JP2015117443A - 通気性を有する野球帽タイプの帽子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は通気性と遮光性を同時に確保することが可能であり、かつ、製作容易な帽子を提供する。【手段】 本発明の帽子は、頭周り部(3)の前部下端に庇部(4)を設けると共に前記頭周り部(3)の上端に冠部(2)を接続することによって構成される野球帽タイプの帽子であって、前記頭周り部の前部(3a)は下端に向かうに従って帽子の外側方向に拡がる傾斜面で形成され、前記頭周り部の前部下端が前記庇部の一端両側部(4a)に接続されるが前記庇部(4)の一端中央部(4b)には接続されないことにより前記庇部(4)と頭周り部(3)との間に空隙を設け、前記庇部の一端中央部(4b)が前記頭周り部の前部下端よりも帽子の内側に位置し、前記頭周り部(3)の少なくとも前部(3a)と前記庇部(4)とを別パーツとして合成樹脂により成型したことを特徴とする。【選択図】図1

Description

この発明は、通気性を有する帽子に関するものである。
従来、通気性を有する帽子としては、帽体に通気孔を設けるもの、帽体の生地の一部または全部にメッシュ素材を用いるもの等が知られている。
帽体に通気孔を設ける方式は、直径1mm〜5mm程度の通気孔が帽体の適宜位置に数か所設けられるが、通気孔が小さいため清涼感を感じるのに十分な通気性を確保することはできなかった。また、帽体の生地の一部にメッシュ素材を用いた場合には、通気性を確保することはできるが、メッシュ素材を用いた部分において直接日光が当たるため、被着者は十分な清涼感を感じることができない。さらに、帽体に通気孔を設けたり、帽体の生地の一部にメッシュ素材を用いたりした場合は、外観上の体裁も良くない。
特許文献1には、クラウンの前面に通気部を形成してなる帽子において、クラウンの下端内周の前半部に、中央部分を袋状部となし、必要に応じて吸汗その他の温調具を収納できるようにした長さ調節ベルトを伸縮調節を自在とするように取り付けてなる帽子が記載されている。本考案によれば、通気部から流入した空気がベルトの前面とクラウンの内周面との間に表れる空隙部から下方に流動するが、通気部から日差しや異物が侵入することに対して防御策が講じられていない。
特許文献2には、帽子の内側に空気を導入する入口開口部を冠部の前部でひさしの高さより上に有し、前記入口開口部の上側の縁から垂れ下がるバッフルまたはブレードを設け、前記冠部の後頭部部分に出口開口部を有する帽子が記載されている。本発明によれば、入口開口部から出口開口部に渡って前記バッフルまたはブレードによって生成される穏やかな乱流が帽子使用者の頭頂部を覆うことで冷却効果を生じる。しかしながら、前記バッフルまたはブレードにより帽子前方からの外気が遮られるため、帽子の被着者の頭部において最も冷気に敏感な部位である額に直接外気が接触することはない。また、本発明は生地により開口部が構成されているので開口部を確実に維持することは不可能である。
実願昭55−100319号(実開昭57−27427号)のマイクロフィルム 特許第4516689号公報
本発明は通気性と遮光性を同時に確保することが可能であり、かつ、製作容易な帽子を提供する。また、外気が帽子の被着者の頭部において最も冷気に敏感な部位である額に直接接触することにより冷却効果を高める。
本発明の帽子は、頭周り部の前部下端に庇部を設けると共に前記頭周り部の上端に冠部を接続することによって構成される野球帽タイプの帽子であって、前記頭周り部の前部は下端に向かうに従って帽子の外側方向に拡がる傾斜面で形成され、前記頭周り部の前部下端が前記庇部の一端両側部に接続されるが前記庇部の一端中央部には接続されないことにより前記庇部と頭周り部との間に空隙を設け、前記庇部の一端中央部が前記頭周り部の前部下端よりも帽子の内側に位置し、前記頭周り部の少なくとも前部と前記庇部とを別パーツとして合成樹脂により成型したことを特徴とする。
前記庇部側における前記頭周り部の内側にベルトを設けたことが好ましい。
前記ベルトがサイズ調整機構を備えたベルトであることが好ましい。
前記サイズ調整機構がアメリカンホック式アジャスタであることが好ましい。
前記サイズ調整機構がスライド式アジャスタであることが好ましい。
本発明に係る帽子は、頭周り部の前部下端が庇部の一端両側部に接続されるが前記庇部の一端中央部には接続されないことにより前記庇部と前記頭周り部との間に空隙を設け、前記頭周り部の少なくとも前部と前記庇部とを合成樹脂により成型するため、庇部と頭周り部との間に容易に空隙を確保することができる。また、前記庇部の一端中央部が前記頭周り部の前部下端よりも帽子の内側に位置しているので、前方から外気が庇部に沿って空隙から帽子の内部に導入され被着者の頭部において最も冷気に敏感な部位である額に直接接触するため冷却効果が格段に高まる。さらに、頭周り部の前部は下端に向かうに従って帽子の外側方向に拡がる傾斜面で形成されるので、前記空隙から日差しや異物が侵入することを防止できる。
本発明に係る帽子は、前記頭周り部の上端に冠部を接続することによって構成さるので、製作は極めて容易である。
本発明の帽子の側面図である。 頭周り部の前部と庇部を各パーツ分離して示す斜視図(図2(1))、および頭周り部の前部と庇部を接続した状態を示す斜視図(図2(2))である。 図1に示す帽子の被着状態を示す縦断側面図である。 本発明の他の実施形態を示す帽子であって、頭周り部の内側に設けたスライドアジャスタを透視して描いた帽子の斜視図である。 バンドとバックルからなるスライドアジャスタの平面図(図5(1))およびそのz−z切断線における縦断側面図(図5(2)、(3))である。 図4に示す帽子の底面図である。 頭周り部とバンドを合成樹脂により一体成型した帽子について、冠部を省略して描いた斜視図である。
以下、本発明に係る通気性を有する帽子の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る帽子の側面図であり、帽子を構成する冠部2、頭周り部3および庇部4が示されている。図2は、頭周り部の前部3aと庇部4を帽体から分離して示す斜視図である。
庇部4は頭周り部3の前部下端に設けられ、頭周り部3の上端に冠部2が接続される。頭周り部3の前部3aと庇部4とは別パーツとして合成樹脂により成型される。冠部2は通常、縫製等により頭周り部3の上端に接続されるが、当該接続方法に格別の制限はない。
頭周り部の前部3aは下端に向かうに従って帽子の外側方向に拡がる傾斜面で形成される。これにより、後記する空隙から帽子の内側に日光が差し込んだり、異物が入り込んだりすることを防ぐことができる。頭周り部3の前部3aの角度に格別の制限はなく、日差しや異物の侵入を有効に防ぐことのできる角度であれば良い。
頭周り部の前部3a下端は庇部4の一端両側部4aに接続されるが、庇部4の一端中央部4bには接続されない。これにより、庇部4と頭周り部3との間に空隙5が設けられる。図2(1)は頭周り部の前部と庇部の各パーツを分離して示す斜視図、図2(2)は各パーツを接続した状態を示す斜視図である。頭周り部の前部3aと庇部4の接続方法に格別の制限は無く、接着、溶着、融着の他、雄雌による嵌合方式等を採用することができる。
頭周り部の前部3aと庇部4はそれぞれ合成樹脂により成型されるので、帽子の前部に確実に空隙5が確保される。また、別パーツで成型された頭周り部の前部3aと庇部4とを溶着等により予め接続しておけば、頭周り部3の上端に冠部2を接続するのみで頭周り部の前部3aと庇部4との間に空隙5を有する帽子を容易に製作することができる。
頭周り部の前部3aと庇部4の材質としては、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート、ABS樹脂などの合成樹脂を用いることができる。この頭周り部の前部3aと庇部4は、簡易な構造の故に容易に成型することができる。
頭周り部の前部3aと庇部4とは別パーツで成型されるので、合成樹脂で成型された各パーツを予め生地で包んだ後に相互に接続し、頭周り部3の前部3a以外の部分および冠部2を生地で構成すれば、全体の外観を生地で統一した帽子を容易に製作することができる。また、頭周り部3と庇部4でそれぞれ材質を変えることが可能であり、例えば、頭周り部の前部3aにはABS樹脂等の比較的硬質な材料を用い、庇部4にはポリエチレン等の比較的軟質な材料を用いることもできる。
さらに、頭周り部の前部3aと庇部4とを取り外し可能に接続しておけば、庇部4のみを後から交換することが可能となる。
続いて、本発明に係る帽子の作用について図3を用いて説明する。図3は図1に示す帽子の被着状態を示す縦断側面図である。
庇部4の一端中央部4bは頭周り部の前部3a下端よりも帽子の内側に位置するので、帽子前方からの外気Wは庇部4の上部に沿って、途中遮られることなく前記空隙5より帽子の内部に導入される。
本発明によれば、庇部4に沿って空隙5から帽子の内側に流入する大量の外気Wは、帽子の被着者の頭部において最も冷気に敏感な部位である額に直接接触することに加えて、頭周り部の前部3aにより日差しSが遮られるので、冷却効果が体感上極めて優れている。
本実施形態では、頭周り部の前部3aと庇部4とをそれぞれ合成樹脂により成型したが、頭周り部3の前部3aおよび両側部と庇部4とをそれぞれ合成樹脂により成型しても良い。また、頭周り部3の全周と庇部4とをそれぞれ合成樹脂により成型することも可能である。この場合、帽子のベースとなる頭周り部3の全周が合成樹脂で構成されるので空隙5を設けた帽子全体の形状が保持される。
次に本発明の別の実施形態について図4を参照しながら説明する。
この実施形態では、頭周り部3の内側にスライドアジャスタ8が設けられる。図3は、スライドアジャスタ8を透視して描いた帽子を左前部上方から見た斜視図であり、帽子を構成する冠部2、頭周り部3、庇部4が示されている。庇部4は頭周り部3の前部下端に設けられ、頭周り部3の上端に冠部2が接続される。頭周り部3の全周と庇部4はそれぞれ合成樹脂により成型され、冠部2は縫製等により頭周り部3の上端に接続されている。
頭周り部3の内側に設けられるスライドアジャスタ8については図5を用いて後述するように、バンド10とバックル20とからなり、バックル20は天井枠を介して頭周り部3の内側に固定される。
当該固定手段としては、通常、縫製によることが好ましいが、これに限らず、カシメ、接着剤等を用いた固定手段を採用することもできる。なお、バンド10およびバックル20は、頭周り部3の円周方向のいずれの位置にも設けることができるので、後述する係合解除用の押圧部32も頭周り部3の任意の位置に設けることができる。
続いて、スライドアジャスタ8について図5を用いて説明する。
図5にはバンド10とバックル20からなるスライドアジャスタが示されており、図5(1)はその平面図、図5(2)は図5(1)のz−z切断線における縦断側面図である。
これらの図において、所要の長さ、幅、厚みを有するバンド10の外表面には、先端(バックル20に近い部分)から末端にかけて鋸歯状の係合溝12が形成されている。
バックル20は、底板21、これに対向する天井枠22、および底板21と天井枠22とを接続する側板23、23とからなる偏平かつ筒状のバックル本体24により主体が構成されている。バックル本体24はバンド10のスライド方向が挿通口として開口され、その内部はバンド10の挿通空間26となる。
バックル本体24を構成する天井枠22を偏平な板によって形成することにより、バックル20を頭周り部3の内側に取付け易くしている。これにより、手間とコストをかけることなく本発明に係る帽子を量産することができる。
図5において押圧部32は片手の指先で押し易いように小円形に形成されているが、これに限らず角形状としても良い。
図5において符号22aは、操作板30の一端部と対向する天井枠22であって、操作板30と反対方向に水平に延伸して形成されている。天井枠22aによって、バックル20は頭周り3の内側に確実に固定されると共に、バンド10のスライド時にその前端部が天井枠22aの下面(底板21との対向面)に沿って進入するので、スライドガイドや鞘としての役割も果たす。
天井枠22aの延伸長をバンド10と同程度の長さとすれば、スライドガイドや鞘としての長さは十分である。
他方、本実施形態では、頭周り部3の全周を合成樹脂により成型しているので、頭周り部3自体にスライドガイドや鞘としての役割を持たせ、天井枠22の任意の部分を偏平な板によって形成しても良い。
天井枠22の内側には、その内に納まる大きさの操作板30が水平に設置される。操作板30の一端部下面には、バンド10の係合溝12に係合可能な係合爪31を突設し、他端部の上面は係合解除用の押圧部32となる。押圧部32の高さは天井枠22と同じかそれよりも低いものとされるため、バックル20を頭周り部3に固定した場合において帽子を被着したときでも、不用意に係合が解除されるのを防ぐことができる。
操作板30の長手方向の中間地点には、連結軸35が形成され、この連結軸35は両側板23、23の上部内壁に連結されている。連結軸35の断面形状は、円形、楕円形、その他種々の形状とすることができる。連結軸35は操作板30を揺動自在に軸支すると共に、反復的な揺動により破損しない形状であれば差し支えない。なお、連結軸35は両側板23、23に限らず、操作板30と対向する天井枠22の二辺に支承されていても、後述する作用と同じ作用を発揮することができる。
バンド10とバックル20は、可撓性を有する合成樹脂により成型することが好ましい。バンド10を合成樹脂製とすることにより、バンド10が天井枠22aの下面または頭周り部3の内側をスムーズにすべることが可能となる。
また、バックル20は操作板30を連結軸35の周囲に揺動させる必要から、ポリアセタール、ポリオキシメチレン、ポリアミド、ポリカーボネートなどの弾性を有する合成樹脂により成型することが好ましい。このバックル20は、僅かな部品により構成され、かつ、簡易な構造の故に、金型で容易に一体成型することができる。
続いて、図4に示す帽子の作用を説明する。
帽子サイズを調整するには、一方の手の指先で、頭周り部3の内側に露出したバンド10を直接持ち、他方の手の指先で内側にスライドアジャスタ8が設けられている頭周り部3を持ち、両手を近づければ良い。
この操作によって、帽子のサイズを小さく調整することができるが、両手を引離しても、後述するスライドアジャスタ8の作用によって、帽子のサイズが大きくなることはない。帽子のサイズを大きくするには、スライドアジャスタ8の押圧部32を指先等で押圧すれば良い。
本実施形態における帽子を被着した状態では、額にバンド10が接触するが帽子は接触しないで、額と帽子の間に隙間が形成される(図6参照)。したがって、外気が空隙5から帽子の内部に入ると額に外気が直接接触するほか、帽体内部に貯留する蒸れた空気がこの外気流に同伴されて前記隙間から帽体外部に排気される。
また、バンド10が額に接触することから、帽子の被り心地、特にフィット感が良くなるという効果があるほか、庇部4の一端中央部4bが帽子の内側に突き出している場合であっても、庇部4と額が接触しないようにすることが可能となる。
さらに、頭髪との接触部分も限定された領域となるので、当該帽子を被着しても頭髪の乱れを大幅に低減させることができる。
本実施形態では、スライドアジャスタ8の押圧部32に相当する頭周り部3に開口41が設けられており、開口41から押圧部32が外観に現れた状態が示されている。したがって、バンド10とバックル20の係合解除操作がスムーズになるという効果がある。
次に、上記スライドアジャスタの作用を説明する。図5(2)は、バックル20の挿通空間26内にバンド10が挿入され、バンド10の外表面に形成された係合溝12に、バックル20の係合爪31が係合した状態を示している。係合溝12はスライド方向の断面形状が鋸歯状、即ち、バンド10の進行方向に向けて漸次深くなるテーパ面と、この最深位置より略垂直に立上る壁面とからなっている。
バンド10を押圧部32側(図5(2)において左側)からバックル本体24の挿通空間26内に進入させていくと、バンド10の上面が操作板30の係合爪31に接触して、操作板30の一端部(係合爪31が形成された側)を押し上げながら前進し、バックル20に対するバンド10の接近・離隔位置が調節される。この状態では、図5(2)に示すように、係合爪31が所定の係合溝12と噛み合って係止しているので、バンド10はバックル20に対して進出自在であるが、後退不能である。
一方、バックル20からバンド10を後退させたり、引き抜いたりするには、操作板20の押圧部32を軽く指で押し下げれば、図5(3)に示すように、連結軸35を中心として操作板30が回転する結果、反対側に位置する係合爪31が持ち上がり、係合爪31が係合溝12から外れるので、バンド10を自由にスライドさせることができる。押圧部32から指を離せば、押圧部32は合成樹脂の弾性により元の水平状態に復帰する。
本発明において、スライドアジャスタ8は上記の構造を有するものに限らず、バンドに係合溝を設け、この溝にバックルのフックを弾性的に係合し、係合解除機構により随時この係止状態を解放可能とするようなバックルとバンドとからなるスライドアジャスタであれば、いずれの構造のものでも良い。また、バンドのサイズ調整機構に格別の制限はなく、スライドアジャスタの他、アメリカンホック式アジャスタや面ファスナーを採用することも可能である。
頭周り部3の内側に設けるバンドは、前記の通り被着状態で額と帽子の間に隙間を形成するものなので、当該バンド自体が必ずしもサイズ調整機構を備えたものでなくとも良い。したがって、既存の帽子に見られる様に帽子の後部でサイズ調整ができるようにしつつ、頭周り部3の内側に長さが不変のバンドを設ければ、被着者の頭部の大きさに係わらず被着者の額と帽子の間に一定の隙間を確保できる。
また、図7に示すように頭周り部3とバンド10を合成樹脂により一体成型することも可能である。この場合、バンド10を頭周り部3に固定する手間を省くことができる他、バンド10が確実に頭周り部3に固定されるので帽子の製作はより容易となる。
2 冠部
3 頭周り部
3a 頭周り部の前部
4 庇部
4a 庇部の一端両側部
4b 庇部の一端中央部
5 空隙
8 スライドアジャスタ
10 バンド
12 係合溝
20 バックル
22 天井枠
24 バックル本体
30 操作板
31 係合爪
32 押圧部

Claims (5)

  1. 頭周り部の前部下端に庇部を設けると共に前記頭周り部の上端に冠部を接続することによって構成される野球帽タイプの帽子であって、
    前記頭周り部の前部は下端に向かうに従って帽子の外側方向に拡がる傾斜面で形成され、前記頭周り部の前部下端が前記庇部の一端両側部に接続されるが前記庇部の一端中央部には接続されないことにより前記庇部と頭周り部との間に空隙を設け、前記庇部の一端中央部が前記頭周り部の前部下端よりも帽子の内側に位置し、
    前記頭周り部の少なくとも前部と前記庇部とを別パーツとして合成樹脂により成型したことを特徴とする帽子。
  2. 前記庇部側における前記頭周り部の内側にバンドを設けた請求項1記載の帽子。
  3. 前記バンドがサイズ調整機構を備えたものである請求項2記載の帽子。
  4. 前記サイズ調整機構がアメリカンホック式アジャスタである請求項3記載の帽子。
  5. 前記サイズ調整機構がスライド式アジャスタである請求項3記載の帽子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021139078A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 株式会社デサント 帽子

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