JP2015178923A - 冷却システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ランキンサイクルの凝縮器において一定温度の受熱流体により作動流体が冷却され、蒸発器において作動流体で与熱流体を冷却して降温する冷却システムにおいて、膨張機が駆動する被動機へ取り出せる仕事量を増加させる。【解決手段】単段の第一ランキンサイクル2と、二段の第二ランキンサイクル3とを備える。第一ランキンサイクル2の凝縮器7と、第二ランキンサイクル3の下段の凝縮器13Bとにおいて、一定温度の受熱流体9により作動流体が冷却される。第二ランキンサイクル3の上段の蒸発器11Aと、第一ランキンサイクル2の蒸発器5とに、与熱流体8が順に通され、各ランキンサイクル2,3の作動流体が加熱される一方、与熱流体8を冷却して降温する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数のランキンサイクルを用いて、流体を冷却して降温する冷却システムに関するものである。
従来、下記特許文献1に開示されるように、蒸発器(6)、膨張機(7)、凝縮器(9)および循環ポンプ(10)を備えたランキンサイクル(2)が知られている。ランキンサイクル(2)の作動流体は、蒸発器(6)において熱源水(5)から吸熱して気化し、膨張機(7)を回転させて被動機としての発電機(3)を駆動し、凝縮器(9)において冷却水(8)に放熱して液化する。そして、作動流体は、再び、循環ポンプ(10)により、蒸発器(6)へ送られる。
特開2013−100971号公報
ランキンサイクルを単独で用いた場合、膨張機において取り出せる仕事量には限界がある。特に、凝縮器においてランキンサイクルの作動流体を冷却する受熱流体が一定温度(典型的には凝縮器において受熱流体が潜熱を取得して一定温度)であり、蒸発器においてランキンサイクルの作動流体を加熱する与熱流体を降温(蒸発器において与熱流体が顕熱を放出)する場合、一つのランキンサイクルを用いただけでは、取り出せる仕事量に限界があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、凝縮器において一定温度の受熱流体により作動流体が冷却され、蒸発器において与熱流体を冷却して降温する冷却システムにおいて、被動機へ取り出せる仕事量を増加させることにある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、単段または複数段の第一ランキンサイクルと、この第一ランキンサイクルよりも段数の多い第二ランキンサイクルとを備え、前記第一ランキンサイクルの最下段の凝縮器と、前記第二ランキンサイクルの最下段の凝縮器とにおいて、一定温度の受熱流体により作動流体が冷却され、前記第二ランキンサイクルの最上段の蒸発器と、前記第一ランキンサイクルの最上段の蒸発器とに、与熱流体が順に通され、前記各ランキンサイクルの作動流体が加熱される一方、与熱流体を冷却して降温することを特徴とする冷却システムである。
請求項1に記載の発明によれば、各ランキンサイクルの最下段の凝縮器において、一定温度の受熱流体により作動流体が冷却され、各ランキンサイクルの最上段の蒸発器に、与熱流体が順に通され降温される。与熱流体は、下流へ行くに従って降温される関係上、上流側において受熱流体との温度差が大きくなる。そこで、与熱流体の流路の上流側において、ランキンサイクルの段数を増し、その分だけ被動機へ取り出せる仕事量を増すことができる。
請求項2に記載の発明は、前記第一ランキンサイクルは、単段のランキンサイクルから構成され、前記第二ランキンサイクルは、二段のランキンサイクルを備え、前記各最上段の蒸発器において、与熱流体は顕熱を放出し、前記各最下段の凝縮器において、受熱流体は潜熱を取得することを特徴とする請求項1に記載の冷却システムである。
請求項2に記載の発明によれば、単段のランキンサイクルと、二段のランキンサイクルとの組み合わせにより、簡易な構成で、被動機へ取り出せる仕事量を増すことができる。また、受熱流体は、潜熱を取得するので、ランキンサイクルの作動流体を安定して冷却することができる。
請求項3に記載の発明は、前記第二ランキンサイクルは、並列に設置された複数のランキンサイクルから構成され、この複数のランキンサイクルは、各最下段の凝縮器において、一定温度の受熱流体により作動流体が冷却され、各最上段の蒸発器に与熱流体が順に通され、この与熱流体が通される順に段数が少なくなるよう構成されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷却システムである。
請求項3に記載の発明によれば、並列に配置するランキンサイクルの数を増し、与熱流体の流路の上流側ほど段数を増すことで、与熱流体の温度変化に合わせた効率のよいシステムとすることができる。
請求項4に記載の発明は、並列に設置された複数のランキンサイクルは、最下段のランキンサイクル同士が一つのランキンサイクルにまとめられ、最下段から一つ上段のランキンサイクル同士が一つのランキンサイクルにまとめられというように、並列に対応する段同士が一つにまとめられ、各まとめられたランキンサイクルは、第一蒸発器と第二蒸発器とを備え、各第一蒸発器は、一つ上段のランキンサイクルの凝縮器を兼ねており、各第二蒸発器に与熱流体が順に通されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷却システムである。
請求項4に記載の発明によれば、並列に設置された複数のランキンサイクルについて、並列に対応する段同士を一つにまとめることで、冷却システム全体の構成を簡略化することができる。
請求項5に記載の発明は、隣接する上下のランキンサイクルは、上段の凝縮器を兼ねる下段の前記第一蒸発器が、作動流体同士を混ぜることなく熱交換する間接熱交換器であるか、下段の前記第二蒸発器からの作動流体を気液分離して気相部が下段の膨張機に接続されると共に液相部が上段のポンプに接続される気液分離器であることを特徴とする請求項4に記載の冷却システムである。
請求項5に記載の発明によれば、間接熱交換器または気液分離器を用いて、上下に隣接するランキンサイクルを接続することができる。
さらに、請求項6に記載の発明は、隣接する上下のランキンサイクルは、前記第一蒸発器の設置を省略する代わりに、下段の第二蒸発器と上段のポンプとが接続される一方、上段の膨張機と下段の膨張機とを接続するか、これら膨張機を一つの膨張機として構成されることを特徴とする請求項4に記載の冷却システムである。
請求項6に記載の発明によれば、上下のランキンサイクルを一つにまとめることで、冷却システム全体の構成をさらに簡略化することができる。
本発明によれば、凝縮器において一定温度の受熱流体により作動流体が冷却され、蒸発器において与熱流体を冷却して降温する冷却システムにおいて、被動機へ取り出せる仕事量を増加させることができる。
本発明の冷却システムの実施例1を示す概略図である。 実施例1の冷却システムのT−S線図であり、縦軸が温度T、横軸がエントロピSを示している。 本発明の冷却システムの実施例2を示す概略図である。 実施例2の冷却システムのT−S線図であり、縦軸が温度T、横軸がエントロピSを示している。 本発明の冷却システムの実施例3を示す概略図である。 本発明の冷却システムの実施例4を示す概略図である。
以下、本発明の具体的実施例を図面に基づいて詳細に説明する。但し、本発明の冷却システムは、下記各実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、適宜に変更可能である。
図1は、本発明の冷却システム1の実施例1を示す概略図である。また、図2は、本実施例1の冷却システム1のT−S線図であり、縦軸が温度T、横軸がエントロピSを示している。
本実施例の冷却システム1は、第一ランキンサイクル2と第二ランキンサイクル3とを備える。
第一ランキンサイクル2は、本実施例では単段のランキンサイクルから構成される。具体的には、第一ランキンサイクル2は、給水ポンプ4、蒸発器5、膨張機6および凝縮器7が順次環状に接続されて構成され、この回路内には作動流体が相変化を伴って循環される。なお、作動流体は、たとえば水または冷媒である。
給水ポンプ4は、凝縮器7にて液化した作動流体を、蒸発器5へ供給する。
蒸発器5は、作動流体を与熱流体で加熱して気化する。つまり、蒸発器5は、作動流体と与熱流体との間接熱交換器であり、与熱流体の熱で作動流体を加熱して蒸気とする。この際、与熱流体は、作動流体により冷却されて降温する。なお、図1において、流路8に、与熱流体が通される。
膨張機6は、蒸発器5にて気化した作動流体が通され、作動流体の圧力と温度を低下させる。膨張機6は、特に問わないが、たとえば、タービン、スクリュ式膨張機またはスクロール式膨張機である。膨張機6は、典型的には、蒸発器5からの作動流体で回転され、被動機(図示省略)を稼働させる。被動機は、特に問わないが、典型的には発電機または圧縮機(たとえば空気圧縮機)である。
凝縮器7は、作動流体を受熱流体で冷却して液化する。つまり、凝縮器7は、作動流体と受熱流体との間接熱交換器であり、作動流体を受熱流体で冷却して凝縮させる。なお、図1において、流路9に、受熱流体が通される。
蒸発器5において作動流体を加熱する与熱流体は、作動流体で冷却され降温される。つまり、与熱流体は、蒸発器5において顕熱を放出する。たとえば、与熱流体は排温水であり、蒸発器5において作動流体により冷却され、排水される。
凝縮器7において作動流体を冷却する受熱流体は、本実施例では一定温度である。典型的には、受熱流体は、凝縮器7において潜熱を取得する。つまり、受熱流体は凝縮器7において蒸気(典型的には水蒸気)化され、その蒸発潜熱で作動流体を一定温度(飽和温度)で冷却する。但し、受熱流体が大量に存在しその温度変化を無視できる場合、受熱流体は、凝縮器7において顕熱を取得してもよい。
第二ランキンサイクル3は、本実施例では上下二段のランキンサイクルから構成される。具体的には、高温側の上段ランキンサイクル3Aと、低温側の下段ランキンサイクル3Bとから構成される。第二ランキンサイクル3を構成する上下各段のランキンサイクル3A,3Bは、基本的には前述した単段の第一ランキンサイクル2と同様の構成である。つまり、給水ポンプ10A,10B、蒸発器11A,11B、膨張機12A,12Bおよび凝縮器13A,13Bが順次環状に接続されて構成される。本実施例では、上下のランキンサイクル3A,3Bは、互いの作動流体を混ぜることなく熱交換する間接熱交換器14で接続されており、この間接熱交換器14が、上段ランキンサイクル3Aの凝縮器13Aと下段ランキンサイクル3Bの蒸発器11Bを兼ねる。第二ランキンサイクル3は、上段ランキンサイクル3Aの蒸発器11Aにおいて、作動流体が与熱流体で加熱される一方、与熱流体が作動流体で冷却されて降温し、下段ランキンサイクル3Bの凝縮器13Bにおいて、作動流体が一定温度の受熱流体で冷却される。なお、上段ランキンサイクル3Aと下段ランキンサイクル3Bとを接続する熱交換器は、各ランキンサイクル3A,3Bの作動流体同士を混ぜることなく熱交換する間接熱交換器14としたが、場合により、作動流体同士を直接に接触させて熱交換する直接熱交換器としてもよい。
与熱流体は、第二ランキンサイクル3の上段の蒸発器11Aに通された後、第一ランキンサイクル2の蒸発器5に通される。与熱流体は、各ランキンサイクル3,2の蒸発器11A,5を順に通されることで、順次冷却され降温される。
受熱流体は、図示例では、第一ランキンサイクル2の凝縮器7に通された後、第二ランキンサイクル3の下段の凝縮器13Bに通されるが、これとは逆に、第二ランキンサイクル3の下段の凝縮器13Bに通された後、第一ランキンサイクル2の凝縮器7に通されてもよい。あるいは、受熱流体は、第一ランキンサイクル2の凝縮器7と第二ランキンサイクル3の下段の凝縮器13Bとに並列に通されてもよい。いずれにしても、本実施例では、第一ランキンサイクル2の凝縮器7と第二ランキンサイクル3の下段の凝縮器13Bとにおいて、各ランキンサイクル2,3の作動流体が、一定温度の受熱流体により冷却される。
なお、第一ランキンサイクル2の膨張機6、および第二ランキンサイクル3の各膨張機12A,12Bでは、たとえば発電機や空気圧縮機などの被動機を稼働させるが、この際、各膨張機6,12A,12Bからの動力をまとめて一つの(つまり共通の)被動機を稼働させてもよいし、各膨張機6,12A,12Bにおいて被動機を個別に稼働させてもよい。
ところで、典型的には、第二ランキンサイクル3の下段の蒸発器11Bにおける作動流体の温度および圧力は、第一ランキンサイクル2の蒸発器5における作動流体の温度および圧力と、同等(同一または設定範囲内)とされるのがよい。つまり、第二ランキンサイクル3の下段ランキンサイクル3Bと、第一ランキンサイクル2とは、作動流体を含めて同一の構成とするのがよい。
後述するように、第二ランキンサイクル3は、並列に設置された複数のランキンサイクルから構成されてもよいが、その場合も、並列に設置された複数のランキンサイクルは、最下段から数えて順次対応する段のランキンサイクルにおいて、蒸発器における作動流体の温度および圧力が同等とされるのがよい。たとえば、単段の第一ランキンサイクル、二段の第二ランキンサイクル、および三段の第三ランキンサイクルを並列に備える冷却システムの場合、各最下段のランキンサイクル同士は、蒸発器における作動流体の温度および圧力が同等とされ、第二ランキンサイクルの上段と第三ランキンサイクルの中段のランキンサイクル同士は、蒸発器における作動流体の温度および圧力が同等とされるのがよい。
本実施例の冷却システム1は、図2に示すように、T−S線図において、三つの略台形として示される。三つの略台形の内、左下の略台形が第一ランキンサイクル2を示し、右上の略台形が第二ランキンサイクル3の上段ランキンサイクル3Aを示し、右下の略台形が第二ランキンサイクル3の下段ランキンサイクル3Bを示す。そして、各ランキンサイクル2,3A,3Bにおいて、作動流体は、a1−b1、a2H−b2H、a2L−b2L間で給水ポンプ4,10A,10Bによる断熱圧縮、b1−b1´−c1、b2H−b2H´−c2H、b2L−b2L´−c2L間で蒸発器5,11A,11Bによる等圧加熱、c1−d1、c2H−d2H、c2L−d2L間で膨張機6,12A,12Bによる断熱膨張、d1−a1、d2H−a2H、d2L−a2L間で凝縮器7,13A,13Bによる等圧冷却される。なお、図から明らかなとおり、好ましくは、c1=a2H、d1=a2L、d2H=c2Lの関係にある。さらに、典型的には、S3=(S1+S2)/2の関係にある。
また、凝縮器7,13Bにおいて作動流体から熱を受ける受熱流体が一定温度T1であり、蒸発器11A,5において作動流体に熱を与える与熱流体をT2HからT2Lまで降温し、膨張機6,12A,12Bにおいて被動機(たとえば発電機)を稼働して仕事を取り出すことができる。詳細は実施例2において説明するが、本実施例の冷却システム1によれば、右上の略台形の分だけ、従来技術よりも仕事を取り出すことができる。
次に、本実施例1の変形例について説明する。
上記実施例では、第一ランキンサイクル2を単段のランキンサイクルから構成し、第二ランキンサイクル3を上下二段のランキンサイクル3A,3Bから構成したが、第二ランキンサイクル3が第一ランキンサイクル2よりも段数が多い限り、各ランキンサイクル2,3の段数は適宜に変更可能である。いずれにしても、第一ランキンサイクル2の最下段の凝縮器7と、第二ランキンサイクル3の最下段の凝縮器13Bとにおいて、一定温度の受熱流体により作動流体が冷却される。また、第二ランキンサイクル3の最上段の蒸発器11Aと、第一ランキンサイクル2の最上段の蒸発器5とに、与熱流体が順に通され、各ランキンサイクル2,3の作動流体が加熱される一方、与熱流体を冷却して降温する。特に、各最下段の凝縮器7,13Bにおいて、受熱流体は潜熱を取得し、各最上段の蒸発器11A,5において、与熱流体は顕熱を放出するのがよい。
また、前記実施例において、第二ランキンサイクル3は、並列に設置された複数のランキンサイクルから構成されてもよい。言い換えれば、前記実施例において、第一ランキンサイクル2や第二ランキンサイクル3に加えて、第三ランキンサイクルを設けてもよい他、さらに第四ランキンサイクル、第五ランキンサイクル、…というように、全体としてn個(n≧2)のランキンサイクルを並列に設置してもよい。この場合も、このn個のランキンサイクルは、各最下段の凝縮器において、一定温度の受熱流体により作動流体が冷却され、各最上段の蒸発器に与熱流体が順に通されて降温され、この与熱流体が通される順に段数が少なくなるよう(好ましくは一段ずつ少なくなるよう)構成される。
図3は、本発明の冷却システム1の実施例2を示す概略図である。また、図4は、本実施例2の冷却システム1のT−S線図であり、縦軸が温度T、横軸がエントロピSを示している。
本実施例2の冷却システム1は、基本的には前記実施例1およびその変形例と同様である。そこで、以下において、両者の異なる点を中心に説明し、対応する箇所には同一の符号を付して説明する。
本実施例2の冷却システム1は、前記実施例1において、第一ランキンサイクル2と、第二ランキンサイクル3の下段ランキンサイクル3Bとを、一つのランキンサイクルとしてまとめたものに相当する。そして、全体としては、上下二段のランキンサイクルから構成される。
下段ランキンサイクル3Bは、第一蒸発器15と第二蒸発器16とを備える。第一蒸発器15は、本実施例では、上段ランキンサイクル3Aの作動流体と下段ランキンサイクル3Bの作動流体との間接熱交換器であり、上段ランキンサイクル3Aの凝縮器13Aと下段ランキンサイクル3Bの蒸発器11Bとを兼ねている。一方、第二蒸発器16は、下段ランキンサイクル3Bの作動流体と与熱流体との間接熱交換器である。与熱流体は、上段ランキンサイクル3Aの蒸発器11Aに通された後、下段ランキンサイクル3Bの第二蒸発器16に通されて、順に冷却され降温される。その他の構成は、前記実施例1と同様であるため、説明を省略する。
本実施例の冷却システム1は、図4に示すように、T−S線図において、二つの略台形として示される。二つの略台形の内、実線で示される下側の略台形が下段ランキンサイクル3Bを示し、二点鎖線で示される上側の略台形が上段ランキンサイクル3Aを示す。
図4のT−S線図に基づき、本発明の冷却システム1のメリットについて説明する。ここでは、凝縮器13Bにおいて作動流体から熱を受ける受熱流体が一定温度T1であり、蒸発器11A,16において作動流体に熱を与える与熱流体をT2HからT2Lまで降温し、膨張機12A,12Bにおいて被動機(たとえば発電機)を稼働して仕事を取り出す場合を考える。
図中、実線で示すサイクルは、従来のランキンサイクルでもある。周知のとおり、理想状態では、作動流体は、a−b間で給水ポンプによる断熱圧縮、b−b´−c間で蒸発器による等圧加熱、c−d間で膨張機による断熱膨張、d−a間で凝縮器による等圧冷却される。また、受熱流体の状態を示す水平線L1、および与熱流体の状態を示す傾斜線L2は、物質に応じて定まり既知である。
さて、ランキンサイクルの作動流体は、受熱流体との熱交換で冷却される関係上、受熱流体の温度T1よりも低くはできない。そのため、ランキンサイクルの作動流体の凝縮温度は、理論上、T1が限界である。もちろん、実際には、受熱流体と作動流体との間の熱交換には所定の温度差が必要であるから、作動流体の凝縮温度は、受熱流体の温度T1よりも高くなる。
一方、膨張機において、断熱熱落差があるほど、仕事量を取り出すことができる。しかし、ランキンサイクルの作動流体は、与熱流体との熱交換で加熱される関係上、与熱流体の温度勾配を示す傾斜線L2よりも高くはできない。そのため、ランキンサイクルの作動流体の蒸発温度は、理論上、前記傾斜線と接する点が限界である。もちろん、実際には、与熱流体と作動流体との熱交換には所定の温度差が必要であるから、作動流体の蒸発温度は、前記傾斜線L2よりも低くなる。
また、ランキンサイクルで囲まれた面積は、仕事量であるから、最大限に仕事を引き出すには、T−S線図上で可能な限り大きくランキンサイクルを組むのが好適である。このようなことから、従来、実線で示すように、ランキンサイクルが組まれる。
一方、本発明では、この実線で示す従来のランキンサイクルに、さらに二点鎖線で示すランキンサイクルを付加したものに相当する。従って、この付加したランキンサイクルに相当する分だけ、さらに仕事を取り出すことができる。たとえば、膨張機で発電機を稼働させる場合、システム全体の発電効率を向上することができる。
次に、本実施例2の変形例について説明する。
前記実施例1の変形例で述べたように、冷却システム1を構成するランキンサイクルの段数は、二段に限らず、三段以上とすることもできる。その場合も、各段のランキンサイクルには、最上段を除き、蒸発器として第一蒸発器15と第二蒸発器16とを設け、第一蒸発器15を用いて上下のランキンサイクルを接続し、与熱流体を、最上段の蒸発器11Aに通した後、上段から下段へ向けて各第二蒸発器16に順に通して降温すればよい。言い換えれば、次のような構成と等価である。
すなわち、前記実施例1の変形例で述べたように、前記実施例1において第二ランキンサイクル3は、並列に設置された複数のランキンサイクルから構成されてもよいが、並列に設置された複数のランキンサイクルは、最下段のランキンサイクル同士が一つのランキンサイクルにまとめられ、最下段から一つ上段のランキンサイクル同士が一つのランキンサイクルにまとめられというように、並列に対応する段同士が一つにまとめられてもよい。そして、各まとめられたランキンサイクルは、最上段を除き、第一蒸発器15と第二蒸発器16とを備え、各第一蒸発器15は、一つ上段のランキンサイクルの凝縮器を兼ねており、各第二蒸発器16に与熱流体が順に通される。
図5は、本発明の冷却システム1の実施例3を示す概略図である。
本実施例3の冷却システム1は、基本的には前記実施例2およびその変形例と同様である。そこで、以下において、両者の異なる点を中心に説明し、対応する箇所には同一の符号を付して説明する。
前記実施例2では、上段ランキンサイクル3Aと下段ランキンサイクル3Bとを接続する第一蒸発器15は、各ランキンサイクル3A,3Bの作動流体同士を混ぜることなく熱交換する間接熱交換器14としたが、本実施例3では、下段の第二蒸発器16からの作動流体を気液分離して気相部が下段の膨張機12Bに接続されると共に液相部が上段のポンプ10Aに接続される気液分離器17とされる。
具体的には、図5から明らかなとおり、下段ランキンサイクル3Bの作動流体は、下段給水ポンプ10Bから第二蒸発器16を通された後、第一蒸発器15を構成する気液分離器(中空タンク)17へ吐出される。気液分離器17の気相部の作動流体は、下段ランキンサイクル3Bの膨張機12Bへ送られる。一方、気液分離器17の液相部の作動流体は、上段ランキンサイクル3Aの給水ポンプ10Aへ送られる。上段ランキンサイクル3Aの膨張機12Aからの作動流体は、気液分離器17に供給されるか、気液分離器17から下段ランキンサイクル3Bの膨張機12Bへの管路に合流される。
本実施例3においても、冷却システム1を構成するランキンサイクルの段数は、二段に限らず、三段以上とすることもできる。その場合も、各段のランキンサイクルには、最上段を除き、蒸発器として第一蒸発器15と第二蒸発器16とを設け、第一蒸発器15を用いて上下のランキンサイクルを接続し、与熱流体を、最上段の蒸発器に通した後、上段から下段へ向けて各第二蒸発器16に順に通して降温すればよい。そして、第一蒸発器15として、図5に示すような気液分離器17を用いることができる。但し、一部の段において、気液分離器17ではなく、図3に示すような間接熱交換器14を用いてもよい。
図6は、本発明の冷却システム1の実施例4を示す概略図である。
本実施例4の冷却システム1は、基本的には前記実施例2およびその変形例と同様である。そこで、以下において、両者の異なる点を中心に説明し、対応する箇所には同一の符号を付して説明する。
本実施例4の冷却システム1では、前記実施例2と比較して、隣接する上下のランキンサイクル3A,3Bは、第一蒸発器15の設置を省略する代わりに、下段の第二蒸発器16と上段の給水ポンプ10Aとが接続される一方、上段の膨張機12Aと下段の膨張機12Bとを直列に接続するか、これら膨張機12A,12Bを一つの膨張機12として構成される。図示例の場合、作動流体は、下段の給水ポンプ10B、下段の蒸発器5(第二蒸発器16)、上段の給水ポンプ10A、上段の蒸発器11A、膨張機12、および下段の凝縮器13Bを順に循環する。
本実施例4においても、冷却システム1を構成するランキンサイクルの段数は、二段に限らず、三段以上とすることもできる。その場合において、隣接する上下のランキンサイクル同士の接続に関し、下段の蒸発器5(第二蒸発器16)の出口側と上段の給水ポンプ10Aの入口側とを接続する一方、最上段の蒸発器11Aの出口側と最下段の凝縮器13Bの入口側とを膨張機12で接続すればよい。
1 冷却システム
2 第一ランキンサイクル
3 第二ランキンサイクル
3A 上段ランキンサイクル
3B 下段ランキンサイクル
4 給水ポンプ
5 蒸発器
6 膨張機
7 凝縮器
8 与熱流体の流路
9 受熱流体の流路
10A,10B 給水ポンプ
11A,11B 蒸発器
12A,12B 膨張機
13A,13B 凝縮器
14 間接熱交換器
15 第一蒸発器
16 第二蒸発器
17 気液分離器

Claims (6)

  1. 単段または複数段の第一ランキンサイクルと、この第一ランキンサイクルよりも段数の多い第二ランキンサイクルとを備え、
    前記第一ランキンサイクルの最下段の凝縮器と、前記第二ランキンサイクルの最下段の凝縮器とにおいて、一定温度の受熱流体により作動流体が冷却され、
    前記第二ランキンサイクルの最上段の蒸発器と、前記第一ランキンサイクルの最上段の蒸発器とに、与熱流体が順に通され、前記各ランキンサイクルの作動流体が加熱される一方、与熱流体を冷却して降温する
    ことを特徴とする冷却システム。
  2. 前記第一ランキンサイクルは、単段のランキンサイクルから構成され、
    前記第二ランキンサイクルは、二段のランキンサイクルを備え、
    前記各最上段の蒸発器において、与熱流体は顕熱を放出し、
    前記各最下段の凝縮器において、受熱流体は潜熱を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷却システム。
  3. 前記第二ランキンサイクルは、並列に設置された複数のランキンサイクルから構成され、
    この複数のランキンサイクルは、各最下段の凝縮器において、一定温度の受熱流体により作動流体が冷却され、各最上段の蒸発器に与熱流体が順に通され、この与熱流体が通される順に段数が少なくなるよう構成される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷却システム。
  4. 並列に設置された複数のランキンサイクルは、最下段のランキンサイクル同士が一つのランキンサイクルにまとめられ、最下段から一つ上段のランキンサイクル同士が一つのランキンサイクルにまとめられというように、並列に対応する段同士が一つにまとめられ、
    各まとめられたランキンサイクルは、第一蒸発器と第二蒸発器とを備え、
    各第一蒸発器は、一つ上段のランキンサイクルの凝縮器を兼ねており、
    各第二蒸発器に与熱流体が順に通される
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷却システム。
  5. 隣接する上下のランキンサイクルは、上段の凝縮器を兼ねる下段の前記第一蒸発器が、作動流体同士を混ぜることなく熱交換する間接熱交換器であるか、下段の前記第二蒸発器からの作動流体を気液分離して気相部が下段の膨張機に接続されると共に液相部が上段のポンプに接続される気液分離器である
    ことを特徴とする請求項4に記載の冷却システム。
  6. 隣接する上下のランキンサイクルは、前記第一蒸発器の設置を省略する代わりに、下段の第二蒸発器と上段のポンプとが接続される一方、上段の膨張機と下段の膨張機とを接続するか、これら膨張機を一つの膨張機として構成される
    ことを特徴とする請求項4に記載の冷却システム。
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