JP2015162120A - 情報端末およびプログラム - Google Patents

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千賀夫 水口
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Abstract

【課題】リンク元ページと当該リンク元ページのリンク先ページとの対応を容易に把握することができる情報端末および情報端末の制御方法。
【解決手段】操作検出部(31)が検出した選択されたリンクオブジェクトの表示位置に近接する位置を、リンク先ページを挿入し表示する表示位置として決定するページ表示位置決定部(32)を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は表示されているリンクオブジェクトのリンク先ページを表示する情報端末に関する。
近年普及しているタブブラウザでは、リンクの選択時に、リンク先ページを、リンク元ページを表示しているタブとは別のタブで開くようにできるため、リンク先ページの表示処理が行われている間、リンク元ページの閲覧を継続できる。
さらに、特許文献1には、コンテンツの表示を継続しつつ、リンク先のコンテンツのビューの所在をユーザに直感的に把握させるのに好適なコンテキスト配置方法を提供することを目的とした技術が開示されている。
特開2011−48538号公報(2011年3月10日公開)
しかしながら、上述の特許文献1が開示する技術では、リンク先ページの表示位置と、リンク元ページにおけるリンクの表示位置とに関連性が無い。そのため、ユーザは、リンク元ページのショートカットアイコンや記憶に頼り、特定のリンクのリンク先ページの表示位置を把握しなければならない。
詳細には、リンク先ページ上で、さらにリンクを選択し、当該リンクのリンク先ページを表示することを繰り返すと、表示されているページが増える。そのため、表示されているページと当該ページのリンク元ページの関連性を把握することが困難になる。すなわち、上述のような技術では、リンクと当該リンクのリンク先ページとの対応が分かりにくいという問題がある。
本発明の目的は、表示されているリンク元ページと当該リンク元ページのリンク先ページとの対応を容易に把握することができる情報端末および情報端末の制御方法を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る情報端末は、表示されているリンク元ページ内のリンクオブジェクトが選択されることで、選択されたリンクオブジェクトに対応付けられたリンク先ページを表示する情報端末であって、上記リンクオブジェクトが選択されたことを検出する検出手段と、表示されているリンク元ページ内の、上記検出手段によって選択されたことが検出されたリンクオブジェクトの表示位置に近接する位置を、上記選択されたリンクオブジェクトのリンク先ページを挿入し表示する表示位置として決定するページ表示位置決定手段と、を備えている。
本発明の一態様によればユーザはリンクオブジェクトと表示されている当該リンクオブジェクトのリンク先ページとの対応を容易に把握することができるという効果を奏する。
本発明の情報端末の要部構成を示すブロック図である。 (a)〜(c)は、本発明の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 (a)〜(f)は、本発明の表示画像の一例を示す図である。 (a)〜(e)は、本発明の表示画像の他の一例を示す図である。 (a)および(b)は、本発明の表示画像の他の一例を示す図である。 (a)および(c)は、本発明に係るリンクオブジェクト位置データを示す図であり、(b)は本発明に係る表示ページ位置データを示す図である。 (a)および(b)は、本発明の表示画像の他の一例を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図1、図2の(a)および(b)、図3、図4、図6の(a)を参照して詳細に説明する。
図1は、情報端末1の要部構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、情報端末1は、タッチパネル2、制御部3、通信部4、および記憶部5を含む構成である。情報端末1は、例えば、スマートフォン、携帯電話機、ノート型PC(Personal Computer)等である。
タッチパネル2は、操作部21および表示部22を含む。表示部22は、制御部3から受信した表示情報に基づいて、表示画面に画像を表示する。表示部22は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)ディスプレイなどの表示素子と、受信した画像データに基づいて表示素子を駆動するドライバ回路とを備えた構成である。操作部21は、タッチパネル2におけるタッチを検出し、検出した位置の情報であるタッチ位置情報を制御部3に送信する。タッチ位置情報は、例えば、表示画面上の座標である。操作部21は、利用者の指、ペンなど、表示画面上の位置を指し示すポインタが当該表示画面上の何れの位置に接触または接近(以下、「タッチ」と称する。)したかを検出することにより、情報端末1に対する操作を受け付ける。なお、本実施形態では、表示部22が表示する領域と操作部21が操作を検出する領域とは同じである。操作部21は表示部22の表示画面上に設置されている、または、該表示画面と一体に形成されている。
制御部3は、記憶部5から一時記憶部(不図示)に読み出されたプログラムを実行することにより、各種の演算を行うと共に、情報端末1が備える各部を統括的に制御するものである。本実施形態では、制御部3は、機能ブロックとして、操作検出部(検出手段)31とページ表示位置決定部(ページ表示位置決定手段)32と、表示画像制御部(表示制御手段)33と、表示データ取得部34とを備えている構成である。
操作検出部31は、表示部22の表示画面上のリンクオブジェクトが選択されたことを検出し、選択されたが検出されたリンクオブジェクトを示すリンクオブジェクト選択情報をページ表示位置決定部32に送信する。なお、リンクオブジェクトとはリンク先ページ等の接続情報を有するオブジェクトである。また、リンクオブジェクト選択情報とは、選択されたリンクオブジェクトを示す情報である。
詳細に説明すると、操作検出部31は、操作部21からタッチ位置情報を受け付けて、例えば、記憶部5に格納されている表示部22におけるリンクオブジェクトの表示位置を示す情報等(不図示)を参照して、当該タッチ位置情報が示すタッチ位置が表示部22に表示されているリンクオブジェクトの表示位置であるか否かを判断する。当該タッチ位置が表示部22に表示されているリンクオブジェクトの表示位置であると判断した場合、操作検出部31は、リンクオブジェクト選択情報をページ表示位置決定部32に送信する。
ページ表示位置決定部32は、表示されているリンク元ページ内の上記操作検出部31によって選択されたことが検出されたリンクオブジェクトの表示位置に近接する位置を、上記選択されたリンクオブジェクトのリンク先ページを挿入し表示する表示位置として決定する。
詳細に説明すると、ページ表示位置決定部32は、リンクオブジェクト選択情報を受け付け、リンク先ページの表示の指定が現在のウィンドウであるか否かを判断する。ページ表示位置決定部32は当該指定が現在のウィンドウであると判断した場合、現在表示されているページにおいてタッチ操作によって選択されたリンクオブジェクトの表示位置に近接する位置を、リンク先ページの表示の挿入位置として決定する。詳細には、ページ表示位置決定部32は、記憶部5に格納されている表示画像における既に表示されているリンク先ページの位置を示す表示ページ位置データ51および表示画像におけるリンクオブジェクトの位置を示すリンクオブジェクト位置データ52を参照し、リンク先ページの表示の挿入位置を決定する。
ここで、リンク先ページの表示の指定について説明する。デフォルトではリンク先ページの表示の指定は現在表示されているウィンドウとなる。また、一般的なwebブラウザ等と同様にコンテンツによる指定とユーザによる指定が可能である。これらの指定を受け付けた場合は当該指定が優先される。コンテンツによる指定とは、HTMLであればtarget属性による表示先指定等である。ユーザによる指定とは、タッチパネル操作によって、リンクオブジェクトが長押しされ、表示されたコンテキストメニューから新しいウィンドウで表示するというメニューが選択された場合など、情報端末が備える表示先を指定する操作をユーザが行うことによる指定等である。
次に、ページ表示位置決定部32は、表示画像制御部33に、表示するリンク先ページおよび当該ページの表示の挿入位置を示す挿入位置情報を送信する。
また、ページ表示位置決定部32はリンクオブジェクト選択情報を受け付けると、選択されたリンクオブジェクトの表示データである表示ページデータ53が、記憶部5に既に格納されているか否かを判断する。ページ表示位置決定部32は、当該表示ページデータが取得済みではないと判断した場合、表示ページデータ53を取得するように表示データ取得部32に指示する。表示ページデータとは、例えば、HTML文書、画像、動画、CSS、JavaScript(登録商標)等のリンク先ページを構成するデータである。
ページ表示位置決定部32による、選択されたリンクオブジェクトのリンク先ページの挿入位置の決定処理については、詳細を後述する。
表示画像制御部33は、リンク元ページおよびリンク先ページの表示を制御する。
詳細に説明すると、上記リンク先ページの表示ページデータ53に基づいて、ページ表示位置決定部32が決定した挿入位置にリンク先ページを描画し表示する。表示画像制御部33は、ページ表示位置決定部32から挿入位置情報を受け付ける。次に、表示画像制御部33は、挿入位置情報が示す挿入位置に、空白ページを挿入する。表示画像制御部33は、表示データ取得部34が取得し、記憶部5に格納した表示ページデータ53を読み込む。次に、表示画像制御部33は表示するリンク先ページの幅および高さについて判断し、上記判断に基づきリンク先ページの大きさが空白ページの大きさに収まるように、空白ページの大きさを調節する。次に、表示画像制御部33は、空白ページにリンク先ページの描画を開始する。
また、表示画像制御部33によって描画されたリンク先ページは、ユーザの操作を受け付けることができる表示画像を含んでいる。すなわち、ユーザは、リンク元ページおよびリンク先ページの両ページにおいて操作を行うことができる。表示画像制御部33は、リンク先ページの描画を終了すると、記憶部5に格納されている表示ページ位置データ51、リンクオブジェクト位置データ52、リンクオブジェクトの表示部22における表示位置を示す情報等を更新する。
表示データ取得部34は、選択されたリンクオブジェクトのリンク先ページの表示ページデータ53を外部のサーバまたは内部の記憶部5から取得する。詳細に説明すると、表示データ取得部34は、ページ表示位置決定部32から表示するリンク先ページの表示ページデータ53を取得する指示を受け付け、通信部54を介し、外部サーバ等に表示ページデータ53を要求し、取得する。表示データ取得部34は、取得した表示ページデータ53を記憶部5に格納する。なお、表示ページデータ53は、外付けのSDメモリなどに格納されていてもよい。
本実施形態では、外部サーバから表示ページデータ53を取得する構成について例示するが、例えば、表示ページデータ53は情報端末1の内部の記憶部等に格納されていてもよい。この場合、例えば、リンク元ページはハイパーリンクを含むテキスト文書などであり、リンク先ページはハイパーリンクによりリンクされているテキスト、画像等である。
通信部4は、無線通信手段または有線通信手段によって、他の装置と通信を行い、制御部3の指示に従って、データのやりとりを行う。
記憶部5は、表示ページ位置データ51、リンクオブジェクト位置データ52および表示ページデータ53、リンクオブジェクトの表示部22における表示位置を示す情報等を格納している。表示ページ位置データ51は、例えば、表示画像における既に表示されているリンク先ページの表示領域の座標を示す。また、リンクオブジェクト位置データ52は、例えば、表示画像におけるリンクオブジェクトの表示領域の座標を示す。表示ページデータ53は、上述したためここでの説明を省略する。
次に、本実施形態1に係る情報端末1の制御部3の画像表示処理の流れについて説明する。図2は本発明の実施形態1に係る情報端末1の制御部3の画像表示処理の流れの一例を示すフローチャートである。図2の(a)に示すように、操作検出部31は表示部22に表示されているリンクオブジェクトの選択を検出し、リンクオブジェクト選択情報をページ表示位置決定部32に送信する。(ステップS1:操作検出ステップ)。
ページ表示位置決定部32は、リンクオブジェクト選択情報を受け付けると、リンク先ページの表示の指定が現在のウィンドウであるか否かを判断する(ステップS2)。リンク先ページの表示の指定が現在のウィンドウの場合(ステップS2においてYESの場合)、ページ表示位置決定部32はリンク先ページの表示ページデータ53のデータが取得済であるか否かを判断する(ステップS12)。ページ表示位置決定部32が、リンク先ページの表示ページデータ53のデータが取得済であると判断した場合(ステップS12においてYESの場合)、ページ表示位置決定部32は、表示画面において選択されたリンクオブジェクトの底辺のY座標を特定する(ステップS3)。図3の(a)は、情報端末1が表示する表示画像Q1の一例を示している。表示画像Q1には、リンクオブジェクトA〜Dが表示されている。なお、図3の(a)においては、説明の便宜上、各リンクオブジェクトの表示位置を示すために表示画像のX軸方向(横方向)、および、Y軸方向(縦方向)に座標を示している。また、当該座標は、表示画像の左上を原点としている。
また、図6の(a)は、図3の(a)のリンクオブジェクト位置データのデータ構造を示しており、図3の(a)の表示画像におけるリンクオブジェクト表示位置のX座標およびY座標を示している。例えば、図3の(a)に示す表示画像Q1においてリンクオブジェクトA(リンクA)が選択されると、ページ表示位置決定部32は、リンクオブジェクト位置データを参照して、リンクオブジェクトAの底辺のY座標を特定する。図6の(a)に示すように、リンクオブジェクトAはY座標2〜3に表示されおり、リンクオブジェクトAの底辺のY座標は3と特定できる。
なお、実施形態においては、リンクオブジェクトの形状を長方形として例示するが、リンクオブジェクトの形状はこれに限らない。例えば、リンクオブジェクトの形状が長方形でない場合、上記特定されるY座標は、リンクオブジェクトの表示領域の任意の部分でよく、例えば、表示画像におけるリンクオブジェクトの表示領域中の最も値の大きいY座標としてもよい。
また、ページ表示位置決定部32が、選択されたリンク先ページの表示ページデータが取得済みではないと判断した場合(ステップS12においてNOの場合)、ページ表示位置決定部32は、リンク先ページの表示ページデータ53を取得するように表示データ取得部32に指示する。表示データ取得部34は、通信部54を介して、リンク先ページの表示ページデータ53を外部のサーバから取得し、記憶部5に格納する(ステップS8:表示データ取得ステップ)。次に、ステップS3に移行する。
なお、リンク先ページの表示の指定が新しいウィンドウの場合(ステップS2においてNOの場合)、リンク先ページは新しいウィンドウに表示される。
次に、本実施形態におけるページ表示位置決定部32は、選択されたリンクオブジェクトAの表示位置の直下の位置(すなわち、図3の(a)の破線Lで示されるY座標が3の位置)を、選択されたリンクオブジェクトのリンク先ページの挿入位置として決定する。
ここで、リンクオブジェクトの表示位置の下とは、リンクオブジェクトのリンク元ページのページ末尾側の位置を意味する。また、リンクオブジェクトの表示位置の直下の位置とは、リンクオブジェクトのリンク元ページのページ末尾側の直近の位置を意味する。例えば、図3の(a)におけるページXのページ末尾側とは、ページXのY座標の値が大きい側を意味する。
次に、ページ表示位置決定部32は、表示画像制御部33に挿入位置情報を送信する。表示画像制御部33は、挿入位置情報が示す挿入位置に空白ページR1を挿入する(ステップS5:ページ表示位置決定ステップ)。図3の(b)は、ページ表示位置決定部32が、挿入位置情報が示す挿入位置に空白ページR1を挿入した表示画像Q2を示している。
なお、図3の(a)に示されているステップS4は他に実施形態に含まれるステップであり、他の実施形態として後述する。
次に、表示画像制御部33は、選択されたリンクオブジェクトを装飾する(ステップS6)。例えば、図3の(b)に示すように、選択されたリンクオブジェクトAに、半透過な色を重ねて表示してもよい。また、リンクオブジェクトAの四角形状の上辺、左辺、右辺を、リンク先ページの境界を示している線(、図3の(b)においては点線)と同じ線種の線で囲んでもよいし、リンクオブジェクトとリンク先ページが接している箇所である、リンクオブジェクトの底辺については、線を表示しない構成であってもよい。
次に、表示画像制御部33は、表示領域調節処理をおこなう(ステップS7)。図2の(b)は、表示領域調節処理の流れの一例を示す図である。表示画像制御部33は、表示するリンク先ページの幅が空白ページR1の幅よりも広いか否かを判断する(ステップS71)。表示画像制御部33がリンク先ページの幅が挿入した空白ページR1の幅よりも広いと判断した場合(ステップS71においてYESの場合)、リンク元ページの表示画像の幅および空白ページの幅をリンク先ページの幅まで伸長する(ステップS72)。
次に、表示画像制御部33は、表示するリンク先ページの高さが空白ページの高さよりも高いか否かを判断する(ステップS73)。表示画像制御部33がリンク先ページの高さが空白ページの高さよりも高いと判断した場合(ステップS73においてYESの場合)、空白ページの高さをリンク先ページの高さまで伸長する(ステップS74)。なお、表示画像制御部33が、リンク先ページの幅が空白ページR1の幅よりも広くないと判断した場合(ステップS71においてNOの場合)、ステップS73に移行する。また、表示画像制御部33が、リンク先ページの高さが空白ページR1の高さよりも高くないと判断した場合(ステップS73においてNOの場合)、表示領域調節処理は終了する。
次に、表示画像制御部33は、リンク先ページの描画を開始する(ステップS9:表示画像制御ステップ)。図3の(c)は、図3の(b)における空白ページR1の幅および高さを伸長した空白ページR1aにおいてリンク先ページA−Aの描画が途中であることを示す表示画像Q3を示す図である。
次に、表示画像制御部33は、リンク先ページの描画を終了し(ステップS10)、情報端末1の制御部3の処理が終了する。図3の(d)は、リンク先ページAの描画が終了した表示画像Q4を示す図である。
次に、1つのリンク元ページから2つのリンク先ページを表示する例について説明する。例えば、図3の(d)で示す表示画像Q4において、リンクオブジェクトBが選択された場合、図3の(e)に示すように、リンクオブジェクトBの底辺のY軸座標を、リンクオブジェクトBのリンク先ページBの挿入位置として、当該リンク先ページBが挿入されて表示される。
次に、1つのリンク元ページから1つのリンク先ページを表示し、当該表示したリンク先ページからさらにリンク先ページを表示する例について説明する。例えば、図3の(d)で示す表示画像Q4において、リンクオブジェクトA−Aが選択された場合についての表示画像Q6について説明する。図3の(f)に示すように、リンクオブジェクトA−Aの底辺のY軸座標を、リンクオブジェクトA−Aのリンク先ページA−Aの挿入位置として、当該リンク先ページリンクオブジェクトA−Aが挿入されて表示される。
(変形例1)
上述した表示領域調節処理では、表示画像制御部33は、リンク先ページの表示領域に合わせて空白ページの大きさを調整する。本変形例においては、リンク先ページの表示画像の大きさを、リンク元ページの表示画像の大きさに合わせる。図4の(a)はリンク元ページXの表示画像Q8を示す図である。表示画像Q8は、リンクオブジェクトAおよびBを含んでいる。図4の(b)はリンクオブジェクトAのリンク先ページAの表示画像Q9を示している。リンクオブジェクトAのリンク先ページAの表示画像Q9は、リンク元ページXの表示画像Q8よりも幅が広い。表示画像制御部33は、表示画像Q9の幅が、表示画像Q8の幅よりも広いと判断すると、表示画像Q8の幅に収まるまで、表示画像Q9を縮小する。図4の(c)は、本変形例に係るリンク先ページAを表示する表示画像Q10を示している。表示画像Q10においては、リンク先ページAの表示画像Q9はリンク元ページXの表示画像Q10の幅に収まるまで縮小されて表示されている。
(変形例2)
本変形例においては、画像領域が大きいため画像の全体を、表示部に表示できない場合、リンク先ページの描画の開始と共に、当該描画されるリンク先ページの画像を表示部に表示する構成である。
図4の(d)は、本変形例に係る表示画像Q11の全体を示している。表示画像Q11はページXを表示しており、ページXはリンクオブジェクトA〜Dを含む。さらに、リンクオブジェクトAのリンク先ページA−Aが表示されている。また、表示画像Q11は画像領域が大きいため、その一部の領域T1のみが表示部22に表示されている。領域T1は、リンクオブジェクトBを含んでいる。リンクオブジェクトBは、領域T1の下方に位置して表示されている。図4の(e)は、図4の(d)に示す表示画像Q11において、リンクオブジェクトBが選択された場合の表示画像Q12を示している。表示画像Q12においては、リンク先ページBの描画が開始している。本変形例においては、リンク先ページBの描画が開始するとともに、リンク先ページBの画像領域の上辺と表示部22に表示される領域T2の上辺とが重なり合うように、表示部22に表示される表示画像が自動にスクロールする。
また、すでに表示されているリンク先ページに対応するリンクオブジェクトが選択された場合においても、当該リンクオブジェクトに対応するリンク先ページの画像領域の上辺と表示部22に表示される領域T2の上辺とが重なり合うように、表示部22に表示される表示画像が自動にスクロールする構成であってもよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図2の(c)、図5、図6の(b)および図6の(c)に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。本実施形態は、リンク元ページの表示画像において、底辺のY座標が同じ2つのリンクオブジェクトが選択された場合のリンク先ページの表示に関するページ表示位置調節処理について説明する。図2の(c)は、ページ表示位置調節処理の流れの一例を示している。また、図5は、本実施形態に係る表示画像の一例を示している。また、図6の(b)お(c)は、図5の(a)に示す表示画像Q5における表示ページ位置データおよびリンクオブジェクト位置データを示している。
本実施形態においては、実施形態1にて説明した情報端末1の制御部3の画像表示処理のステップS3に続き、ページ表示位置調節処理が行われる。
ページ表示位置決定部32は、表示画像における選択されたリンクオブジェクトの底辺のY座標Yaを特定すると(画像表示処理のステップS3)、図2の(c)に示すように、ページ表示位置決定部32は当該特定した位置に、既に別ページが表示されているか否かを、表示ページ位置データ51を参照して判断する(ステップS41)。図5を用いて具体的に説明する。図5の(a)は、本実施形態に係る表示画像Q5を示している。なお、説明の便宜上、図5の(a)には、表示画像Q5のX軸方向、および、Y軸方向に座標を示している。
表示画像Q5には、リンク元ページXが表示されている。リンク元ページXは、リンクオブジェクトA〜Dを含んでいる。さらに、表示画像Q5は、リンクオブジェクトAおよびBのリンク先ページAおよびBを含んでいる。リンクオブジェクトBおよびリンクオブジェクトCの底辺のY座標は、ともに11で同じである。表示画像Q5において、リンクオブジェクトCが選択されると、ページ表示位置決定部32は特定した位置(Y座標が11)に既に別ページ表示されているか否かを、図6の(b)に示す表示ページ位置データ51を参照して判断する。表示ページ位置データ51は、表示画像Q5におけるリンク先ページBの表示領域のY座標が11〜17であることを示している。したがって、ページ表示位置決定部32は、特定した位置(Y座標が11)に既に別ページが表示されていると判断する。
次に、特定した位置に既に別ページが表示されている場合(ステップS41においてYESの場合)、ページ表示位置決定部32は、選択されたリンクオブジェクトの左下頂点のX座標Xaを、リンクオブジェクト位置データ52を参照して特定する(ステップS42)。図5を用いて具体的に説明すると、ページ表示位置決定部32は、図6の(c)に示すリンクオブジェクト位置データ52を参照し、図5の(a)に示すリンクオブジェクトCの左下頂点のX座標を1と特定する。
次に、ページ表示位置決定部32は、リンクオブジェクト位置データ52を参照して、既に表示されているページに対応するリンクオブジェクトの左下頂点のX座標を特定する(ステップS43)。図5を用いて具体的に説明すると、ページ表示位置決定部32は、図6の(c)に示すリンクオブジェクト位置データ52を参照し、既に表示されているリンク先ページBに対応するリンクオブジェクトBの左下頂点のX座標を5と特定する。
次に、ページ表示位置決定部32は、上記Xaの値が上記Xbの値以下であるか否かを判断する(ステップS44)。図5を例に挙げて具体的に説明すると、リンクオブジェクトCの左下頂点のX座標(Xa)の値である1が、リンクオブジェクトCの左下頂点のX座標(Xb)の値である5以下であるか否かを判断する。
ページ表示位置決定部32が、XaがXb以下であると判断した場合(ステップS44においてYESの場合)、ページ表示位置決定部32は、ステップS3、または、後述するステップS45にて特定したY座標の位置を、選択されたリンクオブジェクトのリンク先ページの挿入位置として決定し、すでに表示されているリンク先ページの挿入位置を選択されたリンクオブジェクトのリンク先ページの直下と決定する。なお、本ステップにおける他の処理は実施形態1と同様なためここでの説明を省略する(ステップS5)。図5を用いて具体的に説明すると、リンクオブジェクトCの左下頂点のX座標の値は1であり、リンクオブジェクトCの左下頂点のX座標の値である5以下である、よって、ページ表示位置決定部32は、特定したY座標の値である11をリンクオブジェクトCのリンク先ページCの挿入位置と決定し、リンクオブジェクトBのリンク先ページBの挿入位置をリンク先ページCの直下と決定する。図5の(b)は、図5の(a)においてリンクオブジェクトCが選択された場合の表示画像Q7を示す図である。表示画像Q7においてリンク先ページCはリンクオブジェクトCの直下に表示されており、リンク先ページBはリンク先ページCの直下に表示されている。
また、図5の(b)に示すように、リンク先ページが表示されたリンクオブジェクトの装飾方法として、例えば、リンクオブジェクトBとリンク先ページBとが接していない場合は、リンクオブジェクトBの下辺の線を表示する構成であってもよい。
なお、ページ表示位置決定部32が、特定した位置に既に別ページが表示されていないと判断した場合(ステップS41においてYESの場合)、ステップS5に移行する。
また、ページ表示位置決定部32が、XaがXb以下でないと判断した場合(ステップS44においてNOの場合)、表示画像における既に表示されている別ページの表示領域の下側の境界のY座標を特定し(ステップS45)、ステップS41に移行する。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態においては、情報端末1は、表示画像に表示されている特定のリンク先ページの表示領域内のピンチイン操作、または、所定のドラッグ操作を検出し、当該リンク先ページの表示を終了する。
操作検出部31は、表示部22に表示されているリンク先ページの表示領域内のピンチイン操作、または、所定のドラッグ操作を検出し、ピンチイン操作されたリンク先ページを示すピンチイン操作情報、または、ドラッグ操作されたリンク先ページを示すドラッグ操作情報をページ表示位置決定部32に送信する。
詳細に説明すると、操作部21からタッチ位置情報を受け付けて、操作検出部31は当該タッチがピンチイン操作、または、所定のドラッグ操作であるか否かを判断する。操作検出部31がピンチイン操作、または、所定のドラッグ操作であると判断した場合、記憶部5に格納されているリンク先ページの表示画像における表示座標を示す表示ページ位置データ51を参照して、当該タッチ位置情報が示すタッチ位置が表示部22に表示されているリンク先ページの表示位置であるか否かを判断する。操作検出部31は、当該タッチ位置情報が示すタッチ位置が表示部22に表示されているリンク先ページの表示位置であると判断した場合、ピンチイン操作情報、または、ドラッグ操作情報をページ表示位置決定部32に送信する。
ページ表示位置決定部32は、ピンチイン操作情報、または、ドラッグ操作情報を受け付けて、その表示領域においてピンチイン操作、または、所定のドラッグ操作されたリンク先ページの表示の終了(非表示)を判断する。ページ表示位置決定部32は、当該リンク先ページの表示の終了を表示画像制御部33に指示する。例えば、ピンチイン操作情報に基づいてリンク先ページの表示の終了を判断した場合、ページ表示位置決定部32は、表示の終了を指示するリンク先ページに対応するリンクオブジェクトに所定の色を付けて表示するように表示画像制御部33に指示してもよい。
また、ページ表示位置決定部32がピンチイン操作情報に基づいてリンク先ページの表示の終了を判断した場合、ピンチイン操作されたリンク先ページの表示ページデータ53を記憶部5に格納したままにしてもよい。
また、ページ表示位置決定部32がドラッグ操作情報に基づいてリンク先ページの表示の終了を判断した場合、ドラッグ操作されたリンク先ページの表示ページデータ53を記憶部5から削除してもよい。
また、本実施形態に係る表示画像制御部33は、ページ表示位置決定部32からリンク先ページの表示の終了指示を受け付けて、当該指示に従って、指定されたリンク先ページの表示を非表示とした表示画像を生成する。すなわち、表示画像制御部33は、ページ表示位置決定部32によりリンク先ページの表示の終了が判断されたとき、当該リンク先ページの表示を終了させる。
次に、図7の(a)および(b)を参照し、ピンチイン操作による表示画像の遷移を具体的に説明する。図7の(a)は、本実施形態に係る表示画像Q4を示している。表示画像Q4については、上述した図3の(d)に示した表示画像Q4と同じ表示画像であるためここでの説明を省略する。表示画像Q4におけるリンク先ページAの表示領域にて、上下方向にピンチイン操作が検出されると、図7の(b)に示す表示画像Q13に遷移する。表示画像Q13においては、リンク先ページAが非表示となっている。表示が終了したリンク先ページAに対応するリンクオブジェクトAは、図7の(b)に示すように装飾されて表示される。
次に、図7の(c)および(d)を参照して、ドラッグ操作による表示画像の遷移について説明する。図7の(c)は、本実施形態に係る表示画像Q4を示している。表示画像Q4のリンク先ページAの領域にて、右方向のドラッグ操作が検出されると、表示画像は図7の(d)に示す表示画像Q14に遷移する。表示画像Q14において、リンク先ページAは非表示となっている。表示画像Q14において、ドラッグ操作によって表示が終了したリンク先ページAに対応するリンクオブジェクトAは装飾されずに表示されている。
当該ドラッグ操作においては、ドラッグ操作の方向への表示画像のスクロールができない場合に、リンク先ページの表示を終了してもよい。具体的に説明すると、図7の(c)の破線が示す領域T3は、表示画像Q4の全体の表示画像のうち表示部22に表示されている領域を示している。領域T3の左方向には表示画像は存在しない。したがって、右方向のドラッグ操作を受け付けた場合に、表示画像は右方向にスクロールできない。このように、ドラッグ操作の方向への表示画像のスクロールができない場合、ページ表示位置決定部32はドラッグ操作を受け付けた領域に表示されているリンク先ページの表示の終了を判断する。言い換えれば、領域T3の右方向には表示画像が存在する。したがって、左方向のドラッグ操作を受け付けた場合、表示画像は左方向にスクロールすることができる。この場合、ページ表示位置決定部32はリンク先ページの表示を終了しない。
なお、上記のピンチインおよびドラッグ操作は、タッチパネル上での操作を例としているが、上記操作の代わりとして、他の入力デバイスでの操作に同様の機能を割り当てる、または、同様の機能を持つ操作ボタンを画面上に表示するといった構成であってもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
情報端末1の制御部3は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。後者の場合、情報端末1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る情報端末1は、表示されているリンク元ページ内のリンクオブジェクトが選択されることで、選択されたリンクオブジェクトに対応付けられたリンク先ページを表示する情報端末(1)であって、上記リンクオブジェクトが選択されたことを検出する検出手段(操作検出部31)と、表示されているリンク元ページ内の、上記検出手段によって選択されたことが検出されたリンクオブジェクトの表示位置に近接する位置を、上記選択されたリンクオブジェクトのリンク先ページを挿入し表示する表示位置として決定するページ表示位置決定手段(ページ表示位置決定部32)と、を備えている。上記の構成によれば、現在表示されているページであるリンク元ページに選択されたリンクオブジェクトのリンク先ページが挿入され、表示される。また、選択されたリンクオブジェクトの近接する領域にリンク先ページが表示される。したがって、ユーザはリンクオブジェクトと表示されている当該リンクオブジェクトのリンク先ページとの対応を容易に把握することができる。また、リンク先ページをリンク元ページ内に表示するため、リンク先ページが描画中であっても、ユーザはリンク先ページとリンク元ページとの両方のページを閲覧することができる。そのため、例えば、リンク元ページからリンク先ページにページを切り替えて表示する構成において生じる得るリンク元ページおよびリンク先ページのどちらも表示されない待機時間、または、リンク先ページのみが中途半端に表示されていることによる、ユーザのストレスを緩和することができる。
本発明の態様2に係る情報端末は、上記態様1において、上記リンク先ページは、ユーザの操作を受け付ける表示画像を含んでいてもよい。ここで、ユーザの操作を受け付ける表示画像とは、ユーザの操作対象となるリンクオブジェクトを含んだ画像等をいう。
詳細には、HTML(HyperText Markup Language)であれば、テキストボックスおよびボタンなどのform要素が挙げられる。また、各オブジェクトに設定されたイベントハンドラの操作も受け付ける。すなわち、上記態様1における上記リンク先ページは当該リンク先ページを単独で表示している時に受け付けることが可能な操作と同様の操作を受け付ける。従って、上記の構成によれば、リンク元ページに挿入して表示されているリンク先ページには、ユーザの操作を受け付ける表示画像を含んでいるため、リンク先ページとリンク元ページとの両方のページにおける操作を受け付けることができる。そのため、ユーザは、リンク元のページの閲覧・操作を継続しつつ、表示画像に描画中のリンク先ページを操作することができる。
本発明の態様3に係る情報端末は、上記態様1または2において、上記ページ表示位置決定手段は、上記選択されたリンクオブジェクトの表示位置よりも上記リンク元ページのページ末尾に近い位置を、上記選択されたリンクオブジェクトのリンク先ページの表示位置として決定してもよい。上記の構成によれば、リンクオブジェクより上記リンク元ページのページ末尾に近い位置に当該リンクオブジェクトのリンク先のページが表示される。したがって、ユーザは、上下方向のスクロールにより、リンク先のページ、および、リンク元のページを容易に把握することができる。
本発明の態様4に係る情報端末は、上記態様1から3において、上記リンク元ページおよびリンク先ページの表示を制御する表示制御手段を備えており、上記検出手段は、さらに、情報端末に対するユーザによる各種操作を検出し、上記ページ表示位置決定手段は、上記検出手段によって、表示されている特定のリンク先ページの表示領域におけるピンチイン操作、または、所定のドラッグ操作が検出されたとき、上記リンク先ページの表示の終了を判断し、上記表示制御手段は、上記ページ表示位置決定手段によりリンク先ページの表示の終了が判断されたとき、当該リンク先ページの表示を終了させてもよい。上記の構成によれば、リンク先ページに対してピンチイン操作、または、所定のドラッグ操作を行うだけで、当該リンク先ページの表示を終了させることができる。
本発明の各態様に係る情報端末は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記情報端末が備える各手段として動作させることにより上記情報端末をコンピュータにて実現させる情報端末の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
なお、本発明に係る態様は、以下に示す態様であってもよい。
本発明の態様5に係る情報端末は、上記態様3において、上記ページ表示位置決定手段は、上記選択されたリンクオブジェクの表示位置の上記リンク元ページのページ末尾側の直近の位置に他のリンクオブジェクトのリンク先ページが表示されているか否かを判断し、上記選択されたリンクオブジェクトの直下の位置に他のリンクオブジェクトのリンク先ページが表示されていないと判断した場合に、上記選択されたリンクオブジェクトの表示位置の上記直近の位置を、上記選択されたリンクオブジェクトのリンク先ページの上記表示位置として決定してもよい。上記の構成によれば、ユーザは、選択されたリンクオブジェクのリンク元ページのページ末尾側の直近の位置に他のリンクオブジェクトのリンク先ページが表示されていない場合に、選択されたリンクオブジェクトの表示位置のリンク元ページのページ末尾側の直近の位置に選択されたリンクオブジェクトのリンク先ページが表示されるので、リンクオブジェクトと当該リンクオブジェクトのリンク先ページとの関係を直感的に把握できる。
本発明の態様6に係る情報端末は、上記態様3において、上記ページ表示位置決定手段は、上記選択されたリンクオブジェクトのリンク元ページのページ末尾側の直近の位置に他のリンクオブジェクトのリンク先ページが表示されているか否かを判断し、上記選択されたリンクオブジェクの上記直近の位置に他のリンクオブジェクトのリンク先ページが表示されていると判断した場合に、上記選択されたリンクオブジェクトの左下頂点のX座標の値とリンク先ページが表示されている上記他のリンクオブジェクトの左下頂点のX座標の値とを比較して、比較結果に応じて、上記選択されたリンクオブジェクトの表示位置を決定してもよい。上記の構成によれば、選択されたリンクオブジェクトの表示位置のリンク元ページのページ末尾側の直近の位置に、上記比較結果に応じて、上記選択されたリンクオブジェクのリンク先ページ、または、上記他のリンクオブジェクトのリンク先ページの何れかが表示される。
本発明の態様7に係る情報端末は、上記態様6において、上記ページ表示位置決定手段は、上記比較結果から、左下頂点のX座標の値が小さい方のリンクオブジェクトのリンク先ページの表示位置を、上記選択されたリンクオブジェクトの表示位置のリンク元ページのページ末尾側の直近の位置に決定し、左下頂点のX座標の値が大きい方のリンクオブジェクトのリンク先ページの表示位置を、上記左下頂点のX座標の値が小さい方のリンクオブジェクトのリンク先ページの表示位置のリンク元ページのページ末尾側の直近の位置に決定してもよい。上記の構成によれば、リンクオブジェクのリンク元ページのページ末尾側の直近の位置に他のリンクオブジェクトのリンク先ページが表示されている場合に、ユーザは、リンクオブジェクトの表示位置のリンク元ページのページ末尾側の直近の位置の位置が、左下頂点のX座標の値が小さい方のリンクオブジェクトのリンク先ページの表示位置と把握でき、左下頂点のX座標の値が大きい方のリンクオブジェクトのリンク先ページの表示位置を左下頂点のX座標の値が小さい方のリンクオブジェクトのリンク先ページの表示領域のリンク元ページのページ末尾側の直近の位置の位置と把握できる。
本発明の態様8に係る情報端末は、上記態様1から4、6および7において、上記情報端末は、上記リンク元ページおよびリンク先ページの表示を制御する表示制御手段(表示画像制御部33)を備えており、上記検出手段は、さらに、情報端末に対するユーザによる各種操作を検出し、上記ページ表示位置決定手段は、上記検出手段によって、表示されている特定のリンク先ページの表示領域におけるピンチイン操作が検出されたとき、上記リンク先ページの表示の終了を判断し、上記表示制御手段は、上記ページ表示位置決定手段によりリンク先ページの表示の終了が判断されたとき、当該リンク先ページの表示を終了させてもよい。上記の構成によれば、リンク先ページに対してピンチイン操作を行うだけで、当該リンク先ページの表示を終了させることができる。このとき、表示を終了させるリンク先ページを記憶部に記憶させておければ、上記特定のリンク先ページのリンクオブジェクトが再度、選択された時、記憶部に格納されているリンク先ページの表示データを用いて、表示画像制御手段は、リンク先ページの画像を生成することができる。すなわち、再度、リンク先ページの表示データを外部サーバに要求する必要がなくなる。よって、再度のリンクオブジェクトの選択を受け付けてから、短時間でリンク先ページを表示することができる。
本発明の態様9に係る情報端末は、上記態様8において、上記ページ表示位置決定手段は、上記検出手段によって、表示されている特定のリンク先ページの表示領域における所定のドラッグ操作が検出されたとき、上記ページ表示位置決定手段はリンク先ページの表示情報を格納する記憶部から当該リンク先ページの表示情報を削除し、上記リンク先ページの表示の終了を判断してもよい。上記の構成によれば、所定のドラッグ操作の検出によって、記表示位置決定手段は当該リンク先ページの表示情報を上記記憶部から削除し、上記リンク先ページの表示の終了を判断する。そのため、ユーザが不必要と認識したリンク先ページの表示データを、所定のドラッグ操作によって記憶部から削除することができる。したがって、例えば、データの格納容量の小さい記憶部を備える携帯端末などにおいて、ユーザは不必要である特定のリンク先ページの表示データを選択的に記憶部から削除することができる。よって、ユーザは、記憶部に格納されているデータ量をデータ選択的に抑制することができる。
本発明は、表示されているリンクオブジェクトのリンク先ページを表示する情報端末に利用することができる。
1 情報端末、5 記憶部、31 操作検出部、32 ページ表示位置決定部、33 表示画像制御部、34 表示データ取得部

Claims (5)

  1. 表示されているリンク元ページ内のリンクオブジェクトが選択されることで、選択されたリンクオブジェクトに対応付けられたリンク先ページを表示する情報端末であって、
    上記リンクオブジェクトが選択されたことを検出する検出手段と、
    表示されているリンク元ページ内の、上記検出手段によって選択されたことが検出されたリンクオブジェクトの表示位置に近接する位置を、上記選択されたリンクオブジェクトのリンク先ページを挿入し表示する表示位置として決定するページ表示位置決定手段と、
    を備えていることを特徴とする情報端末。
  2. 上記リンク先ページは、ユーザの操作を受け付ける表示画像を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の情報端末。
  3. 上記ページ表示位置決定手段は、上記選択されたリンクオブジェクトの表示位置よりも上記リンク元ページのページ末尾に近い位置を、上記選択されたリンクオブジェクトのリンク先ページの表示位置として決定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報端末。
  4. 上記情報端末は、上記リンク元ページおよびリンク先ページの表示を制御する表示制御手段を備えており、
    上記検出手段は、さらに、情報端末に対するユーザによる各種操作を検出し、
    上記ページ表示位置決定手段は、上記検出手段によって、表示されている特定のリンク先ページの表示領域におけるピンチイン操作、または、所定のドラッグ操作が検出されたとき、上記リンク先ページの表示の終了を判断し、
    上記表示制御手段は、上記ページ表示位置決定手段によりリンク先ページの表示の終了が判断されたとき、当該リンク先ページの表示を終了させることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の情報端末。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の情報端末としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017058958A (ja) * 2015-09-16 2017-03-23 ヤフー株式会社 コンテンツ表示装置、コンテンツ表示方法、コンテンツ表示プログラム

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