JP2015146475A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プロジェクタ装置を用いたプレゼンテーションの効率を高める。
【解決手段】投射画像を撮像可能なカメラを搭載し、投射領域内の手書き情報(画像)とプロジェクタ装置内画像メモリ内画像を合成し、メモ希望領域の確定および合成画像からの切り出し、メモ画像とする画像表示装置である事を特徴とする。前記画像表示装置は、撮像された手書き情報の正確な位置を検出するためのマーカー生成手段およびマーカー検出手段を持つ事を特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像信号を入力し、入力された画像を表示する画像表示装置に関する。特に、表示画像の撮像が可能な撮像機能を有する画像表示装置であり、さらに、撮像した画像を表示画像に付加して表示することを特徴とする画像表示装置に関する。
プレゼンテーションの現場では、プレゼンテーション発表者がPC上でプレゼンテーション資料作成アプリケーションを用いてプレゼンテーション資料を作成することが一般的である。さらには、同アプリケーションの全画面表示機能を用いて、PCの出力するプレゼンテーション画像を複数名で視聴することが多い。また、複数名にプレゼンテーション画像を表示するための画像表示装置として、PCの出力する電気信号であるRGB出力信号を入力可能なプロジェクタ装置が使用されることが多い。また、プレゼンテーション最中の説明用情報、変更になった情報、決定事項、強調を示すマークなどを手書きで追記することがある。そのような手書きで追記可能な筆記表示版として、チョークで筆記を行う黒板やホワイトボードマーカー等で筆記を行うホワイトボード(白板)を使用することが多い。このような黒板もしくはホワイトボードを画像表示装置であるプロジェクタ装置のスクリーンの代替品として使用することがある。つまり、黒板やホワイトボードのような筆記表示版にプロジェクタ装置でプレゼンテーション画像の投射を行い、投射されている筆記表示板に、プレゼンテーションに必要な説明情報、変更情報、決定事項、強調マーク等を手書き情報として加筆される。
投射表示面に表示された表示情報に対し、指示点として追加記入された内容を電子化し、表示情報とともに表示できる投射表示装置として、特許文献1が知られている。特許文献1では、描画手段が表示情報に基づいて生成した描画情報を描画面に表示し、その描画情報を投射表示面に投射表示する。さらに、指示点指定手段により、投射表示面に指示点を指定する。そして、投射表示面上の投射情報を撮像手段により撮像面上に撮像し、撮像情報に基づいて指示点に対応する撮像面上での位置を計測する。計測された指示点の位置情報から、表示情報に対応する指示対応点の位置を算出し、算出された指示対応点情報を指示対応点情報記憶手段で記憶する。描画手段で、指示対応点情報と表示情報とを重ねた描画情報を生成して描画面に表示する。
特許文献1では、指示対応点の位置情報の基準点を確定させるための参照基準点として、投射表示面上に、一直線上にない3つの参照基準点を可視表示、もしくは撮像、検出可能であれば不可視表示されている。可視表示の例として、○、□、△等の前もって定められたマークや、指示棒、レーザーポインタが挙げられているが、一般的に固定位置を指定することが困難な指示棒、レーザーポインタで指定される点を参照基準点にすることは、位置精度が低下すると考えられる。つまり、特許文献1では、○、□、△等の前もって定められたマークを使用する必然性が出てくると考えられる。特許文献1におけるマーク検出部は、予め設定ないしは指定された識別マークのドットパターンを格納したメモリ、およびドット比較器で構成され、撮像画像を順次走査しドット比較を行う。所定範囲内のドットパターンとメモリに格納されている識別マークが一致した時、識別マークの位置情報を出力する。
さらには、特許文献1に記されている追加記入情報の検出方法として、特定識別マークをペン先に備えたペン形状のものが記載されており、前記ペン形状のもので投射表示面に接触させて追加記入を行うものとしている。前記ペン形状のものに記されている特定識別マークも、参照基準点と同様に撮像画像を順次走査しドット比較を行うとしている。特許文献1における特別識別マークは、投射表示面に接触している時だけ、ケースを有するペン形状のもののケースから外部に露出する形態も提案されている。
特開2005−275326号公報
しかしながら特許文献1に記載されている予め設定された識別マークを使用する手法では、識別マークと形状の類似したマーク、文字等が表示画像に存在する場合、誤動作の原因となることが多い。また、識別マークを指定することも可能であることが記載されているが、表示画像を変更する度にプレゼンタが識別マークの変更を行うことや、資料作成者に特定の形状に近いマーク、文字の使用を制限させることは、一般的には非現実で不可能である。
さらには、ペン先に特別識別マークを有するペン形状のもので追加記入情報を記入し、撮像画像走査することにより特別識別マークを検出する手法では、特別識別マークを連続して検出し続ける事は困難である。つまり、撮像手段による撮像画像から常にペン形状のもののペン先の特別識別マークが撮像可能な状態で、投射表示面にペン形状のもので追加記入しなければならず、単体の撮像手段では不可能であり一般的でない。複数の撮像手段があれば、いずれかの撮像手段が撮像することは可能ではあるが、複数の撮像手段を用いた手法は、特許文献1には記載されていない。
そこで、本発明では、常時撮像を行うことなく、追加情報が確定した後に撮像する技術を提供する。さらには、確実な基準点の検出方法を提案することにより、追加情報が記述されている位置を正確に検出し、追加情報を正確な位置に記憶表示する技術を提供する。さらに、追加情報と共に高品位なプレゼンテーション資料画像を記憶表示することを可能とするような技術を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明の構成は、画像信号の入力を行う画像入力手段、画像入力手段から入力される画像信号を受け画像表示を行う画像表示手段を有する画像表示装置であって、前記画像表示手段の表示画像とともに表示画像に重ねられた情報を含む表示領域を撮像可能な撮像手段、前記撮像手段により撮像された撮像画像の画素データの解析を行う撮像画像解析手段、前記撮像画像解析手段出力に応じてマーカーの生成を行うマーカー生成手段、前記画像表示手段の表示画像の四隅を断定可能とすることを目的としたマーカー画像を表示画像に重畳可能なマーカー付加手段を具備し、
前記画像入力手段から入力される入力画像に、前記マーカーが付加されていない状態の表示画像を画像表示手段に表示し、前記画像表示手段の表示領域を撮像手段で撮像し得られる撮像画像を、前記撮像画像解析手段において解析することにより前記撮像画像の特徴を抽出し、マーカー生成手段にて、前記特徴検出結果に応じてマーカーを生成し前記マーカーを前記マーカー付加手段にて前記入力画像に付加することを特徴とする。
本発明によれば、常に撮像を行うことなく、追加情報が確定した後に撮像することが可能となり、確実な基準点を検出することができ、追加情報が記述されている位置を正確に検出し、追加情報を正確な位置に記憶表示することが可能となった。さらに、追加情報と共に高品位なプレゼンテーション資料画像を記憶表示することが可能となった。
液晶プロジェクタ装置のブロック図 液晶プロジェクタ装置の動作説明図 撮像画像補正処理回路30の詳細ブロック図 マーカー付加、撮像画像の説明図 撮像画像補正処理30の説明図 液晶プロジェクタ装置の効果説明図 動作説明フローチャート図 撮像画像解析回路41の詳細ブロック図 撮像画像解析回路41の動作説明図1 撮像画像解析回路41の動作説明図2 制御部26動作説明図1 制御部26動作説明図2 マーカー制せ回路42の処理説明図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
[実施例]
図1は本発明の液晶プロジェクタ装置を用いた実施例である。
図1において、1はデジタルRGB入力端子、2はアナログRGB入力端子、3はビデオ入力端子である。4はデジタルRGB入力信号を受け取るレシーバ、5,6はアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換回路(AD変換回路)である。7はAD変換されたデジタルビデオ信号を入力し、輝度を表すデジタル信号及び色を表す2種類のデジタル信号を出力するビデオデコーダであり、ビデオデコーダ出力は、マトリクス回路8に入力され、デジタルRGB信号に変換される。レシーバ4出力、AD変換回路5出力、マトリクス回路8出力、制御部26出力RGB信号は、9で示される入力セレクタ回路に入力される。
35はネットワーク端子、36は外部ネットワークとの通信を行うネットワークコントローラ、37はUSBコネクタ、38は外部USB機器とのUSB通信制御を行うUSBコントローラ、39は半導体メモリ入出力端子、40は半導体メモリコントローラである。ネットワーク端子35から入力される外部ネットワーク上の画像データは、ネットワークコントローラ36を通じて、制御部26に転送される。USBコネクタ37から入力される外部USB機器上の画像データは、USBコントローラ38を通じて、制御部26に転送される。半導体メモリ入出力端子39から入力される半導体メモリ上の画像データは、半導体メモリコントローラ40を通じて、制御部26に転送される。制御部26に転送された外部ネットワーク上や外部USB機器や半導体メモリの画像データは、入力セレクタ9回路へと送られる。
入力セレクタ回路9により選択されたデジタルRGB信号は、解像度変換回路11に入力され、フレームメモリ10を介して、20で示される液晶パネルの解像度/フレーム表示周波数に変換される。12は画像処理回路であり、制御部26の出力する制御信号に応じて解像度変換回路11の出力するRGB信号に対するゲイン変換/オフセット変換等の色補正処理/台形補正処理/OSD付加が行われる。前記OSD付加には、トリミング位置を示す枠画像、テストパターン出力、マーカー生成回路42で生成される投射画像の四隅を示すマーカー表示等も含まれる。33は撮像画像付加回路であり、デジタルカメラ29の出力する撮像画像が加工され記憶されている付加画像メモリ34の出力する付加画像を画像処理回路12出力RGB信号に付加する。13は逆V−T補正回路であり、撮像画像付加回路33出力RGB信号を入力し、液晶パネル20の入力電圧−光透過特性(V−T特性)を逆補正するようにRGB信号を出力する。14はムラ補正回路であり、画像内全領域においてRGBデータが均一である画像が入力された時、投射画像が面内で均一に投射され、パネル面内のムラを抑制するように座標毎のパネル駆動電圧の制御を行う。15はパネル出力処理回路であり、ムラ補正回路14出力信号を液晶パネル駆動が可能な信号に変換する。
23はリモコン受光部、24はPC通信端子である。液晶プロジェクタ装置外部のリモコンからの液晶プロジェクタ制御用赤外線光等をリモコン受光部23で受信し、制御部26により液晶プロジェクタ装置を制御する。また、PCからの液晶プロジェクタ装置の制御もしくは逆に液晶プロジェクタ装置からPCの制御を行う制御信号をPC通信端子24で送受信し、PCから液晶プロジェクタ装置が制御された場合には、制御部26によりその制御動作が行なわれる。25は液晶プロジェクタ装置本体に搭載されている制御ボタンであり、制御ボタン25による制御信号は制御部26を経由して、液晶プロジェクタ装置を制御する。27は同期信号入力端子であり、アナログRGB入力端子2からアナログRGB信号の水平/垂直同期信号が入力される。28は同期処理回路であり、ビデオ入力端子3から入力されるビデオ信号からの同期分離処理、デジタルRGB入力端子1から入力されるデジタルRGB信号の同期信号処理を行う。
さらには、同期信号入力端子27から入力されるアナログRGB信号の同期信号処理等を行い、同期信号処理回路28は制御部26へ出力する。29は、デジタルカメラであり、筆記表示板22に投射されている領域の画像の撮像を行う。デジタルカメラ29は、オートフォーカス、ホワイトバランス、オートアイリス等のカメラ信号処理部を含み、デジタルRGB信号を出力する。撮像画像補正処理回路41は、デジタルカメラ29の出力するデジタルRGB信号を解析し、撮像画像解析情報を制御部26に出力する。撮像画像補正処理回路30は、デジタルカメラ29の出力するデジタルRGB信号を入力し、撮像画像補正処理回路出力信号を出力する。撮像画像補正処理回路30では、ノイズ除去、マーカー検出、形状加工、投射画像置換、先鋭化処理、トリミング加工を行う。31は、撮像画像メモリであり、形状加工・トリミング加工等を施された撮像画像補正処理回路30出力を記憶する。撮像画像解像度変換回路32では、制御回路26指示する付加画像解像度に解像度変換され、付加画像メモリ34に記憶される。
16は電源であり、17は電源16より供給される電力からランプ18に供給する安定した高電圧を発生させるランプ駆動回路(バラスト)である。19はインテグレータ光学系であり、ランプ18の出力する光の均一性を高める。インテグレータ光学系19を通過した均一性を高めた光はパネル出力処理回路15に制御される液晶パネル20を通過し、投射レンズ21を介して、筆記表示板22に投射される。図1では記述されていないが、インテグレータ光学系19を通過した光は、RGBに分光され、RGB光源として使用される。前記RGB光源からの光が各々1枚の液晶パネル20を通過し、3枚の液晶パネルを通過したRGB光が集光されることにより、カラー画像となり、投射レンズ21を介して投射される。
図2は実施例の動作説明図である。
図2(A)は、液晶プロジェクタ装置201を投射方向正面から見た図である。図2(A)における202は、投射レンズを表しており、203は、デジタルカメラの撮像レンズである。図2(B)は液晶プロジェクタ装置201に接続されているUSBメモリ204内に記録されているプレゼンテーション情報が筆記表示板205に投射されている様子を表している。図2(C)は、プレゼンテーション情報画像が画像として投射されている例であり、図2(D)は、筆記表示板205で、プレゼンテーション画像に、矢印と赤色の「×」印が手書きされている。また、図2(D)における破線は、画像処理回路12で付加されたトリミング位置を示す枠画像であり、トリミング位置を示している。
図4はマーカー生成、付加、撮像画像の説明図である。図4を用い、図1の実施例のマーカー生成、付加、撮像および図2に示されるトリミング位置情報の説明を行う。
図2(D)に示される撮像画像のトリミング位置を表す枠画像は、液晶プロジェクタ装置のリモコンや操作ボタンで、表示状態、位置、サイズの変更、トリミング位置の確定が可能である。トリミング位置が確定されると、表示画像に対するトリミング位置を表す枠画像の左上座標と、枠のサイズ情報等のトリミング位置情報が制御部26に記憶される。その後、図1におけるリモコン受光部23もしくはPC通信端子24もしくは制御ボタン25から、筆記表示板22への投射画像の撮像命令が制御部26に送られる。撮像命令を受け取った制御部26は、まず予備撮像処理を行う。予備撮像処理では現在表示している画像を撮像する。
予備撮像画像は、撮像画像解析回路41では、予備撮像画像を複数領域に分割したエリア毎の画像解析が行われる。画像解析結果は処理部26に送られ、処理部26において、マーカーを生成するのに適したRGBデータであらわされるマーカーデータが決定される。マーカーデータはマーカー生成回路42に送られ、マーカーデータからマーカー画像が生成される。マーカー画像は、画像処理回路12において、図4(A)で示されるように、現在表示している画像に、投射画像の四隅を判定できるマーカーの付加を行う。マーカーが付加された画像は従来通りパネル出力処理等が行われ、投射レンズ21から投射される。デジタルカメラ29で筆記表示板22へ投射されているマーカー付加画像を撮像し、図4(B)で示される撮像された画像は撮像画像補正回路30に入力される。マーカーの形状は、図4(A)の形状である必要はなく、四隅だけに表示する必要もない。
図8は予備撮像画像の画像解析を行う撮像画像解析回路41の詳細ブロック図である。図8における801はデジタルカメラ29の出力するデジタルRGB信号を入力する撮像画像入力端子、802はデジタルカメラ29の出力するデジタルRGB信号の同期を表す撮像同期信号を入力する撮像同期信号入力端子である。803は撮像同期信号入力端子802から入力される撮像同期信号と撮像信号入力端子801から入力されるデジタルRGB信号の撮像画像内の位置関係を関係づけるエリア検出回路である。前記エリア検出回路803は、撮像画像を複数領域に分割し、各領域をナンバリングした信号であるエリア信号を出力する。804は色空間変換回路であり撮像画像入力端子801から入力されるデジタルRGB信号を明度/彩度/色相信号に変換する。805は色相比較回路であり、色空間変換回路804の出力する色相信号を複数の色相域に分割し、色相域信号を出力する。806は無彩色処理回路であり、明度/彩度信号と制御部入出力端子から入力される制御信号に応じて、低明度もしくは低彩度と判断された時には、色相比較回路805の出力する色相域信号を無彩色信号とし、色相域信号もしくは無彩色信号を出力する。807はカウンタ群であり、エリア検出回路803の出力するエリア信号と無彩色処理回路806の出力する色相域信号もしくは無彩色信号から、撮像画像内を分割した複数領域毎の色相域数もしくは無彩色数をカウントする。その結果、カウンタ群807は、エリア毎の色相度数分布を演算することとなる。808はレジスタ群であり、撮像同期信号入力端子802の出力する撮像同期信号に応じて、カウンタ群807の出力するカウント値である色相度数分布を既定周期毎に格納する。また、カウンタ群807の各カウンタはレジスタ群808にカウント値を格納するとリセットされる。809は制御部入出力端子であり、レジスタ群808の各レジスタ値を制御部26に出力するとともに、無彩色処理部806の制御を行う無彩色処理信号を入力する。
図9は、撮像画像解析回路41の動作説明図1である。図9(A)は予備撮像時に筆記表示板205に投射されている画像に手書き情報が追記されている様子である。図9(B)は図9(A)画像が投射されている状態での予備撮像画像である。太い横波線は撮像ノイズを表している。図9(C)の格子を表す細い破線は撮像画像解析回路41内で処理される予備撮像画像が分割された処理単位エリアを表している。つまり、図9では、予備撮像画像を水平方向10分割、垂直方向10分割の100分割されたエリア毎の画像の解析が行われる。
図10は撮像画像解析回路41の動作説明図2であり、処理部26へ送られる各エリアの色相度数分布の例である。図10(A)は、図9(C)に記されている処理単位エリアを表しており、図10(A)に記されているエリアB、C、Dの撮像画像解析回路出力が、図10(B)、(C)、(D)に記されている。図10(B)、(C)、(D)では、処理単位エリア内の色相度数分布が表示されている。本実施例での色相度数分布は、色相方向に12分割、無彩色度数を含めると13分割されている。図10におけるR、Y、G、C、B、Mは、各々赤色、黄色、緑色、シアン色、青色、マゼンタ色を表している。左上のエリアBは図9(B)および図9(C)には図示されていないが、筆記表示板205の背景が撮像されているため、複数の色相を持つ撮像画像となっている。エリアCでは、筆記表示板205の筆記表示面に図9(A)画像の左上部が投射されているのみであり、色相度数分布は無彩色のみとなっている。エリアDは、図9(A)に図示されている項目3の内容と赤色の「×」印が重なっているエリアであり、無彩色および赤色の撮像画像が存在していることを表している。
図11、図12は、制御部26の動作説明図であり、マーカーを生成するのに適したRGBデータであらわされるマーカーデータの生成手法を説明する。図11(A)は、最外周エリア群のみを表しており、同様に、図11(B)は図11(A)の内周エリア群、同様に図11(C)は図11(B)の内周エリア群を表している。図12(A)は図11(A)で示される最外周エリア群の色相度数分布、同様に、図12(B)は図11(B)で示されるエリア群の色相度数分布、図12(C)は図11(C)で示されるエリア群の色相度数分布とする。制御部26では、各エリア群の重み付け係数を乗算し加算することにより、予備撮像画像の総色相度数分布である図11(D)が計算される。制御部26では、最低度数である色をマーカーデータとする。つまり、本実施例では、図11(D)に示されるようにマゼンタ色が最低度数であり、マーカーデータはマゼンタ色となる。マーカーデータの生成手法は、本実施例では、同心長方形状に重み付け係数を乗算するとしているが、全エリアに独立に重み付け係数を用いてもかまわない。
図13は、マーカー生成回路42の処理説明図である。制御部26出力するマーカーデータはマーカー生成回路42に送られ、マーカーデータを用いたビットマップ画像でマーカーを生成する。図13における水平/垂直の格子は画素単位を表しており、16×16画素のマーカーをあらわしている。細かい斜線格子は、マーカーデータ色の画素を表しており、白い画素は透過画素、黒い画素は黒データ画素である。図13(A)はマーカーデータ色の線で生成されたマーカーの例であり、図13(B)は黒線とマーカーデータ色の正方形で生成されたマーカーの例である。つまり、マーカーの形状は図13に限定するものではなくマーカーデータ色を用いて生成されれば、どのような形状であろうと構わない。さらに、マーカーを生成する画素数も16×16に限定するものではなく、液晶パネル20等で示される表示手段の解像度に応じて可変であっても良い。
図3は、撮像画像補正処理回路30の詳細ブロック図である。301は図1におけるフレームメモリ10から投射画像データが入力されるフレームメモリ画像入力端子、302は、デジタルカメラ29から撮像画像が入力される撮像画像入力端子である。さらに、303は制御部26からトリミング情報およびマーカーデータ情報が入力される制御情報入力端子である。304はノイズの除去を行うノイズ除去回路、305は制御情報入力端子303から入力されるマーカーデータ情報を用いて撮像画像からマーカーを検出するマーカー検出回路、306は、形状加工を行う形状加工回路である。307は形状加工回路306出力から、投射画像の検出・除去を行う投射画像検出・除去回路、308は先鋭化回路、309は投射画像を付加する投射画像付加回路である。310は制御情報入力端子303入力されるトリミング情報に基づき、投射画像付加回路出力画像の切り出しを行うトリミング回路であり、311は撮像画像出力端子である。
図5は撮像画像補正処理30の説明図である。図5を用い、図3の撮像画像補正処理回路30の詳細ブロック図を説明する。
撮像画像入力端子302から入力される図5(A)で示される撮像画像は、ノイズ除去回路304に送られる。ノイズ除去回路304では、複数フレームの撮像画像を用い、フレーム間の高周波成分を除去する巡回型ノイズ除去手法や、単一フレーム内での高周波成分を除去するフレーム内ノイズ除去手法等を用い、図5(B)で示されるノイズ除去処理画像が出力される。マ―カー検出回路305では、制御情報入力端子303から入力されるマーカーデータ情報を用いてマーカーを図5(B)から検出する。本実施例では、マゼンタ色もしくはマゼンタ色近傍の色に特化してマーカー検出を行うことにより、効果的にマーカー検出を行うことが可能となっている。図5(C)では、丸印で示されている。形状加工回路306では、マーカー検出回路305で検出されたマーカー座標を用いて、投射画像のアスペクト比を持つ長方形形状に変換する(図5(D))。投射画像検出・除去回路307では、図5(D)で示される形状加工された撮像画像から、フレームメモリ画像入力端子301から入力される投射画像を除去が行われる。その後、除去した画像のノイズ成分もLPF(ローパスフィルタ)、ガンマ処理やコントラスト処理、2値化処理等の階調処理を用い低減させる(図5(E))。先鋭化回路308は投射画像が除去された撮像画像の先鋭化を行う(図5(F))。投射画像付加回路309は、先鋭化処理された撮像画像に投射画像を付加する(図5(G))。トリミング加工回路310は、制御情報入力端子303から入力されるトリミング情報に基づき、投射画像付加回路出力から画像の切出しを行い、撮像画像出力端子311から出力される(図5(H)、(I))。
図6は、実施例の効果説明図であり、プレゼンテーションで異なる資料を表示している画像を示している。図6(A)が本来の資料であるが、図6(B)では、付加画像メモリ34に記憶されている図5(I)で示される画像が、左上に付加されている。このように、別の資料を表示している際にも、常に図5(I)で示される画像を表示することが可能となる。
図7は、動作説明フローチャート図である。図7の説明では、筆記表示板22に投射されている画像のトリミング・撮像・付加表示を行う処理を「画面メモ」と呼ぶことにする。ユーザーが液晶プロジェクタ装置のメニュー、もしくは通信コマンド等から画面メモ実行コマンドを選択すると、トリミング位置を表示の有無が可能となる。全画面を撮像したい場合は、トリミング表示の必要はない。トリミングを行う場合には、付加されたトリミングの位置・大きさの変更が可能となる。トリミング位置が確定されると、撮像が可能となる。撮像実行を指定すると、投射画像を表示したまま撮像するか、別の特定画像に変更し撮像するかを選択することが可能となる。特定画像を選択した場合、撮像が終了すると元の投射画像に戻る。
まず、予備撮像処理となり、マーカーを表示していない現状の投射画像もしくは特定画像に変更された画像の撮像が行われる。予備撮像画像は予備撮像解析処理が施され、エリア別色度度数分布情報等の予備撮像解析結果が処理部に送られる。処理部では、エリア別色度度数分布情報等から総色度度数分布情報等が演算されマーカーデータ色が確定し、マーカーデータ色を有効に活用しマーカーが生成される。生成されたマーカーは表示されている画像もしくは特定画像に付加され撮像される。特定画像に変更されていた場合は、元の投射画像に戻る。撮像データはノイズ除去・マーカー検出・形状加工・トリミング処理等が行われ、撮像画像メモリに記憶される。次に付加される撮像画像の表示サイズが変更可能となる。変更を選択すると、撮像画像メモリからトリミングされた撮像画像を読出し、解像度変換処理され、付加画像メモリに記憶される(新画像メモと呼ぶ)。また、他の画像メモ(旧画像メモと呼ぶ)が既に存在している場合には、旧画像メモと新画像メモの表示位置が重なった場合の優先順位を選択可能となる。次に表示位置の変更が可能となり、表示値を変更する場合には、撮像画像付加位置変更処理および撮像画像付加、パネル出力処理等が行われ、画像メモが表示される。
また、新たに撮像する必要がない場合でも、画面メモの表示サイズ・優先順位・表示位置の変更は可能である。表示サイズを変更する場合には、撮像画像メモリに記憶されている撮像画像を再度解像度変換処理以降の処理を行うことで実施される。表示位置を変更する場合には、付加画像メモリから、解像度変換されている撮像画像を読出し、撮像画像付加位置変更処理以降の処理を行うことで実施される。
撮像時に特定画像を選択し、特定画像を黒画像とした場合は、撮像画像補正処理内の投射画像検出・除去手段処理を省くことが可能となる。また、投射環境等に応じて、白画像や中間画像、特定の色画像等を特定画像としてもかまわない。また、本実施例では、矢印や赤色の「×」印の手書き情報が付加された画像を撮像し画面メモとしているが、手書き情報に限定するものではなく、写真等を含む撮像可能な物体であればよい。
1…デジタルRGB入力端子、2…アナログRGB入力端子、3…ビデオ入力端子、4…レシーバ、5,6…アナログデジタル変換回路、7…ビデオデコーダ、8…マトリクス回路、9…入力セレクタ回路、10…フレームメモリ、11…解像度変換回路、12…画像処理回路、13…逆V−T補正回路、14…ムラ補正回路、15…パネル出力処理回路、16…電源、17…ランプ駆動回路(バラスト)、18…ランプ、19…インテグレータ光学系、20…液晶パネル、21…投射レンズ、22…筆記表示板、23…リモコン受光部、24…PC通信端子、25…制御ボタン、26…制御部、27…同期信号入力端子、28…同期処理回路、29…デジタルカメラ、30…撮像画像補正処理回路、31…撮像画像メモリ、32…撮像画像解像度変換回路、33…撮像画像付加回路、34…付加画像メモリ35…ネットワーク端子、36…ネットワークコントローラ、37…USBコネクタ、38…USBコントローラ、39…半導体メモリ入出力端子、40…半導体メモリコントローラ、41…撮像画像解析回路、42…マーカー生成回路。
301…フレームメモリ画像入力端子、302…撮像画像入力端子、303…制御情報入力端子、304…ノイズ除去回路、305…マーカー検出回路、306…形状加工回路、307…投射画像検出・除去回路、308…先鋭化回路、309…投射画像付加回路、310…トリミング回路、311…撮像画像出力端子。
801…撮像画像入力端子、802…撮像同期信号入力端子、803…エリア検出回路、804…色空間変換回路、805…色相比較回路、806…無彩色処理回路、807…カウンタ群、808…レジスタ群、809…制御部入出力端子。

Claims (8)

  1. 画像信号の入力を行う画像入力手段、画像入力手段から入力される画像信号を受け画像表示を行う画像表示手段を有する画像表示装置であって、
    前記画像表示手段の表示画像とともに表示画像に重ねられた情報を含む表示領域を撮像可能な撮像手段、
    前記撮像手段により撮像された撮像画像の画素データの解析を行う撮像画像解析手段、
    前記撮像画像解析手段出力に応じてマーカーの生成を行うマーカー生成手段、
    前記画像表示手段の表示画像の四隅を断定可能とすることを目的としたマーカー画像を表示画像に重畳可能なマーカー付加手段を具備し、
    前記画像入力手段から入力される入力画像に、前記マーカーが付加されていない状態の表示画像を画像表示手段に表示し、
    前記画像表示手段の表示領域を撮像手段で撮像し得られる撮像画像を、前記撮像画像解析手段において解析することにより前記撮像画像の特徴を抽出し、
    マーカー生成手段にて、前記特徴検出結果に応じてマーカーを生成し
    前記マーカーを前記マーカー付加手段にて前記入力画像に付加することを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1記載の撮像画像解析手段は、請求項1記載の撮像画像の色を解析することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 請求項2記載の撮像画像解析手段は、請求項1記載の撮像画像全体もしくは請求項1記載の撮像画像を複数の領域に分割した領域内の画素データから色相成分を演算し、前記色相成分を既定色相数に分割し、前記既定色相の色相度数分布を演算することを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 請求項3記載の撮像画像解析手段は、請求項1記載の撮像画像全体もしくは請求項1記載の撮像画像を複数の領域に分割した領域内の画素データから色相成分を演算するとともに、同時に前記画素データから明度成分もしくは彩度成分を演算し、前記明度成分量もしくは彩度成分量に基づき前記画素データは色相成分を持たない無彩色成分であると判断し、前記色相成分を既定色相数に分割し、前記既定色相の色相度数分布を演算することを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 請求項1記載のマーカー生成手段は、請求項3記載の撮像画像解析手段の解析結果である既定色相の色相度数分布において、最低度数分布色相となるRGBデータでマーカーを生成することを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
  6. 請求項1記載のマーカー生成手段は、請求項4記載の撮像画像解析手段の解析結果である既定色相の色相度数分布において、最低度数分布色相となるRGBデータでマーカーを生成することを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
  7. 請求項5記載の画像表示装置であって、請求項1記載の撮像手段出力である撮像画像からマーカーの検出を行うマーカー検出手段を具備し、
    前記マーカー検出手段は、請求項5記載の撮像画像解析手段の解析結果である既定色相の色相度数分布において、最低度数分布色相となるRGBデータを用いてマーカーを検出することを特徴とする請求項5に記載の画像表示装置。
  8. 請求項6記載の画像表示装置であって、請求項1記載の撮像手段出力である撮像画像からマーカーの検出を行うマーカー検出手段を具備し、
    前記マーカー検出手段は、請求項6記載の撮像画像解析手段の解析結果である既定色相の色相度数分布において、最低度数分布色相となるRGBデータを用いてマーカーを検出することを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。
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