JP2015136847A - 記録装置および記録方法 - Google Patents

記録装置および記録方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015136847A
JP2015136847A JP2014009322A JP2014009322A JP2015136847A JP 2015136847 A JP2015136847 A JP 2015136847A JP 2014009322 A JP2014009322 A JP 2014009322A JP 2014009322 A JP2014009322 A JP 2014009322A JP 2015136847 A JP2015136847 A JP 2015136847A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction liquid
ink
unit
recording medium
reaction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014009322A
Other languages
English (en)
Inventor
裕一 鷲尾
Yuichi Washio
裕一 鷲尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2014009322A priority Critical patent/JP2015136847A/ja
Publication of JP2015136847A publication Critical patent/JP2015136847A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】反応剤の含有濃度が異なる反応液を、使い分けることができる記録装置を提供する。【解決手段】記録媒体Sを送る送り部2と、記録媒体Sに対して、インクと反応する反応剤を含有する第1反応液および反応剤を第1反応液よりも高い含有濃度で含有する第2反応液のいずれかの反応液を選択的に付与する反応液付与部3と、反応液付与部3よりも記録媒体Sの送り方向の下流に位置し、記録媒体Sに対して、インクを吐出するインク吐出部5と、を備えたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、記録媒体に対してインクを吐出して記録を行う記録装置および記録方法に関するものである。
従来、印刷用コート紙を搬送する搬送ラインと、印刷用コート紙に対して、インクと反応する凝集剤を含有する処理液を付与する処理液付与部と、処理液付与部よりも記録媒体の送り方向の下流に位置し、処理液が付与された印刷用コート紙に対して、インクを打滴するインク打滴部とを備えたインクジェット記録装置が知られている。凝集剤の処理液中における濃度(含有量)としては、1〜40質量%が例示されている(特許文献1参照)。
特開2010−099968号公報
従来のインクジェット記録装置は、凝集剤の含有濃度が異なる反応液を、使い分けるものではなかった。
本発明は、反応剤の含有濃度が異なる反応液を、使い分けることができる記録装置および記録方法を提供することを課題としている。
本発明の記録装置は、記録媒体を送る送り部と、記録媒体に対して、インクと反応する反応剤を含有する第1反応液および反応剤を第1反応液よりも高い含有濃度で含有する第2反応液のいずれかの反応液を選択的に付与する反応液付与部と、反応液付与部よりも記録媒体の送り方向の下流に位置し、記録媒体に対して、インクを吐出するインク吐出部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、記録媒体に対して、反応剤の含有濃度が相違する第1反応液および第2反応液を選択的に付与する反応液付与部を備えたことで、反応剤の含有濃度が異なる反応液を、使い分けることができる。
この場合、第1印刷モードおよび第2印刷モードからいずれかのモードを選択するためのモード選択部、をさらに備え、第1印刷モードが選択された場合、反応液付与部は、記録媒体に対し、第1反応液を付与し、第2印刷モードが選択された場合、反応液付与部は、記録媒体に対し、第2反応液を付与することが好ましい。
また、本発明の記録方法は、モード選択部により第1印刷モードおよび第2印刷モードからいずれかのモードを選択するステップと、記録媒体に対して、インクと反応する反応剤を含有する反応液を付与するステップと、記録媒体に対して、インクを吐出するステップと、を実行し、モードを選択するステップにおいて、第1印刷モードが選択された場合、反応液を付与するステップにおいて、第1反応液を付与し、モードを選択するステップにおいて、第2印刷モードが選択された場合、反応液を付与するステップにおいて、反応剤を第1反応液よりも高い含有濃度で含有する第2反応液を付与することが好ましい。
この構成によれば、第1印刷モードを選択することで、記録媒体に第1反応液を付与し、第2印刷モードを選択することで、記録媒体に第2反応液を付与することができる。したがって、反応剤の含有濃度が異なる反応液を、使い分けることができる。
この場合、第1印刷モードが選択された場合、インク吐出部は、記録媒体に対し、インクとして、印刷画像となる画像インクおよび印刷画像の下地となる下地インクのうち画像インクのみを吐出し、第2印刷モードが選択された場合、インク吐出部は、記録媒体に対し、インクとして、画像インクおよび下地インクを吐出することが好ましい。
この構成によれば、第2印刷モードでは、第1印刷モードに比べ、下地インクが吐出される分、記録媒体に吐出されるインクの量が多くなる。このため、第2印刷モードでは、インクと反応するのに必要な反応剤の量も多くなる。これに対し、記録媒体に付与する反応液の量を多くすると、その分、記録媒体の乾燥処理における乾燥負荷が増大してしまう。そのため、第2印刷モードでも、反応液の付与量が、第1印刷モードと同程度であることが好ましい。
この点に関し、本構成によれば、第2印刷モードでは、反応剤の含有濃度が高い第2反応液を吐出することで、第1印刷モードと同程度の量の反応液により、第1印刷モードよりも多い反応剤を記録媒体に付与することができる。したがって、記録媒体の乾燥処理における乾燥負荷を低減することができる。
この場合、インク吐出部は、下地インクとして、ホワイトインクおよびメタリックインクの少なくとも一方を吐出し、画像インクとして、カラーインクおよびブラックインクを吐出することが好ましい。
この場合、インク吐出部よりも記録媒体の送り方向の下流に位置し、記録媒体に対して風を送る送風部、および、記録媒体を加熱する加熱部、の少なくとも一方を有し、記録媒体に付与された、反応液の溶媒およびインクの溶媒の気化を促進する気化促進部、をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、第2印刷モードでは、反応剤の含有濃度が高い第2反応液を吐出することで、第1印刷モードと同程度の量の反応液により、第1印刷モードよりも多い反応剤を記録媒体に付与することができる。したがって、第2印刷モードにおいて、気化促進部の乾燥負荷を軽減することができる。
この場合、反応液付与部は、記録媒体の任意の位置に、第1反応液および第2反応液のいずれかを選択的に吐出する反応液吐出部、を有することが好ましい。
この構成によれば、反応液吐出部により第1反応液および第2反応液のいずれかを選択的に吐出することで、記録媒体の任意の位置に対して、第1反応液および第2反応液のいずれかを適切に付与することができる。
この場合、反応液吐出部は、第1反応液を吐出する第1反応液吐出ヘッドと、第2反応液を吐出する第2反応液吐出ヘッドと、を含むことが好ましい。
この構成によれば、第1反応液吐出ヘッドが第1反応液を記録媒体に吐出する。また、第2反応液吐出ヘッドが第2反応液を記録媒体に吐出する。これにより、記録媒体に対して、第1反応液および第2反応液のいずれかを選択的に付与することができる。
この場合、反応液付与部は、第1反応液が収容された第1反応液収容部と、第2反応液が収容された第2反応液収容部と、反応液吐出部に対して、第1反応液収容部から第1反応液が供給される第1状態と、反応液吐出部に対して、第2反応液収容部から第2反応液が供給される第2状態と、を切り替える切替部と、をさらに有することが好ましい。
この構成によれば、切替部が第1状態に切り替えた場合に、反応液吐出部に第1反応液が供給され、反応液吐出部が第1反応液を記録媒体に吐出する。また、切替部が第2状態に切り替えた場合に、反応液吐出部に第2反応液が供給され、反応液吐出部が第2反応液を記録媒体に吐出する。これにより、記録媒体に対して、第1反応液および第2反応液のいずれかを選択的に付与することができる。
この場合、第1反応液および第2反応液は、凝集剤を含みインクと反応することで記録媒体へのインクの定着を促進するものである、ことが好ましい。
この構成によれば、記録媒体へのインクの定着を促進することができる。
本発明の第1実施形態に係る記録装置の構成図である。 記録装置における回転ドラム周りの斜視図である。 記録装置におけるヘッドユニットおよび反応液吐出ユニットの図である。 本発明の第1実施形態の制御系のブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る記録装置の構成図である。 本発明の第2実施形態の制御系のブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る記録装置の構成図である。 本発明の第3実施形態の制御系のブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る記録装置の構成図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の第1実施形態に係る記録装置について説明する。本実施形態の記録装置は、ラベル用紙などの長尺状の記録媒体に対して、インクと反応する反応液を吐出し、その上にインクを吐出して記録を行うものである。記録媒体としては、紙系、フィルム系など、種々の材質のものを使用可能である。紙系の記録媒体は、例えば、上質紙、コート紙、キャスト紙である。フィルム系の記録媒体は、例えば、PPフィルム(polypropylene)、PETフィルム(polyethylene terephthalate)、PEフィルム(polyethylene)である。
図1および図2に示すように、第1実施形態の記録装置1は、記録媒体Sを送る送り部2と、記録媒体Sに反応液を付与する反応液付与部3と、反応液が吐出された記録媒体Sに対して、インクを吐出するインク吐出部5と、インクが吐出された記録媒体Sを乾燥させる気化促進部6とを備えている。記録媒体Sの送り方向において、上流側から順に、反応液付与部3と、インク吐出部5と、気化促進部6とが設けられている。
送り部2は、ロール・ツー・ロール方式で記録媒体Sを送る。送り部2は、繰出しリール7および巻取りリール8と、送り経路の略中間に設けられた回転ドラム9と、送り経路に設けられた複数のローラーとを備えている。
複数のローラーとしては、送り方向上流側から順に、上流側送りローラー11、上流側ガイドローラー12、下流側ガイドローラー13、下流側送りローラー14、第1折返しローラー15および第2折返しローラー16が設けられている。繰出しリール7、上流側送りローラー11、下流側送りローラー14および巻取りリール8を回転駆動することで、記録媒体Sが、繰出しリール7から繰り出され、回転ドラム9の周面に沿って送り方向に送られた後、巻取りリール8に巻き取られる。なお、第1折返しローラー15ーおよび第2折返しローラー16は、気化促進部6に設けられている。
回転ドラム9は、図示しない支持機構により回転可能に支持された円筒形状のドラムである。回転ドラム9は、記録媒体Sを、裏面側すなわち記録面Saとは反対側から外周面で支持している。回転ドラム9は、その外周面に沿って記録媒体Sが送られると、外周面と記録媒体Sとの間の摩擦力により、従動回転する。
インク吐出部5は、送り方向上流側から順に、第1ヘッドユニット17a、第2ヘッドユニット17b、第3ヘッドユニット17c、第4ヘッドユニット17d、第5ヘッドユニット17eおよび第6ヘッドユニット17fを備えている。各ヘッドユニット17a〜17fは、回転ドラム9の回転中心に対して放射状に配置されている。
図3に示すように、各ヘッドユニット17は、例えば4個のインク吐出ヘッド18を備えている。各インク吐出ヘッド18は、インクジェット方式でインクを吐出するものであり、複数のインク吐出ノズル19を有している。4個のインク吐出ヘッド18のインク吐出ノズル19は、回転ドラム9の幅に対応して配置されている。すなわち、各ヘッドユニット17は、ライン型である。これにより、各ヘッドユニット17は、シリアル型のように記録媒体Sの幅方向に走査することなく、記録媒体Sの幅全域にインクを吐出することができる。
本実施形態では、4個のインク吐出ヘッド18を並べて1つのヘッドユニット17を構成しているが、記録媒体Sの幅方向に一直線状に並べると、つなぎ目の部分でノズルピッチが伸びてしまう場合があるので、記録媒体Sの搬送方向にずらして配置している。このずれ量は、インク吐出ヘッド18の吐出タイミングをずらすことで、相殺することができる。このように、複数のインク吐出ヘッド18を並べて1つのヘッドユニット17を構成する方法は、生産コストを安価にできるというメリットがある。一方、1個のインク吐出ヘッド18でヘッドユニット17を構成する場合は、コストアップの可能性があるが、インク吐出ヘッド18の吐出タイミングをずらす必要がないというメリットがある。
第1ヘッドユニット17aはホワイトインクを吐出する。第2ヘッドユニット17bはブラックインクを吐出する。第3ヘッドユニット17cはイエローインクを吐出する。第4ヘッドユニット17dはシアンインクを吐出する。第5ヘッドユニット17eはマゼンタインクを吐出する。なお、以下では、イエローインク、シアンインクおよびマゼンタインクをまとめて「カラーインク」ともいう。第6ヘッドユニット17fはオーバーコート液を吐出する。オーバーコート液は、色材を含まないインクである。
記録装置1は、詳細は後述するが、記録媒体Sに対し、印刷画像を直接形成する第1印刷モードと、記録媒体Sに対し、下地を形成した後、印刷画像を形成する第2印刷モードとを選択的に実行可能である。第1印刷モードでは、第1ヘッドユニット17aによりホワイトインクを吐出することなく、第2ヘッドユニット17bから第5ヘッドユニット17eによりブラックインクおよびカラーインクを吐出して、印刷画像を形成する。また、第2印刷モードでは、第1ヘッドユニット17aによりホワイトインクを全面に吐出して白色の下地を形成し、形成された下地の上に、第2ヘッドユニット17bから第5ヘッドユニット17eによりブラックインクおよびカラーインクを吐出して、印刷画像を形成する。第1印刷モードは、例えば、記録媒体Sが紙材で構成されている場合に実行され、第2印刷モードは、例えば、記録媒体Sが透明なフィルム材で構成されている場合に実行される。
第6ヘッドユニット17fは、下地や印刷画像の上にオーバーコート液を吐出して、透明な被膜を形成する。これにより、下地や印刷画像の耐久性を高めることができる。
なお、本実施形態では、下地を形成する下地インクとして、ホワイトインクを用いたが、これに限定されるものではなく、例えば、金属光沢を呈するメタリックインクを用いてもよい。また、本実施形態では、印刷画像を形成する画像インクとして、ブラックインクおよびカラーインクを用いたが、これに限定されるものではなく、例えば、ブラックインクおよびカラーインクのいずれか一方のみを用いてもよい。カラーインクとしては、イエローインク、シアンインクおよびマゼンタインクに限定されるものではなく、他の色を用いてもよく、カラーインクを構成するインクの色の数も任意である。
各ヘッドユニット17が吐出するインクとしては、反応液付与部3により付与される反応液と反応するものであれば、特に限定されるものではない。ホワイトインク、ブラックインクおよびカラーインクとしては、色材が溶媒中に分散したものが好ましい。色材が溶媒中に分散したインクとしては、例えば、色材として顔料を用いた、顔料インクを好適に用いることができる。また、オーバーコート液としては、樹脂が溶媒中に分散したものが好ましい。
気化促進部6は、回転ドラム9と巻取りリール8との間に設けられている。気化促進部6は、ファン21およびヒーター22を有し、反応液およびインクが吐出された記録媒体Sに対して、記録面Saと略平行に熱風を送ることで、記録媒体Sを乾燥させる。気化促進部6では、上記の第1折返しローラー15および第2折返しローラー16により、記録媒体Sの送り経路が折り返されている。このため、気化促進部6のスペースを広く設けることなく、記録媒体Sに熱風を効率良く当てることができる。
なお、気化促進部6は、ファン21のみにより室温の風を送ることで、記録媒体Sを乾燥させてもよく、ヒーター22のみにより記録媒体Sを加熱することで、記録媒体Sを乾燥させてもよい。
また、ファン21は、特許請求の範囲における「送風部」の一例であり、ヒーター22は、特許請求の範囲における「加熱部」の一例である。
反応液付与部3は、第1反応液を吐出する第1反応液吐出ユニット31aと、第2反応液を吐出する第2反応液吐出ユニット31bとを備えている。
図3に示すように、各反応液吐出ユニット31は、例えば4個の反応液吐出ヘッド33を備えている。各反応液吐出ヘッド33は、インクジェット方式で反応液を吐出するものであり、複数の反応液吐出ノズル34を有している。4個の反応液吐出ヘッド33の反応液吐出ノズル34は、回転ドラム9の幅に対応して配置されている。すなわち、各反応液吐出ユニット31は、ライン型である。これにより、各反応液吐出ユニット31は、シリアル型のように記録媒体Sの幅方向に走査することなく、記録媒体Sの幅全域に反応液を吐出することができる。
なお、各反応液吐出ユニット31は、記録媒体Sの全面に反応液を吐出してもよく、インク吐出部5によりインクが吐出される領域のみに反応液を吐出してもよい。反応液吐出ユニット31に用いる各反応液吐出ヘッド33は、インク吐出ヘッド18と同じ部品を用いることができる。
なお、第1反応液吐出ユニット31aの反応液吐出ヘッド33は、特許請求の範囲における「第1反応液吐出ヘッド」の一例であり、第2反応液吐出ユニット31bの反応液吐出ヘッド33は、特許請求の範囲における「第2反応液吐出ヘッド」の一例である。
反応液としては、各ヘッドユニット17が吐出するインクと反応するものであれば、特に限定されるものではない。色材や樹脂などの分散体が溶媒中に分散したインクを用いる場合、反応液としては、分散体を凝集させる凝集剤を溶媒に溶解させたものが好ましい。この場合、反応液が吐出された記録媒体Sに対してインクが吐出されると、反応液中の凝集剤によって、インク中の分散体相互のクーロン反発力が中和され、分散体同士が凝集する。これにより、記録媒体Sに吐出されたインクが増粘し、記録媒体Sに対するインクの定着性が高まる。
なお、反応液とインクとの反応としては、上述した、凝集剤による分散体の凝集に限られるものではない。
反応液の溶媒としては、水が好ましく、水に加えて、多価アルコール類、多価アルコール誘導体などの水溶性有機溶媒を添加してもよい。
凝集剤としては、例えば金属塩が好ましく、なかでも、凝集力の点から、多価金属塩が好ましい。多価金属塩としては、例えば、硝酸カルシウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、酢酸カルシウム、酢酸マグネシウムおよびギ酸カルシウムのなかの1または複数を好適に用いることができる。
第1反応液吐出ユニット31aが吐出する第1反応液と、第2反応液吐出ユニット31bが吐出する第2反応液とは、共通の凝集剤を含んでいるが、凝集剤の含有濃度が異なっており、第2反応液の方が含有濃度は高くなっている。詳細は後述するように、記録装置1は、第1印刷モードが選択された場合に、記録媒体Sに第1反応液を付与し、第2印刷モードが選択された場合には、記録媒体Sに第2反応液を付与するようになっている。第2印刷モードでは、第1印刷モードに比べ、下地インクが吐出される分、記録媒体Sに吐出されるインクの量が多くなる。このため、第2印刷モードでは、インクと反応するのに必要な凝集剤の量も多くなる。これに対し、記録媒体Sに付与する反応液の量を多くすると、その分、記録媒体Sの乾燥処理における乾燥負荷が増大してしまう。そのため、第2印刷モードでも、反応液の付与量が、第1印刷モードと同程度であることが好ましい。そこで、記録装置1では、第2印刷モードでは、凝集剤の含有濃度が高い第2反応液を吐出することで、第1印刷モードと同程度の量の反応液により、第1印刷モードよりも多い反応剤を記録媒体Sに付与するようにしている。
なお、第2反応液における凝集剤の含有濃度は、例えば、第1反応液の1.5倍から5倍程度である。
図4を参照して、記録装置1における制御系について説明する。記録装置1は、モード選択部50と、制御部60と、駆動部70とを備えている。
モード選択部50は、第1印刷モードおよび第2印刷モードのいずれか送り部2にセットされている記録媒体Sの種類を、オペレーターが選択するためのものである。モード選択部50は、例えば、「第1印刷モード」および「第2印刷モード」との表示が付されたトグルスイッチで構成される。
なお、モード選択部50の態様は、このようなトグルスイッチに限定されるものではなく、例えば、タッチパネルで構成してもよい。
制御部60は、CPU(Central Processing Unit)や各種メモリーなどを備えている。制御部60は、駆動部70を介して記録装置1の各部を統括制御しており、例えば、モード選択部50における選択結果に基づいて、駆動部70に制御信号を送信する。
駆動部70は、第1反応液ドライバー71と、第2反応液ドライバー72と、第1ヘッドドライバー73と、第2ヘッドドライバー74と、第3ヘッドドライバー75と、第4ヘッドドライバー76と、第5ヘッドドライバー77と、第6ヘッドドライバー78とを備えている。第1反応液ドライバー71および第2反応液ドライバー72は、制御部60からの制御信号に基づいて、それぞれ第1反応液吐出ユニット31aおよび第2反応液吐出ユニット31bを駆動する。第1ヘッドドライバー73ないし第6ヘッドドライバー78は、制御部60からの制御信号に基づいて、それぞれ第1ヘッドユニット17aないし第6ヘッドユニット17fを駆動する。
例えば、オペレーターがモード選択部50において「第1印刷モード」を選択すると、制御部60が、第1反応液ドライバー71に制御信号を送信し、第1反応液ドライバー71が第1反応液吐出ユニット31aを吐出駆動する。これにより、第1反応液吐出ユニット31aが、第1反応液、すなわち、凝集剤の含有濃度が第2反応液より低い反応液を任意の位置に吐出する。さらに、制御部60が、第2ヘッドドライバー74ないし第5ヘッドドライバー77に制御信号を送信し、第2ヘッドドライバー74ないし第5ヘッドドライバー77が第2ヘッドユニット17bないし第5ヘッドユニット17eを吐出駆動する。これにより、第2ヘッドユニット17bないし第5ヘッドユニット17eがブラックインクおよびカラーインクを吐出する。このようにして、記録媒体Sに印刷画像が直接形成される。
一方、オペレーターがモード選択部50において「第2印刷モード」を選択すると、制御部60が、第2反応液ドライバー72に制御信号を送信し、第2反応液ドライバー72が第2反応液吐出ユニット31bを吐出駆動する。これにより、第2反応液吐出ユニット31bが、第2反応液、すなわち、凝集剤の含有濃度が第1反応液より高い反応液を任意の位置に吐出する。さらに、制御部60が、第1ヘッドドライバー73ないし第5ヘッドドライバー77に制御信号を送信し、第1ヘッドドライバー73ないし第5ヘッドドライバー77が第1ヘッドユニット17aないし第5ヘッドユニット17eを吐出駆動する。これにより、第1ヘッドユニット17aがホワイトインクを吐出し、第2ヘッドユニット17bないし第5ヘッドユニット17eがブラックインクおよびカラーインクを吐出する。このようにして、記録媒体Sに下地が形成され、その上に印刷画像が形成される。
なお、第1印刷モードおよび第2印刷モードのいずれにおいても、必要に応じ、第6ヘッドユニット17fがオーバーコート液を吐出することが好ましい。
以上、第1実施形態の記録装置1によれば、記録媒体Sに対して、反応剤の含有濃度が相違する第1反応液および第2反応液を選択的に付与する反応液付与部3を備えたことで、反応剤の含有濃度が異なる反応液を、使い分けることができる。例えば、第2印刷モードでは、反応剤の含有濃度が高い第2反応液を吐出することで、第1印刷モードと同程度の量の反応液により、第1印刷モードよりも多い反応剤を記録媒体Sに付与することができる。したがって、気化促進部6の乾燥負荷を軽減することができる。
続いて、第2実施形態の記録装置100について説明する。第2実施形態の記録装置100は、第1実施形態の記録装置1と略同様の構成であるが、反応液付与部3が、単一の反応液吐出ユニット31を備えた点、および駆動部70が、切替弁ドライバー82と、を備えた点で、相違する。以下、異なる点を中心に説明する。
図5に示すように、第2実施形態の記録装置100の反応液付与部3は、反応液吐出ユニット31と、第1反応液が収容された第1反応液カートリッジ41と、第2反応液が収容された第2反応液カートリッジ42とを備えている。さらに、反応液付与部3は、上流端が第1反応液カートリッジ41に接続された第1反応液チューブ43と、上流端が第2反応液カートリッジ42に接続された第2反応液チューブ44と、下流端が反応液吐出ユニット31に接続された反応液供給チューブ45と、第1反応液チューブ43の下流端、第2反応液チューブ44の下流端、および反応液供給チューブ45の上流端が接続された流路切替弁46と、を備えている。
なお、流路切替弁46は、特許請求の範囲における「切替部」の一例である。また、第1反応液カートリッジ41は、特許請求の範囲における「第1反応液収容部」の一例であり、第2反応液カートリッジ42は、特許請求の範囲における「第2反応液収容部」の一例である。
流路切替弁46は、第1反応液チューブ43と反応液供給チューブ45とを連通する第1状態と、第2反応液チューブ44と反応液供給チューブ45とを連通する第2状態と、の間で、切替え可能に構成されている。流路切替弁46が第1状態に切り替わると、反応液吐出ユニット31に対して、第1反応液カートリッジ41から第1反応液が供給される。また、流路切替弁46が第2状態に切り替わると、反応液吐出ユニット31に対して、第2反応液カートリッジ42から第2反応液が供給される。
図6に示すように、駆動部70は、切替弁ドライバー82を備えている。切替弁ドライバー82は、制御部60からの制御信号に基づいて、流路切替弁46を第1状態または第2状態へ切り替える。また、反応液ドライバー81が、反応液吐出ユニット31を駆動する。
例えば、オペレーターがモード選択部50において「第1印刷モード」を選択すると、制御部60が、切替弁ドライバー82および反応液ドライバー81に制御信号を送信し、切替弁ドライバー82が、流路切替弁46を第1状態に切り替えると共に、反応液ドライバー81が、反応液吐出ユニット31を吐出駆動する。これにより、反応液吐出ユニット31が、第1反応液、すなわち、凝集剤の含有濃度が第2反応液より低い反応液を任意の位置に吐出する。
一方、オペレーターがモード選択部50において「第2印刷モード」を選択すると、制御部60が、切替弁ドライバー82および反応液ドライバー81に制御信号を送信し、切替弁ドライバー82が、流路切替弁46を第2状態に切り替えると共に、反応液ドライバー81が、反応液吐出ユニット31を吐出駆動する。これにより、反応液吐出ユニット31が、第2反応液、すなわち、凝集剤の含有濃度が第1反応液より高い反応液を任意の位置に吐出する。
なお、第2実施形態では、2種類の反応液が1つの反応液供給チューブ45を通る為に、流路切替弁46の切替直後には反応液が混じる可能性があるが、印刷領域以外に少量の反応液を吐出するフラッシングと呼ばれる動作をすることで、この問題は解決される。
以上、第2実施形態の記録装置100によれば、切替弁ドライバー82が流路切替弁46を第1状態に切り替えた場合に、反応液吐出ユニット31に第1反応液が供給され、反応液吐出ユニット31が第1反応液を記録媒体Sに吐出する。また、切替弁ドライバー82が、流路切替弁46を第2状態に切り替えた場合に、反応液吐出ユニット31に第2反応液が供給され、反応液吐出ユニット31が、第2反応液を記録媒体Sに吐出する。これにより、記録媒体Sに対して、第1反応液および第2反応液のいずれかを選択的に付与することができる。
続いて、第3実施形態の記録装置150について説明する。第3実施形態の記録装置150は、第1実施形態の記録装置1および第2実施形態の記録装置100と略同様の構成であるが、反応液付与部3が、ロールコーター方式と呼ばれるコーティング技法を採用している点で、相違する。以下、異なる点を中心に説明する。
図7に示すように、第3実施形態の記録装置150の反応液付与部3は、アニロックスローラー51と、第1ゴムローラー52と、第2ゴムローラー53と、第1反応液タンク54と、第2反応液タンク55と、タンク入替部58と、入替駆動部90と、を備えている。
アニロックスローラー51は、円柱形状のローラーで、網目状に凸部が形成されており、1つ1つの凸部(セル)に対し後述する第1ゴムローラー52と第2ゴムローラー53との間で反応液を定量且つ均一に転移するものである。アニロックスローラー51は、クロムメッキロールでも、セラミックロールでも良い。また、他の材質を使用したものであっても、反応液の転移が行えるものであれば良い。セルの形状は、六角形状のハニカムパターンでも、四角形状のダイヤパターンでも良い。また、他の形状であっても、反応液の転移が行えるものであれば良い。
第1ゴムローラー52は、円柱形状のゴム製のローラーで、後述する第1反応液タンク54または第2反応液タンク55に浸るように、アニロックスローラー51と接して設けられている。第1ゴムローラー52が回転することにより、第1ゴムローラー52と接しているアニロックスローラー51が回転し、反応液の転移が行われる。
第2ゴムローラー53は、第1ゴムローラー52と同様に、円柱形状のゴム製のローラーである。第2ゴムローラー53は、アニロックスローラー51および回転ドラム9の周面上の記録媒体Sと接して設けられている。アニロックスローラー51が回転することにより、アニロックスローラー51と接している第2ゴムローラー53が回転し、反応液の転移が行われる。また、第2ゴムローラー53に転移した反応液は、第2ゴムローラー53と接している記録媒体Sに対しても転移が行われる。これにより、記録媒体Sに反応液が塗布される。
第1反応液タンク54は、上面が開放された桶状の容器であり、第1反応液が容器内に入れられる。第1反応液タンク54は、第1ゴムローラー52が浸ることで、第1ゴムローラー52に第1反応液を転移する。
第2反応液タンク55は、第1反応液タンク54と同様に、上面が開放された桶状の容器であり、第2反応液が容器内に入れられる。第2反応液タンク55は、第1ゴムローラー52が浸ることで、第1ゴムローラー52に第2反応液を転移する。
タンク入替部58は、第1反応液タンク54および第2反応液タンク55が載置された回転テーブル56と、回転テーブル56を昇降させる昇降機構57と、を備えている。
入替駆動部90は、昇降機構57を駆動して、回転テーブル56を昇降させると共に、回転テーブル56を回転させる。これにより、第1ゴムローラー52に対して第1反応液タンク54と第2反応液タンク55とが入れ替わる。
例えば、オペレーターがモード選択部50において「第1印刷モード」を選択すると、制御部60が、入替駆動部90に制御信号を送信し、入替駆動部90が回転テーブル56を回転させ、第1ゴムローラー52が第1反応液タンク54へ浸る(図8参照)。これにより、反応液付与部3が、第1反応液、すなわち、凝集剤の含有濃度が第2反応液より低い反応液を任意の位置に塗布する。
一方、オペレーターがモード選択部50において「第2印刷モード」を選択すると、制御部60が、入替駆動部90に制御信号を送信し、入替駆動部90が回転テーブル56を回転させ、第1ゴムローラー52が第2反応液タンク55へ浸る。これにより、反応液付与部3が、第2反応液、すなわち、凝集剤の含有濃度が第1反応液より高い反応液を任意の位置に塗布する。
以上、第3実施形態の記録装置150によれば、入替駆動部90が回転テーブル56を回転させ、第1ゴムローラー52が第1反応液タンク54へ浸った場合に、第2ゴムローラー53に第1反応液が供給され、第2ゴムローラー53が第1反応液を記録媒体Sに塗布する。また、入替駆動部90が回転テーブル56を回転させ、第1ゴムローラー52が第2反応液タンク55へ浸った場合に、第2ゴムローラー53に第2反応液が供給され、第2ゴムローラー53が第2反応液を記録媒体Sに塗布する。これにより、記録媒体Sに対して、第1反応液および第2反応液のいずれかを選択的に付与することができる。
なお、回転テーブル56の回転については、入替駆動部90によるものでなくとも、オペレーターが手動で回転操作しても良い。また、反応液タンクを1つとし、反応液タンクの中身を第1反応液、第2反応液、とで入れ替える方式であってもよい。
第1実施形態の記録装置1および第2実施形態の記録装置100では、記録媒体Sに対して反応液を付与する反応液吐出部として、インクジェット方式で反応液を吐出するものを例に挙げたが、反応液吐出部の態様はこれに限定されるものではなく、例えば、噴霧ヘッドから記録媒体Sに向けて反応液をスプレー状に吐出する態様でもよい。また、反応液付与部3としては、反応液を吐出するものに限らず、例えば、第3実施形態の記録装置150のようにロールコーター方式を採用したものでも良く、塗布ローラーにより記録媒体Sに反応液を塗布する態様でもよい。
第1実施形態の記録装置1、第2実施形態の記録装置100および第3実施形態の記録装置150では、2種類の反応液を使い分けているが、3種類以上の反応液を使い分けてもよい。
また、第1実施形態、第2実施形態および第3実施形態では、ドラム搬送タイプの記録装置1、100、150に本願発明を適用した例について説明したが、これに限定されるものではなく、図9に示したような、フラット搬送タイプの記録装置200にも適用できる。第4実施形態に係る記録装置200は、記録媒体Sに反応液を噴霧する反応液噴霧部210と、インクジェットヘッドで構成された複数の記録ヘッド212を有するキャリッジユニット211と、キャリッジユニット211を記録媒体Sの送り方向であるX軸方向に移動させるX軸テーブル213と、X軸テーブル213に搭載され、キャリッジユニット211をY軸方向に微小に移動させるY軸テーブル(図示省略)と、キャリッジユニット211に対峙するようにベースプレート203上に配設されたプラテン215と、記録媒体Sを、繰出し部206からプラテン215に送り込むと同時にプラテン215から巻取り部207に送り出す紙送り機構216と、を有している。反応液噴霧部210は、記録媒体Sに第1反応液をスプレー状に吐出する第1噴霧ヘッド221と、記録媒体Sに第2反応液をスプレー状に吐出する第2噴霧ヘッドと、第1噴霧ヘッド221と第2噴霧ヘッド222とを選択的に駆動する噴霧駆動部223とを備えている。
2…送り部、7…繰出しリール、8…巻取りリール、9…回転ドラム、11…上流側送りローラー、12…上流側ガイドローラー、13…下流側ガイドローラー、14…下流側送りローラー、15…第1折返しローラー、16…第2折返しローラー、3…反応液付与部、31…反応液吐出ユニット、33…反応液吐出ヘッド、34…反応液吐出ノズル、5…インク吐出部、17…ヘッドユニット、18…インク吐出ヘッド、19…インク吐出ノズル、1…記録装置、100…記録装置、150…記録装置、200…記録装置

Claims (10)

  1. 記録媒体を送る送り部と、
    前記記録媒体に対して、インクと反応する反応剤を含有する第1反応液および前記反応剤を前記第1反応液よりも高い含有濃度で含有する第2反応液のいずれかの反応液を選択的に付与する反応液付与部と、
    前記反応液付与部よりも前記記録媒体の送り方向の下流に位置し、前記記録媒体に対して、前記インクを吐出するインク吐出部と、
    を備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 第1印刷モードおよび第2印刷モードからいずれかのモードを選択するためのモード選択部、をさらに備え、
    前記第1印刷モードが選択された場合、
    前記反応液付与部は、前記記録媒体に対し、前記第1反応液を付与し、
    前記第2印刷モードが選択された場合、
    前記反応液付与部は、前記記録媒体に対し、前記第2反応液を付与することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記第1印刷モードが選択された場合、
    前記インク吐出部は、前記記録媒体に対し、前記インクとして、印刷画像となる画像インクおよび前記印刷画像の下地となる下地インクのうち前記画像インクのみを吐出し、
    前記第2印刷モードが選択された場合、
    前記インク吐出部は、前記記録媒体に対し、前記インクとして、前記画像インクおよび前記下地インクを吐出することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記インク吐出部は、前記下地インクとして、ホワイトインクおよびメタリックインクの少なくとも一方を吐出し、前記画像インクとして、カラーインクおよびブラックインクを吐出することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 前記インク吐出部よりも前記記録媒体の送り方向の下流に位置し、前記記録媒体に対して風を送る送風部、および、前記記録媒体を加熱する加熱部、の少なくとも一方を有し、前記記録媒体に付与された、前記反応液の溶媒および前記インクの溶媒の気化を促進する気化促進部、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項3または4に記載の記録装置。
  6. 前記反応液付与部は、前記記録媒体の任意の位置に、前記第1反応液および前記第2反応液のいずれかを選択的に吐出する反応液吐出部、を有することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の記録装置。
  7. 前記反応液吐出部は、
    前記第1反応液を吐出する第1反応液吐出ヘッドと、
    前記第2反応液を吐出する第2反応液吐出ヘッドと、
    を含むことを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  8. 前記反応液付与部は、
    前記第1反応液が収容された第1反応液収容部と、
    前記第2反応液が収容された第2反応液収容部と、
    前記反応液吐出部に対して、前記第1反応液収容部から前記第1反応液が供給される第1状態と、前記反応液吐出部に対して、前記第2反応液収容部から前記第2反応液が供給される第2状態と、を切り替える切替部と、
    をさらに有することを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  9. 前記反応液付与部は、前記反応剤として、前記インクと反応することで前記記録媒体への前記インクの定着を促進するものを含有する反応液を前記記録媒体に付与することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の記録装置。
  10. モード選択部により第1印刷モードおよび第2印刷モードからいずれかのモードを選択するステップと、
    記録媒体に対して、インクと反応する反応剤を含有する反応液を付与するステップと、
    前記記録媒体に対して、前記インクを吐出するステップと、を実行し、
    モードを選択するステップにおいて、前記第1印刷モードが選択された場合、前記反応液を付与するステップにおいて、第1反応液を付与し、
    モードを選択するステップにおいて、前記第2印刷モードが選択された場合、前記反応液を付与するステップにおいて、前記反応剤を前記第1反応液よりも高い含有濃度で含有する第2反応液を付与することを特徴とする記録方法。
JP2014009322A 2014-01-22 2014-01-22 記録装置および記録方法 Pending JP2015136847A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014009322A JP2015136847A (ja) 2014-01-22 2014-01-22 記録装置および記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014009322A JP2015136847A (ja) 2014-01-22 2014-01-22 記録装置および記録方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015136847A true JP2015136847A (ja) 2015-07-30

Family

ID=53768193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014009322A Pending JP2015136847A (ja) 2014-01-22 2014-01-22 記録装置および記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015136847A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021091164A (ja) * 2019-12-11 2021-06-17 コニカミノルタ株式会社 画像形成方法および画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021091164A (ja) * 2019-12-11 2021-06-17 コニカミノルタ株式会社 画像形成方法および画像形成装置
JP7451983B2 (ja) 2019-12-11 2024-03-19 コニカミノルタ株式会社 画像形成方法および画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8262217B2 (en) Inkjet recording apparatus and method
JP4852248B2 (ja) 画像形成装置
JP2010100014A (ja) 記録装置、及びターゲットの乾燥方法
JP2009012394A (ja) 画像形成装置、泡状液体を被塗布部材に塗布する装置及びその方法
CN101883682B (zh) 图像形成设备和泡沫涂布装置
JP2016030356A (ja) 印刷装置、印刷方法、印刷物
JP6264860B2 (ja) 記録装置
JP5035036B2 (ja) 記録装置
JP2009051118A (ja) インクジェット記録装置及び記録方法
JP2015136847A (ja) 記録装置および記録方法
JP6848860B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2009286049A (ja) 画像形成装置
JP5803089B2 (ja) 流体噴射装置
JP5263427B2 (ja) 記録装置及び記録方法
JP6641890B2 (ja) 印刷装置および印刷方法
JP2011051735A (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP2014188816A (ja) 記録装置
JP2015134460A (ja) 記録装置および記録方法
JP5605049B2 (ja) 記録装置
JP6026837B2 (ja) インクジェット装置およびインクジェット方法
JP2020100008A (ja) 媒体製造装置、及び、媒体
JP5288034B2 (ja) 画像形成装置
JP7413510B2 (ja) 搬送装置、印刷装置及び搬送方法
JP7320077B2 (ja) 印刷装置及び方法並びに印刷物製造方法
JP2020040365A (ja) 払拭装置、ヘッドメンテナンス装置、液体を吐出する装置