JP2015173492A - シグナリング - Google Patents

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カリ ユハニ ホーリ
Juhani Hooli Kari
カリ ユハニ ホーリ
カリ ペッカ パユコスキ
Pekka Pajukoski Kari
カリ ペッカ パユコスキ
エサ タパニ ティイロラ
Tapani Tiirola Esa
エサ タパニ ティイロラ
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Abstract

【課題】LTE-TDDとLTE-FDDとの間の共通性を最大にして、共同標準化及び具現化努力を最小にすると共に、適合性や同じ通信システムにおけるこれら2つのLTEモードの共存性を最大にする。【解決手段】装置が、少なくとも、即ち物理的アップリンクコントロールチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的アップリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、物理的ダウンリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、のうちの少なくとも2つに向けられたサブフレームから2つ以上のサブフレームを選択し;その選択された2つ以上のサブフレームを使用することによりアップリンク及びダウンリンクシグナリングのためのフレキシブルなサブフレーム構成を得るために周期的なシグナリングパターンを形成する。【選択図】図8

Description

本発明は、装置、方法、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラム製品、及びコンピュータ読み取り可能な媒体に関する。
背景技術の以下の説明は、本発明以前に当該技術に知られておらず本発明によって提供される開示と共に、洞察、発見、理解又は開示或いは連想を包含する。本発明の幾つかのそのような貢献は、特に、以下に指摘するが、本発明の他のそのような貢献は、それらの文脈から明らかとなるであろう。
長期進化(LTE)及び長期進化アドバンスト(LTE−A)は、周波数分割デュープレックスFDDのためのペアスペクトル、及び時分割デュープレックスTDD動作のための非ペアスペクトルの両方を受け容れるように定義されている。LTE−TDDは、TD−LTEとしても知られている。1つの設計目標は、LTE−TDDとLTE−FDDとの間の共通性を最大にして、共同標準化及び具現化努力を最小にすると共に、適合性、ひいては、同じ通信システムにおけるこれら2つのLTEモードの共存性を最大にすることである。更に、LTE−TDDは、時分割同期コード分割多重アクセス(TD−SCDMA)にも適合するようにされる。
本発明の1つの態様によれば、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備えた装置において、その少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも:次のもの、即ち物理的アップリンクコントロールチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的アップリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、物理的ダウンリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリングの中の少なくとも2つに向けられたサブフレームから少なくとも2つ以上のサブフレームを選択し;そしてその選択された2つ以上のサブフレームを使用することによりアップリンク及びダウンリンクシグナリングのためのフレキシブルなサブフレーム構成を得るように周期的なシグナリングパターンを形成する;ようにさせるよう構成された装置が提供される。
本発明の更に別の態様によれば、次のもの、即ち物理的アップリンクコントロールチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的アップリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、物理的ダウンリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリングの中の少なくとも2つに向けられたサブフレームから2つ以上のサブフレームを選択し;そしてその選択された2つ以上のサブフレームを使用することによりアップリンク及びダウンリンクシグナリングのためのフレキシブルなサブフレーム構成を得るように周期的なシグナリングパターンを形成する;ことを含む方法が提供される。
本発明の更に別の態様によれば、次のもの、即ち物理的アップリンクコントロールチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的アップリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、物理的ダウンリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリングの中の少なくとも2つに向けられたサブフレームから2つ以上のサブフレームを選択する手段と;その選択された2つ以上のサブフレームを使用することによりアップリンク及びダウンリンクシグナリングのためのフレキシブルなサブフレーム構成を得るように周期的なシグナリングパターンを形成する手段と;を備えた装置が提供される。
本発明の更に別の態様によれば、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に実施されるコンピュータプログラムであって、このコンピュータプログラムは、プロセスを実行するようにプロセスをコントロールするためのプログラムコードを含み、そのプロセスは、次のもの、即ち物理的アップリンクコントロールチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的アップリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、物理的ダウンリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリングの中の少なくとも2つに向けられたサブフレームから2つ以上のサブフレームを選択し;その選択された2つ以上のサブフレームを使用することによりアップリンク及びダウンリンクシグナリングのためのフレキシブルなサブフレーム構成を得るように周期的なシグナリングパターンを形成する;ことを含むものであるコンピュータプログラム。
以下、添付図面を参照して、本発明の幾つかの実施形態を一例として詳細に説明する。
システムの一例を示す。 フローチャートである。 タイミングの一例を示す。 タイミングの別の例を示す。 タイミングの更に別の例を示す。 タイミングの更に別の例を示す。 タイミングの更に別の例を示す。 装置の一例を示す。
以下の実施形態は、例示に過ぎない。本明細書の多数の位置に「一実施形態」「1つの実施形態」又は「幾つかの実施形態」という表現が出てくるが、これは、必ずしも、そのような各表現が同じ実施形態を指すこと、又は特徴が単一の実施形態のみに適用されることを意味しない。異なる実施形態の単一の特徴を組み合わせて他の実施形態を形成することもできる。
これらの実施形態は、ユーザターミナル、リレーノード、サーバーノード、対応コンポーネントのようなユーザ装置、及び/又は通信システム、又は必要な機能をサポートする異なる通信システムの組み合わせにも適用できる。通信システムは、ワイヤレス通信システムでもよいし、又は固定ネットワーク及びワイヤレスネットワークの両方を使用する通信システムでもよい。使用するプロトコル、通信システム、特に、ワイヤレス通信におけるサーバーやユーザターミナルのような装置の仕様は、急速に発展している。そのような発展は、実施形態に対して特別な変更を要求する。それ故、全ての語及び表現は、広く解釈しなければならず、それらは、実施形態を例示するもので、限定するものではない。
以下、異なる規範的実施形態が適用されるアクセスアーキテクチャーの例として、ダウンリンクでは直交周波数多重アクセス(OFDMA)に基づく及びアップリンクでは単一キャリア周波数分割多重アクセス(SC−FDMA)に基づく長期進化アドバンスト(LTEアドバンスト、LTE−A)をベースとする無線アクセスアーキテクチャーを使用して、それらの規範的実施形態を説明するが、それら実施形態をそのようなアーキテクチャーに限定するものではない。当業者であれば、それら実施形態は、パラメータ及び手順を適宜に調整することにより適当な手段を有する他の種類の通信ネットワークにも適用できることが明らかであろう。
直交周波数分割多重(OFDM)システムでは、使用可能なスペクトルが多数の直交サブキャリアに分割される。OFDMシステムでは、使用可能な帯域巾は、狭いサブキャリアに分割され、そしてデータは、並列ストリームで送信される。各OFDM記号は、各サブキャリアにおける信号の直線的な組み合わせである。更に、各OFDM記号は、記号間干渉を減少するのに使用されるサイクリックプレフィックス(CP)が先行する。OFDMとは異なり、SC−FDMAサブキャリアは、独立して変調されない。
典型的に、(e)NodeB(“e”は、進化を表わす)は、ユーザ装置への送信をスケジュールするために、割り当てられたサブ帯域にわたり各ユーザ装置のチャンネルクオリティ及び/又は好ましいプリコーディングマトリクス(及び/又は他の複数入力−複数出力(MIMO)特有フィードバック情報、例えば、チャンネル定量化)を知る必要がある。要求された情報は、通常、(e)NodeBへシグナリングされる。
図1は、簡単なシステムアーキテクチャーの例を示すもので、全てが論理的ユニットである幾つかのエレメント及び機能的エンティティのみを示し、その具現化は、図示されたものとは異なってもよい。図1に示す接続は、論理的接続であり、実際の物理的接続は、それとは異なる。当業者であれば、システムは、典型的に、図1に示した以外の機能及び構造を含んでもよいことが明らかであろう。
しかしながら、実施形態は、一例として示されたシステムに限定されず、当業者であれば、必要なプロパティが設けられた他の通信システムに解決策を適用してもよい。
図1は、E−UTRA、LTE、LTE−アドバンスト(LTE−A)又はLTE/EPC(EPC=進化型パケットコア、EPCは、インターネットプロトコルトラフィックの高速データレート及び成長に対処するパケット交換技術の改善)に基づく無線アクセスネットワークの一部分を示す。E−UTRAは、リリース8のエアインターフェイスである(UTRA=UMTS地上無線アクセス、UMTS=ユニバーサル移動テレコミュニケーションシステム)。LTE(又はE−UTRA)により得られる幾つかの効果は、プラグ・アンド・プレイ装置、周波数分割デュープレックス(FDD)及び時分割デュープレックス(TDD)を同じプラットホームにおいて使用できることである。
図1は、セルを形成する(e)NodeBとセル内の1つ以上の通信チャンネル104、106を経てワイヤレス接続されるように構成されたユーザ装置100及び102を示す。ユーザ装置から(e)NodeBへの物理的リンクは、アップリンク又は逆方向リンクと称され、そしてNodeBからユーザ装置への物理的リンクは、ダウンリンク又は順方向リンクと称される。
LTE−アドバンストにおけるNodeB又はアドバンスト進化型ノードB(eNodeB、eNB)は、それが結合される通信システムの無線リソースをコントロールするように構成されたコンピューティング装置である。又、(e)NodeBは、ワイヤレス環境で動作できるリレーステーションを含めて、ベースステーション、アクセスポイント、又は他の形式のインターフェイス装置とも称される。
(e)NodeBは、例えば、トランシーバを含む。(e)NodeBのトランシーバからアンテナユニットへの接続が与えられ、アンテナユニットは、ユーザ装置への両方向無線リンクを確立する。アンテナユニットは、複数のアンテナ又はアンテナ素子より成る。(e)NodeBは、更に、コアネットワーク110(CN)に接続される。システムにもよるが、CN側の対応部は、ユーザ装置(UE)を外部パケットデータネットワーク又は移動管理エンティティ(MME)等に接続するためのサービングゲートウェイ(ユーザデータパケットをルーティング及び転送するS−GW)、パケットデータネットワークゲートウェイ(P−GW)である。
通信システムは、典型的に、2つ以上の(e)NodeBを備え、この場合、(e)NodeBは、その目的に対して設計されたワイヤード又はワイヤレスのリンクを経て互いに通信するようにも構成される。それらのリンクは、シグナリングの目的で使用される。
又、通信システムは、公衆交換電話ネットワーク又はインターネット112のような他のネットワークと通信することもできる。通信ネットワークは、クラウドサービスの使用をサポートすることもできる。(e)NodeB又はそれらの機能は、そのような使用に適したノード、ホスト、サーバー又はアクセスポイント、等のエンティティを使用することにより具現化されることが明らかである。
ユーザ装置(UE、ユーザデバイス、ユーザターミナル、ターミナル装置、等とも称される)は、エアインターフェイス上のリソースが割り当てられそして指定される一形式の装置を表わし、従って、ユーザ装置と共にここに述べる特徴は、リレーノードのような対応装置で具現化される。そのようなリレーノードの一例は、ベースステーションに向かうレイヤ3リレー(自己バックホールリレー)である。
ユーザ装置は、典型的に、これに限定されないが、次の形式の装置、即ち移動ステーション(移動電話)、スマートホン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ハンドセット、ワイヤレスモデムを使用する装置(アラーム又は測定装置、等)、ラップトップ及び/又はタッチスクリーンコンピュータ、タブレット、ゲームコンソール、ノートブック、及びマルチメディア装置を含めて、加入者識別モジュール(SIM)と共に又はそれを伴わずに動作するワイヤレス移動通信装置を含むポータブルコンピューティング装置を指す。
ユーザ装置(又は幾つかの実施形態では、レイヤ3リレーノード)は、ユーザ装置機能の1つ以上を遂行するように構成される。又、ユーザ装置は、幾つか挙げると、加入者ユニット、移動ステーション、リモートターミナル、アクセスターミナル、ユーザターミナル、又はユーザ装置(UE)とも称される。
図1において、ユーザ装置は、単に明瞭化のために2つのアンテナを含むように示されていることを理解されたい。受信及び/又は送信アンテナの数は、当然、その時点の具現化に基づいて変化する。
更に、装置は、単一のエンティティとして示されているが、異なるユニット、プロセッサ及び/又はメモリユニット(図1には示さず)が具現化されてもよい。
当業者に明らかなように、ここに示したシステムは、無線アクセスシステムの一部分の一例に過ぎず、実際には、このシステムは、複数の(e)NodeBを備え、ユーザ装置は、複数の無線セルへアクセスすることができ、そしてシステムは、物理的レイヤのリレーノード、他のネットワークエレメント、等の他の装置も備えている。NodeB又はeNodeBの少なくとも1つは、ホーム(e)NodeBである。更に、無線通信システムの地理的エリアでは、複数の異なる種類の無線セル及び複数の無線セルが設けられる。無線セルは、通常、数十キロメーターまでの直径を有する大きなセルであるマクロセル(又は傘型セル)であるか、又はマイクロ、フェムト又はピコセルのような小さなセルである。図1の(e)NodeB108は、任意の種類のこれらのセルを形成する。セルラー無線システムは、多数の種類のセルを含むマルチレイヤネットワークとして具現化される。典型的に、マルチレイヤネットワークでは、1つのノードBは、1つの種類のセル(1つ又は複数)を形成し、従って、そのようなネットワーク構造を形成するには複数のノードBが必要とされる。
ハイブリッド自動リピート要求(HARQ)は、パケットデータ送信の性能を向上させるための特徴である。通常、HARQは、レイヤ1(物理的レイヤ)においてパケット再送信をコントロールし及び開始して、それより上位レイヤの送信により生じる再送信遅延を減少する。例えば、干渉により生じるリンクエラーの場合には、受信エンティティが、崩壊したデータパケットの再送信を要求する。HARQは、一種の「停止して待機」プロトコルであり、その後の送信は、受信エンティティからACK/NACKを受信した後でなければ行われない。
長期進化(LTE)及び長期進化アドバンスト(LTE−A)は、周波数分割デュープレックスFDDのためのペアスペクトル、及び時分割デュープレックスTDD動作のための非ペアスペクトルの両方を受け容れるように定義されている。LTE−TDDは、TD−LTEとしても知られている。1つの設計目標は、LTE−TDDとLTE−FDDとの間の共通性を最大にして、共同標準化及び具現化努力を最小にすると共に、適合性、ひいては、同じ通信システムにおけるこれら2つのLTEモードの共存性を最大にすることである。更に、LTE−TDDは、時分割同期コード分割多重アクセス(TD−SCDMA)にも適合するようにされる。
LTE TDDの効果の1つは、アップリンク及びダウンリンクのバランス及び特性を負荷条件に基づいて動的に変更するオプションである。5ms又は10msのいずれかのスイッチポイント周期性を使用するLTE−TDD仕様書には、7つのアップリンク/ダウンリンク構成が定義されている。5msのスイッチポイント周期性の場合には、両方の半フレームに「特殊な」サブフレームが存在する。一方、10msの周期性の場合には、第1の半フレームのみに、あるサブフレームが存在する。以下のテーブル1は、一例としてここに示すTD−LTE(Rel−8/9/10)に対するアップリンク/ダウンリンク構成パターンを示す。
これらの構成パターンは、半スタティックである。LTEフレームの1つの形式は、全長が10msで、2つの半フレームより成り、それが5つのサブフレームに分割される。

Figure 2015173492

テーブル1
テーブル1において、Dは、ダウンリンク送信に対応し、Uは、アップリンク送信に対応し、そしてSは、例えば、アップリンク送信とダウンリンク送信との間に必要な切り換え時間を与えるのに使用される「特殊な」サブフレームである。テーブル1のタイミング図において、1つのフレームが10個のサブフレームに分割され、各サブフレームは、1msで、0から9まで番号付けされ、そしてサブフレームパターンは、必要に応じて何回も繰り返されると考えられる。
ここで参照する技術仕様書は、3GPP TS 36.21 1(フレーム構造形式2)である。選択された構成パターンは、通常、ネットワークエレメントによりユーザ装置へ選択及び搬送される。
現在のLTE−TDDリリースでは、ダイナミックなアップリンク/ダウンリンク構成がまだ提供されていない。これまで、アップリンク/ダウンリンクスイッチングポイントは、関連ネットワークにわたって整合される必要がある。今のところ、ダイナミックなアップリンク/ダウンリンクリソース割り当ては、リリース11の候補特徴である。ダイナミックなアップリンク/ダウンリンク割り当ては、著しいスループット利得を与えると考えられる。
特許出願公告WO2010/049587号は、LTE−TDDのための幾つかのアップリンク及びダウンリンクサブフレームのダイナミックな割り当てに関して1つの提案を提示し、ここでは、干渉に敏感なコントロールチャンネルはフレキシブルな割り当てから保護される(固定のサブフレーム)が、他のフレームは、そのような使用に適している(フレキシブルなサブフレーム)。テーブル2は、フレキシブルなアップリンク/ダウンリンク割り当てを受けるサブフレームを示す。

Figure 2015173492

テーブル2
テーブル2において、Dは、ダウンリンク送信に対応し、Uは、アップリンク送信に対応し、Sは、例えば、アップリンク送信とダウンリンク送信との間に必要な切り換え時間を与えるのに使用される「特殊な」サブフレームであり、そしてFは、フレキシブルなサブフレームを表わす。テーブル2のタイミング図において、1つのフレームが10個のサブフレームに分割され、各サブフレームは、1msで、0から9まで番号付けされ、そしてサブフレームパターンは、必要に応じて何回も繰り返されると考えられる。
フレキシブルな構成に適したサブフレームを定義する参考としてWO2010/049587号を取り上げる。フレキシブルな構成に適したサブフレームは、重要なコントロール信号をクロスリンク干渉から保護する目的で選択される。
しかしながら、WO2010/049587号は、アップリンク/ダウンリンクタイミング及びHARQ機能のサポートを実際上どのように構成できるかについては、未解決のままである。
アップリンク/ダウンリンクHARQ設計に適した幾つかの実施形態は、図2を参照して更に詳細に述べる。
図2の実施形態は、通常、ユーザ装置、ホームノード、リレーノード、ウェブスティック、サーバー、ホスト、ノード又は他の対応エンティティに関連している。この実施形態は、ブロック200で始まる。
ブロック202において、次のもの、即ち物理的アップリンクコントロールチャンネル(PUCCH)確認/非確認(ACK/NACK)シグナリング、物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル(PHICH)確認/非確認(ACK/NACK)シグナリング、物理的アップリンク共有チャンネル(PUSCH)リソース割り当てグラントシグナリング、物理的ダウンリンク共有チャンネル(PDSCH)リソース割り当てグラントシグナリングの中の少なくとも2つに向けられたサブフレームから2つ以上のサブフレームが選択され、そしてアップリンク及びダウンリンクシグナリングのためのフレキシブルなサブフレーム構成を得るように周期的シグナリングパターンが形成される。
周期的なシグナリングパターンは、ハイブリッド自動リピート要求シグナリングタイミング、アップリンクハイブリッド自動リピート要求プロセス番号、ダウンリンクハイブリッド自動リピート要求プロセス番号、アップリンクスケジューリングタイミング、及び/又はダウンリンクスケジューリングタイミングに使用される。HARQタイミングは、PUCCH ACK/NACKタイミング(PUCCHを経て送信されるダウンリンク共有チャンネルとアップリンクACK/NACKとの間のタイミング)、PHICH ACK/NACKタイミング(PHICHを経て送信されるアップリンク共有チャンネルとダウンリンクACK/NACKとの間のタイミング)を含む。アップリンク/ダウンリンクスケジューリングタイミングは、PDCCHを経て送信されるスケジューリンググラントと、PUSCH/PDSCHを経て送信される対応アップリンク/ダウンリンクデータ送信との間のタイミングに関連している。又、アップリンク/ダウンリンクスケジューリンググラントは、異なるタイミング関係を受ける多数の情報エレメントを含む。
フレキシブルなサブフレーム構成は、アップリンク及びダウンリンクシグナリングのためのアップリンクサブフレーム、ダウンリンクサブフレーム、「特殊な」サブフレーム、及びフレキシブルなサブフレームを含む。フレキシブルなサブフレーム構成の幾つかの例は、図3ないし7を参照して以下に詳細に説明する。それらの例において、シグナリングパターンの周期は、5msであるが、10msでもよい。周期が10msである場合には、フレキシブルなサブフレーム構成は、5msの場合に対応するように形成される。
フレキシブルなサブフレーム構成は、次のシグナリング、即ち物理的アップリンクコントロールチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的アップリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、及び/又は物理的ダウンリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリングを含まないサブフレームより成る。換言すれば、サブフレームは、前記シグナリングから保護される。
更に、アップリンク/ダウンリンクシグナリングは、ユーザ特有の仕方で実施される。例えば、フレキシブルな構成が現在TDDネットワークに適用される場合、ネットワークに「非フレキシブルモード」でキャンピングするフレキシブル構成ケーパブルユーザ装置は、先ず、既存のセル特有のアップリンク及び/又はダウンリンク構成に順応する。ノードがフレキシブルな構成をサポートできることを検出すると、ノードは、無線リソースコントロール再構成の一部分としてユーザ特有の仕方でフレキシブルな構成を実行する。そのフレキシブルな構成は、セル特有のコントロールシグナリングにも使用できる。
以下、フレキシブルなアップリンク及び/又はダウンリンク構成(「フレックス構成」又は「フレックスTDD構成」)のためのハイブリッド自動リピート要求(HARQ)及びタイミング設計の実施例を、スイッチングポイント周期が5msのテーブル1の構成を使用して説明する。
一例において、アップリンク/ダウンリンク時分割デュープレックス構成“0”(アップリンクヘビー構成とも称される)に対応するHARQシグナリング(タイミング)が、全てのアップリンク関連シグナリングに対して選択されて、PUSCHシグナリング、PHICH ACK/NACKシグナリング及びPUSCHパワーコントロール(PC)シグナリングがアップリンク/ダウンリンク構成“0”に基づいてサブフレームに対してスケジュールされると共に、アップリンクHARQに対するHARQプロセスの数が、7つのHARQプロセスをサポートするアップリンク/ダウンリンク構成“0”に従って定義されるようにする。
別の例では、ダウンリンク構成“2”(ダウンリンクヘビー構成とも称される)に対応するHARQシグナリング及びタイミングが、全てのダウンリンク関連シグナリングに対して選択されて、物理的アップリンクコントロールチャンネル(PUCCH)及びダウンリンクACK/NACKシグナリングがアップリンク/ダウンリンク時分割デュープレックス構成“2”に基づいてサブフレームに対してスケジュールされると共に、ダウンリンクHARQに対するHARQプロセスの数が、10個のHARQプロセスをサポートするアップリンク/ダウンリンク構成“2”に従って定義されるようにする。
更に別の例では、ダウンリンクコントロール情報(DCI)フォーマット0に含まれる(アップリンク)ダウンリンク関連インデックス(DAI)に対応するタイミングが導入され、及び/又はダウンリンクACK/NACKシグナリングに対応するタイミングが、アップリンクDAIシグナリングとうまく一致するように変更される。
ここに提案するサブフレーム設計は、LTE−TDDリリース8、9及び10のような早期のリリースに対して上位互換性となるように計画されることが明らかであろう。
テーブル3には、フレキシブルなHARQ構成のためのLTE−TDDサブフレームに対応するHARQプロセスのタイミング図の一例が示されている。テーブル3は、テーブル2のフレキシブルなサブフレームを示す最後の行をベースとする。

Figure 2015173492

Figure 2015173492

テーブル3
テーブル3のタイミング図は、ハイブリッド自動リピート要求(HARQ)シグナリングのフレキシブルなサブフレーム構成を得るための周期的なシグナリングパターンの一例である。
以下、幾つかのシグナリング提案を、図3ないし7を参照して更に詳細に示す。これらの図において、Dは、ダウンリンク送信に対応し、Uは、アップリンク送信に対応し、Sは、例えば、アップリンク送信とダウンリンク送信との間に必要な切り換え時間を与えるために使用される「特別な」サブフレームであり、そしてFは、フレキシブルなサブフレームを表わす。1つのフレームが10個のサブフレームに分割されて示され、各サブフレームは、1msで、0から9まで番号付けされ、そしてサブフレームパターンは、必要に応じて何回も繰り返されると考えられる。
図3から5の例において、フレキシブル(FLEX)構成に対応する全てのアップリンク関連シグナリングに対して、TDD構成“0”に対応するシグナリングタイミング(テーブル2を参照)が選択される。
図3は、フレキシブルな構成に対するPUSCHトリガーの一例を示す。フレキシブルなサブフレーム構成300を得るための周期的シグナリングパターンのこの例は、5msのスイッチングポイント周期302を有する。物理的アップリンク共有チャンネル(PUSCH)シグナリングは、物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル(PHICH)、又はフレキシブルな構成に適したアップリンクグラントシグナリングサブフレームに対してスケジュールされる。これは、フレキシブルなサブフレーム308においてPUSCHトリガーを与えるために、サブフレーム304での最初のダウンリンク送信をどのように発信するか表わす矢印306によって示されている。
図4は、フレキシブルな構成に対するPHICHタイミングの一例を示す。フレキシブルなサブフレーム構成300を得るための周期的シグナリングパターンのこの例は、5msのスイッチングポイント周期302を有する。アップリンクサブフレーム400に関連してACK/NACKを搬送する物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル(PHICH)シグナリングは、特殊なサブフレーム402に対してスケジュールされる。タイミング関係は、矢印404により示されている。
図5は、フレキシブルな構成に対するPUSCHパワーコントロールコマンドシグナリングの一例を示す。図5は、フレキシブルなサブフレーム構成300を得るための周期的なシグナリングパターンの一例を示す。サブフレーム500に関連した物理的アップリンク共有チャンネル(PUSCH)パワーコントロール(PC)コマンドは、ダウンリンクサブフレーム502によって搬送される。タイミング関係は、矢印504により示されている。
図6は、TDD構成“2”(テーブル2を参照)に対応するシグナリングのタイミングが全てのダウンリンク関連シグナリングに対して選択される例を示す。この例は、フレキシブルな構成のためのPUCCH ACK/NACKタイミングを示す。アップリンクサブフレーム600を経て搬送可能なPUCCH ACK/NACKシグナリングは、以前のサブフレームからの1つのフレキシブルなサブフレーム、並びに考慮中のサブフレームの1つのダウンリンクサブフレーム及び1つの特殊なサブフレーム(矢印604)を含む1つ以上のサブフレーム602;及び/又は考慮中のサブフレームのフレキシブルなサブフレーム606(矢印608);を含む。PUCCHフォーマット3及びチャンネル選択は、両方とも、LTE−TDD仕様書のリリース11において起動されようとしているフレキシブル又はフレックス校正に対応するACK/NACKを搬送する。
上述した原理は、ほとんどのHARQシグナリングの場合に実現可能であり又は充分であることが明らかである。しかしながら、ある特殊なケースが存在し、更なる測定が要求される。Rel−8/9/10 LTE−TDDのシグナリング設計の精神に従い、フレキシブルなアップリンク/ダウンリンク構成と共にダウンリンク連想インデックス(DAI)ビットが必要とされる。
図7は、フレックス構成に対して考えられるDAIタイミング設計の一例を示す。この図において、k’は、アップリンク連想インデックスに対応し、そしてアップリンク/ダウンリンク構成“2”(テーブル2及び3を参照)に基づく以下のテーブル4は、フレックス構成のためのダウンリンク連想インデックスであるkを定義するのに使用される。しかしながら、これは、予想スケジューラ動作を生じる。というのは、アップリンクDAIを搬送するアップリンクグラントシグナリングは、最後に考えられるダウンリンクグラントシグナリングのスケジューリングの前に送信する必要があるからである。従って、ダウンリンク連想インデックスは、[8、7、4、6]が[9、8、7、6]に置き換えられるように、定義し直すこともできる。置き換えられるインデックスは、テーブル4において二重線で示される。

Figure 2015173492

テーブル4
DAIシグナリングがアップリンクサブフレーム700に最初に入れられるPUCCHACK/NACKタイミングは、以前のサブフレームからの2つのフレキシブルなサブフレーム、並びに考慮中のサブフレームの1つのダウンリンクサブフレーム及び1つの特殊なサブフレーム(矢印706)を含む1つ以上のサブフレーム704;及び/又は考慮中のサブフレームの特殊なサブフレーム702(矢印708);に入れられる。
この実施形態は、ブロック204で終了となる。この実施形態は、何回も繰り返すことができる。その1つの例が、図2に矢印206で示されている。
図2について上述したステップ/ポイント、シグナリングメッセージ及び関連する機能は、絶対的な期間的順序ではなく、幾つかのステップ/ポイントは、同時に遂行されてもよいし、前記とは異なる順序で遂行されてもよい。又、ステップ/ポイント間又はステップ/ポイント内で他の機能を遂行することもでき、そして図示されたメッセージ間で他のシグナリングメッセージを送信することもできる。ステップ/ポイントの幾つか又はステップ/ポイントの一部分を除外してもよいし、又は対応するステップ/ポイント又はステップ/ポイントの一部分と置き換えてもよい。
搬送、送信及び/又は受信は、ここでは、ケースバイケースで、データ搬送、送信及び/又は受信を準備すること、搬送、送信及び/又は受信されるべきメッセージを準備すること、或いは物理的な送信及び/又は受信それ自体、等を意味することを理解されたい。
一実施形態は、図2を参照して上述したプロセスを実行することのできるユーザ装置、ホームノード、ウェブスティック、サーバー、ノード、ホスト、又は他の適当な装置である装置を提供する。
図8は、一実施形態による装置の簡単なブロック図である。
一実施形態による装置の一例として、図2の実施形態の機能を遂行するコントロールユニット804のファシリティを含む(例えば、1つ以上のプロセッサを含む)ユーザ装置、リレーノード又はウェブスティックのような装置800が示されている。
図8において、ブロック806は、受信及び送信に必要なパーツ/ユニット/モジュールを含み、これは、通常、無線前端、RF部分、無線部分、等と称される。このブロックは、任意である。
装置800の別の例は、少なくとも1つのプロセッサ804と、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリ802とを備え、その少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも:次のもの、即ち物理的アップリンクコントロールチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的アップリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、物理的ダウンリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリングの中の少なくとも2つに向けられたサブフレームから2つ以上のサブフレームを選択し;そしてその選択された2つ以上のサブフレームを使用することによりアップリンク及びダウンリンクシグナリングのためのフレキシブルなサブフレーム構成を得るように周期的なシグナリングパターンを形成する;ようにさせるよう構成される。
装置の更に別の例は、次のもの、即ち物理的アップリンクコントロールチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的アップリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、物理的ダウンリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリングの中の少なくとも2つに向けられたサブフレームから2つ以上のサブフレームを選択するための手段と;その選択された2つ以上のサブフレームを使用することによりアップリンク及びダウンリンクシグナリングのためのフレキシブルなサブフレーム構成を得るように周期的なシグナリングパターンを形成する手段と;を備えている。
装置の更に別の例は、次のもの、即ち物理的アップリンクコントロールチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的アップリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、物理的ダウンリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリングの中の少なくとも2つに向けられたサブフレームから2つ以上のサブフレームを選択するように構成された選択器と;その選択された2つ以上のサブフレームを使用することによりアップリンク及びダウンリンクシグナリングのためのフレキシブルなサブフレーム構成を得るように周期的なシグナリングパターンを形成するように構成された形成ユニットと;を備えている。
この装置は、送信及び/又は受信に又はそのために使用される無線部分又は無線ヘッドのような他のユニット又はモジュール、等を備え又はそれに結合されることを理解されたい。これは、図8に任意のブロック806として示されている。
この装置は、図8に1つのエンティティとして示されているが、1つ以上の物理的又は論理的エンティティにおいて異なるモジュール及びメモリが具現化されてもよい。
装置は、一般的に、コントロール機能を実行するように設計された少なくとも1つのプロセッサ、コントローラ又はユニットを備え、これは、少なくとも1つのメモリユニット及び種々のインターフェイスに作動的に結合される。更に、メモリユニットは、揮発性及び/又は不揮発性メモリを含む。メモリユニットは、プロセッサがこれら実施形態による動作を遂行するためのコンピュータプログラムコード及び/又はオペレーティングシステム、情報、データ、コンテンツ、等を記憶する。各メモリユニットは、ランダムアクセスメモリ、ハードドライブ、等である。メモリユニットは、装置に対して少なくとも一部分除去可能に及び/又は取り外し可能に作動的に結合される。メモリは、現在の技術環境に適した任意の形式のものでよく、そして適当なデータ記憶技術、例えば、半導体ベースの技術、フラッシュメモリ、磁気及び/又は光学メモリ装置を使用して具現化される。メモリは、固定でもよいし、除去可能でもよい。
装置は、演算動作として、又は動作プロセッサにより実行されるプログラム(追加又は更新されたソフトウェアルーチンを含む)として構成されたソフトウェアアプリケーション又はモジュール又はユニットでよい。又、ソフトウェアルーチン、アプレット、及びマクロを含めて、プログラム製品又はコンピュータプログラムとも称されるプログラムは、装置で読み取れるデータ記憶媒体に記憶され、そして特定のタスクを遂行するためのプログラムインストラクションを含む。コンピュータプログラムは、オブジェクティブ−C、C、C++、Java(登録商標)、等の高レベルプログラミング言語、或いはマシン言語又はアッセンブラ、等の低レベルプログラミング言語であるプログラミング言語によりコード化される。
実施形態の機能を具現化するのに必要な変更及び構成は、ルーチンとして遂行され、そしてルーチンは、追加又は更新されたソフトウェアルーチン、アプリケーション回路(ASIC)、及び/又はプログラマブル回路として具現化される。更に、ソフトウェアルーチンは、装置へダウンロードされる。ノード装置、又は対応コンポーネントのような装置は、単一チップコンピュータエレメントのようなコンピュータ又はマイクロプロセッサとして、或いは少なくとも演算動作に使用する記憶容量を備えたメモリ及び演算動作を実行するための動作プロセッサを含むチップセットとして構成される。
それらの実施形態は、配布媒体上に実施されるコンピュータプログラムであって、電子装置へロードしたときに、上述した装置を構成するプログラムインストラクションを含むコンピュータプログラムを提供する。配布媒体は、非一時的媒体である。
他の実施形態は、コンピュータで読み取り可能な媒体上に実施されるコンピュータプログラムであって、上述した方法の実施形態を遂行するプロセッサをコントロールするように構成されたコンピュータプログラムを提供する。コンピュータで読み取り可能な媒体は、非一時的媒体である。
コンピュータプログラムは、ソースコード形態、オブジェクトコード形態又はある中間形態にあり、そしてそのプログラムを搬送できるエンティティ又は装置であるある種のキャリア、配布媒体又はコンピュータで読み取り可能な媒体に記憶される。そのようなキャリアは、例えば、レコード媒体、コンピュータメモリ、リードオンリメモリ、電気的キャリア信号、テレコミュニケーション信号、及びソフトウェア配布パッケージを含む。必要とされる処理パワーに基づいて、コンピュータプログラムは、単一の電子的デジタルコンピュータで実行されるか、又は多数のコンピュータ間に配布される。コンピュータで読み取り可能な媒体は、非一時的媒体である。
ここに述べる技術は、種々の手段によって具現化される。例えば、それらの技術は、ハードウェア(1つ以上の装置)、ファームウェア(1つ以上の装置)、ソフトウェア(1つ以上のモジュール)、又はその組み合わせで具現化される。ハードウェア具現化の場合に、装置は、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理装置(DSPD)、プログラマブル論理装置(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、デジタルエンハンスト回路、ここに述べた機能を遂行するように設計された他の電子装置、又はその組み合わせにおいて具現化される。ファームウェア又はソフトウェアの場合には、ここに述べる機能を遂行する少なくとも1つのチップセットのモジュール(例えば、手順、機能、等)を通して具現化が実行される。ソフトウェアコードは、メモリユニットに記憶されて、プロセッサにより実行される。メモリユニットは、プロセッサ内で具現化されてもよいし又はプロセッサの外部で具現化されてもよい。後者のケースでは、メモリユニットは、この技術で知られた種々の手段を経てプロセッサに通信結合される。更に、ここに述べるシステムのコンポーネントは、それに関して述べる種々の観点を容易に達成するために付加的なコンポーネントにより再配列され及び/又は補足されてもよく、且つそれらは、当業者に明らかなように、添付図面に示す厳密な構成に限定されない。
当業者であれば、技術の進歩と共に、本発明の概念が種々の仕方で具現化されることが明らかであろう。本発明及びその実施形態は、上述した例に限定されず、特許請求の範囲内で変更することができる。
100、102:ユーザ装置
104、106:通信チャンネル
108:(e)NodeB
110:コアネットワーク
112:インターネット
800:装置
802:メモリ
804:コントロールユニット
806:ブロック

Claims (33)

  1. 少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備えた装置において、その少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、前記装置が、少なくとも:
    次のもの、即ち物理的アップリンクコントロールチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的アップリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、物理的ダウンリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、のうちの少なくとも2つに向けられたサブフレームから2つ以上のサブフレームを選択し;及び
    前記選択された2つ以上のサブフレームを使用することによりアップリンク及びダウンリンクシグナリングのためのフレキシブルなサブフレーム構成を得るために周期的なシグナリングパターンを形成する;
    ようにさせるよう構成された、装置。
  2. 前記周期的なシグナリングパターンは、次のもの、即ちハイブリッド自動リピート要求シグナリングタイミング、アップリンクハイブリッド自動リピート要求プロセス番号、ダウンリンクハイブリッド自動リピート要求プロセス番号、アップリンクスケジューリングタイミング、及びダウンリンクスケジューリングタイミング、のうちの少なくとも1つに関連している、請求項1に記載の装置。
  3. 前記フレキシブルなサブフレーム構成は、更に、アップリンク及びダウンリンクシグナリングのためのアップリンクサブフレーム、ダウンリンクサブフレーム、特殊なサブフレーム及びフレキシブルなサブフレームを含む、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記周期的なシグナリングパターンは、5ms又は10msの周期を有する、請求項1から3のいずれかに記載の装置。
  5. 前記フレキシブルなサブフレーム構成は、次のもの、即ち物理的アップリンクコントロールチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的アップリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、及び物理的ダウンリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、のうちの少なくとも1つを含まないサブフレームより成る、請求項1から4のいずれかに記載の装置。
  6. アップリンクヘビー構成に対応するシグナリングが全てのアップリンクシグナリングに対して選択される、請求項1から5のいずれかに記載の装置。
  7. ダウンリンクヘビー構成に対応するシグナリングが全てのダウンリンクシグナリングに対して選択される、請求項1から6のいずれかに記載の装置。
  8. 前記アップリンク及びダウンリンクシグナリングは、ユーザ特有の仕方で実行される、請求項1から7のいずれかに記載の装置。
  9. 時分割デュープレックス構成“2”に対応するシグナリングタイミングが全てのダウンリンクシグナリングに対して選択される、請求項1から8のいずれかに記載の装置。
  10. 時分割デュープレックス構成“0”に対応するシグナリングタイミングが全てのアップリンクシグナリングに対して選択される、請求項1から9のいずれかに記載の装置。
  11. 前記装置は、ユーザ装置、リレーノード、サーバー、ホスト、ノード又はウェブスティックを含む、請求項1から10のいずれかに記載の装置。
  12. 前記装置にロードされたときに、請求項1から10に記載のモジュールを構成するプログラムインストラクションを含むコンピュータプログラム。
  13. 次のもの、即ち物理的アップリンクコントロールチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的アップリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、物理的ダウンリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、のうちの少なくとも2つに向けられたサブフレームから2つ以上のサブフレームを選択する段階と;
    前記選択された2つ以上のサブフレームを使用することによりアップリンク及びダウンリンクシグナリングのためのフレキシブルなサブフレーム構成を得るために周期的なシグナリングパターンを形成する段階と;
    を含む方法。
  14. 前記周期的なシグナリングパターンは、次のもの、即ちハイブリッド自動リピート要求シグナリングタイミング、アップリンクハイブリッド自動リピート要求プロセス番号、ダウンリンクハイブリッド自動リピート要求プロセス番号、アップリンクスケジューリングタイミング、及びダウンリンクスケジューリングタイミング、のうちの少なくとも1つに関連している、請求項13に記載の方法。
  15. 前記フレキシブルなサブフレーム構成は、更に、アップリンク及びダウンリンクシグナリングのためのアップリンクサブフレーム、ダウンリンクサブフレーム、特殊なサブフレーム及びフレキシブルなサブフレームを含む、請求項13又は14に記載の方法。
  16. 前記周期的なシグナリングパターンは、5ms又は10msの周期を有する、請求項13から15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記フレキシブルなサブフレーム構成は、次のもの、即ち物理的アップリンクコントロールチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的アップリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、及び物理的ダウンリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、のうちの少なくとも1つを含まないサブフレームより成る、請求項13から16のいずれかに記載の方法。
  18. アップリンクヘビー構成に対応するシグナリングを全てのアップリンクシグナリングに対して選択する、請求項13から17のいずれかに記載の方法。
  19. ダウンリンクヘビー構成に対応するシグナリングを全てのダウンリンクシグナリングに対して選択する、請求項13から18のいずれかに記載の方法。
  20. 前記アップリンク及びダウンリンクシグナリングは、ユーザ特有の仕方で実行される、請求項13から19のいずれかに記載の方法。
  21. 時分割デュープレックス構成“2”に対応するシグナリングタイミングを全てのダウンリンクシグナリングに対して選択する、請求項13から20のいずれかに記載の方法。
  22. 時分割デュープレックス構成“0”に対応するシグナリングタイミングを全てのアップリンクシグナリングに対して選択する、請求項13から21のいずれかに記載の方法。
  23. 請求項13から22のいずれかに記載の方法を実行するための手段を備えた装置。
  24. コンピュータで読み取り可能な記憶媒体上に実施されるコンピュータプログラムであって、このコンピュータプログラムは、プロセスを実行するようにプロセスをコントロールするためのプログラムコードを含み、前記プロセスは、
    次のもの、即ち物理的アップリンクコントロールチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的アップリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、物理的ダウンリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、のうちの少なくとも2つに向けられたサブフレームから2つ以上のサブフレームを選択し;及び
    前記選択された2つ以上のサブフレームを使用することによりアップリンク及びダウンリンクシグナリングのためのフレキシブルなサブフレーム構成を得るように周期的なシグナリングパターンを形成する;
    ことを含むものであるコンピュータプログラム。
  25. 前記周期的なシグナリングパターンは、次のもの、即ちハイブリッド自動リピート要求シグナリングタイミング、アップリンクハイブリッド自動リピート要求プロセス番号、ダウンリンクハイブリッド自動リピート要求プロセス番号、アップリンクスケジューリングタイミング、及びダウンリンクスケジューリングタイミング、のうちの少なくとも1つに関連している、請求項24に記載のコンピュータプログラム。
  26. 前記フレキシブルなサブフレーム構成は、更に、アップリンク及びダウンリンクシグナリングのためのアップリンクサブフレーム、ダウンリンクサブフレーム、特殊なサブフレーム及びフレキシブルなサブフレームを含む、請求項24又は25に記載のコンピュータプログラム。
  27. 前記周期的なシグナリングパターンは、5ms又は10msの周期を有する、請求項24から26のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
  28. 前記フレキシブルなサブフレーム構成は、次のもの、即ち物理的アップリンクコントロールチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的ハイブリッド自動リピート要求インジケータチャンネル確認/非確認シグナリング、物理的アップリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、及び物理的ダウンリンク共有チャンネルリソース割り当てグラントシグナリング、のうちの少なくとも1つを含まないサブフレームより成る、請求項24から27のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
  29. アップリンクヘビー構成に対応するシグナリングを全てのアップリンクシグナリングに対して選択することを更に含む、請求項24から28のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
  30. ダウンリンクヘビー構成に対応するシグナリングを全てのダウンリンクシグナリングに対して選択することを更に含む、請求項24から29のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
  31. 前記アップリンク及びダウンリンクシグナリングは、ユーザ特有の仕方で実行される、請求項24から30のいずれかに記載のコンピュータプログラム。
  32. 時分割デュープレックス構成“2”に対応するシグナリングタイミングを全てのダウンリンクシグナリングに対して選択することを更に含む、請求項24から31のいずれかに
    記載のコンピュータプログラム。
  33. 時分割デュープレックス構成“0”に対応するシグナリングタイミングを全てのアップリンクシグナリングに対して選択することを更に含む、請求項24から32のいずれかに
    記載のコンピュータプログラム。
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