JP2015189476A - ラップ固定具 - Google Patents

ラップ固定具 Download PDF

Info

Publication number
JP2015189476A
JP2015189476A JP2014066795A JP2014066795A JP2015189476A JP 2015189476 A JP2015189476 A JP 2015189476A JP 2014066795 A JP2014066795 A JP 2014066795A JP 2014066795 A JP2014066795 A JP 2014066795A JP 2015189476 A JP2015189476 A JP 2015189476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wrap
case
insertion member
main body
lap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014066795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6521501B2 (ja
Inventor
盛幸 平山
Moriyuki Hirayama
盛幸 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2014066795A priority Critical patent/JP6521501B2/ja
Publication of JP2015189476A publication Critical patent/JP2015189476A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6521501B2 publication Critical patent/JP6521501B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

【課題】ラップケース内に収容されたラップを引き出す際に,当該ラップが芯ごとラップケースの外に飛び出すことを確実に防止することができ,かつ,通常市販されているラップ製品のラップケースに後付けで簡易に装着することが可能なラップ固定具を提供する。【解決手段】ラップ固定具5は,ラップケース6の本体6aの端面6bに挿入される円柱状の挿入部材5aと,挿入部材5aの一端に設けられ,ラップケース6の本体6aの端面6bに配置される円板状のヘッド部材5bと,を備えている。ここで,挿入部材5aは,他端部先端が尖っている。挿入部材5aの長さは約3cmに設定されている。ヘッド部材5bの厚みは,約0.6mmに設定されている。ヘッド部材5bは,紙と接触した際に当該紙との間で摩擦を生じさせる素材(例えば,ビニール)によって形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は,ラップ固定具に関する。さらに詳細には,本発明は,中空円筒状の固い紙(以下,「芯」という)に巻かれてラップケース内に収容されたラップを引き出す際に,当該ラップが芯ごとラップケースの外に飛び出すことを防止するために用いられるラップ固定具に関する。
日本において,ラップは,中空円筒状の芯に巻かれ,直方体状のラップケースに収容されて販売されているのが一般的である(以下,このように市販されているラップを「ラップ製品」という)。そして,ラップ製品としては,ラップケースの本体の端面に,当該ラップケースを折り畳んで捨てるための,例えば,Z字状の折り目や切り込みが入った略U字状の折り曲げ片が形成されているものもあれば,形成されていないものもあり,様々な態様で販売されている。
ところで,ラップ製品の態様に関わらず,ラップケース内に収容されたラップを引き出す際に,当該ラップが芯ごとラップケースの外に飛び出すことがしばしばあった。その結果,ラップが必要以上に引き出されて無駄になったり,床などに落ちてしまってラップの大部分が使えなくなったりしていた。
そこで,従来,芯の中空部分に,ラップケースの本体の端面の折り目や折り曲げ片が一部入り込むように工夫されたラップ製品が提案されている。すなわち,折り目や折り曲げ片を芯の中空部分に入り込ませることにより,ラップが芯ごとラップケースの外に飛び出すことを防止するように工夫されたラップ製品が提案されている(特許文献1)。
特開2007−001625号公報
しかし,芯の中空部分に入り込んだ折り目や折り曲げ片(紙)は強度が十分とは言えないため,少しでも強くラップを引っ張ると,当該折り目や折り曲げ片(紙)が芯の中空部分から外れてしまい,ラップが芯ごとラップケースの外に飛び出すおそれがある。すなわち,特許文献1で提案されている技術は,ラップが芯ごとラップケースの外に飛び出すことを防止する手段として十分に機能しているとは言い難い。
上記事情を背景として,本発明では,ラップケース内に収容されたラップを引き出す際に,当該ラップが芯ごとラップケースの外に飛び出すことを確実に防止することができ,かつ,通常市販されているラップ製品のラップケースに後付けで簡易に装着することが可能なラップ固定具の開発を課題とする。
本発明者は,鋭意研究の結果,ラップケースの本体の端面に,折り目や折り曲げ片を通して簡単に挿入,もしくは突き刺して挿入することにより,ラップケースの本体内のラップが巻かれた芯の中空部分に入り込ませることが可能なラップ固定具を着想し,本発明を完成させるに至った。
本発明に係るラップ固定具は,以下の構成からなる。
(1) ラップケースの本体の端面に挿入される挿入部材と,
前記挿入部材の一端に設けられ,前記ラップケースの本体の前記端面に配置されるヘッド部材と,を備えたことを特徴とする。
本発明のラップ固定具の上記(1)の構成によれば,挿入部材をラップケースの本体の端面に挿入し,ヘッド部材を前記ラップケースの本体の前記端面に配置することにより,挿入部材を,ラップケースの本体内のラップが巻かれた芯の中空部分に入り込ませることができる。従って,本発明のラップ固定具の上記(1)の構成によれば,ラップケース内に収容されたラップを引き出す際に,当該ラップが芯ごとラップケースの外に飛び出すことを確実に防止することができ,かつ,通常市販されているラップ製品のラップケースに後付けで簡易に装着することが可能なラップ固定具を提供することができる。
本発明のラップ固定具の上記(1)の構成においては,以下の(2)〜(11)のような構成にすることが好ましい。
(2) 前記挿入部材は,他端部先端が尖っている。
上記(2)の好ましい構成によれば,ラップケースの本体の端面に,当該ラップケースを折り畳んで捨てるための,折り目や折り曲げ片が形成されていなくても,挿入部材をラップケースの本体の端面に突き刺して挿入することができる。すなわち,上記(2)の好ましい構成によれば,ラップケースの本体の端面の折り目や折り曲げ片の有無にかかわらず,挿入部材をラップケースの本体の端面に挿入することが可能となるので,ラップ固定具としての汎用性を向上させることができる。
(3) 前記挿入部材は,直径が約2cm以下の円柱状に形成されている。
通常市販されているラップ製品のラップケースの本体の端面に形成されている折り目や折り曲げ片の大きさは,約1.5〜2cmである。従って,上記(3)の好ましい構成によれば,挿入部材をラップケースの本体の端面に容易に挿入することが可能となるので,ラップ固定具の取扱性を向上させることができる。
(4) 上記(3)の構成において,前記挿入部材の直径は,約1.5cm以下である。
上記(4)の好ましい構成によれば,挿入部材をラップケースの本体の端面にさらに容易に挿入することが可能となるので,ラップ固定具の取扱性をさらに向上させることができる。
(5) 前記挿入部材は,太さが約2cm以下の多角柱状に形成されている。
上記(5)の好ましい構成によれば,挿入部材をラップケースの本体の端面に容易に挿入することが可能となるので,ラップ固定具の取扱性を向上させることができる。また,ラップケースにラップ固定具を装着しても,当該ラップ固定具がくるくる回ることはないので,装着した際の安定感を向上させることができる。
(6) 上記(5)の構成において,前記挿入部材の太さは,約1.5cm以下である。
上記(6)の好ましい構成によれば,挿入部材をラップケースの本体の端面にさらに容易に挿入することが可能となるので,ラップ固定具の取扱性をさらに向上させることができる。
(7) 前記挿入部材の長さは,約2〜10cmである。
上記(7)の好ましい構成によれば,ラップケースの本体内のラップが巻かれた芯の中空部分に入り込む挿入部材の長さを一定以上確保することが可能となるので,芯がラップケースの外に飛び出すことを効果的に防止することができる。
(8) 上記(7)の構成において,前記挿入部材の長さは,約2〜5cmである。
上記(8)の好ましい構成によれば,上記(7)の構成による作用効果と同様の作用効果を奏することができるコンパクトなラップ固定具を提供することができる。
(9) 前記ヘッド部材の厚みは,約0.8mm以下である。
通常市販されているラップ製品の,ラップケースの本体の端面と蓋の端面との間には,約1mmの隙間が空いている。従って,上記(9)の好ましい構成によれば,ラップケースにラップ固定具を装着した際に,ヘッド部材がラップケースの蓋の開け閉めの邪魔になることはないので,当該ラップ固定具の使用感を向上させることができる。
(10) 上記(9)の構成において,前記ヘッド部材の厚みは,約0.6mm以下である。
上記(10)の好ましい構成によれば,ラップ固定具の使用感をさらに向上させることができる。
(11) 前記ヘッド部材は,紙と接触した際に当該紙との間で摩擦を生じさせる素材によって形成されている。このような素材としては,例えば,ビニール等を挙げることができる。
上記(11)の好ましい構成によれば,ラップケースにラップ固定具を装着した際に,ヘッド部材とラップケースの本体の端面(紙)との間の摩擦力によって当該ラップ固定具がラップケースから外れにくくなるので,ラップ固定具の使い勝手を向上させることができる。
本発明によれば,ラップケース内に収容されたラップを引き出す際に,当該ラップが芯ごとラップケースの外に飛び出すことを確実に防止することができ,かつ,通常市販されているラップ製品のラップケースに後付けで簡易に装着することが可能なラップ固定具を提供することができる。
本発明の実施の形態1におけるラップ固定具の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態1におけるラップ固定具の使用方法を示す分解斜視図 本発明の実施の形態1におけるラップ固定具の使用方法を示す断面図(ラップケースの蓋を閉じた状態) 本発明の実施の形態2におけるラップ固定具の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態2におけるラップ固定具の使用方法を示す分解斜視図 本発明の実施の形態3におけるラップ固定具の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態4におけるラップ固定具の構成を示す斜視図
以下,好適な実施の形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。但し,下記の実施の形態は本発明を具現化した例に過ぎず,本発明はこれに限定されるものではない。
[実施の形態1]
まず,本発明の実施の形態1におけるラップ固定具の構成について,図1〜図3を参照しながら説明する。
図1は,本発明の実施の形態1におけるラップ固定具の構成を示す斜視図,図2は,当該ラップ固定具の使用方法を示す分解斜視図,図3は,当該ラップ固定具の使用方法を示す断面図(ラップケースの蓋を閉じた状態)である。
図1〜図3に示すように,本実施の形態のラップ固定具1は,ラップケース2の本体2aの端面2bに挿入される円柱状の挿入部材1aと,挿入部材1aの一端に設けられ,ラップケース2の本体2aの端面2bに配置される円板状のヘッド部材1bと,を備えている。ここで,挿入部材1aの一端は,ヘッド部材1bの中心に融着,接着,ビス留め等の手段によって固着されている。また,ラップケース2の本体2aの端面2bには,通常市販されているラップ製品と同様に,当該ラップケース2を折り畳んで捨てるための,切り込みが入った略U字状の折り曲げ片2cが形成されており,当該折り曲げ片2cを通して挿入部材1aを簡単にラップケース2の本体2aの端面2bに挿入することができるようにされている。なお,図2中,2eはラップ3をカットするためのカッターを示している。
本実施の形態のラップ固定具1の構成によれば,挿入部材1aをラップケース2の本体2aの端面2bに挿入し,ヘッド部材1bをラップケース2の本体2aの端面2bに配置することにより,挿入部材1aを,ラップケース2の本体2a内のラップ3が巻かれた芯4の中空部分4aに入り込ませることができる。従って,本実施の形態のラップ固定具1の構成によれば,ラップケース2内に収容されたラップ3を引き出す際に,当該ラップ3が芯4ごとラップケース2の外に飛び出すことを確実に防止することができ,かつ,通常市販されているラップ製品のラップケースに後付けで簡易に装着することが可能なラップ固定具を提供することができる。
挿入部材1aの直径は,約2cm以下であることが好ましい。
通常市販されているラップ製品のラップケース2の本体2aの端面2bに形成されている折り曲げ片2cの大きさは,約1.5〜2cmである。従って,挿入部材1aの直径が約2cm以下であるという好ましい構成によれば,挿入部材1aをラップケース2の本体2aの端面2bに容易に挿入することが可能となるので,ラップ固定具1の取扱性を向上させることができる。
さらには,挿入部材1aの直径は,約1.5cm以下であることが好ましい。
この好ましい構成によれば,挿入部材1aをラップケース2の本体2aの端面2bにさらに容易に挿入することが可能となるので,ラップ固定具1の取扱性をさらに向上させることができる。本実施の形態においては,挿入部材1aの直径が,約1cmに設定されている。
挿入部材1aの長さは,約2〜10cmであることが好ましい。
この好ましい構成によれば,ラップケース2の本体2a内のラップ3が巻かれた芯4の中空部分4aに入り込む挿入部材1aの長さを一定以上確保することが可能となるので,芯4がラップケース2の外に飛び出すことを効果的に防止することができる。
さらには,挿入部材1aの長さは,約2〜5cmであることが好ましい。
この好ましい構成によれば,上記と同様の作用効果を奏することができるコンパクトなラップ固定具1を提供することができる。本実施の形態においては,挿入部材1aの長さが,約3cmに設定されている。
ヘッド部材1bの厚みは,約0.8mm以下であることが好ましい。
図3に示すように,通常市販されているラップ製品の,ラップケース2の本体2aの端面2bと蓋2dの端面2fとの間には,約1mmの隙間が空いている。従って,ヘッド部材1bの厚みが約0.8mm以下であるという好ましい構成によれば,ラップケース2にラップ固定具1を装着した際に,ヘッド部材1bがラップケース2の蓋2dの開け閉めの邪魔になることはないので,当該ラップ固定具1の使用感を向上させることができる。
さらには,ヘッド部材1bの厚みは,約0.6mm以下であることが好ましい。この好ましい構成によれば,ラップ固定具1の使用感をさらに向上させることができる。本実施の形態においては,ヘッド部材1bの厚みが,約0.6mmに設定されている。また,ヘッド部材1bの直径が,約3cmに設定されている。
ヘッド部材1bは,紙と接触した際に当該紙との間で摩擦を生じさせる素材によって形成されていることが好ましい。
この好ましい構成によれば,ラップケース2にラップ固定具1を装着した際に,ヘッド部材1bとラップケース2の本体2aの端面2b(紙)との間の摩擦力によって当該ラップ固定具1がラップケース2から外れにくくなるので,ラップ固定具1の使い勝手を向上させることができる。本実施の形態においては,ヘッド部材1bが,ビニールによって形成されている。
挿入部材1aの素材としては,例えば,木材,プラスチック,金属などの任意の素材を用いることができる。
なお,本実施の形態においては,ラップ固定具1のヘッド部材1bの形状が円板状である場合を例に挙げて説明しているが,必ずしもこのような構成に限定されるものではない。ヘッド部材は,ラップケース2の本体2aの端面2b内に収まる大きさであればよく,その形状は,例えば,矩形状,六角形状等であってもよい。
また,本実施の形態においては,ラップケース2の本体2aの一方の端面2bのみにラップ固定具1を装着する場合を例に挙げて説明しているが,必ずしもこのような構成に限定されるものではない。ラップケース2の本体2aの両方の端面2bにラップ固定具1を装着するようにしてもよい。この構成によれば,ラップケース2内に収容されたラップ3を引き出す際に,当該ラップ3が芯4ごとラップケース2の外に飛び出すことを,より確実に防止することが可能となる。
また,本実施の形態においては,ラップケース2の本体2aの端面2bに,当該ラップケース2を折り畳んで捨てるための,略U字状の折り曲げ片2cが形成されている場合を例に挙げて説明しているが,本実施の形態のラップ固定具1は,必ずしもこのような構成のラップ製品のみに使用されるものではない。例えば,ラップケースの本体の端面に,当該ラップケースを折り畳んで捨てるための,Z字状の折り目が形成されているラップ製品にも本実施の形態のラップ固定具1を使用することができる。この場合にも,当該折り目を通して挿入部材1aを簡単にラップケースの本体の端面に挿入することができる。
[実施の形態2]
次に,本発明の実施の形態2におけるラップ固定具の構成について,図4,図5を参照しながら説明する。
図4は,本発明の実施の形態2におけるラップ固定具の構成を示す斜視図,図5は,当該ラップ固定具の使用方法を示す分解斜視図である。
図4,図5に示すように,本実施の形態のラップ固定具5は,ラップケース6の本体6aの端面6bに挿入される円柱状の挿入部材5aと,挿入部材5aの一端に設けられ,ラップケース6の本体6aの端面6bに配置される円板状のヘッド部材5bと,を備えている。ここで,挿入部材5aの一端は,ヘッド部材5bの中心に融着,接着,ビス留め等の手段によって固着されている。また,挿入部材5aは,他端部先端が尖っており,ラップケース6の本体6aの端面6bに,当該ラップケース6を折り畳んで捨てるための,折り目や折り曲げ片が形成されていなくても,挿入部材5aをラップケース6の本体6aの端面6bに突き刺して挿入することができるようにされている。なお,図5中,6dはラップ3をカットするためのカッターを示している。
本実施の形態のラップ固定具5の構成によれば,挿入部材5aをラップケース6の本体6aの端面6bに挿入し,ヘッド部材5bをラップケース6の本体6aの端面6bに配置することにより,挿入部材5aを,ラップケース6の本体6a内のラップ3が巻かれた芯4の中空部分4aに入り込ませることができる。従って,本実施の形態のラップ固定具5の構成によれば,ラップケース6内に収容されたラップ3を引き出す際に,当該ラップ3が芯4ごとラップケース6の外に飛び出すことを確実に防止することができ,かつ,通常市販されているラップ製品のラップケースに後付けで簡易に装着することが可能なラップ固定具を提供することができる。
また,本実施の形態のラップ固定具5の構成によれば,挿入部材5aの他端部先端が尖っているために,ラップケースの本体の端面の折り目や折り曲げ片の有無にかかわらず,挿入部材5aをラップケースの本体の端面に挿入することが可能となるので,ラップ固定具としての汎用性を向上させることができる。
挿入部材5aの長さは,約2〜10cmであることが好ましい。
この好ましい構成によれば,ラップケース6の本体6a内のラップ3が巻かれた芯4の中空部分4aに入り込む挿入部材5aの長さを一定以上確保することが可能となるので,芯4がラップケース6の外に飛び出すことを効果的に防止することができる。
さらには,挿入部材5aの長さは,約2〜5cmであることが好ましい。
この好ましい構成によれば,上記と同様の作用効果を奏することができるコンパクトなラップ固定具5を提供することができる。本実施の形態においては,挿入部材5aの長さが,約3cmに設定されている。
ヘッド部材5bの厚みは,約0.8mm以下であることが好ましい。
通常市販されているラップ製品の,ラップケース6の本体6aの端面6bと蓋6cの端面6eとの間には,約1mmの隙間が空いている(図3参照)。従って,ヘッド部材5bの厚みが約0.8mm以下であるという好ましい構成によれば,ラップケース6にラップ固定具5を装着した際に,ヘッド部材5bがラップケース6の蓋6cの開け閉めの邪魔になることはないので,当該ラップ固定具5の使用感を向上させることができる。
さらには,ヘッド部材5bの厚みは,約0.6mm以下であることが好ましい。この好ましい構成によれば,ラップ固定具5の使用感をさらに向上させることができる。本実施の形態においては,ヘッド部材5bの厚みが,約0.6mmに設定されている。また,ヘッド部材5bの直径が,約3cmに設定されている。
ヘッド部材5bは,紙と接触した際に当該紙との間で摩擦を生じさせる素材によって形成されていることが好ましい。
この好ましい構成によれば,ラップケース6にラップ固定具5を装着した際に,ヘッド部材5bとラップケース6の本体6aの端面6b(紙)との間の摩擦力によって当該ラップ固定具5がラップケース6から外れにくくなるので,ラップ固定具5の使い勝手を向上させることができる。本実施の形態においては,ヘッド部材5bが,ビニールによって形成されている。
挿入部材5aの素材としては,例えば,木材,プラスチック,金属などの任意の素材を用いることができる。
なお,本実施の形態においては,ラップ固定具5のヘッド部材5bの形状が円板状である場合を例に挙げて説明しているが,必ずしもこのような構成に限定されるものではない。ヘッド部材は,ラップケース6の本体6aの端面6b内に収まる大きさであればよく,その形状は,例えば,矩形状,六角形状等であってもよい。
また,本実施の形態においては,ラップケース6の本体6aの一方の端面6bのみにラップ固定具5を装着する場合を例に挙げて説明しているが,必ずしもこのような構成に限定されるものではない。ラップケース6の本体6aの両方の端面6bにラップ固定具5を装着するようにしてもよい。この構成によれば,ラップケース6内に収容されたラップ3を引き出す際に,当該ラップ3が芯4ごとラップケース6の外に飛び出すことを,より確実に防止することが可能となる。
また,本実施の形態においては,ラップケース6の本体6aの端面6bに,当該ラップケース6を折り畳んで捨てるための,折り目や折り曲げ片が形成されていない場合を例に挙げて説明しているが,本実施の形態のラップ固定具5は,必ずしもこのような構成のラップ製品のみに使用されるものではない。例えば,ラップケースの本体の端面に,当該ラップケースを折り畳んで捨てるための,折り目や折り曲げ片が形成されているラップ製品にも本実施の形態のラップ固定具5を使用することができる。
[実施の形態3]
次に,本発明の実施の形態3におけるラップ固定具の構成について,図6を参照しながら説明する。
図6は,本発明の実施の形態3におけるラップ固定具の構成を示す斜視図である。
図6に示すように,本実施の形態のラップ固定具7は,ラップケースの本体の端面に挿入される四角柱状の挿入部材7aと,挿入部材7aの一端に設けられ,ラップケースの本体の端面に配置される円板状のヘッド部材7bと,を備えている。ここで,挿入部材7aの一端は,ヘッド部材7bの中心に融着,接着,ビス留め等の手段によって固着されている。また,ラップ固定具7が装着されるラップ製品は,ラップケースの本体の端面に,当該ラップケースを折り畳んで捨てるための,折り目や折り曲げ片が形成されており,当該折り目や折り曲げ片を通して挿入部材7aを簡単にラップケースの本体の端面に挿入することができるようにされている。
本実施の形態のラップ固定具7の構成によれば,挿入部材7aをラップケースの本体の端面に挿入し,ヘッド部材7bをラップケースの本体の端面に配置することにより,挿入部材7aを,ラップケースの本体内のラップが巻かれた芯の中空部分に入り込ませることができる。従って,本実施の形態のラップ固定具7の構成によれば,ラップケース内に収容されたラップを引き出す際に,当該ラップが芯ごとラップケースの外に飛び出すことを確実に防止することができ,かつ,通常市販されているラップ製品のラップケースに後付けで簡易に装着することが可能なラップ固定具を提供することができる。
また,本実施の形態のラップ固定具7の構成によれば,挿入部材7aが四角柱状に形成されているために,ラップケースにラップ固定具7を装着しても,当該ラップ固定具7がくるくる回ることはないので,装着した際の安定感を向上させることができる。
挿入部材7aの太さは,約2cm以下であることが好ましい。
通常市販されているラップ製品のラップケースの本体の端面に形成されている折り目や折り曲げ片の大きさは,約1.5〜2cmである。従って,挿入部材7aの太さが約2cm以下であるという好ましい構成によれば,挿入部材7aをラップケースの本体の端面に容易に挿入することが可能となるので,ラップ固定具7の取扱性を向上させることができる。
さらには,挿入部材7aの太さは,約1.5cm以下であることが好ましい。
この好ましい構成によれば,挿入部材7aをラップケースの本体の端面にさらに容易に挿入することが可能となるので,ラップ固定具7の取扱性をさらに向上させることができる。本実施の形態においては,挿入部材7aの太さが,約1cmに設定されている。
挿入部材7aの素材,長さ等,ヘッド部材7bの素材,厚み等の他の構成は上記実施の形態1の場合と同様である。
なお,本実施の形態においては,四角柱状の挿入部材7aを備える場合を例に挙げて説明しているが,必ずしもこのような構成に限定されるものではない。挿入部材は,多角柱状に形成されていれば,例えば,五角柱状,六角柱状等,いかなる形状であってもよい。
[実施の形態4]
次に,本発明の実施の形態4におけるラップ固定具の構成について,図7を参照しながら説明する。
図7は,本発明の実施の形態4におけるラップ固定具の構成を示す斜視図である。
図7に示すように,本実施の形態のラップ固定具8は,ラップケースの本体の端面に挿入される四角柱状の挿入部材8aと,挿入部材8aの一端に設けられ,ラップケースの本体の端面に配置される円板状のヘッド部材8bと,を備えている。ここで,挿入部材8aの一端は,ヘッド部材8bの中心に融着,接着,ビス留め等の手段によって固着されている。さらに,挿入部材8aは,他端部先端が尖っており,ラップケースの本体の端面に,当該ラップケースを折り畳んで捨てるための,折り目や折り曲げ片が形成されていなくても,挿入部材8aをラップケースの本体の端面に突き刺して挿入することができるようにされている。
本実施の形態のラップ固定具8の構成によれば,挿入部材8aをラップケースの本体の端面に挿入し,ヘッド部材8bをラップケースの本体の端面に配置することにより,挿入部材8aを,ラップケースの本体内のラップが巻かれた芯の中空部分に入り込ませることができる。従って,本実施の形態のラップ固定具8の構成によれば,ラップケース内に収容されたラップを引き出す際に,当該ラップが芯ごとラップケースの外に飛び出すことを確実に防止することができ,かつ,通常市販されているラップ製品のラップケースに後付けで簡易に装着することが可能なラップ固定具を提供することができる。
また,本実施の形態のラップ固定具8の構成によれば,挿入部材8aの他端部先端が尖っているために,ラップケースの本体の端面の折り目や折り曲げ片の有無にかかわらず,挿入部材8aをラップケースの本体の端面に挿入することが可能となるので,ラップ固定具としての汎用性を向上させることができる。
さらに,本実施の形態のラップ固定具8の構成によれば,挿入部材8aが四角柱状に形成されているために,ラップケースにラップ固定具8を装着しても,当該ラップ固定具8がくるくる回ることはないので,装着した際の安定感を向上させることができる。
挿入部材8aの太さは,約2cm以下であることが好ましい。
通常市販されているラップ製品のラップケースの本体の端面に形成されている折り目や折り曲げ片の大きさは,約1.5〜2cmである。従って,挿入部材8aの太さが約2cm以下であるという好ましい構成によれば,挿入部材8aをラップケースの本体の端面に容易に挿入することが可能となるので,ラップ固定具7の取扱性を向上させることができる。
さらには,挿入部材8aの太さは,約1.5cm以下であることが好ましい。
この好ましい構成によれば,挿入部材8aをラップケースの本体の端面にさらに容易に挿入することが可能となるので,ラップ固定具8の取扱性をさらに向上させることができる。本実施の形態においては,挿入部材8aの太さが,約1cmに設定されている。
挿入部材8aの素材,長さ等,ヘッド部材7bの素材,厚み等の他の構成は上記実施の形態2の場合と同様である。
なお,本実施の形態においては,四角柱状の挿入部材8aを備える場合を例に挙げて説明しているが,必ずしもこのような構成に限定されるものではない。挿入部材は,多角柱状に形成されていれば,例えば,五角柱状,六角柱状等,いかなる形状であってもよい。
本発明によれば,ラップケース内に収容されたラップを引き出す際に,当該ラップが芯ごとラップケースの外に飛び出すことを確実に防止することができ,かつ,通常市販されているラップ製品のラップケースに後付けで簡易に装着することが可能なラップ固定具を提供することができる。従って,本発明のラップ固定具は,これまでのラップ製品に何らの変更も加えることなく,ラップが芯ごとラップケースの外に飛び出すことを確実に防止できる点において有用である。
1,5,7,8 ラップ固定具
1a,5a,7a,8a 挿入部材
1b,5b,7b,8b ヘッド部材
2,6 ラップケース
2a,6a ラップケースの本体
2b,6b ラップケースの本体の端面

Claims (11)

  1. ラップケースの本体の端面に挿入される挿入部材と,
    前記挿入部材の一端に設けられ,前記ラップケースの本体の前記端面に配置されるヘッド部材と,を備えたラップ固定具。
  2. 前記挿入部材は,他端部先端が尖っている,請求項1に記載のラップ固定具。
  3. 前記挿入部材は,直径が約2cm以下の円柱状に形成されている,請求項1又は2に記載のラップ固定具。
  4. 前記挿入部材の直径は,約1.5cm以下である,請求項3に記載のラップ固定具。
  5. 前記挿入部材は,太さが約2cm以下の多角柱状に形成されている,請求項1又は2に記載のラップ固定具。
  6. 前記挿入部材の太さは,約1.5cm以下である,請求項5に記載のラップ固定具。
  7. 前記挿入部材の長さは,約2〜10cmである,請求項1〜6のいずれか1項に記載のラップ固定具。
  8. 前記挿入部材の長さは,約2〜5cmである,請求項7に記載のラップ固定具。
  9. 前記ヘッド部材の厚みは,約0.8mm以下である,請求項1〜8のいずれか1項に記載のラップ固定具。
  10. 前記ヘッド部材の厚みは,約0.6mm以下である,請求項9に記載のラップ固定具。
  11. 前記ヘッド部材は,紙と接触した際に当該紙との間で摩擦を生じさせる素材によって形成されている,請求項1〜10のいずれか1項に記載のラップ固定具。

JP2014066795A 2014-03-27 2014-03-27 ラップ固定具 Active JP6521501B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014066795A JP6521501B2 (ja) 2014-03-27 2014-03-27 ラップ固定具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014066795A JP6521501B2 (ja) 2014-03-27 2014-03-27 ラップ固定具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015189476A true JP2015189476A (ja) 2015-11-02
JP6521501B2 JP6521501B2 (ja) 2019-05-29

Family

ID=54424329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014066795A Active JP6521501B2 (ja) 2014-03-27 2014-03-27 ラップ固定具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6521501B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4451010A (en) * 1981-11-02 1984-05-29 Meyer Marcus F Reusable rod assembly for mounting boxed rolls of material
JPS62110146U (ja) * 1985-12-27 1987-07-14
JPH0294868U (ja) * 1989-01-17 1990-07-27
JP3008804U (ja) * 1994-04-28 1995-03-20 伸記 植木 紙管サポート
US20030189077A1 (en) * 1999-03-11 2003-10-09 The Procter & Gamble Company Asymmetrical end-loadable carton for rolled sheet materials
JP2005280716A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Harumi Iwawaki 包装フィルムロール用容器
JP3137783U (ja) * 2007-09-27 2007-12-06 株式会社とみす ロールシート飛び出し防止具
JP2010100293A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Asahi Kasei Home Products Kk 巻筒体収納箱
WO2012137383A1 (ja) * 2011-04-06 2012-10-11 株式会社クレハ 巻回体収容箱及び巻回体入り収容箱

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4451010A (en) * 1981-11-02 1984-05-29 Meyer Marcus F Reusable rod assembly for mounting boxed rolls of material
JPS62110146U (ja) * 1985-12-27 1987-07-14
JPH0294868U (ja) * 1989-01-17 1990-07-27
JP3008804U (ja) * 1994-04-28 1995-03-20 伸記 植木 紙管サポート
US20030189077A1 (en) * 1999-03-11 2003-10-09 The Procter & Gamble Company Asymmetrical end-loadable carton for rolled sheet materials
JP2005280716A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Harumi Iwawaki 包装フィルムロール用容器
JP3137783U (ja) * 2007-09-27 2007-12-06 株式会社とみす ロールシート飛び出し防止具
JP2010100293A (ja) * 2008-10-21 2010-05-06 Asahi Kasei Home Products Kk 巻筒体収納箱
WO2012137383A1 (ja) * 2011-04-06 2012-10-11 株式会社クレハ 巻回体収容箱及び巻回体入り収容箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP6521501B2 (ja) 2019-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2016141413A (ru) Кабельные обвязочные стягивающие устройства и способы их использования
JP2009155082A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2015189476A (ja) ラップ固定具
US8025022B1 (en) Painting device
JP2010187544A (ja) 魚釣用リール
US20170217631A1 (en) Inner member for containing wound wrapping film and wrapping film product provided with same
JPWO2014136725A1 (ja) 巻回体収容箱及び巻回体入り収容箱
US20170113340A1 (en) Invertible Broom Handle Device
JP3184756U (ja) 裁断装置
JP2009292535A (ja) ラップフィルム収納容器
JP6041935B2 (ja) ラップフィルムケースの受け皿システム。
JP2007231558A (ja) 幅木および幅木の固定構造
JP4634533B1 (ja) 消しゴム
KR200408410Y1 (ko) 두루마리 포장재 커팅장치
JP2020142908A (ja) テープカッター
JP7397719B2 (ja) 粘着式クリーナ
JP2005288652A (ja) 隠蔽シート用カッター
JP2016131606A (ja) 歯間清掃器具
JP3129148U (ja) ロール紙収納容器
JP2006230207A (ja) 釣糸用スプール
JP5793599B1 (ja) 水糸用リール
JP2019018901A (ja) カード等収納ケース
JP3955032B2 (ja) 魚釣りリールのレベラインガイド
TW201341137A (zh) 鋸子護鞘、鋸子護鞘和收放鋸子的收納構造
JP3101084U (ja) テープカッター

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171114

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180311

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181031

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20181108

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190410

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190410

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190422

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6521501

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250