JP2015139856A - 電動工具 - Google Patents

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

【課題】 コストの増大や工具本体の大型化を招くことなく、ギヤの歯面強度を充分に確保可能な電動工具を提供する。【解決手段】 ハウジング2と、ハウジング2に収容され出力軸31を有するモータ3と、モータ3の出力軸31と係合し、回転軸を中心に回転する平歯車42と、平歯車42に設けられ、回転軸方向に延出し、平歯車42と一体回転するキャリア部材43と、キャリア部材43に押圧されて回転軸を中心に公転するニードルローラ45と、ハウジング2に固定され、ニードルローラ45を支持するロックリング44と、ニードルローラ45の公転により、回転軸を中心に回転する出力軸41と、を備えるアングルドリル1において、平歯車42とキャリア部材43とを、別部材で構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、スピンドルを回転させる電動工具に関し、特に、スピンドルをハウジングに対して相対回転不能にロックするためのスピンドルロック構造を有する電動工具に関する。
スピンドルロック構造を有するドライバドリルやアングルドリル等の電動工具が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。このような電動工具では、モータからの回転力がギヤに突設されたキャリアを介してスピンドルに伝達され、スピンドル及び先端工具が回転する。これにより、ねじ締め等の作業が可能となる。一方、先端工具側から付与された回転力は遮断され、スピンドルがハウジングに対して相対回転不能にロックされるので、先端工具を手動で容易に取り外し可能となる。また、モータの停止時に、作業者が電動工具のハウジングを手動で回転させた場合、スピンドル及び先端工具がハウジングと一体回転するので、手動によるねじの増し締め作業や緩め作業が可能となる。
特開2009−184038号公報
上記したスピンドルロック構造に使用されるギヤは、従来、焼結により製造されている。しかしながら、焼結製造されたギヤは、歯面の強度が不足するため、先端軸に過度な負荷が作用した場合、折損するという問題があった。
歯面強度を上げるためには、鋼材から削り出して作成することが考えられるが、キャリアが突設される複雑な形状のギヤを一体加工した場合、時間及びコストを要するという問題があった。また、歯幅を広くすることも考えられるが、この場合、電動工具本体の全長が長くなってしまっていた。
上記課題に鑑み、本発明は、コストの増大や工具本体の大型化を招くことなく、ギヤの歯面強度を充分に確保可能な電動工具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る電動工具は、ハウジングと、ハウジングに収容され出力軸を有するモータと、出力軸と係合し、回転軸を中心に回転するギヤ部と、ギヤ部に設けられ、回転軸方向に延出しギヤ部と一体回転する回転伝達部と、回転伝達部に押圧されて回転軸を中心に公転する回転部材と、ハウジングに固定され、回転部材を支持するロック部材と、回転部材の公転により、回転軸を中心に回転するスピンドルと、を備え、ギヤ部と回転伝達部とは、別部材で構成されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、コストの増大や工具本体の大型化を招くことなく、ギヤ部の歯面強度を確保可能となるので、先端軸に過度な負荷が作用した場合も、ギヤ部の折損を防止可能となる。したがって、安価で長寿命な電動工具を提供可能となる。
上記した電動工具において、回転伝達部は、ギヤ部に形成される孔部に圧入されることが望ましい。
かかる構成によれば、別部材で構成したギヤ部及び回転伝達部を一体化させることが可能となるので、操作性や作業性を損なうことなくギヤ部の歯面強度が確保される。
また、ギヤ部は、回転伝達部より高強度の材料で構成されることが望ましい。
かかる構成によれば、ギヤ部の歯幅を広げることなく歯面強度を充分に確保可能となるので、工具本体の大型化を招くことなく、ギヤ部の折損が防止される。したがって、長寿命な電動工具の提供が可能となる。
また、ギヤ部は、鋼材にて形成されることが好ましい。
かかる構成によれば、ギヤ部の歯幅を広げることなく歯面強度を充分に確保可能となるので、工具本体の大型化を招くことなく、ギヤ部の折損が防止される。また、ギヤ部は、回転伝達部とは別部材で構成されているので、鋼材での形成処理に要する時間やコストを抑制可能となる。したがって、安価で長寿命な電動工具の提供が可能となる。
また、本発明に係る電動工具は、スピンドルをハウジングに対して相対回転不能にロックするためのスピンドルロック機構を有し、スピンドルロック機構は、モータの回転が伝達されるギヤ部と、ギヤ部に設けられ、ギヤ部と一体回転する回転伝達部と、を備え、ギヤ部と回転伝達部とは、別部材で構成されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、コストの増大や工具本体の大型化を招くことなく、ギヤ部の歯面強度を確保可能となるので、先端軸に過度な負荷が作用した場合も、ギヤ部の折損を防止可能となる。したがって、安価で長寿命な電動工具を提供可能となる。
また、本発明に係る電動工具は、第1出力軸を有するモータと、第1出力軸と係合して回転するギヤ部と、ギヤ部により減速されて回転する第2出力軸と、第2出力軸と接触し、該第2出力軸を回転不能とするロック位置と回転可能とするロック解除位置との間で、第2出力軸の周方向に移動可能な移動部材と、ギヤ部に設けられ、移動部材を介してモータの回転を第2出力軸に伝達する伝達部材と、これらを収容するハウジングと、を備え、ギヤ部と伝達部材とは、別部材で構成されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、コストの増大や工具本体の大型化を招くことなく、ギヤ部の歯面強度を確保可能となるので、先端軸に過度な負荷が作用した場合も、ギヤ部の折損を防止可能となる。したがって、安価で長寿命な電動工具を提供可能となる。
上記した電動工具において、第2出力軸をロックした状態でハウジングを回転させると、移動部材は、第2出力軸の周方向に移動して、ハウジングに対する第2出力軸の回転を規制することが望ましい。
かかる構成によれば、ハウジングに対して第2出力軸が相対回転不能にロックされるので、先端工具がハウジングと一体となって回転することとなる。したがって、手動による増し締め作業や緩め作業が可能となる。
また、ギヤ部は、伝達部材より高強度の材料で構成されることが望ましい。
かかる構成によれば、ギヤ部の歯幅を広げることなく歯面強度を充分に確保可能となるので、工具本体の大型化を招くことなく、ギヤ部の折損が防止される。したがって、長寿命な電動工具の提供が可能となる。また、ギヤ部は、回転伝達部とは別部材で構成されているので、形成処理に要する時間やコストを抑制可能となる。したがって、安価で長寿命な電動工具の提供が可能となる。
また、伝達部材は、ギヤ部に形成される孔部に圧入されることが望ましい。
かかる構成によれば、別部材で構成したギヤ部及び伝達部材を一体化させることが可能となるので、操作性や作業性を損なうことなくギヤ部の歯面強度が確保される。
本発明に係る電動工具によれば、コストの増大や工具本体の大型化を招くことなく、ギヤの歯面強度を充分に確保可能となる。
実施の形態に係るアングルドリルの内部構造を示す中央断面図である。 図1におけるII−II断面図である。 スピンドルロック機構の拡大中央断面図である。 図3におけるIV−IV断面図である。 スピンドルロック機構の分解斜視図である。 変形例に係る電気ドリルの内部構造を示す中央断面図である。 キャリア部材の形状及び数を変更した場合のスピンドルロック機構の断面図である。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。ここでは、本発明をアングルドリルに適用した場合を例に、説明を行う。
まず、本発明の実施の形態に係るアングルドリルについて、図1及び図2に基づき説明する。図1は、実施の形態に係るアングルドリルの内部構造を示す中央断面図であり、図2は、図1におけるII−II断面図である。アングルドリル1は、ハウジング2、モータ3、スピンドルロック機構4及び先端工具駆動機構5から主に構成されている。以下、モータ3に対してスピンドルロック機構4が設けられている方向を前方向と定義し、逆を後方向と定義する。また、後述する出力軸51からチャック53が取り付けられる方向を下方向と定義し、逆を上方向と定義する。
ハウジング2は、モータハウジング21及びヘッドハウジング22からなり、樹脂、アルミ等のフレームから構成される。モータハウジング21は筒状に形成され、モータ3を収容する。また、モータハウジング21の外周面下方には、作業者により操作されるスイッチレバー23が設けられる。ヘッドハウジング22は、モータハウジング21の前方に組み付けられ、下方向に開口部を有する。ヘッドハウジング22は、スピンドルロック機構4及び先端工具駆動機構5を収容する。
モータ3は、前後方向に延びる出力軸31を有する。出力軸31は、モータ3の駆動に伴い回転する。モータ3及び出力軸31は、ねじ締め作業時は正回転を行い、緩め作業時は逆回転を行う。出力軸31は、本発明の第1出力軸に相当する。
スピンドルロック機構4は、出力軸41、平歯車42、キャリア部材43、ロックリング44及びニードルローラ45から主に構成される。
出力軸41は、前後方向に配置され、回転可能に軸支される。出力軸41の前方先端部分には、かさ歯車46が設けられる。かさ歯車46は、出力軸41の回転に伴い回転する。出力軸41及びかさ歯車46は、本発明のスピンドルに相当する。また、出力軸41は、本発明の第2出力軸に相当する。
平歯車42は、出力軸41の周囲に配置される。平歯車42は、モータ3の出力軸31の前方先端部分に係合し、当該出力軸31の回転を減速する。平歯車42は、本発明のギヤ部に相当する。キャリア部材43は、平歯車42に複数設けられ、出力軸41と異軸且つ平行な状態で前方に向けて突出している。キャリア部材43は、平歯車42と共に出力軸41の回転軸となる軸心を中心に回転し、ニードルローラ45に回転を伝達する。キャリア部材43は、本発明の回転伝達部及び伝達部材に相当する。
ロックリング44は、平歯車42の前方に設けられ、出力軸41の周囲に配置される。また、ロックリング44は、ヘッドハウジング22に固定される。ロックリング44は、本発明のロック部材に相当する。ニードルローラ45は、ロックリング44の内周面と出力軸41の外周面との間に複数配置され、平歯車42と共に回転するキャリア部材43に押圧され、出力軸41の軸心を中心に回転する。ニードルローラ45は、本発明の回転部材及び移動部材に相当する。
先端工具駆動機構5は、出力軸51、かさ歯車52及びチャック53から主に構成される。
出力軸51は、モータ3の出力軸31及びスピンドルロック機構4の出力軸41に略直交するように、ヘッドハウジング22内において上下方向に配置される。かさ歯車52は、出力軸51の周囲に配置され、スピンドルロック機構4のかさ歯車46に噛み合い係合する。かさ歯車52は、かさ歯車46の回転に伴い、出力軸51と共に回転する。
出力軸51の下方先端部分は、ヘッドハウジング22の開口部から突出する。この突出部分に、開口部を覆うチャック53が取り付けられる。チャック53は、下方先端部分に先端工具であるドリル、ビット等を装着可能である。
次に、本実施の形態に係るアングルドリル1におけるスピンドルロック機構4の構造について、図3乃至図5を参照して、更に詳しく説明する。図3は、スピンドルロック機構4の拡大中央断面図であり、図4は、図3におけるIV−IV断面図である。また、図5は、スピンドルロック機構4の分解斜視図である。
スピンドルロック機構4において、ロックリング44は、円筒形状の本体部の外周面上に、放射方向に突出する複数の突起44aが形成される。本実施の形態では、ロックリング44には、6つの突起44aが周方向に等間隔に設けられる。ロックリング44は、これら複数の突起44aがヘッドハウジング22の内面に固定され、ハウジング2に対して回転不能に支持される。
ロックリング44の本体部の円筒内には、出力軸41が挿通され、回転可能に軸支される。出力軸41の外周面には、図4に示されるように、4つの円弧面41aと4つの平坦面41bとが周方向に交互に配置される。円弧面41aは、出力軸41の軸心から等距離の円弧形状をなす面からなる。平坦面41bは、2つの円弧面41aの端部を結ぶ平坦な面からなる。出力軸41の軸心から平坦面41bまでの距離は、軸心から円弧面41aまでの距離よりも小さい。したがって、ロックリング44の内周面44bから平坦面41bまでの距離は、内周面44bから円弧面41aまでの距離よりも大きい。なお、ロックリング44の内周面44b及び平坦面41b間の距離は、平坦面41bの中央で最大となり、中央から端部に向かうにしたがい小さくなる。
ニードルローラ45は、本実施の形態では円柱形状に形成され、その軸方向が出力軸41の軸心に略平行となるべく前後方向に配置される。ニードルローラ45は、出力軸41の4つの平坦面41bとロックリング44の内周面44bとの間の空間に、それぞれ1つずつ配置される。ここで、ニードルローラ45は、その円形断面の直径が、出力軸41の平坦面41bからロックリング44の内周面44bまでの距離の最大値、すなわち平坦面41bの中央から内周面44bまでの距離と略同一或いは僅かに小さく、円弧面41aから内周面44bまでの距離よりも大きくなるように形成されている。
キャリア部材43は、本実施の形態では、断面が略台形の柱形状の部分と断面が円形の円柱形状の部分とが繋がった段付き柱形状に形成される。以下、キャリア部材43のうち、断面が略台形の柱形状の部分を台形部と記し、断面が円形の円柱形状の部分を円柱部と記す。キャリア部材43は、平歯車42の前方向の端部に、その柱形状の軸方向が出力軸41の軸心と略平行となるべく、台形部を前方向に突出して支持される。ここで、キャリア部材43は、金属の粉末を断面が略台形の柱形状の金型内に充填してプレス成型し、焼成処理により焼結させた後、円柱部となる部分を円柱形状に削って作成される。或いは、鋼材削り出しによって作成される。キャリア部材43の円柱部は、平歯車42との嵌合部となり、台形部は、平歯車42からの突出部となる。
平歯車42は、鋼材を削り出して作成される。平歯車42の前方向の端部には、キャリア部材43の円柱部を嵌合するための4つの孔部42aが、周方向に等間隔に形成される。これら4つの孔部42aは、キャリア部材43の円柱部よりも僅かに小さい円柱形状に形成される。キャリア部材43は、その円柱部を各孔部42aに1つずつ圧入して固定される。本実施の形態では、平歯車42に形成される各孔部42aは、貫通孔となっている。
平歯車42の孔部42aに圧入されたキャリア部材43は、出力軸41の4つの円弧面41aとロックリング44の内周面44bとの間の空間に、それぞれ1つずつ配置される。このとき、キャリア部材43は、その台形部の略台形断面の高さ方向が、出力軸41の軸心からの放射方向に略一致し、略台形断面の下底(長辺)側が、ロックリング44の内周面44b側に位置する。また、キャリア部材43の台形部は、略台形断面の高さが、出力軸41の円弧面41aからロックリング44の内周面44bまでの距離より小さくなり且つニードルローラ45の円形断面の半径と略同一になるように、また、略台形断面の上底(短辺)の長さが、隣り合う2つのニードルローラ45間の空間の最短距離と略同一或いは僅かに小さくなるように形成される。このとき、キャリア部材43の台形部は、略台形断面の上底(短辺)側が、各ニードルローラ45の円形断面の中心を結ぶ円周上或いはその近傍に位置し、上底(短辺)側端部が、ニードルローラ45の側面に近接することとなる。
上記のように、ヘッドハウジング22に固定されたロックリング44の内周面44bと出力軸41の4つの円弧面41aとの間に、キャリア部材43の台形部がそれぞれ位置し、ロックリング44の内周面44bと出力軸41の4つの平坦面41bとの間に、ニードルローラ45がそれぞれ位置している。
続いて、本実施の形態に係るアングルドリル1の動作について、説明する。まず、モータ3を駆動して穴あけ、ねじ締め等の作業を行う場合について、説明する。
作業者がアングルドリル1のハウジング2を把持し、スイッチレバー23を押圧すると、モータ3が駆動され、出力軸31が正回転する。この回転に伴い、出力軸31に係合する平歯車42が、キャリア部材43と共に、スピンドルロック機構4の出力軸41の軸心を中心として回転する。
キャリア部材43の略台形断面の上底(短辺)側は、出力軸41の軸心から等距離の円周上を移動する。このとき、当該上底(短辺)部分は、進行方向に位置するニードルローラ45に当接して、円周方向に押圧する。
ニードルローラ45は、キャリア部材43に押圧されると、出力軸41の平坦面41bに沿って移動する。このとき、ニードルローラ45は、平坦面41bに対して相対移動可能なロック解除位置に位置する。ここで、出力軸41の平坦面41b及びロックリング44の内周面44b間の距離は、上記したように、平坦面41bの中央から端部に向けて徐々に小さくなり、平坦面41bの端部及び内周面44b間の距離は、ニードルローラ45の断面直径よりも小さい。そのため、ニードルローラ45は、平坦面41b及び内周面44b間の距離が断面直径と等しくなる位置、すなわちロック位置で、平坦面41b及び内周面44b間に噛み込み、平坦面41bに対して相対移動不能となる。
ニードルローラ45が出力軸41の平坦面41b及びロックリング44の内周面44b間に噛み込んだ状態で、キャリア部材43が更に回転すると、ニードルローラ45は、出力軸41と共に回転する。すなわち、キャリア部材43、ニードルローラ45及び出力軸41が、一体となって回転する。この回転に伴い、かさ歯車46が出力軸41と共に回転する。一方、ロックリング44は、ヘッドハウジング22に固定されているため、ハウジング2に対して回転することはない。
かさ歯車46が回転すると、当該かさ歯車46に噛み合うかさ歯車52が、出力軸51と共に回転する。この回転に伴い、出力軸51に取り付けられたチャック53と、チャック53に装着されたビットとが、ねじ締め方向に回転する。これにより、ねじ締め作業が可能となる。
上記のように、モータ3の出力軸31の正回転が、スピンドルロック機構4及び先端工具駆動機構5を介してビットに伝達される。
同様に、モータ3の出力軸31を逆回転させて、ねじ緩め作業を行うことも可能である。
次に、モータ3の停止時に、手動によりねじの増し締め作業を行う場合のアングルドリル1の動作について、説明する。
作業者は、アングルドリル1のハウジング2を把持し、スイッチレバー23を押圧することなく、すなわちモータ3を停止させたまま、ビットをねじにセットして、ハウジング2をねじ締め方向に回転させる。このとき、ヘッドハウジング22に固定されたロックリング44は、ハウジング2と共に回転する。
ハウジング2及びロックリング44を回転させても出力軸41は回転しないため、ニードルローラ45は、ロックリング44の内周面44bとの間の摩擦力により、ロックリング44と共に回転する。このとき、ニードルローラ45は、平坦面41bに対して相対移動可能なロック解除位置から、出力軸41の平坦面41b及び内周面44b間の距離が断面直径と等しくなるロック位置まで移動すると、該ロック位置において平坦面41b及び内周面44b間に噛み込み、平坦面41bに対して相対移動不能となる。
ニードルローラ45が出力軸41の平坦面41b及びロックリング44の内周面44b間に噛み込んだ状態で、ハウジング2及びロックリング44を更に回転させると、ニードルローラ45は平坦面41bに対して相対移動不能、すなわち周方向に移動できない状態となっているため、ハウジング2(ロックリング44)及びニードルローラ45の回転が平坦面41bを介して出力軸41に伝達され、出力軸41が回転する。言い換えると、スイッチレバー23を押圧(操作)することなくハウジング2を回転させると、ニードルローラ45の移動が規制された時点から、出力軸41がハウジング2と共に回転することとなる。すなわち、ロックリング44(ハウジング2)、ニードルローラ45及び出力軸41が、一体となって回転する。
したがって、スイッチレバー23を押圧(操作)することなくハウジング2を回転させると、ハウジング2の回転と共に、出力軸41と当該出力軸41の前方先端部分に設けられたかさ歯車46とが回転する。出力軸41はハウジング2に対して相対回転不能となっているため、かさ歯車46と係合するかさ歯車52もハウジングに対して相対回転不能となる。よって、チャック53に装着されたビットも、ハウジング2と一体となって回転する。これにより、手動によるねじの増し締め作業が可能となる。
上記のように、モータ3の停止時にハウジング2を回転させた場合、出力軸41がハウジング2に対して相対回転不能にロックされ、出力軸41とチャック53に装着されたドリル、ビット等の先端工具とが、ハウジング2と共に一体となって回転する。
また、モータ3の停止時に、ハウジング2をねじ緩め方向に回転させた場合も、同様に、出力軸41はハウジング2に対して相対回転不能にロックされ、ハウジング2と共に一体となって回転する。これにより、手動によるねじの緩め作業が可能となる。
モータ3の停止時に、ドリル、ビット等の先端工具の着脱等のため、作業者がビット側から回転力を付与した場合、スピンドルロック機構4の出力軸41には、かさ歯車52及びかさ歯車46を介して、当該回転力が伝達される。しかし、ニードルローラ45が出力軸41の平坦面41b及びロックリング44の内周面44b間に噛み込み、出力軸41がハウジング2に対して相対回転不能にロックされるため、ビット側からモータ3側への回転力は遮断される。これにより、出力軸51及びチャック53を回転させることなく、ドリル、ビット等の先端工具の着脱が可能となる。
以上のように、本実施の形態のアングルドリル1によれば、鋼材を削り出して作成した平歯車42に、キャリア部材43が圧入されるので、平歯車42の歯面強度を確保可能となり、過度な負荷が作用した場合も平歯車の折損の発生を抑止可能となる。したがって、コストの増大や工具本体の大型化を招くことなく、充分な強度のスピンドルロック機構4が搭載されたアングルドリル1を提供可能となる。
なお、上記した実施の形態では、スピンドルロック機構を有するアングルドリルを例に説明を行ったが、本発明はこれに限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。例えば、スピンドルロック機構を有する電気ドリルに本発明を適用した場合について、図6に示す。図6は、変形例に係る電気ドリルの内部構造を示す中央断面図である。
電気ドリル101は、ハウジング102、モータ103及びスピンドルロック機構104から主に構成されている。スピンドルロック機構104は、出力軸141、歯車142、キャリア部材143、ロックリング144及びニードルローラ145を含んで構成される。歯車142は、平歯車或いははすば歯車からなり、鋼材を削り出して作成される。キャリア部材143は、焼結製造され、歯車142に形成された孔部に圧入されて固定される。
このように構成された電気ドリル101は、モータ103の回転により、チャック153に装着されたビット等の先端工具を回転させて、ねじ締め作業及び緩め作業が可能となる一方、モータ103の停止時に、出力軸141がハウジング102に対して相対回転不能にロックされるので、手動によるねじの増し締め作業や緩め作業、ビット等の先端工具の着脱等が可能となる。
また、上記した実施の形態では、台形部と円柱部とからなる段付き柱形状のキャリア部材43が4個設けられる場合を例に説明を行ったが、本発明はこれに限定されない。図7に示されるように、キャリア部材の形状及び数を変更することも可能である。図7の右側は、台形部と円柱部とからなる段付き柱形状のキャリア部材を有するスピンドルロック機構の断面図を示し、図7の左側は、円柱形状のストレートピンからなるキャリア部材を有するスピンドルロック機構の断面図を示す。図7の左側及び右側の何れも、ニードルローラの数が上から4個、3個、2個の場合をそれぞれ示している。
図7の右上図は、上記した実施の形態に対応するスピンドルロック機構4の断面図である。
図7の右中央図は、スピンドルロック機構204において、キャリア部材243が台形部及び円柱部からなる段付き柱形状に形成され、ニードルローラ245が3個設けられる場合に対応する。出力軸241の外周面には、3つの円弧面241aと3つの平坦面241bとが周方向に交互に配置される。3個のニードルローラ245は、平坦面241bとロックリング44の内周面44bとの間の空間に1つずつ配置される。
キャリア部材243は、各円弧面241aと内周面44bとの間に1つずつ、合計3個配置される。キャリア部材243は、その台形部の略台形断面の高さ方向が、出力軸241の軸心からの放射方向に略一致し、略台形断面の下底(長辺)側が、ロックリング44の内周面44b側に位置するように配置される。また、キャリア部材243の台形部は、略台形断面の高さが、出力軸241の円弧面241aからロックリング44の内周面44bまでの距離より小さくなり且つニードルローラ245の円形断面の半径と略同一になるように、また、略台形断面の上底(短辺)の長さが、隣り合う2つのニードルローラ245間の空間の最短距離と略同一或いは僅かに小さくなるように形成される。このとき、キャリア部材243の台形部は、略台形断面の上底(短辺)側が、各ニードルローラ245の円形断面の中心を結ぶ円周上或いはその近傍に位置し、上底(短辺)側端部が、ニードルローラ245の側面に近接することとなる。
図7の右下図は、スピンドルロック機構304において、キャリア部材343が台形部及び円柱部からなる段付き柱形状に形成され、ニードルローラ345が2個設けられる場合に対応する。出力軸341の外周面には、2つの円弧面341aと2つの平坦面341bとが周方向に交互に配置される。2個のニードルローラ345は、平坦面341bとロックリング44の内周面44bとの間の空間に1つずつ配置される。
キャリア部材343は、各円弧面341aと内周面44bとの間に1つずつ、合計2個配置される。キャリア部材343は、その台形部の略台形断面の高さ方向が、出力軸341の軸心からの放射方向に略一致し、略台形断面の下底(長辺)側が、ロックリング44の内周面44b側に位置するように配置される。また、キャリア部材343の台形部は、略台形断面の高さが、出力軸341の円弧面341aからロックリング44の内周面44bまでの距離より小さくなり且つニードルローラ345の円形断面の半径と略同一になるように、また、略台形断面の上底(短辺)の長さが、隣り合う2つのニードルローラ345間の空間の最短距離と略同一或いは僅かに小さくなるように形成される。このとき、キャリア部材343の台形部は、略台形断面の上底(短辺)側が、各ニードルローラ345の円形断面の中心を結ぶ円周上或いはその近傍に位置し、上底(短辺)側端部が、ニードルローラ345の側面に近接することとなる。
図7の左上図は、スピンドルロック機構404において、キャリア部材443が円柱形状のストレートピンからなり、ニードルローラ45が4個設けられる場合に対応する。出力軸41の形状及びニードルローラ45の配置は、図7の右上図に示されるスピンドルロック機構4と同様である。
キャリア部材443は、平歯車42に形成された各孔部に圧入され、出力軸41の円弧面41aとロックリング44の内周面44bとの間の空間に配置される。キャリア部材443は、その円形断面の直径が円弧面41a及び内周面44b間の距離よりも小さく、その円形断面の中心が各ニードルローラ45の円形断面の中心を結ぶ円周上或いはその近傍に位置するように配置される。
図7の左中央図は、スピンドルロック機構504において、キャリア部材543が円柱形状のストレートピンからなり、ニードルローラ245が3個設けられる場合に対応する。出力軸241の形状及びニードルローラ245の配置は、図7の右中央図に示されるスピンドルロック機構204と同様である。
キャリア部材543は、モータ3の正回転時及び逆回転時の何れの場合もニードルローラ245に回転を伝達可能とすべく、各円弧面241aと内周面44bとの間の空間に2つずつ、合計6個配置される。キャリア部材543は、その円形断面の直径が円弧面241a及び内周面44b間の距離よりも小さく、その円形断面の中心が各ニードルローラ245の円形断面の中心を結ぶ円周上或いはその近傍に位置するように配置される。
図7の左下図は、スピンドルロック機構604において、キャリア部材643が円柱形状のストレートピンからなり、ニードルローラ345が2個設けられる場合に対応する。出力軸341の形状及びニードルローラ345の配置は、図7の右下図に示されるスピンドルロック機構304と同様である。
キャリア部材643は、モータ3の正回転時及び逆回転時の何れの場合もニードルローラ345に回転を伝達可能とすべく、各ニードルローラ345の両隣に1つずつ、合計4個配置される。キャリア部材643は、その円形断面の直径が円弧面341a及び内周面44b間の距離よりも小さく、その円形断面の中心が各ニードルローラ345の円形断面の中心を結ぶ円周上或いはその近傍に位置するように配置される。
以上のように、キャリア部材の形状や数を変更した場合も、キャリア部材は歯車とは別部材で構成されるので、歯車のみを鋼材で削り出して作成することにより、歯幅を広げることなく低コストで歯車の歯面強度を確保可能となる。したがって、低コストで長寿命なスピンドルロック機構及び電動工具を提供できる。
また、上記した実施の形態では、平歯車42に形成される孔部42aは貫通孔からなり、キャリア部材43は当該貫通孔に圧入して固定されるが、本発明はこれに限定されない。例えば、貫通しない孔部を歯車に形成し、当該孔部にキャリア部材を挿入して、歯車とキャリア部材とを一体回転可能に構成しても良い。
1 アングルドリル
2 ハウジング
3 モータ
4 スピンドルロック機構
5 先端工具駆動機構
21 モータハウジング
22 ヘッドハウジング
23 スイッチレバー
31 出力軸
41 出力軸
41a 円弧面
41b 平坦面
42 平歯車
42a 孔部
43 キャリア部材
44 ロックリング
44a 突起
44b 内周面
45 ニードルローラ
46 かさ歯車
51 出力軸
52 かさ歯車
53 チャック

Claims (9)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに収容され出力軸を有するモータと、
    前記出力軸と係合し、回転軸を中心に回転するギヤ部と、
    前記ギヤ部に設けられ、前記回転軸方向に延出し前記ギヤ部と一体回転する回転伝達部と、
    前記回転伝達部に押圧されて前記回転軸を中心に公転する回転部材と、
    前記ハウジングに固定され、前記回転部材を支持するロック部材と、
    前記回転部材の公転により、前記回転軸を中心に回転するスピンドルと、を備え、
    前記ギヤ部と前記回転伝達部とは、別部材で構成されていることを特徴とする電動工具。
  2. 前記回転伝達部は、前記ギヤ部に形成される孔部に圧入されることを特徴とする請求項1記載の電動工具。
  3. 前記ギヤ部は、前記回転伝達部より高強度の材料で構成されることを特徴とする請求項1及び2の何れか一に記載の電動工具。
  4. 前記ギヤ部は、鋼材にて形成されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載の電動工具。
  5. スピンドルをハウジングに対して相対回転不能にロックするためのスピンドルロック機構を有する電動工具において、
    前記スピンドルロック機構は、
    モータの回転が伝達されるギヤ部と、
    前記ギヤ部に設けられ、前記ギヤ部と一体回転する回転伝達部と、を備え、
    前記ギヤ部と前記回転伝達部とは、別部材で構成されていることを特徴とする電動工具。
  6. 第1出力軸を有するモータと、
    前記第1出力軸と係合して回転するギヤ部と、
    前記ギヤ部により減速されて回転する第2出力軸と、
    前記第2出力軸と接触し、該第2出力軸を回転不能とするロック位置と回転可能とするロック解除位置との間で、前記第2出力軸の周方向に移動可能な移動部材と、
    前記ギヤ部に設けられ、前記移動部材を介して前記モータの回転を前記第2出力軸に伝達する伝達部材と、
    これらを収容するハウジングと、を備え、
    前記ギヤ部と前記伝達部材とは、別部材で構成されていることを特徴とする電動工具。
  7. 前記第2出力軸をロックした状態で前記ハウジングを回転させると、前記移動部材は、前記第2出力軸の周方向に移動して、前記ハウジングに対する前記第2出力軸の回転を規制することを特徴とする請求項6に記載の電動工具。
  8. 前記ギヤ部は、前記伝達部材より高強度の材料で構成されることを特徴とする請求項6及び7の何れか一に記載の電動工具。
  9. 前記伝達部材は、前記ギヤ部に形成される孔部に圧入されることを特徴とする請求項6乃至8の何れか一に記載の電動工具。
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