JP2015210997A - モジュラープラグ内蔵プラグ組立体及びモジュラーコネクタ内蔵コネクタ組立体 - Google Patents

モジュラープラグ内蔵プラグ組立体及びモジュラーコネクタ内蔵コネクタ組立体 Download PDF

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【課題】プラグケース内にモジュラープラグを組み込む作業を楽に行えるプラグ組立体などを提供する。【課題を解決するための手段】 プラグ組立体は、標準化された通信用ケーブルコネクタのモジュラープラグ13を内蔵している。そして、防水性のプラグケース(バレル4・エンドベル1・ケーブルパッキン8など)と、該プラグケース内にモジュラープラグ13を固定するプラグ固定手段を備える。このプラグ固定手段が、モジュラープラグ13の外面に結合面(前)側から係合するフロントホルダー12、及び、モジュラープラグ13の外面にケーブル(後)側から係合するリアホルダー11を有する。これらフロントホルダー12とリアホルダー11によってモジュラープラグ13を挟持する。【選択図】図1

Description

本発明は、標準化された通信用ケーブルコネクタのモジュラープラグを内蔵した防水機能を有するプラグ組立体などに関する。特には、プラグケース内にモジュラープラグを組み込む作業を楽に行えるプラグ組立体などに関する。
世界的に普及しているLAN規格であるイーサネット(Ethernet:登録商標)などのデータ通信や電話における屋内機器接続用のケーブルコネクタとして、RJ-45やRJ-11などと呼ばれる国際的に標準化されたコネクタが存在する。
図13は、特許文献1の図10として掲載されている図であって、規格化されているRJ−45のモジュラージャック20及びモジュラープラグ30の概略分解斜視図である。同図のようにモジュラープラグ30のピン電極31は差込み方向に延びる板片により形成され、モジュラージャック20のピン電極24は差込み方向に延びる線材により形成されている。これらのピン電極31,24は、モジュラープラグ30側の溝部34やモジュラージャック20側の溝部27に配備されている。
モジュラープラグ30の上面には、ロック段部33を有するロックレバー32が付設されている。ロックレバー33は、モジュラープラグ30の本体36の上面から、片持ちで斜め上に延びる弾性レバーとして形成されている。ロック段部33は、ロックレバー32の下部(本体36寄りの部位)において、幅方向左右外側にはみ出す段あるいはエッジ状に形成されている。一方、モジュラージャック20には、ロックレバー32を含むモジュラープラグ30の先端部が嵌合する嵌合孔部21が形成されている。この嵌合孔部21の上部には、前述のロック段部33の係止される凹段部26が形成されている。
モジュラープラグ30をモジュラージャック20に適正に差し込むと、モジュラープラグ30のロック段部33がモジュラージャック20の凹段部26に係止される。モジュラープラグ30をモジュラージャック20から抜くときは、ロックレバー32を下に(プラグ本体36に近寄る方向に)押して、ロック段部33を凹段部26から下に外してモジュラープラグ30を引き抜く。
この特許文献1の図では、プラグ本体36の下面37(反ロックレバー側の面)はフラットに描かれているが、現在市場に供給されている多くのモジュラープラグでは、下面37の後側(反電極側)には段部38(一点差線で示す)が形成されている。
特許文献2には、RJ-45コネクタや光ケーブル接続コネクタを内蔵する屋外防水コネクタが開示されている。
特開2012−53524号公報 特開2009−284014号公報
プラグケース内にモジュラープラグを組み込む作業を楽に行えるプラグ組立体などを提供することを目的とする。
本発明の標準化された通信用ケーブルコネクタのモジュラープラグを内蔵したプラグ組立体は、 防水性のプラグケースと、 該プラグケース内に前記モジュラープラグを固定するプラグ固定手段と、 前記モジュラープラグに接続される標準化された通信用ケーブルコネクタのモジュラージャックを防水性のジャックケースに収容したジャック組立体との連結手段と、を備え、 前記プラグケースが、 前記プラグ固定手段を収容し、前記ジャック組立体との結合面側に開口した凹部を有する筒状のバレル、 該バレルのケーブル側に接続された筒状のエンドベル、及び、 該エンドベルの内部に収容された前記モジュラープラグから延びるケーブルの外面に押し当てられるケーブルパッキンを含み、 前記プラグ固定手段が、 前記モジュラープラグの外面に結合面側から係合するフロントホルダー、及び、 前記モジュラープラグの外面にケーブル側から係合するリアホルダーを有し、 前記フロントホルダーと前記リアホルダーによって前記モジュラープラグをケーブルの長手方向に挟持するものであることを特徴とする。
フロントホルダーとリアホルダーとでモジュラープラグをケーブルの長手方向に挟持してバレル内に固定するため、組立が容易である。なお、本願明細書中では、ケーブルの長手方向における結合相手のコネクタ側を結合面側あるいは前側といい、その反対側のケーブルの延びる側をケーブル側あるいは後側という。本発明のような挟持形のプラグ固定手段を用いる場合、動力用ケーブルのコネクタにおけるピン・ソケットタイプのプラグのケース(バレル・エンドベル・クランプナットなど)を、そのまま用いることも可能である。そのようにした場合、部品のコスト上有利である。
本発明にいう通信用ケーブルは、電気信号・光信号のいずれを伝送するものであってよい。本願請求項でいうバレルやエンドベルなどの部品は、実施例のものの形状・作用に限定されるものではないし、それらの名称の由来した物の形状・作用によって限定されるものでもない。
本発明のモジュラープラグ内蔵プラグ組立体にあっては、 前記リアホルダーが内孔を有する筒状のものであって、該内孔は、ケーブル側から結合面側に前記モジュラープラグが通過可能な寸法を有しており、 前記モジュラープラグを前記リアホルダー内孔にケーブル側から結合面側に通した後に、前記フロントホルダーを前記モジュラープラグの結合面側から係合させ、 次いで、前記リアホルダーをケーブル側から前記モジュラープラグ及び前記フロントホルダーに係合させて、両ホルダーで前記モジュラープラグをケーブルの長手方向に挟持するものが好ましい。
モジュラープラグにケーブルを付けたままで、リアホルダーをモジュラープラグの後側のケーブルの外周に外嵌させることができる。そのため、モジュラープラグにケーブルを結線した後においても、結線を外すことなくモジュラープラグへの防水ケース取り付けを行える。
本発明においては、 前記フロントホルダーに、前記モジュラープラグの結合面側への移動防止係止部、及び、前記バレルに対する結合面側への移動防止係止部が形成されており、 前記リアホルダーに、前記モジュラープラグのケーブル側への移動防止係止部、及び、前記バレルに対するケーブル側への移動防止係止部が形成されていることとできる。そして、前記モジュラープラグには、前記モジュラージャックとの係合ロック手段であるロック段部が形成されており、前記リアホルダーに形成された、前記モジュラープラグのケーブル側への移動防止係止部が、前記ロック段部に当接するものとすることが好ましい。
モジュラープラグのロック段部は、その形状・寸法規格が高精度に定められており、モジュラープラグのメーカーによる形状・寸法のバラツキが少ない。そのような部分を位置決めの基準点とすれば、プラグ組立体内におけるモジュラープラグの位置・姿勢を高精度に設定できるので、プラグ組立体をジャック組立体に連結させた状態におけるモジュラープラグとモジュラージャックとの良好な連結(導通)を確保できる。
本発明においては、前記リアホルダーに、舌状に結合面側に突出する舌部が形成されており、該舌部が、前記フロントホルダーの内孔に差し込まれているものとすることができる。そして、前記舌部の先端に前記モジュラープラグのケーブル側への移動防止係止部を形成することができる。また、前記リアホルダーの前記舌部が、前記ロックレバーをモジュラープラグ本体側に押してロック解除状態とすることとできる。なお、後述するように、ロックレバー13bのロック段部13dに、リアホルダー舌部11mの先端11pが当たることで、このロック解除状態の維持をより確実にできる。
この場合、モジュラープラグとモジュラージャックとのロックは解除された状態であるため、両者の着脱は自在である。そして、両者の連結固定はプラグ組立体とジャック組立体との間で行う。また、ロックレバーの弾性力でリアホルダーとフロントホルダーとの間に一定の摩擦接触が得ることも可能であり、両ホルダー及びモジュラープラグの仮固定ができ、組立作業中にそれらが不意にばらばらにならず、作業をスムーズに行える。
この場合、前記リアホルダーの前記舌部が、前記フロントホルダーの内孔の第一の側に差し込まれ、前記リアホルダーの前記舌部が、フロントホルダーの内孔の第二の側との間で、前記モジュラープラグをケーブル長手方向と交差する方向に挟持するものともいえる。
本発明においては、前記リアホルダーの前記バレルに対するケーブル側への移動防止係止部が弾性片部に形成されており、該弾性片部を撓ませることにより前記リアホルダーの前記バレルに対する係止が解除されることが好ましい。このようにした場合、リアホルダーとバレルとの組立・分解を簡単な操作で行える。
本発明の他のプラグ組立体は、 前記ケーブルパッキンが、前記内孔から外周につながるスリットを有しており、該スリットを拡げて前記ケーブルの外面に嵌めることが可能であり、 さらに、前記ケーブルパッキンを圧縮して前記スリットを閉じるとともに、前記内孔を前記ケーブル外面に押し当てる手段を備えることを特徴とする。
モジュラープラグにケーブルを付けたままで、ケーブルパッキンをモジュラープラグの後側のケーブルの外周に外嵌させることができる。そのため、モジュラープラグにケーブルを結線した後においても、結線を外すことなくモジュラープラグへの防水ケース取り付けを行える。なお、ケーブルパッキンの内孔をモジュラープラグが通るくらいに大きくしておくこともできるが、ケーブルパッキン内孔の内径を、ケーブルの外径に近いものとしたほうが、ケーブルパッキンの内孔がケーブルの外周に密着し易くなる。
本発明のモジュラーコネクタ内蔵コネクタ組立体は、標準化された通信用ケーブルコネクタのモジュラープラグを防水性のプラグケースに内蔵するプラグ組立体と、 前記モジュラープラグに接続されるモジュラージャックを防水性のジャックケースに内蔵するジャック組立体と 両組立体の連結手段と、を備え、 前記プラグ組立体が、上記いずれかのモジュラープラグ内蔵プラグ組立体であることを特徴とする。
本発明は、プラグケース内にモジュラープラグを組み込む作業を楽に行えるなどの利点を有するプラグ組立体などを提供できる。
本発明の実施形態に係るモジュラープラグ内蔵プラグ組立体の全体構成を示す分解斜視図である。 図1のプラグ組立体のプラグホルダー周りを拡大して示す分解斜視図である。 図1のプラグ組立体の一部断面組立図である。 図1のプラグ組立体のフロントホルダーの部品図であり、(A)は側面断面図、(B)は正面図、(C)は図BにおけるC−C断面図である。 図1のプラグ組立体のリアホルダーの部品図であり、(A)は側面断面図、(B)は背面図、(C)は舌部の拡大斜視図である。 図1のプラグ組立体のバレルの側面断面図である。 図1のプラグ組立体において、ケーブルパッキン8をケーブル14の外側に嵌める様子を示す分解斜視図である。 図1のプラグ組立体の組立工程において、フロントホルダー12をモジュラープラグ13に前からはめ込んだ状態を示す分解斜視図である。 図1のプラグ組立体の組立工程において、図8の状態から、リアホルダー11をモジュラープラグ13に後からはめ込んだ状態を示す分解斜視図である。 図1のプラグ組立体の組立工程において、図9の状態から、フロントホルダー12・モジュラープラグ13・リアホルダー11一式をバレル4の内孔に後からはめ込んだ状態を示す分解斜視図である。 図1のプラグ組立体の組立工程が完了した状態を示す分解斜視図である。 図1のプラグ組立体と連結されるアダプター組立体の一部断面組立図である。 特許文献1の図10として掲載されている図であって、RJ−45のモジュラージャック及びモジュラープラグの概略分解斜視図である。
1;エンドベル、1b;テーパ面、1c;内孔、1d;オネジ、1f;内孔、1h;溝
1j;ネジ孔、1m;メネジ
2;クランプナット、2b;メネジ、2d;内孔
3;カップリングナット、3b;環状内突条、3c;内孔、3d;メネジ
4;バレル、4b;端面、4d;オネジ、4f;円筒面、4h;環状外突条、4j;突条、
4p;前側内孔、4r;段部、4s;円筒内面、4t;環状溝、4u;突条
5;止めネジ、6;止めネジ、7;クランプワッシャー、7b;内孔、7c;前傾斜面
8;ケーブルパッキン、8b;スリット、8d;テーパ面、8f;内孔、8h;後角面、
9;プラグパッキン、10;バレルパッキン
11;リアホルダー、11b;弾性片部、11d;外周面、11f;係止突条、
11h;肉盗みの溝、11j;前側面、11m;舌部、11p;先端、
11r;肉盗み、11s;肉盗み、11t;溝、11v;四角孔、11x;切り欠き溝
12;フロントホルダー、12b;後面、12d・12f;円筒面、12e;段、
12g;前側面、12k;角孔、12k1;上角孔、12k2;下角孔、12n;段状の面、
12r;切り欠き溝、12v;面取り、
12t・12l;側面、12h・12i・12j;上下面
13;モジュラープラグ、13b;ロックレバー、13d;ロック段部、13f;根元部、
13g;プラグ本体、13g´;プラグ本体の後ろ側、13h;挿入部、13j;下面、13m;段部
14;ケーブル
20;モジュラージャック、21;嵌合孔部、24;ピン電極、26;凹段部、
27;溝部
30;モジュラープラグ、31;ピン電極、32;ロックレバー、33;ロック段部、
34;溝部、36;プラグ本体、37;下面、38;段部
101;エンドベル、102;クランプナット
103;アダプターシェル、103b;環状突条、103d;オネジ、
104・105;止めネジ、106;ワッシャー、107;ケーブルパッキン、
108;プラグパッキン、109;セットスプリング、110;ホルダー部材A、
111;ホルダー部材B、112;モジュラージャック、112b;凹部、112d;溝
113;ケーブル
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図1及び図2を主に参照して、本発明の実施形態に係るプラグ組立体の全体構造を説明する。以下の説明では、図の矢印で示すように、ケーブルの長手方向の一方(連結される相手方のコネクタの方)を結合面側(前側)・他方(ケーブルの延びている方)をケーブル側(後側)と呼び、それと直交する方向を上下・左右と呼ぶ。なお、「上」はモジュラープラグ13のロックレバー13bの付いている側である。
このプラグ組立体は、標準化された通信用ケーブルコネクタであるRJ−45のモジュラープラグ13を内蔵している。モジュラープラグ13から図の後側(ケーブル側)にはケーブル14が延びている。モジュラープラグ13の図の上側の面にはロックレバー13bが付設されている。同モジュラープラグ13は、プラグ固定手段としてのフロントホルダー12とリアホルダー11によって、前後から挟持されて、バレル4内に固定される。
カップリングナット3は内面のメネジ3dを有し、バレル4を、後述するジャック組立体(レセプタクル)側のアダプターシェル103と連結するものである。エンドベル1は、バレル4のケーブル側に接続された筒体であって、その内部に、ケーブル14の外面に押し当てられるケーブルパッキン8を収容している。このケーブルパッキン8は、後側からクランプワッシャー7を介してクランプナット2によって、エンドベル1内のテーパ面1b(図3参照)に押し付けられて縮径して、その内面8 がケーブル14の外面に密着している。これらのバレル4・エンドベル1・ケーブルパッキン8・クランプナット2などが防水性のプラグケースを構成している。なお、これらの防水性のプラグケースを構成する部品は、ケーブルパッキン8を除いて、本願出願人が製造販売しているピン−ソケット嵌合タイプの電源用コネクタ(品番NJW−28)の部品をそのまま使用可能としている。
以下、各部の詳細を説明する。
図2・3により詳しく示すように、モジュラープラグ13は、図7を参照しつつ前述したモジュラープラグ30と同様のものである。ここでは、同プラグ30の前後のフロントホルダー12・リアホルダー11と関係する部分を説明する。モジュラープラグ13の上面には、ロック段部13dを有するロックレバー13bが付設されている。ロックレバー13bは、モジュラープラグ13の本体13gの上面から、片持ちで斜め上に延びる弾性レバーとして形成されている。
ロック段部13dは、ロックレバー13bの本体13gとの接続部である根元部13fの後端に、幅方向左右外側にはみ出す段あるいはエッジ状に形成されている(図13の符号33参照)。プラグ本体13gの前側は、モジュラージャックの嵌合孔部(図13の符号20・21参照)に挿入される挿入部13hとなっている。上記ロック段部13dは、モジュラージャックの嵌合孔部の上部の凹段部(図13の符号21・26参照)に当接して係止される。この係止は、ロックレバー13bをプラグ本体13gに寄せるように押し下げれば解除される。
プラグ本体13gの下面13j(反ロックレバー側の面)の後側(ケーブル側)には、段部13mが形成されている。
次に、図4・図3・図2を参照しつつ、フロントホルダー12について説明する。フロントホルダー12は、全体として上下左右に広がる円板状であり、中央部に角孔12kが開いている。フロントホルダー12の後側の面12bは、後述するリアホルダー11の前側の面が当る。フロントホルダー12の後面の角孔12kの下の部分は、一段掘り込まれた段状の面12nとなっている。この面12nには、モジュラープラグ13の下面13jの段部13mが当り、モジュラープラグ13が前側に対して固定される。すなわち、この段状の面12nは、フロントホルダー12に形成された、モジュラープラグ13の結合面側への移動防止係止部である。
フロントホルダー12の外周面は、二段の円筒面12d・12fとなっている。両円筒面12d・12fは、バレル4の内面に嵌合する。両円筒面12d・12fの境は、前側を向いた段12eとなっており、この段12eは、後述するバレル4の段部4rに当接して、フロントホルダー12が前側に動かないように固定される。すなわち、この段12eは、フロントホルダー12に形成された、バレル4に対する結合面側への移動防止係止部である。
フロントホルダー12の前側面12gは、ジャック組立体側のモジュラージャック(図12参照)の端面と向かい合う(やや隙間が開く)。図4Bの右部分に示すように、円筒面12dの一部には切り欠き溝12rが形成されている。この切り欠き溝12rは、バレル4の内面の突条4u(図6参照)と係合して、フロントホルダー12のバレル4に対する周方向の位置決めとなる。
フロントホルダー12の角孔12kは、図4Bに示すように凸の字状をしている。上の小さい孔12k1には、モジュラープラグ13のロックレバー13b、及び、リアホルダー11の舌部11mが収容される。この上の小さい孔12k1の後側の左右の角には、図4Cに示す面取り12vが施されており、リアホルダー11の舌部11mを挿入し易くなっている。下の大きい孔12k2には、モジュラープラグ13の本体13gが挿入される。この角孔12kの側面12t・12lによって、モジュラープラグ13の左右位置決めがなされる。また、この角孔12kの上下面12h・12i・12jによって、モジュラープラグ13の上下位置決めがなされる。
次に、図5・図3・図2を参照しつつリアホルダー11について説明する。リアホルダー11は、全体として円筒形の部材である。リアホルダー11の外周面11dの上部及び下部には、円周方向に延びる係止突条11fが突設されている。この係止突条11fは、バレル4の環状溝4tに係合して、リアホルダー11を後側に移動しないように固定する。すなわち、この係止突状11fは、リアホルダー11に形成された、バレル4に対するケーブル側への移動防止係止部である。
係止突条11fの設けられている部分(上下各々、円周の四分の一程度)の内径側には、肉盗みの溝11hが後側から前側に向けて掘り込まれており、弾性片部11bが形成されている。この上下の弾性片部11bを指で挟んで弾性片部11bが中心寄りに撓ませることにより、リアホルダー11をバレル4から外すことができる。リアホルダー11を正しい位置に挿入して自由状態にすると、弾性片部11bはスプリングバックして、係止突条11fが環状溝4tに入り込む。なお、図5Bに見えるように、弾性片部11bの左右両側は肉盗み11sが施されている。図5Bの左側に見られるように、外周面の一部には切り欠き溝11xが切り込まれている。この切り欠き溝11xは、バレル4の内面の突条4u(図6参照)と係合して、リアホルダー11のバレル4に対する周方向の位置決めとなる。
リアホルダー11の前側面11jの上部には、前側に突出する舌部11mが突設されている。この舌部11mは、図3に示すように、モジュラープラグ13とフロントホルダー12の上角孔12k1(図4参照)の上面12hとの間に差し込まれる。図5Cに分かり易く示す舌部11mの先端11pは、モジュラープラグ13のロック段部13dに当り、モジュラープラグ13が後側に動かないように固定される。すなわち、この舌部11mの先端11pは、リアホルダー11に形成された、モジュラープラグ13のケーブル側への移動防止係止部である。舌部11m先端部の角の肉盗み11rは、モジュラージャックとの干渉を避けるためのものである。
リアホルダー11の中央部には四角孔(内孔)11vが前後方向に貫通している。この四角孔11vには、モジュラープラグ13の本体13gが入り込む。この四角孔11vの左右面とモジュラープラグ本体13gの左右面との嵌合により、モジュラープラグ13の左右方向位置決めがなされる。四角孔11vの上面には、溝11tが前後方向に貫通するように掘り込まれている。この溝11tは、前述の舌部11mの下側部分にも掘り込まれている。この溝11tには、モジュラープラグ13のロックレバー13bが入り込む。
なお、リアホルダー11の四角孔(内孔)11vの高さは、図3に示すように、モジュラープラグ13の高さよりも十分に高く、フロントホルダー12が存在しない状態では、この四角孔(内孔)11v内に、モジュラープラグ13を後側(ケーブル側)から前側(結合面側)に通すことができる。そのため、モジュラープラグ13にケーブル14が付いたままで、リアホルダー11をモジュラープラグ13の後側のケーブル14の外周に外嵌させることができる。
この実施形態においては、フロントホルダー12の内孔の第一の側(上面12h)に差し込まれたリアホルダー11の舌部11mが、フロントホルダー12の内孔の第二の側(下面12j)との間で、モジュラープラグ13をケーブル長手方向と交差する方向(上下方向)に挟持している。これにより、両ホルダー及びモジュラープラグの仮固定ができ、組立作業中にそれらが不意にばらばらにならず、作業をスムーズに行える。
次に、図6・図3・図2を参照しつつバレル4について説明する。このバレル4は全体として円筒状の部材である。バレル4の後側の端面4bには、図3に示すように、プラグパッキン9が当る。バレル4の後部外周面には、オネジ4dが切られている。このオネジ4dは、エンドベル1の前側のメネジ1mと螺合して、バレル4とエンドベル1とを連結する。なお、バレル4とエンドベル1とを締め付けた後の緩み止めとして止めネジ5が設けられている。
このオネジ4dの前側のバレル4の外周には、円筒面4fとその前側の環状外突条4hが形成されている。ここには、カップリングナット3の環状内突条3bが前後方向移動可能に係合する。環状外突条4hの前側の面には、バレルパッキン10が当る。環状外突条4hの前側には前後方向に延びる突条4jが形成されている。この突条4jは、ジャック組立体側のアダプターシェル103(図12参照)の溝と係合して、プラグ組立体とジャック組立体との周方向位置決めがなされる。
バレル4の前側内孔4pは、ジャック組立体側のジャック112(図12参照)を受け入れる。前側内孔4pの奥には、奥側に向いた段部4rが形成されている。この段部4rには、フロントホルダー12の段12eが当接して、フロントホルダー12が前側に動かないように固定される。段部4rの奥側の円筒内面4sには、リアホルダー11の外周面11dが嵌合する。円筒内面4sの奥側には環状溝4tが切り込まれており、同環状溝4tにはリアホルダー11外面の係止突条11fが係合して、リアホルダー11を後側に移動しないように固定する。環状溝4tの前側のリアホルダー11の内孔には、リアホルダー11の円周方向位置決め用の突条4uが形成されている。このバレル4は、前述のように、本願出願人が製造販売しているピン−ソケット嵌合タイプのコネクタ(品番NJW−28)の部品をそのまま使用しているが、そのコネクタにおいてはバレル4の内孔円筒内面4sには、ソケットインシュレーターあるいはピンインシュレータが嵌合する。
次に、図3・図1・図7を参照しつつ、ケーブルパッキン8周りの構成について説明する。ケーブルパッキン8は、ゴム製の円筒体である。ケーブルパッキン8の外周面の前側はテーパ面8dとなっており、後側の角部は傾斜した後角面8hとなっている。ケーブルパッキン8の中心部には、前後方向に伸びる内孔8fが貫通している。この内孔8fにはケーブル14が通っている。
ケーブルパッキン8には、内孔8fから外周面に至るスリット(切り込み)8bが入れられている。図7に示すように、このスリット8bを開くことによって、ケーブルパッキン8を、ケーブル14の側面からその外周に嵌めることができる。このようにすることにより、ケーブルパッキン内孔8fの内径を、ケーブル14の外径に近いものとすることができる(例えばケーブル外形6.5mm〜7mmでパッキン内孔径7mm)ので、ケーブルパッキン8の内孔8fがケーブル14の外周に密着し易くなる。また、ケーブルパッキン8の取り付け作業も楽である。すなわち、このような構造とすることで、モジュラープラグ13をケーブル14の先端に取り付けたとき、予めケーブルパッキンを通しておかなくてもよくなるため、結線作業の作業手順に制約が減る。なお、ケーブル14からモジュラープラグ13を外してからケーブル14をケーブルパッキン8の内孔8fに通し、その後に再度モジュラープラグ13をケーブル14の先端に取り付けることは非現実的な場合が多い。
ケーブルパッキン8のケーブル14への取り付け後は、クランプナット2のメネジ2bをエンドベル1のオネジ1dにねじ込んで、クランプワッシャー7とエンドベルテーパ面1bとの間でケーブルパッキン8を圧縮する。これにより、ケーブルパッキン内孔8fがケーブル14の外周に密着するとともに、スリット8bもしっかりと閉じるので、十分な水密性を確保できる。
次に、各図を参照しつつ、本実施形態のプラグ組立体の組立方法及び総合的な作用について説明する。
まず、ケーブル14付きのモジュラープラグ13を、図1・図3の後側から、クランプナット2の内孔2d→クランプワッシャー7の内孔7b→エンドベル1のテーパ面1b・内孔1c・1f→カップリングナット3の内孔3c→リアホルダー11の四角孔11vを通す。これにより、ケーブルパッキン8・フロントホルダー12・プラグパッキン9・バレル4を除く各部品が図1のような形態に配列される。
次に、ケーブルパッキン8を、エンドベル1とクランプワッシャー7との間において、横からケーブル14の外側にはめ込む。このとき、図7に示すように、スリット8bを拡げて、拡がったスリット8bにケーブル14を通す。
次に、フロントホルダー12の角孔12kに、モジュラープラグ13を後から前に差し込む。このとき、モジュラープラグ13のロックレバー13bを、フロントホルダー12の上の小さい角孔12k1に差し込む。これで、図8に示す状態となる。このとき、図3に示すように、モジュラープラグ13の下面段部13mが、フロントホルダー12の段状の面12nに当接して、それ以上モジュラープラグ13が前に進まない。
次に、リアホルダー11の四角孔11vに、モジュラープラグ13の本体後部13g´を差し込む。このとき、リアホルダー舌部11mを、モジュラープラグ13のロックレバー13bの上にかぶせ(ロックレバー13bは舌部11mの溝11tに入る)ながら、フロントホルダー12の上の小さい角孔12k1に同舌部11mを差し込む。つまり、モジュラープラグ13のロックレバー13bと、フロントホルダー12の上の角孔12k1の上面12hとの間に、リアホルダー11の舌部11mを差し込む。これで、図9に示す状態となる。
このとき、図3に示すように、リアホルダー11の舌部11mの先端11pが、モジュラープラグ13のロック段部13dに当って止まる(図5Cも参照)。また、モジュラープラグ13のロックレバー13bは、その弾性で上に反って舌部11mの溝11tの天井を押すとともに、その反力で、モジュラープラグ13の下面13jはフロントホルダー12の角孔12k底面12jに押し当てられる。このため、モジュラープラグ13とフロントホルダー12及びリアホルダー11とが、適当な相互摩擦力によって係止され、その後に不意にバラバラになるようなことはない。
上述のモジュラープラグ13・フロントホルダー12・リアホルダー11の組立においては、簡単な前後方向の各部品の操作で組立可能なため、作業が極めて楽である。
次に、モジュラープラグ13・フロントホルダー12・リアホルダー11の組立体を、バレル4の後側からその内孔内に差し込む。このとき、図3に示すように、フロントホルダー12・リアホルダー11の切り欠き溝12r・11xを、バレル4の突条4uに合わせて周方向の位置決めを行う。これで、図10に示す状態となる。このとき、フロントホルダー12の段12eがバレル4の内段部4rに当り、リアホルダー11外面の係止突条11fがバレル4内孔の環状溝4tに嵌り込んで、各部品が前後方向に固定される。なお、バレルパッキン10は、バレル4に事前に組み込んでおいてもよいし、最後に組み込んでもよい。
図10の状態で、リアホルダー11の弾性片部11bの後端部は、バレル4の後端部よりも後側に出っ張っており、同弾性片部11b(上下二箇所)を摘まんで弾性変形させて内側に寄せれば(図3参照)、リアホルダー11外面の係止突条11fがバレル4内孔の環状溝4tから外れる。これにより、リアホルダー11及びフロントホルダー12・モジュラープラグ13一式を、バレル4から抜くことができる。
図10の状態から後、カップリングナット3をバレル4の後部外周に後側から嵌める。次いで、バレル4のオネジ4dにエンドベル1のメネジ1mをねじ込み、止めネジ5(図3参照)を止める。その後、エンドベル1の内孔にケーブルパッキン8を押し込み、エンドベル1の内孔テーパ面1bにケーブルパッキン8の外周テーパ面8dを当てる。そして、このケーブルパッキン8の後角面8hをクランプワッシャー7の前傾斜面7cで押すように、クランプナット2のメネジ2bをエンドベル1後端のオネジ1dにねじ込む。また、止めネジ6(図3参照)をねじ込んで、クランプナット2とエンドベル1とを位置決め固定する。これにより図11・図3に示すように、プラグ組立体が組み上がる。
この状態で、ケーブルパッキン8は前後かつ外から内に圧縮されて、ケーブルパッキン8の内孔8fはケーブル14の外周に密着し、ケーブルパッキン8の外周テーパ面8dはエンドベル内孔テーパ面1bに密着し、ケーブルパッキン8のスリット8bはピッタリ閉じて、エンドベル1の内側は水密となっている。
次に、図12を参照しつつ、図1のプラグ組立体と連結されるジャック組立体(アダプター)を説明する。このジャック組立体は、標準化されたジャック112をアダプターシェル103やエンドベル101内に収容し、パッキン107・108(それらを防水性ジャックケースという)で防止を施したものである。
ジャック112は、図1のプラグ組立体のモジュラープラグ13が差し込まれる凹部112bを有する。この凹部112bの上部には、上述モジュラープラグ13のロックレバー13bの根元部が収容される溝112dが形成されている。
モジュラージャック112の外周は、ホルダー部材A110とホルダー部材B111からなるホルダーに位置決め固定されている(位置決め段部・凹凸については図示省略)。このホルダーは、アダプターシェル103内の環状突条103bとセットスプリング109に挟まれて、前後方向に位置決めされてアダプターシェル103に固定されている。これにより、モジュラージャック112がアダプターシェル103に対して前後方向・上下方向・左右方向に位置決め固定されている。
アダプターシェル103はプラグ組立体のバレル4と嵌合し、そのオネジ103dがカップリングナット3のメネジ3dにねじ込まれることにより、アダプターシェル103がバレル4・カップリングナット3と連結される。このとき、モジュラープラグ13がジャック112に嵌合連結される。
他の部品、エンドベル101、プラグパッキン108、ケーブルパッキン107、クランプナット102、ワッシャー106、止めネジ104・105は、プラグ組立体のものと同様のものである。
本発明の標準化された通信用ケーブルコネクタのモジュラープラグを内蔵したプラグ組立体は、 防水性のプラグケースと、 該プラグケース内に前記モジュラープラグを固定するプラグ固定手段と、 前記モジュラープラグに接続される標準化された通信用ケーブルコネクタのモジュラージャックを防水性のジャックケースに収容したジャック組立体との連結手段と、を備え、 前記プラグケースが、 前記プラグ固定手段を収容し、前記ジャック組立体との結合面側に開口した内孔を有する筒状のバレル、 該バレルのケーブル側に接続された筒状のエンドベル、及び、 該エンドベルの内部に収容された前記モジュラープラグから延びるケーブルの外面に押し当てられるケーブルパッキンを含み、 前記プラグ固定手段が、 前記モジュラープラグの外面に結合面側から係合するフロントホルダー、及び、 前記モジュラープラグの外面にケーブル側から係合するリアホルダーを有し、 前記フロントホルダーと前記リアホルダーによって前記モジュラープラグをケーブルの長手方向に挟持するものであることを特徴とする。

Claims (13)

  1. 標準化された通信用ケーブルコネクタのモジュラープラグを内蔵したプラグ組立体であって、
    防水性のプラグケースと、
    該プラグケース内に前記モジュラープラグを固定するプラグ固定手段と、
    前記モジュラープラグに接続される標準化された通信用ケーブルコネクタのモジュラージャックを防水性のジャックケースに収容したジャック組立体との連結手段と、を備え、
    前記プラグケースが、
    前記プラグ固定手段を収容し、前記ジャック組立体との結合面側に開口した凹部を有する筒状のバレル、
    該バレルのケーブル側に接続された筒状のエンドベル、及び、
    該エンドベルの内部に収容された前記モジュラープラグから延びるケーブルの外面に押し当てられるケーブルパッキンを含み、
    前記プラグ固定手段が、
    前記モジュラープラグの外面に結合面側から係合するフロントホルダー、及び、
    前記モジュラープラグの外面にケーブル側から係合するリアホルダーを有し、
    前記フロントホルダーと前記リアホルダーによって前記モジュラープラグをケーブルの長手方向に挟持するものであることを特徴とするモジュラープラグ内蔵プラグ組立体。
  2. 前記リアホルダーが内孔を有する筒状のものであって、該内孔は、ケーブル側から結合面側に前記モジュラープラグが通過可能な寸法を有しており、
    前記モジュラープラグを前記リアホルダー内孔にケーブル側から結合面側に通した後に、前記フロントホルダーを前記モジュラープラグの結合面側から係合させ、
    次いで、前記リアホルダーをケーブル側から前記モジュラープラグ及び前記フロントホルダーに係合させて、両ホルダーで前記モジュラープラグをケーブルの長手方向に挟持することを特徴とする請求項1記載のモジュラープラグ内蔵プラグ組立体。
  3. 前記フロントホルダーに、前記モジュラープラグの結合面側への移動防止係止部、及び、前記バレルに対する結合面側への移動防止係止部が形成されており、
    前記リアホルダーに、前記モジュラープラグのケーブル側への移動防止係止部、及び、前記バレルに対するケーブル側への移動防止係止部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のモジュラープラグ内蔵プラグ組立体。
  4. 前記モジュラープラグには、前記モジュラージャックとの係合ロック手段であるロック段部が形成されており、
    前記リアホルダーに形成された、前記モジュラープラグのケーブル側への移動防止係止部が、前記ロック段部に当接することを特徴とする請求項3記載のモジュラープラグ内蔵プラグ組立体。
  5. 前記リアホルダーに、舌状に結合面側に突出する舌部が形成されており、該舌部が、前記フロントホルダーの内孔に差し込まれていることを特徴とする請求項3又は4記載のモジュラープラグ内蔵プラグ組立体。
  6. 前記舌部の先端に前記モジュラープラグのケーブル側への移動防止係止部が形成されていることを特徴とする請求項5記載のモジュラープラグ内蔵プラグ組立体。
  7. 前記リアホルダーの前記舌部が、前記ロックレバーを前記モジュラープラグの本体側に押してロック解除状態とすることを特徴とする請求項5又は6記載のモジュラープラグ内蔵プラグ組立体。
  8. 前記リアホルダーの前記舌部が、前記フロントホルダーの内孔の第一の側に差し込まれ、
    前記リアホルダーの前記舌部が、フロントホルダーの内孔の第二の側との間で、前記モジュラープラグをケーブル長手方向と交差する方向に挟持することを特徴とする請求項5〜7いずれか1項記載のモジュラープラグ内蔵プラグ組立体。
  9. 前記リアホルダーの前記バレルに対するケーブル側への移動防止係止部が弾性片部に形成されており、該弾性片部を撓ませることにより前記リアホルダーの前記バレルに対する係止が解除されることを特徴とする請求項3〜8いずれか1項記載のモジュラープラグ内蔵プラグ組立体。
  10. 前記ケーブルパッキンが、前記内孔から外周につながるスリットを有しており、該スリットを拡げて前記ケーブルの外面に嵌めること可能であり、
    さらに、前記ケーブルパッキンを圧縮して前記スリットを閉じるとともに、前記内孔を前記ケーブル外面に押し当てる手段を備えることを特徴とする請求項1〜9いずれか1項記載のモジュラープラグ内蔵プラグ組立体。
  11. 標準化された通信用ケーブルコネクタのモジュラープラグを内蔵したプラグ組立体であって、
    防水性のプラグケースと、
    該プラグケース内に前記モジュラープラグを固定するプラグ固定手段と、
    前記モジュラープラグに接続される標準化された通信用ケーブルコネクタのモジュラージャックを防水性のジャックケースに収容したジャック組立体との連結手段と、を備え、
    前記プラグケースが、
    前記プラグ固定手段を収容し、前記ジャック組立体との結合面側に開口した凹部を有する筒状のバレル、
    該バレルのケーブル側に接続された筒状のエンドベル、及び、
    該エンドベルの内部に収容された前記モジュラープラグから延びるケーブルの外面に押し当てられる内孔を有するケーブルパッキンを含み、
    前記ケーブルパッキンが、前記内孔から外周につながるスリットを有しており、該スリットを拡げて前記ケーブルの外面に嵌めることが可能であり、
    さらに、前記ケーブルパッキンを圧縮して前記スリットを閉じるとともに、前記内孔を前記ケーブル外面に押し当てる手段を備えることを特徴とするモジュラープラグ内蔵プラグ組立体。
  12. 前記モジュラープラグの外面に結合面側から係合するフロントホルダー、及び、
    前記モジュラープラグの外面にケーブル側から係合するリアホルダーを有し、
    前記フロントホルダーと前記リアホルダーによって前記モジュラープラグをケーブルの長手方向に挟持するものであり、
    前記リアホルダーが内孔を有する筒状のものであって、該内孔は、ケーブル側から結合面側に前記モジュラープラグが通過可能な寸法を有しており、
    前記モジュラープラグを前記リアホルダー内孔にケーブル側から結合面側に通した後に、前記フロントホルダーを前記モジュラープラグの結合面側から係合させ、
    次いで、前記リアホルダーをケーブル側から前記モジュラープラグ及び前記フロントホルダーに係合させて、両ホルダーで前記モジュラープラグをケーブルの長手方向に挟持することを特徴とする請求項11記載のモジュラープラグ内蔵プラグ組立体。
  13. 標準化された通信用ケーブルコネクタのモジュラープラグを防水性のプラグケースに内蔵するプラグ組立体と、
    前記モジュラープラグに接続されるモジュラージャックを防水性のジャックケースに内蔵するジャック組立体と
    両組立体の連結手段と、
    を備える、モジュラーコネクタ内蔵コネクタ組立体であって、
    前記プラグ組立体が、請求項1〜12いずれか1項記載のモジュラープラグ内蔵プラグ組立体であることを特徴とするモジュラーコネクタ内蔵コネクタ組立体
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