JP2015231109A - 端末装置及びプログラム - Google Patents

端末装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015231109A
JP2015231109A JP2014115944A JP2014115944A JP2015231109A JP 2015231109 A JP2015231109 A JP 2015231109A JP 2014115944 A JP2014115944 A JP 2014115944A JP 2014115944 A JP2014115944 A JP 2014115944A JP 2015231109 A JP2015231109 A JP 2015231109A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
terminal device
display content
content
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014115944A
Other languages
English (en)
Inventor
亮行 高間
Akiyuki Takama
亮行 高間
哲 宮沢
Satoru Miyazawa
哲 宮沢
恵梨子 吉田
Eriko Yoshida
恵梨子 吉田
真 滝本
Makoto Takimoto
真 滝本
健太郎 遠藤
Kentaro Endo
健太郎 遠藤
山崎 仁史
Hitoshi Yamazaki
仁史 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2014115944A priority Critical patent/JP2015231109A/ja
Publication of JP2015231109A publication Critical patent/JP2015231109A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】コンテンツを表示させるための外部機器を接続した状態が維持されなくても、当該コンテンツの表示が妨げられないようにする。【解決手段】端末装置10は、アクセサリ装置20のイヤホンジャックが、イヤホンプラグに接続されたことを検知すると、アクセサリ装置20から機器識別子MID及び使用フラグFを取得する(S1,S2)。端末装置10は、使用フラグFに基づいてアクセサリ装置20が未使用と判定し、且つ、自装置の認証に成功したと判定した場合には、機器識別子MIDで特定される表示コンテンツのコンテンツデータを、CPサーバ30から取得する(S3〜S7)。端末装置10は、取得したコンテンツデータに基づいて表示コンテンツを表示し、アクセサリ装置20がイヤホンジャックから取り外された後も、当該表示コンテンツを表示する(S8)。【選択図】図7

Description

本発明は、外部機器の接続を検知してコンテンツを表示する技術に関する。
スマートフォンやタブレット端末等の端末装置の多くは、接続された外部機器との間でデータの入出力を行うための接続端子を備える。この接続端子の一例として、音声信号を入出力するためのイヤホンジャックがある。非特許文献1,2には、イヤホンジャックに外部機器が接続されたことを検知した場合に、所定のコンテンツを表示する技術が記載されている。非特許文献1には、アクセサリに設けられたイヤホンプラグが、携帯電話端末のイヤホンジャックに挿されたときにだけ、当該携帯電話端末上にキャラクタが表示されることが記載されている。非特許文献2には、専用デバイスのイヤホンプラグを、スマートフォンのイヤホンジャックに差し込むことにより、インターネット上にある動画や音楽コンテンツをダウンロードすること、また、当該専用デバイスを別のユーザのスマートフォンに差すことにより、コンテンツ提供者が指定した制限内でコンテンツを共有することが記載されている。
イヤホンジャックに接続される外部機器に関し、特許文献1には、アクセサリープラグにイヤホンジャックを設けることにより、スマートフォンにアクセサリープラグを接続したまま、当該スマートフォンとイヤホンとの電気的な接続を可能にすることが記載されている。また、特許文献2には、端末装置のイヤホンジャックに、音声出力不可の外部ユニットのプラグが挿入された場合には、端末内蔵のスピーカをオンにしておくことが記載されている。特許文献3には、ユーザの現在位置に応じた天候情報を表示することが記載されている。
実用新案登録第3177629号公報 特開2003−032333号公報 特開2010−230638号公報
docomo Disney Mobile on docomo F-03F、[online]、[平成25年12月17日検索]、インターネット(URL: https://www.nttdocomo.co.jp/product/smart_phone/f03f/topics_01.html) Plug Airとは、[online]、平成25年12月17日検索]、インターネット(URL: https://www.plugair.com/ja/)
スマートフォンやタブレット端末等の端末装置は、イヤホンジャックを1つだけ備えていることが少なくない。この場合、非特許文献1に記載の技術では、ユーザがイヤホンを用いて音楽コンテンツを鑑賞する期間は、キャラクタを表示させることができない。非特許文献2には、専用デバイスの接続を条件に、ダウンロードしたコンテンツを表示することが記載されているが、専用デバイスが現に接続されているときにコンテンツを表示することしか記載されていない。
これに対し、本発明の目的は、コンテンツを表示させるための外部機器を接続した状態が維持されなくても、当該コンテンツの表示が妨げられないようにすることである。
上述した課題を解決するため、本発明の端末装置は、画像を表示する表示部と、自機に割り当てられた識別子を記憶した外部記憶媒体が着脱可能に接続される接続端子と、前記外部記憶媒体が前記接続端子に接続された場合、入力された前記識別子によって特定される表示コンテンツのコンテンツデータを取得する取得部と、前記取得部が取得した前記コンテンツデータに基づいて、前記表示部に表示コンテンツを表示させ、前記外部記憶媒体が前記接続端子から取り外された後も、前記表示コンテンツを表示させる表示制御部とを備える。
本発明の端末装置において、前記外部記憶媒体が接続された場合に、入力された前記識別子で特定される前記表示コンテンツを表示する権限を、自装置が有するかどうかを判定する判定部を備え、前記表示制御部は、前記判定部により前記権限を有すると判定された場合には、前記表示コンテンツを表示させてもよい。
この端末装置において、前記表示制御部は、前記外部記憶媒体が取り外されてから、設定された時間が経過した後は、前記表示コンテンツを表示させないようにしてもよい。
この端末装置において、前記設定された時間が経過する前に、ユーザに対する報知処理を行う報知処理部を備えてもよい。
本発明の端末装置において、ユーザから見た前記外部記憶媒体が取り外された方向を特定する特定部を備え、前記表示制御部は前記特定部が特定した前記方向に応じて、前記外部記憶媒体が取り外された後の前記表示コンテンツの表示を異ならせてもよい。
本発明の端末装置において、前記表示制御部は、前記外部記憶媒体が前記接続端子に接続されたタイミングに応じて、前記表示コンテンツを異ならせてもよい。
本発明の端末装置において、前記表示制御部は、前記外部記憶媒体が前記接続端子に接続された履歴に応じて、前記表示コンテンツを異ならせてもよい。
本発明の端末装置において、前記外部記憶媒体として、第1の表示コンテンツを特定する前記識別子を記憶した第1の外部記憶媒体と、第2の表示コンテンツを特定する前記識別子を記憶した第2の外部記憶媒体とがあり、前記表示制御部は、前記第1の外部記憶媒体が前記接続端子に接続された後、前記第2の外部記憶媒体が前記接続端子に接続された場合、前記第1の外部記憶媒体及び前記第2の外部記憶媒体の属性に応じて、前記第1の表示コンテンツ及び前記第2の表示コンテンツを同時に表示させるか否かを制御してもよい。
この端末装置において、前記表示制御部は、前記第1の表示コンテンツ及び前記第2の表示コンテンツを同時に表示させた場合、前記第2の外部記憶媒体が取り外されてから、設定された時間が経過したときに、前記第1の表示コンテンツ及び前記第2の表示コンテンツを表示させなくしてもよい。
本発明のプログラムは、画像を表示する表示部と、自機に割り当てられた識別子を記憶した外部記憶媒体が着脱可能に接続される接続端子とを備える端末装置を制御するコンピュータに、前記外部記憶媒体が前記接続端子に接続された場合、入力された前記識別子によって特定される表示コンテンツのコンテンツデータを取得するステップと、取得した前記コンテンツデータに基づいて、前記表示部に表示コンテンツを表示させ、前記外部記憶媒体が前記接続端子から取り外された後も、前記表示コンテンツを表示させるステップとを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、コンテンツを表示させるための外部機器を接続した状態が維持されなくても、当該コンテンツの表示が妨げられないようにすることができる。
本発明の第1実施形態に係る表示システムの全体構成を示す図。 同実施形態に係る端末装置のハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係るアクセサリ装置のハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係るCPサーバのハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係る表示コンテンツDBの構成を示す図。 同実施形態に係る表示システムの機能構成を示すブロック図。 同表示システムの基本動作の流れを示すシーケンス図。 同基本動作における端末装置及びアクセサリ装置の挙動の具体例の説明図。 同実施形態の有効期限に関する表示制御を示すフローチャート。 同有効期限に関する表示制御の具体例の説明図。 同有効期限に関する表示制御の具体例の説明図。 同実施形態のアクセサリ装置の取り外しの方向に応じた表示制御を示すフローチャート。 同アクセサリ装置の取り外しの方向に応じた表示制御の具体例の説明図。 同実施形態におけるアクセサリ装置の接続履歴に応じた表示制御を示すシーケンス図。 同アクセサリ装置の接続履歴に応じた表示制御の具体例の説明図。 同アクセサリ装置の接続履歴に応じた表示制御の具体例の説明図。 同実施形態におけるアクセサリ装置の接続タイミングに応じた表示制御を示すシーケンス図。 同アクセサリ装置の接続タイミングに応じた表示制御の具体例の説明図。 同実施形態における複数のアクセサリ装置が接続された場合の表示制御の流れを示すフローチャート。 同複数のアクセサリ装置が接続された場合の表示制御の具体例の説明図。 同複数のアクセサリ装置が接続された場合の表示制御の具体例の説明図。 同実施形態の有効期限に関する表示制御の具体例の説明図。 本発明の第2実施形態に係る表示システムの全体構成を示す図。 同実施形態に係る管理サーバのハードウェア構成を示すブロック図。 同実施形態に係る使用管理DBの構成を示す図。 同実施形態に係る基本動作の流れを示すシーケンス図。 同表示システムの更新通知に関する制御を示すシーケンス図。 本発明の変形例1に係るアクセサリ装置のハードウェア構成を示すブロック図。 同変形例に係る表示システムの連動制御の具体例の説明図。 同表示システムの連動制御を示すシーケンス図。 本発明の変形例3に係るコンテンツの表示制御の具体例の説明図。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る表示システム1の全体構成を示す図である。表示システム1は、複数の端末装置10(10−1,10−2)と、複数のアクセサリ装置20(20a,20b,20c,20d,20e)と、複数のCP(Contents Provider)サーバ30(30−1,30−2)とを備える。端末装置10及びCPサーバ30の各々は、ネットワーク100に接続する。ネットワーク100は、例えば、移動体通信網、ゲートウェイ装置及びインターネットを含む公衆通信回線である。
なお、図1には、端末装置10が2台、アクセサリ装置20が5台、CPサーバ30が2台示されているが、各々何台存在していてもよい。また、図1に示す端末装置10−1,10−2は、互いに異なるユーザによって使用される。CPサーバ30−1,30−2は、互い異なるコンテンツプロバイダ(コンテンツ提供者)によって使用される。
端末装置10は、携帯型の無線通信端末で、ここではスマートフォン又はタブレット端末である。端末装置10は、CPサーバ30に対するクライアント装置に相当し、CPサーバ30により提供された表示コンテンツを、正面の表示部121に表示する。この表示コンテンツは、端末装置10のユーザに閲覧されることを目的して表示されるデジタルコンテンツである。端末装置10は、全体として薄型の直方体状に形成され、上端面にイヤホンジャック16が設けられている。
アクセサリ装置20は、端末装置10に対する外部記憶媒体で、自機に割り当てられた識別子である機器識別子を記憶する。アクセサリ装置20は、イヤホンジャック16に着脱可能に接続されるイヤホンプラグ22を備える。アクセサリ装置20は、イヤホンプラグ22がイヤホンジャック16に挿されて、イヤホンジャック16に接続される。
アクセサリ装置20は、イヤホンジャックアクセサリと呼ばれる機器と同等の寸法、且つ、重量で形成されている。アクセサリ装置20は、例えば、端末装置10のユーザが所定の店舗で購入することにより入手可能である。
CPサーバ30は、端末装置10に対して表示コンテンツを提供するサーバ装置である。CPサーバ30は、アクセサリ装置20が接続された端末装置10に対し、当該アクセサリ装置20の機器識別子によって特定される表示コンテンツを提供する。
図2は、端末装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、端末装置10は、制御部11と、タッチスクリーン部12と、通信部13と、音声入出力部14と、記憶部15と、イヤホンジャック16と、センサ部17とを備える。
制御部11は、演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)11a、ROM(Read Only Memory)11b及びRAM(Random Access Memory)11cを備えたマイクロコンピュータである。CPUは11a、ROM11bに記憶されたプログラム又は記憶部15に記憶されたプログラムをRAM11cに読み出して実行し、端末装置10の各部を制御する。
タッチスクリーン部12は、表示部121とタッチセンサ122とを備える。表示部121は、例えば液晶ディスプレイで、表示コンテンツを含む各種の画像を表示する。タッチセンサ122は、表示部121の表示領域に重ねて面状に設けられたセンサで、表示領域に対して行われたユーザの操作を、所定の方式(例えば、抵抗膜方式又は静電容量方式)に従って検知する。
通信部13は、無線通信回路及びアンテナを有し、ネットワーク100に接続して無線通信を行う。通信部13は、これ以外にも、Wi−Fi(登録商標)に準拠した無線LAN(Local Area Network)通信や、その他の通信規格に準拠した無線通信を行ってもよい。
音声入出力部14は、例えばマイクロホン及びスピーカを有し、端末装置10において音声の入出力を行う。音声入出力部14は、例えば、イヤホンジャック16を介して入力された音声信号に基づいて、スピーカから音声を出力したり、マイクロホンを介して入力された音声を音声信号に変換したりする。制御部11は、例えば、イヤホンジャック16にアクセサリ装置20が接続された場合は、スピーカを介した音声出力を行う。
記憶部15は、例えばEEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)又はフラッシュメモリを有し、各種のデータを記憶する記憶装置である。記憶部15は、端末装置10にインストールされ、端末装置10のOS(Operating System)上で実行される、ホームアプリケーション151及び表示アプリケーション152を記憶する。ホームアプリケーション151は、ホーム画面を表示する機能を実現させるアプリケーションプログラムである。ホーム画面は、例えば、端末装置10の電源がオンして起動が完了した場合に、最初に表示される画面(例えば待受け画面)である。ホームアプリケーション151は、例えば、端末装置10にプリインストールされている。表示アプリケーション152は、表示コンテンツの表示に関わる機能を実現させるアプリケーションプログラムである。
イヤホンジャック16は、外部機器のイヤホンプラグが着脱可能に接続され、接続された外部機器との間でデータを入出力するための接続端子(コネクタ)である。イヤホンジャック16は、例えば、右音声、左音声、マイク及び接地の4極で構成されている。
センサ部17は、端末装置10又はそのユーザの状態を検知するセンサを含んで構成される。センサ部17は、例えば、加速度センサ(例えば3軸方式)、ジャイロセンサ(例えば3軸方式)、現在位置を測定する測位センサ(例えば、GPS(Global Positioning System)センサ)、撮像センサ、高度センサ(気圧センサ)、温度センサ及び湿度センサの1つ以上を備えている。ただし、センサ部17は、所定の物理量を検知するセンサであれば、ここで列挙したセンサ以外のセンサを備えてもよい。
端末装置10は、上述した構成以外にも、例えば、電源としての電池(二次電池)、ユーザが行った操作を受け付けるための物理キー、及び、自装置のユーザ(端末装置10の加入者)を識別するためUIM(User Identity Module)カードが装着されるスロット等の、汎用のスマートフォン又はタブレット端末と同等の構成を備える。
図3は、アクセサリ装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。図3に示すように、アクセサリ装置20は、制御部21と、イヤホンプラグ22と、記憶部23とを備える。
制御部21は、端末装置10の制御部11と同等のハードウェア構成を有し、アクセサリ装置20の各部を制御する。イヤホンプラグ22は、外部機器のイヤホンジャックに着脱可能に接続され、接続された外部機器との間でデータを入出力するための接続端子(コネクタ)である。イヤホンプラグ22は、例えば、右音声、左音声、マイク及び接地の4極、又は、右音声若しくは左音声を除いた3極で構成されている。
記憶部23は、端末装置10の記憶部15と同等のハードウェア構成を有し、機器識別子MID、及び、使用フラグFを記憶する。機器識別子MIDは、例えば、表示コンテンツを一意に識別する識別子、又は、アクセサリ装置20を一意に識別する識別子(例えばシリアルナンバー)であるが、ここでは前者とする。使用フラグFは、アクセサリ装置20が使用済みかどうかを示すフラグである。アクセサリ装置20が未使用の場合、使用フラグが「0」で、使用済みの場合、使用フラグが「1」である。ここでいう使用済みとは、アクセサリ装置20を用いて表示コンテンツのコンテンツデータを取得済みであることをいう。
アクセサリ装置20は、上述した構成以外にも、例えば、電源としての電池(例えば内蔵電池)を備え、当該電池からの電力供給を受けて動作する。
図4は、CPサーバ30のハードウェア構成を示すブロック図である。図4に示すように、CPサーバ30は、制御部31と、通信部32と、記憶部33とを備える。
制御部31は、端末装置10の制御部11と同等のハードウェア構成を有し、CPサーバ30の各部を制御する。通信部32は、例えばモデムを有し、ネットワーク100に接続するためのインタフェースである。記憶部33は、例えばハードディスク装置を有し、表示コンテンツDB331を含む。表示コンテンツDB331は、CPサーバ30が提供する表示コンテンツに関するデータが格納されたデータベースである。
図5は、表示コンテンツDB331の構成を示す図である。
図5に示すように、表示コンテンツDB331では、機器識別子毎に、コンテンツデータと、有効期限と、コンテンツ種別と、グループIDとの各データが対応付けられている。機器識別子「MID−a」〜「MID−e」の各々は、アクセサリ装置20a〜20eのうち、符号の末尾のアルファベットが同じ装置に割り当てられた機器識別子である。表示コンテンツデータ「Ta」〜「Te」の各々は、表示コンテンツを示すデータである。表示コンテンツDB331では、一の機器識別子に対応付けて、複数の表示コンテンツのコンテンツデータが格納されることがある。有効期限は、ここでは、表示コンテンツを表示可能な残りの時間で特定されるが、年月日や時刻によって特定されてもよい。
コンテンツ種別は、アクセサリ装置20の属性の一例で、ここでは「アイコン」又は「壁紙」に分類されるコンテンツの種別を表す。「アイコン」に分類される表示コンテンツは、比較的小さなサイズの画像で表され、例えば、表示装置の表示領域の一部を用いて表示される。「壁紙」に分類される表示コンテンツは、画面の背景として使用され、表示装置の表示領域の全体を用いて表示される。
なお、コンテンツ種別は、アイコン及び壁紙以外であってもよく、例えば、着せ替え用のコンテンツ等を含んでいてもよい。
グループIDは、アクセサリ装置20の属性の一例で、ここではアクセサリ装置20が属するグループを一意に識別する識別子である。例えば、表示コンテンツがアニメーションに登場するキャラクタを表す場合、同じアニメーションのキャラクタを表示させる複数のアクセサリ装置20には、各々同じグループIDが割り当てられる。また、グループIDは、例えば、コンテンツプロバイダ毎(即ち、CPサーバ30毎)に異なる。
表示コンテンツDB331に格納された各データは、コンテンツプロバイダによって設定される。
図6は、表示システム1の機能構成を示すブロック図である。
アクセサリ装置20の制御部21は、出力処理部211と、書換部212とに相当する機能を実現する。出力処理部211は、記憶部23から機器識別子MID及び使用フラグFを読み出し、イヤホンプラグ22のマイク端子を介して出力する。書換部212は、イヤホンプラグ22の右音声端子又は左音声端子を介して入力された書換指示に従って、記憶部23の使用フラグFを書き換える。
端末装置10の制御部11は、表示アプリケーション152を実行することにより、コンテンツ取得部111と、判定部112と、表示制御部113と、期限管理部114と、状態特定部115と、履歴管理部116とに相当する機能を実現する。
コンテンツ取得部111は、アクセサリ装置20のイヤホンプラグ22がイヤホンジャック16に接続された場合、入力された機器識別子MIDによって特定される表示コンテンツのコンテンツデータを、通信部13を介してCPサーバ30から取得する。コンテンツ取得部111は、端末装置10が表示コンテンツを表示する権限(以下「表示権限」という。)を有すると判定部112により判定された場合に、コンテンツデータを取得する。コンテンツ取得部111は、取得したコンテンツデータを、記憶部15に記憶させる。
判定部112は、アクセサリ装置20が接続された場合に、入力された機器識別子MIDによって特定される表示コンテンツの表示権限を、端末装置10が有するかどうかを判定する。判定部112は、例えば、入力された使用フラグFに基づいて、表示権限の有無を判定する。判定部112の認証部112Aにおいて、ホームアプリケーション151に基づいて、端末装置10の認証が行われる。
更に、判定部112は、イヤホンジャック16の右音声端子又は左音声端子を介して、書換指示を出力する。
表示制御部113は、コンテンツ取得部111が取得したコンテンツデータに基づいて、表示部121に表示コンテンツを表示させる。表示制御部113は、記憶部15に記憶されたコンテンツデータを読み出して、表示コンテンツを表示させる。表示制御部113は、イヤホンプラグ22が抜かれて、アクセサリ装置20がイヤホンジャック16から取り外された後も、表示コンテンツを表示させる。表示制御部113は、実質的に、判定部112により表示権限を有すると判定された表示コンテンツを表示させ、表示権限を有しない表示コンテンツを表示させない。また、表示制御部113は、有効期限が経過した表示コンテンツを表示させない。
期限管理部114は、表示制御部113により表示された表示コンテンツについて、有効期限の管理を行う。期限管理部114は、例えば、表示コンテンツDB331において設定された有効期限と、表示コンテンツの表示が開始されてからの経過時間とを比較して、有効期限が経過したかどうかを判定し、判定した結果を表示制御部113へ通知する。期限管理部114の報知処理部114Aは、有効期限が経過する前に、表示部121を介してユーザに対する報知処理を行う。
状態特定部115は、センサ部17を構成するセンサの検知結果に基づいて、端末装置10又はそのユーザの状態を特定する。状態特定部115は、特定した端末装置10又はそのユーザの状態を、表示制御部113へ通知する。
履歴管理部116は、アクセサリ装置20がイヤホンジャック16に接続された履歴である接続履歴を管理する。履歴管理部116は、機器識別子MIDで識別されるアクセサリ装置20毎に、接続履歴を示す履歴データを記憶部15に記憶させ、表示制御部113に接続履歴を通知する。
表示制御部113は、アクセサリ装置20が接続されたタイミング(例えば、状態特定部115からの通知)や、履歴管理部116からの通知に応じて、表示部121に表示させる表示コンテンツを異ならせることがある。
次に、本実施形態の動作を説明する。
<A:基本動作>
図7は、表示システム1の基本動作の流れを示すシーケンス図である。図7には、端末装置10にアクセサリ装置20が接続されてから、取り外されるまでの動作が示されている。図8は、表示システム1の基本動作における、端末装置10及びアクセサリ装置20aの挙動の一例を説明する図である。以下の動作前において、端末装置10の制御部11は、表示アプリケーション152を実行している。
アクセサリ装置20の制御部21は、イヤホンプラグ22がイヤホンジャック16に挿され、端末装置10に接続されたことを検知した場合(ステップS1)、記憶部23に記憶された機器識別子MID及び使用フラグFを、イヤホンプラグ22を介して端末装置10へ出力する(ステップS2)。ここでは、図8(a)に示すとおりに、アクセサリ装置20aが端末装置10に接続される。
次に、端末装置10の制御部11は、イヤホンジャック16を介して入力された使用フラグFが「0」かどうかを判定する(ステップS3)。使用フラグFが「1」と判定した場合(ステップS3;NO)、制御部11は図7に示す動作を終了する。使用フラグFが「1」の場合、アクセサリ装置20は使用済みである。ステップS3の判定は、1台のアクセサリ装置20を使用して、1台の端末装置10に限って表示コンテンツが提供されるようにするために行われる。この際、制御部11は、アクセサリ装置20が使用済みある旨を、表示部121を用いてユーザに報知してもよい。
他方、使用フラグFが「0」と判定した場合(ステップS3;YES)、制御部11は、ステップS4の処理に進める。
次に、制御部11は、ホームアプリケーション151に基づいて端末装置10を認証し(ステップS4)、認証に成功したかどうかを判定する(ステップS5)。制御部11は、例えば、端末装置10にホームアプリケーション151がインストールされている場合には、認証に成功したと判定し、ホームアプリケーション151がインストールされていない場合には、認証に失敗したと判定する。ステップS4の認証は、例えば、特定の製造者(メーカ)によって製造された、又は、特定の通信事業者の通信サービスを利用する装置を対象として、表示コンテンツを提供するために行われる。
認証に失敗した場合(ステップS5;NO)、制御部11は図7に示す動作を終了する。この際、制御部11は、認証に失敗した旨を、表示部121を用いてユーザに報知してもよい。認証に成功した場合(ステップS5;YES)、制御部11は、ステップS6の処理に進める。この場合、制御部11は、端末装置10が表示コンテンツの表示権限を有すると判定したことになる。
次に、制御部11は、入力された機器識別子MIDを含むコンテンツデータの取得要求を、通信部13を介して、CPサーバ30へ送信する(ステップS6)。表示アプリケーション152には、例えば、機器識別子MID毎に、CPサーバ30の所在を示す通信アドレスが記述されている。
CPサーバ30の制御部31は、通信部32を介して、コンテンツデータの取得要求を受け付けると、その取得要求に含まれる機器識別子MIDによって特定されるコンテンツデータを、表示コンテンツDB331から取得し、端末装置10へ送信する(ステップS7)。ここでは、アクセサリ装置20aが端末装置10に接続されたので、CPサーバ30は、コンテンツデータ「Ta」を端末装置10へ送信する。
端末装置10の制御部11は、通信部13を介して取得(受信)したコンテンツデータを記憶部15に記憶させ、更に、当該コンテンツデータに基づいて、表示コンテンツを表示部121に表示させる(ステップS8)。表示コンテンツは、例えば、端末装置10のホーム画面で表示されるが、ホーム画面以外の画面で表示されてもよい。アクセサリ装置20aが接続された端末装置10は、図8(b)に示すように、コンテンツデータ「Ta」が示す表示コンテンツIMaを表示する。
なお、ステップS3又はS5で「NO」と判定していた場合には、端末装置10は、図8(c)に示すように、アクセサリ装置20aが装着されても表示コンテンツIMaを表示しない。
次に、制御部11は、使用フラグFの書換指示を、イヤホンジャック16を介してアクセサリ装置20へ出力する(ステップS9)。アクセサリ装置20の制御部21は、イヤホンプラグ22を介して入力された書換指示に従って、記憶部23の使用フラグFを「0」から「1」へ書き換える(ステップS10)。
この書き換えにより、例えば、アクセサリ装置20が端末装置10−1の後に、端末装置10−2に装着された場合、端末装置10−1で表示コンテンツが表示されても、端末装置10−2で表示コンテンツが表示されないことになり、アクセサリ装置20の複数回の使用が防止される。
その後、アクセサリ装置20が、端末装置10のイヤホンジャック16から取り外されたことを検知したとする(ステップS11)。この場合、端末装置10の制御部11は、アクセサリ装置20がイヤホンジャック16から取り外された後も、記憶部15に記憶されたコンテンツデータに基づいて、表示コンテンツを表示させる(図7の破線矢印参照)。即ち、端末装置10にアクセサリ装置20が接続された状態が維持されなくても、表示コンテンツの表示が継続される。よって、ユーザが、イヤホンジャック16に接続したイヤホンを用いて音楽コンテンツを楽しむ場合も、端末装置10では表示コンテンツが継続して表示される。
端末装置10は、アクセサリ装置20がイヤホンジャック16から取り外された場合、表示中の表示コンテンツに関して、有効期限に基づく表示制御を開始する。有効期限は、ステップS7でコンテンツデータが送信されるときに、CPサーバ30から端末装置10に通知されてもよいし、アクセサリ装置20が取り外されたときに、端末装置10がCPサーバ30へ問い合わせてもよい。
<B:有効期限に関する表示制御>
図9は、端末装置10が行う有効期限に関する表示制御を示すフローチャートである。図10及び図11は、端末装置10からアクセサリ装置20aが取り外されたときの有効期限に関する表示制御の具体例を説明する図である。アクセサリ装置20aに設定された有効期限は、図5に示すように「30日」である。
まず、端末装置10の制御部11は、アクセサリ装置20が取り外された日時を特定する(ステップS12)。制御部11は、例えば、通信部13を介して、ネットワーク100に接続された計時サーバ(図示略)に現在日時を問い合わせて、アクセサリ装置20の取り外しの日時を特定する。次に、制御部11は、表示中の表示コンテンツの有効期限を経過したかどうかを判定する(ステップS13)。制御部11は、ステップS12で特定した取り外しの日時と現在日時とに基づいて、有効期限を経過したかどうかを判定する。
ステップS12で「NO」と判定した場合、制御部11は、取り外されたアクセサリ装置20が再び接続されたかどうかを判定する(ステップS14)。制御部11は、例えば、過去に接続されたアクセサリ装置20の機器識別子MIDを記憶部15に記憶させておいて、ステップS14の判定を行う。ステップS14で「NO」と判定した場合、制御部11は、表示中の表示コンテンツの有効期限までの残りの時間が、所定時間となったかどうかを判定する(ステップS15)。この所定時間は、例えば端末装置10の設計段階又はユーザにより設定されるが、例えば24時間である。ステップS15で「NO」と判定した場合、制御部11は、ステップS13の処理に戻す。
アクセサリ装置20が取り外された状態で時間が経過し、ステップS15で、有効期限までの残りの時間が所定時間となったと判定した場合(ステップS15;YES)、制御部11は、ユーザに対する報知処理を行う(ステップS16)。制御部11は、例えば、図10(a)に示すように、有効期限までの残りの時間が所定時間となった旨のメッセージを含む画面R1を、表示部121に表示させる。この報知処理により、ユーザは、有効期限がいつであるかや、有効期限までの残りの時間を把握することができる。
ステップS14において、有効期限が経過する前に、アクセサリ装置20が再び接続されたと判定した場合(ステップS14;YES)、制御部11は、有効期限を延長する(ステップS17)。ここで、図11に示すように、アクセサリ装置20aの1回目の取り外しがあった後、有効期限である30日を経過する前にアクセサリ装置20aが再び接続され、2回目の取り外しがあった場合を考える。この場合、制御部11は、アクセサリ装置20aの2回目の取り外しがあったときから30日後を、延長後の有効期限とする。以後、制御部11は、ステップS13では延長後の有効期限を用いる。
アクセサリ装置20が再び接続された場合に、有効期限を延長する理由の一つとして、アクセサリ装置20が再び接続されるときの様子が他者に観察されたことによる、アクセサリ装置20の宣伝効果が期待できる、という理由がある。
なお、延長後の有効期限は、ここでは、表示コンテンツDB331で設定された有効期限により設定されるが、これよりも短く設定されてもよいし、延長可能な回数が制限されてもよい。
ステップS13において、有効期限が経過したと判定した場合(ステップS13;YES)、制御部11は、表示コンテンツの表示部121への表示を終了し、記憶部15からコンテンツデータを削除する(ステップS18)。この際、制御部11は、図10(b)に示す画面R2を表示部121に表示させて、有効期限が経過して表示コンテンツの表示を終了する旨を、ユーザに報知してもよい。表示コンテンツの有効期限が設定されることにより、気に行った表示コンテンツを再び表示させたいユーザは、アクセサリ装置20を再び購入することが考えられるので、アクセサリ装置20の販売促進の効果を期待できる。
なお、ステップS18において、制御部11は、コンテンツデータを削除しないで、表示コンテンツの表示を禁止してもよい。
<C:アクセサリ装置20の取り外しの方法に応じた表示制御>
<B:有効期限に関する表示制御>の項で説明した、アクセサリ装置20が取り外された後の表示コンテンツの表示制御に関し、更に、アクセサリ装置20の取り外しの方法に応じた表示制御が行われる。
図12は、端末装置10が行うアクセサリ装置20の取り外しの方法に応じた表示制御を示すフローチャートである。図13は、端末装置10からアクセサリ装置20aが取り外されるときの表示制御の具体例を説明する図である。
端末装置10の制御部11は、イヤホンジャック16からアクセサリ装置20が取り外されたかどうかを判定する(ステップS21)。ステップS21で「YES」と判定すると、制御部11は、ユーザから見たアクセサリ装置20の取り外しの方向を特定する(ステップS22)。この取り外しの方向は、ここでは、図13(a)の右側に示すような、ユーザから見た奥側(ユーザから離れる方向)にアクセサリ装置20を取り外す方向と、それ以外の方向、例えば、図13(b)に示すような、ユーザの手前側(ユーザに近づく方向)にアクセサリ装置20を取り外す方向とに分けられる。
アクセサリ装置20の取り外しの方向を特定するためのアルゴリズムの一例として、センサ部17が備える加速度センサの検知結果を用いるアルゴリズムがある。例えば、端末装置10がユーザの操作を受け付けているとき、又は、表示部121において画面表示をしているとき、ユーザは、表示部121の表示領域の天地方向における上を奥側、下を手前側とする可能性が高い。このとき、ユーザの目は図13(a)に示す位置にあるから、アクセサリ装置20が取り外された場合は、必然的に、ユーザから見た奥側に取り外されることになる。そこで、制御部11は、図13(a)に示す状態にあるときの端末装置10の姿勢を基準姿勢として設定し、当該基準姿勢からの姿勢の変化を加速度センサで検知することにより、アクセサリ装置20の取り外しの方向を特定する。
なお、アクセサリ装置20の取り外しの方向を特定することは、実質的に、アクセサリ装置20が取り外されたときの、ユーザから見たイヤホンジャック16の位置を特定することに等しい。また、図13(a)に示す状態になったときに、ユーザが所定の操作を行うことにより、端末装置10に基準姿勢を設定させてもよい。
次に、制御部21は、アクセサリ装置20がユーザから見て奥側に取り外されたかどうかを判定する(ステップS23)。ステップS23で「YES」と判定した場合には、制御部11は、図13(a)に示すように、有効期限に関わらず、直ちに表示コンテンツの表示を終了し、記憶部15からコンテンツデータを削除する(ステップS24)。他方、ステップS23で「NO」と判定した場合には、制御部11は、図13(b)に示すように、<B:有効期限に関する表示制御>の項で説明した表示制御を行う(ステップS25)。
ユーザは、アクセサリ装置20を取り外した後も、表示コンテンツの表示を継続させたいか否かによって、アクセサリ装置20の取り外しの方向を選択するとよい。
なお、アクセサリ装置20の取り外しの方向を特定するアルゴリズムは、別のアルゴリズムであってもよい。制御部11は、例えば、加速度センサ及びジャイロセンサを組み合わせて、端末装置10の姿勢を特定してもよい。
また、制御部11は、撮像センサによりユーザ(例えばユーザの顔)を撮像して、撮像画像を認識し、ユーザの位置を特定する。そして、制御部11は、特定したユーザの位置と、端末装置10におけるイヤホンジャック16の位置とに基づいて、アクセサリ装置20の取り外しの方向を特定してもよい。制御部11は、センサ部17が備えるセンサに応じたアルゴリズムに従って、アクセサリ装置20の取り外しの方向を特定すればよい。
また、アクセサリ装置20の取り外しの方向と、アクセサリ装置20が取り外された後の表示コンテンツの表示制御との関係は、別の関係でもあってもよい。
<D:アクセサリ装置20の接続履歴に応じた表示制御>
端末装置10は、アクセサリ装置20の接続履歴に応じた表示コンテンツの表示制御を行う。端末装置10の制御部11は、アクセサリ装置20の機器識別子MID毎に、接続履歴を示す履歴データを記憶部15に記憶させる動作を、継続的に行う。履歴データは、例えば、アクセサリ装置20が端末装置10のイヤホンジャック16に接続された日時、及び、取り外された日時を含む。
図14は、端末装置10が行うアクセサリ装置20の接続履歴に応じた表示制御を示すシーケンス図である。図15及び図16は、アクセサリ装置20の接続履歴に応じた表示制御の具体例を説明する図である。
アクセサリ装置20の制御部21は、端末装置10のイヤホンジャック16に接続されたことを検知した場合(ステップS31)、記憶部23に記憶された機器識別子MIDを、イヤホンプラグ22を介して端末装置10へ出力する(ステップS32)。次に、端末装置10の制御部11は、記憶部15に記憶された履歴データに基づいて接続履歴を特定し(ステップS33)、入力された機器識別子MID及び履歴データを含むコンテンツデータの取得要求を、通信部13を介してCPサーバ30へ送信する(ステップS34)。
CPサーバ30の制御部31は、通信部32を介してコンテンツデータの取得要求を受け付けると、機器識別子MID及び履歴データによって特定されるコンテンツデータをコンテンツデータから取得し、端末装置10へ送信する(ステップS35)。制御部31は、機器識別子MIDで特定される複数の表示コンテンツのうち、接続履歴に応じた一の表示コンテンツを選択し、端末装置10へ送信する。端末装置10の制御部11は、通信部13を介して取得したコンテンツデータを記憶部15に記憶させ、更に、表示コンテンツを表示部121に表示させる(ステップS36)。
制御部11は、接続履歴として、例えば、接続時間(例えば連続時間又は合計時間)、接続回数、接続頻度(例えば単位時間当たりの接続時間又は接続回数)、及び、接続間隔の1つ以上に応じて表示コンテンツを異ならせる。
図15は、接続時間に応じて変化する表示コンテンツの一例が示されている。アクセサリ装置20cが端末装置10に接続された場合、制御部11は、接続時間が短いうちは、図15(a)に示すような、小さな樹木を意味する表示コンテンツIMc1を表示部121に表示させる。アクセサリ装置20cの接続時間が長くなると、制御部11は、図15(b)に示すような、大きな樹木(成長した樹木)を意味する表示コンテンツIMc2を表示部121に表示させる。この場合、ユーザは、接続時間が長くなるほど、樹木が成長していくような感覚を得ることができる。
図16は、接続回数に応じて変化する表示コンテンツの一例が示されている。アクセサリ装置20aが端末装置10に接続された場合、制御部11は、図16(a)に示すように、接続回数に応じて表示コンテンツの表示形態(ここでは、キャラクタの表情)を変化させる。制御部11は、1回目の接続時には表示コンテンツIMaを表示させ、2回目の接続時には表示コンテンツIMa1を表示させ、3回目の接続時には表示コンテンツIMa2を表示させる。また、制御部11は、図16(b)に示すように、接続回数に応じてキャラクタを加算的に表示させてもよい。制御部11は、1回目の接続時には表示コンテンツIMaを表示させ、2回目の接続時には表示コンテンツIMa3を追加して表示させ、3回目の接続時には表示コンテンツIMa4を追加して表示させる。
接続履歴と表示コンテンツの変化との関係は、図15及び図16に示す例に限られない。表示コンテンツの変化は、例えば、表示要素の付加、色(色調)や明るさ、回転角度の変化等であってもよい。
なお、制御部11は、接続履歴に応じて変化する複数の表示コンテンツのコンテンツデータを、ステップS7で予め取得して記憶部15に記憶させ、接続履歴に応じたコンテンツデータを記憶部15から選択的に読み出して、表示コンテンツを表示させてもよい。
<E:アクセサリ装置20の接続タイミングに応じた表示制御>
端末装置10においては、アクセサリ装置20の接続タイミングに応じた表示コンテンツの表示制御を行ってもよい。
図17は、端末装置10が行うアクセサリ装置20の接続タイミングに応じた表示制御を示すシーケンス図である。図18は、アクセサリ装置20aの接続タイミングに応じた表示制御の具体例を説明する図である。
アクセサリ装置20の制御部21は、端末装置10のイヤホンジャック16に接続されたことを検知した場合(ステップS41)、記憶部23に記憶された機器識別子MIDを、イヤホンプラグ22を介して端末装置10へ出力する(ステップS42)。次に、端末装置10の制御部11は、入力された機器識別子MIDを含むコンテンツデータの取得要求を、通信部13を介してCPサーバ30へ送信する(ステップS43)。この取得要求には、アクセサリ装置20の接続タイミングを特定するデータが含まれていてもよく、例えば、センサ部17のセンサの検知結果を示すデータが含まれていてもよい。
CPサーバ30の制御部31は、通信部32を介して取得要求を受け付けると、受け付けた取得要求に含まれる機器識別子MID、及び、接続タイミングによって特定されるコンテンツデータをコンテンツデータから取得し、端末装置10へ送信する(ステップS44)。制御部31は、機器識別子MIDで特定される複数の表示コンテンツのうち、接続タイミングに応じた一の表示コンテンツを選択して、端末装置10へ送信する。端末装置10の制御部11は、通信部13を介して取得したコンテンツデータを記憶部15に記憶させ、更に、表示コンテンツを表示部121に表示させる(ステップS45)。
制御部11は、接続タイミングとして、例えば、接続時の端末装置10の位置、接続時に端末装置10が存在する場所の高度、端末装置10の周辺環境、及び、接続日時(ここでは、接続の日にち又は/及び時刻)の1つ以上に応じて表示コンテンツを異ならせる。
端末装置10は、例えば、センサ部17の測位センサにより検知された位置に応じて、図18(a)に示すような、端末装置10が存在する地域特有の表示コンテンツIMa5(ここでは、都市名と都市を象徴する表示要素を含む。)を表示する。また、端末装置10は、センサ部17の高度センサにより検知された高度に応じて、図18(b)に示すような、端末装置10が存在する場所の高度特有の表示コンテンツIMa6(ここでは、高度を象徴する表示要素として雲を含む。)を表示してもよい。また、端末装置10は、周辺環境に応じて、図18(c)に示すような、周辺環境特有の表示コンテンツIMa7(ここでは、雨天であることを象徴する表示要素として傘を含む。)を表示してもよい。周辺環境については、センサ部17の温度センサや湿度センサの検知結果や、ネットワーク100を介して取得された天気情報により特定される。また、端末装置10は、接続日時に応じて、図18(d)に示すような、接続日時特有の表示コンテンツIMa8(ここでは、夜間を象徴する表示要素として月及び星を含む。)を表示してもよい。
アクセサリ装置20の接続タイミングを特定するデータとして、例えば、端末装置10が接続する通信回線の種類(例えば、無線ベアラ)や、通信回線の状態(例えばトラヒックの状況)等の、時間的に変化する事象を表す他のデータが使用されてもよい。
なお、<D:アクセサリ装置20の接続履歴に応じた表示制御>の項で説明したのと同様に、接続タイミングと表示コンテンツの変化との関係は、図18に示す例に限られない。また、制御部11は、接続タイミングに応じて変化する複数の表示コンテンツのコンテンツデータを、ステップS7で取得して記憶部15に記憶させ、接続タイミングに応じたコンテンツデータを記憶部15から選択的に読み出して、表示コンテンツを表示させてもよい。
<F:複数のアクセサリ装置20が接続される場合の表示制御>
次に、端末装置10に複数のアクセサリ装置20が接続される場合の表示制御を説明する。ここでは、互いに同じグループに属する2以上のアクセサリ装置20については、各アクセサリ装置20に対応する表示コンテンツを同時に表示することが許可される。他方、互いに異なるグループに分類された2以上のアクセサリ装置20については、各アクセサリ装置20に対応する表示コンテンツを、同時に表示することが禁止される。
ここにおいて、制御部11は、ステップS7において、表示コンテンツのコンテンツデータとともに、その表示コンテンツのコンテンツ種別及びグループIDの情報を取得する。
図19は、端末装置10が行う複数のアクセサリ装置20が接続される場合の表示制御の流れを示すフローチャートである。図21及び図22は、複数のアクセサリ装置20が接続される場合の表示制御の具体例を説明する図である。
まず、端末装置10の制御部11は、イヤホンジャック16にアクセサリ装置20が接続されたかどうかを判定する(ステップS51)。ステップS51で「YES」と判定した場合、制御部21は、直前に接続されたアクセサリ装置20と同じグループのアクセサリ装置20が接続されたかどうかを判定する(ステップS52)。ここで、図20に示すように、アクセサリ装置20aが直前に接続され、その後に、アクセサリ装置20bが接続された場合を考える。この場合、アクセサリ装置20a,20bはともに、グループID「G001」のグループに属するから、制御部11はステップS52で「YES」と判定する。
次に、制御部11は、コンテンツ種別が「アイコン」かどうかを判定する(ステップS53)。ここでアクセサリ装置20bのコンテンツ種別は「アイコン」であるから、制御部11は、ステップS53で「YES」と判定する。この場合、制御部11は、アイコンである表示コンテンツの追加表示を行う(ステップS54)。ここでは、制御部11は、図20の中央に示すように、表示コンテンツIMaを表示部121に表示させたまま、アクセサリ装置20bの機器識別子MIDで特定される表示コンテンツIMbを同時に表示させる。
ステップS52で「NO」と判定した場合、即ち、直前に接続されたアクセサリ装置20と異なるグループのアクセサリ装置20が接続された場合、制御部11は、新たな表示コンテンツに置き換えて、表示部121に表示させる(ステップS55)。ここで、表示コンテンツIMa,IMbを同時に表示しているときに、グループIDが「G002」のアクセサリ装置20dが接続された場合を考える。この場合、制御部11は、図20の右側に示すように、表示コンテンツIMa,IMbの表示を終了してコンテンツデータを削除し、アクセサリ装置20dの機器識別子MIDで特定される表示コンテンツIMdに置き換えて表示させる。
ステップS53で「NO」と判定した場合、即ち、コンテンツ種別が「壁紙」の場合も、制御部11は、ステップS55に進み、新たな表示コンテンツに置き換えて、表示部121に表示させる。図21に示すように、表示コンテンツIMa,IMbが同時に表示されているときに、アクセサリ装置20eが接続された場合を考える。この場合、制御部11は、表示コンテンツIMa,IMbの表示を終了してコンテンツデータを削除し、アクセサリ装置20eの機器識別子MIDで特定される、壁紙である表示コンテンツIMeを、表示部121の表示領域全体に表示させる。
図19に示す処理によると、端末装置10は、壁紙である表示コンテンツに重畳して、アイコンである表示コンテンツを表示することも可能である。図21(b)に示すように、表示コンテンツIMeを表示しているときに、アクセサリ装置20aが接続された場合、制御部11は、表示コンテンツIMeを表示部121に表示させたまま、表示コンテンツIMaを同時に表示させる。
なお、ステップS55で有効期限内に削除された表示コンテンツについては、有効期限内にアクセサリ装置20が再び接続されることで、再び表示されてもよい。
複数のアクセサリ装置20が接続された場合の有効期限の管理は、表示コンテンツ毎に独立して行われてもよいが、同一グループに属するアクセサリ装置20については、同一のアクセサリ装置20が接続された場合と同じ方法で行われてもよい。後者の期限管理を、図22を用いて説明する。
図22に示すように、アクセサリ装置20aの取り外しがあった後、30日を経過する前にアクセサリ装置20bが装着され、取り外しがあった場合を考える。この場合、制御部11は、アクセサリ装置20bの取り外しがあった日時から25日後を、アクセサリ装置20a,20bの延長後の有効期限とする。このため、延長後の有効期限が到来した場合には、制御部11は、アクセサリ装置20a,20bに対応する表示コンテンツの表示を、同時に終了する。アクセサリ装置20a,20bの両方の表示コンテンツの有効期限を延長する理由の一つとして、同じグループに属する複数のアクセサリ装置20を購入したユーザに対して、購入特典として期限延長させる、という理由がある。
なお、複数のアクセサリ装置20が接続された場合の表示コンテンツ表示は、表示コンテンツを加算的に表示することに限られない。端末装置10は、例えば、一の表示コンテンツの表示形態を、アクセサリ装置20が接続された数又は/及び種類に応じて変化させてもよい。また、端末装置10は、特定の条件を満たす数又は/及び種類のアクセサリ装置20が接続された場合に、特典としての別の表示コンテンツを追加して表示してもよい。
[第2実施形態]
上述した第1実施形態で、端末装置10が実現していた機能の一部を、表示システム1においてデータ管理を行うサーバ装置で実現させてもよい。以下の説明において、第1実施形態と同じ要素については同じ符号を付して表し、その説明を省略し又は簡略化する。
図23は、本実施形態の表示システム1Aの全体構成を示す図である。図23に示すように、表示システム1Aは、端末装置10(10−1,10−2)と、アクセサリ装置20(20a,20b,20c,20d,20e)と、CPサーバ30(30−1,30−2)とに加え、管理サーバ40を備える。管理サーバ40は、ネットワーク100に接続する。管理サーバ40は、例えば、通信事業者等の表示システム1に関するサービスを管理する管理者によって使用される。
端末装置10、アクセサリ装置20及びCPサーバ30の各装置のハードウェア構成は、上述した第1実施形態と同じである。ただし、アクセサリ装置20の機器識別子MIDは、本実施形態では、アクセサリ装置20を一意に識別する識別子(例えばシリアルナンバー)である。また、アクセサリ装置20は、使用フラグFの管理に係る構成を有しなくてよい。
図24は、管理サーバ40のハードウェア構成を示すブロック図である。図24に示すように、管理サーバ40は、制御部41と、通信部42と、記憶部43とを備える。
制御部41は、端末装置10の制御部11と同等のハードウェア構成を有し、管理サーバ40の各部を制御する。通信部42は、例えばモデムを有し、ネットワーク100に接続するためのインタフェースである。記憶部43は、例えばハードディスク装置を有し、使用管理DB431を含んで構成される。使用管理DB431は、アクセサリ装置20の使用の状況を管理するデータベースである。
図25は、使用管理DB431の構成を示す図である。
図25に示すように、使用管理DB431では、端末装置10のユーザ毎に、ユーザを一意に識別するユーザ識別子と、当該ユーザが使用したアクセサリ装置20の機器識別子とが対応付けられている。ユーザ識別子は、例えば、端末装置10に装着されたUIMカードに記憶された識別子、又は、表示システム1専用の識別子が使用される。
上述した第1実施形態では、アクセサリ装置20の各々が自装置で使用の状況を管理していたが、本実施形態では、管理サーバ40が一括して複数のアクセサリ装置20の使用の状況を管理する。
次に、本実施形態の動作を説明する。
図26は、表示システム1Aの基本動作の流れを示すシーケンス図である。図26には、端末装置10に対してアクセサリ装置20が装着されてから表示コンテンツが表示されるまで動作が示されている。以下の動作前において、端末装置10の制御部11は、表示アプリケーション152を予め実行しているものとする。
アクセサリ装置20の制御部21は、イヤホンジャック16に接続されたことを検知した場合(ステップS61)、記憶部23に記憶された機器識別子MIDを、イヤホンプラグ22を介して端末装置10へ出力する(ステップS62)。次に、端末装置10の制御部11は、上述した第1実施形態のステップS4と同じ認証を行う(ステップS63)。認証に成功した場合、制御部11は、入力された機器識別子MID、及び、自装置のユーザを識別するユーザ識別子を、通信部13を介して管理サーバ40へ送信する(ステップS64)。
次に、管理サーバ40の制御部41は、通信部42を介して取得(受信)した機器識別子MIDと、使用管理DB431に登録された機器識別子とを照合する(ステップS65)。制御部41は、取得した機器識別子MIDが、いずれかのユーザ識別子と対応付けて使用管理DB431に格納されているかどうかを判定する。そして、制御部41は、照合の結果に基づいて、機器識別子MIDで特定される表示コンテンツの表示権限が端末装置10にあるかどうかを判定する(ステップS66)。制御部11は、機器識別子MIDが使用管理DB431に格納されている場合には、表示権限がないと判定し(ステップS66;NO)、表示権限がない旨のエラー通知を、通信部13を介して端末装置10へ送信する(ステップS67)。このエラー通知には、他のユーザによってアクセサリ装置20が使用済みである旨の通知が含まれてもよい。
他方、制御部11は、機器識別子MIDが使用管理DB431に格納されていない場合には、表示権限があると判定し(ステップS66;YES)、表示権限がある旨とともに、機器識別子MID及びユーザ識別子を、通信部13を介してCPサーバ30へ送信する(ステップS68)。次に、CPサーバ30の制御部31は、通信部32を介して取得した機器識別子MIDで特定される表示コンテンツのコンテンツデータを、表示コンテンツDB331から取得し、取得したユーザ識別子が示すユーザの端末装置10へ送信する(ステップS69)。端末装置10の制御部11は、通信部13を介して取得したコンテンツデータに基づいて、表示コンテンツを表示部121に表示させる(ステップS70)。
CPサーバ30の制御部31は、コンテンツデータの送信に成功した場合は、成功通知を、通信部32を介して管理サーバ40へ送信する(ステップS71)。管理サーバ40の制御部41は、通信部42を介して成功通知を取得すると、表示コンテンツの提供に使用したユーザ識別子と機器識別子MIDとを対応付けて、使用管理DB431に格納し、これを更新する(ステップS72)。
表示システム1Aでは、上述した第1実施形態で説明した他の制御についても、端末装置10と管理サーバ40との協働によって実現される。即ち、第1実施形態で説明した端末装置10の制御部11が実現する各機能は、管理サーバ40の制御部41において実現されてもよい。
本実施形態の特徴的な動作の一例を説明すると、CPサーバ30が管理サーバ40に使用管理DB431の情報を問い合わせることにより、表示コンテンツの更新があった場合には、その旨をプッシュ型の通信により端末装置10へ通知することも可能である。
図27は、表示システム1Aの更新通知に関する処理の流れを示すシーケンス図である。
CPサーバ30の制御部31は、表示コンテンツDB331に格納される表示コンテンツの更新があると判定した場合(ステップS73)、更新前の表示コンテンツを提供していた端末装置10を、通信部32を介して管理サーバ40へ問い合わせる(ステップS74)。この問い合わせには、更新が発生した表示コンテンツを特定する機器識別子が含まれる。管理サーバ40の制御部41は、通信部42を介して受け付けた問い合わせに含まれる機器識別子に対応付けられたユーザIDを、使用管理DB431から検索して、CPサーバ30へ送信(応答)する(ステップS75)。
CPサーバ30の制御部31は、管理サーバ40から取得(受信)したユーザIDに基づいて、通信部32を介して、端末装置10へ更新通知を送信する(ステップS76)。端末装置10の制御部11は、通信部13を介して更新通知を受け付けた場合、その旨を表示部121に表示させる等して、ユーザへ報知する。この報知を認識したユーザは、更新が生じた表示コンテンツに対応するアクセサリ装置20を、端末装置10に接続させる(ステップS77)。アクセサリ装置20の制御部21は、イヤホンジャック16に接続されたことを検知すると、記憶部23に記憶された機器識別子MIDを、イヤホンプラグ22を介して端末装置10へ出力する(ステップS78)。そして、制御部11は、入力された機器識別子MID、及び、自装置のユーザを識別するユーザ識別子を、通信部13を介してCPサーバ30へ送信する(ステップS79)。CPサーバ30の制御部31は、機器識別子MID及びユーザを識別するユーザ識別子の組み合わせが、ステップS75で管理サーバ40から応答されてきた組み合わせと一致した場合、更新後の表示コンテンツのコンテンツデータを表示コンテンツDB331から取得し、通信部32を介して、ユーザ識別子が示すユーザの端末装置10へ送信する(ステップS80)。端末装置10の制御部11は、通信部13を介して取得したコンテンツデータに基づいて、表示コンテンツを表示部121に表示させる(ステップS81)
なお、ここでは、CPサーバ30がプッシュ型の通信により更新通知を送信していたが、端末装置10が所定間隔で繰り返し行う擬似プッシュ、又は、プル型の通信を行い、CPサーバ30がこれに応答して更新通知を送信してもよい。
以上説明した第2実施形態の表示システム1Aにおいても、表示コンテンツの表示に関して、上述した第1実施形態と同等の効果を奏する。更に、管理サーバ40が実現する機能によって、端末装置10が行うべき処理が減る。また、管理サーバ40におけるユーザ識別子を用いたデータ管理により、例えば、端末装置10の機種変更が行われた場合であっても、表示コンテンツの引き継ぎが容易になり、ユーザにとっての利便性が向上する効果が期待できる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態と異なる形態で実施することが可能である。本発明は、例えば、以下のような形態で実施することも可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
(変形例1)
この変形例の表示システムにおいて、端末装置10は、アニメーション等の表示形態が変化する表示コンテンツを表示する場合に、アクセサリ装置20の外観をこの表示形態の変化に連動して変化させる連動制御を行う。
図28は、本変形例のアクセサリ装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。図28に示すように、アクセサリ装置20は、制御部21と、イヤホンプラグ22と、記憶部23とに加えて、発光部24とを備える。発光部24は、例えばLED(Light Emitting Diode)等の発光体を含み、制御部21の制御に従って発光又は消灯する。端末装置10のユーザは、発光部24が発した光を知覚可能である。
図29は、表示コンテンツの変化とアクセサリ装置20の外観の変化との関係の一例を説明する図である。図29に示すように、表示コンテンツIMaが相対的に輝度が高い「状態A」と、相対的に輝度が低い「状態B」とに交互に遷移して表示される場合を考える。この場合、アクセサリ装置20は、表示コンテンツIMaが「状態A」の期間に発光し、「状態B」の期間に発光しない。
図30は、この変形例の表示システムの連動制御に関する処理の流れを示すシーケンス図である。
端末装置10の制御部11は、表示コンテンツIMaを「状態A」で表示した場合(ステップS91)、発光部24を発光させる制御データを、イヤホンジャック16を介して、アクセサリ装置20へ出力する(ステップS92)。アクセサリ装置20の制御部21は、イヤホンプラグ22を介して制御データが入力されると、入力された制御データに従って、発光部24に発光させる(ステップS93)。続いて、端末装置10の制御部11は、表示コンテンツIMaを「状態B」で表示した場合(ステップS94)、発光部24の発光を停止させる制御データを、イヤホンジャック16を介して、アクセサリ装置20へ出力する(ステップS95)。アクセサリ装置20の制御部21は、イヤホンプラグ22を介して制御データが入力されると、入力された制御データに従って、発光部24の発光を停止させる(ステップS96)。この変形例の表示システムによれば、表示コンテンツと連動してアクセサリ装置20の外観が変化するため、ユーザに対して視覚的な面白みを与えることができる。
この変形例では、表示コンテンツの表示形態の変化に連動して、アクセサリ装置20の発光の有無が変化する連動制御を説明したが、連動制御はこの例に限られない。例えば、アクセサリ装置20がキャラクタを模した外観で且つ可動部を有する場合、制御部11は、このキャラクタを意味する表示コンテンツの動作と連動して、アクセサリ装置20の可動部を動作させるための制御データを送信してもよい。
(変形例2)
端末装置10のイヤホンジャック16にアクセサリ装置20のイヤホンプラグ22が接続されるときの、挿し込みの速度(換言すると、接続の速度)に応じて、コンテンツの表示を異ならせてもよい。既に説明したが、汎用のイヤホンジャック及びイヤホンプラグは、例えば、右音声、左音声、マイク及び接地の4極で構成され、且つ、各極の端子が挿し込み方向に沿って配列する。そこで、端末装置10の制御部11は、イヤホンジャック16及びイヤホンプラグ22の同じ極の端子同士が電気的に接続されたタイミング(例えば時刻)を計測することにより、挿し込み速度を特定する。挿し込み速度が大きいほど、各極の電気的接続のタイミングが近く、反対に、挿し込み速度が小さいほど、各極の電気的接続のタイミングが遠くなるはずである。挿し込み速度に応じたコンテンツの表示は特に問わないが、制御部11は、例えば、挿し込み速度が大きいほど、高速で移動するキャラクタのコンテンツを表示する。
なお、挿し込み速度の特定方法はこの例に限られず、例えば、アクセサリ装置20に加速度センサを設け、接続時に検知された加速度に基づいて、挿し込み速度が特定されてもよい。
(変形例3)
上述した第1実施形態においては、端末装置10にアクセサリ装置20が1つずつ接続される場合を説明したが、複数のアクセサリ装置20の接続方法は、この例に限られない。例えば、端末装置10が2以上のイヤホンジャックを備える場合には、同時に2以上のアクセサリ装置20が接続されてもよい。
また、アクセサリ装置20が、イヤホンプラグ22及びイヤホンジャックを備えてもよい。この場合、図31に示すような、アクセサリ装置20の積層配置を実現可能である。この例では、端末装置10のイヤホンジャック16にアクセサリ装置20fのイヤホンプラグ22が接続され、アクセサリ装置20fの上面に設けられたイヤホンジャック(図示略)に、アクセサリ装置20gのイヤホンプラグ22が接続される。アクセサリ装置20f,20gの各々がイヤホンジャック16と電気的に接続されていることにより、端末装置10は、アクセサリ装置20f,20gが同時に接続されたことを検知可能である。
更に、端末装置10の制御部11は、機器識別子MIDの入力順を特定することにより、複数のアクセサリ装置20の積層順を特定することも可能である。この場合、制御部11は、同時に接続された2以上のアクセサリ装置の位置関係に応じて、表示コンテンツを表示してもよい。制御部11は、図31に示すように、下から順にアクセサリ装置20f,20gが配置されていることを検知すると、表示部121において、アクセサリ装置20fに対応する表示コンテンツIMfを表示領域に下半分の領域に表示させ、アクセサリ装置20gに対応する表示コンテンツIMgを表示領域に上半分の領域に表示させる。複数のアクセサリ装置20が接続されたときの表示コンテンツの表示は、この例に限られない。制御部11は、例えば、アクセサリ装置20fで特定される色と、アクセサリ装置20gで特定される色との混色を、表示部121の表示領域の全体に表示させてもよい。
なお、アクセサリ装置20が3つ以上同時に接続されてもよい。3つ以上のアクセサリ装置20が同時に接続される場合の構成及び動作は、以上の説明から容易に類推できるので、説明を省略する。
(変形例4)
アクセサリ装置20は、1台の端末装置10のみでの表示コンテンツの表示に使用されるのではなく、2台以上の端末装置10での表示コンテンツの表示に使用されてもよい。この場合、アクセサリ装置20又は管理サーバ40において使用回数を計数しておき、使用回数に応じた制御が行われるとよい。
(変形例5)
上述した実施形態で説明した構成又は動作の一部が省略されてもよい。
例えば、上述した第1実施形態で説明した<A:基本動作>、<B:有効期限に関する表示制御>、<C:アクセサリ装置20の取り外しの方法に応じた表示制御>、<D:アクセサリ装置20の接続履歴に応じた表示制御>、<E:アクセサリ装置20の接続タイミングに応じた表示制御>、及び、<F:複数のアクセサリ装置20が接続される場合の表示制御>のうちの1つ以上の構成(例えば、機能及び扱うべきデータ)及び動作が省略されてもよい。例えば、ホームアプリケーション151に基づく端末装置10の認証や、表示コンテンツの有効期限に係る構成や動作が省略されてもよい。
(変形例6)
アクセサリ装置20の属性は、コンテンツ種別又はグループIDに限られない。アクセサリ装置20の属性は、例えば、基本コンテンツ、又は、当該基本コンテンツに付加して表示される拡張コンテンツのいずれかを示してもよい。また、アクセサリ装置20の属性は、販売価格に応じた属性であってもよいし、限定商品であるか否かを示してもよい。
(変形例7)
端末装置10は、表示コンテンツの表示とともに、アクセサリ装置20が接続された場合に、機器識別子MIDに関連付けられた特定の機能を有効に(アクティベーション)してもよい。端末装置10は、例えば、共通の機器識別子MIDで特定される表示コンテンツを表示する装置間で、所定のSNS(Social Networking Service)での交流を許可する制御を行ってもよい。
端末装置10は、スマートフォン又はタブレット端末に限られず、フィーチャーフォンや、ノート型パソコン、携帯型ゲーム機、ウェアラブルコンピュータ等の画像を表示する表示装置であってもよい。
(変形例8)
本発明の接続端子は、イヤホンジャック以外のデータの入出力に用いられる接続端子であってもよい。本発明の接続端子は、表示コンテンツを特定する識別子を記憶した外部記憶媒体が着脱可能に接続される接続端子であればよく、例えば、種々のコネクタを適用可能である。また、本発明の接続端子は、少なくとも、端末装置へデータを入力する機能を有していればよい。また、本発明の接続端子が設けられる位置は、端末装置の上端面以外であってもよい。
また、本発明の外部記憶媒体は、内蔵電池を電源とするものに限らず、外部機器(例えば、接続相手の端末装置)からの電力供給を受けて動作してもよい。
(変形例9)
上述した各実施形態の情報処理システムの各装置の制御部11,21,31,41が実現する機能は、複数のプログラムの組み合わせによって実現され、又は、複数のハードウェア資源の連係によって実現されうる。制御部11,21,31,41の機能がプログラムを用いて実現される場合、このプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))等)、光記録媒体(光ディスク等)、光磁気記録媒体、半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよいし、ネットワークを介して配信されてもよい。また、本発明は、クラウドコンピューティングを用いて実現されてもよい。また、本発明は、表示コンテンツの表示方法として把握することも可能である。
1,1A…表示システム、10,10−1,10−2…端末装置、11,21,31,41…制御部、111…コンテンツ取得部、112…判定部、112A…認証部、113…表示制御部、114…期限管理部、114A…報知処理部、115…状態特定部、116…履歴管理部、12…タッチスクリーン部、121…表示部、122…タッチセンサ、13…通信部、14…音声入出力部、15,23,33,43…記憶部、151…ホームアプリケーション、152…表示アプリケーション、16…イヤホンジャック、17…センサ部、20,20a〜20g…アクセサリ装置、211…出力処理部、212…フラグ管理部、22…イヤホンプラグ、24…発光部、30,30−1,30−2…CPサーバ、331…表示コンテンツDB、40…管理サーバ、431…使用管理DB、100…ネットワーク。

Claims (10)

  1. 画像を表示する表示部と、
    自機に割り当てられた識別子を記憶した外部記憶媒体が着脱可能に接続される接続端子と、
    前記外部記憶媒体が前記接続端子に接続された場合、入力された前記識別子によって特定される表示コンテンツのコンテンツデータを取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記コンテンツデータに基づいて、前記表示部に表示コンテンツを表示させ、前記外部記憶媒体が前記接続端子から取り外された後も、前記表示コンテンツを表示させる表示制御部と
    を備える端末装置。
  2. 前記外部記憶媒体が接続された場合に、入力された前記識別子で特定される前記表示コンテンツを表示する権限を、自装置が有するかどうかを判定する判定部を備え、
    前記表示制御部は、
    前記判定部により前記権限を有すると判定された場合には、前記表示コンテンツを表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記表示制御部は、
    前記外部記憶媒体が取り外されてから、設定された時間が経過した後は、前記表示コンテンツを表示させない
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記設定された時間が経過する前に、ユーザに対する報知処理を行う報知処理部
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  5. ユーザから見た前記外部記憶媒体が取り外された方向を特定する特定部を備え、
    前記表示制御部は
    前記特定部が特定した前記方向に応じて、前記外部記憶媒体が取り外された後の前記表示コンテンツの表示を異ならせる
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の端末装置。
  6. 前記表示制御部は、
    前記外部記憶媒体が前記接続端子に接続されたタイミングに応じて、前記表示コンテンツを異ならせる
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の端末装置。
  7. 前記表示制御部は、
    前記外部記憶媒体が前記接続端子に接続された履歴に応じて、前記表示コンテンツを異ならせる
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の端末装置。
  8. 前記外部記憶媒体として、第1の表示コンテンツを特定する前記識別子を記憶した第1の外部記憶媒体と、第2の表示コンテンツを特定する前記識別子を記憶した第2の外部記憶媒体とがあり、
    前記表示制御部は、
    前記第1の外部記憶媒体が前記接続端子に接続された後、前記第2の外部記憶媒体が前記接続端子に接続された場合、前記第1の外部記憶媒体及び前記第2の外部記憶媒体の属性に応じて、前記第1の表示コンテンツ及び前記第2の表示コンテンツを同時に表示させるか否かを制御する
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の端末装置。
  9. 前記表示制御部は、
    前記第1の表示コンテンツ及び前記第2の表示コンテンツを同時に表示させた場合、前記第2の外部記憶媒体が取り外されてから、設定された時間が経過したときに、前記第1の表示コンテンツ及び前記第2の表示コンテンツを表示させなくする
    ことを特徴とする請求項8に記載の端末装置。
  10. 画像を表示する表示部と、
    自機に割り当てられた識別子を記憶した外部記憶媒体が着脱可能に接続される接続端子と
    を備える端末装置を制御するコンピュータに、
    前記外部記憶媒体が前記接続端子に接続された場合、入力された前記識別子によって特定される表示コンテンツのコンテンツデータを取得するステップと、
    取得した前記コンテンツデータに基づいて、前記表示部に表示コンテンツを表示させ、前記外部記憶媒体が前記接続端子から取り外された後も、前記表示コンテンツを表示させるステップと
    を実行させるためのプログラム。
JP2014115944A 2014-06-04 2014-06-04 端末装置及びプログラム Pending JP2015231109A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014115944A JP2015231109A (ja) 2014-06-04 2014-06-04 端末装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014115944A JP2015231109A (ja) 2014-06-04 2014-06-04 端末装置及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015231109A true JP2015231109A (ja) 2015-12-21

Family

ID=54887701

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014115944A Pending JP2015231109A (ja) 2014-06-04 2014-06-04 端末装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015231109A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016072777A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 シャープ株式会社 発光制御装置、情報端末、プログラムおよび発光制御方法
JP6320601B1 (ja) * 2016-12-21 2018-05-09 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. アクセサリに対応するコンテンツを提供するための方法及びその電子装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016072777A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 シャープ株式会社 発光制御装置、情報端末、プログラムおよび発光制御方法
JP6320601B1 (ja) * 2016-12-21 2018-05-09 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. アクセサリに対応するコンテンツを提供するための方法及びその電子装置
JP2018101971A (ja) * 2016-12-21 2018-06-28 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. アクセサリに対応するコンテンツを提供するための方法及びその電子装置
EP3340574B1 (en) * 2016-12-21 2021-08-04 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for providing content corresponding to accessory and electronic device thereof
US11178522B2 (en) 2016-12-21 2021-11-16 Samsung Electronics Co., Ltd Method for providing content corresponding to accessory and electronic device thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10187520B2 (en) Terminal device and content displaying method thereof, server and controlling method thereof
EP3389230A2 (en) System for providing dialog content
US20130058321A1 (en) Communication device, distribution system, distribution data processing method, and distribution data processing program
CN104756510B (zh) 通信终端、通信方法、计算机可读介质以及通信***
CN103906010B (zh) 多个终端间同步消息的方法、机器可读存储介质和服务器
US20140298248A1 (en) Method and device for executing application
EP2763094A1 (en) Method of displaying user interface on device, and device
CN106778117B (zh) 权限开启方法、装置及***
KR102487534B1 (ko) 디스플레이 장치 및 디스플레이 장치의 동작 채널 설정방법
CN106462597A (zh) 利用不同设备执行搜索和访问搜索结果
CN108062390B (zh) 推荐用户的方法、装置和可读存储介质
JP6496805B2 (ja) WiFi信号アイコンの展示方法、装置、移動端末、プログラム、及び記録媒体
US9497271B2 (en) Method, storage medium, and apparatus for performing peer to peer service by using contacts information
JP6396663B2 (ja) 中継装置、中継方法、および情報処理システム
CN110377200B (zh) 分享数据生成方法、装置及存储介质
TWI570663B (zh) 獲取導覽資訊的方法和伺服器
CN109857876A (zh) 一种信息显示方法及终端设备
CN106020945B (zh) 快捷项添加方法及装置
CN105917329A (zh) 信息显示装置和信息显示程序
JP2015231109A (ja) 端末装置及びプログラム
CN110532324B (zh) 基于区块链的公告信息展示方法、装置、设备及存储介质
CN107958212A (zh) 一种信息提示方法、装置、计算机装置及计算机可读存储介质
CN111290751A (zh) 特效生成方法、装置、***、设备和存储介质
KR102263977B1 (ko) 정보 제공을 수행하기 위한 방법, 장치, 및 시스템
CN115134316B (zh) 话题展示方法、装置、终端及存储介质