JP2015182199A - 工作機械の熱変形防止構造、及び、それを備えた工作機械 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の工作機械2の熱変形防止構造1は、上下方向に延びるように設けられ、工作機械の一部を構成する中空の柱状の構造体14,16と、この構造体の内部に形成され、液体38を収容する液体収容部40と、この液体収容部に収容されている液体の温度を液体収容部全体に亘って均一化することにより、構造体の各部位同士の温度差を低減させて構造体の熱変形を防止する熱変形防止手段と、を有し、この熱変形防止手段は、液体収容部内の液体を撹拌する撹拌手段42と、液体収容部の内周面に設けられて液体収容部内の液体の移動を促進する熱伝達促進手段Rと、を備えている。
【選択図】図2
Description
また、工作機械は、一般的に建物内に設置されるが、外気温に合わせて室温も変化してしまうという問題があり、このような室温変化を最小限に抑えるために空調管理をしている場合についても、ドアの開閉等によって室温変化を無くすことが困難であるという問題がある。
さらに、工作機械を駆動するモータやベアリング等の機器や部品自体が発熱し、工作機械の構造体に熱が伝わるという問題もあり、工作機械の発熱体には冷却液を循環させていることも多いが、構造体に熱が伝わるのを無くすことは困難であるという問題もある。
また、工作機械の構造体の温度変化の速度は、外部との温度差や構造体の熱の伝わりやすさ(熱伝導率や熱伝達率)と熱容量で決まるが、このうち外部との温度差については工作機械の置かれた環境に影響される。特に、熱の伝わりやすさと熱容量については、構造体や周辺要素の材質や体積に影響される。さらに、実際の工作機械においては、部位ごとに偏った温度変化が生じるため、構造体の曲がりを含めた複雑な変形が生じるにもかかわらず、工作機械のコストや重量が制約されるため、構造体の内部は空洞(空気)になっている場合も多く、部位ごとに生ずる温度差を無くすことは難しいという問題もある。
しかしながら、このような方法では、構造体の内部が空洞であり、構造体の各部位同士の温度差を効果的に低減させることができないため、構造体の熱変形を十分に抑制することができず、工作機械において要求される精度を十分に達成することができないという問題がある、また、構造体の外部に断熱板を設ける分だけ、構造体自体の大きさや設置スペースも制限されるという問題もある。
しかしながら、特許文献1に記載されているように、構造体の中空部内の液体に気体を吹き込んだり、特許文献2に記載されているように、液体の自然対流を利用したりするのみでは、構造体の中空部内に収容されている液体が撹拌され難い領域もあり、液体全体に亘って十分に撹拌されず、液体の温度を中空部全体に亘って効率よく均一化するのが難しいという問題がある。
このように構成された本発明においては、熱変形防止手段の撹拌手段により、構造体の液体収容部内の液体を撹拌し、液体収容部の内周面に設けられた熱変形防止手段の熱伝達促進手段により、液体収容部内の液体の移動又は液体との熱交換を促進することができる。これにより、液体収容部に収容されている液体の温度を液体収容部全体に亘って均一化し、工作機械の発熱体や周囲の温度変化による構造体の各部位同士の温度差を低減させることができ、構造体の熱変形を効果的に防止することができる。したがって、工作機械の高精度化を実現することができる。
このように構成された本発明においては、熱変形防止手段の撹拌手段である羽根車が回転することにより、構造体の液体収容部内の液体を効果的に撹拌することができるため、液体収容部に収容されている液体の温度を液体収容部全体に亘って効果的に均一化することができる。したがって、工作機械の発熱体や周囲の温度変化による構造体の各部位同士の温度差を確実に低減させることができ、構造体の熱変形をより効果的に防止することができる。
このように構成された本発明においては、熱変形防止手段の熱伝達促進手段が、液体収容部の内周面の角部を弧状に形成する曲がり面を備えていることにより、撹拌手段で撹拌されている液体収容部内の液体をスムーズに移動させて、液体の撹拌を効果的に促進させることができる。したがって、液体収容部に収容されている液体の温度を液体収容部全体に亘ってより効果的に均一化することができる。よって、構造体の強度と重量を確保しつつ、工作機械の発熱体や周囲の温度変化による構造体の各部位同士の温度差をより確実に低減させることができ、構造体の熱変形をさらにより効果的に防止することができる。
このように構成された本発明においては、熱変形防止手段の熱伝達促進手段が、液体収容部の内周面から内側に突出し且つ周方向に沿って螺旋状に形成された螺旋状のリブを備えていることにより、撹拌手段で撹拌されている液体収容部内の液体を螺旋状のリブに沿ってスムーズに移動させて、液体収容部内の上下方向に循環させることができるため、液体の撹拌を効果的に促進させることができる。また、液体の対流が構造体の液体収容部内全体に亘って効果的に広がるため、液体収容部に収容されている液体の温度をより効果的に均一化することができる。よって、構造体の強度と重量を確保しつつ、工作機械の発熱体や周囲の温度変化による構造体の各部位同士の温度差をより確実に低減させることができ、構造体の熱変形をさらにより効果的に防止することができる。
このように構成された本発明においては、熱変形防止手段の熱伝達促進手段が、液体収容部の内周面から内側に突出し且つ構造体の長手方向に延びるように形成された複数の縦リブを備えていることにより、液体収容部の内周面の表面積が縦リブを設けていない場合に比べて増加するため、撹拌手段で撹拌されている液体収容部内の液体と縦リブとの熱交換量を増加させることができる。したがって、構造体の強度と重量を確保しつつ、液体収容部に収容されている液体の温度をより効果的に均一化することができるため、工作機械の発熱体や周囲の温度変化による構造体の各部位同士の温度差をより確実に低減させることができ、構造体の熱変形をさらにより効果的に防止することができる。
このように構成された本発明においては、熱変形防止手段の撹拌手段であるポンプの圧送により、構造体の液体収容部内の液体を効果的に撹拌することができるため、液体収容部に収容されている液体の温度を液体収容部全体に亘って効果的に均一化することができる。したがって、工作機械の発熱体や周囲の温度変化による構造体の各部位同士の温度差を確実に低減させることができ、構造体の熱変形をより効果的に防止することができる。
このように構成された本発明においては、液体収容部が密封手段によって密封されていることにより、液体収容部内の液体が外部へ蒸発することを防ぐことができ、メンテナンスの負担を軽減することができる。
このように構成された本発明においては、熱変形防止手段の撹拌手段であるエアレーション装置が液体収容部内の液体に空気を供給して循環させることにより、構造体の液体収容部内の液体を効果的に撹拌することができるため、液体収容部に収容されている液体の温度を液体収容部全体に亘って効果的に均一化することができる。したがって、工作機械の発熱体や周囲の温度変化による構造体の各部位同士の温度差を確実に低減させることができ、構造体の熱変形をさらにより効果的に防止することができる。
このように構成された本発明においては、液体収容部内の液体が、防腐性及び防錆性を有する添加物を含む水であるため、液体自体の腐食や構造体の液体収容部の腐食を抑制することができる。したがって、腐食による液体の交換や液体収容部の交換の頻度を抑制し、工作機械の発熱体や周囲の温度変化による構造体の各部位同士の温度差を確実に低減させることができ、構造体の熱変形を効果的に防止し、工作機械の高精度化を実現することができる。
このように構成された本発明においては、熱変形防止手段の撹拌手段であるオイルクーラ循環装置が液体収容部内のオイルを冷却して循環させることにより、構造体の液体収容部内のオイルを効果的に撹拌することができると共に、液体収容部に収容されているオイルの温度を液体収容部全体に亘って効果的に均一化することができる。したがって、工作機械の発熱体や周囲の温度変化による構造体の各部位同士の温度差を確実に低減させることができ、構造体の熱変形をより効果的に防止することができる。
このように構成された本発明においては、上下方向に延びるように形成されて互いに水平方向に間隔を置いて配置された対をなす第1の構造体及び第2の構造体の構造体の各々に液体収容部及び熱変形防止手段がそれぞれ設けられていることにより、各構造体自体の熱変形をより効果的に防止することができ、工作機械の高精度化を実現することができる。
このように構成された本発明においては、工作機械の発熱体や周囲の温度変化による構造体の各部位同士の温度差を確実に低減させることができ、構造体の熱変形を効果的に防止することができる。したがって、工作機械の高精度化を実現することができる。
まず、図1は、本発明の第1実施形態による熱変形防止構造が組み込まれた工作機械を斜め前方から見た概略斜視図である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態による熱変形防止構造1が組み込まれた工作機械2は、建屋内に設置され、正面から見たときに、主軸4を支える構造体6が門の形をしているマシニングセンタであり、いわゆる「門形マシニングセンタ」とも呼ばれている。この工作機械2は、基台となるベッド8を備え、このベッド8の上面には、前後方向に延びるようにガイド溝10が形成され、このガイド溝10に沿って前後方向に移動可能にテーブル12が設けられている。
さらに、これらのコラム構造体14,16は、互いに工作機械2の水平(左右)方向に間隔を置いて配置されており、コラム構造体14,16の互いに対向する内側面の上方には、構造体6の一部であり且つ水平(左右)方向に延びるブリッジ構造体18が架橋するように設けられている。このブリッジ構造体18の前面及びコラム構造体14,16の前面の上方領域には、左右方向に延びるガイド溝20が設けられ、このガイド溝20に沿って工作機械2の左右方向に移動可能にサドル部材22が取り付けられている。
まず、図2は、本発明の第1実施形態による熱変形防止構造を示す正面断面図であり、図3は、本発明の第1実施形態による熱変形防止構造のコラム構造体において、内周部分が見えるように部分的に破断して拡大した部分拡大斜視図である。
まず、稼働中の工作機械2においては、送りねじ24、各ベアリング26,28、及び、各モータ30,32,34,46等の工作機械2の各構成要素が、それぞれの作動により発熱体となって、工作機械2の周囲の温度変化や、コラム構造体14,16やブリッジ構造体18の各部位の温度に影響を及ぼしている状態となっている。
しかしながら、その一方で、各コラム構造体14,16においては、本発明の第1実施形態による熱変形防止構造1により、羽根車42の羽根42aが常時回転し、各コラム構造体14,16の液体収容部40内の液体38が常時撹拌される。この撹拌された液体38は、液体収容部40の内周面40bの曲がり面Rに沿ってスムーズに移動し、液体38の撹拌がさらに促進されるため、液体収容部40に収容されている液体38の温度が液体収容部40の全体に亘って常時均一化される。
この結果、工作機械2の発熱体や周囲の温度変化による構造体6(特に、コラム構造体14,16)の各部位同士の温度差を低減させることができ、構造体6(特に、コラム構造体14,16)の熱変形を効果的に防止することができる。したがって、工作機械2の高精度化を実現することができる。
図4は、本発明の第2実施形態による熱変形防止構造のコラム構造体において、内周部分が見えるように部分的に破断して拡大した部分拡大斜視図である。
ここで、本発明の第2実施形態による熱変形防止構造100が組み込まれる工作機械の構造については、上述した本発明の第1実施形態による熱変形防止構造1が組み込まれる工作機械2のコラム構造体14,16以外の構造部分が同一であるため、図4において、本発明の第1実施形態と同一の部分については同一の符号を付し、これらについて説明を省略し、異なる構造部分のみについて説明する。
図5は、本発明の第3実施形態による熱変形防止構造のコラム構造体において、内周部分が見えるように部分的に破断して拡大した部分拡大斜視図である。
ここで、本発明の第3実施形態による熱変形防止構造200が組み込まれる工作機械の構造については、上述した本発明の第1実施形態による熱変形防止構造1が組み込まれる工作機械2のコラム構造体14,16以外の構造部分が同一であるため、図5において、本発明の第1実施形態と同一の部分については同一の符号を付し、これらについて説明を省略し、異なる構造部分のみについて説明する。
図6は、本発明の第4実施形態による熱変形防止構造を示す正面断面図である。
ここで、本発明の第4実施形態による熱変形防止構造300については、上述した本発明の第1実施形態による熱変形防止構造1の各コラム構造体14,16の液体収容部40内の液体38を撹拌する羽根車42に対応する撹拌手段のみが異なっているため、図6において、本発明の第1実施形態と同一の部分については同一の符号を付し、これらについて説明を省略し、異なる構造部分のみについて説明する。
このポンプ装置350は、蓋体44上に設けられてモータ(図示せず)及び羽根車(図示せず)が内蔵されたポンプ装置本体352を備え、このポンプ装置本体352には、液体収容部40内の中央部よりも上方の位置まで延びて液体38を吸入する吸入管354が設けられている。また、ポンプ装置本体352には、吸入管354と並列してポンプ装置本体352から下方に延びる吐出管356が設けられ、この吐出管356の下端部の吐出口356aは、液体収容部40の底部付近に位置している。液体収容部40内の液体38は、ポンプ装置本体352の作動により、吸入管354の吸入口354aからポンプ装置本体352内に吸入された後、吐出管356に圧送され、吐出口356aから液体収容部40内に吐出されるようになっている。これにより、液体収容部40内の液体38が下方から上方に向かって循環し、液体収容部40内全体に亘って撹拌されるようになっている。
なお、液体収容部40の内周面40bについては、角部に上述した第1実施形態の曲がり面Rと同様なものを設けてもよいし、上述した第2実施形態の螺旋状のリブ148や第3実施形態の縦リブ248を設けてもよい。
図7は、本発明の第5実施形態による熱変形防止構造を示す正面断面図である。
ここで、本発明の第5実施形態による熱変形防止構造400については、上述した本発明の第1実施形態による熱変形防止構造1の各コラム構造体14,16の液体収容部40内の液体38を撹拌する羽根車42に対応する撹拌手段が異なっており、密封手段である蓋体44が設けられていない点で、第1実施形態による熱変形防止構造1と異なっている。したがって、図7においては、本発明の第1実施形態と同一の部分については同一の符号を付し、これらについて説明を省略し、異なる構造部分のみについて説明する。
なお、液体収容部40の内周面40bについては、角部に上述した第1実施形態の曲がり面Rと同様なものを設けてもよいし、上述した第2実施形態の螺旋状のリブ148や第3実施形態の縦リブ248を設けてもよい。
図8は、本発明の第6実施形態による熱変形防止構造を示す正面断面図である。
図8に示すように、本発明の第6実施形態による熱変形防止構造500においては、液体収容部40内の液体538がオイルである点で、上述した本発明の第5実施形態による熱変形防止構造400の各コラム構造体14,16の液体収容部40内の液体38と異なっている。
また、本発明の第6実施形態による熱変形防止構造500においては、液体538を撹拌する撹拌手段について、液体収容部40内のオイルである液体538を冷却して循環させるオイルクーラ循環装置560を採用している点で、上述した本発明の第5実施形態による熱変形防止構造400のエアレーション装置460と異なっている。
したがって、図8においては、本発明の第6実施形態と同一の部分については同一の符号を付し、これらについて説明を省略し、異なる構造部分のみについて説明する。
このオイルクーラ循環装置560は、液体収容部40の上部と下部にそれぞれ設けられて吸入管562及び吐出管564と、放熱フィン等の放熱手段566やオイルポンプ568等が設けられた装置本体570とを備えている。この装置本体570のオイルポンプ568が作動することにより、液体収容部40内の液体538が吸入管562から装置本体562に供給され、この装置本体570の放熱手段562による放熱によって液体538が冷却されるようになっている。そして、冷却された液体538は、吐出管564から再び液体収容部40内に供給され、液体収容部40内の液体538が下方から上方に向かって循環し、液体収容部40内全体に亘って撹拌されるようになっている。
なお、液体収容部40の内周面40bについては、角部に上述した第1実施形態の曲がり面Rと同様なものを設けてもよいし、上述した第2実施形態の螺旋状のリブ148や第3実施形態の縦リブ248を設けてもよい。
2 工作機械
4 主軸
6 構造体
8 ベッド
10 ガイド溝
12 テーブル
14 コラム構造体(第1の構造体)
16 コラム構造体(第2の構造体)
18 ブリッジ構造体
20 ガイド溝
22 サドル部材
24 送りねじ(発熱体)
26 ベアリング(発熱体)
28 ベアリング(発熱体)
30 モータ(発熱体)
32 モータ(発熱体)
34 モータ(発熱体)
36 工具
38 液体
40 液体収容部
40a 液体収容部の上方の開口部
40b 液体収容部の内周面
40c 液体収容部の内周面の角部
42 羽根車(撹拌手段)
42a 羽根
42b 回転軸
44 蓋体(密封手段)
46 モータ
A1 コラム構造体の長手方向の中心軸線
A2 コラム構造体の長手方向の中心軸線
C1 羽根車の回転軸の中心軸線
R 曲がり面
Claims (12)
- 工作機械の発熱体や周囲の温度変化による熱変形を防止する工作機械の熱変形防止構造であって、
上下方向に延びるように設けられ、工作機械の一部を構成する中空の柱状の構造体と、
この構造体の内部に形成され、液体を収容する液体収容部と、
この液体収容部に収容されている液体の温度を上記液体収容部全体に亘って均一化することにより、上記構造体の各部位同士の温度差を低減させて上記構造体の熱変形を防止する熱変形防止手段と、を有し、
上記熱変形防止手段は、上記液体収容部内の液体を撹拌する撹拌手段と、上記液体収容部の内周面に設けられて上記液体収容部内の液体の移動又は上記液体との熱交換を促進する熱伝達促進手段と、を備えていることを特徴とする工作機械の熱変形防止構造。 - 上記熱変形防止手段の撹拌手段は、上記液体収容部内に設けられて回転することにより上記液体を撹拌する羽根車を備えている請求項1記載の工作機械の熱変形防止構造。
- 上記熱変形防止手段の熱伝達促進手段は、上記液体収容部の内周面の角部を弧状に形成する曲がり面を備えている請求項1又は2に記載の工作機械の熱変形防止構造。
- 上記熱変形防止手段の熱伝達促進手段は、上記液体収容部の内周面から内側に突出し且つ周方向に沿って螺旋状に形成された螺旋状のリブを備えている請求項2に記載の工作機械の熱変形防止構造。
- 上記熱変形防止手段の熱伝達促進手段は、上記液体収容部の内周面から内側に突出し且つ上記構造体の長手方向に延びるように形成された複数の縦リブを備えている請求項2に記載の工作機械の熱変形防止構造。
- 上記熱変形防止手段の撹拌手段は、上記液体収容部内の液体を圧送することにより循環させるポンプを備えている請求項1記載の工作機械の熱変形防止構造。
- 上記液体収容部は、密封手段により密封されている請求項2乃至6の何れか1項に記載の工作機械の熱変形防止構造。
- 上記熱変形防止手段の撹拌手段は、上記液体収容部内の液体に空気を供給することにより循環させるエアレーション装置を備え、上記液体収容部の上方は大気開放されている請求項1記載の工作機械の熱変形防止構造。
- 上記液体収容部内の液体は、防腐性及び防錆性を有する添加物を含む水である請求項1乃至8の何れか1項に記載の工作機械の熱変形防止構造。
- 上記液体収容部内の液体はオイルであり、上記熱変形防止手段の撹拌手段は、上記液体収容部内の上記オイルを冷却して循環させるオイルクーラ循環装置を備えている請求項1記載の工作機械の熱変形防止構造。
- 上記構造体は、上下方向に延びるように形成されて互いに水平方向に間隔を置いて配置されて対をなす第1の構造体及び第2の構造体であり、これら第1の構造体及び第2の構造体の各々には、上記液体収容部及び上記熱変形防止手段がそれぞれ設けられている請求項1乃至10の何れかに記載の工作機械の熱変形防止構造。
- 上記請求項1乃至11の何れか1項に記載の熱変形防止構造を備えた工作機械。
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