JP2015125769A

JP2015125769A - 入力支援方法

Info

Publication number: JP2015125769A
Application number: JP2014061012A
Authority: JP
Inventors: 利仁曽根; Toshihito Sone
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2014-03-25
Filing date: 2014-03-25
Publication date: 2015-07-06

Abstract

【課題】本発明の目的は、インプットメソッドを構成し、入力された文字列をツールチップが設定された文字列に変換する入力支援方法を提供することにある。
【解決手段】文字列１０１に対応する変換候補１０２を通じてツールチップ２０２またはハイパーリンク２０１が設定された文字列１０３を利用者が選ぶＩＭプログラム２０を構成する入力支援方法であって、ツールチップ２０２またはハイパーリンク２０１の編集手段を利用者に提供することを特徴とする。
【選択図】図１

Description

本発明は、入力支援方法に関する。

従来、入力支援方法が知られる。例えば、特許第２９７４２９５号公報に記載の技術は、ＡＰ（Application Program）側から変換対象文字列を受取りそれに該当する変換文字列を取得し、該変換文字列をＡＰ（Application Program）側に返す日本語入力の技術が開示されている。

特許第２９７４２９５号公報

ところで、上記従来の入力支援方法は、インプットメソッドを構成し、入力された文字列をツールチップが設定された文字列に変換することができないと言った問題があった。

そこで、本発明の目的は、インプットメソッドを構成し、入力された文字列をツールチップが設定された文字列に変換する入力支援方法を提供することにある。

上記課題を解決するため本発明の入力支援方法は、第１文字列（１０１）に対応する変換候補（１０２）を通じてツールチップ（２０２）またはハイパーリンク（２０１）が設定された第２文字列（１０３）を利用者が選ぶインプットメソッド（２０）を構成する入力支援方法であって、前記ツールチップ（２０２）または前記ハイパーリンク（２０１）の編集手段を利用者に提供することを特徴とする。

本発明によれば、入力支援方法は、インプットメソッドを構成し、入力された文字列をツールチップが設定された文字列に変換することができる。

実施形態の入力支援方法の構成図の一例である。

以下、本発明の一実施の形態について詳細に説明する。

図１は実施形態の入力支援方法の構成図の一例である。例えば、入力支援方法は、（ａ）装置１のＣＰＵで実行されるアプリケーションプログラム（以下、ＡＰ１０と称す)およびインプットメソッドプログラム（以下、ＩＭプログラム２０と称す)を含む。ＩＭプログラム２０は、ＡＰ１０側で入力された変換対象文字列Ｔａを受取る過程と、変換対象文字列Ｔａに該当する変換文字列Ｔｂを取得する過程と、変換文字列ＴｂをＡＰ１０側に返す過程を含むことを特徴とする。

装置１はインターネットなどのネットワークシステムに接続されるとともに、ＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭ、記憶部、入出力部、ネットワーク通信部などを有するコンピュータ部を備える。ＡＰ１０は、ワープロソフトウェア、ブラウザソフトウェアなどである。ＩＭプログラム２０は、Microsoft IME（登録商標）、ウェブページを表示する該ブラウザソフトウェアと連携する入力支援スクリプトなどの入力支援ソフトウェアである。また、ネットワーク上の配信サーバから配信されるものを含む。ＡＰ１０は、該ブラウザソフトウェアが表示させるウェブページのソースコードとしてもよい。変換文字列Ｔｂは、確定後画面２００に表示する文字列１０３を含み、ツールチップ２０２が設定されたハイパーリンク２０１が定義されているHTMLコードなどである。

装置１の入出力部のディスプレイに表示されたＡＰ１０の画面（ｂ）において、先ず、文章を入力中の入力時画面１００を表示させたＡＰ１０側は、利用者に装置１の入出力部のキーボードを用いて文字列１０１（変換対象文字列Ｔａ）を打ち込ませる。ＩＭプログラム２０は、ＡＰ１０側で入力された変換対象文字列Ｔａを受取り、辞書ファイルから変換対象文字列Ｔａに該当する変換文字列候補を取得し、変換文字列候補の一覧である変換候補リスト１０２を入力時画面１００に表示させ、利用者が装置１の入出力部のマウス操作により、任意に選んだ文字列１０３を選ぶと、文字列１０３に該当する変換文字列Ｔｂを辞書ファイルから取得し、ツールチップ２０２を入力時画面１００に表示させ、利用者がツールチップ２０２上をクリックした場合に、変換文字列ＴｂをＡＰ１０側に返す。変換文字列Ｔｂを受取ったＡＰ１０は、表示する文字列１０３を含み、ツールチップ２０２が設定されたハイパーリンク２０１を含む文章を掲載した確定後画面２００を表示する。これ以降、確定後画面２００では利用者のマウス操作により移動したポインタにより、文字列１０３がフォーカスされると、ツールチップ２０２が表示され、文字列１０３がクリックされると、ハイパーリンク２０１に該当するウェブページ３００がディスプレイに表示されることとなる。

上記実施形態において、ＡＰ１０側の記載は、ＡＰ１０とオペレーティングシステムとの連携を含む。ＩＭプログラム２０は、辞書ファイル登録手段を備え、辞書ファイル登録手段は任意の変換文字列Ｔｂの登録・変更・削除を辞書ファイルに対して行なう構成としてもよい。辞書ファイルは装置１の記憶部に記憶されているが、インターネットなどのネットワーク上に配置してもよい。変換候補リスト１０２は、任意の文字列１０３を選択すると、ツールチップ２０２が表示され、ツールチップ２０２上をダブルクリックすると、ツールチップ２０２が入力領域となって、変換文字列Ｔｂに設定されるツールチップ２０２の表示文章を変更することができる構成としてもよい。また、任意の文字列１０３を選択すると、入力領域を構成するツールチップ２０２が表示され、変換文字列Ｔｂに設定されるツールチップ２０２の表示文章を入力することができる構成としてもよい。また、ツールチップ２０２の表示文章にハイパーリンク２０１のＵＲＬを含め、それを変更すると変換文字列Ｔｂのハイパーリンク２０１を変更することができる構成としてもよい。また、ツールチップ２０２の表示文章が入力または変更された場合に、それを辞書ファイルに反映させる構成としてもよい。

以上の説明においては、通信制御プログラムを含む各種制御プログラムが、予めＲＯＭに格納されている場合について説明したが、制御プログラムを、コンピュータ部で読取可能な記憶媒体に記録するようにしてもよい。このような構成であれば、コンピュータ部によってプログラムが記憶媒体から読み取られ、読み取られたプログラムに従ってコンピュータ部が処理を実行すると、上記実施形態の装置と同等の作用および効果が得られる。

ここで、記憶媒体とは、ＲＡＭ、ＲＯＭ等の半導体記憶媒体、ＦＤ、ＨＤＤ等の磁気記憶型記憶媒体、ＣＤ、ＤＶＤ、ＢＤ等の光学的読取方式記憶媒体、ＭＯ等の磁気記憶型／光学的読取方式記憶媒体であって、電子的、磁気的、光学的等の読み取り方法のいかんにかかわらず、コンピュータ部で読み取り可能な記憶媒体であれば、どのような記憶媒体であってもよい。

また、インターネット、ＬＡＮ等のネットワークシステムを介して制御プログラムをダウンロードし、インストールして実行するように構成することも可能である。

１…装置，１０…ＡＰ，２０…ＩＭプログラム，Ｔａ…変換対象文字列，Ｔｂ…変換文字列，Ｄ…辞書ファイル，１００…入力時画面，２００…確定後画面，３００…ウェブページ，１０１…文字列，１０２…変換候補リスト，１０３…文字列，２０１…ハイパーリンク，２０２…ツールチップ

Claims

第１文字列（１０１）に対応する変換候補（１０２）を通じてツールチップ（２０２）またはハイパーリンク（２０１）が設定された第２文字列（１０３）を利用者が選ぶインプットメソッド（２０）を構成する入力支援方法であって、
前記ツールチップ（２０２）または前記ハイパーリンク（２０１）の編集手段を利用者に提供することを特徴とする入力支援方法。
第１文字列（１０１）に対応する変換候補（１０２）を通じてツールチップ（２０２）が設定された第２文字列（１０３）を利用者が選ぶインプットメソッド（２０）を構成する入力支援方法において、
前記第１文字列（１０１）の変換を求めたアプリケーション（１０）側に前記利用者が選んだ前記ツールチップ（２０２）を通知することを特徴とする入力支援方法。
請求項１または２に記載の入力支援方法を実現させるためのシステム（１）。
コンピュータを、請求項３に記載のシステム（１）として機能させるための制御プログラム。