JP2015212633A - 地絡検出装置、電源システム、および地絡検出方法 - Google Patents

地絡検出装置、電源システム、および地絡検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】直流電源の地絡を正確に検出できない可能性がある。【解決手段】地絡検出装置は、複数の直流電源に含まれる第1直流電源と第1直流電源に直列に接続された第2直流電源との接続点を予め定められた抵抗値の抵抗を介して基準電位点に接続し、かつ複数の直流電源の第1出力端を基準電位点に接続した状態で、第1出力端に流れる電流を示す第1電流値を取得し、接続点を抵抗を介して基準電位点に接続せず、かつ第1出力端を基準電位点に接続した状態で、第1出力端に流れる電流を示す第2電流値を取得し、接続点を抵抗を介して基準電位点に接続し、または接続点を抵抗を介して基準電位点に接続せず、かつ複数の直流電源の第2出力端を基準電位点に接続した状態で、第2出力端に流れる電流を示す第3電流値を取得し、抵抗値、第1電流値、第2電流値、および第3電流値に基づいて、複数の直流電源の地絡を検出する。【選択図】図1

Description

本発明は、地絡検出装置、電源システム、および地絡検出方法に関する。
特許文献1には、太陽電池アレイまたは太陽電池ストリングを解列した状態で、太陽電池アレイまたは太陽電池ストリングの絶縁抵抗値を算出し、算出された絶縁抵抗値に基づいて太陽電池アレイまたは太陽電池ストリングの地絡を検出する地絡検出装置が開示されている。
特許文献1 特開2012−119382号公報
太陽電池などの直流電源の絶縁抵抗値は、天候などの環境の変化によって変動することがある。したがって、直流電源の地絡を正確に検出できない可能性がある。
本発明の一態様に係る地絡検出装置は、直列に接続された複数の直流電源の地絡を検出する地絡検出装置であって、複数の直流電源に含まれる第1直流電源と第1直流電源に直列に接続された第2直流電源との接続点を予め定められた抵抗値の抵抗を介して基準電位点に接続し、かつ複数の直流電源の第1出力端を基準電位点に接続した状態で、第1出力端に流れる電流を示す第1電流値を取得する第1電流値取得部と、接続点を抵抗を介して基準電位点に接続せず、かつ第1出力端を基準電位点に接続した状態で、第1出力端に流れる電流を示す第2電流値を取得する第2電流値取得部と、接続点を抵抗を介して基準電位点に接続し、または接続点を抵抗を介して基準電位点に接続せず、かつ複数の直流電源の第2出力端を基準電位点に接続した状態で、第2出力端に流れる電流を示す第3電流値を取得する第3電流値取得部と、抵抗値、第1電流値、第2電流値、および第3電流値に基づいて、複数の直流電源の地絡を検出する地絡検出部とを備える。
上記地絡検出装置は、接続点を抵抗を介して基準電位点に接続するか否かを切り替える第1切り替え手段と、第1出力端および第2出力端のいずれか一方を基準電位点に接続するか否かを切り替える第2切り替え手段とをさらに備えてよい。
上記地絡検出装置において、地絡検出部は、第1時点における抵抗値、第1電流値、第2電流値、および第3電流値に基づいて、複数の直流電源の第1時点における第1地絡抵抗値を導出し、第1時点より後の第2時点における抵抗値、第1電流値、第2電流値、および第3電流値に基づいて、複数の直流電源の第2時点における第2地絡抵抗値を導出し、第1地絡抵抗値と第2地絡抵抗値とに基づいて、複数の直流電源の地絡を検出してよい。
上記地絡検出装置において、複数の直流電源のそれぞれは、太陽電池でよい。
本発明の一態様に係る電源システムは、上記地絡検出装置と、複数の直流電源と、複数の直流電源から供給される電力を消費または変換する負荷装置とを備え、地絡検出装置は、複数の直流電源と負荷装置との間を電気的に接続するか切断するかを切り替える第3切り替え手段をさらに備え、第3切り替え手段により複数の直流電源と負荷装置との間を電気的に切断した状態で、第1電流値取得部は、第1出力端に流れる電流を示す第1電流値を取得し、第2電流値取得部は、第1出力端に流れる電流を示す第2電流値を取得し、第3電流値取得部は、第2出力端に流れる電流を示す第3電流値を取得する。
本発明の一態様に係る地絡検出方法は、直列に接続された複数の直流電源の地絡を検出する地絡検出方法であって、複数の直流電源に含まれる第1直流電源と第1直流電源に直列に接続された第2直流電源との接続点を予め定められた抵抗値の抵抗を介して基準電位点に接続し、かつ複数の直流電源の第1出力端を基準電位点に接続した状態で、第1出力端に流れる電流を示す第1電流値を取得する段階と、接続点を抵抗を介して基準電位点に接続せず、かつ第1出力端を基準電位点に接続した状態で、第1出力端に流れる電流を示す第2電流値を取得する段階と、接続点を抵抗を介して基準電位点に接続し、または接続点を抵抗を介して基準電位点に接続せず、かつ複数の直流電源の第2出力端を基準電位点に接続した状態で、第2出力端に流れる電流を示す第3電流値を取得する段階と、抵抗値、第1電流値、第2電流値、および第3電流値に基づいて、複数の直流電源の地絡を検出する段階とを含む。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係る地絡検出装置を含む太陽光発電システムの全体構成の一例を示す図である。 制御部の機能ブロックの一例を示す図である。 最も低電位側の太陽電池モジュールと2番目に低電位側の太陽電池モジュールとの間の接続点において、地絡が生じている場合の第1電流値検出条件における太陽電池の回路構成を示す図である。 最も低電位側の太陽電池モジュールと2番目に低電位側の太陽電池モジュールとの間の接続点において、地絡が生じている場合の第2電流値検出条件における太陽電池の回路構成を示す図である。 最も低電位側の太陽電池モジュールと2番目に低電位側の太陽電池モジュールとの間の接続点において、地絡が生じている場合の第3電流値検出条件における太陽電池の回路構成を示す図である。 最も低電位側の太陽電池モジュールと2番目に低電位側の太陽電池モジュールとの間の接続点において、地絡が生じている場合の第4電流値検出条件における太陽電池の回路構成を示す図である。 最も低電位側からX(X<5)枚目の太陽電池モジュールと(X+1)枚目の太陽電池モジュールとの間の接続点において、地絡が生じている場合の第1電流値検出条件における太陽電池の回路構成を示す図である。 最も低電位側からX(X<5)枚目の太陽電池モジュールと(X+1)枚目の太陽電池モジュールとの間の接続点において、地絡が生じている場合の第2電流値検出条件における太陽電池の回路構成を示す図である。 最も低電位側からX(X<5)枚目の太陽電池モジュールと(X+1)枚目の太陽電池モジュールとの間の接続点において、地絡が生じている場合の第3電流値検出条件における太陽電池の回路構成を示す図である。 最も低電位側からX(X<5)枚目の太陽電池モジュールと(X+1)枚目の太陽電池モジュールとの間の接続点において、地絡が生じている場合の第4電流値検出条件における太陽電池の回路構成を示す図である。 地絡検出装置が太陽電池の地絡を検出する手順の一例を示すフローチャートである。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る地絡検出装置30を含む太陽光発電システムの全体構成の一例を示す。
太陽光発電システムは、太陽電池10、電力変換装置20、および地絡検出装置30を備える太陽電池10は、直列に接続された複数の太陽電池モジュール12を有する太陽電池ストリングでよい。本実施形態では、太陽電池10は、10枚の太陽電池モジュール12が直列に接続されている例について説明する。太陽電池10は、直流電源の一例である。太陽光発電システムは、電源システムの一例である。
電力変換装置20は、太陽電池10から出力される電力を変換する。電力変換装置20は、太陽電池10からの直流を昇圧して、昇圧された直流を交流に変換し、系統電源と連系させるパワーコンディショナでよい。電力変換装置20は、太陽電池10から出力される電力を消費または変換する負荷装置の一例である。
地絡検出装置30は、太陽電池10と基準電位点である接地点との間の地絡抵抗値を導出し、導出された地絡抵抗値が基準地絡抵抗値より小さい場合に、地絡が発生していると判定する。
地絡検出装置30は、切断手段32、スイッチ34、スイッチ35、スイッチ36、検出抵抗40、追加抵抗42、電圧センサ44、電流センサ46、および制御部100を備える。
切断手段32は、太陽電池10と電力変換装置20との間に設けられ、太陽電池10と電力変換装置20とを電気的に切断させる。切断手段32は、太陽電池10の高電位側の出力端子と、電力変換装置20の高電位側の入力端子との間に設けられるリレー32aと、太陽電池10の低電位側の出力端子と、電力変換装置20の低電位側の入力端子との間に設けられるリレー32bとを含む。リレー32a,32bは、作動信号が入力された場合に太陽電池10と電力変換装置20とを電気的に切断させるb接点を有するリレーでよい。太陽電池10の低電位側の出力端子は、第1出力端の一例である。太陽電池10の高電位側の出力端子は、第2出力端の一例である。
切断手段32が有する高電位側のリレー32aと太陽電池10の高電位側の出力端子とは、高電位側の電線L1を介して接続されている。切断手段32が有する低電位側のリレー32bと太陽電池10の低電位側の出力端子とは、低電位側の電線L2を介して接続されている。
スイッチ34の一端は、高電位側の電線L1に接続され、スイッチ34の他端は、検出抵抗40の一端に接続されている。スイッチ35の一端は、低電位側の電線L2に接続され、スイッチ35の他端は、検出抵抗40の一端に接続されている。検出抵抗40の他端は、接地されている。スイッチ34およびスイッチ35は、太陽電池10の低電位側の出力端子および太陽電池10の高電位側の出力端子のいずれか一方を基準電位点に接続するか否かを切り替える第2切り替え手段の一例である。
太陽電池10は、太陽電池10の中点である接続点14に接続された太陽電池モジュール12aおよび太陽電池モジュール12bを含む。太陽電池モジュール12aは、第1直流電源の一例であり、太陽電池モジュール12bは、第2直流電源の一例である。接続点14に接続された抵抗は、太陽電池10全体の絶縁抵抗200を疑似的に示している。なお、本実施形態では、太陽電池10の中点に絶縁抵抗200が接続されていると仮定している。しかし、太陽電池10の電気特性に応じて、絶縁抵抗200が接続されていると仮定する位置は、変更してよい。
スイッチ36の一端は、接続点14に接続され、スイッチ36の他端は、追加抵抗42の一端に接続されている。スイッチ36は、接続点14を追加抵抗42を介して基準電位点に接続するか否かを切り替える第1切り替え手段の一例である。追加抵抗42の他端は、接地されている。追加抵抗42は、予め定められた抵抗値を有する抵抗の一例である。追加抵抗42は、既知の抵抗値Rcを有する。本実施形態では、太陽電池10の中点である接続点14に追加抵抗42を接続する例について説明する。しかし、追加抵抗42は、太陽電池10に含まれる他の太陽電池モジュール間の接続点に接続されてよい。
電圧センサ44は、太陽電池10から出力される電圧の電圧値Voを検出する。電流センサ46は、太陽電池10の高電位側の出力端子または太陽電池10の低電位側の出力端子がスイッチ34またはスイッチ35を介して接地点に接続されている場合に、太陽電池10の高電位側の出力端子または太陽電池10の低電位側の出力端子から出力されている電流の電流値を検出する。
制御部100は、切断手段32のリレー動作を制御する。制御部100は、スイッチ34、スイッチ35、およびスイッチ36のスイッチング動作を制御する。また、制御部100は、電圧センサ44により検出された電圧値Voおよび電流センサ46により検出された電流値に基づいて、太陽電池10の地絡抵抗値Raを導出し、地絡抵抗値Raに基づいて、太陽電池10の地絡の有無を検出する。制御部100は、地絡抵抗値Raが基準地絡抵抗値より小さい場合、太陽電池10の地絡が発生していると判断してよい。
図2は、制御部100の機能ブロックの一例を示す図である。制御部100は、リレー制御部102、スイッチ制御部104、電圧値取得部106、電流値取得部108、および地絡検出部110を備える。
制御部100が備える各部は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶され、太陽電池10の地絡の検出に関する各種処理を行うプログラムをインストールし、このプログラムをコンピュータに実行させることで、構成してもよい。つまり、太陽電池10の地絡の検出に関する各種処理を行うプログラムを実行させることにより、制御部100が備える各部としてコンピュータを機能させることで、地絡検出装置30を構成してもよい。
コンピュータは、CPU、ROM、RAM、EEPROM(登録商標)等の各種メモリ、通信バス及びインタフェースを有し、予めファームウェアとしてROMに格納された処理プログラムをCPUが読み出して順次実行することで、地絡検出装置30として機能する。
リレー制御部102は、太陽電池10の地絡を検出すべき予め定められたタイミングで、切断手段32に作動信号を出力して、太陽電池10と電力変換装置20との間を電気的に遮断する。例えば、リレー制御部102は、朝方、太陽電池10からの電力が基準電力に達した後、電力変換装置20が起動する前に、切断手段32に作動信号を出力してよい。また、リレー制御部102は、夕方、太陽電池10からの電力が基準電力を満たさなくなり、電力変換装置20が停止した後に、切断手段32に作動信号を出力してよい。
スイッチ制御部104は、スイッチ34、スイッチ35、およびスイッチ36のオンオフを制御する。スイッチ制御部104は、第1電流値検出条件において、スイッチ34をオフ、スイッチ35をオンし、かつスイッチ36をオンする。スイッチ制御部104は、第2電流値検出条件において、スイッチ34をオフ、スイッチ36をオンし、かつスイッチ36をオフする。スイッチ制御部104は、第3電流値検出条件において、スイッチ34をオン、スイッチ35をオフし、かつスイッチ36をオンする。スイッチ制御部104は、第4電流値検出条件において、スイッチ34をオン、スイッチ35をオフし、かつスイッチ36をオフする。
電圧値取得部106は、電圧センサ44を介して太陽電池10から出力される電圧の電圧値Voを取得する。電流値取得部108は、第1電流値検出条件においてスイッチ制御部104によりスイッチ34がオフ、スイッチ35がオン、かつスイッチ36がオンした状態で、電流センサ46を介して太陽電池10の低電位側の出力端子から出力される電流を示す第1電流値IAを取得する。電流値取得部108は、太陽電池モジュール12aと太陽電池モジュール12aに直列に接続された太陽電池モジュール12bとの接続点14を予め定められた抵抗値Raの追加抵抗42を介して基準電位点に接続し、かつ太陽電池10の低電位側の出力端子を基準電位点に接続した状態で、太陽電池10の低電位側の出力端子に流れる電流を示す第1電流値を取得する第1電流値取得部の一例である。
電流値取得部108は、第2電流値検出条件においてスイッチ制御部104によりスイッチ34がオフ、スイッチ35がオン、かつスイッチ36がオフした状態で、電流センサ46を介して太陽電池10の低電位側の出力端子から出力される電流を示す第2電流値IBを取得する。電流値取得部108は、接続点14を追加抵抗42を介して基準電位点に接続せず、かつ太陽電池10の低電位側の出力端子を基準電位点に接続した状態で、低電位側の出力端子に流れる電流を示す第2電流値を取得する第2電流値取得部の一例である。
電流値取得部108は、第3電流値検出条件においてスイッチ制御部104によりスイッチ34がオン、スイッチ35がオフ、かつスイッチ36がオンした状態で、電流センサ46を介して太陽電池10の高電位側の出力端子から出力される電流を示す第3電流値ICを取得する。電流値取得部108は、第4電流値検出条件においてスイッチ制御部104によりスイッチ34がオン、スイッチ35がオフ、かつスイッチ36がオフした状態で、電流センサ46を介して太陽電池10の高電位側の出力端子から出力される電流を示す第4電流値IDを取得する。電流値取得部108は、接続点14を追加抵抗42を介して基準電位点に接続し、または接続点14を追加抵抗42を介して基準電位点に接続せず、かつ太陽電池10の高電位側の出力端子を基準電位点に接続した状態で、太陽電池10の高電位側の出力端子に流れる電流を示す第3電流値を取得する第3電流値取得部の一例である。
地絡検出部110は、電圧値取得部106が取得した電圧値Vo、および電流値取得部108が取得した第1電流値IA、第2電流値IB、第3電流値ICおよび第4電流値IDの少なくとも3つの電流値に基づいて、太陽電池10の地絡の有無を検出する。地絡検出部110は、電圧値Vo、および第1電流値IA、第2電流値IB、第3電流値ICおよび第4電流値IDの少なくとも3つの電流値に基づいて、太陽電池10の地絡抵抗値を導出し、導出された地絡抵抗値が基準地絡抵抗値より小さい場合に、太陽電池10の地絡が発生していると判断してよい。
図3A、図3B、図3C、図3Dは、最も低電位側の太陽電池モジュール12cと2番目に低電位側の太陽電池モジュール12dとの間の接続点において、地絡が生じている場合の太陽電池10の回路構成を示す。
図3Aは、スイッチ制御部104が、第1電流値検出条件においてスイッチ34がオフ、スイッチ35がオン、かつスイッチ36がオンした状態での太陽電池10の回路構成を示す。図3Aに示す回路構成において、太陽電池10の低電位側の出力端子から出力された第1電流値IAは、式(1)で示される追加抵抗42と絶縁抵抗200との合成抵抗を流れる電流を示す電流値I1aと、式(2)で示される地絡抵抗300を流れる電流を示す電流値I2aとの合計である。
I1a=5Va/R ・・・(1)
I2a=Va/Ra ・・・(2)
IA=I1a+I2a=5Va/R+Va/Ra ・・・(3)
Vaは、1枚の太陽電池モジュール12の両端の電圧の電圧値を示す。太陽電池10を構成する太陽電池モジュール12のそれぞれの電気的な特性は同一で、太陽電池10を構成する太陽電池モジュール12の枚数がN枚である場合、Va=Vo/Nでよい。例えば、太陽電池モジュール12の枚数が10枚である場合、Va=Vo/10でよい。
Rは、追加抵抗42と絶縁抵抗200との合成抵抗であり、追加抵抗42の抵抗値Rc、絶縁抵抗200の抵抗値Rbとした場合、R=Rb×Rc/(Rb+Rc)である。Raは、地絡抵抗300の抵抗値を示す。
図3Bは、スイッチ制御部104が、第2電流値検出条件においてスイッチ34がオフ、スイッチ35がオン、かつスイッチ36がオフした状態での太陽電池10の回路構成を示す。図3Bに示す回路構成において、太陽電池10の低電位側の出力端子から出力された第1電流値IBは、式(4)で示される絶縁抵抗200を流れる電流を示す電流値I1bと、式(5)で示される地絡抵抗300を流れる電流を示す電流値I2bとの合計である。
I1b=5Va/Rb ・・・(4)
I2b=Va/Ra ・・・(5)
IB=I1b+I2b=5Va/Rb+Va/Ra ・・・(6)
図3Cは、スイッチ制御部104が、第3電流値検出条件においてスイッチ34がオン、スイッチ35がオフ、かつスイッチ36がオンした状態での太陽電池10の回路構成を示す。図3Cに示す回路構成において、太陽電池10の高電位側の出力端子から出力された第3電流値ICは、式(7)で示される地絡抵抗300を流れる電流を示す電流値I1cと、式(8)で示される追加抵抗42と絶縁抵抗200との合成抵抗を流れる電流を示す電流値I3cとの合計である。
I1c=9Va/Ra ・・・(7)
I3c=5Va/R ・・・(8)
IC=I1c+I3c=9Va/Ra+5Va/R ・・・(9)
図3Dは、スイッチ制御部104が、第4電流値検出条件においてスイッチ34がオン、スイッチ35がオフ、かつスイッチ36がオフした状態での太陽電池10の回路構成を示す。図3Dに示す回路構成において、太陽電池10の高電位側の出力端子から出力された第4電流値IDは、式(10)で示される絶縁抵抗200を流れる電流を示す電流値I1dと、式(11)で示される地絡抵抗300を流れる電流を示す電流値I3dとの合計である。
I1d=5Va/Ra ・・・(10)
I3d=5Va/Rb ・・・(11)
ID=I1d+I3d=5Va/Ra+5Va/Rb ・・・(12)
地絡検出部110は、式(3)、式(6)、式(9)、および式(12)を利用して、地絡抵抗300の抵抗値Raを導出する。ここで、太陽電池10の地絡の位置が既知である場合、未知数はRaおよびRbの2つなので、地絡検出部110は、式(3)、式(6)、式(9)、および式(12)のいずれか2つの式を利用して、地絡抵抗300の抵抗値Raを導出できる。
図4A、図4B、図4C、図4Dは、地絡が最も低電位側からX(X<5)枚目の太陽電池モジュールと(X+1)枚目の太陽電池モジュールとの間の接続点において生じている場合の太陽電池10の回路構成を示す。
図4Aは、スイッチ制御部104が、第1電流値検出条件においてスイッチ34がオフ、スイッチ35がオン、かつスイッチ36がオンした状態での太陽電池10の回路構成を示す。図4Aに示す回路構成において、太陽電池10の低電位側の出力端子から出力された第1電流値IAは、式(20)で示される追加抵抗42と絶縁抵抗200との合成抵抗を流れる電流を示す電流値I1aと、式(21)で示される地絡抵抗300を流れる電流を示す電流値I2aとの合計である。
I1a=5Va/R ・・・(20)
I2a=X×Va/Ra ・・・(21)
IA=I1a+I2a=5Va/R+X×Va/Ra ・・・(22)
図4Bは、スイッチ制御部104が、第2電流値検出条件においてスイッチ34がオフ、スイッチ35がオン、かつスイッチ36がオフした状態での太陽電池10の回路構成を示す。図4Bに示す回路構成において、太陽電池10の低電位側の出力端子から出力された第1電流値IBは、式(23)で示される絶縁抵抗200を流れる電流を示す電流値I1bと、式(24)で示される地絡抵抗300を流れる電流を示す電流値I2bとの合計である。
I1b=5Va/Rb ・・・(23)
I2b=X×Va/Ra ・・・(24)
IB=I1b+I2b=5Va/Rb+X×Va/Ra ・・・(25)
図4Cは、スイッチ制御部104が、第3電流値検出条件においてスイッチ34がオン、スイッチ35がオフ、かつスイッチ36がオンした状態での太陽電池10の回路構成を示す。図4Cに示す回路構成において、太陽電池10の高電位側の出力端子から出力された第3電流値ICは、式(26)で示される地絡抵抗300を流れる電流を示す電流値I1cと、式(27)で示される追加抵抗42と絶縁抵抗200との合成抵抗を流れる電流を示す電流値I3cとの合計である。
I1c=(5+5−X)Va/Ra ・・・(26)
I3c=5Va/R ・・・(27)
IC=I1c+I3c=(10−X)Va/Ra+5Va/R ・・・(28)
図4Dは、スイッチ制御部104が、第4電流値検出条件においてスイッチ34がオン、スイッチ35がオフ、かつスイッチ36がオフした状態での太陽電池10の回路構成を示す。図4Dに示す回路構成において、太陽電池10の高電位側の出力端子から出力された第4電流値IDは、式(29)で示される絶縁抵抗200を流れる電流を示す電流値I1dと、式(30)で示される地絡抵抗300を流れる電流を示す電流値I3dとの合計である。
I1d=(5+5−X)Va/Ra ・・・(29)
I3d=5Va/Rb ・・・(30)
ID=I1d+I3d=(10−X)Va/Ra+5Va/Rb ・・・(31)
地絡検出部110は、式(22)、式(25)、式(28)、および式(31)を利用して、地絡抵抗300の抵抗値Raを導出する。ここで、太陽電池10の地絡の位置が未知である場合、未知数はRa、Rb、Xの3つなので、地絡検出部110は、式(22)、式(25)、式(28)、および式(31)のいずれか3つの式を利用して、地絡抵抗300の抵抗値Raを導出できる。
以上のように、太陽電池10を構成するいずれか2つの太陽電池モジュール12間の接続点を既知の抵抗値を有する抵抗を介して基準電位点である接地点に接続した状態、および接続していない状態のそれぞれについて、太陽電池10の高電位側の出力端子を接地点に接続した場合、および太陽電池10の低電位側の出力端子を接地点に接続した場合のそれぞれについて、接地点に接続した出力端子から出力される電流をそれぞれ検知する。これにより、地絡抵抗300の抵抗値Ra、絶縁抵抗200の抵抗値Rb、および地絡の位置Xの3つの未知数を含む連立方程式を4つ導出できる。よって、地絡検出部110は、4つの連立方程式のいずれか3つの式を利用して、地絡抵抗300の抵抗値Raを導出できる。
ここで、地絡検出部110が、絶縁抵抗200と地絡抵抗300とを合成した合成抵抗を太陽電池10の絶縁抵抗とみなして、その合成抵抗の抵抗値が基準抵抗値より小さい場合に、太陽電池10の地絡が発生していると判断することも考えられる。しかし、絶縁抵抗200の抵抗値は、気温などの環境の変化によって変動する。例えば、雨天の日の絶縁抵抗200の抵抗値は、乾燥した晴天の日が続いた場合の絶縁抵抗200の抵抗値より低くなる場合がある。そのため、地絡検出部110が、絶縁抵抗200と地絡抵抗300とを合成した合成抵抗に基づいて地絡の有無を判断する場合、地絡検出部110は、環境の変化に伴う絶縁抵抗200の抵抗値の変化と、太陽電池10の劣化の進行に伴う地絡抵抗300の抵抗値の変化とを区別できない。したがって、地絡検出部110が絶縁抵抗200と地絡抵抗300とを合成した合成抵抗に基づいて地絡の有無を判断する場合、太陽電池10の地絡の有無の判定の精度が低下する可能性がある。
そこで、本実施形態に係る地絡検出部110は、絶縁抵抗200と地絡抵抗300とを区別して、地絡抵抗300の抵抗値に基づいて、太陽電池10の地絡の有無を判定している。したがって、本実施形態によれば、環境の変化に伴い絶縁抵抗200の抵抗値が変化した場合でも、地絡検出部110による太陽電池10の地絡の有無の判定の精度が低下することを防止できる。
図5は、地絡検出装置30が太陽電池10の地絡を検出する手順の一例を示すフローチャートである。
リレー制御部102は、太陽電池10の地絡を検出すべき予め定められたタイミングで、切断手段32に作動信号を出力して、リレー32aおよびリレー32bを作動させ、太陽電池10と電力変換装置20との間を電気的に遮断する(S100)。
電圧値取得部106は、電圧センサ44を介して太陽電池10から出力される電圧の電圧値Voを取得する(S102)。スイッチ制御部104は、スイッチ34をオフ、スイッチ35をオンして、太陽電池10の低電位側の出力端子を基準電位点である接地点に接続する(S104)。また、スイッチ制御部104は、スイッチ36をオンして、太陽電池10の中点である接続点14を追加抵抗42を介して基準電位点に接続する(S106)。電流値取得部108は、スイッチ制御部104によりスイッチ34がオフ、スイッチ35がオン、かつスイッチ36がオンした状態で、電流センサ46を介して太陽電池10の低電位側の出力端子から出力される電流を示す第1電流値IAを取得する(S108)。
次いで、スイッチ制御部104は、スイッチ36をオフする(S110)。電流値取得部108は、スイッチ制御部104によりスイッチ34がオフ、スイッチ35がオン、かつスイッチ36がオフした状態で、電流センサ46を介して太陽電池10の低電位側の出力端子から出力される電流を示す第2電流値IBを取得する(S112)。
続いて、スイッチ制御部104は、スイッチ34をオン、スイッチ35をオフして、太陽電池10の高電位側の出力端子を基準電位点である接地点に接続する(S114)。また、スイッチ制御部104は、スイッチ36をオンして、太陽電池10の中点である接続点14を追加抵抗42を介して基準電位点に接続する(S116)。電流値取得部108は、スイッチ制御部104によりスイッチ34がオン、スイッチ35がオフ、かつスイッチ36がオンした状態で、電流センサ46を介して太陽電池10の高電位側の出力端子から出力される電流を示す第3電流値ICを取得する(S118)。
次いで、スイッチ制御部104は、スイッチ36をオフする(S120)。電流値取得部108は、スイッチ制御部104によりスイッチ34がオン、スイッチ35がオフ、かつスイッチ36がオフした状態で、電流センサ46を介して太陽電池10の高電位側の出力端子から出力される電流を示す第4電流値IDを取得する(S122)。
地絡検出部110は、追加抵抗42の既知の抵抗値Rc、電圧値Vo、並びに第1電流値IA、第2電流値IB、第3電流値IC、および第4電流値IDの少なくとも3つの電流値に基づいて、式(22)、式(25)、式(28)、および式(31)の少なくとも3つの式を利用して、地絡抵抗値Raを導出する(S124)。地絡検出部110は、導出された地絡抵抗値Raと、予め定められた基準地絡抵抗値との比較により地絡の有無を判断する(S126)。
以上、本実施形態によれば、地絡検出部110は、絶縁抵抗200の抵抗値成分を含まない地絡抵抗300の抵抗値に基づいて、太陽電池10の地絡の有無を判定できる。したがって、本実施形態によれば、環境の変化に伴い絶縁抵抗200の抵抗値が変化した場合でも、地絡検出部110による太陽電池10の地絡の有無の判定の精度が低下することを防止できる。
なお、電流値取得部108は、第1電流値IA、第2電流値IB、第3電流値IC、および第4電流値IDのいずれか3つのみを取得し、地絡検出部110は、取得された3つの電流値を用いて、地絡抵抗値を導出してもよい。
地絡検出部110は、第1時点における追加抵抗42の既知の抵抗値Rc、並びに第1電流値IA、第2電流値IB、第3電流値ICおよび第4電流値IDの少なくとも3つの電流値に基づいて、太陽電池10の第1時点における第1地絡抵抗値を導出してよい。さらに、地絡検出部110は、第1時点より後の第2時点における追加抵抗42の既知の抵抗値Rc、並びに第1電流値IA、第2電流値IB、第3電流値ICおよび第4電流値IDの少なくとも3つの電流値に基づいて、太陽電池10の第2時点における第2地絡抵抗値を導出してよい。そして、地絡検出部110は、第1地絡抵抗値と第2地絡抵抗値とに基づいて、太陽電池10の地絡を検出してよい。地絡検出部110は、第2地絡抵抗値が第1地絡抵抗値に基づいて定められる基準地絡抵抗値より低い場合に、太陽電池10の地絡が発生している、もしくは太陽電池10の地絡が進行していると判断してよい。
例えば、地絡検出部110は、太陽光発電システムに地絡検出装置30が設置された時点などの第1時点で、地絡抵抗値を導出し、第1時点の地絡抵抗値に基づいて基準地絡抵抗値を決定する。地絡検出部110は、第1時点の地絡抵抗値を基準地絡抵抗値としてよい。地絡検出部110は、第1時点の地絡抵抗値から予め定められた値を減算した値を基準地絡抵抗値としてよい。地絡検出部110は、第1時点の地絡抵抗値に対して予め定められた割合を乗算した値を基準地絡抵抗値としてよい。そして、地絡検出部110は、第1時点より後の第2時点において導出した地絡抵抗値と第1時点の地絡抵抗値に基づく基準地絡抵抗値とを比較することにより、太陽電池10の地絡の有無を判定してよい。
太陽電池10の地絡抵抗値は、太陽電池10の電気的な特性に依存する。したがって、基準地絡抵抗値を、地絡検出部110が導出した地絡抵抗値に基づいて設定することで、太陽電池10固有の基準地絡抵抗値を設定できる。よって、地絡検出部110が導出した地絡抵抗値に基づいて基準地絡抵抗値を設定することで、地絡検出部110は、より精度よく太陽電池10の地絡の有無を判断できる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 太陽電池
12 太陽電池モジュール
14 接続点
20 電力変換装置
30 地絡検出装置
32 切断手段
32a,32b リレー
34,35,36 スイッチ
40 検出抵抗
42 追加抵抗
44 電圧センサ
46 電流センサ
100 制御部
102 リレー制御部
104 スイッチ制御部
106 電圧値取得部
108 電流値取得部
110 地絡検出部
200 絶縁抵抗
300 地絡抵抗

Claims (6)

  1. 直列に接続された複数の直流電源の地絡を検出する地絡検出装置であって、
    前記複数の直流電源に含まれる第1直流電源と前記第1直流電源に直列に接続された第2直流電源との接続点を予め定められた抵抗値の抵抗を介して基準電位点に接続し、かつ前記複数の直流電源の第1出力端を前記基準電位点に接続した状態で、前記第1出力端に流れる電流を示す第1電流値を取得する第1電流値取得部と、
    前記接続点を前記抵抗を介して前記基準電位点に接続せず、かつ前記第1出力端を前記基準電位点に接続した状態で、前記第1出力端に流れる電流を示す第2電流値を取得する第2電流値取得部と、
    前記接続点を前記抵抗を介して前記基準電位点に接続し、または前記接続点を前記抵抗を介して前記基準電位点に接続せず、かつ前記複数の直流電源の第2出力端を前記基準電位点に接続した状態で、前記第2出力端に流れる電流を示す第3電流値を取得する第3電流値取得部と、
    前記抵抗値、前記第1電流値、前記第2電流値、および前記第3電流値に基づいて、前記複数の直流電源の地絡を検出する地絡検出部と
    を備える地絡検出装置。
  2. 前記接続点を前記抵抗を介して前記基準電位点に接続するか否かを切り替える第1切り替え手段と、
    前記第1出力端および前記第2出力端のいずれか一方を前記基準電位点に接続するか否かを切り替える第2切り替え手段と
    をさらに備える、請求項1に記載の地絡検出装置。
  3. 前記地絡検出部は、第1時点における前記抵抗値、前記第1電流値、前記第2電流値、および前記第3電流値に基づいて、前記複数の直流電源の前記第1時点における第1地絡抵抗値を導出し、前記第1時点より後の第2時点における前記抵抗値、前記第1電流値、前記第2電流値、および前記第3電流値に基づいて、前記複数の直流電源の前記第2時点における第2地絡抵抗値を導出し、前記第1地絡抵抗値と前記第2地絡抵抗値とに基づいて、前記複数の直流電源の地絡を検出する、請求項1または請求項2に記載の地絡検出装置。
  4. 前記複数の直流電源のそれぞれは、太陽電池である、請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の地絡検出装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の地絡検出装置と、
    前記複数の直流電源と、
    前記複数の直流電源から供給される電力を消費または変換する負荷装置と
    を備え、
    前記地絡検出装置は、
    前記複数の直流電源と前記負荷装置との間を電気的に接続するか切断するかを切り替える第3切り替え手段をさらに備え、
    前記第3切り替え手段により前記複数の直流電源と前記負荷装置との間を電気的に切断した状態で、前記第1電流値取得部は、前記第1出力端に流れる電流を示す前記第1電流値を取得し、前記第2電流値取得部は、前記第1出力端に流れる電流を示す前記第2電流値を取得し、前記第3電流値取得部は、前記第2出力端に流れる電流を示す前記第3電流値を取得する、電源システム。
  6. 直列に接続された複数の直流電源の地絡を検出する地絡検出方法であって、
    前記複数の直流電源に含まれる第1直流電源と前記第1直流電源に直列に接続された第2直流電源との接続点を予め定められた抵抗値の抵抗を介して基準電位点に接続し、かつ前記複数の直流電源の第1出力端を前記基準電位点に接続した状態で、前記第1出力端に流れる電流を示す第1電流値を取得する段階と、
    前記接続点を前記抵抗を介して前記基準電位点に接続せず、かつ前記第1出力端を前記基準電位点に接続した状態で、前記第1出力端に流れる電流を示す第2電流値を取得する段階と、
    前記接続点を前記抵抗を介して前記基準電位点に接続し、または前記接続点を前記抵抗を介して前記基準電位点に接続せず、かつ前記複数の直流電源の第2出力端を前記基準電位点に接続した状態で、前記第2出力端に流れる電流を示す第3電流値を取得する段階と、
    前記抵抗値、前記第1電流値、前記第2電流値、および前記第3電流値に基づいて、前記複数の直流電源の地絡を検出する段階と
    を含む地絡検出方法。
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