JP2015133046A - 撮像装置、画像管理装置、画像管理システム及び画像管理プログラム - Google Patents

撮像装置、画像管理装置、画像管理システム及び画像管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 患者を撮影した画像に、確実かつ簡便な方法で患者情報を対応づける。【解決手段】 患者を撮影する撮像装置であって、撮影手段と、位置情報取得手段と、送信手段と、受信手段と、画像記録手段とを備える。撮影手段は、前記患者を撮影する。位置情報取得手段は、前記撮像装置の位置情報を取得する。送信手段は、前記取得した位置情報をサーバに送信する。受信手段は、前記位置情報から特定された前記患者の情報を、前記サーバから受信する。画像記録手段は、前記患者の情報と前記撮影された撮影画像とを対応づけて記録する。【選択図】 図1

Description

本発明は、撮影画像に被写体の識別情報を対応づける撮像装置、画像管理装置、画像管理システム及び画像管理プログラムに関する。
近年、病院において、患者の創傷などの状態の管理のためにデジタルカメラが使用されている。個々の患者の状態を管理するためには、デジタルカメラで撮影した画像に患者氏名や患者IDのような患者を識別する患者情報を確実かつ簡便な方法で対応づけられることが重要である。
撮影画像に患者情報を対応づける方法として、患者IDをキーボードやタッチパネルなどの入力装置によって入力して対応づける方法がある。そのほかの従来の技術として、次に挙げる技術が存在している。
特許文献1は、患者IDの入力を簡略化するため、コンピュータに患者IDの入力装置を備え、IDカードからバーコードリーダなどの入力装置によって患者IDの入力を行う技術を開示する。コンピュータは患者IDをもとに医療データベースから患者情報を取得し、デジタルカメラに送信する。デジタルカメラで撮影した画像のヘッダ部分に患者IDが埋め込まれ、その画像ファイルは医療データベースに送信される。
特許文献2は、被写体の識別情報の入力のため、デジタルカメラでバーコードを撮影して患者IDを取得する技術を開示する。また、デジタルカメラの位置情報を取得し、スケジュールデータベースにもとづいてID情報の有効性を判断する技術を開示する。
特許第4397128号公報 特許第4745974号公報
本発明の課題は、より使いやすい方法で被写体の患者情報を特定し、撮影画像に対応づけて記録できるようにすることである。
特許文献1の技術ではIDカードや入力装置を用意する必要がある。また、IDカードを入力装置で読み取る手順があり、操作が煩雑である。
特許文献2の技術では、バーコードをデジタルカメラで撮影する手順が必要となり、操作が煩雑である。
前記課題を解決するため、本発明に係る撮像装置は、患者を撮影する撮像装置であって、
前記患者を撮影する撮影手段と、
前記撮像装置の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記取得した位置情報をサーバに送信する送信手段と、
前記サーバから、前記位置情報から特定された前記患者の情報を受信する受信手段と、
前記患者の情報と前記撮影された撮影画像とを対応づけて記録する画像記録手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る画像管理装置は、患者を撮影した位置を表す位置情報を受信する受信手段と、
位置範囲と患者の情報とを対応づけてあらかじめ記憶する記憶手段と、
前記受信した位置情報に応じて前記記憶手段を検索して、1つの患者の情報を特定する特定手段と、
前記特定された患者の情報を、前記位置情報の送信元に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
撮影画像は、患者情報と対応づけられた状態で、撮像装置の内部の画像記録部や撮像装置の外部の画像管理装置などに保存される。
本発明によれば、キーボードやタッチパネルなどで患者IDを入力する際の入力ミスや患者取り違えの可能性を低減することができる。また、キーボード入力やバーコード読み取りの手順を必要としないため、患者の撮影業務をより効率的に進めることができる。
実施形態1におけるデジタルカメラの動作を説明するための模式図である。 実施形態1におけるデジタルカメラ内の機能の構成を示す機能ブロック図である。 実施形態1におけるベッド/エリア範囲テーブルの例である。 実施形態1におけるベッド/患者テーブルの例である。 実施形態1における撮影から患者情報の対応づけまでの流れを示すフローチャートである。 実施形態2におけるデジタルカメラ及び画像管理サーバからなるシステムの動作を説明するための模式図である。 実施形態2におけるエリア/エリア範囲テーブルの例である。 実施形態2における電子カルテの例である。 実施形態2における位置情報及び撮影時刻から患者を特定し撮影画像に対応づける流れを示すフローチャートである。 実施形態2における位置情報及び撮影者情報から患者を特定し撮影画像に対応づける流れを示すフローチャートである。 実施形態1におけるサーバの機能の構成を示す機能ブロック図である。
[実施形態1]
本発明に係る撮像装置、画像管理装置、及び画像管理システムについて、実施形態に基づいてさらに詳しく説明する。
本発明に係る撮像装置は、患者を撮影する撮像装置であって、
前記患者を撮影する撮影手段と、
前記撮像装置の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
前記取得した位置情報をサーバに送信する送信手段と、
前記サーバから、前記位置情報から特定された前記患者の情報を受信する受信手段と、
前記患者の情報と前記撮影された撮影画像とを対応づけて記録する画像記録手段と、を備えることを特徴とする。
また本発明に係る画像管理装置は、患者を撮影した位置を表す位置情報を受信する受信手段と、
位置範囲と患者の情報とを対応づけてあらかじめ記憶する記憶手段と、
前記受信した位置情報に応じて前記記憶手段を検索して、1つの患者の情報を特定する特定手段と、
前記特定された患者の情報を、前記位置情報の送信元に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明における「対応づける」とは、画像を情報とともに記憶または保存することを指す。例えば、画像ファイルのヘッダ部分に情報を記録することである。あるいは、データベースに画像を保存するときに、画像と情報を同じレコードに含めることである。
「位置範囲と患者の情報とを対応づけてあらかじめ記憶する」とは、「位置範囲」とその位置範囲に対応する「患者の情報」とを単一のテーブルの同じレコードに記憶することを含む。また、後述するように、別々のテーブルに記憶されている「位置範囲」と「患者の情報」とが、「ベッド」の名称をキーとして、つまり位置範囲からベッドが特定され、ベッドから患者情報が特定可能なように記憶することも含む。
実施形態1では、入院病棟(施設)において入院患者(患者)をデジタルカメラ(撮像装置)で撮影し、デジタルカメラの位置情報を医療情報サーバ(画像管理装置)に送信する。医療情報サーバは位置情報を受信し、デジタルカメラの位置情報に基づいて撮影した患者情報(患者の情報)を特定し、特定した患者情報をデジタルカメラに送信する。デジタルカメラは患者情報を受信し、受信した患者情報を撮影画像に対応づける。
図1は、デジタルカメラ103の動作を説明するための模式図である。病室102(202号室)にはベッド107(202号室−A)〜112(202号室−F)が置かれている。入院患者113(鈴木太郎)はベッド107(202号室−A)を、入院患者114(佐藤二郎)はベッド109(202号室−C)を、入院患者115(田中三郎)はベッド111(202号室−E)を使用する。
医療情報サーバ104は入院患者の情報を含むサーバである。画像管理サーバ105はデジタルカメラ103の撮影画像を保存し管理する。デジタルカメラ103、医療情報サーバ104及び画像管理サーバ105はLAN(Local Area Network)106で結ばれている。デジタルカメラ103はGPS(Global Positioning System)衛星101からの信号を受信することによってデジタルカメラの位置情報(緯度、経度)を取得する。
なお、位置情報の取得はGPSのほか、IEEE(The Institute of
Electrical and Electronic Engineers)802.11nなどの無線LANによっても実現可能である。また、RFID(Radio Frequency Identification) によっても実現可能である。デジタルカメラ103は入院患者113(鈴木太郎)を撮影するため、ベッド107(202号室−A)のそばにある。
無線LANによって位置情報を取得する場合は、撮影時刻または撮影時刻とみなしうる時刻(撮影時刻の前後数秒間)に、デジタルカメラがアクセスしていた無線LANアクセスポイント(無線LAN親機)の位置情報をデジタルカメラの位置情報とみなす。無線LANアクセスポイントの位置情報をデジタルカメラの位置情とみなし得るためには、無線LANアクセスポイントと撮影エリア(例えば後述の処置室、検査室)とが一対一に対応していなければならない。
もし複数の撮影エリア(例えば後述の処置室102号室と検査室103号室)から共通のアクセスポイントへアクセスできてしまったら、無線LANアクセスポイントの位置情報をデジタルカメラの位置情とみなすことはできない。
図2は、デジタルカメラ201内の機能の構成を示す機能ブロック図である。ここに示す構成はハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって実現できるものであって、一つの機能ブロックが一つのハードウェアに対応するものではない。
撮像部203は不図示のA/D変換器や画像信号処理部を備え、CCD(Charge
Coupled Device)などの受光素子202から受けた信号を画像にする。撮像部203で得た画像は画像圧縮処理部204によってJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式などでデータ圧縮される。そして主記憶部(RAM: Random Access Memory)209に一時的に保持される。
圧縮した画像は最終的に不図示のフラッシュメモリを備えた画像記録部207に記録され保存される。位置情報取得部206は、アンテナ205を通じてGPS衛星から受けた信号を処理し、デジタルカメラ201の現在の位置情報を取得する。現在時刻を刻むRTC(Real Time Clock)208は、撮影画像に撮影時刻を対応づけるために用いられる。表示部211は撮影画像や患者情報をモニタ212に表示する。
撮影者は、シャッタを切る、撮影者情報を入力するなどの操作を操作部214によって行う。操作部214での操作はI/O(Input / Output)213を通じて伝えられる。通信部215はIEEE 802.11nなどの通信インタフェース216を通じてLAN通信を行う。撮像部203、画像圧縮処理部204、位置情報取得部206、画像記録部207、RTC208、主記憶部209、表示部211、I/O213及び通信部215の各機能ブロックは、バス217に接続され、制御部210によって制御される。
図11は、サーバ1100内の機能の構成を示す機能ブロック図である。ここに示す構成は医療情報サーバ及び画像管理サーバに共通する。
通信部1105はIEEE 802.11nなどの通信インタフェース1106を通じてLAN通信を行う。ROM(Read Only Memory)1102、RAMなどの主記憶部1103、HDD(Hard
Disk Drive)などの補助記憶部1104、及び特定部1107は、バス11108に接続され、制御部1101によって制御される。
図3は、ベッド/エリア範囲テーブルの例である。「202号室−A」、「202号室−B」などのベッドの名称は、複数のエリアの各々を識別可能な情報の一例である。エリア範囲は位置範囲の一例である。例えば、「139.1234」は経度の一例であり、「35.5678」は緯度の一例である。そして、「139.1234,35.5678〜139.1235,35.5679」は「139.1234,35.5678」と「139.1235,35.5679」とを結ぶ直線を対角線とする長方形を意味する。
ベッド/エリア範囲テーブルは医療情報サーバ104の補助記憶部があらかじめ記憶する。このテーブルは、ベッド301と、ベッドが占めるエリア範囲302との対応を示すものである。
図3のテーブルによると、例えば位置「139.1234,35.5678」は、「139.1234,35.5678〜139.1235,35.5679」に含まれるため、ベッド「202号室−A」に対応することが分かる。
図4は、ベッド/患者テーブルの例である。このベッド/患者テーブルは患者の情報の一例である。患者の氏名は、患者の情報の一例である。ベッド/患者テーブルは医療情報サーバ104の補助記憶部があらかじめ記憶する。このテーブルは、ベッドとそのベッドを利用する患者の患者情報との対応を示すものである。図4の例では、テーブルはベッド401と患者氏名402との対応を示す。患者確認の利便性及び確実性のため、テーブルには患者氏名402のほか、患者の性別、氏名、生年月日及び病院における一意のIDが含まれるようにしてもよい。
図4のテーブルによると、例えばベッド「202号室−A」を使用する患者は「鈴木太郎」であることが分かる。
図5は、撮影から患者情報の対応づけまでの流れを示すフローチャートである。ここでは、ベッド「202号室−A」を使用する患者「鈴木太郎」を位置「139.1234, 35.5678」で撮影する場合の例で説明する。
まず、デジタルカメラで患者「鈴木太郎」を撮影する(ステップS501)。撮影と同時に、デジタルカメラの位置情報取得部206がデジタルカメラの現在位置を取得する(ステップS502)。デジタルカメラは、医療情報サーバにステップS502で取得した位置情報を送信する(ステップS503)。
医療情報サーバは位置情報を受信する(ステップS504)。医療情報サーバはベッド/エリア範囲テーブルを用いて位置情報からベッドを特定する(ステップS505)。具体的には、図3のベッド/エリア範囲テーブルにより、位置「139.1234, 35.5678」を含むエリア範囲302から、ベッド「202号室−A」と特定する。
そして、ベッド/患者テーブルを用いてベッドから患者情報を特定する(ステップS506)。具体的には、図4のベッド/患者テーブルにより、ベッド401が「202号室−A」であることから、患者「鈴木太郎」と特定する。
医療情報サーバは特定した患者情報を、位置情報の送信元であるデジタルカメラへ送信する(ステップS507)。
デジタルカメラは位置情報に対応する患者情報を受信する(ステップS508)。最後に、デジタルカメラは撮影画像に患者情報を対応づける(ステップS509)。
なお、デジタルカメラは、患者情報が対応づけられた撮影画像を画像記録部207に保持することができる。また、通信部215を通じてLAN106上の画像管理サーバ105に送信することができる。また、モニタ212に患者情報の内容を表示することができる。
実施形態1では、デジタルカメラにて撮影画像と患者情報の対応づけを行っているが、撮影画像と患者情報の対応づけはサーバ上で行うようにしてもよい。
また、実施形態1では、医療情報サーバにて、1)ベッド/エリア範囲テーブルを検索して位置情報からベッドを特定し、2)ベッド/患者テーブルを検索してベッドから患者情報を特定している。しかし、これら1)及び2)をデジタルカメラにて行うようにしてもよい。
ところで、撮影は創傷などの経過を記録するために行われる。すなわち初めて撮影する場合を除き、同じ部位が過去に撮影されているはずである。したがって、過去にその患者を撮影した画像(過去画像)の中からいま撮影した画像に類似する画像が存在するかどうか検索する検索手段を設け、この検索手段によって検索しても類似する画像が存在しない場合は撮影者に警告を通知するようにしてもよい。
警告を通知することによって、撮影者は患者の取り違えや患者情報の特定の誤りの可能性を知ることができ有効である。過去に撮影した画像は画像記録部207または画像管理サーバ105に収められている。過去に撮影した画像といま撮影した画像の類似度を比較し、一定値を超えた場合に類似しているとみなす。
医療情報サーバ104と画像管理サーバ105を物理的に分かれた2つのサーバとして説明したが、物理的には1つのサーバが医療情報サーバ及び画像管理サーバとして機能を有するとしてもよい。
[実施形態2]
実施形態2では、病院の検査室において患者をデジタルカメラで撮影し、デジタルカメラの位置情報と撮影時刻に基づいて撮影した患者情報を特定し、撮影画像に対応づける例を示す。
図6は、デジタルカメラ603及び画像管理サーバ605からなるシステムの動作を説明するための模式図である。検査室602(103号室)に患者607がいる。医療情報サーバ604は電子カルテなどの情報を含むサーバである。画像管理サーバ605はデジタルカメラ603の撮影画像を保存し管理する。デジタルカメラ603、医療情報サーバ604及び画像管理サーバ605はLAN606で結ばれている。
デジタルカメラ603はGPS衛星601からの信号を受信することによってデジタルカメラの位置情報を取得する。デジタルカメラ603は患者607を撮影するため、検査室602(103号室)の中にある。デジタルカメラ603の機能ブロック図は図2と同様であるため省略する。
医療情報サーバ604及び画像管理サーバ605の機能ブロック図は図11と同様であるため省略する。
図7は、エリア/エリア範囲テーブルの例である。「処置室102号室」、「検査室103号室」などのエリアの名称は、複数のエリアの各々を識別可能な情報の一例である。エリア/エリア範囲テーブルは医療情報サーバ604の補助記憶部があらかじめ記憶する。このテーブルは、エリア701と、エリアが占めるエリア範囲702との対応を示すものである。
図7のテーブルによると、例えば位置「139.1239,35.5679」は「139.1238,35.5678〜139.1240,35.5680」に含まれるため、検査室103号室に対応することが分かる。
図8は、電子カルテの一部の情報を抽出した例である。電子カルテは医療情報サーバ604の補助記憶部が記憶する医療処置の記録である。図8の例では、エリアを利用した時刻801、利用したエリア802、患者氏名803、患者を担当した担当者氏名804の情報を含む。図8の情報によると、例えば「15時50分」に「検査室103号室」を使用していた患者は「高橋良子」で、その患者の担当者は「渡辺五郎」あることが分かる。エリアを利用した時刻801は撮影時刻範囲の一例である。担当者氏名804は撮影予定者の一例である。
図9は、位置情報及び撮影時刻から患者を特定し撮影画像に対応づける流れを示すフローチャートである。ここでは、エリア「検査室103号室」を使用する患者「高橋良子」を位置「139.1239, 35.5679」で15時50分に撮影する場合の例で説明する。
まず、デジタルカメラで患者「高橋良子」を撮影する(ステップS901)。撮影と同時に、デジタルカメラのRTC208から撮影時刻として現在時刻を取得する(ステップS902)。
また、撮影と同時にデジタルカメラの位置情報取得部206からデジタルカメラの現在位置を取得する(ステップS903)。その後、デジタルカメラは、ステップS901で撮影した撮影画像、ステップS902で取得した撮影時刻、ステップS903で取得した位置情報を画像管理サーバに送信する(ステップS904)。
画像管理サーバは撮影画像、位置情報及び撮影時刻を受信する(ステップS905)。画像管理サーバは撮影した患者の患者情報を問い合わせるため、医療情報サーバへ位置情報及び撮影時刻を送信する(ステップS906)。
医療情報サーバは位置情報及び撮影時刻を受信する(ステップS907)。医療情報サーバはエリア/エリア範囲テーブルを用いて位置情報から撮影エリアを特定する(ステップS908)。具体的には、図7のエリア/エリア範囲テーブルにより、位置「139.1239, 35.5679」を含むエリア範囲702から、撮影エリアを「検査室103号室」と特定する。
そして、電子カルテを用いて撮影時刻及び撮影エリアから患者情報(患者氏名)を特定する(ステップS909)。具体的には、図8の電子カルテにより、時刻801が15時50分を含むことかつエリア802が「検査室103号室」であることから、患者「高橋良子」と特定する。
医療情報サーバは特定した患者情報を画像管理サーバへ送信する(ステップS910)。
画像管理サーバは位置情報及び撮影時刻に対応する患者情報を受信する(ステップS911)。最後に、画像管理サーバは撮影画像に患者情報を対応づけて保存する(ステップS912)。
実施形態2ではサーバ上で撮影画像と患者情報の対応づけを行っているが、撮影画像と患者情報の対応づけはデジタルカメラにて行うようにしてもよい。
ところで、実施形態2では位置情報及び撮影時刻から患者を特定する例を示したが、撮影時刻ではなく撮影者の情報を利用して特定してもよい。また、撮影時刻と撮影者情報を併用して特定してもよい。
図10は、位置情報及び撮影者情報から患者を特定し撮影画像に対応づける流れを示すフローチャートである。ここでは、撮影者「渡辺五郎」がエリア「検査室103号室」を使用する患者「高橋良子」を位置「139.1239, 35.5679」で撮影する場合の例で説明する。まず撮影の前に、デジタルカメラの操作部214で撮影者「渡辺五郎」の情報を入力する(ステップS1001)。そしてデジタルカメラで患者「高橋良子」を撮影する(ステップS1002)。
ステップS1003〜1008の流れはステップS903〜908の流れとほぼ同様であるが、ステップS904〜907、909の「撮影時刻」がステップS1004〜1007、1009では「撮影者情報」である点が異なる。
そして、電子カルテを用いて撮影エリア及び撮影者情報から患者情報を特定する(ステップS1009)。具体的には、図8の電子カルテにより、エリア802が「検査室103号室」かつ担当者氏名804が「渡辺五郎」であることから、患者「高橋良子」と特定する。
以降、ステップS1010〜1012の流れはステップS910〜912の流れと同様である。
実施形態1及び実施形態2では病院で患者を撮影する例を示したが、これらの実施形態は本発明を実施する施設や被写体の種類を限定するものではない。例えば、介護施設において撮影画像に写っている入所者を特定することも可能である。また、患者宅に医師が訪問する訪問医療などにおいて、患者宅にて患部を撮影する場合などにも適用可能である。
また、実施形態1では、図3,4に示す2つのテーブルを用いる例を示したが、本発明はこの例によって限定されるものではなく、エリア範囲302と患者氏名402とを直接結び付けたテーブルを用いることとしてもよい。
[その他の実施形態]
以上、実施形態を詳述したが、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
101 GPS衛星
102 病室(202号室)
103 デジタルカメラ
104 医療情報サーバ
105 画像管理サーバ
106 LAN
107〜112 ベッド(202号室−A〜202号室−F)
113 入院患者(鈴木太郎)
114 入院患者(佐藤二郎)
115 入院患者(田中三郎)
601 GPS衛星 602 検査室(103号室)
603 デジタルカメラ 604 医療情報サーバ
605 画像管理サーバ 606 LAN
607 患者
1100 サーバ 1101 制御部(CPU)
1102 ROM 1103 主記憶部(RAM)
1104 補助記憶部(HDD) 1105 通信部
1106 通信インタフェース

Claims (8)

  1. 患者を撮影する撮像装置であって、
    前記患者を撮影する撮影手段と、
    前記撮像装置の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記取得した位置情報をサーバに送信する送信手段と、
    前記サーバから、前記位置情報から特定された前記患者の情報を受信する受信手段と、
    前記患者の情報と前記撮影された撮影画像とを対応づけて記録する画像記録手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画像記録手段に記録されている過去に撮影された画像の中から前記撮影画像に類似する画像を検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索しても、前記撮影画像に類似する画像が見つからないときに、撮影者に警告を通知する通知手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 患者を撮影した位置を表す位置情報を受信する受信手段と、
    位置範囲と患者の情報とを対応づけてあらかじめ記憶する記憶手段と、
    前記受信した位置情報に応じて前記記憶手段を検索して、1つの患者の情報を特定する特定手段と、
    前記特定された患者の情報を、前記位置情報の送信元に送信する送信手段と、を備えることを特徴とする画像管理装置。
  4. 患者を撮影した撮影画像、及び前記患者を撮影した位置を表す位置情報を受信する受信手段と、
    位置範囲と患者の情報とを対応づけてあらかじめ記憶する記憶手段と、
    受信した前記位置情報に応じて前記記憶手段を検索して、1つの患者の情報を特定する特定手段と、
    特定した前記患者の情報と受信した前記撮影画像とを対応づける対応づけ手段と
    を備えることを特徴とする画像管理装置。
  5. 前記受信手段が、前記撮影画像を撮影した時刻を表す撮影時刻をさらに受信し、
    前記記憶手段が、前記位置範囲と前記患者の情報とにさらに撮影時刻範囲を対応づけてあらかじめ記憶し、
    前記特定手段が、受信した前記位置情報と受信した前記撮影時刻とに応じて前記記憶手段を検索して、1つの患者の情報を特定する、ことを特徴とする請求項4に記載の画像管理装置。
  6. 前記受信手段が、前記撮影画像を撮影した撮影者の情報をさらに受信し、
    前記記憶手段が、前記位置範囲と前記患者の情報とにさらに撮影予定者の情報を対応づけてあらかじめ記憶し、
    前記特定手段が、受信した前記位置情報と受信した前記撮影者の情報とに応じて前記記憶手段を検索して、1つの患者の情報を特定する、ことを特徴とする請求項4に記載の画像管理装置。
  7. 患者を撮影する撮像装置であって、
    前記患者を撮影する撮影手段と、
    前記撮像装置の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記撮影した撮影画像と位置情報とを画像管理装置に送信する送信手段と
    を備える撮像装置と、
    前記撮像装置から前記撮影画像と前記位置情報とを受信する受信手段と、
    位置範囲と患者の情報とを対応づけてあらかじめ記憶する記憶手段と、
    受信した前記位置情報に応じて前記記憶手段を検索して、1つの患者の情報を特定する特定手段と、
    特定した前記患者の情報と受信した前記撮影画像とを対応づける対応づけ手段と
    を備える画像管理装置と、
    を有することを特徴とする画像管理システム。
  8. コンピュータを、請求項4乃至6のいずれか1項に記載の画像管理装置の各手段として機能させるためのプログラム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017194807A (ja) * 2016-04-20 2017-10-26 コニカミノルタ株式会社 往診端末装置及びプログラム
JP2019185282A (ja) * 2018-04-06 2019-10-24 佐鳥電機株式会社 管理システム及び管理方法

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