JP2015119431A - 頁画像補正装置、頁画像補正方法及びプログラム - Google Patents

頁画像補正装置、頁画像補正方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】湾曲した紙面を撮像した場合であっても切り取った画像が判読しやすくなるように適切に効率よく補正可能とする。【解決手段】頁画像補正装置(書画カメラシステム1)は、撮像手段により得られた画像内から頁の輪郭を抽出する抽出手段(CPU45)と、抽出された頁の輪郭の四隅に基づいて輪郭補正を施す輪郭補正手段(CPU45)と、補正された頁の画像全体を、略矩形状の分割領域が綴じ目方向に直交する幅方向にn個配列されるように分割する分割手段(CPU45)と、分割された分割領域毎に綴じ目方向の長さを補正する第一補正手段(CPU45)と、補正された分割領域毎に、実際の頁における分割領域の法線方向の撓み量を推定する推定手段(CPU45)と、推定された撓み量に基づいて分割領域毎の幅方向の長さを補正する第二補正手段(CPU45)と、前記補正手段で補正されたn個の分割領域を合成する合成手段(CPU45)とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、頁画像補正装置、頁画像補正方法及びプログラムに関する。
従来、例えば、見開いた状態の本の上方に撮像手段を配置し、当該撮像手段によって本の頁を一頁ずつ画像として読み取る画像読み取り装置が知られている。ここで、本によってはサイズが異なるために、そのサイズに応じた読み取り処理を行うべく、画像読み取り装置には撮像手段で取得した画像から必要な領域だけを切り取るように、原稿サイズを指定できる機能が搭載されている(例えば特許文献1参照)。
特開2006−114993号公報
ところで、撮像時においては紙面が湾曲している場合もあり、その場合においては切り取った画像も湾曲した状態となり判読しにくくなってしまうのが実状である。
そこで本発明の課題は、湾曲した紙面を撮像した場合であっても、切り取った画像が判読しやすくなるように適切に効率よく補正可能とすることである。
以上の課題を解決するため、本発明の一の態様によれば、
本の頁を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段が取得した画像内から前記頁の輪郭を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記頁の輪郭の四隅に基づいて歪み補正を施すことにより、前記頁の画像全体を補正する輪郭補正手段と、
前記輪郭補正手段により補正された前記頁の画像全体を、当該頁の画像の上端から下端まで綴じ目方向に沿って延在する略矩形状の分割領域が前記綴じ目方向に直交する幅方向にn個配列されるように分割する分割手段と、
前記分割手段によって分割された前記分割領域毎に、前記綴じ目方向の長さを補正する第一補正手段と、
前記第一補正手段によって補正された前記分割領域毎に、実際の頁における前記分割領域の法線方向の撓み量を推定する推定手段と、
前記推定手段によって推定された前記撓み量に基づいて前記分割領域毎の前記幅方向の長さを補正する第二補正手段と、
前記第一補正手段及び前記第二補正手段で補正されたn個の前記分割領域を合成する合成手段とを備えることを特徴とする頁画像補正装置が提供される。
本発明によれば、湾曲した紙面を撮像した場合であっても、切り取った画像が判読しやすくなるように適切に効率よく補正することができる。
本実施形態に係る書画カメラシステムの概略構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る書画カメラシステムの主制御構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る画像処理モードの処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る基準画像から抽出された左側の頁の輪郭及び頁の画像全体を示す説明図である。 本実施形態に係る台形補正後の輪郭及び頁の画像を示す説明図である。 本実施形態に係る台形補正後の輪郭及び画像と、台形補正後の四隅からなる矩形輪郭とを示す説明図である。 本実施形態に係る縦方向補正処理で用いられる変換式を説明するための模式図である。 本実施形態に係る縦方向補正処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る台形補正後の輪郭及び画像と、台形補正後の四隅からなる矩形輪郭とを示す説明図である。 本実施形態に係る幅方向補正処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態に係る分割領域における撓み量d(z)を示す説明図である。 本実施形態に係るds(i)、dz(i)及びdx’(i)の関係を示す説明図である。 本実施形態に係る幅方向補正処理前のx’(i)と、幅方向補正処理後のx(i)との関係を示す説明図である。 頁の湾曲度合いによって変化する補正後の画像の例を示す説明図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は本発明に係る頁画像補正装置としての書画カメラシステムの概略構成を示す斜視図である。図1に示すように、書画カメラシステム1には、本Bの頁P1を撮像する撮像手段としての書画カメラ2と、本Bが載置される載置台3と、書画カメラ2に通信自在に接続されたパソコン4とを備えている。なお、本発明に係る本Bとしては一般的な本の他にも、綴じられた書類等も含むこととする。
書画カメラ2には、スタンド部21と、スタンド部21の上端に取り付けられたカメラ22とが設けられている。スタンド部21は本Bとカメラ22との相対的な位置関係を調整できるように、前後方向、左右方向に傾倒自在であるとともに、上下方向に伸縮自在となっている。カメラ22は、その画角内に本Bが収まるようにレンズが下方を向いている。カメラ22とスタンド部21との接合部には位置調整機構が設けられており、これによってカメラ22のレンズが向く方向も調整できるようになっている。そして、カメラ22は、載置台3上で開かれた本Bの左右両方の頁P1の画像を一回の撮影で取得できる位置に配置されている。
次に、本実施形態の書画カメラシステム1の主制御構成について説明する。図2は書画カメラシステム1の主制御構成を示すブロック図である。図2に示すように、パソコン4には、カメラ22で撮像された基準画像及び当該基準画像を補正することにより得られた補正画像等を記録する記録部41と、種々の操作指示がパソコン4自体に入力されるキーボード、タッチパネル、マウス等の操作手段42と、各種プログラムが記録されたROM43と、ROM43中のプログラムの実行時に当該プログラムが展開されるRAM44と、操作手段42からの指示に基づいてROM43中のプログラムをRAM44に展開し実行するCPU45とが備えられている。
パソコン4のCPU45にて画像読み取り用のプログラムが実行されると、操作手段42の所定のボタンが撮影ボタンとして対応付けされる。この撮影ボタンを操作することに連動してカメラ22が本Bの画像を撮影するようになっている。
以下、書画カメラシステム1による画像読み取り方法について説明する。
まず、ユーザーは、操作手段42を操作して画像読み取り用のプログラムをパソコン4に実行させる。これにより、まずは画像撮影モードが実行される。画像撮影モードにおいては、まずユーザーは、本Bの最初の頁P1を開いて頁P1を押さえる。この状態のまま、撮影ボタンを操作することにより、現在開いている左右の頁P1をカメラ22によって一画像として撮影する。
これを本Bの最後の頁P1まで繰り返すことにより、一冊の本Bの全ての頁P1の基準画像がパソコン4の記録部41に記録されることになる。
最後の頁P1の撮影が終了すると、ユーザーは操作手段42を操作して、画像撮影モードの終了をパソコン4に促す。パソコン4は、画像撮影モードの終了に伴って、画像処理モードに切り替える。
図3は画像処理モードの処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1では、CPU45は、基準画像を記録部41から読み込む。
ステップS2では、CPU45は、基準画像内の頁P1の輪郭を周知の画像処理を用いて抽出する。つまり、CPU45が本発明に係る抽出手段である。この際、基準画像内にある左右の頁P1を分割し、一つの頁P1毎に輪郭を抽出する。図4は基準画像から抽出された左側の頁P1の輪郭R及び頁P1の画像全体Gを示す説明図である。
ステップS3では、CPU45は、一つの頁P1の輪郭Rから四隅r1,r2,r3,r4の座標値を取得する。
ステップS4では、CPU45は、ステップS3で取得した四隅r1,r2,r3,r4の座標値を基に、頁P1の輪郭Rに対して周知の歪補正を施す。つまり、CPU45が本発明に係る輪郭補正手段である。なお、この歪補正おいては、頁P1の輪郭Rのみが台形されるのではなく、台形補正による輪郭Rの変形に追従して頁P1の画像全体が補正される。
図5は台形補正後の輪郭R1及び頁P1の画像G1を示す説明図である。
ステップS5では、CPU45は、台形補正後の頁P1の輪郭R1を取得する。
ステップS6では、CPU45は、台形補正後の輪郭R1に基づいて台形補正後の画像G1に対して縦方向補正処理を実行する。つまり、CPU45が本発明に係る第一補正手段である。
図6は台形補正後の輪郭R1及び画像G1と、台形補正後の四隅r1,r2,r3,r4からなる矩形輪郭R2とを示す説明図である。
台形補正後の輪郭R1及び画像G1においては、綴じ目方向(Y方向)における湾曲は残ったままである。頁P1が湾曲していると頁P1の中央部分がカメラ22に近くなるため、頁P1の左右端部と比べて大きく撮影される。例えば、画像G1の幅方向の略中央付近で当該画像G1の上端から下端まで綴じ目方向に沿って延在する領域Uは、矩形輪郭R2よりも綴じ目方向に大きい(長い)。つまり、頁P1の綴じ目方向の長さは頁P1の幅方向でばらつくことになる。これを均一化し矩形輪郭R2内に収めるべく、縦方向補正処理を実行する。
図7は縦方向補正処理で用いられる変換式を説明するための模式図である。
図中Fは便宜上置かれた焦点である。A’は台形補正後の輪郭R1における任意の領域Uの上点、B’は領域Uにおける任意の領域Uの下点、P’はA’−B’線上における任意の点、Aは矩形輪郭R2内で領域Uに対応する部分の上点、Bは矩形輪郭R2内で領域Uに対応する部分の下点、PはA−B線上における点Pに対応する点を示している。
この図7から以下の関係がわかる。
ΔA’FB’∝ΔAFB
∴FP:FP’=h:H
ΔAFP∝ΔA’FP’
∴AP:A’P’=h:H
∴AP=h/H・A’P’
ここで、A点のY座標値をyとし、P点のY座標値をyとし、A’点のY座標値をya’とし、P’点のY座標値をyp’とすると、
A’P’=ya’-yp’
AP= y-y
となる。
∴y=h/H・(yp’ -ya’)+ya’・・・(2)
この式(2)によって任意の点Pの変換後のPのY座標値を求めることができる。
実際には、矩形輪郭R2内のメッシュ内の各点の階調に、対応する輪郭R1の点における階調を当てはめていく補正を行う。
図8はこの縦方向補正処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS61では、CPU45は矩形輪郭R2の綴じ目方向の長さhを取得する。具体的には、台形補正後の輪郭R1の右側若しくは左側の上下の角部の間隔を長さhとする。
ステップS62では、CPU45は台形補正後の輪郭R1を幅方向にn分割し、各分割領域U1の横座標x(i)を設定する。つまり、CPU45が本発明に係る分割手段である。
ステップS63では、CPU45はiを1に設定する。
ステップS64では、CPU45は台形補正後の輪郭R1を基にx(i)での縦方向の長さHを取得する。
ステップS65では、CPU45は分割領域U1間の境目のP’点に対応するY座標値(yp’)を、式(1)を用いて算出し、当該P’点の画像を変換する。
ステップS66では、CPU45は、x(i)での綴じ目方向全ての点で変換処理が終わったか否かを判断し、終わっていない場合はステップS65に移行して、終わっている場合はステップS67に移行する。
ステップS67では、CPU45は、iがn−1であるか否かを判断し、n−1である場合は縦方向補正処理を終了しステップS7に移行し、n−1でない場合はステップS68に移行する。
ステップS68では、CPU45は、i=i+1としてステップS64に移行する。これによってn−1個ある分割領域U1間の境目の全てに対して縦方向補正が実行される。
ステップS7では、CPU45は、縦方向補正後の画像に基づいて台形補正後の画像G1に対して幅方向補正処理を実行する。つまり、CPU45が本発明に係る第二補正手段である。
図9は台形補正後の輪郭R1及び画像G1と、台形補正後の四隅r1,r2,r3,r4からなる矩形輪郭R2とを示す説明図である。
台形補正後の輪郭R1及び画像G1においては、綴じ目方向の湾曲が残ったままであるので、図9に示すように湾曲W1を直線L1に戻す処理を行う必要がある。この際、幅方向の場所によって補正量が変動するため、ステップS7での幅方向補正を実行する。
図10は幅方向補正処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS71では、CPU45は矩形輪郭R2の綴じ目方向の長さhを取得する。
ステップS72では、CPU45は台形補正後の輪郭R1を幅方向にn分割し、各分割領域U1の横座標x(i)を設定する。
ステップS73では、CPU45はiを1に設定する。
ステップS74では、CPU45はx(i)での撓み量dz(i)を推定する。つまり、CPU45が本発明に係る推定手段である。
図11は分割領域U1における撓み量d(z)を示す説明図であり、(a)は実際の頁P1の断面図、(b)は輪郭補正後の画像を示す正面図である。
図11(a)に示すように、実際の頁P1の法線方向(Z方向)の撓み量dz(i)は、厳密に言うとi番目の分割領域U1と、i−1番目の分割領域U1とのZ方向の差分によって求まる。しかしながら、この算出にはカメラ22から紙面までの距離や、角度が必要であり、それらの測定が手間となる。ここで、分割領域U1の幅が微小であれば、i番目の分割領域U1の綴じ目方向の長さH(i)と、i−1番目の分割領域U1の長さH(i−1)との差分が撓み量dz(i)と近似的に等しくなる。この関係性を用いて、分割領域U1の撓み量dz(i)を推定する。
具体的には、式(1)により撓み量dz(i)を推定する。
dz(i)=k・{H(i)−H(i−1)}・・・(1)
なお、ここでkは任意の係数である。この係数kを用いることで、幅方向補正処理後の画像を幅方向で調整することができる。ここで暫定的にk=1で計算していく。
ステップS75では、CPU45は実際の幅dx’(i)を求める。
dx(i)は台形補正後におけるi番目の分割領域U1の幅である。
dx(i)=x(i)−x(i−1)={x(n)−x(0)}/n
実際の幅dx’(i)は、x(i)の高さz(i)によって修正を受けている。z(i)が高い場合、Hが大きくなると同様に幅も大きくなっている。つまり、実際の幅dx’(i)は小さい。この関係は以下の式にまとめられる。
dx’(i)=h/H(i)・dx(i)
ステップS76では、CPU45はds(i)を求める。
ds(i)は、i番目の分割領域U1における実際の頁P1の微小長さである。
図12は、ds(i)、dz(i)及びdx’(i)の関係を示す説明図である。
図12に示すように、ds(i)は、ステップS74で求めたZ方向の長さdz(i)とステップS75で求めたX方向の長さdx’(i)とを基にした三平方の定理によって算出される。
ds(i)={dz(i)+dx’(i)1/2
ステップS77では、CPU45はiがnであるか否かを判断し、nである場合はステップS79に移行し、nでない場合はステップS78に移行する。
ステップS78では、CPU45は、i=i+1としてステップS74に移行する。これによってn個ある分割領域U1の全てに対してdz(i)、dx’(i)及びds(i)が求められる。
ステップS79では、CPU45は、実際の頁P1の幅方向の長さSを求める。具体的には、n個ある分割領域U1の全てのds(i)の総和を求めることで、実際の頁P1の幅方向の長さSが算出される。
ステップS80では、CPU45は、iを再び1に設定する。
ステップS81では、1からi番目まで分割領域U1のds(i)を求め、その累積値S(i)を算出する。
ステップS82では、x(i)をx’(i)に対応させて画像を変換する。
図13は、幅方向補正処理前のx’(i)と、幅方向補正処理後のx(i)との関係を示す説明図である。図13に示すように、頁P1の実際のSとS(i)との比は、x(0)からx(n)までの長さとx(0)からx(i)までの長さの比と同値であるから、以下の式のような関係となる。
S:S(i)=x(n)−x(0):x(i)−x(0)
この関係性を基に、x’(i)をx(i)に変換することにより、任意の点Pの画像を変換する。なお、変換式はx(i)=f(x’(i))であるが、この式については明確なものはなく、S(i)に対応するx’(i)を逐次的に見つけ出してx(i)と対応させている。
ステップS83では、CPU45は、x(i)での綴じ目方向全ての点で変換処理が終わったか否かを判断し、終わっていない場合はステップS82に移行して、終わっている場合はステップS84に移行する。
ステップS84では、CPU45は、iがnであるか否かを判断し、nである場合は幅方向補正処理を終了しステップS8に移行し、nでない場合はステップS85に移行する。
ステップS85では、CPU45は、i=i+1としてステップS81に移行する。これによってn個ある分割領域U1の全てに対して幅方向補正が実行される。
ステップS8では、CPU45は、縦方向補正処理及び幅方向補正処理が施されたn個の分割領域U1を合成し、全体の画像を作成する。つまり、CPU45が本発明に係る合成手段である。具体的には、幅方向補正処理によって補正された幅方向の長さを累積加算することにより、高さ方向補正処理後のn個の分割領域U1を合成し、記録部41に保存する。
そして、これらの処理を基準画像に含まれる右側の頁P1に実行し、さらには全ての基準画像に対して上記処理を繰り返すことで、撮影した複数の基準画像に含まれる全ての頁P1を歪みのない状態で取得することができる。
以上のように、本実施形態によれば、頁P1の画像の上端から下端まで綴じ目方向に延在する略矩形状の分割領域U1に分割する前に、頁P1の画像全体が輪郭補正されているので、頁Pの画像G1全体を分割領域U1に分割しやすくすることができる。
そして、分割領域U1毎に綴じ目方向の長さを補正した後に、実際の頁P1における分割領域U1の法線方向の撓み量を推定し、当該推定した撓み量に基づいて幅方向の長さも補正されているので、綴じ目方向の補正と幅方向の補正とを効率的に行うことができる。
したがって、湾曲した紙面を撮像した場合であっても、切り取った画像が判読しやすくなるように適切に効率よく補正することができる。
また、分割領域U1の撓み量が、当該分割領域U1の綴じ目方向の長さに基づいて推定されているので、撓み量を実測しなくともよく、それだけ効率的に撓み量を求めることができる。
また、幅方向補正処理によって補正された幅方向の長さを累積加算することにより、高さ方向補正処理後のn個の分割領域U1が合成されているので、幅方向の長さを画像全体として適切に補正することができる。
また、本実施形態では、幅方向補正処理におけるdz(i)を求める際に、式(1)に対して係数k(暫定的にk=1)を用いている。上記処理により、各分割領域U1の幅方向の均一化が図られるものの、幅全体の長さの正確性に問題が生じる。例えば、図14(a)では、湾曲度が小さい頁P1に対して補正を施した場合を示し、図14(b)では、(a)の場合と同じ頁P1をより大きく湾曲させて補正を施した場合を示している。この図14でも明らかなように、補正後の画像Q1,Q2は幅方向の長さが異なることになる。これは実際の頁P1の幅が同じであってもその湾曲度によってH(i)とH(i−1)との差分が大きく異なってしまうことに起因する。このばらつきを抑制するべく、係数kを考慮し、処理を行うことができる。
すなわち、実際は、頁P1のアスペクト比(例えば規定の紙サイズ)がわかっているので、ステップS8で求められた画像の横幅と頁P1のアスペクト比から求められる横幅との比が係数kに相当する。
したがって、ステップS8で求められた画像をこの比に対応して幅方向に拡縮することにより、所望のアスペクト比で歪みのない画像を求めることができる。
具体的には、補正後の画像が所定のサイズ(例えば規定の紙サイズ)になるように幅方向に拡縮することが好ましい。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
本の頁を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段が取得した画像内から前記頁の輪郭を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記頁の輪郭の四隅に基づいて歪み補正を施すことにより、前記頁の画像全体を補正する輪郭補正手段と、
前記輪郭補正手段により補正された前記頁の画像全体を、当該頁の画像の上端から下端まで綴じ目方向に沿って延在する略矩形状の分割領域が前記綴じ目方向に直交する幅方向にn個配列されるように分割する分割手段と、
前記分割手段によって分割された前記分割領域毎に、前記綴じ目方向の長さを補正する第一補正手段と、
前記第一補正手段によって補正された前記分割領域毎に、実際の頁における前記分割領域の法線方向の撓み量を推定する推定手段と、
前記推定手段によって推定された前記撓み量に基づいて前記分割領域毎の前記幅方向の長さを補正する第二補正手段と、
前記第一補正手段及び前記第二補正手段で補正されたn個の前記分割領域を合成する合成手段とを備えることを特徴とする頁画像補正装置。
<請求項2>
請求項1記載の頁画像補正装置において、
前記推定手段は、前記分割領域の前記撓み量を、当該分割領域の前記綴じ目方向の長さに基づいて推定することを特徴とする頁画像補正装置。
<請求項3>
請求項2記載の頁画像補正装置において、
i番目の前記分割領域の前記撓み量をdz(i)とし、前記i番目の前記分割領域の前記綴じ目方向の長さをH(i)とし、前記i−1番目の前記分割領域の前記綴じ目方向の長さをH(i−1)とし、任意の係数をkとすると、
前記推定手段は、i番目の前記分割領域の前記撓み量を式(1)にて推定することを特徴とする頁画像補正装置。
dz(i)=k・{H(i)−H(i−1)}・・・(1)
<請求項4>
請求項1〜3のいずれか一項に記載の頁画像補正装置において、
前記合成手段は、前記第二補正手段により補正された前記幅方向の長さを累積加算することにより、前記第一の補正手段により前記綴じ目方向の長さが補正されたn個の前記分割領域を合成することを特徴とする頁画像補正装置。
<請求項5>
請求項1〜4のいずれか一項に記載の頁画像補正手段装置において、
前記合成手段により合成された画像を、前記頁のアスペクト比に対応するように幅方向に拡縮する第三補正手段をさらに備えることを特徴とする頁画像補正装置。
<請求項6>
本の頁を撮像する撮像工程と、
前記撮像工程で取得した画像内から前記頁の輪郭を抽出する抽出工程と、
前記抽出工程で抽出した前記頁の輪郭の四隅に基づいて歪み補正を施すことにより、前記頁の画像全体を補正する輪郭補正工程と、
前記輪郭補正工程で補正した前記頁の画像全体を、当該頁の画像の上端から下端まで綴じ目方向に沿って延在する略矩形状の分割領域が前記綴じ目方向に直交する幅方向にn個配列されるように分割する分割工程と、
前記分割工程で分割した前記分割領域毎に、前記綴じ目方向の長さを補正する第一補正工程と、
前記第一補正工程で補正した前記分割領域毎に、実際の頁における前記分割領域の法線方向の撓み量を推定する推定工程と、
前記推定工程で推定した前記撓み量に基づいて前記分割領域毎の前記幅方向の長さを補正する第二補正工程と、
前記第一補正工程及び前記第二補正工程で補正したn個の前記分割領域を合成する合成工程とを含むことを特徴とする頁画像補正方法。
<請求項7>
本の頁を撮像する撮像手段と通信自在なコンピュータを、
前記撮像手段が取得した画像内から前記頁の輪郭を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された前記頁の輪郭の四隅に基づいて歪み補正を施すことにより、前記頁の画像全体を補正する輪郭補正手段と、
前記輪郭補正手段により補正された前記頁の画像全体を、当該頁の画像の上端から下端まで綴じ目方向に沿って延在する略矩形状の分割領域が前記綴じ目方向に直交する幅方向にn個配列されるように分割する分割手段と、
前記分割手段によって分割された前記分割領域毎に、前記綴じ目方向の長さを補正する第一補正手段と、
前記第一補正手段によって補正された前記分割領域毎に、実際の頁における前記分割領域の法線方向の撓み量を推定する推定手段と、
前記推定手段によって推定された前記撓み量に基づいて前記分割領域毎の前記幅方向の長さを補正する第二補正手段と、
前記第一補正手段及び前記第二補正手段で補正されたn個の前記分割領域を合成する合成手段として機能させることを特徴とするプログラム。
1 書画カメラシステム(頁画像補正装置)
2 書画カメラ(撮像手段)
3 載置台
4 パソコン
21 スタンド部
22 カメラ
41 記録部
42 操作手段
43 ROM
44 RAM
45 CPU(抽出手段、輪郭補正手段、分割手段、第一補正手段、推定手段、第二補正手段、合成手段)
B 本
U1 分割領域

Claims (7)

  1. 本の頁を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が取得した画像内から前記頁の輪郭を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記頁の輪郭の四隅に基づいて歪み補正を施すことにより、前記頁の画像全体を補正する輪郭補正手段と、
    前記輪郭補正手段により補正された前記頁の画像全体を、当該頁の画像の上端から下端まで綴じ目方向に沿って延在する略矩形状の分割領域が前記綴じ目方向に直交する幅方向にn個配列されるように分割する分割手段と、
    前記分割手段によって分割された前記分割領域毎に、前記綴じ目方向の長さを補正する第一補正手段と、
    前記第一補正手段によって補正された前記分割領域毎に、実際の頁における前記分割領域の法線方向の撓み量を推定する推定手段と、
    前記推定手段によって推定された前記撓み量に基づいて前記分割領域毎の前記幅方向の長さを補正する第二補正手段と、
    前記第一補正手段及び前記第二補正手段で補正されたn個の前記分割領域を合成する合成手段とを備えることを特徴とする頁画像補正装置。
  2. 請求項1記載の頁画像補正装置において、
    前記推定手段は、前記分割領域の前記撓み量を、当該分割領域の前記綴じ目方向の長さに基づいて推定することを特徴とする頁画像補正装置。
  3. 請求項2記載の頁画像補正装置において、
    i番目の前記分割領域の前記撓み量をdz(i)とし、前記i番目の前記分割領域の前記綴じ目方向の長さをH(i)とし、前記i−1番目の前記分割領域の前記綴じ目方向の長さをH(i−1)とし、任意の係数をkとすると、
    前記推定手段は、i番目の前記分割領域の前記撓み量を式(1)にて推定することを特徴とする頁画像補正装置。
    dz(i)=k・{H(i)−H(i−1)}・・・(1)
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の頁画像補正装置において、
    前記合成手段は、前記第二補正手段により補正された前記幅方向の長さを累積加算することにより、前記第一の補正手段により前記綴じ目方向の長さが補正されたn個の前記分割領域を合成することを特徴とする頁画像補正装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の頁画像補正手段装置において、
    前記合成手段により合成された画像を、前記頁のアスペクト比に対応するように幅方向に拡縮する第三補正手段をさらに備えることを特徴とする頁画像補正装置。
  6. 本の頁を撮像する撮像工程と、
    前記撮像工程で取得した画像内から前記頁の輪郭を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程で抽出した前記頁の輪郭の四隅に基づいて歪み補正を施すことにより、前記頁の画像全体を補正する輪郭補正工程と、
    前記輪郭補正工程で補正した前記頁の画像全体を、当該頁の画像の上端から下端まで綴じ目方向に沿って延在する略矩形状の分割領域が前記綴じ目方向に直交する幅方向にn個配列されるように分割する分割工程と、
    前記分割工程で分割した前記分割領域毎に、前記綴じ目方向の長さを補正する第一補正工程と、
    前記第一補正工程で補正した前記分割領域毎に、実際の頁における前記分割領域の法線方向の撓み量を推定する推定工程と、
    前記推定工程で推定した前記撓み量に基づいて前記分割領域毎の前記幅方向の長さを補正する第二補正工程と、
    前記第一補正工程及び前記第二補正工程で補正したn個の前記分割領域を合成する合成工程とを含むことを特徴とする頁画像補正方法。
  7. 本の頁を撮像する撮像手段と通信自在なコンピュータを、
    前記撮像手段が取得した画像内から前記頁の輪郭を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された前記頁の輪郭の四隅に基づいて歪み補正を施すことにより、前記頁の画像全体を補正する輪郭補正手段と、
    前記輪郭補正手段により補正された前記頁の画像全体を、当該頁の画像の上端から下端まで綴じ目方向に沿って延在する略矩形状の分割領域が前記綴じ目方向に直交する幅方向にn個配列されるように分割する分割手段と、
    前記分割手段によって分割された前記分割領域毎に、前記綴じ目方向の長さを補正する第一補正手段と、
    前記第一補正手段によって補正された前記分割領域毎に、実際の頁における前記分割領域の法線方向の撓み量を推定する推定手段と、
    前記推定手段によって推定された前記撓み量に基づいて前記分割領域毎の前記幅方向の長さを補正する第二補正手段と、
    前記第一補正手段及び前記第二補正手段で補正されたn個の前記分割領域を合成する合成手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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