JP2015176249A - ポイント管理システム、ポイント管理方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

ポイント管理システム、ポイント管理方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに来店の動機付けを与えることが可能なポイント管理システムを提供する。【解決手段】所定の権利獲得条件を満たしたユーザに対して初期値のポイントを付与し、その付与されたポイントの残高をユーザの識別情報と対応付けて残高データに記録し、店舗におけるユーザへの課金に対応して、該ユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を、ユーザが消費すべき金銭的価値の少なくとも一部として消費させるポイント管理システムにおいて、残高データに記録されているポイントの残高が初期値よりも小さい所定の基準値未満に減少していることを成立要件の少なくとも一部に含むようにして回復条件を設定し、その回復条件が満たされているか否かを、予め定められた日時が到来する毎に判別し、回復条件を満たすユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を所定の限度内で増加させる。【選択図】図3

Description

本発明は、ユーザが獲得したポイントを店舗における課金に対応して消費させるポイント管理システムに関する。
に関する。
課金等を条件としてユーザに金銭的価値を有するポイントを付与し、その後、ユーザが所定の有償サービス等を利用する際に、その料金の少なくとも一部として、ユーザにポイントを消費させるシステムが知られている。ユーザが所持する金銭的価値の残高が一定の基準値以下に減少すると、予め設定された量の金銭的価値を残高に加算するいわゆるオートチャージ機能を付加したシステムも知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2012−178105号公報
店舗型ビジネスは、来店したユーザへの課金によって成立する。そのため、店舗型ビジネスを営む者にとっては、ユーザに来店の動機付けを与えられるか否かの観点からポイント管理システムが評価される。店舗にて新規に提供が開始されたサービスをユーザに知らしめてビジネスチャンスを拡大する観点からも来店の動機付けを与えることは重要である。例えば、アミューズメント店舗においては、ユーザが目的とするゲーム機のみならず、最新のゲーム機も導入されていることが多い。そのため、最新のゲーム機が来店したユーザの目に触れることによってユーザの興味が惹き付けられ、それらのゲーム機がユーザにプレイされることにより評判が高まってビジネスが拡大するといった実情がある。そのためには、まずユーザを来店させることこそが何よりも重要である。しかしながら、従来のオートチャージの仕組みは、残高不足時のユーザの手間を省くことによりユーザの利便性を向上させることを主たる目的として開発されており、来店の動機付けを与える効果は十分ではないことがある。
そこで、本発明はユーザに来店の動機付けを与えることが可能なポイント管理システムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るポイント管理システムは、所定の権利獲得条件を満たしたユーザに対して初期値のポイントを付与する初期ポイント付与手段と、ユーザに付与されたポイントの残高をユーザの識別情報と対応付けて残高データに記録する残高記録手段と、店舗におけるユーザへの課金に対応して、該ユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を、ユーザが消費すべき金銭的価値の少なくとも一部として消費させるポイント消費手段と、を備えたポイント管理システムであって、前記残高データに記録されている前記ポイントの残高が前記初期値よりも小さい所定の基準値未満に減少していることを成立要件の少なくとも一部に含む所定の回復条件が満たされているか否かを、予め定められた日時が到来する毎に判別する残高判別手段と、前記回復条件を満たすユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を所定の限度内で増加させる残高回復手段と、を備えたものである。
また、本発明の一態様に係るポイント管理方法は、所定の権利獲得条件を満たしたユーザに対して初期値のポイントを付与する手順と、ユーザに付与されたポイントの残高をユーザの識別情報と対応付けて残高データに記録する手順と、店舗におけるユーザへの課金に対応して、該ユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を、ユーザが消費すべき金銭的価値の少なくとも一部として消費させる手順と、備えたポイント管理方法であって、前記残高データに記録されている前記ポイントの残高が前記初期値よりも小さい所定の基準値未満に減少していることを成立要件の少なくとも一部に含む所定の回復条件が満たされているか否かを、予め定められた日時が到来する毎に判別する手順と、
前記回復条件を満たすユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を所定の限度内で増加させる手順と、をさらに備えたものである。
さらに、本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、所定のコンピュータを、所定の権利獲得条件を満たしたユーザに対して初期値のポイントを付与する初期ポイント付与手段、ユーザに付与されたポイントの残高をユーザの識別情報と対応付けて残高データに記録する残高記録手段、及び店舗におけるユーザへの課金に対応して、該ユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を、ユーザが消費すべき金銭的価値の少なくとも一部として消費させるポイント消費手段として機能させるように構成されたポイント管理システム用のコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、前記残高データに記録されている前記ポイントの残高が前記初期値よりも小さい所定の基準値未満に減少していることを成立要件の少なくとも一部に含む所定の回復条件が満たされているか否かを、予め定められた日時が到来する毎に判別する残高判別手段、及び、前記回復条件を満たすユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を所定の限度内で増加させる残高回復手段、としてさらに機能させるように構成されたものである。
本発明の一形態に係るポイント管理システムの全体構成を示す図。 ポイント管理システムの制御系の構成を示すブロック図。 ポイントをオートチャージによって回復させる仕組みの概要を示す図。 オートチャージを受ける権利を管理する処理の手順を示すフローチャート。 オートチャージの手順を示すフローチャート。 ユーザがサービスを利用する際の対価としてポイント等を消費させるためにサーバシステムが実行する処理の手順を示すフローチャート。 図6の消費処理の具体的手順を示すフローチャート。
以下、本発明に係るポイント管理システムの一形態を説明する。本形態のポイント管理システムは、課金対象機器の利用料金をユーザが仮想通貨にて支払うことを可能とした決済システムの一部として構成されている。したがって、以下ではまず決済システムの概要について説明し、その後、ポイントの付与及び消費に関する構成を説明する。図1に示すように、決済システム1は、複数の店舗2のそれぞれに課金対象機器として設置された一又は複数台のゲーム機3A、3B…(以下、参照符号3で代表することがある。)にて発生する課金に対応して、ユーザから課金内容に応じた量の仮想通貨を消費させるために設けられている。なお、仮想通貨の用語は、現実の通貨と引き換えにユーザが取得可能でかつ電子的な情報として取引される金銭的価値の一例の意味で用いる。決済システム1において、仮想通貨は現実の通貨と同様に金銭的価値として通用する。
各店舗2は、少なくとも一台のゲーム機3を含むアミューズメント店舗として構成されている。ただし、店舗2においては、全ての課金対象機器がゲーム機3である必要はない。各店舗2には、少なくとも一台の遊戯機(ゲーム機はその一例である。)に加えて、又は代えて、料金の支払いと引き換えにユーザの利用に供される各種の機器が課金対象機器として設けられてよい。例えば、店舗2にジュース等の商品を販売する自動販売機等が設置されている場合には、それらの機器も決済システム1における課金対象機器に含まれてよい。課金対象機器は、決済システム1と所定のプロトコルに従って通信することにより仮想通貨を用いた決済が可能な限りにおいて、種々の仕様に準拠して構成されてよい。課金対象機器の製造者、提供者も互いに異なっていてもよい。課金対象機器は、決済システム1を用いた仮想通貨による決済方式の他に、現金等を用いた他の決済方式が併用可能とされてもよい。
決済システム1は、店舗2毎に構築される店舗システム10と、各店舗システム10に対して共通に設けられるサーバシステム20とを含んでいる。なお、図1では、一の店舗システム10のみ詳細を示している。店舗システム10は、各ゲーム機3にて発生した課金内容に対応して、ユーザが所持するカード4から決済参照情報としてカード毎にユニークなカードIDを読み取り、そのカードID、課金品目及び仮想通貨の消費量を指定してサーバシステム20に決済を要求する。カード4は、ユーザを識別するためにユーザに付与される媒体であって、そこにはカード4毎にユニークなカードIDが媒体識別情報として記録されている。ただし、ユーザが所持する媒体は、媒体識別番号を保持できる限り、カード4に限らず、携帯電話に付属するICチップその他が媒体として利用されてもよい。媒体識別情報は、ユーザ毎にユニークに設定された識別情報であってもよい。要するに、媒体識別情報は、媒体毎にユニーク性が保証されていれば足りる。
サーバシステム20は、ユーザが保持する仮想通貨の残高をユーザのカードIDと対応付けて管理し、店舗システム10からの要求に応じて、カードIDに対応する口座に保持されている仮想通貨を消費させ、その処理結果を店舗システム10に通知する。つまり、決済システム1は、ユーザが予め現金等と引き換えに仮想通貨を取得し、その残高の範囲内でユーザが仮想通貨を消費することにより課金対象機器3の料金を支払うプリペイド方式の決済システムとして機能する。また、ユーザが保持する仮想通貨の残高がサーバシステム20側に保持され、その残高の減少(引き落とし)をサーバシステム20側で実行するシンクライアント方式(サーバ処理方式)の決済システムにも該当する。さらに、サーバシステム20は、所定の権利獲得条件を満たしたユーザに所定量のポイントを付与し、そのポイントをゲーム機3にて発生した課金に対応して消費させる機能も備えている。ポイントも仮想通貨と同様に決済システム1において金銭的価値として通用する。例えば、ポイントは、1ポイント1円として決済システム1における金銭的価値の取引に用いることができる。
店舗システム10においては、ゲーム機3がルータ11を介してインターネット5に接続されている。店舗システム10には、店舗2の管理者が、各種の情報を設定し、あるいは閲覧するための管理端末PC12も設けられる。管理端末PC12もルータ11を介してインターネット5に接続される。一方、サーバシステム20は、複数のコンピュータ装置としてのサーバユニット21A、21B…(以下、これらを参照符号21で代表することがある。)と、それらのサーバユニット21をインターネット5に接続するルータ22とを含んでいる。ゲーム機3とサーバユニット21とがインターネット5を介して相互に接続されることにより、ゲーム機3はサーバシステム20に対するクライアントとして機能する。なお、サーバシステム20は単一のサーバユニットを用いるものでもよい。あるいは、クラウドコンピューティングを利用して論理的にサーバシステム20が構築されてもよい。
サーバシステム20には、さらにユーザ端末装置6もインターネット5を介して接続可能とされる。ユーザ端末装置6は、ネットワーク接続が可能でかつユーザの個人用途に供されるコンピュータ装置である。例えば、据置型又はブック型のPC6A、あるいは携帯電話(スマートフォンを含む。)のようなモバイル端末装置6Bがユーザ端末装置6として利用される。その他にも、据置型の家庭用ゲーム機、携帯型ゲーム機、携帯型タブレット端末装置といった、ネットワーク接続が可能でかつユーザの個人用途に供される各種のコンピュータ装置がユーザ端末装置6として利用されてよい。ユーザ端末装置6は、例えばユーザがサーバシステム20にアクセスして自己の決済履歴を閲覧し、あるいはユーザが仮想通貨を購入して自己の口座に預けるチャージ操作を行なうために利用される。さらに、ユーザ端末装置6は、後述するオートチャージの対象となる権利を獲得するための料金支払に用いられてもよい。なお、決済システム1には、さらなる端末装置が設けられてもよい。例えば、店舗2において、ユーザが現金やクレジットカードを用いて仮想通貨を購入するためのチャージ機がさらに設けられてルータ11と接続されてもよい。
次に、図2を参照して決済システム1の制御系の構成を説明する。店舗システム10の各ゲーム機3には、制御部3aとリーダ部3bとが設けられている。制御部3aは、ゲーム用プログラムに従ってゲームを所定の手順で進行させる。制御部3aは、ルータ11を介してサーバシステム20と接続され、仮想通貨によるゲームのプレイ料金等の支払いをサーバシステム20と協働して実現する。リーダ部3bは、制御部3aからの指示に従ってユーザのカード4からカードIDを決済参照情報として読み取る。
ゲーム機3によって提供されるゲームにおいては、例えば、ゲームの開始又は継続、ゲームのモード、アイテムの購入、使用といった事項がユーザの選択肢として用意されている。ユーザが希望するモード等を選択してこれをプレイするためには、選択内容に応じた料金がユーザに課金される。つまり、ゲーム機3では、ユーザの選択肢のそれぞれが課金対象の品目(課金品目)として用意され、それらの課金品目に応じて料金が設定されている。ゲーム機3の制御部3aは、ユーザが課金品目を選択してその料金の仮想通貨による支払いを指示すると、どの課金品目が選択されたかを判別し、その課金品目に対応する仮想通貨の消費量を算出して課金情報を生成する。なお、ユーザが課金品目の購入数量を選択できる場合、仮想通貨の消費量は一品目当たりの消費量に購入数量を乗じた値である。
課金情報は、課金が発生した店舗、課金対象のユーザ、そのユーザが選択した課金品目、その課金品目に対応する仮想通貨の消費量等をサーバシステム20にて判別するために必要な情報である。例えば、店舗2毎にユニークな店舗コード、ユーザのカードID、課金品目毎にユニークな品目コード、及び仮想通貨の消費量、が課金情報に含まれる。ゲーム機3の制御部3aは、生成された課金情報をサーバシステム20に提供して決済を要求する。サーバシステム20は、ゲーム機3から受け取った課金情報に基づいてユーザが所持する仮想通貨の残高を減少(消費)させる決済処理を実行し、その処理結果をゲーム機3に通知する。ゲーム機3の制御部3aは、決済が完了すると、ユーザが選択した課金品目に対応したサービスをユーザに提供する。例えば、制御部3aは、ユーザが選択したゲームモードによるゲームのプレイを開始させ、あるいはユーザが選択したアイテムをユーザに付与する。なお、アイテムの購入には、対価を消費して、ゲーム中でアイテムを使用するための許諾を獲得すること等を含む。
一方、サーバシステム20には、そのサブシステムとして、仮想通貨に関する取引全般を管理する取引管理システム41と、仮想通貨の消費を管理する消費管理システム42とが設けられている。取引管理システム41には、コンピュータハードウエアとソフトウエアとの組み合わせによって実現される論理的装置として取引制御部43が設けられるとともに、その取引制御部43がアクセス可能なデータとして、ユーザ情報のデータD10、品目情報のデータD11、及び取引履歴のデータD12が設けられている。一方、消費管理システム42には、論理的装置として消費制御部44が設けられるとともに、その消費制御部44がアクセス可能なデータとして、仮想通貨残高のデータD20、及びオートチャージポイント残高のデータD21が設けられている。
ユーザ情報のデータD10は、ユーザのカードIDと、ユーザ毎にユニークなユーザ識別情報としてのユーザIDとの対応関係を記述したデータである。品目情報のデータD11は、品目コードに対応する課金品目を判別するためのデータである。取引履歴のデータD12は、課金情報とその決済処理の結果とを取引毎に記録したデータである。また、仮想通貨残高のデータD20は、ユーザが保持する仮想通貨の残高をユーザIDと対応付けて記録したデータである。ユーザID毎のレコードがユーザの仮想通貨に関する口座である。その口座の残高は、ユーザ端末装置6等からユーザIDを指定してサーバシステム20にログインし、仮想通貨を購入するための所定の操作をユーザが行うことにより増加させることができる。オートチャージポイント残高のデータD21は、本形態に係るポイント管理システムによってユーザに付与され、かつその残高の増減が管理されるポイントの残高をユーザIDと対応付けて記録したデータである。
取引制御部43は、店舗システム10から決済要求があると、ユーザ情報のデータD1にアクセスして、課金情報にて指定されたカードIDに対応するユーザIDを判別し、そのユーザIDと課金情報にて指定された仮想通貨の消費量とを消費制御部44に通知する。消費制御部44は、仮想通貨残高のデータD20にアクセスして、ユーザIDに対応する口座を特定し、その口座に保持された残高を課金情報で指定された消費量に相当する量減少させる。このようにして仮想通貨の決済処理が実現される。ただし、本形態の場合には、決済要求に対して、ユーザに消費させるべき金銭的価値の一部又は全部をポイントの消費によって実現することがある。また、決済処理に伴って、取引制御部43は、決済処理の内容を取引履歴のデータD12に記録するといった各種の関連処理を行うが、それらの処理の説明は省略する。また、図2においては、関連処理に必要な構成要素の図示も省略されている。
次に、本形態に係るポイント管理システムについて説明する。取引制御部43及び消費制御部44は、ユーザにポイントを付与する処理、及びゲーム機3にてユーザに課金された料金の一部又は全部としてポイントを消費させる処理も実行する。これにより、取引制御部43及び消費制御部44は、本形態のポイント管理システムの構成要素としても機能する。
図3は、本形態におけるポイントの付与と消費との関係の一例を示している。本形態におけるポイント付与と消費とは、まずポイント獲得に先立ってユーザが権利獲得条件を満たす必要があること、ユーザのポイント残高が所定の基準値未満まで減少した場合にポイント残高が自動的に回復すること、及びその回復が所定の有効期間内に限って繰り返され、期間の超過後は権利が更新され、あるいは再び権利が獲得されるまではポイントの回復が行われないこと、を特徴として含む。以下、順に説明する。
図3において、第1日目(Day1)にユーザが所定の権利獲得条件を満たすと、ユーザにポイントを自動的に回復させるオートチャージを受ける権利が付与され、その権利を獲得したユーザに対して所定の初期値のポイントが付与される。そのポイント残高は上述したオートチャージポイント残高のデータD21にユーザIDと対応付けて記録される。権利獲得条件は、一例として、ユーザが権利獲得に必要な料金を支払った場合に満たされるように設定される。その場合の料金は、決済システム1を利用した仮想通貨により支払われてもよいし、現金、クレジットカード、商品券等といった他の決済手段により支払われてもよい。
あるいは、権利獲得に対する料金の支払いに代えて、又は加えて、他の要件が満たされた場合に権利獲得条件が満たされるものとしてもよい。他の要件は、一例として、ユーザが決済システム1により初めて仮想通貨を利用した場合に満たされるものとしてもよい。仮想通貨の利用を開始するために、ユーザに所定の手順(例えば登録)を求める場合には、その完了により仮想通貨を利用可能になったことを以て権利獲得条件が満たされるものとしてもよい。これにより、仮想通貨を利用していないユーザに対して、ポイントの自動的な加算をアピールしてその利用を促すことができる。あるいは、ユーザがゲーム機3のゲームを所定期間内に所定額以上、又は所定回数以上プレイした場合、権利獲得条件が満たされるものとしてもよい。
ユーザに付与されたポイントは、ゲーム機3等の課金対象機器における課金に対応してユーザが消費すべき金銭的価値の少なくとも一部として利用することができる。ポイントの利用状況に応じてユーザのポイント残高が徐々に減少し、第N日目にユーザのポイント残高が基準値未満まで減少したものとする。決済システム1においては、各ユーザのポイント残高が基準値未満まで低下しているか否かを予め定められた日時が到来する毎に判別する。ここでは、毎日の同一時刻にその判断が行われるものとする。判断の日時は、決済システム1において、保守管理のために店舗又はユーザに対して所定のサービスを停止する時間帯、あるいは店舗2の営業時間外(例えば午前5時)に設定されるとよい。この場合、第N日目の翌日である第N+1日目の判断時において、ユーザのポイント残高が基準値未満に減少していることが検出される。この場合、そのユーザに関して残高回復に必要な条件(回復条件)が満たされたものと判断され、ユーザのポイント残高が回復する。この場合の回復量は、予め定められた一定値に設定されてもよいし、回復後の残高が一定値となるように設定されてもよい。例えば、一回の回復で200ポイントを加算してもよいし、一回の回復により残高が300ポイントになるように回復量を調整してもよい。ポイントの回復は、権利の有効期限である第X日目(DayX)が到来するまで繰り返される。ポイントの回復に対して、ユーザに新たな課金が発生することはない。有効期限を過ぎた場合、その権利が更新され、あるいは権利をユーザが再度獲得するまで回復は行われない。
以上の仕組みによれば、予め定められた日時にユーザのポイント残高が確認され、基準値未満まで残高が減少していると一定の回復が行われる。つまり、ユーザが店舗2に出向いてポイントを利用すればするほど、その回復の頻度も高まる。この形態においては、最大では毎日ポイントが回復することになる。ポイントの回復に際して、回復量と等価の料金の支払いが求められないため、回復頻度が高いほどユーザの利益が高まる。そのため、ポイントの回復を誘因としてユーザに来店の動機付けを与えることができる。ポイントの回復周期が最短でも一日であり、かつ回復量も一定に制限されるため、ユーザが早いペースでポイントを消費し続けることにより短期間で多数回のポイントが回復されることもない。したがって、課金なしで実質的に無制限にポイントが利用され続けるおそれがなく、来店の動機付けの付与とのバランスを取りつつ、ポイントの利用を適度な範囲に制限することができる。さらに、ポイント残高が基準値未満に低下しても、次の判断時期が到来するまでは回復が行われないので、その間に発生した課金に対しては、ユーザが現金や仮想通貨を消費することになり、店舗2の収益向上を期待することができる。
なお、上記の仕組みにおいて、初期値として付与されるポイントの量、及びポイントの回復量は適宜に設定されてよい。一例として、初期値はゲーム機3における一回〜数回程度の課金にて消費される平均的な金銭的価値と等価な値に設定されてよい。また、回復量は、初期値と同一、初期値よりも小さい値、初期値よりも大きい値が適宜に選択可能である。一例として、権利獲得に対して課金する場合には、1000円の支払いで初期値として500ポイントを付与し、残高が200ポイントを下回ったら一回当たり200ポイントを加算するといったように、初期値>回復後の残高>回復量となるように初期値及び回復量を設定することができる。あるいは、1000円の支払いで初期値として200ポイントを付与し、残高が100ポイントを下回ったら一回当たり250ポイントを加算するといったパターンも可能である。これらの例では、権利獲得に対して必要な料金と比較して初期値で付与されるポイントの金銭的価値の量が小さい。したがって、ユーザが権利獲得時に消費した金銭的価値を上回るポイントを獲得するためには、店舗2に出向いてポイントを消費し、残高を基準値未満に減少させて一回以上のポイントの回復を享受する必要がある。これにより、来店の動機付けをより強くユーザに与えることができる。ただし、権利獲得に関して料金の支払いを求めない場合であっても、初期値として付与されたポイントを基準値未満まで消費すれば、その翌日等には一定のポイントが回復しているので、そのポイントを消費するために店舗2に出向く動機付けをユーザに与えることができる。
ポイント残高が基準値未満か否かを判別する日時は適宜に設定されてよい。上記の例では一日一回残高が判別されるものとしたが、半日に一回、あるいは2日以上の期間に一回といった頻度で残高が判別されてもよい。さらに、上記の例では、回復時にユーザに課金しないものとしたが、回復量と等価の金銭的価値よりも小さい範囲でユーザに課金をしてもよい。いずれにせよ、初期値ポイントの付与や回復に対してユーザに課金をする場合には、有効期間内にて課金される金銭的価値の合計量よりもユーザが獲得するポイントの合計量が大きくなるように設定することにより、ユーザに金銭的メリットを生じさせることができる。
次に、図4〜図7を参照してポイントの付与及び消費に関連してサーバシステム20が実行する処理を説明する。図4は、ポイントに関するユーザの権利を管理するために消費制御部44が適宜の時期に実行する権利管理処理の手順を示している。なお、権利の有効期間を過ぎたユーザに対してポイント回復が行われないようにするため、図4の処理はポイント残高が基準値未満か否かを判別する日時に、その残高判別に先立って行われる必要がある。また、権利獲得が例えばユーザによる料金の支払いを必須とする場合には、その料金支払いに連携して図4の処理を実行することが望ましい。
消費制御部44は、図4の処理を開始すると、まずユーザが権利獲得条件を満たすか否かを判別する(ステップS1)。条件が満たされている場合、消費制御部44は条件を満たしたユーザのユーザIDと対応付けられた権利者フラグをオンに設定し(ステップS2)、その後、オートチャージポイント残高のデータD21にユーザIDと対応付けて記録された残高に所定の初期値のポイントを加算する(ステップS3)。なお、権利者フラグは、例えば、ユーザ情報のデータD10に記録し、取引制御部43を介してそのオンオフを制御してもよい。あるいは、仮想通貨残高のデータD20に記録された全てのユーザIDについてオートチャージポイント残高のデータD21にもユーザID毎のレコードを設け、それらのレコードに権利者フラグを設けてそのオンオフを制御してもよい。一方、ステップS1で権利獲得条件が満たされていないと判断された場合、消費制御部44はそのユーザのユーザIDと対応付けられた権利者フラグをオフに設定する(ステップS4)。ステップS3又はS4の処理後、消費制御部44は図4の処理を終える。
図5は、ユーザのポイントを自動的に回復させるために消費制御部44が予め定められた日時に実行するオートチャージ処理の手順を示している。その実行時期は、上述したように、毎日の午前5時といったように、一日又はそれより長い間隔が空くように、かつ店舗2の営業時間外となるように設定される。図5の処理が開始されると、消費制御部44はまず権利フラグがオンに設定されているユーザIDの群から、一つのユーザIDを選択する(ステップS11)。以下、ここで選択されたユーザIDに対応するユーザを対象ユーザと呼ぶ。次に、消費制御部44はオートチャージポイント残高のデータD21に対象ユーザのユーザIDと対応付けて記録されているポイントの残高を取得し、その残高が所定の基準値未満か否かを判別する(ステップS12)。基準値未満の場合、消費制御部44はその残高にポイントを加算することにより、対象ユーザのポイントを基準値以上の値に回復させる。この場合の回復量は一定量であってもよいし、回復後の残高が所定量となるように調整されてもよい。
ステップS13でポイントを回復させた後、消費制御部44はステップS14に進む。ステップS12で残高が基準値以上と判断された場合、消費制御部44はステップS13をスキップしてステップS14に進む。ステップS14において、消費制御部44は、権利者フラグがオンに設定されているすべてのユーザIDに関して上記の処理が行われたか否か、つまり、権利を獲得している全てのユーザに関して上記の処理が行われたか否かを判別する(ステップS14)。未処理のユーザがいる場合、消費制御部44はステップS11に戻る。一方、ステップS14にて、全てのユーザの処理が完了したと判断された場合、消費制御部44は図5の処理を終える。
次に、図6及び図7を参照してポイントの消費に関連する処理を説明する。なお、以下においては、仮想通貨及びポイントのそれぞれの一単位が金銭的価値として等価であり、かつそれらの一単位が現実の通貨の一単位と金銭的価値として等価であるものとする。例えば、仮想通貨及びポイントのそれぞれ1単位が現実の通貨の1円に相当するものとして消費が行われる。図6は、ゲーム機3における課金品目を利用する対価の少なくとも一部としてユーザにポイントを消費させるためにサーバシステム20が実行する処理の手順を示す。店舗システム10から課金品目に対応する金銭的価値の消費が要求されると、サーバシステム20は図示の処理を開始する。なお、消費の要求は、課金品目を利用する料金に相当する量の仮想通貨の消費を要求するものとして構成され、上述した課金情報を含む。
サーバシステム20にて図6の処理が開始されると、まず取引制御部43は、課金情報にて指定されたカードIDに対応するユーザIDをユーザ情報のデータD10から取得し(ステップS21)、続いて品目情報のデータD11を参照して、課金情報にて指定された品目コードに対応する課金品目を確認する(ステップS22)。次に、取引制御部43は、先に判別したユーザID、品目タイプ及び課金情報に含まれている仮想通貨の消費量及び店舗コードを消費制御部44に提供する(ステップS23)。これを受けて消費制御部44は所定の消費処理を実行し(ステップS25)、その処理結果を取引制御部43に通知する(ステップS26)。取引制御部43は、受け取った処理結果を店舗システム10に通知する(ステップS24)。消費完了の場合、ゲーム機3にてユーザが選択した課金品目がユーザの利用に供される。なお、ステップS24の処理後、取引制御部43は処理結果に従って取引履歴のデータD12に今回の処理結果を記録する。
図6のステップS25で実行される消費処理の詳細な手順を図7に示す。消費制御部44は、図7の消費処理を開始すると、まず、取引制御部43が取得したユーザIDを参照して、オートチャージポイント残高のデータD21に記録されているユーザのポイント残高を取得する(ステップS101)。次に、消費制御部44は、課金情報で指定された消費量がユーザのポイントの残高以下か否かを判別し(ステップS102)、残高以下であればポイント残高を消費量相当減少させる(ステップS103)。つまり、課金品目の利用に対して課金される料金と等価な金銭的価値以上のポイントが残っていれば、仮想通貨を消費させることなく、ポイントのみを消費させることにより料金が支払われる。
一方、ステップS102にて消費量がポイントの残高を超えると判断された場合、消費制御部44は、取引制御部43が取得したユーザIDを参照して、仮想通貨残高のデータD20に記録されているユーザの仮想通貨の残高を取得する(ステップS104)。次に、消費制御部44は、課金情報で指定されている消費量が、ステップS101で取得したポイントの残高及びステップS105で取得した仮想通貨の残高の合計値以下か否かを判別する(ステップS105)。合計値以下の場合、消費制御部44は、ユーザのポイント残高をゼロにリセットする(ステップS106)。これにより、仮想通貨とポイントの両者を課金品目の利用の対価に充当する場合には、ポイントが優先的に消費される。
次に、消費制御部44は、仮想通貨残高のデータD20にユーザIDと対応付けて記録されている仮想通貨の残高を、消費量に対する不足分、つまり、消費量からステップS101で取得したポイントの残高を差し引いた値に相当する量だけ減少させる(ステップS107)。これにより、ポイントが不足している場合でもその不足分を仮想通貨の消費で補うことができる。
ステップS107の処理後、消費制御部44は、消費要求に対する処理結果を消費完了と判別する(ステップS108)。ステップS103の処理が行われた場合も同様である。一方、ステップS106にて消費量が合計値を超えると判断された場合、消費制御部44はポイント及び仮想通貨のいずれも消費させることなく、消費要求に対する処理結果を消費失敗と判別する(ステップS109)。ステップS108又はステップS109の処理後、消費制御部44は図7の消費処理を終えて図6のステップS22へと進み、ステップS108又はS109の判別結果に従って処理結果を通知する。
以上の処理によれば、店舗2にてユーザに対する課金が発生した場合、自動的な回復が保障されたポイントが他の種類の金銭的価値(この形態においては仮想通貨)に優先して消費される。したがって、ユーザは、ポイントを効率よく消費してその回復を早期に受けられることになり、ポイントの自動的な回復の仕組みがもたらす来店の動機付けといった作用効果をより確実に発揮することができる。また、ユーザが購入した仮想通貨の消費を節約できる利点もある。さらに、ポイントが不足するときは、その不足分に関して他の種類の金銭的価値が自動的に消費されるので、ポイント不足によってユーザがゲームをプレイできない、あるいはユーザがゲームのプレイをキャンセルするといった不都合が発生するおそれがない。ユーザがポイント残高を確認して、ポイント又は他の種類の金銭的価値のいずれを消費させるべきかを判断する必要もない。
上記の形態では、ユーザが権利獲得条件を満たすと判断された場合に、ポイントの初期値を直ちにユーザに付与して残高データD21に記録したが(図4のステップS3)、この処理を省略した場合でも、図5の処理により、その後に到来する判断時期にユーザの残高が基準値未満に減少していると判断されて一定量のポイントがユーザに付与される。この処理を利用してユーザにポイントの初期値を付与するものとしてもよい。この場合には、最初の図5の処理で発生する回復量がポイントの初期値となる。
上記の形態では、ポイントの残高を回復させる条件(回復条件)を、残高が所定の基準値未満に減少していれば満たされるように設定したが、回復条件はこれに限らない。ポイントの残高が初期値よりも小さい所定の基準値未満に減少していることを成立要件の少なくとも一部に含む限り、回復条件は適宜に設定することができる。例えば、権利獲得後のポイントの回復の回数、回復量の合計値、ユーザによるポイントの消費量の合計値や消費率、来店頻度、ゲーム機のプレイ頻度といった様々なパラメータを考慮した他の要件を組み合わせて回復条件を構成してもよい。その場合、残高の回復の回数や回復量が上限値未満であること、等を成立要件に加えてもよい。来店頻度やプレイ頻度が所定値以上であることを成立要件に加えるといった変形も可能である。また、残高を回復させるべきか否かを判別する基準値は一定値に固定される必要はなく、上記と同様に権利獲得後のポイントの回復の回数、回復量の合計値、ユーザによるポイントの消費量の合計値や消費率、来店頻度、ゲーム機のプレイ頻度といった様々なパラメータを考慮して変化させてもよい。さらに、ゲームの成績が高いユーザには特典として基準値をより高い値に設定するといった変形も可能である。
上記の形態では、オートチャージの対象となるポイントを、ポイント以外の他の種類の金銭的価値としての仮想通貨に優先して消費させるものとしたが、他の種類の金銭的価値は仮想通貨に限らない。例えば、現金、あるいは、ゲーム機等における課金に付帯してユーザに還元される他の種類のポイント等が、店舗にて金銭的価値として通用する場合には、それらの消費に優先して、オートチャージの対象となるポイントを消費させてもよい。ポイントと他の種類の金銭的価値のいずれを消費するかをユーザの意思に基づいて選択するものとしてもよい。
上記の形態では、プリペイド方式でかつシンクライアント方式の決済システムに対してポイント管理システムを組み込んだ例を説明したが、本発明のポイント管理システムはこれに限定されず、ポストペイド方式の決済システムを対象としてもよい。あるいは、カード等の媒体に金銭的価値の残高を記録し、その残高情報を用いて決済を行なう方式の決済システムに対しても本発明のポイント管理システムは適用可能である。カード等の媒体に残高情報が記録され、その残高情報を媒体から読み出してサーバシステム側で残高からの金銭的価値の消費を実行し、消費後の残高情報をカード等の媒体に書き戻す方式の決済システムにおいても、ユーザに付与されたポイントの残高をサーバ側で管理するものとすれば、本発明のポイント管理システムを適用することができる。
上記の形態において、店舗は、有償でユーザの遊戯に供される少なくとも一台の遊戯機が課金対象機器として設置されているアミューズメント施設としたが、本発明はそのような店舗における課金と関連付けてポイントを消費させる例に限らない。例えば、無形のサービスをユーザが利用する際の課金に対応してポイントを消費させる場合でも本発明のポイント管理システムは適用可能である。つまり、店舗は物理的な存在としての課金対象機器が設置された施設に限らず、無形のサービスを提供するものでもよい。また、本発明における店舗の概念は、デパートの一部に設けられた遊戯場のように、ある程度の規模を有する商業施設の一部に課金対象機器等が設置された形態であってもその概念に含まれる。また、店舗の概念には、ネットワーク上に存在する仮想的な店舗も含むことができる。さらに、物理的な機器の利用料金の一部又は全部としてポイントを消費させる場合であっても、その機器はゲーム機、あるいはパチンコ機、スロットマシン等といった遊技機に限定されず、自動販売機、その他の各種の機器の利用の対価としてポイントの消費を認めてもよい。
上述した実施の形態及び変形例のそれぞれから導き出される本発明の各種の態様を以下に記載する。なお、以下の説明では、本発明の各態様の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書にて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明の一態様に係るポイント管理システムは、所定の権利獲得条件を満たしたユーザに対して初期値のポイントを付与する初期ポイント付与手段(44、S1〜S3)と、ユーザに付与されたポイントの残高をユーザの識別情報と対応付けて残高データ(D21)に記録する残高記録手段(44、S3、S13)と、店舗(2)におけるユーザへの課金に対応して、該ユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を、ユーザが消費すべき金銭的価値の少なくとも一部として消費させるポイント消費手段(44、S103、S106)と、を備えたポイント管理システムであって、前記残高データに記録されている前記ポイントの残高が前記初期値よりも小さい所定の基準値未満に減少していることを成立要件の少なくとも一部に含む所定の回復条件が満たされているか否かを、予め定められた日時が到来する毎に判別する残高判別手段(44、S12)と、前記回復条件を満たすユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を所定の限度内で増加させる残高回復手段(44、S13)と、を備えたものである。
また、本発明の一態様に係るポイント管理方法は、所定の権利獲得条件を満たしたユーザに対して初期値のポイントを付与する手順(S1〜S3)と、ユーザに付与されたポイントの残高をユーザの識別情報と対応付けて残高データに記録する手順(S3、S13)と、店舗(2)におけるユーザへの課金に対応して、該ユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を、ユーザが消費すべき金銭的価値の少なくとも一部として消費させる手順(S103、S106)と、備えたポイント管理方法であって、前記残高データに記録されている前記ポイントの残高が前記初期値よりも小さい所定の基準値未満に減少していることを成立要件の少なくとも一部に含む所定の回復条件が満たされているか否かを、予め定められた日時が到来する毎に判別する手順(S12)と、前記回復条件を満たすユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を所定の限度内で増加させる手順(S13)と、をさらに備えたものである。
さらに、本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、所定のコンピュータ(20)を、所定の権利獲得条件を満たしたユーザに対して初期値のポイントを付与する初期ポイント付与手段(44、S1〜S3)、ユーザに付与されたポイントの残高をユーザの識別情報と対応付けて残高データ(D21)に記録する残高記録手段(44、S3、S13)、及び店舗におけるユーザへの課金に対応して、該ユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を、ユーザが消費すべき金銭的価値の少なくとも一部として消費させるポイント消費手段(44、S103、S106)として機能させるように構成されたポイント管理システム用のコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、前記残高データに記録されている前記ポイントの残高が前記初期値よりも小さい所定の基準値未満に減少していることを成立要件の少なくとも一部に含む所定の回復条件が満たされているか否かを、予め定められた日時が到来する毎に判別する残高判別手段(44、S12)、及び、前記回復条件を満たすユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を所定の限度内で増加させる残高回復手段(44、S13)、としてさらに機能させるように構成されたものである。
本発明の各態様によれば、予め定められた日時にユーザのポイント残高が基準値未満か否か判別され、基準値未満まで残高が減少していることを少なくとも要件としてポイント残高の回復が行われる。したがって、自動的に回復されたポイントを誘因として、ユーザに来店の動機付けを与えることができる。残高を確認する日時の間隔を適度に設定すれば、短期間におけるポイントの回復の繰り返しを回避することができ、かつ回復量も適切に制限すれば、ユーザが早いペースでポイントを消費し続けることにより短期間で多数回のポイントが回復されることもない。したがって、実質的に無制限にポイントが利用され続けるおそれがなく、来店の動機付けの付与とのバランスを取りつつ、ポイントの利用を適度な範囲に制限することができる。さらに、ポイント残高が基準値未満に低下しても、次の判断時期が到来するまでは回復が行われないので、その間に発生した課金に対しては、ユーザが他の種類の金銭的価値を消費することになり、店舗の収益向上を期待することができる。
なお、上記の形態では、サーバシステム20のコンピュータを、取引制御部43及び消費制御部44として機能させるためのコンピュータプログラムが本発明の一態様に係るコンピュータプログラムに相当する。本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。この記憶媒体を用いれば、例えばコンピュータに本発明に係るコンピュータプログラムをインストールして実行することにより、そのコンピュータを利用して本発明のゲームシステムを実現することができる。コンピュータプログラムを記憶した記憶媒体は、CDROM等の非一過性の記憶媒体であってもよい。
本発明の一態様において、前記権利獲得条件は、所定の権利購入料金をユーザが支払った場合に満たされるように設定されてもよい。この場合には、ポイントの初期値の金銭的価値を購入料金と等価又はそれよりも小さく設定し、ポイント残高の一回以上の回復によって購入料金を超える金銭的価値の獲得というメリットをユーザが得られるものとすれば、ポイント消費を誘因とした来店の強い動機付けをユーザに与えることができる。
あるいは、前記権利獲得条件は、ユーザが料金を支払わなくても満たされるように設定されてもよい。この場合には、まず初期値として付与されたポイントの消費を誘因としてユーザに来店の動機付けを与えるとともに、ポイントの回復が行われる毎にそのポイント消費を誘因としてユーザに再来店の動機付けを繰り返し与えることができる。
本発明の一態様において、前記回復条件が満たされているか否かを判別する日時間には、一日以上の間隔が設けられてもよい。これにより、ポイントの過度な頻度の回復を避けつつ、ユーザには適度な周期で来店の動機付けを与えることができる。
本発明の一態様において、前記回復条件が満たされているか否かを判別する日時は、保守管理のために前記店舗又は前記ユーザに対して所定のサービスを停止する時間帯、又は前記店舗の営業時間外に設定されてもよい。これによれば、保守管理が行なわれる間、又はユーザが店舗にいない間にユーザのポイントを回復させ、その回復で得られたポイントの消費を誘因としてユーザに来店の動機付けを与えることができる。
本発明の一態様において、前記ポイント消費手段は、前記課金に対応して前記ユーザが消費すべき金銭的価値の少なくとも一部として、前記ユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を他の種類の金銭的価値よりも優先して消費させるものとしてもよい。これによれば、自動的な回復が保障されたポイントを他の種類の金銭的価値よりも優先して消費させることにより、本発明の作用効果をより確実に発揮させることができる。
本発明の一態様において、前記残高回復手段は、所定の有効期間内に限って前記残高の回復を繰り返すように設けられてもよい。これによれば、ポイントの回復を適度な期間内に限定して実行し、ポイントの無期限な回復による店舗の収益圧迫等を防ぐことができる。
本発明の一態様においては、サーバ(20)と、前記店舗に設置され、かつ前記サーバと所定のネットワーク(5)を介して接続可能なクライント(3)とを具備し、前記残高データは前記サーバ側に記録され、前記残高判別手段及び前記残高回復手段は前記サーバ側に設けられてもよい。これによれば、権利を獲得したユーザのポイント残高がサーバ側に記録されているので、システムや店舗の都合がよい時期に各ユーザの残高を確認し、必要に応じてポイント残高を回復させることができる。
1 決済システム
2 店舗
3 ゲーム機
5 インターネット(ネットワーク)
10 店舗システム
20 サーバシステム
21 サーバユニット
41 取引管理システム
42 消費管理システム
43 取引制御部
44 消費制御部(初期ポイント付与手段、残高記録手段、ポイント消費手段、残高判別手段、残高回復手段)

Claims (10)

  1. 所定の権利獲得条件を満たしたユーザに対して初期値のポイントを付与する初期ポイント付与手段と、
    ユーザに付与されたポイントの残高をユーザの識別情報と対応付けて残高データに記録する残高記録手段と、
    店舗におけるユーザへの課金に対応して、該ユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を、ユーザが消費すべき金銭的価値の少なくとも一部として消費させるポイント消費手段と、を備えたポイント管理システムであって、
    前記残高データに記録されている前記ポイントの残高が前記初期値よりも小さい所定の基準値未満に減少していることを成立要件の少なくとも一部に含む所定の回復条件が満たされているか否かを、予め定められた日時が到来する毎に判別する残高判別手段と、
    前記回復条件を満たすユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を所定の限度内で増加させる残高回復手段と、
    を備えた、ポイント管理システム。
  2. 前記権利獲得条件は、所定の権利購入料金をユーザが支払った場合に満たされるように設定されている請求項1に記載のポイント管理システム。
  3. 前記権利獲得条件は、ユーザが料金を支払わなくても満たされるように設定されている請求項1に記載のポイント管理システム。
  4. 前記回復条件が満たされているか否かを判別する日時間には、一日以上の間隔が設けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載のポイント管理システム。
  5. 前記回復条件が満たされているか否かを判別する日時は、保守管理のために前記店舗又は前記ユーザに対して所定のサービスを停止する時間帯、又は前記店舗の営業時間外に設定されている請求項1〜4のいずれか一項に記載のポイント管理システム。
  6. 前記ポイント消費手段は、前記課金に対応して前記ユーザが消費すべき金銭的価値の少なくとも一部として、前記ユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を他の種類の金銭的価値よりも優先して消費させる請求項1〜5のいずれか一項に記載のポイント管理システム。
  7. 前記残高回復手段は、所定の有効期間内に限って前記残高の回復を繰り返すように設けられている請求項1〜6のいずれか一項に記載のポイント管理システム。
  8. サーバと、前記店舗に設置され、かつ前記サーバと所定のネットワークを介して接続可能なクライントとを具備し、前記残高データは前記サーバ側に記録され、前記残高判別手段及び前記残高回復手段は前記サーバ側に設けられている請求項1〜7のいずれか一項に記載のポイント管理システム。
  9. 所定の権利獲得条件を満たしたユーザに対して初期値のポイントを付与する手順と、
    ユーザに付与されたポイントの残高をユーザの識別情報と対応付けて残高データに記録する手順と、
    店舗におけるユーザへの課金に対応して、該ユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を、ユーザが消費すべき金銭的価値の少なくとも一部として消費させる手順と、備えたポイント管理方法であって、
    前記残高データに記録されている前記ポイントの残高が前記初期値よりも小さい所定の基準値未満に減少していることを成立要件の少なくとも一部に含む所定の回復条件が満たされているか否かを、予め定められた日時が到来する毎に判別する手順と、
    前記回復条件を満たすユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を所定の限度内で増加させる手順と、
    をさらに備えたポイント管理方法。
  10. 所定のコンピュータを、所定の権利獲得条件を満たしたユーザに対して初期値のポイントを付与する初期ポイント付与手段、ユーザに付与されたポイントの残高をユーザの識別情報と対応付けて残高データに記録する残高記録手段、及び店舗におけるユーザへの課金に対応して、該ユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を、ユーザが消費すべき金銭的価値の少なくとも一部として消費させるポイント消費手段として機能させるように構成されたポイント管理システム用のコンピュータプログラムであって、前記コンピュータを、
    前記残高データに記録されている前記ポイントの残高が前記初期値よりも小さい所定の基準値未満に減少していることを成立要件の少なくとも一部に含む所定の回復条件が満たされているか否かを、予め定められた日時が到来する毎に判別する残高判別手段、及び、
    前記回復条件を満たすユーザの識別情報と対応付けて記録されているポイントの残高を所定の限度内で増加させる残高回復手段、としてさらに機能させるように構成されたポイント管理システム用のコンピュータプログラム。
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