JP2015148735A - Lc型光コネクタプラグ - Google Patents

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Abstract

【課題】フェルールの光軸ズレを無段階に調整して精密に補正でき、且つ当該補正位置で容易、確実にフェルールを固定可能にする。
【解決手段】カップリングスリーブ1内に挿入されるフェルールフレーム2およびストップリング5を回転可能にするようカップリングスリーブ1とフェルールフレーム2との嵌合部7a、7bおよびカップリングスリーブ1とストップリング5との嵌合部8a、8bをそれぞれ円形状に形成し、且つストップリング5の先端の係止爪5a、5bを、フェルールフレーム2の先端側外周に形成された係止溝2b、2cに係合させ、円形状の嵌合部7a、7b、8a、8bにおいてストップリング5とフェルールフレーム2を一体回転可能にし、カップリングスリーブ1の後端開口側に回転防止用の角筒状の凸部1dを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバを接続するときに用いられる係止レバー付のLC型光コネクタプラグに係り、小型高密度のコネクタに対する装着および抜脱の操作性を向上させたLC型光コネクタプラグに関する。
従来、この種のLC型光コネクタプラグとして、例えば本件出願人による先願である特許文献1に示すように、外周に環状溝もしくはリング型突起状の被嵌合部を形成して成るブーツと、該ブーツの被嵌合部に嵌合されるように内周にリング型突起状もしくは環状溝の嵌合部を備えた複数のブーツ挿入部が並設されたクリップ体(LCフレーム)とを備え、前記クリップ体(LCフレーム)は、弾性を有する素材にて形成されており、複数のブーツ挿入部にわたる外側面から突出プレート(操作レバー)が斜めに突出され、相手側コネクタと係合するように各プラグ本体(カップリングスリーブ)の先端から後方へ向けて斜めに設けられたラッチ片(係止レバー)が前記突出プレート(操作レバー)にそれぞれ係合され、突出プレート(操作レバー)をクリップ体(LCフレーム)側に向けて押圧させることによって各ラッチ片(係止レバー)をプラグ本体(カップリングスリーブ)に近づく方向に変位させることができるものとし、さらに、前記ブーツの被嵌合部とクリップ体(LCフレーム)のブーツ挿入部の嵌合部との相互に係止部を備えた光コネクタ連結構造体が提案されている。
特許文献1に示す光コネクタ連結構造体では、上記した構成によって、クリップ体(LCフレーム)を介しての各ブーツの嵌合連繋によって各プラグ本体(カップリングスリーブ)が安定した保持状態を常に維持できるものとされている。特に、ケブラを有していない光コネクタ心線においては、ケブラが無いために製品自体が小型化されており、このため従来では単心のみにしか使用されていなかったのであるが、特許文献1によれば多心への変更が可能となるものとされている。
ところで、特許文献1の場合を含めて、従来では、図17および図18の従来図に示すように、フェルール200が挿入されるプラグ本体(カップリングスリーブ)100の内側は略六角形状の嵌合部100Aが形成され、当該フェルール200の後部を保持するフェルールホルダー200B先端側に設けられた六角形フランジ状の係合部200Aが前記嵌合部100Aに嵌合されることで、プラグ本体(カップリングスリーブ)100に対してフェルール200自体が回転できない構成となっている。
また、従来においては、図19の従来図に示すように、突出プレート(操作レバー)302を一側面に有するクリップ体(LCフレーム)301はストップリング303と一体型を成しており、クリップ体(LCフレーム)301とストップリング303とは互いに相対回転できない構成となっている。また、光ファイバ心線タイプの場合に使用されるLCストップリング303は、図20に示すように、角筒状に形成されており、プラグ本体(カップリングスリーブ)100とは互いに相対回転できない構成となっている。
さらに、特許文献1の場合、クリップ体(LCフレーム)のブーツ挿入部における両側上面部には、各先端側を水平に延長して固定板が形成されており、光コネクタ連結構造体として組み付けた際、当該固定板が、エクステンダーキャップの角型フランジの水平上面に当接され、これによって前記クリップ体(LCフレーム)とエクステンダーキャップおよびブーツとの相互の動き(回転も含む)が阻止されるように保持されるものとなっている。
特許第4833802号公報
しかしながら、従来および上記した特許文献1の場合においては、ストップリングとクリップ体(LCフレーム)とが組み合わせ固定され、ストップリングは非回転の構造であると同時に、プラグ本体(カップリングスリーブ)に対してフェルール自体が回転できない構成となっていることから、偏心誤差を少なくするためのフェルールの位置合わせ、すなわちフェルールの光軸ズレの補正は、予め組み合わせ時に行なわれている。しかし、一般に光ファイバのコアは製造時の精度上、多少偏心していることが一般的である。したがって、光アダプタ内で、該光コネクタプラグの光ファイバ軸心のコアと、他方の光コネクタプラグの光ファイバ軸心のコアとを突き合わせて接続すると、両コア同志の光軸ズレ(偏心)が生じ、接続ロスがでる。
従来、組みたて後にフェルールの光軸ズレを補正する機構として、フェルールを回転させて接続ロスの最も少ない位置を決めたならば当該位置にフェルールを固定する位置決めキーを設けた光コネクタプラグが実用化されているが、無段階の調整が不可能であるため光軸ズレに対する精密な補正は困難であった。
そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、組み立て後にフェルールと共にストップリングを相対的に回転させることにより、フェルールの光軸ズレを無段階に調整して精密に補正することが可能で、且つ位置決めキー等を使わなくても当該補正位置で容易、確実にフェルールを固定することが可能なLC型光コネクタプラグを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明にあっては、相手側コネクタアダプタQと係合するよう先端から後方へ向けて斜めに係止レバー1aを備えた角筒状のカップリングスリーブ1と、
このカップリングスリーブ1内に挿入される先端に光ファイバ心線Rのフェルール2aを有するフェルールフレーム2と、
このフェルールフレーム2の後端部外周に装着されて前記フェルール2aを前記カップリングスリーブ1内の前方に付勢するスプリング4と、
このスプリング4の後端を支持するよう前記カップリングスリーブ1内に嵌合するストップリング5と、
このストップリング5の後端部外周に装着されるブーツ6と、
を装備したLC型光コネクタプラグPであって、
前記カップリングスリーブ1内に挿入される前記フェルールフレーム2およびストップリング5を回転可能にさせるよう当該カップリングスリーブ1と前記フェルールフレーム2との嵌合部7a、7bおよび当該カップリングスリーブ1と前記ストップリング5との嵌合部8a、8bをそれぞれ円形状に形成し、且つ前記ストップリング5の先端側に前方に向けて突設された係止爪5a(5b)を、前記フェルールフレーム2の先端側外周に形成された係止溝2b(2c)に係合させて、前記円形状の嵌合部7a、7b、8a、8bにおいて当該ストップリング5とフェルールフレーム2とを一体回転可能とすることでフェルール2aの光軸ズレを無段階に調整して、その調整位置を前記スプリング4のフェルールフレーム2およびカップリングスリーブ1に対する押圧力で固定すべく成し、前記カップリングスリーブ1の後端開口側に回転防止用の角筒状の凸部1dを設けて成ることを特徴とする。
相手側コネクタアダプタQと係合するよう先端から後方へ向けて斜めに係止レバー1aを備えた角筒状のカップリングスリーブ1と、
このカップリングスリーブ1内に挿入される先端にフェルール2aを有するフェルールフレーム2と、
このフェルールフレーム2の後端部外周に装着されて前記フェルール2aを前記カップリングスリーブ1内の前方に付勢するスプリング4と、
このスプリング4の後端を支持するよう前記カップリングスリーブ1内に嵌合するストップリング5と、
このストップリング5の後端部外周に嵌合されるよう先端にカシメリング21を備えた熱収縮チューブ22と、
該熱収縮チューブ2と前記カシメリング21間で光ファイバコードKの外皮を挟着しつつ当該熱収縮チューブ2の外周に装着されて前記ストップリング5の後端部外周に嵌合されるブーツ6と、
該ブーツ6と前記ストップリング5との間に嵌合され、前記係止レバー1aに係合される操作レバー32が外側面から斜め前方に向けて突出され、該操作レバー32を押圧させることによって前記係止レバー1aをカップリングスリーブ1側に近づく方向に変位させることができるものとしたLCフレーム31と、
を装備したLC型光コネクタプラグPであって、
前記カップリングスリーブ1内に挿入される前記フェルールフレーム2およびストップリング5を回転可能にさせるよう当該カップリングスリーブ1と前記フェルールフレーム2との嵌合部7a、7bおよび当該カップリングスリーブ1と前記ストップリング5との嵌合部8a、8b、8c、8dおよび当該ストップリング5と前記LCフレーム31との嵌合部9a、9bをそれぞれ円形状に形成し、且つ前記ストップリング5の先端側に前方に向けて突設された係止爪5a(5b)を、前記フェルールフレーム2の先端側外周に形成された係止溝2b(2c)に係合させて、前記円形状の嵌合部7a、7b、8a、8b、9a、9bにおいて当該ストップリング5とフェルールフレーム2とを一体回転可能とすることでフェルール2aの光軸ズレを無段階に調整して、その調整位置を前記スプリング4のフェルールフレーム2およびカップリングスリーブ1に対する押圧力で固定すべく成し、前記カップリングスリーブ1の後端開口側に回転防止用の角筒状の凸部1dを設けて成ることを特徴とする。
前記カップリングスリーブ1の後端開口側の角筒状の凸部1d内側に前記ストップリング5をロックするための係止突起10を設けたことを特徴とする。
前記カップリングスリーブ1と嵌合する前記LCフレーム31の前端開口側に角筒状の凸部33を形成することでカップリングスリーブ1との嵌合時に当該LCフレーム31が回転しないようにしたことを特徴とする。
前記カップリングスリーブの後端開口側に、前記ストップリング5の挿入時にカップリングスリーブが拡がることで当該ストップリング5を入れ易くし、且つ接着固定用の機能も兼ねたスリット溝を形成して成ることを特徴とする。
前記係止レバー1aは、LC型光コネクタプラグPの相手側コネクタアダプタQへの装着時に、当該係止レバー1aの根元部位に備えた左右対称位置に設けた係止片1cと共に相手側コネクタアダプタQのプラグ挿入孔のガイドGによって押圧され、当該係止片1cと共に下方へ変位しながら装着され、相手側コネクタアダプタQのスリーブホルダSにフェルール2a先端が嵌合すると同時に相手側コネクタアダプタQのガイド奥側に上方に向けて形成されている段差Lに前記係止片1cが弾性的に係止されることで、係止片1cと相手側コネクタアダプタQが係合され、一方、LC型光コネクタプラグPの相手側コネクタアダプタQからの抜脱時に、前記係止レバー1aの後方先端に備えた解除片1bを指先で持って押し下げることで、係止片1cと相手側コネクタアダプタQの係合が解除され、当該相手側コネクタアダプタQからのLC型光コネクタプラグPの抜脱が可能となることを特徴とする。
前記操作レバー32は、これを指先で持って押し下げることで前記係止レバー1aはカップリングスリーブ1側に近づく方向に押圧変位させられ、前記係止片1cと相手側コネクタアダプタQの係合が解除され、当該相手側コネクタアダプタQからのLC型光コネクタプラグPの抜脱が可能となることを特徴とする。
本発明によれば、組み立て後にフェルールと共にストップリングを相対的に回転させることにより、フェルールの光軸ズレを無段階に調整して精密に補正することが可能で、且つ位置決めキー等を使わなくても当該補正位置で容易、確実にフェルールを固定することが可能となる。
すなわち、本発明では、相手側コネクタアダプタQと係合するよう先端から後方へ向けて斜めに係止レバー1aを備えた角筒状のカップリングスリーブ1と、
このカップリングスリーブ1内に挿入される先端に光ファイバ心線Rのフェルール2aを有するフェルールフレーム2と、
このフェルールフレーム2の後端部外周に装着されて前記フェルール2aを前記カップリングスリーブ1内の前方に付勢するスプリング4と、
このスプリング4の後端を支持するよう前記カップリングスリーブ1内に嵌合するストップリング5と、
このストップリング5の後端部外周に装着されるブーツ6と、
を装備したLC型光コネクタプラグPであって、
前記カップリングスリーブ1内に挿入される前記フェルールフレーム2およびストップリング5を回転可能にさせるよう当該カップリングスリーブ1と前記フェルールフレーム2との嵌合部7a、7bおよび当該カップリングスリーブ1と前記ストップリング5との嵌合部8a、8bをそれぞれ円形状に形成し、且つ前記ストップリング5の先端側に前方に向けて突設された係止爪5a(5b)を、前記フェルールフレーム2の先端側外周に形成された係止溝2b(2c)に係合させて、前記円形状の嵌合部7a、7b、8a、8bにおいて当該ストップリング5とフェルールフレーム2とを一体回転可能とすることでフェルール2aの光軸ズレを無段階に調整して、その調整位置を前記スプリング4のフェルールフレーム2およびカップリングスリーブ1に対する押圧力で固定すべく成し、前記カップリングスリーブ1の後端開口側に回転防止用の角筒状の凸部1dを設けて成るので、LC型光コネクタプラグP構造におけるカップリングスリーブ1に対し、フェルール2a、即ち光ファイバ心線Rを周方向へ回転して偏心誤差を無段階に調整、固定できることによって、上記偏心誤差を可能な限り少なくでき、両コア同志の突き合わせ時の接続ロスを大幅に減少させることができる。また、LC型光コネクタプラグPを組み立て後でも、カップリングスリーブ1に対し、ストップリング5を、スプリング4、ブーツ6等とともに周方向へ回転してフェルール2a、即ち光ファイバを前後移動なく同じ位置で回転し、両コアの偏心誤差を容易、かつ確実に調整でき、両コア同志の突き合わせ時の接続ロスを大幅に減少させることができる。
相手側コネクタアダプタQと係合するよう先端から後方へ向けて斜めに係止レバー1aを備えた角筒状のカップリングスリーブ1と、
このカップリングスリーブ1内に挿入される先端にフェルール2aを有するフェルールフレーム2と、
このフェルールフレーム2の後端部外周に嵌合されたフェルール用チューブ3を介して装着されて前記フェルール2aを前記カップリングスリーブ1内の前方に付勢するスプリング4と、
このスプリング4の後端を支持するよう前記カップリングスリーブ1内に嵌合するストップリング5と、
このストップリング5の後端部外周に嵌合されるよう先端にカシメリング21を備えた熱収縮チューブ22と、
該熱収縮チューブ2と前記カシメリング21間で光ファイバコードKの外皮を挟着しつつ当該熱収縮チューブ2の外周に装着されて前記ストップリング5の後端部外周に嵌合されるブーツ6と、
該ブーツ6と前記ストップリング5との間に嵌合され、前記係止レバー1aに係合される操作レバー32が外側面から斜め前方に向けて突出され、該操作レバー32を押圧させることによって前記係止レバー1aをカップリングスリーブ1側に近づく方向に変位させることができるものとしたLCフレーム31と、
を装備したLC型光コネクタプラグPであって、
前記カップリングスリーブ1内に挿入される前記フェルールフレーム2およびストップリング5を回転可能にさせるよう当該カップリングスリーブ1と前記フェルールフレーム2との嵌合部7a、7bおよび当該カップリングスリーブ1と前記ストップリング5との嵌合部8a、8bおよび当該ストップリング5と前記LCフレーム31との嵌合部9a、9bをそれぞれ円形状に形成し、且つ前記ストップリング5の先端側に前方に向けて突設された係止爪5a(5b)を、前記フェルールフレーム2の先端側外周に形成された係止溝2b(2c)に係合させて、前記円形状の嵌合部7a、7b、8a、8b、9a、9bにおいて当該ストップリング5とフェルールフレーム2とを一体回転可能とすることでフェルール2aの光軸ズレを無段階に調整して、その調整位置を前記スプリング4のフェルールフレーム2およびカップリングスリーブ1に対する押圧力で固定すべく成し、前記カップリングスリーブ1の後端開口側に回転防止用の角筒状の凸部1dを設けて成るので、LCフレーム31を備えたLC型光コネクタプラグP構造におけるカップリングスリーブ1に対し、フェルール2a、即ち光ファイバ心線Rを周方向へ回転して偏心誤差を無段階に調整、固定できることによって、上記偏心誤差を可能な限り少なくでき、両コア同志の突き合わせ時の接続ロスを大幅に減少させることができる。また、LC型光コネクタプラグPを組み立て後でも、カップリングスリーブ1およびLCフレーム31に対し、ストップリング5を、スプリング4、ブーツ6等とともに周方向へ回転してフェルール2a、即ち光ファイバを前後移動なく同じ位置で回転し、両コアの偏心誤差を容易、かつ確実に調整でき、両コア同志の突き合わせ時の接続ロスを大幅に減少させることができる。
前記カップリングスリーブ1の後端開口側の角筒状の凸部1d内側に前記ストップリング5をロックするための係止突起10を設けることでストップリング5との嵌合時において互いに軸方向へのズレを防止することができる。
前記カップリングスリーブ1と嵌合する前記LCフレーム31の前端開口側に角筒状の凸部33を形成することでカップリングスリーブ1との嵌合時に当該LCフレーム31が回転しないようにしたので、両コアの偏心誤差調整後におけるLCフレーム31の不用意な回転によって調整位置が変位してしまうのを未然に防止することができる。
前記カップリングスリーブの後端開口側にスリット溝を形成して成るので、前記ストップリング5の挿入時にカップリングスリーブが拡がることで当該ストップリング5を入れ易くし、且つ接着固定用の機能も兼ねたものとすることができる。
前記係止レバー1aは、LC型光コネクタプラグPの相手側コネクタアダプタQへの装着時に、当該係止レバー1aの根元部位に備えた左右対称位置に設けた係止片1cと共に相手側コネクタアダプタQのプラグ挿入孔のガイドGによって押圧され、当該係止片1cと共に下方へ変位しながら装着され、相手側コネクタアダプタQのスリーブホルダSにフェルール2a先端が嵌合すると同時に相手側コネクタアダプタQのガイド奥側に上方に向けて形成されている段差Lに前記係止片1cが弾性的に係止されることで、係止片1cと相手側コネクタアダプタQが係合され、一方、LC型光コネクタプラグPの相手側コネクタアダプタQからの抜脱時に、前記係止レバー1aの後方先端に備えた解除片1bを指先で持って押し下げることで、係止片1cと相手側コネクタアダプタQの係合が解除され、当該相手側コネクタアダプタQからのLC型光コネクタプラグPの抜脱が可能となるので、LC型光コネクタプラグPの係止レバー1aの操作による相手側コネクタアダプタQからの抜脱時において光軸ズレを生起させないものとしたコネクタシステムを容易に構築することができる。
前記操作レバー32は、これを指先で持って押し下げることで前記係止レバー1aはカップリングスリーブ1側に近づく方向に押圧変位させられ、前記係止片1cと相手側コネクタアダプタQの係合が解除され、当該相手側コネクタアダプタQからのLC型光コネクタプラグPの抜脱が可能となるので、LC型光コネクタプラグPの操作レバー32の操作による相手側コネクタアダプタQからの抜脱時において光軸ズレを生起させないものとしたコネクタシステムを容易に構築することができる。
本発明を実施するための一形態を示す光ファイバ心線タイプのLC型光コネクタプラグの分解斜視図である。 同じくLC型光コネクタプラグの分解断面図である。 組立後のLC型光コネクタプラグの斜視図である。 同じくLC型光コネクタプラグの側面図である。 同じくLC型光コネクタプラグの縦断面図である。 カップリングスリーブの一例を示し、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は(b)のX−X断面図である。 フェルール(フェルールフレーム)の一例を示し、(a)は一部を断面で示した側面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。 ストップリングの一例を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は(a)のY−Y断面図である。 他の実施形態における光ファイバコードタイプのLC型光コネクタプラグの分解斜視図である。 同じく他の実施形態における光ファイバコードタイプのLC型光コネクタプラグの分解断面図である。 同じく他の実施形態における光ファイバコードタイプのLC型光コネクタプラグの組立後の斜視図である。 同じく他の実施形態における光ファイバコードタイプのLC型光コネクタプラグの組立後の側面図である。 同じく他の実施形態における光ファイバコードタイプのLC型光コネクタプラグの組立後の縦断面図である。 同じく他の実施形態における操作レバーの一例を示し、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。 同じく他の実施形態におけるストップリングの一例を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は(a)のZ−Z断面図である。 同じく(a)、(b)は光ファイバコードタイプのLC型光コネクタプラグの相手側コネクタアダプタに対する挿入操作手順を説明する断面図である。 同じく(c)、(d)は光ファイバコードタイプのLC型光コネクタプラグの相手側コネクタアダプタに対する挿抜操作手順を説明する断面図である 同じく(e)は光ファイバコードタイプのLC型光コネクタプラグの相手側コネクタアダプタに対する抜脱後を説明する断面図である。 従来例におけるカップリングスリーブを示し、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は(c)のA−A断面図である。 従来例におけるフェルール(フェルールフレーム)を示し、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は(a)のB−B断面図である。 従来例におけるLCフレームを示し、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は平面図である。 従来例におけるストップリングを示し、(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は背面図、(d)は(a)のC−C断面図である。
以下、図面を参照して本発明に係るLC型光コネクタプラグを実施するための最良の一形態について詳細に説明する。
本実施形態における光ファイバ心線RタイプのLC型光コネクタプラグPは、図1、図2、図3、図4、図5に示すように、カップリングスリーブ1に、フェルール2aを先端に備えたフェルールフレーム2、フェルールフレーム2の後端部外周に嵌合されたフェルール用チューブ3、フェルール用チューブ3を介して装着されるコイル状のスプリング4が内蔵され、フェルールフレーム2に嵌合するストップリング5を介して後方にブーツ6が装着連設されて成る。
カップリングスリーブ1は、図6に示すように、相手側コネクタアダプタQと係合するよう先端から後方へ向けて斜めに係止レバー1aを備えた角筒状に形成され、その内側には、後述する前後一対の円形内周面7b、8bを有する。また、前記カップリングスリーブ1の後端開口側には、回転防止用の角筒状の凸部1dが延設されている。そして、前記カップリングスリーブ1の後端開口側には、前記ストップリング5の挿入時にカップリングスリーブ1が拡がることで当該ストップリング5を入れ易くし、且つ接着固定用の機能も兼ねたスリット溝11a、11bを形成してある。これらスリット溝11a、11bは図示例ではカップリングスリーブ1の上下対称箇所に2個設けられているが、その位置や個数はこれに限定されない。さらに、前記カップリングスリーブ1の後端開口側の角筒状の凸部1d内面片側には、前記ストップリング5をロックするための係止突起10を設けてある。
前記係止レバー1aは、LC型光コネクタプラグPの相手側コネクタアダプタQへの装着時に、当該係止レバー1aの根元部位に備えた左右対称位置に設けた係止片1cと共に相手側コネクタアダプタQのプラグ挿入孔のガイドGによって押圧され、当該係止片1cと共に下方へ変位しながら装着され、相手側コネクタアダプタQのスリーブホルダSにフェルール2a先端が嵌合すると同時に相手側コネクタアダプタQのガイド奥側に上方に向けて形成されている段差Lに前記係止片1cが弾性的に係止されることで、係止片1cと相手側コネクタアダプタQが係合されるものとしてある(後述するLCフレーム31がある場合の操作手順を示した図16参照)。
一方、LC型光コネクタプラグPの相手側コネクタアダプタQからの抜脱時には、前記係止レバー1aの後方先端に備えた解除片1bを指先で持って押し下げることで、係止片1cと相手側コネクタアダプタQの係合が解除され、当該相手側コネクタアダプタQからのLC型光コネクタプラグPの抜脱が可能となる(後述するLCフレーム31がある場合の操作手順を示した図16参照)。
フェルールフレーム2は、図7に示すように、拡大部2dの後部に小径のホルダ部2eが突設されて成り、拡大部2dの先端側には大径の円形突起7aが形成され、当該円形突起7aは前記カップリングスリーブ1の円形内周面7bに摺接されるようにしてある。そして、円形突起7a外周の上下対称箇所には、前記ストップリング5の先端側に前方に向けて上下一対となって突設された係止爪5a、5bを各係合するための内面が平坦な係止溝2b、2cが形成されている。また、フェルールフレーム2の円形突起7aの先端面中央には、光ファイバ心線Rが内挿されたフェルール2aが嵌着されている。
ストップリング5は、図8に示すように、その先端側に前方に向けて上下一対となって係止爪5a、5bが突設されており、上記したようにフェルールフレーム2の円形突起7a外周の上下対称箇所に形成されている係止溝2b、2cに係合することで当該フェルールフレーム2とストップリング5は共に一体回転可能としてある。また、ストップリング5の中間部外周には、前記カップリングスリーブ1の円形内周面8bに摺接させるための円形突起8aが形成されている。なお、ストップリング5の略中央部分は、嵌合突部12が形成されており、この部分が前記カップリングスリーブ1の後端開口側の角筒状の凸部1d内側に設けられた円形内周面8bに嵌合する。また、ストップリング5の後端側はブーツ6が装着される。前記スプリング4は、前記フェルール2aを前記カップリングスリーブ1内の前方に付勢し、前記ストップリング5は、スプリング4の後端を支持する。
上記したように、カップリングスリーブ1の前後一対の円形内周面7b、8bに、フェルールフレーム2先端側の円形突起7a、ストップリング5の円形突起8aが各摺接して成る。すなわち、円形突起7aが円形内周面7bに摺接することで、カップリングスリーブ1と前記フェルールフレーム2とが互いに相対回転可能となる嵌合部が構成され、また円形突起8aが円形内周面8bに摺接することで、カップリングスリーブ1と前記ストップリング5とが互いに相対回転可能となる嵌合部が構成される。
次に、本実施形態における光ファイバコードKタイプのLC型光コネクタプラグPについて説明する。なお、この場合においては、上記した光ファイバ心線RタイプのLC型光コネクタプラグPと同じ構成部分には同じ符号を附すことでその詳細な説明を省略する。
図9、図10、図11、図12、図13に示すように、前記ストップリング5の後端部外周には、先端にカシメリング21を備えた熱収縮チューブ22が嵌合され、該熱収縮チューブ22と前記カシメリング21間で光ファイバコードKの不図示の外皮を挟着しつつ当該熱収縮チューブ2の外周にブーツ6が装着される。このとき、前記ブーツ6と前記カップリングスリーブ1(カップリングスリーブ1に内蔵するストップリング5)との間には、前記係止レバー1a操作用のLCフレーム31が設けられている。このLCフレーム31は、前記係止レバー1aの解除片1bに係合される操作レバー32が外側面から斜め前方に向けて突出され、該操作レバー32を押圧させることによって前記カップリングスリーブ1の係止レバー1aをカップリングスリーブ1側に近づく方向に変位させることができるものとしてある。
光ファイバコードKタイプのLCフレーム31は、図14に示すように、前記カップリングスリーブ1の凸部1dを内嵌合させるために、当該LCフレーム31の前端開口側に角筒状の凸部33を形成し、カップリングスリーブ1との嵌合後には、カップリングスリーブ1に対してLCフレーム31が回転しないようにしてある。すなわち、LCフレーム31の凸部33の先端部内側に前記カップリングスリーブ1の凸部1dが嵌合することで、LCフレーム31とカップリングスリーブ1とが連結される。また、図13および図14に示すように、LCフレーム31の凸部33寄り側の内周には、内径の大きな円形内周面8dが設けられ、LCフレーム31の操作レバー32寄り側の内周には、内径の小さい円形内周面9aが設けられている。さらに、図14に示すように、LCフレーム31の前端開口側の凸部33の上下対称箇所には、前記カップリングスリーブ1の後端開口側の上下対称箇所のスリット溝11a、11bに対向すべく、スリット溝34a、34bが形成されている。
光ファイバコードKタイプのストップリング5は、図15に示すように、上記した光ファイバ心線Rタイプのストップリング5よりも若干長尺となっており、前記円形突起8aに加えて、その後方側に円形突起8cが設けられ、さらにこの後方側には、後側円周面9bを介して、カシメリング21装着用の環状凹凸部5cが設けられている。
上記したストップリング5の円形突起8cは、前記LCフレーム31の凸部33寄り内周の円形内周面8dに摺接され、ストップリング5の後側円周面9bは、LCフレーム31の操作レバー32寄りの円形内周面9aに摺接することで、LCフレーム31とストップリング5とが互いに相対回転可能となる嵌合部が構成される。
次に、以上のように構成された形態についての組立の一例について説明する。なお、以下の説明においては光ファイバコードKタイプのLC型光コネクタプラグPの組立例について説明するが、光ファイバ心線RタイプのLC型光コネクタプラグPの組立例においても、LCフレーム31、カシメリング21、熱収縮チューブ22を除けば、略同一である。
まず、先端にフェルール2aを備えたフェルールフレーム2の後端のホルダ部2eにフェルール用チューブ3を嵌着し、このフェルール用チューブ3を介してフェルールフレーム2の拡大部2dにスプリング4を外装しておく。そして、このフェルールフレーム2をカップリングスリーブ1内に挿入する。
一方、ストップリング5の後端部外周に、熱収縮チューブ22先端のカシメリング21を嵌合し、該熱収縮チューブ22と前記カシメリング21間で光ファイバコードKの不図示の外皮を挟着しつつ当該熱収縮チューブ2を加熱収縮させて光ファイバコードKに密着させる。そして、熱収縮チューブ2の外周からストップリング5の後端側の環状凹凸部5cを介してブーツ6を嵌着させておく。
次いで、LCフレーム31の凸部33の先端部内側にカップリングスリーブ1の凸部1dを嵌合させることで、LCフレーム31とカップリングスリーブ1とを連結する。そして、前記ストップリング5の前部をカップリングスリーブ1内に、後端開口部から押し込んで、フェルールフレーム2の係止溝2b、2cにストップリング5先端に突設された係止爪5a、5bを各嵌合して組み立ては完了する。
而して、フェルールフレーム2の円形突起7aがカップリングスリーブ1の円形内周面7bに摺接することで、カップリングスリーブ1と前記フェルールフレーム2とが互いに相対回転可能となり、またストップリング5の円形突起8aがカップリングスリーブ1の円形内周面8bに、またストップリング5の円形突起8cがLCフレーム31の円形突起8dに、さらにストップリング5の後側円周面9bが、LCフレーム31の操作レバー32寄りの円形内周面9aに各摺接することで、カップリングスリーブ1と、前記ストップリング5および前記フェルールフレーム2とが互いに相対回転可能となる。
このように組み立てた後であってもカップリングスリーブ1と、前記ストップリング5および前記フェルールフレーム2とが互いに軸廻り方向へ回転可能となり、該ストップリング5の回転によってフェルール2aを軸廻り方向へ回転することができる。このさい、フェルールフレーム2(フェルール2a)、コイルスプリング4、ストップリング5およびブーツ6は一体となって360度回転する。
そして、これら回転部材を利用してフェルール2aの光軸ズレを無段階調整した後、その調整位置を、前記スプリング4のフェルールフレーム2およびカップリングスリーブ1に対する押圧力で固定する。しかし、このスプリング4の押圧力だけでは、組み立て後にブーツ6等を持って回されたとき、最適位置が移動するため、ストップリング5とカップリングスリーブ1の間にスリット溝11a、11b(図6参照)を介して接着剤(図示しない)を充填して固定する。
上記した無段階調整は、前記のようにカップリングスリーブ1を固定し、ストップリング5を回転させても良いが、ストップリング5を固定し、カップリングスリーブ1を回転させるようにしても良い。そして、前者の場合、スプリング4の働きによりフェルール2aは常に同じ位置で回転し、前後方向へ移動することがなくかつその押圧力も強弱なく均等である。したがって、一対のLC型光コネクタプラグP同士をLC型光コネクタアダプタQを介して接続した際、フェルール2a同士を常に均一圧力をもって突き合せることができる。
次に、図16を参照して光ファイバコードKタイプのLC型光コネクタプラグPの相手側コネクタアダプタQに対する挿脱操作手順を説明する。なお、以下の説明においては光ファイバコードKタイプのLC型光コネクタプラグPの挿脱操作手順について説明するが、既述した光ファイバ心線RタイプのLC型光コネクタプラグPの挿脱操作手順においても、操作レバー32を有するLCフレーム31の操作を除けば、略同一である。
図16(a)および図16(b)に示すように、LC型光コネクタプラグPの相手側コネクタアダプタQへの矢印A方向への装着時に、係止レバー1aは、当該係止レバー1aの係止片1cと共に相手側コネクタアダプタQのプラグ挿入孔のガイドGによって押圧され、当該係止片1cと共に下方へ変位しながら装着される。このとき、係止レバー1aの解除片1bは操作レバー32から離反する。
図16(c)に示すように、相手側コネクタアダプタQのスリーブホルダSにフェルール2a先端が嵌合すると同時に相手側コネクタアダプタQのガイド奥側に上方に向けて形成されている段差Lに前記係止片1cが弾性的に係止されることで、係止片1cと相手側コネクタアダプタQが係合される。このとき、係止レバー1aの解除片1bは操作レバー32に接触する。
一方、LC型光コネクタプラグPの相手側コネクタアダプタQからの抜脱時には、図16(d)に示すように、操作レバー32を指先で持って矢印B方向へ押し下げることで、係止レバー1aの解除片1bが押下され、係止片1cと相手側コネクタアダプタQの係合が解除され、図16(e)に示すように、相手側コネクタアダプタQからのLC型光コネクタプラグPの抜脱が可能となる。
而して、本実施形態においては、光ファイバ心線Rタイプまたは光ファイバコードKタイプのLC型光コネクタプラグPの組み立て後にフェルール2aと共にストップリング5を相対的に回転させることにより、フェルール2aの光軸ズレを無段階に調整して精密に補正することが可能で、且つ位置決めキー等を使わなくても当該補正位置で容易、確実にフェルール2aを固定することが可能となる。
また、本実施形態においては、カップリングスリーブ1の内面片側に設けられた係止突起10により、ストップリング5との嵌合時において互いに軸方向へのズレを防止することができる。
また、本実施形態においては、LCフレーム31の角筒状の凸部33は、カップリングスリーブ1との嵌合時に当該LCフレーム31を回転させないため、両コアの偏心誤差調整後におけるLCフレーム31の不用意な回転によって調整位置が変位してしまうのを未然に防止することができる。
P LC型光コネクタプラグ
Q 相手側光コネクタアダプタ
R 光ファイバ心線
K 光ファイバコード
S スリーブホルダ
G ガイド
L 段差
1 カップリングスリーブ
1a 係止レバー
1b 解除片
1c 係止片
1d 凸部
2 フェルールフレーム
2a フェルール
2b、2c 係止溝
2d 拡大部
2e ホルダ部
3 フェルール用チューブ
4 スプリング
5 ストップリング
5a、5b 係止爪
5c 環状凹凸部
6 ブーツ
7a、8a、8c 円形突起(嵌合部)
7b、8b、8d、9a 円形内周面(嵌合部)
9b 後側円周面(嵌合部)
10 係止突起
11a、11b スリット溝
12 嵌合突部
21 カシメリング
22 熱収縮チューブ
31 LCフレーム
32 操作レバー
33 凸部
34a、34b スリット溝
100 プラグ本体(カップリングスリーブ)
100A 嵌合部
200 フェルール
200A 係合部
200B フェルールホルダー
301 クリップ体(LCフレーム)
302 突出プレート(操作レバー)
303 ストップリング(LCストップリング)

Claims (7)

  1. 相手側コネクタアダプタと係合するよう先端から後方へ向けて斜めに係止レバーを備えた角筒状のカップリングスリーブと、
    このカップリングスリーブ内に挿入される先端に光ファイバ心線のフェルールを有するフェルールフレームと、
    このフェルールフレームの後端部外周に装着されて前記フェルールを前記カップリングスリーブ内の前方に付勢するスプリングと、
    このスプリングの後端を支持するよう前記カップリングスリーブ内に嵌合するストップリングと、
    このストップリングの後端部外周に装着されるブーツと、
    を装備したLC型光コネクタプラグであって、
    前記カップリングスリーブ内に挿入される前記フェルールフレームおよびストップリングを回転可能にさせるよう当該カップリングスリーブと前記フェルールフレームとの嵌合部および当該カップリングスリーブと前記ストップリングとの嵌合部をそれぞれ円形状に形成し、且つ前記ストップリングの先端側に前方に向けて突設された係止爪を、前記フェルールフレームの先端側外周に形成された係止溝に係合させて、前記円形状の嵌合部において当該ストップリングとフェルールフレームとを一体回転可能とすることでフェルールの光軸ズレを無段階に調整して、その調整位置を前記スプリングのフェルールフレームおよびカップリングスリーブに対する押圧力で固定すべく成し、前記カップリングスリーブの後端開口側に回転防止用の角筒状の凸部を設けて成ることを特徴とするLC型光コネクタプラグ。
  2. 相手側コネクタアダプタと係合するよう先端から後方へ向けて斜めに係止レバーを備えた角筒状のカップリングスリーブと、
    このカップリングスリーブ内に挿入される先端にフェルールを有するフェルールフレームと、
    このフェルールフレームの後端部外周に装着されて前記フェルールを前記カップリングスリーブ内の前方に付勢するスプリングと、
    このスプリングの後端を支持するよう前記カップリングスリーブ内に嵌合するストップリングと、
    このストップリングの後端部外周に嵌合されるよう先端にカシメリングを備えた熱収縮チューブと、
    該熱収縮チューブと前記カシメリング間で光ファイバコードの外皮を挟着しつつ当該熱収縮チューブの外周に装着されて前記ストップリングの後端部外周に嵌合されるブーツと、
    該ブーツと前記ストップリングとの間に嵌合され、前記係止レバーに係合される操作レバーが外側面から斜め前方に向けて突出され、該操作レバーを押圧させることによって前記係止レバーをカップリングスリーブ側に近づく方向に変位させることができるものとしたLCフレームと、
    を装備したLC型光コネクタプラグであって、
    前記カップリングスリーブ内に挿入される前記フェルールフレームおよびストップリングを回転可能にさせるよう当該カップリングスリーブと前記フェルールフレームとの嵌合部および当該カップリングスリーブと前記ストップリングとの嵌合部および当該ストップリングと前記LCフレームとの嵌合部をそれぞれ円形状に形成し、且つ前記ストップリングの先端側に前方に向けて突設された係止爪を、前記フェルールフレームの先端側外周に形成された係止溝に係合させて、前記円形状の嵌合部において当該ストップリングとフェルールフレームとを一体回転可能とすることでフェルールの光軸ズレを無段階に調整して、その調整位置を前記スプリングのフェルールフレームおよびカップリングスリーブに対する押圧力で固定すべく成し、前記カップリングスリーブの後端開口側に回転防止用の角筒状の凸部を設けて成ることを特徴とするLC型光コネクタプラグ。
  3. 前記カップリングスリーブの後端開口側の角筒状の凸部内側に前記ストップリングをロックするための係止突起を設けたことを特徴とする請求項1または2記載のLC型光コネクタプラグ。
  4. 前記カップリングスリーブと嵌合する前記LCフレームの前端開口側に角筒状の凸部を形成することでカップリングスリーブとの嵌合時に当該LCフレームが回転しないようにしたことを特徴とする請求項2または3記載のLC型光コネクタプラグ。
  5. 前記カップリングスリーブの後端開口側に、前記ストップリング5の挿入時にカップリングスリーブが拡がることで当該ストップリング5を入れ易くし、且つ接着固定用の機能も兼ねたスリット溝を形成して成ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のLC型光コネクタプラグ。
  6. 前記係止レバーは、LC型光コネクタプラグの相手側コネクタアダプタへの装着時に、当該係止レバーの根元部位に備えた左右対称位置に設けた係止片と共に相手側コネクタアダプタのプラグ挿入孔のガイドによって押圧され、当該係止片と共に下方へ変位しながら装着され、相手側コネクタアダプタのスリーブホルダにフェルール先端が嵌合すると同時に相手側コネクタアダプタのガイド奥側に上方に向けて形成されている段差に係止片が弾性的に係止されることで、係止片と相手側コネクタアダプタが係合され、一方、LC型光コネクタプラグの相手側コネクタアダプタからの抜脱時に、前記係止レバーの後方先端に備えた解除片を指先で持って押し下げることで、前記係止片と相手側コネクタアダプタの係合が解除され、当該相手側コネクタアダプタからのLC型光コネクタプラグの抜脱が可能となることを特徴とする請求項1、3、5のいずれか記載のLC型光コネクタプラグ。
  7. 前記LCフレームの操作レバーは、これを指先で持って押し下げることで前記係止レバーはカップリングスリーブ側に近づく方向に押圧変位させられ、前記係止片と相手側コネクタアダプタの係合が解除され、当該相手側コネクタアダプタからのLC型光コネクタプラグの抜脱が可能となることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか記載のLC型光コネクタプラグ。
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