JP2015205569A - ステアリング装置 - Google Patents

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Masayoshi Mashita
正芳 真下
澤田 直樹
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【課題】案内ピンと固定ブラケットを用いた案内機構を有し、車体に取付ける前の状態で車体取付けブラケットおよび固定ブラケットを固定ブラケットが車体取付けブラケットに対して位置ずれしないように構成したステアリング装置において、材料の歩留まりの改善が図られたステアリング装置を提供する。【解決手段】車幅方向ステアリングコラム両側において、固定ブラケット61の車両前方側部分から突出し、車体取付けブラケット21又はカプセル24と係合して、固定ブラケット61の変位を規制する一対の係止爪64を有するものとする。【選択図】図3

Description

本発明はステアリング装置、特に、二次衝突時にステアリングホイールが装着されたステアリングシャフトの一部と該ステアリングシャフトを支持するステアリングコラムの一部とが車体前方側に移動して、衝撃荷重を吸収するようにしたステアリング装置に関する。
従来、二次衝突時に、ステアリングホイールが装着されたステアリングシャフトの一部と該ステアリングシャフトを支持するステアリングコラムの一部とが前方側に移動して衝撃荷重を吸収するようにしたステアリング装置がある(例えば、特開2011−84133号公報、特開2003−170837号公報)。このようなステアリング装置のステアリングコラムは、軸方向に摺動自在に結合されたアッパーコラムとロアーコラムとからなり、アッパーコラムは車体取付けブラケットを介して車体に支持されている。アッパーコラムが取付けられた車体取付けブラケットは、カプセルを介して車体に固定されるとともに、二次衝突時の所定の衝撃力でカプセルから離脱して、アッパーコラムとともに前方側に移動する。
また、二次衝突時に車体取付けブラケットが前方側に円滑に移動するようにするために、車体取付けブラケットの前方側への移動を案内するための固定ブラケットが車体に取付けられた構造のステアリング装置もある。固定ブラケットには、アッパーコラムの移動方向に平行に案内孔が形成され、車体取付けブラケットに固定された案内ピンが、案内孔に案内されて前方側の移動端まで移動する。このように案内ピンが案内孔に案内されることにより車体取付けブラケットが前方側に円滑に移動する。
このような、車体取付けブラケットの案内ピンが固定ブラケットの案内孔に案内される構造のステアリング装置は、例えば輸送中などのように、車体に取付ける前の状態では、固定ブラケットは車体取付けブラケットに1つの案内ピンで支持されているだけである。そのため、車体取付けブラケットに対する固定ブラケットの取付け位置が、当初は車体に取付け可能な位置に調整されていたとしても、輸送中の揺れ等によってずれてしまう。すなわち、案内ピンを中心にして固定ブラケットが車体取付けブラケットに対して回転してしまう。その結果、ステアリング装置を車体に取付ける際に再度固定ブラケットの位置調整が必要となり、取付け作業に時間が掛かるという不具合が生じる。
特開2011−84133号公報に記載されたステアリング装置は、車体取付けブラケットを車体前方側の移動端まで案内する案内部材の後方側をカプセルに係合して、ステアリング装置の輸送中に、案内部材がカプセルから脱落したり、カプセルに対して位置がずれたりしてしまうことを防止している。しかし、このステアリング装置は、案内部材が車体上下方向と車体前後方向からカプセルを挟持しているだけであるため、案内部材がカプセルに対して回転して、カプセルに対して案内部材の取付け位置が狂ってしまう恐れがある。
また、特開2003−170837号公報に記載されたステアリング装置は、カプセルに複数の係合突起を形成して、ステアリング装置を車体に取付ける際に、車体取付けブラケットからカプセルが脱落しないようにしている。しかし、このステアリング装置は、車体取付けブラケットに対して固定ブラケットの取付け位置が狂うのを防止する機能を有していない。
また、これら特開2011−84133号公報および特開2003−170837号公報に記載されたステアリング装置は、上述したような、車体取付けブラケットに固定された案内ピンが、固定ブラケットの案内孔に案内されて前方側の移動端まで移動するようにした構成のものではない。
そこで、WO2013−069340号公報に記載されたステアリング装置は、固定ブラケットを案内ピンで車体取付けブラケットに固定した際に、カプセルの上面が固定ブラケットの下面に当接すると共に、固定ブラケットに設けた係合部がカプセルに係合する構成にしている。このため、ボルトで車体取付けブラケットと固定ブラケットを車体に固定する前であっても、案内ピンを中心にして固定ブラケットが車体取付けブラケットに対して回転したり、前後方向及び車幅方向に移動したりしない。
特開2011−84133号公報 特開2003−170837号公報 WO2013−069340号公報
しかしながら、WO2013−069340号公報に記載されたステアリング装置においては、固定ブラケットに細長い係合部を設けなければならないことから、固定ブラケットの製造において、材料の歩留まりが良くないため、歩留まりの改善が求められる。
そこで、本発明は、案内ピンと固定ブラケットを用いた案内機構を有し、車体に取付ける前の状態で車体取付けブラケットおよび固定ブラケットを固定ブラケットが車体取付けブラケットに対して位置ずれしないように構成したステアリング装置において、材料の歩留まりの改善が図られたステアリング装置を提供することを目的とする。
上記課題は以下の手段によって解決される。すなわち、本発明は、操舵力を伝達する伸縮可能なステアリングシャフトと、
前記ステアリングシャフトを回転可能に支持し、二次衝突時に前方へ移動するアッパーコラムと、
前記アッパーコラムを支持し、前記二次衝突時に前記アッパーコラムとともに前方へ移動する車体取付けブラケットと、
車体に固定され、前記車体取付けブラケットを支持し、前記二次衝突時に前記車体取付けブラケットの移動を許す、車幅方向ステアリングコラム両側に配置された一対のカプセルと、
前記一対のカプセルと共に前記車体に固定される固定ブラケットと、
前記車体取付けブラケットに固定して設けられた案内ピンと、
前記固定ブラケットに形成され、前記案内ピンが係合されており、前記二次衝突時に前記案内ピンの移動方向を規制する案内孔と、
前記案内ピンに固定され、前記案内孔から前記案内ピンが抜けるのを防ぐ固定部材と、を備えたステアリング装置において、
車幅方向ステアリングコラム両側において、前記固定ブラケットの車両前方側部分から突出し、前記車体取付けブラケット又は前記カプセルと係合して、前記固定ブラケットの変位を規制する一対の係止爪を有することを特徴とするステアリング装置である。
これにより、前記固定ブラケットの製造において、材料の歩留まりを改善することができる。
また、本発明の好ましい態様は、前記一対の係止爪は、折り曲げ加工によって突出している。これにより、一対の係止爪を容易に形成することができる。
また、本発明の好ましい態様は、前記一対の係止爪は、前記車体取付けブラケットの車体前方側の端面と係合している。これにより、車体取付けブラケットに係合部を設けるなどの加工が必要でなくなる。
また、本発明の好ましい態様は、前記一対の係止爪は、車幅方向で前記固定ブラケットの最も外側に配置されている。これにより、ステアリング装置を車体に取り付ける前の状態において、よりガタを少なく、安定して固定ブラケットを固定することができる。
また、本発明の好ましい態様は、前記一対の係止爪は、前記一対のカプセルの車体前方側の端面と係合している。これにより、固定ブラケットを小型化することができる。
また、本発明の好ましい態様は、前記一対の係止爪は、前記一対のカプセルの各々に設けた係止穴と係合している。これにより、固定ブラケットを更に小型化することができる。
本発明によれば、案内ピンと固定ブラケットを用いた案内機構を有し、車体に取付ける前の状態で車体取付けブラケットおよび固定ブラケットを固定ブラケットが車体取付けブラケットに対して位置ずれしないように構成したステアリング装置において、材料の歩留まりの改善が図られたステアリング装置を提供することができる。
図1は本発明の操舵機構の全体を示す斜視図である。 図2は本発明の第1実施形態に係るステアリング装置と電動パワーアシスト機構を側方から見た側面図である。 図3は本発明の第1実施形態に係るステアリング装置と電動パワーアシスト機構の平面図である。 図4は本発明の第1実施形態に係るステアリング装置と電動パワーアシスト機構の下面図である。 図5は図2に示すV−V切断面における拡大断面図である。 図6は図2に示すVI−VI拡大断面図である。図6においては当該断面の下部を省略して示している。 図7は図5に示すA部拡大断面図である。 図8は本発明の第1実施形態に係るステアリング装置と電動パワーアシスト機構を示す斜視図であり、後方側の右上方から見た斜視図である。 図9は本発明の第1実施形態に係るステアリング装置の固定ブラケットの平面図である。 図10は本発明の第1実施形態に係るステアリング装置の固定ブラケットの側面図である。 図11は図2に示すP部拡大断面図である。 図12は本発明の第2実施形態に係るステアリング装置と電動パワーアシスト機構を示す平面図である。 図13は本発明の第2実施形態に係るステアリング装置と電動パワーアシスト機構を示す側面図である。 図14は図13に示すP部拡大断面図である。 図15は本発明の第3実施形態に係るステアリング装置と電動パワーアシスト機構を示す平面図である。 図16は本発明の第3実施形態に係るステアリング装置の第2実施形態における図14に対応する部分拡大断面図である。 図17は本発明の第4実施形態に係るステアリング装置と電動パワーアシスト機構を示す平面図である。
以下、図面に基づいて本発明の第1実施形態から第4実施形態を説明する。まず、本明細書中における電動パワーステアリング装置に係る方向について定義する。本明細書中においては、ステアリング装置に係る方向は、特に明記しない限り車体に取付けられた状態における当該車体の前後、左右、上下方向と同様とする。左右方向については車幅方向ともいう。また、以下に示す、各図における方向の定義は、各図面の図中の符号を通常の向きに読める状態で紙面を見た状態についていう。
図1においては、紙面左斜め下方が前方側で紙面右斜め上方が後方側であり、紙面左斜め上方が右側で紙面右斜め下方が左側である。図2、図10、及び図13においては、紙面左方向が前方側で紙面右方向が後方側であり、紙面奥方向が右側で紙面手前方向が左側である。図3、図9、図12、図15及び図17においては、紙面左方向が前方側で紙面右方向が後方側であり、紙面上方向が右側で紙面下方向が左側である。図4においては、紙面左方向が前方側で紙面右方向が後方側であり、紙面下方向が右側で紙面上方向が左側である。図5〜図7においては、紙面奥方向が前方側で紙面手前方向が後方側であり、紙面右方向が右側であり紙面左方向が左側である。図8においては、紙面右斜め上方が前方側で紙面左斜め下方が後方側であり、紙面右斜め下方が右側で紙面左斜め上方が左側である。
(第1実施形態)
図1は本発明のステアリング装置の全体を示す斜視図である。図1に示すように、本発明の第1実施形態に係るステアリング装置は、コラムアシスト型のパワーステアリング装置である。図1に示すコラムアシスト型ラックピニオン式パワーステアリング装置は、ステアリングホイール101の操作力を軽減するために、ステアリングコラムアッセンブリ105に取付けた電動パワーアシスト機構102の操舵補助力を出力軸107に付与し、中間シャフト106を介して、ラックピニオン式のステアリングギヤアッセンブリ103のラックを往復移動させ、タイロッド104を介して舵輪を転舵する方式のパワーステアリング装置である。
図2は本発明の第1実施形態に係るステアリング装置と電動パワーアシスト機構を側方側から見た側面図、図3は図2の平面図、図4は図2の下面図、図5は図2のV−V拡大断面図、図6は図2のVI−VI拡大断面図であり、下方側の一部を省略した断面図、図7は図5のA部拡大断面図である。図8は本発明の第1実施形態に係るステアリング装置の要部を示す斜視図であり、後方側の右上部から見た斜視図、図9は図8の固定ブラケットの平面図、図10は図9の固定ブラケットの側面図、図11は図2のP部拡大断面図である。
図1から図6に示すように、ステアリングコラムアッセンブリ105は、アウターコラムであるアッパーコラム42と、アッパーコラム42の前方側のインナーコラムであるロアーコラム46とで構成されている。後方側端部にステアリングホイール101(図1参照)が装着されたステアリングシャフト43が、円筒状のアッパーコラム42に回転可能に支持されている。
アッパーコラム42は車体取付けブラケット21に支持されている。車体取付けブラケット21は、中央板部21cと、中央板部21cの下面の車幅方向両端部に例えば溶接等により一体に形成され、かつそれぞれ下方に延びて車幅方向に対向して形成された一対の側板21b、21bと、中央板部21cの車幅方向両端部からそれぞれアッパーコラム42の中央軸線と平行な方向および車幅方向外側に延びて形成された一対のフランジ部21a、21aとからなる。アッパーコラム42は一対の側板21b、21bに挟持されて車体取付けブラケット21に支持されている。車体取付けブラケット21は後述するカプセル24、24を介して車体に取付けられている。車体取付けブラケット21の側板21b、21bには、チルト調整用長孔26、26が形成されている。アッパーコラム42は、チルト調整用長孔26、26に案内されてチルト調整可能である。車体取付けブラケット21およびアッパーコラム42は、金属等の導電性材料で構成されている。
アッパーコラム42の前方側部分は、ロアーコラム46に軸方向に相対移動可能に外嵌している。つまりロアーコラム46にテレスコピック移動可能に外嵌している。ロアーコラム46の前方側部分には、電動パワーアシスト機構102のギヤハウジング47が取付けられている。ギヤハウジング47の前方端は、チルト中心軸45を中心として車体41(図5参照)に軸支されている。このような構成なので、ロアーコラム46はギヤハウジング47を介して車体41にチルト調整自在に支持されている。
また、図5に示すように、アッパーコラム42の下部には、アッパーコラム42の内周面に貫通するスリット421が形成されている。さらに、アッパーコラム42は、長軸方向がアッパーコラム42の中心軸線に平行に延在するように形成されたテレスコピック調整用長孔422、422を備えている。
図5に示すように、チルト調整用長孔26、26及び、テレスコピック調整用長孔422、422には、締付けボルト51が車幅方向に挿通されている。この締付けボルト51の端部には、操作レバー52が取付けられている。この操作レバー52によって操作される可動カム53と固定カム54とによって、カムロック機構が構成されている。可動カム53および固定カム54のそれぞれには対向してカム面が形成され、カム面には図示しない山部および谷部が形成されている。
操作レバー52の一方側への回動操作で固定カム54の山部に可動カム53の山部が乗り上げて、固定カム54が車幅方向の右方すなわち図5の紙面右方向に押されると同時に、締付けボルト51が車幅方向の左方すなわち図5の紙面左方向に引かれる。これにより、車体取付けブラケット21の側板21b、21bが締付けられ、アッパーコラム42の側面が締付けられる。アッパーコラム42の側面の締付けを解除するには、操作レバー52を逆方向に回動操作する。そうすると、固定カム54の山部に可動カム53の谷部が入り込み、固定カム54が車幅方向の右方に押される力が解除されると同時に、締付けボルト51が車幅方向の左方に引かれる力が解除される。これにより、側板21b、21bを離間させる。この締付け操作および締付け解除操作によって、アッパーコラム42を車体取付けブラケット21にクランプ/アンクランプし、アンクランプ時にアッパーコラム42のチルト位置の調整を行う。また、この締付け操作および締付け解除操作によって、アッパーコラム42の内周面が縮径および縮径解除して、アッパーコラム42をロアーコラム46の外周面にクランプ/アンクランプし、アンクランプ時にアッパーコラム42のテレスコピック位置の調整を行う。
ギヤハウジング47から前方側に突出した出力軸107は、中間シャフト106(図1参照)を介して、ステアリングギヤアッセンブリ103の図示しないラック軸に噛み合う図示しないピニオンに連結されて、ステアリングホイール101の回転操作を転舵装置に伝達している。
図5に示すように、車体取付けブラケット21は車体41に固定される。車体取付けブラケット21のフランジ部21a、21aの車幅方向寸法は、側板21b、21bよりも車幅方向の外側まで突出する大きさを有している。つまりフランジ部21a、21aは、車幅方向左側の側板21bよりも図5で左方側に突出している部分と、車幅方向右側の側板21bよりも図5で右方側に突出している部分とを有している。これら左方および右方に突出している部分には、それぞれフランジ部21a、21aの後方側に開口している切欠き23、23が形成されている。車体41と車体取付けブラケット21との取付け構造は、車体取付けブラケット21のフランジ部21a、21aに形成された一対の切欠き23、23と、切欠き23、23の左右両側縁部に嵌め込まれたカプセル24、24とから構成されている。切欠き23、23は、アッパーコラム42の中心軸線に対して、車幅方向に対称な構造を有している。また、カプセル24、24は、フランジ部21a、21aを上下方向に挟持している。
次に、図5、図6、及び図8を参照して説明する。切欠き23、23には、アルミニウム、亜鉛合金ダイカスト等の軽合金等の導電性金属材料で構成されたカプセル24、24が嵌め込まれている。図6、図8に示すように、カプセル24、24は、各々連結手段である4本の剪断ピン24aによって、フランジ部21a、21aに結合されている。また、図5、図6に示すように、カプセル24、24は、各カプセル24に形成されたボルト孔24bに挿通されたボルト22によって、車体41に固定されている。
切欠き23、23のそれぞれの車幅方向の幅は、前方側から後方側に向かって徐々に広がって形成され、二次衝突時に、車体取付けブラケット21がカプセル24、24から離脱しやすくなっている。
二次衝突時の衝撃で運転者がステアリングホイール101に衝突し、前方方向の強い衝撃力が加わると、剪断ピン24aが剪断され、車体取付けブラケット21のフランジ部21a、21aがカプセル24、24から離脱して、前方側にコラプス移動する。すると、アッパーコラム42がロアーコラム46に沿って車体前方側にコラプス移動し、衝突時の衝撃エネルギーを吸収する。このとき、カプセル24、24は車体に固定されたまま残存する。ここでコラプス移動とは、二次衝突時にステアリングコラム、ブラケット等がエネルギー吸収部材をコラプスしながら二次衝突のエネルギーを吸収しつつ前方側に移動することをいう。
図5、図6に示すように、車体取付けブラケット21の中央板部21cおよびフランジ部21a、21aの上方側には、固定ブラケット61が取付けられている。固定ブラケット61は、厚さ1.0〜2.6mmの金属の板材を折り曲げて成形されている。固定ブラケット61は、車体取付けブラケット21の中央板部21cおよびフランジ部21a、21aよりも若干上方側に配置され、車幅方向の中央部に形成された案内部61aが、ロアーコラム46に沿って平行に後方側に延び、中央板部21cの後方端近傍に達する長さを有している。案内部61aの車幅方向の中央位置には、車体取付けブラケット21の移動を案内するための長孔である案内孔62が形成されている。
案内部61aには、車幅方向外側に張り出したフランジ部61b、61bが形成されている。フランジ部61b、61bは、図5、図8に示すように、車体取付けブラケット21のフランジ部21a、21aよりも若干上方側に配置され、車体取付けブラケット21のフランジ部21a、21aの車幅方向寸法よりも若干狭い幅の車幅方向寸法に形成されている。フランジ部61b、61bには、カプセル24、24のボルト孔24b、24bと同心上に、ボルト孔63、63が形成されている。
図5に示すように、カプセル24、24に形成されたボルト孔24b、24bとフランジ部61b、61bに形成されたボルト孔63、63にボルト22、22を挿通することにより、車体取付けブラケット21と固定ブラケット61を車体41に固定する。
固定ブラケット61の案内孔62は、ロアーコラム46の中心軸線に対して平行に、すなわち前後方向に延びて形成されている。また、図5、図7に示すように、車体取付けブラケット21の中央板部21cの後方端には、車幅方向の中央位置に貫通孔25が形成されている。下方側から貫通孔25と案内孔62を通して案内ピン71を差し込み、固定部材として案内ピン71の上端の雄ねじ711にフランジナット72をねじ込んで、中央板部21cに案内ピン71を固定している。この時、図3に示すように、固定ブラケット61は、案内ピン71が案内孔62の後端部に位置する形で車体取付けブラケット21に組み付けられる。即ち、二次衝突時の衝撃吸収ストロークが0の状態に設定される。案内ピン71(以後、ボルト71と言う)は鉄等の金属製である。
図7に拡大して示すように、ボルト71の雄ねじ711にフランジナット72をねじ込むと、フランジナット72の円筒部721の下端とボルト71の頭部712とで車体取付けブラケット21の中央板部21cを挟持することにより、中央板部21cにボルト71を固定している。案内部61aの上面とフランジナット72のフランジ部722の下面722aとの間には隙間β1が、また、案内部61aの下面と中央板部21cの上面との間には隙間β2が、各々存在するように設定されている。
これらの隙間β1、β2は、フランジナット72と案内部61aとの摩擦、及び案内部61aと車体取付けブラケット21の中央板部21cとの摩擦を低減し、二次衝突時にボルト71が案内孔62に円滑に案内されて、中央板部21cが案内部61aに対して円滑にスライドするために設けてある。言い換えると、これらの隙間β1及びβ2が存在しない場合、すなわち案内部61aの上面とフランジナット72のフランジ部722の下面とが接触し、案内部61aの下面と中央板部21cの上面とが接触している場合には、これらの接触部間に働く摩擦が大きく、二次衝突時に中央板部21cが案内部61aに対してスライドしにくくなるため、車体取付けブラケット21のボルト71が固定ブラケット61の案内孔61に円滑に案内されず、アッパーコラム42が充分にコラプス移動できなくなる。結果として、二次衝突の衝撃を充分に吸収することができなくなってしまう。
二次衝突の際は、固定ブラケット61はカプセル24、24とともに車体側に固定されたまま残存し、ボルト71と案内孔62との係合によりアッパーコラム42が脱落しないように保持され、且つボルト71が案内孔62を摺動することにより、アッパーコラム42のコラプス移動を案内する。
このように、車体取付けブラケット21と固定ブラケット61、及びボルト71のフランジ部722と固定ブラケット61の間に隙間β1、β2が存在するので、これに起因するガタが発生する。これを許容する構成として、固定ブラケット61のフランジ部61b、61bに設けたボルト孔63、63は、カプセル24、24のボルト孔24b、24bの径より若干大きく形成されている。
車体取付けブラケット21と固定ブラケット61はこのような構成なので、車体取付けブラケット21の中央板部21cに固定ブラケット61をボルト71で取付けた状態の時は、車体取付けブラケット21に対して固定ブラケット61は、隙間β1、β2によって上下方向にガタを有している。そのため、ボルト22で車体取付けブラケット21と固定ブラケット61とを車体41に固定する前の状態では、ボルト71を中心にして固定ブラケット61が車体取付けブラケット21に対して回転してしまい、車体取付けブラケット21に対する固定ブラケット61の取付け位置が狂ってしまう。
本実施形態に係るステアリング装置は、ボルト71を中心とする固定ブラケット61の回転を防止できる構成となっている。以下、このような回転を防止するための構成について説明する。
図8から図10に示すように、固定ブラケット61のフランジ部61b、61bの前方端面61d、61dには、車体取付けブラケット21側へ突出するL字型の一対の係止爪64、64が各々形成されている。この係止爪64、64は、固定ブラケット61の車幅方向の左右対称位置に、折り曲げ加工により該ブラケット61と一体的に形成されている。
この一対の係止爪64、64の突出方向の長さは、固定ブラケット61がフランジナット72のフランジ部722の下面722aに当接した状態で存在する隙間(β1+β2)よりやや大きく設定されている。
この構成の固定ブラケット61を車体取付けブラケット21の中央板部21cにボルト71で取付けた状態では、図3及び図11に示すように、一対の係止爪64、64が車体取付けブラケット21の前方側端面21d、21dに当たって係止された形になる。したがって、固定ブラケット61は、車体取付けブラケット21に対して、ボルト71と一対の係止爪64、64の3点で規制された形で取付けられることになる。
この構成により、車体取付けブラケット21の中央板部21cに固定ブラケット61をボルト71で取付けた状態、即ち、ボルト22で車体取付けブラケット21と固定ブラケット61とを車体41に固定する前の状態でも、固定ブラケット61に前後方向あるいは車幅方向に動かそうとする力が作用しても、係止爪64、64が車体取付けブラケット21の前方側端面21d、21dに当たることにより移動が阻止される。また、固定ブラケット61にボルト71を中心にした回転方向の力が加わる、即ち捩れ方向に変形しようとしても、固定ブラケット61の係止爪64、64の何れか一方が車体取付けブラケット21の前方側端面21dに当たって、固定ブラケット61の回転が阻止される。
このため、車体取付けブラケット21に対して固定ブラケット61の取付け位置が狂うことはなくなり、車体取付けブラケット21と固定ブラケット61とをボルト22で車体41に固定する作業を円滑に行うことが可能となる。
また、固定ブラケット61は、上記隙間β1のために、運搬等に際して車体取付けブラケット21に対して浮き上がることがあるが、図7に示すように、フランジナット72のフランジ部722の下面722aにより、この浮き上がりが規制される。
この固定ブラケット61の係止爪64、64は、上述したように、その長さが隙間(β1+β2)よりやや大きく設定されているので、固定ブラケット61が車体取付けブラケット21から浮き上がってフランジナット72の下面722aに当接する、即ち浮き上がりの限界まできても、係止爪64、64の先端部が車体取付けブラケット21の前方側端面21d、21dから外れてしまうことはない。
また、上述したように、固定ブラケット61のフランジ部61b、61bに設けたボルト孔63、63は、カプセル24、24のボルト孔24b、24bの径より若干大きく形成されているので、隙間β1、β2に起因するガタを許容し、組み立て性が良い。
(第2実施形態)
次に本発明の第2実施形態について説明する。図12は本発明の第2実施形態に係るステアリング装置と電動パワーアシスト機構を示す平面図、図13は図12のステアリング装置と電動パワーアシスト機構を示す側面図、図14は図13のP部拡大断面図である。
以下の説明では、上記第1実施形態と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。この第2実施形態は、上記第1実施形態で示した固定ブラケットの爪の係止位置を変更した例である。
図12、13、及び14に示すように、固定ブラケット61に形成した係止爪64、64は、車体取付けブラケット21に取り付けたカプセル24の前方側端面24dで係止される(図14参照)構成になっている。
このため、図12に示すように、固定ブラケット61のフランジ部61b、61bは、その前後方向長さを、上記第1実施形態に比較して短くすることができ(図3と比較)、全体として、固定ブラケット61を小型化することができる。
この場合、固定ブラケット61の係止爪64、64の突出方向の長さは、上記隙間(β1+β2)よりやや大きく設定されている。さらに詳しく説明すると、係止爪64、64の突出方向の長さは、固定ブラケット61が車体取付けブラケット21から浮き上がってフランジナット72の下面722aに当接した状態の時でも、係止爪64、64がカプセル24の前方側端面24dで係止されると同時に、その先端が車体取付けブラケット21の上面に接することなく、ある程度の隙間が存在するような長さに設定されている。
本第2実施形態によれば、以上の構成により、固定ブラケット61を小型化しながらも、第1実施形態と同様の作用・効果を期待することができる。
(第3実施形態)
次に本発明の第3実施形態について説明する。図15は本発明の第3実施形態に係るステアリング装置の要部を示す平面図、図16は図14と同一部位を示す拡大断面図である。
以下の説明では、上記第1及び第2実施形態と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。この第3実施形態は、上記第1及び第2実施形態で示した固定ブラケットの爪の係止位置を変更した例である。
図16に示すように、車体取付けブラケット21に嵌め込まれたカプセル24の上面側には係止穴24eが形成されており、固定ブラケット61に形成した係止爪64、64は、この係止穴24eに嵌合する構成になっている。
これにより、固定ブラケット61に前後方向の後方側への力が作用しても、係止爪64、64が係止穴24eの後方側面に当たって規制されるので、固定ブラケット61のずれが防止され、衝撃吸収ストローク0の状態が維持される。
このため、図15に示すように、固定ブラケット61のフランジ部61b、61bは、その前後方向長さを、上記第2実施形態に比較して、さらに短くすることができ(図12と比較)、全体として、固定ブラケット61をさらに小型化することができる。
この場合、固定ブラケット61の係止爪64、64の突出方向の長さは、上記隙間(β1+β2)よりやや大きく、上記カプセル24の係止穴24eの深さより若干短く設定されていることが言うまでもない。
本第3実施形態によれば、以上の構成により、固定ブラケット61を更に小型化しつつ、第1及び第2実施形態と同様の作用効果を期待することができる。尚、この第3実施形態では、カプセル24の係止穴24eに係止爪64、64が係止される構成にしたが、逆に、カプセル24に設けた突起部(図示しない)に、固定ブラケット61に設けた係止孔(図示しない)が嵌合する構成にすることも可能である。
(第4実施形態)
次に本発明の第4実施形態について説明する。図17は本発明の第4実施形態に係るステアリング装置と電動パワーアシスト機構を示す平面図である。
以下の説明では、上記第1から第3実施形態と異なる構造部分についてのみ説明し、重複する説明は省略する。また、同一部品には同一番号を付して説明する。この第4実施形態は、上記第1、2及び第3実施形態で示した固定ブラケットの爪の形成位置を変更した例である。
図17に示すように、固定ブラケット61に形成した係止爪64、64は、そのフランジ部61b、61bの車幅方向において、上記第1から第3実施形態で示した位置より外側に配置されている。係止爪64、64は、形成可能な限り外側に配置するのが望ましい。
上述したように、固定ブラケット61は、車体取付けブラケット21に対して、ボルト71と一対の係止爪64、64の3点で規制された形で取付けられているが、この第4実施形態の構成により、この3つの規制点から成る2等辺3角形の底辺がより長くなるので、固定ブラケット61に捩れ方向の力が加わっても、より確実に回転が規制され、安定して位置ずれを防止することができる。
以上に示した各実施形態に係るステアリング装置によれば、固定ブラケット61に一体的に形成した単純な構成の係止爪64、64等の係止部によって、該ブラケット61を位置決めする目的を達成するため、プレス加工等の固定ブラケットの製造における材料の歩留まりを改善することができる。
尚、上記第1から第4実施形態においては、固定ブラケット61に形成した係止爪64、64は、案内孔62の前後方向の中心軸に対して左右対称位置に設けているので、係止爪64、64の各対向面に対する接触圧は均等になり、より安定した規制が可能となる。
また、上記第1から第4実施形態においては、ボルト71で固定ブラケット61を車体取付けブラケット21に取り付ける際、車体取付けブラケット21の下面側からボルト71を挿入してフランジナット72で締め付ける構成にしたが、これに限らず、ボルト71とフランジナット72の配置を上下逆にしても良い。また、フランジナット72を用いるに限らず、このフランジ部をワッシャ等の別部品で置き換えることもできる。
また、上記第1から第4実施形態においては、固定ブラケット61は、車体取付けブラケット21に対して、ボルト71と一対の係止爪64、64の3点で規制された形で取付けられ、その内1点はボルト71により支持しているので、従来のようにフックにより規制するものと比較して、外力に対する耐久性が良い。
また、上記第1から第4実施形態においては、固定ブラケット61の係止爪64、64は、折り曲げ加工によって形成された板状であったが、これに限らず、塑性変形、接合などによるあらゆる突起を用いることができる。
さらに、本発明の各実施形態では、本発明をステアリングコラムのチルト位置およびテレスコピック位置の両方の調整を行うチルト・テレスコピック式のステアリング装置に適用した例について説明したが、本発明はチルト式のステアリング装置、あるいはテレスコピック式のステアリング装置、あるいはチルト位置もテレスコピック位置も調整できないステアリング装置に適用してもよい。
21 車体取付けブラケット
21a フランジ部
21b 側板
21c 中央板部
21d 前方側端面
22 ボルト
23 切欠き
24 カプセル
24a 剪断ピン
24b ボルト孔
24d 前方側端面
24e 係止孔
25 貫通孔
26 チルト調整用長孔
41 車体
42 アッパーコラム
43 ステアリングシャフト
45 チルト中心軸
46 ロアーコラム
47 ギヤハウジング
51 締付けボルト
52 操作レバー
53 可動カム
54 固定カム
61 固定ブラケット
61a 案内部
61b フランジ部
62 案内孔
63 ボルト孔
64 係止爪
71 案内ピン、ボルト
72 フランジナット
101 ステアリングホイール
102 電動パワーアシスト機構
103 ステアリングギヤアッセンブリ
104 タイロッド
105 ステアリングコラムアッセンブリ
106 中間シャフト
421 スリット
422 テレスコピック調整用長孔
712 頭部
721 円筒部
722 フランジ部
722a 下面

Claims (6)

  1. 操舵力を伝達する伸縮可能なステアリングシャフトと、
    前記ステアリングシャフトを回転可能に支持し、二次衝突時に前方へ移動するアッパーコラムと、
    前記アッパーコラムを支持し、前記二次衝突時に前記アッパーコラムとともに前方へ移動する車体取付けブラケットと、
    車体に固定され、前記車体取付けブラケットを支持し、前記二次衝突時に前記車体取付けブラケットの移動を許す、車幅方向ステアリングコラム両側に配置された一対のカプセルと、
    前記一対のカプセルと共に前記車体に固定される固定ブラケットと、
    前記車体取付けブラケットに固定して設けられた案内ピンと、
    前記固定ブラケットに形成され、前記案内ピンが係合されており、前記二次衝突時に前記案内ピンの移動方向を規制する案内孔と、
    前記案内ピンに固定され、前記案内孔から前記案内ピンが抜けるのを防ぐ固定部材と、を備えたステアリング装置において、
    車幅方向ステアリングコラム両側において、前記固定ブラケットの車両前方側部分から突出し、前記車体取付けブラケット又は前記カプセルと係合して、前記固定ブラケットの変位を規制する一対の係止爪を有することを特徴とするステアリング装置。
  2. 前記一対の係止爪は、折り曲げ加工によって突出していることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記一対の係止爪は、前記車体取付けブラケットの車体前方側の端面と係合していることを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリング装置。
  4. 前記一対の係止爪は、車幅方向で前記固定ブラケットの最も外側に配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のステアリング装置。
  5. 前記一対の係止爪は、前記一対のカプセルの車体前方側の端面と係合していることを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリング装置。
  6. 前記一対の係止爪は、前記一対のカプセルの各々に設けた係止穴と係合していることを特徴とする請求項1又は2に記載のステアリング装置。
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JP2020111152A (ja) * 2019-01-10 2020-07-27 日本精工株式会社 ステアリング装置

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