JP2015188304A - 過負荷保護および省電力機構を備えた電力伝送装置 - Google Patents

過負荷保護および省電力機構を備えた電力伝送装置 Download PDF

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Abstract

【課題】過負荷保護及び省電力機構を備えた電力伝送装置を提供する。【解決手段】電力伝送装置は、スイッチモジュール160と、制御モジュールとを含む。スイッチモジュールは、第1スイッチ回路162と、第2スイッチ回路164と、保護回路166とを含む。第1スイッチ回路は、電源入力モジュールと電源供給ポートの間に結合される。第2スイッチ回路は、電源入力モジュールに結合される。保護回路は、第2スイッチ回路と電源供給ポートの間に結合され、第2スイッチ回路がオンになった時に、電源供給ポートの負荷電力を検出する。負荷電力が所定の過負荷しきい値よりも大きい時、保護回路は、第1スイッチ回路をイネーブルにする。第1スイッチ回路がイネーブルになったと制御モジュールが判断した後、制御モジュールは、イネーブル状態を維持するよう第1スイッチ回路を制御するとともに、第2スイッチ回路及び保護回路をディセーブルにする。【選択図】図2

Description

本発明は、電力伝送技術に関するものであり、特に、過負荷保護および省電力機構を備えた電力伝送装置に関するものである。
現代の生活において、電化製品の使用が普及するにつれ、電化製品に対する人々の要求も日々高まっている。多くの家庭や仕事場では、より多くの電化製品を使用するために延長コードを購入することが多いが、省電力および電気保安という付加価値を求めて、スマート延長コードを選択する人もいる。スマート延長コードは、通常、スマートスイッチを含む。スマートスイッチは、過剰な電力消費や過負荷が発生した時に、自動的に電源を切ったり、オン/オフ状態の切り替えを制御したりすることができる。
現在の技術では、スマートスイッチの作動要素は、基本的に、リレー(relay)で構成される。一般的なリレーは、電磁リレー(electromagnetic relay, EMR)と、ソリッドステートリレー(solid state relay, SSR)を含む。これらのうち、電磁リレーは、比較的大きな電流に耐えることができ、且つ電磁リレーの温度変化による影響が少ない。電磁リレーを駆動している間に消費される電力は、定格電流値(rated current value)によって異なるが、大部分は固定値である。例えば、交流作動電圧が250VACおよび定格電流値が15Aの電磁リレーを駆動している間に消費される電力は、およそ0.5Wである。しかしながら、軽負荷の場合、電磁リレーにより消費される電力は、ソリッドステートリレーよりも高い。また、スタンバイモード(すなわち、ゼロ負荷)でも、電磁リレーは、電力を消費し続ける。一方、ソリッドステートリレーによって消費される電力は、負荷電流に比例する。そのため、スタンバイモードの間(すなわち、負荷電流がおよそ0Aのゼロ負荷の時)、または、負荷電流が0.5Aよりも小さい時(すなわち、軽負荷の時)、ソリッドステートリレーは、電力消費がゼロまたは少ないという特性を提供するため、電力消費を効果的に減らし、且つ切り替え速度を速めることができる。そのため、低電力消費(省電力)用途では、電磁リレーの代わりにソリッドステートリレーを使用するか(例1)、電磁リレーと一緒にソリッドステートリレーを使用することができる(例2)。しかしながら、ソリッドステートリレーは、電力消費が低く、切り替え速度が速いという特性を有するが、電磁リレーと一緒にソリッドステートリレーを使用してスマートスイッチを実現する例2の用途では、適切な保護措置がない場合、ソリッドステートリレーがオンになった時に突然過負荷が生じると、都市エネルギーからの瞬間的な高電流により、ソリッドステートリレーが損傷しやすい。
したがって、延長コードのスイッチ装置が例2の時(すなわち、電磁リレーと一緒にソリッドステートリレーを使用する時)、延長コードの省電力モードの間(すなわち、ソリッドステートリレーがオンになった時)の負荷電力消費の急激な増加により生じるソリッドステートリレーの損傷をいかにして防ぎ、高電力と省電力の両方の最適用途を達成するかが、当業者にとって解決すべき重要な課題の一つである。
本発明は、過負荷保護および省電力機構を備え、上述した問題を解決することのできる電力伝送装置を提供する。
本発明の電力伝送装置は、スイッチモジュールを含む。スイッチモジュールは、第1スイッチ回路と、第2スイッチ回路と、保護回路とを含む。第1スイッチ回路は、電源入力モジュールと電源供給ポートの間に結合され、電源入力モジュールから都市エネルギーシステムにより提供された交流電力を受信する。第1スイッチ回路は、電源供給ポートに交流電力を送信するよう、第1制御信号により制御される。第2スイッチ回路は、電源入力モジュールに結合され、交流電力を受信する。保護回路は、第2スイッチ回路と電源供給ポートの間に結合される。第2スイッチ回路は、保護回路を介して電源供給ポートに交流電力を送信するよう、第2制御信号により制御される。保護回路は、第2スイッチ回路がオンになった時に、電源供給ポートの負荷電力を検出するよう、第2制御信号により制御される。保護回路は、第1制御信号を生成して、負荷電力の瞬間的変動が所定の過負荷しきい値よりも大きい時に、第1スイッチ回路をイネーブル(enable)にし、オン状態の第2スイッチ回路を保護する。
本発明の1つの実施形態において、電力伝送装置は、さらに、制御モジュールを含む。制御モジュールは、第1スイッチ回路、第2スイッチ回路および保護回路に結合され、第1スイッチ回路、第2スイッチ回路および保護回路のオン/オフ状態を制御するとともに、第1制御信号を受信する。第1スイッチ回路が第1制御信号に基づいてオンになったと制御モジュールが判断した時、制御モジュールは、オン状態を維持するよう第1スイッチ回路を制御するとともに、制御モジュールは、第2制御信号を生成して、第2スイッチ回路および保護回路をディセーブル(disable)にする。
本発明の1つの実施形態において、電力伝送装置は、さらに、検出モジュールを含む。検出モジュールは、電源入力モジュールの別の端と電源供給ポートの別の端の間に結合され、電源供給ポートの負荷電力を検出する。制御モジュールは、検出モジュールに結合され、負荷電力を受信する。制御モジュールは、検出モジュールによって検出された負荷電力に基づいて、第1スイッチ回路、第2スイッチ回路および保護回路のオン/オフ状態を制御する。
本発明の1つの実施形態において、第1スイッチ回路がオンになり、第2スイッチ回路がオンにならず、検出モジュールによって検出された負荷電力が、所定時間の間、省電力しきい値よりも連続して小さい時、制御モジュールは、第2スイッチ回路および保護回路をイネーブルにして、第1スイッチ回路をディセーブルにする。省電力しきい値は、所定の過負荷しきい値よりも小さい。
本発明の1つの実施形態において、第2スイッチ回路がオンになり、第1スイッチ回路がオンにならず、検出モジュールによって検出された負荷電力が、所定時間の間、省電力しきい値よりも連続して大きく、且つ所定の過負荷しきい値よりも小さい時、制御モジュールは、第1スイッチ回路をイネーブルにして、第2スイッチ回路および保護回路をディセーブルにする。
本発明の1つの実施形態において、保護回路は、センシング回路と、過負荷保護回路とを含む。センシング回路は、第2スイッチ回路と電源供給ポートの間に結合され、電源供給ポートの負荷電力を検出するとともに、トリガ信号を生成する。過負荷保護回路は、センシング回路に結合され、トリガ信号を受信するとともに、第2スイッチ回路がオンになった時に、トリガ信号に応答して、第1制御信号を生成する。
本発明の1つの実施形態において、センシング回路は、レジスタと、光カプラ(optical coupler)とを含む。レジスタは、第2スイッチ回路と電源供給ポートの間に結合される。光カプラは、レジスタの2つの端に結合されるとともに、レジスタの2つの端の間の電圧差に応答して、トリガ信号を生成する。
本発明の1つの実施形態において、過負荷保護回路は、NANDゲートと、Dフリップフロップと、トランジスタとを含む。NANDゲートの第1入力端は、センシング回路に結合され、トリガ信号を受信する。Dフリップフロップのリセット端は、制御モジュールに結合され、第2制御信号を受信する。Dフリップフロップの反転データ出力端は、Dフリップフロップのデータ入力端に結合されるとともに、NANDゲートの第2入力端に結合される。Dフリップフロップのクロック入力端は、NANDゲートの出力端に結合される。トランジスタの制御端は、Dフリップフロップの正転データ出力端に結合される。トランジスタの第1端は、接地端に結合される。トランジスタの第2端は、第1制御信号を出力するよう構成される。
本発明の1つの実施形態において、過負荷保護回路は、プロセッサと、トランジスタとを含む。プロセッサは、センシング回路に結合され、トリガ信号を受信する。プロセッサは、制御モジュールに結合され、第2制御信号を受信するとともに、それに基づいて、スイッチ信号を生成する。トランジスタの制御端は、プロセッサに結合され、スイッチ信号を受信する。トランジスタの第1端は、接地端に結合される。トランジスタの第2端は、第1制御信号を出力するよう構成される。プロセッサは、第2スイッチ回路が第2制御信号に基づいてオンになったと判断した時に、トリガ信号に応答して、トランジスタのオン/オフ状態を制御する。第2スイッチ回路が第2制御信号に基づいてオンにならなかったとプロセッサが判断した時、プロセッサは、トランジスタをオフにする。
本発明の1つの実施形態において、過負荷保護回路は、ワンショット回路(one-shot circuit)を含む。ワンショット回路は、センシング回路に結合され、トリガ信号を受信する。ワンショット回路は、制御モジュールに結合され、第2制御信号を受信する。ワンショット回路は、第2回路信号およびトリガ信号に応答して、パルスを生成するとともに、パルスを出力して、第1制御信号として用いる。ここで、保護回路が第1スイッチ回路をイネーブルにした時から、第1スイッチ回路がオンになったと制御モジュールが判断するまでの時間間隔は、判定遅延時間であり、ワンショット回路により生成されたパルスの幅は、判定遅延時間よりも大きい。
本発明の1つの実施形態において、第1スイッチ回路は、電磁リレーを含み、第2スイッチ回路は、ソリッドステートリレーを含む。
以上のように、本発明の実施形態に係る電力伝送装置は、電源供給ポートの負荷電力を検出し、且つ検出した負荷電力に基づいて、スイッチモジュールの第1スイッチ回路と第2スイッチ回路の間で切り替えを行うことができる。負荷電力が所定の過負荷しきい値よりも大きいことを保護回路が検出した時、保護回路は、第1制御信号を生成して、第1スイッチ回路をオンにし、第2スイッチ回路に流れる電流を減らすことによって、第2スイッチ回路に対し過負荷保護を行う。保護回路が第1制御信号に基づいて第1スイッチ回路をオンにしたと制御モジュールが判断すると、制御モジュールは、オン状態を維持するよう、第1スイッチ回路を制御するとともに、第2制御信号を生成して、第2スイッチ回路および保護回路をディセーブルにする。その結果、過負荷により第2スイッチ回路が損傷するリスクを大幅に減らすことができる。
本発明の上記および他の目的、特徴、および利点をより分かり易くするため、図面と併せた幾つかの実施形態を以下に説明する。
本発明の1つの実施形態に係る過負荷保護および省電力機構を備えた電力伝送装置を示すブロック図である。 図1の電力伝送装置のスイッチモジュールの回路網を示すブロック図である。 図1の電力伝送装置のスイッチモジュールの回路スキームを示す概略図である。 図1の電力伝送装置の時間系列を示す概略図である。 図1の電力伝送装置の別の時間系列を示す概略図である。 図1の電力伝送装置のさらに別の時間系列を示す概略図である。 図1の電力伝送装置のスイッチモジュールの別の回路スキームを示す概略図である。 図1の電力伝送装置のスイッチモジュールのさらに別の回路スキームを示す概略図である。
本発明の内容をより理解できるようにするため、以下の実施形態を例として、本発明が実際に実現できるものであることを証明する。さらに、同じ参照符合の素子/構成要素/ステップは、図面および実施形態において、同じまたは類似する部品を示す。
以下、図1を参照すると、図1は、本発明の1つの実施形態に係る過負荷保護および省電力機構を備えた電力伝送装置100を示すブロック図である。図面に示すように、電力伝送装置100は、例えば、電源延長コードであってもよい。電力伝送装置100は、電源入力モジュール110と、電源供給ポート120と、検出モジュール140と、スイッチモジュール160と、制御モジュール180とを含むことができる。
電源入力モジュール110は、電力伝送装置100のプラグ(例えば、電源延長コードのプラグ)であってもよい。電源入力モジュール110は、都市エネルギーシステム(図示せず)に結合され、交流電力VACを受信するとともに、電力伝送装置100のスイッチモジュール160に交流電力VACを提供する。
スイッチモジュール160は、電源入力モジュール110の一端と電源供給ポート120の一端の間に結合される。スイッチモジュール160は、電源入力モジュール110から交流電力VACを受信するとともに、電源供給ポート120に交流電力VACを伝送するよう、第1制御信号SW_EMRおよび第2制御信号SW_SSRにより制御される。
電源供給ポート120は、電力伝送装置100のソケット(例えば、電源延長コードのソケット)であってもよい。電力伝送装置100は、電源供給ポート120を介して、外部のAC電気機器(例えば、コンピュータ、テレビ、ドライヤー、電気ポット、冷蔵庫等の電気機器)に交流電力VACを提供することができる。
検出モジュール140は、電源入力モジュール110の別の端と電源供給ポート120の別の端の間に結合され、電源供給ポート120の負荷状態を検出するとともに、それに基づいて、検出信号DSを生成する。例えば、使用者が電源供給ポート120に電気機器のプラグを挿入した時、検出モジュール140は、電源供給ポート120の負荷要件を検出するとともに、その電気機器に必要な電力を検出する。検出モジュール140は、検出結果に基づいて、電気機器の負荷電力を取得するとともに、それに基づいて、検出信号DSを制御モジュール180に提供する。ここで、負荷電力は、電圧値、電流値および電力値を含むが、本発明はこれに限定されない。本発明の1つの実施形態において、検出モジュール140は、電流センサーを使用して実現されるが、本発明はこれに限定されない。
制御モジュール180は、検出モジュール140に結合され、検出信号DSを受信する。制御モジュール180は、検出信号DSに示された負荷電力に基づいて、第1制御信号SW_EMRおよび第2制御信号SW_SSRを生成する。制御モジュール180は、第1制御信号SW_EMRおよび第2制御信号SW_SSRに基づいて、スイッチモジュール160の状態を切り替えることができる。本発明の1つの実施形態において、制御モジュール180は、マイクロプロセッサ(micro-processor)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit, ASIC)またはプログラマブルゲートアレイ(programmable gate array, FPGA)を使用して実現される。以下、スイッチモジュール160の内部構造の詳細およびスイッチモジュール160と制御モジュール180の共同操作について説明する。
図1および図2を同時に参照すると、図2は、図1の電力伝送装置100のスイッチモジュール160の回路網を示すブロック図である。スイッチモジュール160は、第1スイッチ回路162と、第2スイッチ回路164と、保護回路166とを含む。本発明の1つの実施形態において、第1スイッチ回路162は、電磁リレーを含み、第2スイッチ回路164は、ソリッドステートリレーを含むが、本発明はこれに限定されない。本発明の別の実施形態において、第1スイッチ回路162は、例えば、比較的大きな電流に耐えることができ、且つ温度変化による影響が少ないスイッチ回路であり、第2スイッチ回路164は、例えば、電力消費が少なく、且つ切り替え速度の速いスイッチ回路である。
第1スイッチ回路162は、電源入力モジュール110と電源供給ポート120の間に結合され、電源入力モジュール110から交流電力VACを受信する。第1スイッチ回路162は、電源供給ポート120に交流電力VACを伝送するよう、第1制御信号SW_EMRにより制御される。ここで、第1制御信号SW_EMRは、制御モジュール180または保護回路166により生成される。つまり、第1スイッチ回路162は、制御モジュール180により制御されても、保護回路166により制御されてもよい。第1スイッチ回路162が制御モジュール180により制御されるか、保護回路166により制御されるかは、電源供給ポート120の負荷状態により決定される。これについては、後で詳しく説明する。
第2スイッチ回路164は、電源入力モジュール110に結合され、交流電力VACを受信する。保護回路166は、第2スイッチ回路164と電源供給ポート120の間に結合される。図2に示すように、第2スイッチ回路164は、保護回路166に直列に接続され、第2スイッチ回路164と保護回路166は、第1スイッチ回路162に並列に接続される。ここで、第2スイッチ回路164は、保護回路166を介して電源供給ポート120に交流電力VACを伝送するよう、第2制御信号SW_SSRにより制御される。保護回路166は、第2スイッチ回路164がオンになった時に、電源供給ポート120の負荷電力を検出するよう、第2制御信号SW_SSRにより制御される。ここで、第2制御信号SW_SSRは、制御モジュール180により生成される。つまり、制御モジュール180は、第2制御信号SW_SSRに基づいて、第2スイッチ回路164および保護回路166のオン/オフ状態を同時に制御することができる。
言及すべきこととして、スイッチモジュール160は、2つの電力伝送チャネルを有し、電力伝送チャネルの1つは、第1スイッチ回路162により電源入力モジュール110から交流電力VACを受信するとともに、電源供給ポート120に交流電力VACを伝送する。もう1つの電力伝送チャネルは、電源入力モジュール110から交流電力VACを受信するとともに、第2スイッチ回路164および保護回路166により電源供給ポート120に交流電力VACを伝送する。つまり、スイッチモジュール160のオン状態は、第1スイッチ回路162および第2スイッチ回路164をオンにするかしないかを制御することによって、変更可能である。
また、保護回路166は、第1制御信号SW_EMRを生成し、検出した負荷電力に基づいて第1スイッチ回路162をイネーブルにすることにより、第2スイッチ回路164を保護する。したがって、電源供給ポート120が過負荷の時に、都市エネルギーシステムからの大電流によって第2スイッチ回路164が損傷するのを防ぐことができる。ここで、保護回路166によって検出された負荷電力は、電圧値、電流値および電力値を含む。
一方、制御モジュール180は、検出信号DSに示された負荷電力に基づいて、第1制御信号SW_EMRおよび第2制御信号SW_SSRを生成する。制御モジュール180は、第1制御信号SW_EMRおよび第2制御信号SW_SSRにより、第1スイッチ回路162および第2スイッチ回路164のそれぞれのオン/オフ状態の切り替えを制御することができるため、スイッチモジュール160は、高電力モードと低電力モードの間で切り替えを行い、高効率または低電力消費の間の切り替えの効果を達成することができる。
以下、図1および図3を同時に参照すると、図3は、図1の電力伝送装置100のスイッチモジュール160の回路スキームを示す概略図である。図3の実施形態において、第1スイッチ回路162は、電磁リレー162_1と、スイッチ162_2とを含む。電磁リレー162_1は、起動状態およびバウンス状態を有する。
制御モジュール180または保護回路166がスイッチ162_2をオンにして、第1スイッチ回路162をイネーブルにした時、電磁リレー162_1は、リレーオン遅延時間(Relay ON-delay time)を待って初めてバウンス状態に入り、オンになることができる。そのため、リレーオン遅延時間の間、電磁リレー162_1は、起動状態を維持し、リレーオン遅延時間が終了した後に、バウンス状態に入る。電磁リレー162_1は、リレーオンコンタクトバウンス時間(Relay ON Contact Bouncing time)が終了した後に初めて安定したオン状態に入ることができる。つまり、第1スイッチ回路162は、電磁リレー162_1のリレーオンコンタクトバウンス時間が終了した後に初めて安定したオン状態に入ることができる。
また、制御モジュール180または保護回路166がスイッチ162_2をオフにして、電磁リレー162_1をディセーブルにした時、電磁リレー162_1は、リレーオフ遅延時間(Relay OFF-delay time)を待って初めてオフになることができる。もちろん、リレーオン遅延時間、リレーオンコンタクトバウンス時間およびリレーオフ遅延時間の長さは、電磁リレーによって異なる。そのため、制御モジュール180は、システム内の電磁リレー162_1のリレーオン遅延時間、リレーオンコンタクトバウンス時間およびリレーオフ遅延時間を予め記憶することができるため、制御モジュール180は、電磁リレー162_1が実際にオンの時、またはオンでない時の時間点を計算することができる。
図3の実施形態において、第2スイッチ回路164は、直流動作電圧Vccの下で操作される光カプラ164_1と、トライアック(tri-electrode AC switch, TRIAC)164_2とを含むが、本発明はこれに限定されない。制御モジュール180が第2制御信号SW_SSRにより光カプラ164_1をイネーブルにした時、トライアック164_2は、光カプラ164_1がイネーブルになると同時にオンになる。実際、第2スイッチ回路164は、本質的に、ソリッドステートリレーとみなすことができる。ソリッドステートリレーは、反応速度が速いという特性を有するため、迅速にオンまたはオフになることができる。
図3の実施形態において、保護回路166は、センシング回路166_1と、過負荷保護回路166_2とを含む。センシング回路166_1は、第2スイッチ回路164と電源供給ポート120の間に結合され、電源供給ポート120の負荷電力を検出するとともに、トリガ信号ArmPSを生成する。過負荷保護回路166_2は、センシング回路166_1に結合され、トリガ信号ArmPSを受信するとともに、第2スイッチ回路164がオンになった時に、トリガ信号ArmPSに応答して第1制御信号SW_EMRを生成するよう、第2制御信号SW_SSRにより制御される。
一般的に、第1スイッチ回路162のスイッチ162_2がオンになった時、電磁リレー162_1のコイルLを流れる電流は、電磁効果が生じて、電磁リレー162_1の接触電極スイッチSW1を引き付けるため、第1スイッチ回路162をオンにする。この時、電磁リレー162_1のコイルLに電力消費(例えば、0.5Wであるが、本発明はこれに限定されない)が発生する。
一方、第2スイッチ回路164のトライアック164_2が流れた電流でオンになった時、トライアック164_2の2つの主電極間に電圧降下が生じる。つまり、電源供給ポート120上の負荷(例えば、電気機器)から電力需要がある時、都市エネルギーシステムからの電流Iがトライアック164_2を流れて、トライアック164_2の2つの主電極間に電圧降下が発生するため、トライアック164_2に電力消費が生じる。電源供給ポート120上の負荷からの電力需要が増加した時、トライアック164_2を流れる電流Iが増加するため、トライアック164_2の電力消費が上がる。その結果、トライアック164_2の温度も上昇する。
トライアック164_2は、温度変化に非常に敏感であるため、第2スイッチ回路164は、高電力電気出力を安定して提供することができない。また、トライアック164_2を流れる電流Iが大きくなると、それにしたがって、トライアック164_2の電力消費も増加する。そのため、本発明の1つの実施形態において、第2スイッチ回路164のトライアック164_2の電力消費が第1スイッチ回路162の電磁リレー162_1のコイルLの電力消費よりも大きい時、電力伝送装置100の電力伝送チャネルは、第2スイッチ回路164から第1スイッチ回路162に切り替えられて、省電力になる。しかしながら、本発明はこれに限定されない。電力伝送装置100の電力伝送チャネルを切り替える条件は、実際の応用または設計要件により決定することができる。
例えば、電源供給ポート120により供給される交流電力VACの電圧が110Vであるものと仮定すると;第1スイッチ回路162がオンになった時、電磁リレー162_1のコイルLにより生成される電力消費は、0.5Wであり;第2スイッチ回路164のトライアック164_2がオンになった時、トライアック164_2の2つの主電極間の電圧降下は、1.2Vであり、保護回路166に電流が流れた時に生じる電力消費は、無視してもよい。この状況において、電流Iが0.417A(すなわち、0.5W÷1.2V)よりも小さい場合、第2スイッチ回路164がオンになった時に生じる電力消費は、第1スイッチ回路162がオンになった時に生じる電力消費よりも少ない。つまり、電源供給ポート120の負荷電力が46W(すなわち、0.417A×110V)よりも少ない時、第2スイッチ回路164を電力伝送装置100の電力伝送チャネルとして用いることによって生じる電力消費は、比較的少なくなる。
以下、図1〜図4を同時に参照すると、図4は、図1の電力伝送装置100の時間系列を示す概略図である。図4に示すように、時間T0において、第1スイッチ回路162はオンになり、第2スイッチ回路164はオンにならず、検出モジュール140により検出された電源供給ポート120の負荷電力WACは、省電力しきい値TH2(例えば、前の例の46W)よりも少ない値から始まる。時間T1において、検出モジュール140により検出された電源供給ポート120の負荷電力WACは、所定の時間DTの間、省電力しきい値TH2(例えば、前の例の46W)よりも連続して少ないため、制御モジュール180は、第2スイッチ回路164および保護回路166をイネーブルにして、第1スイッチ回路162をディセーブルにすることができ、電力伝送装置100は、低電力消費モードで操作される。
ここで、言及すべきこととして、第2スイッチ回路164および保護回路166は、時間T1においてオンであるが、第1スイッチ回路162は、リレーオフ遅延時間OFF_DTを待って初めて電磁リレー162_1をオフにすることができる。そのため、時間T1とT2の間、第1スイッチ回路162および第2スイッチ回路164は、いずれもオン状態であるが、本発明はこれに限定されない。本発明の別の実施形態において、制御モジュール180は、時間T1とT2の間(すなわち、リレーオフ遅延時間OFF_DTが終了する前)、第2スイッチ回路164および保護回路166をイネーブルにしてもよい。また、本発明の1つの実施形態において、時間T0とT2の間の時間間隔は、10秒〜30秒であるが、本発明はこれに限定されない。つまり、負荷電力WACが省電力しきい値TH2よりも小さい値から始まっていると制御モジュール180が判断してから、スイッチモジュール160の切り替え操作を制御モジュール180が完了するまでの時間は、10秒〜30秒であるが、本発明はこれに限定されない。
反対に、前の例において、電流Iが0.417Aよりも大きい時、第2スイッチ回路164により生じる電力消費は、第1スイッチ回路162により生じる電力消費よりも大きい。つまり、電源供給ポート120の負荷電力が46Wよりも大きい時、第1スイッチ回路162を電力伝送装置100の電力伝送チャネルとして用いることによって生じる電力消費は、相対的に少なくなる。
以下、図1〜図3および図5を同時に参照すると、図5は、図1の電力伝送装置100の別の時間系列を示す概略図である。図5に示すように、時間T10において、第1スイッチ回路162はオンにならず、第2スイッチ回路164はオンになり、検出モジュール140により検出された電源供給ポート120の負荷電力WACは、省電力しきい値TH2(例えば、前の例の46W)よりも大きいが、所定の過負荷しきい値TH1よりも小さい値から始まる。時間T11において、検出モジュール140を介して制御モジュール180により検出された電源供給ポート120の負荷電力WACは、所定の時間DTの間、省電力しきい値TH2(例えば、前の例の46W)よりも連続して大きいが、所定の過負荷しきい値TH1よりも少なく、制御モジュール180は、第1スイッチ回路162をイネーブルにして、第2スイッチ回路164および保護回路166をディセーブルにすることができるため、電力伝送装置100は、高電力モードで操作される。
ここで、言及すべきこととして、第1スイッチ回路162は、時間T11においてイネーブル状態(例えば、ロジック低レベル)の第1制御信号SW_EMRを受信するが、電磁リレー162_1は、リレーオン遅延時間ON_DTおよびリレーオンコンタクトバウンス時間ON_CBTを待って初めて(すなわち、時間T12の後に)安定したオン状態に入ることができる。そのため、図5の時間T13のように、制御モジュール180は、時間T12の後に、第2制御信号SW_SSRにより第2スイッチ回路164および保護回路166をディセーブルにすることができる。そのため、時間T12とT13の間、第1スイッチ回路162および第2スイッチ回路164は、いずれもオン状態であるが、本発明はこれに限定されない。また、本発明の1つの実施形態において、時間T10とT13の間の時間間隔は、10秒〜30秒である。つまり、負荷電力WACが省電力しきい値TH2よりも大きい値から始まっていると制御モジュール180が判断してから、スイッチモジュール160の切り替え操作を制御モジュール180が完了するまでの時間は、10秒〜30秒であるが、本発明はこれに限定されない。
注意すべきこととして、上述した実施形態は、単なる例であり、本発明の範囲を限定するものではない。したがって、省電力しきい値の選択は、実際の応用または設計要件により決定することができる。
一般的に、使用者が電気機器の使用を終えると、通常、使用者は、電気機器のプラグを電力伝送装置100(例えば、電源延長コード)の電源供給ポート120(例えば、電源延長コードのソケット)から引き抜くだけで、都市エネルギーシステムのソケットから電力伝送装置100の電源入力モジュール110(例えば、電源延長コードのプラグ)を引き抜くことはしない。したがって、電力伝送装置100は、都市エネルギーシステムから電源供給ポート120に提供される交流電力VACを受信し続ける。この時、電源供給ポート120は、電気機器(すなわち、負荷)に接続されないため、検出モジュール140により検出された電源供給ポート120の負荷電力WACは、0Wである。電源供給ポート120の負荷電力WACが所定の時間DTの間省電力しきい値TH2(例えば、前の例の46W)よりも連続して少ないと制御モジュール180が判断した後、制御モジュール180は、第2スイッチ回路164および保護回路166をイネーブルにして、第1スイッチ回路162をディセーブルにすることができるため、電力伝送装置100は、低電力消費モードで操作される。
この状況で、使用者が高電力の電気機器(例えば、スイッチを切っていない冷蔵庫、ロースターまたはドライヤー)を電源供給ポート120に突然差し込んだ場合、電源入力モジュール110およびスイッチモジュール160を介して、都市エネルギーシステムから電源供給ポート120に結合された電気機器に大電流が流れる。電力伝送装置100は、この時(すなわち、第2スイッチ回路164がオンになり、第1スイッチ回路162がオンにならない時)、低電力消費モードで操作されるため、上述した大電流が第2スイッチ回路164のトライアック164_2の定格電流値を超える場合(すなわち、第2スイッチ回路164が過負荷の場合)、トライアック164_2が損傷する可能性が高い。また、第2スイッチ回路164が過負荷の時、通常、制御モジュール180は、短時間(例えば、ミリ秒)の間にスイッチモジュール160の切り替え操作を完了することができない。したがって、トライアック164_2が損傷するリスクが大幅に増加する。このような状況を回避するため、図1〜図3に示した保護回路166を使用して、第2スイッチ回路164に対し過負荷保護を行う。
さらに詳しく説明すると、第2スイッチ回路164のトライアック164_2の定格電流が4Aであり、電力伝送装置100が受信および供給する交流電力VACが110Vであると仮定する。したがって、電源供給ポート120の負荷電力WACが440Wよりも大きい(すなわち、4A×110V)ことを保護回路166が検出した時、保護回路166は、第1制御信号SW_EMRを瞬時に生成して、第1スイッチ回路162をオンにする。
第2スイッチ回路164は、第1スイッチ回路162に並列に接続され、第1スイッチ回路162は、比較的大きな電流に耐えることができるため、第1スイッチ回路162は、第2スイッチ回路164が過負荷の時(例えば、負荷電力WACが所定の過負荷しきい値TH1よりも大きい図6の時間T21)に、第2スイッチ回路164に対する過負荷電流をバイパスする効果を提供し、第2スイッチ回路164に対し過負荷保護を行うことができる。この例において、440Wの所定の過負荷しきい値TH1は、単なる例であり、本発明の範囲を限定するものではない。実際、所定の過負荷しきい値TH1の選択は、実際の応用および設計要件により決定することができ、省電力しきい値TH2は、通常、所定の過負荷しきい値TH1よりも小さい。
また、保護回路166は、第1制御信号SW_EMRにより制御モジュール180に通知することもできる。第1スイッチ回路162が第1制御信号SW_EMRに基づいて保護回路166をオンにしたと制御モジュール180が判断すると、制御モジュール180は、第2制御信号SW_SSRを生成して、第2スイッチ回路164および保護回路166をディセーブルにするとともに、オン状態を維持するよう、第1スイッチ回路162を制御する。
以下、保護回路166について、詳しく説明する。再度、図1〜図3を同時に参照されたい。図3に示すように、保護回路166は、センシング回路166_1と、過負荷保護回路166_2を含む。センシング回路166_1は、レジスタRと、光カプラOCを含むことができる。レジスタRは、第2スイッチ回路164と電源供給ポート120の間に結合される。電流IがレジスタRを流れた時、レジスタRの2つの端の間に電圧差vdが生じる。光カプラOCは、レジスタRの2つの端に結合されるとともに、レジスタRの2つの端の間の電圧差vdに応答して、トリガ信号ArmPSを生成する。具体的に説明すると、レジスタRの2つの端の間の電圧差vdが光カプラOCのオン電圧値よりも大きい時、光カプラOCがオンになり、それに基づいて、トリガ信号ArmPSを生成する。図3に示すように、光カプラOCの入力端は、電流制限レジスタRPによりレジスタRの1つの端に結合されるが、本発明はこれに限定されない。本発明の別の実施形態において、光カプラOCを別の隔離されたスイッチに置き換えてもよい。
過負荷保護回路166_2は、NANDゲートNA1と、Dフリップフロップ166_21と、トランジスタQTとを含む。NANDゲートNA1の第1入力端は、センシング回路166_1に結合され、トリガ信号ArmPSを受信する。Dフリップフロップ166_21のリセット端CLRは、制御モジュール180に結合され、第2制御信号SW_SSRを受信する。Dフリップフロップ166_21の反転データ出力端/Qは、データ入力端Dに結合されるとともに、NANDゲートNA1の第2入力端に結合される。Dフリップフロップ166_21のクロック入力端CLKは、NANDゲートNA1の出力端に結合される。トランジスタQTの制御端は、Dフリップフロップ166_21の正転データ出力端Qに結合される。トランジスタQTの第1端は、接地端GNDに結合される。トランジスタQTの第2端は、第1制御信号SW_EMRを出力するよう構成される。ここで、トランジスタQTは、バイポーラ接合トランジスタ(bipolar junction transistor, BJT)を使用して実現されるが、本発明はこれに限定されない。本発明の別の実施形態において、トランジスタQTは、金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(metal oxide semiconductor field effect transistor, MOSFET)を使用して実現されてもよい。
例えば、ここで、第2スイッチ回路164のトライアック164_2の定格電流が4Aの交流電流であり、レジスタRが0.2ohmであり、光カプラOCのオン電圧値が1Vであると仮定する。第2スイッチ回路164が過負荷の時、つまり、4Aの交流電流がトライアック164_2およびレジスタRを介して電源供給ポート120に流れた時、4Aの交流電流Iは、レジスタRの2つの端の間に0.8Vの交流電圧差vdを生じさせる。0.8Vの交流電圧差の瞬時ピーク(peak)は、1.13V(すなわち、0.8V×1.414)に等しく、光カプラOCのオン電圧値の1Vよりも大きいため、光カプラOCがオンになり、それに基づいて、トリガ信号ArmPSを生成する。以上の観点から、理解すべきこととして、センシング回路166_1は、電流Iの電流値を検出することによって、電源供給ポート120の負荷電力WACが所定の過負荷しきい値TH1(すなわち、440W)よりも大きいことを検出し、それに基づいて、トリガ信号ArmPSを生成することができる。
電源供給ポート120の負荷電力WACが所定の過負荷しきい値TH1よりも大きい時、センシング回路166_1によって生成されたトリガ信号ArmPSは、Dフリップフロップ166_21を駆動することができる。その後、Dフリップフロップ166_21は、スイッチ信号QSを出力して、トランジスタQTをイネーブルにすることにより、制御モジュール180および第1スイッチ回路162に第1制御信号SW_EMRを出力する。したがって、保護回路166は、第1スイッチ回路162を迅速にイネーブルにし、第1スイッチ回路162がイネーブルになったことを制御モジュール180に通知する。しかしながら、第1スイッチ回路162が第2スイッチ回路164および保護回路166をディセーブルにする前に実際に安定したオン状態に入ることを確実にするため、制御モジュール180は、リレーオン遅延時間ON_DTおよびリレーオンコンタクトバウンス時間ON_CBTを待って初めて第2スイッチ回路164および保護回路166をディセーブルにすることができる。
以下、図1〜図3および図6を同時に参照すると、図6は、図1の電力伝送装置100のさらに別の時間系列を示す概略図である。図6に示すように、時間T20の前、第1スイッチ回路162はオンにならず、第2スイッチ回路164はオンになり、制御モジュール180は、検出モジュール140により、電源供給ポート120の負荷電力WACが省電力しきい値TH2よりも小さいと判断する。時間T20において、検出モジュール140は、電源供給ポート120の負荷電力WACが省電力しきい値TH2(例えば、前の例の46W)よりも大きい値から始まっていることを検出するため、制御モジュール180は、スイッチモジュール160の切り替えを始める。
時間T21において、スイッチモジュール160の切り替えは、まだ制御モジュール180により完了していない。しかしながら、同時に、保護回路166のセンシング回路166_1は、電源供給ポート120の負荷電力WACが過負荷しきい値TH1(例えば、前の例の440W)よりも大きい値から始まっていることを検出している。したがって、センシング回路166_1は、時間T21において所定の過負荷しきい値TH1よりも大きい負荷電力WACに応答して、トリガ信号ArmPSを生成する(例えば、ロジック高レベルからロジック低レベルに変換する)。過負荷保護回路166_2のNANDゲートNA1は、トリガ信号ArmPSの第1状態変化に応答して、Dフリップフロップ166_21をトリガすることにより、Dフリップフロップ166_21の正転データ出力端Qにより出力されたスイッチ信号QSの状態を変更する(例えば、ロジック低レベルからロジック高レベルに変換する)。したがって、トランジスタQTがオンになり、第1制御信号SW_EMRをイネーブルにする(例えば、ロジック高レベルからロジック低レベルに変換する)。ここで、言及すべきこととして、保護回路166が制御モジュール180によりディセーブルになってから再びイネーブルになるまで、トリガ信号ArmPSの後続の状態変化が過負荷保護回路166_2に影響を与えないよう、過負荷保護回路166_2のNANDゲートNA1およびDフリップフロップ166_21の回路スキームは、トリガ信号ArmPSの第1状態変化にのみ応答することができる。
第1スイッチ回路162は、時間T21において、イネーブル状態(例えば、ロジック低レベル)で第1制御信号SW_EMRを受信するが、電磁リレー162_1は、リレーオン遅延時間ON_DTおよびリレーオンコンタクトバウンス時間ON_CBTを待って初めて(すなわち、時間T22の後に)安定したオン状態に入ることができる。本発明の1つの実施形態において、電磁リレー162_1のリレーオン遅延時間ON_DTとリレーオンコンタクトバウンス時間ON_CBTの合計は、10〜15ミリ秒(ms)であるが、本発明はこれに限定されない。したがって、電源供給ポート120の負荷電力WACが過負荷しきい値TH1よりも大きい値から始まっていることを保護回路166のセンシング回路166_1が検出する時間T21から、第1スイッチ回路162の電磁リレー162_1が安定したオン状態に入る時間T22までの時間間隔は、10〜15msである。以上の観点から、第2スイッチ回路164が過負荷の時に、保護回路166は、第1スイッチ回路162を迅速に(ミリ秒で)オンにすることにより、第2スイッチ回路164に対し過負荷保護を行うことができる。
さらに詳しく説明すると、電源供給ポート120の負荷電力WACが所定の過負荷しきい値TH1よりも大きい状況では、第2スイッチ回路164のみがオンになっている時間間隔は、たったの10〜15msである。その結果、過負荷により第2スイッチ回路164が損傷するリスクを大幅に減らすことができる。
続いて、時間T23において、制御モジュール180は、第1制御信号SW_EMRに基づいて、保護回路166が第1スイッチ回路162をオンにしたと判断するため、制御モジュール180は、オン状態を維持するよう、第1スイッチ回路162を制御する(例えば、第1制御信号SW_EMRをロジック低レベルで維持する)。制御モジュール180は、第2制御信号SW_SSRを生成し(例えば、ロジック低レベルからロジック高レベルに変換し)、リレーオン遅延時間ON_DTおよびリレーオンコンタクトバウンス時間ON_CBTを待って初めて(すなわち、時間T24において、ただし、本発明はこれに限定されない)第2スイッチ回路164および保護回路166をディセーブルにすることができるため、電力伝送装置100は、高電力モードで操作される。本発明の1つの実施形態において、時間T21と時間T23の間の時間間隔は、3〜5秒であるが、本発明はこれに限定されない。
以下、図1、図2および図7を同時に参照すると、図7は、図1の電力伝送装置100のスイッチモジュール160の別の回路スキームを示す概略図である。図7の第1スイッチ回路162、第2スイッチ回路164および保護回路166のセンシング回路166_1は、図3の構成要素と類似する。したがって、図7の第1スイッチ回路162、第2スイッチ回路164および保護回路166のセンシング回路166_1は、上述した関連説明を参照することができるため、ここでは繰り返し説明しない。
図3の例示的実施形態とは異なり、図7は、本発明の別の例示的実施形態に係る過負荷保護回路166_3の実施に関する概略図を示す。過負荷保護回路166_3は、プロセッサ166_31と、トランジスタQTを含む。プロセッサ166_31は、センシング回路166_1に結合され、トリガ信号ArmPSを受信する。プロセッサ166_31は、制御モジュール180に結合され、第2制御信号SW_SSRを受信するとともに、それに基づいて、スイッチ信号QSを生成する。トランジスタQTの制御端は、プロセッサ166_31に結合され、スイッチ信号QSを受信する。トランジスタQTの第1端は、接地端GNDに結合される。トランジスタQTの第2端は、第1制御信号SW_EMRを出力するよう構成される。第2スイッチ回路164が第2制御信号SW_SSRに基づいてオンになったとプロセッサ166_31が判断した時、プロセッサ166_31は、トリガ信号ArmPSに応答して、トランジスタQTのオン/オフ状態を制御する。第2スイッチ回路164が第2制御信号SW_SSRに基づいてオンにならなかったとプロセッサ166_31が判断した時、プロセッサ166_31は、トランジスタQTをオフにする。プロセッサ166_31およびトランジスタQTの操作方法は、図6に示した操作時間系列に類似しており、操作方法は、図6の関連説明を参照することができるため、ここでは繰り返し説明しない。
以下、図1、図2および図8を同時に参照すると、図8は、図1の電力伝送装置100のスイッチモジュール160のさらに別の回路スキームを示す概略図である。図8の第1スイッチ回路162、第2スイッチ回路164および保護回路166のセンシング回路166_1は、図3の構成要素と類似する。したがって、図8の第1スイッチ回路162、第2スイッチ回路164および保護回路166のセンシング回路166_1は、上述した関連説明を参照することができるため、ここでは繰り返し説明しない。
図3の例示的実施形態とは異なり、図8は、本発明の別の例示的実施形態に係る過負荷保護回路166_4の実施に関する概略図を示す。過負荷保護回路166_4は、ワンショット回路166_41を含む。ワンショット回路166_41は、センシング回路166_1に結合され、トリガ信号ArmPSを受信するとともに、制御モジュール180に結合され、第2制御信号SW_SSRを受信する。ワンショット回路166_41は、第2制御信号SW_SSRおよびトリガ信号ArmPSに応答して、パルスPLSを生成するとともに、パルスを出力して、第1制御信号SW_EMRとして使用される。ここで、保護回路166が第1スイッチ回路162をイネーブルにしてから、第1スイッチ回路162がオンになったと制御モジュール180が判断する前の時間間隔は、判定遅延時間DDT(すなわち、図6に示した時間T21と時間T23の間の時間間隔)であり、ワンショット回路166_41により生成されたパルスPLSの幅は、判定遅延時間DDTよりも大きい。同様にして、ワンショット回路166_41の操作方法は、図6に示した操作時間系列に類似しており、操作方法は、図6の関連説明を参照することができるため、ここでは繰り返し説明しない。
本発明の1つの実施形態において、ワンショット回路166_41は、一般的な555タイマー(timer)を用いて実現されるが、本発明はこれに限定されない。ここで、555タイマーは、単安定モードに設定される。555タイマーを使用して実現されるワンショット回路は、本分野の技術者にとって周知の技術に属するため、ここでは説明を省略する。
上述した実施形態の過負荷保護回路166_2、166_3および166_4は、単なる例であり、本発明の範囲を限定するものではない。理解すべきこととして、本分野の技術者であれば、図6に示した時間系列およびその関連説明に基づいて、過負荷保護回路166_2、166_3および166_4を修正することができる。
本発明の1つの実施形態において、スイッチモジュール160および制御モジュール180は、単一モジュールとして統合される。しかしながら、本発明はこれに限定されない。
以上のように、本発明の実施形態に係る電力伝送装置は、電源供給ポートの負荷電力を検出し、且つ検出した電源供給ポートの負荷電力に基づいて、スイッチモジュールの第1スイッチ回路と第2スイッチ回路の間で切り替えを行うことができる。負荷電力が所定の過負荷しきい値よりも大きいことを保護回路が検出した時、保護回路は、第1制御信号を生成して、第1スイッチ回路をオンにし、第2スイッチ回路に流れる電流を減らすことにより、第2スイッチ回路に対し過負荷保護を行う。保護回路が第1制御信号に基づいて第1スイッチ回路をオンにしたと制御モジュールが判断すると、制御モジュールは、オン状態を維持するよう、第1スイッチ回路を制御するとともに、第2制御信号を生成して、第2スイッチ回路および保護回路をディセーブルにする。その結果、過負荷により第2スイッチ回路が損傷するリスクを大幅に減らすことができる。
以上のごとく、この発明を実施形態により開示したが、もとより、この発明を限定するためのものではなく、当業者であれば容易に理解できるように、この発明の技術思想の範囲内において、適当な変更ならびに修正が当然なされうるものであるから、その特許権保護の範囲は、特許請求の範囲および、それと均等な領域を基準として定めなければならない。
本発明は、過負荷保護および省電力機構を備えた電力伝送装置を提供することができる。
100 電力伝送装置
110 電源入力モジュール
120 電源供給ポート
140 検出モジュール
160 スイッチモジュール
162 第1スイッチ回路
162_1 電磁リレー
162_2 スイッチ
164 第2スイッチ回路
164_1 光カプラ
164_2 トライアック
166 保護回路
166_1 センシング回路
166_2、166_3、166_4 過負荷保護回路
166_21 Dフリップフロップ
166_31 プロセッサ
166_41 ワンショット回路
180 制御モジュール
ArmPS トリガ信号
CLK クロック入力端
CLR リセット端
D データ入力端
DDT 判定遅延時間
DS 検出信号
DT 所定時間
GND 接地端
I 電流
L コイル
NA1 NANDゲート
OC 光カプラ
OFF_DT オフ遅延時間
ON_DT オン遅延時間
ON_CBT オンバウンス時間
Q 非反転データ出力端
/Q 反転データ出力端
QS スイッチ信号
QT トランジスタ
R レジスタ
P 電流制限レジスタ
SW1 接触電力スイッチ
SW_EMR 第1制御信号
SW_SSR 第2制御信号
T0、T1、T2、T10、T11、T12、T13、T20、T21、T22、T23、T24 時間
TH1 所定の過負荷しきい値
TH2 省電力しきい値
VAC 交流電力
Vcc 直流動作電圧
vd 電圧差
WAC 負荷電力

Claims (11)

  1. 過負荷保護および省電力機構を備えた電力伝送装置であって、
    電源入力モジュールと電源供給ポートの間に結合され、前記電源入力モジュールから都市エネルギーシステムにより提供された交流電力を受信するとともに、前記電源供給ポートに前記交流電力を送信するよう第1制御信号により制御される第1スイッチ回路と、
    前記電源入力モジュールに結合され、前記交流電力を受信する第2スイッチ回路と、
    前記第2スイッチ回路と前記電源供給ポートの間に結合された保護回路と
    を含むスイッチモジュールを含み、
    第2スイッチ回路が、前記保護回路を介して前記電源供給ポートに前記交流電力を送信するよう第2制御信号により制御され、
    前記保護回路が、前記第2スイッチ回路がオンになった時に前記電源供給ポートの負荷電力を検出するよう第2制御信号により制御されるとともに、前記保護回路が、前記第1制御信号を生成して、前記負荷電力の瞬間的変動が所定の過負荷しきい値よりも大きい時に前記第1スイッチ回路をイネーブルにし、オン状態の前記第2スイッチ回路を保護する電力伝送装置。
  2. 前記第1スイッチ回路、前記第2スイッチ回路および前記保護回路に結合され、前記第1スイッチ回路、前記第2スイッチ回路および前記保護回路のオン/オフ状態を制御するとともに、前記第1制御信号を受信する制御モジュールをさらに含み、
    前記第1スイッチ回路が前記第1制御信号に基づいてオンになったと前記制御モジュールが判断した時、前記制御モジュールが、前記オン状態を維持するよう前記第1スイッチ回路を制御するとともに、前記制御モジュールが、前記第2制御信号を生成して、前記第2スイッチ回路および前記保護回路をディセーブルにする請求項1に記載の電力伝送装置。
  3. 前記電源入力モジュールの別の端と前記電源供給ポートの別の端の間に結合され、前記電源供給ポートの前記負荷電力を検出する検出モジュールをさらに含み、
    前記制御モジュールが、前記検出モジュールに結合され、前記負荷電力を受信するとともに、前記検出モジュールによって検出された前記負荷電力に基づいて、前記第1スイッチ回路、前記第2スイッチ回路および前記保護回路の前記オン/オフ状態を制御する請求項2に記載の電力伝送装置。
  4. 前記第1スイッチ回路がオンになり、前記第2スイッチ回路がオンにならず、前記検出モジュールによって検出された前記負荷電力が、所定時間の間、省電力しきい値よりも連続して小さい時、前記制御モジュールが、前記第2スイッチ回路および前記保護回路をイネーブルにして、前記第1スイッチ回路をディセーブルにし、
    前記省電力しきい値が、前記所定の過負荷しきい値よりも小さい請求項3に記載の電力伝送装置。
  5. 前記第2スイッチ回路がオンになり、前記第1スイッチ回路がオンにならず、前記検出モジュールによって検出された前記負荷電力が、所定時間の間、前記省電力しきい値よりも連続して大きく、且つ前記所定の過負荷しきい値よりも小さい時、前記制御モジュールが、前記第1スイッチ回路をイネーブルにして、前記第2スイッチ回路および前記保護回路をディセーブルにする請求項4に記載の電力伝送装置。
  6. 前記保護回路が、
    前記第2スイッチ回路と前記電源供給ポートの間に結合され、前記電源供給ポートの前記負荷電力を検出するとともに、トリガ信号を生成するセンシング回路と、
    前記センシング回路に結合され、前記トリガ信号を受信するとともに、前記第2スイッチ回路がオンになった時に、前記トリガ信号に応答して、前記第1制御信号を生成する過負荷保護回路と
    を含む請求項2に記載の電力伝送装置。
  7. 前記センシング回路が、
    前記第2スイッチ回路と前記電源供給ポートの間に結合されたレジスタと、
    前記レジスタの2つの端に結合されるとともに、前記レジスタの前記2つの端の間の電圧差に応答して、前記トリガ信号を生成する光カプラと
    を含む請求項6に記載の電力伝送装置。
  8. 前記過負荷保護回路が、
    前記センシング回路に結合され、前記トリガ信号を受信する第1入力端を有するNANDゲートと、
    前記制御モジュールに結合され、前記第2制御信号を受信するリセット端、前記Dフリップフロップのデータ入力端に結合されるとともに、前記NANDゲートの第2入力端に結合された反転データ出力端、および前記NANDゲートの出力端に結合されたクロック入力端を有するDフリップフロップと、
    前記Dフリップフロップの正転データ出力端に結合された制御端、接地端に結合された第1端、および第1制御信号を出力するよう構成された第2端を有するトランジスタと
    を含む請求項6に記載の電力伝送装置。
  9. 前記過負荷保護回路が、
    前記センシング回路に結合されて、前記トリガ信号を受信するとともに、前記制御モジュールに結合されて、前記第2制御信号を受信し、それに基づいて、スイッチ信号を生成するプロセッサと、
    前記プロセッサに結合され、前記スイッチ信号を受信する制御端、接地端に結合された第1端、および前記第1制御信号を出力するよう構成された第2端を有するトランジスタと
    を含み、前記第2スイッチ回路が前記第2制御信号に基づいてオンになったと前記プロセッサが判断した時に、前記プロセッサが、前記トリガ信号に応答して、前記トランジスタのオン/オフ状態を制御し、
    前記第2スイッチ回路が前記第2制御信号に基づいてオンにならなかったと前記プロセッサが判断した時、前記プロセッサが、前記トランジスタをオフにする請求項6に記載の電力伝送装置。
  10. 前記過負荷保護回路が、
    前記センシング回路に結合され、前記トリガ信号を受信するとともに、前記制御モジュールに結合され、前記第2制御信号を受信するワンショット回路を含み、
    前記ワンショット回路が、前記第2回路信号および前記トリガ信号に応答して、パルスを生成するとともに、前記パルスを出力して、前記第1制御信号として使用し、
    前記保護回路が前記第1スイッチ回路をイネーブルにした時から前記第1スイッチ回路がオンになったと前記制御モジュールが判断するまでの時間間隔が、判定遅延時間であり、前記ワンショット回路により生成された前記パルスの幅が、前記判定遅延時間よりも大きい請求項6に記載の電力伝送装置。
  11. 前記第1スイッチ回路が、電磁リレーを含み、前記第2スイッチ回路が、ソリッドステートリレーを含む請求項1に記載の電力伝送装置。
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