JP2015128038A - プラグ型dcコネクタ及びdcコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】給電路の一部を構成するケーブルの途中にヒューズを挿入する面倒なハーネス加工を不要とし、極性を取り違えてケーブルを誤接続することを防止する。
【解決手段】ハウジング11は、前方に開放する二つの開口部113を有すると共に、突出部114を設けることによりプラグ側誤嵌合防止部を外表面に有する。コンタクト13は、開口部113の内部に配置され、接続部131を備える。コンタクト14は、コンタクト13の後方に配置され、ケーブル16の導電部161に接続する接続部141を備える。コンタクト15は、開口部113の内部に配置され、接続部151と接続部154とを備える。ヒューズ17は、ハウジング11に収納され、コンタクト13とコンタクト14とを接続する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電源から電子機器に給電する給電路に設けられるプラグ型DCコネクタ及びDCコネクタに関する。
現在、サーバー等の電子機器への給電に関して、これらの電子機器をラックに搭載し、同じくラックに搭載した集中電源からバスバーを介して電子機器に給電する給電路の給電構造が知られている。
特許文献1は、電子機器の給電構造に関し、電子機器ユニットと直流電源ユニットとをラックに収納し、前記直流電源ユニットから前記電子機器ユニットに給電する電子機器の給電構造において、前記直流電源ユニットを前記ラックの中央部に収納し、前記直流電源ユニットの電源出力部から前記電子機器ユニットの電源入力部までの給電経路を給電バーによって形成し、かつ弾性力により接点が付勢されたコネクタによって前記給電バーと前記電源出力部及び前記給電バーと前記電源入力部とがそれぞれ電気的に接続されるように構成したものである。
従って特許文献1の電子機器の給電構造においては、給電路の大部分が、電子機器ユニットの電源入力部及び直流電源ユニットの電源出力部に延びる分岐部を備えた太い銅の棒材である給電バーで構成されるものであること、並びに、該直流電源ユニットがラックの中央部に収納されるものであることから、給電路のインピーダンスが低くなるとされており、これは確かであると思われるが、電子機器ユニット及び直流電源ユニットの配置を特定し、更に前者の電源入力部の位置及び後者の電源出力部の位置に合わせて給電バーの分岐部を構成する必要があるなど、汎用性に欠けるという課題がある。
特許文献2は、サーバーラック及びサーバーラックの給電方法に関し、前者のサーバーラックは、複数のサーバーを搭載するサーバーラックであって、前記複数のサーバー間に一定間隔で配置され、それぞれが1以上の前記サーバーに電力を供給する複数の集中電源ユニットと、前記サーバーと前記集中電源ユニットとを接続する直流電源ケーブルとを有し、前記直流電源ケーブルは、各サーバーと前記集中電源ユニットとを所定の距離範囲内で接続することとしたものであり、
後者のサーバーラックの給電方法は、複数のサーバーを搭載するサーバーラックの給電方法であって、前記複数のサーバー間に一定間隔で集中電源ユニットを配置し、それぞれの前記集中電源ユニットに1以上の前記サーバーに電力を供給させ、前記サーバーと前記集中電源ユニットとの間を所定の距離範囲内の直流電源ケーブルで接続するようにした給電方法である。
特許文献2の給電方法においては、集中電源ユニットとサーバーとを直流電源ケーブルを用いて接続するため、汎用性を有する。また、特許文献2の直流電源ケーブルを用いて給電する給電路の給電構造においては、給電路に大電流が流れるため、通常、これらの直流電源ケーブルの途中にヒューズを挿入することが必須となっている。
特開平10−224915号公報 特開2011−229281号公報
しかしながら、特許文献2においては、ケーブルの途中にヒューズを挿入するためハーネス加工が面倒であり、また、極性を取り違えてケーブルを誤接続する可能性があるという課題を有する。
本発明の目的は、給電路の一部を構成するケーブルの途中にヒューズを挿入する面倒なハーネス加工を不要とし、極性を取り違えてケーブルを誤接続することを防止するプラグ型DCコネクタ及びDCコネクタを提供することである。
本発明に係るプラグ型DCコネクタは、電源から電子機器に給電する給電路に設けられるプラグ型DCコネクタであって、前方に開放する二つの開口部を有すると共に、相手側コネクタとの誤嵌合を防止するためのプラグ側誤嵌合防止部を外表面に有する絶縁性のハウジングと、前記ハウジングに固定され、前記二つの開口部のうちの一方の内部に配置されて前記相手側コネクタの第1の相手側コンタクトに接続する第1のプラグ側接続部を備える第1のプラグ側コンタクトと、前記ハウジングに固定されて前記第1のプラグ側コンタクトに対して離間して配置され、ケーブルの導電部に接続するケーブル接続部を備える第2のプラグ側コンタクトと、前記ハウジングに固定され、前記二つの開口部のうちの他方の内部に配置されて前記相手側コネクタの第2の相手側コンタクトに接続する第2のプラグ側接続部と、ケーブルの導電部に接続するケーブル接続部と、を備える第3のプラグ側コンタクトと、前記ハウジングに収納され、前記第1のプラグ側コンタクトと前記第2のプラグ側コンタクトとを接続するヒューズと、を有する。
本発明に係るDCコネクタは、ソケットと二つのプラグとからなり、前記二つのプラグは、各々その先端に開口する二つの開口部内に棒状コンタクトを有し、かつ該二つのプラグは相互にその一部に各々を特徴付ける特有の形状を有し、前記ソケットは二段重ね状態に開口した、前記二つのプラグを挿入するための二つのプラグ挿入口を有するハーネス側ユニットとサーバーラックのバスバーに接続するバスバー側ヘッダーとからなり、前記ハーネス側ユニットは、その二つのプラグ挿入口に、各々前記二つのプラグのうちの一方又は他方のみの挿入を可能とすべく、各々の一部に対応する各々を特徴付ける特有の形状に対応する形状を構成し、各プラグ挿入口内に前記二つの棒状コンタクトと嵌合する二つの筒状コンタクトを構成し、かつ該各二つの筒状コンタクトと前記バスバー側ヘッダーの端子部とを結合する導体の後端部を該バスバー側ヘッダーとの接合面に突出させ、更に陽極側の筒状コンタクトと該バスバー側ヘッダーの端子部を結合する導体の途中にヒューズを挿入することとし、他方、前記バスバー側ヘッダーには、前記ハーネス側ユニットとの接合面に、前記各導体の後端部を挿入させるスリットを構成し、かつ一端を該スリットに挿入させた導体の後端部に接触させ、他端を該接合面と反対側の面に突出して前記バスバーに接続する接続部となる端子部を構成したものである。
本発明によれば、給電路の一部を構成するケーブルの途中にヒューズを挿入する面倒なハーネス加工を不要にすることができると共に、極性を取り違えてケーブルを誤接続することを防止することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るプラグ型DCコネクタの斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係るプラグ型DCコネクタの平面図である。 図3は、図2のF−F線断面図である。 図4は、図2のG−G線断面図である。 図5は、図2のH−H線断面図である。 図6は、本発明の第1の実施形態に係るソケット型DCコネクタの斜視図である。 図7は、本発明の第1の実施形態に係るソケット型DCコネクタの平面図である。 図8は、図7のI−I線断面図である。 図9は、本発明の第1の実施形態におけるソケット型DCコネクタとプラグ型DCコネクタとが嵌合した状態の斜視図である。 図10は、図9のE−E線断面図である。 図11は、本発明の第2の実施形態におけるソケット型DCコネクタとプラグ型DCコネクタとが嵌合した状態の構成を示す図であり、図11(a)は、ソケット型DCコネクタとプラグ型DCコネクタとが嵌合した状態の平面図、図11(b)は、ソケット型DCコネクタとプラグ型DCコネクタとが嵌合した状態の正面図、図11(c)は、ソケット型DCコネクタとプラグ型DCコネクタとが嵌合した状態の右側面図である。 図12は、本発明の第2の実施形態におけるソケット型DCコネクタとプラグ型DCコネクタとが嵌合した状態の構成を示す図であり、図12(a)は、ソケット型DCコネクタとプラグ型DCコネクタとが嵌合した状態の背面図、図12(b)は、ソケット型DCコネクタとプラグ型DCコネクタとが嵌合した状態の正面側右斜め上方から見た斜視図、図12(c)は、図11(b)のA−A線断面図である。 図13は、本発明の第2の実施形態におけるソケット型DCコネクタとプラグ型DCコネクタとが嵌合した状態の背面斜め下方から見上げた斜視図である。 図14は、本発明の第2の実施形態に係るソケット型DCコネクタを右斜め上方から見下ろした分解斜視図である。 図15は、本発明の第2の実施形態に係るソケット型DCコネクタを右斜め下方から見上げた分解斜視図である。 図16は、本発明の第2の実施形態に係るソケット型DCコネクタの構成を示す図であり、図16(a)は、ソケット型DCコネクタの正面図、図16(b)は、ソケット型DCコネクタの平面図、図16(c)は、ソケット型DCコネクタの底面図、図16(d)は、ソケット型DCコネクタの右側面図である。 図17は、本発明の第2の実施形態に係るソケット型DCコネクタの構成を示す図であり、図17(a)は、図16(a)のB−B線断面図、図17(b)は、ソケット型DCコネクタの背面図、図17(c)は、ソケット型DCコネクタの右斜め上方から見下ろした斜視図、図17(d)は、ソケット型DCコネクタの右斜め下方から見上げた斜視図である。 図18は、本発明の第2の実施形態におけるソケット型DCコネクタの上方のプラグ挿入口に挿入されるプラグ型DCコネクタの構成を示す図であり、図18(a)は、プラグ型DCコネクタの正面図、図18(b)は、プラグ型DCコネクタの平面図、図18(c)は、プラグ型DCコネクタの背面図、図18(d)は、プラグ型DCコネクタの右側面図、図18(e)は、プラグ型DCコネクタの底面図、図18(f)は、プラグ型DCコネクタの左側面図である。 図19は、本発明の第2の実施形態におけるソケット型DCコネクタの上方のプラグ挿入口に挿入されるプラグ型DCコネクタの構成を示す図であり、図19(a)は、図18(a)のC−C線断面図、図19(b)は、プラグ型DCコネクタの右斜め上方から見下ろした斜視図、図19(c)は、プラグ型DCコネクタの右斜め下方から見上げた斜視図である。 図20は、本発明の第2の実施形態におけるソケット型DCコネクタの下方のプラグ挿入口に挿入されるプラグ型DCコネクタの構成を示す図であり、図20(a)は、プラグ型DCコネクタの正面図(ソケットのプラグ挿入口への挿入時は上下反転状態となる)、図20(b)は、プラグ型DCコネクタの背面図、図20(c)は、プラグ型コネクタの左側面図、図20(d)は、プラグ型DCコネクタの右側面図、図20(e)は、プラグ型DCコネクタの平面図、図20(f)は、プラグ型DCコネクタの底面図である。 図21は、本発明の第2の実施形態におけるソケット型DCコネクタの下方のプラグ挿入口に挿入されるプラグ型DCコネクタの構成を示す図であり、図21(a)は、図20(a)のD−D線断面図(ソケットのプラグ挿入口への挿入時は上下反転状態となる)、図21(b)は、プラグ型DCコネクタの右斜め上方から見下ろした斜視図、図21(c)は、プラグ型DCコネクタの右斜め下方から見上げた斜視図である。
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施形態につき、詳細に説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係るプラグ型DCコネクタ10a、10bの構成について、図1から図5を参照しながら詳細に説明する。
プラグ型DCコネクタ10a、10bは、ハウジング11と、カバー12と、コンタクト13と、コンタクト14と、コンタクト15と、ヒューズ17と、を有している。なお、プラグ型DCコネクタ10aとプラグ型DCコネクタ10bとは同一構成であるため、プラグ型DCコネクタ10aについてその構成の詳細を説明し、プラグ型DCコネクタ10bの構成の詳細な説明を省略する。
ハウジング11は、前方(図2の左方向)に開放する二つの開口部113を有している。ハウジング11は、前方に突出する突出部114を有し、突出部114を設けることにより外表面である前面が凹凸形状になっている。ハウジング11の前面には、この凹凸形状を設けることにより、後述するソケット型DCコネクタ20との誤嵌合を防止するための誤嵌合防止部が形成される。ハウジング11の左右両側面には、ハウジング11と一体のロック部111が設けられている。ロック部111は、ハウジング11の左右側面より片持ち状に後方に延設され、ハウジング11の左右側面との接続部117を支点に弾性変形可能である。ロック部111には、左右外方に突出する係止爪112が形成されている。ハウジング11は、コンタクト13の接続部134、コンタクト14、コンタクト15及びヒューズ17を内部に収納する収納部115を有している。ハウジング11の上面には、収納部115の内部を外部に開放する収納用開口部116が形成されている。ハウジング11は、絶縁性を有する材料により形成されている。
カバー12は、板状であり、ハウジング11の収納部115の上方を覆った状態でハウジング11にネジ18により固定されている。カバー12には、厚み方向に貫通して外部と収納部115とを連通する連通孔121が形成されている。連通孔121の前後方向(図2の左右方向)の両端側における左右方向(図2の上下方向)の幅W1は、ヒューズ17の左右方向の幅よりも少しだけ幅広であり、ヒューズ17を挿入する際のガイドとなる。連通孔121の左右には、連通孔121に連通する凹部124a、124bが設けられている。凹部124aの連通孔121に対向する端部と、凹部124bの連通孔121に対向する端部との幅W2は、連通孔121の左右方向の幅W1に比べて、幅広になっている(W2>W1)。連通孔121は、ハウジング11にヒューズ17が収納されていない場合に、コンタクト13の接続部134と、コンタクト14の接続部141と、を外部に露出する。
コンタクト13は、導電性を有する材料により形成され、筒状に形成された接続部131と、接続部131に設けられて内方に曲げ起こされた接続片132と、接続部131において接続片132よりも後方に設けられて内方に曲げ起こされた接続片133と、接続
部131から後方に延設された接続部134と、を有している。接続部131は、ハウジング11の開口部113内に配置されている。接続部134は、図3に示すように、後方から見て、底面部の左右から上方に折り曲げられると共に、上端が内側にU字状に折り曲げられて形成された互いに対向する接触片134aを有している。対向する接触片134a同士の間隔は、ヒューズ17の電極171aの厚み方向の幅よりも小さくなっている。対向する接触片134aは、ヒューズ17の電極171aが挿入された際に、自身の弾性復帰力によりヒューズ17の電極171aを圧接挟持して電極171aに対して弾性接触することにより、電極171aに接続する。
コンタクト14は、導電性を有する材料により形成されていると共に、コンタクト13に対して離間してコンタクト13の後方に配置されている。コンタクト14は、ヒューズ17の電極171bに接続する接続部141と、ケーブル16の導電部161と接続する接続部142と、を有している。接続部141は、図示を省略するが接続部134と同様に、後方から見て、底面部の左右から上方に折り曲げられると共に、上端が内側にU字状に折り曲げられて形成された互いに対向する接触片141aを有している。対向する接触片141a同士の間隔は、ヒューズ17の電極171bの厚み方向の幅よりも小さくなっている。対向する接触片141aは、自身の弾性力によりヒューズ17の電極171bを圧接挟持して電極171bに対して弾性接触することにより、電極171bに接続する。コンタクト14は、ケーブル16の導電部161を介して電源の陽極に接続される。コンタクト14に接続するケーブル16は陽極用であり、導電部161を被覆する絶縁部162の色は赤色とする。
コンタクト15は、導電性を有する材料により形成され、筒状に形成された接続部151と、接続部151に設けられて内方に曲げ起こされた接続片152と、接続部151において接続片152よりも後方に設けられて内方に曲げ起こされた接続片153と、接続部151から後方に延設された接続部154と、を有している。接続部154は、ケーブル16の導電部161に接続している。コンタクト15は、ケーブル16の導電部161を介して電源の陰極に接続される。コンタクト15に接続するケーブル16は陰極用であり、導電部161を被覆する絶縁部162の色は黒色とする。
ヒューズ17は、二つの電極171a、171bを有している。ヒューズ17は、カバー12の連通孔121を貫通してハウジング11の収納部115に収納される。ヒューズ17は、ハウジング11に収納された状態で上端が連通孔121から上方に突出している(図3参照)。電極171aは、接触片134aと弾性接触することによりコンタクト13の接続部134に接続する。電極171bは、接触片141aと弾性接触することによりコンタクト14の接続部141に接続する。
本発明の第1の実施形態に係るソケット型DCコネクタ20の構成について、図6から図8を参照しながら詳細に説明する。
ソケット型DCコネクタ20は、ハウジング21と、コンタクト23aと、コンタクト23bと、を有している。本実施形態において、ソケット型DCコネクタ20と、プラグ型DCコネクタ10a又はプラグ型DCコネクタ10bと、はDCコネクタ4を構成する。また、ソケット型DCコネクタ20は、プラグ型DCコネクタ10a、10bの相手側コネクタである。
ハウジング21は、プラグ型DCコネクタ10a、10bを挿入するための前方(図7の下方)に開口したプラグ挿入口211a、211bを有している。プラグ挿入口211a、211bの内部後方には、凹部216よりも前方に突出した突出部215と、突出部215よりも後方に凹んだ凹部216と、突出部215と凹部216とを接続する接続部
217と、が形成されている。ハウジング21には、上面の前端において下方に突出する係合部220と、係合部220から後方に延設された溝部222と、が形成されている。ハウジング21には、下面の前端において上方に突出する係合部221と、係合部221から後方に延設された溝部223と、が形成されている。突出部215には、前後に貫通する貫通孔218が形成されている。貫通孔218には、コンタクト23bが挿入される。凹部216には、前後に貫通した貫通孔219が形成されている。貫通孔219には、コンタクト23aが挿入される。ハウジング21は、左右側方に突出した固定部212及び固定部213を有している。固定部212には、上下方向に貫通する貫通孔214が形成されている。固定部213には、上下方向に貫通する貫通孔224が形成されている。固定部212及び固定部213は、図示しないバスバーに固定される。ハウジング21は、絶縁性を有する材料により形成されている。
コンタクト23aは、接続部231aと、端子部232aと、係止爪234aと、係止部235aと、を有し、導電性を有する材料により形成されている。接続部231aは、棒状であり、プラグ挿入口211a、211b内に配置される。係止爪234aは、ハウジング21の凹部216の前面に係止して、コンタクト23aが後方へ抜けることを防止している。係止部235aは、ハウジング21の凹部216の後面に係合して、コンタクト23aが前方へ抜けることを防止している。端子部232aは、ハウジング21の後方壁から外部後方に突出し、板厚方向に貫通する貫通孔233aを有し、図示しないバスバーに接続する。
コンタクト23bは、接続部231bと、端子部232bと、係止爪234bと、係止部235bと、を有し、導電性を有する材料により形成されている。接続部231bは、棒状であり、プラグ挿入口211a、211bに配置される。係止爪234bは、ハウジング21の突出部215の前面に係止して、コンタクト23bが後方へ抜けることを防止している。係止部235bは、ハウジング21の突出部215の後面に係合して、コンタクト23bが前方へ抜けることを防止している。端子部232bは、ハウジング21の後方壁から外部後方に突出し、板厚方向に貫通する貫通孔233bを有し、図示しないバスバーに接続する。コンタクト23bは、コンタクト23aと同一形状である。
上記の構成を有するソケット型DCコネクタ20において、コンタクト23aの端子部232aの貫通孔233a及び固定部213の貫通孔215に図示しないネジが挿入されてコンタクト23a及び固定部213がバスバーに固定され、コンタクト23bの端子部232bの貫通孔233b及び固定部212の貫通孔214に図示しないネジが挿入されてコンタクト23b及び固定部212がバスバーに固定される。この際、端子部232a及び端子部232bは、バスバーに電気的に接続する。
プラグ型DCコネクタ10aは、以下で説明するように組み立てられる。
まず、ハウジング11の収納用開口部116から収納部115内に、コンタクト13を接続部131を前方に向けた状態で上方より挿入し、続いてコンタクト13を前方に移動させることにより、コンタクト13の接続部131を開口部113内に位置させる。
次に、ケーブル16の導電部161を予め接続部142に接続及び固定しておいたコンタクト14と、ケーブル16の導電部161を予め接続部154に接続及び固定しておいたコンタクト15を、ハウジング11の収納用開口部116から収納部115内に上方より挿入して収納部115に収納する。なお、コンタクト13、コンタクト14及びコンタクト15には図示しない係止片が設けられ、この係止片をハウジング11の内壁部に係合することにより、コンタクト13、コンタクト14及びコンタクト15の各々がハウジング11に固定される。
次に、カバー12をハウジング11の収納用開口部116を覆った状態でハウジング11にネジ18で固定する。これにより、カバー12の突出片122により、コンタクト13及びコンタクト15がハウジング11の収納部115の内底面に押圧されると共に、カバー12の突出片123により、コンタクト14がハウジング11の収納部115の内底面に押圧されて、収納部115内におけるコンタクト13、コンタクト14及びコンタクト15の移動を阻止する。
次に、カバー12の連通孔121を挿入ガイドにして、ヒューズ17を上方より連通孔121に挿入して貫通させ、ヒューズ17をハウジング11の収納部115内に収納させる。この際、ヒューズ17の電極171aは、コンタクト13の左右の接続部134の接触片134aを、接触片134aの弾性力に抗して左右側方に押し広げながら挿入されることにより、接触片134aと弾性接触する。また、ヒューズ17の電極171bは、コンタクト14の左右の接続部141の接触片141aを、接触片141aの弾性力に抗して左右側方に押し広げながら挿入されることにより、接触片141aと弾性接触する。これにより、コンタクト13と電極171aとが良好に接続すると共に、コンタクト14と電極171bとが良好に接続し、更に、接触片134aの弾性復帰力により電極171aが接触片134aに圧接挟持されると共に接触片141aの弾性復帰力により電極171bが接触片141aに圧接挟持され、ヒューズ17が上方へ抜け難くなっている。
連通孔121を挿入ガイドとしてヒューズ17をハウジング11の収納部115に収納するので、ハウジング11の収納部115に対するヒューズ17の挿入を容易に行うことができる。また、接触片134a及び接触片141aを連通孔121から外部に露出させるので、ヒューズ17の電極171aと接触片134aとの接続の際のヒューズ17の位置決め、及びヒューズ17の電極171bと接触片141aとの接続の際のヒューズ17の位置決めを確実に行うことができる。
上記により組み立てたプラグ型DCコネクタ10aにおいて、ヒューズ17を交換する場合には、凹部124a、124bに指を差し込んで、ヒューズ17を上方へ引っ張り上げる。この際、ヒューズ17の電極171aと接触片134a、及びヒューズ17の電極171bと接触片141aとは、接触片134a及び接触片141aの弾性復帰力によりヒューズ17が上方へ抜け難くなっているだけであるため、少し強めの力を加えてヒューズ17を上方に引っ張り上げることにより、比較的容易にヒューズ17を抜き取ることができる。また、ヒューズ17の上端は連通孔121から上方に突出しているため、この突出している部分をつまんでヒューズ17を容易に上方に引っ張り上げることができる。
そして、カバー12の連通孔121を挿入ガイドにして、新たなヒューズ17を上方より連通孔121に挿入して貫通させ、ハウジング11の収納部115内に収納させる。
上記のように組み立てたプラグ型DCコネクタ10a、10bと、ソケット型DCコネクタ20と、を接続する場合には、図9及び図10に示すように、プラグ型DCコネクタ10aをプラグ挿入口211aに挿入し、プラグ型DCコネクタ10bをプラグ挿入口211bに挿入する。
プラグ型DCコネクタ10a、10bをプラグ挿入口211a、211bに挿入する過程で、ロック部111が係合部220及び係合部221により内方に押圧されることによりロック部111が接続部117を支点に内方に弾性変形する。そして、係止爪112の後端が係合部220及び係合部221の後端を通り過ぎることによりロック部111が自身の弾性復帰力により元の状態に復帰し、係止爪112の後端がソケット型DCコネクタ20の係合部220、221の後端に当接して、プラグ型DCコネクタ10a、10bと
ソケット型DCコネクタ20とが嵌合する。これにより、プラグ型DCコネクタ10aのコンタクト13及びコンタクト14はソケット型DCコネクタ20のコンタクト23aに接続し、プラグ型DCコネクタ10bのコンタクト15はソケット型DCコネクタ20のコンタクト23bに接続する。また、図示しない電源と電子機器とが、プラグ型DCコネクタ10a、10bと、ソケット型DCコネクタ20と、バスバーと、を介して接続され、電源から電子機器に給電される。
ここで、プラグ型DCコネクタ10a、10bのハウジング11の前面に突出部114を設け、ソケット型DCコネクタ20のハウジング21の突出部215及び凹部216に対応する形状の凹凸形状をハウジング11の前面に設けることにより、プラグ型DCコネクタ10a、10bを上下逆にしてプラグ挿入口211a、211bに挿入した場合には、コンタクト15とコンタクト23aとが接続する前に、プラグ型DCコネクタ10a、10bの突出部114がソケット型DCコネクタ20の突出部215に当接して、それ以上挿入できない状態になる。これにより、プラグ型DCコネクタ10a、10bとソケット型DCコネクタ20との誤嵌合を防止することができる。特に、コンタクト13及びコンタクト14が電源の陽極に接続されると共に、コンタクト15が電源の陰極に接続される場合において、プラグ型DCコネクタ10a、10bの上下の向きを間違えて極性を逆にして、プラグ挿入口211a、211bにプラグ型DCコネクタ10a、10bを挿入しても、誤接続しないようにすることができる。また、コンタクト14に接続する陽極用のケーブル16の絶縁部162の色を赤色にし、コンタクト15に接続する陰極用のケーブル16の絶縁部162の色を黒色にすることにより、ケーブル16の絶縁部162の色を見てプラグ型DCコネクタ10a、10bをソケット型DCコネクタ20に誤接続しないようにすることができる。
プラグ型DCコネクタ10a、10bをソケット型DCコネクタ20のプラグ挿入口211a、211bから引き抜く場合には、左右のロック部111を内方に押圧して係止爪112と係合部220、221との係合を解除させる。この状態でプラグ型DCコネクタ10a、10bを引き抜くことにより、コンタクト13及びコンタクト14とコンタクト23aとの接続が解除されると共に、コンタクト15とコンタクト23bとの接続が解除される。これにより、電子機器と電源との接続が切断されて、電源から電子機器への給電が停止する。
このように、本実施形態によれば、プラグ型DCコネクタ10a、10bにヒューズ17を設けたので、給電路の一部を構成するケーブルの途中にヒューズを挿入する面倒なハーネス加工を不要にすることができる。
また、本実施形態によれば、ソケット型DCコネクタのプラグ挿入口211a、211bを、前方に互いに隣接して開口するように配置したので、全体的にコンパクトとなり小型化することができる。
なお、本実施形態において、ソケット型DCコネクタにプラグ挿入口を2つ設けたが、1つ又は3つ以上設けてもよい。プラグ挿入口を1つ設けた場合には、更に小型化することができる。また、プラグ挿入口を3つ以上設けた場合には、ソケット型DCコネクタを電子機器に設けることにより複数の電源から電子機器に給電することができる。
また、本実施形態において、プラグ型DCコネクタにおいて、電源の陽極に接続するコンタクト間にヒューズを設けたが、電源の陰極に接続するコンタクト間にヒューズを設けてもよい。この場合には、プラグ型DCコネクタの電源の陰極に接続するコンタクトを、ソケット型DCコネクタのコンタクトに接続するコンタクトとケーブルに接続するコンタクトとの2つに分割して、分割したコンタクト間をヒューズで接続する。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係るDCコネクタの構成について、詳細に説明する。
本実施形態のDCコネクタは、図11及び図12に示すように、ソケット1と二つのプラグ2a、2bとからなり、図18〜図21に示すように、該二つのプラグ2a、2bは、各々その先端に開口する各二つの開口部2am、2am、2bm、2bm内に導電性の棒状コンタクト2ar、2ar、2br、2brを配し、かつ該二つのプラグ2a、2bは相互にその上面又は下面に各々を特徴付けるキー溝2ak、2bkを構成し、他方、図11〜図17に示すように、前記ソケット1は、二段重ね状態に開口した、前記二つのプラグ2a、2bを挿入するための上下二段のプラグ挿入口1am、1bmを開口したハーネス側ユニット1aと図示しないサーバーラックのバスバーに接続するバスバー側ヘッダー1bとからなる。本実施形態のDCコネクタは、電源から電子機器に給電する給電路に設けられる。なお、ソケット1はソケット型DCコネクタであり、プラグ2a及びプラグ2bはプラグ型DCコネクタである。
前記プラグ2aは、図12(b)に示すように、前記ソケット1のハーネス側ユニット1aの上下二段のプラグ挿入口1am、1bmのうちの、上段のプラグ挿入口1amに挿入するそれであり、図18及び図19に示すように、ほぼ薄型直方体状のハウジング2ah及びこれに構成した各構成要素からなり、前記開口部2am、2amは、図18(a)及び図19(b)に示すように、該ハウジング2ahの先端に横方向に並べて開口した空洞であり、前記キー溝2akは、該ハウジング2ahの上面側に構成した溝状部である。
前記開口部2am、2amは、図18(a)及び図19(b)に示すように、プラグ2aのハウジング2ahの正面に二つ並んで配され、図19(a)に示すように、その長さ方向に沿って後方に延長した円筒状の空洞部であり、前記棒状コンタクト2ar、2arは、各開口部2am、2amの最奥部からその軸心に沿ってその内部を前方に向かって延長状態に配したものである。該棒状コンタクト2ar、2arは、外観的には棒状であるが、内部は空洞となった円筒状部材で構成したものであり、前記開口部2am、2am中で、その先端は該開口部2am、2amの先端より若干後退した位置に位置させるものとする。また該棒状コンタクト2ar、2arは、図19(a)に示すように、その後端は、それぞれ該プラグ2aのハウジング2ah中に後端から引き込まれたケーブル2ac、2acの先端と結合し、電気的に接続する。なお、このケーブル2ac、2acは陽極用であり、その被覆は赤色とする。
前記キー溝2akは、図18(a)〜(c)及び図19(a)、(b)に示すように、前記ハウジング2ahの上面の正面から見て左側前部の位置に二本の突条をキー幅を若干越える幅で該ハウジング2ahの長さ方向に沿って突設することにより構成したものである。また該ハウジング2ahには、図18(a)、(e)及び図19(b)、(c)に示すように、その下面の正面から見て中央前部の位置に該ハウジング2ahの長さ方向に沿って凹溝2agを形成してある。該凹溝2agは、該ハウジング2ahの該部位を削除することにより構成したものである。
前記プラグ2a、2bのうち、他方のプラグ2bは、図12(b)に示すように、前記ソケット1のハーネス側ユニット1aの上下二段のプラグ挿入口1am、1bmのうちの、下段のプラグ挿入口1bmに挿入するそれであり、図20及び図21に示すように、前記プラグ2aと同様に、薄型直方体状のハウジング2bh及びこれに構成した各構成要素からなり、前記開口部2bm、2bmは、図20(a)及び図21(b)に示すように、該ハウジング2bhの先端に横方向に並べて開口した空洞であり、前記キー溝2bkは、該ハウジング2bhの正面視で上面右側に構成したものである。なお、このプラグ2bは、上下反
転状態で前記ソケット1のハーネス側ユニット1aの下段のプラグ挿入口1bmに挿入するものである。
前記開口部2bm、2bmは、図20(a)及び図21(b)に示すように、プラグ2bのハウジング2bhの正面に二つ並んで配され、図21(a)に示すように、その長さ方向に沿って後方に延長した円筒状の空洞部であり、前記棒状コンタクト2br、2brは、各開口部2bm、2bmの最奥部からその軸心に沿ってその内部を前方に向かって延長したものである。該棒状コンタクト2br、2brは、外観的には棒状であるが、内部は空洞となった円筒状部材で構成したものであり、前記開口部2bm、2bm中で、その先端は、該開口部2bm、2bmの先端より若干後退した位置に位置させるものとする。また該棒状コンタクト2br、2brは、図21(a)に示すように、それらの後端を、それぞれ該プラグ2bのハウジング2bh中に後端から引き込まれたケーブル2bc、2bcの先端に結合し、相互を電気的に接続する。なお、これらのケーブル2bc、2bcは陰極用であり、この実施例では、その被覆は黒に着色したものを用いる。
前記キー溝2bkは、図20(a)、(b)、(e)及び図21(b)に示すように、前記ハウジング2bhの上面の正面から見て右側前部の位置に二本の突条をキー幅を若干越える幅で該ハウジング2bhの長さ方向に沿って配することにより構成してあるものである。また該ハウジング2bhには、図20(a)、(f)及び図21(b)、(c)に示すように、その下面の正面から見て中央前部の位置に該ハウジング2bhの長さ方向に沿って凹溝2bgを形成してある。該凹溝2bgは、該ハウジング2bhの該部位を削除することにより構成したものである。
前記ソケット1は、前記し、図11〜図15に示すように、ハーネス側ユニット1aとその下面に接合固定するバスバー側ヘッダー1bとからなる。
また前記ハーネス側ユニット1aは、図11、図14、図16及び図17に示すように、正面視で概ね正方形で奥行き方向に長いほぼ直方体状のハウジング1ahと、これに構成し又は配した構成要素とからなる。該ハウジング1ahは、特に図14及び図15に示すように、後上部が開いた構成となっており、該ハウジング1ahの開いた後上部は蓋体1alで被覆するようになっている。該蓋体1alは、該位置を閉じるべくその位置に配すると、図示しない両側の係止手段でその位置に固定されるようになっている。該蓋体1alには、図14に示すように、そのほぼ中央部に左右に並んだ四辺形の二つの切欠開口1alh、1alhが並列状態に形成してあり、これらは、同図に示すように、それぞれ小蓋体1asl、1aslで閉じることができるようになっている。該小蓋体1asl、1aslはその両側に垂下する側片を備え、その外面側に返り片が配してあり、該小蓋体1asl、1aslで該切欠開口1alh、1alhを閉じると、両側片が該切欠開口1alh、1alhの側辺下に進入し、該返り片がその該側辺の縁部に係止して、外れ止めとなる。
前記蓋体1alに開口した二つの切欠開口1alh、1alhは、前記ハウジング1ahの対応する位置のヒューズ配置部に配したヒューズ3、3の直上に位置し、前記小蓋体1asl、1aslを必要に応じて取り外して該切欠開口1alh、1alhを開いて、該ヒューズ3、3の交換を行い得るようにしたものである。
前記プラグ挿入口1am、1bmは、図14、図16(a)及び図17(c)に示すように、基本的に、該ハウジング1ahのほぼ正方形に構成した正面に、上下二段状態に開口する、正面視で、横長長方形の開口部である。
上段のプラグ挿入口1amは、前記したように、上段用のプラグ2aを挿入し、電気的
に接続するための開口部であり、図16(a)及び図17(c)に示すように、その上部右側内面には、該プラグ2aの、挿入時の向きで右側上面に構成したキー溝2akに嵌合状態となるキー突条1apが下向きに突出状態に構成してあり、かつ下部中央内面には、該プラグ2aの、挿入時の向きで下面中央に形成してある凹溝2agに嵌合すべく中央突条1ajが形成してある。該キー突条1apも、該中央突条1ajも、それぞれ該プラグ挿入口1amの長さ方向に沿って長く構成してある。それぞれの長さは、該キー突条1apは、前記キー溝2akの長さに対応させ、該中央突条1ajは、前記凹溝2agの長さに対応させたものである。
更に該プラグ挿入口1amには、図12(c)、図14、図16(a)及び図17(a)、(c)に示すように、前記プラグ2aをこれに挿入した場合に、その正面に横並びに開口した二つの開口部2am、2amのそれぞれの最奧部から突出させた棒状コンタクト2ar、2arに嵌合すべく、対応する位置関係で、最奧部から突出状態に、導電性の筒状コンタクト1ac、1acを構成してある。該筒状コンタクト1ac、1acは、円筒状の導電性金属部材からなり、図12(c)及び図17(a)に示すように、その内側に保持バネを膨出させてあり、挿入されたプラグ2aの棒状コンタクト2ar、2arを保持する役割を果たし、かつ同時に確実な電気的接続を確保している。
またハーネス側ユニット1aには、図12(c)及び図17(a)に示すように、該筒状コンタクト1ac、1acの各後方に前記ヒューズ配置部が構成してあり、前記のように、該ヒューズ配置部にはヒューズ3、3が配してある。これらのヒューズ配置部の前端側と前記筒状コンタクト1ac、1acの後端との間には前部帯状導体3afc、3afcが配してあり、これらによって、該筒状コンタクト1ac、1acの後端と該ヒューズ配置部に装入配置されるヒューズ3、3の前端側とが電気的に接続されるようになっている。なお、該前部帯状導体3afc、3afcは、同図に示すように、ハーネス側ユニット1aの後部の開いた部分の上面を通じて該筒状コンタクト1ac、1acの後端から後方のヒューズ配置部の前端側まで延長してある。
図12(c)及び図17(a)に示すように、更に該ヒューズ配置部の後端側は、後方に延びて後端で下方に直角に屈曲する後部帯状導体3arc、3arcの前端に接続している。なお、該後部帯状導体3arc、3arcの該ヒューズ配置部の後端側から下方に直角に屈曲する位置までの部分は、ハーネス側ユニット1aの後部の開いた部分の上面を通じて延長してあり、その上面側は、前記抑え蓋体1alで抑えられるようになっている。ヒューズ3、3の後端側が該後部帯状導体3arc、3arcに電気的に接続し、後方に電路を構成するようになっている訳である。該後部帯状導体3arc、3arcは、その下端部(導体の後端部)がこのハーネス側ユニット1aのハウジング1ahの後端下部から突出し、前記バスバー側ヘッダー1bの陽極側の端子部1bat、1batの上端部と接触結合する連結端子として機能するようになっている。
前記下段のプラグ挿入口1bmは、前記したように、下段用のプラグ2bを挿入し、電気的に接続するための開口部であり、図14、図16(a)及び図17(c)に示すように、その下部右側内面には、該プラグ2bの、挿入時の向きで右側下面に構成したキー溝2bkに嵌合状態となるキー突条1bpが上向きに突出状態に構成してあり、かつ上部中央内面には、該プラグ2bの、挿入時の向きで上面中央に形成してある凹溝2bgに嵌合すべく中央突条1bjが形成してある。該キー突条1bpの構成態様は、位置関係を除けば、前記プラグ挿入口1amのキー突条1apと同様であり、該中央突条1bjは、位置関係を除けば、前記プラグ挿入口1amの中央突条1ajと同様である。
更に該プラグ挿入口1bmには、図12(c)、図14、図16(a)及び図17(a)、(c)に示すように、前記プラグ2bをこれに挿入した場合に、該プラグ2bの正面に横並びに開
口した二つの開口部2bm、2bmのそれぞれの最奧部から突出させた棒状コンタクト2br、2brに嵌合すべく、対応する位置関係で、最奧部から突出状態に、導電性の筒状コンタクト1bc、1bcを構成してあるものである。該筒状コンタクト1bc、1bcは、前記筒状コンタクト1ac、1acと同様の構成であり、図12(c)及び図17(a)に示すように、その内部に保持バネを膨出させてあり、挿入されたプラグ2bの棒状コンタクト2br、2brを保持する役割を果たし、かつ同時に確実な電気的接続を確保している。
また、図12(c)及び図17(a)に示すように、該筒状コンタクト1bc、1bcの各後端に他の前部帯状導体3bfc、3bfcの前端を接続し、これらをハウジング1ahの後方に向かって途中まで延長し、それらの後端を同様に他の後部帯状導体3brc、3brcの上端に接続してある。これらの後部帯状導体3brcは、該ハーネス側ユニット1aのハウジング1ahに横並びで垂下状態に配してあり、その下端部(導体の後端部)が該ハーネス側ユニット1aのハウジング1ahの下面から突出し、前記バスバー側ヘッダー1bの陰極側の端子部1bbt、1bbtの上端部と接触結合する連結端子として機能するようになっている。
なお、図12(a)、(c)、図15、図16(c)、(d)及び図17(a)、(b)、(d)に示すように、前記ハーネス側ユニット1aのハウジング1ahの後端に屈曲垂下させる前記後部帯状導体3arc、3arcは、該ハウジング1ahの奥行き方向に直交する向きにその面の向きを設定して配置してあり、また該ハウジング1ahの後部手前に垂下状態に配置してある前記後部帯状導体3brc、3brcは、該ハウジング1ahの奥行き方向に沿った向きにその面の向きを設定して配置してある。
前記バスバー側ヘッダー1bは、図11(b)、(c)、図12、図13、図14及び図15に示すように、基本的に、その平面形状は、前記ハーネス側ユニット1aのハウジング1ahのそれの前部側の一部及び長さ方向途中の両側が欠けた概ね瓢箪型の板状部材である。その側部の欠けた部分より前部寄りの両側にはブラケット1bb、1bbを突出させてある。該ブラケット1bb、1bbは、該バスバー側ヘッダー1bの上面を前記ハーネス側ユニット1aのハウジング1ahの下面に接合した場合に、該ハウジング1ahの下側部両側に突出させてあるブラケット1ab、1abと当接状態となるように位置決めしてある。該バスバー側ヘッダー1bのブラケット1bb、1bbには、ボルトb、bに螺合する雌ねじが形成してあり、かつ該ハーネス側ユニット1aのハウジング1ahのブラケット1ab、1abには該ボルトb、bの螺旋軸部を貫通させるボルト孔が形成してあり、後者のブラケット1ab、1abのボルト孔から挿入したボルトb、bを前者のブラケット1bb、1bbの雌ねじに螺合することで、該ハーネス側ユニット1aの下面へのバスバー側ヘッダー1bの上面の接合状態を固定することができる。
該バスバー側ヘッダー1bには、図13及び図15に示すように、その最後部に下面側に露出する、前記陽極側の端子部1bat、1batが配してあり、これより若干前方で下面側に露出する、前記陰極側の端子部1bbt、1bbtが配してある。図12(c)及び図13〜図15に示すように、最後部の陽極側の端子部1bat、1batは、ハーネス側ユニット1aの下面と接合する上面(接合面)に開口するスリット1bys、1bysまでその上端を延長させ、下端は、前記のように、該バスバー側ヘッダー1bの下面に露出し、下面との境界で後方に屈曲した接続部を構成している。また前記陰極側の端子部1bbt、1bbtは、該陽極側の端子部1bat、1batより若干前方で、その上端をハーネス側ユニット1aの下面と接合する上面(接合面)に開口するスリット1bis、1bisまで延長させ、下端は、前記のように、該バスバー側ヘッダー1bの下面に露出し、下面との境界で外側方に屈曲した接続部を構成している。
図14に示すように、前記陽極側の端子部1bat、1batの上端が位置するスリット1bys、1bysは、該バスバー側ヘッダー1bの長さ方向に直交する向きに構成し、前記陰極側のスリット1bis、1bisは、長さ方向に沿った向きに構成したものである。
前記し、図12(c)に示すように、ハーネス側ユニット1aのハウジング1ahの下面にバスバー側ヘッダー1bの上面を接合すると、該ハーネス側ユニット1aのハウジング1ahの後部下面から垂下するヒューズ3、3に接続する前記後部帯状導体3arc、3arcの下端部が、該バスバー側ヘッダー1bの後部側のスリット1bys、1bysに進入嵌合し、前記上側の筒状コンタクト1ac、1acが、前部帯状導体3afc、3afc、ヒューズ3、3及び後部帯状導体3arc、3arcを介して、前記陽極側の端子部1bat、1batに電気的に接続することになる。同時に、該ハーネス側ユニット1aのハウジング1ahの前後方向途中の両側から垂下する両側部の後部帯状導体3brc、3brcの下端部が、該バスバー側ヘッダー1bの両側部のスリット1bis、1bisに進入嵌合し、前記下側の筒状コンタクト1bc、1bcが、前部帯状導体3bfc、3bfc及び後部帯状導体3brc、3brcを介して、前記陰極側の端子部1bbt、1bbtに電気的に接続することになる。
なお、陽極側の端子部1bat、1batは、前記バスバー側ヘッダー1bの下端に露出している部分に結合穴が開口してあり、これを利用して該端子部1bat、1batの該部位を図示しない陽極側のバスバーに接続することができる。前記陰極側の端子部1bbt、1bbtも同様であり、前記バスバー側ヘッダー1bの下端に露出している部分に結合穴が開口してあり、これを利用して該陰極側の端子部1bbt、1bbtの該部位を図示しない陰極側のバスバーに接続することができる。こうしてこのDCコネクタのソケット1を電気的及び機械的にバスバーに接続することができる。
従って、この実施例のDCコネクタによれば、バスバーを備えたデーターセンター向けのサーバーラックに、その中央部付近には集中電源ユニットを、他の部位には複数のサーバーを搭載した上で、各サーバーに電源を供給する構成の場合に、サーバーラックから延長する陽極側のケーブル2ac、2acの一端を前記上方側のプラグ2aの棒状コンタクト2ar、2arの後端に接続し、陰極側のケーブル2bc、2bcの一端を前記下方側のプラグ2bの棒状コンタクト2br、2brの後端に接続し、前記ソケット1のバスバー側ヘッダー1bをその下面から突出する端子部1bat、1bat、1bbt、1bbtを利用して前記陽極側及び陰極側のバスバーに接続固定して使用することができる。
この場合、前記陽極側のプラグ2a及び陰極側のプラグ2bは、それぞれのハウジング2ah、2bhに配するキー溝2akと2bkの位置及び凹溝2agと2bgの位置を相互に異なるものとし、かつソケット1のハーネス側ユニット1aのハウジング1ahに開口した上段のプラグ挿入口1amと下段のプラグ挿入口1bmにおけるキー突条1apと1bp及び中央突条1ajと1bjとをそれぞれ対応する前記プラグ2a、2bの対応する構成要素と対応する位置関係で構成したものであるため、前記陽極側のプラグ2aは、該ソケット1のハーネス側ユニット1aの上段のプラグ挿入口1amにのみ挿入可能であり、前記陰極側のプラグ2bは、該ソケット1のハーネス側ユニット1aの下段のプラグ挿入口1bmにのみ挿入可能であり、これらに誤接続を起こす問題は生じない。
またこの実施例のDCコネクタによれば、そのソケット1のハーネス側ユニット1aにおけるハウジング1ah中の各ヒューズ配置部にヒューズ3、3を内装し、陽極側の筒状コンタクト1ac、1acに接続する陽極側の電路を構成する前部帯状導体3afc、3afcと後部帯状導体3arc、3arcとの間にヒューズ3、3を介在させたので、前記サーバーを集中電源ユニットに接続する際に、前記陽極側のプラグ2aの棒状コンタク
ト2ar、2arの後端に接続するケーブル2ac、2acの途中にヒューズ3、3を挿入するような厄介な加工を必要としない。また、前記のように、ソケット1のハーネス側ユニット1aのハウジング1ahには、プラグ挿入口1am、1bmを二段重ね状態に構成したので、小さなスペースに構成可能になり、このDCコネクタ自体を小型化し得たものでもある。
また前記のように、陽極側のケーブル2ac、2acの被覆を赤色に設定し、陰極側のケーブル2bc、2bcの被覆を黒色に設定したので、該ケーブル2ac、2ac、2bc、2bcのプラグ2a、2b等への接続に際して誤りの生じる虞を低下させることができる。
本実施形態によれば、バスバーを備えたデーターセンター向けのサーバーラックに、その中央部付近には集中電源ユニットを、他の部位には複数のサーバーを搭載し、各サーバーに電源を供給する場合において、サーバーラックから延長すべきケーブルの一端に前記プラグを接続し、ソケットのバスバー側ヘッダーをその下面から突出する端子部でバスバーに接続して使用すると、前記プラグは、それぞれその特有の形状の故に、ソケットの該当するプラグ挿入口にのみ確実に接続可能であり、接続ミスを起こす問題は生じない。
また、本実施形態によれば、そのソケット中の陽極側の導体の途中にヒューズを介在させてあるので、プラグに接続するケーブルの途中にヒューズを挿入するような厄介な加工を必要としない。また、前記のように、ソケットのプラグ挿入口は二段重ね状態に構成したので、小さな横幅内にこれらの構成が可能になり、このDCコネクタ自体を小型化し得たものでもある。
また、本実施形態によれば、プラグの一部に有する各々を特徴付ける特有の形状として二つのプラグのハウジングのそれぞれ異なる部位にキー溝を構成し、各プラグ挿入口のそれぞれ対応する部位にキー突条を構成したので、簡単な構成でありながら、各プラグ挿入口には対応するプラグのみを挿入可能にし、プラグの誤挿入を生じる虞を無くしたものである。
また、本実施形態によれば、ケーブルの被覆の色をプラグの棒状コンタクトの極性毎に異なる色に設定したため、相互の接続に際して誤りの生じる虞を低下させることができる。
本発明のプラグ型DCコネクタ及びDCコネクタは電子機器の製造業の分野で利用することができる。
1 ソケット
1a ハーネス側ユニット
1ab ハーネス側ユニットのブラケット
1ac 筒状コンタクト
1ah ハウジング
1aj 中央突条
1al 抑え蓋
1alh 切欠開口
1am プラグ挿入口
1ap キー突条
1asl 小蓋体
1b バスバー側ヘッダー
1bat 陽極側の端子部
1bbt 陰極側の端子部
1bb バスバー側ヘッダーのブラケット
1bc 筒状コンタクト
1bis スリット
1bj 中央突条
1bm プラグ挿入口
1bp キー突条
1bys スリット
2a プラグ
2ac ケーブル
2ag 凹溝
2ah ハウジング
2ak キー溝
2am 開口部
2ar 棒状コンタクト
2b プラグ
2bc ケーブル
2bg 凹溝
2bh ハウジング
2bk キー溝
2bm 開口部
2br 棒状コンタクト
3 ヒューズ
3afc 前部帯状導体
3bfc 前部帯状導体
3arc 後部帯状導体
3brc 後部帯状導体
b ボルト
4 DCコネクタ
10a プラグ型DCコネクタ
10b プラグ型DCコネクタ
11 ハウジング
12 カバー
13 コンタクト
14 コンタクト
15 コンタクト
16 ケーブル
17 ヒューズ
18 ネジ
20 ソケット型DCコネクタ
21 ハウジング
23a コンタクト
23b コンタクト
111 ロック部
112 係止爪
113 開口部
114 突出部
115 収納部
116 収納用開口部
121 連通孔
122 突出片
123 突出片
131 接続部
132 接続片
133 接続片
134 接続部
134a 接触片
141 接続部
141a 接触片
142 接続部
151 接続部
152 接続片
153 接続片
154 接続部
161 導電部
211a プラグ挿入口
211b プラグ挿入口
231a 接続部
231b 接続部
232a 端子部
232b 端子部

Claims (8)

  1. 電源から電子機器に給電する給電路に設けられるプラグ型DCコネクタであって、
    前方に開放する二つの開口部を有すると共に、相手側コネクタとの誤嵌合を防止するためのプラグ側誤嵌合防止部を外表面に有する絶縁性のハウジングと、
    前記ハウジングに固定され、前記二つの開口部のうちの一方の内部に配置されて前記相手側コネクタの第1の相手側コンタクトに接続する第1のプラグ側接続部を備える第1のプラグ側コンタクトと、
    前記ハウジングに固定されて前記第1のプラグ側コンタクトに対して離間して配置され、ケーブルの導電部に接続するケーブル接続部を備える第2のプラグ側コンタクトと、
    前記ハウジングに固定され、前記二つの開口部のうちの他方の内部に配置されて前記相手側コネクタの第2の相手側コンタクトに接続する第2のプラグ側接続部と、ケーブルの導電部に接続するケーブル接続部と、を備える第3のプラグ側コンタクトと、
    前記ハウジングに収納され、前記第1のプラグ側コンタクトと前記第2のプラグ側コンタクトとを接続するヒューズと、
    を有することを特徴とするプラグ型DCコネクタ。
  2. 前記ハウジングに取り付けられるカバーを更に有し、
    前記ハウジングは、
    前記第1のプラグ側コンタクト、前記第2のプラグ側コンタクト、前記第3のプラグ側コンタクト及び前記ヒューズを内部に収納する収納部と、前記収納部の内部を外部に開放すると共に前記カバーにより覆われる収納用開口部と、を更に有し、
    前記カバーは、
    外部と前記収納部とを連通して前記第1のプラグ側コンタクト及び前記第2のプラグ側コンタクトにおける前記ヒューズとの接続部を外部に露出する連通孔を有し、
    前記連通孔は、
    前記ヒューズを前記ハウジングに収納する際のガイドとなることを特徴とする請求項1記載のプラグ型DCコネクタ。
  3. 前記第1のプラグ側コンタクト及び前記第2のプラグ側コンタクトは、
    前記電源の陽極側に接続され、
    前記第3のプラグ側コンタクトは、
    前記電源の陰極側に接続されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のプラグ型DCコネクタ。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載のプラグ型DCコネクタと接続する前記相手側コネクタであるソケット型DCコネクタであって、
    前記プラグ型DCコネクタを挿入するための前方に開口したプラグ挿入口と、前記プラグ挿入口に形成されると共に前記プラグ側誤嵌合防止部の形状に対応する形状のソケット側誤嵌合防止部と、を備える絶縁性のハウジングと、
    前記ハウジングに固定され、前記プラグ挿入口の内部に配置されて前記第1のプラグ側接続部と接続するソケット側接続部と、前記ハウジングより外部に突出してバスバーに接続する端子部と、を備える前記第1の相手側コンタクトである第1のソケット側コンタクトと、
    前記ハウジングに固定され、前記プラグ挿入口の内部に配置されて前記第2のプラグ側接続部と接続するソケット側接続部と、前記ハウジングより外部に突出してバスバーに接続する端子部と、を備える前記第2の相手側コンタクトである第2のソケット側コンタクトと、
    を有することを特徴とするソケット型DCコネクタ。
  5. 前記ハウジングは、
    前方に隣接して開口する前記プラグ挿入口を複数備えることを特徴とする請求項4記載のソケット型DCコネクタ。
  6. ソケットと二つのプラグとからなり、
    前記二つのプラグは、各々その先端に開口する二つの開口部内に棒状コンタクトを有し、かつ該二つのプラグは相互にその一部に各々を特徴付ける特有の形状を有し、
    前記ソケットは二段重ね状態に開口した、前記二つのプラグを挿入するための二つのプラグ挿入口を有するハーネス側ユニットとサーバーラックのバスバーに接続するバスバー側ヘッダーとからなり、
    前記ハーネス側ユニットは、その二つのプラグ挿入口に、各々前記二つのプラグのうちの一方又は他方のみの挿入を可能とすべく、各々の一部に対応する各々を特徴付ける特有の形状に対応する形状を構成し、各プラグ挿入口内に前記二つの棒状コンタクトと嵌合する二つの筒状コンタクトを構成し、かつ該各二つの筒状コンタクトと前記バスバー側ヘッダーの端子部とを結合する導体の後端部を該バスバー側ヘッダーとの接合面に突出させ、更に陽極側の筒状コンタクトと該バスバー側ヘッダーの端子部を結合する導体の途中にヒューズを挿入することとし、
    他方、前記バスバー側ヘッダーには、前記ハーネス側ユニットとの接合面に、前記各導体の後端部を挿入させるスリットを構成し、かつ一端を該スリットに挿入させた導体の後端部に接触させ、他端を該接合面と反対側の面に突出して前記バスバーに接続する接続部となる端子部を構成したものであることを特徴とするDCコネクタ。
  7. 前記二つのプラグの一部に有する各々を特徴付ける特有の形状として、各プラグのハウジングの外面の相互に異なる位置にキー溝を構成し、前記ソケットの二つのプラグ挿入口の該各プラグに対応する側のそれの内面に、各々のキー溝に対応するキー突条を突出させたものであることを特徴とする請求項6記載のDCコネクタ。
  8. 前記プラグの棒状コンタクトに接続するケーブルの被覆の色を、該棒状コンタクトの極性毎に異なる色に設定したものであることを特徴とする請求項6又は請求項7記載のDCコネクタ。
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KR102644752B1 (ko) 2019-03-19 2024-03-08 하르팅 일렉트릭 슈티프퉁 운트 코우. 카게 차폐 하이브리드 콘택 어셈블리용 콘택 캐리어 및 플러그 커넥터

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