JP2015211608A - 電力変換ユニットおよび電力変換時のリプル抑制制御方法 - Google Patents

電力変換ユニットおよび電力変換時のリプル抑制制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】蓄電装置に流れ込む電流リプルを抑制するための平滑コンデンサの容量を小型化することができ、電力変換ユニットの小型化を実現する。
【解決手段】蓄電装置の直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータを駆動する主電力変換装置102と、蓄電装置の直流電圧を変圧して補機バッテリを充電する補機用電力変換装置101と、主電力変換装置および補機用電力変換装置の入力側に並列接続された平滑コンデンサC100と、を備え、車両に搭載される電力変換ユニット100であって、主電力変換装置は、主電力変換装置への第1の入力電流を検出する電流検出部を有し、補機用電力変換装置は、蓄電装置の直流電圧を変圧する際に、補機用電力変換装置への第2の入力電流を制御する制御回路を有し、制御回路は、電流検出部が検出した第1の入力電流の電流リプルを相殺するように、第2の入力電流を電流リプルと逆相に制御するリプル抑制制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハイブリッド車に代表される電動車両に搭載される高電圧蓄電装置を用いてモータジェネレータを駆動する電力変換ユニットおよび電力変換時のリプル抑制制御方法に関するものである。
近年、燃費改善に対する要求の高まりやCO2規制の強化に伴い、ハイブリッド車の市場が拡大しつつある。そして、このような、ハイブリッド車の市場拡大に伴い、内燃機関を有する従来車のプラットフォームを、電動車両用として流用するケースが増えている。このため、従来車のプラットフォームに格納できるような、小型化されたモータジェネレータや、それを駆動する電力変換ユニットが強く望まれている。
しかしながら、このような電力変換ユニットでは、モータジェネレータを駆動する主電力変換装置の動作に起因する電圧リプルが、主電力変換装置の入力側の平滑コンデンサに加わる。そして、この平滑コンデンサに加わる電圧リプルに起因する電流リプルが、車両の蓄電装置に流れ込んでしまう。この結果、蓄電装置に流れ込む電流リプルを抑制するために、入力側の平滑コンデンサの容量を十分に確保しなければならず、装置全体が大型化してしまうという課題があった。
そこで、例えば、蓄電池の電流リプルが所定の値を超えた場合には、補機用電力変換装置の入力電流を、蓄電池の電流リプルと同周期で逆位相に制御することにより、蓄電装置の電流リプルを抑制する従来技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特許第5189521号公報
しかしながら、従来技術には、以下のような課題がある。
特許文献1の電力変換ユニットでは、蓄電装置の電流リプルが所定の値を超えた場合に、電流リプルを抑制する動作であるリプル抑制制御を開始する。これにより、電流リプルは、一旦は減少するが、電流リプルが所定の値以下となってリプル抑制制御が停止されると、再び、電流リプルが所定の値を超えるといったハンチングが発生してしまうという課題があった。また、補機バッテリの電圧が高いときにリプル抑制制御を行うと、補機バッテリの出力電圧にリプルが重畳されて、補機バッテリが過充電となってしまうという課題もあった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、容量の小さい平滑コンデンサを用いる場合でも蓄電装置への電流リプルを抑制することができ、小型化が可能な電力変換ユニットおよび電力変換時のリプル抑制制御方法を得ることを目的とする。
本発明に係る電力変換ユニットは、蓄電装置の直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータを駆動する主電力変換装置と、蓄電装置の直流電圧を変圧して補機バッテリを充電する補機用電力変換装置と、主電力変換装置および補機用電力変換装置の入力側に並列接続された平滑コンデンサと、を備え、車両に搭載される電力変換ユニットであって、主電力変換装置は、主電力変換装置への第1の入力電流を検出する電流検出部を有し、補機用電力変換装置は、蓄電装置の直流電圧を変圧する際に、補機用電力変換装置への第2の入力電流を制御する制御回路を有し、制御回路は、電流検出部が検出した第1の入力電流の電流リプルを相殺するように、第2の入力電流を電流リプルと逆相に制御するリプル抑制制御を行うものである。
また、本発明に係る電力変換時のリプル抑制制御方法は、蓄電装置の直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータを駆動する主電力変換装置と、蓄電装置の直流電圧を変圧して補機バッテリを充電する補機用電力変換装置と、主電力変換装置および補機用電力変換装置の入力側に並列接続された平滑コンデンサと、を備え、車両に搭載される電力変換ユニットにおいて用いられる電力変換時のリプル抑制制御方法であって、主電力変換装置において、主電力変換装置への第1の入力電流を検出する電流検出ステップと、補機用電力変換装置において、電流検出ステップで検出した第1の入力電流の電流リプルを相殺するように、補機用電力変換装置への第2の入力電流を電流リプルと逆相に制御するリプル抑制制御ステップとを有するものである。
本発明に係る電力変換ユニットでは、主電力変換装置への入力電流の電流リプルが相殺されるように、補機用電力変換装置への入力電流を電流リプルと逆相に制御するリプル抑制制御を実行できる構成を備えている。この結果、蓄電装置に流れ込む電流リプルを抑制するための平滑コンデンサの容量を小型化することができ、電力変換ユニットの小型化を実現することができる。
本発明の実施の形態1に係る電力変換ユニットとその周辺部の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る補機用電力変換装置の内部構成の例示図である。 本発明の実施の形態1に係る主電力変換装置の内部構成の例示図である。
以下、この発明における電力変換ユニットおよび電力変換時のリプル抑制制御方法の好適な実施の形態について図面を用いて説明する。なお、各図において同一、または相当する部分については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る電力変換ユニット100とその周辺部の概略構成を示すブロック図である。まず、図1を用いて、電力変換ユニット100の構成について説明する。図1に示す電力変換ユニット100は、補機用電力変換装置101、主電力変換装置102、および平滑コンデンサC100を備えて構成される。
図1において、補機用電力変換装置101は、蓄電装置103のDC出力電圧を変圧して、補機バッテリ106を充電するとともに、補機負荷群104に電力を供給する。また、主電力変換装置102は、蓄電装置103のDC出力電圧をAC電圧に変換して、車両のモータジェネレータ105を駆動する。
外部制御装置107は、通信部108を介して、補機用電力変換装置101および主電力変換装置102に対して指令を出力する。また、補機用電力変換装置101と主電力変換装置102とは、通信部109を介して、互いに情報を共有できるようになっている。
図1に示すように、補機用電力変換装置101へは、第1の入力電流I101が流れ込み、主電力変換装置102へは、第2の入力電流I102が流れ込む。また、補機用電力変換装置101および主電力変換装置102の入力端子間に並列接続された平滑コンデンサC100には、両端電圧V100が印加される。
図2は、本発明の実施の形態1に係る補機用電力変換装置101の内部構成の例示図である。次に、図2を用いて、補機用電力変換装置101の内部構成について説明する。補機用電力変換装置101は、例えば、絶縁型DC/DCコンバータであって、図2に示すように、トランス201、リアクトル202、制御回路203、スイッチング素子Q201〜Q204、Q211〜Q212、低電圧側コンデンサC201、および平滑コンデンサC100の両端電圧検出部205を備えて構成される。
また、制御回路203は、主電力変換装置102への入力電流I102を、主電力変換装置102との通信などを用いて検出する機能を有している。また、制御回路203は、平滑コンデンサC100の両端電圧検出部205を用いて、平滑コンデンサC100の両端電圧V100を測定することができる。
補機用電力変換装置101の制御回路203は、スイッチング素子Q201〜Q204を制御して、入力した直流電圧を、一旦、交流電圧に変換する。続いて、制御回路203は、スイッチング素子Q211〜Q212を制御して、トランス201で変圧された交流電圧を整流する。整流化された交流電圧は、リアクトル202、低電圧側コンデンサC201によって平滑化されて出力される。
このとき、制御回路203は、外部制御装置107または主電力変換装置102からの指令、あるいは、補機用電力変換装置101内部の各部の動作状況等に応じて、最適なスイッチング波形を生成するためのスイッチングタイミングを計算してスイッチング素子Q201〜Q204、Q211〜Q212をスイッチングすることにより、補機用電力変換装置101への入力電流I101を制御する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る主電力変換装置102の内部構成の例示図である。次に、図3を用いて、主電力変換装置102の内部構成について説明する。主電力変換装置102は、例えば、インバータであって、図3に示すように、制御回路300、およびスイッチング素子Q301〜Q306を備えて構成される。
また、主電力変換装置102は、主電力変換装置102への入力電流I102を測定し、補機用電力変換装置101に対して出力する電流検出部(図示せず)を有している。
主電力変換装置102の制御回路300は、スイッチング素子Q301〜Q306を制御することにより、入力した直流電圧を交流電圧に変換して、モータジェネレータ105を駆動する。
このとき、制御回路300は、外部制御装置107からの指令、あるいは、主電力変換装置102内部の各部、またはモータジェネレータ105の動作状況等に応じて、最適なスイッチング波形を生成するためのスイッチングタイミングを計算して、スイッチング素子Q301〜Q306をスイッチングすることにより、モータジェネレータ105に流れる電流を制御する。
しかしながら、このような、主電力変換装置102またはモータジェネレータ105の動作によって、主電力変換装置102の入力電流I102に電流リプルが発生すると、前述のように、平滑コンデンサC100が充放電されて、平滑コンデンサC100の両端電圧V100に電圧リプルが発生してしまう。
そこで、補機用電力変換装置101の制御回路203は、主電力変換装置102の電流検出部(図示せず)が検知した主電力変換装置102の入力電流I102の電流リプルが相殺されるように、補機用電力変換装置101への入力電流I101に対して逆位相の電流リプルを重畳させるように、スイッチングタイミングを制御している。
具体的には、主電力変換装置102の入力電流I102が上昇した場合には、制御回路203は、補機用電力変換装置101の入力電流I101を減少させるように、スイッチングタイミングを制御する。一方、主電力変換装置102の入力電流I102が減少した場合には、制御回路203は、補機用電力変換装置101の入力電流I101を増加させるように、スイッチングタイミングを制御する。
このように、制御回路203は、主電力変換装置102の電流リプルを検出し、その電流リプルと同周波数で逆位相となるように補機用電力変換装置101の入力電流I101を変動させるリプル抑制制御を行う。このようなリプル抑制制御を行うことにより、平滑コンデンサC100に流れ込む電流値を小さくすることができ、平滑コンデンサC100の電圧リプルを抑制できる。この結果、平滑コンデンサC100を小型化することができ、電力変換ユニット100の小型化を実現できる。
以上のように、実施の形態1では、主電力変換装置への入力電流の電流リプルが相殺されるように、補機用電力変換装置への入力電流を電流リプルと逆相に制御するリプル抑制制御を実行できる構成を備えている。この結果、蓄電装置に流れ込む電流リプルを抑制するための平滑コンデンサの容量を小型化することができ、電力変換ユニットの小型化を実現することができる。
実施の形態2.
先の実施の形態1では、補機用電力変換装置101への入力電流I101が、蓄電装置103から補機バッテリ106の方向に流れる場合(すなわち、電流方向が一方向の場合)について説明した。これに対して、本実施の形態2では、蓄電装置103と補機バッテリ106との間で双方向に電流を流すことができる場合について説明する。
本実施の形態2では、補機用電力変換装置101として、入力電流I101を図1〜3に示す矢印の正負の両方向に流せる双方向電力変換装置を用いている。すなわち、本実施の形態2の補機用電力変換装置101では、スイッチング素子Q201〜Q204、Q211〜Q212を制御することにより、補機用電力変換装置101への入力電流I101の大きさだけでなく、入力電流I101の方向も制御できる双方向の構成となっている。
また、本実施の形態2の補機用電力変換装置101は、補機バッテリ106の電圧を検出することができる電圧検出部(図示せず)を有している。
このような構成により、本実施の形態2の制御回路203は、検出した主電力変換装置102の入力電流I102の電流リプルに合わせて、補機用電力変換装置101の入力電流I101の大きさだけでなく、方向についても制御することができる。
具体的には、制御回路203は、主電力変換装置102の入力電流I102が上昇した場合には、補機用電力変換装置101の入力電流I101を減少させるように、スイッチングタイミングを制御する。そして、入力電流I101が更に減少してゼロとなった場合は、入力電流I101を逆流させるように、スイッチングタイミングを制御する。
リプル抑制制御を行うことで補機バッテリ106の電圧にもリプルが重畳する。ここで、補機バッテリ106の電圧が高く、補機バッテリ106の電圧をこれ以上高くできない場合においても、入力電流I101を逆方向に流すことで、リプル抑制制御による入力電流I101の変動量を大きくすることができる。この結果、補機バッテリ106の電圧が高いときにリプル抑制制御を行った場合にも、補機バッテリ106が過充電となってしまうという前述の課題を解決することができる。
すなわち、制御回路203は、補機バッテリ106の電圧が、予め定めた電圧値以上である場合には、入力電流I101を、図1〜3に示す矢印とは反対の方向に流すようにする。このようにして、補機バッテリ106の電圧をこれ以上高くできない場合には、リプル抑制制御における入力電流I101を逆流させることで、入力電流I101の変動量を大きくでき、主電力変換装置102への入力電流I102の電流リプルを相殺することができる。この結果、双方向に電流を流せる構成を備えることで、補機バッテリ106の電圧が高いときにリプル抑制制御を行う場合でも、補機バッテリ106が過充電となってしまうことを防止した上で、主電力変換装置102への入力電流I102の電流リプルを相殺することができる。
以上のように、実施の形態2によれば、補機用電力変換装置を双方向とすることにより、補機バッテリの出力電圧が高い場合においても、補機バッテリを過充電することなく、平滑コンデンサに発生する電圧リプルを低減することが可能である。
実施の形態3.
本実施の形態3では、リプル抑制制御を行う期間を、車両や主電力変換装置102の状態に応じて制限することにより、リプル抑制制御の結果発生する電流リプルによる補機バッテリ106に対する影響を抑制する方法について説明する。
本実施の形態3における制御回路203は、車両や主電力変換装置102の状態を、外部制御装置107または主電力変換装置102等からの情報によって検出することができるようになっている。
この結果、本実施の形態3の制御回路203は、検出した車両や主電力変換装置102の状態に基づいて、リプル抑制制御の要否を判断することができる。例えば、制御回路203は、車両や主電力変換装置102が、以下に示す条件のいずれかを満たす場合に、リプル抑制制御を行う。
条件1:モータジェネレータ105が必要とするトルクが、予め定めた基準トルク値以上である場合
条件2:主電力変換装置102のキャリア周波数が、予め定めた基準周波数値よりも低い場合
条件3:平滑コンデンサC100の平均電圧が、予め定めた基準電圧値よりも低い場合
条件4:モータジェネレータ105が車両の内燃機関を始動している場合
このように、リプル抑制制御を限定して行うことにより、補機バッテリ106に加わる電流変動の時間を限定することができる。その結果、補機バッテリ106に発生する電流リプルを抑制でき、補機バッテリ106の劣化を低減することができる。
以上のように、実施の形態3によれば、車両や主電力変換装置の状態によってリプル抑制制御の要否を判断することで、リプル抑制制御を行う時間を限定し、補機バッテリに加わる電流変動の時間を限定できるため、補機バッテリへの劣化を低減できる。
なお、先の実施の形態1〜3においては、補機用電力変換装置101をフルブリッジ、同期整流の絶縁型DC/DCコンバータとしたが、これに限定されるものではない。例えば、非絶縁型DC/DCコンバータを用いる場合でも同様の効果が得られる。
また、先の実施の形態1〜3においては、主電力変換装置102をインバータとしたが、これに限定されるものではない。例えば、昇圧チョッパ回路とインバータの組み合わせ等を用いる場合でも同様の効果が得られる。
100 電力変換ユニット、101 補機用電力変換装置、102 主電力変換装置、103 蓄電装置、104 補機負荷群、105 モータジェネレータ、106 補機バッテリ、107 外部制御装置、108、109 通信部、I101、I102 入力電流、C100 平滑コンデンサ、V100 両端電圧、Q201〜Q204、Q211〜Q212、Q301〜Q306 スイッチング素子、201 トランス、202 リアクトル、203、300 制御回路、205 両端電圧検出部、C201 低電圧側コンデンサ。
本発明に係る電力変換ユニットは、蓄電装置の直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータを駆動する主電力変換装置と、蓄電装置の直流電圧を変圧して補機バッテリを充電する補機用電力変換装置と、主電力変換装置および補機用電力変換装置の入力側に並列接続された平滑コンデンサと、を備え、車両に搭載される電力変換ユニットであって、主電力変換装置は、主電力変換装置へ流れ込む第2の入力電流を検出する電流検出部を有し、補機用電力変換装置は、蓄電装置の直流電圧を変圧する際に、補機用電力変換装置へ流れ込む第1の入力電流を制御する制御回路を有し、制御回路は、電流検出部が検出した第2の入力電流の電流リプルを相殺するように、第1の入力電流を電流リプルと逆相に制御するリプル抑制制御を行うものである。
また、本発明に係る電力変換時のリプル抑制制御方法は、蓄電装置の直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータを駆動する主電力変換装置と、蓄電装置の直流電圧を変圧して補機バッテリを充電する補機用電力変換装置と、主電力変換装置および補機用電力変換装置の入力側に並列接続された平滑コンデンサと、を備え、車両に搭載される電力変換ユニットにおいて用いられる電力変換時のリプル抑制制御方法であって、主電力変換装置において、主電力変換装置へ流れ込む第2の入力電流を検出する電流検出ステップと、補機用電力変換装置において、電流検出ステップで検出した第2の入力電流の電流リプルを相殺するように、補機用電力変換装置へ流れ込む第1の入力電流を電流リプルと逆相に制御するリプル抑制制御ステップとを有するものである。

Claims (8)

  1. 蓄電装置の直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータを駆動する主電力変換装置と、
    前記蓄電装置の直流電圧を変圧して補機バッテリを充電する補機用電力変換装置と、
    前記主電力変換装置および前記補機用電力変換装置の入力側に並列接続された平滑コンデンサと、
    を備え、車両に搭載される電力変換ユニットであって、
    前記主電力変換装置は、前記主電力変換装置への第1の入力電流を検出する電流検出部を有し、
    前記補機用電力変換装置は、前記蓄電装置の直流電圧を変圧する際に、前記補機用電力変換装置への第2の入力電流を制御する制御回路を有し、
    前記制御回路は、前記電流検出部が検出した前記第1の入力電流の電流リプルを相殺するように、前記第2の入力電流を前記電流リプルと逆相に制御するリプル抑制制御を行う
    電力変換ユニット。
  2. 前記補機用電力変換装置は、前記蓄電装置と前記補機バッテリとの間で前記第2の入力電流を正負両方向に流すように制御できる双方向電力変換装置であって、前記補機バッテリの電圧を検出する電圧検出部を有し、
    前記制御回路は、前記電圧検出部が検出した前記補機バッテリの電圧が予め定めた電圧値以上である場合には、前記補機バッテリから前記蓄電装置に向かう方向に前記第2の入力電流を流すように前記リプル抑制制御を実施する
    請求項1に記載の電力変換ユニット。
  3. 前記制御回路は、
    前記電力変換ユニットの状態または前記車両の状態に応じて、前記リプル抑制制御を実施する期間を限定する
    請求項1または2に記載の電力変換ユニット。
  4. 前記制御回路は、
    前記モータジェネレータが必要とするトルクが、予め定めた基準トルク値以上である場合に、前記リプル抑制制御を実施する
    請求項3に記載の電力変換ユニット。
  5. 前記制御回路は、
    前記主電力変換装置のキャリア周波数が、予め定めた基準周波数値よりも低い場合に、前記リプル抑制制御を実施する
    請求項3に記載の電力変換ユニット。
  6. 前記制御回路は、
    前記平滑コンデンサの平均電圧が、予め定めた基準電圧値よりも低い場合に、前記リプル抑制制御を実施する
    請求項3に記載の電力変換ユニット。
  7. 前記制御回路は、
    前記モータジェネレータが前記車両の内燃機関を始動する際に、前記リプル抑制制御を実施する
    請求項3に記載の電力変換ユニット。
  8. 蓄電装置の直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータを駆動する主電力変換装置と、
    前記蓄電装置の直流電圧を変圧して補機バッテリを充電する補機用電力変換装置と、
    前記主電力変換装置および前記補機用電力変換装置の入力側に並列接続された平滑コンデンサと、
    を備え、車両に搭載される電力変換ユニットにおいて用いられる電力変換時のリプル抑制制御方法であって、
    前記主電力変換装置において、前記主電力変換装置への第1の入力電流を検出する電流検出ステップと、
    前記補機用電力変換装置において、前記電流検出ステップで検出した前記第1の入力電流の電流リプルを相殺するように、前記補機用電力変換装置への第2の入力電流を前記電流リプルと逆相に制御するリプル抑制制御ステップと
    を有する電力変換時のリプル抑制制御方法。
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