JP2015147225A - フラックス塗布装置 - Google Patents

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満博 池田
Mitsuhiro Ikeda
満博 池田
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Abstract

【課題】フラックスをワーク形状に拘らず、ワークの全面に均一に塗布することが可能で、フラックス材料の使用率を向上できる、フラックス塗布装置を提供すること。
【解決手段】本発明のフラックス塗布装置は、フラックスを転写ブロックでワーク下面に転写後、塗布ノズルでフラックスをワーク上面に塗布し、その後、ワーク表面をエアーブローすることで、フラックス材料の歩留まりが改善され、フラックス塗布量のバラツキを少なくできる。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱交換器を製作する工程において、熱交換器を構成する部品同士をロウ付けする際に、ロウ付けの品質を安定化させるために、前工程でフラックスをロウ付け面に塗布するためのフラックス塗布装置に関するものである。
従来のフラックス塗布装置は、フラックス塗布用スプレーガンを用いて塗布しているものがある(特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来のフラックス塗布装置を示す図である。図4において、フラックス塗布装置はワーク1にフラックス2をスプレーガン3によって霧状に飛散させ塗布しているものである。
また、従来のフラックス塗布の別方式として、ベルトやローラを用いてフラックスを転写塗布しているものもある(特許文献2参照)。
図5は、特許文献2に記載された従来のフラックス塗布装置を示す図である。図5において、ベルト4,5にローラ7にて、フラックス9を転写塗布し、次に、ベルト4,5にてワーク1の上下面にフラックスを転写塗布しているものである。
更に、従来のフラックス塗布の別方式として、フラックス溶液中にワークを浸漬して塗布しているものもある(特許文献3参照)。
図6は、特許文献3に記載された従来のフラックス塗布装置を示す図である。図6において、容器10に蓄えられたフラックス11にワーク1を浸漬しフラックス11をワーク表面に付着させているものである。
特開2001−259522号公報 特開2000−042734号公報 特開昭61−293661号公報
しかしながら、前記従来の図4の構成では、スプレーガンでの噴霧により、フラックス密度が中央と外周部でことなる現象が発生し、ワーク全面に均一に塗布するためには、塗布領域を中央部に近い範囲に限定した塗布範囲の設定が必要であることと、高圧エアーにての噴霧のため周囲への拡散が多くなり、結果的に材料の使用率が50%程度となり、歩留まりが悪いという課題を有している。
また、前記従来の図5の構成では、フラックスの塗布均一性はあるが、ワークの最大外形の頂点にしか塗布できず、凹凸のあるワークでは凹んだ箇所にフラックスが塗布できないという課題を有している。
また、前記従来の図6の構成では、ワークをフラックス中に浸漬するため、ワーク形状によってはフラックスの付着が少ない箇所、多い箇所が発生したり、フラックスの凹み部分への残存が発生するため、塗布膜厚バラツキが大きくなることで、ロウ付けの品質が悪化したり、フラックス残渣による腐食や熱交換器の熱交換性能が悪化するという課題を有している。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、フラックスをワーク形状にかかわらず、ワーク全面に均一に塗布が可能で、フラックス材料の使用率が向上できる、フラックス塗布装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のフラックス塗布装置は、フラックスを塗布する塗布ノズルと、ワーク面に密着し、フラックスをワークに転写可能な転写ブロックと、転写ブロックを保持し、フラックスを溜められる機能を有する容器と、フラックスを蓄えることが可能なタンクと、タンクの内部に蓄えられたフラックスを塗布ノズルと容器を経由して循環できる循環経路と、ワークの表面をエアーブローするブローノズルとを備える。
本構成によって、フラックスをワーク形状にかかわらず、ワーク全面に均一な膜厚で塗布が可能で、フラックス材料の使用率(歩留まり)の向上ができる。
以上のように、本発明のフラックス塗布装置によれば、フラックスをワーク形状にかかわらず、ワーク全面に均一に塗布が可能となり、ロウ付けの品質改善、フラックス残渣による腐食防止や、熱交換器の熱交換性能向上につながり、フラックス材料の使用率(歩留まり)の向上によるコスト削減が可能になる。
本発明の実施の形態1におけるフラックス塗布装置の構造図 本発明の実施の形態1におけるフラックス塗布装置塗布部の断面図 本発明の実施の形態1におけるフラックス塗布装置乾燥部の断面図 特許文献1に記載の従来のフラックス塗布装置の構造を示す図 特許文献2に記載の従来のフラックス塗布装置の構造を示す図 特許文献3に記載の従来のフラックス塗布装置の構造を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるフラックス塗布装置の構造図である。
図2、図3は図1の本発明の実施の形態1におけるフラックス塗布装置塗布部と乾燥部の断面図である。
図1と図2における、フラックスをワーク1に塗布する工程としては次の構成となる。
転写ブロック21は、容器10の内側の底面に固定されており、この転写ブロック表面21Aはワーク1の下面の形状と同一な立体形状で構成されている。容器10はフラックスが溜められる機能を有しており、尚且つ、転写ブロック21を固定する面は傾斜を設けており、フラックスが停滞しない構造となっている。またこの容器10の一方(傾斜の高い側)にはフラックスを供給する塗布ノズル23が固定されており、傾斜の低い側にはフラックスの排出口32が設けられている。
また、フラックスはタンク31に蓄えられ、供給ポンプ29でタンク31から塗布ノズル23にホースを通して送られ、転写ブロック21の上面にフラックス供給33されるよう配置する。
更に、ワーク1を転写ブロック21の上面に載置する構成であり、塗布ノズル23からフラックス供給33を行った場合に、ワーク1の上面全体にフラックスを均一に塗布できる位置と形状で塗布ノズル23は構成されている。
また、余ったフラックスは容器10の中の溜めに蓄えられた後、排出口32より、回収ポンプ30の吸引力にてフラックス排出34され、ホースを通してタンク31に戻ることができるような循環経路37が構成されている。
次に、図1と図3の、塗布されたフラックスを均一に塗り広げる工程としては次の構成になる。
フラックスが塗布されたワーク1を保持できるワーク受け36が設けられ、ワーク1の上面をエアーブロー可能なブローノズル上25と、ワーク1の下面をエアーブロー可能なブローノズル下26が設けられている。
このブローノズル上25とブローノズル下26は移行装置27の可動部に固定されている。この移行装置27をブローノズル上25とブローノズル下26から高圧エアー35を吐出した状態で、ワーク1に沿って動かせる構成とする。
また、移行装置27の可動範囲はワーク1の長さ以上に動く構成とする。
更に、ブローノズル上25とブローノズル下26にヒータ28を当接させ加熱することでフラックスを乾燥硬化することもできる構成とする(実施の形態1の構成)。
かかる構成によれば、フラックスを塗布する際、タンク31に蓄えられたフラックスを、供給ポンプ29でタンク31から塗布ノズル23にホースを通して送り、塗布ノズル23より供給することで、フラックスは転写ブロック表面21Aに斑なく広がる。次に、ワーク1を転写ブロック21に乗せ、再度、塗布ノズル23よりフラックスをワーク1の上面に噴出しフラックス塗布を行う。転写ブロック21とワーク1は傾斜しており、余分なフラックスは停滞することなく流れ落ち、容器10の下流に蓄えられた後、排出口32より、回収ポンプ30の吸引力にて吸い出され、ホースを通してタンク31に回収することができる。
次に、フラックスを塗布されたワーク1を、ワーク受け36に置き、ワーク1の上面をエアーブロー可能なブローノズル上25と、ワーク1の下面をエアーブロー可能なブローノズル下26から、高圧エアー35を噴出させながら、ブローノズル上25とブローノズル下26の固定された移行装置27の可動部を移行装置27にてワーク1の長さ以上に動かす。その結果、フラックスをワーク1の上下面に同時に塗布することが可能となり、尚且つ、フラックスの塗布膜厚を均一にすることが可能となる。
また、フラックスを乾燥硬化する方法としては、上記塗布工程に加え、ブローノズル上25とブローノズル下26に当接したヒータ28を発熱させ、この熱で高圧エアー35を加熱し、ワーク1に吹きつけることでフラックスの乾燥硬化も可能となる。
塗布ノズル23の形態としては、今回の実施の形態1ではポンプ圧を使用した圧力式であるがスプレーガン式(高圧エアー混合噴霧式)にて構成することもある。
塗布ノズル23は、実施の形態1では容器10の端に固定しているが、移行装置を付加して、ワーク1の上を移動させるよう構成することもある。
転写ブロック21の形態として、今回の実施の形態1では傾斜した形であるが、水平の配置でも、フラックスが表面を流れる機能(たとえば、フラックスを転写ブロック21の中央より噴出し外周方向に流す方式)を付加することでも構成が可能である。
転写ブロック21や容器10や塗布ノズル23の形状や材質は以下のように構成し、フラックスが表面に付着しにくいものであることが望ましい。
形状的には、塗布ノズル23の内面、転写ブロック表面21Aや、容器10(フラックスの流路)の角部にRを設けることによる、フラックスの蓄積(堆積)を防ぐ構造が好ましい。
また、表面状態についても表面粗さを極力小さくし(バフ仕上げ、ラッピング仕上げによる)フラックスの滞留を防ぐ構造とする。
材質的には、撥水性の良い樹脂(フッ素系等)を用いるか、金属の表面に撥水性のあるコーティングを施す構成にすることもある。
また、フラックスの乾燥硬化の方式として、実施の形態1ではヒータ28の熱エネルギーをブローノズル上25とブローノズル下26を介して高圧エアー35に与えて熱風を発生させているが、高温槽にて乾燥する場合や、直接、ワーク1の表面に赤外線の放射熱を与え乾燥硬化する構成にすることもある。
本発明のフラックス塗布装置によれば、熱交換器などのロウ付け工法における、フラックス塗布工法において、フラックスの塗布をワーク形状にかかわらず、ワーク全面に均一に塗布が可能で、フラックス材料の使用率(歩留まり)の向上が可能な特徴を有しており、ロウ付けの品質改善、金属ロウ付け面のフラックス残渣による腐食防止や、熱交換器の熱交換性能向上につながり、フラックス材料の使用量低減によるコスト削減が可能になる。
1 ワーク
10 容器
21 転写ブロック
21A 転写ブロック表面
23 塗布ノズル
25 ブローノズル上
26 ブローノズル下
27 移行装置
28 ヒータ
29 供給ポンプ
30 回収ポンプ
31 タンク
32 排出口
33 フラックス供給
34 フラックス排出
35 高圧エアー
36 受け
37 循環経路

Claims (2)

  1. フラックスを塗布する塗布ノズルと、
    ワーク面に密着し、前記フラックスをワークに転写可能な転写ブロックと、
    前記転写ブロックを保持し、前記フラックスを溜められる機能を有する容器と、
    前記フラックスを蓄えることが可能なタンクと、
    前記タンクの内部に蓄えられたフラックスを前記塗布ノズルと前記容器を経由して循環できる循環経路と、
    前記ワークの表面をエアーブローすることのできるブローノズルと、
    を備えたことを特徴とするフラックス塗布装置。
  2. フラックス塗布後にフラックス乾燥硬化ができる加熱手段を備えた、請求項1記載のフラックス塗布装置。
JP2014020032A 2014-02-05 2014-02-05 フラックス塗布装置 Pending JP2015147225A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108746920A (zh) * 2018-07-27 2018-11-06 苏州工业园区久禾工业炉有限公司 一种钎剂涂布装置

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