JP2015195516A - セットトップボックス - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のデータを合成してテレビ受像機に表示する際に、合成方法の設定を容易に行うことができるセットトップボックスを提供する。【解決手段】入力された信号をテレビ受像機11で視聴可能な信号に変換するセットトップボックス10は、種類が異なる複数の信号20、21、22を入力し、優先度管理部40に設定された複数の信号の種類に応じた優先度の情報に応じて、入力された複数の信号を合成し、データ合成部41により合成映像情報を生成し、生成した合成映像情報を、映像出力部33から映像信号に変換して出力する。【選択図】図1
Description
本発明は、入力された信号をテレビ受像機で視聴可能な信号に変換するセットトップボックス(STB)に関する。
昨今、市場に展開される高機能なテレビ受像機(TV)は、インターネットへの接続によるウェブ情報の閲覧やIPTV(Internet Protocol TeleVision)の視聴に加え、様々な入力インターフェースを具備しており、各家庭の統合情報メディア機器として活用されている。
このようなTV機能を利用して、特許文献1にあるような特殊な外部機器のデータをTVに合成表示させることで、ユーザにとって意義ある情報をTV画面に表示する方式が開示されている。この方式の特徴は、カメラ付きインターホンのカメラ映像を専用のスイッチアダプタを介してTVと接続し、インターホンの映像を合成している点にある。
しかし、特許文献1に記載の技術でデータ合成を実施する場合、例えば、ユーザがTV画面に表示したいデータが複数存在する場合、そのデータに対する表示の優先度付けの設定や、複数の情報をどのように画面に表示するかという合成表示方法に関する設定など、細かな情報制御は不可能である。
加えて、特許文献1に記載の技術では、専用のスイッチアダプタを必要とする構成となっており、ユーザがそれらを活用するためには外部機器専用の施工の実施が必要となる。このため、コスト面及び可用性という意味でも満足できるものではない。
加えて、特許文献1に記載の技術では、専用のスイッチアダプタを必要とする構成となっており、ユーザがそれらを活用するためには外部機器専用の施工の実施が必要となる。このため、コスト面及び可用性という意味でも満足できるものではない。
また、特許文献1に記載の技術においては、表示された情報のユーザによる制御方式では、その表示・非表示のほか、ズームやアスペクト比設定が実施できるが、表示位置や表示方式についての設定はあらかじめ専用端末による設定が必要であり、操作面において満足する手段は提供されていない。
したがって、複数のデータを合成してテレビ受像機に表示する際に、合成方法の設定を容易に行うことができるセットトップボックスが望まれていた。また、特殊設置の施工などを必要とせず、設置が簡易であるセットトップボックスが望まれていた。
本発明に係るセットトップボックスは、入力された信号をテレビ受像機で視聴可能な信号に変換するセットトップボックスであって、種類が異なる複数の信号が入力される入力手段と、前記複数の信号の種類に応じた優先度の情報が設定された優先度管理部と、前記優先度の情報に応じて、前記入力手段に入力された前記複数の信号を合成し、合成映像情報を生成するデータ合成部と、前記合成映像情報を映像信号に変換して出力する映像出力部と、を備えたものである。
本発明は、信号の種類に応じた優先度の情報が設定され、優先度の情報に応じて、入力された複数の信号を合成し、合成映像情報を生成する。このため、複数の信号を合成してテレビ受像機に表示する際に、合成方法の設定を容易に行うことができる。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるSTBの構成図である。
本実施の形態1におけるセットトップボックス(以下「STB10」)は、複数の信号(情報)が入力され、この複数の信号(情報)に基づく映像を合成した映像信号を出力し、テレビ受像機である映像受信機11の画面に映像を表示させるものである。
図1は、実施の形態1におけるSTBの構成図である。
本実施の形態1におけるセットトップボックス(以下「STB10」)は、複数の信号(情報)が入力され、この複数の信号(情報)に基づく映像を合成した映像信号を出力し、テレビ受像機である映像受信機11の画面に映像を表示させるものである。
図1に示すように、STB10は、放送映像入力部30と、ウェブ情報入力部31と、外部映像入力部32とを備えている。
放送映像入力部30は、放送局からの放送データ20(放送信号)が入力される。
ウェブ情報入力部31は、インターネットなどの通信回線を介して伝送された通信情報信号であるウェブ情報21(IPTV含む)が入力される。
外部映像入力部32は、DVDプレーヤやビデオカメラなどの外部映像機器からの映像データ22(映像信号)が入力される。
放送映像入力部30は、放送局からの放送データ20(放送信号)が入力される。
ウェブ情報入力部31は、インターネットなどの通信回線を介して伝送された通信情報信号であるウェブ情報21(IPTV含む)が入力される。
外部映像入力部32は、DVDプレーヤやビデオカメラなどの外部映像機器からの映像データ22(映像信号)が入力される。
なお、放送映像入力部30、ウェブ情報入力部31、および外部映像入力部32は、本発明における「入力手段」に相当する。
なお、本実施の形態1では入力手段が3つの場合を説明するが本発明はこれに限定されず任意の数、任意の種類の情報(信号)で良い。
なお、本実施の形態1では入力手段が3つの場合を説明するが本発明はこれに限定されず任意の数、任意の種類の情報(信号)で良い。
さらに、STB10は、優先度管理部40と、データ合成部41と、画面表示部42と、操作入力部43と、映像出力部33とを備えている。
優先度管理部40は、信号(情報)の種類に応じた優先度の設定情報(優先度設定データ)が設定される。また、優先度管理部40は、入力されたデータに優先度設定データを付与する処理を行う。
優先度管理部40は、信号(情報)の種類に応じた優先度の設定情報(優先度設定データ)が設定される。また、優先度管理部40は、入力されたデータに優先度設定データを付与する処理を行う。
データ合成部41は、優先度設定データに応じて、入力された複数の信号(情報)を合成し、合成映像信号(情報)を生成する。
画面表示部42は、データ合成部41から受け取った合成映像信号を、映像受信機11に表示させるための描画情報に変換して映像出力部33へ出力する。また、画面表示部42は、映像受信機11に現在表示させている画面のデータ(以下「表示中画面データ」)をデータ合成部41へ送信する。
映像出力部33は、画面表示部42から出力された合成映像の描画情報を映像信号に変換して出力する。
画面表示部42は、データ合成部41から受け取った合成映像信号を、映像受信機11に表示させるための描画情報に変換して映像出力部33へ出力する。また、画面表示部42は、映像受信機11に現在表示させている画面のデータ(以下「表示中画面データ」)をデータ合成部41へ送信する。
映像出力部33は、画面表示部42から出力された合成映像の描画情報を映像信号に変換して出力する。
映像受信機11には、STB10の映像出力部33と接続するための映像入力部34が具備され、映像出力部33と映像入力部34は相互に接続される。
STB10の映像出力部33から出力された映像信号は、映像受信機11の映像入力部34に入力され、映像受信機11の画面に合成データ50として表示される。
STB10の映像出力部33から出力された映像信号は、映像受信機11の映像入力部34に入力され、映像受信機11の画面に合成データ50として表示される。
操作入力部43は、例えば、優先度の設定操作や、データ合成の実行可否の操作など、ユーザからの操作入力を受け付ける。操作入力部43は、例えば、リモートコントローラーからの操作信号を受け付ける受信回路やユーザからの操作を入力させる操作スイッチなどにより構成される。
なお、放送映像入力部30、ウェブ情報入力部31、外部映像入力部32、および映像出力部33は、該当する信号(情報)の通信規格や放送規格等に適合した通信インターフェースにより構成される。
また、優先度管理部40、データ合成部41、および画面表示部42は、これらの機能を実現する回路デバイスなどのハードウェアで実現することもできるし、マイコンやCPUなどの演算装置上で実行されるソフトウェアとして実現することもできる。
また、優先度管理部40、データ合成部41、および画面表示部42は、これらの機能を実現する回路デバイスなどのハードウェアで実現することもできるし、マイコンやCPUなどの演算装置上で実行されるソフトウェアとして実現することもできる。
図2は、実施の形態1におけるSTBの動作を示すシーケンス図である。以下、図2の各ステップに基づき、STB10の動作を説明する。
放送データ20を放送映像入力部30で受け取り、ウェブ情報21をウェブ情報入力部31で受け取り、外部映像機器からの映像データ22を外部映像入力部32で受け取る。
放送映像入力部30、ウェブ情報入力部31、および外部映像入力部32(以下「各入力」)で受け取られたデータは、即座に優先度管理部40に送信される(S101〜S103)。
放送映像入力部30、ウェブ情報入力部31、および外部映像入力部32(以下「各入力」)で受け取られたデータは、即座に優先度管理部40に送信される(S101〜S103)。
優先度管理部40は、各入力が受け取ったデータに優先度設定データを付与する。また、優先度管理部40は、常に、優先度設定データの変更を待ち受けしている(S104)。優先度管理部40は、設定された優先度設定データに従って合成データを管理している。この優先度設定データには、例えば、優先度「高」、「低」、「なし」の3つのパターンが設定可能であり、優先度管理部40に保持されている。また、優先度設定データは、放送映像入力部30、ウェブ情報入力部31、外部映像入力部32にそれぞれ設定されている。そして、優先度管理部40は、優先度情報を付与したデータを、データ合成部41に送信する(S105)。
ここで、優先度管理部40の動作の詳細を、図3を用いて説明する。
ここで、優先度管理部40の動作の詳細を、図3を用いて説明する。
図3は、実施の形態1におけるSTBの優先度管理部の動作を示すフローチャートである。
優先度管理部40は、各入力からのデータを受け取ると(S201)、保持している優先度設定データを参照する(S202)。次に、優先度設定の変更があるか否かを判断し(S203)、優先度設定データにユーザからの変更がなされた場合は、変更のある優先度設定を更新する(S204)。なお、優先度設定データの変更が無い場合はステップS205へ進む。
優先度管理部40は、各入力からのデータを受け取ると(S201)、保持している優先度設定データを参照する(S202)。次に、優先度設定の変更があるか否かを判断し(S203)、優先度設定データにユーザからの変更がなされた場合は、変更のある優先度設定を更新する(S204)。なお、優先度設定データの変更が無い場合はステップS205へ進む。
次に、優先度管理部40は、各入力からのデータ種別(データの種類)を判別する(S205)。そして、優先度管理部40は、優先度が設定されたデータがあるか否かを判断する(S206)。優先度が設定されたデータがない場合、即ち、優先度「なし」のデータを受け取った場合、合成対象外と判断し処理を終了する(S207)。
一方、優先度が設定されたデータである場合、入力データに対応する優先度情報の呼び出しを行い(S208)、データ合成部41へ送信するデータに優先度情報を付与する(S209)。優先度管理部40は、優先度情報を付与したデータを、データ合成部41に送信する。即ち、優先度「高」または「低」に設定された入力からのデータを受け取った場合、当該データが合成対象データであると判断して、優先度情報と合わせて、入力からのデータ合成部41へ送信する。
再び図2を参照して説明する。
データ合成部41は、合成対象となるデータと、その優先度情報を受け取った契機で、画面表示部42に対して現在の出力に関するデータ(表示中画面データ)を要求する(S106)。画面表示部42は、要求に応じて、映像受信機11に現在表示させている画面のデータ(表示中画面データ)をデータ合成部41へ送信する(S107)。
データ合成部41は、合成対象となるデータと、その優先度情報を受け取った契機で、画面表示部42に対して現在の出力に関するデータ(表示中画面データ)を要求する(S106)。画面表示部42は、要求に応じて、映像受信機11に現在表示させている画面のデータ(表示中画面データ)をデータ合成部41へ送信する(S107)。
次に、データ合成部41は、優先度管理部40から受け取った優先度情報を参照し、合成方法を確定し、合成データ(合成映像情報)を生成する。
合成方法について、優先度「低」の場合は、まず入力受け付けがあったことを伝える操作画面表示(ポップアップ表示)が実施され、ユーザによってその情報を閲覧するための操作が行われた場合にのみ、指定位置へのデータ合成が実行される。即ち、データ合成部41は、現在入力されているデータに、優先度「低」のデータを合成する場合、このデータを合成するか否かの操作を入力させる操作画面(ポップアップ)を現在入力されているデータに合成し、ユーザからの操作入力に応じて、データ合成を実施する。
また、優先度「高」の場合は、ポップアップによる通知はされず、即座に、映像受信機11に現在表示させている画面に対し、指定位置へのデータ合成が実行される。
データ合成部41は、データの合成が完了した段階で画面表示部42に対して実行結果となる合成データを送信する(S108)。
合成方法について、優先度「低」の場合は、まず入力受け付けがあったことを伝える操作画面表示(ポップアップ表示)が実施され、ユーザによってその情報を閲覧するための操作が行われた場合にのみ、指定位置へのデータ合成が実行される。即ち、データ合成部41は、現在入力されているデータに、優先度「低」のデータを合成する場合、このデータを合成するか否かの操作を入力させる操作画面(ポップアップ)を現在入力されているデータに合成し、ユーザからの操作入力に応じて、データ合成を実施する。
また、優先度「高」の場合は、ポップアップによる通知はされず、即座に、映像受信機11に現在表示させている画面に対し、指定位置へのデータ合成が実行される。
データ合成部41は、データの合成が完了した段階で画面表示部42に対して実行結果となる合成データを送信する(S108)。
画面表示部42は、受け取った合成データ(映像信号)を、映像出力部33を介して映像受信機11に送信する(S109)。これにより映像受信機11に合成データ50が表示される。また、画面表示部42は、データ合成部41に対して送信完了を通知する(S110)。画面表示部42から送信完了の通知を受けたデータ合成部41は、合成データの出力完了を優先度管理部40に対して送信する(S111)。
なお、優先度管理部40は、常時、優先度設定データの変更を待ち受けしているため(S104)、変更があった場合には即座に優先度の切り替え(合成方法の切り替え)が可能である。
ここで、上述した動作によって映像受信機11に表示される合成データ50の一例を図4〜図9に示す。
図4〜図9に示す例では、ウェブ情報入力部31へ入力されるウェブ情報21の優先度が「低」に設定され、外部映像入力部32へ入力される映像データ22の優先度が「高」に設定されている場合を示す。
図4〜図9に示す例では、ウェブ情報入力部31へ入力されるウェブ情報21の優先度が「低」に設定され、外部映像入力部32へ入力される映像データ22の優先度が「高」に設定されている場合を示す。
まず、ウェブ情報21が入力された場合を説明する。
図4(a)に示すように、映像受信機11には放送データ20に基づく映像が表示されている。この状態でウェブ情報21の入力が開始されると、優先度管理部40は優先度が「低」であることを判断し、図4(b)に示すように、データ合成部41は操作画面表示500(ポップアップ表示)を合成した合成データ50を映像受信機11に表示させる。
この操作画面表示500は、例えば図5に示すように、ウェブ情報21を画面に表示(合成)させるか否かを操作する画面である。
ユーザからの操作により、ウェブ情報21を表示させる旨の操作が成されると、データ合成部41は、表示中画面データである放送データ20にウェブ情報21を合成した合成データを生成して映像出力部33へ出力する。これにより、映像受信機11には、図6に示すように、ウェブ情報21に基づくウェブ画像510が合成された合成データ50が表示される。
なお、図6に示す例では、表示中画面にウェブ画像510を重ねる場合を示しているが、これに限らず、図7に示すように、現在表示している画面を縮小または移動させて、ウェブ画像510が重ならないように表示させても良い。
図4(a)に示すように、映像受信機11には放送データ20に基づく映像が表示されている。この状態でウェブ情報21の入力が開始されると、優先度管理部40は優先度が「低」であることを判断し、図4(b)に示すように、データ合成部41は操作画面表示500(ポップアップ表示)を合成した合成データ50を映像受信機11に表示させる。
この操作画面表示500は、例えば図5に示すように、ウェブ情報21を画面に表示(合成)させるか否かを操作する画面である。
ユーザからの操作により、ウェブ情報21を表示させる旨の操作が成されると、データ合成部41は、表示中画面データである放送データ20にウェブ情報21を合成した合成データを生成して映像出力部33へ出力する。これにより、映像受信機11には、図6に示すように、ウェブ情報21に基づくウェブ画像510が合成された合成データ50が表示される。
なお、図6に示す例では、表示中画面にウェブ画像510を重ねる場合を示しているが、これに限らず、図7に示すように、現在表示している画面を縮小または移動させて、ウェブ画像510が重ならないように表示させても良い。
次に、映像データ22が入力された場合を説明する。
図8(a)に示すように、映像受信機11には放送データ20に基づく映像が表示されている。この状態で映像データ22の入力が開始されると、優先度管理部40は優先度が「高」であることを判断し、図8(b)に示すように、データ合成部41は、ポップアップ表示を行うことなく、即座に映像データ22による外部機器画像520を合成した合成データ50を映像受信機11に表示させる。
なお、図8に示す例では、表示中画面に外部機器画像520を重ねる場合を示しているが、これに限らず、図9に示すように、現在表示している画面を縮小または移動させて、外部機器画像520が重ならないように表示させても良い。
図8(a)に示すように、映像受信機11には放送データ20に基づく映像が表示されている。この状態で映像データ22の入力が開始されると、優先度管理部40は優先度が「高」であることを判断し、図8(b)に示すように、データ合成部41は、ポップアップ表示を行うことなく、即座に映像データ22による外部機器画像520を合成した合成データ50を映像受信機11に表示させる。
なお、図8に示す例では、表示中画面に外部機器画像520を重ねる場合を示しているが、これに限らず、図9に示すように、現在表示している画面を縮小または移動させて、外部機器画像520が重ならないように表示させても良い。
以上のように本実施の形態1においては、データ(信号)の種類に応じた優先度情報が設定され、優先度情報に応じて、入力された複数の信号を合成し、合成データを生成する。
このため、複数のデータを統合的に管理し、映像受信機11の画面に合成表示することが可能となる。加えて、優先度に関する設定をユーザが実施できるため、情報の制御部分においても自由度が増している。
このため、複数のデータを統合的に管理し、映像受信機11の画面に合成表示することが可能となる。加えて、優先度に関する設定をユーザが実施できるため、情報の制御部分においても自由度が増している。
また、従来技術のように特殊設置の施工を必要とせず、設置が簡易であるSTB10を適用することで容易に導入が可能となる。
実施の形態2.
実施の形態2におけるSTB10では、ユーザの設定した優先度設定データに応じて、表示位置を固定的に指定する以外に、表示位置の自動検出を可能とする。
本実施の形態2では実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
実施の形態2におけるSTB10では、ユーザの設定した優先度設定データに応じて、表示位置を固定的に指定する以外に、表示位置の自動検出を可能とする。
本実施の形態2では実施の形態1との相違点を中心に説明し、実施の形態1と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
図10は、実施の形態2におけるSTBの構成図である。
図10に示すように、実施の形態2におけるSTB10には、上記実施の形態1の構成に加え、表示位置自動検出部44を備えている。なお、図10では映像受信機11の図示を省略している。
表示位置自動検出部44は、表示中画面データに基づき、ユーザが視聴中であるデータの映像を推定し、合成対象のデータの表示位置(合成位置)を自動検出するものである。
図10に示すように、実施の形態2におけるSTB10には、上記実施の形態1の構成に加え、表示位置自動検出部44を備えている。なお、図10では映像受信機11の図示を省略している。
表示位置自動検出部44は、表示中画面データに基づき、ユーザが視聴中であるデータの映像を推定し、合成対象のデータの表示位置(合成位置)を自動検出するものである。
図11は、実施の形態2におけるSTBの動作を示すシーケンス図である。以下、図11の各ステップに基づき、STB10の動作を説明する。なお、実施の形態1と同様の動作には同じステップ番号を付し説明を省略する。
ステップS101〜S107は、上記実施の形態1と同様である。
ステップS107の後、データ合成部41は、表示位置自動検出部44に対して自動検出に必要なデータを送信する(S301)。ここで、自動検出に必要なデータとは、優先度管理部40から引き継がれた優先度情報、合成対象データの必要解像度(画面サイズ)、画面表示部42から受け取った表示中画面データが該当する。
ステップS107の後、データ合成部41は、表示位置自動検出部44に対して自動検出に必要なデータを送信する(S301)。ここで、自動検出に必要なデータとは、優先度管理部40から引き継がれた優先度情報、合成対象データの必要解像度(画面サイズ)、画面表示部42から受け取った表示中画面データが該当する。
なお、自動検出機能の有効・無効の設定をユーザの操作によって設定するようにしても良い。この場合、データ合成部41は、ステップS107の後、まず、ユーザによって設定された自動検出機能の有効・無効の設定データを参照し、自動検出機能が有効となっていた場合に、ステップS301以降の動作を実施する。自動検出機能が無効となっていた場合には、上述した実施の形態1の動作を実施する。
自動検出に必要なデータを受け取った表示位置自動検出部44は、表示中画面データから、ユーザが主に視聴中と想定される領域を検出(推定)する。ユーザが主に視聴中と想定される領域とは、再生中の動画領域、視聴中の放送画面領域を示す。次に、表示位置自動検出部44は、優先度設定データを参照し、合成対象となるデータの優先度を識別する。
合成対象となるデータの優先度が「高」であった場合、表示位置自動検出部44は、表示画面領域のうち、画面中央部分を基点として合成対象の対応している最大解像度分(最大サイズ)の領域を合成領域として検出し、保存する。
一方、合成対象となるデータの優先度が「低」であった場合、ユーザが主に視聴中と判断できる領域とは異なる部分を基点として、合成対象となるデータの必要解像度を低く設定(表示画面サイズを小さく)し、そのサイズで画面内に納めることができる領域を合成領域として検出し、保存する。即ち、ユーザが視聴中であると推定されたデータの映像と、合成対象のデータの映像とが重ならないように、合成位置を検出する。
なお、合成領域の候補位置が複数存在した場合、すでに表示している合成映像と重複しない位置を合成領域候補として検出し、候補のうち画面左下の位置を基点として合成領域候補を絞り込み、確定する。
一方、合成対象となるデータの優先度が「低」であった場合、ユーザが主に視聴中と判断できる領域とは異なる部分を基点として、合成対象となるデータの必要解像度を低く設定(表示画面サイズを小さく)し、そのサイズで画面内に納めることができる領域を合成領域として検出し、保存する。即ち、ユーザが視聴中であると推定されたデータの映像と、合成対象のデータの映像とが重ならないように、合成位置を検出する。
なお、合成領域の候補位置が複数存在した場合、すでに表示している合成映像と重複しない位置を合成領域候補として検出し、候補のうち画面左下の位置を基点として合成領域候補を絞り込み、確定する。
合成領域の検出が完了した表示位置自動検出部44は、合成位置のデータをデータ合成部41に送信する(S302)。
データ合成部41は、受け取った合成位置のデータをもとに、データ合成を実行する。以降の動作は上記実施の形態1と同様である。
データ合成部41は、受け取った合成位置のデータをもとに、データ合成を実行する。以降の動作は上記実施の形態1と同様である。
以上のように本実施の形態2においては、表示中画面データと、合成対象のデータの優先度の情報とに基づき、合成対象のデータの表示位置を自動検出する表示位置自動検出部を備えている。
このため、データの合成位置をユーザの視聴画面に応じて自動で検出することが可能となる。これによって、ユーザによる固定設定では不都合が生じる場面、例えば優先度の低い情報を主として視聴していた画面に対して重なる形で表示されてしまう事象などを防ぐことが期待できる。
このため、データの合成位置をユーザの視聴画面に応じて自動で検出することが可能となる。これによって、ユーザによる固定設定では不都合が生じる場面、例えば優先度の低い情報を主として視聴していた画面に対して重なる形で表示されてしまう事象などを防ぐことが期待できる。
なお、上記実施の形態1および2では、主にSTB10に具備された各入力から受け取ったデータを統合的に管理・合成し、映像受信機11(TV画面)に表示する方法を説明したが、本発明はこれに限定されず、STB10内で何らかのアプリケーションを起動し、そのアプリケーションの画面も合成対象として含めるような適用も可能である。
また上記実施の形態2では、画面の表示位置を自動で検出するための構成および動作を説明したが、これはPCなどで新たにウィンドウを開く操作をした際に、ユーザが使用中の画面(直前までアクティブとなっていたウィンドウなど)とは異なる領域に対して新規画面を表示するなどの応用も可能である。
10 STB、11 映像受信機、20 放送データ、21 ウェブ情報、22 映像データ、30 放送映像入力部、31 ウェブ情報入力部、32 外部映像入力部、33 映像出力部、34 映像入力部、40 優先度管理部、41 データ合成部、42 画面表示部、43 操作入力部、44 表示位置自動検出部、50 合成データ、500 操作画面表示、510 ウェブ画像、520 外部機器画像。
Claims (7)
- 入力された信号をテレビ受像機で視聴可能な信号に変換するセットトップボックスであって、
種類が異なる複数の信号が入力される入力手段と、
前記複数の信号の種類に応じた優先度の情報が設定された優先度管理部と、
前記優先度の情報に応じて、前記入力手段に入力された前記複数の信号を合成し、合成映像情報を生成するデータ合成部と、
前記合成映像情報を映像信号に変換して出力する映像出力部と、
を備えた
ことを特徴とするセットトップボックス。 - 前記入力手段は、
放送局からの放送信号が入力される放送映像入力部と、
通信回線を介して伝送された通信情報信号が入力されるウェブ情報入力部と、
映像機器からの映像信号が入力される外部映像入力部と、
を少なくとも備えた
ことを特徴とする請求項1に記載のセットトップボックス。 - 前記優先度管理部は、
ユーザからの操作入力に応じて前記優先度の情報が設定される
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のセットトップボックス。 - 前記データ合成部は、
前記入力手段へ現在入力されている前記信号に加え、他の前記信号の入力が開始されたとき、当該信号の前記優先度の情報に基づき、当該信号を現在入力されている前記信号に合成するか否かを判断する
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のセットトップボックス。 - 前記データ合成部は、
前記入力手段へ現在入力されている前記信号に加え、他の前記信号の入力が開始されたとき、当該信号の前記優先度の情報に基づき、当該信号を合成するか否かの操作を入力させる操作画面を現在入力されている前記信号に合成し、
ユーザからの操作入力に応じて、入力が開始された前記信号を現在入力されている前記信号に合成する
ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のセットトップボックス。 - 前記入力手段へ現在入力されている前記信号に加え、他の前記信号の入力が開始されたとき、前記映像出力部から現在出力されている前記映像信号と、合成対象の前記信号の前記優先度の情報とに基づき、合成対象の前記信号の表示位置を検出する表示位置自動検出部を更に備えた
ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のセットトップボックス。 - 前記表示位置自動検出部は、
前記映像出力部から現在出力されている前記映像信号に基づき、前記複数の信号による映像のうち、ユーザが視聴中である前記信号の映像を推定し、
前記データ合成部は、
ユーザが視聴中であると推定された前記信号の映像と、合成対象の前記信号の映像とが重ならないように、前記合成映像情報を生成する
ことを特徴とする請求項6に記載のセットトップボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP2007129599A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-05-24 | Sharp Corp | データ送信装置、画像表示装置、osdデータ表示システム、及びプログラム |
JP2007282082A (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デジタル放送受信装置 |
JP2014011522A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Advanced Communications Co Ltd | 映像表示装置 |
-
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- 2014-03-31 JP JP2014072792A patent/JP2015195516A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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