JP2015520990A - 放送及び通信システムにおけるパケット送受信装置及び方法 - Google Patents

放送及び通信システムにおけるパケット送受信装置及び方法 Download PDF

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Abstract

放送及び通信システムにおけるパケット送受信方法及び装置を提供する。この方法は、あらかじめ設定されたシンボルサイズ(T)の幅を有する2次元アレイの各行に対応する各シンボルを所定数(m)の領域に分割するステップと、2次元アレイの1番目の行の1番目の列からシンボルサイズT内で送信されるソースパケットを順次に配列するステップと、1つのソースパケットが配列された最後の行で、ソースパケットの最後のデータが割り当てられている領域内の残りの部分を所定の値に設定するステップと、ソースパケットが配列された後、次のソースパケットをソースパケットが配列された最後の行で最後のデータが割り当てられた領域の次の領域の開始点から配列するステップと、ソースパケットのすべてを2次元アレイに配列することによりソースブロックを構成するステップと、ソースブロックの順方向誤り訂正(FEC)符号化を実行するステップと、順方向誤り訂正符号化が実行されたソースブロックを送信するステップとを有する。

Description

本発明は、放送又は通信システムにおけるデータの送受信に関し、特に、チャネル又はネットワークを通してデータの損失が発生する時にデータを効率的に復元するための装置及び方法に関するものである。
最近の放送及び通信環境において、様々なコンテンツの増加及び高解像度(High Definition:HD)コンテンツ及び超高解像度(Ultra High Definition:UHD)コンテンツのような高容量コンテンツの増加の結果として、ネットワーク上でデータ輻輳(data Congestion)がさらに悪化している。結果的に、送信器(Sender)(例えば、ホストA)により送信されたコンテンツは、受信器(Receiver)(例えば、ホストB)に正常に配信されず、コンテンツの一部は、経路上で損失される状況が発生する。多くの場合に、データは、パケット単位で送信されるために、データ損失は、パケット単位で発生する。したがって、受信器は、ネットワーク上のデータ損失によりパケットを受信できないために、損失されたパケットと関連したデータを認識できない。その結果、オーディオ信号品質劣化、動画像画質劣化、動画像クラック、字幕欠落、ファイル損失などのような様々な形態でユーザの不便さをもたらす。このような理由で、ネットワークを通して送信する間に発生したデータ損失を復元するための技術が必要である。
ネットワークを通してデータが損失された時に、受信器で損失されたデータの復元をサポートする方法の中の1つは、ソースパケットと呼ばれる様々な長さを有する所定数のデータパケットでソースブロックを構成し、順方向誤り訂正(Forward Error Correction:FEC)符号化によりパリティデータ又はリペアパケット(Repair packet)のようなリペア情報をソースブロックに付加する。受信器で損失されたデータがある場合に、リペア情報を用いてデータの復号(decoding)を実行する。
このとき、リペア情報が加えられたそれぞれのソースパケットは、所望する長さを有しないためにゼロパディング(zero padding)され得る。これは、従来、構成されたソースブロックがパケットの長さに従う相当の量のゼロパディングを含む可能性が高いことを意味する。ゼロパディングされたデータが送信器で送信しない無意味なデータであるが、ソースブロックを構成するシンボルの個数の増加に影響を及ぼし、パリティデータの生成に関連する。したがって、ゼロパディングされたデータは、実際には、不必要な情報に対するパリティデータの生成及び送信を引き起こす。
このような問題点を減少させるためには、ソースパケットの所望する長さを短縮させることにより相対的にゼロパディングの量を減少させることができる。しかしながら、ソースブロックを構成するシンボルの個数が大きく増加するために、非常に長い長さを有するFEC符号が必要とされる。システムに使用可能なFEC符号の長さが限定され、符号の長さが長くなるほど最大ログ尤度(maximum log-likelihood:ML)復号を行う時複雑度が大きく増加するために、復号待機時間(latency)が長くなるおそれがある。
したがって、ゼロパディングされたデータを減少させることにより符号化シンボルの個数を減少させ、誤り訂正能力を向上させることができる効率的なソースブロックを構成する方法に対する必要性が高まっている。
本発明は、上述した課題もしくは不都合な点を解決し、少なくとも以下に示す優位性を提供する。すなわち、本発明の目的は、放送又は通信システムにおけるパケットデータを送受信するための方法及び装置を提供することにある。
本発明の別の目的は、放送又は通信システムにおけるデータ損失が発生する時にデータを効率的に復元するための方法及び装置を提供することにある。
本発明のさらに別の目的は、放送又は通信システムにおけるゼロパディングデータの量を減少させつつ誤り訂正能力を改善できるより効率的にソースブロックを構成するための方法及び装置を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の一態様によれば、放送及び通信システムにおけるパケット送信方法を提供する。この方法は、あらかじめ設定されたシンボルサイズ(T)の幅を有する2次元アレイの各行に対応する各シンボルを所定数(m)の領域に分割するステップと、2次元アレイの1番目の行の1番目の列からシンボルサイズT内で送信されるソースパケットを順次に配列するステップと、1つのソースパケットが配列された最後の行で、ソースパケットの最後のデータが割り当てられている領域内の残りの部分を所定の値に設定するステップと、ソースパケットが配列された後、次のソースパケットをソースパケットが配列された最後の行で最後のデータが割り当てられた領域の次の領域の開始点から配列するステップと、ソースパケットのすべてを2次元アレイに配列することによりソースブロックを構成するステップと、ソースブロックの順方向誤り訂正(FEC)符号化を実行するステップと、順方向誤り訂正符号化が実行されたソースブロックを送信するステップとを含むことを特徴とする。
本発明の別の態様によれば、放送及び通信システムにおけるパケット送信装置を提供する。この装置は、あらかじめ設定されたシンボルサイズ(T)の幅を有する2次元アレイの各行に対応する各シンボルを所定数(m)の領域に分割するように構成され、2次元アレイの1番目の行の1番目の列からシンボルサイズT内で送信されるソースパケットを順次に配列し、1つのソースパケットが配列された最後の行で、ソースパケットの最後のデータが割り当てられている領域内の残りの部分を所定の値に設定し、ソースパケットが配列された後、次のソースパケットをソースパケットが配列された最後の行で最後のデータが割り当てられた領域の次の領域の開始点から配列し、ソースパケットのすべてを2次元アレイに配列することによりソースブロックを構成するソースブロック構成器と、ソースブロックの順方向誤り訂正(FEC)符号化を実行し、順方向誤り訂正符号化が実行されたソースブロックを送信するFEC符号化器とを含むことを特徴とする。
本発明のさらに別の態様によれば、放送及び通信システムにおけるパケット受信方法を提供する。この方法は、ソースブロックで受信されたデータを解析するステップと、ソースブロックの順方向誤り訂正(FEC)復号化を実行するステップとを含む。ソースブロックは、あらかじめ設定されたシンボルサイズ(T)の幅を有する2次元アレイの各行に対応する各シンボルを所定数(m)の領域に分割し、2次元アレイの1番目の行の1番目の列からシンボルサイズT内で送信されるソースパケットを2次元アレイに順次に配列し、1つのソースパケットが配列された最後の行で、ソースパケットの最後のデータが割り当てられている領域内の残りの部分を所定の値に設定し、ソースパケットが配列された後、次のソースパケットをソースパケットが配列された最後の行で最後のデータが割り当てられた領域の次の領域の開始点から配列し、ソースパケットのすべてを2次元アレイに配列することによりソースブロックを構成することを特徴とする。
本発明のさらなる別の態様によれば、放送及び通信システムにおけるパケット受信装置を提供する。この装置は、ソースブロックで受信されたデータを解析するソースブロック解析器と、ソースブロックの順方向誤り訂正(FEC)復号化を実行するFEC復号化器とを含む。ソースブロックは、あらかじめ設定されたシンボルサイズ(T)の幅を有する2次元アレイの各行に対応する各シンボルを所定数(m)の領域に分割し、2次元アレイの1番目の行の1番目の列からシンボルサイズT内で送信されるソースパケットを2次元アレイに順次に配列し、1つのソースパケットが配列された最後の行で、ソースパケットの最後のデータが割り当てられている領域内の残りの部分を所定の値に設定し、ソースパケットが配列された後、次のソースパケットをソースパケットが配列された最後の行で最後のデータが割り当てられた領域の次の領域の開始点から配列し、ソースパケットのすべてを2次元アレイに配列することによりソースブロックを構成することを特徴とする。
本発明の他の目的、利点、及び顕著な特徴は、添付の図面及び本発明の実施形態からなされた以下の詳細な説明から、この分野の当業者に明確になるはずである。
本発明の実施形態の上述した及び他の様相、特徴、及び利点は、以下の添付図面が併用された後述の詳細な説明から、より一層明らかになるだろう。
本発明の一実施形態による送信器及び受信器の構造を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による一般的なソースブロックの構成を示す図である。 本発明の一実施形態によるソースブロックの構成を示す図である。 本発明の一実施形態によるソースブロックの構成を示す図である。 本発明の一実施形態によるソースパケット及びリペアパケットに付加されるシグナリング情報を示す図である。 本発明の一実施形態によるソースパケットに付加されるシグナリング情報を示す図である。 本発明の一実施形態によるリペアパケットに付加されるシグナリング情報を示す図である。 本発明の他の実施形態によるソースパケットに付加されるシグナリング情報を示す図である。 本発明のまた他の実施形態によるソースパケットに付加されるシグナリング情報を示す図である。 本発明の一実施形態によるソースブロックの構成を示す図である。 本発明の一実施形態による順方向誤り訂正(FEC)オブジェクト送信情報(OTI)を示す図である。 本発明の一実施形態による順方向誤り訂正(FEC)オブジェクト送信情報(OTI)を示す図である。 本発明の一実施形態によるシグナリング情報の1つのセットを示す図である。 本発明の一実施形態によるシグナリング情報の1つのセットを示す図である。 本発明の一実施形態によるFEC OTIの構成を示す図である。 本発明の一実施形態によるFEC OTIの構成を示す図である。
図面中、同一の図面参照符号が同一の構成要素、特性、又は構造を意味することは、容易に理解できるであろう。
添付の図面を参照した下記の説明は、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものの範囲内で定められるような本発明の実施形態の包括的な理解を助けるために提供され、この理解を助けるための様々な特定の詳細を含むが、単なる実施形態にすぎない。従って、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく、ここに説明した実施形態の様々な変更及び修正が可能であるということは、当該技術分野における通常の知識を有する者には明らかであろう。また、明瞭性と簡潔性の観点から、当業者に良く知られている機能や構成に関する具体的な説明を省略する。
以下の説明及び特許請求の範囲で使用する用語及び単語は、辞典的意味に限定されるものではなく、本発明の理解を明確且つ一貫性があるようにするために使用される。従って、本発明の実施形態の説明が単に実例を提供するためのものであって、特許請求の範囲とこれと均等なものに基づいて定義される発明をさらに限定する目的で提供されるものでないことは、本発明の技術分野における通常の知識を持つ者には明らかであろう。
本願明細書に記載の各要素は、文脈中に特に明示しない限り、複数形を含むことは、当業者には理解できるであろう。従って、例えば、“コンポーネント表面(a component surface)”との記載は、1つ又は複数の表面を含む。
“実質的に(substantially)”という用語は、提示された特徴、パラメータ、又は値が正確に設定される必要はないが、許容誤差、測定誤り、測定精度限界及び当業者に知られているか、あるいは当業者によって実験なしに得られる要素を含む偏差又は変化が、これら特性が提供しようとする効果を排除しない範囲内で発生することを意味する。
本発明の実施形態は、上述した本発明の技術的な側面を達成するために提供されるのであろう。本発明の実施形態の具現において、定義されているエンティティは、同一の名称を有し得、これらが本発明の範囲を限定するのではない。したがって、本発明の実施形態は、類似した技術的背景を有する任意のシステムにおいても同一であるか又は容易な変更で具現されることができる。
本発明の実施形態は、ネットワークを通して高品質(HD)コンテンツ又は超高品質(UHD)コンテンツのような高容量コンテンツだけでなく、映像会議/通話などのような様々なマルチメディアサービスを送受信できる携帯電話、TV、コンピュータ、電子黒板、タブレット、及び電子ブックなどのすべての電子デバイスでデータパケットの損失を効率的に復元する方法を提案する。特に、FECをデータパケットに適用する時にソースブロックを効率的に構成することにより復号性能を改善するか又は送信効率(transmission efficiency)を高めることができる方法を提案する。本明細書において、具体的なFEC符号化方法について言及していないが、本発明は、リードソロモン(Reed-Solomon:RS)符号、低密度パリティチェック(Low Density Parity Check:LDPC)符号、ターボ符号、ラプター(Raptor)符号、ラプターQ(Raptor Q)符号、XOR(Single Parity-Check Code)、pro−MPEG(Moving Picture Experts Group)FEC符号などの特定のFEC符号化方式に限定されないことに留意すべきである。
図1は、本発明の一実施形態による送信器及び受信器の構造を示すブロック図である。
図1を参照すると、送信器100は、ソースブロック構成器102及びFEC符号化器103を含む。ソースブロック構成器102は、ソースパケット101と呼ばれる可変長さをそれぞれ有する所定数のデータパケットでソースブロックを構成する。FEC符号化器103は、FEC符号化をソースブロックに適用することによりパリティデータ又はリペアパケットのようなリペア情報104を付加した後に、このソースブロックを送信する。
受信器110は、ソースブロック解析器112及びFEC復号化器113を含む。ソースブロック解析器112は、ソースブロックで受信されたデータ111をリペアブロックが付加されたソースシンボルに区分する。FEC復号化器113は、ソースシンボルに対するFEC復号化を実行することによりソースパケット114を復元する。ソースブロック解析器112は、データ111とともに又は個別に受信されたシグナリング情報115を用いて損失されたデータを復元する。
図2は、本発明の一実施形態による一般的なソースブロックの構成を示す図である。
図2を参照すると、与えられたソースパケットは、所定の幅Tを有する2次元アレイに順次に配列される。この配列の各行は、シンボルであり、Tは、シンボルサイズである。このシンボルサイズは、通常、バイト(byte)又はビット(bit)単位で表現される。通常、FECは、シンボルに基づいて適用される。
ソースブロック構成器102は、フロー識別子(ID)201及びパケット長さ情報202をそれぞれのソースパケット203に付加した後に、1番目の行(row)の1番目の列からシンボルサイズT内で順次に配列する。ここで、特別な言及がない場合には、パケット長さ情報は、通常、バイト単位で表現される。
付加情報201及び202が付加されたすべてのそれぞれのソースパケット203は、常に各行の1番目の列から順次に配列される。付加情報201及び202を有するソースパケットの長さがシンボルサイズTの倍数でない場合には、ゼロパディング204で示されるように、ソースパケットを有する最後の行でソースパケットのデータが配置された後の残りの部分は、すべて0の値でパディングされる。与えられたソースパケット203が上記のような方法ですべて配列される場合に、K個の行を有する配列をソースブロック206と称する。
ソースブロック206内のK個の行は、FEC符号化を適用するためのK個のソースシンボルと見なされる。K個のソースシンボルにFEC符号化を適用することによりリペアシンボル(例えば、パリティシンボル)205又は207を生成する。このソースシンボル及びリペアシンボルを符号化シンボルと通称する。
以上のように、ソースブロックを構成する場合には、ゼロパディングの長さを増加させ得る。したがって、本発明の実施形態は、ゼロパディングデータの量を減少させつつ誤り訂正能力を改善するための効率的なソースブロックの構成方法を提供する。
図3A及び図3Bは、本発明の一実施形態によるソースブロックの構成を示す図である。
図3Aを参照すると、ソースブロック構成器102は、シンボルサイズTを有する2次元アレイの列をシンボル単位でm個の領域に分割する。図3Aに示す例において、m=4である。Tがmの倍数ではない場合に、m個の領域は、[T/m]+1個の列をそれぞれ有する領域と[T/m]個の列をそれぞれ有する領域とを含む。ここで、[A]は、任意の実数Aより小さいか又は同一の最大整数を示す。[T/m]+1個の列をそれぞれ有する領域及び[T/m]個の列をそれぞれ有する領域は、事前に定められた規則に従って、送信器100と受信器110との間であらかじめ定義されるか又はそれぞれの領域に対する列の個数で示され得る。事前に定められた規則は、TをMで割った残りがn(n<m)である場合に、はじめのn個の領域は、[T/m]+1個の列を有し、残りの(m−1)個の領域のそれぞれは、[T/m]個の列を有し得る。また、上記した規則的な領域の分割の他にも、各領域内の列の個数は、送信器100と受信器110との間の相互約束に従って異なって設定され得る。
必要であれば、フローID(例えば、ユーザデータグラムプロトコル(User Datagram Protocol:UDP)フローID)のようなフィーチャー情報301及びパケット長さ情報302は、各ソースパケットに付加される。情報301及び302を有するソースパケットは、1番目の行の1番目の列からシンボルサイズT内で順次に配列される。
このとき、付加情報が付加された任意のソースパケットが配列された最後の行で対応するソースパケットの最後のデータが割り当てられている領域内の残りの部分は、所定の値で満たされる。この所定の値は、説明の便宜上、0の値に設定され得るが、これに限定されない。例えば、図3Aにおいて、1番目のパケットの最後のデータが4個の領域の中で2番目の領域に割り当てられているので、2番目の領域の残りの部分305は、0の値で満たされる。
また、付加情報を有する1つのソースパケットが配列された後に、次のソースパケットは、前のソースパケットを有する最後の行で前のソースパケットの最後のデータを有する領域のその次の領域の開始点から配列される。言い換えれば、すべてのソースパケットは、任意の領域の開始点から配列される。例えば、2番目のソースパケットは、ゼロパディングされたデータ305の次の3番目の領域の開始点から配列される。4番目のソースパケットのゼロパディングされたデータ306のように、ゼロパディングされたデータが最後の領域に割り当てられる場合、5番目のソースパケットは、次の行のはじめの領域から開始される。
与えられたソースパケットのすべてが上記のような方法で配列される場合に、完成された配列307は、ソースブロックである。
図3Bは、T=16であり、m=2である場合に、長さ18、32、59、20、及び24を有する5個のユーザデータグラムプロトコル(UDP)パケットで構成されるソースブロック308を示す図である。最初の2個のパケットは、UDPフロー0から生成され、3番目及び4番目のパケットは、UDPフロー1から生成され、5番目のパケットは、UDPフロー2から生成される。図3Bに示すように、UDPフローID及びUDPパケット長さ情報をそれぞれのソースパケットに付加することによりソースブロックを構成する。ここで、ソースブロック内のそれぞれのエントリーBi,jは、バイト単位のデータであり、(i+1)番目のUDPパケットの(j+1)番目のバイトを意味する。
ソースブロック308の各行は、1個のソースシンボルに対応する。各ソースシンボルが分割された領域に従ってT/mだけ細分化され、細分化されたフラグメントのそれぞれがサブシンボル(細分化されたシンボル(sub-divided symbol))又はシンボル単位(symbol element)として定義される場合に、各ソースシンボルは、参照符号309で示すように、ソースブロック308内の長さが8である2個のサブシンボルを含む。したがって、ソースブロック308は、12個のソースシンボル、すなわち、24個のサブシンボル309を含む。
次いで、本発明の実施形態によるソースブロックの最後の行(又は最後のソースシンボル)の構成の実施形態について説明する。
ソースブロックがソースパケットで構成される場合に、ソースブロックの長さKは、システムにおいて、処理時間(processing time)又はメモリ容量の制限により限定され得る。例えば、ソースブロックの最大許容長さがKmaxである場合に、1つのソースブロックに含まれる最大のデータサイズがT×Kmaxバイトであることは自明である。しかしながら、ソースパケットを配列する間にゼロパディングが発生し得るので、このソースブロックの実際のデータは、T×Kmaxバイトより小さい場合がある。
ソースブロックが、ソースブロック構成器に入力された特定のパケットの付加により許容される最大ソースブロック長さKmaxより多くの数のソースシンボルを必要とする場合に、入力パケットは、ソースブロックから除外される。すなわち、最大データ容量T×Kmaxを超過しないソースブロックが、最大データサイズ内のソースパケットを順次に割り当てることにより構成される。
この場合に、ソースブロックの最後のパケットの一部は、常に、ソースブロックの最後の行(又は最後のソースシンボル)に位置する。所定の値は、領域の分割に関係なく、常に、最後のパケットが割り当てられた後の最後の行(又は最後のソースシンボル)の残りの部分で割り当てられる(又は設定される)。例えば、5番目のソースパケットがソースブロック308の最後のパケットである場合に、図3Bにおいて、最後のパケットのデータの一部は、ソースブロック308の最後の12番目の行(又はソースシンボル)の1番目の領域(又は1番目に細分化されたシンボル)に位置する。このとき、1番目の領域(又は1番目のサブシンボル)の残りの部分だけではなく最後の2番目の領域(又は2番目のサブシンボル)も、ゼロパディング310で示すように、すべて0で満たされる。
以下では、本発明の他の実施形態によるソースブロックの最後の行(又はソースシンボル)の構成について説明する。
システムの設定条件によりソースブロックの最後の行(又は最後のソースシンボル)の構成に対する制限条件は、様々な形態で表現されることができる。例えば、ソースブロックの最後の行(又は最後のソースシンボル)には、常に1個のソースパケットのデータの一部だけが割り当てられるように特定される。言い換えれば、2個以上のパケットの一部のデータは、ソースブロックの最後の行(又はソースシンボル)に同時に割り当てられない。
この制限条件の下での具体的なソースブロックの構成動作の例について説明する。ソースブロックの最大許容長さがKmaxであり、ソースブロックの最後の行(又は最後のソースシンボル)には、常に、1個のソースパケットのデータの一部だけが割り当てられる制限条件を適用する場合に、ソースブロックは、次のように構成される。
特定のソースパケットの付加によりKmaxより多くの数のソースシンボルを必要とするソースブロックが構成される場合に、ソースブロック構成器は、最後に受信されたソースパケットを除く以前に受信されたソースパケットだけでソースブロックを構成する。説明の便宜のために、最後に受信されたソースパケットは、パケット−0で示され、前のソースパケットは、逆順にPacket−1、Packet−2,...で順次に示される。
ソースブロック構成器は、パケット−0の以前に受信されたソースパケットの中で2個以上のソースパケットの一部のデータがソースブロックの最後の行(又はソースシンボル)に同時に割り当てられるか否かを判定する。最後のソースパケットPacket−1のデータだけがソースブロックの最後の行(又はソースシンボル)に割り当てられる場合に、ソースブロック構成器は、ソースブロックを最終のソースブロックとして決定する。
他方、2個以上のソースパケットの一部のデータが最後の行(又はソースシンボル)に含まれる場合に、1つ又はそれ以上のソースパケットは、1個のソースパケットの一部のデータだけが最後の行(又はソースシンボル)に含まれるまで、ソースブロック構成器に入力された順序と逆順にソースブロックから除去される。例えば、Packet−1及びPacket−2の一部のデータがソースブロックの最後の行(又はソースシンボル)に含まれている場合に、Packet−1は、ソースブロックから除去される。他の例において、Packet−1、Packet−2、及びPacket−3の一部のデータがソースブロックの最後の行(又はソースシンボル)に含まれている場合に、Packet−1及びPacket−2は、ソースブロックから除去される。このように与えられた制限条件を満足する方法でソースパケットが適切に配列されると、ソースブロックを最終のソースブロックとして決定する。
ソースブロックの最後の行(又はソースシンボル)の構成の本発明のもう1つの実施形態によると、ソースブロック長さに対する推薦される基準値が、Kbに設定される。この場合に、1つのソースブロック内に含まれることができる推薦されるデータサイズは、T×Kbバイトである。しかしながら、ソースパケットを配列する間にゼロパディングが発生し得るので、ソースブロック内の実際のデータは、T×Kbバイトより小さい場合がある。
ソースブロックが特定のパケットの入力によりソースブロック長さKbより多い量のソースシンボルを要求する場合に、入力されたパケットは、ソースブロックの最後のパケットとなる。すなわち、ソースパケットがソースブロックに順次に割り当てられる場合に、推薦されるデータサイズKbを超過するはじめのソースパケット(すなわち、最後に入力されたパケット)までソースブロックの構成に使用される。しかしながら、最後に入力されたパケットの付加によりソースブロックがシステムで設定した最大メモリサイズ又はバッファサイズを超過する場合には、最後に入力されたパケットは、ソースブロックから除外される。
上述した実施形態において、ソースシンボルの個数(すなわち、ソースブロック長さ)がKbより少し増加することがあるが、最後のパケットのサイズがあまり大きく、したがって、最後のパケットの付加により、ソースブロックがシステムで設定しておいた最大メモリ又はバッファサイズを超過することにより、ソースブロックの構成を不可能にする場合を除いては、1個のソースパケットのデータの一部だけがソースブロックの最後の行(又は最後のソースシンボル)に割り当てられるように制限する条件を自然に満足させることができる。
本発明の一実施形態で提案するソースブロックは、下記のように構成される。
シンボルサイズTを有する2次元アレイの列は、サイズT/mをそれぞれ有するm個の領域に分割される。Tがmの倍数でない場合には、m個の領域は、[T/m]+1個の列をそれぞれ有する領域及び[T/m]個の列をそれぞれ有する領域を含む。必要とされる場合に、付加情報がソースパケットに付加された後に、ソースパケットは、2次元アレイにおいて、シンボルサイズ内で順次に配列される。他の実施形態によると、mが定められた後に、Tは、mの倍数として定義され得る。
各ソースパケットは、常に、m個に分割された領域が開始される列から配列されなければならず、付加情報が加えられた任意のソースパケットが配列された最後の行で対応するソースパケットの最後のデータが割り当てられている領域内の残りの部分に0のような所定の値が割り当てられる。
システムの要求により配列されたソースパケットの間には、T/mバイト以上のゼロパディングが挿入される場合もあるが、通常、ゼロパディングの比率を最小化するために、ゼロパディングの最大長さは、T/mより小さく設定される。したがって、付加情報が加えられた1つのソースパケットが配列された後に、次のソースパケットは、通常、ソースパケットが配列された最後の行で最後のデータが割り当てられている領域のその次の領域の開始点から配置されることができる。ソースパケットの最後のデータが最後のm番目の領域に割り当てられる場合には、次のソースパケットは、次の行のはじめの領域から開始される。
図3A及び図3Bに示すソースブロック構成は、図2に示したソースブロック構成に比べて、ゼロパディングの量を効率的に減少させることができる。特に、各ソースパケットの長さが可変的に変わる場合には、ゼロパディングの量は、2次元アレイをm個の領域に分割することにより平均的に1/mだけ減少する効果を期待することができる。このような結果として、FEC符号化が適用されるソースシンボルの個数が減少する効果もある。
従来の方法を通して与えられたシンボルサイズT、K1個のソースシンボルがソースパケットから生成され、Np個のリペアシンボルがソースシンボルのFEC符号化を行うことにより生成されると仮定する。また、同一の方法で、与えられたシンボルサイズT、K1個のソースシンボルが同一のソースパケットから生成され、同一のリペアシンボルの個数、すなわち、Np個のリペアシンボルがソースシンボルのFEC符号化を行うことにより生成されると仮定する。同一の数のリペアシンボルが同一の数のソースパケットから生成されるので、2通りの場合は、同一のオーバーヘッドを有する。しかしながら、FEC符号化率K1/(K1+Np)とK2/(K2+Np)とを比較すると、K1>K2が自明である。したがって、K1/(K1+Np)>K2/(K2+Np)が成立する。通常、同一のFEC方式で同一のパリティ情報の量に対して符号化率が低い場合はより強固な(robust)保護性能を有することがよく知られている。
したがって、本発明の実施形態は、従来の方法に比べて、ゼロパディングの量を効率的に減少させることにより追加のオーバーヘッドをほとんど必要とせず、よりよい誤り訂正性能を提供できる。
従来技術によるソースブロック構成では、1つのソースパケットが損失する場合に、ソースブロック内の対応するソースパケットが配列されたすべての行(すなわち、ソースパケットのすべての符号化シンボル)が損失されたものと見なされる。他方、本発明の実施形態によるソースブロック内の行又は符号化シンボルがm個の領域に分割されるので、損失された部分と損失されない部分とに識別されることができ、したがって、m個の領域内の損失されない部分が復号のために使用されることにより、本発明の実施形態による復号性能を向上させることができる。
本発明の実施形態に従って構成されたソースブロックにFECを適用する場合に、送信器100は、ソースブロック内の分割された領域の個数を示す情報及び各ソースパケットの開始領域を示す情報を受信器110に送信しなければならない。受信器110がこの情報を取得できず、任意のソースパケットが損失される場合には、受信器110がソースブロック内の損失されたパケットの位置を認識できないので、受信器110は、FEC復号化の実行に難しさがある。
シンボルサイズT及び分割された領域の個数mに関するシグナリング情報は、各ソースパケットに付加され送信されるか又は付加のパケットを通して送信される。付加のパケットを通してシグナリング情報を送信する1つの実施形態によると、T及びmは、セッションディスクリプションプロトコル(Session Description Protocol:SDP)のようなコンテンツデリバリプロトコル(Content Delivery Protocol:CDP)によりFEC関連情報とともに送信される。Tがmの倍数でない場合に、受信器110は、予め定められた規則(例えば、各上位領域は、[T/m]+1個の列を含み、各下位領域は、[T/m]個の列を含む)に従ってT及びmに基づいて各領域の列の個数を判定することができる。
本発明の他の実施形態によると、受信器110がソースブロック内のソースパケットのレイアウトを把握できるように、各ソースパケットの配列が開始される行を示す情報(すなわち、符号化シンボルの順序及びソースパケットの開始符号化シンボル内のソースパケットの開始領域を示す情報)は、各ソースパケットに付加され、受信器110に送信される。
図4は、本発明の一実施形態によるソースパケット及びリペアパケットに付加されるシグナリング情報を示す図である。
図4を参照すると、ソースパケット及びリペアパケットのそれぞれは、次のパラメータの中の少なくとも1つを含む。ソースブロック番号(Source Block Number:SBN)401は、ソースパケットに関連するソースブロックを識別し、符号化シンボル識別子(Encoding Symbol ID:ESI)402は、ソースパケットの開始符号化シンボル(すなわち、ソースブロック内のソースパケットの開始行)を示し、パケット開始位置(Packet Start Position:PSP)403は、ソースブロック内のソースパケットの開始領域を示す。SBN401は、ソースブロックが開始されるソースシンボルの識別子を示す情報フィールドと、ソースブロック内のソースシンボルの個数を示す情報フィールドとを含む。
例えば、図3Aに示すように、m=4である場合に、はじめのソースパケットのESI及びPSPは、(0,0)であり、2番目のソースパケットのESI及びPSPは、(2,2)であり、3番目のソースパケットのESI及びPSPは、(4,3)であり、4番目のソースパケットのESI及びPSPは、(7,1)であり得る。
ソースブロック内の総行の個数を示す選択的なソースブロック長さ(Source Block Length:SBL)406を送信することにより、正確なソースブロック構成を特定することができる。また、符号化シンボル識別子(ESI)405は、リペアパケットに付加される。
ソースブロックがK個のソースシンボルを含む場合に、値0,1,2,...,(K−1)は、K個のソースシンボルのESI402として順次に割り当てられることにより、FECソースパケット内のソースシンボルを識別する。ESI402がFECソースパケット内の各ソースシンボルを識別するという観点で、各ソースシンボルのESI402は、ソースFECペイロードIDと称される。
選択可能な実施形態において、リペアパケットのESI405は、システムの要求事項により様々な方式で割り当てられる。例えば、リペアパケットのESI405も、ソースパケットのESI402のように、それぞれのリペアシンボルに対して、0,1,2,...のように順次に割り当てられる。この場合に、リペアパケットのESI405のために必要なオクテットサイズ(octet size)を最小化することができる。
他の実施形態において、リペアシンボルをソースシンボルの次にくる符号化シンボルと見なし、それぞれのリペアシンボルに対して、ESI405は、インデックスK,(K+1),(K+2),...の順序に割り当てられる。
もう1つの実施形態において、ソースブロックがm個の領域に分割され、各ソースシンボルがm個のサブシンボルと見なされる場合に、ソースブロックは、総m×k個のサブシンボルを含む。したがって、それぞれのリペアシンボルに対して、リペアパケットのESI405は、値m×k,(m×k+1),(m×k+2),...のように順次に割り当てられる。
シグナリングフィールド401乃至406のサイズは、システムの要求事項により決定される。一実施形態において、SBN401は、1又は2バイトであり、ESI402は、2又は3バイトであり、PSP403は、1又は2バイトであり、SBL406は、2又は3バイトであり得る。
受信器110は、それぞれのソースパケットからSBN401、ESI402、及びPSP403を取得する。1個以上のソースパケットが損失される場合、つまり、FEC復号化を必要とする場合に、受信器110は、最小1個以上のリペアパケットを受信し、リペアパケットからSBL406を取得する。受信器110は、追加のパケットから送信されたソースブロック内の領域の個数に関する情報を取得すると、SBN401に対応するソースブロックの構成を完璧に把握できる。追加で、受信器110は、それぞれのリペアパケットからSBN404及びESI405を取得し、SBN404及びESI405を用いてSBN404に対応するソースブロックに対するFEC復号化を行うことにより損失されたソースパケットを復元できる。
図5は、本発明の一実施形態によるソースパケットに付加されるシグナリング情報を示す図である。
図5を参照すると、細分化された符号化シンボルID(SESI)502は、分割されたそれぞれの領域に従って符号化シンボルを細分化し、すなわち、符号化されたシンボルを所定の長さをそれぞれ有する所定数のサブシンボルに細分化し、シンボル番号を各領域に割り当てることにより、図4に示したESI402及びPSP403に代わる。SESI502は、ESI402と同様に、FECソースパケット内のサブシンボルを識別し、各FECソースパケットのSESI502は、前のFECソースパケットのSESI502からサブシンボルの個数だけ増加される。分割された領域の個数がmである場合に、サブシンボルの個数は、符号化シンボルの総数のm倍であり、サブシンボルのサイズは、平均的に符号化シンボルサイズの1/mに減少する。一実施形態において、SESIは、2バイトと4バイトとの間の値を有する。
例えば、図3Aに示したように、m=4である場合に、各符号化シンボルは、サイズT/4を有する4個のサブシンボルに分割される。したがって、サブシンボルの総数は、符号化シンボルの総数より4倍大きい。図3Aに示したように、1番目乃至4番目のソースパケットのSESIの値は、それぞれ0、10、19、及び29として示すことができる。
上記のような本発明の実施形態において、SESI=m×ESI+PSPの関係を適用したが、システムの設定により様々な方式で修正され得る。受信器110は、SESI=m×ESI+PSPという関係に基づいて、ESI及びPSPからSESIを導出することができ、また、ESI=[SESI/m]及びPSP=SESI−m×[SEI/m]によりSESIからESI及びPSPをそれぞれ取得することができる。受信器110は、FEC復号化器113の構成に従ってFEC復号過程で取得された値を活用できる。
分割された領域の個数mに関するシグナリング情報をSDPによる追加のパケットで送信することがオーバーヘッドの観点で効率的であるが、本発明の他の実施形態において、シグナリング情報は、ソースパケット又はリペアパケットに付加され得る。
図6は、本発明の一実施形態によるリペアパケットに付加されるシグナリング情報を示す図である。
図6を参照すると、SBN404、ESI405、SBL406、及び分割された領域の個数mを示す領域の個数(Number of Regions:NOR)407は、リペアパケットに付加される。
FEC復号化が必要とされる場合に、受信器110は、リペアパケットのSBL406からソースブロックのサイズを理解する。また、受信器110は、NOR407から、ソースブロックが幾つの領域に分割されるかを判定できるので、ソースブロックを領域別に個別に復号化できる。
受信器110がネットワーク又はチャネル状態がよくないので、FEC復号化の必要性を予想する場合に、受信器110は、ソースパケットを受信すると同時にソースブロック内の領域の個数を好ましく判定できる。したがって、本発明の実施形態では、ソースパケットに付加され送信されるNORについて説明する。
図7及び図8は、本発明の実施形態によるソースパケットに付加されるシグナリング情報を示す図である。
図7に示すように、ソースパケットに付加されるシグナリング情報は、SBN701、ESI702、NOR703、及びPSP704を含む。図8に示すように、ソースパケットに付加されるシグナリング情報は、SBN801、NOR802、及びSESI803を含む。本発明の例示的な実施形態に従って他の配列が可能であり得る。
上述したように、送信器100は、ソースブロックの構成に関する情報を受信器110に提供するために、ソースブロック内の各ソースパケットの開始領域を示すシグナリング情報をソースパケットに付加し送信する。このシグナリング情報は、SESI又はPSPを含む。また、ソースブロックから分割された領域の個数を示すNORは、ソースパケット又はリペアパケット又は追加のパケットを通して送信されることができる。
受信器110は、SBN、SBL、及びNORを受信し、したがって、受信されたSBN、SBL、及びNORからESI及びPSPを取得するか又はSESIを取得することによりソースブロックの構成を正確に分かり、これにより、FEC復号化を実行することができる。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project)SA4(Service Aspects 4)マルチメディアブロードキャスト及びマルチキャストサービス(Multimedia Broadcast and Multicast Service)(3GPP SA4 MBMS)標準は、ラプター符号を使用する。ラプター符号に使用可能な最大ソースシンボルサイズは、8192である。したがって、与えられたソースパケットの個数が所定数又はそれ以上である場合に、ソースブロックを構成するにあたりにパディングされたバイトの数を減少させるためにTを小さくするのに限界がある。
これに関連して、本発明の実施形態が3GPP SA4 MBMS標準に従って具現される場合に、ラプター符号の使用可能な最大ソースシンボルサイズ8192内で与えられたソースパケットに対してTをmで割ってソースブロックを構成すると、パディングバイトの数を減少させ、これにより、符号化シンボルの数を減少させ、誤り訂正能力を改善させることができる。
例えば、1,000個のソースパケットが存在し、各ソースパケットの長さが512バイトと1024バイトとの間でランダムに選択される場合に、ソースパケットの平均長さは、768バイトである。したがって、全データの量は、ほぼ768,000バイトである。Tが128バイトに設定される場合に、ソースパケット当たりの平均パディングは、64バイトであるので、総パディング量は、64,000バイトである。したがって、ソースブロックの全体量は、832,000バイトである。Tが128バイトであるので、ソースシンボルの個数は、6500個である。
本発明に従って、M=4である場合に、サブソースシンボルサイズが32(=T/4)であり、ソースパケット当たりの16バイトパディングが発生する。したがって、総パディング量は、16,000バイトであり、これにより、ソースブロックの全サイズは、784,000バイトである。T/4=32であるので、サブソースシンボルの個数は、24500個であり、したがって、ソースシンボルの個数は、6125個である。結果的に、本発明の実施形態は、従来の方法に比べて、ソースシンボルの個数を375(=6,500−6,125)個だけ減少させることができる。m=8、16などである場合に効果をさらに向上させることができる。
送信器100がアプリケーションレイヤー−FEC(AL−FEC)を適用する場合に、送信器100は、与えられたソースパケットを所定数のソースパケットだけ順次に分割する。ソースブロック構成器102は、所定数のソースパケットを受信し、UDPフローID及びソースパケット長さ情報を各ソースパケットに付加し、つまり、与えられたT及びm値に従ってK個のソースシンボルを含むソースブロックを構成する。FEC符号化器103は、ソースブロックを用いて所定数のリペアシンボルを生成する。送信器100のシグナリング情報生成器(図示せず)は、図4又は図5に示すような方法で、SBN及びSESIを各ソースパケットに付加し、1つ又はそれ以上のリペアシンボルを各ソースパケットに接続することによりリペアパケットを生成し、SBN、ESI、及びSBLを対応するリペアパケットの先頭に付加する。リペアパケットのはじめのリペアシンボルのESIは、リペアパケットのESIとして割り当てられる。UDPヘッダーは、各パケットの先頭に付加され、ソースパケット及びリペアパケットは、異なるポートを有するので、異なるUDPパケットとして構成される。T及びmを含むFECシグナリング情報は、パケットの送信の前にSDPにより送信され得る。
受信器110のソースブロック解析器112は、受信されたパケットが受信されたパケットに含まれるUDPヘッダーのポートによりソースパケットであるか又はリペアパケットであるかを識別する。ソースパケットである場合には、受信器110は、ソースパケットの末尾からSBN及びSESIを取得する。リペアパケットである場合には、受信器110は、SBN、ESI、及びSBLをリペアパケットから取得する。その後に、受信器110は、予め受信されたT及びm値に基づいて受信されたパケットからソースブロック及びリペアシンボルを再構成する。FEC復号化器113は、m個のサブソースシンボルのそれぞれを復号化する。あるいは、FEC復号化器113は、サイズTを有する各ソースシンボルを復号化することも可能である。この場合に、サイズTを有するソースシンボルのサブソースシンボルが損失される場合に、対応するソースシンボルが損失されたものと見なされて復号化される。
本発明の他の実施形態で提案するソースブロックの構成は、次の通りである。
特定のFEC符号が与えられる場合に、通常、ソースシンボルの個数は、限定されている。与えられたFEC符号に対する最大使用可能なソースシンボルの個数がKmaxである場合に、ソースブロック構成器は、Kmaxの値に関係なく、与えられたソースパケットのFEC符号の符号化/復号化複雑度又はソースブロックの構成の間に発生し得るパディングバイトの個数を考慮してT値を決定し、シンボルサイズTをそれぞれ有するK個のソースシンボルを生成した後に、[K/m]+1又は[K/m]個のソースシンボルをそれぞれ有するm個のソースブロックを構成できる。例えば、K個のソースシンボルが0、1、2、...、(K−1)の順序を有する場合に、1番目のソースブロックは、0、m、2m、3m、...、{([K−1])/m}×m番目のソースシンボルで構成された[K/m]個のソースシンボルを含み、2番目のソースブロックは、1、m+1、2m+1、3m+1、...、{([K−1]/m)×m+1番目のソースシンボルで構成された[K/m]個のソースシンボルを含む。このような方法で、m個のソースブロックを構成できる。説明の便宜上、Kがmの倍数であると仮定する。
m×Kmax=Kである場合に、K/m(=Kmax)個のソースシンボルを有するソースブロックは、従来の方法に比べて、パディングの量を減少させることができる。従来の方法では、m×T/2バイトだけのパディングがソースパケットごとに発生し、他方、上述した方法では、T/2バイトだけのパディングが発生する。したがって、ソースパケット当たり平均的に(m−1)×T/2だけのパディングバイトを減少させ、したがって、最終的に符号化シンボルの個数を減少させることができる。
本発明の拡張された実施形態では、K/m個のソースシンボルをそれぞれ有するm個のソースブロックは、1つの大きなソースブロックに結合され得る。この場合に、シンボルサイズは、m×Tであり、図4乃至図8に示すSBNは、より大きなソースブロックを示す。
理解を助けるために、m=4である場合の簡単な例を図9に示す。
図9は、本発明の一実施形態によるソースブロックの構成を示す図である。
図9を参照すると、ソースブロック構成器は、K個のソースシンボル901を生成した後に、K個のソースシンボルの中で、K/4個のソースシンボル、すなわち、0、4、8、12、...、(K−4)番目のソースシンボルを有する1番目のソースブロック902を構成し、K個のソースシンボルの中で、K/4個の1、5、9、13、...、(K−3)番目のソースシンボルを有する2番目のソースブロック903を構成し、K個のソースシンボルの中でK/4個の2、6、10、14、...、(K−2)番目のソースシンボルを有する3番目のソースブロック904を構成し、K個のソースシンボルの中で、K/4個の3、7、11、15、...、(K−1)番目のソースシンボルを有する4番目のソースブロック905を構成する。
送信器100又は受信器110は、それぞれのソースブロック902乃至905を個別のソースブロックとして取り扱ってFEC符号化/復号化を実行するか、又はソースブロック902乃至905を1つのソースブロック906に結合し、結合されたソースブロック906に対してFEC符号化/復号化を実行することができる。各ソースシンボル901のサイズがTである場合に、結合されたソースブロック906のシンボルサイズは、4Tである。結合されたソースブロック906が図3Aに示したソースブロックの構成と同一であることに留意する。
図9に示すソースブロックに対応するFEC符号化及び復号化、シグナリング方法は、図3A、図3B、及び図4に示したソースブロックの構成と同様に具現されることができる。
本発明のもう1つの実施形態によると、シンボルサイズT及び分割された領域の個数mに関する情報は、追加のパケット又は経路を通して送信される。以下では、理解の便宜のために、3GPP TS 26.346でSDPによりシンボルサイズTを運搬するFECオブジェクト送信情報(FEC Object Transmission Information:FEC OTI)について説明する。
FEC OTIは、シンボル単位の最大ソースブロック長さ及びバイト単位のシンボルサイズを特定する。シンボルサイズ及び最大ソースブロック長さは、4オクテットフィールドに符号化され得る。ソースブロック長さは、特定のストリームに対するFEC OTIにより示された最大ソースブロック長さを超過しない特定のパケットのリペアFECペイロード識別子(Repair FEC payload ID)によりシグナリングされる。FEC OTIは、SDPを通して送信される。ここで、リペアFECペイロードIDは、ソースブロック構成を示すためにリペアパケットに付加されるシグナリング情報を意味する。
ソースブロック内の分割された領域の個数m又は1つの符号化されたシンボル内のサブシンボルの個数mを示すために、所定のサイズを有するシグナリング情報は、FEC OTIに付加され得る。送信器100は、FEC OTIの送信のために、シグナリング情報生成器(図示せず)をさらに含み得、受信器110は、FEC OTIの受信のために、シグナリング情報受信器(図示せず)をさらに含み得る。シグナリング情報生成器は、ソースブロック構成器102で使用されるものと同一のシグナリング情報であらかじめ定められたフォーマットのFEC OTIを構成し、FEC OTIをあらかじめ定められた送信プロトコル、例えば、SDPにより受信器110に送信する。シグナリング情報受信器は、送信器100から受信されたFEC OTIからシグナリング情報を抽出し、抽出されたシグナリング情報をソースブロック解析器112に提供する。
図10A及び図10Bは、本発明の一実施形態によるFEC OTIを示す図である。
図10Aを説明すると、1つの符号化シンボル内のサブシンボルの個数mを示すサブシンボルの個数(Number of Sub-Symbols:NSS)1002は、シンボルサイズ(T)1001及び最大ソースブロック長さ1003とともにFEC OTIに含まれる。ここで、シンボルサイズ(T)1001は、符号化シンボルの長さをバイト単位で示し、ソースシンボル又はリペアシンボルの長さとして定義され得る。また、NSS1002は、ソースシンボル当りのサブシンボルの個数又は1つのソースシンボルに含まれたシンボル単位の個数を示す。
図10Bは、本発明の一実施形態による図10AのNSS1002がNOR1004に置き換えられるFEC OTIの構成を示す図である。
図10Bを参照すると、NSS1002は、1つのシンボル内のサブシンボルの個数を示し、他方、NOR1004は、ソースブロック内の分割された領域の個数を示す。しかしながら、NSS1002及びNOR1004は、同一の機能を有する同一の値を有し得る。
NSS1002又はNOR1004は、何の特定の制限の無しにシステムの要求条件により様々なサイズを有する。本発明の一実施形態によると、NSS1002又はNOR1004は、1バイト又は2バイトを有する。図10A及び図10Bにおいて、最大ソースブロックサイズ1003は、システムに従って送信される場合もあり、送信されないこともある。
シンボルサイズTとNSS又はNORに対応するmとの関係に従って各サブシンボルのサイズを決定する実施形態について説明する。
Tをmで割った商及び余りがそれぞれa及びbである場合に(すなわち、T=m×a+b、0≦b<mである関係が成立する場合に)、1番目のサブシンボルは、サイズ(a+1)を有し、余り(m−1)サブシンボルのそれぞれは、サイズaを有する。サイズ(a+1)のサブシンボル及び及びサイズaのサブシンボルの順序は、逆順であり得る。Tがmの倍数である場合に、各サブシンボルは、aを有する。
シンボルサイズTとNSS又はNORに対応するmとの間の関係に従って各サブシンボルのサイズを決定するもう1つの実施形態について説明する。
Tをmで割った商及び余りがそれぞれa及びbである場合に、すなわち、T=m×a+b、0≦b<mである関係が成立する場合に、1番目のサブシンボルは、サイズ(a+1)を有し、余り(m−1)サブシンボルのそれぞれは、サイズaを有する。サイズ(a+b)のサブシンボル及び及びサイズaのサブシンボルの順序は、逆順であり得る。
上述したように、各サブシンボルのサイズは、様々な方法で設定され得る。また、各サブシンボルのサイズは、サブシンボルに対応する領域内の列の個数として表現され得る。
放送又は通信システムにおいて、受信器110が損失されたパケットを復旧するようにするために、ソースブロックを構成しFEC符号化を適用する場合に、ソースブロック構成を示すために、ソースパケットに付加されるシグナリング情報(すなわち、ソースパケット付加情報)であるソースFECペイロード識別子(Source FEC Payload ID)、リペアパケットに付加されるシグナリング情報(すなわち、リペアパケット付加情報)であるリペアFECペイロード識別子(Repair FEC Payload ID)、及びFEC OTIの1セット(set)(又はスーツ(suite))の具体的な例について図11及び図12を参照して説明する。
図11は、本発明の一実施形態によるシグナリング情報の1つのセットを示す図である。
図11を参照すると、送信されたソースパケットの一部が損失される場合、つまり、FEC復号化を必要とする場合に、受信器110は、1つ以上のリペアパケットを用いて復号化する間に、FEC OTIからシンボルサイズ(T)1001及びNSS(m)1002を取得し、ソースパケット付加情報からSBN501及びSESI502を取得し、リペアパケット付加情報からSBL406を取得し、ソースブロック構成を判定し、受信されたソースパケットを適切に配列することによりソースブロックを再構成する。各ソースパケットのSESI502がソースパケットの開始サブシンボルを示すので、受信器110は、各ソースパケットのレイアウトを正確に判定できる。損失されたソースパケットに対応する位置は、消去(erasure)として処理される。
受信器110は、ソースパケット付加情報から取得したSBN501及びリペアパケット付加情報から取得したSBN404及びESI405から任意のソースブロックとリペアパケットとの間の対応関係に基づいてFEC復号化を実行する。このとき、FEC復号化器113は、FEC OTIからNSS(すなわち、m)を取得し、ソースブロックをm個の領域に分割し、個々のm個の領域を復号化する。本発明の他の実施形態によると、FEC復号化器113は、ソースブロックをm個の領域に分割せず、シンボルサイズTの1つの領域として見なしてFEC復号化を実行することができる。ここで、シンボルサイズTの1つの領域として見なしてFEC復号化を実行する場合に、損失されたソースパケット及びその付加情報を含むすべての行を消去として処理する。
図12は、本発明の一実施形態によるシグナリング情報の1つのセットを示す図である。
図12を参照すると、シグナリング情報セットは、ソースパケット付加情報、リペアパケット付加情報、及びFEC OTIを含む。
図11とは異なり、FEC OTIは、図10Bに示すように構成される。ソースパケット付加情報は、SESI502の代わりに、ESI405及びPSP406をシグナリングする。
送信されたソースパケットの一部が損失され、したがって、FEC復号化を必要とする場合に、受信器110は、1つ以上のリペアパケットを用いて復号化する間に、FEC OTIからシンボルサイズ(T)1001及びNSS(m)1004を取得し、ソースパケット付加情報からSBN401、ESI402、及びPSP403を取得し、リペアパケット付加情報からSBL406を取得する。受信器110は、ソースブロック構成を判定し、受信されたソースパケットを適切に配列することによりソースブロックを再構成する。各ソースパケットのESI402がソースパケットの開始行又はソースシンボルを示し、各ソースパケットのPSP403がソースパケットの開始領域を示すので、受信器110は、ソースブロックで各ソースパケットのレイアウトを正確に判定できる。損失されたソースパケットに対応する位置は、消去として処理される。
また、受信器110は、ソースパケット付加情報から取得したSBN401及びリペアパケット付加情報から取得したSBN404及びESI405に従って任意のソースブロックとリペアパケットとの間の対応関係に基づいてFEC復号を実行する。このとき、FEC復号化器113は、FEC OTIからNOR1004(すなわち、m)を取得し、ソースブロックをm個の領域に分割し、個々のm個の領域を復号化する。他の実施形態によると、FEC復号化器113は、ソースブロックをm個の領域に分割せず、シンボルサイズTの1つの領域として見なしてFEC復号化を実行することができる。ここで、シンボルサイズTの1つの領域として見なしてFEC復号化を実行する場合に、損失されたソースパケット及びその付加情報を含むすべての行を消去として処理する。
図11及び図12に示すシグナリング情報のセットは、受信器110が損失されたソースパケットを復旧するために必要とされるすべての情報を含む。図11及び図12において、最大ソースブロック長さ1003は、システム状況により送信されることもあり、又は送信されないこともある。
図13A及び図13Bは、本発明の一実施形態によるFEC OTIの構成を示す図である。
図13A及び図13Bを参照すると、サブシンボルサイズ(Tsub)1301は、図10A及び図10Bに比べて、シンボルサイズTの代わりにFEC OTIに含まれる。シンボルサイズT、サブシンボルサイズTsub、及び、NSS1002又はNOR1004により示されるmの間には、T/m=Tsubの関係が成立するので、3個の値のうちのいずれか2個の値に基づいて他のパラメータが定められ得る。例えば、図13A及び図13Bにおいて、送信器100がTsub及びmを送信するので、受信器110は、Tsub及びmを受信した後に、T=m×Tsubを通してシンボルサイズを計算し、シンボルサイズに基づいてソースブロックを再構成する。上述した実施形態と同様に、最大ソースブロックサイズ1003は、送信されないこともある。
以下では、ソースブロックとソースパケットとの間の関係に基づいてソースブロックのサイズ(すなわち、ソースブロック内のデータの総量)を計算する動作について、次の定義に基づいて説明する。
n:ソースブロック内のUDPパケットの個数。ソースブロックを構成する際に可変的に決定される。
R(i):ソースブロック内に挿入されるi番目のUDPパケットのUDPペイロードのオクテット
l(i):オクテット単位のR(I)の長さ
L(i):l(i)の値を示す2オクテット
f(i):i番目のUDPパケットのUDPフローIDを示す整数
F(i):f(i)の値を示す1オクテット
T:バイト単位のソースシンボルサイズ
m:ソースシンボル(又は符号化シンボル)内のサブシンボルの個数。T/m= T’である場合に、T’は、サブシンボルの長さである。
s(i):s(i)×T/m=s(i)×T’≧(l(i)+3)を満足する最小整数
P(i):s(i)× T’−(l(i)+3)ゼロオクテット。P(i)は、各UDPパケットの開始部をサブシンボルの開始部に一致させるパディングオクテットである。
ここで、i=1,2,...,nに対してs(i)×T’値の総計がSである場合に、K(=ceil(S/T))は、ソースブロックの長さであり、SSB(=T×ceil(S/T))は、ソースブロックのサイズである。実数xに対して、ceil(x)は、xより大きいか又は同一の最小整数を意味する。
結果的に、ソースブロックは、i=1,2,...,nに対してF(i)、L(i)、R(i)、及びP(i)をSSB(=T×ceil(S/T))値に接続することにより構成されることができることをわかる。ここで、Sは、i=1,2,...,nに対してs(i)×T’値の総計である。
上記した本発明による実施形態は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体上でコンピュータ読み取り可能なコードとして実現することもできる。コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムにより読出し可能なデータを記憶できる任意のデータ記憶装置である。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例としては、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光学データ記憶装置が含まれる。また、本発明を実行するための機能(function)プログラム、コード及びコードセグメントは、本発明が属する技術分野で熟練したプログラマーにより本発明の範囲内で容易に解析することができるであろう。
以上、本発明を具体的な実施形態を参照して詳細に説明してきたが、本発明の範囲及び趣旨を逸脱することなく様々な変更が可能であるということは、当業者には明らかであり、本発明の範囲は、上述の実施形態に限定されるべきではなく、特許請求の範囲の記載及びこれと均等なものの範囲内で定められるべきである。
100 送信器
101 ソースパケット
102 ソースブロック構成器
103 符号化器
104 リペア情報、パリティデータ
110 受信器
111 受信データ
112 ソースブロック解析器
113 FEC復号化器
114 ソースパケット
115 シグナリング情報
201 UDPフロー識別子(ID)
202 パケット長さ情報
203 ソースパケット
204 ゼロパディング
205,207 リペアシンボル(例えば、パリティシンボル)
206 ソースブロック
301 フィーチャー情報
302 パケット長さ情報
305,306 ゼロパディングされたデータ
307 配列
308 ソースブロック
309 参照符号
309 サブシンボル
310 ゼロパディング
401 ソースブロック番号(Source Block Number:SBN)
401 シグナリングフィールド
402 符号化シンボル識別子(Encoding Symbol ID:ESI)
403 パケット開始位置(Packet Start Position:PSP)
405 符号化シンボル識別子(ESI)
406 ソースブロック長さ(Source Block Length:SBL)
407 分割された領域の個数を示す領域の個数(Number Of Regions:NOR)
502 細分化された符号化シンボルID(SESI)

Claims (18)

  1. 放送及び通信システムにおけるパケット送信方法であって、
    あらかじめ設定されたシンボルサイズ(T)の幅を有する2次元アレイの各行に対応する各シンボルを所定数(m)の領域に分割するステップと、
    前記2次元アレイの1番目の行の1番目の列から、前記シンボルサイズT内で送信されるソースパケットを前記2次元アレイに順次に配列するステップと、
    1つのソースパケットが配列された最後の行で、前記ソースパケットの最後のデータが割り当てられている領域内の残りの部分を所定の値に設定するステップと、
    前記ソースパケットが配列された後、次のソースパケットを前記ソースパケットが配列された最後の行で、前記最後のデータが割り当てられた領域の次の領域の開始点から配列するステップと、
    前記ソースパケットのすべてを前記2次元アレイに配列することによりソースブロックを構成するステップと、
    前記ソースブロックの順方向誤り訂正(FEC)符号化を実行するステップと、
    前記順方向誤り訂正符号化が実行されたソースブロックを送信するステップと
    を有することを特徴とするパケット送信方法。
  2. 前記2次元アレイの各行は、T/m個の列をそれぞれ有するm個の領域に分割することを特徴とする請求項1に記載のパケット送信方法。
  3. 前記T及び前記mに関する情報を順方向誤り訂正オブジェクト送信情報(FEC OTI)を通して送信するステップをさらに有することを特徴とする請求項2に記載のパケット送信方法。
  4. 前記ソースパケットのそれぞれは、前記ソースブロックを識別するソースブロック番号(SBN)と、対応するソースパケットのシンボルを識別する符号化シンボル識別子(ESI)とを含むことを特徴とする請求項1に記載のパケット送信方法。
  5. 前記符号化シンボル識別子は、ソースパケットごとに領域の個数だけ増加するように設定されることを特徴とする請求項4に記載のパケット送信方法。
  6. 前記ソースパケットのそれぞれは、前記領域の所定数(m)を示す領域の個数(NOR)、前記符号化シンボル識別子で示される行内で対応するソースパケットの開始領域を示すパケット開始位置(PSP)、及び前記ソースブロック内の総行の個数を示すソースブロック長さ(SBL)の中の少なくとも1つをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載のパケット送信方法。
  7. 前記ソースブロックの順方向誤り訂正符号化により生成されたリペアパケットを送信するステップをさらに有し、
    前記リペアパケットのそれぞれは、前記ソースブロックを識別するソースブロック番号(SBN)と、前記リペアパケットに対応するソースパケットのシンボルを識別する符号化シンボル識別子(ESI)とを含むことを特徴とする請求項1に記載のパケット送信方法。
  8. 前記リペアパケットのそれぞれは、前記領域の所定数(m)を示す領域の個数(NOR)、前記符号化シンボル識別子で示される行内で対応するソースパケットの開始領域を示すパケット開始位置(PSP)、及び前記ソースブロック内の総行の個数を示すソースブロック長さ(SBL)の中の少なくとも1つをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載のパケット送信方法。
  9. 放送及び通信システムにおけるパケット送信装置であって、
    請求項1乃至請求項8のうちのいずれか1つの方法を実行するように構成されることを特徴とするパケット送信装置。
  10. 放送及び通信システムにおけるパケット受信方法であって、
    ソースブロックで受信されたデータを解析するステップと、
    前記ソースブロックの順方向誤り訂正(FEC)復号化を実行するステップとを有し、
    前記ソースブロックは、
    あらかじめ設定されたシンボルサイズ(T)の幅を有する2次元アレイの各行に対応する各シンボルを所定数(m)の領域に分割し、
    前記2次元アレイの1番目の行の1番目の列から前記シンボルサイズT内で送信されるソースパケットを前記2次元アレイに順次に配列し、
    1つのソースパケットが配列された最後の行で、前記ソースパケットの最後のデータが割り当てられている領域内の残りの部分を所定の値に設定し、
    前記ソースパケットが配列された後、次のソースパケットを前記ソースパケットが配列された最後の行で前記最後のデータが割り当てられた領域の次の領域の開始点から配列し、
    前記ソースパケットのすべてを前記2次元アレイに配列することにより前記ソースブロックを構成することを特徴とするパケット受信方法。
  11. 前記2次元アレイの各行は、T/m個の列をそれぞれ有するm個の領域に分割されることを特徴とする請求項10に記載のパケット受信方法。
  12. 前記T及び前記mに関する情報を順方向誤り訂正オブジェクト送信情報(FEC OTI)を通して受信するステップをさらに有することを特徴とする請求項11に記載のパケット受信方法。
  13. 前記ソースパケットのそれぞれは、前記ソースブロックを識別するソースブロック番号(SBN)と、対応するソースパケットのシンボルを識別する符号化シンボル識別子(ESI)とを含むことを特徴とする請求項10に記載のパケット受信方法。
  14. 前記符号化シンボル識別子は、ソースパケットごとに領域の個数だけ増加するように設定されることを特徴とする請求項13に記載のパケット受信方法。
  15. 前記ソースパケットのそれぞれは、前記領域の所定数(m)を示す領域の個数(NOR)、前記符号化シンボル識別子で示される行内で対応するソースパケットの開始領域を示すパケット開始位置(PSP)、及び前記ソースブロック内の総行の個数を示すソースブロック長さ(SBL)の中の少なくとも1つをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載のパケット受信方法。
  16. 前記ソースブロックの順方向誤り訂正符号化により生成されたリペアパケットを受信するステップをさらに有し、
    前記リペアパケットのそれぞれは、前記ソースブロックを識別するソースブロック番号(SBN)と、前記リペアパケットに対応するソースパケットのシンボルを識別する符号化シンボル識別子(ESI)とを含むことを特徴とする請求項10に記載のパケット受信方法。
  17. 前記リペアパケットのそれぞれは、前記領域の所定数(m)を示す領域の個数(NOR)、前記符号化シンボル識別子で示される行内で対応するソースパケットの開始領域を示すパケット開始位置(PSP)、及び前記ソースブロック内の総行の個数を示すソースブロック長さ(SBL)の中の少なくとも1つをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載のパケット受信方法。
  18. 放送及び通信システムにおけるパケット受信装置であって、
    請求項10乃至請求項17のうちのいずれか1つの方法を実行するように構成されることを特徴とするパケット受信装置。
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