JP2015226304A - 車両用投影装置及びヘッドアップディスプレイシステム - Google Patents

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崇 中村
誠 秦
Makoto Hata
誠 秦
佑哉 宇都
Yuya Uto
佑哉 宇都
勇希 舛屋
Yuki Masuya
勇希 舛屋
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Abstract

【課題】所定の対象物と、これに重畳して表示される表示画像とに位置ずれが生じても、ユーザに与える違和感を低減する。【解決手段】前方情報取得部200は、自車両2の前方の特定の対象物Wの位置を検出し、表示器は、対象物Wに対応したマーク画像V1を表示し、車両振動検出部400は、自車両2の振動を検出し、表示制御部600は、投影面に投影するマーク画像V1の表示位置を、前方情報取得部200が検出する対象物Wの位置に基づいて制御し、車両振動検出部400が検出する自車両2の振動が所定条件を満たした場合、マーク画像V1の表示位置または大きさを連続的に変化させる。【選択図】図3

Description

本発明は、実景とともに表示画像を視認させるヘッドアップディスプレイシステムと、このヘッドアップディスプレイシステムに用いられる車両用投影装置に関する。
ヘッドアップディスプレイは、自車両前方の風景に重畳画像を重ねて表示することで、実景に情報などを付加・強調した拡張現実(AR:Augmented Reality)を生成し、車両を運転するユーザの視線移動を極力抑えつつ、所望の情報を的確に提供することで、安全で快適な車両運行に寄与することができるものである。
ヘッドアップディスプレイが表示する画像の一つとして、車両前方に存在する特定の対象物を囲んで強調する強調画像があり、ユーザに対象物の存在を認識させるものが、特許文献1に記載されている。
特表2004−535971号公報
しかしながら、車両が振動することによって、対象物と強調画像との位置関係がずれてしまい、ユーザに違和感を与えてしまう可能性があった。
したがって、本発明は、所定の対象物と、これに重畳して表示される表示画像とに位置ずれが生じても、ユーザに与える違和感を低減することができる車両用投影装置とヘッドアップディスプレイシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る車両用投影装置は、表示画像を表示する表示器と、前記表示器が表示する前記表示画像の画像光を投影面に向けるリレー光学系と、車両の振動に応じた振動信号を入力する車両振動入力部と、前記投影面に投影する前記表示画像の表示位置を、外部から入力される調整信号に基づいて制御し、前記車両振動入力部からの前記振動信号に応じて前記表示画像の表示位置または大きさを連続的に変化させる表示制御部と、を備えるものである。
また、本発明に係るヘッドアップディスプレイシステムは、車両前方の特定の対象物の位置を検出する前方情報取得部と、前記対象物に対応した表示画像を表示する表示器と、前記表示器が表示する前記表示画像の画像光を投影面に向けるリレー光学系と、車両の振動を検出する車両振動検出部と、前記投影面に投影する前記表示画像の表示位置を、前記前方情報取得部が検出する前記対象物の位置に基づいて制御し、前記車両振動検出部が検出する車両の振動が所定条件を満たした場合、前記表示画像の表示位置または大きさを連続的に変化させる表示制御部と、を備えるものである。
本発明によれば、所定の対象物と、これに重畳して表示される表示画像とに位置ずれが生じても、ユーザに与える違和感を低減することができる。
本発明の第一実施形態における車両用警報装置の構成を説明する図である。 上記実施形態における車両の乗員が視認する景色を説明する図である。 上記実施形態におけるマーク画像の第1振動時表示処理における表示例を示す図であり、(a)〜(d)が表示例を示し、(e)〜(h)がマーク画像の移動の仕方を説明するための図である。 上記実施形態におけるマーク画像の第1振動時表示処理における別の表示例を示す図であり、(a)〜(d)が表示例を示し、(e)〜(h)がマーク画像の移動の仕方を説明するための図である。 上記実施形態におけるマーク画像の第2振動時表示処理における表示例を示す図であり、(a)〜(d)が表示例を示し、(e)〜(h)がマーク画像の移動の仕方を説明するための図である。 上記実施形態におけるマーク画像のの第1振動時表示処理における別の表示例を示す図であり、(a)〜(d)が表示例を示し、(e)〜(h)がマーク画像の移動の仕方を説明するための図である。
本発明のヘッドアップディスプレイシステム1(以下、HUDシステムと記載)の実施形態について、図1を参照して説明する。
HUDシステム1は、自車両2に搭載されるものであり、ヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUD装置と記載)100と、前方情報取得部200と、距離検出部300と、車両振動検出部400と、視点位置検出部500と、前方情報取得部200,距離検出部300,車両振動検出部400,視点位置検出部500から情報を入力し、HUD装置100を制御する表示制御部600と、これらを信号授受可能に接続するネットワーク部700と、を備える。
HUD装置100は、液晶表示パネルなどの表示器(図示しない)と、前記表示器が生成した画像を示す画像光Lを反射する凹面鏡などのリレー光学系(図示しない)とを備える。HUD装置100は、自車両2のフロントガラス(投影面)3に画像光Lを投影することで、フロントガラス3を通した自車両2の前方の実景とともに虚像である重畳画像Vをユーザ4に視認させる。また、HUD装置100は、後述する表示制御部600の制御の下、フロントガラス3に投影する画像光Lの位置を調整することで、自車両2の前方の実景上の対象物Wに重畳画像Vが重畳して視認されるように表示を行うことが可能である。なお、HUD装置100は、車両ECU5や図示しないナビゲーションシステムなどにも接続されており、実景の対象物Wに重畳する重畳画像V以外にも、車速などの車両情報画像や経路案内を行う矢印画像などで構成される経路案内画像なども表示可能である。
前方情報取得部200は、自車両2の前方に存在する特定の対象物Wを検出するものであり、本実施形態では、自車両2の前方側を撮像するステレオカメラ210と、このステレオカメラ210で取得された撮像データを解析する前方画像解析部220と、を有する。
ステレオカメラ210は、自車両2が走行する道路を含む前方領域を撮像するものであり、前方画像解析部220がステレオカメラ210で取得された撮像データを、公知の画像処理、パターンマッチング法などにより画像解析することで、道路形状に関する情報(車線,白線,停止線,横断歩道,道路の幅員,車線数,交差点,カーブ,分岐路等)や道路上の対象物W(前方車両Wや障害物)に関する情報を解析することができ、さらに撮像された対象物W(前方車両W,障害物等)と自車両2との間の距離を算出することができる。
すなわち、本実施形態において、前方情報取得部200は、ステレオカメラ210で撮像した撮像データから解析した道路上の対象物Wに関する情報、及び撮像された対象物Wと自車両2との距離に関する情報などを後述する表示制御部600に出力する。
なお、前方情報取得部200は、前方に存在する対象物Wを検出するため、単眼カメラ、赤外線カメラ、レーザーレーダー、ミリ波レーダー、超音波センサ、または公知のセンサを適用してもよい。また、前方情報取得部200は、前述したような自車両2に設けるセンサではなく、図示しない通信手段を介して路上の通信インフラや他車などと通信することで、自車両2の前方に存在する対象物Wを検出してもよい。
距離検出部300は、例えば、ミリ波レーダー等の近距離検出用レーダー、超音波センサ、可視光カメラ、赤外線カメラなどのセンサや撮像カメラ等で構成され、取得したデータを後述する表示制御部600に出力する。表示制御部600は、前方情報取得部200から入力したデータに基づき、対象物Wとの距離や対象物Wとの相対速度などを演算することができる。
車両振動検出部400は、例えば、加速度センサ,ジャイロセンサ等で構成され、自車両2の振動を検出し、振動信号を表示制御部600に出力する。表示制御部600は、車両振動検出部400から出力される振動信号が所定の条件を満たしていた場合、HUD装置100に「振動時表示処理」を実行させる。「振動時表示処理」を実行するための条件については、詳しくは後述する。
視点位置検出部500は、ユーザ4の視点位置(視線の上下及び左右方向の位置)を検出するものであり、本実施形態では、ユーザ4を撮像する赤外線カメラ510と、この赤外線カメラ510で取得された撮像データを解析する視点画像解析部520と、を有する。
赤外線カメラ510は、ユーザ4の目を撮像するものであり、視点画像解析部520が赤外線カメラ510で取得された撮像データを、公知の画像処置、パターンマッチング法などにより画像解析することで、ユーザ4の視点位置を解析して、ユーザ4の視点位置に関する情報を後述する表示制御部600に出力する。なお、ユーザ4が図示しない入力手段を操作することで、自らの視点位置に合うように重畳画像Vの表示位置を調整するようにしてもよく、このような場合、視点位置検出部500を省略してもよい。
表示制御部600は、1つもしくは複数のマイクロプロセッサ,マイクロコントローラ,ASIC,FPGA,任意の他のICなどを有する処理部610と、書き換え可能なRAM,読み出し専用のROM,消去不能なプログラム読み出し専用のEEPROM,不揮発性メモリであるフラッシュメモリなどのプログラムやデータを記憶することができる1つまたは複数のメモリを有する記憶部620と、ネットワーク部700に接続された入出力部630と、を備える。
ネットワーク部700は、例えば、CAN(Controller Area Network)バス通信等であり、制御部600を、HUD装置100,前方情報取得部200,距離検出部300,車両振動検出部400,視点位置検出部500,車両ECU5及び図示しないナビゲーションシステム(車載機器)と信号を授受可能に接続する。
処理部610は、前方情報取得部200から入力される対象物Wの位置に関する情報と、視点位置検出部500から入力されるユーザ4の視点位置に関する情報に基づき、HUD装置100に表示させる重畳画像Vの表示位置を演算して、HUD装置100を制御する。このように、対象物Wの位置と視点位置検出部500の位置とに基づいて、対象物Wの表示位置を設定することにより、ユーザ4の体格の違いや姿勢の違いがあった場合でも、実景における対象物Wに対する所望の位置に重畳画像Vを重畳表示させることができる。
入出力部(車両振動入力部)630は、前方情報取得部200などとネットワーク部700を介して通信可能に接続されている。処理部610は、入出力部630を介して、対象物Wの位置に関する情報やユーザ4の視点位置に関する情報や自車両2の振動信号などを入力し、これら入力情報に基づいてHUD装置100を制御する。
図2を用いて、ユーザ4が視認する実景と重畳画像Vとの様子を説明する。図2は、自車両2の運転席からユーザ4が前方視認した際の風景の一例を示した図である。処理部610は、前方情報取得部200を介して、自車両2の進路上または進路付近に対象物Wを検出した場合、ユーザ4が対象物Wを囲むように視認可能な円状のマーク画像V1(重畳画像V)をHUD装置100に表示させる。なお、図面において、マーク画像V1以外のHUD装置100が表示する車両情報画像や経路案内画像は図を見易くするため省略した。
処理部610は、車両振動検出部400から(1)記憶部620に予め記憶された所定の時間以上継続した振動を検出した場合、または(2)記憶部620に予め記憶された所定の大きさ以上の振動を検出した場合、HUD装置100に『第1振動時表示処理』を実行させ、記憶部620に予め記憶された所定の時間以上、所定の大きさの振動を検出しなかった場合に処理を終了する。以下に、本実施形態における『第1振動時表示処理』について、図3を用いて説明する。図3(a)〜(d)は、『第1振動時表示処理』を実行した際の表示推移を説明するための図であり、図3(e)〜(h)は、マーク画像V1の移動を説明するための図であり、それぞれ図3(a)〜(d)に対応している。
(第1振動時表示処理)
第1振動時表示処理を実行した場合、処理部610は、記憶部620に予め記憶された円状の軌跡Qを読み出し、軌跡Qに従って、マーク画像V1の位置を定める画像基準点P(描画されない)を、図3(e)〜(h)に示すP1〜P4のように連続的に移動させることで、マーク画像V1を移動させる。画像基準点Pは、マーク画像V1の描画位置の基準となる点であり、例えば、マーク画像V1の中心点である。第1振動時表示処理を実行する前の画像基準点Pは、図2に示すような画像基準点P0である。処理部610は、第1振動時表示処理を実行した場合、記憶部620から読み出した軌跡Qを、第1振動時表示処理を実行する前のマーク画像V1の中心点(画像基準点P0)を囲むように配置する。こうすることで、マーク画像V1を、第1振動時表示処理前のマーク画像V1の中心点を囲むように移動させることができる。なお、前述したマーク画像V1の移動させるための表示処理については、一実施例を示したものであり、これらの方法に限定されない。
具体的な第1振動時表示処理の流れを以下に簡潔に説明する。通常走行時、処理部610は、図2のように前方車両Wにマーク画像V1を重ねて表示する。処理部610は、自車両2の振動が所定の条件を満たした場合、記憶部620から読み出した軌跡Qに従って、画像基準点Pを、図3(e)〜(h)に示す画像基準点P1〜P4のように移動させる。これにより、図3(a)〜(d)に示すように、マーク画像V1を、第1振動時表示処理前のマーク画像V1の中心点を中心にして移動するように視認させることができる。このように、自車両2が振動している際に、対象物Wに対応して表示するマーク画像V1を連続的に移動させることで、自車両2の振動による対象物Wとマーク画像V1との不定周期、不定量の位置ずれによって覚える違和感を軽減することができる。
なお、このような第1振動時表示処理を行っている際、重畳画像V以外の対象物Wに対応した位置に表示しない車両情報画像や経路案内画像は、表示位置を変更することなく表示されることが望ましい。
また、第1振動時表示処理を実行する前のマーク画像V1の中心点を囲むようにマーク画像V1を移動させることで、振動による対象物Wの正確な位置が特定できていなくてもマーク画像V1を概ね対象物W近傍で連続的に移動させることができ、ユーザ4に対象物Wの存在を認識させることができる。なお、軌跡Qは、円形以外にも楕円形、正方形,四角形,六角形などの閉図形であってもよく、螺旋状の開図形であってもよい。なお、前方情報取得部200が対象物Wを撮像し、その対象物Wの撮像画像から対象物Wの中心点を求め、第1振動時表示処理において、第1振動時表示処理を実行する前に検出された対象物Wの中心点を囲むようにマーク画像V1を移動させるようにしてもよい。
また、処理部610は、自車両2の振動の大きさに従って、マーク画像V1を移動させる大きさである軌跡Qの大きさを変更させてもよい。すなわち、自車両2の振動の大きさが小さい場合、自車両2の振動によるマーク画像V1と対象物Wとの位置ずれも小さくなるので、図4に示すように小さい軌跡Qaとすることで、マーク画像V1の移動も小さくすることができる。このように振動の大きさによってマーク画像V1の移動の大きさを変化させることにで、マーク画像V1と対象物Wとの位置ずれを抑えることができ、よりユーザ4に対象物Wを違和感なく認識させることが可能である。
また、処理部610は、自車両2と対象物Wとの間の距離に従って、マーク画像V1を移動させる大きさである軌跡Qの大きさを変更させてもよい。すなわち、自車両2と対象物Wとの間の距離が長い場合、自車両2の振動によるマーク画像V1と対象物Wとの位置ずれも小さくなるので、このような場合に、図4に示すように小さい軌跡Qaとすることで、マーク画像V1の移動も小さくすることができる。このように自車両2と対象物Wとの間の距離によってマーク画像V1の移動の大きさを変化させることで、マーク画像V1と対象物Wとの位置ずれを抑えることができ、よりユーザ4に対象物Wを違和感なく認識さえることが可能である。
また、処理部610は、第1振動時表示処理に移行する際、マーク画像V1の大きさを小さくしてもよい。第1振動時表示処理に移行する前では、マーク画像V1は、対象物W全体を概ね囲う大きさで表示されるが、そのままの大きさで移動させた場合、ユーザ4の視線を遮ってしまう可能性があるが、図5に示すように、第1振動時表示処理に移行する際、マーク画像V1の大きさを対象物Wよりも小さくすることで、ユーザ4の視線を遮ることを抑えつつ対象物Wを認識させることが可能である。また、第1振動時表示処理に移行する際、マーク画像V1の輝度や色を変化させて視認性を低下させてもよく、斯かる構成によってもユーザ4の視線を移動するマーク画像V1で遮りにくくする効果を奏する。
以上が本実施形態における第1振動時表示処理についての説明であったが、これより、第2振動時表示処理について説明する。前述した第1振動時表示処理がマーク画像V1を連続的に移動させるものであったが、本実施形態における第2振動時表示処理は、マーク画像V1を連続的に拡大縮小させる点で異なる。
(第2振動時表示処理)
第2振動時表示処理を実行した場合、処理部610は、記憶部620に予め記憶されたプログラムを読み出し、第2振動時表示処理を実行する前の画像基準点P0を基準として、マーク画像V1を連続的に繰り返し拡大縮小させる。
具体的には、通常走行時、処理部610は、図6(a)のように前方車両Wにマーク画像V1を重ねて表示する。処理部610は、自車両2の振動が所定の条件を満たした場合、記憶部620から読み出したプログラムに従って、マーク画像V1を、図6(b)〜(d)に示すマーク画像V1a,V1b,V1cのように、連続的に拡大縮小させる。このように、自車両2が振動している際に、対象物Wに対応して表示するマーク画像V1を連続的に拡大縮小させることで、自車両2の振動による対象物Wとマーク画像V1との不定周期、不定量の位置ずれによって覚える違和感を軽減することができる。
なお、第2振動時表示処理を実行する前のマーク画像V1(図6(a)参照)よりも、第2振動時表示処理を実行した後に表示されるマーク画像V1(図6(b)参照)を一時的に大きくすることで、自車両2が振動した場合でもマーク画像V1と対象物Wとが大きく離れ難くなり、振動による対象物Wとマーク画像V1との位置ずれを認識させづらくすることができる。
また、振動時表示処理の際のマーク画像V1を移動させる速度や拡大縮小させる速度を、車両振動検出部400が検出する振動の周期に応じて、変更させてもよく、車両振動検出部400が検出する振動の周期が短い場合、マーク画像V1を移動させる速度や拡大縮小させる速度を速くすることで、振動による対象物Wとマーク画像V1との位置ずれを認識させづらくすることができる。
なお、本発明は、以上の実施形態によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。
1 HUDシステム(ヘッドアップディスプレイシステム)
2 自車両
3 フロントガラス
4 ユーザ
5 車両ECU
100 HUD装置
200 前方情報取得部
210 ステレオカメラ
220 前方画像解析部
300 距離検出部
400 車両振動検出部
500 視点位置検出部
600 表示制御部

L 表示光
P 画像基準点
Q 軌跡
V 重畳画像
V1 マーク画像
W 対象物(前方車両)



Claims (15)

  1. 表示画像を表示する表示器と、
    前記表示器が表示する前記表示画像の画像光を投影面に向けるリレー光学系と、
    車両の振動に応じた振動信号を入力する車両振動入力部と、
    前記投影面に投影する前記表示画像の表示位置を、外部から入力される調整信号に基づいて制御し、前記車両振動入力部からの前記振動信号が所定条件を満たした場合、前記表示画像の表示位置または大きさを連続的に変化させる表示制御部と、を備える、
    ことを特徴とする車両用投影装置。
  2. 前記表示制御部は、前記車両振動入力部からの前記振動信号が所定条件を満たした場合、前記表示画像を予め定められた軌跡上を移動させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用投影装置。
  3. 前記表示制御部は、前記車両振動入力部からの前記振動信号が所定条件を満たした場合、表示されていた前記表示画像の中心を囲む軌跡上を移動させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用投影装置。
  4. 前記表示制御部は、前記車両振動入力部からの前記振動信号が所定条件を満たした場合、前記表示画像を予め定められた軌跡上を移動させ、前記軌跡の大きさを変化させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用投影装置。
  5. 前記表示制御部は、前記表示画像を移動させる際、前記表示画像の大きさを小さくする、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の車両用投影装置。
  6. 前記表示制御部は、前記車両振動入力部からの前記振動信号が所定条件を満たした場合、前記表示画像を繰り返し拡大縮小させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用投影装置。
  7. 前記表示制御部は、前記車両振動入力部からの前記振動信号が所定条件を満たした場合、前記表示画像の中心を中心として繰り返し拡大縮小させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用投影装置。
  8. 車両前方の特定の対象物の位置を検出する前方情報取得部と、
    前記対象物に対応した表示画像を表示する表示器と、
    車両の振動を検出する車両振動検出部と、
    前記投影面に投影する前記表示画像の表示位置を、前記前方情報取得部が検出する前記対象物の位置に基づいて制御し、前記車両振動検出部が検出する車両の振動が所定条件を満たした場合、前記表示画像の表示位置または大きさを連続的に変化させる表示制御部と、を備える、
    ことを特徴とするヘッドアップディスプレイシステム。
  9. 前記表示制御部は、前記車両振動検出部が検出する車両の振動が所定条件を満たした場合、前記表示画像を予め定められた軌跡上を移動させる、
    ことを特徴とする請求項8に記載のヘッドアップディスプレイシステム。
  10. 前記表示制御部は、前記車両振動検出部が検出する車両の振動が所定条件を満たした場合、表示されていた前記表示画像の中心を囲む軌跡上を移動させる、
    ことを特徴とする請求項8に記載のヘッドアップディスプレイシステム。
  11. 前記表示制御部は、前記車両振動検出部が検出する車両の振動が所定条件を満たした場合、前記表示画像を予め定められた軌跡上を移動させ、前記軌跡の大きさを変化させる、
    ことを特徴とする請求項8に記載のヘッドアップディスプレイシステム。
  12. 前記表示制御部は、前記表示画像を移動させる際、前記表示画像の大きさを小さくする、
    ことを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載のヘッドアップディスプレイシステム。
  13. 前記表示制御部は、前記車両振動検出部が検出する車両の振動が所定条件を満たした場合、前記表示画像を繰り返し拡大縮小させる、
    ことを特徴とする請求項8に記載のヘッドアップディスプレイシステム。
  14. 前記表示制御部は、前記車両振動検出部が検出する車両の振動が所定条件を満たした場合、前記表示画像の中心を中心として繰り返し拡大縮小させる、
    ことを特徴とする請求項8に記載のヘッドアップディスプレイシステム。
  15. 前記対象物までの距離を検出する距離検出部をさらに備え、
    前記距離検出部が検出する前記対象物までの距離が長い場合、前記制御部は、前記表示画像の表示位置または大きさを連続的に変化させる変化量を小さくする、
    ことを特徴とする請求項8乃至14のいずれかに記載のヘッドアップディスプレイシステム。

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