JP2015183464A - 地中弁栓類の継足しバルブキーおよびその取付治具 - Google Patents

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【課題】地中弁栓類の開閉操作を容易に行うことができるようにするための継足しバルブキーと、それを地中弁栓類のバルブキャップに容易に取り付けることができる取付治具を提供する。【解決手段】継足しバルブキー10は、長手方向の一端にバルブキャップ21に嵌まる嵌合部11を備え、長手方向の他端にボールポイント形状の頭部12を備える。この継足しバルブキー10をバルブキャップ21に取り付ける取付治具は、長手方向の一端に継足しバルブキー10の頭部12に嵌まって、頭部12を保持する保持部を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、地中に埋設された水道管や農業用水管等の埋設導管に設けられている、水道用仕切弁、ソフトシール仕切弁、制水弁、バタフライ弁、ボール弁等の地中弁栓類の軸頭部のバルブキャップに取り付けるバルブキーと、それを取り付ける際に使用する取付治具に関する。
地中に埋設された水道管や農業用水管等には、流量調節等を目的とした仕切弁、バタフライ弁等の地中弁栓類が設けられている。これらの地中弁栓類は、地中に埋設された筒状の保護ボックスの底部に設置されており、その地中弁栓類を地表面から手動で開閉するには、保護ボックス上端の蓋を開けたうえで、トルクレンチやT字型のハンドル等の開閉操作具を用いて地中弁栓類の軸頭部のバルブキャップを回転させる。
一方、特に地中の深い位置に設置された地中弁栓類の場合、開閉操作具で直接バルブキャップを回転させることは困難であるため、このような場合には、地中弁栓類の軸頭部のバルブキャップに、あらかじめ継足しバルブキーを取り付けておくことがある(例えば特許文献1)。この場合、継足しバルブキーの頭部に開閉操作具の先端を嵌め合せて回転させることで、地中弁栓類の軸頭部のバルブキャップを回転させる。
しかし、地中弁栓類(埋設導管)が傾斜地に設置されていると、そのバルブキャップも傾斜しているので、保護ボックスに対して継足しバルブキーも傾斜することとなる。例えば、継足しバルブキーの頭部が保護ボックス内面に接していると開閉操作具の先端を嵌め合せることが難しくなり、地中弁栓類の開閉操作が困難となる。また、継足しバルブキーを取り付けた当初は傾斜していなくても、地盤沈下や地震による液状化等によって地中弁栓類のバルブキャップが傾き、結果として継足しバルブキーが傾くことがある。この場合も、継足しバルブキーの頭部に開閉操作具の先端を嵌め合せることが難しくなり、地中弁栓類の開閉操作が困難となる。
また、地中弁栓類のバルブキャップが保護ボックスに対して傾いていると、そのバルブキャップに継足しバルブキーを取り付ける作業自体も困難となる。
特開平11−50497号公報
本発明が解決しようとする課題は、地中弁栓類の開閉操作を容易に行うことができるようにするための継足しバルブキーと、それを地中弁栓類のバルブキャップに容易に取り付けることができる取付治具を提供することにある。
本発明の一観点によれば、地中弁栓類の軸頭部のバルブキャップに取り付ける継足しバルブキーであって、長手方向の一端に前記バルブキャップに嵌まる嵌合部を備え、長手方向の他端にボールポイント形状の頭部を備えた、継足しバルブキーが提供される。
このように、継足しバルブキーの頭部をボールポイント形状とすることで、継足しバルブキーが傾斜していたとしても、開閉操作具の先端を継足しバルブキーの頭部に嵌め合せて回転させることができ、地中弁栓類の開閉操作を容易に行うことができる。
本発明の継足しバルブキーは、その頭部の上端面に反射材を備えたものとすることが好ましい。保護ボックス内が深く、暗い場合でも反射材によって頭部の視認性が向上し、その頭部に開閉操作具の先端をより簡単に嵌め合せることができるようになる。
また、本発明の継足しバルブキーは、その一端の嵌合部と他端の頭部との間の中間部に装着され、継足しバルブキーを回動可能に支持する振れ止め具を備えたものとすることが好ましい。この振れ止め具が、継足しバルブキーを地中弁栓類の軸頭部のバルブキャップに取り付けたときに、当該地中弁栓類を保護するために地中に埋設された保護ボックスの内周面に複数箇所で内接することで、継足しバルブキーの振れを止めることができる。これにより、継足しバルブキーの頭部に開閉操作具の先端をより簡単に嵌め合せ易くなる。さらに、開閉操作具による開閉操作(回転操作)の際にも継足しバルブキーの振れが抑制されるので、安定した開閉操作を行うことができるとともに、開閉操作時に継足しバルブキーの振れによる偏った力が地中弁栓類のバルブキャップに加わることも抑制され、バルブキャップの破損を防止できる。
この振れ止め具は継足しバルブキーの中間部に着脱可能であることが好ましい。そうすれば、保護ボックスの内径等に合わせて適切な大きさや形状の振れ止め具を適宜選択して装着することができる。
本発明の他の観点によれば、本発明の継足しバルブキーを地中弁栓類のバルブキャップに取り付けるための取付治具であって、長手方向の一端に継足しバルブキーの頭部に嵌まって当該頭部を保持する保持部を備えた、取付治具が提供される。
このように長手方向の一端に保持部を備えたことで、この保持部により継足しバルブキーの頭部を保持しながら、継足しバルブキーの他端の嵌合部を地中弁栓類のバルブキャップに容易に取り付けることができる。
本発明の取付治具において保持部は、継足しバルブキーの頭部に嵌まった後ワンタッチ方式で当該頭部に連結固定されることが好ましい。具体的な構成としては、保持部は継足しバルブキーの頭部を囲む周壁を備えるとともにその周壁の内周に保持溝を備え、保持溝が、保持部を継足しバルブキーの頭部に対して長手方向中心軸の軸線周りに一方向に回転させると継足しバルブキーの頭部の外周に嵌まり込んで当該頭部に連結固定されるようにすることができる。
このように保持部がワンタッチ方式で継足しバルブキーの頭部に連結固定されることで、継足しバルブキーの頭部を確実に保持固定することができ、継足しバルブキーの嵌合部を地中弁栓類のバルブキャップに取り付ける作業をより簡単に行うことができる。
この保持部は、前記連結固定の状態を維持する力を作用させる付勢部材を備えたものとすることが好ましい。そうすれば、継足しバルブキーの一端の頭部をより確実に保持固定することができる。保持部が前記周壁を備えたものである場合、付勢部材は周壁の上部側に配置し、前記連結固定の状態において継足しバルブキーの頭部を下方に向けて付勢するように構成することができる。
本発明の継足しバルブキーによれば、継足しバルブキーが保護ボックスに対して傾斜して取り付けられていたとしても、開閉操作具の先端を継足しバルブキーの頭部に嵌め合せて回転させることができ、地中弁栓類の開閉操作を容易に行うことができる。特に災害発生時や地震発生時等の緊急時においては迅速な地中弁栓類の開閉操作が求められるところ、本発明の継足しバルブキーによれば迅速かつ確実に地中弁栓類の開閉操作を行うことができ、災害拡大の抑止等に貢献できる。
また、本発明の取付治具によれば、継足しバルブキーを地中弁栓類のバルブキャップに容易に取り付けることができる。これにより、地中弁栓類の維持管理作業の効率化を図ることができる。
本発明の継足しバルブキーの第1実施例を示し、(a)は斜視図、(b)は縦断面図である。 図1の継足しバルブキーを地中弁栓類の軸頭部のバルブキャップに取り付けた状態を示す縦断面図である。 図1の継足しバルブキーの頭部(ボールポイント形状)と開閉操作具の先端との結合の形態の事例を示す説明図である。 本発明の継足しバルブキーの第2実施例を示す一部断面図である。 振れ止め具の一例を示す斜視図である。 図5の振れ止め具の使用状態を示す斜視図である。 振れ止め具の他の例を示し、(a)は使用状態を示す平面図、(b)は(a)のA−A矢視図である。 本発明の取付治具の実施例を示し、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は保持部部分の縦断面図である。 取付治具の保持部によって継足しバルブキーの頭部を保持する動作を示し、(a)は保持部に頭部を挿し込ませた状態を示す縦断面図、(b)は(a)のB−B矢視図、(c)は保持部を45°回転させ頭部に連結固定した状態を示す縦断面図、(d)は(c)のC−C矢視図である。 図8の取付治具の使用状態を示す縦断面図である。
以下、図面に示す実施例に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の継足しバルブキーの第1実施例を示し、(a)は斜視図、(b)は縦断面図である。図2は、図1の継足しバルブキーを地中弁栓類の軸頭部のバルブキャップに取り付けた状態を示す縦断面図である。
図1および図2に示す継足しバルブキー10は、その長手方向の一端(下端)に地中弁栓類20の軸頭部のバルブキャップ21に嵌まるボックス形状の嵌合部11を備え、長手方向の他端(上端)にボールポイント形状の頭部12を備え、さらに頭部12の上端面に反射材13を備える。嵌合部11と頭部12とは中間部14を介して連結されている。これらの嵌合部11、頭部12および中間部14は、例えば球状黒鉛鋳鉄(FCD600)の一体鋳物として製作される。
ここで、図2中の符号30は地中弁栓類20を保護するために地中に埋設された保護ボックスである。保護ボックス30は筒状をなし、通常どおり鉛直に設置され、底部に底板を備えている。一方、図2において地中弁栓類20は、保護ボックス30に対して傾斜して設置されている。
継足しバルブキー10は、その嵌合部11をバルブキャップ21に嵌め合せることで取り付けられることから、継足しバルブキー10の長手方向中心軸の向きは、バルブキャップ21の長手方向中心軸の向きとほぼ一致する。したがって、図2のように地中弁栓類20が保護ボックス30に対して傾斜して設置されてバルブキャップ21が傾斜している場合、継足しバルブキー10も傾斜することとなる。
そこで、本発明では、継足しバルブキー10の頭部12をボールポイント形状とすることで、継足しバルブキー10が傾斜して取り付けられていたとしても、開閉操作具の先端を頭部12に嵌め合せて回転させることができようにしている。すなわち、ボールポイント形状の頭部12には、図3に示すように開閉操作具40の先端41を斜めから嵌め合せることができ、かつ、その状態で開閉操作具40を回転させることができることから、図2に示すように継足しバルブキー10が傾斜して取り付けられていたとしても、開閉操作具の先端を頭部12に嵌め合せて回転させることができる。このボールポイント形状の頭部12によれば、最大で40度程度の傾斜に対応可能である。
また、本実施例の継足しバルブキー10は、その頭部12の上端面に反射材13を備えることから、頭部12の視認性が向上し、頭部12に開閉操作具の先端をより簡単に嵌め合せることができる。
図4は、本発明の継足しバルブキーの第2実施例を示す一部断面図である。この第2実施例の継足しバルブキー10は、第1実施例の継足しバルブキー10において中間部14を長くしたものである。この中間部14の長さは、地中弁栓類の設置深さによって適宜設定される。すなわち、地中弁栓類の設置深さが深いほど中間部14は長く設定され、継足しバルブキー10は長尺化する。
ただし、継足しバルブキー10が長尺化すると、図2のようにバルブキャップ21に取り付けたときに「振れ」が生じやすくなる。その対策としては、継足しバルブキー10に振れ止め具を装着することが有効である。
図5は、振れ止め具の一例を示す斜視図である。同図に示す振れ止め具50は、1条の鋼帯(例えばSUS304の鋼帯)を曲げ加工して形成したもので、中央部に継足しバルブキー10の中間部14に装着するための装着部51が形成され、装着部51の両側に連続して湾曲する腕部52が形成されている。
図6は、図5の振れ止め具50の使用状態を示す斜視図である。同図に示すように振れ止め具50は、その装着部51を継足しバルブキー10の中間部14に嵌め込むことで、継足しバルブキー10に装着され、継足しバルブキー10を回動可能に支持する。なお、回動可能とは、継足しバルブキー10がその長手方向中心軸の軸線周りのいずれも方向にも回転可能であることをいう。そして使用状態では、2本の腕部52がそれぞれ保護ボックス30の内周面に弾性的に突き当たり内接することで、継足しバルブキー10の振れを止めることができる。腕部52は弾性的に変形可能であるので、継足しバルブキー10の傾斜状態や保護ボックス30の内径の多少の違いには一種の振れ止め具50で対応可能であるが、腕部52の長さや形状の異なるものを複数種準備しておけば、対応可能範囲はより拡大する。
図7は振れ止め具の他の例を示し、(a)は使用状態を示す平面図、(b)は(a)のA−A矢視図である。同図に示す振れ止め具60は、リング状の装着部61を中心部に有し、この装着部61をバルブキー10の中間部14に嵌め込むことで、継足しバルブキー10に装着され、継足しバルブキー10を回動可能に支持する。
振れ止め具60においては、装着部61から放射状に3本の腕部62が形成されている。腕部62は、装着部61に固定された固定腕部62aと、この固定腕部62aの長手方向にスライド可能に取り付けられた可動腕部62bとを備え、可動腕部62bを固定腕部62aの長手方向にスライドさせることで、全体の長さが調整可能である。長さを調整した後は、蝶ねじ等の固定具63によって可動腕部62bを固定腕部62aに対して固定する。そして使用状態では、3本の腕部62の可動腕部62bの先端がそれぞれ保護ボックス30の内周面に弾性的に突き当たり内接することで、継足しバルブキー10の振れを止めることができる。また、振れ止め具60の各腕部62はその長さが調整可能であるので、継足しバルブキー10の傾斜状態や保護ボックス30の内径が変わったとしても、各腕部62の長さを調整することで対応可能である。
ここで、図7(a)中の符号64は、可動腕部62bの先端を保護ボックス30の内周面に位置決め(仮固定)するための位置決めピンである。この位置決めピン64は1本の可動腕部62bの先端部に設けておけば十分である。
なお、振れ止め具60においては各腕部62の長さ調整にあたり固定具63を操作する必要があるので、その操作スペースの確保の点から、図5の振れ止め具50に比べ、比較的大径の保護ボックス30が使用されている場合に好適に使用される。
次に、本発明の取付治具について説明する。
図8は本発明の取付治具の実施例を示し、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は保持部部分の縦断面図である。同図に示す取付治具100は、軸棒部110と、軸棒部110の上端に取り付けられた操作部120と、軸棒部110の途中に取り付けられた照明具130と、軸棒部110の下端に取り付けられた保持部140とを備える。
軸棒部110は伸縮可能に形成されている。本実施例ではテレスコープ構造を採用し、2箇所のリングねじ111を緩めたり締めたりすることで伸縮可能である。
操作部120は軸棒部110を操作するためのもので、例えば軸棒部110を進退させたり回転させたりするときに作業者が把持して操作する。
照明具130は軸棒部110の途中に下向きに取り付けられており、特に保持部140近傍を照明する。
保持部140は、図1等に示した本発明の継足しバルブキー10を地中弁栓類のバルブキャップに取り付ける際に、継足しバルブキー10の頭部12を保持するもので、支持軸150を介して軸棒部110の下端に搖動可能に取り付けられている。その搖動の方向は図8(a)において紙面に沿って左右方向である。
図8(b),(c)に表れているように、保持部140は下端に正方形状の開口141を有する筒状であり、開口141の各辺につながる4面からなる周壁142によって囲まれた保持空間143に、継足しバルブキー10の頭部12を嵌まり込ませてこれを保持する。すなわち、開口141は継足しバルブキー10の頭部12の最外郭の大きさより若干大きく形成されており、開口141の向きの頭部12の向きに合せれば、頭部12が開口141を通過して保持空間143に嵌まり込む。
周壁141の内面(4面)には、それぞれ保持溝144が形成されている。各保持溝144は各内面の一側(対角部)に偏った位置をえぐるように形成され、かつ保持部140の長手方向中心軸に対して対称となるように形成されている。
保持空間143の上方には付勢部材145が配置されている。付勢部材145はコイルばね146によって下方に付勢されており、使用前の状態では図8(c)に示すように、各周壁142(保持空間143)の上端のストッパー面147で止められている。
次に、取付治具100の動作と使用方法について説明する。
図9は、取付治具100の保持部140によって継足しバルブキー10の頭部12を保持する動作を示し、(a)は保持部140に頭部12を挿し込ませた状態を示す縦断面図、(b)は(a)のB−B矢視図、(c)は保持部140を45°回転させ頭部12に連結固定した状態を示す縦断面図、(d)は(c)のC−C矢視図である。
保持部140によって頭部12を保持するには、保持部140の開口141の向きの頭部12の向きに合せ、保持部140を押し下げる。そうすると、頭部12が開口141を通過して保持空間143に嵌まり込む(図9(b)参照)。このとき、図9(a)に示すように、頭部12が付勢部材145を押し上げる位置まで、頭部12を嵌まり込ませる。
この状態で、保持部140をその長手方向中心軸の軸線周りに反時計回り方向に45度回転させる。そうすると、保持部140の周壁142に設けられた保持溝144に頭部12の外郭(外周)が嵌まり込み、保持溝144に頭部12が連結固定される(図9(d)参照)。その後、保持部140をフリーにすると、図9(c)に示すように、付勢部材145が頭部12の上端面に突き当たり頭部12を下方に押し下げようとする力を作用させる。これにより、保持溝144に頭部12が強固に連結固定される。すなわち、付勢部材145は保持溝144と頭部12との連結固定の状態を維持する力を作用させる。
このように、本実施例の保持部140は頭部12に嵌まった後、反時計回り方向に45度回転させるというワンタッチ方式で頭部12に連結固定される。また、その連結固定の状態も付勢部材145によって確実に維持される。
なお、ワンタッチ方式による連結固定の方式は本実施例の方式には限定されない。例えば継手構造で用いられている各種の方式を利用することができる。また、本実施例のように強固に連結固定しなくとも、単に保持部140を頭部12に嵌め合せて保持するだけでもよい。
取付治具100の保持部140で継足しバルブキー10の頭部12を保持したら、図10に示すように保持部140を保護ボックス内に挿入し、継足しバルブキー10の嵌合部11をバルブキャップ21に嵌め合せることで、継足しバルブキー10をバルブキャップ21に取り付ける。その後、図9で説明した連結固定の動作と逆の動作を行うことで、継足しバルブキー10から取付治具100を取り外す。なお、これらの連結固定およびその解除の動作は、操作部120を把持して行うことができる。
10 継足しバルブキー
11 嵌合部
12 頭部
13 反射材
14 中間部
20 地中弁栓類
21 バルブキャップ
30 保護ボックス
40 開閉操作具
41 開閉操作具の先端
50 振れ止め具
51 装着部
52 腕部
60 振れ止め具
61 装着部
62 腕部
62a 固定腕部
62b 可動腕部
63 固定具
64 位置決めピン
100 取付治具
110 軸棒部
120 操作部
130 照明具
140 保持部
141 開口
142 周壁
143 保持空間
144 保持溝
145 付勢部材
146 コイルばね
147 ストッパー面
150 支持軸

Claims (9)

  1. 地中弁栓類の軸頭部のバルブキャップに取り付ける継足しバルブキーであって、長手方向の一端に前記バルブキャップに嵌まる嵌合部を備え、長手方向の他端にボールポイント形状の頭部を備えた、継足しバルブキー。
  2. 前記頭部の上端面に反射材を備えた、請求項1に記載の継足しバルブキー。
  3. 前記嵌合部と前記頭部との間の中間部に装着され、継足しバルブキーを回動可能に支持する振れ止め具を備え、前記振れ止め具は、継足しバルブキーを地中弁栓類の軸頭部のバルブキャップに取り付けたときに、当該地中弁栓類を保護するために地中に埋設された保護ボックスの内周面に複数箇所内接させる、請求項1又は2に記載の継足しバルブキー。
  4. 前記振れ止め具は前記中間部に着脱可能である、請求項3に記載の継足しバルブキー。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の継足しバルブキーを前記バルブキャップに取り付けるための取付治具であって、長手方向の一端に前記頭部に嵌まって当該頭部を保持する保持部を備えた、取付治具。
  6. 前記保持部は、前記頭部に嵌まった後ワンタッチ方式で当該頭部に連結固定される、請求項5に記載の取付治具。
  7. 前記保持部は前記頭部を囲む周壁を備えるとともに前記周壁の内周に保持溝を備え、前記保持溝は、前記保持部を前記頭部に対して長手方向中心軸の軸線周りに一方向に回転させると前記頭部の外周に嵌まり込んで当該頭部に連結固定される、請求項6に記載の取付治具。
  8. 前記保持部は、前記連結固定の状態を維持する力を作用させる付勢部材を備えている、請求項6または請求項7に記載の取付治具。
  9. 前記保持部は、前記周壁の上部側に前記連結固定の状態を維持する力を作用させる付勢部材を備え、前記付勢部材は、前記連結固定の状態において前記頭部を下方に向けて付勢する、請求項7に記載の取付治具。
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