JP2015150008A - 医用画像診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像生成処理に負荷をかけることなく画像生成中に画像転送することができる医用画像診断装置を提供する。【解決手段】画像生成部47は、被検体の撮像にもとづく医用画像を生成する。転送支援装置16は、前記医用画像をネットワーク経由で他の装置に転送する。複数の共用記憶部14および15は、画像生成部47および転送支援装置16により共用される。切替装置13は、複数の共用記憶部14および15の1つを画像保存用の記憶部として画像生成部47と接続するとともに、複数の共用記憶部14および15の他の1つを画像転送用の記憶部として転送支援装置16と接続する。切替制御部49は、複数の共用記憶部14および15のうち画像保存用の記憶部として用いられる記憶部と画像転送用の記憶部として用いられる記憶部とを所定のタイミングで切り替えるよう切替装置13を制御する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、医用画像診断装置に関する。
磁気共鳴イメージング(MRI:Magnetic Resonance Imaging)装置やX線CT(Computed Tomography)装置、超音波診断装置、核医学診断装置その他の医用画像診断装置は、時間分解能や空間分解能の向上や撮像範囲の広域化などにともない、近年では画像データのサイズや数が増加する傾向にある。このため、撮像した画像を外部の装置にネットワークを介して転送するために要する時間が増加してきている。したがって、撮像した画像を効率よく転送するための技術の開発が望まれている。
この種の技術として、たとえば読影装置に画像を転送する際に、撮像日時順にFIFO(First In First Out)で転送するのではなく、読影装置における読影予定日時の早い順に転送する技術が提案されている。この技術によれば、読影装置において効率よく読影を行うことが可能となる。
特開2010−165109号公報
しかし、投影データや投影データにもとづいて生成される医用画像が記憶装置に対して書き込まれている間は、この記憶装置に既に記憶されている医用画像に対するアクセスが制限されてしまう。このため、そもそも医用画像診断装置で撮像が行われている間は、記憶装置に既に記憶されている画像を外部にネットワークを介して転送することが難しい。
特に医用画像診断装置が撮像に用いられる日中には、画像転送処理は全く実行できないか、あるいは処理の優先度を撮像処理よりも下げて実行する必要があり、画像の転送が終了する時間が遅くなってしまう。また、日中は、たとえ撮像中でなくても、撮像に連続する所定の期間においてユーザが通常業務(後処理)で記憶装置にアクセスする場合が多い。したがって、通常業務に対して支障をきたさないようにするために、日中には転送処理を実行せずに、1日の撮像計画が完了した時点で転送を行うといった対処がとられる場合もあり、この場合、撮像された画像の転送が終了する時間はさらに遅くなってしまう。
本発明の一実施形態に係る医用画像診断装置は、上述した課題を解決するために、画像生成部と、転送支援装置と、複数の共用記憶部と、切替部と、切替制御部とを備える。画像生成部は、被検体の撮像にもとづく医用画像を生成する。転送支援装置は、前記医用画像をネットワーク経由で他の装置に転送する。複数の共用記憶部は、画像生成部および転送支援装置により共用される。切替部は、複数の共用記憶部の1つを画像保存用の記憶部として画像生成部と接続するとともに、複数の共用記憶部の他の1つを画像転送用の記憶部として転送支援装置と接続する。切替制御部は、複数の共用記憶部のうち画像保存用の記憶部として用いられる記憶部と画像転送用の記憶部として用いられる記憶部とを所定のタイミングで切り替えるよう切替部を制御する。
本発明の第1実施形態に係る医用画像診断装置の一構成例を示すブロック図。 (a)は切替装置の一構成例を示すブロック図、(b)は切替制御信号がONである場合に選択される接続関係の組合せIの一例を示す説明図、(c)は切替制御信号がOFFである場合に選択される接続関係の組合せIIの一例を示す説明図。 (a)は従来の撮影期間と転送タイミングとの関係の第1の例を示す説明図、(b)は従来の撮影期間と転送タイミングとの関係の第2の例を示す説明図。 複数の撮影期間の一例を示す説明図。 (a)は被検体A撮影期間の最中および直後における画像処理装置および切替装置の動作の一例を示す説明図、(b)は被検体A撮影期間に続く被検体B撮影期間の最中および直後における画像処理装置および切替装置の動作の一例を示す説明図。 全撮影期間における画像処理装置および切替装置の動作の一例を示す説明図。 全撮影期間における第1共用記憶部、第2共用記憶部の転送状態および転送支援装置の処理状態の一例を示す説明図。 転送処理に要する時間が撮影期間よりも長い場合における、全撮影期間における画像処理装置および切替装置の動作の一例を示す説明図。 転送処理に要する時間が撮影期間よりも長い場合における、第1共用記憶部、第2共用記憶部の転送状態および転送支援装置の処理状態の一例を示す説明図。 画像処理装置および転送支援装置が協調することにより画像生成処理に負荷をかけることなく画像生成処理中に画像転送を行う際の画像処理装置の手順の一例を示すフローチャート。 画像処理装置および転送支援装置が協調することにより画像生成処理に負荷をかけることなく画像生成処理中に画像転送を行う際の転送支援装置の手順の一例を示すフローチャート。 本発明の第2実施形態に係る医用画像診断装置の一構成例を示すブロック図。 転送処理に要する時間が撮影期間よりも長い場合における、全撮影期間における第2実施形態に係る画像処理装置および切替装置の動作の一例を示す説明図。
本発明に係る医用画像診断装置の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る医用画像診断装置10の一構成例を示すブロック図である。
医用画像診断装置10は、画像生成装置11、画像生成装置11に直接接続されたモダリティ用記憶部12、切替装置13、切替装置13に直接接続された第1共用記憶部14および第2共用記憶部15、転送支援装置16、転送支援装置16に直接接続された転送支援装置用記憶部17を有する。
なお、以下の説明において、装置と記憶部とが「直接接続される」とは、コンピュータネットワークを介すことなく接続されることをいう。直接接続に用いられる規格(以下、直接接続規格という)としては、たとえばATA(Advanced Technology Attachment)規格、SCSI(Small Computer System Interface)規格、LTO(Linear Tape-OpenLinear Tape-Open)規格のほか、USB(Universal Serial Bus)規格、IEEE1394規格などが挙げられる。
画像生成装置11は、被検体を撮像し撮像データを生成する撮像装置18と撮像データにもとづいて医用画像を生成する画像処理装置19とを有する。
モダリティ用記憶部12は、記憶部用インターフェース(stI/F)21を介して画像処理装置19と直接接続され、画像処理装置19により生成された医用画像を記憶する。モダリティ用記憶部12は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、画像処理装置19のCPUにより読み取り可能な記録媒体により構成される。
図2(a)は切替装置13の一構成例を示すブロック図であり、(b)は切替制御信号がONである場合に選択される接続関係の組合せIの一例を示す説明図であり、(c)は切替制御信号がOFFである場合に選択される接続関係の組合せIIの一例を示す説明図である。
本実施形態に係る切替装置13は、2つの入力AおよびCの一方と2つの出力XおよびYの一方と接続しつつ、入力AおよびCの他方と出力XおよびYの他方とを接続可能に構成されていればよい。図2には、切替装置13がリレー回路などで構成される要素1および要素2を有する場合の例について示した。切替装置13が図2(a)に示すように構成される場合は、要素1および2はそれぞれ、入力Bから入力された制御信号を端子tから入力され、制御信号がONであると入力端子cと出力端子aを接続する(図2(b)参照)。一方、制御信号がOFFであると、要素1および2はそれぞれ、入力端子cと出力端子bとを接続する(図2(c)参照)。
図1に示すように、切替装置13は、画像処理装置19から切替信号用インターフェース(SWI/F)22を介して受けた切替制御信号により制御される切替回路23を有する。この切替回路23は、図2に示すようにリレー回路などにより構成することができる。
切替装置13は、画像処理装置19により切替回路23を制御されて、第1共用記憶部14および第2共用記憶部15の一方と画像処理装置19とを画像保存用の記憶部として直接接続するとともに、他方と転送支援装置16とを画像転送用の記憶部として直接接続する。また、切替装置13は、画像処理装置19により制御されて、画像保存用の記憶部として用いられる記憶部および画像転送用の記憶部として用いられる記憶部を、所定のタイミングで切り替える。
切替回路23は、SWI/F22を介して受けた切替制御信号に応じて、記憶部用インターフェース(stI/F)24および25の一方と記憶部用インターフェース(stI/F)26および27の一方とを接続しつつ、stI/F24および25の他方とstI/F26および27の他方とを接続する。stI/F24は、画像処理装置19とstI/F28を介して接続される。stI/F25は、転送支援装置16とstI/F29を介して接続される。また、stI/F26は第1共用記憶部14と、stI/F27は第2共用記憶部15と、それぞれ接続される。また、SWI/F22は、画像処理装置19とSWI/F30を介して接続される。
stI/F24−29、第1共用記憶部14および第2共用記憶部15は、同一の直接接続規格のものが設けられるとよい。
なお、以下の説明では、第1共用記憶部14が画像保存用の記憶部として画像処理装置19に直接接続されるとともに第2共用記憶部15が画像転送用の記憶部として転送支援装置16に直接接続される接続関係を、組合せIというものとする。また、第2共用記憶部15が画像保存用の記憶部として画像処理装置19に直接接続されるとともに第1共用記憶部14が画像転送用の記憶部として転送支援装置16に直接接続される接続関係を、組合せIIというものとする。切替装置13は、画像処理装置19により制御されて、接続関係を組合せI、組合せII、組合せI、・・・の順に所定のタイミングで切り替える。
第1共用記憶部14および第2共用記憶部15は、画像生成装置11および転送支援装置16により共用される。第1共用記憶部14および第2共用記憶部15は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、画像処理装置19のCPUおよび転送支援装置16のCPUにより読み取り可能な記録媒体により構成される。
具体的には、第1共用記憶部14および第2共用記憶部15の一方が切替装置13を介して画像処理装置19と直接接続されて画像保存用の記憶部として用いられるとともに、他方が転送支援装置16と直接接続されて画像転送用の記憶部として用いられる。
なお、共用記憶部14および15に記憶された医用画像は、たとえば撮像日時順にFIFO(First In First Out)で削除されてもよい。このとき、未転送の医用画像が削除対象となってしまう時は削除しないようにするとよい。一方、モダリティ用記憶部12に記憶される医用画像は削除せず蓄積することを原則とし、可搬性記憶媒体などの他の記憶媒体にバックアップが済んだ後に削除するようにするとよい。
転送支援装置16は、たとえば一般的なパーソナルコンピュータなどの情報処理装置により構成され、切替装置13を介して直接接続されている第1共用記憶部14および第2共用記憶部15のいずれか一方に未転送の医用画像が記憶されていると、この未転送の医用画像をネットワーク接続用インターフェース(nwI/F)31およびコンピュータネットワーク100を介して他の装置に転送する。以下の説明では、他の装置として画像サーバ101を用いる場合の例について示す。
画像サーバ101は、たとえばPACS(Picture Archiving and Communication System:医用画像保管通信システム)に備えられる画像の長期保管用のサーバである。
転送支援装置16のnwI/F31は、コンピュータネットワークの形態に応じた種々の情報通信用プロトコルを実装する。転送支援装置16は、この各種プロトコルに従ってコンピュータネットワーク100を介して画像サーバ101などの他の装置と自機とを接続する。ここでコンピュータネットワークとは、電気通信技術を利用した情報通信網全般を意味し、病院基幹LAN(Local Area Network)などの無線/有線LANやインターネット網のほか、電話通信回線網、光ファイバ通信ネットワーク、ケーブル通信ネットワークおよび衛星通信ネットワークなどを含む。
転送支援装置用記憶部17は、stI/F34を介して転送支援装置16と直接接続され、転送支援装置16により利用されるデータの格納場所として利用され、たとえば転送支援装置16が第1共用記憶部14や第2共用記憶部15から取得した医用画像を一時記憶する。転送支援装置用記憶部17は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、転送支援装置16のCPUにより読み取り可能な記録媒体により構成される。
転送支援装置16は、通信I/F32および画像処理装置19の通信I/F33を介して、第1共用記憶部14および第2共用記憶部15の転送状態情報を画像処理装置19に与える。画像処理装置19は、この転送状態情報に応じて切替装置13を制御する。
なお、通信I/F32および33を介した情報の送受信が準拠する規格は、USB規格やIEEE1394規格などの有線通信規格であってもよいし、赤外線通信などの無線通信規格であってもよい。
図3(a)は従来の撮影期間と転送タイミングとの関係の第1の例を示す説明図であり、(b)は従来の撮影期間と転送タイミングとの関係の第2の例を示す説明図である。なお、1撮影期間は1回のスキャン、複数のスキャンからなる1シリーズ、または同一の被検体に対する時系列的に連続した一連の撮影により構成されるとよい。換言すると、1撮影期間が終了するタイミングは、撮影単位の画像生成が終了したタイミングであって、たとえばスキャンの変更タイミング、撮影シリーズの変更タイミングや患者の変更タイミングとするとよい。以下の説明では同一の被検体に対する時系列的に連続した一連の撮影により1撮影期間が構成される場合、すなわち被検体が交代されるごとに次の撮影期間に移行するとみなす場合の例について説明する。
従来の医用画像診断装置は、画像保存用の記憶部と画像転送用の記憶部とが同一の記憶部である。このため、画像保存用の書き込みアクセスと画像転送用の読み取りアクセスとが同時に発生することによるアクセスの競合が起こってしまう場合があり、この場合本来優先すべき画像生成処理および画像保存処理に負荷がかかってしまう。
そこで、従来は、たとえば図3(a)に第1例として示すように撮像処理中には転送処理を行わないようにするか、または図3(b)に第2例として示すように転送処理を撮像処理よりも低い優先度度で実行していた。しかし、いずれの例であっても、画像の転送が終了する時間が遅くなってしまう。また、日中は、たとえ撮像中でなくても、撮像に連続する所定の期間においてユーザが通常業務(後処理)で記憶装置にアクセスする場合が多い。したがって、通常業務に対して支障をきたさないようにするために、日中には転送処理を実行せずに、1日の撮像計画が完了した時点で転送を行うといった対処がとられる場合もあり、この場合、撮像された画像の転送が終了する時間はさらに遅くなってしまう。
そこで、本実施形態に係る医用画像診断装置10は、複数の共用記憶部を備え、複数の共用記憶部の1つを画像保存用の記憶部として用いるとともに異なる他の1つの記憶部を画像転送用の記憶部として用いることにより、アクセスの競合を未然に防ぐ。ここで、共用記憶部の1つとは、単に物理的な1ドライブに限られず、複数の物理ドライブを束ねた1つの論理ドライブであってもよい。
次に、画像生成装置11の構成についてより詳細に説明する。
撮像装置18は、被検体を撮像して撮像データを生成し、この撮像データを画像処理装置19に与える。
画像処理装置19は、撮像装置18から受けた撮像データにもとづいて医用画像を生成し、モダリティ用記憶部12および画像保存用の記憶部として切替装置13を介して直接接続されている第1共用記憶部14および第2共用記憶部15の一方に医用画像を記憶させる。また、画像処理装置19は、転送装置から受けた転送状態情報にもとづいて切替装置13を制御し、第1共用記憶部14および第2共用記憶部15のどちらを画像保存用として用いどちらを画像転送用として用いるかを設定する。
より具体的には、画像処理装置19は、入力部41、表示部42、主制御部43を有する。
入力部41は、少なくともポインティングデバイスを含み、たとえばマウス、トラックボール、キーボード、タッチパネル、テンキーなどの一般的な入力装置により構成され、ユーザの操作に対応した操作入力信号を主制御部43に出力する。
表示部42は、たとえば液晶ディスプレイやOLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイなどの一般的な表示出力装置により構成され、主制御部43の制御に従って医用画像などの各種画像を表示する。
主制御部43は、CPU、RAMおよびROMをはじめとする記憶媒体などにより構成され、この記憶媒体に記憶されたプログラムに従って画像生成装置11の動作を制御する。
主制御部43のCPUは、ROMをはじめとする記憶媒体に記憶された記憶部切替プログラムおよびこのプログラムの実行のために必要なデータをRAMへロードし、このプログラムに従って、画像生成処理に負荷をかけることなく画像生成処理中に画像転送を行うための処理を実行する。
主制御部43のRAMは、CPUが実行するプログラムおよびデータを一時的に格納するワークエリアを提供する。主制御部43のROMをはじめとする記憶媒体は、画像生成装置11の起動プログラム、記憶部切替プログラムや、これらのプログラムを実行するために必要な各種データを記憶する。なお、ROMをはじめとする記憶媒体は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、CPUにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有し、これら記憶媒体内のプログラムおよびデータの一部または全部はコンピュータネットワークを介してダウンロードされるように構成してもよい。
図1に示すように、主制御部43のCPUは、記憶部切替プログラムによって、少なくとも撮像制御部46、画像生成部47、保存制御部48および切替制御部49として機能する。この各部46−49は、RAMの所要のワークエリアをデータの一時的な格納場所として利用する。
撮像制御部46は、ユーザから入力部41を介して撮影計画の実行指示を受けて、撮影計画にもとづいて撮像装置18を制御することにより被検体の撮像を実行する。撮像装置18は、撮像により生成した被検体の撮像データを画像生成部47に与える。
画像生成部47は、撮像データにもとづいて医用画像を生成する。
保存制御部48は、モダリティ用記憶部12および画像保存用の記憶部として切替装置13を介して直接接続されている第1共用記憶部14および第2共用記憶部15の一方に医用画像を記憶させる。また、保存制御部48は、第1共用記憶部14または第2共用記憶部15に医用画像を記憶させる際には、医用画像に対して「未転送」である旨の情報を関連付けて記憶させる。
切替制御部49は、転送支援装置16から受けた転送状態情報にもとづいて、複数の撮影期間の全期間内の1または複数の所定のタイミングで切り替えるよう切替装置13を制御し、第1共用記憶部14および第2共用記憶部15のどちらを画像保存用として用いどちらを画像転送用として用いるかを設定する。また、切替制御部49は、画像転送用の記憶部を切り替えた旨の情報を、通信I/F33および32を介して転送支援装置16に送信する。
続いて、転送支援装置16の構成について詳細に説明する。
転送支援装置16は、たとえば一般的なパーソナルコンピュータなどの情報処理装置により構成され、入力部51、表示部52、主制御部53を有する。
入力部51は、少なくともポインティングデバイスを含み、たとえばマウス、トラックボール、キーボード、タッチパネル、テンキーなどの一般的な入力装置により構成され、ユーザの操作に対応した操作入力信号を主制御部53に出力する。
表示部52は、たとえば液晶ディスプレイやOLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイなどの一般的な表示出力装置により構成され、主制御部43の制御に従って医用画像の転送のための設定画像などの各種画像を表示する。
主制御部53は、CPU、RAMおよびROMをはじめとする記憶媒体などにより構成され、この記憶媒体に記憶されたプログラムに従って転送支援装置16の動作を制御する。
主制御部53のCPUは、ROMをはじめとする記憶媒体に記憶された記憶部切替プログラムおよびこのプログラムの実行のために必要なデータをRAMへロードし、このプログラムに従って、画像生成処理に負荷をかけることなく画像生成処理中に画像転送を行うための処理を実行する。
主制御部53のRAMは、CPUが実行するプログラムおよびデータを一時的に格納するワークエリアを提供する。主制御部53のROMをはじめとする記憶媒体は、転送支援装置16の起動プログラム、記憶部切替プログラムや、これらのプログラムを実行するために必要な各種データを記憶する。なお、ROMをはじめとする記憶媒体は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、CPUにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有し、これら記憶媒体内のプログラムおよびデータの一部または全部はコンピュータネットワークを介してダウンロードされるように構成してもよい。
図1に示すように、主制御部53のCPUは、記憶部切替プログラムによって、少なくとも画像取得部56および転送制御部57として機能する。この各部56および57は、RAMの所要のワークエリアをデータの一時的な格納場所として利用する。
画像取得部56は、画像処理装置19の切替制御部49から画像転送用の記憶部を切り替えた旨の情報を受けると、この切替後に画像転送用の記憶部として自機と切替装置13を介して直接接続された第1共用記憶部14および第2共用記憶部15のいずれか一方について転送処理中である旨の情報を、当該共用記憶部の転送状態情報として通信I/F32および33を介して画像処理装置19に送信する。次に、この切替後の画像転送用の記憶部から、未転送の医用画像を取得する。
転送制御部57は、画像取得部56により取得された未転送の医用画像をnwI/F31およびコンピュータネットワーク100を介して他の装置(画像サーバ101)に転送する。そして、すべての医用画像を画像サーバ101に転送し終わると、転送制御部57は、現在直接接続されている共用記憶部について転送処理完了の旨の情報を、共用記憶部の転送状態情報として通信I/F32および33を介して画像処理装置19に送信する。
画像処理装置19の切替制御部49は、共用記憶部の転送状態情報を随時更新し、この転送状態情報が転送処理中である旨の情報である記憶部を画像保存用の記憶部としてしまうことがないようにすると、アクセスの競合を未然に防ぐことができるため好ましい。
次に、本実施形態に係る医用画像診断装置10の動作の一例について図4−11を用いて説明する。
図4は、複数の撮影期間の一例を示す説明図である。以下の説明では、図4に示すように各撮影期間が被検体ごとに切り分けられ、被検体A、B、C、Dの順に撮影が行われる場合の例について説明する。また、被検体nの撮影期間は、被検体A撮影期間というものとする。また、切替回路23は、被検体A撮影期間の開始時において組合せIの接続状態(図2(b)参照)を維持しているものとする。
図5(a)は被検体A撮影期間の最中および直後における画像処理装置19および切替装置13の動作の一例を示す説明図であり、(b)は被検体A撮影期間に続く被検体B撮影期間の最中および直後における画像処理装置19および切替装置13の動作の一例を示す説明図である。
また、図6は全撮影期間における画像処理装置19および切替装置13の動作の一例を示す説明図である。また、図7は全撮影期間における第1共用記憶部14、第2共用記憶部15の転送状態および転送支援装置16の処理状態の一例を示す説明図である。
被検体A撮影期間の開始時には、モダリティ用記憶部12、第1共用記憶部14、第2共用記憶部15のいずれにも医用画像が記憶されていない。被検体A撮影期間終了時t=t1において、第1共用記憶部14には複数の画像A1−A3が未転送状態で記憶される。一方、時刻t=t1において、第2共用記憶部15には未転送画像が全く存在せず、また転送処理中である旨の情報が転送支援装置16から送信されてもおらず、転送状態情報は「非転送処理中」である。
このため、図5(a)に示すように、切替制御部49は、接続関係を組合せIIとするよう切替装置13を制御し、非転送処理中の記憶部である第2共用記憶部15を画像保存用の記憶部として画像生成装置11の画像生成部47と直接接続させるとともに、未転送の医用画像が記憶されている第1共用記憶部14を画像転送用の記憶部として転送支援装置16と直接接続させる。そして、切替制御部49は、接続関係を切り替えた旨の情報を転送支援装置16に送信する。
図5(b)に示すように、続く被検体B撮影期間の終了時t=t3において、第2共用記憶部15には複数の画像B1−B3が未転送状態で記憶される。一方、時刻t=t3となる前には、第1共用記憶部14の未転送の医用画像A1−A3が転送済みとなり、転送制御部57は切替制御部49に対して第1共用記憶部14について転送処理完了の旨の情報を送信する。このため、被検体B撮影期間の終了時t=t3において、第1共用記憶部14は非転送処理中となっている。
したがって、切替制御部49は、t=t3において、接続関係を組合せIとするよう切替装置13を制御し、非転送処理中の記憶部である第1共用記憶部14を画像保存用の記憶部として画像生成部47と直接接続させるとともに、未転送の医用画像が記憶されている第2共用記憶部15を画像転送用の記憶部として転送支援装置16と直接接続させる。そして、切替制御部49は、接続関係を切り替えた旨の情報を転送支援装置16に送信する。
このように、図6に示すように全撮影期間の終了時、すなわち被検体D撮影期間の終了時t=t6までに、全撮影期間内の複数のタイミングで接続関係を切り替えつつ医用画像の保存および転送を繰り返す。このとき、図7に示すように、切替制御部49および転送制御部57が協調することにより、画像保存用の記憶部と画像転送用の記憶部とがそれぞれ同時に同一の記憶部となることがないように、切替装置13により接続関係が制御される。
図8は、転送処理に要する時間が撮影期間よりも長い場合における、全撮影期間における画像処理装置19および切替装置13の動作の一例を示す説明図である。また、図9は、転送処理に要する時間が撮影期間よりも長い場合における、第1共用記憶部14、第2共用記憶部15の転送状態および転送支援装置16の処理状態の一例を示す説明図である。
転送処理に要する時間が撮影期間よりも長い場合には、図8および図9に示すように接続関係を切り替えないようにするとよい、
たとえば、図8に示す例では、被検体B撮影期間の終了時t=t3において、第1共用記憶部14にはまだ未転送の医用画像が残っている。このため、この時点では転送制御部57から切替制御部49へはまだ転送処理完了の旨の情報は送信されておらず、第1共用記憶部14の転送状態情報は転送処理中のままである。この場合、切替制御部49は切替装置13に対して切替制御信号を出力せず接続関係を維持するとよい。すなわち、続く被検体C撮影期間においても、被検体B撮影期間と同一の第2共用記憶部15を画像保存用の記憶部として用いるとよい(図9参照)。転送状態情報にもとづいて切替装置13を制御することにより、アクセスの競合を未然に防ぐことができる。
図10は、画像処理装置19および転送支援装置16が協調することにより画像生成処理に負荷をかけることなく画像生成処理中に画像転送を行う際の画像処理装置19の手順の一例を示すフローチャートである。図10において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。
まず、ステップS1において、撮像制御部46は、ユーザから入力部41を介して撮影計画の実行指示を受け付ける。
次に、ステップS2において、撮像制御部46は、撮影計画にもとづいて撮像装置18を制御することにより被検体の撮像を実行し、撮像により生成した被検体の撮像データを画像処理装置19に与える。
次に、ステップS3において、画像生成部47は、撮像データにもとづいて医用画像を生成する。
次に、ステップS4において、保存制御部48は、モダリティ用記憶部12および画像保存用の記憶部として切替装置13を介して直接接続されている第1共用記憶部14および第2共用記憶部15の一方に医用画像を記憶させる。
次に、ステップS5において、切替制御部49は、転送支援装置16から受けた転送状態情報にもとづいて、第1共用記憶部14および第2共用記憶部15の転送状態情報を更新する。
次に、ステップS6において、切替制御部49は、現在画像保存用の記憶部として切替装置13を介して画像生成部47に直接接続されている第1共用記憶部14または第2共用記憶部15とは異なる他の全ての共用記憶部の転送状態情報が転送処理中である旨の情報であるか否かを判定する。
他の全ての共用記憶部が転送処理中である場合は、続く撮影期間においても現在の画像保存用の記憶部を引き続き画像保存用の記憶部として用いるよう、接続関係の切り替えを行うことなくステップS1に戻る。一方、他の共用記憶部に非転送処理中の共用記憶部がある場合は、ステップS7に進む。
次に、ステップS7において、切替制御部49は、ステップS6で抽出した非転送処理中の他の共用記憶部を画像保存用の記憶部として用いるよう切替装置13を制御する。また、切替制御部49は、直前の撮影期間において画像保存用の記憶部として画像生成部47と直接接続されていた共用記憶部が直前の撮影期間に続く撮影期間において画像転送用の記憶部として転送支援装置16と直接接続されるよう、切替装置13を制御する。
次に、ステップS8において、切替制御部49は、画像転送用の記憶部を切り替えた旨の情報を、通信I/F33および32を介して転送支援装置16に送信し、ステップS1に戻る。
一方、図11は、画像処理装置19および転送支援装置16が協調することにより画像生成処理に負荷をかけることなく画像生成処理中に画像転送を行う際の転送支援装置16の手順の一例を示すフローチャートである。図11において、Sに数字を付した符号は、フローチャートの各ステップを示す。
ステップS11において、画像取得部56は、切替制御部49から画像転送用の記憶部を切り替えた旨の情報を受信したか否かを判定する。切り替えた旨の情報を受信した場合はステップS12に進む。一方、受信していない場合はこの情報の受信を待機する。
次に、ステップS12において、画像取得部56は、現在画像転送用の記憶部として自機と切替装置13を介して直接接続された第1共用記憶部14および第2共用記憶部15のいずれか一方について転送処理中である旨の情報を、共用記憶部の転送状態情報として通信I/F32および33を介して切替制御部49に送信する。
次に、ステップS13において、画像取得部56は画像転送用の記憶部から、未転送の医用画像を取得する。そして、転送制御部57は、画像取得部56により取得された未転送の医用画像をnwI/F31およびコンピュータネットワーク100を介して画像サーバ101に転送する。
次に、ステップS14において、転送制御部57は、転送を終えた医用画像に対して、現在転送支援装置16に直接接続されている共用記憶部に医用画像に対して関連付けられた未転送の旨の情報を転送済みの旨の情報で上書きする。
次に、ステップS15において、転送制御部57は、現在転送支援装置16に直接接続されている共用記憶部に記憶された医用画像に、未転送の旨の情報が関連付けられた医用画像があるか否かを判定する。未転送の医用画像がある場合は、引き続きこの未転送の医用画像の転送を実行すべくステップS13に戻る。一方、未転送の医用画像がない場合はステップS16に進む。
次に、ステップS16において、転送制御部57は、現在転送支援装置16に直接接続されている共用記憶部について転送処理完了の旨の情報を切替制御部49に送信し、ステップS11に戻る。
本実施形態に係る医用画像診断装置10は、複数の共用記憶部を備え、複数の共用記憶部の1つを画像保存用の記憶部として用いるとともに異なる記憶部を画像転送用の記憶部として用いることにより、アクセスの競合を未然に防ぐことができる。このため、画像生成処理に負荷をかけることなく、画像生成処理中に画像転送を行う。したがって、本実施形態に係る医用画像診断装置10によれば、画像生成処理に負荷をかけることなく、速やかに画像サーバ101に医用画像を転送することができ、大変便利である。また、システムの稼働時間や転送処理に係る操作時間を大幅に短縮することができ、撮影から転送までの一日の作業時間の終了時間を大きく前倒しすることができる。
また、本実施形態に係る医用画像診断装置10は、画像保存用の記憶部を直接画像処理装置19に接続している。このため、画像保存用の記憶部をコンピュータネットワーク上に設けるNAS(Network Attached Storage)やSAN(Storage Area Network)に比べ、記憶部に対するデータの保存速度が格段に速く、画像生成処理に負荷をかけることがない。
なお、本実施形態では転送処理中の共用記憶部を画像保存用の記憶部とはしない場合の例について示したが、転送処理中の共用記憶部を画像保存用の記憶部とすることも可能である。この場合、画像転送用の記憶部に記憶された未転送の医用画像について、とりあえず全て転送支援装置用記憶部17に複製してしまい、複製が終わると切替制御部49に対してこの共用記憶部の転送処理完了の旨の情報を送信すればよい。そして、この情報の送信後の所定のタイミングで転送支援装置用記憶部17に記憶させた未転送の医用画像を画像サーバ101に転送すればよい。
(第2実施形態)
図12は、本発明の第2実施形態に係る医用画像診断装置10Aの一構成例を示すブロック図である。
この第2実施形態に示す医用画像診断装置10Aは、共用記憶部を第1共用記憶部14、第2共用記憶部15に加えさらに第3共用記憶部61、第4共用記憶部62、第5共用記憶部63の3つの計5つの共用記憶部を有するとともに、第2転送支援装置16をさらに備える点で第1実施形態に示す医用画像診断装置10と異なる。他の構成および作用については図1に示す医用画像診断装置10と実質的に異ならないため、同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
第3共用記憶部61−第5共用記憶部63は、それぞれ第1共用記憶部14や第2共用記憶部15と同一の構成を有し、stI/F66、stI/F67、stI/F68を介して切替回路23Aに接続される。
第2転送支援装置16は、転送支援装置16と同一の構成29、31、32、34、53を有し、切替回路23Aに接続されるとともに、stI/F34を介して転送支援装置用記憶部17と直接接続される。
図13は、転送処理に要する時間が撮影期間よりも長い場合における、全撮影期間における第2実施形態に係る画像処理装置19Aおよび切替装置13Aの動作の一例を示す説明図である。
主制御部43Aは、転送支援装置16および第2転送支援装置16から受けた転送状態情報にもとづいて画像保存用の記憶部と画像転送用の記憶部とが重複しないように図10に示した手順で動作することにより、複数の撮影期間の全期間内の1または複数の所定のタイミングで接続状態を切り替えるよう切替装置13Aを制御し、第1共用記憶部14、第2共用記憶部15、第3共用記憶部61−第5共用記憶部63のどれを画像保存用として用いどれを画像転送用として用いるかを設定する(図10、図13参照)。
図13に示すように、本実施形態に係る医用画像診断装置10Aのように共用記憶部が3以上の複数であっても、また転送支援装置が複数であっても、アクセスの競合を未然に防ぐことができ、第1実施形態に係る医用画像診断装置10と同様の作用効果を奏する。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10、10A 医用画像診断装置
12 モダリティ用記憶部
14 第1共用記憶部
15 第2共用記憶部
16、16 転送支援装置
17、17 転送支援装置用記憶部
47 画像生成部
49 切替制御部
61 第3共用記憶部
62 第4共用記憶部
63 第5共用記憶部

Claims (11)

  1. 被検体の撮像にもとづく医用画像を生成する画像生成部と、
    前記医用画像をネットワーク経由で他の装置に転送する転送支援装置と、
    前記画像生成部および前記転送支援装置により共用される複数の共用記憶装置と、
    前記複数の共用記憶装置の1つを画像保存用の記憶部として前記画像生成部と接続するとともに、前記複数の共用記憶部の他の1つを画像転送用の記憶部として前記転送支援装置と接続する切替部と、
    前記複数の共用記憶装置のうち画像保存用として用いられる共用記憶装置と画像転送用として用いられる共用記憶装置とを所定のタイミングで切り替えるよう前記切替部を制御する切替制御部と、
    を備えた医用画像診断装置。
  2. 前記切替制御部は、
    前記複数の共用記憶装置のうち画像保存用として用いられる共用記憶装置と画像転送用として用いられる共用記憶装置とを、前記画像生成部で生成される撮影単位の画像生成が終了したタイミングで切り替えるよう前記切替部を制御する、
    請求項1記載の医用画像診断装置。
  3. 前記画像生成部は、
    複数の撮影期間の1撮影期間ごとに被検体の撮像にもとづく医用画像を生成して自らと直接接続されている記憶部に記憶させ、
    前記転送支援装置は、
    自らと直接接続されている記憶部に未転送の医用画像が記憶されていると、この未転送の医用画像をネットワークを介して前記他の装置に転送し、
    前記切替制御部は、
    前記複数の共用記憶部のうち画像保存用の記憶部として用いられる記憶部と画像転送用の記憶部として用いられる記憶部とを前記複数の撮影期間の全期間内の1または複数の所定のタイミングで切り替えるよう前記切替部を制御する、
    請求項1または2に記載の医用画像診断装置。
  4. 前記切替制御部は、
    前記転送支援装置と直接接続される共用記憶部を切り替えた旨の情報を前記転送支援装置に送信し、
    前記転送支援装置は、
    前記切り替えた旨の情報を受信すると、自らと直接接続されている共用記憶部に記憶された前記未転送の医用画像を前記他の装置に転送する、
    請求項3記載の医用画像診断装置。
  5. 前記切替制御部は、
    直前の撮影期間において画像保存用の記憶部として前記画像生成部と直接接続されていた共用記憶部が直前の撮影期間に続く撮影期間において画像転送用の記憶部として前記転送支援装置と直接接続されるよう、前記切替部を制御することにより前記複数の共用記憶部、前記画像生成部および前記転送支援装置の接続関係を制御する、
    請求項3または4に記載の医用画像診断装置。
  6. 前記転送支援装置は、
    前記画像転送用の記憶部として前記切替部を介して自らと接続されている共用記憶部に記憶された前記未転送の医用画像を前記他の装置に転送し終わると、前記切替制御部に対して自らと接続されているこの共用記憶部の転送処理完了の旨の情報を送信し、
    前記切替制御部は、
    前記転送処理完了の旨の情報を受信しないと、次の撮影期間においても少なくとも前記画像保存用の記憶部と前記画像生成部との接続を維持するよう前記切替部を制御する、
    請求項5記載の医用画像診断装置。
  7. 前記切替制御部は、
    前記転送処理完了の旨の情報を受信すると、この情報を受信した時刻が属する撮影期間において画像保存用の記憶部として前記画像生成部と直接接続されていた共用記憶部が、次の撮影期間において画像転送用の記憶部として前記転送支援装置と直接接続されるよう、前記切替部を制御する、
    請求項6記載の医用画像診断装置。
  8. 前記切替制御部は、
    前記転送処理完了の旨の情報を受信すると、前記次の撮影期間においてこの転送処理完了の旨の情報に対応する前記共用記憶部が前記画像保存用の記憶部として前記画像生成部と直接接続されるよう前記切替部を制御する、
    請求項6または7に記載の医用画像診断装置。
  9. 前記複数の共用記憶部とは異なる記憶部であって、前記転送支援装置と直接接続された転送支援装置用記憶部、
    をさらに有し、
    前記転送支援装置は、
    前記画像転送用の記憶部として前記切替部を介して自らと接続されている前記共用記憶部に記憶された前記未転送の医用画像を前記転送支援装置用記憶部に複製し終わると、前記切替制御部に対して自らと接続されている前記共用記憶部の前記転送処理完了の旨の情報を送信するとともに、この情報の送信後の所定のタイミングで前記転送支援装置用記憶部に記憶された前記未転送の医用画像を前記他の装置に転送する、
    請求項6ないし8のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  10. 前記複数の共用記憶部とは異なる記憶部であって、前記画像生成部と直接接続され、前記画像生成部により生成された前記医用画像を蓄積するためのモダリティ用記憶部、
    をさらに備えた請求項1ないし9のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
  11. 前記複数の撮影期間のそれぞれは、
    同一の被検体に対する時系列的に連続した1連の撮影により構成される、
    請求項3ないし10のいずれか1項に記載の医用画像診断装置。
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