JP2015127602A - 給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】風呂追い焚き運転時に追焚戻り湯をヒートポンプにより沸かしても沸き上げ効率を向上できる給湯装置を提供する。【解決手段】沸き上げ用混合弁50と沸き上げ用循環ポンプP1および上記ヒートポンプユニット2を制御する制御装置を備える。上記制御装置は、沸き上げ熱交換器10からの出湯水を沸き上げ回路(L1,L2,10,L3)と風呂追い焚き回路(L21,20,L22)を介して循環させて風呂の追い焚きをする風呂追い焚き運転時に、沸き上げ用循環ポンプP1とヒートポンプユニット2を運転して、沸き上げ熱交換器10の入水温度に基づいて沸き上げ用混合弁(50)を制御する。【選択図】図1

Description

この発明は、給湯装置に関する。
従来、給湯装置としては、浴槽内の湯を追い焚きする風呂追い焚き運転から貯湯タンク内の湯水を沸き上げる沸き上げ運転に切り換えるときに、浴槽内の湯を追い焚きする風呂追い焚き回路からの追焚戻り湯と貯湯タンク下部からの湯水とを混合弁により混合して、沸き上げ回路に流入させるものがある(例えば、特開2012−255587号公報(特許文献1)参照)。上記給湯装置では、風呂追い焚き運転から沸き上げ運転への切り換え時に、風呂追い焚き回路からの追焚戻り湯と貯湯タンク下部からの湯水との混合比率を段階的に変化させて、ヒートポンプユニットへの入水温度の急激な低下を抑制している。
特開2012−255587号公報(図6)
しかしながら、上記従来の給湯装置において、風呂追い焚き回路からの追焚戻り湯と貯湯タンク下部からの湯水との混合は、運転切り換え時のヒートポンプユニットへの入水温度を安定させるためのものであって、風呂追い焚き運転では、風呂追い焚き回路からの追焚戻り湯に貯湯タンク下部からの湯水を混合していない。
このような従来の給湯装置では、風呂追い焚き運転時に追焚戻り湯を沸かし直すヒートポンプユニットの入水温度が高くなって、沸き上げ効率が低下するという問題がある。
そこで、この発明の課題は、風呂追い焚き運転時に追焚戻り湯をヒートポンプにより沸かしても沸き上げ効率を向上できる給湯装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の給湯装置は、
貯湯タンクの下部に一方の入水側が接続された混合弁と、
上記貯湯タンクの上部から追い焚き熱交換器を介して上記混合弁の他方の入水側に接続された風呂追い焚き回路と、
上記貯湯タンクの下部から上記混合弁と沸き上げ熱交換器を介して上記貯湯タンクの上部に接続された沸き上げ回路と、
上記沸き上げ回路に配設された沸き上げポンプと、
上記貯湯タンク内の湯水を上記沸き上げ熱交換器により沸き上げるヒートポンプユニットと、
上記混合弁と上記沸き上げポンプおよび上記ヒートポンプユニットを制御する制御装置と
を備え、
上記制御装置は、
上記沸き上げ熱交換器からの湯を上記沸き上げ回路と上記風呂追い焚き回路を介して循環させて風呂の追い焚きをする風呂追い焚き運転時に、上記沸き上げポンプと上記ヒートポンプユニットを運転して、上記沸き上げ熱交換器の入水温度と上記風呂追い焚き回路の追焚戻り湯の温度と上記風呂の浴槽内の湯の風呂温度の少なくとも1つに基づいて、上記混合弁を制御することを特徴とする。
上記構成によれば、沸き上げ熱交換器からの湯を沸き上げポンプにより貯湯タンクと沸き上げ回路と風呂追い焚き回路を介して循環させて風呂の追い焚きをする風呂追い焚き運転時に、沸き上げポンプとヒートポンプユニットを運転して、沸き上げ熱交換器の入水温度と風呂追い焚き回路の追焚戻り湯の温度と風呂の浴槽内の湯の風呂温度の少なくとも1つに基づいて、制御装置により混合弁を制御することによって、混合弁により風呂追い焚き回路の追焚戻り湯に貯湯タンク内の下部からの湯水を混合することで、沸き上げ熱交換器に入水される湯の温度が下がるので、ヒートポンプユニットの沸き上げ効率がよくなる。したがって、風呂追い焚き運転時に風呂追い焚き回路の追焚戻り湯を沸き上げ熱交換器に戻して沸かしてもヒートポンプユニットの沸き上げ効率を向上できる。
また、一実施形態の給湯装置では、
上記沸き上げ熱交換器の入水温度を検出する入水温度センサを備え、
上記制御装置は、
上記風呂追い焚き運転において、上記入水温度センサにより検出された上記沸き上げ熱交換器の入水温度が予め設定された温度範囲内になるように、上記混合弁の開度をフィードバック制御する。
上記実施形態によれば、風呂追い焚き運転において、入水温度センサにより検出された沸き上げ熱交換器の入水温度が予め設定された温度範囲内になるように、制御装置により混合弁の開度をフィードバック制御することによって、沸き上げ熱交換器の入水温度をヒートポンプユニットの効率が最適になる温度範囲内にすることが可能になり、沸き上げ効率をさらに向上できる。
また、一実施形態の給湯装置では、
上記沸き上げ熱交換器の出湯温度を検出する出湯温度センサを備え、
上記制御装置は、
上記風呂追い焚き運転において、上記出湯温度センサにより検出された上記沸き上げ熱交換器の出湯温度が目標出湯温度になるように、上記沸き上げポンプの回転数をフィードバック制御すると共に、
上記混合弁のフィードバック制御の間隔を上記沸き上げポンプのフィードバック制御の間隔よりも長くした。
上記実施形態によれば、風呂追い焚き運転において、出湯温度センサにより検出された沸き上げ熱交換器の出湯温度が目標出湯温度になるように、制御装置により沸き上げポンプの回転数をフィードバック制御することによって、沸き上げ熱交換器の出湯温度を目標出湯温度に安定させることができる。さらに、制御装置による混合弁のフィードバック制御の間隔を沸き上げポンプのフィードバック制御の間隔よりも長くすることによって、混合弁の開度が変更されて出湯温度が一時的に変動しても、沸き上げポンプのフィードバック制御が早いため、すぐに目標出湯温度に合わせることができる。
また、一実施形態の給湯装置では、
上記沸き上げ熱交換器の出湯温度を検出する出湯温度センサを備え、
上記制御装置は、
上記風呂追い焚き運転において、上記出湯温度センサにより検出された上記沸き上げ熱交換器の出湯温度が目標出湯温度になるように、上記沸き上げポンプの回転数をフィードバック制御すると共に、
上記混合弁のフィードバック制御におけるフィードバックゲインを上記沸き上げポンプのフィードバック制御におけるフィードバックゲインよりも小さくした。
上記実施形態によれば、風呂追い焚き運転において、出湯温度センサにより検出された沸き上げ熱交換器の出湯温度が目標出湯温度になるように、制御装置により沸き上げポンプの回転数をフィードバック制御することによって、沸き上げ熱交換器の出湯温度を目標出湯温度に安定させることができる。さらに、制御装置による混合弁のフィードバック制御におけるフィードバックゲインを沸き上げポンプのフィードバック制御におけるフィードバックゲインよりも小さくすることによって、混合弁の開度が変更されて出湯温度が一時的に変動しても、沸き上げポンプのフィードバック制御が早いため、すぐに目標出湯温度に合わせることができる。
また、一実施形態の給湯装置では、
上記混合弁の上記貯湯タンク側の開度に上限値を設けた。
上記混合弁の貯湯タンク側の開度を大きくしすぎると、風呂追い焚き回路の流量(追い焚き熱交換器を通過する流量)が減少して追い焚き能力が低下するため、上記実施形態によれば、混合弁の貯湯タンク側の開度に上限値を設けることによって、追い焚き能力が低下しすぎるのを防止できる。
また、一実施形態の給湯装置では、
上記沸き上げ熱交換器は、上記貯湯タンクと上記混合弁と上記風呂追い焚き回路と上記沸き上げ回路を収容する貯湯ユニット内に配置されている。
上記実施形態によれば、貯湯タンクと混合弁と風呂追い焚き回路と沸き上げ回路を収容する貯湯ユニット内に沸き上げ熱交換器を配置していることによって、ヒートポンプユニット側に沸き上げ熱交換器が内蔵されている場合に比べて、ヒートポンプユニットと貯湯ユニットとの間の配管での湯の放熱がなく、貯湯タンク内の湯水を効率よく沸き上げることができる。
また、一実施形態の給湯装置では、
上記ヒートポンプユニットにHFC冷媒を用いた。
上記実施形態によれば、ヒートポンプユニットにHFC冷媒を用いることによって、出湯温度を略50℃〜略70℃で制御することが可能になり、一般的に多く使用される風呂温度(40℃)を、追い焚きするための出湯温度にすることができる。
以上より明らかなように、この発明によれば、沸き上げ熱交換器からの湯を貯湯タンクと沸き上げ回路と風呂追い焚き回路を介して循環させて風呂の追い焚きをする風呂追い焚き運転時に、沸き上げ熱交換器の入水温度と風呂追い焚き回路の追焚戻り湯の温度と風呂の浴槽内の湯の風呂温度の少なくとも1つに基づいて、制御装置が混合弁を制御することによって、風呂追い焚き運転時に追焚戻り湯を沸き上げ熱交換器に戻して沸かしてもヒートポンプの沸き上げ効率を向上できる給湯装置を実現することができる。
図1はこの発明の実施の一形態のヒートポンプ式の給湯装置の配管系統図を示している。 図2は上記給湯装置の制御ブロック図である。 図3は上記給湯装置の制御装置の追い焚き制御部による風呂追い焚き運転の動作を説明するフローチャートである。 図4は図3に続くフローチャートである。 図5は上記給湯装置の風呂追い焚き運転時の出湯温度と入水温度と風呂温度および沸き上げ流量の変化を示す図である。
以下、この発明の給湯装置を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の一形態のヒートポンプ式の給湯装置の配管系統図を示している。
この給湯装置は、図1に示すように、貯湯ユニット1と、上記貯湯ユニット1に接続されたヒートポンプユニット2を備えている。上記貯湯ユニット1は、貯湯タンク3と、沸き上げ熱交換器10と、追い焚き熱交換器20と、制御装置100(図2に示す)等を有する。
上記貯湯タンク3の下部に配管L1の一端を接続し、配管L1の他端を混合弁の一例としての沸き上げ用混合弁50の第1入水ポートに接続している。上記沸き上げ用混合弁50の出水ポートに配管L2の一端を接続し、配管L2の他端を沸き上げ熱交換器10の一端に接続している。また、上記沸き上げ熱交換器10の他端を配管L3の一端に接続し、配管L3の他端を貯湯タンク3の上部に接続している。上記配管L2に沸き上げポンプの一例としての沸き上げ用循環ポンプP1を配設している。
上記配管L1,配管L2,沸き上げ熱交換器10,配管L3で沸き上げ回路を構成している。
上記沸き上げ用混合弁50の第1入水ポート側(貯湯タンク3側)の開度を全開にした状態で沸き上げ用循環ポンプP1を駆動することにより、貯湯タンク3内の湯水を、配管L1,沸き上げ用混合弁50,配管L2,沸き上げ熱交換器10,配管L3を介して循環させる。
また、上記沸き上げ熱交換器10を冷媒配管L4,L5を介してヒートポンプユニット2に接続している。上記ヒートポンプユニット2は、HFC冷媒を用いており、沸き上げ熱交換器10からの出湯温度を例えば50℃〜70℃の範囲で制御することが可能である。このヒートポンプユニット2に用いられるHFC冷媒としては、R32、R125、R134a、R404A、R410A、R407Cなどがある。
次に、上記貯湯タンク3の下部に配管L11を介して外部の給水管を接続している。この配管L11に、減圧弁11と逆止弁12を上流側から順に配設している。この逆止弁12は、給水管側から貯湯タンク3側への流れのみを許容する。
また、上記貯湯タンク3の上部に配管L21の一端を接続し、配管L21の他端を追い焚き熱交換器20の1次側の入水ポートに接続している。上記追い焚き熱交換器20の1次側の出水ポートに配管L22の一端を接続し、配管L22の他端を沸き上げ用混合弁50の第2入水ポートに接続している。
上記配管L21,追い焚き熱交換器20,配管L22で風呂追い焚き回路を構成している。
上記沸き上げ用混合弁50の第2入水ポート側(風呂追い焚き回路側)の開度を全開にした状態で沸き上げ用循環ポンプP1を駆動することにより、貯湯タンク3内の上部の湯水を、配管L21,追い焚き熱交換器20(1次側),配管L22,沸き上げ用混合弁50,配管L2,沸き上げ熱交換器10,配管L3を介して循環させる。
また、上記貯湯タンク3の上部に配管L31の一端を接続し、配管L31の他端を給湯用混合弁22の第1入水ポートに接続している。上記配管L31に、貯湯タンク3側から給湯用混合弁22への流れのみを許容する逆止弁21を配設している。また、給湯用混合弁22の第2入水ポートに、分岐配管L12の一端を接続し、分岐配管L12の他端を、配管L11の減圧弁11と逆止弁12の間に接続している。上記分岐配管L12に、配管L11側から給湯用混合弁22への流れのみを許容する逆止弁23を配設している。
そして、上記給湯用混合弁22の出水ポートに配管L32の一端を接続し、配管L32の他端を給湯栓60(この実施形態では蛇口)に接続している。上記配管L32に水量センサ24を配設している。
上記分岐配管L12と配管L31と配管L32と逆止弁21と給湯用混合弁22と逆止弁23および水量センサ24で給湯回路を構成している。
また、上記配管L32の水量センサ24の上流側に配管L33の一端を接続し、配管L33の他端を、浴槽4に設けられた接続アダプタ9の給湯口9aに接続している。この配管L33の上流側から順に、湯張り用電磁弁25と、逆止弁26と、水量センサ27と、逆止弁28を配設している。この逆止弁26,28は、給湯用混合弁22側から浴槽4への流れのみを許容する。
上記配管L33と湯張り用電磁弁25と逆止弁26,28および水量センサ27で、給湯回路の配管L32から分岐して浴槽4に接続された風呂給湯回路を構成している。
上記接続アダプタ9の追焚用吸水口9bに配管L35の一端を接続し、配管L35の他端を追い焚き熱交換器20の2次側の入水ポートに接続している。上記配管L35に風呂用循環ポンプP2を配設している。また、配管L33の水量センサ27よりも下流側に配管L34の一端を接続し、配管L34の他端を追い焚き熱交換器20の2次側の出水ポートに接続している。
上記風呂用循環ポンプP2により、浴槽4内の湯水を、配管L35,追い焚き熱交換器20(2次側),配管L34,配管L33(一部)を介して循環させる。
上記配管L35,追い焚き熱交換器20(2次側),配管L34,配管L33(一部)で風呂循環回路を構成している。
さらに、上記配管L21に配管L41の一端を接続し、配管L41の他端を排水口に接続している。また、上記配管L41に逃し弁31を配設している。
上記貯湯タンク3には、下側から上側に向かって略等間隔に4つの温度センサT1〜T4を設けている。また、配管L2に入水温度を検出する温度センサT11を設けると共に、配管L3に出湯温度を検出する温度センサT12を設けている。この温度センサT11は、入水温度センサの一例であり、温度センサT12は、出湯温度センサの一例である。
また、沸き上げ熱交換器10に温度センサT13を設けている。また、給湯栓60に接続された配管L32には、水量センサ24よりも下流側に給湯温度を検出する温度センサT21を設けている。また、浴槽4に接続された配管L35には、浴槽4側の接続アダプタ9と風呂用循環ポンプP2との間に、水位センサLSと、水流スイッチSWと、温度センサT23を接続アダプタ9側から順に設けている。さらに、浴槽4に接続された配管L33の逆止弁28の下流側でかつ配管L33と配管L34との接続点に、浴槽4に供給される給湯水の温度を検出する温度センサT22を設けている。
また、上記給湯装置は、図2に示すように、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置100と、上記制御装置100との間で信号を送受信するリモートコントローラ200とを備えている。上記制御装置100は、温度センサT1〜T4,T11〜T13,T21〜T23と水位センサLSと水流スイッチSWと水量センサ24,27と外気温度センサ(図示せず)およびリモートコントローラ200などからの信号を受けて、ヒートポンプユニット2と沸き上げ用循環ポンプP1と風呂用循環ポンプP2と給湯用混合弁22と湯張り用電磁弁25と沸き上げ用混合弁50などを制御する。
また、上記制御装置100は、貯湯タンク3内の湯水を沸き上げる運転を制御する沸き上げ制御部100aと、給湯栓60への給湯温度を制御する給湯制御部100bと、「風呂湯張り運転」などを含む浴槽4への注湯運転を制御する注湯制御部100cと、「風呂追い焚き運転」を制御する追い焚き制御部100dとを有する。
上記構成の給湯装置において、給湯制御部100bは、温度センサT21により検出された給湯温度が給湯設定温度になるように、給湯用混合弁22の混合比率を制御する。
<沸き上げ運転>
上記ヒートポンプユニット2により貯湯タンク3内の湯水を沸き上げる「沸き上げ運転」では、制御装置100の沸き上げ制御部100aにより、沸き上げ用混合弁50の第1入水ポート側(貯湯タンク3側)の開度を全開にした状態で沸き上げ用循環ポンプP1を運転して、貯湯タンク3内の湯水を、配管L1,沸き上げ用混合弁50,配管L2,沸き上げ熱交換器10,配管L3を介して循環させる。
上記沸き上げ制御部100aは、沸き上げ運転時、温度センサT12により検出された出湯温度が目標出湯温度TSになるように、ヒートポンプユニット2と沸き上げ用循環ポンプP1を制御する。ここで、目標出湯温度TSは、貯湯タンク3から給湯される湯量などに基づいて制御装置100で算出される。例えば、使用される湯量が多い場合、目標出湯温度TSは例えば70℃と高くなり、使用される湯量が少ない場合、目標出湯温度TSは例えば50℃と低くなる。
<風呂湯張り運転>
次に、上記貯湯タンク3から風呂の浴槽4内に給湯する「風呂湯張り運転」を行う場合、制御装置100の注湯制御部100cにより湯張り用電磁弁25を開いて、貯湯タンク3内の湯を給湯用混合弁22と風呂給湯回路(L33,25,26,27,28)を介して浴槽4内に供給する。このとき、注湯制御部100cは、給湯用混合弁22を制御して、目標設定温度に基づいて、貯湯タンク3からの高温の湯と外部からの給水とを混合すると共に、水位センサLSにより検出された浴槽4内の水位が設定水位になると、湯張り用電磁弁25を閉じる。
<風呂追い焚き運転>
次に、上記貯湯タンク3から風呂の浴槽4内の湯を追い焚きする「風呂追い焚き運転」を行う場合、制御装置100の追い焚き制御部100dにより、湯張り用電磁弁25を閉じた状態で風呂用循環ポンプP2を運転して、浴槽4内の湯を、配管L35,追い焚き熱交換器20(2次側),配管L34,配管L33(一部)を介して循環させる。
そして、温度センサT23により検出された浴槽4内の湯の風呂温度に基づいて、追い焚き制御部100dは、ヒートポンプユニット2を用いずに貯湯タンク3内の湯を熱源とする風呂追い焚き運転を行うか、または、貯湯タンク3の熱量だけでは足らないときにヒートポンプユニット2を用いて風呂追い焚き運転を行う。
上記風呂追い焚き運転では、沸き上げ熱交換器10からの湯を沸き上げ用循環ポンプP1により貯湯タンク3と沸き上げ回路(L1,L2,10,L3)と風呂追い焚き回路(L21,20,L22)を介して循環させて風呂の追い焚きをする。
以下、図3,図4に示すフローチャートに従って、制御装置100の追い焚き制御部100dによる風呂追い焚き運転の動作を説明する。
まず、風呂追い焚き運転の処理がスタートすると、図3に示すステップS1でリモートコントローラ200から追い焚き要求があるか否かを判定して、追い焚き要求があると判定すると、ステップS2に進む。この追い焚き運転は、ユーザーがリモートコントローラ200のボタンを押すことで要求されるか、または、風呂保温中に略定期的に要求される。
次に、ステップS2で風呂用循環ポンプP2をオンして、ステップS3に進み、温度センサT23により風呂温度(浴槽4内の湯の温度)を検出する。
次に、ステップS4に進み、沸き上げ用混合弁50の追い焚き回路側(第2入水ポート側)の開度を全開にする(初期設定)。
次に、ステップS5に進み、(追い焚き完了温度−風呂温度)が予め設定された△T未満であると判定すると、ステップS6に進む一方、(追い焚き完了温度−風呂温度)が△T以上であると判定すると、図4に示すステップS11に進む。上記追い焚き完了温度は、風呂の設定温度に基づいて決定される。
そして、ステップS6では、沸き上げ用循環ポンプP1をオンする。
次に、ステップS7に進み、温度センサT23により風呂温度(浴槽4内の湯の温度)を検出する。
次に、ステップS8に進み、風呂温度が追い焚き完了温度以上であると判定すると、ステップS9に進む一方、風呂温度が追い焚き完了温度未満であると判定すると、ステップS7に戻る。
次に、ステップS9で沸き上げ用循環ポンプP1をオフして、ステップS10に進み、風呂用循環ポンプP2をオフして、この風呂追い焚き運転を終了する。
一方、図4に示すステップS11では、ヒートポンプユニット2をオンして、ステップS12に進み、沸き上げ用循環ポンプP1をオンする。
次に、ステップS13に進み、風呂温度が追い焚き完了温度以上であると判定すると、図3に示すステップS9に戻る一方、風呂温度が追い焚き完了温度未満であると判定すると、ステップS14に進む。
そして、ステップS14で沸き上げ用循環ポンプP1の回転数制御を開始する。
ここで、追い焚き制御部100dは、温度センサT12により検出された沸き上げ熱交換器10の出湯温度が目標出湯温度TSになるように、沸き上げ用循環ポンプP1の回転数を1秒間隔でフィードバック制御する。
次に、ステップS15に進み、温度センサT11により検出された沸き上げ熱交換器10の入水温度が混合開始温度以上であると判定すると、ステップS16に進む一方、沸き上げ熱交換器10の入水温度が混合開始温度未満であると判定すると、ステップS15を繰り返す。
次に、ステップS16で沸き上げ用混合弁50の開度制御を開始する。
ここで、追い焚き制御部100dは、温度センサT11により検出された沸き上げ熱交換器10の入水温度が所定の温度範囲内になるように、沸き上げ用混合弁50の開度を3秒間隔でフィードバック制御する。このとき、沸き上げ用混合弁50の第2入水ポート側(追い焚き回路側)の開度を全開した状態から沸き上げ用混合弁50の第1入水ポート側(貯湯タンク3側)の開度を徐々に開いて、貯湯タンク3の下部からの湯水の混合比率を高くすることにより、沸き上げ熱交換器10の入水温度の上昇を抑える。
次に、ステップS17に進み、風呂温度が追い焚き完了温度以上であると判定すると、ステップS18に進む一方、風呂温度が追い焚き完了温度未満であると判定すると、ステップS17を繰り返す。
そして、ステップS18でヒートポンプユニット2をオフして、図3に示すステップS9に戻り、沸き上げ用循環ポンプP1と風呂用循環ポンプP2をオフして、この風呂追い焚き運転を終了する。
図5は上記給湯装置において、ヒートポンプユニット2を用いた風呂追い焚き運転時の出湯温度と入水温度と風呂温度および沸き上げ流量の変化を示している。
図5に示すように、風呂追い焚き運転を開始して、ヒートポンプユニット2と沸き上げ用循環ポンプP1および風呂用循環ポンプP2をオンすると、沸き上げ熱交換器10からの出湯水が沸き上げ回路と風呂追い焚き回路を循環することにより、風呂温度が上昇する。風呂温度の上昇に伴って、入水温度も上昇していく。ここで、出湯温度は、沸き上げ用循環ポンプP1の回転数を制御することにより、目標出湯温度TSに達して安定する。
そして、沸き上げ熱交換器10の入水温度が混合開始温度t_mix以上になると、沸き上げ用混合弁50の開度制御を開始する。これにより、入水温度の領域Aおよび風呂温度の領域Bでは、風呂温度が上昇しても沸き上げ熱交換器10の入水温度は上昇せずに安定し、ヒートポンプユニット2の沸き上げ効率が低下しない。このとき、沸き上げ用混合弁50において貯湯タンク3の下部からの湯水の混合比率が増えることにより、追い焚き熱交換器20を流れる湯の沸き上げ流量は徐々に減少する。
次に、沸き上げ用混合弁50の第1入水ポート側(貯湯タンク3側)の開度が上限値に達して、貯湯タンク3からの混合比率を上げることができなくなると、入水温度の領域Cに示すように、入水温度が再び上昇し始める。ここで、沸き上げ流量の領域Dでは、沸き上げ用混合弁50の第1入水ポート側(貯湯タンク3側)の開度が上限値に達しているため、沸き上げ流量は下がらない。
そして、風呂温度が追い焚き完了温度t_stopに達すると、ヒートポンプユニット2と沸き上げ用循環ポンプP1および風呂用循環ポンプP2をオフすると共に、沸き上げ用混合弁50の第2入水ポート側(追い焚き回路側)の開度を全開に戻して、風呂追い焚き運転を完了する。
上記構成の給湯装置によれば、風呂追い焚き運転時に、沸き上げ熱交換器10の入水温度に基づいて、制御装置100が沸き上げ用混合弁50を制御して、沸き上げ用混合弁50により風呂追い焚き回路の追焚戻り湯に貯湯タンク3内の下部からの湯水を混合することで、沸き上げ熱交換器10に入水される湯の温度が下がるので、ヒートポンプユニット2の沸き上げ効率がよくなる。したがって、風呂追い焚き運転時に風呂追い焚き回路の追焚戻り湯をヒートポンプユニット2に接続された沸き上げ熱交換器10に戻して沸かしても沸き上げ効率を向上できる。
なお、上記実施の形態では、風呂追い焚き運転時に、沸き上げ熱交換器10の入水温度に基づいて、制御装置100により沸き上げ用混合弁50を制御したが、これに限らず、追い焚き戻り湯温度センサを設けて、風呂追い焚き回路の追焚戻り湯の温度、または風呂温度に基づいて、制御装置により沸き上げ用混合弁を制御してもよく、沸き上げ熱交換器の入水温度と風呂追い焚き回路の追焚戻り湯の温度と風呂温度のうちのいずれか2つ以上の組合せに基づいて、制御装置により沸き上げ用混合弁を制御してもよい。
また、上記風呂追い焚き運転において、予め設定された追い焚き完了温度と風呂温度(風呂温度センサである温度センサT23により検出)との温度差が予め設定された△T以下であるとき、沸き上げ用混合弁50の第2入水ポート側(風呂追い焚き回路側)の開度を全開にすることによって、貯湯タンク3内の熱量だけで、風呂の追い焚きを行うことができる。
なお、上記風呂温度と追い焚き完了温度との温度差が△T以下であるときの条件に加えて、風呂追い焚き回路(L21,20,L22)の追焚戻り湯の温度が所定の追焚戻り湯温度以下のときに、沸き上げ用混合弁50の第2入水ポート側(風呂追い焚き回路側)の開度を全開にするようにしてもよい。この場合、貯湯タンク3内の下部からの湯水を混合するか否かの判断を正確に行うことができる。
また、上記風呂追い焚き運転において、入水温度センサである温度センサT11により検出された沸き上げ熱交換器10の入水温度が予め設定された温度範囲内になるように、制御装置100により沸き上げ用混合弁50の開度をフィードバック制御することによって、沸き上げ熱交換器10の入水温度をヒートポンプユニット2の効率が最適になる温度範囲内にすることが可能になり、沸き上げ効率をさらに向上できる。
上記の予め設定された温度範囲は、例えば30℃〜35℃程度に設定する。一般的に風呂の温度は40℃程度に設定されるため、入水温度(追い焚き後の戻り湯温度)は45℃〜50℃程度となる。この45℃〜50℃に対して、沸き上げ用混合弁50で30℃〜35℃に混合することで、沸き上げ効率を向上することができる。
なお、上記実施形態では、沸き上げ熱交換器10の入水温度が予め設定された温度範囲内になるように、制御装置100により沸き上げ用混合弁50の開度をフィードバック制御したが、追い焚き能力を確保するために貯湯タンク3の上部から風呂追い焚き回路側に出水される追焚往き湯の温度が予め設定された温度範囲内になるように、沸き上げ用混合弁50の開度をフィードバック制御してもよい。
また、上記風呂追い焚き運転において、出湯温度センサである温度センサT12により検出された沸き上げ熱交換器10の出湯温度が目標出湯温度TSになるように、制御装置100により沸き上げ用循環ポンプP1の回転数をフィードバック制御することによって、沸き上げ熱交換器10の出湯温度を目標出湯温度TSに安定させることができる。さらに、制御装置100による沸き上げ用混合弁50のフィードバック制御の間隔(この実施形態では3秒)を沸き上げ用循環ポンプP1のフィードバック制御の間隔(この実施形態では1秒)よりも長くすることによって、沸き上げ用混合弁50の開度が変更されて出湯温度が一時的に変動しても、沸き上げ用循環ポンプP1のフィードバック制御が早いため、すぐに目標出湯温度TSに合わせることができる。
あるいは、上記風呂追い焚き運転において、出湯温度センサである温度センサT12により検出された沸き上げ熱交換器10の出湯温度が目標出湯温度TSになるように、制御装置100により沸き上げ用循環ポンプP1の回転数をフィードバック制御することによって、沸き上げ熱交換器10の出湯温度を目標出湯温度TSに安定させることができる。さらに、制御装置100による沸き上げ用混合弁50のフィードバック制御におけるフィードバックゲインを沸き上げ用循環ポンプP1のフィードバック制御におけるフィードバックゲインよりも小さくしてもよい。これによって、沸き上げ用混合弁50の開度が変更されて出湯温度が一時的に変動しても、沸き上げ用循環ポンプP1のフィードバック制御が早いため、すぐに目標出湯温度TSに合わせることができる。
また、上記給湯装置では、沸き上げ用混合弁50の第1入水ポート側(貯湯タンク3側)の開度を大きくしすぎると、風呂追い焚き回路(L21,20,L22)の流量(追い焚き熱交換器20を通過する湯の流量)が減少して追い焚き能力が低下するため、沸き上げ用混合弁50の第1入水ポート側(貯湯タンク3側)の開度に上限値を設けることによって、追い焚き能力が低下しすぎるのを防止できる。
また、上記貯湯タンク3と沸き上げ用混合弁50と風呂追い焚き回路(L21,20,L22)と沸き上げ回路(L1,L2,10,L3)などを収容する貯湯ユニット1内に沸き上げ熱交換器10を配置していることによって、ヒートポンプユニット2側に沸き上げ熱交換器10が内蔵されている場合に比べて、ヒートポンプユニット2と貯湯ユニット1との間の配管での湯の放熱がなく、貯湯タンク3内の湯水を効率よく沸き上げることができる。
また、上記ヒートポンプユニット2にHFC冷媒を用いることによって、出湯温度を略50℃〜略70℃で制御することが可能になり、一般的に多く使用される風呂温度(40℃)を、追い焚きするための出湯温度にすることができる。
なお、上記実施の形態では、貯湯ユニット1内に沸き上げ熱交換器10を配置した給湯装置について説明したが、ヒートポンプユニット内に沸き上げ熱交換器を配置した給湯装置にこの発明を適用してもよい。
また、上記実施の形態では、ヒートポンプユニット2にHFC冷媒を用いたが、ヒートポンプユニットに用いる冷媒はこれに限らず、CO冷媒や他の冷媒を用いてもよい。
例えば、ヒートポンプユニットにCO冷媒を用いることで、出湯温度を高い温度範囲(例えば65℃〜90℃)で制御することが可能になり、沸き上げ用混合弁により風呂追い焚き回路の追焚戻り湯に貯湯タンク内の下部からの湯水を混合して、沸き上げ熱交換器に入水される湯の温度を下げることによって、HFC冷媒を用いた場合に比べてヒートポンプユニットの沸き上げ効率をさらに向上できる。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
1…貯湯ユニット
2…ヒートポンプユニット
3…貯湯タンク
4…浴槽
9…接続アダプタ
9a…給湯口
9b…追焚用吸水口
10…沸き上げ熱交換器
11…減圧弁
12,21,23,26,28…逆止弁
20…追い焚き熱交換器
22…給湯用混合弁
24,27…水量センサ
25…湯張り用電磁弁
31…逃し弁
50…沸き上げ用混合弁
60…給湯栓
100…制御装置
100a…沸き上げ制御部
100b…給湯制御部
100c…注湯制御部
100d…追い焚き制御部
200…リモートコントローラ
L1,L2,L3,L11,L21,L22,L31〜L35,L41…配管
L4,L5…冷媒配管
L12…分岐配管
LS…水位センサ
P1…沸き上げ用循環ポンプ
P2…風呂用循環ポンプ
SW…水流スイッチ
T1〜T4,T11〜T13,T21〜T23…温度センサ

Claims (7)

  1. 貯湯タンク(3)の下部に一方の入水側が接続された混合弁(50)と、
    上記貯湯タンク(3)の上部から追い焚き熱交換器(20)を介して上記混合弁(50)の他方の入水側に接続された風呂追い焚き回路(L21,20,L22)と、
    上記貯湯タンク(3)の下部から上記混合弁(50)と沸き上げ熱交換器(10)を介して上記貯湯タンク(3)の上部に接続された沸き上げ回路(L1,L2,10,L3)と、
    上記沸き上げ回路(L1,L2,10,L3)に配設された沸き上げポンプ(P1)と、
    上記貯湯タンク(3)内の湯を上記沸き上げ熱交換器(10)により沸き上げるヒートポンプユニット(2)と、
    上記混合弁(50)と上記沸き上げポンプ(P1)および上記ヒートポンプユニット(2)を制御する制御装置(100)と
    を備え、
    上記制御装置(100)は、
    上記沸き上げ熱交換器(10)からの湯水を上記沸き上げ回路(L1,L2,10,L3)と上記風呂追い焚き回路(L21,20,L22)を介して循環させて風呂の追い焚きをする風呂追い焚き運転時に、上記沸き上げポンプ(P1)と上記ヒートポンプユニット(2)を運転して、上記沸き上げ熱交換器(10)の入水温度と上記風呂追い焚き回路(L21,20,L22)の追焚戻り湯の温度と上記風呂の浴槽内の湯の風呂温度の少なくとも1つに基づいて、上記混合弁(50)を制御することを特徴とする給湯装置。
  2. 請求項1に記載の給湯装置において、
    上記沸き上げ熱交換器(10)の入水温度を検出する入水温度センサ(T11)を備え、
    上記制御装置(100)は、
    上記風呂追い焚き運転において、上記入水温度センサ(T11)により検出された上記沸き上げ熱交換器(10)の入水温度が予め設定された温度範囲内になるように、上記混合弁(50)の開度をフィードバック制御することを特徴とする給湯装置。
  3. 請求項2に記載の給湯装置において、
    上記沸き上げ熱交換器(10)の出湯温度を検出する出湯温度センサ(T12)を備え、
    上記制御装置(100)は、
    上記風呂追い焚き運転において、上記出湯温度センサ(T12)により検出された上記沸き上げ熱交換器(10)の出湯温度が目標出湯温度になるように、上記沸き上げポンプ(P1)の回転数をフィードバック制御すると共に、
    上記混合弁(50)のフィードバック制御の間隔を上記沸き上げポンプ(P1)のフィードバック制御の間隔よりも長くしたことを特徴とする給湯装置。
  4. 請求項2に記載の給湯装置において、
    上記沸き上げ熱交換器(10)の出湯温度を検出する出湯温度センサ(T12)を備え、
    上記制御装置(100)は、
    上記風呂追い焚き運転において、上記出湯温度センサ(T12)により検出された上記沸き上げ熱交換器(10)の出湯温度が目標出湯温度になるように、上記沸き上げポンプ(P1)の回転数をフィードバック制御すると共に、
    上記混合弁(50)のフィードバック制御におけるフィードバックゲインを上記沸き上げポンプ(P1)のフィードバック制御におけるフィードバックゲインよりも小さくしたことを特徴とする給湯装置。
  5. 請求項1から4までのいずれか1つに記載の給湯装置において、
    上記混合弁(50)の上記貯湯タンク(3)側の開度に上限値を設けたことを特徴とする給湯装置。
  6. 請求項1から5までのいずれか1つに記載の給湯装置において、
    上記沸き上げ熱交換器(10)は、上記貯湯タンク(3)と上記混合弁(50)と上記風呂追い焚き回路(L21,20,L22)と上記沸き上げ回路(L1,L2,10,L3)を収容する貯湯ユニット(1)内に配置されていることを特徴とする給湯装置。
  7. 請求項1から6までのいずれか1つに記載の給湯装置において、
    上記ヒートポンプユニット(2)にHFC冷媒を用いたことを特徴とする給湯装置。
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