JP2015228082A - 服用証跡管理端末、服用証跡管理システム及び服用証跡管理方法 - Google Patents

服用証跡管理端末、服用証跡管理システム及び服用証跡管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】服用履歴を正確に記録することができる服用証跡管理端末、服用証跡管理システム及び服用証跡管理方法を提供する。【解決手段】本発明に係る服用証跡管理端末100は、画像センサ10から取得した画像データに基づき、服用された薬剤を認識する物体認識追跡部2と、画像データに基づき、利用者を認識するユーザ識別部3と、服用対象となる薬剤が正しく服用されたことを認証する証跡シーケンス管理部1とを備え、証跡シーケンス管理部1は、服用対象となる服薬種及び服薬量の薬剤が準備され、ユーザ識別部により認識された利用者が服用対象者と一致し、画像データに基づいて、服用対象となる全ての薬剤が利用者により服用された旨の判定を行った場合に認証を行うことを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、薬剤の服用証跡管理端末、服用証跡管理システム及び服用証跡管理方法に関するものである。
これまで、服薬管理については様々なシステム、ソフトウェア等が提案されている。特にスマートフォンの普及に伴い、服薬の自己管理を目的としたアプリケーションは様々な種類のものが実用化されている。また、薬箱又は携帯用のピルケースからの薬剤の取り出しを検知することにより、服用履歴とみなして管理するシステムも存在する。
いずれの方式においても、正確な服用履歴を記録するためには、患者が真に協力的であることが必要であり、実際に薬剤を服用しなかったり飲み残した場合には、システム側では一切検知することができない。
このように特定の患者自身が、確かに薬剤を服用したという証拠を残すことは容易ではない。現状では、例えば、病院内で医師または看護師が服用の際に同席し、正しく飲んでいることを目で確認するというような方法に頼る他は無い。
このような問題に対し、非特許文献1では、インテリジェント薬ケース(iMec)とユビキタスセンサとを組み合わせ、iMec内の薬を内蔵カメラを用いて撮影して画像処理することにより服薬種、服薬量を認識する手法が用いられている。
中内靖、鈴木拓央、"服用者を見守る服薬確認システム"、[online]、筑波大学大学院システム情報工学研究科、[平成26年5月15日検索]、インターネット<URL :http://hri.iit.tsukuba.ac.jp/publications/2009-14787.pdf>
しかし、単に服用前後の薬剤の状態についての情報が存在するだけでは、服用者が正しく服用したことについて証拠能力が十分あるとは言えず、その服用動作を終始動画像等証跡として管理する必要がある。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、服用履歴を正確に記録することができる服用証跡管理端末、服用証跡管理システム及び服用証跡管理方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る服用証跡管理端末は、
画像センサから取得した画像データに基づき、服用された薬剤を認識する物体認識追跡部と、
前記画像データに基づき、利用者を認識するユーザ識別部と、
服用対象となる薬剤が正しく服用されたことを認証する証跡シーケンス管理部と
を備え、
前記証跡シーケンス管理部は、
前記服用対象となる服薬種及び服薬量の薬剤が準備され、
前記ユーザ識別部により認識された前記利用者が服用対象者と一致し、
前記画像データに基づいて、前記服用対象となる全ての薬剤が前記利用者により服用された旨の判定を行った場合に前記認証を行うことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る服用証跡管理システムは、
上述の服用証跡管理端末と、サーバと、医師端末とを備える服用証跡管理システムであって、前記利用者の同意に基づいて、前記認証されたデータを前記医師端末に送信可能であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る、服用証跡管理方法は、
服用証跡管理端末による服用証跡管理方法であって、
前記服用対象となる服薬種及び服薬量の薬剤を準備するステップと、
前記画像データに基づき、利用者を認識するステップと、
画像センサから取得した画像データに基づき、服用された薬剤を認識するステップと、
前記利用者が服用対象者と一致し、且つ前記画像データに基づいて前記服用対象となる全ての薬剤が前記利用者により服用されたと判定した場合に、服用対象となる薬剤が正しく服用されたことを認証するステップと
を含むことを特徴とする。
本発明によれば、服用履歴を正確に記録することができる服用証跡管理端末、服用証跡管理システム及び服用証跡管理方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る服用証跡管理システムの概略構成図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ端末(服用証跡管理端末)の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るユーザ端末に接続される画像センサを模式的に示す。 本発明の一実施形態に係る服用証跡管理方法を示す、フローチャートである。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本実施形態において、ユーザは、一定の手順に従って薬剤の服用を行い、その記録を証跡として残すことにあらかじめ同意しているものとする。
図1は、本発明の一実施形態に係る服用証跡管理システム400の構成図である。図1に示す服用証跡管理システム400は、ユーザ端末100(服用証跡管理端末)と、サーバ200と、医師端末300とを備え、これらは例えばインターネット20により接続され、互いに情報の送受信を行うことができる。
ユーザ端末100は、ユーザの自宅等に設置される端末であり、画像センサ10及び生体認証機器11等のセンサを接続して用いられる。ユーザ端末100は、画像センサ10からの画像データ等に基づき各種処理を行う機能部を備える。
サーバ200は、ユーザ端末100内で特定ユーザの識別情報、薬剤認識結果及び追跡状態などを統合して生成された、証跡シーケンスデータを受信して、その記憶及び管理を行う。また、サーバ200は、ユーザの服用履歴データの他、ユーザの同意があった場合に、証跡シーケンスデータにおける服用の証跡情報等を医師端末300に送信する。
医師端末300は、ユーザが受診する病院等に設置される端末である。医師は、この医師端末300を用いてユーザの服用履歴データを参照することができる。また、ユーザ同意(認証)のもとで、服用の証跡情報を閲覧することが出来る。服用履歴データには、手順通りに服用された薬剤についての記録である服用確認記録、及び服用が確認出来なかった薬剤についての記録である損失記録の二種類が含まれる。ユーザが一定の手順を守って薬剤を服用した場合には、システムによって薬剤の服用が自動的に確認され、画像データ及び各種認識情報と合わせて、サーバ200に保存される。医師は、確実に服用した記録として服用確認記録を中心に参照し、診断等に役立てる。服薬コンプライアンス上問題のある時期等がみられる場合には、損失記録を確認したり、ユーザの同意があれば画像データ等の詳細な証跡データを参照することが出来る。
次に、ユーザ端末100の構成について詳細に説明する。
図2は、一実施形態に係るユーザ端末100の構成を示す。ユーザ端末100は、証跡シーケンス管理部1と、物体認識追跡部2と、ユーザ識別部3と、送受信部4と、服用データベース5と、ユーザデータベース6と、薬剤データベース7と、調剤データベース8とを備える。なお、図2には、ユーザ端末100と接続して使用する画像センサ10、生体認証機器11、ユーザ通知デバイス12、インターネット20及びサーバ200を合わせて示す。
証跡シーケンス管理部1は、全体のプロセスを管理し、ユーザの実際の服用行動と画像認識の結果とを結びつけて証跡データを作成し、必要に応じて各機能部に処理の指示を行う。証跡シーケンス管理部1は、リアルタイムで生成される画像データ等に基づいて生成された、ユーザ識別部3からの特定ユーザの識別情報、物体認識追跡部2からの薬剤認識結果、及び追跡状態等を統合し、証跡シーケンスデータを生成する。生成された証跡シーケンスデータは、暗号化された後、送受信部4を経由して適宜サーバ200へ送付され、サーバ200で保管される。また、同時に認識された各薬剤の服用履歴データが生成され、ユーザ端末100内の服用データベース5に格納する他、サーバ200にも送信される。服用履歴データは、手順通りに服用された薬剤についての記録である服用確認記録、及び服用が確認出来なかった薬剤についての記録である損失記録の二種類が含まれる。
また、証跡シーケンス管理部1は、各動作の際に、ユーザに対して様々な情報の通知を行う。これをユーザ通知と呼ぶ。ユーザ通知は、証跡シーケンス管理部1がユーザ通知デバイス12の制御を行うことにより行われる。
物体認識追跡部2は、薬剤、服用皿、水用コップ及び人間等を画像センサからのデータによって認識し、追跡を行う。薬剤の認識は、薬剤モデルデータとの照合によって行う。本システムで取り扱う必要のある薬剤については、3次元モデルデータを含む薬剤データを事前に薬剤データベース7に登録しておく。またユーザは、使用する専用の服用皿と、服用時に水を飲むためのコップとを、事前にシステムに登録する。これにより画像データからの物体認識の精度を向上させることができる。
認識した薬剤は、経口で服用されたと判定されるか、又は紛失したと判定されるまで、物体認識追跡部2によって、撮影画像を用いて自動追跡される。追跡が中断した場合は、一定時間内に再認識しない限り、紛失したものと判定される。
物体認識追跡部2によって認識された薬剤の情報は、薬剤認識結果として、証跡シーケンス管理部1に通知される。薬剤認識結果とは、特定の薬剤の種類を表す薬剤IDと、その種類の薬剤と画像認識結果がどれだけ近いかを表す近似スコアの組をリストにしたものである。近似スコアは例えば、最大値を100として、完全に一致した場合に100となり、一致の度合及び撮影状態によってスコアが低下する。一定値(例えば90)以上をリストアップの条件として、90以上に該当する薬剤を前述の通り、薬剤IDと近似スコアの組として全てリストアップする。最も高いスコアの薬剤が認識されたものと判定するが、次点以下の薬剤の情報も、証跡データの一部として記録される。
物体認識追跡部2は、服用皿を認識し、その上に薬剤が置かれているかどうかを監視する。薬剤認識は、認識精度を上げるために主に服用皿上でなされることを想定している。服用皿は置かれたまま使われることを想定しているが、持ち上げたり移動してもよい。但し、撮影領域から外れた場合は、ユーザ通知デバイス12により警告が呈示される。
物体認識追跡部2は、水用のコップを認識し、水量を監視する。薬剤準備完了後に撮影領域から外れた場合には、警告が呈示される。物体認識追跡部2は、画像センサ10でコップを常時監視し、水量の増加を検知することによって、服用手順が開始されたものと判定してもよい。
物体認識追跡部2は、画像内の人物を認識し、追跡する。画像内で認識された人物の姿勢が常時チェックされ、手や胴体、頭部が画像内に完全に収まっているかどうかが判定される。
物体認識追跡部2は、上述のように、画像上の薬剤を追跡し続けるが、薬剤をユーザが手に持った場合など、一時的に死角に入ることがある。この死角に入った時間が一定時間以内である場合は、紛失ではなく、死角状態として認識され、再度物体認識追跡部2によって、同一薬剤が認識されるまでその状態を維持することが出来る。死角状態の前後で同一の薬剤が認識されなかった場合は、死角状態前に認識された薬剤は紛失したものと判定される。これらの状態は、物体認識追跡部2によって認識された全ての薬剤について管理される。幾つかの薬剤が同時に死角状態に入った場合は、入れ替わりが発生することがある。同一種の薬剤について入れ替わりは厳密には管理しない。これらの状態情報は物体認識追跡部2に随時通知される。
ユーザ識別部3は、画像センサ10からの画像データ、及び/又は生体認証機器11からのデータに基づいて、ユーザ端末100の利用者を特定する。ユーザ識別部3は、例えば画像センサ10の出力データと予め登録された顔識別データとの照合を行い、特定のユーザかどうかを識別する。ユーザデータベース6に事前登録された特定ユーザであると判定された場合、そのユーザIDを、判定された画像フレームの時刻と共に証跡シーケンス管理部1に通知する。証跡シーケンス管理部1では、ユーザ識別部3において特定されたユーザの識別情報から証跡シーケンスデータが生成され、暗号化された後に送受信部4を経由して適宜サーバ200へ送付される。
送受信部4は、インターネット20経由でサーバ200等と情報通信を行うためのデータ送受信用インターフェースである。
服用データベース5は、証跡シーケンス管理部1が証跡シーケンスデータを生成する際に作成する、認識された各薬剤の服用履歴データを格納する。この服用履歴データには、手順通りに服用された薬剤についての記録である服用確認記録の他に、服用が確認出来なかった薬剤についての記録である損失記録が含まれる。
ユーザデータベース6は、特定ユーザについての情報を事前に登録しておくための記憶部である。ユーザデータベース6に記憶される情報には、顔情報、指紋情報、声紋情報、静脈情報及び虹彩情報等を含めることができる。
薬剤データベース7は、製薬会社等からインターネット20等を経由して提供された各薬剤の情報を格納する。各薬剤は、剤形も含む個別の調剤単位ごとにユニークな薬剤IDによって管理され、名称、剤形、分量、メーカ名、分類、服用の注意事項等の情報に加えて、薬剤の3次元モデルデータを格納する。
なお、本実施形態では、製薬会社等からインターネット20を経由して提供された各薬剤の情報を薬剤データベース7に格納するように構成したが、この態様には限定されない。製薬会社等からインターネット20以外の専用線を用いて情報提供を受けてもよいし、利用者等が手動でこれらのデータを格納できるように構成してもよい。
調剤データベース8は、薬局等からインターネット20等を経由して提供された、ユーザが服用すべき薬剤の調剤情報を格納する。調剤情報とは、医師が作成した処方箋の内容にもとづいて薬剤師又は医師本人が調剤した結果としての薬剤情報を、各ユーザについて各服用時点ごとにまとめたものである。服用時点とは、薬剤を服用するタイミングのことであり、朝食前、夕食後、就寝前、昼食後食間など、食事や睡眠を基準としたものが主体である。食事に関する服用時点としては、朝食、昼食、夕食の3食に対して、食前、食直前、食事中、食直後、食後、食間がそれぞれある。処方時には、毎食後などという一括での服用時点の指示もあるが、調剤データベース8では、毎食後なら朝食後、昼食後、夕食後の3つの服用時点のデータに分解されて格納する。この他に、起床時、就寝前、時間指定(一定時間ごと、も含む)、頓用がある。
調剤データベース8には、頓用以外の予定回数が固定されている服用分については、各日付の服用時点毎に1つのレコードとして、服用すべき薬剤の種類(薬剤ID)と薬剤量とが、服用前に事前に格納されている。
なお、本実施形態では、薬局等からインターネット20等を経由して提供されたユーザが服用すべき薬剤の調剤情報を調剤データベース8に格納するように構成したが、この態様には限定されない。薬剤データベース7と同様に、薬局等からインターネット20以外の専用線を用いて情報提供を受けてもよいし、利用者等が手動でこれらのデータを格納できるように構成してもよい。
次に、ユーザ端末100と接続されて使用される構成要素について説明する。
画像センサ10は、カラービデオカメラ、深度センサ及び撮影光投影用のプロジェクタ等を組み合わせたものである。画像センサ10は、物体認識追跡部2又はユーザ識別部3からの制御に基づいて、図3に示すように、ユーザ、服用皿、薬剤及びコップ等を撮影し、それらの追跡を行う。また、画像センサ10として多軸センサを組み合わせた統合モーションセンサ等を利用してもよい。
生体認証機器11は、指紋認証、声紋認証、静脈認証、虹彩認証等を行うための機器であり、画像センサ10と共に、ユーザ端末100の利用者を特定する機能を有する。生体認証機器11は、例えば利用者の指紋データと予め登録された特定ユーザの指紋データとの照合を行い、特定のユーザかどうかを識別する。
なお、本実施形態では、画像センサ10及び生体認証機器11をユーザ端末100に接続して使用するように構成したが、この態様には限定されない。画像センサ10又は生体認証機器11があらかじめ一体のものとして組み込まれたユーザ端末100を用いるように構成してもよい。
ユーザ通知デバイス12は、ユーザに対して様々な情報の通知を行う。ユーザ通知は、証跡シーケンス管理部1がユーザ通知デバイス12の制御を行うことにより行われる。このユーザ通知デバイス12の例としては、ディスプレイ又はLED等の表示装置、スピーカ又はブザー等の音声出力装置、バイブレータによる振動装置などがある。
ここで、服用の際の留意事項について簡潔に説明する。
薬剤の服用に際しては、カメラで服用の様子を撮影記録しているため、ユーザは最後まで顔を隠さないようにしなければならない。そして、ユーザは、通知された顔識別結果が本人であることを確認してから服用を始める。
ユーザは、服用時に飲用しやすい量ごとに手でつまむか、服用皿ごと持ち上げて、薬剤を口まで運び、口腔内に入れる。この際、長時間死角を作るとシステムが警告するため、できるだけカメラから見えるようにする。
ユーザが服用の最中にカメラの撮影範囲外に入ると、記録がキャンセルされる。また、他の人がカメラに写ると同様にキャンセルされる。それまで服用した分は記録されるが、服用途中のものは服用したことにはならない。
また、途中で薬剤を落としたりしたものは、服用したことにならない。
次に、一実施形態に係るユーザ端末100の具体的な動作手順について図4のフローチャートにより説明する。
まず、証跡シーケンス管理部1は、準備工程開始のトリガが有るか否かを判定する(ステップS101)。準備工程開始のトリガは、ユーザが服用の準備工程の開始を指示する場合と、システムが自動的に準備工程が開始されたと判定する場合とがある。前者では、ユーザが明示的に、専用のボタン押下又はタブレット等のタッチパネル操作によって、システムに開始を指示する。後者の場合には、服用皿に内蔵する加速度センサ、近接センサの出力、服用皿上の物体認識結果、又は水用コップの水量変化をトリガとして、服用準備が開始したものと判定する。
準備工程が開始されると、ユーザは、薬袋やお薬手帳、薬剤情報提供書などを見て、今回の服用時点で必要な全薬剤を服用皿上に準備する。この際、(i)服用皿の上に無関係な物がないことを確認し、次に(ii)薬袋や薬箱から、服用する薬剤を取り出し、(iii)必要な量をPTPなどの包装から取り出し、服用皿の上に置き、(iv)水用コップに、水を十分な量準備する。なお、この工程は、服用者以外の者が行ってもよい。
証跡シーケンス管理部1は、服用対象となる薬剤が準備されているか否かを物体認識追跡部2にスキャンさせる(ステップS102)。物体認識追跡部2は、画像センサ10からのデータを用いた画像認識によって常時服用皿をトラッキングして、薬剤の準備状況を確認する。そして、あらかじめ構築されている薬剤のモデルデータとの比較を行い、近似スコアが一定以上であり且つ最もスコアの高い薬剤であると判定する。いったん薬剤を認識したら、その後はその薬剤オブジェクトに対して物体追跡を行う。認識された薬剤について、ユーザによる確認のための通知を行うことも出来る。
なお、服用皿又は服用皿を置く台にバイブレータを内蔵したり、台に回転機構を備えて、薬剤の置かれる状態(向き、重なり)を調整してもよい。これにより、物体認識結果が良好ではない場合に、バイブレータを作動させることにより皿上の薬剤をならすことができる。特に重なりがあった場合には有効な手段となる。また、ユーザ端末100に接続する画像センサ10としてのカメラ及びプロジェクタを2台以上に増やしてもよい。
次に、証跡シーケンス管理部1は、現在時刻と、服用データベース5に記憶されている情報から、今回の服用がどの服用予定であるかを判定する(ステップS103)。服用予定とは、夕食後、就寝前等のタイミングと、服用する薬剤の種類と量をセットにした、1回の服用の予定のことである。証跡シーケンス管理部1は、調剤データベース8及び薬剤データベース7の情報を統合し、服用時点における薬剤の候補を抽出する。服用時点の候補に含まれる服用予定の薬剤リストと、準備されている薬剤が一致しているかどうかを判定する(ステップS104)。この時、薬剤が一致しない、又はいずれの薬剤も準備されていない場合は、服用対象の薬剤を準備するようにユーザ通知デバイス12を通じて警告する(ステップS106)。但し、薬剤の不一致が所定回数以上である場合にはステップS106を実行することなく処理を終了する(ステップS105)。次に、証跡シーケンス管理部1は、準備された薬剤量が服用予定の薬剤量に等しいか否かを判定する(ステップS107)。準備された薬剤量の方が多い場合は、その薬剤を戻すように、画面表示や音声、バイブレータなどで通知する(ステップS108)。服用皿表面にディスプレイを装備している場合なら、超過した薬剤のところをマーキングする表示をしてもよい。
逆に薬剤が不足している状態の場合、やはり同様に、画面表示や音声、バイブレータなどで通知する(ステップS108)。薬剤が準備されていない場合又は薬剤が不足している場合、薬剤の写真等を呈示するとわかりやすいため、ディスプレイや、皿上の表示装置に呈示して、薬剤の追加準備を促す。これらに加えて、薬剤データベース7からの情報により、薬剤ごとの服用時の注意事項がある場合、適宜その情報をユーザに呈示する。以上の情報提供を服薬ナビゲーションと呼ぶ。
このような服薬ナビゲーションによって、適宜ユーザに有益な情報提供を行い、服用ミスを回避したり、服用漏れを効果的に防止することができる。
服用予定の薬剤が全て準備できたことを検知すると、証跡シーケンス管理部1は、薬剤準備完了のガイドを呈示する(S109)。
次に証跡シーケンス管理部1は、ユーザ識別部3にユーザの認証を開始させる(ステップS110)。ユーザ識別部3は、画像センサ10又は生体認証機器11から取得したデータに基づいて顔認証又は他の生体認証を行う。
ユーザ識別部3は、ユーザの認証情報と、あらかじめ登録されている服用予定者の情報とが一致するか否かを判定する(ステップS111)。そして、両者が一致する場合には、ユーザ認証が完了した旨のガイドを呈示して(ステップS113)ユーザに実際の薬剤服用を開始させる。
一方、ステップS111において、ユーザの認証情報と、あらかじめ登録されている服用予定者の情報とが一致しないと判定された場合には、再度ユーザ認証を行う。但し、ユーザの認証情報と、服用予定者の情報との不一致が所定回数以上発生した場合には(ステップS112)、処理を終了する。
ユーザが薬剤の服用を開始すると、準備された全ての薬剤は、物体認識追跡部2によりそれぞれ画像追跡される。また、物体認識追跡部2は人物を認識し、服用終了までその人体を追跡する。そして、服用開始から服用終了までの間、物体認識追跡部2は、(i)服用者であるユーザが撮影範囲から退去せず、(ii)服用者以外の人物が撮影範囲内で混在しておらず、(iii)薬剤が画面から紛失していないこと、の3条件を継続的に確認する(ステップS114)。(i),(ii)が満たされないとユーザによる様々な詐称が可能になるためであり、(iii)が満たされない場合には、服用されなかった可能性が高いからである。なお、本実施形態では、ユーザが撮影領域から外れる可能性の高い、画面端の領域に入った場合には、画面表示や音声、バイブレータなどで警告をユーザ通知する。
証跡シーケンス管理部1は、上記3つの条件を継続的に満たしている場合に、服用の検出を開始し、継続して検出を行う(ステップS115)。この服用の検出は、服用皿上の薬剤が一定量以上減少し、薬剤が服用者の口腔内に入ったことを画像認識することにより行う。
証跡シーケンス管理部1は、上記の3条件が満たされることを継続的に確認しつつ(ステップS116)、服用完了したか否かを判定する(ステップS117)。服用完了の判定は、服用皿上の薬剤が服薬量分だけ減少し、薬剤が服用者の口腔内等に入り、服用皿上に残薬がないことの確認により行う。
なお、上記3つの条件は、服用完了の認証を正確に行うことが出来る範囲において、完全に条件を満たすことを要求されない。例えば、薬剤は画面内に明らかに存在し続け、同一のユーザが画面から一時的に退去する場合などは、服用完了の認証に影響を与えないと判断し、処理を継続する。また、複数の人物が画像センサ10の撮影範囲に存在している時間があったとしても、服用予定者が常に特定できる状態であれば、服用完了の認証に影響を与えないと判断し、処理を継続する。
また、本実施形態では、上記3つの条件を満たす場合に正しく服用が完了したと判定するが、本発明はこの態様には限定されない。服用対象の薬剤の服用を開始してから終了するまでの間、同一のユーザが全ての準備された薬剤を服用したと画像データから判断することが出来れば、他の条件を使って判定を行ってもよい。
服用完了判定された場合、完了のユーザ通知を行う。また、正しい手順で服用したとして、飲用の動作を全て証跡として動画像記録し、本人確認結果と合わせて一つのデータセットとして記録を行い、処理を終了する。この場合、服用した薬剤の種類と量が時刻とともに正確に記録される。一方、上記3条件のいずれかが満たされない場合(例えば紛失判定された場合)にも、同様に全ての動作を証跡として記録して処理を終了する。この場合、一部の薬剤が服用済みの場合は、そこまでの服用をもって服用履歴情報は中断するが、その一部の薬剤については、正しく服用されて消費されたかどうかを確認することが出来る。
このように詳細な証跡を保存することで、服用の事実を事後証明することが可能となる。また、服用時にリアルタイムで薬剤を特定することで、飲み忘れ、飲み過ぎをユーザに警告でき、正しい服用を支援することが出来る。
なお、本実施形態では、画像センサ10としてユーザ端末100に接続したカメラを使用したが、この態様には限定されない。服用者が薬剤を確かに口に入れたことを確認するために、水用コップにカメラを内蔵し、口中にある薬剤を撮影するように構成してもよい。
また、本実施形態では、服用皿の中に薬剤を置いてから服用するようにしているが、服用皿を用いない形態でもよい。この場合、薬剤認識の精度向上のため、服用皿を照らす照明を別途設けたり、服用皿にカメラを内蔵して側面や背面から薬剤を撮影するようにしたり、服用皿に加速度センサを内蔵して、皿上に薬剤が置かれたこと及び服用皿にユーザが触れたことを検知することにより、薬剤の認識タイミングを制御するように構成してもよい。
また、本実施形態では、ユーザのプライバシー保護のため、証跡シーケンスデータはユーザ認証による同意のもとでのみ医師が閲覧出来る構成としているが、この態様には限定されない。運用ポリシーによっては、アクセス制限を排除したり、より厳格に閲覧制限してもよい。
このように、本実施形態によれば、服用の開始から完了まで、薬剤及び服用者の追跡を継続して行うため、服用履歴を正確に記録することが出来る。それにより、服薬管理の品質が向上し、結果的に薬物治療の効果を最大化することが出来る。また、正確な服用履歴を踏まえた安全な投薬が可能となる。また、終末期医療における疼痛管理などで麻薬が使用されることがあるが、これらの厳格な管理が必要な薬剤について、正確な使用の記録を残すことが出来るため、適切な残薬管理が可能となる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、本発明について装置を中心に説明してきたが、本発明は装置が備えるプロセッサにより実行される方法、プログラム、又はプログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
1 証跡シーケンス管理部
2 物体認識追跡部
3 ユーザ識別部
4 送受信部
5 服用データベース
6 ユーザデータベース(記憶部)
7 薬剤データベース(記憶部)
8 調剤データベース(記憶部)
10 画像センサ
11 生体認証機器
12 ユーザ通知デバイス
20 インターネット
100 ユーザ端末(服用証跡管理端末)
200 サーバ
300 医師端末
400 服用証跡管理システム

Claims (7)

  1. 画像センサから取得した画像データに基づき、服用された薬剤を認識する物体認識追跡部と、
    前記画像データに基づき、利用者を認識するユーザ識別部と、
    服用対象となる薬剤が正しく服用されたことを認証する証跡シーケンス管理部と
    を備え、
    前記証跡シーケンス管理部は、
    前記服用対象となる服薬種及び服薬量の薬剤が準備され、
    前記ユーザ識別部により認識された前記利用者が服用対象者と一致し、
    前記画像データに基づいて、前記服用対象となる全ての薬剤が前記利用者により服用された旨の判定を行った場合に前記認証を行うことを特徴とする服用証跡管理端末。
  2. 前記証跡シーケンス管理部は、
    服用が開始されてから終了するまでの間に継続的に取得された前記画像データにおいて、前記利用者が前記画像センサによる撮影範囲から退去せず、前記利用者以外の者が前記画像センサによる撮影範囲に入らず、前記薬剤の紛失が無い場合に、前記服用された旨の判定を行う、請求項1に記載の服用証跡管理端末。
  3. 前記証跡シーケンス管理部は、前記利用者の識別情報、薬剤認識結果及び追跡状態を統合した証跡シーケンスデータを生成する、請求項1に記載の服用証跡管理端末。
  4. 前記物体認識追跡部は、前記画像データと、薬剤の3次元モデルデータを含む薬剤情報との比較に基づいて、前記服用された服薬種及び服薬量を認識する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の服用証跡管理端末。
  5. 前記物体認識追跡部は、前記利用者が服薬時に用いる服用皿に内蔵する加速度センサ若しくは近接センサの出力、前記服用皿上の物体の認識結果、又は前記利用者が服薬時に用いる水用コップ内の水量を検知することにより服用準備が開始したものと判定する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の服用証跡管理端末。
  6. 請求項1に記載の服用証跡管理端末と、サーバと、医師端末とを備える服用証跡管理システムであって、前記利用者の同意に基づいて、前記認証されたデータを前記医師端末に送信可能である、服用証跡管理システム。
  7. 服用証跡管理端末による服用証跡管理方法であって、
    前記服用対象となる服薬種及び服薬量の薬剤を準備するステップと、
    前記画像データに基づき、利用者を認識するステップと、
    画像センサから取得した画像データに基づき、服用された薬剤を認識するステップと、
    前記利用者が服用対象者と一致し、且つ前記画像データに基づいて前記服用対象となる全ての薬剤が前記利用者により服用されたと判定した場合に、服用対象となる薬剤が正しく服用されたことを認証するステップと
    を含むことを特徴とする服用証跡管理方法。
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