JP2015117022A - 貨物用コンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成によりコンテナ本体内部の昇温を抑制できる安価な貨物用コンテナを提供する。【解決手段】コンテナ本体2の外面に、アミノ酸金属塩、エポキシアルコキシシラン、チタン粉末およびアクリル系エマルジョンを含有した遮熱剤4を塗布したことを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、海上や陸上、航空輸送等に使用される貨物用コンテナに関する。
一般に、貨物用コンテナは種々規格化されており、鋼鉄製やアルミ製等の角筒状箱のコンテナ本体を有する。そのコンテナ本体の内部に、身近な生活物資から電子・電気機器等の工業製品や美術品、美術工芸品等の貨物を積み込み、航空機や鉄道、トラック、船舶等により輸送するために使用される。
しかし、一般的に貨物用コンテナは、床以外は内張りや簡易な通風孔も全く無いうえに、コンテナ本体が鋼鉄製等金属製であるために外気温の影響を受け易く、コンテナ本体内部と外気温との温度差が大きい。例えば貨物用コンテナが高温の熱帯地域等を通過する場合や、夏季等で、外気温が約40℃程度の場合、コンテナ内部は例えば約80℃〜90℃程度の高温に昇温すると言われている。
このために、貨物の、例えば缶詰等では、その外面に結露が付き、錆が発生する等の変質が発生する虞がある。また、電子・電気部品や美術工芸品等も劣化する等の悪影響を受ける虞がある。
そこで、従来からコンテナ本体の側面上部に複数の簡易通風孔を設けた貨物用コンテナや、ベンチレータ(通風装置)を設けたベンチレータコンテナ、冷却装置や加温装置を設けたサーマルコンテナ等が知られている。
しかしながら、上記通風孔を設けた従来の貨物用コンテナでは、通風孔から異物や密輸品等が投入されることを防止するために、通風孔に所定網目のネットや格子等を設ける必要があるうえに、その網目の材質、口径、強度と取付加工方法等が厳格に規定されており、その分、製作コストが嵩むという課題がある。また、ベンチレータコンテナやサーマルコンテナでは、通風装置(ベンチレータ)や冷却や加温装置を設ける等の加工が必要であり、その分、製作コストが嵩むという課題がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は簡素な構成によりコンテナ本体内部の昇温を抑制できる安価な貨物用コンテナを提供することにある。
本発明の貨物用コンテナは、コンテナ本体の外面に、アミノ酸金属塩、エポキシアルコキシシラン、チタン粉末およびアクリル系エマルジョンを含有した遮熱剤を塗布したことを特徴とする。
本発明の第1の実施形態に係る貨物用コンテナの側面図。 図1で示す貨物用コンテナの外観斜視図。 図1で示す貨物用コンテナのIII矢視図。 図1で示す貨物用コンテナのIV−IV線断面図。 図1で示す貨物用コンテナのV−V線断面図。 本発明の第2の実施形態に係る貨物用コンテナの側面図。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。なお、複数の図面中、同一または相当部分には同一符号を付している。
図2は本発明の第1の実施形態に係る貨物用コンテナ1の外観斜視図、図1は、その貨物用コンテナ1の側面図である。
これら図1,図2に示すように貨物用コンテナ1は、海上や陸上、航空輸送用等の貨物用コンテナであり、例えば鋼鉄製やアルミニウム製の横長角筒状のコンテナ本体2を有する。一般に貨物用コンテナは、海上や陸上、航空輸送用に応じて種々の国際規格(ISO規格)や国内規格(JIS規格)があり、本発明はこれら種々の規格に適用することができる。
貨物用コンテナ1は、コンテナ本体2の長手方向一端の貨物積み込み口に、両開き開閉可能の開閉ドア3を設け、片妻両開き型に構成されている。但し、本発明は、片妻片開きや両妻片開き、または両妻両開き型の貨物用コンテナにも適用できる。
そして、貨物用コンテナ1は、この開閉ドア3、屋根2a、左右一対の側面2b,2c、底面2dおよび他端面2e(図2では右端面)の外面、を含むコンテナ本体2の外面の全体に例えば膜厚20μmの塗料下地剤を塗布した後、その外面に、遮熱剤4を例えば2度塗布等により膜厚220μmで塗布している。
この遮熱剤4は、特願2011−268997(平成23年12月8日出願)の放射線低減用組成物を遮熱剤として使用している。
放射線低減用組成物は、主に放射線を遮蔽して遮蔽側の放射線量を低減する効果と共に、遮熱効果を奏するので、遮熱剤として使用することができる。
放射線低減用組成物は、アミノ酸金属塩、エポキシアルコキシシラン、チタン粉末およびアクリル系エマルジョンを含有している。
アミノ酸金属塩のアミノ酸の具体例としては、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、フェニルアラニン、チロシン、トレオニン、トリプトファン、メチオニン、アスパラギン酸、リジン、アルギニン、ヒスチジンピドール酸、L−グルタミン酸、L−グルチム酸、L−グルチミン酸、L−グルタミン酸ラクタム、L−グルチミニン酸、L−ピロリドンカルボン酸、L−ピログルタミン酸、オキソプロリンのうちの1種または2種以上を例示することができる。これらの中でも、L−ピロリドンカルボン酸は、放射線低減効果に優れているためより好ましい。
アミノ酸金属塩の金属としては、例えば、銀、銅、亜鉛、錫、アルミニウム、チタンなどを例示することができる。アミノ酸金属は分散し、金属がイオン化した状態となっている。特に、銀イオン、亜鉛イオンは放射線遮断効果に優れているため好ましい。
アミノ酸金属塩として亜鉛塩を例にとって示すと、グリシン亜鉛、グルタミン酸亜鉛、アラニン亜鉛、バリン亜鉛、メチオニン亜鉛、リジン亜鉛などを例示することができる。
さらに、この放射線低減用組成物は、このようなアミノ酸金属塩を単独で配合してもよく、または2種以上を配合することができる。結合する金属の種類が異なるアミノ酸金属塩を2種以上混合することによって、放射線低減効果を高めることができる。具体的には、アミノ酸銀、アミノ亜鉛の両方を混合して使用することが特に好ましい。
また、アミノ酸金属塩は、放射線低減用組成物の全量の0.0001%〜12%(重量%、以下同様)、好ましくは、2%〜0.01%配合される。配合量が0.0001%以下である場合、放射線低減効果を得ることが難しい。
エポキシアルコキシシランとしては、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、トリイソプロピルシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシランなどを1種または2種以上を例示することができる。
なかでも、架橋剤として、浸水性の高いγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランと、疎水性を示すγ−アミノプロピルトリメトキシシランとを組み合わせて使用することが特に好ましい。これによって、放射線低減効果を一層高めることができる。
また、例えば、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランの場合、配合量は、放射線低減用組成物の全量に対して、0.05%〜15%であることが好ましく、0.05%〜5.0%であることがより好ましい。同様に、γ−アミノプロピルトリメトキシシランの場合、配合量は、放射線低減用組成物の全量に対して、0.05%〜15%であることが好ましく、0.05%〜5.0%であることがより好ましい。
チタン粉末の配合量は、放射線低減用組成物の全量に対して、0.1%〜30%であることが好ましく、15%〜20%であることがより好ましい。また、チタン粉末の平均粒径は、例えば、0.1μm〜100μmの範囲を例示することができる。
さらに、この放射線低減用組成物には、チタネートカップリング剤を添加することもできる。チタネートカップリング剤としては、有機チタンアルコキシド、有機チタンキレート、有機チタンポリマー、有機チタンオリゴマー及び有機チタンアシレートなどを例示することができる。チタネートカップリング剤の含有量は、チタンの添加量などに応じて適宜設計することができる。より具体的には、特に好ましいチタネートカップリング剤として、イソプロピルトリイソステアロイルチタネート、イソプロピルトリドデシルベンゼンスルホニルチタネート、イソプロピルトリス(ジオクチルパイロホスフェート)チタネート、テトライソプロピルビス(ジオクチルホスファイト)チタネート、テトラオクチルビス(ジトリデシルホスファイト)チタネート、ビス(ジオクチルパイロホスフェート)オキシアセテートチタネート、トリス(ジオクチルパイロホスフェート)エチレンチタネートなどの1種または2種以上を例示することができる。
アクリル系エマルジョンとしては、例えば、アクリルシリコンエマルジョン、アクリルエマルジョン、アクリルスチレンエマルジョンなどを例示することができる。なかでも、アクリルシリコンエマルジョンを使用することが好ましく、この場合、アクリルシリコンエマルジョンの配合量は、放射線低減用組成物の全量に対して、50〜80%程度が好ましく、65〜70%程度であることがより好ましい。
また、アクリル系エマルジョンには、無機系金属を配合することが好ましい。無機系金属としては、触媒機能を有するものを使用することができ、具体的には、例えば、金属チタン、二酸化チタン、タングステン、ジルコニウム、コージライト、ロジウム、パラジウム、ニッケルを例示することができる。さらに、アクリル系エマルジョンには、天然のバリウム鉱石である重晶石、毒重石、石灰毒重石、ベニト石などを粉末化したものを配合することもできる。
さらに、アクリル系エマルジョンに加え、シリコンエマルジョン、フッ素樹脂エマルジョン、酢酸ビニル、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂)、ポリアクリル酸などの1種または2種以上を適宜配合することもできる。
その他、取り扱い性、保存性などを考慮して、その他各種の添加物を配合することもできる。具体的には、例えば、硫酸亜鉛七水和物、硫酸銅五水和物などの酸や水酸化ナトリウム、水酸化アルミニウムなどを配合して、金属イオン濃度並びにpHを調整することもできる。また。例えば、水酸化アルミニウムを配合することでβ線の低減作用も期待される。
さらに、この放射線遮断用組成物には、市販のシリカ、合成したシリカなどを適宜配合することができる。市販のシリカとしては、例えば、アドマテック社製のシリカ(成分:99.9%)を配合することもできる。
また、この放射線低減用組成物は、例えば、土壌凝固剤、塗布剤、散布剤などとして好ましく使用することができる。
土壌凝固剤としては、例えば、この放射線低減用組成物を水で適当な濃度に希釈し、これを放射性物質が沈着した汚染土壌に散布することで、汚染土壌を凝固させて放射線を遮蔽することができる。このため、広範囲に亘る汚染土壌に対しても、効率的かつ効果的に放射線量を低減させることができる。また、例えば、放射線低減用組成物と汚染土壌とを撹拌、混合することで、汚染土壌をブロック状に凝固させることができ、放射線量を低減させることができる。ブロック状に凝固させた汚染土壌は、運搬や埋め立てなどの処理も容易に行うことができる。土壌凝固剤の散布量や、これに含まれる放射線低減用組成物の濃度等は、対象となる土壌の範囲や、期待する放射線低減効果などに応じて適宜設定することができる。
また、この放射線低減用組成物を含む塗布剤は、例えば、スプレー散布、フローコーティング、ロールコート、刷毛塗り法、浸漬法などの方法によって、建築材料、衣類、繊維品などの物品に塗布することができる。これによって、放射線低減用組成物の塗膜によって被覆された被覆物品とすることができる。
塗布剤の塗布量は、期待する放射線低減効果などに応じて適宜設定することができるが、例えば、塗膜の厚さとしては、例えば0.1μm〜1mm程度の範囲を一応の目安とすることができる。
そして、この放射線遮断用組成物は、放射線低減効果に加え、優れた遮熱効果も発揮することができる。すなわち、次のように作製された放射線低減用組成物αを遮熱剤4として使用することができる。
<1>放射線低減用組成物αの作製
以下の<A>〜<I>を配合する。
<A>放射性低減剤(Ag分散液)2kg(総量に対して11.1%)
水に、(1)アミノ酸銀(銀とL−ピロリドンカルボン酸を混合し反応させたもの)、(2)γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、(3)チタン粉末(粒径0.1μm〜10μm、アクリルシリコンエマルジョンに対し5%〜30%)、(4)チタネートカップリング剤を配合したものを使用した。
<B>シリカ(株式会社CSL製)2.4kg(総量に対して13.3%)
シリカの成分を以下の表1に示す。
Figure 2015117022
<C>分散剤補助剤
<D>分散剤(カナエ塗料製)10g(総量に対して0.06%)
水とポリカルボン酸ナトリウム塩(アニオン)を配合したものを使用した。
<E>アクリルシリコンエマルジョン(カナエ塗料製)11.5kg(総量に対して63.8%)
<F>消泡剤(カナエ塗料製)8g(総量に対して0.44%)
水とエマルジョン型シリコーンを配合したものを使用した。
<G>2%アミノ酸亜鉛300g(総量に対して1.66%)
水にアミノ酸亜鉛(亜鉛とL−ピロリドンカルボン酸を混合し反応させたもの)を配合して使用した。
<H>増粘剤30g(総量に対して0.16%)
<I>水に炭酸バリウムを7%含有した水溶液1.78kg(総量に対して9.88%)
次に、このように作製された放射線低減用組成物αを遮熱剤4として使用した場合の遮熱効果を確認するための実験データを示す。
まず、常温(およそ17℃)において、アルミ製の箱(高さ5cm、横10cm、縦7cm、厚さ10mm)の上方12cmの高さに、加熱用熱源としての室内用ランプ(東芝製:BF110V95WM)を設置し、このアルミ製箱を室内用ランプにより照射し、加熱する。
アルミ製の箱の内部に塗料下地材プライマーを塗布し、その上に、A:上記放射線低減用組成物αの遮熱剤4、B:他社の遮熱塗料(アドマテックス社製:アドグリーンコート)、C:無塗装、D:他社の遮熱塗料(大高商会製:クールサーム)のいずれかを検体として塗膜厚220μmでそれぞれ塗布し、時間経過に伴う箱内部の温度変化を温度センサーで測定した。
結果を表2に示す。
Figure 2015117022
この遮熱実験では表2に示すように、時刻12:17に室内用ランプの照射を開始し、その開始時のアルミ製箱の内部温度は、Aが17.3℃、Bが17.4℃、Cが17.1℃、Dが17.2℃であり、ほぼ常温であった。この後、12:25に検体A〜Dを検温した後、ほぼ5分後毎に検温し、時刻13:20まで実験した。
表2に示したように、上記(A)の遮熱剤4を塗布した場合には、無塗装(C)の場合と比較して10℃以上温度が低く抑えられた。また、(A)の遮熱剤4を塗布した場合には、市販の遮熱塗料(B)(D)と比較しても、温度が低く抑えられており、優れた遮熱効果を有していることが確認された。
したがって、放射線低減用組成物は、放射線低減効果に加え、優れた遮熱効果を有しており、遮熱剤としても利用できることが確認された。
この遮熱剤4の遮熱効果については、この貨物用コンテナ1のコンテナ本体2として、ドライコンテナ(例えばJIS Z 1610−1997)を使用し、その外面に、遮熱剤4を塗布した場合の簡易シミュレーションを実施した。
このシミュレーションは、熱貫流量計算ソフトの熱負荷計算プログラムLESCOM(井上書院社製)を使用して、以下の条件で実施した。
(条件)
物件名:海上コンテナ20ft
長さ(L)=6058mm(5926)
幅(W) =2438mm(2349)外寸(内寸) 容積33.2m
高さ(H)=2591mm(2382)構成材 鉄鋼 厚さ(t)=1.6mm 容積33.2m
屋根面積(敷地面積)[m] :14.8
壁(開閉ドア3側端面)面積(東面)[m] : 6.3
壁面(他端面2e)(西面)[m] : 6.3
壁(側面2b)面積(南面)[m] :15.7
壁(側面2c)面積(北面)[m] :15.7
所在地:東京(外気温32℃)
遮熱剤4:反射率82%(日照反射率18%)、熱伝導率:0.34kcal/mhr℃
(結果)
遮熱剤4塗布前のコンテナ内温度は、44.2[℃]
遮熱剤4塗布後のコンテナ内温度は、37.5[℃]
したがって、遮熱剤4塗布前後では、6.7[℃]の温度低下となる。
そして、夏場、冷房を使ってコンテナ本体2内温度を、6.7[℃]の温度を低下させる場合は、1kwh=860kcalとすると、削減電力は0.1[kcal/hr]の節減となる。
また、夏期快晴時の最大日照量が1日平均4時間とすると、1日当りの削減電力を0.4[kcal/hr]、1kwhr当りの電力料金を13.2円とした場合には、1日当り5円の削減となる。
したがって、1ヶ月(22日)稼働する場合には110円の節約となる。
なお、炭酸ガス削減効果に関しては、1日当り0.15kg、1ヶ月では3.3[kg]のCOの削減効果となる。また、これら計算結果は、概算による理論値である。
そして、貨物用コンテナ1は、図1〜図3に示すようにコンテナ本体2の左右両側面2b,2cに、その垂直方向全長に亘って延在する台形状の複数の縦凹部5,5,…を長手方向に所要の間隔を置いて形成している。
各縦凹部5は、所定深さに形成された平坦状の底部5aを有する。各底部5aは、コンテナ本体2の長手方向に沿う幅寸法を所定長さに形成し、その幅方向両端には、外方に向けてほぼハの字状に漸次拡開する左右一対の傾斜面5b,5bをそれぞれ形成している。
これら左右一対の傾斜面5b,5bは、その各外端を、各縦凹部5間にそれぞれ形成された凸部6の外面と一体に連成されている。
したがって、コンテナ本体2の左右両側面2b,2cには、複数の縦凹部5と凸部6がコンテナ本体2の長手方向に交互に並設されている。なお、コンテナ本体2の長手方向両端の底部2cには支持台7,7がそれぞれ形成されている。
そして、図1,図3〜図5に示すように、各縦凹部5の底面5aには、その上部と下部に上下一対の上部通風管8と下部導風管9とをそれぞれ配設している。
図3〜図5に示すように上部,下部通風管8,9は、軸方向両端を開口させた所要大の金属製円管により形成され、直管部8a,9aと、その一端部(外端部)を垂直方向(重力方向)下方へほぼ直角に曲げた曲管部8b,9bとをそれぞれ一体に連成することにより形成されている。
これら曲管部8b,9bはその下端を開口させて開口端8c,9cに形成している。また、曲管部8b,9bは、その水平方向外方へ突出する突出端を、その隣り合う凸部6の外面よりも凹部底面5a側へ後退させており、凸部6よりも外方へ突出させていない。
上部,下部通風管8,9は、その直管部8a,9aを縦凹部底面5aにて、その厚さ方向に貫通させてコンテナ本体2内へ延伸させ、コンテナ本体2の内部を外気に連通させている。
上部,下部通風管8,9は、その直管部8a,9aが縦凹部底面5aの貫通孔を貫通する貫通部を縦凹部底面5aに固定している。その固定方法としては、直管部8a,9aの外周部を縦凹部底面5aの貫通部に溶接により固着してもよい。または直管部8a,9aの貫通部の軸方向に前後にねじ溝を所要幅形成し、これら前後一対のねじ溝に、図示しない前後一対の締め付けナットをそれぞれ締め付け、これら前後一対の締め付けナットの締付により直管部8a,9aの貫通部を凹部底面5aの貫通部に内外両側で固く挟持することにより固定してもよい。
上部,下部通風管8,9は、その直管部8a,9a内に、図4,図5で示す開閉弁10を開閉可能に配設し、この開閉弁10を手動操作により開閉するコック10aを、縦凹部底面5aから外部へ延伸する各直管部8a,9aの外端部にそれぞれ配設している。
各上部,下部通風管8,9は、その各曲管部8b,9bの開口端部8c,9c内に、円柱状の防水通風部材11を固着している。
防水通風部材11は、珪素(Si)粉末と高分子樹脂粉末を例えば2:1の所定比で十分に混合して金型に流し込み、例えば500℃〜700℃の高温で所定時間加熱し、その際に溶融した高分子樹脂を金型から外部へ排出させ、残った部分を冷却固化させて円柱状の多孔質体に形成されたものである。これらの孔径の大きさは大小あるが、例えば約100μm程度であり、空気は通すが、水滴等水分は、これら多孔に付着した水分の表面張力により通水が阻止される。これにより、防水可能に通風させることができる。なお、防水通風部材11は多孔質セラミックスでもよく、孔よりも小さい空気分子を通す一方、孔よりも大きい水分子をその孔により捕捉し、防水を図ることができる。
図4に示すようにこの防水通風部材11は、上部,下部通風管8,9の内側開口端部内にも充填され固着されている。
そして、これら各上部,下部通風管8,9の上方には、これら通風管8,9の上方を所要の間隔を置いて被覆する板金製防水板12をそれぞれ配設している。
防水板12は、凹部底面5aから水平方向に延在する横板12aと、この横板12aの突出先端から垂直方向下方へ垂下する縦板12bとを一体に連成してなり、ほぼ倒立L字状に構成されている。横板12aは、その内端(図3)では右端に、ほぼ直角に上方へ立ち上がる取付部12cを一体に連成しており、この取付部12cを凹部底面5aにねじ止めまたは溶接等により固着される。
そして、これら横板12aと縦板12bの幅は、上部,下部通風管8,9の外径よりも大きく形成され、図3中、上方と横方向から吹き付けられる雨や雪等をこの防水板12により受け止め、雨水等の水が上部,下部通風管8,9内へ、その外気開口端8c,9cから侵入することの防止または低減を図っている。
そして、貨物用コンテナ1は、そのコンテナ本体2の全内面に、滅菌塗料を塗布してもよい。滅菌塗料としては、例えば銀やチタン等滅菌作用を有する金属を含有したエマルジョンを使用してもよく、例えば関西ペイント(株)製の銀を含有したアレスシルバー(商品名)でもよい。
これによれば、コンテナ本体2内の内面に滅菌作用を持たせることができるので、コンテナ本体2の内面の菌の増殖を抑制できる。
次に本実施形態に係る貨物用コンテナ1の作用について説明する。
貨物用コンテナ1は、その海上や陸上、航空等の輸送時や駐留時等、外気に晒されている際に、外気温により加熱され、または冷却される。このために、貨物用コンテナ1内の温度も昇温または降下し、貨物用コンテナ1内の貨物も昇温または降下する。
しかし、貨物用コンテナ1のほぼ全外面には遮熱剤4が塗布されているので、貨物用コンテナ1内の昇温降温も抑制される。上記シミュレーションの結果によれば、外気温よりも約6.7℃程度低下させることができる。
そして、貨物用コンテナ1のコンテナ本体2の内部の雰囲気は、その上部の方が下部よりも温度が高いので、自然対流が発生する。また、貨物用コンテナ1内の昇温は遮熱剤4により抑制されるものの、外気温よりも高温である。
そこで、複数の上部,下部通風管8,9の開閉弁10をコック10aの手動操作により開弁すると、貨物用コンテナ1内上部に漂っている比較的高い温度の空気が複数の上部通風管8,8,…を通って外気へ放出される。
このために、貨物用コンテナ1内の自然対流が促進されるで、貨物用コンテナ1内下部の圧力が外気圧よりも低下するので、この貨物用コンテナ1内下部に外気が複数の下部通風管9,9,…内を通風して導入される。このように貨物用コンテナ1内の空気が上部通風管8を通して外気に放出される一方、上部よりも若干低温の下部の外気が下部通風管9を通して貨物用コンテナ1内へ導入される自然対流が発生し、繰り返される。
これにより、貨物用コンテナ1内の自然対流はさらに促進され、外気と貨物用コンテナ1内の間で自然対流が促進される。
その結果、貨物用コンテナ1内の温度は、外気温と平衡するので、外気温とほぼ同じになる。すなわち、従来の鋼鉄製のドライコンテナでは、その内部の温度の方が外気温よりも高温になるが、本実施形態に係る貨物用コンテナ1では、その外面に遮熱剤4を塗布したうえに、上下一対の上部,下部通風管8,9を複数対設けたので、コンテナ本体2内、すなわち貨物用コンテナ1内の温度を外気温とほぼ同じ温度に抑制することができる。
このために、コンテナ本体2内に積み込まれた電子・電気機器ないし部品や美術工芸品等の貨物の熱による劣化を防止または低減できる。
また、コンテナ本体2内の温度が自然対流により外気温とほぼ同じになるので、冷却装置等による冷却により缶詰等の貨物に結露が発生することを防止または低減できる。このために、結露による貨物の腐食や錆の発生を防止または低減できる。
さらに、上部,下部通風管8,9には、その通風路を開閉する開閉弁10と、この開閉弁10を手動により開閉操作するコック10aとを具備しているので、コック10aの開閉操作により、上部,下部通風管8,9の通風路を必要に応じて適宜開閉できる。例えば外気温が所要温度以下で、コンテナ本体2内の温度を低下させ、または抑制する必要が無いときは、コック10aを閉弁操作してもよい。
また、上部,下部通風管8,9には、雨水を受ける倒立L字状の防水板12を配設しているので、雨水や雪等水分が上部,下部通風管8,9内へ、その外気開口端8c,9cから侵入し、さらに、コンテナ本体2内へ侵入することを防止または低減できる。
さらにまた、雨水等水分が上部,下部通風管8,9内へ侵入した場合でも、その出入口両側にある多孔質の防水通風部材11,11により水分の侵入が阻止され、空気のみが通風される。
このために、コンテナ本体2内の外気との換気が確保された状態で貨物が水に濡れることを防止または低減できる。
さらに、各上部,下部通風管8,9と、各防水板12には、その外面がコンテナ本体2の側面2b,2cの凸部6の外面よりも凹部底面5a側へ後退した位置に配設されており、外方へ突出していないので、視覚上の美観の低下を抑制できる。また、複数の貨物用コンテナ1,1,…が、その側面2b,2c同士を近接させて並置された場合でも、これら側面2b,2cの凸部6同士の干渉により、上部,下部通風管8,9と防水板12が衝突して破損することを防止できる。そして、貨物用コンテナ1によれば、ベンチレータ(通風装置)や冷却装置、加温装置等を有しないので、コスト低減を図ることができる。
また、コンテナ本体2の内面には滅菌塗料を塗布しているので、このコンテナ本体2の内面における菌の増殖を防止または抑制できる。このために、コンテナ本体2内の貨物の腐食を防止または低減できる。
さらに、この滅菌塗料に銀やチタン等の滅菌作用を有する金属を含有する場合には、これら銀やチタン等金属の金属イオンにより滅菌用塗料のコンテナ本体2の内面への塗布固着力の増強を図ることができる。
なお、上記第1の実施形態に係る貨物用コンテナ1では、コンテナ本体2の左右一対の側面2b,2cに縦方向(垂直方向)に延在する複数の縦凹部5を形成した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図6で示すように凹部が横方向(水平方向)に延在する貨物用コンテナ1Aにも適用することができる。この貨物用コンテナ1Aも上記貨物用コンテナ1とほぼ同様の作用効果を奏することができる。
図6中、図1〜図5で示す貨物用コンテナ1と同一または相当部分には同一符号を付して重複した説明は省略する。
さらに、上記貨物用コンテナ1,1Aでは、上部,下部通風管8,9を各縦凹部5または各横凹部5hの底面5aにそれぞれ設けた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば1以上の縦凹部5または横凹部5hの底面5aに、上下一対の上部,下部通風管8,9を1対以上設ければよい。また、防水通風部材11は上部,下部通風管8,9の外側開口端8c,9cと内側開口端側の両側に設けずに、そのいずれか一方に設けてもよい。
さらに、貨物用コンテナ1としてはトラックの荷台に据付け固定された貨物用コンテナを含む。また、防水通風部材11は省略してもよい。
以上、本発明の幾つかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 貨物用コンテナ
2 コンテナ本体
2a 屋根
2b,2c 左右一対の側面
2d 底面
2e 他端面
3 開閉ドア
4 遮熱剤
5 縦凹部
5a 凹部底面
5b 傾斜面
6 凸部
7 支持台
8 上部通風管
9 下部通風管
10 開閉弁
10a コック
11 防水通風部材
12 防水板

Claims (17)

  1. コンテナ本体の外面に、アミノ酸金属塩、エポキシアルコキシシラン、チタン粉末およびアクリル系エマルジョンを含有した遮熱剤を塗布したことを特徴とする貨物用コンテナ。
  2. 前記コンテナ本体の上部と下部とにそれぞれ配設され、コンテナ本体の内部を外部に連通させる通風管と、
    これら通風管に配設されて防水可能に通風させる防水通風部材と、
    を具備していることを特徴とする請求項1記載の貨物用コンテナ。
  3. 前記通風管は、手動操作可能の開閉弁を具備していることを特徴とする請求項2記載の貨物用コンテナ。
  4. 前記防水通風部材は、前記通風管の内部に配設されていることを特徴とする請求項2または3記載の貨物用コンテナ。
  5. 前記防水通風部材は、珪素粉末と高分子樹脂粉末との混合物を高温に加熱して多孔質に形成されていることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項記載の貨物用コンテナ。
  6. 前記コンテナ本体の内面に銀、チタン等滅菌作用を有する金属を含有する滅菌用塗料を塗布したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の貨物用コンテナ。
  7. 前記通風管の外気開口端部を所定の間隔を置いて被覆し、この通風管への雨水等水の少なくとも一部の侵入を防止する防水板を、
    具備していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の貨物用コンテナ。
  8. 前記コンテナ本体は、その側壁外面に、水平方向に延在する複数の横凹部を垂直方向に所定の間隔を置いて並設し、またはこの横凹部の直交方向に延在する複数の縦凹部を水平方向に所定の間隔を置いて並設し、その並設方向に、前記横または縦の凹部と凸部を交互に形成し、
    前記側壁の垂直方向上部と下部の前記横凹部または縦凹部の底部に、前記通風管をそれぞれ配設していることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の貨物用コンテナ。
  9. 前記通風管は、その外気開口端を、その隣り合う凸部の外面よりも凹部底面側へ後退させていることを特徴とする請求項2〜8のいずれか1項記載の貨物用コンテナ。
  10. 前記遮熱剤のアミノ酸金属塩の金属は、銀および/または亜鉛であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項記載の貨物用コンテナ。
  11. 前記遮熱剤のアミノ酸金属塩のアミノ酸は、L−ピロリドンカルボン酸であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項記載の貨物用コンテナ。
  12. 前記遮熱剤のエポキシアルコキシシランが、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、トリイソプロピルシランのうちの1種または2種以上であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項記載の貨物用コンテナ。
  13. 前記遮熱剤のアクリル系エマルジョンは、アクリルシリコンエマルジョンであることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項記載の貨物用コンテナ。
  14. 前記遮熱剤は、水酸化アルミニウムを含有することを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項記載の貨物用コンテナ。
  15. 前記遮熱剤は、チタネート系カップリング剤を含有することを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項記載の貨物用コンテナ。
  16. 前記遮熱剤は、バナジウムを含む無機物質を含有することを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項記載の貨物用コンテナ。
  17. 前記遮熱剤は、シリカ、バリウム鉱石の粉末、炭酸バリウムのうちの1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項記載の貨物用コンテナ。
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