づいて起動されるが、本発明はこれに限定されず、実際の状況に応じて具体的な実施態様を決定してもよい。
図5は、本発明の実施例に係る識別方法の他のフローチャートである。図5に示すように、該識別方法は以下のステップを含む。
ステップ501:ユーザ機器は、ユーザ機器がハンドオーバコマンドを受信した後で生成された第2の端末識別子を記憶する。
ステップ502:ユーザ機器は、接続失敗が発生した場合、タイマが所定の時間を超過するか否かを判断する。タイマが所定の時間を超過していない場合は、ステップ503を実行し、タイマが所定の時間を超過している場合は、ステップ504を実行する。
ここで、タイマはハンドオーバコマンドに基づいて起動されてもよく、例えばユーザ機器は、ハンドオーバが完了した後で(例えばRRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージの送信が成功した。具体的な内容は[TS36.331]を参照してもよい)タイマを起動してもよい。タイマの所定時間は、ネットワーク側で設定されてもよいし、又はプロトコルで指定されてもよいし、ユーザ機器自身により設定されてもよい。
ステップ503:ユーザ機器は、基地局に第2の端末識別子に基づいて該ユーザ機器のコンテキストを検索させるように、第2の端末識別子を含む無線リンク障害報告を送信する。
ステップ504:ユーザ機器は、基地局に第1の端末識別子に基づいてユーザ機器のコンテキストを検索させるように、第1の端末識別子を含む無線リンク障害報告を送信する。
該第1の端末識別子は、ユーザ機器の無線リンク障害が発生した時に生成されてもよいし、無線リンク障害が発生した後で無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)接続再確立(connection re-establishment)を行う時に生成されてもよい。第1の端末識別子は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)及び/又は短い媒体アクセス制御識別子(shortMAC-I)であってもよい。
本実施例では、該第2の端末識別子はユーザ機器がハンドオーバコマンドを受信した後で生成され、第2の端末識別子が短い媒体アクセス制御識別子(shortMAC-I)である場合は、基地局が重複するC−RNTIを割り当てても、該ユーザ機器のコンテキストを一義的に識別できる。
上記の実施例から分かるように、ユーザ機器がハンドオーバコマンドを受信した後で端末識別子を生成することで、基地局に該端末識別子に基づいてユーザ機器のコンテキストを識別させ、移動性能のパラメータを最適化させることができる。
<実施例4>
本発明の実施例は基地局を提供し、該基地局は第1の基地局であり、ユーザ機器は第2の基地局から該第1の基地局へハンドオーバする。本発明の実施例は実施例1に対応し、同様な内容について説明が省略される。
図6は、本発明の実施例に係る基地局の構成を示す図である。図6に示すように、該基地局600は、識別子取得部601、識別子検索部602及び報告送信部603を含み、基地局600の他の部分は従来技術を参照してもよい。
識別子取得部601は、接続に失敗したユーザ機器によりネットワーク側に送信された、ユーザ機器の第1の端末識別子を取得する。識別子検索部602は、第1の端末識別子に基づいて、ユーザ機器のコンテキストから第2の基地局に対応する第2の端末識別子を検索する。報告送信部603は、第2の基地局に第2の端末識別子に基づいてユーザ機器のコンテキストを検索させるように、第2の基地局に第2の端末識別子を含むハンドオーバ報告を送信する。
本実施例では、識別子取得部601は、ユーザ機器により送信された無線リンク障害(RLF:Radio Link Failure)報告を受信することでユーザ機器の第1の端末識別子を取得してもよいし、ネットワーク側の他の基地局により送信されたメッセージからユーザ機器の第1の端末識別子を取得してもよい。
本実施例では、第1の端末識別子又は第2の端末識別子は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)及び/又は短い媒体アクセス制御識別子(shortMAC-I)であってもよい。
上記の実施例から分かるように、ターゲット基地局がソース基地局に対応する端末識別子をソース基地局に送信することで、ソース基地局に、対応する端末識別子に基づいて該ユーザ機器のコンテキストを検索させることができる。
<実施例5>
本発明の実施例は基地局を提供し、該基地局は第2の基地局であり、ユーザ機器は第2の基地局から該第1の基地局へハンドオーバする。本発明の実施例は実施例2に対応し、同様な内容について説明が省略される。
図7は、本発明の実施例に係る基地局の構成を示す図である。図7に示すように、該基地局700は、メッセージ読取部701及びコンテキスト検索部702を含み、基地局700の他の部分は従来技術を参照してもよい。
メッセージ読取部701は、ハンドオーバ要求承認(Handover Request Acknowledge)メッセージを読み取って、第1の基地局に対応する第1の端末識別子を取得する。コンテキスト検索部702は、第1の端末識別子を含むハンドオーバ報告を受信した場合、第1の端末識別子に基づいてユーザ機器のコンテキストを検索する。
本実施例では、第1の端末識別子は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)及び/又は短い媒体アクセス制御識別子(shortMAC-I)であってもよい。
上記の実施例から分かるように、ソース基地局がハンドオーバ要求承認メッセージからターゲット基地局に対応する端末識別子を取得することで、ソース基地局は該ユーザ機器と、ターゲット基地局に対応する端末識別子とを対応付けることができる。これによって、ソース基地局は、ハンドオーバ報告を受信した場合、該端末識別子に基づいて該ユーザ機器のコンテキストを検索できる。
<実施例6>
本発明の実施例はユーザ機器を提供し、本発明の実施例は実施例3に対応し、同様な内容について説明が省略される。
図8は、本発明の実施例に係るユーザ機器の構成を示す図である。図8に示すように、該ユーザ機器800は、識別子記憶部801及び情報送信部802を含み、ユーザ機器800の他の部分は従来技術を参照してもよい。
識別子記憶部801は、ハンドオーバコマンド(Handover Command)を受信した後で生成された第2の端末識別子を記憶する。情報送信部802は、無線リンク障害(RLF:Radio Link Failure)報告を受信した基地局にユーザ機器のコンテキストを検索させるように、無線リンク障害報告を送信する。
1つの例では、情報送信部802は、無線リンク障害報告を受信した基地局に第2の端末識別子に基づいてユーザ機器のコンテキストを検索させるように、第2の端末識別子を含む無線リンク障害報告を送信する。
もう1つの例では、ユーザ機器はタイマを有してもよい。タイマの所定時間は、ネットワーク側で設定されてもよいし、ユーザ機器により設定されてもよいし、標準に応じて予め設定されてもよい。
図9は、本発明の実施例に係るユーザ機器の他の構成を示す図である。図9に示すように、該ユーザ機器900は、識別子記憶部901、及び情報送信部902を含む。
図9に示すように、ユーザ機器900は、タイマ起動部903、及び時間超過判断部904をさらに含んでもよい。タイマ起動部903は、タイマを起動する。時間超過判断部904は、接続失敗が発生した場合、タイマが所定の時間を超過するか否かを判断する。
情報送信部902は、接続が失敗し(例えばRLF又はHOF)、且つタイマが所定の時間を超過していない場合、基地局に第2の端末識別子に基づいてユーザ機器のコンテキストを検索させるように、第2の端末識別子を含む無線リンク障害報告を送信する。情報送信部902は、接続が失敗し(例えばRLF又はHOF)、且つタイマが所定の時間を超過している場合、基地局に第1の端末識別子に基づいてユーザ機器のコンテキストを検索させるように、第1の端末識別子を含む無線リンク障害報告を送信する。ここで、第1の端末識別子は、ユーザ機器の無線リンク障害が発生した時に生成されてもよいし、無線リンク障害が発生した後で無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)接続再確立(connection re-establishment)を行う時に生成されてもよい。
本実施例では、第1の端末識別子又は第2の端末識別子は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)及び/又は短い媒体アクセス制御識別子(shortMAC-I)であってもよい。
上記の実施例から分かるように、ユーザ機器がハンドオーバコマンドを受信した後で端末識別子を生成することで、基地局に該端末識別子に基づいてユーザ機器のコンテキストを識別させ、移動性能のパラメータを最適化させることができる。
本発明の実施例は、実施例4に記載されている基地局、実施例5に記載されている基地局、又は実施例6に記載されているユーザ機器を含む通信システムをさらに提供する。
本発明の実施例は、ユーザ機器においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、上記の実施例3に記載されているユーザ機器コンテキストの識別方法を前記ユーザ機器において実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、コンピュータに、上記の実施例3に記載されているユーザ機器コンテキストの識別方法をユーザ機器において実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記録する、記録媒体をさらに提供する。
本発明の実施例は、基地局においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、上記の実施例1又は2に記載されているユーザ機器コンテキストの識別方法を前記基地局において実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、コンピュータに、上記の実施例1又は2に記載されているユーザ機器コンテキストの識別方法を基地局において実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記録する、記録媒体をさらに提供する。
本発明の以上の装置及び方法は、ハードウェアにより実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアを結合して実現されてもよい。本発明はコンピュータが読み取り可能なプログラムに関し、該プログラムはロジック部により実行される時に、該ロジック部に上述した装置又は構成要件を実現させる、或いは該ロジック部に上述した各種の方法又はステップを実現させることができる。本発明は上記のプログラムを記憶するための記憶媒体、例えばハードディスク、ディスク、光ディスク、DVD、フラッシュメモリ等に関する。
一つ以上の機能ブロックおよび/または添付の図面内の機能ブロックの一つ以上の組合せは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートとして実現されてもよいアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理装置、ディスクリートハードウェアコンポーネント、またはそれらの任意の適切な組み合わせが挙げられる。これらはまた、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせとして、コンピューティング機器の組み合わせとして通信DSPと組み合わせて、または任意の他のそのような構成における1つまたは複数のマイクロプロセッサ、複数のプロセッサを実現することができる。
以上、具体的な実施形態を参照しながら本発明を説明しているが、上記の説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の保護の範囲を限定するものではない。本発明の趣旨及び原理を離脱しない限り、本発明に対して各種の変形及び修正を行ってもよく、これらの変形及び修正も本発明の範囲に属する。

Claims (27)

  1. 第2の基地局から第1の基地局へハンドオーバを行うユーザ機器のコンテキストの識別方法であって、
    前記第1の基地局は、接続に失敗した前記ユーザ機器によりネットワーク側に送信された、前記ユーザ機器の第1の端末識別子を取得するステップと、
    前記第1の基地局は、前記第1の端末識別子に基づいて、前記ユーザ機器のコンテキストから前記第2の基地局に対応する第2の端末識別子を検索するステップと、
    前記第1の基地局は、前記第2の基地局に前記第2の端末識別子に基づいて前記ユーザ機器のコンテキストを検索させるように、前記第2の基地局に前記第2の端末識別子を含むハンドオーバ報告を送信するステップと、を含む、ユーザ機器コンテキストの識別方法。
  2. 前記第1の基地局は、前記ユーザ機器により送信された無線リンク障害(RLF:Radio Link Failure)報告を受信することで前記ユーザ機器の第1の端末識別子を取得する、或いはネットワーク側の他の基地局により送信されたメッセージから前記ユーザ機器の第1の端末識別子を取得する、請求項1に記載のユーザ機器コンテキストの識別方法。
  3. 前記第1の端末識別子又は前記第2の端末識別子は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)及び/又は短い媒体アクセス制御識別子(shortMAC-I)である、請求項1に記載のユーザ機器コンテキストの識別方法。
  4. 第2の基地局から第1の基地局へハンドオーバを行うユーザ機器のコンテキストの識別方法であって、
    前記第2の基地局は、ハンドオーバ要求承認(Handover Request Acknowledge)メッセージを読み取って、前記第1の基地局に対応する第1の端末識別子を取得するステップと、
    前記第2の基地局は、前記第1の端末識別子を含むハンドオーバ報告を受信した場合、前記第1の端末識別子に基づいて前記ユーザ機器のコンテキストを検索するステップと、を含む、ユーザ機器コンテキストの識別方法。
  5. 前記第1の端末識別子は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)及び/又は短い媒体アクセス制御識別子(shortMAC-I)である、請求項4に記載のユーザ機器コンテキストの識別方法。
  6. ユーザ機器のコンテキストの識別方法であって、
    前記ユーザ機器は、前記ユーザ機器がハンドオーバコマンド(Handover Command)を受信した後で生成された第2の端末識別子を記憶するステップと、
    前記ユーザ機器は、無線リンク障害(RLF:Radio Link Failure)報告を受信した基地局に前記ユーザ機器のコンテキストを検索させるように、前記無線リンク障害報告を送信するステップと、を含む、ユーザ機器コンテキストの識別方法。
  7. 前記無線リンク障害報告は、第2の端末識別子を含み、
    前記ユーザ機器は、前記無線リンク障害報告を受信した基地局に前記第2の端末識別子に基づいて前記ユーザ機器のコンテキストを検索させる、請求項6に記載のユーザ機器コンテキストの識別方法。
  8. 前記ユーザ機器は、タイマを有し、
    前記ユーザ機器コンテキストの識別方法は、
    接続失敗が発生した場合、前記タイマが所定の時間を超過するか否かを判断するステップと、
    前記ユーザ機器は、前記タイマが所定の時間を超過していない場合、前記基地局に前記第2の端末識別子に基づいて前記ユーザ機器のコンテキストを検索させるように、前記第2の端末識別子を含む無線リンク障害報告を送信するステップと、さらに含む、請求項6に記載のユーザ機器コンテキストの識別方法。
  9. 前記ユーザ機器は、前記タイマが所定の時間を超過している場合、前記基地局に第1の端末識別子に基づいて前記ユーザ機器のコンテキストを検索させるように、前記第1の端末識別子を含む無線リンク障害報告を送信するステップ、をさらに含み、
    前記第1の端末識別子は、前記ユーザ機器の無線リンク障害が発生した時に生成される、或いは無線リンク障害が発生した後で無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)接続再確立(connection re-establishment)を行う時に生成される、請求項8に記載のユーザ機器コンテキストの識別方法。
  10. 前記タイマの所定時間は、ネットワーク側で設定されたもの、前記ユーザ機器により設定されたもの、又は標準に応じて予め設定されたものである、請求項8又は9に記載のユーザ機器コンテキストの識別方法。
  11. 前記第1の端末識別子又は前記第2の端末識別子は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)及び/又は短い媒体アクセス制御識別子(shortMAC-I)である、請求項9に記載のユーザ機器コンテキストの識別方法。
  12. ユーザ機器に第2の基地局からハンドオーバさせる基地局であって、
    接続に失敗した前記ユーザ機器によりネットワーク側に送信された、前記ユーザ機器の第1の端末識別子を取得する識別子取得手段と、
    前記第1の端末識別子に基づいて、前記ユーザ機器のコンテキストから前記第2の基地局に対応する第2の端末識別子を検索する識別子検索手段と、
    前記第2の基地局に前記第2の端末識別子に基づいて前記ユーザ機器のコンテキストを検索させるように、前記第2の基地局に前記第2の端末識別子を含むハンドオーバ報告を送信する報告送信手段と、を含む、基地局。
  13. 前記識別子取得手段は、前記ユーザ機器により送信された無線リンク障害(RLF:Radio Link Failure)報告を受信することで前記ユーザ機器の第1の端末識別子を取得する、或いはネットワーク側の他の基地局により送信されたメッセージから前記ユーザ機器の第1の端末識別子を取得する、請求項12に記載の基地局。
  14. 前記第1の端末識別子又は前記第2の端末識別子は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)及び/又は短い媒体アクセス制御識別子(shortMAC-I)である、請求項12に記載の基地局。
  15. ユーザ機器に第1の基地局へハンドオーバさせる基地局であって、
    ハンドオーバ要求承認(Handover Request Acknowledge)メッセージを読み取って、前記第1の基地局に対応する第1の端末識別子を取得するメッセージ読取手段と、
    前記第1の端末識別子を含むハンドオーバ報告を受信した場合、前記第1の端末識別子に基づいて前記ユーザ機器のコンテキストを検索するコンテキスト検索手段と、を含む、基地局。
  16. 前記第1の端末識別子は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)及び/又は短い媒体アクセス制御識別子(shortMAC-I)である、請求項15に記載の基地局。
  17. ユーザ機器であって、
    ハンドオーバコマンド(Handover Command)を受信した後で生成された第2の端末識別子を記憶する識別子記憶手段と、
    無線リンク障害(RLF:Radio Link Failure)報告を受信した基地局に前記ユーザ機器のコンテキストを検索させるように、前記無線リンク障害報告を送信する情報送信手段と、を含む、ユーザ機器。
  18. 前記情報送信手段は、無線リンク障害報告を受信した基地局に前記第2の端末識別子に基づいて前記ユーザ機器のコンテキストを検索させるように、前記第2の端末識別子を含む無線リンク障害報告を送信する、請求項17に記載のユーザ機器。
  19. 前記ユーザ機器のタイマを起動するタイマ起動手段と、
    接続失敗が発生した場合、前記タイマが所定の時間を超過するか否かを判断する時間超過判断手段と、をさらに含み、
    前記情報送信手段は、前記タイマが所定の時間を超過していない場合、前記基地局に前記第2の端末識別子に基づいて前記ユーザ機器のコンテキストを検索させるように、前記第2の端末識別子を含む無線リンク障害報告を送信する、請求項17に記載のユーザ機器。
  20. 前記情報送信手段は、前記タイマが所定の時間を超過している場合、前記基地局に第1の端末識別子に基づいて前記ユーザ機器のコンテキストを検索させるように、前記第1の端末識別子を含む無線リンク障害報告を送信し、
    前記第1の端末識別子は、前記ユーザ機器の無線リンク障害が発生した時に生成される、或いは無線リンク障害が発生した後で無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)接続再確立(connection re-establishment)を行う時に生成される、請求項19に記載のユーザ機器。
  21. 前記タイマの所定時間は、ネットワーク側で設定されたもの、前記ユーザ機器により設定されたもの、又は標準に応じて予め設定されたものである、請求項19又は20に記載のユーザ機器。
  22. 前記第1の端末識別子又は前記第2の端末識別子は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)及び/又は短い媒体アクセス制御識別子(shortMAC-I)である、請求項20に記載のユーザ機器。
  23. 請求項12乃至14のいずれかに記載の基地局、請求項15又は16に記載の基地局、又は請求項17乃至22のいずれかに記載のユーザ機器を含む、通信システム。
  24. 基地局においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、請求項1乃至5のいずれかに記載のユーザ機器コンテキストの識別方法を前記基地局において実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラム。
  25. コンピュータに、請求項1乃至5のいずれかに記載のユーザ機器コンテキストの識別方法を基地局において実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記録する、記録媒体。
  26. ユーザ機器においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、請求項6乃至11のいずれかに記載のユーザ機器コンテキストの識別方法を前記ユーザ機器において実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラム。
  27. コンピュータに、請求項6乃至11のいずれかに記載のユーザ機器コンテキストの識別方法をユーザ機器において実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記録する、記録媒体。
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