JP2015114214A - 回転機械部品の携帯端末利用検査システムおよび検査方法 - Google Patents

回転機械部品の携帯端末利用検査システムおよび検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 スマートフォン等の携帯情報端末器と専用センサ用いることで、軸受等の回転機械部品の動作状態を簡易に検査することができるようにする。また、携帯端末からサーバへの通信の過程で通信障害により検出データが損なわれる可能性を低くでき、また回転機械部品の全周の検査と同等の異常診断等の処理が行えるようにする。
【解決手段】 スマートフォン等の汎用の携帯情報端末器2と、これに接続される専用センサ3とを用いる。専用センサ3で検出した検出データを携帯情報端末器2からサーバ6へ送信し、サーバ6はデータ処理して処理結果を携帯情報端末器2へ送信する。携帯情報端末器2は、送られた処理結果を画面21aに表示させる。前記専用センサ3による1回の検出時間は、回転機械部品1の1回転未満の時間とし、複数回の検出およびデータ処理の結果から、作業者が回転機械部品1の異常を判断する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、転がり軸受や等速ボールジョイント等の転動体を備えた機械部品である回転機械部品の運転状態につき、一般に普及しているスマートフォン等の携帯情報端末器を用いて検査する回転機械部品の携帯端末利用検査システムおよび検査方法に関する。
軸受等の回転機械部品の検査方法として、軸受等の回転機械部品の振動や温度の測定を行い、状態の表示や検査を行う方法がある(例えば、特許文献1,2)。
特開平5−17625号公報 特許第2954183号公報
特許文献1,2等に開示された従来の検査方法は、検査するための専用の表示装置や処理装置が必要であり、装置も大きく高価なものであり、一般的には使用が難しいという課題がある。
このような課題を解消する軸受振動の診断装置として、振動分析はサーバで行うようにし、測定者は振動ピックアップ等の専用センサとその検出データをサーバへ送るスマートフォン等の携帯情報端末器と、振動ピックアップのデータを携帯情報端末器へ送るA/D変換器のみを持つようにしたシステムを考えた。振動ピックアップの振動検出データは携帯情報端末器からサーバへ送り、サーバで分析してその結果を携帯情報端末器へ送り返し、表示させる。そのため、測定者は振動を分析させるパーソナルコンピュータ等が不要となって、低コストで分析が可能になる。スマートフォン等の携帯情報端末器による通信は、通常はインターネット等の通信機能を用い、また無線による移動体通信が用いられる。
しかし、上記のようにインターネット等の通信機能を用いてデータ搬送して、サーバで軸受等の振動検査を行う場合、データ量が大きいと通信時間がかかり、通信状態によっては通信途中で通信不能となり、検査できなくなる恐れがある。上記の通信不能は、電波が弱くて途切れたり、電波障害が生じた場合に起こる。また、通信不能にまでは至らなくても、ノイズが乗ってデータの品質が低下することがある。
軸受の振動検出では、通常は、全周のいずれかの箇所に異常があることを判定するために、1回転以上の範囲に渡る測定を行うが、振動測定は波形を検出するデータであるため、データ量が多くなる。前記軸受が、例えば連続鋳造設備や遊園地の遊具等に持ちられる軸受の場合、回転速度が遅く、上記のように1回転分の検出を行うと、検出データのデータ量が非常に多くなる。
この発明の目的は、一般的に普及している携帯情報端末器を使用し、これに入力する専用センサ用いることで、軸受等の回転機械部品の動作状態を簡易に検査することができ、かつ携帯端末からサーバへの通信の過程で通信障害により検出データが損なわれる可能性を低くでき、また回転機械部品の全周の検査と同等の異常診断等の処理が行える回転機械部品の携帯端末利用検査システムおよび検査方法を提供することである。
この発明の回転機械部品の携帯端末利用検査システムは、回転機械部品1を検査するシステムであって、汎用の携帯情報端末器2と、前記回転機械部品1の状況を検出しその検出したデータを前記携帯情報端末器2に入力する専用センサ3と、前記携帯情報端末器2に通信回線網によって接続されるサーバ6とを備える。
前記携帯情報端末器2は、前記専用センサ3から入力された検出データを前記サーバ6へ送信し、このサーバ6でデータ処理されてサーバ6から送信された処理結果を画面21aに表示させる機能を有する。
前記サーバ6は、データ処理ソフトウェア4および前記回転機械部品1の型番毎の仕様のデータを蓄積したデータベース15を有し、前記データ処理ソフトウェア4は、前記携帯情報端末器1から送信された検出データおよび前記仕様のデータを用いてデータ処理し、処理結果を前記携帯情報端末器2へ送信する手順を有し、
前記専用センサ3により前記検出を行う1回の検出時間を、検査対象である前記回転機械部品1の1回転未満の時間とし、かつ前記携帯情報端末器2から前記サーバ6へ送信する各回の送信における前記検出データを、前記専用センサ3による1回分の検出データとする手段を携帯情報端末器2に有する。
前記の「回転機械部品1の1回転未満の時間」を定めるための1回転の時間は、検査時の回転数(=回転速度)が既知であれば、その回転数から定まる時間であり、不明の場合は、その回転機械部品1の使用形態等に応じた標準的な回転時間とし、任意に定めれば良い。また、1回転に対する1回の検出時間の割合についても、任意に定めれば良く、各回の検出で異なっていても良い。
この明細書において、「回転機械部品1」は、転がり軸受や等速ボールジョイント等の転動体を備えた機械部品を言う。前記汎用の携帯情報端末器2は、スマートフォンやタブレット等であり、電話機能は必ずしも備えていなくても良いが、電話網,インターネット等の広域の通信回線網7を介してサーバ6と接続可能で、かつアプリケーションプログラムをダウンロードしてインストール可能なOS(オペレーションプログラム)9を有する情報処理機器である。前記専用センサ3は、例えば振動を検出するピックアップや、温度検出用のセンサ3であり、マイクロUSB(接続インタフェース規格であるUSB規格の一つ)等の規格適合した端子8aを持つケーブル8や、無線LAN等で携帯情報端末器2と接続される。前記専用センサ3は、この他に、メモリチップやUSBモメリ等の着脱自在な記憶媒体を介して携帯情報端末器2にデータの入力が可能なものあっても良い。前記回転機械部品1の型番は、軸受の場合、呼び名または呼び番号等とも称される、仕様毎に定められた回転機械部品1の番号、または回転機械部品1の1個毎に定められた番号である。前記仕様のデータ5は、回転機械部品1が転がり軸受の場合、例えば、ボール個数、ボール径、内輪・外輪寸法等である。なお、データ処理ソフトウェア4によるデータ処理には、前記仕様のデータ5と専用センサ3から付与された検出データの他に、携帯情報端末器2の持つ手入力手段22から入力した軸受等の回転機械部品1の回転速度等のデータを用いても良い。
この構成によると、汎用の携帯情報端末器2を、専用センサ3の検出データを読み込み、その検出データをサーバ6へ送って処理させる手段、およびサーバから送信された処理結果を表示する手段として用いる。そのため、専用センサ3を準備するだけで、その他は一般的に普及しているスマートフォンやタブレット等の携帯情報端末器2を用いて、回転機械部品1の動作状態を簡易に検査することができる。
前記専用センサ3により前記検出を行って1回で送信する検出時間、すなわち検査のために測定を持続する時間は、検査対象である前記回転機械部品1の1回転未満の時間とするため、振動検出等のデータ量が多くなる検査においても、データ量を少なくできて送信時間が短くなる。そのため、送信中に電波障害等の通信障害により送信が中断したり、ノイズが乗るなどして検出データが損なわれる可能性低くなる。1回転未満の時間とするため、回転機械部品1の回転を行う全周の検査を1回で検査で行うことはできないが、専用センサ3による検出からサーバ6によるデータ処理、処理結果の送信、前記携帯情報端末器2の画面21aへの表示に至る検査過程を複数回繰り返す。その複数回の前記携帯情報端末器2の画面21aの表示内容から、オペレータによる前記回転機械部品1の1回の異常判断を行うことで、全周の検査が行える。各回の検出で回転機械部品1のどの円周範囲を検出するかは定めていなくても、何回か、例えば数回検出すれば、重複部分は生じるが、回転機械部品1の全周のうちの全体の検出データが得られ、全周の検査が行える。したがって、回転機械部品1の全周のうちの一部に異常が生じている場合であっても、異常判定の検査が行える。なお、作業者が回転機械部品1の異常を聴覚や視覚等で感じていて、携帯情報端末器2の画面21aへの表示に異常が現れていないような場合は、全周のうちの異常箇所が検出されていない恐れがあるが、検出の繰り返し回数を増やすことでその異常箇所が検出され、画面21aへの表示に異常が現れる。
この発明の検査システムにおいて、前記専用センサ3は振動または音響を検出するセンサ3であって、前記検出データは波形データであり、前記サーバ6は周波数分析を行って前記回転機械部品1の部位毎の異常有無の結果を前記携帯情報端末器2へ送信し、前記携帯情報端末器2は前記部位毎の異常有無の結果を前記画面21aに表示させるようにしても良い。
振動や音響の検出であって検出データが波形データである場合は、検出データのデータ量が多いため、この発明における複数回に分けて検出することによる、通信中の検出データの損傷の回避の効果がより一層効果的となる。また、周波数分析を行って前記回転機械部品1の部位毎の異常有無の結果を表示させるようにすると、回転機械部品1の異常の内容が明確に分かり、回転機械部品1の対処が行い易い。このような周波数分析を行って回転機械部品1の部位毎の異常有無を判断するデータ処理ソフトウェア4は、複雑でデータ処理量が多くなるが、サーバ6にそのデータ処理ソフトウェア4を持つことで、パーソナルコンピュータ等で処理を行う場合と異なり、高速の処理が行える。
この発明の検査システムにおいて、前記回転機械部品1が転がり軸受であっても良い。転がり軸受のである場合、この発明の前記各効果がより効果的に発揮される。
この発明の回転機械部品の携帯端末利用検査方法は、回転機械部品1の異常を検査する方法であって、汎用の携帯情報端末器2と、前記回転機械部品1の状況を検出しその検出データを前記携帯情報端末器2に入力する専用センサ3と、サーバ6とを用い、
前記専用センサ3で検出し前記携帯情報端末器2に付与された検出データを前記サーバ6に送信し、このサーバ6に備えられたデータ処理ソフトウェア4により、前記検出データと前記回転機械部品1の型番毎の仕様のデータとを用いてデータ処理し、処理結果を前記サーバ6から前記携帯情報端末器2に送信してこの携帯情報端末器2の画面21aに表示させ、
前記専用センサ3により前記検出を行う1回の検出時間を、検査対象である前記回転機械部品1の1回転未満の時間とし、かつ前記携帯情報端末器2から前記サーバ6へ送信する各回の送信における前記検出データは、前記専用センサ3による1回分の検出データとし、
前記専用センサ3による検出から前記サーバ6によるデータ処理、処理結果の送信、前記携帯情報端末器2の画面21aへの表示に至る検査過程を複数回繰り返し、その複数回の前記携帯情報端末器2の画面21aの表示内容から、オペレータによる前記回転機械部品1の1回の異常判断を行うことを特徴とする。
この検査方法においても、前記の「回転機械部品1の1回転未満の時間」を定めるための1回転の時間は、検査時の回転数(=回転速度)が既知であれば、その回転数から定まる時間であり、不明の場合は、その回転機械部品1の使用形態等に応じた標準的な回転時間とし、任意に定めれば良い。また、1回転に対する1回の検出時間の割合についても、任意に定めれば良く、各回の検出で異なっていても良い。
この検査方法によると、この発明の検査システムについて前述した各作用,効果が得られる。
この発明の検査方法において、前記専用センサ3は振動または音響を検出するセンサ3であって、前記検出データは波形データであり、前記サーバ6は周波数分析を行って前記回転機械部品1の部位毎の異常有無の結果を前記携帯情報端末器2へ送信し、前記携帯情報端末器2は前記部位毎の異常有無の結果を前記画面21aに表示させるようにしても良い。また、前記回転機械部品1が転がり軸受であっても良い。
この構成の場合、この発明の検査システムについて前述した各作用,効果が得られる。
この発明の回転機械部品の携帯端末利用検査システムは、回転機械部品を検査するシステムであって、汎用の携帯情報端末器と、前記回転機械部品の状況を検出しその検出したデータを前記携帯情報端末器に入力する専用センサと、前記携帯情報端末器に通信回線網によって接続されるサーバとを備え、前記携帯情報端末器は、前記専用センサから入力された検出データを前記サーバへ送信し、このサーバでデータ処理されてサーバから送信された処理結果を画面に表示させる機能を有し、前記サーバは、データ処理ソフトウェアおよび前記回転機械部品の型番毎の仕様のデータを蓄積したデータベースを有し、前記データ処理ソフトウェアは、前記携帯情報端末器から送信された検出データおよび前記仕様のデータを用いてデータ処理し、処理結果を前記携帯情報端末器へ送信する手順を有し、前記専用センサにより前記検出を行う1回の検出時間を、検査対象である前記回転機械部品の1回転未満の時間とし、かつ前記携帯情報端末器から前記サーバへ送信する各回の送信における前記検出データは、前記専用センサによる1回分の検出データとする手段を前記携帯情報端末器に有するため、一般的に普及している携帯情報端末器を使用し、これに入力する専用センサ用いることで、軸受等の回転機械部品の動作状態を簡易に検査することができ、かつ携帯端末からサーバへの通信の過程で通信障害により検出データが損なわれる可能性を低くでき、また回転機械部品の全周の検査と同等の異常診断等の処理が行える。
この発明の回転機械部品の携帯端末利用検査方法は、回転機械部品の異常を検査する方法であって、汎用の携帯情報端末器と、前記回転機械部品の状況を検出しその検出データを前記携帯情報端末器に入力する専用センサと、サーバとを用い、
前記専用センサで検出し前記携帯情報端末器に付与された検出データを前記サーバに送信し、このサーバに備えられたデータ処理ソフトウェアにより、前記検出データと前記回転機械部品の型番毎の仕様のデータとを用いてデータ処理し、処理結果を前記サーバから前記携帯情報端末器に送信してこの携帯情報端末器の画面に表示させ、
前記専用センサにより前記検出を行う1回の検出時間を、検査対象である前記回転機械部品の定められた回転時間の1回転未満の時間とし、かつ前記携帯情報端末器から前記サーバへ送信する各回の送信における前記検出データは、前記専用センサによる1回分の検出データとし、
前記専用センサによる検出から前記サーバによるデータ処理、処理結果の送信、前記携帯情報端末器の画面への表示に至る検査過程を複数回繰り返し、その複数回の前記携帯情報端末器の画面の表示内容から、オペレータによる前記回転機械部品の1回の異常判断を行うため、一般的に普及している携帯情報端末器を使用し、これに入力する専用センサ用いることで、軸受等の回転機械部品の動作状態を簡易に検査することができ、かつ携帯端末からサーバへの通信の過程で通信障害により検出データが損なわれる可能性を低くでき、また回転機械部品の全周の検査と同等の異常診断等の処理が行える。
この発明の一実施形態に係る回転機械部品の携帯端末利用検査システムおよび方法を示す説明図である。 同回転機械部品の携帯端末利用検査方法および検査システムの概念構成のブロック図である。 同検査方法の流れ図である。
この発明の一実施形態に係る回転機械部品の携帯端末利用検査システムおよび検査方法を、図1〜図3と共に説明する。この検査方法は、回転機械部品1の異常を検査する方法であって、スマートフォン等の汎用の携帯情報端末器2と、これに接続される専用センサ3と、携帯情報端末器2にインターネット等の通信回線網7を介して接続されるサーバ6とを用いる。サーバ6に、データ処理ソフトウェア4および回転機械部品1の仕様等のデータ5を記憶したデータベース15が設けられる。サーバ6は、この回転機械部品の携帯端末利用検査方法に用いる専用のサーバであっても、この回転機械部品の携帯端末利用検査方法とは無関係の種々のアプリケーションプログラムやデータを配信する機能を備えたものであっても良い。
回転機械部品1は、転がり軸受や等速ボールジョイント等の転動体を備えた機械部品である。具体例を挙げると、連続鋳造設備に用いられる軸受や、遊園地の遊具に用いられる軸受である。携帯情報端末器2は、スマートフォンやタブレット等であり、電話機能は必ずしも備えていなくても良いが、電話網,インターネット等の広域の通信回線網7を介してサーバ6と接続可能で、かつアプリケーションプログラムをダウンロードしてインストール可能なOS(オペレーションプログラム)9を有する情報処理機器である。なお、スマートフォンは、上記の携帯情報端末器2の定義のうち、電話機能を備えたものを言う。前記通信回線網7は、移動体通信が行える回線網である。
前記専用センサ3は、例えば振動または音響を検出するセンサであり、この例では振動検出用のピックアップを用いている。専用センサ3は、マイクロUSB(接続インターフェース規格であるUSB規格の一つ)等の規格に適合した端子8aを持つケーブル8により携帯情報端末器2に差し込み接続される。この他に、専用センサ3は、無線LAN等で携帯情報端末器2と接続されるものであっても、また、メモリチップやUSBモメリ等の着脱自在な記憶媒体(図示せず)が着脱可能で、この記憶媒体を介して携帯情報端末器2にデータの付与が可能なものあっても良い。
なお、この例の専用センサ3は、前記振動検出用のピックアップからなるセンサ本体3aと、A/D変換器3bとでなり、センサ本体3aで検出して電圧値で出力されるアナログ信号の振動波形のデータは、A/D変換器3bでディジタルデータに変換して携帯情報端末器2に取り込まれる。A/D変換器3bはセンサ本体3aと同じ筐体内に設けられていても良い。
図2に示すように、サーバ6は、通信等処理手段11と、データ処理ソフトウェア4を記憶した記憶手段(図示せず)と、端末側処理ソフトウェア33を記憶した記憶手段(図示せず)と、軸受等の回転機械部品1の仕様についてのデータベース15と、処理結果記憶手段31とを備える。
通信等処理手段11は、通信制御手段12と、要求応答手段37と、処理結果返送手段34と、課金処理手段14と有する。通信制御手段12は、通信回線網7を介して、携帯情報端末器2からのアクセスに対応し、通信を確立して通信に関する種々の制御を行う手段である。要求応答手段37は、携帯情報端末器2からのデータ処理の要求に対して、前記データ処理ソフトウェア4によるデータ処理を行わせ、また端末側処理ソフトウェア33を携帯情報端末器2へ送信する。処理結果返送手段34は、データ処理ソフトウェア4による処理結果を携帯情報端末器2へ返送する。課金処理手段14は、携帯情報端末器2からのデータ処理ソフトウェア4による処理に対して課金を行う手段である。課金の方法は、データ処理ソフトウェア4の使用毎に課金する方法であっても良く、または定格の課金を行う方法や、端末側処理ソフトウェア33のダウンロードに対して課金する方法であっても良い。
前記データ処理ソフトウェア4は、サーバ6に回転機械部品1の検査のためのデータ処理を行わせるプログラムおよびデータであって、サーバ6の持つOS(オペレーションプログラム)上で実行するアプリケーションプログラムである。データ処理ソフトウェア4は、例えば、軸受振動データの周波数分析(FFT分析)を行い、FFT分析結果から上記軸受の各部(例えば、内輪、外輪、転動体、保持器)の振動数の振動レベルを検出する構成とされる。この振動レベルを検出して閾値と比較し、閾値を超える場合は異常と判断する。データ処理ソフトウェア4は、異常と判断したときは、帯情報端末器2の画面21aに異常があることを表示させ、閾値未満の場合は異常がないと判断して異常がない旨の表示を前記画面21aに表示させる処理を、前記処理結果返送手段34を介して行わせる機能を有する。
データ処理ソフトウェア4は、この異常の判断を行うにつき、閾値以内であっても経時的な処理結果の比較で定められた条件に該当するときは異常であると判断し、その判断結果を前記携帯情報端末器2の画面21aに表示させるようにしても良い。
データベース15は、携帯情報端末器2からのアクセスによって検索可能なデータベースマネジメントシステム(図示せず)とデータの記憶手段とでなり、検索項目16として、回転機械部品1が軸受の場合、その軸受を階層的に分類した名称を有している。検索項目16は、玉軸受ところ軸受とに区分した階層、玉軸受につき、深溝玉軸受、アンギュラ玉軸受、その他の各形式の軸受に区分し、ころ軸受につき、テーパころ軸受と円筒ころ軸受、その他の各形式の軸受に区分した階層、さらにサイズ別に区分した階層、シール有無、シール形式に区分した階層に区分されている。検索項目16は、区分の形式が互いに異なる複数種類の階層を持つようにしても良い。最下層となる一つの型番についての仕様のデータ5は、ファイルとして設けられている。データベース15は、複数の仕様のデータ5を、種々の階層のフォルダとして抽出可能とされている。
仕様のデータ5は、回転機械部品が転がり軸受の場合、例えば、ボール個数、ボール径、内輪・外輪寸法等である。回転機械部品1の型番は、回転機械部品1の仕様毎に定められた回転機械部品の番号、または回転機械部品の1個毎に定められた番号であり、回転機械部品1が軸受の場合、呼び名または呼び番号等とも称される番号、または製造番号が用いられる。
処理結果記憶手段31は、前記データ処理ソフトウェア4で処理された処理結果を記憶する手段である。処理結果記憶手段31は、例えばデータベースとして設けられ、データ処理ソフトウェア4で処理した仕様のデータ5や、専用センサ3から得たデータを、携帯情報端末器2の識別データ等と共に記憶する構成としても良い。また、前記データ処理ソフトウェア4は、前記処理結果を複数比較する機能、並びに処理結果をサーバ6の前記処理結果記憶手段31に記憶させる機能、およびこの処理結果記憶手段31から適宜の検索条件で検索して、記憶されている処理結果をダウンロードする機能を有するものとしても良い。前記携帯情報端末器2により、上記の比較する機能を用いて前記複数の前記処理結果を比較しても良い。複数の処理結果を比較することで、より一層適切な検査や、検査結果の評価を行うことができる。
端末側処理ソフトウェア33は、携帯情報端末器2で使用するソフトウェアであり、携帯情報端末器2からの送信要求に応答して前記要求応答手段37より携帯情報端末器2へ送信する。
前記端末側処理ソフトウェア33は、詳しくは専用センサ3で検出して携帯情報端末器2に付与された検出データをサーバ6へ送信し、サーバ6にデータ処理を行わせる処理等のソフトウェアである。端末側処理ソフトウェア33は、携帯情報端末器2でインストールされ、つまり実行可能状態とされることで、携帯情報端末器2に、検出データ送信手段35、処理結果表示手段36、および異常判断手段38を構成する。
携帯情報端末器2の構成につき、具体的に説明する。携帯情報端末器2は、前述のようにスマートフォンやタブレット等であり、前述のアプリケーションプログラムをダウンロードしてインストール可能なOS9と、画面表示装置21と、手入力手段22と、通信制御手段23と、接続インタフェース24と、入力情報記憶手段25とを有する。
画面表示装置21は、液晶等の画面21aに画像を表示する手段である。手入力手段21は、オペレータが手で入力するための手段であり、文字,数字の入力用のハードウェアキーボード、または画面21a上に手指やタッチペン等を触れて入力を可能とするソフトェアキーボード等からなる。通信制御手段23は、通信回線網7を介してサーバ6と通信を行う各種の処理を行う手段である。接続インタフェース24は、携帯情報端末器2と他の機器とを接続するインタフェースであり、この例では、前記マイクロUSB規格の差し込み接続用端子、およびその入出力処理の回路やソフトウェアで構成される。
入力情報記憶手段25は、サーバ6や、手入力手段22、接続インタフェース24を介して入力された専用センサ3の検出データを記憶する手段である。入力情報記憶手段25には、前記データ処理ソフトウェア4が入力されて、実行可能なようにインストールされ、またサーバ6からダウンロードした仕様のデータ5が、階層構造のフォルダからなる仕様データ群26として記憶される。入力情報記憶手段25の検出データ記憶部27は、専用センサ3から得た検出データが記憶され、入力データ記憶部28には、手入力手段22から入力された各種のデータ、例えば軸受回転速度等が記憶される。
前記データ処理ソフトウェア4が入力されインストールされると、検出データ送信手段35、異常判断手段38、および処理結果表示手段36が構成される。
検出データ送信手段35は、専用センサ3で検出されて携帯情報端末器2に取り込まれた検出データをサーバ6へ送信する手段である。検出データ送信手段35は、例えば、携帯情報端末器2の手入力手段21の操作等で検出開始操作されると、設定時間だけ専用センサ3の検出データを取り込み、その取り込んだ検出データを1回の送信のデータとしてサーバ6へ送信する。前記設定時間は、検出対象となる回転機械部品1の1回転未満の時間とする。回転機械部品1の1回転の時間は、検査時の回転数(=回転速度)が既知であれば、その回転数から定まる時間であり、不明の場合は、その回転機械部品1の使用形態等に応じた標準的な1回転の時間とし、任意に定めれば良い。また、1回転に対する1回の検出時間の割合についても、任意に定めれば良く、各回の検出で異なっていても良い。例えば1/4回転以下等となる時間を前記設定時間とする。
検出データ送信手段35は、検出時間を上記設定時間とする代わりに、例えば手入力手段21でオン操作が続けられている間だけ継続させ、作業者によって検出時間を自由に変えるようにしても良く、またこのオン操作が続けられている間だけ検出を継続させるモードと、設定時間だけ検出を継続するモードとに、手入力手段21等の操作によって切換可能としても良い。前記検出データ送信手段35において、前記設定時間は、回転数が既知である場合は、回転機械部品1の機種や使用形態が入力にされることによって、設定規則に従って定めるようにしても良い。
この実施形態の検査システムを用いた検査方法を説明する。まず、準備過程として、携帯情報端末器2から端末側処理ソフトウェア33の送信要求をサーバ6に行う。この送信要求に応答して、サーバ6は、端末側処理ソフトウェア33を携帯情報端末器2へ送信する。携帯情報端末器2は、ダウンロードした端末側処理ソフトウェア33をインストールし、実施可能な状態とする。
検査に際しては、携帯情報端末器2に専用センサ3から入力された検出データと、手入力手段22等から入力された回転機械部品1の型番と、回転機械部品1における専用センサ3による検査時の回転数(=回転速度)のデータを、携帯情報端末器2から前記サーバ6に送信する。回転数のデータは、手入力手段22から入力したデータであっても、また回転検出器(図示せず)から得たデータであっても良い。
サーバ6は、受信した検出データを、前記データ処理ソフトウェア4により前記型番毎の仕様のデータ5と回転数を用いて処理し、処理結果を処理結果返送手段34によって前記携帯情報端末器2に送り返す。このとき、サーバ6は、例えば、回転機械部品2の部位毎(転がり軸受の場合、内輪、外輪、転動体、保持器等)の異常有無を判断し、各部位毎の異常有無の結果を処理結果として送り返す。携帯情報端末器2は、この送り返された処理結果を画面21aに表示させる。例えば、内輪、外輪、転動体、保持器の各部を表す文字、絵文字や記号と、異常有無を知らせる文字、絵文字や記号によって表示する。具体例を挙げると、「内輪:○、外輪:○、転動体:○、保持器:×」のような表示を行う。
専用センサ3で検出して送信する検出データは、回転機械部品1の1回転未満の時間で検出されるデータである。そのため、図3に示すように、専用センサ3で検出して携帯情報端末器2へ検出信号を送信し(S1)、サーバ6で異常判断等の処理を行って携帯情報端末器2へ処理結果を送り(S2)、携帯情報端末器2で結果を表示して作業者がその表示された結果を見る(S3)と言う過程を、複数回、例えば数回(3〜6回)繰り返す。なお、サーバ6による異常判断等の処理は、送られた検出データの範囲で行い、回転機械部品1における検出データのない円周方向部分については異常判断等を行わない。
その後、この複数回の繰り返し過程における各回の処理結果の内容から回転機械部品1の異常判断を作業者が行う。例えば、回転機械部品2の部位毎(内輪、外輪、転動体、保持器毎)の○,×の等の表示による異常判断結果において、1回でも異常を示す×の結果があると、その回転機械部品1は異常が生じていると判断できる。
この方法によると、検出データの処理をサーバ6で行うため、携帯端末2から検出データの送信を行うことは必要となるが、サーバ6は携帯端末2に比べて飛躍的に高速の処理機能を持つものが通常であるため、その高速の処理機能を用いて検出データの処理を高速に行え、また高度な処理を行って詳しく精度の高い診断を行うことができる。
ただし、この方法は、所謂生データである信号波形のデータをサーバ6に送信するため、送信する検出データのデータ量が多く、上記の通信障害の懸念がある。しかし、この方法によると、専用センサ3により前記検出を行って1回で送信する検出時間、すなわち検査のために測定を持続する時間は、検査対象である回転機械部品1の1回転未満の時間とするため、振動検出等のデータ量が多くなる検査においても、データ量を少なくできて送信時間が短くなる。そのため、送信中に電波障害等の通信障害により送信が中断したり、ノイズが乗るなどして検出データが損なわれる可能性低くなる。1回転未満の時間とするため、回転機械部品1の回転を行う全周の検査を1回で検査で行うことはできないが、専用センサ3による検出からサーバ6によるデータ処理、処理結果の送信、前記携帯情報端末器2の画面21aへの表示に至る検査過程を複数回繰り返す。その複数回の前記携帯情報端末器2の画面21aの表示内容から、作業者による回転機械部品1の異常判断を行うことで、全周の検査が行える。
なお、各回の検出で回転機械部品1のどの円周範囲を検出するかは定めていなくても、何回か、例えば数回検出すれば、重複部分は生じるが、回転機械部品1の全周の検出データが得られ、全周の検査が行える。したがって、回転機械部品1の全周のうちの一部に異常が生じている場合であっても、異常判定の検査が行える。作業者が回転機械部品1の異常を聴覚で感じていて、携帯情報端末器1の画面21aへの表示に異常が現れていないような場合は、全周のうちの異常箇所が検出されていない恐れがあるが、検出の繰り返し回数を増やすことでその異常箇所が検出され、画面21aへの表示に異常が現れる。
このサーバ6でデータ処理を行う方法の場合に、前記携帯情報端末器2に、前記データ処理ソフトウェア4でデータ処理された処理結果を記憶し、複数の処理結果を比較するようにしても良い。この処理結果の比較は、端末側処理ソフトウェア33により行う。
また、このサーバ6でデータ処理を行う方法の場合に、前記データ処理による処理結果として数値データを求め、この数値データが、前記型番毎に定められた閾値を超えるか、または閾値以内であっても経時的な処理結果の比較で定められた条件に該当するときは異常であると判断し、その判断結果を処理結果表示手段36等で前記携帯情報端末器2の画面に表示させるようにしても良い。
1…回転機械部品
2…携帯情報端末器
3…専用センサ
4…データ処理ソフトウェア
5…仕様のデータ
6…サーバ
7…通信回線網
8…コード
21a…画面
31…処理結果記憶手段
32…可搬の記憶手段
33…端末側処理ソフトウェア
34…処理結果返送手段
35…検出データ送信手段
36…処理結果表示手段
37…要求応答手段
38…異常判断手段

Claims (6)

  1. 回転機械部品を検査するシステムであって、汎用の携帯情報端末器と、前記回転機械部品の状況を検出しその検出したデータを前記携帯情報端末器に入力する専用センサと、前記携帯情報端末器に通信回線網によって接続されるサーバとを備え、
    前記携帯情報端末器は、前記専用センサから入力された検出データを前記サーバへ送信し、このサーバでデータ処理されてサーバから送信された処理結果を画面に表示させる機能を有し、
    前記サーバは、データ処理ソフトウェアおよび前記回転機械部品の型番毎の仕様のデータを蓄積したデータベースを有し、前記データ処理ソフトウェアは、前記携帯情報端末器から送信された検出データおよび前記仕様のデータを用いてデータ処理し、処理結果を前記携帯情報端末器へ送信する手順を有し、
    前記専用センサにより前記検出を行う1回の検出時間を、検査対象である前記回転機械部品の1回転未満の時間とし、かつ前記携帯情報端末器から前記サーバへ送信する各回の送信における前記検出データは、前記専用センサによる1回分の検出データとする手段を前記携帯情報端末器に有する、
    回転機械部品の携帯端末利用検査システム。
  2. 請求項1に記載の回転機械部品の携帯端末利用検査システムにおいて、前記専用センサは振動または音響を検出するセンサであって、前記検出データは波形データであり、前記サーバは周波数分析を行って前記回転機械部品の部位毎の異常有無の結果を前記携帯情報端末器へ送信し、前記携帯情報端末器は前記部位毎の異常有無の結果を前記画面に表示させる回転機械部品の携帯端末利用検査システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の回転機械部品の携帯端末利用検査システムにおいて、前記回転機械部品が転がり軸受である回転機械部品の携帯端末利用検査システム。
  4. 回転機械部品の異常を検査する方法であって、汎用の携帯情報端末器と、前記回転機械部品の状況を検出しその検出データを前記携帯情報端末器に入力する専用センサと、サーバとを用い、
    前記専用センサで検出し前記携帯情報端末器に付与された検出データを前記サーバに送信し、このサーバに備えられたデータ処理ソフトウェアにより、前記検出データと前記回転機械部品の型番毎の仕様のデータとを用いてデータ処理し、処理結果を前記サーバから前記携帯情報端末器に送信してこの携帯情報端末器の画面に表示させ、
    前記専用センサにより前記検出を行う1回の検出時間を、検査対象である前記回転機械部品の1回転未満の時間とし、かつ前記携帯情報端末器から前記サーバへ送信する各回の送信における前記検出データは、前記専用センサによる1回分の検出データとし、
    前記専用センサによる検出から前記サーバによるデータ処理、処理結果の送信、前記携帯情報端末器の画面への表示に至る検査過程を複数回繰り返し、その複数回の前記携帯情報端末器の画面の表示内容から、オペレータによる前記回転機械部品の1回の異常判断を行うことを特徴とする、
    回転機械部品の携帯端末利用検査方法。
  5. 請求項4に記載の回転機械部品の携帯端末利用検査方法において、前記専用センサは振動または音響を検出するセンサであって、前記検出データは波形データであり、前記サーバは周波数分析を行って前記回転機械部品の部位毎の異常有無の結果を前記携帯情報端末器へ送信し、前記携帯情報端末器は前記部位毎の異常有無の結果を前記画面に表示させる回転機械部品の携帯端末利用検査方法。
  6. 請求項4または請求項5に記載の回転機械部品の携帯端末利用検査方法において、前記回転機械部品が転がり軸受である回転機械部品の携帯端末利用検査方法。






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