JP2015179898A - 無線装置、無線システム及び無線方法 - Google Patents

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英孝 西
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税 芝垣
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由郎 高橋
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Abstract

【課題】通信経路の基点にある無線装置から移動先周辺の無線装置を使用して通信経路を再構築できる。【解決手段】各ノードは、第1の判定部と、第3の判定部と、移行部とを有する。第1の判定部は、アドホック網上で自ノードを経由するデータトラフィック量に基づき、自ノードがアドホック網内のメインルートのノードに属するか否かを判定する。移行部は、他のノードからスリープ指示のHelloパケットを受信し、自ノードがメインルートのノードに属していないと判定された場合に、自ノードをスリープ状態に移行する。第3の判定部は、メインルートの基点変更を検出した基点ノードからウェイクアップ指示のHelloパケットを受信し、スリープ状態の自ノードのウェイクアップ指示のHelloパケットの今回のホップ数が前回ホップ数未満であるか否かを判定する。移行部は、今回のホップ数が前回ホップ数未満の場合に自ノードのスリープ状態を解除する。【選択図】図12

Description

本発明は、無線装置、無線システム及び無線方法に関する。
アドホックネットワークは、独立した複数のノードを有する無線のデータ通信網である。アドホックネットワークでは、ネットワーク全体を制御する機器がなくても、各ノードが相互に協働することで独立したネットワークを構築できる。例えば、アドホックネットワーク内の送信器から受信器にパケットを送信する際に、送信器と受信器との間にある各ノードが中継器となる。各ノードは、隣接するノードへ無線でパケットを転送し、リレー形式でパケット転送を繰り返すことで送信器から受信器へパケットを送信できる。
アドホックネットワークに使用するノードには、例えば、電化製品、モバイル端末や自動車等の幅広い機器がある。その結果、例えば、基地局の少ない地域であっても、独自のネットワークを構築し、また、災害時においては、周辺の機器が無線で通信することでネットワークを構築できる。
各ノードは、周辺の隣接ノードとアドホックネットワークを構築するためにルーティングテーブルを生成している。ルーティングテーブルには、例えば、送信器から受信器へパケットを送信する際のグローバルデスティネーション(GD)及びローカルデスティネーション(LD)を対応付けて記憶している。GDは、受信器の宛先である。LDは、受信器へパケットを送信する際に転送する中継器の宛先である。
各ノードでは、受信器に送信する際に転送する中継器のアドレスをルーティングテーブル内に複数設定し、中継器毎に通信品質の高い順に優先順位が設定されている。例えば、通常時においてノードは、ルーティングテーブルを参照し、優先順位が最上位の中継器である転送先ノードにパケットを転送する。ところが、ノードは、転送先ノードに障害が生じて通信できなくなった場合、ルーティングテーブルを参照し、優先順位が次位の転送先ノードを探索し、探索した転送先ノードへパケットを転送する。その結果、障害に強いネットワークを構築できる。
尚、アドホックネットワークでは、送信器から受信器へパケットを送信する際の主経路になるメインルートや、迂回経路になるサブルート等に属するノードは勿論のこと、これらルートに属さない未使用のノードもアクティブ状態にしている。その結果、アドホックネットワーク内の未使用ノードに無駄な電力がかかる。
そこで、アドホックネットワーク内のノードの内、メインルート及びサブルートに属するノードをアクティブ状態にし、メインルート及びサブルートに属さない未使用のノードを省電力状態のスリープ状態にする。その結果、アドホックネットワーク内の未使用ノードに対する無駄な電力を抑制できる。
特開2011−254409号公報
しかしながら、例えば、ルートの基点にある基点ノードが移動先のスリープ状態のノード周辺に移動した場合に、移動先周辺のノードがスリープ状態のため、基点ノードが移動先周辺のノードと通信できない。その結果、基点ノードから移動先周辺のノードを使用してルートを再構築できない。
一つの側面では、通信経路の基点にあるノードから移動先周辺のノードを用いて通信経路を再構築できる無線装置、無線システム及び無線方法を提供することを目的とする。
一つの態様では、無線装置は、第1の判定部と、移行部と、第2の判定部と、解除部とを有する。第1の判定部は、アドホック網上で自装置を経由する通信量に基づき、前記自装置が前記アドホック網内の通信経路の無線装置に属するか否かを判定する。移行部は、第1の無線装置から第1の信号を受信し、前記自装置が前記通信経路の無線装置に属していないと判定された場合に、前記自装置を省電力状態に移行する。第2の判定部は、通信経路の基点変更を検出した無線装置から第2の信号を受信した場合に、省電力状態の自装置において、第2の信号のホップ数が前記第2の信号の受信前に受信した前回信号のホップ数未満であるか否かを判定する。解除部は、第2の判定部にて第2の信号のホップ数が前回信号のホップ数未満の場合に、前記自装置の省電力状態を解除する。
1つの側面として、通信経路の基点にある無線装置から移動先周辺の無線装置を使用して通信経路を再構築できる。
図1は、本実施例のアドホックネットワークの無線システムの一例を示す説明図である。 図2は、メインルート構築時の無線システムの一例を示す説明図である。 図3は、サブルート構築時の無線システムの一例を示す説明図である。 図4は、スリープ指示のHelloパケット送信時の無線システムの一例を示す説明図である。 図5は、スリープ設定時の無線システムの一例を示す説明図である。 図6は、メインルートの基点変更時の無線システムの一例を示す説明図である。 図7は、基点変更後のウェイクアップ指示を含むHelloパケット送信時の無線システムの一例を示す説明図である。 図8は、基点変更後のメインルート再構築時の無線システムの一例を示す説明図である。 図9は、基点変更後のサブルート再構築時の無線システムの一例を示す説明図である。 図10は、基点変更後のスリープ指示のHelloパケット送信時の無線システムの一例を示す説明図である。 図11は、基点変更後のスリープ設定時の無線システムの一例を示す説明図である。 図12は、ノードの一例を示すブロック図である。 図13は、ルーティングテーブルの一例を示す説明図である。 図14は、条件テーブルの一例を示す説明図である。 図15は、Helloパケットのフォーマット構成の一例を示す説明図である。 図16は、アクティブ移行処理に関わるノード内の制御部の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図17は、スリープ移行処理に関わるノード内の制御部の処理動作の一例を示すフローチャートである。 図18は、ノードのハードウェア構成の一例を示す説明図である。 図19は、GWのハードウェア構成の一例を示す説明図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する無線装置、無線システム及び無線方法の実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。以下の各実施例は、適宜、組合せても良い。
図1は、本実施例のアドホックネットワークの無線システムの一例を示す説明図である。図1に示すアドホックネットワークの無線システム10は、複数のノード100を有し、ノード100相互間で無線通信するシステムである。無線システム10は、複数のノード100の他に、パケットを送信する送信器11と、送信器11から送信されたパケットを受信する受信器12と、受信器12に接続されたゲートウェイ(以下、単にGWと称する)101とを有する。送信器11は、例えば、被写体の動画像等を取得するカメラに相当し、受信器12は、例えば、カメラで取得した動画像等を録画するレコーダ等に相当する。
送信器11と受信器12との間の通信経路であるルート上にある各ノード100は、送信器11から受信したパケットを隣接するノード100へと無線リレー方式でパケット転送を繰り返し、送信器11からのパケットを受信器12に送信する。例えば、送信器11からパケットを受信したノード100Aは、隣接する、例えば、ノード100b1、ノード100B及びノード100b2へパケットを転送する。尚、説明の便宜上、図中にある一つのノードを示す場合、「ノード100」の語尾に図中の各ノードを示す符号を付して表記する。例えば、図1に示す「e1」のノードを指す場合には、「ノード100e1」と表記する。また、ノード100Aからパケットを受信したノード100Bは、隣接する、例えば、ノード100b1、ノード100C及びノード100b2へパケットを転送する。尚、パケットを受信した他のノード100も、同様に隣接するノード100へパケットを転送する。
無線システム10では、送信器11から受信器12へパケットを送信するためのメインルート及びサブルートを設定する。メインルートは、送信器11から受信器12へパケットを送信する際の主経路として使用する。
図2は、メインルート構築時の無線システム10の一例を示す説明図である。図2に示す無線システム10内の各ノード100は、自ノード100のデータトラフィック量を監視し、データトラフィック量が閾値以上の場合に自ノード100がメインルートに属すると判定し、メインルートに設定する。無線システム10は、複数のルートの内、最もデータトラフィック量が大きい、例えば、ノード100A→ノード100B→ノード100C→ノード100D→ノード100E→ノード100F→GW101のルートをメインルートに設定する。その結果、無線システム10は、送信器11と受信器12との間のメインルートを構築できる。
また、無線システム10は、メインルートの予備ルートとしてサブルートを設定する。サブルートは、メインルート上のノード100の故障やメインルートの負荷集中の輻輳発生等の理由でメインルートが使用できない場合に予備経路として使用する。
図3は、サブルート構築時の無線システム10の一例を示す説明図である。メインルートに属するノード100Aは、図3に示すように、転送先のノード100b1に対して、後述するルート状態フラグを含むHelloパケットを送信する。ルート状態フラグは、自ノードがメインルートであるか否かを識別するメインルート情報及び、自ノードがサブルートであるか否かを識別するサブルート情報である。ノード100b1は、ノード100Aから受信したHelloパケット内のルート状態フラグのサブルート情報及びLD情報に基づき、自ノードがサブルートに属するか否かを判定する。尚、ノード100b1は、LD情報内に自ノードがあるため、自ノードがサブルートに属すると判定する。ノード100Aは、他の転送先のノード100B及びノード100b2にも同様に、ルート状態フラグを含むHelloパケットを送信する。
また、ノード100b1は、ノード100c1、ノード100H及びノード100Iに対して、ルート状態フラグを含むHelloパケットを送信する。ノード100c1は、受信したHelloパケット内のルート状態フラグ及びLD情報に基づき、自ノードがサブルートに属するか否かを判定する。尚、ノード100c1は、LD情報内に自ノードがあるため、自ノードがサブルートに属すると判定する。一方、ノード100H及びノード100Iは、受信したHelloパケット内のルート状態フラグ及びLD情報に基づき、自ノードがメインルート及びサブルートに属さないと判定する。ノード100H及びノード100Iは、LD情報内に自ノードがない場合に、自ノードがメインルート又はサブルートの何れにも属さないと判定する。尚、メインルート又はサブルートの何れにも属さないノード100は、Helloパケットを送信する際、ルート状態フラグ、LD1情報、LD2情報及びLD3情報を未設定の状態で転送先のノード100に送信する。
メインルートに属する各ノード100B〜100Fも、転送先のノード100に対してルート状態フラグを含むHelloパケットを送信する。そして、Helloパケットを受信した各ノード100は、更に、転送先のノード100に対してHelloパケットを送信する。そして、Helloパケットを受信した各ノード100は、Helloパケット内のルート状態フラグ及びLD情報に基づき、自ノードがサブルートに属するか否かを判定する。各ノード100は、自ノードがサブルートに属すると判定した場合、送信器11と受信器12との間のサブルートを設定する。
そして、無線システム10は、ノード100b1→ノード100c1→ノード100d1→ノード100e1→ノード100f1→GW101のルートをサブルートに設定する。また、無線システム10は、ノード100b2→ノード100c2→ノード100d2→ノード100e2→ノード100f2→GW101のルートをサブルートに設定する。その結果、無線システム10は、送信器11と受信器12との間で、2本のサブルートを構築できる。
図4は、スリープ指示のHelloパケット送信時の無線システム10の一例を示す説明図である。図4に示す無線システム10は、送信器11と受信器12との間で1本のメインルート及び2本のサブルートを構築している。
GW101は、メインルート情報及びサブルート情報を含むHelloパケットを受信し、今回のメインルート情報及びサブルート情報が前回のメインルート情報及びサブルート情報と異なるか否かを判定する。GW101は、今回のメインルート情報及びサブルート情報が前回のメインルート情報及びサブルート情報と異なる場合、スリープ指示のHelloパケットのブロードキャスト送信を各ノード100に要求する。メインルート又はサブルートの何れにも属さないノード100Hやノード100I等のノード100は、スリープ指示のHelloパケットを受信した際にアクティブ状態からスリープ状態に移行する。尚、スリープ状態とは、いわゆるコールドスタンバイ状態を意味し、アクティブ状態に比較して消費電力を節約し、シャットダウンする場合と比較して速く起動できる省電力状態である。
図5は、スリープ設定時の無線システム10の一例を示す説明図である。図5に示すGW101は、メインルートに属するノード100からのHelloパケットを受信した場合にスリープ指示のHelloパケットのブロードキャスト送信を各ノード100に要求する。例えば、ノード100A、ノード100B、ノード100b1、ノード100b2及びノード100c1等は、メインルート又はサブルートに属するため、スリープ指示のHelloパケットを受信した場合、通常のアクティブ状態を維持する。一方、ノード100H及びノード100I等は、メインルート又はサブルートの何れにも属さないため、スリープ指示のHelloパケットを受信した場合、スリープ状態に移行する。例えば、ノード100M、ノード100N、ノード100O、ノード100P、ノード100Q、ノード100R、ノード100S、ノード100H、ノード100I、ノード100J、ノード100K及びノード100Lは、スリープ状態となる。その結果、無線システム10は、メインルート又はサブルートの何れにも属さないノード100の使用電力を抑えて無駄な消費電力を抑制できる。
図6は、メインルートの基点変更時の無線システム10の一例を示す説明図である。図6に示す無線システム10内の送信器11と受信器12との間のメインルート上の基点となる送信器11及びノード100Aがスリープ状態のノード100N付近に移動したとする。その結果、基点ノード100Aは、メインルート上の隣接するノード100BからのHelloパケットを定期的に受信できないため、メインルート上の基点変更を検出する。基点ノード100Aは、基点変更を検出した場合、ウェイクアップ指示のHelloパケットを移動先ノードである、例えば、ノード100M、ノード100N及びノード100Oに送信する。
図7は、メインルートの基点変更後のウェイクアップ指示のHelloパケット送信時の無線システム10の一例を示す説明図である。図7に示すノード100Nは、ウェイクアップ指示のHelloパケットを受信した場合、自ノードが後述する所定条件を満たしたか否かを判定する。ノード100Nは、自ノードが所定条件を満たした場合、スリープ状態からアクティブ状態に移行する。また、ノード100Mは、自ノードが所定条件を満たさなかった場合、現在設定中の状態、例えばスリープ状態を継続する。そして、ノード100Nは、スリープ状態からアクティブ状態に移行した場合、ウェイクアップ指示のHelloパケットを転送先ノード100、例えば、ノード100b2、ノード100c2及びノード100Oに送信する。無線システム10は、これらの処理動作を繰り返し、スリープ状態のノード100をアクティブ状態に移行する。その結果、無線システム10は、送信器11から受信器12にパケットを送信する際のルート上の全ノード100を通信可能なアクティブ状態に移行する。
図8は、基点変更後のメインルート再構築時の無線システム10の一例を示す説明図である。図8に示す無線システム10内の各ノード100は、自ノードのデータトラフィック量を監視し、データトラフィック量が閾値以上の場合に、自ノードがメインルートに属すると判定し、メインルートに設定する。例えば、無線システム10は、ルートの内、最もデータトラフィック量が大きい、ノード100A→ノード100N→ノード100c2ノード100d2→ノード100e2→ノード100f2→GW101のルートをメインルートに設定する。その結果、無線システム10は、送信器11と受信器12との間のメインルートを再構築できる。
図9は、基点変更後のサブルート再構築時の無線システム10の一例を示す説明図である。メインルートに属するノード100Aは、図9に示すように、転送先のノード100Nに対してルート状態フラグを含むHelloパケットを送信する。ノード100Nは、ノード100Aから受信したHelloパケット内のルート状態フラグ内のサブルート情報に基づき、自ノードがサブルートに属するか否かを判定する。尚、ノード100Nは、サブルート情報内に自ノードがあるため、自ノードがサブルートに属すると判定する。ノード100Aは、他の転送先のノード100M及びノード100Oにも同様に、ルート状態フラグを含むHelloパケットを送信する。
また、ノード100Nは、ノード100b2、ノード100c2及びノード100Oに対して、ルート状態フラグを含むHelloパケットを送信する。ノード100Oは、受信したHelloパケット内のルート状態フラグ及びLD情報に基づき、自ノードがサブルートに属するか否かを判定する。尚、ノード100Oは、LD情報内に自ノードがあるため、自ノードがサブルートに属すると判定する。また、例えば、ノード100B及びノード100b1は、LD情報内に自ノードがない場合に、自ノードがメインルート及びサブルートに属さないと判定する。
メインルートに属する各ノード100c2、100d2、100e2及び100f2も、転送先のノード100に対してルート状態フラグを含むHelloパケットを送信する。そして、Helloパケットを受信した各ノード100は、さらに転送先のノード100に対してHelloパケットを送信する。そして、Helloパケットを受信した各ノード100は、Helloパケット内のルート状態フラグ及びLD情報に基づき、自ノードがサブルートに属するか否かを判定する。各ノード100は、自ノードがサブルートに属すると判定した場合、送信器11と受信器12との間のサブルートを設定する。
そして、無線システム10は、ノード100M→ノード100b2→ノード100C→ノード100D→ノード100E→ノード100F→GW101のルートをサブルートに設定する。また、無線システム10は、ノード100O→ノード100P→ノード100Q→ノード100R→ノード100S→GW101のルートをサブルートに設定する。その結果、無線システム10は、送信器11と受信器12との間で、2本のサブルートを再構築できる。
図10は、基点変更後のスリープ指示のHelloパケット送信時の無線システム10の一例を示す説明図である。図10に示すGW101は、メインルート情報及びサブルート情報を含むHelloパケットを受信し、今回のメインルート情報及びサブルート情報が前回のメインルート情報及びサブルート情報と異なるか否かを判定する。GW101は、今回のメインルート情報及びサブルート情報が前回のメインルート情報及びサブルート情報と異なる場合、スリープ指示のHelloパケットのブロードキャスト送信を各ノード100に要求する。メインルート又はサブルートの何れにも属さないノード100Hやノード100I等のノード100は、スリープ指示を受信した際にアクティブ状態からスリープ状態に移行する。
図11は、基点変更後のスリープ設定時の無線システム10の一例を示す説明図である。図11に示すGW101は、メインルートに属するノード100からのHelloパケットを受信した場合にスリープ指示のHelloパケットのブロードキャスト送信を各ノード100に要求する。例えば、ノード100A、ノード100N、ノード100M及びノード100O等は、メインルート又はサブルートに属するため、スリープ指示のHelloパケットを受信した場合、通常のアクティブ状態を維持する。一方、例えば、ノード100B及びノード100b1等は、メインルート又はサブルートの何れにも属さないため、スリープ指示のHelloパケットを受信した場合、スリープ状態に移行する。例えば、ノード100B、ノード100b1、ノード100c1、ノード100d1、ノード100e1、ノード100f1、ノード100H、ノード100I、ノード100J、ノード100K及びノード100Lはスリープ状態となる。その結果、無線システム10は、メインルート又はサブルートの何れにも属さないノード100の使用電力を抑えて無駄な消費電力を抑制できる。
図12は、ノード100の一例を示すブロック図である。図12に示すノード100は、通信I/F110と、制御部120と、記憶部130とを有する。通信I/F110は、他のノード100との無線通信を司るインターフェースである。記憶部130は、フラグ記憶部131と、ルーティングテーブル132と、条件テーブル133と、前回記憶部134とを有する。フラグ記憶部131は、Helloパケット内のルート状態フラグ及びLD情報に基づき、自ノードがメインルート又はサブルートに属しているか否かを示すフラグを記憶する領域である。
ルーティングテーブル132は、GD132AのLD132B毎にアドレス132C及び通信品質の優先順位132Dを対応付けて記憶した領域である。図13は、ルーティングテーブル132の一例を示す説明図である。図13に示すルーティングテーブル132は、例えば、図3に示すノード100Aのルーティングテーブル132を例示し、GD132Aには、受信器12に接続されているGW101の宛先(アドレス)が記憶されている。LD132Bには、転送先ノード100の宛先として、例えば、ノード100B、100b1及び100b2が記憶されている。更に、LD132Bの転送先ノード100毎に、アドレス132C及び通信品質の優先順位132Dを対応付けて記憶している。制御部120は、ルーティングテーブル132を参照し、例えば、ノード100Aからノード100Bにパケットを送信する際の通信品質の優先順位132Dは第1位と認識する。また、制御部120は、ノード100Aからノード100b1にパケットを送信する際の通信品質の優先順位132Dを第2位と認識する。制御部120は、ノード100Aからノード100b2にパケットを送信する際の通信品質の優先順位132Dを第3位と認識する。
図14は、条件テーブル133の一例を示す説明図である。図14に示す条件テーブル133は、指示名133Aと、発行時刻133Bと、ホップ数133Cと、受信電界強度133Dと、動作内容133Eとを対応付けて記憶している。指示名133Aは、例えば、ウェイクアップ指示を識別する指示名である。発行時刻133Bは、今回受信したHelloパケットの発行時刻と比較する発行時刻の条件である。ホップ数133Cは、今回受信したHelloパケットのホップ数と比較するホップ数の条件である。受信電界強度133Dは、今回受信したHelloパケットの受信電界強度と比較する受信電界強度の条件である。動作内容133Eは、自ノードが実行する動作内容である。前回記憶部134は、前回受信したHelloパケットの発行時刻、ホップ数、受信電界強度、メインルート情報及びサブルート情報等の前回情報を記憶する領域である。記憶部130は、例えば、RAM(Random access Memory)、ROM(Read Only Memory)及びフラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置に対応する。
図15は、Helloパケットのフォーマット構成の一例を示す説明図である。図15に示すHelloパケット140は、Helloメッセージヘッダ141と、Helloヘッダ142と、ルート状態フラグ143と、発行時刻144と、ホップ数145と、LD1情報146Aと、LD2情報146Bと、LD3情報146Cとを有する。Helloメッセージヘッダ141は、Helloパケットの転送元ノード100を識別する情報である。Helloヘッダ142は、Helloパケットの転送元ノード100からみたGW101への経路毎の通信品質に関する情報である。ルート状態フラグ143は、自ノード100がメインルート又はサブルートであるか否かを識別するメインルート情報及びサブルート情報である。更に、ルート状態フラグ143は、ウェイクアップ指示又はスリープ指示のHelloパケットを識別する情報である。
発行時刻144は、Helloパケットを発行した発行時刻である。ホップ数145は、Helloパケットが転送されたノードの転送回数、すなわちホップ数である。LD1情報146Aは、転送元ノード100の視点で通信品質が第1位のノード100のアドレスを示す情報である。LD2情報146Bは、転送元ノード100の視点で通信品質が第2位のノード100のアドレスを示す情報である。LD3情報146Cは、転送元ノード100の視点で通信品質が第3位のノード100のアドレスを示す情報である。
図12に示す制御部120は、受信部121と、第1の判定部122と、第2の判定部123と、検出部124と、第3の判定部125と、生成部126と、送信部127と、移行部128とを有する。制御部120の機能は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路で実現できる。また、制御部120の機能は、例えば、CPU(Central Processing Unit)が所定のプログラムを実行することで実現できる。
受信部121は、転送元ノード100から送信されたHelloパケットや、スリープ指示やウェイクアップ指示のHelloパケットを受信する。
第1の判定部122は、無線システム10内の自ノードへのデータトラフィック量を常時監視し、自ノードにおいてデータトラフィック量が閾値以上の場合に、自ノードがメインルートに属すると判定する。第1の判定部122は、自ノードがメインルートに属すると判定した場合、メインルートフラグONをフラグ記憶部131に記憶する。
第2の判定部123は、Helloパケット140内のルート状態フラグ143に基づき転送元のノード100がメインルート又はサブルートに属するかを確認する。また、第2の判定部123は、Helloパケット140内のLD1情報146A、LD2情報146B及びLD3情報146Cを確認し、転送元からみたパケットの通信品質の優先順位が上位3位以内にあるか否かを確認する。第2の判定部123は、Helloパケット140内のルート状態フラグ143及びLD情報146A〜146Cに基づき、自ノードがサブルートに属するか否かを判定する。第2の判定部123は、自ノードがサブルートに属すると判定した場合、サブルートフラグONをフラグ記憶部131に記憶する。尚、Helloパケット140は、LD情報として通信品質の優先順位が上位4位以降の情報を含めても良い。
生成部126は、ルーティングテーブル132を参照し、通信品質の優先順位が第1位から第3位までのノード100のアドレスをLD1情報146A、LD2情報146B及びLD3情報146Cに設定したHelloパケットを生成する。
送信部127は、無線システム10内にサブルートを設定するため、ルート状態フラグ143及びLD情報146A〜146C等の情報を含むHelloパケットを、通信I/F110を介して各転送先ノード100へ送信する。尚、送信部125は、ランダム関数を用いて、Helloパケットを送信するタイミングを設定しても良い。
移行部128は、自ノード100がメインルート又はサブルートの何れにも属さず、スリープ指示のHelloパケットを受信した場合、自ノードをスリープ状態に移行する。尚、GW101は、メインルート情報及びサブルート情報を受信し、受信したメインルート情報及びサブルート情報が前回情報と異なる場合、スリープ指示を含むHelloパケットのブロードキャスト送信を各ノード100に要求する。移行部128は、受信部121でスリープ指示のHelloパケットを受信した場合、フラグ記憶部131を参照し、メインルートフラグ又はサブルートフラグのON/OFFに基づき、自ノードがメインルート又はサブルートに属するかを確認する。移行部128は、自ノードがメインルート又はサブルートに属する場合、通常のアクティブ状態を継続する。また、移行部128は、自ノードがメインルート又はサブルートの何れにも属さない場合、自ノードをスリープ状態に移行する。
検出部124は、自ノード100の移動によるメインルートの基点変更を検出したか否かを判定する。尚、メインルート上の基点変更は、例えば、図3に示すメインルートの基点となる自ノード100Aがスリープ状態のノード100N周辺に移動した場合である。検出部124は、自ノード100Aがメインルート上の基点ノードの場合、メインルート上の隣接ノード100BからのHelloパケットを定期的に受信したか否かを判定する。検出部124は、メインルート上の隣接ノード100BからのHelloパケットを定期的に受信した場合、メインルート上で通信中と判定する。また、検出部124は、隣接ノード100BからのHelloパケットを定期的に受信しなかった場合、メインルート上の基点変更を検出したと判定する。送信部127は、検出部124で基点変更を検出した場合、ウェイクアップ指示のHelloパケットを隣接する周辺ノード100に送信する。
第3の判定部125は、自ノード100がスリープ状態の場合、受信部121にて他のノード100からウェイクアップ指示のHelloパケットを受信したか否かを判定する。第3の判定部125は、ウェイクアップ指示のHelloパケットを受信した場合、条件テーブル133及び前回記憶部134を参照する。第3の判定部125は、受信部121で受信したウェイクアップ指示のHelloパケット内の今回の発行時刻、今回のホップ数及び今回の受信電界強度等が条件テーブル133内の所定条件を満たしたか否かを判定する。
第3の判定部125は、条件テーブル133を参照し、今回の発行時刻が前回記憶部134に記憶中の前回の発行時刻よりも新しいか否かを判定する。第3の判定部125は、今回の発行時刻が前回の発行時刻よりも新しい場合、条件テーブル133を参照し、今回のホップ数が所定ホップ条件を満たしたか否かを判定する。
第3の判定部125は、所定ホップ条件として、例えば、今回のホップ数が前回記憶部134に記憶中の前回ホップ数よりも大の場合、その動作内容をスリープ状態の継続と判定する。また、第3の判定部125は、所定ホップ条件として、例えば、今回のホップ数が前回記憶部134に記憶中の前回のホップ数よりも小の場合、その動作内容としてアクティブ状態へ移行と判定する。第3の判定部125は、所定ホップ条件として、例えば、今回のホップ数が前回記憶部134に記憶中の前回のホップ数と同じ、かつ、今回の受信電界強度が前回の受信電界強度未満の場合、その動作内容としてスリープ状態の継続と判定する。第3の判定部125は、所定ホップ条件として、例えば、今回のホップ数が前回のホップ数と同じ、かつ、今回の受信電界強度が前回の受信電界強度以上の場合、その動作内容としてアクティブ状態へ移行と判定する。第3の判定部125は、今回の発行時刻が前回の発行時刻よりも新しくない場合、その動作内容としてスリープ状態の継続と判定する。
移行部128は、第3の判定部125がスリープ状態の継続と判定した場合、スリープ状態を継続する。また、移行部128は、第3の判定部125がアクティブ状態への移行と判定した場合、スリープ状態からアクティブ状態に移行する。その結果、無線システム10内の各ノード100は、スリープ状態からアクティブ状態に移行した場合、他のノード100との無線通信が可能になる。
次に、本実施例の無線システム10の動作について説明する。図16は、アクティブ移行処理に関わるノード100内の制御部120の処理動作の一例を示すフローチャートである。図16に示すノード100の制御部120内の受信部121は、ウェイクアップ指示のHelloパケットを受信したか否かを判定する(ステップS11)。尚、メインルート上の基点ノード100が、自ノード100の移動でメインルートの基点変更を検出した場合、ウェイクアップ指示のHelloパケットを送信する。
制御部120内の第3の判定部125は、ウェイクアップ指示のHelloパケットを受信した場合(ステップS11肯定)、自ノード100がスリープ状態にあるか否かを判定する(ステップS12)。第3の判定部125は、自ノード100がスリープ状態にある場合(ステップS12肯定)、今回の発行時刻が前回の発行時刻よりも新しいか否かを判定する(ステップS13)。尚、今回の発行時刻は、ステップS11で受信したHelloパケット内の発行時刻に相当する。前回の発行時刻は、前回記憶部134に記憶中の前回受信したHelloパケットの発行時刻である。今回の発行時刻と前回の発行時刻とを比較する理由は、単にスリープ指示又はウェイクアップ指示を受信したことでアクティブ状態又はスリープ状態への頻繁な切替を防止する点にある。
第3の判定部125は、今回の発行時刻が前回の発行時刻よりも新しい場合(ステップS13肯定)、今回のホップ数が前回ホップ数以下であるか否かを判定する(ステップS14)。尚、今回のホップ数は、ステップS11で受信したHelloパケット内のホップ数に相当する。前回のホップ数は、前回記憶部134に記憶中の前回受信したHelloパケットのホップ数である。
第3の判定部125は、今回のホップ数が前回ホップ数以下の場合(ステップS14肯定)、今回のホップ数が前回ホップ数未満であるか否かを判定する(ステップS15)。制御部120内の移行部128は、今回のホップ数が前回ホップ数未満の場合(ステップS15肯定)、スリープ状態からアクティブ状態に移行する(ステップS16)。
制御部120は、ステップS11で受信したHelloパケット内の発行時刻及びホップ数、Helloパケット受信時の受信電界強度を前回情報として前回記憶部134に記憶する(ステップS17)。更に、制御部120内の送信部127は、前回情報を前回記憶部134に記憶した後、ウェイクアップ指示のHelloパケットを送信し(ステップS18)、図16に示す処理動作を終了する。尚、スリープ状態の各ノード100は、ウェイクアップ指示のHelloパケットを受信し、所定条件を満たした場合に、スリープ状態をアクティブ状態に移行する。無線システム10内の各ノード100は、アクティブ状態に移行することで基点ノード100との通信が可能になって、自ノードのデータトラフィック量に基づき送信器11と受信器12との間のメインルートを再構築できる。
受信部121は、ウェイクアップ指示のHelloパケットを受信しなかった場合(ステップS11否定)、スリープ状態を継続したまま、図16に示す処理動作を終了する。第3の判定部125は、自ノード100がスリープ状態でない場合(ステップS12否定)、図16に示す処理動作を終了する。
第3の判定部125は、今回の発行時刻が前回発行時刻よりも新しくない場合(ステップS13否定)、又は、今回のホップ数が前回のホップ数以下でない場合(ステップS14否定)、スリープ状態を継続したまま、図16に示す処理動作を終了する。
第3の判定部125は、今回のホップ数が前回のホップ数未満でない場合(ステップS15否定)、今回の受信電界強度が前回の受信電界強度以上であるか否かを判定する(ステップS19)。尚、今回の受信電界強度は、ステップS11で受信したHelloパケット内の受信電界強度に相当する。更に、前回の受信電界強度は、前回記憶部134に記憶中の前回受信したHelloパケットの受信電界強度である。第3の判定部125は、今回の受信電界強度が前回の受信電界強度以上の場合(ステップS19肯定)、アクティブ状態に移行すべく、ステップS16に移行する。
第3の判定部125は、今回の受信電界強度が前回の受信電界強度以上でない場合(ステップS19否定)、スリープ状態を継続したまま、図16に示す処理動作を終了する。
メインルートの基点ノード100がスリープ状態のノード100周辺に移動した場合、基点ノード100は、基点変更を検出する。基点ノード100は、基点変更を検出した場合、ウェイクアップ指示のHelloパケットをスリープ状態のノード100に送信する。スリープ状態のノード100は、ウェイクアップ指示のHelloパケットを受信した場合、今回の発行時刻が前回の発行時刻よりも新しく、今回のホップ数が前回ホップ数未満の場合にスリープ状態からアクティブ状態に移行する。その結果、無線システム10は、基点ノード100が移動した場合でも、移動先ノード100と通信可能になるため、移動先ノード100を用いたメインルート及びサブルートを再構築できる。
また、移動先ノード100は、今回のホップ数が前回ホップ数未満でない場合でも、今回の受信電界強度が前回の受信電界強度以上の場合に、スリープ状態からアクティブ状態に移行する。その結果、無線システム10は、基点ノード100が移動した場合でも、移動先ノード100と通信可能になるため、移動先ノード100を用いてメインルート及びサブルートを再構築できる。
図17は、スリープ移行処理に関わるノード100内の制御部120の処理動作の一例を示すフローチャートである。図17に示すノード100の制御部120内の受信部121は、スリープ指示のHelloパケットを受信したか否かを判定する(ステップS21)。尚、GW101は、メインルート設定のHelloパケットを受信した場合に、各ノード100に対して、スリープ指示のHelloパケットのブロードキャスト送信を要求する。尚、スリープ指示のHelloパケットには、スリープ指示及び発行時刻等が格納されている。
第2の判定部123は、スリープ指示のHelloパケットを受信した場合(ステップS21肯定)、自ノード100がメインルート又はサブルートに属するノードであるか否かを判定する(ステップS22)。第2の判定部123は、自ノードがメインルート又はサブルートに属するノードでない場合(ステップS22否定)、今回の発行時刻が前回の発行時刻よりも新しいか否かを判定する(ステップS23)。
移行部128は、今回の発行時刻が前回の発行時刻よりも新しい場合(ステップS23肯定)、アクティブ状態からスリープ状態に移行する(ステップS24)。制御部120は、ステップS21で受信したHelloパケット内の発行時刻及びホップ数、受信時の受信電界強度を前回情報として前回記憶部134に記憶し(ステップS25)、図17に示す処理動作を終了する。
受信部121は、スリープ指示のHelloパケットを受信しなかった場合(ステップS21否定)、アクティブ状態を継続したまま、図17に示す処理動作を終了する。第2の判定部123は、自ノード100がメインルート又はサブルートに属するノードある場合(ステップS22肯定)、アクティブ状態を継続したまま、図17に示す処理動作を終了する。また、第2の判定部123は、今回の発行時刻が前回の発行時刻よりも新しくない場合(ステップS23否定)、アクティブ状態を継続したまま、図17に示す処理動作を終了する。
図17に示すスリープ移行処理を実行するノード100は、スリープ指示のHelloパケットを受信した場合、自ノードがメインルート又はサブルートに属さず、かつ、今回の発行時刻が前回の発行時刻よりも新しい場合、スリープ状態に移行する。その結果、無線システム10は、スリープ状態のノード100にかかる消費電力、かつ、スリープ状態のノード100にかかるトラフィック量を削減できる。例えば、100台のノード100の内、メインルート及びサブルートに属するノード100が20台の場合、メインルート又はサブルートの何れにも属さない80台のノード100をスリープ状態に移行する。そして、無線システム10全体で80%の消費電力及び80%のトラフィック量を削減できる。その結果、フレームの衝突リスクを軽減してスループットを向上できる。
無線システム10は、メインルートの基点ノード100が移動した場合でも、スリープ状態のノード100の内、所定条件を満たしたノード100を通信可能なアクティブ状態に移行することでメインルート及びサブルートを再構築する。その結果、無線システム10は、基点ノードが移動した場合でも、新たなメインルート及びサブルートを再構築して送信器11と受信器12との間のパケット転送が可能になる。
更に、無線システム10は、スリープ状態のノード100の内、所定条件を満たさなかったノード100のスリープ状態を維持したので、無線システム10全体の消費電力を削減し、データトラフィック量を削減できる。
無線システム10では、メインルートの基点が移動するタイミングを予め決めておく必要もなく、その基点が不測に移動するケースにも対応できる。
尚、上記実施例のスリープ状態のノード100は、ウェイクアップ指示のHelloパケットを受信した場合に、自ノードが所定条件を満たしたか否かを判定し、所定条件を満たした場合にスリープ状態からアクティブ状態に移行した。しかしながら、所定条件を満たした場合にスリープ状態を解除して通信可能な状態にするようにしても良い。
また、スリープ状態のノード100は、ウェイクアップ指示のHelloパケットを受信し、今回のホップ数が前回のホップ数と同一の場合、今回の受信電界強度が前回の受信電界強度以上であるか否かを判定する。そして、ノード100は、今回の受信電界強度が前回の受信電界強度以上の場合にスリープ状態からアクティブ状態に移行した。しかしながら、ノード100は、今回のホップ数が前回のホップ数と同一の場合にアクティブ状態に移行するようにしても良い。
送信部127は、各ノード100間でHelloパケットの送信が一斉に転送されることで通信が集中するのを防止するため、ランダム関数を用いて、Helloパケットの送信を開始する時間に幅を持たせるようにした。従って、移行部128は、Helloパケットの送信を開始する時間の幅に合わせてスリープ状態を解除するようにしても良い。その結果、スリープ状態を解除する時間を最小限にでき、無線システム10内の無駄な消費電力を抑制できる。
転送先ノード100の第2の判定部123は、転送元ノード100から受信したHelloパケット内のルート状態フラグ及びLD情報に基づき自ノードがサブルートに属するか否かを判定した。しかしながら、転送元ノード100は、転送元ノード100のフラグ記憶部131及びルーティングテーブル132の内容に基づき、各転送先ノード100がサブルートに属する候補に該当するか否かを判定することも可能である。そこで、転送元ノード100が有する生成部126は、当該候補に該当する転送先ノード100に、当該候補に該当する旨の情報を含むHelloパケットを生成するようにしても良い。その結果、転送先のノード100の第2の判定部123は、Helloパケット内に候補に該当する旨の情報の有無に基づき、自ノード100がサブルートに属するか否かを判定できる。
移行部128は、メインルート状態、サブルート状態及びそれ以外の状態への相互の遷移、スリープ状態及びアクティブ状態への相互の遷移も可能である。なお、それ以外の状態のノードのみスリープ状態に遷移することができる。
移行部128は、メインルート状態からサブルート状態に移行する場合がある。例えば、移行部128は、例えば、転送先のノード100への経路上に障害物が置かれ、パケットがノード100を迂回して送信するため、メインルートのデータトラフィック量が閾値未満になった場合、自ノード100をサブルート状態に移行する。また、移行部128は、サブルート状態からメインルート状態に移行する場合もある。移行部128は、例えば、メインルートに属するノード100に障害が生じたため、パケットが自ノードの属するサブルートに転送され、自ノードでのデータトラフィック量が閾値以上となったとする。移行部128は、自ノード100のデータトラフィック量が閾値以上の場合、自ノード100をサブルート状態からメインルート状態に移行する。
また、移行部128は、サブルート状態からメインルート状態に移行する場合がある。移行部128は、例えば、送信元ノード100に隣接する位置に新しいノード100が設置されたことで、メインルートに属する送信元のノード100との通信品質の優先順位が所定順位よりも高くなった場合、自ノードをメインルート状態に移行する。
また、移行部128は、スリープ状態からアクティブ状態に移行することも可能である。例えば、移行部128は、受信部121がウェイクアップ指示を受信し、所定条件を満たした場合に、スリープ状態からアクティブ状態に移行する。また、移行部128は、スリープ状態からサブルート状態に移行することも可能である。また、移行部128は、GW101が一定時間、メインルートフラグONのHelloパケットを受信しなかった場合、スリープ状態を一旦解除する。この際、第2の判定部123は、転送元ノード100から受信したHelloパケット内のサブルートフラグONに基づき、自ノード100がサブルートに属するか否かを判定する。移行部128は、自ノード100がサブルートに属すると判定した場合、自ノード100をサブルート状態に移行する。
また、本実施例に示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更可能である。
また、図12に示すノード100の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、ノード100の受信部121、第1の判定部122、第2の判定部123、検出部124、第3の判定部125、生成部126、送信部127及び移行部128の具体的態様は図示のものに限られない。従って、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成できる。
図18は、ノード100のハードウェア構成の一例を示す説明図である。図18に示すノード100は、各種演算処理を実行するCPU401と、各種情報を記憶するハードディスク装置402とを有する。更に、ノード100は、パケットを受信する際と送信する際とでノード100内部の回路を変更するFPGA403と、パケットを送受信する際の通信インターフェースとなる通信モジュール404とを有する。
ハードディスク装置402は、図12に示した記憶部130に対応し、フラグ記憶部131、ルーティングテーブル132、条件テーブル133及び前回記憶部134を有する。更に、ハードディスク装置402は、制御部120の受信部121、第1の判定部122、第2の判定部123、検出部124、第3の判定部125、生成部126、送信部127及び移行部128の各処理部と同様の機能を有するプログラムを記憶している。
CPU401は、ハードディスク装置402に記憶された各プログラムを読み出して、各プログラムを実行することで、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、ノード100を受信部121、第1の判定部122、第2の判定部123、検出部124、第3の判定部125、生成部126、送信部127及び移行部128として機能する。
尚、ノード100が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、例えば、公衆回線、インターネット及びLAN(Local Area Network)等に接続された装置に、このプログラムを記憶しておき、このプログラムをノード100が読み出して実行するようにしても良い。
図19は、GW101のハードウェア構成の一例を示す説明図である。図19が示すGW101は、各種演算処理を実行するCPU501と、各種情報を記憶するハードディスク装置502と、GW101内部の回路を変更するFPGA503と、パケットを受信する際の通信インターフェースとなる通信モジュール504とを有する。
CPU501は、ハードディスク装置502に記憶された各プログラムを読み出して、各プログラムを実行することで、各種の処理を行う。例えば、CPU501は、メインフラグが設定されたHelloパケットを最初に受信した際に、各ノード100に対し、スリープ状態に移行するスリープ指示のHelloパケットのブロードキャスト送信を要求する。スイッチングハブ505は、送信器11からアドホックネットワークを介して、送信されたパケットを受信器12へ送信する際の通信インターフェースである。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)アドホック網上で自装置を経由する通信量に基づき、前記自装置が前記アドホック網内の通信経路の無線装置に属するか否かを判定する第1の判定部と、
第1の信号を受信し、前記自装置が前記通信経路の無線装置に属していないと判定された場合に、前記自装置を省電力状態に移行する移行部と、
前記通信経路の基点変更を検出した無線装置から第2の信号を受信した場合に、前記省電力状態の前記自装置において、前記第2の信号のホップ数が前記第2の信号の受信前に受信した前回信号のホップ数未満であるか否かを判定する第2の判定部と、
前記第2の判定部にて前記第2の信号のホップ数が前回信号のホップ数未満の場合に、前記自装置の前記省電力状態を解除する解除部と
を有することを特徴とする無線装置。
(付記2)前記解除部は、
前記第2の信号のホップ数が前回信号のホップ数と同一の場合、かつ、前記第2の信号の受信レベルが前回信号の受信レベル以上の場合に前記自装置の前記省電力状態を解除することを特徴とする付記1に記載の無線装置。
(付記3)アドホック網上で複数の無線装置を有する無線システムであって、
前記無線装置は、
前記アドホック網上で自装置を経由する通信量に基づき、前記自装置が前記アドホック網内の通信経路の無線装置に属するか否かを判定する第1の判定部と、
第1の信号を受信し、前記自装置が前記通信経路の無線装置に属していないと判定された場合に、前記自装置を省電力状態に移行する移行部と、
前記通信経路の基点変更を検出した無線装置から第2の信号を受信した場合に、前記省電力状態の自装置において、前記第2の信号のホップ数が前記第2の信号の受信前に受信した前回信号のホップ数未満であるか否かを判定する第2の判定部と、
前記第2の判定部にて前記第2の信号のホップ数が前回信号のホップ数未満の場合に、前記自装置の前記省電力状態を解除する解除部と
を有することを特徴とする無線システム。
(付記4)無線装置が実行する無線方法であって、
アドホック網上で自装置を経由する通信量に基づき、前記自装置が前記アドホック網内の通信経路の無線装置に属するか否かを判定し、
第1の信号を受信し、前記自装置が前記通信経路の無線装置に属していないと判定された場合に、前記自装置を省電力状態に移行し、
前記通信経路の基点変更を検出した無線装置から第2の信号を受信した場合に、前記省電力状態の自装置において、前記第2の信号のホップ数が前記第2の信号の受信前に受信した前回信号のホップ数未満であるか否かを判定し、
前記第2の信号のホップ数が前回信号のホップ数未満の場合に、前記自装置の前記省電力状態を解除する
処理を実行することを特徴とする無線方法。
(付記5)無線装置に、
アドホック網上で自装置を経由する通信量に基づき、前記自装置が前記アドホック網内の通信経路の無線装置に属するか否かを判定し、
第1の信号を受信し、前記自装置が前記通信経路の無線装置に属していないと判定された場合に、前記自装置を省電力状態に移行し、
前記通信経路の基点変更を検出した無線装置から第2の信号を受信した場合に、前記省電力状態の自装置において、前記第2の信号のホップ数が前記第2の信号の受信前に受信した前回信号のホップ数未満であるか否かを判定し、
前記第2の信号のホップ数が前回信号のホップ数未満の場合に、前記自装置の前記省電力状態を解除する
処理を実行させることを特徴とする無線プログラム。
10 無線システム
100 ノード
120 制御部
122 第1の判定部
124 検出部
125 第3の判定部
128 移行部

Claims (4)

  1. アドホック網上で自装置を経由する通信量に基づき、前記自装置が前記アドホック網内の通信経路の無線装置に属するか否かを判定する第1の判定部と、
    第1の信号を受信し、前記自装置が前記通信経路の無線装置に属していないと判定された場合に、前記自装置を省電力状態に移行する移行部と、
    前記通信経路の基点変更を検出した無線装置から第2の信号を受信した場合に、前記省電力状態の前記自装置において、前記第2の信号のホップ数が前記第2の信号の受信前に受信した前回信号のホップ数未満であるか否かを判定する第2の判定部と、
    前記第2の判定部にて前記第2の信号のホップ数が前記前回信号のホップ数未満の場合に、前記自装置の前記省電力状態を解除する解除部と
    を有することを特徴とする無線装置。
  2. 前記解除部は、
    前記第2の信号のホップ数が前回信号のホップ数と同一の場合、かつ、前記第2の信号の受信レベルが前回信号の受信レベル以上の場合に前記自装置の前記省電力状態を解除することを特徴とする請求項1に記載の無線装置。
  3. アドホック網上で複数の無線装置を有する無線システムであって、
    前記無線装置は、
    前記アドホック網上で自装置を経由する通信量に基づき、前記自装置が前記アドホック網内の通信経路の無線装置に属するか否かを判定する第1の判定部と、
    第1の信号を受信し、前記自装置が前記通信経路の無線装置に属していないと判定された場合に、前記自装置を省電力状態に移行する移行部と、
    前記通信経路の基点変更を検出した無線装置から第2の信号を受信した場合に、前記省電力状態の自装置において、前記第2の信号のホップ数が前記第2の信号の受信前に受信した前回信号のホップ数未満であるか否かを判定する第2の判定部と、
    前記第2の判定部にて前記第2の信号のホップ数が前回信号のホップ数未満の場合に、前記自装置の前記省電力状態を解除する解除部と
    を有することを特徴とする無線システム。
  4. 無線装置が実行する無線方法であって、
    アドホック網上で自装置を経由する通信量に基づき、前記自装置が前記アドホック網内の通信経路の無線装置に属するか否かを判定し、
    第1の信号を受信し、前記自装置が前記通信経路の無線装置に属していないと判定された場合に、前記自装置を省電力状態に移行し、
    前記通信経路の基点変更を検出した無線装置から第2の信号を受信した場合に、前記省電力状態の自装置において、前記第2の信号のホップ数が前記第2の信号の受信前に受信した前回信号のホップ数未満であるか否かを判定し、
    前記第2の信号のホップ数が前記前回信号のホップ数未満の場合に、前記自装置の前記省電力状態を解除する
    処理を実行することを特徴とする無線方法。
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