JP2015168568A - 昇降機 - Google Patents

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みゆき 若狭
miyuki Wakasa
みゆき 若狭
高村 尚宏
Naohiro Takamura
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Abstract

【課題】防犯窓や保守点検用カバーなどを必要に応じて目視可能として安全性と効率性の向上を図った昇降機を提供することである。
【解決手段】乗りかごの乗りかごドアパネルに設置された乗りかご側防犯窓と、乗り場の乗り場ドアパネルに設置された乗り場側防犯窓と、前記乗りかご側防犯窓に設置された発光パネルと、を備えるエレベータであって、前記発光パネルは、点灯時には非透過状態として前記乗り場から前記乗りかご内を目視不可とし、非点灯時には透過状態として前記乗り場から前記乗りかご内を目視可とした。
【選択図】図1

Description

この発明は、昇降機に関する。
従来エレベータは、乗りかごドア装置と、乗りかご側防犯窓と、乗りかご側表示装置と、乗り場ドア装置と、乗り場側防犯とを備えたものが考えられている。乗りかごドア装置は、乗りかごの乗口を塞ぐ複数の乗りかごドアパネルを有し、乗りかご側表示装置は、複数枚の内の一枚の乗りかごドアパネルの開口部に嵌め込み、乗りかごの運行情報を乗りかご内に向けて表示する。乗りかご側防犯窓は、乗りかご側表示装置が組み付けられた以外の乗りかごドアパネルの開口部に乗り場から乗りかご内を目視できる透明部材を嵌め込み構成される。
しかしながら、乗りかご側防犯窓は、その目的から通過階でも乗りかご内部が目視でき、使用者にとってはプライバシーの問題がある、という課題がある。また、乗りかご側表示装置はただ単にメッセージなどを表示するモニタにしか過ぎない。防犯上は、乗りかご側表示装置がある分、隣り合わせの乗りかご側防犯窓が狭くなり、防犯窓としての効果が減少してしまう、という課題があった。
従来エスカレータは、保守時に目視で駆動系やステップ列の動きを確認するために、数か所のカバーを外す必要がある。
しかしながら、目視での動作点検を必要とする部分の露出していない部分については、その部分を開放し点検部分を確認できる状態にして作業する必要がある。点検内容によっては、必要にない開放作業などの場合には、保守作業時間が余計にかかってしまう、という課題があった。
特開2011−136776号公報 特開2008−037522号公報
この発明が解決しようとする課題は、防犯窓や保守点検用カバーなどを必要に応じて目視可能として安全性と効率性の向上を図った昇降機を提供することである。
この発明の実施形態の昇降機は、乗りかごの乗りかごドアパネルに設置された乗りかご側防犯窓と、乗り場の乗り場ドアパネルに設置された乗り場側防犯窓と、前記乗りかご側防犯窓に設置された発光パネルと、を備えるエレベータであって、前記発光パネルは、点灯時には非透過状態として前記乗り場から前記乗りかご内を目視不可とし、非点灯時には透過状態として前記乗り場から前記乗りかご内を目視可とした。
また、この発明の実施形態の昇降機は、少なくともガードレールに案内支持して循環走行する多数の踏み段を収納した主枠と、前記主枠に設置された発光パネルと、を備え上階と下階に跨って設置されたエスカレータであって、前記発光パネルは、点灯時には非透過状態として前記踏み段を点灯し、非点灯時は前記主枠内を目視可能とした。
第1の実施形態のエレベータを模式的に示す斜視図である。 図1に示した乗りかごの内部から乗りかごドア装置を正面に見た斜視図である。 図1に示した乗り場ドア装置の斜視図である。 発光パネルの平面構成を示す概念図である。 図4のIa−Ib線断面の一例を表す模式図である。 第2の実施形態について説明するための図である。 第3の実施形態のエスカレータを模式的に示す斜視図である。 エレベータの概略的な側面断面図である。
以下、実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図3は、第1の実施形態のエレベータを示す。図1はエレベータを模式的に示す斜視図である。図2は、図1に示したエレベータ乗りかごの内部から乗りかごドア装置を正面に見た斜視図である。図3は、図1に示したエレベータ乗り場ドア装置の斜視図である。
図1に示すように、エレベータ10は、乗りかごドア装置21と乗りかご側防犯窓22a,22bと乗り場ドア装置31と乗り場側防犯窓32a,32bを備える。
乗りかごドア装置21は、図1および図2に示すように、中央から左右両側に開く両開き式の2枚の乗りかごドアパネル21a.21bを備える。乗りかごドアパネル21a,21bは、乗りかご2の乗口2aを塞ぐように設置される。
乗りかご側防犯窓22aは、乗りかご2内から見て右側の乗りかごドアパネル21aに設置されている。乗りかご側防犯窓22bは、乗りかご2内から見て左側の乗りかごドアパネル21bに設置されている。
乗りかごドアパネル21aの開口部23aには、透明部材24aと発光パネル25aを嵌め込み、乗りかご側防犯窓22aが構成される。乗りかごドアパネル21bの開口部23bには、透明部材24bと発光パネル25bを嵌め込み、乗りかご側防犯窓22bが構成される。透明部材24a,24bは、乗りかご2の外側に配置されている。発光パネル25a,25bは、乗りかご2の内側に配置されている。
透明部材24a,24bには、割れ等の安全性を考慮し、例えば網入りガラスが用いられる。透明部材24a,24bとしては、網入りガラスのほかに、透明な強化ガラスや透明な強化プラスチックなど、乗りかご2の内部を目視できるものであれば、採用することができる。
発光パネル25a,25bとしては、例えば有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイを用いる。有機ELに限らず、例えばLED(Light Emitting Diode)、LD(Laser Diode)、無機ELなどであっても構わない。
透明部材24aは、乗りかごドアパネル21aの開口部23aに嵌め込み取り付けられている。透明部材24bは、乗りかごドアパネル21bの開口部23bに嵌め込み取り付けられている。
また、乗り場ドア装置31は、乗りかごドア装置21と同じように図1および図3に示すように、両開き式に2枚の乗り場ドアパネル31a,31bを備える。乗り場ドアパネル31a,31bは、図1および図3に示すように昇降路6と乗り場3との間を塞ぐように設置される。なお、乗り場ドアパネル31a,31bは、乗りかごドアパネル21a,21bと同じ枚数だけ設けられる。乗り場ドア装置31は、その乗り場ドア装置31が設けられた階に乗りかご2が着床している場合、乗りかごドア装置21と連結され、乗りかごドア装置21の動作に連動する。
図1および図3に示すように、乗り場側防犯窓32aは、乗り場3側から見て左側の乗り場ドアパネル31aに装着されている。乗り場側防犯窓32bは、乗り場3側から見て右側の乗り場ドアパネル31bに装着されている。つまり、乗り場側防犯窓32aは、乗りかご側防犯窓22aが組み付けられた乗りかごドアパネル21aに対応して配置される乗り場ドアパネル31aに設けられる。乗り場側防犯窓32bは、乗りかご側防犯窓22bが組み付けられた乗りかごドアパネル21bに対応して配置される乗り場ドアパネル31bに設けられる。
乗り場側防犯窓32aは、乗り場ドアパネル31aの開口部33aに透明部材34aが嵌め込まれて構成される。乗り場側防犯窓32bは、乗り場ドアパネル31bの開口部33bに透明部材34bが嵌め込まれて構成される。
透明部材34a,34bとして、網入りガラスを採用している。透明部材34a,34bとして網入りガラスのほかに、透明な強化ガラスや透明な強化プラスチックなど、乗りかご2の内部を目視できるものであれば採用することができる。
ここで、図4、図5を参照し、発光パネル25aについて説明する。なお、発光パネル25bは、発光パネル25aと同機能を備えている。図4は、発光パネル25aの平面構成を示す概念図である。図5は、図4のIa−Ib線断面の一例を表す模式図である。
図4に示す平面型の発光パネル25aは、透過発光領域41と、その周囲に設けられた周辺領域42と、を備える。透過発光領域41は、後に詳述するように、光を放出し、また第1主面251と第2主面252との間を光が透過可能な領域である。
発光パネル25aは、図4に示すように、その両側の第1主面251と第2主面252がそれぞれ平面状の板状の形態を有するものである。なお、第1主面251と第2主面252は、非平面であってもよい。
そして、透過発光領域41は、第1主面251と第2主面252の、いずれか一方のみから光を放出する。例えば、図5に矢印L1で例示したように、第1主面251の側からは光を放出するが、第2主面252の側からは光は実質的に放出しないようにする。
透過発光領域41の一部は、光を透過する。例えば、図5に矢印L4で表したように、第1主面251の側から第2主面252の側に光が透過可能であり、また、矢印L3で表したように、第2主面252の側から第1主面251の側に光が透過可能である。
一方、周辺領域42は、例えば、電極パッドや駆動回路、その他、各種の周辺回路や周辺機器などが適宜設けられる領域である。なお、この実施形態においては、周辺領域42は必ずしも必須ではなく、適宜省略することも可能である。
図4での発光パネル25aは、平面形状で略四角形のものを例示したが、この実施形態はこれには限定されない。すなわち、発光パネル25aの平面形状は、多角形、円形、楕円形、あるいはそれら以外の各種の形状とすることができる。また、透過発光領域41の平面形状も、図1に例示したような略四角形には限定されず、多角形、円形、楕円形、あるいはそれら以外の各種の形状とすることができる。
このように、発光パネル25a一例としての有機ELディスプレイは、点灯時に図5の矢印L1に示す方向に光を照射し、非点灯時に矢印L3.L4に示す方向に光を透過させる特性を備える。
そこで、乗りかご2の乗客が、乗り場3から乗りかご2内を目視されたくない場合は、乗りかご2のコントローパネル26を操作し、発光パネル25a,25bを点灯する。この点灯によって乗りかご2からは、乗り場3や乗りかご2の昇降の外側の様子を目視することができる。発光パネル25a,25b非点灯時の乗り場3から乗りかご2内は、透明部材34a,34b、透明部材24a,24b、発光パネル25a,25bを通して目視することができる。
発光パネル25a,25bは、基本的には例えば非点灯とし、乗り場3から目視できるようにし、本来の防犯窓として役目を果たすようにする。また、乗客がコントロールパネル26の操作により点灯とした場合は、コントロールパネル26の操作者が操作したフローに到着した場合に非点灯にするようにしてもよい。
さらに、発光パネル25a,25b点灯時に乗りかご2内で異常を検出した場合は、発光パネル25a,25bを非点灯とし、乗り場3から乗りかご2内が目視できるようにする。乗りかご2内での異常事態としては、犯罪行為、地震、火災などが考えられる。乗りかご2内での犯罪行為が発生している異常検出については、特開2008−230805公報などに開示されている。また、地震や火災の検出については、特開2013−216472公報などに開示されている。
このように、乗りかご2内を目視されたくない乗客に対しては、発光パネル25a,25bを点灯させ、乗り場3からの目視を防止することができる。また、発光パネル25a,25b点灯時に異常が検出された場合は、通常の防犯窓としての役目を果たすことができる。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態について説明するための図である。第1の実施形態と同一の構成部分には同一の符号を付して説明する。
第1の実施形態での発光パネル25a,25bは、点灯時に乗り場3側を照射するようにした。この実施形態は、発光パネル25a,25bとは別に、乗りかご2内側の方向に照射可能な第2発光パネル251a,251bを、背中合わせの状態で設置した。
第2発光パネル251a,251bの点灯時は、矢印L5の非点灯時に矢印L3.L4に示す方向に光を透過させる特性を有する。このとき、発光パネル25a,25bも点灯状態にあるときは、矢印L3,L4に示す方向に光を透過させることはない。乗りかご2は、内外からの発光パネル25a,25bおよび第2発光パネル251a,251bを通して目視することはできない。
第2発光パネル251a,251bを点灯し、発光パネル25a,25bを非点灯とした場合は、乗りかご2内からは外を目視することはできないが、乗り場3から乗りかご2内を目視することができる。
第2発光パネル251a,251bの点灯は、照明的な目的と画像情報を流すようにする。映し出す画像情報としては、乗りかご2の運行情報を表示する以外に、ニュースやイベント情報を表示してもよい。エレベータが集合住宅用であった場合は、お知らせなどを表示してもよい。
乗りかご2の運行情報には、乗りかご2が今何階に着床しているか、どの方向に動いているか、混雑状況がどうであるかのほかに、点検中であることや、その階には着床せずに通過することなどが含まれる。乗りかご2の運行情報は、図2に示した乗りかご2のコントローパネル26や図3に示した乗り場3のコントローパネル35から入力された情報によって逐一変化する。
このように、発光パネル25a,25bと第2発光パネル251a,251bを背中合わせに配置し、点灯と非点灯を制御する。これにより、乗り場3と乗りかご2相互は、発光パネル25aおよび第2発光パネル251aを通して目視可となったり不可となったりすることができる。同様に、発乗り場3と乗りかご2相互は、光パネル25aおよび第2発光パネル251aを通して乗り場3と乗りかご2相互が目視可となったり不可となったりすることができる。また、乗りかご2側を点灯可能な第2発光パネル251a,251bには、種々の情報や画像などを映し出すことが可能となる。
この実施形態では、2枚の発光パネルを背中合わせにし、これらの発光パネルを点灯、非点灯とすることにより、乗り場と乗りかごの相互を目視できたりできなかったりすることが可能となる。
(第3の実施形態)
図7、図8は、第3の実施形態について説明するためのエスカレータを示す。図7は、エスカレータを模式的に示す斜視図である。図8は、エレベータの概略的な側面断面図である。
図7、図8において、上階と下階に跨ってエスカレータ71〜73がそれぞれ設置されている。上階74aと下階74bに跨ってエスカレータ71〜73の主枠75が設けられている。主枠75内に設けられた、図示しないガードレールに案内支持されて多数の踏み段76が循環走行するようになっている。
主枠75は、長手方向一端部の上階機械室内に駆動装置77が設けられている。駆動装置77には、図示しない伝達継手、減速機構を介して動力駆動チェーン78が連結され、駆動スプロケット79が駆動されるようになっている。主枠75の長手方向他端部の下階機械室内には従動スプロケット80が設けられている。従動スプロケット80と駆動スプロケット79とに無端状の踏み段チェーン81が巻き掛けられ、この踏み段チェーン81に多数の踏み段76が等ピッチで連結されている。
踏み段76は、その前後に前輪および後輪が取付けられている。前輪および後輪は、主枠75内に設けられた往路ガイドレール、帰路ガイドレールおよび反転ガイドレールからなるガイドレールに案内支持されている。多数の踏み段76は、踏み段チェーン81の移動に連動して循環走行するようになっている。
踏み段76が反転する位置の近傍は、利用客の乗降口となり、乗降口の主枠75上には乗降板84が設けられている。
主枠75の幅方向両側には欄干82が立設され、この欄干82の上部には多数の踏み段76と同期して走行する手すりベルト83が設けられている。これら手すりベルト83および踏み段76は、上階機械室内に設置された制御装置により駆動制御される。
欄干82の基部と踏み段76との間にはスカート部85が設けられる。欄干82の上部を摺動する手すりベルト83は、降り口側では、スカート部85の端部に進入し、乗り口側ではスカート部85の端部から送り出されてくる。スカート部85の各端部の内側面には、図8に示すように、コントロールパネル86が設けられている。コントロールパネル86には、押しボタンからなる非常停止用操作スイッチ、キースイッチからなるUP、DOWN方向切換用操作スイッチおよび停止用操作スイッチや、起動用操作スイッチ等が設けられている。
主枠75の側部には複数枚の外装パネル87が取り付けられている。主枠75の底部には複数枚の外装パネル88が取り付けられている。外装パネル88には、開口が開けられ、発光パネル89が取り付けられている。
発光パネル89は、図4、図5で説明した特徴を備えている。発光パネル89としては、例えば有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイを用いる。有機ELに限らず、例えばLED(Light Emitting Diode)、LD(Laser Diode)、無機ELなどであっても構わない。
図7は、図中の外装パネル88全てに発光パネル89が取り付けられている。全外装パネル88に発光パネル89を取り付ける必要はない。発光パネル89の外装パネル88の取り付けは、目的に応じて適宜取り付けられる。例えば、外装パネル88下方の踏み段76を照らす場合は、発光パネル89の光量との兼ね合いからその設置場所を設定するようにしてもよい。
発光パネル89の取り付けは、外装パネル88限定されるものではない。主枠75の側部に複数枚配置された外装パネル87に取り付けでもよい。外装パネル87に発光パネルを取り付けた場合でも、発光パネルを通して主枠75内を目視できるようにするとともに、画像情報を表示することができる。
また、発光パネル89は非点灯時には、発光パネル89を通して主枠75内が目視できるような構成にされている。主枠75内を見る場合は、発光パネル89を非点灯時に主枠75内に設置された照明を点灯するようにされている。これにより、保守時における踏み段76などの動作を、外装パネル88を外すことなく、発光パネル89を通して目視することができる。
発光パネル89は、照明の他に像情報を流すようにする。映し出す画像情報としては、乗りかご2の運行情報を表示する以外に、ニュースやイベント情報を表示してもよい。エスカレータが店舗用であった場合は、店内のお知らせなどを表示してもよい。
また、2枚の発光パネル89を、第2の実施形態のように背中合わせに構成する。主枠75の外側に位置する発光パネル89を点灯した場合は、踏み段76の照明として利用する。この場合、主枠75の内側に位置する発光パネル89は、非点灯とする。
主枠75の外側に位置する発光パネル89を非点灯とし、主枠75の内側に位置する発光パネル89を点灯した場合は、2枚の発光パネル89を通して主枠75内を目視することができる。主枠75内は、主枠75の内側に位置する発光パネル89の点灯により、主枠75内に別の照明を取り付ける必要はなくなる。
この実施形態では、発光パネルをエスカレータの照明と保守用の覗き窓として兼用することできる。エスカレータの保守時における動作確認を、発光パネルを通して行うことができることから、保守に係る時間の短縮化を図ることができる。
いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、組み合わせ、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 エレベータ
2 乗りかご2
21 乗りかごドア装置
21a,21b 乗りかごドアパネル
22a,22b 乗りかご側防犯窓
23a,23b 開口部
24a,24b,34a,34b 透明部材
25a,25b,89 発光パネル
251a,251b 第2発光パネル
3 乗り場
31 乗り場ドア装置
31a,31b 乗り場ドアパネル
32a,32b 乗り場側防犯窓
33a,33b 開口部
71〜73 エスカレータ
75 主枠
87,88 外装パネル
しかしながら、目視での動作点検を必要とする部分の露出していない部分については、その部分を開放し点検部分を確認できる状態にして作業する必要がある。点検内容によっては、必要ない開放作業などの場合には、保守作業時間が余計にかかってしまう、という課題があった。
この発明の実施形態の昇降機は、乗りかごの乗りかごドアパネルに設置された乗りかご側防犯窓と、乗り場の乗り場ドアパネルに設置された乗り場側防犯窓と、前記乗りかご側防犯窓の全面に設置された発光パネルと、を備えるエレベータであって、前記発光パネルは、点灯時には前記乗りかごの外側へ発光光を向けた出射を行い非透過状態として前記乗り場から前記乗りかご内を目視不可とし、異常や非常時の非点灯時には透過状態として前記乗り場から前記乗りかご内を目視可とした。
発光パネル25a,25bは、基本的には例えば非点灯とし、乗り場3から目視できるようにし、本来の防犯窓として役目を果たすようにする。また、乗客がコントロールパネル26の操作により点灯とした場合は、コントロールパネル26の操作者が操作したフロに到着した場合に非点灯にするようにしてもよい。

Claims (11)

  1. 乗りかごの乗りかごドアパネルに設置された乗りかご側防犯窓と、
    乗り場の乗り場ドアパネルに設置された乗り場側防犯窓と、
    前記乗りかご側防犯窓に設置された発光パネルと、を備えるエレベータであって、
    前記発光パネルは、点灯時には非透過状態として前記乗り場から前記乗りかご内を目視不可とし、非点灯時には透過状態として前記乗り場から前記乗りかご内を目視可とした、昇降機。
  2. 前記発光パネルは、前記乗りかご内のコントロールパネルの操作により、点灯可能とした、請求項1記載の昇降機。
  3. 前記発光パネルの点灯は、前記コントロールパネル時の目的階到着後に非点灯とした、請求項2記載の昇降機。
  4. 点灯時の前記発光パネルは、前記乗りかごの外側へ発光光を出射する、請求項1乃至3の何れか一項に記載の昇降機。
  5. 点灯時に前記乗りかごの外側へ発光光を出射する前記発光パネルと背中合わせに、点灯時に前記乗りかごの内側に発光光を出射する第2発光パネルを備えた、請求項1乃至4の何れか一項に記載の昇降機。
  6. 前記第2発光パネルは、発光時に画像情報の表示を可能とした、請求項5記載の昇降機。
  7. 少なくともガードレールに案内支持して循環走行する多数の踏み段を収納した主枠と、
    前記主枠に設置された発光パネルと、を備え上階と下階に跨って設置されたエスカレータであって、
    前記発光パネルは、点灯時には非透過状態として前記踏み段を点灯し、非点灯時は前記主枠内を目視可能とした、昇降機。
  8. 前記発光パネルは、前記エスカレータのコントロールパネルの操作により、点灯、非点灯可能とした、請求項7記載の昇降機。
  9. 前記発光パネルの非点灯時は、前記主枠内を設置の照明を点灯した、請求項7または8記載の昇降機。
  10. 点灯時に前記主枠の外側へ発光光を出射する前記発光パネルと背中合わせに、点灯時に前記主枠の内側に発光光を出射する第2発光パネルを備えた、請求項7乃至9の何れか一項に記載の昇降機。
  11. 前記第2発光パネルは、発光時に画像情報の表示を可能とした、請求項10記載の昇降機。
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